ドイツ啓蒙主義期の知識人論における有用性/普遍性の対立の研究
【研究分野】思想史
【研究キーワード】
社会思想史 / ドイツ啓蒙主義 / 知識人 / 教育学 / フリードリヒ2世 / ハーバーマス / コミュニケーション / 教育の公事化 / 啓蒙 / 教育思想 / 新人文主義 / 有用性 / 普遍性 / W.v.フンボルト / F.A.ヴォルフ / バーゼドー / ニートハマー
【研究成果の概要】
本研究では、主としてドイツ語圏における啓蒙主義期の知識人論をあつかい、いわゆる知識人が知的生産や教育などにおいて果たす(べき)役割が、どのように論じられていたのかを考察した。その際、<有用性>、つまり「世の中にとって有益であるかどうか」という視点と、<普遍性>、つまり「特定の目的に限定されない理想・価値を体現するかどうか」という視点を両極にとりつつ、この二つの評価軸が交差しながら言説を形成していくプロセスを分析した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)