子どもの意味体系の構築:語に対する意味づけの更新過程に注目して
【研究分野】教育心理学
【研究キーワード】
言語習得 / 語彙習得 / 認知科学 / 意味論 / 言語発達 / 第二言語習得 / 発達 / コミュニケーション
【研究成果の概要】
本研究の目的は 3歳~6 歳の子どもが, 語の意味体系をどのように習得するのかを探ることである.本研究は(1)子ども語を学ぶ際, まず何を基盤にして事態を分節する基準を決め,語の習得が進むにつれその基準がどのように変化するのか, (2)その際子どもは既知の語と新奇の語の意味の関係をどのように調整するのか.一連の実験の結果,子どもはコミュニケーションにおいて他者にどのように情報を伝えるかを状況に応じて非常に敏感に調整しており,このことが意味体系の習得に影響を与えている可能性が示唆された.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)