人狼ゲーム研究:他者中の自己モデルを考えた説得的人工知能の開発に向けて
【研究分野】エンタテインメント・ゲーム情報学
【研究キーワード】
人狼ゲーム / 人狼知能 / 対話システム / ゲーム情報学 / 対話 / 自然言語処理 / ゲーム / コミュニケーション / 人狼
【研究成果の概要】
本研究の最終目的は,人と一緒に人狼ゲームをプレイできるエージェントの実現にある.研究期間内にはその第一歩として,人狼ゲーム専用のプロトコルを設計し,それを用いてコミュニケーションを行うエージェントに関する研究を実施した.特に,自分から他者がどう見えるかという「自己の心理モデル」に加え,他者から見て自分がどう見えるかという「他者から見た自己のモデル化」の2つの階層的な心理モデルを持つエージェントを構築した.
また,ゲーム研究においては,多くの人が参加して競い合うことで,集合知を集められる環境の整備が重要である.そこで研究開発基盤を整備し,一般参加可能なコンピュータ人狼大会を開催した.
【研究代表者】