[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  コミュニケーション が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「コミュニケーション」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:国際比較調査コミュニケーションを含む研究件
❏多元的無知が環境配慮行動を阻害するプロセスの解明-国際比較調査・実験による検討(21H00932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】環境コミュニケーション / 多元的無知 / 国際比較 / 社会規範 / ゲーミング (他8件)
【概要】本研究では、複数の国においてオンライン調査を実施し、多元的無知が実際に環境コミュニケーションを取る意図に影響を及ぼしているのかを検討する。 2021年度は、そのための準備として、調査項目の検討を行い、日本において予備調査を実施した。オンライン調査における回答数は711、有効回答数は331であった。全国の20歳~69歳を対象とし、性別、年代が均等になるように割り付けた。 自身の省エネ問題に関する会話...
❏環境配慮型ライフスタイルを促進するコミュニケーションの検討:国際比較実験を用いて(16K00749)
【研究テーマ】家政・生活学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】コミュニケーション / 環境配慮型ライフスタイル / ゲーミング / 国際比較実験 / 多元的無知 (他13件)
【概要】本研究では、環境ライフスタイルを広めるコミュニケーションの効果を、次の2つの国際比較実験により検討した。1)省エネ製品を勧めるメッセージの効果を検討する国際比較実験を日本、中国、ドイツにおいて検討した。日本では友人条件と会社条件で差がなかったのに対し、ドイツでは会社条件の方が友人条件よりも省エネ製品購入意図の変化量が大きかった。2)自身が環境配慮行動を他者に勧める立場を演じる、説得納得ゲームを用い...
【情報学】計算基盤:ソフトウェアエージェントコミュニケーションを含む研究件
❏社会ネットワークに着目したエージェント指向協調学習支援システムの研究開発(12558011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】緒方 広明 徳島大学, 工学部, 助教授 (30274260)
【キーワード】社会的ネットワーク / 協調学習環境 / グループウェア / コラボレーション / コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究の目的は、エージェント技術を用いて個人がもつ社会ネットワークを通じてユーザ同士が新たに出会い、知識ネットワークの構成し、新たな知識を創造し、それを蓄積・活用していける協調学習環境を構築することである。つまり、本研究では、社会ネットワークを単に情報や知識の伝達手段だけでなく、一人一人の個人の能力の開発手段と捉えており、各個人の知識ネットワークの成長と知識の創生の支援を目指すものである。 本研究...
❏インターネットを利用した日本語学習マルチメディア辞書の構築(09558017)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】矢野 米雄 徳島大学, 工学部, 教授 (40035663)
【キーワード】インターネット / WWW / リソース / 日本語教育 / 辞書システム (他26件)
【概要】我々は,WWWに代表されるインターネットを利用したオープンで拡張可能な日本語学習用電子辞書システムの研究として,待遇表現学習システムJecy,漢字熟語辞書システムKIDS-II,擬音語擬態辞書システムJamios,漢字学習支援システムJUPITERおよびAnckleのプロジェクトを進めた.Jecyは対人関係に着目した待遇表現学習支援システムであり,待遇表現知識ベースと文化的な差異による対人関係の捉...
【情報学】計算基盤:福祉コミュニケーションを含む研究件
❏高齢者の活動余命生活を支援する会話型知的ヘルスケア情報システム(24659245)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中島 恵美 慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (90115254)
【キーワード】介護・福祉 / 高齢者 / ヘルスケア / カウンセリング / コミュニケーション (他7件)
【概要】医療文化の継承は医療人の使命である。現在の患者に学び、学問大系として後進に伝え、後進が未来の患者を癒すというプロセスが、成熟した社会の実現と維持につながる。高齢者の貴重な情報を生かす方法を検討することは重要である。また、高齢者にとって活動余命を伸ばす事が特に大切である。高齢者の「自立した生存(活動余命)生活」支援として、“やりがい”などの能動的心理を引き出す人工的会話機能を持った情報蓄積型ヘルスケ...
❏Well-being(福祉・いい暮らし・幸福)概念の再検討とその実践的適用(15320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】篠 憲二 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20086119)
【キーワード】哲学 / 倫理学 / 幸福 / 福祉 / QOL (他7件)
【概要】本研究は、規範概念である<幸福>の具体的内実を、人間についての自然科学的・社会科学的諸事実から「導出」し得るとは考えないが、他方で、人間存在の成立諸条件の考察を通じて幸福の所在を或る程度まで突き止める余地のあることを認める。実際、人間存在の生物学的基底に人間のネオテニー性が存し、これが文化のマトリクスとして機能し続けていることが解明されたのは、本研究にとって大きな一歩であった。 現代社...
【情報学】人間情報学:感覚代行コミュニケーションを含む研究件
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
❏聴覚障害者の生涯教育にわたる教育機器・方法の開発の在り方に関する総合的調査研究(06351013)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】高橋 秀知 筑波技術短期大学, 電子情報学科・情報工学専攻, 教授 (20013378)
【キーワード】聴覚障害 / 感覚代行 / マルチメディア / 医工学 / フィッティング (他8件)
【概要】現在の科学技術は、日進月歩で進行をしている。今日不可能のことも明日には可能となる時代である。この技術的進歩の恩恵を聴覚に障害を有する人々に還元する必要性を感ずる。この観点に立ち、各分野の現状を踏まえ、方策と方向との総合的調査を行った。今回の調査分野と現状及び予測結果を以下に記述する。 1)電子情報工学分野:合成音声の分野は、方式・方法共に実用の域に達している。不特定話者方式での認識も進歩の状況にあ...
【情報学】人間情報学:cscwコミュニケーションを含む研究件
❏協同作業空間の複層性に関する社会学的研究(16330095)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山崎 敬一 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)
【キーワード】社会学 / 情報工学 / エスノメソドロジー / CSCW / ヒューマンインタラクション (他16件)
【概要】この研究は、人々が環境のなかでどのような相互行為を行うのかを、社会学におけるエスノメソドロジーの視点から分析しようとするものである。特に、1.人々が同じ環境を共有して協同作業を行うケースと、2.何らかのメディアを用いた遠隔的協同作業という協同作業が二つの異なった環境で行われるケースをとりあげることで、協同作業と環境との関係を分析しようというものである。また1や2の研究に基づいて、3.新たな人間支援...
❏コンピュータ通信を利用した教育プログラムのためのヒューマンインターフェースの改善(07680236)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
【キーワード】インターネット / CSCW / インターカルチュラルコミュニケーション / ゲーム理論 / 囚人のジレンマ (他13件)
【概要】野嶋等は、米国ケースウェスタンリザ-ブ大学と早稲田大学との間でインターネットを利用した相互のり入れの授業を1992年以来実践している。この研究は、カリキュラム構成、理論化、実践研究の方法論、など多くの問題点を内包している。本研究では、このような実践研究を支える基礎研究であり、対話者相互のコミュニケーションを円滑するヒューマンファクターとして、対話者の画像を画面上に付加することの効果を、囚人のジレン...
【情報学】人間情報学:力学的情報処理コミュニケーションを含む研究件
❏力学的観点に立ったロボットの身体と知能の相互発達と運動の創発(18680023)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】岡田 昌史 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (60323523)
【キーワード】運動創発 / 知的制御 / アトラクタ設計 / 運動遷移 / 身体設計 (他16件)
【概要】本研究は, (1)ロボットの自律制御のためのコントローラ設計手法, および, (2)制御では実現しにくい特性をロボットの身体(機構)によって補完する方法を提案するものである. これらの方法では非線形性, 力学系がキーワードであり, (1)ではアトラクタを有する非線形力学系の設計によってロボットを所望の運動へと引き込ませる方法を提案している. (2)では機構の特異性を利用することで, ロボットのアク...
❏知能の力学的情報処理モデルの展開(15100002)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】知能ロボティクス / 脳型情報処理 / 体性感覚情報 / 脳・神経 / 運動パターン (他23件)
【概要】1.力学的情報処理理論 力学敵情報処理を行うメカニズムの設計法として,多項式および物理的力学系を用いた手法を確立した.また,力学系の可塑性パラメータを導入し,その可塑性に基づく学習と発達のモデルを構築するとともに,力学的引き込み現象としてのコミュニケーションモデルを実現した. 2.ミラーニューロンの数学モデル 隠れマルコフモデル(HMM)を用いたミラーニューロン数学モデルとその計算法を確立し,HM...
【情報学】人間情報学:語用論コミュニケーションを含む研究件
❏ろう児のコミュニケーション調整能力の発達とその要因に関する調査(21K00533)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】関根 和生 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (60847002)
【キーワード】ろう児 / 日本手話 / 語用論 / コミュニケーション / 心の理論 (他7件)
【概要】本研究の目的は,ろう児のコミュニケーションの調整能力が加齢とともにどのように発達し,またどのような要因がその発達に関わっているのかを明らかにすることである。2021年度は,アニメーション版心の理論課題(DIK 教育出版, 2021年)の手話版の作成とその検査,および参照コミュニケーション課題の実施を行った。調査は,日本手話を第一言語にした教育を行っている私立のろう学校において実施し,小学1年生4名...
❏英語スピーチアクトコーパスの構築と大学英語教育に於けるその活用(18820028)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】鈴木 利彦 上智大学, 一般外国語教育センター, 講師 (40433792)
【キーワード】英語教育 / 語用論 / コミュニケーション / スピーチアクト / コーパス (他8件)
【概要】1.2007年度前期の授業で、4つのスピーチアクト(Comforting,Complaining,Requesting,Suggesting)に関して指導を行った。その間スピーチアクトを見分けるreceptive skillに関して、Experimental group(初級クラスーサンプル数25、中級IIクラス(1)-サンプル数33、中級IIクラス(2)-サンプル数25、の3クラス=総計83)で...
【情報学】人間情報学:感情音声コミュニケーションを含む研究件
❏不安から恐怖への感情及び神経障害の音声病態分析(16K00369)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】光吉 俊二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (30570262)
【キーワード】音声感情認識 / 音声病態分析学 / 道徳感情数理工学 / バーチャルリアリティー / 恐怖 (他15件)
【概要】多くの精神疾患患者やストレス被曝者と接し,ストレスの大きな要素として「不安」「恐怖」の感情が密接に関わっていることが判った. 「不安」「恐怖」音声の分析を行った結果, 不安を感じる時間が元気圧の変化の様子に影響を与えていた. 次に, 楽しさと笑いの音声取得と解析を行い, コミュニケーション後に元気圧が増加している被験者の多くがコミュニケーション中にHappyの感情が最も表出される傾向がある事が判っ...
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
【情報学】人間情報学:音声コミュニケーションを含む研究件
❏状況に基づく日本語話しことばの研究と、日本語教育のための基礎資料の作成(23242023)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】MRI / 調音動態 / 自然会話 / 音声文法 / 状況 (他13件)
【概要】本プロジェクトは、書きことば研究に比べて立ち遅れの目立つ、日本語の話しことば(韻律を含む)の研究を進めるものである。「人物像」を重視した前研究(基盤A(H19-22))において、日本語の主な話し手像(発話キャラクタ)を分析したように、本プロジェクトでは日本語話しことばに見られる主な「状況」を考察し、「状況」に基づく話しことばの姿を分析する。特定の「状況」において「どのような立場の者が、どのような立...
❏テナガザル類の多様性と系統生物地理学(20405016)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】平井 啓久 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (10128308)
【キーワード】東南アジア / テナガザル / 染色体 / ゲノム / ヘテロクロマチン (他30件)
【概要】調査地はインドネシア、タイ、マレーシア、バングラデシュの4カ国を対象におこなった。解析した種は8種である。西シロマユテナガザルの染色体ならびにDNAの解析を世界で初めておこない、第8染色体に逆位を発見した。テナガザル全4属のミトコンドリアゲノムの全塩基配列を用いて系統関係を解析し、新たな分岐系統樹をしめした。転移性DNA解析がヘテロクロマチンの研究に新たな洞察を与えた。音声や形態を新規の方法で解析...
【情報学】人間情報学:アフォーダンスコミュニケーションを含む研究件
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【情報学】人間情報学:知能ロボティクスコミュニケーションを含む研究件
❏生活支援ロボットの対話と行動のユーザー適応化技術の研究(20500186)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岩橋 直人 独立行政法人情報通信研究機構, 知識創成コミュニケーション研究センター音声コミュニケーショングループ, 専攻研究員 (90394999)
【キーワード】知能ロボット / 生活支援ロボット / 動作学習 / 安全安心 / 言語学習 (他14件)
【概要】生活支援ロボットとの安全・安心なコミュニケーションを実現するために、ロボットの対話と行動の機能をユーザの生活空間と行動へ適応させる技術として、(1)物探しを指示する発話の学習と理解の手法、(2)行動指示発話の学習と理解の手法、(3)ユーザとの共有信念を効率的に形成するための発話生成手法、を開発した。さらに、これらの技術を実装した自律型ロボットで、学術的国際競技会であるRoboCup@Homeに出場...
❏知能の力学的情報処理モデルの展開(15100002)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】知能ロボティクス / 脳型情報処理 / 体性感覚情報 / 脳・神経 / 運動パターン (他23件)
【概要】1.力学的情報処理理論 力学敵情報処理を行うメカニズムの設計法として,多項式および物理的力学系を用いた手法を確立した.また,力学系の可塑性パラメータを導入し,その可塑性に基づく学習と発達のモデルを構築するとともに,力学的引き込み現象としてのコミュニケーションモデルを実現した. 2.ミラーニューロンの数学モデル 隠れマルコフモデル(HMM)を用いたミラーニューロン数学モデルとその計算法を確立し,HM...
❏人の意図を理解するロボットの研究:人とロボット間のコミュニケーション(08405032)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1999
【研究代表者】谷内田 正彦 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (20029531)
【キーワード】全方位センサ / ジェスチャ認識 / 人物追跡 / 姿勢推定 / 意図理解 (他19件)
【概要】ホームロボットやサービスロボット(案内ロボットなど)、医療福祉ロボットなどに代表されるように人の混在する分野での応用を指向した研究が盛んとなってきた。このように一般の人と接するロボットを開発するには、多くの解決すべき研究課題があるが、人がより気軽に自然にロボットと接することのできる人とロボットとのインタフェースも重要な課題である。特に、人と人とのコミュニケーションを考えてみると、言語的な会話はもち...
【情報学】人間情報学:ヒューマノイドコミュニケーションを含む研究件
❏知能の力学的情報処理モデルの展開(15100002)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】知能ロボティクス / 脳型情報処理 / 体性感覚情報 / 脳・神経 / 運動パターン (他23件)
【概要】1.力学的情報処理理論 力学敵情報処理を行うメカニズムの設計法として,多項式および物理的力学系を用いた手法を確立した.また,力学系の可塑性パラメータを導入し,その可塑性に基づく学習と発達のモデルを構築するとともに,力学的引き込み現象としてのコミュニケーションモデルを実現した. 2.ミラーニューロンの数学モデル 隠れマルコフモデル(HMM)を用いたミラーニューロン数学モデルとその計算法を確立し,HM...
❏人間との情緒交流を目指した人間型ロボットの頭部機構と心理モデルに関する基礎的研究(12875053)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2000
【研究代表者】林 憲玉 神奈川工科大学, 工学部, 助教授 (10318769)
【キーワード】ロボット / コミュニケーション / 表情 / 頭部 / 心理モデル (他8件)
【概要】人間同士の交流を考える際に、互いの心理的状態を把握することは円滑なコミュニケーションには不可欠である。これを実証するためには、心理学的アプローチの他に、工学分野からのアプローチが考えられられる。一方、頭部には入力として五感の全てが、そして出力として表情や首の運動が備わっている。したがって頭部を研究することは人間の高度情報処理機能、特に人間同士がおこなっている円滑なコミュニケーション機能を研究するこ...
❏人間共存型ロボットに関する研究(11305021)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】橋本 周司 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60063806)
【キーワード】人間共存ロボット / ヒューマノイド / マルチモーダルコミュニケーション / 感性インターフェース / 音声対話 (他17件)
【概要】主な研究実績は以下のとおりである。また、本年度は最終年度であるため、個別テーマの他に、これまでの研究結果の統合を行った。 1)情報系の研究の研究結果 -ロボット搭載の環境認識系の開発とロボットの周囲にいる人間の顔を認識する新しい手法の開発を行った。 -聴覚システムでは、マイクロフォンアレーによる音源同定と音源分離方法の開発を行い、有効性を実験で確認できた。 -学習システムに関しては、人間の主観的評...
【情報学】人間情報学:ヒューマノイドロボットコミュニケーションを含む研究件
❏力学的観点に立ったロボットの身体と知能の相互発達と運動の創発(18680023)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】岡田 昌史 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (60323523)
【キーワード】運動創発 / 知的制御 / アトラクタ設計 / 運動遷移 / 身体設計 (他16件)
【概要】本研究は, (1)ロボットの自律制御のためのコントローラ設計手法, および, (2)制御では実現しにくい特性をロボットの身体(機構)によって補完する方法を提案するものである. これらの方法では非線形性, 力学系がキーワードであり, (1)ではアトラクタを有する非線形力学系の設計によってロボットを所望の運動へと引き込ませる方法を提案している. (2)では機構の特異性を利用することで, ロボットのアク...
❏知能の力学的情報処理モデルの展開(15100002)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】知能ロボティクス / 脳型情報処理 / 体性感覚情報 / 脳・神経 / 運動パターン (他23件)
【概要】1.力学的情報処理理論 力学敵情報処理を行うメカニズムの設計法として,多項式および物理的力学系を用いた手法を確立した.また,力学系の可塑性パラメータを導入し,その可塑性に基づく学習と発達のモデルを構築するとともに,力学的引き込み現象としてのコミュニケーションモデルを実現した. 2.ミラーニューロンの数学モデル 隠れマルコフモデル(HMM)を用いたミラーニューロン数学モデルとその計算法を確立し,HM...
❏人間共存型ロボットに関する研究(11305021)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】橋本 周司 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60063806)
【キーワード】人間共存ロボット / ヒューマノイド / マルチモーダルコミュニケーション / 感性インターフェース / 音声対話 (他17件)
【概要】主な研究実績は以下のとおりである。また、本年度は最終年度であるため、個別テーマの他に、これまでの研究結果の統合を行った。 1)情報系の研究の研究結果 -ロボット搭載の環境認識系の開発とロボットの周囲にいる人間の顔を認識する新しい手法の開発を行った。 -聴覚システムでは、マイクロフォンアレーによる音源同定と音源分離方法の開発を行い、有効性を実験で確認できた。 -学習システムに関しては、人間の主観的評...
【情報学】人間情報学:インターフェースコミュニケーションを含む研究件
❏触れ合いFog Boxによる共創表現の遠隔支援(26540108)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10103615)
【キーワード】共創システム / 身体表現 / インタフェース / 表現メディア / コミュニケーション (他7件)
【概要】本研究では,霧空間を互いが出会い,つながりあう場所とすることにより,遠隔地間での共創表現の実現を目指した.そのために,霧呈示,映像メディア呈示,遠隔通信の機能を1つにパッケージ化したポータブルな霧ディスプレイ装置(Fog Box)と,ドーム形状の霧を噴出し,そこに映像メディアを呈示するMassive fog displayを開発した.そして,霧空間の媒介によって,互いに触れ合っている感覚が強められ...
❏“人間科学"授業アーカイブの開発とケーブルテレビ網を利用した生涯学習への適用(13308011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
【キーワード】e-learning / e-school / 授業アーカイブ / オンデマンド / オフキャンパス (他21件)
【概要】本研究を平成13年から15年にかけての3年研究として申請した当時、所沢シティーケーブルネットワークを通じて、生涯学習を前提として、細々としたチャンネルを一つ確保しようというもくろみであった。しかし、大学革新の波は激しく、思いもかけず、早大人間科学部にe-schoolを併設する申請を大学の方針として提出し、翌年認可を受け、平成15年4月スタートという結果になった。 私たちのプロジェクトは、もともと ...
❏擬人化エージェントによるマルチモーダルインタフェースプロトタイプの構築(09555119)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】森島 繁生 成蹊大学, 工学部, 助教授 (10200411)
【キーワード】感性情報処理 / 顔画像処理 / サイバースペース / エージェント / リップシンク (他13件)
【概要】擬人化エージェントを介して、ネットワーク上のサイバースペース内で、フェーストゥーフェースの対話を実現する多人数コミュニケーションシステムのプロトタイプを完成させた。これは、イーサネットに接続された複数のクライアントと、1台のサーバから構成され、各クライアントには、マイクロフォンとビデオカメラが設置されている。マイクから入力された声は逐次サーバに転送され、ニューラルネットによるパラメータ変換メカニズ...
【情報学】人間情報学:芸術コミュニケーションを含む研究件
❏グノーシスとモニスムス――ドイツ近代美術の位相(18K00139)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】前田 富士男 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (90118836)
【キーワード】バウハウス / コミュニケーション / デザイン / 想像力 / ポスト・主体性 (他27件)
【概要】ドイツ近代美術(19世紀末~20世紀)は、明確な綱領を持つ芸術家集団(Gruppe, Bund, Verein, Ratほか)の結成・解散を特徴とする。その歴史は、近代社会における共同体/集合体関連の変容や、社会システムや規範の機能主義的分化、また文化の複雑化を映出する。 芸術的価値が多様化し「芸術の終焉のあと」が問われる現在、最重要の論点は「規範とデザイン」にほかならない。本研究は、グノーシス的...
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
❏芸術のメディア的戦略に関する総合的研究――表象文化の歴史的機能分析(10410013)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】メディア / 芸術 / 情報 / コミュニケーション / 総合芸術作品 (他17件)
【概要】本研究からは芸術のメディア的戦略をめぐり、次のような成果が得られた。 1.中世から近世への歴史的展開のなかで、文学や神学が印刷術などによるコミュニケーション上の組織化を通じて社会層や価値共同体の形成に寄与した実態が、実証的に究明された。 2.身体表現を中心に複数の芸術が総合されて実現されたマルチ・メディア的な芸術の新しい情報伝達手法が、オペラやバレエ作品の実例に即し、歴史的に分析された。 3.文学...
【情報学】人間情報学:感情コミュニケーションを含む研究件
❏社会の分断をあおるコミュニケーションの発生・伝搬・共有過程(18H01078)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】唐沢 穣 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90261031)
【キーワード】社会的分断 / コミュニケーション / イデオロギー / ソーシャルネットワーク / 道徳観 (他16件)
【概要】政治家や有名人による「つぶやき」から、一見ごく普通の市民が発するヘイト・スピーチに至るまで、社会の分断をあおる言説が広く人々の間に拡散している。本研究では、こうした行為を「分断コミュニケーション」と位置づけ、その基礎にある心理過程を明らかにした。研究手法として、社会心理学実験、社会調査、ソーシャル・メディア分析といった多彩な手法を用いて、ミクロな個人レベルの心理過程とマクロな集合レベルの過程の両者...
❏不安から恐怖への感情及び神経障害の音声病態分析(16K00369)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】光吉 俊二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (30570262)
【キーワード】音声感情認識 / 音声病態分析学 / 道徳感情数理工学 / バーチャルリアリティー / 恐怖 (他15件)
【概要】多くの精神疾患患者やストレス被曝者と接し,ストレスの大きな要素として「不安」「恐怖」の感情が密接に関わっていることが判った. 「不安」「恐怖」音声の分析を行った結果, 不安を感じる時間が元気圧の変化の様子に影響を与えていた. 次に, 楽しさと笑いの音声取得と解析を行い, コミュニケーション後に元気圧が増加している被験者の多くがコミュニケーション中にHappyの感情が最も表出される傾向がある事が判っ...
【情報学】人間情報学:音声言語コミュニケーションを含む研究件
❏コミュニケーション脳の発達過程:機能的結合の解明(24300105)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】皆川 泰代 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (90521732)
【キーワード】発達障害 / 音韻 / NIRS / 脳機能結合 / 早産児 (他14件)
【概要】本研究は発達初期の脳活動、脳機能結合と、後のコミュニケーション能力の発達との関係を明らかにすることを目的としている。このために、定型発達児、早期産児、自閉症リスク児を対象とした縦断的な脳機能実験、行動実験を0-3歳で定期的に行った。この結果、音韻対立に対する脳の敏感性が後の言語獲得に影響を与えることが示唆された。音韻対立に対する脳の反応性が典型的で強い程、後の音声発話の発達が良好であった。更に新生...
❏人物像に応じた音声文法(19202013)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】日本語 / 音声言語 / 人物像(発話キャラクタ) / 調音動態 / 自然会話 (他10件)
【概要】本研究は、日本語にどのようなしゃべり方があり、それぞれどのような人物像によって発話されているかを調べることにより、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料を作成するものである。MRI装置と自然会話記録を用いて、日本語の音声言語を、調音と発話行為の両面にわたって調べ、人物像に応じた音声文法の基礎資料を作成した。さらに、人物像という半意図的な概念が従来の目的論的な発話行為論と文法を改良する上で有用なもの...
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
【情報学】人間情報学:共同注意コミュニケーションを含む研究件
❏複数人数の同時アイトラッキングによるソーシャルプレゼンスの推定(18K18689)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】葭田 貴子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80454148)
【キーワード】アイトラッキング / ソーシャルプレゼンス / アイコンタクト / 複数人数同時記録 / バーチャルリアリティ (他13件)
【概要】二名の被検者が互いの顔を観察している際の眼球運動を同時記録する実験を実施した.これにより,「誰かに見られている」という感覚が人間の視線行動を変化させるか検討した.それぞれの被検者は目の前のディスプレイにリアルタイムに表示される相手の顔を観察し,2台のアイトラッカを用いて視線方向を同時記録した.アイトラッキングそのものには成功しており,2名の被検者が互いの顔近傍に視線を向ける様子が観察できた他,「相...
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
❏自閉症児への早期支援プログラム構築のためのエビデンス・ベース研究(16330190)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】早期支援 / 発達評価 / 共同注意 / 摸倣 / 叙述言語 (他15件)
【概要】次の6つのステップからなる療育プログラムを構成し,3歳から7歳の13名の重度自閉症幼児に適用した効果を詳細に分析した.(1)「基本的社会的相互作用」対人刺激の過敏性をとり、遊びを中心にした社会的相互作用を安定させることが、支援プログラムの初期段階においては最も重要であった。(2)「共同注意」応答型共同注意は、指さしから視線に手がかりを移行させることで、全ての子どもで成立した。始発型共同注意は,相手...
【情報学】人間情報学:第二言語習得コミュニケーションを含む研究件
❏子どもの意味体系の構築:語に対する意味づけの更新過程に注目して(26870573)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐治 伸郎 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (50725976)
【キーワード】言語習得 / 語彙習得 / 認知科学 / 意味論 / 言語発達 (他8件)
【概要】本研究の目的は 3歳~6 歳の子どもが, 語の意味体系をどのように習得するのかを探ることである.本研究は(1)子ども語を学ぶ際, まず何を基盤にして事態を分節する基準を決め,語の習得が進むにつれその基準がどのように変化するのか, (2)その際子どもは既知の語と新奇の語の意味の関係をどのように調整するのか.一連の実験の結果,子どもはコミュニケーションにおいて他者にどのように情報を伝えるかを状況に応じ...
❏コミュニケーションのための日本語ウェブ教材の作成と試用(21242012)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】小林 ミナ 早稲田大学, 日本語教育研究科, 教授 (70252286)
【キーワード】日本語教育文法 / ウェブ教材 / 技能別教材 / 日本語教材 / 独習教材 (他15件)
【概要】本研究では,次のような独創性を持つ教材(レッスン群)を作成した。(1)「聞く」「話す」「読む」「書く」で独立している。(2)インターネット上で公開され,文法解説や指示が多言語対応になっているので独習が可能である。 研究期間の5年間では,教材作成者がコンテンツを入力したり変更したりするための「管理サイト」,および,日本語学習者が利用する「利用サイト」を開発,試用し,仕様と稼働状況について確認した。そ...
【情報学】情報学フロンティア:マルチメディアコミュニケーションを含む研究件
❏仮想アシスタントを用いた対話的映像コンテンツの自動取得と利用(16300023)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中村 裕一 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (40227947)
【キーワード】マルチメディア / 対話メディア / 映像処理 / 自動撮影 / 自動編集 (他8件)
【概要】被支援者の状態,作業状況の認識:作業状況の推定とその結果に基づく適切な支援提示を行うためには,ユーザがどのような作業段階をどのように進めているかを知る必要がある.本研究では,机上作業を対象として,ユーザの手の検出,手に持った物体(把持物体)の追跡,認識,形状や体積の計測,変化の検出等の計測・認識処理に取り組み,新しい手法を提案した.その結果,物体や背景に関する予備知識が無い場合でも比較的安定にこれ...
❏数学の文化的視野覚醒と新文化創出のための教材・指導法開発研究(14380055)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】礒田 正美 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (70212967)
【キーワード】数学 / 教育課程 / 数学史 / 道具 / 解釈学 (他21件)
【概要】当初の計画に従って、数学の文化的視野の覚醒のために3年間に渡り、40件を超える数学史原典を利用した教材の開発を進め、その実践的検証を行った。その成果は、30件を超える学会発表がなされ、海外からの招待講演を2件、国際会議のオーガナイザとして公開するとともに、web上でも公開した。 各事例は、何かを知ること、著者(相手、書き手、発言者)の立場を想定して何故かをしること、現在の自分と比較して相違を知るこ...
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
【情報学】情報学フロンティア:行動分析コミュニケーションを含む研究件
❏認知症高齢者に有効なソーシャルワーク面談のプロトコル開発(19H01577)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】加瀬 裕子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (30296404)
【キーワード】ソーシャルワーク / 認知症 / 行動分析 / 会話分析 / 面接 (他13件)
【概要】【意義と目的】 介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...
❏イルカの行動分析に基づくインタラクションシステムの開発(16K12480)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小木 哲朗 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 教授 (00282583)
【キーワード】イルカ / コミュニケーション / 学習 / 行動分析 / インタラクション (他8件)
【概要】イルカは、人間のトレーナーとの間でコミュニケーションを成立させているため、この原理を明らかにすることで、情報デバイスを介したイルカとのコミュニケーションを実現することが期待できる。本研究では、タブレット上にトレーナーのハンドサインの画像を提示することで、イルカに対して画像による指示をできるようにする学習実験を行った。その結果、学習不足と過学習を繰り返しながら、画像を認識していく過程を観察することが...
【情報学】情報学フロンティア:社会的分断コミュニケーションを含む研究件
❏ポストトゥルースの時代における新しい情報リテラシーの学際的探求(19H00518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久木田 水生 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
【キーワード】コミュニケーション / フェイクニュース / ソーシャルメディア / ICT / データ倫理 (他14件)
【概要】本研究ではフェイクニュースなどが広がる原因についての実証的な研究、それに対抗するための制度や倫理などの規範的研究、および人々がよりよく情報の生産と利用ができるようになるための教育活動を行っている。本年度はソーシャル・メディアなどによってフェイクニュースが拡散される実態、メカニズムについて計算社会科学、メディア論的観点から実証的研究および分析を行った。計算社会学の研究では、社会的影響とつながりの切断...
❏社会の分断をあおるコミュニケーションの発生・伝搬・共有過程(18H01078)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】唐沢 穣 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90261031)
【キーワード】社会的分断 / コミュニケーション / イデオロギー / ソーシャルネットワーク / 道徳観 (他16件)
【概要】政治家や有名人による「つぶやき」から、一見ごく普通の市民が発するヘイト・スピーチに至るまで、社会の分断をあおる言説が広く人々の間に拡散している。本研究では、こうした行為を「分断コミュニケーション」と位置づけ、その基礎にある心理過程を明らかにした。研究手法として、社会心理学実験、社会調査、ソーシャル・メディア分析といった多彩な手法を用いて、ミクロな個人レベルの心理過程とマクロな集合レベルの過程の両者...
【情報学】情報学フロンティア:ヒューマン・インターフェースコミュニケーションを含む研究件
❏イルカの行動分析に基づくインタラクションシステムの開発(16K12480)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小木 哲朗 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 教授 (00282583)
【キーワード】イルカ / コミュニケーション / 学習 / 行動分析 / インタラクション (他8件)
【概要】イルカは、人間のトレーナーとの間でコミュニケーションを成立させているため、この原理を明らかにすることで、情報デバイスを介したイルカとのコミュニケーションを実現することが期待できる。本研究では、タブレット上にトレーナーのハンドサインの画像を提示することで、イルカに対して画像による指示をできるようにする学習実験を行った。その結果、学習不足と過学習を繰り返しながら、画像を認識していく過程を観察することが...
❏知の伝達メカニズムを探る~身振り伝達コミュニケーションに基づく行動の記憶と再生(19300039)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】前田 太郎 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00260521)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 暗黙知 / モデル化 / 脳・神経 / コミュニケーション
【概要】本研究では教示情報を制御した場合の動作の達成度・習熟度を比較する手法で知の伝達メカニズムの解明を狙った.実験では被験者に映像提示から運動の再構成を行わせた.運動を教示する情報として運動全体の動画もしくは選択されたスチル画像を用い,人間が身体動作を知覚・記憶・再構成するメカニズムに関する知見を得た.これは行動の暗黙知が認識・記憶に反映される一例であり,これらの知見を牽引力錯覚提示利用の行動指示装置な...
❏影を用いた場の創出的メディア表現とコミュニティ・コミュニケーションへの活用(18300044)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10103615)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / コミュニケーション支援 / 共創 / 場 / 身体性 (他9件)
【概要】居場所づくりの支援には, 無意識の領域にまでコミュニケーションを拡大する技術が必要になる. そこで, 身体と存在的に非分離な影が, 場の創出的メディアとして働くことを示すとともに, 影を使った二領域的通信原理を基に, 人々の間に存在的なつながりが生まれる居場所のコミュニケーション支援とそのネットワーク化に必要な基盤的技術の開発を行い, 場のコンテクストや間合いの創出に着目して, その有用性を確認し...
【情報学】情報学フロンティア:コミュニケーションを含む研究件
❏触れ合いFog Boxによる共創表現の遠隔支援(26540108)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10103615)
【キーワード】共創システム / 身体表現 / インタフェース / 表現メディア / コミュニケーション (他7件)
【概要】本研究では,霧空間を互いが出会い,つながりあう場所とすることにより,遠隔地間での共創表現の実現を目指した.そのために,霧呈示,映像メディア呈示,遠隔通信の機能を1つにパッケージ化したポータブルな霧ディスプレイ装置(Fog Box)と,ドーム形状の霧を噴出し,そこに映像メディアを呈示するMassive fog displayを開発した.そして,霧空間の媒介によって,互いに触れ合っている感覚が強められ...
❏影を用いた場の創出的メディア表現とコミュニティ・コミュニケーションへの活用(18300044)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10103615)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / コミュニケーション支援 / 共創 / 場 / 身体性 (他9件)
【概要】居場所づくりの支援には, 無意識の領域にまでコミュニケーションを拡大する技術が必要になる. そこで, 身体と存在的に非分離な影が, 場の創出的メディアとして働くことを示すとともに, 影を使った二領域的通信原理を基に, 人々の間に存在的なつながりが生まれる居場所のコミュニケーション支援とそのネットワーク化に必要な基盤的技術の開発を行い, 場のコンテクストや間合いの創出に着目して, その有用性を確認し...
【情報学】情報学フロンティア:身体性コミュニケーションを含む研究件
❏共在性に基づく個人間協調がリハビリテーション場面での運動支援に及ぼす効果(18KT0083)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】児玉 謙太郎 東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (20734411)
【キーワード】リハビリテーション / コミュニケーション / マルチモーダルインタラクション / 個人間協調 / 共在性 (他7件)
【概要】本研究の目的は,リハビリテーション場面において共在性に基づく患者-セラピスト間の身体協調が運動支援に及ぼす効果を解明することであった.病院でのリハビリの現場で,患者-セラピスト間でのコミュニケーション場面をビデオで記録し,そのデータの質的分析を行った結果,セラピストは,患者の身体,環境との相互作用や,言語・非言語情報を巧みに利用しながら,患者の身体機能の回復と,心理的な側面への働きかけを行っている...
❏相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究(24320176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菅原 和孝 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80133685)
【キーワード】身体性 / ろう者の会話 / マルティ-モーダル民族誌 / 記憶 / 生業技術 (他25件)
【概要】本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の...
❏力学的観点に立ったロボットの身体と知能の相互発達と運動の創発(18680023)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】岡田 昌史 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (60323523)
【キーワード】運動創発 / 知的制御 / アトラクタ設計 / 運動遷移 / 身体設計 (他16件)
【概要】本研究は, (1)ロボットの自律制御のためのコントローラ設計手法, および, (2)制御では実現しにくい特性をロボットの身体(機構)によって補完する方法を提案するものである. これらの方法では非線形性, 力学系がキーワードであり, (1)ではアトラクタを有する非線形力学系の設計によってロボットを所望の運動へと引き込ませる方法を提案している. (2)では機構の特異性を利用することで, ロボットのアク...
【情報学】情報学フロンティア:身体表現コミュニケーションを含む研究件
❏触れ合いFog Boxによる共創表現の遠隔支援(26540108)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10103615)
【キーワード】共創システム / 身体表現 / インタフェース / 表現メディア / コミュニケーション (他7件)
【概要】本研究では,霧空間を互いが出会い,つながりあう場所とすることにより,遠隔地間での共創表現の実現を目指した.そのために,霧呈示,映像メディア呈示,遠隔通信の機能を1つにパッケージ化したポータブルな霧ディスプレイ装置(Fog Box)と,ドーム形状の霧を噴出し,そこに映像メディアを呈示するMassive fog displayを開発した.そして,霧空間の媒介によって,互いに触れ合っている感覚が強められ...
❏アート活動(演劇、美術)を組み込んだ教員養成カリキュラムの開発、実践、評価(20530704)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】保崎 則雄 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70221562)
【キーワード】演劇ワークショップ / 教員養成 / 教員研修 / コミュニケーション / メディア表現 (他8件)
【概要】本研究は、教員養成課程プログラムの改善に焦点を当て、身体、記号を使ってあるメッセージを表現することを実践し、その効果を調査した結果、高い評価をもって受け止められた。演劇ワークショプは有用性の指摘が高かったことが特徴的であった。ただ、その有用性の指摘は、ある程度の予想通り具体性が、課程学生<嘱託員>現職教員という順であった。映像制作においては、デジタル映像表現への馴染みがあまりないため、...
【情報学】情報学フロンティア:非言語情報コミュニケーションを含む研究件
❏コミュニケーションの視点に基づく合理的意思決定に関する認知科学的研究(18H03501)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 秀仁 追手門学院大学, 心理学部, 准教授 (60452017)
【キーワード】合理性 / 意思決定 / コミュニケーション / 非言語情報 / インタラクション (他6件)
【概要】2020年度は、以下の記す3点について計算機シミュレーションや認知実験に基づいて分析を進めた。 まず1点目として、言語表現の違いによって生じる非一貫した私たちの決定行動が、具体的にどのような利得や損失がもたらされているのかについて、新たなパラダイムを想定し、計算機シミュレーションに基づいて理論的な検証を行った。結果として、言語表現に影響を受けた意思決定が必ずしも非合理的になるわけではないことが明...
❏立体顔情報表示による遠隔実在感の創出(22300040)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】暦本 純一 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (20463896)
【キーワード】ユーザインタフェース / ディスプレイ / テレプレゼンス / 先端的通信 / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究では遠隔地問でのコミュニケーションにおいて参加者の3次元的実在感や視線・表情・空間的整合性などの非言語情報を正確に伝達・共有する技術を実現することを目標にしている。この研究により、(1)三次元スキャナー・三次元プリンタ・熱可塑素材によるスクリーンの真空整形により参加者と同一形状の顔スクリーンを簡易に製造する技術を確立した。(2)スクリーンを3自由度(顔の上下運動および傾き運動に相当)稼働可能...
【情報学】情報学フロンティア:ゲームコミュニケーションを含む研究件
❏協力ゲームHanabiを用いた協力行動生成プロセスの解明(21H03569)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】大澤 博隆 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (10589641)
【キーワード】Hanabi / ゲーム / ACT-R / 社会的知能 / コミュニケーション
【概要】本研究では、他者との協力が相互意図推定から共有シグナルとなるまでのプロセスを解明する。ヴィゴツキアン知性仮説によれば、環境中の協力的な他者を想定できることが人間の知能の一つの特徴であったと考えられる。他者との協力は、他者の意図を双方が推定し、最終的にお互いのモデルを構築した上で、共有したシグナルを交換し合うことで達成される。こうした協力のプロセスの解明として、人工知能技術を使った手法が盛んに行われ...
❏人狼ゲーム研究:他者中の自己モデルを考えた説得的人工知能の開発に向けて(15K12180)
【研究テーマ】エンタテインメント・ゲーム情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】稲葉 通将 広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (10636202)
【キーワード】人狼ゲーム / 人狼知能 / 対話システム / ゲーム情報学 / 対話 (他9件)
【概要】本研究の最終目的は,人と一緒に人狼ゲームをプレイできるエージェントの実現にある.研究期間内にはその第一歩として,人狼ゲーム専用のプロトコルを設計し,それを用いてコミュニケーションを行うエージェントに関する研究を実施した.特に,自分から他者がどう見えるかという「自己の心理モデル」に加え,他者から見て自分がどう見えるかという「他者から見た自己のモデル化」の2つの階層的な心理モデルを持つエージェントを構...
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
【情報学】情報学フロンティア:コミュニケーション支援コミュニケーションを含む研究件
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
❏影を用いた場の創出的メディア表現とコミュニティ・コミュニケーションへの活用(18300044)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10103615)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / コミュニケーション支援 / 共創 / 場 / 身体性 (他9件)
【概要】居場所づくりの支援には, 無意識の領域にまでコミュニケーションを拡大する技術が必要になる. そこで, 身体と存在的に非分離な影が, 場の創出的メディアとして働くことを示すとともに, 影を使った二領域的通信原理を基に, 人々の間に存在的なつながりが生まれる居場所のコミュニケーション支援とそのネットワーク化に必要な基盤的技術の開発を行い, 場のコンテクストや間合いの創出に着目して, その有用性を確認し...
【情報学】情報学フロンティア:インタラクションコミュニケーションを含む研究件
❏コミュニケーションの視点に基づく合理的意思決定に関する認知科学的研究(18H03501)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 秀仁 追手門学院大学, 心理学部, 准教授 (60452017)
【キーワード】合理性 / 意思決定 / コミュニケーション / 非言語情報 / インタラクション (他6件)
【概要】2020年度は、以下の記す3点について計算機シミュレーションや認知実験に基づいて分析を進めた。 まず1点目として、言語表現の違いによって生じる非一貫した私たちの決定行動が、具体的にどのような利得や損失がもたらされているのかについて、新たなパラダイムを想定し、計算機シミュレーションに基づいて理論的な検証を行った。結果として、言語表現に影響を受けた意思決定が必ずしも非合理的になるわけではないことが明...
❏イルカの行動分析に基づくインタラクションシステムの開発(16K12480)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小木 哲朗 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 教授 (00282583)
【キーワード】イルカ / コミュニケーション / 学習 / 行動分析 / インタラクション (他8件)
【概要】イルカは、人間のトレーナーとの間でコミュニケーションを成立させているため、この原理を明らかにすることで、情報デバイスを介したイルカとのコミュニケーションを実現することが期待できる。本研究では、タブレット上にトレーナーのハンドサインの画像を提示することで、イルカに対して画像による指示をできるようにする学習実験を行った。その結果、学習不足と過学習を繰り返しながら、画像を認識していく過程を観察することが...
❏人間との情緒交流を目指した人間型ロボットの頭部機構と心理モデルに関する基礎的研究(12875053)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2000
【研究代表者】林 憲玉 神奈川工科大学, 工学部, 助教授 (10318769)
【キーワード】ロボット / コミュニケーション / 表情 / 頭部 / 心理モデル (他8件)
【概要】人間同士の交流を考える際に、互いの心理的状態を把握することは円滑なコミュニケーションには不可欠である。これを実証するためには、心理学的アプローチの他に、工学分野からのアプローチが考えられられる。一方、頭部には入力として五感の全てが、そして出力として表情や首の運動が備わっている。したがって頭部を研究することは人間の高度情報処理機能、特に人間同士がおこなっている円滑なコミュニケーション機能を研究するこ...
【情報学】情報学フロンティア:グループウェアコミュニケーションを含む研究件
❏社会ネットワークに着目したエージェント指向協調学習支援システムの研究開発(12558011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】緒方 広明 徳島大学, 工学部, 助教授 (30274260)
【キーワード】社会的ネットワーク / 協調学習環境 / グループウェア / コラボレーション / コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究の目的は、エージェント技術を用いて個人がもつ社会ネットワークを通じてユーザ同士が新たに出会い、知識ネットワークの構成し、新たな知識を創造し、それを蓄積・活用していける協調学習環境を構築することである。つまり、本研究では、社会ネットワークを単に情報や知識の伝達手段だけでなく、一人一人の個人の能力の開発手段と捉えており、各個人の知識ネットワークの成長と知識の創生の支援を目指すものである。 本研究...
❏コミュニケーション科学の方法論-行動・認知科学の側面から遠隔教育の効果を実証する(10308006)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】永岡 慶三 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)
【キーワード】遠隔教育 / 遠隔協調学習 / バーチャルリアリティ / バーチャルスタジオ / 多面ディスプレイ (他12件)
【概要】本研究の目的は、急速に実用化しつつある遠隔教育の効果を人間の側から科学的に実証することにある。また、今後本格的到来が予想されるネットワーク社会における教育・学習という人間の知的活動を中心に、教師・学習者モデルの構築などコミュニケーション科学の方法論を構成を策定する。 次の各研究題目に関して、実施した。 (1)バーチャルリアリティ等、高度臨場感教育システムの研究:マルチメディアネットワークを介して、...
【情報学】情報学フロンティア:音声認識コミュニケーションを含む研究件
❏知的障害児と健常児のコミュニケーションを促進するための情報マティリアルの開発(13308012)
【研究テーマ】教科教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】中林 稔堯 (中林 稔尭) 神戸大学, 発達科学部, 教授 (50164265)
【キーワード】知的障害 / コミュニケーション / テレビ会議 / 音声認識 / VOCA (他9件)
【概要】1.テレビ会議システム(ポリコム社製 View StationFX & 512)を発達科学部、附属養護学校、そして附属明石小学校に神戸大学学術ネットワーク(KHAN:Kobe Hyper Academic Network)を活用して配置し、知的障害児と健常児のテレビ会議による相互交流の条件を整備した。今後、継続的な運用を図りたい。 2.健常児、学習障害児、軽度知的障害児を対象にアイカメラ(...
❏聴覚障害者の生涯教育にわたる教育機器・方法の開発の在り方に関する総合的調査研究(06351013)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】高橋 秀知 筑波技術短期大学, 電子情報学科・情報工学専攻, 教授 (20013378)
【キーワード】聴覚障害 / 感覚代行 / マルチメディア / 医工学 / フィッティング (他8件)
【概要】現在の科学技術は、日進月歩で進行をしている。今日不可能のことも明日には可能となる時代である。この技術的進歩の恩恵を聴覚に障害を有する人々に還元する必要性を感ずる。この観点に立ち、各分野の現状を踏まえ、方策と方向との総合的調査を行った。今回の調査分野と現状及び予測結果を以下に記述する。 1)電子情報工学分野:合成音声の分野は、方式・方法共に実用の域に達している。不特定話者方式での認識も進歩の状況にあ...
【情報学】情報学フロンティア:バーチャル・リアリティ(VR)コミュニケーションを含む研究件
❏複数人数の同時アイトラッキングによるソーシャルプレゼンスの推定(18K18689)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】葭田 貴子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80454148)
【キーワード】アイトラッキング / ソーシャルプレゼンス / アイコンタクト / 複数人数同時記録 / バーチャルリアリティ (他13件)
【概要】二名の被検者が互いの顔を観察している際の眼球運動を同時記録する実験を実施した.これにより,「誰かに見られている」という感覚が人間の視線行動を変化させるか検討した.それぞれの被検者は目の前のディスプレイにリアルタイムに表示される相手の顔を観察し,2台のアイトラッカを用いて視線方向を同時記録した.アイトラッキングそのものには成功しており,2名の被検者が互いの顔近傍に視線を向ける様子が観察できた他,「相...
❏不安から恐怖への感情及び神経障害の音声病態分析(16K00369)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】光吉 俊二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任准教授 (30570262)
【キーワード】音声感情認識 / 音声病態分析学 / 道徳感情数理工学 / バーチャルリアリティー / 恐怖 (他15件)
【概要】多くの精神疾患患者やストレス被曝者と接し,ストレスの大きな要素として「不安」「恐怖」の感情が密接に関わっていることが判った. 「不安」「恐怖」音声の分析を行った結果, 不安を感じる時間が元気圧の変化の様子に影響を与えていた. 次に, 楽しさと笑いの音声取得と解析を行い, コミュニケーション後に元気圧が増加している被験者の多くがコミュニケーション中にHappyの感情が最も表出される傾向がある事が判っ...
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
【情報学】情報学フロンティア:知識社会学コミュニケーションを含む研究件
❏病院システムのエスノグラフィー的研究:実践的知識マネジメントの観点から(13710125)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / コミュニケーション (他8件)
【概要】救急医療は119番通報にはじまって、それを受ける災害救急情報センターにおける救急管制員、現場に派遣される救急隊、医療機関における医師および看護婦をはじめとする医療スタッフなど、多様な領域の人々が分業を担うことによって、短い時間のなかで最適な治療を患者に施すことをめざしている協働作業である。そのためには、適切な情報環境の構築が常に重要な課題のひとつとなっている。 今年度は大学病院における救急救命セン...
❏組織における言説の社会学的研究-救急医療システムにおける実践的知識マネジメント(11710114)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大学, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / 会話分析 (他11件)
【概要】救急医療は119番に通報する市民にはじまり、災害救急情報センターで119番通報を受ける受付指令員、救急隊から連絡を受け、医療機関と連絡をとりあう救急管制員、医療機関における医師、看護婦、その他のスタッフなど、多様な専門領域の人々が,それぞれの場所で分業を担うことによって特定の患者を搬送し、治療を受けさせるという一連の活動を可能にしている。この時間および空間をこえたところでの協働作業が可能となるため...
【情報学】情報学フロンティア:インターネットコミュニケーションを含む研究件
❏中国社会の秩序生成原理の探求~場に立ち現れる「理」~(26360005)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
【キーワード】中国 / 秩序 / 野次馬 / ワラワラ現象 / 秩序形成 (他22件)
【概要】いわゆる「共通の」何かによって社会秩序を担保する、という発想の限界を離脱するために、中国社会の紛争の場面における解決の作動原理を探求した。その結果、周囲にいる人々の好奇心に基づいているように見える、いわゆる「野次馬」的な行動が、重要な役割を果たしていることが明らかとなった。かつて路上で頻繁に展開されていたその現象は、現在ではインターネット上で観察される。この原理は、人類社会、一般に見られるものと予...
❏オルタナティブフードシステムの構築可能性に関する総合的研究(24380122)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中嶋 康博 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (50202213)
【キーワード】フードシステム / 食料消費 / 食の安全 / 直接コミュニケーション / 産直 (他15件)
【概要】1990年代以降に観察される新たな食料消費の動向について、ネオ・ポストモダン概念の分析枠組みを利用して、理論的かつ実証的に検討した。さらにこの消費者意識に適合し新時代の価値を生み出すオルタナティブフードシステムの構造と制度を検討するための応用的研究を行った。定量的研究については、WEBアンケート調査、直売所での実験的検証、工場見学訪問者へのアンケートなどに基づく消費者意識に関する分析、定性的研究に...
❏認知症患者家族と介護サービス提供者におけるITコミュニケーション支援効果の評価(21530603)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】内山 映子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)
【キーワード】認知症 / 家族 / 介護 / IT / 連携 (他11件)
【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...
【情報学】情報学フロンティア:日本文学コミュニケーションを含む研究件
❏18世紀以降の英語圏文学等における「注意」「共感」と「言語運用能力」表象の研究(20K00384)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】言語運用能力 / 英文学 / 日本文学 / 事務 / 共感 (他13件)
【概要】本研究の中心となるのは、19世紀から20世紀へ、さらに21世紀へと時代が進むにつれて、言語をめぐる規範意識はどう変化したかということである。その要因は何だったのか、またメディア装置の発達とも何らかの関係があるのかといったことにも目を向ける。言語運用能力に焦点をしぼりつつ文学作品を検分することで、あらたな知見が得られるものと考えている。 令和3年度は自由間接話法といった観点を利用したり、事務文書との...
❏英語圏および日本語の文学作品におけるポライトネスの機能(15K02292)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】ポライトネス / 英文学 / 日本文学 / 言語学 / 言語教育 (他24件)
【概要】本研究では、主に対人的な場面で使われると考えられがちな「敬意」や「丁寧さ」の表現が、不特定多数に向けた書き言葉でも潜在的に機能し、とくに小説や詩などの語りの中で語りの装置として大きな役割を果たしていること、またテクストと読者の間に興味深い作用を及ぼしていることを明らかにした。このことによって、文学テクストもまた何らかの目的を持ち、また結果をも引き起こす一種の「行為」だということが確認され、かつ、そ...
【情報学】情報学フロンティア:認知科学コミュニケーションを含む研究件
❏子どもの意味体系の構築:語に対する意味づけの更新過程に注目して(26870573)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐治 伸郎 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (50725976)
【キーワード】言語習得 / 語彙習得 / 認知科学 / 意味論 / 言語発達 (他8件)
【概要】本研究の目的は 3歳~6 歳の子どもが, 語の意味体系をどのように習得するのかを探ることである.本研究は(1)子ども語を学ぶ際, まず何を基盤にして事態を分節する基準を決め,語の習得が進むにつれその基準がどのように変化するのか, (2)その際子どもは既知の語と新奇の語の意味の関係をどのように調整するのか.一連の実験の結果,子どもはコミュニケーションにおいて他者にどのように情報を伝えるかを状況に応じ...
❏社会開発のための戦略的コミュニケーション(14780363)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】関谷 雄一 青山学院女子短期大学, 一般教育科目, 講師 (30329148)
【キーワード】社会開発研究 / コミュニケーション / 多文化的状況 / 状況的学習論 / 文化人類学 (他11件)
【概要】本年度は、平成15年1月15日から2月14日までの戦略的コミュニケーションを導入している世界銀行などの諸組織による社会開発プロジェクトの調査内容の分析と考察が中心となった。 同手法を用いることで開発実践者が不特定多数の受益者に対し、より効果的に情報を供給し受益者自身のイニシアティブにより生活習慣を改善させることが可能であることが分かった。実施者が流す情報に対する受益者の反応をあらかじめ想定し、マス...
【情報学】情報学フロンティア:エージェントコミュニケーションを含む研究件
❏社会ネットワークに着目したエージェント指向協調学習支援システムの研究開発(12558011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】緒方 広明 徳島大学, 工学部, 助教授 (30274260)
【キーワード】社会的ネットワーク / 協調学習環境 / グループウェア / コラボレーション / コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究の目的は、エージェント技術を用いて個人がもつ社会ネットワークを通じてユーザ同士が新たに出会い、知識ネットワークの構成し、新たな知識を創造し、それを蓄積・活用していける協調学習環境を構築することである。つまり、本研究では、社会ネットワークを単に情報や知識の伝達手段だけでなく、一人一人の個人の能力の開発手段と捉えており、各個人の知識ネットワークの成長と知識の創生の支援を目指すものである。 本研究...
❏インターネットを利用した日本語学習マルチメディア辞書の構築(09558017)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】矢野 米雄 徳島大学, 工学部, 教授 (40035663)
【キーワード】インターネット / WWW / リソース / 日本語教育 / 辞書システム (他26件)
【概要】我々は,WWWに代表されるインターネットを利用したオープンで拡張可能な日本語学習用電子辞書システムの研究として,待遇表現学習システムJecy,漢字熟語辞書システムKIDS-II,擬音語擬態辞書システムJamios,漢字学習支援システムJUPITERおよびAnckleのプロジェクトを進めた.Jecyは対人関係に着目した待遇表現学習支援システムであり,待遇表現知識ベースと文化的な差異による対人関係の捉...
❏擬人化エージェントによるマルチモーダルインタフェースプロトタイプの構築(09555119)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】森島 繁生 成蹊大学, 工学部, 助教授 (10200411)
【キーワード】感性情報処理 / 顔画像処理 / サイバースペース / エージェント / リップシンク (他13件)
【概要】擬人化エージェントを介して、ネットワーク上のサイバースペース内で、フェーストゥーフェースの対話を実現する多人数コミュニケーションシステムのプロトタイプを完成させた。これは、イーサネットに接続された複数のクライアントと、1台のサーバから構成され、各クライアントには、マイクロフォンとビデオカメラが設置されている。マイクから入力された声は逐次サーバに転送され、ニューラルネットによるパラメータ変換メカニズ...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルメディアコミュニケーションを含む研究件
❏ポストトゥルースの時代における新しい情報リテラシーの学際的探求(19H00518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久木田 水生 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
【キーワード】コミュニケーション / フェイクニュース / ソーシャルメディア / ICT / データ倫理 (他14件)
【概要】本研究ではフェイクニュースなどが広がる原因についての実証的な研究、それに対抗するための制度や倫理などの規範的研究、および人々がよりよく情報の生産と利用ができるようになるための教育活動を行っている。本年度はソーシャル・メディアなどによってフェイクニュースが拡散される実態、メカニズムについて計算社会科学、メディア論的観点から実証的研究および分析を行った。計算社会学の研究では、社会的影響とつながりの切断...
❏社会の分断をあおるコミュニケーションの発生・伝搬・共有過程(18H01078)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】唐沢 穣 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90261031)
【キーワード】社会的分断 / コミュニケーション / イデオロギー / ソーシャルネットワーク / 道徳観 (他16件)
【概要】政治家や有名人による「つぶやき」から、一見ごく普通の市民が発するヘイト・スピーチに至るまで、社会の分断をあおる言説が広く人々の間に拡散している。本研究では、こうした行為を「分断コミュニケーション」と位置づけ、その基礎にある心理過程を明らかにした。研究手法として、社会心理学実験、社会調査、ソーシャル・メディア分析といった多彩な手法を用いて、ミクロな個人レベルの心理過程とマクロな集合レベルの過程の両者...
【情報学】情報学フロンティア:対話コミュニケーションを含む研究件
❏責任ある研究・イノベーションの実現に向けた日本の研究者と疾患当事者の関係構築(17K18581)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】東島 仁 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (80579326)
【キーワード】患者・市民参画 / 責任ある研究・イノベーション / RRI / 科学コミュニケーション / ELSI (他9件)
【概要】先端医療の研究開発における「疾患当事者の参画(PPI)」は、研究の社会的、倫理的並びに科学的な妥当性を高める手段として、米国や欧州を中心に急激に定着し始めている。本研究は、PPIや類する活動の海外動向と、国内の先端生命医科学と患者やサバイバー等の疾患当事者をめぐる状況、研究助成機関や学会等の中間組織のありようをふまえて、日本に適したPPIのあり方について、主として再生医学・医療領域を対象に、研究者...
❏人狼ゲーム研究:他者中の自己モデルを考えた説得的人工知能の開発に向けて(15K12180)
【研究テーマ】エンタテインメント・ゲーム情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】稲葉 通将 広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (10636202)
【キーワード】人狼ゲーム / 人狼知能 / 対話システム / ゲーム情報学 / 対話 (他9件)
【概要】本研究の最終目的は,人と一緒に人狼ゲームをプレイできるエージェントの実現にある.研究期間内にはその第一歩として,人狼ゲーム専用のプロトコルを設計し,それを用いてコミュニケーションを行うエージェントに関する研究を実施した.特に,自分から他者がどう見えるかという「自己の心理モデル」に加え,他者から見て自分がどう見えるかという「他者から見た自己のモデル化」の2つの階層的な心理モデルを持つエージェントを構...
❏反省的授業研究による教師成長支援・教師ネットワーク再構築と学校再生の実証的研究(17500651)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤本 和子 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50226081)
【キーワード】教師教育 / 教師成長 / 授業研究 / リフレクション / 校内研修 (他10件)
【概要】本研究は、学校教育や地域の教育改革を支える、教師の授業力量形成を目的とする。具体的には、校内研といわれる学校単位の授業研究の研修支援や、地方教育委員会や教育センター・学習センター等行政主導の研修での授業研究による成長支援、そして、教師たちの自主的な研究集団における授業研究による成長支援を目的とした。そのうち、従来研究が手薄だった民間研究グループの自主的自立的な教員研修のリフレクティブな授業研究の支...
【情報学】情報学フロンティア:ユビキタス社会コミュニケーションを含む研究件
❏ユビキタス社会の社会情報学基礎論(19300084)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】正村 俊之 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00209420)
【キーワード】コミュニケーション / 身体 / メディア / 情報 / 情報空間 (他15件)
【概要】第1に、社会情報学基礎論としてのコミュニケーション論を構築するために「身体」「メディア」「情報空間」という三つのキイコンセプトを導入した。身体を原基的メディアとして位置づけたうえで、身体と各種のメディアによって構成された情報空間がコミュニケーションと相互連関的な構成関係をもっていることを明らかにした。第2に、物質的世界観に基礎をおいた近代的世界観に対置される新しい世界観として情報的世界観を提唱した...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【情報学】情報学フロンティア:社会情報学コミュニケーションを含む研究件
❏病院システムのエスノグラフィー的研究:実践的知識マネジメントの観点から(13710125)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / コミュニケーション (他8件)
【概要】救急医療は119番通報にはじまって、それを受ける災害救急情報センターにおける救急管制員、現場に派遣される救急隊、医療機関における医師および看護婦をはじめとする医療スタッフなど、多様な領域の人々が分業を担うことによって、短い時間のなかで最適な治療を患者に施すことをめざしている協働作業である。そのためには、適切な情報環境の構築が常に重要な課題のひとつとなっている。 今年度は大学病院における救急救命セン...
❏組織における言説の社会学的研究-救急医療システムにおける実践的知識マネジメント(11710114)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大学, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / 会話分析 (他11件)
【概要】救急医療は119番に通報する市民にはじまり、災害救急情報センターで119番通報を受ける受付指令員、救急隊から連絡を受け、医療機関と連絡をとりあう救急管制員、医療機関における医師、看護婦、その他のスタッフなど、多様な専門領域の人々が,それぞれの場所で分業を担うことによって特定の患者を搬送し、治療を受けさせるという一連の活動を可能にしている。この時間および空間をこえたところでの協働作業が可能となるため...
【情報学】情報学フロンティア:動画コミュニケーションを含む研究件
❏数学の文化的視野覚醒と新文化創出のための教材・指導法開発研究(14380055)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】礒田 正美 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (70212967)
【キーワード】数学 / 教育課程 / 数学史 / 道具 / 解釈学 (他21件)
【概要】当初の計画に従って、数学の文化的視野の覚醒のために3年間に渡り、40件を超える数学史原典を利用した教材の開発を進め、その実践的検証を行った。その成果は、30件を超える学会発表がなされ、海外からの招待講演を2件、国際会議のオーガナイザとして公開するとともに、web上でも公開した。 各事例は、何かを知ること、著者(相手、書き手、発言者)の立場を想定して何故かをしること、現在の自分と比較して相違を知るこ...
❏コンピュータ通信を利用した教育プログラムのためのヒューマンインターフェースの改善(07680236)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
【キーワード】インターネット / CSCW / インターカルチュラルコミュニケーション / ゲーム理論 / 囚人のジレンマ (他13件)
【概要】野嶋等は、米国ケースウェスタンリザ-ブ大学と早稲田大学との間でインターネットを利用した相互のり入れの授業を1992年以来実践している。この研究は、カリキュラム構成、理論化、実践研究の方法論、など多くの問題点を内包している。本研究では、このような実践研究を支える基礎研究であり、対話者相互のコミュニケーションを円滑するヒューマンファクターとして、対話者の画像を画面上に付加することの効果を、囚人のジレン...
【情報学】情報学フロンティア:情報システムコミュニケーションを含む研究件
❏病院システムのエスノグラフィー的研究:実践的知識マネジメントの観点から(13710125)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / コミュニケーション (他8件)
【概要】救急医療は119番通報にはじまって、それを受ける災害救急情報センターにおける救急管制員、現場に派遣される救急隊、医療機関における医師および看護婦をはじめとする医療スタッフなど、多様な領域の人々が分業を担うことによって、短い時間のなかで最適な治療を患者に施すことをめざしている協働作業である。そのためには、適切な情報環境の構築が常に重要な課題のひとつとなっている。 今年度は大学病院における救急救命セン...
❏組織における言説の社会学的研究-救急医療システムにおける実践的知識マネジメント(11710114)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大学, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / 会話分析 (他11件)
【概要】救急医療は119番に通報する市民にはじまり、災害救急情報センターで119番通報を受ける受付指令員、救急隊から連絡を受け、医療機関と連絡をとりあう救急管制員、医療機関における医師、看護婦、その他のスタッフなど、多様な専門領域の人々が,それぞれの場所で分業を担うことによって特定の患者を搬送し、治療を受けさせるという一連の活動を可能にしている。この時間および空間をこえたところでの協働作業が可能となるため...
【情報学】情報学フロンティア:自然言語処理コミュニケーションを含む研究件
❏人狼ゲーム研究:他者中の自己モデルを考えた説得的人工知能の開発に向けて(15K12180)
【研究テーマ】エンタテインメント・ゲーム情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】稲葉 通将 広島市立大学, 情報科学研究科, 助教 (10636202)
【キーワード】人狼ゲーム / 人狼知能 / 対話システム / ゲーム情報学 / 対話 (他9件)
【概要】本研究の最終目的は,人と一緒に人狼ゲームをプレイできるエージェントの実現にある.研究期間内にはその第一歩として,人狼ゲーム専用のプロトコルを設計し,それを用いてコミュニケーションを行うエージェントに関する研究を実施した.特に,自分から他者がどう見えるかという「自己の心理モデル」に加え,他者から見て自分がどう見えるかという「他者から見た自己のモデル化」の2つの階層的な心理モデルを持つエージェントを構...
❏仮想アシスタントを用いた対話的映像コンテンツの自動取得と利用(16300023)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中村 裕一 京都大学, 学術情報メディアセンター, 教授 (40227947)
【キーワード】マルチメディア / 対話メディア / 映像処理 / 自動撮影 / 自動編集 (他8件)
【概要】被支援者の状態,作業状況の認識:作業状況の推定とその結果に基づく適切な支援提示を行うためには,ユーザがどのような作業段階をどのように進めているかを知る必要がある.本研究では,机上作業を対象として,ユーザの手の検出,手に持った物体(把持物体)の追跡,認識,形状や体積の計測,変化の検出等の計測・認識処理に取り組み,新しい手法を提案した.その結果,物体や背景に関する予備知識が無い場合でも比較的安定にこれ...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワークコミュニケーションを含む研究件
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
❏労働者の生産性に及ぼす内部労働市場の効果-人事・製品取引データに基づく実証分析(26380369)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】上原 克仁 天理大学, 人間学部, 講師 (60509157)
【キーワード】人事データ / 成果指標 / 賃金 / コミュニケーション / 内部労働市場 (他12件)
【概要】1つは非線形報酬制度の導入が従業員のインセンティブにいかに影響を及ぼしたのか明らかにした。その結果、日々のインセンティブの変化に従業員が反応し、販売台数の分布に対して正の効果を持つ。同時に、努力が値引きという方向に働き、企業の利益面では負の効果をもたらすことが明らかになった。 もう1つは職場でのコミュニケーションネットワークが生産性に影響を及ぼすのか、ウェアラブルセンサを用いてコミュニケーション量...
❏総合学習における対人的学習環境の構成法とネットワークコミュニケーション過程の分析(11480037)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40000294)
【キーワード】学習環境 / コミュニケーション / 総合的な学習の時間 / 社会的構成主義 / 情報教育 (他14件)
【概要】初年度(平成11年度)は、総合学習における本研究テーマをめぐって、理論的検討を実施した。すなわち、J.Deweyの「児童中心」教育を中心に、近年の社会的構成主義、文脈主義、研究方法論やアプローチなどを討議した。その結果、総合学習における設計と評価では、「コミュニティにおける協同活動」や、「ポートフォリオ評価」などが理論上重要であることが確認され、論じられた(菅井)。また、試行期間にある総合学習の実...
【複合領域】社会・安全システム科学:災害情報コミュニケーションを含む研究件
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
❏災害に強い地域社会の形成技術に関する総合的研究(19206055)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】片田 敏孝 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20233744)
【キーワード】地域防災力 / 災害文化 / 防災教育 / リスク・コミュニケーション / 行動指南型ハザードマップ (他12件)
【概要】本研究は、「災害に強い地域社会の形成技術の開発」を最上位の目標に掲げ、地域社会が自然災害からの被害軽減に対して効率的に機能するよう形成されるための技術の一般化を図ることをもって我が国の防災科学に資することを目的としている。具体的には、災害文化を地域に再生させるためのコミュニケーション手法やコミュニティが希薄な地域におけるコミュニケーション手法などの開発や実践から得られた知見を一般化し、その体系化を...
【複合領域】社会・安全システム科学:教育ツールコミュニケーションを含む研究件
❏創造的問題解決における収束ツール開発と心理メカニズムの検討(23530915)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2014-03-31
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】創造的問題解決 / ストレス反応 / 認知的対処 / ゲーミング / ブレインストーミング (他14件)
【概要】本研究は、創造的問題解決における心理メカニズム解明を目的として研究を実施した。本目的を達成するために、ブレインストーミング法(BS法)を代表とする集団的思考の方法を気軽に体験し、学習することのできるカードゲームを開発し、ストレス軽減と認知的対処方略を理解することのできる心理データの取得を行った。 BS法がアイデア創出だけでなく、抑うつ感の軽減を促進すること、制御欲求の高い被験者は状況をより改善する...
❏カードゲーム方式ブレインストーミング法によるストレス軽減効果の検討(21730561)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】健康科学 / ブレインストーミング / ストレス / 認知的対処 / 創造性 (他12件)
【概要】創造性教育は,試行錯誤や洞察学習を積み重ねることで,子どもたちは自己決定感や自己有能感を獲得していくことを示している。本研究により,カードゲーム方式ブレインストーミング法は,(1)ディベートやディスカッションにはない特色が見られること,さらに(2)問題解決スキル習得だけでなく,クラスメートとの人間関係構築に役立つことが明らかとなった。 ...
【複合領域】科学教育・教育工学:災害科学コミュニケーションを含む研究件
❏社会構成主義的認知理論に基づいた災害科学コミュニケーションの確立(20K03236)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害科学 / コミュニケーション / 理科教育 / ナラティヴ / 地球システム (他9件)
【概要】災害科学の知識を防災につなげるための,科学的知識のより良い伝え方・位置づけ方を模索するため,埼玉県の防災教育重点校の小学校をフィールドとして,2つの理科の出前授業(「理科教室」)を実施した。これら2つの実践においてはともに,「地球システム」と「自分と地球のかかわり」に焦点を当て,「ナラティヴ(語り)」を通じて地球科学の知を物語化して共有することを重視した。 研究の実施にあたって,ナラティヴによって...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
【複合領域】科学教育・教育工学:高大連携コミュニケーションを含む研究件
❏参加型デザインモデルに基づいたテレプレゼンスロボットによる学習支援環境の開発(16K12797)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岸 磨貴子 明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (80581686)
【キーワード】ロボット / 学習環境デザイン / 特別支援教育 / 難民 / パフォーマンス心理学 (他18件)
【概要】本研究では,特別支援学校に在籍する肢体不自由児の学習支援を目的としたテレプレゼンスロボット導入の事例を通して,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するための学習環境モデルを開発した.操作者である肢体不自由児の身体的動作を代替する人型ロボットを活用した.本研究では,参加型デザインに基づき,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するツールの開発と導入を,学習環境再編のプロセスとして位置づけ,そのプロ...
❏最新の研究成果にもとづく大学教養課程用世界史教科書の作成(23242034)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】桃木 至朗 大阪大学, 文学研究科, 教授 (40182183)
【キーワード】世界史 / 教養教育 / 教科書 / 高大連携 / 歴史コミュニケーション (他6件)
【概要】本計画は、全国の高校・大学教員と協力し、歴史学各分野の最新の研究成果について、(1)教員用(高大両方)の解説・教材・用語集を作成する。(2)各高校や他大学の教養教育の状況も踏まえて、最終的には大学教養課程向けの世界史教科書を作成する、などを目標とした。成果として各種解説などを収めた報告書を計6冊刊行し、計画終了直後には教科書『市民のための世界史』も刊行したほか、全国歴史教育研究協議会や神奈川・北海...
【複合領域】科学教育・教育工学:高等教育改革コミュニケーションを含む研究件
❏臨床教育のビデオエスノグラフィー:高等教育における臨床教育場面の経験的比較研究(21330118)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / ビデオエスノグラフィー / 会話分析 / 高等教育 / 法科大学院 (他10件)
【概要】科学コミュニケーション論上及び実践高等教育学上の発見が各 1 点あった。市民からの期待の違いが、コミュニケーションスタイルの違いを生んでいた。法律相談では、弁護士からの助言は、法的適切性のみ期待されていたのに対し、医療相談では、医師は患者の生活面まで含めた助言を求められていた (背景は猪飼 2010:9&227 を参照)。また、模擬法廷の尋問場面では、従来気づかれていなかった当事者の戦略性...
❏高等教育改革のコミュニケーション分析-現場における文化変容の質的検討-(18330105)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 総合科学部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / 会話分析 / ビデオエスノグラフィー / PBLチュートリアル / 工学教育 (他13件)
【概要】ビデオエスノグラフィーという新しい研究手法を開発しつつ、実際的な分析にも成果をあげた。即ち、大学生が専門技能を学ぶ実践の状況を相互行為の観点から明らかにした。例えば、医学部PBLチュートリアルにおいて、レントゲン写真をみる'専門的'方法としての「離して見る」という技法が、教師から学ばれ、学生集団のなかで模倣的に獲得されていく状況が確認できた。教育を結果から評価するのではなく、プロセ...
【複合領域】科学教育・教育工学:授業研究コミュニケーションを含む研究件
❏反省的授業研究による教師成長支援・教師ネットワーク再構築と学校再生の実証的研究(17500651)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤本 和子 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50226081)
【キーワード】教師教育 / 教師成長 / 授業研究 / リフレクション / 校内研修 (他10件)
【概要】本研究は、学校教育や地域の教育改革を支える、教師の授業力量形成を目的とする。具体的には、校内研といわれる学校単位の授業研究の研修支援や、地方教育委員会や教育センター・学習センター等行政主導の研修での授業研究による成長支援、そして、教師たちの自主的な研究集団における授業研究による成長支援を目的とした。そのうち、従来研究が手薄だった民間研究グループの自主的自立的な教員研修のリフレクティブな授業研究の支...
❏数学の文化的視野覚醒と新文化創出のための教材・指導法開発研究(14380055)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】礒田 正美 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (70212967)
【キーワード】数学 / 教育課程 / 数学史 / 道具 / 解釈学 (他21件)
【概要】当初の計画に従って、数学の文化的視野の覚醒のために3年間に渡り、40件を超える数学史原典を利用した教材の開発を進め、その実践的検証を行った。その成果は、30件を超える学会発表がなされ、海外からの招待講演を2件、国際会議のオーガナイザとして公開するとともに、web上でも公開した。 各事例は、何かを知ること、著者(相手、書き手、発言者)の立場を想定して何故かをしること、現在の自分と比較して相違を知るこ...
【複合領域】科学教育・教育工学:特別支援教育コミュニケーションを含む研究件
❏参加型デザインモデルに基づいたテレプレゼンスロボットによる学習支援環境の開発(16K12797)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岸 磨貴子 明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (80581686)
【キーワード】ロボット / 学習環境デザイン / 特別支援教育 / 難民 / パフォーマンス心理学 (他18件)
【概要】本研究では,特別支援学校に在籍する肢体不自由児の学習支援を目的としたテレプレゼンスロボット導入の事例を通して,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するための学習環境モデルを開発した.操作者である肢体不自由児の身体的動作を代替する人型ロボットを活用した.本研究では,参加型デザインに基づき,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するツールの開発と導入を,学習環境再編のプロセスとして位置づけ,そのプロ...
❏自閉症スペクトラム障害者の非言語情報利用促進に関する認知神経心理学的研究(20730568)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】近藤 武夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, その他 (00379869)
【キーワード】特別支援教育 / 発逹障害 / 自閉症スペクトラム障害 / コミュニケーション / 発達障害
【概要】発逹障害のある当事者にとって困難でるとさるコミュニケーションスキルでは,その障害の特徴として当事者の持つ困難のみに焦点が当てられるが,現実の生活場面の支援においては,障害当事者へどのような合理的配慮があれば,日常のコミュニケーションを円滑に進められる加藤観点からの支援が行われる。本研究では、ASD(自閉症スペクトラム症候群)に対して、非言語情報が伝達する話者情動を理解するための規則を教示すること(...
【複合領域】科学教育・教育工学:学習支援コミュニケーションを含む研究件
❏参加型デザインモデルに基づいたテレプレゼンスロボットによる学習支援環境の開発(16K12797)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岸 磨貴子 明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (80581686)
【キーワード】ロボット / 学習環境デザイン / 特別支援教育 / 難民 / パフォーマンス心理学 (他18件)
【概要】本研究では,特別支援学校に在籍する肢体不自由児の学習支援を目的としたテレプレゼンスロボット導入の事例を通して,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するための学習環境モデルを開発した.操作者である肢体不自由児の身体的動作を代替する人型ロボットを活用した.本研究では,参加型デザインに基づき,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するツールの開発と導入を,学習環境再編のプロセスとして位置づけ,そのプロ...
❏インターネット・コミュニケーションにおける創造的思考の支援方法に関する基礎的研究(12780130)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】森田 裕介 長崎大学, 教育学部, 講師 (20314891)
【キーワード】インターネット / コミュニケーション / 創造的思考 / 概念マップ / 学習支援
【概要】1.対面コミュニケーションにおける創造的思考の支援方法に関する実験:創造的思考課題として日常的推論課題を作成し,より多くのアイディアを産出させるブレーンストーミング的指示をした群とより深く考えるKJ法的指示をした群を比較し,例示の効果を調べた。その結果として例示をすることでより質の高いアイディアが産出されることを示した。この成果について国際会議で発表を行った。また,対面コミュニケーション実験を行い...
【複合領域】科学教育・教育工学:異文化理解コミュニケーションを含む研究件
❏留学生のキャリア意識・支援の実態解明と組織横断的なキャリア支援システムの構築(19K00747)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寅丸 真澄 早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授 (60759314)
【キーワード】留学生 / キャリア意識 / キャリア支援システム / アンケート調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】2021年度の実績は主に次の三点である。 一点目は、これまでコロナ拡大の影響で実施できなかったアンケート本調査を実施した。パイロット調査において個人情報の保護や回答の信頼性、作業手順等を確認し、首都圏、関西、四国、中国、九州圏の外国人留学生を対象に約50の質問項目についてオンライン調査を実施し、260名から回答を得た。それらの回答について統計分析を行い、留学生の留学目的は、日本の社会文化への関心、...
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
❏広告コミュニケーションの日米間の相違の社会学的研究(04451095)
【研究テーマ】文学一般
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】有馬 哲夫 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 助教授 (10168023)
【キーワード】広告 / テレビコマーシャル / コミュニケーション / 日米比較 / コマーシャル (他6件)
【概要】本研究では次のことが明らかになった。テレビコマーシャルのハードセルとソフトセルという表現様式で日米間で大きな相違がみられるのは、1)両国の放送と広告のシステムの違い、2)両国の視聴者と社会の特性の違い、3)前の2つから生じるコミュニケーションパターンの違い、から生じている。 1)のシステムの違いとは、テレビ放送のシステム、法規制、広告製作者の自主規制、放送局の自主規制、そして取引習慣など送り手側の...
【複合領域】科学教育・教育工学:英語コミュニケーションを含む研究件
❏18世紀以降の英語圏文学等における「注意」「共感」と「言語運用能力」表象の研究(20K00384)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】言語運用能力 / 英文学 / 日本文学 / 事務 / 共感 (他13件)
【概要】本研究の中心となるのは、19世紀から20世紀へ、さらに21世紀へと時代が進むにつれて、言語をめぐる規範意識はどう変化したかということである。その要因は何だったのか、またメディア装置の発達とも何らかの関係があるのかといったことにも目を向ける。言語運用能力に焦点をしぼりつつ文学作品を検分することで、あらたな知見が得られるものと考えている。 令和3年度は自由間接話法といった観点を利用したり、事務文書との...
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
【複合領域】科学教育・教育工学:英語教育コミュニケーションを含む研究件
❏英語圏および日本語の文学作品におけるポライトネスの機能(15K02292)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】ポライトネス / 英文学 / 日本文学 / 言語学 / 言語教育 (他24件)
【概要】本研究では、主に対人的な場面で使われると考えられがちな「敬意」や「丁寧さ」の表現が、不特定多数に向けた書き言葉でも潜在的に機能し、とくに小説や詩などの語りの中で語りの装置として大きな役割を果たしていること、またテクストと読者の間に興味深い作用を及ぼしていることを明らかにした。このことによって、文学テクストもまた何らかの目的を持ち、また結果をも引き起こす一種の「行為」だということが確認され、かつ、そ...
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
❏英語スピーチアクトコーパスの構築と大学英語教育に於けるその活用(18820028)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】鈴木 利彦 上智大学, 一般外国語教育センター, 講師 (40433792)
【キーワード】英語教育 / 語用論 / コミュニケーション / スピーチアクト / コーパス (他8件)
【概要】1.2007年度前期の授業で、4つのスピーチアクト(Comforting,Complaining,Requesting,Suggesting)に関して指導を行った。その間スピーチアクトを見分けるreceptive skillに関して、Experimental group(初級クラスーサンプル数25、中級IIクラス(1)-サンプル数33、中級IIクラス(2)-サンプル数25、の3クラス=総計83)で...
【複合領域】科学教育・教育工学:メディアリテラシーコミュニケーションを含む研究件
❏遠隔操作取材ロボットを利用したダイレクトマスコミュニケーション技術の研究(15650012)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】掛谷 英紀 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (70334050)
【キーワード】マスコミ / ヒューマンインタフェース / 遠隔操作 / 意図的編集 / 無罪証明カメラ (他18件)
【概要】本年度は、遠隔操作取材ロボットを自由に操るためのインタフェースについて主に研究を行った。具体的には、CG空間に模擬的な取材空間を作り、被験者に仮想ロボットを操作させる実験を行い、PCの画面を見ながらロボットを操作しやすいインタフェースの形式を模索した。結果、仮想的なシリンドリカルスクリーンを多少斜め情報から眺める投影図をPCスクリーン上に表示しながらロボットを操作させる方法が、最も操作に適している...
❏総合学習における対人的学習環境の構成法とネットワークコミュニケーション過程の分析(11480037)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40000294)
【キーワード】学習環境 / コミュニケーション / 総合的な学習の時間 / 社会的構成主義 / 情報教育 (他14件)
【概要】初年度(平成11年度)は、総合学習における本研究テーマをめぐって、理論的検討を実施した。すなわち、J.Deweyの「児童中心」教育を中心に、近年の社会的構成主義、文脈主義、研究方法論やアプローチなどを討議した。その結果、総合学習における設計と評価では、「コミュニティにおける協同活動」や、「ポートフォリオ評価」などが理論上重要であることが確認され、論じられた(菅井)。また、試行期間にある総合学習の実...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:会話分析コミュニケーションを含む研究件
❏認知症高齢者に有効なソーシャルワーク面談のプロトコル開発(19H01577)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】加瀬 裕子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (30296404)
【キーワード】ソーシャルワーク / 認知症 / 行動分析 / 会話分析 / 面接 (他13件)
【概要】【意義と目的】 介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...
❏救急収容要請通話における情報提示内容・提示順と諾否の判断に要する時間の関連性(24590632)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】杉本 なおみ 慶應義塾大学, 看護学部, 教授 (70288124)
【キーワード】救急医療 / 病院前医療 / 救急搬送 / 救急収容要請通話 / ホットライン (他17件)
【概要】救急収容要請通話1年分を分析し(1)患者の社会心理的情報と搬送内容の伝達に費やす秒数は、生物医学的情報の伝達に要する秒数に匹敵する、(2)通話途中で不応需に至る場合には「当該診療科対応不能」「スペース不足」「『かかりつけ』と『直近』の捉え方の相違」がある、(3)「音読み」身体呼称(例:「側背・足背」)は誤解を招く可能性がある、また交通外傷の場合(4)主訴>バイタルサイン>属性>受傷機転>事故のエネ...
❏介護施設において高齢者・介護職員間で交わされる身体動作を用いた空間表現の研究(21530590)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】細馬 宏通 滋賀県立大学, 人間文化学部 (90275181)
【キーワード】グループホーム / コミュニケーション / ジェスチャー / 会話分析 / 回想法 (他11件)
【概要】介護空間における高齢者と介護者との身体を用いた相互行為について、デイケアセンターにおける回想法場面、グループホームにおける介護場面、グループホームにおける介護者どうしのカンファレンス場面を観察し、分析を行った。高齢者や介護者の知識や考えはことばに現れにくい身体動作によって表れており、空間内のものやできごとを手がかりとしている。彼らは、その場の手がかりを用い、お互いに相手の動作を真似たり改変したりな...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:不確実性コミュニケーションを含む研究件
❏社会構成主義的認知理論に基づいた災害科学コミュニケーションの確立(20K03236)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害科学 / コミュニケーション / 理科教育 / ナラティヴ / 地球システム (他9件)
【概要】災害科学の知識を防災につなげるための,科学的知識のより良い伝え方・位置づけ方を模索するため,埼玉県の防災教育重点校の小学校をフィールドとして,2つの理科の出前授業(「理科教室」)を実施した。これら2つの実践においてはともに,「地球システム」と「自分と地球のかかわり」に焦点を当て,「ナラティヴ(語り)」を通じて地球科学の知を物語化して共有することを重視した。 研究の実施にあたって,ナラティヴによって...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏科学者の社会的責任の現代的課題:科学コミュニケーションの接点の課題から(22500959)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 不確実性 / リスク / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究課題の目的は、科学者の社会的責任の現代的課題について、責任論と科学コミュニケーション論の接点にあたる課題を中心に、事例分析をもとに分析をすすめることである。科学者の社会的責任の現代的課題は、(1)科学者共同体内部を律する責任(ResponsibleConductofResearch)、(2)製造物責任(ResponsibleProducts)、(3)市民の問いかけへの呼応責任(Respons...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:高等教育コミュニケーションを含む研究件
❏臨床教育のビデオエスノグラフィー:高等教育における臨床教育場面の経験的比較研究(21330118)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / ビデオエスノグラフィー / 会話分析 / 高等教育 / 法科大学院 (他10件)
【概要】科学コミュニケーション論上及び実践高等教育学上の発見が各 1 点あった。市民からの期待の違いが、コミュニケーションスタイルの違いを生んでいた。法律相談では、弁護士からの助言は、法的適切性のみ期待されていたのに対し、医療相談では、医師は患者の生活面まで含めた助言を求められていた (背景は猪飼 2010:9&227 を参照)。また、模擬法廷の尋問場面では、従来気づかれていなかった当事者の戦略性...
❏高等教育改革のコミュニケーション分析-現場における文化変容の質的検討-(18330105)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 総合科学部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / 会話分析 / ビデオエスノグラフィー / PBLチュートリアル / 工学教育 (他13件)
【概要】ビデオエスノグラフィーという新しい研究手法を開発しつつ、実際的な分析にも成果をあげた。即ち、大学生が専門技能を学ぶ実践の状況を相互行為の観点から明らかにした。例えば、医学部PBLチュートリアルにおいて、レントゲン写真をみる'専門的'方法としての「離して見る」という技法が、教師から学ばれ、学生集団のなかで模倣的に獲得されていく状況が確認できた。教育を結果から評価するのではなく、プロセ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:説明責任コミュニケーションを含む研究件
❏原子力安全法システムの設計(21510175)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】諸葛 宗男 東京大学, 大学院・公共政策学連携研究部, 特任教授 (00535049)
【キーワード】安全システム / 原子力安全法システム / 福島第一事故 / 安全対策 / 専門性 (他24件)
【概要】巨大化技術の安全システムは現代社会が抱える大きな課題である。本研究では巨大化技術の代表例として原子力を取り上げ、その安全法システムの問題点を摘出しその解決方策を検討した。本研究の半ばの2011年3月11日に東京電力福島第一発電所事故が発生したため、事故で露呈した原子力法システムの問題点の検討を追加した。解決策の検討ではしたがって、事故前の研究で抽出した問題点と併せ、包括的に解決する解決方策を検討し...
❏自治体「不祥事」と法令遵守体制の構築に関する研究(19610004)
【研究テーマ】社会秩序学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】礒崎 初仁 (2008-2010) 中央大学, 法学部, 教授 (40349212)
【キーワード】不祥事 / 法令遵守 / 自治体法務 / 監査 / 自治体官僚制 (他17件)
【概要】自治体の不祥事は多様であるが、(1)組織的不正行為、(2)組織的失敗行為、(3)職務上の個人的不正行為、(4)職務外の個人的不祥事に分けられる。その原因としては、(1)職務の複雑さと責任の拡大、(2)人材育成不足と職務環境の劣化、(3)社会からの要求の厳格化等がある。そこで対策としては、(1)事務執行の手続整備、(2)検査・監査体制の実質化、(3)関係者通報の促進、(4)人事政策・組織改革が必要で...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:エスノメソドロシーコミュニケーションを含む研究件
❏臨床教育のビデオエスノグラフィー:高等教育における臨床教育場面の経験的比較研究(21330118)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / ビデオエスノグラフィー / 会話分析 / 高等教育 / 法科大学院 (他10件)
【概要】科学コミュニケーション論上及び実践高等教育学上の発見が各 1 点あった。市民からの期待の違いが、コミュニケーションスタイルの違いを生んでいた。法律相談では、弁護士からの助言は、法的適切性のみ期待されていたのに対し、医療相談では、医師は患者の生活面まで含めた助言を求められていた (背景は猪飼 2010:9&227 を参照)。また、模擬法廷の尋問場面では、従来気づかれていなかった当事者の戦略性...
❏高等教育改革のコミュニケーション分析-現場における文化変容の質的検討-(18330105)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 総合科学部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / 会話分析 / ビデオエスノグラフィー / PBLチュートリアル / 工学教育 (他13件)
【概要】ビデオエスノグラフィーという新しい研究手法を開発しつつ、実際的な分析にも成果をあげた。即ち、大学生が専門技能を学ぶ実践の状況を相互行為の観点から明らかにした。例えば、医学部PBLチュートリアルにおいて、レントゲン写真をみる'専門的'方法としての「離して見る」という技法が、教師から学ばれ、学生集団のなかで模倣的に獲得されていく状況が確認できた。教育を結果から評価するのではなく、プロセ...
❏協同作業空間の複層性に関する社会学的研究(16330095)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山崎 敬一 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)
【キーワード】社会学 / 情報工学 / エスノメソドロジー / CSCW / ヒューマンインタラクション (他16件)
【概要】この研究は、人々が環境のなかでどのような相互行為を行うのかを、社会学におけるエスノメソドロジーの視点から分析しようとするものである。特に、1.人々が同じ環境を共有して協同作業を行うケースと、2.何らかのメディアを用いた遠隔的協同作業という協同作業が二つの異なった環境で行われるケースをとりあげることで、協同作業と環境との関係を分析しようというものである。また1や2の研究に基づいて、3.新たな人間支援...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:相互行為コミュニケーションを含む研究件
❏共在性に基づく個人間協調がリハビリテーション場面での運動支援に及ぼす効果(18KT0083)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-07-18 - 2021-03-31
【研究代表者】児玉 謙太郎 東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (20734411)
【キーワード】リハビリテーション / コミュニケーション / マルチモーダルインタラクション / 個人間協調 / 共在性 (他7件)
【概要】本研究の目的は,リハビリテーション場面において共在性に基づく患者-セラピスト間の身体協調が運動支援に及ぼす効果を解明することであった.病院でのリハビリの現場で,患者-セラピスト間でのコミュニケーション場面をビデオで記録し,そのデータの質的分析を行った結果,セラピストは,患者の身体,環境との相互作用や,言語・非言語情報を巧みに利用しながら,患者の身体機能の回復と,心理的な側面への働きかけを行っている...
❏ユビキタス社会の社会情報学基礎論(19300084)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】正村 俊之 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00209420)
【キーワード】コミュニケーション / 身体 / メディア / 情報 / 情報空間 (他15件)
【概要】第1に、社会情報学基礎論としてのコミュニケーション論を構築するために「身体」「メディア」「情報空間」という三つのキイコンセプトを導入した。身体を原基的メディアとして位置づけたうえで、身体と各種のメディアによって構成された情報空間がコミュニケーションと相互連関的な構成関係をもっていることを明らかにした。第2に、物質的世界観に基礎をおいた近代的世界観に対置される新しい世界観として情報的世界観を提唱した...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:ナラティブコミュニケーションを含む研究件
❏社会構成主義的認知理論に基づいた災害科学コミュニケーションの確立(20K03236)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害科学 / コミュニケーション / 理科教育 / ナラティヴ / 地球システム (他9件)
【概要】災害科学の知識を防災につなげるための,科学的知識のより良い伝え方・位置づけ方を模索するため,埼玉県の防災教育重点校の小学校をフィールドとして,2つの理科の出前授業(「理科教室」)を実施した。これら2つの実践においてはともに,「地球システム」と「自分と地球のかかわり」に焦点を当て,「ナラティヴ(語り)」を通じて地球科学の知を物語化して共有することを重視した。 研究の実施にあたって,ナラティヴによって...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ-「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み(15320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】紀平 知樹 (2004-2006) 大阪大学, 文学研究科, 講師 (70346154)
【キーワード】倫理学 / 生命学 / コミュニケーション / スピリチュアリティ / ナラティブ (他23件)
【概要】・本研究は、「擬似法的倫理からプロセスの倫理」への転換の完成を探るために以下のような調査、研究を行った。 ・本研究で、「擬似法的倫理」と呼ぶものの問題性を明らかにするために、日本(金森修氏)、ドイツ(Dietmar Mieth氏)、ルーマニア(Michaela Serbulea氏)の生命倫理研究者を招いて講演会を開き、それぞれリベラル新優生学、ヨーロッパ連合(EU)の生命倫理政策、および遺伝子工学...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学コミュニケーションコミュニケーションを含む研究件
❏ビッグサイエンスの地域社会コミュニケーションの設計(17K01020)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】横山 広美 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授 (50401708)
【キーワード】大型科学 / 地域振興 / 地域コミュニケーション / 科学技術政策 / 科学コミュニケーション (他10件)
【概要】ボトムアップの巨大基礎科学の例として、岩手県への誘致が注目をされる素粒子分野の国際リニアコライダー計画の地域コミュニケーションについて着目をした。現地視察やウェブ調査会社を通じて行った意識調査の結果、ILCの認知度は岩手県のみ高く、東京や他の地域では低く全国的には知られていなかった。また岩手県では3.11の後の県の復興計画にILC計画が盛り込まれたことから、地域をあげての誘致活動が活発になり、「地...
❏責任ある研究・イノベーションの実現に向けた日本の研究者と疾患当事者の関係構築(17K18581)
【研究テーマ】社会学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】東島 仁 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (80579326)
【キーワード】患者・市民参画 / 責任ある研究・イノベーション / RRI / 科学コミュニケーション / ELSI (他9件)
【概要】先端医療の研究開発における「疾患当事者の参画(PPI)」は、研究の社会的、倫理的並びに科学的な妥当性を高める手段として、米国や欧州を中心に急激に定着し始めている。本研究は、PPIや類する活動の海外動向と、国内の先端生命医科学と患者やサバイバー等の疾患当事者をめぐる状況、研究助成機関や学会等の中間組織のありようをふまえて、日本に適したPPIのあり方について、主として再生医学・医療領域を対象に、研究者...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
【複合領域】健康・スポーツ科学:夫婦コミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏認知症の非薬物療法 ; 夫婦間ライフレビューの開発(22530631)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】加瀬 裕子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (30296404)
【キーワード】認知症 / 夫婦間ライフレビュー / 夫婦 / ライフレビュー / コミュニケーション (他7件)
【概要】<目的>本研究では、認知症患者と介護者である配偶者に同時に介入する事で、認知症の非薬物療法としての効果が存在するとの仮説の基に、「夫婦間ライフレビュー」を開発し検証することを目的とした。 <方法>認知症の要介護者とその配偶者に毎週1時間ずつ、計6回、セッションを行い、写真本(ライフレビュー・ブック)を作成した。3回の測定により、その効果を評価しつつ、効果的で実施可能性の高い...
【複合領域】健康・スポーツ科学:親子コミュニケーションを含む研究件
❏クライミングによる親子関係の促進を意図したライフスキル教育プログラムの開発と評価(19K11584)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高梨 美奈 国際基督教大学, 教養学部, 特任講師 (10805732)
【キーワード】クライミング / 親子関係 / ライフスキル / コミュニケーション / 共通体験 (他12件)
【概要】本研究では,子ども自身が認知している「親への関わり方」と「レジリエンス」を測定する尺度を開発し、「保護者の養育態度」が「子どものレジリエンス」の規定要因であることを実証した。その結果に基づいて,保護者の養育態度の変容促進を意図した「親子クライミング教室プログラム」による介入実践を行い、プログラム参加を通じた子どものライフスキル、親子間のコミュニケーションの変化を調べるため参加者に対し、半構造化面接...
❏育児困難な乳幼児と保育者のコミュニケーションの進展(24660027)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】門脇 千恵 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (50204524)
【キーワード】社会的相互関係 / ビデオ観察 / 自閉症スペクトラム障害(ASD) / ビデオ撮影 / 親子 (他12件)
【概要】発達障害への関心は高まりつつあるものの専門家による診断機会は容易に受けることが出来ないという現状がある。この研究により採用された観察状況は、日常生活を簡単に頻回に観察が必要時に使用できることである。 使用したビデオカメラは家庭用の安価なものを使用しています。親が子供のふるまいに熱心であるとき、親と子供は一列に座って、遊びの状況と軽食の状況の写真を撮り、専門家に意見を聞くことが推薦される。 この研究...
【複合領域】デザイン学:ワークショップコミュニケーションを含む研究件
❏観光まちづくり活動におけるファシリテーター型リーダーの育成に関する実証研究(25501013)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大西 律子 目白大学, 社会学部, 教授 (50337630)
【キーワード】観光まちづくり / まちづくり学習 / リーダー育成 / 市民参加 / ファシリテーション (他25件)
【概要】本研究は、観光まちづくりリーダーの量的・質的拡充を最終目標に、地域で導入可能な「リーダー育成プログラム」の開発を目指している。具体的には、観光まちづくりリーダーに必要不可欠な、「ファシリテーション能力」(関係主体間の意見調整を権威により図るのではなく、主体の多様性を尊重し、異なる意見をオープンに引き出し、コンセンサスを築き、創造的な問題解決を促す力量)に着目し、1)当該能力の育成に主眼をおくプログ...
❏影を用いた場の創出的メディア表現とコミュニティ・コミュニケーションへの活用(18300044)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10103615)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / コミュニケーション支援 / 共創 / 場 / 身体性 (他9件)
【概要】居場所づくりの支援には, 無意識の領域にまでコミュニケーションを拡大する技術が必要になる. そこで, 身体と存在的に非分離な影が, 場の創出的メディアとして働くことを示すとともに, 影を使った二領域的通信原理を基に, 人々の間に存在的なつながりが生まれる居場所のコミュニケーション支援とそのネットワーク化に必要な基盤的技術の開発を行い, 場のコンテクストや間合いの創出に着目して, その有用性を確認し...
❏高等教育改革のコミュニケーション分析-現場における文化変容の質的検討-(18330105)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 総合科学部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / 会話分析 / ビデオエスノグラフィー / PBLチュートリアル / 工学教育 (他13件)
【概要】ビデオエスノグラフィーという新しい研究手法を開発しつつ、実際的な分析にも成果をあげた。即ち、大学生が専門技能を学ぶ実践の状況を相互行為の観点から明らかにした。例えば、医学部PBLチュートリアルにおいて、レントゲン写真をみる'専門的'方法としての「離して見る」という技法が、教師から学ばれ、学生集団のなかで模倣的に獲得されていく状況が確認できた。教育を結果から評価するのではなく、プロセ...
【複合領域】デザイン学:暗黙知コミュニケーションを含む研究件
❏知の伝達メカニズムを探る~身振り伝達コミュニケーションに基づく行動の記憶と再生(19300039)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】前田 太郎 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00260521)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 暗黙知 / モデル化 / 脳・神経 / コミュニケーション
【概要】本研究では教示情報を制御した場合の動作の達成度・習熟度を比較する手法で知の伝達メカニズムの解明を狙った.実験では被験者に映像提示から運動の再構成を行わせた.運動を教示する情報として運動全体の動画もしくは選択されたスチル画像を用い,人間が身体動作を知覚・記憶・再構成するメカニズムに関する知見を得た.これは行動の暗黙知が認識・記憶に反映される一例であり,これらの知見を牽引力錯覚提示利用の行動指示装置な...
❏コミュニケーションにおける身体・自己に根ざした表現力を育成するための方法論の構築(16500164)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】諏訪 正樹 中京大学, 情報理工学部, 教授 (50329661)
【キーワード】メタ認知 / コミュニケーション / 身体性 / 自己 / 言語的意識 (他9件)
【概要】コミュニケーション研究において、参画する人が自ら表現を醸成するプロセスの研究はほとんど行われてこなかった。人は、必ずしも表現したいことを明確に意識しコミュニケーションするわけではない。むしろ場において次第に表現が醸成されてくる場合が多い。完成開拓の様々な課題や、身体的技を向上させる課題において実験を行った。感性開拓課題としては、居心地探求、服飾デザインの探求、風景描写文章表現の模索、絵画表現などを...
【複合領域】デザイン学:創造性コミュニケーションを含む研究件
❏創造的問題解決における収束ツール開発と心理メカニズムの検討(23530915)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2014-03-31
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】創造的問題解決 / ストレス反応 / 認知的対処 / ゲーミング / ブレインストーミング (他14件)
【概要】本研究は、創造的問題解決における心理メカニズム解明を目的として研究を実施した。本目的を達成するために、ブレインストーミング法(BS法)を代表とする集団的思考の方法を気軽に体験し、学習することのできるカードゲームを開発し、ストレス軽減と認知的対処方略を理解することのできる心理データの取得を行った。 BS法がアイデア創出だけでなく、抑うつ感の軽減を促進すること、制御欲求の高い被験者は状況をより改善する...
❏カードゲーム方式ブレインストーミング法によるストレス軽減効果の検討(21730561)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】健康科学 / ブレインストーミング / ストレス / 認知的対処 / 創造性 (他12件)
【概要】創造性教育は,試行錯誤や洞察学習を積み重ねることで,子どもたちは自己決定感や自己有能感を獲得していくことを示している。本研究により,カードゲーム方式ブレインストーミング法は,(1)ディベートやディスカッションにはない特色が見られること,さらに(2)問題解決スキル習得だけでなく,クラスメートとの人間関係構築に役立つことが明らかとなった。 ...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【複合領域】デザイン学:デザインコミュニケーションを含む研究件
❏文字を介した視覚的コミュニケーション基盤の創成(22H00540)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】内田 誠一 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (70315125)
【キーワード】文字 / コミュニケーション / 古典籍 / デザイン
【概要】
❏グノーシスとモニスムス――ドイツ近代美術の位相(18K00139)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】前田 富士男 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (90118836)
【キーワード】バウハウス / コミュニケーション / デザイン / 想像力 / ポスト・主体性 (他27件)
【概要】ドイツ近代美術(19世紀末~20世紀)は、明確な綱領を持つ芸術家集団(Gruppe, Bund, Verein, Ratほか)の結成・解散を特徴とする。その歴史は、近代社会における共同体/集合体関連の変容や、社会システムや規範の機能主義的分化、また文化の複雑化を映出する。 芸術的価値が多様化し「芸術の終焉のあと」が問われる現在、最重要の論点は「規範とデザイン」にほかならない。本研究は、グノーシス的...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【複合領域】デザイン学:コラボレーションコミュニケーションを含む研究件
❏反省的授業研究による教師成長支援・教師ネットワーク再構築と学校再生の実証的研究(17500651)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】澤本 和子 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50226081)
【キーワード】教師教育 / 教師成長 / 授業研究 / リフレクション / 校内研修 (他10件)
【概要】本研究は、学校教育や地域の教育改革を支える、教師の授業力量形成を目的とする。具体的には、校内研といわれる学校単位の授業研究の研修支援や、地方教育委員会や教育センター・学習センター等行政主導の研修での授業研究による成長支援、そして、教師たちの自主的な研究集団における授業研究による成長支援を目的とした。そのうち、従来研究が手薄だった民間研究グループの自主的自立的な教員研修のリフレクティブな授業研究の支...
❏社会ネットワークに着目したエージェント指向協調学習支援システムの研究開発(12558011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】緒方 広明 徳島大学, 工学部, 助教授 (30274260)
【キーワード】社会的ネットワーク / 協調学習環境 / グループウェア / コラボレーション / コミュニケーション (他13件)
【概要】本研究の目的は、エージェント技術を用いて個人がもつ社会ネットワークを通じてユーザ同士が新たに出会い、知識ネットワークの構成し、新たな知識を創造し、それを蓄積・活用していける協調学習環境を構築することである。つまり、本研究では、社会ネットワークを単に情報や知識の伝達手段だけでなく、一人一人の個人の能力の開発手段と捉えており、各個人の知識ネットワークの成長と知識の創生の支援を目指すものである。 本研究...
【複合領域】生活科学:環境コミュニケーションコミュニケーションを含む研究件
❏多元的無知が環境配慮行動を阻害するプロセスの解明-国際比較調査・実験による検討(21H00932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】環境コミュニケーション / 多元的無知 / 国際比較 / 社会規範 / ゲーミング (他8件)
【概要】本研究では、複数の国においてオンライン調査を実施し、多元的無知が実際に環境コミュニケーションを取る意図に影響を及ぼしているのかを検討する。 2021年度は、そのための準備として、調査項目の検討を行い、日本において予備調査を実施した。オンライン調査における回答数は711、有効回答数は331であった。全国の20歳~69歳を対象とし、性別、年代が均等になるように割り付けた。 自身の省エネ問題に関する会話...
❏環境配慮型ライフスタイルを促進するコミュニケーションの検討:国際比較実験を用いて(16K00749)
【研究テーマ】家政・生活学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】コミュニケーション / 環境配慮型ライフスタイル / ゲーミング / 国際比較実験 / 多元的無知 (他13件)
【概要】本研究では、環境ライフスタイルを広めるコミュニケーションの効果を、次の2つの国際比較実験により検討した。1)省エネ製品を勧めるメッセージの効果を検討する国際比較実験を日本、中国、ドイツにおいて検討した。日本では友人条件と会社条件で差がなかったのに対し、ドイツでは会社条件の方が友人条件よりも省エネ製品購入意図の変化量が大きかった。2)自身が環境配慮行動を他者に勧める立場を演じる、説得納得ゲームを用い...
【複合領域】生活科学:多元的無知コミュニケーションを含む研究件
❏多元的無知が環境配慮行動を阻害するプロセスの解明-国際比較調査・実験による検討(21H00932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】環境コミュニケーション / 多元的無知 / 国際比較 / 社会規範 / ゲーミング (他8件)
【概要】本研究では、複数の国においてオンライン調査を実施し、多元的無知が実際に環境コミュニケーションを取る意図に影響を及ぼしているのかを検討する。 2021年度は、そのための準備として、調査項目の検討を行い、日本において予備調査を実施した。オンライン調査における回答数は711、有効回答数は331であった。全国の20歳~69歳を対象とし、性別、年代が均等になるように割り付けた。 自身の省エネ問題に関する会話...
❏環境配慮型ライフスタイルを促進するコミュニケーションの検討:国際比較実験を用いて(16K00749)
【研究テーマ】家政・生活学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】コミュニケーション / 環境配慮型ライフスタイル / ゲーミング / 国際比較実験 / 多元的無知 (他13件)
【概要】本研究では、環境ライフスタイルを広めるコミュニケーションの効果を、次の2つの国際比較実験により検討した。1)省エネ製品を勧めるメッセージの効果を検討する国際比較実験を日本、中国、ドイツにおいて検討した。日本では友人条件と会社条件で差がなかったのに対し、ドイツでは会社条件の方が友人条件よりも省エネ製品購入意図の変化量が大きかった。2)自身が環境配慮行動を他者に勧める立場を演じる、説得納得ゲームを用い...
【複合領域】生活科学:ゲーミングコミュニケーションを含む研究件
❏多元的無知が環境配慮行動を阻害するプロセスの解明-国際比較調査・実験による検討(21H00932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】環境コミュニケーション / 多元的無知 / 国際比較 / 社会規範 / ゲーミング (他8件)
【概要】本研究では、複数の国においてオンライン調査を実施し、多元的無知が実際に環境コミュニケーションを取る意図に影響を及ぼしているのかを検討する。 2021年度は、そのための準備として、調査項目の検討を行い、日本において予備調査を実施した。オンライン調査における回答数は711、有効回答数は331であった。全国の20歳~69歳を対象とし、性別、年代が均等になるように割り付けた。 自身の省エネ問題に関する会話...
❏環境配慮型ライフスタイルを促進するコミュニケーションの検討:国際比較実験を用いて(16K00749)
【研究テーマ】家政・生活学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】コミュニケーション / 環境配慮型ライフスタイル / ゲーミング / 国際比較実験 / 多元的無知 (他13件)
【概要】本研究では、環境ライフスタイルを広めるコミュニケーションの効果を、次の2つの国際比較実験により検討した。1)省エネ製品を勧めるメッセージの効果を検討する国際比較実験を日本、中国、ドイツにおいて検討した。日本では友人条件と会社条件で差がなかったのに対し、ドイツでは会社条件の方が友人条件よりも省エネ製品購入意図の変化量が大きかった。2)自身が環境配慮行動を他者に勧める立場を演じる、説得納得ゲームを用い...
❏創造的問題解決における収束ツール開発と心理メカニズムの検討(23530915)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2014-03-31
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】創造的問題解決 / ストレス反応 / 認知的対処 / ゲーミング / ブレインストーミング (他14件)
【概要】本研究は、創造的問題解決における心理メカニズム解明を目的として研究を実施した。本目的を達成するために、ブレインストーミング法(BS法)を代表とする集団的思考の方法を気軽に体験し、学習することのできるカードゲームを開発し、ストレス軽減と認知的対処方略を理解することのできる心理データの取得を行った。 BS法がアイデア創出だけでなく、抑うつ感の軽減を促進すること、制御欲求の高い被験者は状況をより改善する...
【複合領域】生活科学:リスクコミュニケーションコミュニケーションを含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
❏災害に強い地域社会の形成技術に関する総合的研究(19206055)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】片田 敏孝 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20233744)
【キーワード】地域防災力 / 災害文化 / 防災教育 / リスク・コミュニケーション / 行動指南型ハザードマップ (他12件)
【概要】本研究は、「災害に強い地域社会の形成技術の開発」を最上位の目標に掲げ、地域社会が自然災害からの被害軽減に対して効率的に機能するよう形成されるための技術の一般化を図ることをもって我が国の防災科学に資することを目的としている。具体的には、災害文化を地域に再生させるためのコミュニケーション手法やコミュニティが希薄な地域におけるコミュニケーション手法などの開発や実践から得られた知見を一般化し、その体系化を...
【複合領域】生活科学:教育学コミュニケーションを含む研究件
❏キャリア教育におけるコミュニケーション能力開発の規範的正当性に関する研究(21730643)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小林 大祐 熊本大学, 教育学部, 准教授 (50348819)
【キーワード】教育思想 / 能力主義 / 教育学 / コミュニケーション
【概要】日本で実施されているキャリア教育推進政策は、若年就労支援策として若年者個人の「コミュニケーション能力」の開発を学校に期待している。その根拠とされている中央教育審議会答申は、経営者団体のインタレストを反映していて、その正当性は必ずしも自明でない。批判的社会理論は、コミュニケーション的行為の本来的価値がこの施策によって危機にさらされている事態を明らかにするが、同時に、コミュニケーションへの参加資格の問...
❏ドイツ啓蒙主義期の知識人論における有用性/普遍性の対立の研究(20520070)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】齋藤 渉 大阪大学, 大学院・言語文化研究科, 准教授 (20314411)
【キーワード】社会思想史 / ドイツ啓蒙主義 / 知識人 / 教育学 / フリードリヒ2世 (他17件)
【概要】本研究では、主としてドイツ語圏における啓蒙主義期の知識人論をあつかい、いわゆる知識人が知的生産や教育などにおいて果たす(べき)役割が、どのように論じられていたのかを考察した。その際、<有用性>、つまり「世の中にとって有益であるかどうか」という視点と、<普遍性>、つまり「特定の目的に限定されない理想・価値を体現するかどうか」という視点を両極にとりつつ、この二つの評価軸が交差し...
❏わが国における医師のプロフェッショナリズム探索と推進・教育に関する事業研究(18390165)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】尾藤 誠司 国立病院機構, 東京医療センター(臨床研究センター)臨床疫学研究室, 室長 (60373437)
【キーワード】患者-医療者関係 / 医療倫理 / 職業倫理 / 医学教育 / コミュニケーション (他11件)
【概要】<研究の目的>医療を受ける側と提供する側が信頼しあいながら医療サービスが成立するために、現在解決されなければならない問題はいくつもある。我々研究班は、2年間の事業の中で、現在起こっている医療に関する問題点について、医師のプロフェッショナリズムの視点から考察し、実証的な根拠を提示するとともに、プロフェッショナリズム推進への方略や、プロフェッショナリズム涵養のためにあるべき教育について多面...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論コミュニケーションを含む研究件
❏確率論理学習に基づく統一的意思決定モデルの構築と経済実験データへの応用(17K18569)
【研究テーマ】経済学、経営学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (80345454)
【キーワード】帰納的ゲーム理論 / ゲーム論理 / 動的認識論理 / 経験 / 資産取引実験 (他11件)
【概要】意思決定理論の帰納的アプローチの理論構築と実証・実験データに基づく検証を行った。理論構築では、動的ゲーム論理の枠組みにUnawareness構造を導入し、獲得した情報と既に保持していたが関連性を認識していなかった情報を区別する体系を構築し、取引データを説明する行動モデルの基礎を与えた。 実証・実験データ分析では、資産市場取引実験及び経験財の取引行動のデータを分析した。資産市場取引においては、取引主...
❏コンピュータ通信を利用した教育プログラムのためのヒューマンインターフェースの改善(07680236)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
【キーワード】インターネット / CSCW / インターカルチュラルコミュニケーション / ゲーム理論 / 囚人のジレンマ (他13件)
【概要】野嶋等は、米国ケースウェスタンリザ-ブ大学と早稲田大学との間でインターネットを利用した相互のり入れの授業を1992年以来実践している。この研究は、カリキュラム構成、理論化、実践研究の方法論、など多くの問題点を内包している。本研究では、このような実践研究を支える基礎研究であり、対話者相互のコミュニケーションを円滑するヒューマンファクターとして、対話者の画像を画面上に付加することの効果を、囚人のジレン...
【複合領域】一般理論:主体性コミュニケーションを含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:リスクコミュニケーションを含む研究件
❏科学者の社会的責任の現代的課題:科学コミュニケーションの接点の課題から(22500959)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】藤垣 裕子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50222261)
【キーワード】科学技術社会論(STS) / 科学者の社会的責任 / 不確実性 / リスク / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究課題の目的は、科学者の社会的責任の現代的課題について、責任論と科学コミュニケーション論の接点にあたる課題を中心に、事例分析をもとに分析をすすめることである。科学者の社会的責任の現代的課題は、(1)科学者共同体内部を律する責任(ResponsibleConductofResearch)、(2)製造物責任(ResponsibleProducts)、(3)市民の問いかけへの呼応責任(Respons...
❏ユビキタス社会の社会情報学基礎論(19300084)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】正村 俊之 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00209420)
【キーワード】コミュニケーション / 身体 / メディア / 情報 / 情報空間 (他15件)
【概要】第1に、社会情報学基礎論としてのコミュニケーション論を構築するために「身体」「メディア」「情報空間」という三つのキイコンセプトを導入した。身体を原基的メディアとして位置づけたうえで、身体と各種のメディアによって構成された情報空間がコミュニケーションと相互連関的な構成関係をもっていることを明らかにした。第2に、物質的世界観に基礎をおいた近代的世界観に対置される新しい世界観として情報的世界観を提唱した...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:国語教育コミュニケーションを含む研究件
❏人物像に応じた音声文法(19202013)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】日本語 / 音声言語 / 人物像(発話キャラクタ) / 調音動態 / 自然会話 (他10件)
【概要】本研究は、日本語にどのようなしゃべり方があり、それぞれどのような人物像によって発話されているかを調べることにより、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料を作成するものである。MRI装置と自然会話記録を用いて、日本語の音声言語を、調音と発話行為の両面にわたって調べ、人物像に応じた音声文法の基礎資料を作成した。さらに、人物像という半意図的な概念が従来の目的論的な発話行為論と文法を改良する上で有用なもの...
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
【複合領域】一般理論:フィールドワークコミュニケーションを含む研究件
❏組織における言説の社会学的研究-救急医療システムにおける実践的知識マネジメント(11710114)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大学, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / 会話分析 (他11件)
【概要】救急医療は119番に通報する市民にはじまり、災害救急情報センターで119番通報を受ける受付指令員、救急隊から連絡を受け、医療機関と連絡をとりあう救急管制員、医療機関における医師、看護婦、その他のスタッフなど、多様な専門領域の人々が,それぞれの場所で分業を担うことによって特定の患者を搬送し、治療を受けさせるという一連の活動を可能にしている。この時間および空間をこえたところでの協働作業が可能となるため...
❏動的空間の認知と言語に関する研究(10710258)
【研究テーマ】言語学・音声学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】井上 京子 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (80276419)
【キーワード】空間認知 / カテゴリー / ヒューマン・インタラクション / 言語相対説 / 指示枠 (他10件)
【概要】世界中の言語による空間のカテゴリー化には、自己中心的な「相対的指示枠」と環境主体の「絶対的指示枠」があるが、日本においてはその両方が存在しており、平成10年度のアンケート調査で「絶対的指示枠」を日常の身辺空間にまで適用している地域が多くあることが判明した。そうした用法が特に顕著に見られる地域として高知県高知市に注目し、山と海をランドマークとした生活を送っている人々の空間把握方法において、まず地形的...
【複合領域】一般理論:責任コミュニケーションを含む研究件
❏組織の責任判断に関する統合的研究(22330181)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】唐沢 かおり 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (50249348)
【キーワード】社会的認知・感情 / 責任判断 / 謝罪 / 集団・組織の責任 / 責任帰属 (他12件)
【概要】本研究では、組織責任の概念レベルの分析や、組織責任を社会心理学的検討の俎上に載せる際の方法論的な検討を行い、概念化を妥当化する条件として、実在論的な裏付けの存在が必要であること、具体的には、集団としての「行為」が存在し、かつそれが物理的に実現可能なシステムを集団内に保持していることが要件となることを論じた。加えて組織の責任認知やコミュニケーション過程の影響について、福祉政策への態度や企業不祥事にお...
❏現代におけるグローバル・エシックス形成のための理論的研究(15320005)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】舟場 保之 (2006) 大阪大学, 文学研究科, 助教授 (20379217)
【キーワード】グローバル・エシックス / 公共空間 / カント永遠平和論 / 哲学的思考 / コミュニケーション (他26件)
【概要】2001年9月11日のいわゆるテロ事件が印象づけた国際社会の諸問題に、カント哲学やヘーゲル哲学のみならず、法哲学やジェンダー論、宗教学、教育学、環境論といった最も広い意味における哲学の立場から応答することを試みた「<9.11>を多角的に考える哲学フォーラム」における議論を発展・継承させ、その後いっそう緊張を強めた状況の中でグローバル・コミュニティが必要とする倫理、すなわちグローバル・エ...
【複合領域】一般理論:日本語教育コミュニケーションを含む研究件
❏状況に基づく日本語話しことばの研究と、日本語教育のための基礎資料の作成(23242023)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】MRI / 調音動態 / 自然会話 / 音声文法 / 状況 (他13件)
【概要】本プロジェクトは、書きことば研究に比べて立ち遅れの目立つ、日本語の話しことば(韻律を含む)の研究を進めるものである。「人物像」を重視した前研究(基盤A(H19-22))において、日本語の主な話し手像(発話キャラクタ)を分析したように、本プロジェクトでは日本語話しことばに見られる主な「状況」を考察し、「状況」に基づく話しことばの姿を分析する。特定の「状況」において「どのような立場の者が、どのような立...
❏人物像に応じた音声文法(19202013)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】日本語 / 音声言語 / 人物像(発話キャラクタ) / 調音動態 / 自然会話 (他10件)
【概要】本研究は、日本語にどのようなしゃべり方があり、それぞれどのような人物像によって発話されているかを調べることにより、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料を作成するものである。MRI装置と自然会話記録を用いて、日本語の音声言語を、調音と発話行為の両面にわたって調べ、人物像に応じた音声文法の基礎資料を作成した。さらに、人物像という半意図的な概念が従来の目的論的な発話行為論と文法を改良する上で有用なもの...
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
【複合領域】一般理論:災害コミュニケーションを含む研究件
❏社会構成主義的認知理論に基づいた災害科学コミュニケーションの確立(20K03236)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害科学 / コミュニケーション / 理科教育 / ナラティヴ / 地球システム (他9件)
【概要】災害科学の知識を防災につなげるための,科学的知識のより良い伝え方・位置づけ方を模索するため,埼玉県の防災教育重点校の小学校をフィールドとして,2つの理科の出前授業(「理科教室」)を実施した。これら2つの実践においてはともに,「地球システム」と「自分と地球のかかわり」に焦点を当て,「ナラティヴ(語り)」を通じて地球科学の知を物語化して共有することを重視した。 研究の実施にあたって,ナラティヴによって...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
【複合領域】一般理論:著作権コミュニケーションを含む研究件
❏“人間科学"授業アーカイブの開発とケーブルテレビ網を利用した生涯学習への適用(13308011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
【キーワード】e-learning / e-school / 授業アーカイブ / オンデマンド / オフキャンパス (他21件)
【概要】本研究を平成13年から15年にかけての3年研究として申請した当時、所沢シティーケーブルネットワークを通じて、生涯学習を前提として、細々としたチャンネルを一つ確保しようというもくろみであった。しかし、大学革新の波は激しく、思いもかけず、早大人間科学部にe-schoolを併設する申請を大学の方針として提出し、翌年認可を受け、平成15年4月スタートという結果になった。 私たちのプロジェクトは、もともと ...
❏画像通信がイメージの生成及び変容に果たす役割(07680441)
【研究テーマ】情報システム学(含情報図書館学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】草原 真知子 東京工芸大学, 芸術学部, 助教授 (40271366)
【キーワード】ネットワーク / 仮想空間 / コミュニケーション / オリジナリティ / メディアアート (他17件)
【概要】(1)東京工芸大学の厚木キャンパスと中野キャンパスを結ぶ「バーチャル・キャンパス」として、パソコン通信ネットワークCampus MAGICを開設し、画像通信の機能を持つネットワークの企画運営を実施した。このネットワーク上で、作品のオンライン展示、グラフィックインタフェースを用いた季節ごとの企画などを実施し、その成果を分析した。 (2)Campus MAGICと他の研究教育機関のネットワークとの相互...
【複合領域】一般理論:健康コミュニケーションを含む研究件
❏健康に配慮した交通行動誘発のための学際的研究(26249073)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷口 綾子 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80422195)
【キーワード】健康モビリティマネジメント / 交通行動変容 / 医工連携 / 特定保健指導 / 身体活動量 (他24件)
【概要】生活習慣に伴う健康問題は,全ての世代に共通した社会問題となっている.日常の交通行動は,こうした健康問題に多大な影響を及ぼす習慣的な身体活動であり,徒歩・自転車・公共交通など自動車以外の交通手段の利用促進は,交通問題だけでなく健康問題にも密接に関わるものである.本研究では,これまで個別に取り組まれてきた都市交通系と医療系の研究者が連携し,健康に配慮した交通行動誘発のための行動変容プログラムを構築し,...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【複合領域】一般理論:検閲コミュニケーションを含む研究件
❏検閲と日本人(24530671)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山本 武利 早稲田大学, 政治経済学術院, 名誉教授 (30098412)
【キーワード】検閲 / プロパガンダ / メディア / コミュニケーション / 占領期 (他11件)
【概要】GHQは1945年9月1日から1949年11月31日まで検閲を行った。CCDとCIEを使って巧みに日本人を統治した。郵便など通信やメディアの検閲で日本人の諜報活動を把握した。CCDの雇用者は日本人であったが、検閲の存在の公表を許さなかった。そうしながら、日本では新憲法で言論の自由が保証されているといった巧みな戦術・戦略を実行した。左翼メディアや少数の右翼メディアは巧妙な検閲体制に批判しが、多くのメ...
❏芸術のメディア的戦略に関する総合的研究――表象文化の歴史的機能分析(10410013)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】メディア / 芸術 / 情報 / コミュニケーション / 総合芸術作品 (他17件)
【概要】本研究からは芸術のメディア的戦略をめぐり、次のような成果が得られた。 1.中世から近世への歴史的展開のなかで、文学や神学が印刷術などによるコミュニケーション上の組織化を通じて社会層や価値共同体の形成に寄与した実態が、実証的に究明された。 2.身体表現を中心に複数の芸術が総合されて実現されたマルチ・メディア的な芸術の新しい情報伝達手法が、オペラやバレエ作品の実例に即し、歴史的に分析された。 3.文学...
【複合領域】一般理論:情報教育コミュニケーションを含む研究件
❏ポストトゥルースの時代における新しい情報リテラシーの学際的探求(19H00518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久木田 水生 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
【キーワード】コミュニケーション / フェイクニュース / ソーシャルメディア / ICT / データ倫理 (他14件)
【概要】本研究ではフェイクニュースなどが広がる原因についての実証的な研究、それに対抗するための制度や倫理などの規範的研究、および人々がよりよく情報の生産と利用ができるようになるための教育活動を行っている。本年度はソーシャル・メディアなどによってフェイクニュースが拡散される実態、メカニズムについて計算社会科学、メディア論的観点から実証的研究および分析を行った。計算社会学の研究では、社会的影響とつながりの切断...
❏総合学習における対人的学習環境の構成法とネットワークコミュニケーション過程の分析(11480037)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】菅井 勝雄 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40000294)
【キーワード】学習環境 / コミュニケーション / 総合的な学習の時間 / 社会的構成主義 / 情報教育 (他14件)
【概要】初年度(平成11年度)は、総合学習における本研究テーマをめぐって、理論的検討を実施した。すなわち、J.Deweyの「児童中心」教育を中心に、近年の社会的構成主義、文脈主義、研究方法論やアプローチなどを討議した。その結果、総合学習における設計と評価では、「コミュニティにおける協同活動」や、「ポートフォリオ評価」などが理論上重要であることが確認され、論じられた(菅井)。また、試行期間にある総合学習の実...
【複合領域】一般理論:防災教育コミュニケーションを含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏災害に強い地域社会の形成技術に関する総合的研究(19206055)
【研究テーマ】交通工学・国土計画
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】片田 敏孝 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20233744)
【キーワード】地域防災力 / 災害文化 / 防災教育 / リスク・コミュニケーション / 行動指南型ハザードマップ (他12件)
【概要】本研究は、「災害に強い地域社会の形成技術の開発」を最上位の目標に掲げ、地域社会が自然災害からの被害軽減に対して効率的に機能するよう形成されるための技術の一般化を図ることをもって我が国の防災科学に資することを目的としている。具体的には、災害文化を地域に再生させるためのコミュニケーション手法やコミュニティが希薄な地域におけるコミュニケーション手法などの開発や実践から得られた知見を一般化し、その体系化を...
【複合領域】一般理論:マーケテイングコミュニケーションを含む研究件
❏組織的チャンス発見を支援するシナリオマップ・システム(16200006)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】大澤 幸生 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20273609)
【キーワード】組織的チャンス発見 / シナリオマップ・システム / コミュニケーション / イノベーション / 空間の共有感 (他19件)
【概要】ビジネスなどの現場データからシナリオマップを可視化し、これを視察する複数の人物が組織としての共同意思決定を行うためのシステムを構築することを狙った。組織とは、目的をあるレベルまで共有する人の集団と位置づけ、本研究プロジェクトの構成組織、大学における研究室、異種の企業等のメンバーが集まって社会的に有益な目的を達成しようとする研究会など多方面の組織を具体的な実験対象とし(1)ビジネスデータを可視化した...
❏企業の信頼回復のためのマーケティング・コミュニケーション戦略(16530284)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】黒岩 健一郎 武蔵大学, 経済学部, 助教授 (00366840)
【キーワード】マーケティング / コミュニケーション / 信頼 / 苦情
【概要】次のような研究活動を行った。 第一に、企業の信頼が失墜する主要な原因である顧客からの苦情に関する文献レビューを行った。どのような要因が消費者の苦情行動を規定するのか、またマイナスの口コミ行動を規定するのかを過去の研究から明らかにした。 第二に、消費者からの苦情への企業の対応に関する文献レビューを行った。苦情に対応したときの効果、およびいかに対応すれば信頼回復につながるかについて過去の研究を通じて理...
❏我が国企業によるマーケティング・コミュニケーション戦略の効果測定-その実施水準と問題点の解明-(04451113)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】小林 太三郎 早稲田大学, 商学部, 教授 (90063239)
【キーワード】マーケティング・コミュニケーション / プロモーション / 効果測定 / セールス・プロモーション / 広告効果 (他10件)
【概要】当初の研究計画に従って、我々は平成4年に本共同研究に着手した。まず、アメリカの既存研究を中心に文献の収集と整理を行った。そして、なぜマーケティング・コミュニケーションが、データ重視傾向、そして成果重視傾向にあるのかについてメンバー間で議論した。ここでの議論の成果は、本研究成果報告書の第1章にまとめられている。 次に、アメリカにおけるインテグレーティド・マーケティング・コミュニケーション(IMC)の...
【複合領域】一般理論:持続コミュニケーションを含む研究件
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【複合領域】一般理論:eラーニングコミュニケーションを含む研究件
❏患者と医療者が分かり合えるがんコミュニケーション促進モデルの開発と有用性検証(19209066)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】小松 浩子 聖路加看護大学, 看護医療学部, 教授 (60158300)
【キーワード】がん看護 / がんコミュニケーション / e-learning / がんコミュニティ / 乳がん (他14件)
【概要】本研究では、<正確で信頼できるがんコミュニケーションを促進するピアサポーターの育成に必要なe-learningシステム>を開発した。乳がん患者を対象にe-learningによる教育の効果と実用性の検証を行った。乳がんピアサポーターに対するコミュニケーション促進教育は、がんであることをオープンに語る関係や状況生成の能力獲得を促進し、その結果、不安に対する肯定的なコーピング獲得につながり、...
❏“人間科学"授業アーカイブの開発とケーブルテレビ網を利用した生涯学習への適用(13308011)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
【キーワード】e-learning / e-school / 授業アーカイブ / オンデマンド / オフキャンパス (他21件)
【概要】本研究を平成13年から15年にかけての3年研究として申請した当時、所沢シティーケーブルネットワークを通じて、生涯学習を前提として、細々としたチャンネルを一つ確保しようというもくろみであった。しかし、大学革新の波は激しく、思いもかけず、早大人間科学部にe-schoolを併設する申請を大学の方針として提出し、翌年認可を受け、平成15年4月スタートという結果になった。 私たちのプロジェクトは、もともと ...
【複合領域】一般理論:公共圏コミュニケーションを含む研究件
❏現代におけるグローバル・エシックス形成のための理論的研究(15320005)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】舟場 保之 (2006) 大阪大学, 文学研究科, 助教授 (20379217)
【キーワード】グローバル・エシックス / 公共空間 / カント永遠平和論 / 哲学的思考 / コミュニケーション (他26件)
【概要】2001年9月11日のいわゆるテロ事件が印象づけた国際社会の諸問題に、カント哲学やヘーゲル哲学のみならず、法哲学やジェンダー論、宗教学、教育学、環境論といった最も広い意味における哲学の立場から応答することを試みた「<9.11>を多角的に考える哲学フォーラム」における議論を発展・継承させ、その後いっそう緊張を強めた状況の中でグローバル・コミュニティが必要とする倫理、すなわちグローバル・エ...
❏文学テクストにおける「都市」と「公共圏」(13610679)
【研究テーマ】文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】筑和 正格 北海道大学, 言語文化部, 教授 (50002225)
【キーワード】都市 / 公共圏 / コミュニケーション / メディア / エディターシップ論 (他8件)
【概要】本研究は、近代社会における「都市」と「公共圏」の関係を理論的に考察するとともに、その歴史的および具体的な現れ方を、近現代のアジア、アメリカ、ヨーロッパの文学テクストを主たる素材に検証することを目的とした。4年間の研究によって得られた知見は多岐に渡るが、主たるものを幾つかのテーマに分けて挙げておく。(1)「都市」と「公共圏」の原理的な関係性について。「異質なもの」相互の意味変換装置としての「都市」と...
【複合領域】一般理論:広告コミュニケーションを含む研究件
❏広告コミュニケーションの日米間の相違の社会学的研究(04451095)
【研究テーマ】文学一般
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】有馬 哲夫 東北大学, 大学院・国際文化研究科, 助教授 (10168023)
【キーワード】広告 / テレビコマーシャル / コミュニケーション / 日米比較 / コマーシャル (他6件)
【概要】本研究では次のことが明らかになった。テレビコマーシャルのハードセルとソフトセルという表現様式で日米間で大きな相違がみられるのは、1)両国の放送と広告のシステムの違い、2)両国の視聴者と社会の特性の違い、3)前の2つから生じるコミュニケーションパターンの違い、から生じている。 1)のシステムの違いとは、テレビ放送のシステム、法規制、広告製作者の自主規制、放送局の自主規制、そして取引習慣など送り手側の...
❏我が国企業によるマーケティング・コミュニケーション戦略の効果測定-その実施水準と問題点の解明-(04451113)
【研究テーマ】商学・経営学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1993
【研究代表者】小林 太三郎 早稲田大学, 商学部, 教授 (90063239)
【キーワード】マーケティング・コミュニケーション / プロモーション / 効果測定 / セールス・プロモーション / 広告効果 (他10件)
【概要】当初の研究計画に従って、我々は平成4年に本共同研究に着手した。まず、アメリカの既存研究を中心に文献の収集と整理を行った。そして、なぜマーケティング・コミュニケーションが、データ重視傾向、そして成果重視傾向にあるのかについてメンバー間で議論した。ここでの議論の成果は、本研究成果報告書の第1章にまとめられている。 次に、アメリカにおけるインテグレーティド・マーケティング・コミュニケーション(IMC)の...
【複合領域】一般理論:社会教育コミュニケーションを含む研究件
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【環境学】環境保全学:合意形成コミュニケーションを含む研究件
❏ビッグサイエンスの地域社会コミュニケーションの設計(17K01020)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】横山 広美 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授 (50401708)
【キーワード】大型科学 / 地域振興 / 地域コミュニケーション / 科学技術政策 / 科学コミュニケーション (他10件)
【概要】ボトムアップの巨大基礎科学の例として、岩手県への誘致が注目をされる素粒子分野の国際リニアコライダー計画の地域コミュニケーションについて着目をした。現地視察やウェブ調査会社を通じて行った意識調査の結果、ILCの認知度は岩手県のみ高く、東京や他の地域では低く全国的には知られていなかった。また岩手県では3.11の後の県の復興計画にILC計画が盛り込まれたことから、地域をあげての誘致活動が活発になり、「地...
❏組織的チャンス発見を支援するシナリオマップ・システム(16200006)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】大澤 幸生 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20273609)
【キーワード】組織的チャンス発見 / シナリオマップ・システム / コミュニケーション / イノベーション / 空間の共有感 (他19件)
【概要】ビジネスなどの現場データからシナリオマップを可視化し、これを視察する複数の人物が組織としての共同意思決定を行うためのシステムを構築することを狙った。組織とは、目的をあるレベルまで共有する人の集団と位置づけ、本研究プロジェクトの構成組織、大学における研究室、異種の企業等のメンバーが集まって社会的に有益な目的を達成しようとする研究会など多方面の組織を具体的な実験対象とし(1)ビジネスデータを可視化した...
❏多様な価値が共存する社会システムにおける合意形成技術の検討(14208041)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】藤井 聡 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80252469)
【キーワード】合意形成 / 社会的価値 / コミュニケーション / 社会的ジレンマ / 社会的意思決定 (他6件)
【概要】いかなる社会システムにおいても,多様な価値観が共存している.こうした価値観の多様性は,共存共栄によって社会システムの潜在的な環境適用能力を確保し,より望ましい発展を遂げる重要な条件となる.しかし,一方で,深刻な対立を引き起こす"時限爆弾"でもある.例えば,現在深刻な問題を迎えている米国におけるテロ事件も,価値観の対立が生み出した悲劇と捉えることが出来よう.そして,平和と言われる我が...
【環境学】環境保全学:環境リスクコミュニケーションを含む研究件
❏周辺地域への影響を考慮した非常時の化学物質の流出に対するリスク管理方策の構築(17H01929)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】村山 武彦 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00212259)
【キーワード】環境リスク / 非常時 / 化学工場 / 防災対策 / 避難計画 (他11件)
【概要】石油化学コンビナートの関係自治体に対する調査結果から、災害に対する対応マニュアルや住民の避難計画の策定は各々約半数で地域的な特徴がみられること、自治体内の特定事業所数が多い場合に対応マニュアルが策定され、災害を経験している市町村は対応マニュアルと避難計画のいずれも策定している傾向にあった。一方、火災事故により避難指示が出された地域の周辺住民に対する調査結果から、指示に従って約半数の回答者が避難した...
❏PRTR情報を用いた環境リスクのコミュニケーション手法に関する研究(14580597)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】村山 武彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00212259)
【キーワード】環境リスク / コミュニケーション / 化学工場 / PRTRシステム / 社会実験 (他9件)
【概要】本研究では有害化学物質による環境リスクの管理のためのコミュニケーションシステムを開発し、その適用可能性を検討することを目的とした。平成14年度は、既にPRTR(環境汚染物質排出移動登録)情報を用いて会合形式のコミュニケーショシを進めている国内外の事例を調査し、会合の形式や進め方などの情報を整理した。次に、埼玉県と協力して、同県内で化学物質の汚染源となりうる事業所を対象に質問紙調査を実施した。 平成...
❏環境リスクを伴う施設立地の意思決定システムにおける民主性と科学性の統合(11680565)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】村山 武彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00212259)
【キーワード】環境リスク / 意思決定 / 立地プロセス / 合意形成 / コミュニケーション (他14件)
【概要】本研究では産業廃棄物の処分場立地を事例として、環境リスクを伴う施設の立地選定プロセスを民主性と科学性の観点から検討し、望ましい社会的意思決定手法を構築することを目的とした。「立地選定をめぐる地域住民の意識調査」では、宮城県と新潟県の各1市1町を対象として質問紙調査を行い、立地選定問題における地域住民の意識を把握した。その結果、白石では、自然環境から人体への影響に至る全ての環境リスクに対して、白石で...
【環境学】環境保全学:化学工場コミュニケーションを含む研究件
❏周辺地域への影響を考慮した非常時の化学物質の流出に対するリスク管理方策の構築(17H01929)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】村山 武彦 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (00212259)
【キーワード】環境リスク / 非常時 / 化学工場 / 防災対策 / 避難計画 (他11件)
【概要】石油化学コンビナートの関係自治体に対する調査結果から、災害に対する対応マニュアルや住民の避難計画の策定は各々約半数で地域的な特徴がみられること、自治体内の特定事業所数が多い場合に対応マニュアルが策定され、災害を経験している市町村は対応マニュアルと避難計画のいずれも策定している傾向にあった。一方、火災事故により避難指示が出された地域の周辺住民に対する調査結果から、指示に従って約半数の回答者が避難した...
❏PRTR情報を用いた環境リスクのコミュニケーション手法に関する研究(14580597)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】村山 武彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00212259)
【キーワード】環境リスク / コミュニケーション / 化学工場 / PRTRシステム / 社会実験 (他9件)
【概要】本研究では有害化学物質による環境リスクの管理のためのコミュニケーションシステムを開発し、その適用可能性を検討することを目的とした。平成14年度は、既にPRTR(環境汚染物質排出移動登録)情報を用いて会合形式のコミュニケーショシを進めている国内外の事例を調査し、会合の形式や進め方などの情報を整理した。次に、埼玉県と協力して、同県内で化学物質の汚染源となりうる事業所を対象に質問紙調査を実施した。 平成...
【環境学】環境保全学:専門家コミュニケーションを含む研究件
❏前近代の専門家を取り巻く「環境」に関する比較国制史的基礎研究(19H01402)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田口 正樹 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (20206931)
【キーワード】専門家 / 軍人 / 西洋 / ドイツ / 近世 (他17件)
【概要】今年度は本来、研究計画の最終年度であり、昨年度から延期した国際研究集会を開催して研究課題の完成をはかる予定であったが、新型コロナウィルス感染状況が昨秋以来いわゆるオミクロン型の感染拡大によって悪化したため、国際研究集会を来年度に再延期することを余儀なくされた。そのため今年度の作業としては、いくつかの個別テーマについていちおうのまとめを行うとともに、今後の研究をもにらんで発展的・展望的な考察を試みる...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
❏コンプライアンスのコミュニケーション的基盤に関する理論的・実証的研究(21330002)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】福井 康太 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00302282)
【キーワード】企業コンプライアンス / コミュニケーション / アンケート調査 / 独占禁止法 / 専門家 (他17件)
【概要】本研究は、企業等組織のコンプライアンス(法令適応)を可能にする組織内外のコミュニケション的基盤について実証的デタを収集するとともに、その実証研究の成果を会社法、金融商品取引法、経済法、労働法、法理学、法社会学の研究者が領域横断的に検討することを通じて、コンプライアンス・マネジメントの実用的ベンチマークを形成するという目的で企画された研究プロジェクトである。企業対象のアンケート調査を実施し、また、独...
【数物系科学】数学:ドイツコミュニケーションを含む研究件
❏前近代の専門家を取り巻く「環境」に関する比較国制史的基礎研究(19H01402)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田口 正樹 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (20206931)
【キーワード】専門家 / 軍人 / 西洋 / ドイツ / 近世 (他17件)
【概要】今年度は本来、研究計画の最終年度であり、昨年度から延期した国際研究集会を開催して研究課題の完成をはかる予定であったが、新型コロナウィルス感染状況が昨秋以来いわゆるオミクロン型の感染拡大によって悪化したため、国際研究集会を来年度に再延期することを余儀なくされた。そのため今年度の作業としては、いくつかの個別テーマについていちおうのまとめを行うとともに、今後の研究をもにらんで発展的・展望的な考察を試みる...
❏グノーシスとモニスムス――ドイツ近代美術の位相(18K00139)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】前田 富士男 慶應義塾大学, 文学部(三田), 名誉教授 (90118836)
【キーワード】バウハウス / コミュニケーション / デザイン / 想像力 / ポスト・主体性 (他27件)
【概要】ドイツ近代美術(19世紀末~20世紀)は、明確な綱領を持つ芸術家集団(Gruppe, Bund, Verein, Ratほか)の結成・解散を特徴とする。その歴史は、近代社会における共同体/集合体関連の変容や、社会システムや規範の機能主義的分化、また文化の複雑化を映出する。 芸術的価値が多様化し「芸術の終焉のあと」が問われる現在、最重要の論点は「規範とデザイン」にほかならない。本研究は、グノーシス的...
【数物系科学】地球惑星科学:頭足類コミュニケーションを含む研究件
❏小区分40030:水圏生産科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】高次認知能
【研究期間】コミュニケーション
【研究代表者】空間認知
【キーワード】ダンゴイカ
【概要】
❏偏光による頭足類の隠れた種内コミュニケーションとその適応的意義(21K19290)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】行動生態学 / 性選択 / コミュニケーション / 頭足類 / 偏光
【概要】性淘汰において、配偶相手の質や繁殖ステイタスを表す情報は非常に重要であるが、これまでの知見は、色や大きさなど、人間が認識できる視覚情報に限られている。頭足類の種内コミュニケーションには視覚情報が重要と考えられており、近年偏光を識別できることや、体表面に特徴的な偏光模様を持つことが明らかとなってきた。そこで本研究は、頭足類を用いて、交尾前・交尾後の性淘汰過程における偏光利用とその適応的意義を世界で初...
❏ダンゴイカ類の高次認知能にみる頭足類の知性進化に関する行動・ゲノム科学的研究(19K15901)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】杉本 親要 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 助教 (00813718)
【キーワード】高次認知能 / コミュニケーション / 空間認知 / ダンゴイカ / 頭足類 (他8件)
【概要】本年度は、昨年度に引き続きダンゴイカ類の高次認知能について、コミュニケーション能と空間認知能に着目した評価のための行動観察を進めた。実験装置も昨年と同様、LED光源を収容した黒色筐体の一部に、複数の小さな穴を開けた黒色プレートを設置し、穴のみから光が出る装置を使用した。複数の小さな穴は、昨年と同様マル型もしくはバツ型に並べ、図形パターンの違いおよび点滅パターンの違いを実験個体に提示できるようにした...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流コミュニケーションを含む研究件
❏グローバル・エンジニア教育プログラムの構築-日米大学間連携教育課程の開発と実践-(23501029)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】札野 寛子 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (20229090)
【キーワード】グローバル / 技術者教育 / 日米大学間連携 / 国際プロジェクト / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究では、グローバルな社会で活躍できるエンジニア(以下GE)育成のためにどのような教育が必要かを検討するために、GEに必要な基本的能力の同定のために文献調査や聞き取り調査を行う一方で、米国協力協定校と合同でのGE教育プログラム原案を作成し、パイロットプログラムの試行を行った。その結果、自分の考えを伝え、相手を理解するための外国語(主に英語)での情報伝達能力、異文化理解能力、各国の地理、歴史、文化...
❏協同作業空間の複層性に関する社会学的研究(16330095)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山崎 敬一 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)
【キーワード】社会学 / 情報工学 / エスノメソドロジー / CSCW / ヒューマンインタラクション (他16件)
【概要】この研究は、人々が環境のなかでどのような相互行為を行うのかを、社会学におけるエスノメソドロジーの視点から分析しようとするものである。特に、1.人々が同じ環境を共有して協同作業を行うケースと、2.何らかのメディアを用いた遠隔的協同作業という協同作業が二つの異なった環境で行われるケースをとりあげることで、協同作業と環境との関係を分析しようというものである。また1や2の研究に基づいて、3.新たな人間支援...
【数物系科学】地球惑星科学:地震コミュニケーションを含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
【数物系科学】天文学:国際情報交換コミュニケーションを含む研究件
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【工学】建築学:セーフティネットコミュニケーションを含む研究件
❏「老成学」の基盤構築ー<媒介的共助>による持続可能社会をめざして(15KT0005)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】森下 直貴 浜松医科大学, 医学部, 名誉教授 (70200409)
【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)
【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期(50代)、②開始・展開期(60代...
❏アイデンティティと表象の空間(Placemaking)に関する研究(15K06348)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木下 勇 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (80251148)
【キーワード】プレイスメイキング / まちづくり / 食べられる景観 / 空き家 / 空き地 (他15件)
【概要】アイデンティティと表象の空間を視点にプレイスメイキングが持続可能なまちづくりの展開に寄与する要因を探ることを目的に以下の対象にてアクションリサーチに取り組んだ。1)Edible Way (食べられる道):松戸市松戸地区に、布性のプランターバッグを沿道の住居・店舗の地先に置き、食べられる植物を植えて地域のセーフティネット向上に寄与した(2018グッドデザイン賞受賞)。2)茅葺古民家を開くゴンジロー:...
【工学】建築学:意味論コミュニケーションを含む研究件
❏「伝えたい」が紡ぐ意味の体系:語の意味習得における共有志向性の効果の検討(18K12382)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐治 伸郎 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (50725976)
【キーワード】言語習得 / 意味習得 / 共有志向性 / ジェスチャー / コミュニケーション (他8件)
【概要】本研究では,子どもが他者が情報を共有している場合/情報を共有していない場合とで,どのように記号の使い方が変化するのかを調査した.調査の結果,他者と情報を共有していない場合には,子どもはジェスチャーをより多く使い説明しようとすることを明らかにした.一方,複雑な情報を表そうとする場合には,形容詞や比喩などの言語的な説明を中心的に用いることを明らかにした. ...
❏子どもの意味体系の構築:語に対する意味づけの更新過程に注目して(26870573)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐治 伸郎 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (50725976)
【キーワード】言語習得 / 語彙習得 / 認知科学 / 意味論 / 言語発達 (他8件)
【概要】本研究の目的は 3歳~6 歳の子どもが, 語の意味体系をどのように習得するのかを探ることである.本研究は(1)子ども語を学ぶ際, まず何を基盤にして事態を分節する基準を決め,語の習得が進むにつれその基準がどのように変化するのか, (2)その際子どもは既知の語と新奇の語の意味の関係をどのように調整するのか.一連の実験の結果,子どもはコミュニケーションにおいて他者にどのように情報を伝えるかを状況に応じ...
❏ユビキタス社会の社会情報学基礎論(19300084)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】正村 俊之 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00209420)
【キーワード】コミュニケーション / 身体 / メディア / 情報 / 情報空間 (他15件)
【概要】第1に、社会情報学基礎論としてのコミュニケーション論を構築するために「身体」「メディア」「情報空間」という三つのキイコンセプトを導入した。身体を原基的メディアとして位置づけたうえで、身体と各種のメディアによって構成された情報空間がコミュニケーションと相互連関的な構成関係をもっていることを明らかにした。第2に、物質的世界観に基礎をおいた近代的世界観に対置される新しい世界観として情報的世界観を提唱した...
【工学】建築学:情報化コミュニケーションを含む研究件
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
❏地域社会における高度情報化の展開とコミュニケーション行為の変容(09410052)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】田中 義久 法政大学, 社会学部, 教授 (10061178)
【キーワード】情報化 / コミュニケーション / 地域 / メディア / 川越
【概要】高度情報化の進展に伴い、コミュニケーション行為およびメディア環境の変容は、対人関係、マス・コミュニケーション、メディエイティッド・コミュニケーションなどと、重層的な連関を通して進行してきている。本研究では、こうした状況を、地域社会におけるコミュニケーションとの関わりの中で捉えることを目標として研究会を開催し、10年前に実施した調査研究(文部省科学研究費・総合研究A・平成3-4年度「コミュニケーショ...
❏国際化時代における地域社会への情報化の進展と住民生活-十勝地方の場合(06610187)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】吉原 功 明治学院大学, 社会学部, 教授 (60062171)
【キーワード】情報化 / 国際化 / ジェンダー / コミュニケーション / エコロジー (他10件)
【概要】十勝地方の情報化は、郵政省、農林省、北海道庁の情報化政策にいち早く呼応して進められたが、それを主導したのは十勝農協連である。その主眼は農業の近代化、合理化、集中化、管理化をすすめることによって国際化という厳しい状況に対応しようとするものである。それは個別農家へのコンピュータ導入を伴っており、農民の生活と生産活動にいかなる変容をもたらすかという社会学的な問題を提起する。生産活動では畜産関連での成果に...
【工学】建築学:公共性コミュニケーションを含む研究件
❏メディアシステム、政治文化と市民の情報力の連関について:8カ国国際比較研究(21330114)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】林 香里 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40292784)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / 市民 / 政治文化 (他20件)
【概要】本研究は、世界11か国の主要ニュース番組や新聞(紙とインターネット)の内容を一斉分析するとともに、同時期に各国民の政治知識、ならびに政治関心や有効感覚をアンケート調査して、双方の連関があるかどうかを検討した。一般的には、公共放送制度のある国のほうが、国民の政治知識(とくに国際的政治ニュースの知識)のスコアも高かった。しかし、日本は、公共放送制度があるとはいえ、とりわけ国際政治ニュースへの知識や関心...
❏現代におけるグローバル・エシックス形成のための理論的研究(15320005)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】舟場 保之 (2006) 大阪大学, 文学研究科, 助教授 (20379217)
【キーワード】グローバル・エシックス / 公共空間 / カント永遠平和論 / 哲学的思考 / コミュニケーション (他26件)
【概要】2001年9月11日のいわゆるテロ事件が印象づけた国際社会の諸問題に、カント哲学やヘーゲル哲学のみならず、法哲学やジェンダー論、宗教学、教育学、環境論といった最も広い意味における哲学の立場から応答することを試みた「<9.11>を多角的に考える哲学フォーラム」における議論を発展・継承させ、その後いっそう緊張を強めた状況の中でグローバル・コミュニティが必要とする倫理、すなわちグローバル・エ...
【工学】土木工学:イタリアコミュニケーションを含む研究件
❏中国社会の秩序生成原理の探求~場に立ち現れる「理」~(26360005)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安冨 歩 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (20239768)
【キーワード】中国 / 秩序 / 野次馬 / ワラワラ現象 / 秩序形成 (他22件)
【概要】いわゆる「共通の」何かによって社会秩序を担保する、という発想の限界を離脱するために、中国社会の紛争の場面における解決の作動原理を探求した。その結果、周囲にいる人々の好奇心に基づいているように見える、いわゆる「野次馬」的な行動が、重要な役割を果たしていることが明らかとなった。かつて路上で頻繁に展開されていたその現象は、現在ではインターネット上で観察される。この原理は、人類社会、一般に見られるものと予...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
【工学】土木工学:社会実験コミュニケーションを含む研究件
❏オルタナティブフードシステムの構築可能性に関する総合的研究(24380122)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中嶋 康博 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (50202213)
【キーワード】フードシステム / 食料消費 / 食の安全 / 直接コミュニケーション / 産直 (他15件)
【概要】1990年代以降に観察される新たな食料消費の動向について、ネオ・ポストモダン概念の分析枠組みを利用して、理論的かつ実証的に検討した。さらにこの消費者意識に適合し新時代の価値を生み出すオルタナティブフードシステムの構造と制度を検討するための応用的研究を行った。定量的研究については、WEBアンケート調査、直売所での実験的検証、工場見学訪問者へのアンケートなどに基づく消費者意識に関する分析、定性的研究に...
❏PRTR情報を用いた環境リスクのコミュニケーション手法に関する研究(14580597)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】村山 武彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00212259)
【キーワード】環境リスク / コミュニケーション / 化学工場 / PRTRシステム / 社会実験 (他9件)
【概要】本研究では有害化学物質による環境リスクの管理のためのコミュニケーションシステムを開発し、その適用可能性を検討することを目的とした。平成14年度は、既にPRTR(環境汚染物質排出移動登録)情報を用いて会合形式のコミュニケーショシを進めている国内外の事例を調査し、会合の形式や進め方などの情報を整理した。次に、埼玉県と協力して、同県内で化学物質の汚染源となりうる事業所を対象に質問紙調査を実施した。 平成...
【工学】土木工学:市民参加コミュニケーションを含む研究件
❏観光まちづくり活動におけるファシリテーター型リーダーの育成に関する実証研究(25501013)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大西 律子 目白大学, 社会学部, 教授 (50337630)
【キーワード】観光まちづくり / まちづくり学習 / リーダー育成 / 市民参加 / ファシリテーション (他25件)
【概要】本研究は、観光まちづくりリーダーの量的・質的拡充を最終目標に、地域で導入可能な「リーダー育成プログラム」の開発を目指している。具体的には、観光まちづくりリーダーに必要不可欠な、「ファシリテーション能力」(関係主体間の意見調整を権威により図るのではなく、主体の多様性を尊重し、異なる意見をオープンに引き出し、コンセンサスを築き、創造的な問題解決を促す力量)に着目し、1)当該能力の育成に主眼をおくプログ...
❏PRTR情報を用いた環境リスクのコミュニケーション手法に関する研究(14580597)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】村山 武彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00212259)
【キーワード】環境リスク / コミュニケーション / 化学工場 / PRTRシステム / 社会実験 (他9件)
【概要】本研究では有害化学物質による環境リスクの管理のためのコミュニケーションシステムを開発し、その適用可能性を検討することを目的とした。平成14年度は、既にPRTR(環境汚染物質排出移動登録)情報を用いて会合形式のコミュニケーショシを進めている国内外の事例を調査し、会合の形式や進め方などの情報を整理した。次に、埼玉県と協力して、同県内で化学物質の汚染源となりうる事業所を対象に質問紙調査を実施した。 平成...
【工学】総合工学:ロボットコミュニケーションを含む研究件
❏参加型デザインモデルに基づいたテレプレゼンスロボットによる学習支援環境の開発(16K12797)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岸 磨貴子 明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (80581686)
【キーワード】ロボット / 学習環境デザイン / 特別支援教育 / 難民 / パフォーマンス心理学 (他18件)
【概要】本研究では,特別支援学校に在籍する肢体不自由児の学習支援を目的としたテレプレゼンスロボット導入の事例を通して,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するための学習環境モデルを開発した.操作者である肢体不自由児の身体的動作を代替する人型ロボットを活用した.本研究では,参加型デザインに基づき,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するツールの開発と導入を,学習環境再編のプロセスとして位置づけ,そのプロ...
❏相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究(24320176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菅原 和孝 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80133685)
【キーワード】身体性 / ろう者の会話 / マルティ-モーダル民族誌 / 記憶 / 生業技術 (他25件)
【概要】本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【工学】総合工学:アンケート調査コミュニケーションを含む研究件
❏留学生のキャリア意識・支援の実態解明と組織横断的なキャリア支援システムの構築(19K00747)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寅丸 真澄 早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授 (60759314)
【キーワード】留学生 / キャリア意識 / キャリア支援システム / アンケート調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】2021年度の実績は主に次の三点である。 一点目は、これまでコロナ拡大の影響で実施できなかったアンケート本調査を実施した。パイロット調査において個人情報の保護や回答の信頼性、作業手順等を確認し、首都圏、関西、四国、中国、九州圏の外国人留学生を対象に約50の質問項目についてオンライン調査を実施し、260名から回答を得た。それらの回答について統計分析を行い、留学生の留学目的は、日本の社会文化への関心、...
❏コンプライアンスのコミュニケーション的基盤に関する理論的・実証的研究(21330002)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】福井 康太 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00302282)
【キーワード】企業コンプライアンス / コミュニケーション / アンケート調査 / 独占禁止法 / 専門家 (他17件)
【概要】本研究は、企業等組織のコンプライアンス(法令適応)を可能にする組織内外のコミュニケション的基盤について実証的デタを収集するとともに、その実証研究の成果を会社法、金融商品取引法、経済法、労働法、法理学、法社会学の研究者が領域横断的に検討することを通じて、コンプライアンス・マネジメントの実用的ベンチマークを形成するという目的で企画された研究プロジェクトである。企業対象のアンケート調査を実施し、また、独...
【工学】総合工学:地震災害コミュニケーションを含む研究件
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏災害科学の専門家による情報発信の傾向:状況と立場が与える心理的バイアス(23510219)
【研究テーマ】自然災害科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部, 准教授 (40443337)
【キーワード】災害情報 / 地震災害 / イタリア裁判 / 科学コミュニケーション / リスク・コミュニケーション (他18件)
【概要】社会が災害科学に期待することは自然災害の防止や軽減であり,それには災害を予測する必要があるが,予測が困難な場合が多いため,災害科学の社会貢献は不定性が高くなる.それを念頭に置かずに「踏み越え」が行われると科学者が刑事責任まで問われることがあり,イタリアのラクイラ地震裁判はその最近の例である.我々は,資料収集や聞き取り調査,判決理由書の分析等を行い,そこでの災害科学の不定性と科学者の責任を検討した....
【工学】総合工学:持続可能性コミュニケーションを含む研究件
❏「老成学」の基盤構築ー<媒介的共助>による持続可能社会をめざして(15KT0005)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】森下 直貴 浜松医科大学, 医学部, 名誉教授 (70200409)
【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)
【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期(50代)、②開始・展開期(60代...
❏アイデンティティと表象の空間(Placemaking)に関する研究(15K06348)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】木下 勇 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (80251148)
【キーワード】プレイスメイキング / まちづくり / 食べられる景観 / 空き家 / 空き地 (他15件)
【概要】アイデンティティと表象の空間を視点にプレイスメイキングが持続可能なまちづくりの展開に寄与する要因を探ることを目的に以下の対象にてアクションリサーチに取り組んだ。1)Edible Way (食べられる道):松戸市松戸地区に、布性のプランターバッグを沿道の住居・店舗の地先に置き、食べられる植物を植えて地域のセーフティネット向上に寄与した(2018グッドデザイン賞受賞)。2)茅葺古民家を開くゴンジロー:...
【工学】総合工学:ロボティクスコミュニケーションを含む研究件
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
❏統合行動生物学の構築を目指した特定領域研究の準備調査(16637002)
【研究テーマ】動物生理・行動
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004
【研究代表者】伊藤 悦朗 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80203131)
【キーワード】社会性昆虫 / コミュニケーション / 学習・記憶 / 神経行動学 / ロボティクス
【概要】本研究は,行動生物学の気鋭研究者を関連各分野から結集し,動物行動の強力な研究体制を確立して,「統合行動生物学」を構築することを最終目的とする活動の一環である.平成16年度は,統合行動生物学の構築を目指した特定領域研究をスタートさせるための準備を行った.実際に,平成17年度発足予定の特定領域研究として,『昆虫における高次社会行動の発現機構の解明』(東北大学・水波誠代表)を申請することができた. 統合...
【工学】総合工学:安全コミュニケーションを含む研究件
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:ジェスチャーコミュニケーションを含む研究件
❏「伝えたい」が紡ぐ意味の体系:語の意味習得における共有志向性の効果の検討(18K12382)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】佐治 伸郎 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (50725976)
【キーワード】言語習得 / 意味習得 / 共有志向性 / ジェスチャー / コミュニケーション (他8件)
【概要】本研究では,子どもが他者が情報を共有している場合/情報を共有していない場合とで,どのように記号の使い方が変化するのかを調査した.調査の結果,他者と情報を共有していない場合には,子どもはジェスチャーをより多く使い説明しようとすることを明らかにした.一方,複雑な情報を表そうとする場合には,形容詞や比喩などの言語的な説明を中心的に用いることを明らかにした. ...
❏相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究(24320176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菅原 和孝 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80133685)
【キーワード】身体性 / ろう者の会話 / マルティ-モーダル民族誌 / 記憶 / 生業技術 (他25件)
【概要】本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の...
❏介護施設において高齢者・介護職員間で交わされる身体動作を用いた空間表現の研究(21530590)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】細馬 宏通 滋賀県立大学, 人間文化学部 (90275181)
【キーワード】グループホーム / コミュニケーション / ジェスチャー / 会話分析 / 回想法 (他11件)
【概要】介護空間における高齢者と介護者との身体を用いた相互行為について、デイケアセンターにおける回想法場面、グループホームにおける介護場面、グループホームにおける介護者どうしのカンファレンス場面を観察し、分析を行った。高齢者や介護者の知識や考えはことばに現れにくい身体動作によって表れており、空間内のものやできごとを手がかりとしている。彼らは、その場の手がかりを用い、お互いに相手の動作を真似たり改変したりな...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:日本語コミュニケーションを含む研究件
❏18世紀以降の英語圏文学等における「注意」「共感」と「言語運用能力」表象の研究(20K00384)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】言語運用能力 / 英文学 / 日本文学 / 事務 / 共感 (他13件)
【概要】本研究の中心となるのは、19世紀から20世紀へ、さらに21世紀へと時代が進むにつれて、言語をめぐる規範意識はどう変化したかということである。その要因は何だったのか、またメディア装置の発達とも何らかの関係があるのかといったことにも目を向ける。言語運用能力に焦点をしぼりつつ文学作品を検分することで、あらたな知見が得られるものと考えている。 令和3年度は自由間接話法といった観点を利用したり、事務文書との...
❏状況に基づく日本語話しことばの研究と、日本語教育のための基礎資料の作成(23242023)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】MRI / 調音動態 / 自然会話 / 音声文法 / 状況 (他13件)
【概要】本プロジェクトは、書きことば研究に比べて立ち遅れの目立つ、日本語の話しことば(韻律を含む)の研究を進めるものである。「人物像」を重視した前研究(基盤A(H19-22))において、日本語の主な話し手像(発話キャラクタ)を分析したように、本プロジェクトでは日本語話しことばに見られる主な「状況」を考察し、「状況」に基づく話しことばの姿を分析する。特定の「状況」において「どのような立場の者が、どのような立...
❏人物像に応じた音声文法(19202013)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】日本語 / 音声言語 / 人物像(発話キャラクタ) / 調音動態 / 自然会話 (他10件)
【概要】本研究は、日本語にどのようなしゃべり方があり、それぞれどのような人物像によって発話されているかを調べることにより、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料を作成するものである。MRI装置と自然会話記録を用いて、日本語の音声言語を、調音と発話行為の両面にわたって調べ、人物像に応じた音声文法の基礎資料を作成した。さらに、人物像という半意図的な概念が従来の目的論的な発話行為論と文法を改良する上で有用なもの...
【総合生物】神経科学:言語コミュニケーションを含む研究件
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏3D認知を利用した工学教育・社会技術教育サポート・システムの開発・実装(16651082)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】伊東 乾 東京大学, 大学院・情報学環, 助教授 (20323488)
【キーワード】3D / 認知 / 工学 / 工学・技術教育 / 社会 (他8件)
【概要】3D可視化技術の技術教育応用を、以下の2点に整理して行った。 1 立体視モニタなどの特殊な装置系を必要とするもの 2 通常のネットワーク・コンピュータシステムでの教育情報の多次元表示 1 については 1-1 同一の情報を平面モニタと立体モニタで提示した際の、学習記憶、ならびに疲労については、どちらにも有為な差は見いだせなかった。1-2 「3D内視鏡」操作のように、現実に立体視を利用するシステムの学...
【農学】農業工学:情報コミュニケーションを含む研究件
❏東アジアにおける拡張現実時代の観光に関する研究(17H02248)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山田 義裕 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40200761)
【キーワード】観光 / メディア / 情報 / 拡張現実 / 東アジア (他8件)
【概要】本研究の研究成果は以下3点にまとめられる。第1はフィールド調査等による現在の観光とメディアの融合状況の実態把握である。ネット空間と現実空間、メディアと観光が融合している現在の状況について、東アジアの各地域でのフィールドワークを通じてその実態を把握した。第2はメディア言説(画像・映像・サウンドも含む)の観点から観光行動を調査し計量的および質的に分析した。第3は上記2つの調査を総合的に考察する際の枠組...
❏メディアシステム、政治文化と市民の情報力の連関について:8カ国国際比較研究(21330114)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】林 香里 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40292784)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / 市民 / 政治文化 (他20件)
【概要】本研究は、世界11か国の主要ニュース番組や新聞(紙とインターネット)の内容を一斉分析するとともに、同時期に各国民の政治知識、ならびに政治関心や有効感覚をアンケート調査して、双方の連関があるかどうかを検討した。一般的には、公共放送制度のある国のほうが、国民の政治知識(とくに国際的政治ニュースの知識)のスコアも高かった。しかし、日本は、公共放送制度があるとはいえ、とりわけ国際政治ニュースへの知識や関心...
❏テレビドラマとポスモダン社会(20530486)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】長谷 正人 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40208476)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / ポストモダン / テレビドラマ (他6件)
【概要】山田太一のさまざまな作品を映像作品として見直し、さらに山田太一氏本人や関係者へのインタビューも行って、70年代から80年代にかけての日本のテレビドラマがどのようにしてポストモダン的なイメージ社会を準備し、そしていかにそれを「後衛」の視点から批判したかを明らかにした。 ...
【農学】生産環境農学:文学コミュニケーションを含む研究件
❏18世紀以降の英語圏文学等における「注意」「共感」と「言語運用能力」表象の研究(20K00384)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】言語運用能力 / 英文学 / 日本文学 / 事務 / 共感 (他13件)
【概要】本研究の中心となるのは、19世紀から20世紀へ、さらに21世紀へと時代が進むにつれて、言語をめぐる規範意識はどう変化したかということである。その要因は何だったのか、またメディア装置の発達とも何らかの関係があるのかといったことにも目を向ける。言語運用能力に焦点をしぼりつつ文学作品を検分することで、あらたな知見が得られるものと考えている。 令和3年度は自由間接話法といった観点を利用したり、事務文書との...
❏英語圏および日本語の文学作品におけるポライトネスの機能(15K02292)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】ポライトネス / 英文学 / 日本文学 / 言語学 / 言語教育 (他24件)
【概要】本研究では、主に対人的な場面で使われると考えられがちな「敬意」や「丁寧さ」の表現が、不特定多数に向けた書き言葉でも潜在的に機能し、とくに小説や詩などの語りの中で語りの装置として大きな役割を果たしていること、またテクストと読者の間に興味深い作用を及ぼしていることを明らかにした。このことによって、文学テクストもまた何らかの目的を持ち、また結果をも引き起こす一種の「行為」だということが確認され、かつ、そ...
❏文学テクストにおける「都市」と「公共圏」(13610679)
【研究テーマ】文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】筑和 正格 北海道大学, 言語文化部, 教授 (50002225)
【キーワード】都市 / 公共圏 / コミュニケーション / メディア / エディターシップ論 (他8件)
【概要】本研究は、近代社会における「都市」と「公共圏」の関係を理論的に考察するとともに、その歴史的および具体的な現れ方を、近現代のアジア、アメリカ、ヨーロッパの文学テクストを主たる素材に検証することを目的とした。4年間の研究によって得られた知見は多岐に渡るが、主たるものを幾つかのテーマに分けて挙げておく。(1)「都市」と「公共圏」の原理的な関係性について。「異質なもの」相互の意味変換装置としての「都市」と...
【農学】境界農学:言語学コミュニケーションを含む研究件
❏英語圏および日本語の文学作品におけるポライトネスの機能(15K02292)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】ポライトネス / 英文学 / 日本文学 / 言語学 / 言語教育 (他24件)
【概要】本研究では、主に対人的な場面で使われると考えられがちな「敬意」や「丁寧さ」の表現が、不特定多数に向けた書き言葉でも潜在的に機能し、とくに小説や詩などの語りの中で語りの装置として大きな役割を果たしていること、またテクストと読者の間に興味深い作用を及ぼしていることを明らかにした。このことによって、文学テクストもまた何らかの目的を持ち、また結果をも引き起こす一種の「行為」だということが確認され、かつ、そ...
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
【農学】動物生命科学:臨床教育コミュニケーションを含む研究件
❏臨床教育のビデオエスノグラフィー:高等教育における臨床教育場面の経験的比較研究(21330118)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】樫田 美雄 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (10282295)
【キーワード】エスノメソドロジー / ビデオエスノグラフィー / 会話分析 / 高等教育 / 法科大学院 (他10件)
【概要】科学コミュニケーション論上及び実践高等教育学上の発見が各 1 点あった。市民からの期待の違いが、コミュニケーションスタイルの違いを生んでいた。法律相談では、弁護士からの助言は、法的適切性のみ期待されていたのに対し、医療相談では、医師は患者の生活面まで含めた助言を求められていた (背景は猪飼 2010:9&227 を参照)。また、模擬法廷の尋問場面では、従来気づかれていなかった当事者の戦略性...
❏心理臨床家の相互学習を活性化する「対話の場」の設計とその効果に関する研究(19530620)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】花田 里欧子 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (10418585)
【キーワード】臨床心理学 / 情報学 / 家族療法 / リフレクティング・プロセス / コミュニケーション (他11件)
【概要】本研究は,臨床家が臨床心理面接という「対話の場」を設計する際に,熟練した臨床家の技は,クライアントとの間のどのような相互作用パターン(対話の行い方の様式)として立ち現われてくるのかということについて,初心の臨床家との比較,検討を行い,次の2点を明らかにした。1.セラピストの相互学習を推進,活性化するモデルを設計し,面接という対話の実践と研究の往還の中で,学習者自身が実用可能な知識の発見と共有を可能...
【農学】森林圏科学:植物コミュニケーションを含む研究件
❏植物の生長過程における情報生成とコミュニケ-ションに関する工学的研究(10875060)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10103615)
【キーワード】植物 / 情報 / コミュニケーション / 電場 / 生長 (他6件)
【概要】無中枢である植物のコミュニケーションにおける情報の生成、共有プロセスに関する知見を得るため、根と外界の界面に自己生成される電場や、器官先端部における生長リズム運動などに着目して、そららの変化挙動を様々な環境の元で計測する。本年度はまず、昨年度開発した振動電極計測システムの計測方向を3次元に拡張するとともに、これを用いて、植物体に音刺激を与えた場合や重力刺激を与えた場合などの、各種環境応答に対するカ...
❏植物的なコミュニケーションと情報場の設計(06650308)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】三輪 敬之 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10103615)
【キーワード】コミュニケーション / 情報場 / 生体情報 / 生体システム / エントレインメント (他8件)
【概要】植物体を構成する葉群間や葉と根の器官相互間,さらには植物集団おける個体間のコミュニケーションを関係論的な観点から論じた例はほとんどない.そこで本研究では,環境応答や形態形成における要素間の同調的現象の有無に着目することにより,コミュニケーションにおける「場」の形成過程について検討した.申請書に記載した研究計画・方法に従い得られた結果は以下のとおりである.(1)カポックの葉群おける葉表面の生体電位変...
【農学】水圏応用科学:空間認知コミュニケーションを含む研究件
❏ダンゴイカ類の高次認知能にみる頭足類の知性進化に関する行動・ゲノム科学的研究(19K15901)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】杉本 親要 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 助教 (00813718)
【キーワード】高次認知能 / コミュニケーション / 空間認知 / ダンゴイカ / 頭足類 (他8件)
【概要】本年度は、昨年度に引き続きダンゴイカ類の高次認知能について、コミュニケーション能と空間認知能に着目した評価のための行動観察を進めた。実験装置も昨年と同様、LED光源を収容した黒色筐体の一部に、複数の小さな穴を開けた黒色プレートを設置し、穴のみから光が出る装置を使用した。複数の小さな穴は、昨年と同様マル型もしくはバツ型に並べ、図形パターンの違いおよび点滅パターンの違いを実験個体に提示できるようにした...
❏動的空間の認知と言語に関する研究(10710258)
【研究テーマ】言語学・音声学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】井上 京子 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (80276419)
【キーワード】空間認知 / カテゴリー / ヒューマン・インタラクション / 言語相対説 / 指示枠 (他10件)
【概要】世界中の言語による空間のカテゴリー化には、自己中心的な「相対的指示枠」と環境主体の「絶対的指示枠」があるが、日本においてはその両方が存在しており、平成10年度のアンケート調査で「絶対的指示枠」を日常の身辺空間にまで適用している地域が多くあることが判明した。そうした用法が特に顕著に見られる地域として高知県高知市に注目し、山と海をランドマークとした生活を送っている人々の空間把握方法において、まず地形的...
【農学】水圏応用科学:ダンゴイカコミュニケーションを含む研究件
❏頭足類の体色同期機構の組織化学・行動学的解析による視覚コミュニケーション能の解明(22K05809)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】杉本 親要 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 助教 (00813718)
【キーワード】頭足類 / ダンゴイカ / ボディーパターン / 模倣 / コミュニケーション
【概要】
❏ダンゴイカ類の高次認知能にみる頭足類の知性進化に関する行動・ゲノム科学的研究(19K15901)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】杉本 親要 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 助教 (00813718)
【キーワード】高次認知能 / コミュニケーション / 空間認知 / ダンゴイカ / 頭足類 (他8件)
【概要】本年度は、昨年度に引き続きダンゴイカ類の高次認知能について、コミュニケーション能と空間認知能に着目した評価のための行動観察を進めた。実験装置も昨年と同様、LED光源を収容した黒色筐体の一部に、複数の小さな穴を開けた黒色プレートを設置し、穴のみから光が出る装置を使用した。複数の小さな穴は、昨年と同様マル型もしくはバツ型に並べ、図形パターンの違いおよび点滅パターンの違いを実験個体に提示できるようにした...
【農学】水圏応用科学:模倣コミュニケーションを含む研究件
❏頭足類の体色同期機構の組織化学・行動学的解析による視覚コミュニケーション能の解明(22K05809)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】杉本 親要 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 助教 (00813718)
【キーワード】頭足類 / ダンゴイカ / ボディーパターン / 模倣 / コミュニケーション
【概要】
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
❏自閉症児への早期支援プログラム構築のためのエビデンス・ベース研究(16330190)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】早期支援 / 発達評価 / 共同注意 / 摸倣 / 叙述言語 (他15件)
【概要】次の6つのステップからなる療育プログラムを構成し,3歳から7歳の13名の重度自閉症幼児に適用した効果を詳細に分析した.(1)「基本的社会的相互作用」対人刺激の過敏性をとり、遊びを中心にした社会的相互作用を安定させることが、支援プログラムの初期段階においては最も重要であった。(2)「共同注意」応答型共同注意は、指さしから視線に手がかりを移行させることで、全ての子どもで成立した。始発型共同注意は,相手...
【医歯薬学】基礎医学:共感コミュニケーションを含む研究件
❏18世紀以降の英語圏文学等における「注意」「共感」と「言語運用能力」表象の研究(20K00384)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】言語運用能力 / 英文学 / 日本文学 / 事務 / 共感 (他13件)
【概要】本研究の中心となるのは、19世紀から20世紀へ、さらに21世紀へと時代が進むにつれて、言語をめぐる規範意識はどう変化したかということである。その要因は何だったのか、またメディア装置の発達とも何らかの関係があるのかといったことにも目を向ける。言語運用能力に焦点をしぼりつつ文学作品を検分することで、あらたな知見が得られるものと考えている。 令和3年度は自由間接話法といった観点を利用したり、事務文書との...
❏英語圏および日本語の文学作品におけるポライトネスの機能(15K02292)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】阿部 公彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (30242077)
【キーワード】ポライトネス / 英文学 / 日本文学 / 言語学 / 言語教育 (他24件)
【概要】本研究では、主に対人的な場面で使われると考えられがちな「敬意」や「丁寧さ」の表現が、不特定多数に向けた書き言葉でも潜在的に機能し、とくに小説や詩などの語りの中で語りの装置として大きな役割を果たしていること、またテクストと読者の間に興味深い作用を及ぼしていることを明らかにした。このことによって、文学テクストもまた何らかの目的を持ち、また結果をも引き起こす一種の「行為」だということが確認され、かつ、そ...
【医歯薬学】境界医学:病弱児教育コミュニケーションを含む研究件
❏入院児におけるマルチメディアコミュニケーションの有効性に関する医 教育 工学的研究(10672123)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】山上 浩志 信州大学, 医学部附属病院, 助手 (20260573)
【キーワード】マルチメディアコミュニケーション / テレチャイルドケア / 病弱児支援ネットワーク / 入院児 / 寮育 (他11件)
【概要】1.マルチメディアコミュニケーション環境の導入による入院児の内面的な変化についての分析. マルチメディア交信が闘病中の子どもらにもたらす精神的影響を客観的に評価することを試みた。8種類の精神状態を評価する独自なアンケート票を作成し、複数回の通信の前後で実施した。通信後には、快楽感は有意に増加し、抑うつ感、不安感、焦燥感や孤独感は有意に減少した。マルチメディア交信によって、入院中の子ども達の不安や抑...
❏入院児童生徒の為のマルチメディアコミュニケーションネットワークと院内教育の新形態(09877447)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997
【研究代表者】山上 浩志 信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (20260573)
【キーワード】院内学級 / 病弱児教育 / マルチメディア / コミュニケーション / 入院児 (他8件)
【概要】[方法]院内学級と入院児の前籍校(X)/自宅療養児家庭(Y)/他の院内学級(Z)との間で、PC、TV電話機、インターネット、公衆電話回線 (アナログ及びINSネット64)を利用したマルチメディアコミュニケーションを実践し、その有効性を明らかにした。実験は、院内学級2ヶ所(信州大学附属病院、東京大学附属病院)、前籍校1ヶ所(長野;中2)、自宅療養児家庭2ヶ所(長野;小3、東京;高1)をフィールドに行...
【医歯薬学】境界医学:倫理学コミュニケーションを含む研究件
❏わが国における医師のプロフェッショナリズム探索と推進・教育に関する事業研究(18390165)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】尾藤 誠司 国立病院機構, 東京医療センター(臨床研究センター)臨床疫学研究室, 室長 (60373437)
【キーワード】患者-医療者関係 / 医療倫理 / 職業倫理 / 医学教育 / コミュニケーション (他11件)
【概要】<研究の目的>医療を受ける側と提供する側が信頼しあいながら医療サービスが成立するために、現在解決されなければならない問題はいくつもある。我々研究班は、2年間の事業の中で、現在起こっている医療に関する問題点について、医師のプロフェッショナリズムの視点から考察し、実証的な根拠を提示するとともに、プロフェッショナリズム推進への方略や、プロフェッショナリズム涵養のためにあるべき教育について多面...
❏擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ-「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み(15320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】紀平 知樹 (2004-2006) 大阪大学, 文学研究科, 講師 (70346154)
【キーワード】倫理学 / 生命学 / コミュニケーション / スピリチュアリティ / ナラティブ (他23件)
【概要】・本研究は、「擬似法的倫理からプロセスの倫理」への転換の完成を探るために以下のような調査、研究を行った。 ・本研究で、「擬似法的倫理」と呼ぶものの問題性を明らかにするために、日本(金森修氏)、ドイツ(Dietmar Mieth氏)、ルーマニア(Michaela Serbulea氏)の生命倫理研究者を招いて講演会を開き、それぞれリベラル新優生学、ヨーロッパ連合(EU)の生命倫理政策、および遺伝子工学...
❏Well-being(福祉・いい暮らし・幸福)概念の再検討とその実践的適用(15320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】篠 憲二 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20086119)
【キーワード】哲学 / 倫理学 / 幸福 / 福祉 / QOL (他7件)
【概要】本研究は、規範概念である<幸福>の具体的内実を、人間についての自然科学的・社会科学的諸事実から「導出」し得るとは考えないが、他方で、人間存在の成立諸条件の考察を通じて幸福の所在を或る程度まで突き止める余地のあることを認める。実際、人間存在の生物学的基底に人間のネオテニー性が存し、これが文化のマトリクスとして機能し続けていることが解明されたのは、本研究にとって大きな一歩であった。 現代社...
【医歯薬学】境界医学:入院児コミュニケーションを含む研究件
❏入院児におけるマルチメディアコミュニケーションの有効性に関する医 教育 工学的研究(10672123)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】山上 浩志 信州大学, 医学部附属病院, 助手 (20260573)
【キーワード】マルチメディアコミュニケーション / テレチャイルドケア / 病弱児支援ネットワーク / 入院児 / 寮育 (他11件)
【概要】1.マルチメディアコミュニケーション環境の導入による入院児の内面的な変化についての分析. マルチメディア交信が闘病中の子どもらにもたらす精神的影響を客観的に評価することを試みた。8種類の精神状態を評価する独自なアンケート票を作成し、複数回の通信の前後で実施した。通信後には、快楽感は有意に増加し、抑うつ感、不安感、焦燥感や孤独感は有意に減少した。マルチメディア交信によって、入院中の子ども達の不安や抑...
❏入院児童生徒の為のマルチメディアコミュニケーションネットワークと院内教育の新形態(09877447)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997
【研究代表者】山上 浩志 信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (20260573)
【キーワード】院内学級 / 病弱児教育 / マルチメディア / コミュニケーション / 入院児 (他8件)
【概要】[方法]院内学級と入院児の前籍校(X)/自宅療養児家庭(Y)/他の院内学級(Z)との間で、PC、TV電話機、インターネット、公衆電話回線 (アナログ及びINSネット64)を利用したマルチメディアコミュニケーションを実践し、その有効性を明らかにした。実験は、院内学級2ヶ所(信州大学附属病院、東京大学附属病院)、前籍校1ヶ所(長野;中2)、自宅療養児家庭2ヶ所(長野;小3、東京;高1)をフィールドに行...
【医歯薬学】境界医学:偏見コミュニケーションを含む研究件
❏社会の分断をあおるコミュニケーションの発生・伝搬・共有過程(18H01078)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】唐沢 穣 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90261031)
【キーワード】社会的分断 / コミュニケーション / イデオロギー / ソーシャルネットワーク / 道徳観 (他16件)
【概要】政治家や有名人による「つぶやき」から、一見ごく普通の市民が発するヘイト・スピーチに至るまで、社会の分断をあおる言説が広く人々の間に拡散している。本研究では、こうした行為を「分断コミュニケーション」と位置づけ、その基礎にある心理過程を明らかにした。研究手法として、社会心理学実験、社会調査、ソーシャル・メディア分析といった多彩な手法を用いて、ミクロな個人レベルの心理過程とマクロな集合レベルの過程の両者...
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
【医歯薬学】境界医学:医療社会学コミュニケーションを含む研究件
❏病院システムのエスノグラフィー的研究:実践的知識マネジメントの観点から(13710125)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / コミュニケーション (他8件)
【概要】救急医療は119番通報にはじまって、それを受ける災害救急情報センターにおける救急管制員、現場に派遣される救急隊、医療機関における医師および看護婦をはじめとする医療スタッフなど、多様な領域の人々が分業を担うことによって、短い時間のなかで最適な治療を患者に施すことをめざしている協働作業である。そのためには、適切な情報環境の構築が常に重要な課題のひとつとなっている。 今年度は大学病院における救急救命セン...
❏組織における言説の社会学的研究-救急医療システムにおける実践的知識マネジメント(11710114)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大学, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / 会話分析 (他11件)
【概要】救急医療は119番に通報する市民にはじまり、災害救急情報センターで119番通報を受ける受付指令員、救急隊から連絡を受け、医療機関と連絡をとりあう救急管制員、医療機関における医師、看護婦、その他のスタッフなど、多様な専門領域の人々が,それぞれの場所で分業を担うことによって特定の患者を搬送し、治療を受けさせるという一連の活動を可能にしている。この時間および空間をこえたところでの協働作業が可能となるため...
【医歯薬学】境界医学:院内学級コミュニケーションを含む研究件
❏入院児におけるマルチメディアコミュニケーションの有効性に関する医 教育 工学的研究(10672123)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】山上 浩志 信州大学, 医学部附属病院, 助手 (20260573)
【キーワード】マルチメディアコミュニケーション / テレチャイルドケア / 病弱児支援ネットワーク / 入院児 / 寮育 (他11件)
【概要】1.マルチメディアコミュニケーション環境の導入による入院児の内面的な変化についての分析. マルチメディア交信が闘病中の子どもらにもたらす精神的影響を客観的に評価することを試みた。8種類の精神状態を評価する独自なアンケート票を作成し、複数回の通信の前後で実施した。通信後には、快楽感は有意に増加し、抑うつ感、不安感、焦燥感や孤独感は有意に減少した。マルチメディア交信によって、入院中の子ども達の不安や抑...
❏入院児童生徒の為のマルチメディアコミュニケーションネットワークと院内教育の新形態(09877447)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】1997
【研究代表者】山上 浩志 信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (20260573)
【キーワード】院内学級 / 病弱児教育 / マルチメディア / コミュニケーション / 入院児 (他8件)
【概要】[方法]院内学級と入院児の前籍校(X)/自宅療養児家庭(Y)/他の院内学級(Z)との間で、PC、TV電話機、インターネット、公衆電話回線 (アナログ及びINSネット64)を利用したマルチメディアコミュニケーションを実践し、その有効性を明らかにした。実験は、院内学級2ヶ所(信州大学附属病院、東京大学附属病院)、前籍校1ヶ所(長野;中2)、自宅療養児家庭2ヶ所(長野;小3、東京;高1)をフィールドに行...
【医歯薬学】境界医学:対人コミュニケーションコミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏食行動が身体感覚とコミュニケーションに及ぼす健康心理学的研究(21530743)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 晶夫 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80162999)
【キーワード】食行動 / 健康感 / 自己意識 / 身体感覚 / 対人コミュニケーション (他8件)
【概要】ひとりひとりが「食」への意識を高め、その理解を深め、「食」に対して適切に判断できる能力を身につけることによって、心身の健康を増進することができる。一緒に食事をする際の対人コミュニケーションの果たす役割は大きい。母子食事場面では、会話内容や会話の仕方が母子で異なり、食事観に差異がある。健康行動には「運動習慣」「自己実現」「危険予防習慣」「栄養考慮」「身近な人との相談」「規則的な食習慣」等の因子構造が...
【医歯薬学】境界医学:自治体コミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏自治体「不祥事」と法令遵守体制の構築に関する研究(19610004)
【研究テーマ】社会秩序学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】礒崎 初仁 (2008-2010) 中央大学, 法学部, 教授 (40349212)
【キーワード】不祥事 / 法令遵守 / 自治体法務 / 監査 / 自治体官僚制 (他17件)
【概要】自治体の不祥事は多様であるが、(1)組織的不正行為、(2)組織的失敗行為、(3)職務上の個人的不正行為、(4)職務外の個人的不祥事に分けられる。その原因としては、(1)職務の複雑さと責任の拡大、(2)人材育成不足と職務環境の劣化、(3)社会からの要求の厳格化等がある。そこで対策としては、(1)事務執行の手続整備、(2)検査・監査体制の実質化、(3)関係者通報の促進、(4)人事政策・組織改革が必要で...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶コミュニケーションを含む研究件
❏ビジネス日本語教育のための主体の認識に着目したフレームワークの構築(20K22252)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2020-09-11 - 2023-03-31
【研究代表者】平松 友紀 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 助手 (60880333)
【キーワード】ビジネス / コミュニケーション / 場面認識 / 前提 / メール (他7件)
【概要】本研究は、ビジネスに関わる人たちに向けた日本語教育における授業活動での活用を視野に、日本語で行う自身のコミュニケーション行為を考えるためのフレームワークの構築を目指すものである。 本研究は、取得したインタビューデータを基に分析を進め、フレームワークの基となるデータ群をまとめるとともに、追加調査を実施する。これらを踏まえ、日本語教育の授業活動で用いるフレームワークの構築を目指す計画であった。 既に収...
❏「抗争」言説の再検討(ドイツ文学の場合)(16K02557)
【研究テーマ】ヨーロッパ文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大宮 勘一郎 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (40233267)
【キーワード】抗争性 / コミュニケーション / ドイツ文学 / 双務的秩序 / 政治 (他12件)
【概要】本研究プロジェクトは、近代ドイツ文学における「抗争」モティーフを検討する作業として、レッシング、ゲーテ、クライスト、ヘッベルらの作品の分析を行ったうえで理論的構築を進めた。作品に描き出される様々な「抗争」に焦点を当て、それがいかなる仕方で18世紀の文学言説へと組み込まれ、また19世紀にいかなる変容を遂げ、さらに、いかにして20、21世紀の荒廃へと至ったか、文芸作品以外の様々なテクストとの参照関係の...
❏相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究(24320176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菅原 和孝 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80133685)
【キーワード】身体性 / ろう者の会話 / マルティ-モーダル民族誌 / 記憶 / 生業技術 (他25件)
【概要】本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の...
【医歯薬学】外科系臨床医学:救急医療コミュニケーションを含む研究件
❏救急収容要請通話における情報提示内容・提示順と諾否の判断に要する時間の関連性(24590632)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】杉本 なおみ 慶應義塾大学, 看護学部, 教授 (70288124)
【キーワード】救急医療 / 病院前医療 / 救急搬送 / 救急収容要請通話 / ホットライン (他17件)
【概要】救急収容要請通話1年分を分析し(1)患者の社会心理的情報と搬送内容の伝達に費やす秒数は、生物医学的情報の伝達に要する秒数に匹敵する、(2)通話途中で不応需に至る場合には「当該診療科対応不能」「スペース不足」「『かかりつけ』と『直近』の捉え方の相違」がある、(3)「音読み」身体呼称(例:「側背・足背」)は誤解を招く可能性がある、また交通外傷の場合(4)主訴>バイタルサイン>属性>受傷機転>事故のエネ...
❏病院システムのエスノグラフィー的研究:実践的知識マネジメントの観点から(13710125)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / コミュニケーション (他8件)
【概要】救急医療は119番通報にはじまって、それを受ける災害救急情報センターにおける救急管制員、現場に派遣される救急隊、医療機関における医師および看護婦をはじめとする医療スタッフなど、多様な領域の人々が分業を担うことによって、短い時間のなかで最適な治療を患者に施すことをめざしている協働作業である。そのためには、適切な情報環境の構築が常に重要な課題のひとつとなっている。 今年度は大学病院における救急救命セン...
❏組織における言説の社会学的研究-救急医療システムにおける実践的知識マネジメント(11710114)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】池谷 のぞみ 東洋大学, 社会学部, 助教授 (10297723)
【キーワード】エスノメソドロジー / 知識社会学 / 救急医療 / 社会情報学 / 会話分析 (他11件)
【概要】救急医療は119番に通報する市民にはじまり、災害救急情報センターで119番通報を受ける受付指令員、救急隊から連絡を受け、医療機関と連絡をとりあう救急管制員、医療機関における医師、看護婦、その他のスタッフなど、多様な専門領域の人々が,それぞれの場所で分業を担うことによって特定の患者を搬送し、治療を受けさせるという一連の活動を可能にしている。この時間および空間をこえたところでの協働作業が可能となるため...
【医歯薬学】社会医学:電子クリニカルパスコミュニケーションを含む研究件
❏医療者間コミュニケーション不全解消のための電子クリニカルパスの要件定義および実装(26502008)
【研究テーマ】ケア学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鈴木 斎王 宮崎大学, 医学部, 准教授 (60305084)
【キーワード】クリニカルパス / 異職種間コミュニケーション / 異職種間応答 / 電子クリニカルパス / コミュニケーション (他6件)
【概要】看護師はクリニカルパス作成に関与することで、知識の増加や段取りの良さ、学習の積極性が上がると感じていた。しかし、クリニカルパス作成のメリットを感じている者ほど自己の知識や技術を示す機会が減っていると感じており、作成時と利用時とでは意識が大きく異なっていた。患者適用時には看護師はクリニカルパスを医師からの単なる指示として受け取っている可能性が高い。多職種コミュニケーションツールのプロトタイプはこの状...
❏次世代医療ナレッジマネジメントの研究-最先端電子クリニカルパスを中心に-(21330089)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】梅本 勝博 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (40114938)
【キーワード】ナレッジマネジメント / 電子クリニカルパス / 医療情報 / 知識創造 / 電子カルテ (他11件)
【概要】宮崎大学病院でのアクションリサーチにより、電子クリニカルパスを利用する医療専門職間でいかに知識の共有と創造がおこなわれているかを説明する次世代医療ナレッジマネジメントの理論的モデルの構築し、医療サービスの質の向上と安心安全に貢献する実践的ガイドラインを作成した。さらに改善したクリニカルパスを用いる医療ナレッジマネジメントでは、臨床のリアルな場での情報共有が重要であることを明らかにした。 ...
【医歯薬学】社会医学:表象コミュニケーションを含む研究件
❏芸術作品のインタラクティヴィティに関する総合的研究:鑑賞体験の構造変化をめぐる歴史的分析(14310019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】インタラクティヴィティ / 芸術作品 / 鑑賞者 / 総合芸術作品 / メディア (他14件)
【概要】本研究においては次のような成果を得た。 1.中世の伝説・説話が伝承されてゆく過程における語り手と聞き手の相互作用、および文字による記録がそこに与えた変化の考察、および、中世からルネサンスにいたるポリフォニックな教会音楽における聴取経験と歌唱法の分析をおこなった。そのうえで、宗教による社会統合との協同ないし葛藤のプロセスを明らかにした。 2.ルネサンスからバロック時代にかけての、ページェントや祝祭に...
❏芸術のメディア的戦略に関する総合的研究――表象文化の歴史的機能分析(10410013)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】杉橋 陽一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50015278)
【キーワード】メディア / 芸術 / 情報 / コミュニケーション / 総合芸術作品 (他17件)
【概要】本研究からは芸術のメディア的戦略をめぐり、次のような成果が得られた。 1.中世から近世への歴史的展開のなかで、文学や神学が印刷術などによるコミュニケーション上の組織化を通じて社会層や価値共同体の形成に寄与した実態が、実証的に究明された。 2.身体表現を中心に複数の芸術が総合されて実現されたマルチ・メディア的な芸術の新しい情報伝達手法が、オペラやバレエ作品の実例に即し、歴史的に分析された。 3.文学...
【医歯薬学】社会医学:聴覚障害コミュニケーションを含む研究件
❏「盲ろう」教育を支援するワールドワイド情報収集・提供システムの構築(09410084)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】中澤 惠江 (中澤 恵江) 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 室長 (60155702)
【キーワード】盲ろう / 稀少障害 / 重複障害 / 視覚障害 / 聴覚障害 (他11件)
【概要】平成11年度の計画に沿って以下の研究を行った。 1構築した情報システムの更新と海外との連携 1)日本の盲ろう教育の歴史と盲ろう教育の実態調査についての英語の情報を発信した。 2)海外の情報として、日本ではほとんど発行されていない盲ろうの原因疾患について邦訳を行った。 3)DB-LINK等の海外盲ろう情報組織との連携関係が確立し、海外の盲ろう情報が容易に入手できるようになった。 4)収集した国内外の...
❏聴覚障害者の生涯教育にわたる教育機器・方法の開発の在り方に関する総合的調査研究(06351013)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】高橋 秀知 筑波技術短期大学, 電子情報学科・情報工学専攻, 教授 (20013378)
【キーワード】聴覚障害 / 感覚代行 / マルチメディア / 医工学 / フィッティング (他8件)
【概要】現在の科学技術は、日進月歩で進行をしている。今日不可能のことも明日には可能となる時代である。この技術的進歩の恩恵を聴覚に障害を有する人々に還元する必要性を感ずる。この観点に立ち、各分野の現状を踏まえ、方策と方向との総合的調査を行った。今回の調査分野と現状及び予測結果を以下に記述する。 1)電子情報工学分野:合成音声の分野は、方式・方法共に実用の域に達している。不特定話者方式での認識も進歩の状況にあ...
【医歯薬学】社会医学:メデイアコミュニケーションを含む研究件
❏北東アジアにおける帝国の情報ネットワーク(20H01473)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】土屋 礼子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00275504)
【キーワード】メディア / ロシア / 地図 / 移民 / 諜報 (他9件)
【概要】
❏東アジアにおける拡張現実時代の観光に関する研究(17H02248)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】山田 義裕 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40200761)
【キーワード】観光 / メディア / 情報 / 拡張現実 / 東アジア (他8件)
【概要】本研究の研究成果は以下3点にまとめられる。第1はフィールド調査等による現在の観光とメディアの融合状況の実態把握である。ネット空間と現実空間、メディアと観光が融合している現在の状況について、東アジアの各地域でのフィールドワークを通じてその実態を把握した。第2はメディア言説(画像・映像・サウンドも含む)の観点から観光行動を調査し計量的および質的に分析した。第3は上記2つの調査を総合的に考察する際の枠組...
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
【医歯薬学】社会医学:グローバリゼーションコミュニケーションを含む研究件
❏現代におけるグローバル・エシックス形成のための理論的研究(15320005)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】舟場 保之 (2006) 大阪大学, 文学研究科, 助教授 (20379217)
【キーワード】グローバル・エシックス / 公共空間 / カント永遠平和論 / 哲学的思考 / コミュニケーション (他26件)
【概要】2001年9月11日のいわゆるテロ事件が印象づけた国際社会の諸問題に、カント哲学やヘーゲル哲学のみならず、法哲学やジェンダー論、宗教学、教育学、環境論といった最も広い意味における哲学の立場から応答することを試みた「<9.11>を多角的に考える哲学フォーラム」における議論を発展・継承させ、その後いっそう緊張を強めた状況の中でグローバル・コミュニティが必要とする倫理、すなわちグローバル・エ...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】社会医学:都市コミュニケーションを含む研究件
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
❏文学テクストにおける「都市」と「公共圏」(13610679)
【研究テーマ】文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】筑和 正格 北海道大学, 言語文化部, 教授 (50002225)
【キーワード】都市 / 公共圏 / コミュニケーション / メディア / エディターシップ論 (他8件)
【概要】本研究は、近代社会における「都市」と「公共圏」の関係を理論的に考察するとともに、その歴史的および具体的な現れ方を、近現代のアジア、アメリカ、ヨーロッパの文学テクストを主たる素材に検証することを目的とした。4年間の研究によって得られた知見は多岐に渡るが、主たるものを幾つかのテーマに分けて挙げておく。(1)「都市」と「公共圏」の原理的な関係性について。「異質なもの」相互の意味変換装置としての「都市」と...
❏都市の死に関する包括的評価手法の研究(10559004)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 都市 / ネットワーク / 免疫 / 自己組織化(ダイナミックプログラミング) (他19件)
【概要】●自己組織化できない免疫不全を呈する機械時代の都市の死:近代都市を経済発展を実現する生産道具とすると、その目的は速度と規模の拡大である。その結果が巨大都市であり、これを機械時代の都市と呼ぶ。情報革命による脱産業化社会の中で、ダイナミックな変革ができない機械時代の都市は、物理的組織的機能不全や社会的放置などの死を迎えようとしている。ここで、姿を変え歴史的に持続する都市の対応構造に注目する必要がある、...
【医歯薬学】社会医学:東南アジアコミュニケーションを含む研究件
❏テナガザル類の多様性と系統生物地理学(20405016)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】平井 啓久 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (10128308)
【キーワード】東南アジア / テナガザル / 染色体 / ゲノム / ヘテロクロマチン (他30件)
【概要】調査地はインドネシア、タイ、マレーシア、バングラデシュの4カ国を対象におこなった。解析した種は8種である。西シロマユテナガザルの染色体ならびにDNAの解析を世界で初めておこない、第8染色体に逆位を発見した。テナガザル全4属のミトコンドリアゲノムの全塩基配列を用いて系統関係を解析し、新たな分岐系統樹をしめした。転移性DNA解析がヘテロクロマチンの研究に新たな洞察を与えた。音声や形態を新規の方法で解析...
❏異民族支配におけるコミュニケーション-日本軍占領下の東南アジアの場合-(06610338)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】倉沢 愛子 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 教授 (00203274)
【キーワード】日本占領 / インドネシア / 東南アジア / 文化工作 / コミュニケーション (他13件)
【概要】平成6年度の研究を継続させ、平成7年7月-8月と12月にはインドネシアにおもむいて現地での資料収集ならびにインタビュー調査を行った。昨年から整理している、バリ島で教師をしていた一日本人の日記をワープロに入力し、整理する作業は、院生らの協力を得てようやく完成し、その内容分析を行った。 さらに、日本占領期に制作されたニュースやドキュメンタリー映画の中に収録されている、日本軍司令官や、スカルノら対日協力...
【医歯薬学】社会医学:社会学コミュニケーションを含む研究件
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
❏協同作業空間の複層性に関する社会学的研究(16330095)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山崎 敬一 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80191261)
【キーワード】社会学 / 情報工学 / エスノメソドロジー / CSCW / ヒューマンインタラクション (他16件)
【概要】この研究は、人々が環境のなかでどのような相互行為を行うのかを、社会学におけるエスノメソドロジーの視点から分析しようとするものである。特に、1.人々が同じ環境を共有して協同作業を行うケースと、2.何らかのメディアを用いた遠隔的協同作業という協同作業が二つの異なった環境で行われるケースをとりあげることで、協同作業と環境との関係を分析しようというものである。また1や2の研究に基づいて、3.新たな人間支援...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】薬学:自己組織化コミュニケーションを含む研究件
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
❏ブ-ツストラップ的自己組織化過程の理論および実験(06780536)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】郡司 幸夫 神戸大学, 理学部, 助教授 (40192570)
【キーワード】有限束と無限束 / 貨幣 / 観測過程 / 自己組織化 / コミュニケーション (他8件)
【概要】ブ-ツストラップ系とは、プロセスの機制として弱い論理と強い論理の2つを用意し、両者のコミュニケーションとして構造を現前するシステムであるが、私はこれをより一般化することで以下2つのモデルを導びいた。(1)ケ-ゲル関係-同値関係コミュニケーションに基づく貨幣モデル(2)トリ-・ループ関係コミュニケーションに基づく原生計算モデル。(1)では貨幣の一般交換性である惟移律が完全に満足されない系を考え、その...
【医歯薬学】薬学:脳機能コミュニケーションを含む研究件
❏進化計算による特徴的脳機能部位と代謝物質の特定(16K00312)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】廣安 知之 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (20298144)
【キーワード】脳機能イメージング / fMRI / fNIRS / ヒトの状態推定 / 進化計算 (他13件)
【概要】本研究のゴールは、fMRIやfNIRSといった非侵襲な脳機能イメージング装置から得られる脳機能データから、被験者の特性のクラスタを決定する要因となる脳機能部位を特定すること、および、唾液のメタボローム解析による代謝変動を測定し、クラスタの識別と関連の高い代謝物質を特定することである。脳機能データから、動的ネットワーク解析を行いヒトの状態推定をする方法、多目的遺伝的アルゴリズムを活用した進化的手法に...
❏自閉症児への早期支援プログラム構築のためのエビデンス・ベース研究(16330190)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】早期支援 / 発達評価 / 共同注意 / 摸倣 / 叙述言語 (他15件)
【概要】次の6つのステップからなる療育プログラムを構成し,3歳から7歳の13名の重度自閉症幼児に適用した効果を詳細に分析した.(1)「基本的社会的相互作用」対人刺激の過敏性をとり、遊びを中心にした社会的相互作用を安定させることが、支援プログラムの初期段階においては最も重要であった。(2)「共同注意」応答型共同注意は、指さしから視線に手がかりを移行させることで、全ての子どもで成立した。始発型共同注意は,相手...
【医歯薬学】薬学:情報伝達コミュニケーションを含む研究件
❏集団的意思決定における戦略的行動、限定合理性と主観的妥当性(15K21763)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】国際共同研究加速基金(帰国発展研究)
【研究期間】2016 - 2019
【研究代表者】河村 耕平 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30787817)
【キーワード】集団的意思決定 / 情報伝達 / 投票理論 / 非対称情報 / 限定合理性 (他14件)
【概要】研究代表者の帰国後、すでに進行中だった国際共同研究をスムーズに継続し、更に日本国内での新たな共同研究者ネットワークを構築し発展させることができた。集団的意思決定における戦略的行動のなかでも、とりわけ「情報の伝達と集計」について、私的情報と公的情報が併存する状況における非効率的な投票行動に関する実験論文、そして中央銀行の市場に対する情報伝達をテキスト分析とゲーム理論を用いて分析した論文を出版した。ま...
❏救急収容要請通話における情報提示内容・提示順と諾否の判断に要する時間の関連性(24590632)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】杉本 なおみ 慶應義塾大学, 看護学部, 教授 (70288124)
【キーワード】救急医療 / 病院前医療 / 救急搬送 / 救急収容要請通話 / ホットライン (他17件)
【概要】救急収容要請通話1年分を分析し(1)患者の社会心理的情報と搬送内容の伝達に費やす秒数は、生物医学的情報の伝達に要する秒数に匹敵する、(2)通話途中で不応需に至る場合には「当該診療科対応不能」「スペース不足」「『かかりつけ』と『直近』の捉え方の相違」がある、(3)「音読み」身体呼称(例:「側背・足背」)は誤解を招く可能性がある、また交通外傷の場合(4)主訴>バイタルサイン>属性>受傷機転>事故のエネ...
【医歯薬学】薬学:がんコミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏緩和ケアへの移行と実施の円滑化に向けた研究:診療ガイドラインと(21390161)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮崎 貴久子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (70464229)
【キーワード】緩和ケア / 診療ガイドライン / QOL評価 / MID / 意思決定 (他12件)
【概要】がん診療ガイドライン作成者と緩和ケア臨床家へのインタビュー調査と、海外がん診療ガイドラインの内容分析から、緩和ケアのエビデンス構築、完治を目指す治療から緩和ケアへつなぐ情報、緩和ケア記載量と執筆者属性、および患者中心の医療等の診療ガイドライン作成の方針を明示することが課題として示唆された。一般の人々を対象とした全国調査から、「QOL」の認知度は約2割であった。緩和ケア患者用のQOL評価票であるEO...
【医歯薬学】薬学:自閉症コミュニケーションを含む研究件
❏認知バイアスから自閉症者の行動を探る:自閉症者の診療場面における説明再考に向けて(22H03911)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60262101)
【キーワード】判断・意思決定 / 自閉症 / コミュニケーション / 社会的学習 / 認知バイアス
【概要】
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
❏自閉症児への早期支援プログラム構築のためのエビデンス・ベース研究(16330190)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】早期支援 / 発達評価 / 共同注意 / 摸倣 / 叙述言語 (他15件)
【概要】次の6つのステップからなる療育プログラムを構成し,3歳から7歳の13名の重度自閉症幼児に適用した効果を詳細に分析した.(1)「基本的社会的相互作用」対人刺激の過敏性をとり、遊びを中心にした社会的相互作用を安定させることが、支援プログラムの初期段階においては最も重要であった。(2)「共同注意」応答型共同注意は、指さしから視線に手がかりを移行させることで、全ての子どもで成立した。始発型共同注意は,相手...
【医歯薬学】看護学:連携コミュニケーションを含む研究件
❏「人と薬をつなぐコミュニケーション・モデル」の構築とその教育プログラムの実践(15K08568)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菅沼 太陽 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (00328379)
【キーワード】薬学教育 / 薬剤師 / 在宅医療 / コミュニケーション / 教育プログラム (他9件)
【概要】在宅医療は医療福祉の専門的な知識を生かし、多様化した患者のニーズに応えるためのチーム医療である。在宅医療で薬物療法の効果を最大限に生かすためには、薬剤師が患者や他の医療福祉従事者から必要な情報を収集し連携する必要がある。本研究では在宅医療における薬剤師のコミュニケーション・スキルを強化するため、在宅医療での薬剤師コミュニケーション・モデル(連携モデル)を構築する。特に薬剤師と他の医療福祉従事者との...
❏認知症患者家族と介護サービス提供者におけるITコミュニケーション支援効果の評価(21530603)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】内山 映子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)
【キーワード】認知症 / 家族 / 介護 / IT / 連携 (他11件)
【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...
【医歯薬学】看護学:感染症コミュニケーションを含む研究件
❏個人差に配慮したコロナ後の「新しい生活様式」支援の感染症制御ガイドの開発と評価(21K04541)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】重松 美加 国立感染症研究所, 感染症疫学センター, 主任研究官 (20299598)
【キーワード】行動変容 / 感染症 / コミュニケーション / 健康危機対応 / COVID-19
【概要】新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、一般市民は、明確な判断基準が提供されないまま、感染リスクを回避し、継続可能な適正レベルの生活様式の転換へ協力することを求められ続けている。 本研究では、次の3つの課題の達成を目指している:(1)人々が実際に行っている感染防止のための行動の実態調査を行って、具体的にどのような行動がリスク回避行動と認識されているのか、および、その実行率を調査する。(2)こ...
❏ポストトゥルースの時代における新しい情報リテラシーの学際的探求(19H00518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久木田 水生 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
【キーワード】コミュニケーション / フェイクニュース / ソーシャルメディア / ICT / データ倫理 (他14件)
【概要】本研究ではフェイクニュースなどが広がる原因についての実証的な研究、それに対抗するための制度や倫理などの規範的研究、および人々がよりよく情報の生産と利用ができるようになるための教育活動を行っている。本年度はソーシャル・メディアなどによってフェイクニュースが拡散される実態、メカニズムについて計算社会科学、メディア論的観点から実証的研究および分析を行った。計算社会学の研究では、社会的影響とつながりの切断...
【医歯薬学】看護学:脳・神経コミュニケーションを含む研究件
❏知の伝達メカニズムを探る~身振り伝達コミュニケーションに基づく行動の記憶と再生(19300039)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】前田 太郎 大阪大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (00260521)
【キーワード】ヒューマンインターフェイス / 暗黙知 / モデル化 / 脳・神経 / コミュニケーション
【概要】本研究では教示情報を制御した場合の動作の達成度・習熟度を比較する手法で知の伝達メカニズムの解明を狙った.実験では被験者に映像提示から運動の再構成を行わせた.運動を教示する情報として運動全体の動画もしくは選択されたスチル画像を用い,人間が身体動作を知覚・記憶・再構成するメカニズムに関する知見を得た.これは行動の暗黙知が認識・記憶に反映される一例であり,これらの知見を牽引力錯覚提示利用の行動指示装置な...
❏知能の力学的情報処理モデルの展開(15100002)
【研究テーマ】知覚情報処理・知能ロボティクス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2003 - 2007
【研究代表者】中村 仁彦 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (20159073)
【キーワード】知能ロボティクス / 脳型情報処理 / 体性感覚情報 / 脳・神経 / 運動パターン (他23件)
【概要】1.力学的情報処理理論 力学敵情報処理を行うメカニズムの設計法として,多項式および物理的力学系を用いた手法を確立した.また,力学系の可塑性パラメータを導入し,その可塑性に基づく学習と発達のモデルを構築するとともに,力学的引き込み現象としてのコミュニケーションモデルを実現した. 2.ミラーニューロンの数学モデル 隠れマルコフモデル(HMM)を用いたミラーニューロン数学モデルとその計算法を確立し,HM...
【医歯薬学】看護学:ゲノムコミュニケーションを含む研究件
❏次世代ソシオゲノミクス:シロアリの社会性に関わるゲノム基盤の全容解明(25251041)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】三浦 徹 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (00332594)
【キーワード】シロアリ / 社会性 / ゲノミクス / DNAメチル化 / カースト (他18件)
【概要】本研究課題では、社会性昆虫であるシロアリ類について、社会性のゲノム基盤の解明を目的として近年飛躍的に進歩した次世代シーケンシング技術を用いた研究を進めてきた。トランスクリプトーム解析および遺伝子発現解析から、オオシロアリにおける兵隊カーストの分化過程における大顎形成に関わる遺伝子が同定された。また近縁種との比較から、シロアリ祖先系統で多くの遺伝子のアミノ酸非同義置換率が上昇し、正の自然選択圧働いて...
❏テナガザル類の多様性と系統生物地理学(20405016)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】平井 啓久 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (10128308)
【キーワード】東南アジア / テナガザル / 染色体 / ゲノム / ヘテロクロマチン (他30件)
【概要】調査地はインドネシア、タイ、マレーシア、バングラデシュの4カ国を対象におこなった。解析した種は8種である。西シロマユテナガザルの染色体ならびにDNAの解析を世界で初めておこない、第8染色体に逆位を発見した。テナガザル全4属のミトコンドリアゲノムの全塩基配列を用いて系統関係を解析し、新たな分岐系統樹をしめした。転移性DNA解析がヘテロクロマチンの研究に新たな洞察を与えた。音声や形態を新規の方法で解析...
【医歯薬学】看護学:乳幼児コミュニケーションを含む研究件
❏「世界」を拓く触知性の発達(17KT0135)
【研究テーマ】オラリティと社会
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-07-18 - 2022-03-31
【研究代表者】渡辺 はま 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任准教授 (00512120)
【キーワード】乳児 / 触覚 / 触知性 / コミュニケーション / 個人差
【概要】触覚が「触知性」の発達を促し、身体を用いた触コミュ ニケーションにつながる過程を明らかにすることを目的とした。寝かしつけ等の場面にて、乳児と養育者の能動的な触コミュニケーションが行われていることを確認した。また触経験を定量的に計測するため、なでる、タップする等の状況で身体の生理・脳機能状態を計測する環境を確立した。さらに、家庭内にて、皮膚に生じる圧力状態をリアルタイム計測することに成功した。これら...
❏乳児の歌い手に対する選好メカニズム:歌いかけのコミュニケーション機能の検討(25750380)
【研究テーマ】子ども学(子ども環境学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山根 直人 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 専門職研究員 (60550192)
【キーワード】歌いかけ / コミュニケーション / 乳児 / 母子相互作用 / 発達
【概要】養育者が乳児に歌いかける行動は様々な場面で見られる。そこには、共に遊びたい、気分を落ち着かせたいなど、養育者の乳児に対する明確なコミュニケーション意図が反映されている。本研究では、乳児がそのような歌唱自体や歌い手の意図をどのように処理しているのか、脳反応と選好注視法を用いた行動実験から検討した。その結果、脳反応測定から乳児が発達の早期から歌唱と言語を異なる信号として処理をしている可能性が示唆された...
❏育児困難な乳幼児と保育者のコミュニケーションの進展(24660027)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】門脇 千恵 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (50204524)
【キーワード】社会的相互関係 / ビデオ観察 / 自閉症スペクトラム障害(ASD) / ビデオ撮影 / 親子 (他12件)
【概要】発達障害への関心は高まりつつあるものの専門家による診断機会は容易に受けることが出来ないという現状がある。この研究により採用された観察状況は、日常生活を簡単に頻回に観察が必要時に使用できることである。 使用したビデオカメラは家庭用の安価なものを使用しています。親が子供のふるまいに熱心であるとき、親と子供は一列に座って、遊びの状況と軽食の状況の写真を撮り、専門家に意見を聞くことが推薦される。 この研究...
【医歯薬学】看護学:米国コミュニケーションを含む研究件
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
❏グローバル・エンジニア教育プログラムの構築-日米大学間連携教育課程の開発と実践-(23501029)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】札野 寛子 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (20229090)
【キーワード】グローバル / 技術者教育 / 日米大学間連携 / 国際プロジェクト / コミュニケーション (他9件)
【概要】本研究では、グローバルな社会で活躍できるエンジニア(以下GE)育成のためにどのような教育が必要かを検討するために、GEに必要な基本的能力の同定のために文献調査や聞き取り調査を行う一方で、米国協力協定校と合同でのGE教育プログラム原案を作成し、パイロットプログラムの試行を行った。その結果、自分の考えを伝え、相手を理解するための外国語(主に英語)での情報伝達能力、異文化理解能力、各国の地理、歴史、文化...
【医歯薬学】看護学:相互作用コミュニケーションを含む研究件
❏育児困難な乳幼児と保育者のコミュニケーションの進展(24660027)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】門脇 千恵 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (50204524)
【キーワード】社会的相互関係 / ビデオ観察 / 自閉症スペクトラム障害(ASD) / ビデオ撮影 / 親子 (他12件)
【概要】発達障害への関心は高まりつつあるものの専門家による診断機会は容易に受けることが出来ないという現状がある。この研究により採用された観察状況は、日常生活を簡単に頻回に観察が必要時に使用できることである。 使用したビデオカメラは家庭用の安価なものを使用しています。親が子供のふるまいに熱心であるとき、親と子供は一列に座って、遊びの状況と軽食の状況の写真を撮り、専門家に意見を聞くことが推薦される。 この研究...
❏在宅の痴呆性老人と介護者である家族の相互作用の構造および両者の関わりモデルの開発(05807218)
【研究テーマ】看護学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】太田 喜久子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (60119378)
【キーワード】痴呆性老人 / 介護者 / 相互作用 / コミュニケーション / 家族 (他8件)
【概要】本研究の目的は、家庭にいる痴呆性老人と主たる介護者である家族との日常生活における関係性をとらえ、両者にとってのよりよい生活の質を追求していくものである。 1年目は、継続的比較分析法によりデータ分析し、痴呆性老人と介護者の相互作用の実態をあらわすカテゴリーを帰納的に抽出した。2年目はその結果を土台とし、痴呆性老人と介護者にとってよりストレスの少ない相互作用をとるための関わりのモデルを作成した。 1年...
【医歯薬学】看護学:発達コミュニケーションを含む研究件
❏ろう児のコミュニケーション調整能力の発達とその要因に関する調査(21K00533)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】関根 和生 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (60847002)
【キーワード】ろう児 / 日本手話 / 語用論 / コミュニケーション / 心の理論 (他7件)
【概要】本研究の目的は,ろう児のコミュニケーションの調整能力が加齢とともにどのように発達し,またどのような要因がその発達に関わっているのかを明らかにすることである。2021年度は,アニメーション版心の理論課題(DIK 教育出版, 2021年)の手話版の作成とその検査,および参照コミュニケーション課題の実施を行った。調査は,日本手話を第一言語にした教育を行っている私立のろう学校において実施し,小学1年生4名...
❏子どもの意味体系の構築:語に対する意味づけの更新過程に注目して(26870573)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】佐治 伸郎 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (50725976)
【キーワード】言語習得 / 語彙習得 / 認知科学 / 意味論 / 言語発達 (他8件)
【概要】本研究の目的は 3歳~6 歳の子どもが, 語の意味体系をどのように習得するのかを探ることである.本研究は(1)子ども語を学ぶ際, まず何を基盤にして事態を分節する基準を決め,語の習得が進むにつれその基準がどのように変化するのか, (2)その際子どもは既知の語と新奇の語の意味の関係をどのように調整するのか.一連の実験の結果,子どもはコミュニケーションにおいて他者にどのように情報を伝えるかを状況に応じ...
❏乳児の歌い手に対する選好メカニズム:歌いかけのコミュニケーション機能の検討(25750380)
【研究テーマ】子ども学(子ども環境学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山根 直人 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 専門職研究員 (60550192)
【キーワード】歌いかけ / コミュニケーション / 乳児 / 母子相互作用 / 発達
【概要】養育者が乳児に歌いかける行動は様々な場面で見られる。そこには、共に遊びたい、気分を落ち着かせたいなど、養育者の乳児に対する明確なコミュニケーション意図が反映されている。本研究では、乳児がそのような歌唱自体や歌い手の意図をどのように処理しているのか、脳反応と選好注視法を用いた行動実験から検討した。その結果、脳反応測定から乳児が発達の早期から歌唱と言語を異なる信号として処理をしている可能性が示唆された...
【医歯薬学】看護学:発達障害コミュニケーションを含む研究件
❏コミュニケーション脳の発達過程:機能的結合の解明(24300105)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】皆川 泰代 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (90521732)
【キーワード】発達障害 / 音韻 / NIRS / 脳機能結合 / 早産児 (他14件)
【概要】本研究は発達初期の脳活動、脳機能結合と、後のコミュニケーション能力の発達との関係を明らかにすることを目的としている。このために、定型発達児、早期産児、自閉症リスク児を対象とした縦断的な脳機能実験、行動実験を0-3歳で定期的に行った。この結果、音韻対立に対する脳の敏感性が後の言語獲得に影響を与えることが示唆された。音韻対立に対する脳の反応性が典型的で強い程、後の音声発話の発達が良好であった。更に新生...
❏自閉症スペクトラム障害者の非言語情報利用促進に関する認知神経心理学的研究(20730568)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】近藤 武夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, その他 (00379869)
【キーワード】特別支援教育 / 発逹障害 / 自閉症スペクトラム障害 / コミュニケーション / 発達障害
【概要】発逹障害のある当事者にとって困難でるとさるコミュニケーションスキルでは,その障害の特徴として当事者の持つ困難のみに焦点が当てられるが,現実の生活場面の支援においては,障害当事者へどのような合理的配慮があれば,日常のコミュニケーションを円滑に進められる加藤観点からの支援が行われる。本研究では、ASD(自閉症スペクトラム症候群)に対して、非言語情報が伝達する話者情動を理解するための規則を教示すること(...
❏知的障害児と健常児のコミュニケーションを促進するための情報マティリアルの開発(13308012)
【研究テーマ】教科教育
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】中林 稔堯 (中林 稔尭) 神戸大学, 発達科学部, 教授 (50164265)
【キーワード】知的障害 / コミュニケーション / テレビ会議 / 音声認識 / VOCA (他9件)
【概要】1.テレビ会議システム(ポリコム社製 View StationFX & 512)を発達科学部、附属養護学校、そして附属明石小学校に神戸大学学術ネットワーク(KHAN:Kobe Hyper Academic Network)を活用して配置し、知的障害児と健常児のテレビ会議による相互交流の条件を整備した。今後、継続的な運用を図りたい。 2.健常児、学習障害児、軽度知的障害児を対象にアイカメラ(...
【医歯薬学】看護学:親子関係コミュニケーションを含む研究件
❏クライミングによる親子関係の促進を意図したライフスキル教育プログラムの開発と評価(19K11584)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高梨 美奈 国際基督教大学, 教養学部, 特任講師 (10805732)
【キーワード】クライミング / 親子関係 / ライフスキル / コミュニケーション / 共通体験 (他12件)
【概要】本研究では,子ども自身が認知している「親への関わり方」と「レジリエンス」を測定する尺度を開発し、「保護者の養育態度」が「子どものレジリエンス」の規定要因であることを実証した。その結果に基づいて,保護者の養育態度の変容促進を意図した「親子クライミング教室プログラム」による介入実践を行い、プログラム参加を通じた子どものライフスキル、親子間のコミュニケーションの変化を調べるため参加者に対し、半構造化面接...
❏育児困難な乳幼児と保育者のコミュニケーションの進展(24660027)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】門脇 千恵 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (50204524)
【キーワード】社会的相互関係 / ビデオ観察 / 自閉症スペクトラム障害(ASD) / ビデオ撮影 / 親子 (他12件)
【概要】発達障害への関心は高まりつつあるものの専門家による診断機会は容易に受けることが出来ないという現状がある。この研究により採用された観察状況は、日常生活を簡単に頻回に観察が必要時に使用できることである。 使用したビデオカメラは家庭用の安価なものを使用しています。親が子供のふるまいに熱心であるとき、親と子供は一列に座って、遊びの状況と軽食の状況の写真を撮り、専門家に意見を聞くことが推薦される。 この研究...
❏食行動が身体感覚とコミュニケーションに及ぼす健康心理学的研究(21530743)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 晶夫 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80162999)
【キーワード】食行動 / 健康感 / 自己意識 / 身体感覚 / 対人コミュニケーション (他8件)
【概要】ひとりひとりが「食」への意識を高め、その理解を深め、「食」に対して適切に判断できる能力を身につけることによって、心身の健康を増進することができる。一緒に食事をする際の対人コミュニケーションの果たす役割は大きい。母子食事場面では、会話内容や会話の仕方が母子で異なり、食事観に差異がある。健康行動には「運動習慣」「自己実現」「危険予防習慣」「栄養考慮」「身近な人との相談」「規則的な食習慣」等の因子構造が...
【医歯薬学】看護学:自閉症スペクトラム障害(ASD)コミュニケーションを含む研究件
❏育児困難な乳幼児と保育者のコミュニケーションの進展(24660027)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】門脇 千恵 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (50204524)
【キーワード】社会的相互関係 / ビデオ観察 / 自閉症スペクトラム障害(ASD) / ビデオ撮影 / 親子 (他12件)
【概要】発達障害への関心は高まりつつあるものの専門家による診断機会は容易に受けることが出来ないという現状がある。この研究により採用された観察状況は、日常生活を簡単に頻回に観察が必要時に使用できることである。 使用したビデオカメラは家庭用の安価なものを使用しています。親が子供のふるまいに熱心であるとき、親と子供は一列に座って、遊びの状況と軽食の状況の写真を撮り、専門家に意見を聞くことが推薦される。 この研究...
❏自閉性障害幼児の家庭訪問型発達支援モデルの構築と包括的評価(22330262)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
【キーワード】発達支援 / コミュニケーション / 自閉症スペクトラム障害 / 家庭訪問型支援 / セラピスト (他23件)
【概要】本研究では、自閉性障害児を対象にした家庭訪問型早期発達支援プログラムを構築した。プログラムは、初期コミュニケーション発達に焦点を当て、子ども一人ひとりの障害特性や発達ニーズに対応できる分岐型の支援プログラムとした。そのプログラムを、セラピストが家庭訪問型支援として実施し、自閉症幼児の発達に与える効果を、多方面から明らかにした。またプログラムを実施する支援者を育成する目的で、保護者や専門家を対象に研...
❏自閉症スペクトラム障害者の非言語情報利用促進に関する認知神経心理学的研究(20730568)
【研究テーマ】特別支援教育
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】近藤 武夫 東京大学, 先端科学技術研究センター, その他 (00379869)
【キーワード】特別支援教育 / 発逹障害 / 自閉症スペクトラム障害 / コミュニケーション / 発達障害
【概要】発逹障害のある当事者にとって困難でるとさるコミュニケーションスキルでは,その障害の特徴として当事者の持つ困難のみに焦点が当てられるが,現実の生活場面の支援においては,障害当事者へどのような合理的配慮があれば,日常のコミュニケーションを円滑に進められる加藤観点からの支援が行われる。本研究では、ASD(自閉症スペクトラム症候群)に対して、非言語情報が伝達する話者情動を理解するための規則を教示すること(...
【医歯薬学】看護学:国際比較コミュニケーションを含む研究件
❏多元的無知が環境配慮行動を阻害するプロセスの解明-国際比較調査・実験による検討(21H00932)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】安藤 香織 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40324959)
【キーワード】環境コミュニケーション / 多元的無知 / 国際比較 / 社会規範 / ゲーミング (他8件)
【概要】本研究では、複数の国においてオンライン調査を実施し、多元的無知が実際に環境コミュニケーションを取る意図に影響を及ぼしているのかを検討する。 2021年度は、そのための準備として、調査項目の検討を行い、日本において予備調査を実施した。オンライン調査における回答数は711、有効回答数は331であった。全国の20歳~69歳を対象とし、性別、年代が均等になるように割り付けた。 自身の省エネ問題に関する会話...
❏メディアシステム、政治文化と市民の情報力の連関について:8カ国国際比較研究(21330114)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】林 香里 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (40292784)
【キーワード】コミュニケーション / 情報 / メディア / 市民 / 政治文化 (他20件)
【概要】本研究は、世界11か国の主要ニュース番組や新聞(紙とインターネット)の内容を一斉分析するとともに、同時期に各国民の政治知識、ならびに政治関心や有効感覚をアンケート調査して、双方の連関があるかどうかを検討した。一般的には、公共放送制度のある国のほうが、国民の政治知識(とくに国際的政治ニュースの知識)のスコアも高かった。しかし、日本は、公共放送制度があるとはいえ、とりわけ国際政治ニュースへの知識や関心...
❏コンプライアンスのコミュニケーション的基盤に関する理論的・実証的研究(21330002)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】福井 康太 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00302282)
【キーワード】企業コンプライアンス / コミュニケーション / アンケート調査 / 独占禁止法 / 専門家 (他17件)
【概要】本研究は、企業等組織のコンプライアンス(法令適応)を可能にする組織内外のコミュニケション的基盤について実証的デタを収集するとともに、その実証研究の成果を会社法、金融商品取引法、経済法、労働法、法理学、法社会学の研究者が領域横断的に検討することを通じて、コンプライアンス・マネジメントの実用的ベンチマークを形成するという目的で企画された研究プロジェクトである。企業対象のアンケート調査を実施し、また、独...
【医歯薬学】看護学:ストレスコミュニケーションを含む研究件
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
❏カードゲーム方式ブレインストーミング法によるストレス軽減効果の検討(21730561)
【研究テーマ】臨床心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】西浦 和樹 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40331863)
【キーワード】健康科学 / ブレインストーミング / ストレス / 認知的対処 / 創造性 (他12件)
【概要】創造性教育は,試行錯誤や洞察学習を積み重ねることで,子どもたちは自己決定感や自己有能感を獲得していくことを示している。本研究により,カードゲーム方式ブレインストーミング法は,(1)ディベートやディスカッションにはない特色が見られること,さらに(2)問題解決スキル習得だけでなく,クラスメートとの人間関係構築に役立つことが明らかとなった。 ...
【医歯薬学】看護学:インタビュー調査コミュニケーションを含む研究件
❏留学生のキャリア意識・支援の実態解明と組織横断的なキャリア支援システムの構築(19K00747)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寅丸 真澄 早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授 (60759314)
【キーワード】留学生 / キャリア意識 / キャリア支援システム / アンケート調査 / インタビュー調査 (他19件)
【概要】2021年度の実績は主に次の三点である。 一点目は、これまでコロナ拡大の影響で実施できなかったアンケート本調査を実施した。パイロット調査において個人情報の保護や回答の信頼性、作業手順等を確認し、首都圏、関西、四国、中国、九州圏の外国人留学生を対象に約50の質問項目についてオンライン調査を実施し、260名から回答を得た。それらの回答について統計分析を行い、留学生の留学目的は、日本の社会文化への関心、...
❏東アジアの越境ビジネスマン:その取引国イメージの形成に関する比較社会学的研究(12572003)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】園田 茂人 中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
【キーワード】韓国 / 台湾 / 中国 / 質問票調査 / インタビュー調査 (他23件)
【概要】この3年プロジェクトで行った実地調査は合計4種類。台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にしたインタビュー調査(平成12年)、中国の日系・韓国系・台湾系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13年)、中国でビジネスを展開している日本人・韓国人・台湾人のビジネスマン(平成13年)、それに韓国と台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13〜14年)がそれである。これらのデータ...
【医歯薬学】看護学:認知症コミュニケーションを含む研究件
❏認知症高齢者に有効なソーシャルワーク面談のプロトコル開発(19H01577)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】加瀬 裕子 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (30296404)
【キーワード】ソーシャルワーク / 認知症 / 行動分析 / 会話分析 / 面接 (他13件)
【概要】【意義と目的】 介護職員の介護負担となる認知症の行動・心理症状を予防・緩和する方法の一つは、「認知症高齢者のコミュニケーションの促進」である。コミュニケーションによって、認知症を患う高齢者が脳への良い刺激を受けることは脳科学研究によって実証されている。特に、回想的話題が認知症高齢者のコミュニケーションを促進することが明らかだが、その際には、面談技術が問題となる。ソーシャルワーク面談は、MCOモデル...
❏認知症の人との コミュニケーション・チャネルの開発による研究倫理の創成(18H03106)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】諏訪 さゆり 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (30262182)
【キーワード】認知症 / 研究倫理 / コミュニケ―ション / コミュニケーション / コミュニケーション・チャネル
【概要】研究目的は、文書読解時の眼球運動および映像の解析を通して、認知症高齢者の文書読解の特徴を明らかにし、研究の倫理的配慮において、認知症高齢者にとってより読みやすく分かりやすい文書の作成および文書読解時の支援に関する示唆を得ることである。 研究デザインは混合研究法とした。対象者は、アイトラッカーが使用可能な認知症高齢者であり、大学病院に通院中の者6名、通所介護サービスの利用者7名であった。重症度(CD...
❏「老成学」の基盤構築ー<媒介的共助>による持続可能社会をめざして(15KT0005)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】森下 直貴 浜松医科大学, 医学部, 名誉教授 (70200409)
【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)
【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期(50代)、②開始・展開期(60代...
【医歯薬学】看護学:情報共有コミュニケーションを含む研究件
❏認知症患者家族と介護サービス提供者におけるITコミュニケーション支援効果の評価(21530603)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】内山 映子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)
【キーワード】認知症 / 家族 / 介護 / IT / 連携 (他11件)
【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...
❏緩和ケアへの移行と実施の円滑化に向けた研究:診療ガイドラインと(21390161)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮崎 貴久子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (70464229)
【キーワード】緩和ケア / 診療ガイドライン / QOL評価 / MID / 意思決定 (他12件)
【概要】がん診療ガイドライン作成者と緩和ケア臨床家へのインタビュー調査と、海外がん診療ガイドラインの内容分析から、緩和ケアのエビデンス構築、完治を目指す治療から緩和ケアへつなぐ情報、緩和ケア記載量と執筆者属性、および患者中心の医療等の診療ガイドライン作成の方針を明示することが課題として示唆された。一般の人々を対象とした全国調査から、「QOL」の認知度は約2割であった。緩和ケア患者用のQOL評価票であるEO...
❏東アジアの越境ビジネスマン:その取引国イメージの形成に関する比較社会学的研究(12572003)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】園田 茂人 中央大学, 文学部, 教授 (10206683)
【キーワード】韓国 / 台湾 / 中国 / 質問票調査 / インタビュー調査 (他23件)
【概要】この3年プロジェクトで行った実地調査は合計4種類。台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にしたインタビュー調査(平成12年)、中国の日系・韓国系・台湾系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13年)、中国でビジネスを展開している日本人・韓国人・台湾人のビジネスマン(平成13年)、それに韓国と台湾の日系企業で働く現地従業員を対象にした質問票調査(平成13〜14年)がそれである。これらのデータ...
【医歯薬学】看護学:医療・福祉コミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏わが国における医師のプロフェッショナリズム探索と推進・教育に関する事業研究(18390165)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】尾藤 誠司 国立病院機構, 東京医療センター(臨床研究センター)臨床疫学研究室, 室長 (60373437)
【キーワード】患者-医療者関係 / 医療倫理 / 職業倫理 / 医学教育 / コミュニケーション (他11件)
【概要】<研究の目的>医療を受ける側と提供する側が信頼しあいながら医療サービスが成立するために、現在解決されなければならない問題はいくつもある。我々研究班は、2年間の事業の中で、現在起こっている医療に関する問題点について、医師のプロフェッショナリズムの視点から考察し、実証的な根拠を提示するとともに、プロフェッショナリズム推進への方略や、プロフェッショナリズム涵養のためにあるべき教育について多面...
【医歯薬学】看護学:ICTコミュニケーションを含む研究件
❏ポストトゥルースの時代における新しい情報リテラシーの学際的探求(19H00518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】久木田 水生 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
【キーワード】コミュニケーション / フェイクニュース / ソーシャルメディア / ICT / データ倫理 (他14件)
【概要】本研究ではフェイクニュースなどが広がる原因についての実証的な研究、それに対抗するための制度や倫理などの規範的研究、および人々がよりよく情報の生産と利用ができるようになるための教育活動を行っている。本年度はソーシャル・メディアなどによってフェイクニュースが拡散される実態、メカニズムについて計算社会科学、メディア論的観点から実証的研究および分析を行った。計算社会学の研究では、社会的影響とつながりの切断...
❏参加型デザインモデルに基づいたテレプレゼンスロボットによる学習支援環境の開発(16K12797)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岸 磨貴子 明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (80581686)
【キーワード】ロボット / 学習環境デザイン / 特別支援教育 / 難民 / パフォーマンス心理学 (他18件)
【概要】本研究では,特別支援学校に在籍する肢体不自由児の学習支援を目的としたテレプレゼンスロボット導入の事例を通して,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するための学習環境モデルを開発した.操作者である肢体不自由児の身体的動作を代替する人型ロボットを活用した.本研究では,参加型デザインに基づき,肢体不自由児のコミュニケーションを支援するツールの開発と導入を,学習環境再編のプロセスとして位置づけ,そのプロ...
【医歯薬学】看護学:社会医学コミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏わが国における医師のプロフェッショナリズム探索と推進・教育に関する事業研究(18390165)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】尾藤 誠司 国立病院機構, 東京医療センター(臨床研究センター)臨床疫学研究室, 室長 (60373437)
【キーワード】患者-医療者関係 / 医療倫理 / 職業倫理 / 医学教育 / コミュニケーション (他11件)
【概要】<研究の目的>医療を受ける側と提供する側が信頼しあいながら医療サービスが成立するために、現在解決されなければならない問題はいくつもある。我々研究班は、2年間の事業の中で、現在起こっている医療に関する問題点について、医師のプロフェッショナリズムの視点から考察し、実証的な根拠を提示するとともに、プロフェッショナリズム推進への方略や、プロフェッショナリズム涵養のためにあるべき教育について多面...
【医歯薬学】看護学:介護コミュニケーションを含む研究件
❏高齢者の活動余命生活を支援する会話型知的ヘルスケア情報システム(24659245)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中島 恵美 慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (90115254)
【キーワード】介護・福祉 / 高齢者 / ヘルスケア / カウンセリング / コミュニケーション (他7件)
【概要】医療文化の継承は医療人の使命である。現在の患者に学び、学問大系として後進に伝え、後進が未来の患者を癒すというプロセスが、成熟した社会の実現と維持につながる。高齢者の貴重な情報を生かす方法を検討することは重要である。また、高齢者にとって活動余命を伸ばす事が特に大切である。高齢者の「自立した生存(活動余命)生活」支援として、“やりがい”などの能動的心理を引き出す人工的会話機能を持った情報蓄積型ヘルスケ...
❏認知症患者家族と介護サービス提供者におけるITコミュニケーション支援効果の評価(21530603)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】内山 映子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)
【キーワード】認知症 / 家族 / 介護 / IT / 連携 (他11件)
【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...
【医歯薬学】看護学:生活の質(QOL)コミュニケーションを含む研究件
❏「老成学」の基盤構築ー<媒介的共助>による持続可能社会をめざして(15KT0005)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】森下 直貴 浜松医科大学, 医学部, 名誉教授 (70200409)
【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)
【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期(50代)、②開始・展開期(60代...
❏認知症患者のQOLを反映するバイオマーカーの探索的研究(23659376)
【研究テーマ】内科学一般(含心身医学)
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】秋下 雅弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (00261975)
【キーワード】認知症 / QOL / 表情解析 / SF-8 / 唾液アミラーゼ (他9件)
【概要】コミュニケーションが取れなくなった認知症患者に、せめてQOLを評価して患者の気持ちを推し量ることができれば、医療適応の判断や治療効果の判定に役立つのではないか。従来のQOL評価は質問票であり、コミュニケーションのとれない患者には用いることが出来ない。今回は、コミュニケーションのとれる患者にQOL評価としてSF-8とVASによる自己評価を施行。唾液アミラーゼなどのバイオマーカー検査と顔写真を撮影し、...
❏Well-being(福祉・いい暮らし・幸福)概念の再検討とその実践的適用(15320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】篠 憲二 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (20086119)
【キーワード】哲学 / 倫理学 / 幸福 / 福祉 / QOL (他7件)
【概要】本研究は、規範概念である<幸福>の具体的内実を、人間についての自然科学的・社会科学的諸事実から「導出」し得るとは考えないが、他方で、人間存在の成立諸条件の考察を通じて幸福の所在を或る程度まで突き止める余地のあることを認める。実際、人間存在の生物学的基底に人間のネオテニー性が存し、これが文化のマトリクスとして機能し続けていることが解明されたのは、本研究にとって大きな一歩であった。 現代社...
【医歯薬学】看護学:高齢者コミュニケーションを含む研究件
❏感覚・コミュニケーションを支援するウェアラブル触覚インタフェースの実用化研究(26280070)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊福部 達 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 名誉教授 (70002102)
【キーワード】触覚情報 / 感覚代行 / 障害者 / コミュニケーション / バーチャルリアリティ (他16件)
【概要】視・聴覚やコミュニケーションの機能が衰えた人達のために、指先の触覚を介して情報の授受を支援するウェアラブルなハプティックディスプレイを開発した。このディスプレイは独自に開発した積層バイモルフ型圧電振動子を1.2㎜おきに8行×8列に配列したものであり、振動パターンは本体に内蔵するマイクロコンピュータで制御される。本ディスプレイを備えた「触覚ゲーム」や「携帯電話インタフェース」を開発し、その評価実験の...
❏高齢者の活動余命生活を支援する会話型知的ヘルスケア情報システム(24659245)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】中島 恵美 慶應義塾大学, 薬学部, 教授 (90115254)
【キーワード】介護・福祉 / 高齢者 / ヘルスケア / カウンセリング / コミュニケーション (他7件)
【概要】医療文化の継承は医療人の使命である。現在の患者に学び、学問大系として後進に伝え、後進が未来の患者を癒すというプロセスが、成熟した社会の実現と維持につながる。高齢者の貴重な情報を生かす方法を検討することは重要である。また、高齢者にとって活動余命を伸ばす事が特に大切である。高齢者の「自立した生存(活動余命)生活」支援として、“やりがい”などの能動的心理を引き出す人工的会話機能を持った情報蓄積型ヘルスケ...
【医歯薬学】看護学:学習コミュニケーションを含む研究件
❏イルカの行動分析に基づくインタラクションシステムの開発(16K12480)
【研究テーマ】ヒューマンインタフェース・インタラクション
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小木 哲朗 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 教授 (00282583)
【キーワード】イルカ / コミュニケーション / 学習 / 行動分析 / インタラクション (他8件)
【概要】イルカは、人間のトレーナーとの間でコミュニケーションを成立させているため、この原理を明らかにすることで、情報デバイスを介したイルカとのコミュニケーションを実現することが期待できる。本研究では、タブレット上にトレーナーのハンドサインの画像を提示することで、イルカに対して画像による指示をできるようにする学習実験を行った。その結果、学習不足と過学習を繰り返しながら、画像を認識していく過程を観察することが...
❏創造性が持続する安全都市としての復興のための研究(14209006)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】橋本 毅彦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90237941)
【キーワード】安全 / 持続性 / 都市 / 主体性 / 新体制 (他20件)
【概要】これまでの研究では、機械時代の都市について、安全学の視点から進めてきた。安全の担保は、都市の持続プログラムの有無、特に内発的なコミュニティの創造力が重要となる。これは、免疫の自己組織化過程に似ている。この視点に立つ知恵時代の都市イメージを「土地利用・規模・創造のためのコミュニケーション構造・物質循環システム」で規定し、これを「セルシティ」と呼ぶ。一方、経済的拡大志向を持つ機械時代の都市には免疫的な...
【医歯薬学】看護学:意思決定コミュニケーションを含む研究件
❏コミュニケーションの視点に基づく合理的意思決定に関する認知科学的研究(18H03501)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 秀仁 追手門学院大学, 心理学部, 准教授 (60452017)
【キーワード】合理性 / 意思決定 / コミュニケーション / 非言語情報 / インタラクション (他6件)
【概要】2020年度は、以下の記す3点について計算機シミュレーションや認知実験に基づいて分析を進めた。 まず1点目として、言語表現の違いによって生じる非一貫した私たちの決定行動が、具体的にどのような利得や損失がもたらされているのかについて、新たなパラダイムを想定し、計算機シミュレーションに基づいて理論的な検証を行った。結果として、言語表現に影響を受けた意思決定が必ずしも非合理的になるわけではないことが明...
❏地震科学の不確実性のコミュニケーション:多様なステークホルダーによる対話と協働(17K01045)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大木 聖子 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40443337)
【キーワード】災害 / コミュニケーション / 不確実性 / 地震災害 / ナラティヴ (他19件)
【概要】東日本大震災から11年を迎える2021年度末に岩手県および宮城県沿岸部に赴いて,東日本大震災の被災地域にて成果を報告しようと思っていたが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてキャンセルせざるを得ない状況であった. ...
❏職場のオープン化・流動化が個人と組織に及ぼす影響の研究(22730287)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】稲水 伸行 筑波大学, ビジネスサイエンス系, 准教授 (50572830)
【キーワード】経営組織 / 意思決定 / コミュニケーション / シミュレーション / 組織デザイン (他6件)
【概要】職場のオープン化・流動化に伴うワークスタイルの変化が個人・組織にどのような影響をもたらすのかを、シミュレーションによるモデル化と実証研究を一貫して行った。その結果、職場のオープン化・流動化が意図せざるコミュニケーションを活性化する条件、意図せざるコミュニケーションの活性化がイノベーションや問題解決の促進につながる条件が明らかとなった。 ...
【医歯薬学】看護学:文化コミュニケーションを含む研究件
❏社会の分断をあおるコミュニケーションの発生・伝搬・共有過程(18H01078)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】唐沢 穣 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90261031)
【キーワード】社会的分断 / コミュニケーション / イデオロギー / ソーシャルネットワーク / 道徳観 (他16件)
【概要】政治家や有名人による「つぶやき」から、一見ごく普通の市民が発するヘイト・スピーチに至るまで、社会の分断をあおる言説が広く人々の間に拡散している。本研究では、こうした行為を「分断コミュニケーション」と位置づけ、その基礎にある心理過程を明らかにした。研究手法として、社会心理学実験、社会調査、ソーシャル・メディア分析といった多彩な手法を用いて、ミクロな個人レベルの心理過程とマクロな集合レベルの過程の両者...
❏ポストメディア文化研究の理論構築:創造産業論の日英比較を中心に(17H02587)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】毛利 嘉孝 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (70304821)
【キーワード】メディア / 創造産業 / ポストメディア / ネットワーク社会 / デジタルメディア (他11件)
【概要】(1)これまでの研究会における議論の整理:文献をもとに現在のメディア文化研究の理論を整理しつつ、特に創造産業をめぐる議論を検証した。 (2)2019年11月にロンドン大学ゴールドスミスカレッジとともに、イギリスの創造産業に関する調査を行っ た。またロンドン大学ゴールドスミスカレッジの研究者とともに日本の調査を2019年6月及び12月に行った。 (3)研究インフラの拡大:研究と情報収集のための国内外...
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
【医歯薬学】看護学:環境コミュニケーションを含む研究件
❏生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的研究(21320010)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】河野 哲也 立教大学, 文学部, 教授 (60384715)
【キーワード】生態心理学 / アフォーダンス / 言語 / コミュニケーション / 環境 (他11件)
【概要】生態心理学のアプローチをコミュニケーションや社会的相互行為にも適用し、アフォーダンスに満ちた身体的なコミュニケーションがいかにして規約的で規範的な社会的相互行為へと変換していくのかをテーマとして、実証的かつ哲学的な研究を行った。研究成果に示したように、当初の予定を上回る業績(雑誌論文、書籍、学会発表、講演会、シンポジウム)を上げることができ、この新しい分野の発展に大きく貢献できた。 ...
❏擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ-「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み(15320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】紀平 知樹 (2004-2006) 大阪大学, 文学研究科, 講師 (70346154)
【キーワード】倫理学 / 生命学 / コミュニケーション / スピリチュアリティ / ナラティブ (他23件)
【概要】・本研究は、「擬似法的倫理からプロセスの倫理」への転換の完成を探るために以下のような調査、研究を行った。 ・本研究で、「擬似法的倫理」と呼ぶものの問題性を明らかにするために、日本(金森修氏)、ドイツ(Dietmar Mieth氏)、ルーマニア(Michaela Serbulea氏)の生命倫理研究者を招いて講演会を開き、それぞれリベラル新優生学、ヨーロッパ連合(EU)の生命倫理政策、および遺伝子工学...
❏アフォーダンス概念の拡張によるグローバルでローカルな環境のデザイン(12610199)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】小川 葉子 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (70286649)
【キーワード】コミュニケーション・ストラテジー / 都市社会基盤における環境リスク / グローバライゼーション / 社会的弱者のアフォーダンス / 持続可能な開発 (他27件)
【概要】1.「アフォーダンス」概念を社会的に拡張するとともに,「持続可能性」概念との接点を探ることにより,グローバルでローカルな環境のデザインを可能にするコミュニケーションの諸要件を検討してきた。 2.理論的な探求と同時に学生たちの知識創造プロプロジェクトの運営を両輪として研究をすすめてきた結果,多文化・多共生をこえたグローバルとローカルが相互作用するようなリフレクシヴなデザイン実践をうみだすには以下の3...
【医歯薬学】看護学:看護師コミュニケーションを含む研究件
❏日米英比較を基にしたPICUにおける医療者と両親のストレス緩和に向けての研究(25670981)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】戈木クレイグヒル 滋子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)
【キーワード】小児ICU / ストレス / コミュニケーション / 両親 / 看護師 (他12件)
【概要】小児集中治療室(PICU)で働く看護師35名と,子どもがPICUに入院中の両親27名のインタビューデータの分析から,以下の結果が見出された。両親の主なストレス源として,面会時間の制限,医療者の説明の不十分さ,医療者への不信,子どものケアへの不信感,病棟の雰囲気の悪さ,自分にできる事がないという無力感があった。一方,看護師側のストレス源としては,一人前に働けないこと,病棟の雰囲気の悪さ,チームとして...
❏電子カルテ普及後の新たな医療組織マネジメントシステム構築についての研究(17530301)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】横田 絵理 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20277700)
【キーワード】電子カルテシステム / コミュニケーション / マネジメントシステム / 看護師 / ハブパーソン (他9件)
【概要】2年間の研究実績は次のとおりである。 1)文献研究(先行研究):医療組織の業績評価システムや分析方法論について。 2)学会,研究会への参加 (1)第25回医療情報学連合大会(平成17年11月26日(土))(2)International Conference on Digital Media and Learning(平成18年3月13日〜3月14日、バンコク)(3)アメリカにおける電子システムに...
【医歯薬学】看護学:緩和ケアコミュニケーションを含む研究件
❏緩和ケアへの移行と実施の円滑化に向けた研究:診療ガイドラインと(21390161)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮崎 貴久子 京都大学, 医学研究科, 研究員 (70464229)
【キーワード】緩和ケア / 診療ガイドライン / QOL評価 / MID / 意思決定 (他12件)
【概要】がん診療ガイドライン作成者と緩和ケア臨床家へのインタビュー調査と、海外がん診療ガイドラインの内容分析から、緩和ケアのエビデンス構築、完治を目指す治療から緩和ケアへつなぐ情報、緩和ケア記載量と執筆者属性、および患者中心の医療等の診療ガイドライン作成の方針を明示することが課題として示唆された。一般の人々を対象とした全国調査から、「QOL」の認知度は約2割であった。緩和ケア患者用のQOL評価票であるEO...
❏擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ-「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み(15320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2006
【研究代表者】紀平 知樹 (2004-2006) 大阪大学, 文学研究科, 講師 (70346154)
【キーワード】倫理学 / 生命学 / コミュニケーション / スピリチュアリティ / ナラティブ (他23件)
【概要】・本研究は、「擬似法的倫理からプロセスの倫理」への転換の完成を探るために以下のような調査、研究を行った。 ・本研究で、「擬似法的倫理」と呼ぶものの問題性を明らかにするために、日本(金森修氏)、ドイツ(Dietmar Mieth氏)、ルーマニア(Michaela Serbulea氏)の生命倫理研究者を招いて講演会を開き、それぞれリベラル新優生学、ヨーロッパ連合(EU)の生命倫理政策、および遺伝子工学...
【医歯薬学】看護学:チーム医療コミュニケーションを含む研究件
❏医療者間コミュニケーション不全解消のための電子クリニカルパスの要件定義および実装(26502008)
【研究テーマ】ケア学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鈴木 斎王 宮崎大学, 医学部, 准教授 (60305084)
【キーワード】クリニカルパス / 異職種間コミュニケーション / 異職種間応答 / 電子クリニカルパス / コミュニケーション (他6件)
【概要】看護師はクリニカルパス作成に関与することで、知識の増加や段取りの良さ、学習の積極性が上がると感じていた。しかし、クリニカルパス作成のメリットを感じている者ほど自己の知識や技術を示す機会が減っていると感じており、作成時と利用時とでは意識が大きく異なっていた。患者適用時には看護師はクリニカルパスを医師からの単なる指示として受け取っている可能性が高い。多職種コミュニケーションツールのプロトタイプはこの状...
❏電子カルテ普及後の新たな医療組織マネジメントシステム構築についての研究(17530301)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】横田 絵理 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20277700)
【キーワード】電子カルテシステム / コミュニケーション / マネジメントシステム / 看護師 / ハブパーソン (他9件)
【概要】2年間の研究実績は次のとおりである。 1)文献研究(先行研究):医療組織の業績評価システムや分析方法論について。 2)学会,研究会への参加 (1)第25回医療情報学連合大会(平成17年11月26日(土))(2)International Conference on Digital Media and Learning(平成18年3月13日〜3月14日、バンコク)(3)アメリカにおける電子システムに...
【医歯薬学】看護学:クリニカル・パスコミュニケーションを含む研究件
❏医療者間コミュニケーション不全解消のための電子クリニカルパスの要件定義および実装(26502008)
【研究テーマ】ケア学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】鈴木 斎王 宮崎大学, 医学部, 准教授 (60305084)
【キーワード】クリニカルパス / 異職種間コミュニケーション / 異職種間応答 / 電子クリニカルパス / コミュニケーション (他6件)
【概要】看護師はクリニカルパス作成に関与することで、知識の増加や段取りの良さ、学習の積極性が上がると感じていた。しかし、クリニカルパス作成のメリットを感じている者ほど自己の知識や技術を示す機会が減っていると感じており、作成時と利用時とでは意識が大きく異なっていた。患者適用時には看護師はクリニカルパスを医師からの単なる指示として受け取っている可能性が高い。多職種コミュニケーションツールのプロトタイプはこの状...
❏次世代医療ナレッジマネジメントの研究-最先端電子クリニカルパスを中心に-(21330089)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】梅本 勝博 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (40114938)
【キーワード】ナレッジマネジメント / 電子クリニカルパス / 医療情報 / 知識創造 / 電子カルテ (他11件)
【概要】宮崎大学病院でのアクションリサーチにより、電子クリニカルパスを利用する医療専門職間でいかに知識の共有と創造がおこなわれているかを説明する次世代医療ナレッジマネジメントの理論的モデルの構築し、医療サービスの質の向上と安心安全に貢献する実践的ガイドラインを作成した。さらに改善したクリニカルパスを用いる医療ナレッジマネジメントでは、臨床のリアルな場での情報共有が重要であることを明らかにした。 ...
【医歯薬学】看護学:コミュニティコミュニケーションを含む研究件
❏「老成学」の基盤構築ー<媒介的共助>による持続可能社会をめざして(15KT0005)
【研究テーマ】ネオ・ジェロントロジー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】森下 直貴 浜松医科大学, 医学部, 名誉教授 (70200409)
【キーワード】超高齢社会 / 人生100年時代 / 老い / 生き方 / コミュニティ形成 (他35件)
【概要】本研究の目的は、超高齢社会または人生100年時代に相応しい老人像を確立し、老人同士の互助や若者の育成によって持続可能となる社会を構想することである。具体的には、「老いの深まりの諸段階に応じた生き方」のモデルの設定を研究目標にしつつ、「仕事・活動」「コミュニティデザイン」「社会保障制度」「人生観・死生観」に考察を絞って理論的・実証的な研究を進めた。以上から、①準備期(50代)、②開始・展開期(60代...
❏相互行為としての身ぶりと手話の通文化的探究(24320176)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菅原 和孝 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (80133685)
【キーワード】身体性 / ろう者の会話 / マルティ-モーダル民族誌 / 記憶 / 生業技術 (他25件)
【概要】本研究は、身ぶりと手話を微視的に分析し、対面相互行為の構造を身体性の基盤から照射した。また、通文化的な視野から、映像人類学、コミュニケーション科学、生態心理学の思考を交叉させ、マルティ-モーダルな民族誌記述の土台を作った。とくに、アフリカ狩猟採集民サン、カナダ・イヌイト、インドの憑依儀礼と舞踊、日本の伝統的な祭礼、日本酒の醸造、ろう者コミュニティ、数学者の討議といった多様な文脈における発話と動作の...
❏患者と医療者が分かり合えるがんコミュニケーション促進モデルの開発と有用性検証(19209066)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】小松 浩子 聖路加看護大学, 看護医療学部, 教授 (60158300)
【キーワード】がん看護 / がんコミュニケーション / e-learning / がんコミュニティ / 乳がん (他14件)
【概要】本研究では、<正確で信頼できるがんコミュニケーションを促進するピアサポーターの育成に必要なe-learningシステム>を開発した。乳がん患者を対象にe-learningによる教育の効果と実用性の検証を行った。乳がんピアサポーターに対するコミュニケーション促進教育は、がんであることをオープンに語る関係や状況生成の能力獲得を促進し、その結果、不安に対する肯定的なコーピング獲得につながり、...
【医歯薬学】看護学:行動変容コミュニケーションを含む研究件
❏個人差に配慮したコロナ後の「新しい生活様式」支援の感染症制御ガイドの開発と評価(21K04541)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】重松 美加 国立感染症研究所, 感染症疫学センター, 主任研究官 (20299598)
【キーワード】行動変容 / 感染症 / コミュニケーション / 健康危機対応 / COVID-19
【概要】新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、一般市民は、明確な判断基準が提供されないまま、感染リスクを回避し、継続可能な適正レベルの生活様式の転換へ協力することを求められ続けている。 本研究では、次の3つの課題の達成を目指している:(1)人々が実際に行っている感染防止のための行動の実態調査を行って、具体的にどのような行動がリスク回避行動と認識されているのか、および、その実行率を調査する。(2)こ...
❏健康に配慮した交通行動誘発のための学際的研究(26249073)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】谷口 綾子 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80422195)
【キーワード】健康モビリティマネジメント / 交通行動変容 / 医工連携 / 特定保健指導 / 身体活動量 (他24件)
【概要】生活習慣に伴う健康問題は,全ての世代に共通した社会問題となっている.日常の交通行動は,こうした健康問題に多大な影響を及ぼす習慣的な身体活動であり,徒歩・自転車・公共交通など自動車以外の交通手段の利用促進は,交通問題だけでなく健康問題にも密接に関わるものである.本研究では,これまで個別に取り組まれてきた都市交通系と医療系の研究者が連携し,健康に配慮した交通行動誘発のための行動変容プログラムを構築し,...
【医歯薬学】看護学:質的研究コミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏「人と薬をつなぐコミュニケーション・モデル」の構築とその教育プログラムの実践(15K08568)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菅沼 太陽 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (00328379)
【キーワード】薬学教育 / 薬剤師 / 在宅医療 / コミュニケーション / 教育プログラム (他9件)
【概要】在宅医療は医療福祉の専門的な知識を生かし、多様化した患者のニーズに応えるためのチーム医療である。在宅医療で薬物療法の効果を最大限に生かすためには、薬剤師が患者や他の医療福祉従事者から必要な情報を収集し連携する必要がある。本研究では在宅医療における薬剤師のコミュニケーション・スキルを強化するため、在宅医療での薬剤師コミュニケーション・モデル(連携モデル)を構築する。特に薬剤師と他の医療福祉従事者との...
❏観光まちづくり活動におけるファシリテーター型リーダーの育成に関する実証研究(25501013)
【研究テーマ】観光学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大西 律子 目白大学, 社会学部, 教授 (50337630)
【キーワード】観光まちづくり / まちづくり学習 / リーダー育成 / 市民参加 / ファシリテーション (他25件)
【概要】本研究は、観光まちづくりリーダーの量的・質的拡充を最終目標に、地域で導入可能な「リーダー育成プログラム」の開発を目指している。具体的には、観光まちづくりリーダーに必要不可欠な、「ファシリテーション能力」(関係主体間の意見調整を権威により図るのではなく、主体の多様性を尊重し、異なる意見をオープンに引き出し、コンセンサスを築き、創造的な問題解決を促す力量)に着目し、1)当該能力の育成に主眼をおくプログ...
【医歯薬学】看護学:教育コミュニケーションを含む研究件
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
❏「盲ろう」教育を支援するワールドワイド情報収集・提供システムの構築(09410084)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】中澤 惠江 (中澤 恵江) 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 室長 (60155702)
【キーワード】盲ろう / 稀少障害 / 重複障害 / 視覚障害 / 聴覚障害 (他11件)
【概要】平成11年度の計画に沿って以下の研究を行った。 1構築した情報システムの更新と海外との連携 1)日本の盲ろう教育の歴史と盲ろう教育の実態調査についての英語の情報を発信した。 2)海外の情報として、日本ではほとんど発行されていない盲ろうの原因疾患について邦訳を行った。 3)DB-LINK等の海外盲ろう情報組織との連携関係が確立し、海外の盲ろう情報が容易に入手できるようになった。 4)収集した国内外の...
【医歯薬学】看護学:教育ブログラムコミュニケーションを含む研究件
❏ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】高橋 都 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 部長 (20322042)
【キーワード】がん / スティグマ / コミュニケーション / 教育プログラム / 評価尺度 (他21件)
【概要】医療の進歩にもかかわらず、がんにはいまだに「死に直結する病い」というイメージがあり、好ましくない特性(スティグマ)を有する。本研究では、がん患者の友人、パートナー、がん予防教育を担う行政事業協力型保健ボランティアを対象として、がんスティグマの軽減に向けたプログラム・ツールと評価指標の開発を行った。1.がんに罹患した友人とのコミュニケーションを改善するウェブ介入プログラムおよびその効果指標としての3...
❏「人と薬をつなぐコミュニケーション・モデル」の構築とその教育プログラムの実践(15K08568)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】菅沼 太陽 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (00328379)
【キーワード】薬学教育 / 薬剤師 / 在宅医療 / コミュニケーション / 教育プログラム (他9件)
【概要】在宅医療は医療福祉の専門的な知識を生かし、多様化した患者のニーズに応えるためのチーム医療である。在宅医療で薬物療法の効果を最大限に生かすためには、薬剤師が患者や他の医療福祉従事者から必要な情報を収集し連携する必要がある。本研究では在宅医療における薬剤師のコミュニケーション・スキルを強化するため、在宅医療での薬剤師コミュニケーション・モデル(連携モデル)を構築する。特に薬剤師と他の医療福祉従事者との...
❏コンピュータ通信を利用した教育プログラムのためのヒューマンインターフェースの改善(07680236)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
【キーワード】インターネット / CSCW / インターカルチュラルコミュニケーション / ゲーム理論 / 囚人のジレンマ (他13件)
【概要】野嶋等は、米国ケースウェスタンリザ-ブ大学と早稲田大学との間でインターネットを利用した相互のり入れの授業を1992年以来実践している。この研究は、カリキュラム構成、理論化、実践研究の方法論、など多くの問題点を内包している。本研究では、このような実践研究を支える基礎研究であり、対話者相互のコミュニケーションを円滑するヒューマンファクターとして、対話者の画像を画面上に付加することの効果を、囚人のジレン...
【医歯薬学】看護学:家族コミュニケーションを含む研究件
❏認知症患者家族と介護サービス提供者におけるITコミュニケーション支援効果の評価(21530603)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】内山 映子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 特任准教授(非常勤) (00365503)
【キーワード】認知症 / 家族 / 介護 / IT / 連携 (他11件)
【概要】ITを活用したコミュニケーション支援ツールの利用が、介護サービス提供者と認知症患者の家族との間のコミュニケーションを増加させ、ひいては家族のストレス軽減に寄与するか、また介護サービス提供者のコミュニケーションに要する手間を従来方式以上に増加させないかを実証により検討した。その結果、コミュニケーションが増加した事例からは、ストレスの軽減に有効な可能性が示された。また日々の業務の中でITツールを利用す...
❏在宅の痴呆性老人と介護者である家族の相互作用の構造および両者の関わりモデルの開発(05807218)
【研究テーマ】看護学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】太田 喜久子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (60119378)
【キーワード】痴呆性老人 / 介護者 / 相互作用 / コミュニケーション / 家族 (他8件)
【概要】本研究の目的は、家庭にいる痴呆性老人と主たる介護者である家族との日常生活における関係性をとらえ、両者にとってのよりよい生活の質を追求していくものである。 1年目は、継続的比較分析法によりデータ分析し、痴呆性老人と介護者の相互作用の実態をあらわすカテゴリーを帰納的に抽出した。2年目はその結果を土台とし、痴呆性老人と介護者にとってよりストレスの少ない相互作用をとるための関わりのモデルを作成した。 1年...