組織の責任判断に関する統合的研究
【研究分野】社会心理学
【研究キーワード】
社会的認知・感情 / 責任判断 / 謝罪 / 集団・組織の責任 / 責任帰属 / 組織 / コミュニケーション / 集団心 / 責任 / 印象操作 / 組織コミュニケーション / 概念分析
【研究成果の概要】
本研究では、組織責任の概念レベルの分析や、組織責任を社会心理学的検討の俎上に載せる際の方法論的な検討を行い、概念化を妥当化する条件として、実在論的な裏付けの存在が必要であること、具体的には、集団としての「行為」が存在し、かつそれが物理的に実現可能なシステムを集団内に保持していることが要件となることを論じた。加えて組織の責任認知やコミュニケーション過程の影響について、福祉政策への態度や企業不祥事における謝罪の効果をテーマに、関連変数やそれらの関係のモデル化を行った。
【研究代表者】