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研究分野別サイレントキーワード
「アフリカ」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:国際関係論アフリカを含む研究件
❏崩壊国家生成をめぐる国際関係の展開:北東アフリカを事例として(16K03510)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70251311)
【キーワード】崩壊国家 / ソマリア / 北東アフリカ / アフリカの角 / 国家論 (他9件)
【概要】本研究は、これまで申請者が実施してきた「崩壊国家」と国際秩序に関する諸問題を、北東アフリカ地域(「アフリカの角」)における新たな現象を取り込む形でさらに深化・発展させることを目的とした。崩壊国家ソマリアを機能させる国内外の様々な複雑な作用を包括的に解き明かす作業に加え、隣国との関係においても新たな展開を見せている国際関係を組み込みながら、実証的に研究を行った。 その際に、崩壊国家の生成を含む、不安...
❏グローバル化と暴力に関する政治学的研究(23243019)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大串 和雄 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90211101)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 平和構築 / 移行期正義 / パワーシェアリング (他22件)
【概要】本研究は、現代世界の武力紛争と犯罪について、グローバル化、アイデンティティ、デモクラシーという3つのテーマを軸にしてその実態を解明するとともに、実態に即した平和政策を検討した。武力紛争はアイデンティティとの絡みを中心に研究し、犯罪については東南アジアの人身取引をめぐる取り組みと、中央アメリカの暴力的犯罪を中心に取り上げた。平和政策では平和構築概念の軌跡、「多極共存型パワー・シェアリング」、移行期正...
❏途上国教育における「リージョナル」の探求-国際的政策枠組みの理論化に向けた挑戦(21653094)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】黒田 一雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
【キーワード】国際教育協力 / 国際教育交流 / 国際教育連携 / 国際関係論 / 教育援助 (他16件)
【概要】本研究の成果は、政治経済社会のグローバリゼーションによって、従来国家(ナショナル)のレベルにおいて主な政策決定がなされてきた教育においても、地域的(リージョナル)なレベルでの政策の立案や実施の重要性が増しつつあることを明らかにしたことである。これらの成果は、様々な国際会議や出版を通じて、日本や国際社会の国際教育交流・協力・連携の実践・政策過程に対して、実際にインプットされた。 ...
【情報学】情報学フロンティア:プロジェクトアフリカを含む研究件
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏アフリカの少数民族による文化/自然の観光資源化と「住民参加」の新展開(26300012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 観光 / 住民参加 / 開発 / 自然保護 (他18件)
【概要】アフリカにおいて、観光は最も急速に成長している産業であり、経済発展だけでなく、エンパワーメントや文化保全、環境保護などにも貢献すると期待されてきた。本研究では、アフリカ各地の住民参加型のエコツーリズムや民族文化観光をフイールドワークに基づいて検討した結果、観光は地域の問題解決に部分的に貢献しているが、観光客を受け入れる少数民族の側からみれば「万能薬」とはいいがたいことが明らかになった。むしろ少数民...
【情報学】情報学フロンティア:中東アフリカを含む研究件
❏朝鮮民主主義人民共和国のアフリカ諸国に対する軍事支援や武器取引の調査(25301021)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮本 悟 聖学院大学, 政治経済学部, 特任教授 (70412137)
【キーワード】北朝鮮 / アフリカ / 中東 / 武器輸出 / 武器不拡散 (他10件)
【概要】本研究の目的は、国連安保理決議によって禁止されても継続しているアフリカ諸国に対する北朝鮮の武器貿易や軍事支援を調査することにある。本研究では、亡命者や韓国の情報機関の過去の記録、現地のメディアの報道などで北朝鮮と関係があるアフリカ諸国を特定し、さらにアフリカ現地で資料収集やインタビューを実施した。 その結果、複数のアフリカ諸国で北朝鮮との軍事協力が発見された。調査結果は国連安保理制裁委員会への報告...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏グローバル化と暴力に関する政治学的研究(23243019)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大串 和雄 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90211101)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 平和構築 / 移行期正義 / パワーシェアリング (他22件)
【概要】本研究は、現代世界の武力紛争と犯罪について、グローバル化、アイデンティティ、デモクラシーという3つのテーマを軸にしてその実態を解明するとともに、実態に即した平和政策を検討した。武力紛争はアイデンティティとの絡みを中心に研究し、犯罪については東南アジアの人身取引をめぐる取り組みと、中央アメリカの暴力的犯罪を中心に取り上げた。平和政策では平和構築概念の軌跡、「多極共存型パワー・シェアリング」、移行期正...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルネットワークサービス(SNS)アフリカを含む研究件
❏デジタル技術を用いた農業生産の開発戦略:アフリカにおける社会実験(19H01492)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】技術伝播 / 影響評価 / RCT / SNS / アフリカ
【概要】近年、開発途上国において、携帯電話やSocial Networking Service(SNS)、携帯アプリといったデジタル技術が急速に広がりつつある。開発の分野では、農業生産における情報の非対称性の問題への対応策として、デジタル技術の活用が期待されている一方、その効果は限定的である。本研究は、デジタル技術の中で、どのような媒体が効果的に情報を共有できるのか、デジタル技術を利用できない集団に対して...
❏開発途上国におけるデジタル技術の活用と情報格差の是正:SNSを用いた社会実験(17H04781)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】デジタル技術 / 社会実験 / 情報の非対称性 / アフリカ / 技術伝播 (他12件)
【概要】Social Networking Service (SNS)を用いた情報発信が、開発途上国における情報の非対称性の是正に与える影響を検証するため、エチオピアにおいて、ランダム化比較試験(RCT: Randomized Controlled Trial)を用いた社会実験を行った。具体的には、SNSの一種であるFacebookを用いて、農産物の市場価格をランダムで抽出された農家に対して情報の提供を行...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
【複合領域】社会・安全システム科学:土地アフリカを含む研究件
❏アフリカ国家論の再構築―農村からの視点(21H04390)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】武内 進一 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (60450459)
【キーワード】アフリカ / 国家 / 土地 / 伝統的権威 / 植民地
【概要】
❏アフリカにおけるミクロな紛争のマクロ化:現地調査に基づいたシミュレーション解析(15KT0137)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】阪本 拓人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40456182)
【キーワード】紛争 / アフリカ / マルチエージェント・シミュレーション / 土地 / 平和構築 (他7件)
【概要】現代の武力紛争では、国家の統治と統合を脅かす「マクロ」な紛争と、共同体レベルの「ミクロ」な紛争とが、しばしば密接不可分に展開する。本研究は、国際関係論研究者・人類学者・地域研究者の緊密な連携のもと、アフリカを事例に、現地調査とコンピュータ・シミュレーションを統合的に活用しながら、紛争のこうした複合的な実態を分析する研究を行った。その成果は、現代アフリカにおける紛争の多様な側面を明らかにする多数の学...
❏土地法における法の支配の改善が社会発展に与える影響に関する開発法学的研究(25380004)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】雨宮 洋美 富山大学, 経済学部, 准教授 (90401794)
【キーワード】慣習法 / 開発 / 土地所有権 / 土地改革 / 持続可能な社会 (他19件)
【概要】科研(B) [187030004]によるアフリカの実態調査に基づきアジア特にはモンゴルの土地所有制度を調査した。アフリカで失敗に終わった遊牧民に対する定着化政策は、モンゴルに影響を与え、急激な定着化・個人所有権の確定というやり方は踏襲されていないものの、現在は国際援助ドナー主導のプロジェクトよるコミュニティベースの自然資源管理という名目により実質的な牧地に対する個人的所有権確定がなされている。結果...
【複合領域】社会・安全システム科学:ラテンアメリカアフリカを含む研究件
❏競争的権威主義体制の比較研究(24330035)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松里 公孝 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (20240640)
【キーワード】競争的権威主義体制 / 旧社会主義国 / 東南アジア / 南米 / アラブ諸国 (他16件)
【概要】冷戦終了後、世界の諸地域に広がりを見せている競争的権威主義体制の研究は国際的にもブームとなっていたが、そこでは、アジアの事例が少ない、機構論が弱い、地域紛争との関連が明らかにされていないなどの弱点があった。これら弱点を克服するために、本研究は、旧共産圏、東南アジア、アラブ諸国、アフリカ、南米を専門とする政治学者を結集して比較研究を行った。毎年2回の研究会と現地調査を行い、海外で活発に研究発表した。...
❏グローバル化と暴力に関する政治学的研究(23243019)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大串 和雄 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90211101)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 平和構築 / 移行期正義 / パワーシェアリング (他22件)
【概要】本研究は、現代世界の武力紛争と犯罪について、グローバル化、アイデンティティ、デモクラシーという3つのテーマを軸にしてその実態を解明するとともに、実態に即した平和政策を検討した。武力紛争はアイデンティティとの絡みを中心に研究し、犯罪については東南アジアの人身取引をめぐる取り組みと、中央アメリカの暴力的犯罪を中心に取り上げた。平和政策では平和構築概念の軌跡、「多極共存型パワー・シェアリング」、移行期正...
❏1980年代世界の同時代史的研究(17202014)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】南塚 信吾 法政大学, 国際文化学部, 教授 (50055315)
【キーワード】国際関係史 / 世界史 / 社会主義 / イスラム / 新自由主義 (他29件)
【概要】本研究は、1980年代の世界史を、いわば輪切りにして同時代史的に分析し、それを一つの有機的に繋がる世界史として認識する視座と方法を探り出すことを目的とした。そして、まず、現代に繋がるグローバルな諸問題を確認した。それは、(1) グローバリゼーションの過程の始まり、(2) ネオリベラリズムの登場とIMFモデルの神格化、(3) 市民社会論の台頭、(4) IT革命、(5) 大量の人の移動などである。次い...
【複合領域】科学教育・教育工学:比較教育アフリカを含む研究件
❏アフリカ諸国の教育改革への取り組みと国際協力のあり方に関する比較研究(14401005)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】澤村 信英 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / アフリカ / 国際協力 / 開発援助 / 教育改革 (他8件)
【概要】本研究は、アフリカ地域のケニアを中心に、教育改革をはじめとする教育開発の過程と国際協力の役割や効果を比較研究し、日本の対アフリカ教育協力に新しい展望を拓くものである。その内容は、自助努力に対する支援という日本の援助理念に直接的、間接的に関係する研究、および学校レベルの事例から国や地域全体の教育課題について、新たな視点から諸問題を掘り起こした研究の2つが主流になっている。 研究の方法論から見れば、大...
❏アフリカ諸国における教育の発展と国際協力の役割に関する研究(13871037)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】澤村 信英 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / アフリカ / 国際協力 / 開発援助 / 教育発展 (他7件)
【概要】本研究は、アフリカ地域の教育発展の歴史と現状を経済・社会・文化的側面から包括的に考察し、当該分野の国際協力に新しい展望を開くことを全体目的としている。アフリカ諸国における教育の停滞や発展をもたらした因子を経済・政治・社会的観点から分析し、国際協力の構造と特質を整理しつつ、その将来的な展望を検討してきた。平成15年度は、本研究の最終年度として、日本がどのような協力をすることがアフリカの国々に根づき役...
【複合領域】科学教育・教育工学:国際開発アフリカを含む研究件
❏中国とアフリカの開発協力:地球規模の社会ガバナンスヘの影響(13F03763)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】武内 和彦 東京大学, サステイナビリティ学連携研究機構, 教授 (90112474)
【キーワード】China-Africa / South-South cooperation / Global social policy / Global social governance / Int'l development (他18件)
【概要】From 1st April to 30 June 2015, I finalized the book chapter "Enhancing global social development cooperation" jointly with Professor Surender. The chapter is part of a book on "Future dir...
❏東・南部アフリカ諸国におけるコミュニティの変容と学校教育の役割に関する比較研究(22252006)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 初等教育 / コミュニティ / アフリカ (他9件)
【概要】本研究では、東・南部アフリカ諸国において、学校教育を現実社会から切り離さず、それぞれの地域社会の文脈性のなかで観察し、変容するコミュニティとその中での学校教育の役割と課題について、フィールドワークにもとづき多面的に検討した。その結果は、次の8つの観点から考察された。(1)子どもを守る場所としての学校、(2)保護者や子どもの教育に対する熱意、(3)保護者の教育の質に対する厳しい見方、(4)教師の役割...
【複合領域】科学教育・教育工学:開発援助アフリカを含む研究件
❏中国の政府開発援助に関する受入国側の学術調査に基づく比較研究(20252003)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】首藤 もと子 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (10154337)
【キーワード】中国 / 開発援助 / アフリカ / 戦略的パートナーシップ / アジア (他13件)
【概要】本研究は、中国の開発援助がどのような分野で供与され実施されているか、それは受入側の社会でどのように評価され、どのような経済的、社会的変化をもたらしているかについて、主として受入国での現地調査を基に分析した。平成20~22年度に現地調査を行った国は、アフリカ(タンザニア、ケニア、エチオピア、コンゴ、マリ)、東南アジア(インドネシア、フィリピン、ベトナム、メコン流域諸国)および中南米諸国(ブラジル、ペ...
❏援助の経済成長に与える効果:ケース・スタディによる分析(19530253)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】東郷 賢 武蔵大学, 経済学部, 教授 (30308019)
【キーワード】開発経済学 / 開発援助 / アフリカ / アフリカ開発銀行 / ガーナ (他7件)
【概要】アフリカ(ケニア、ボツワナ、ガーナ、アフリカ開発銀行)を訪問し、それぞれの国の経済成長における援助の果たした役割についてヒアリングを行った。また、援助供与国の中で最も優れていると言われるデンマークの援助庁も訪問し援助方針についてヒアリングを行った。OECD も訪問し、援助データの詳細について議論をおこなった。これらの内容を踏まえて分析を行っている。その結果、経済成長に関し援助の果たす役割は決定的で...
❏アフリカ諸国の教育改革への取り組みと国際協力のあり方に関する比較研究(14401005)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】澤村 信英 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / アフリカ / 国際協力 / 開発援助 / 教育改革 (他8件)
【概要】本研究は、アフリカ地域のケニアを中心に、教育改革をはじめとする教育開発の過程と国際協力の役割や効果を比較研究し、日本の対アフリカ教育協力に新しい展望を拓くものである。その内容は、自助努力に対する支援という日本の援助理念に直接的、間接的に関係する研究、および学校レベルの事例から国や地域全体の教育課題について、新たな視点から諸問題を掘り起こした研究の2つが主流になっている。 研究の方法論から見れば、大...
【複合領域】科学教育・教育工学:難民アフリカを含む研究件
❏国際難民保護レジームの課題と挑戦ー当事者性の回復をめぐる理論・実証研究(20H01467)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】堀井 里子 国際教養大学, 国際教養学部, 准教授 (30725859)
【キーワード】難民保護 / 国際機構・地域機構 / 帰還 / 人道支援 / 市民社会 (他16件)
【概要】初年度は、各メンバーの調査内容および本科研プロジェクト全体の鍵概念などについて話し合った。具体的には、2回の研究会をオンラインで行い、ワークショップを開催した。 一回目の研究会は6月にオンライン開催した。そこでは本科研の趣旨、期間内で行う活動目標や成果、全体スケジュールについて意見交換・共有を図った。また、各自の研究調査の見通しなどについて話し合った。第二回研究会はオンラインで12月に実施した。議...
❏アフリカにおける難民保護と持続性を有する「帰還」に関する実証的・理論的研究(19H04364)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】杉木 明子 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (40368478)
【キーワード】難民 / 帰還 / 強制送還 / 終了条項 / アフリカ (他8件)
【概要】本研究の目的は、アフリカにおいて難民の帰還を行う際の諸条件と政策を包括的に検討し、帰還モデルを提起することである。 本年度は研究プロジェクトの初年度にあたるため、主に2つの課題に取り組んだ。第一に、研究代表者および研究分担者は先行研究となる資料や文献を収集し、精読した。また先行研究をもとに、「帰還なき帰還」という概念の適用の可能性もシェラレオネ難民とリベリア難民の事例から考察した。第二に、難民の帰...
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
【複合領域】科学教育・教育工学:初等教育アフリカを含む研究件
❏非一元方式の「インクルーシブ教育」モデルの検討ーエチオピアの障害児教育を事例に(20K13912)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】利根川 佳子 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 専任講師 (10608186)
【キーワード】エチオピア / インクルーシブ教育 / 障害児教育 / アフリカ / 教育開発 (他6件)
【概要】本研究費では、エチオピアへの現地調査費や学会参加のための旅費などを主な支出として予定していた。しかしながら、コロナウィルスの影響で、2020年度に引き続き2021年度もエチオピアでの現地調査は実施できなかった。また、多くの学会もオンライン開催になったため、本研究費を予定通り使用できなかった。 筑波大学の川口純氏と帝京大学の大塲麻代氏と共に、2021年8月に、エチオピアおよびマラウイの教育省のインク...
❏東・南部アフリカ諸国におけるコミュニティの変容と学校教育の役割に関する比較研究(22252006)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 初等教育 / コミュニティ / アフリカ (他9件)
【概要】本研究では、東・南部アフリカ諸国において、学校教育を現実社会から切り離さず、それぞれの地域社会の文脈性のなかで観察し、変容するコミュニティとその中での学校教育の役割と課題について、フィールドワークにもとづき多面的に検討した。その結果は、次の8つの観点から考察された。(1)子どもを守る場所としての学校、(2)保護者や子どもの教育に対する熱意、(3)保護者の教育の質に対する厳しい見方、(4)教師の役割...
【複合領域】科学教育・教育工学:参加アフリカを含む研究件
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏アフリカの少数民族による文化/自然の観光資源化と「住民参加」の新展開(26300012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 観光 / 住民参加 / 開発 / 自然保護 (他18件)
【概要】アフリカにおいて、観光は最も急速に成長している産業であり、経済発展だけでなく、エンパワーメントや文化保全、環境保護などにも貢献すると期待されてきた。本研究では、アフリカ各地の住民参加型のエコツーリズムや民族文化観光をフイールドワークに基づいて検討した結果、観光は地域の問題解決に部分的に貢献しているが、観光客を受け入れる少数民族の側からみれば「万能薬」とはいいがたいことが明らかになった。むしろ少数民...
【複合領域】科学教育・教育工学:教育開発アフリカを含む研究件
❏非一元方式の「インクルーシブ教育」モデルの検討ーエチオピアの障害児教育を事例に(20K13912)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】利根川 佳子 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 専任講師 (10608186)
【キーワード】エチオピア / インクルーシブ教育 / 障害児教育 / アフリカ / 教育開発 (他6件)
【概要】本研究費では、エチオピアへの現地調査費や学会参加のための旅費などを主な支出として予定していた。しかしながら、コロナウィルスの影響で、2020年度に引き続き2021年度もエチオピアでの現地調査は実施できなかった。また、多くの学会もオンライン開催になったため、本研究費を予定通り使用できなかった。 筑波大学の川口純氏と帝京大学の大塲麻代氏と共に、2021年8月に、エチオピアおよびマラウイの教育省のインク...
❏東・南部アフリカ諸国におけるコミュニティの変容と学校教育の役割に関する比較研究(22252006)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 初等教育 / コミュニティ / アフリカ (他9件)
【概要】本研究では、東・南部アフリカ諸国において、学校教育を現実社会から切り離さず、それぞれの地域社会の文脈性のなかで観察し、変容するコミュニティとその中での学校教育の役割と課題について、フィールドワークにもとづき多面的に検討した。その結果は、次の8つの観点から考察された。(1)子どもを守る場所としての学校、(2)保護者や子どもの教育に対する熱意、(3)保護者の教育の質に対する厳しい見方、(4)教師の役割...
❏アフリカにおける内発的な教育開発の可能性に関する総合的研究(16252009)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】黒田 則博 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (80274140)
【キーワード】アフリカの教育開発 / アジアの教育開発経験 / 教育の質 / 内発的教育開発 / アフリカ・アジア大学間連携 (他21件)
【概要】本研究はアフリカにおける内発的な教育開発の可能性について、まさにその内発性を重視する観点から、アフリカの教育開発研究者の問題意識や発想を尊重しそれらと密接に連携しつつ、またその際アジアの自助努力を重視した教育開発の経験を生かすとの旨趣からアジアの研究者の協力をも得て研究を実施した。併せて、アフリカの教育開発に高等教育なかんずく大学がどのような貢献をし得るかについて事例的なモデルを提示し、それについ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レジリエンスアフリカを含む研究件
❏アフリカ遊動社会における接合型レジリアンス探求による人道支援・開発ギャップの克服(18H03606)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】湖中 真哉 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (30275101)
【キーワード】レジリエンス / 開発 / 人道支援 / 遊動民 / 地域研究 (他8件)
【概要】本科研プロジェクトでは、当初、2020年度に国際会議を主催して中間成果報告を実施する予定であったが、海外研究協力者とメール会議を繰り返す過程で、より早期に国内の研究組織構成員と海外の研究組織構成員が直接的に討論・対話する機会が必要であるとの認識に至った。そこで、研究代表者の湖中と研究協力者のSaverio Kratliがパネル共同主催者となり、2019年8月27-31日 にポーランドのポズナンを開...
❏環境変動に対する農村地域の対処戦略とレジリアンスに関する研究(23310027)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】梅津 千惠子 長崎大学, 大学院水産・環境科学総合研究科, 教授 (40294251)
【キーワード】レジリアンス / 食料安全保障 / 環境変動 / 環境政策 / 農村開発 (他10件)
【概要】ザンビア南部州において食料安全保障とレジリアンスについての実証分析を行い、栄養や農外収入などの多面的適応能力の醸成による包括的食料安全保障の重要性を示唆した。天候保険の購入により作付面積が広くなることや播種時期が早まることがわかった.農民の食物摂取は国際基準と比べてエネルギー摂取量が不足していること、動物性たんぱく質摂取量が少ないことが明らかになった。サツマイモなどの代替作物は食料供給に重要な役割...
【複合領域】生活科学:教育学アフリカを含む研究件
❏ポストEFA教育政策立案に資する「正コーホート法」による修学実態の国際比較研究(26257114)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】関谷 武司 関西学院大学, 国際学部, 教授 (50309621)
【キーワード】縦断的データ / 修学状況 / 国際協力 / 中南米 / アフリカ (他18件)
【概要】開発途上国における個々の子どもたちの修学実態を明らかにするために、縦断的データを用いて正コーホート分析を実施した結果、学校・家庭・社会経済的要因、国家教育政策等の影響は、子どもたちの修学パターンに現れていると考えられた。例えば、ミャンマーでは社会経済的地位(SES)の高い学校と比較してSESの低い学校の方が、修学状況が芳しくなく、オーバーエイジによる負の影響も受けやすいことが分かった。また、ネパー...
❏東・南部アフリカ諸国におけるコミュニティの変容と学校教育の役割に関する比較研究(22252006)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 初等教育 / コミュニティ / アフリカ (他9件)
【概要】本研究では、東・南部アフリカ諸国において、学校教育を現実社会から切り離さず、それぞれの地域社会の文脈性のなかで観察し、変容するコミュニティとその中での学校教育の役割と課題について、フィールドワークにもとづき多面的に検討した。その結果は、次の8つの観点から考察された。(1)子どもを守る場所としての学校、(2)保護者や子どもの教育に対する熱意、(3)保護者の教育の質に対する厳しい見方、(4)教師の役割...
【複合領域】一般理論:南アフリカアフリカを含む研究件
❏アフリカ諸国における「民主化」の帰結:その批判的再検討(16530078)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教授 (70251311)
【キーワード】民主化 / アフリカ / 制度 / 市民社会 / 政治体制 (他9件)
【概要】比較政治学、およびアフリカ地域研究における近年の「民主化」研究の潮流を把握する作業を行うため、多くの文献調査を実施し、「民主化」を経て形成された政治体制を、それだけで民主主義体制と判断する考え方に関しては一定の留保を伴わざるを得ないという議論が多く見受けられること、さらにこの問題については、制度・構造両面から検討を加えるほかに、アフリカにおける「国家形成」という課題との連関で検討する必要性に言及す...
❏アフリカにおける内発的な教育開発の可能性に関する総合的研究(16252009)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】黒田 則博 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (80274140)
【キーワード】アフリカの教育開発 / アジアの教育開発経験 / 教育の質 / 内発的教育開発 / アフリカ・アジア大学間連携 (他21件)
【概要】本研究はアフリカにおける内発的な教育開発の可能性について、まさにその内発性を重視する観点から、アフリカの教育開発研究者の問題意識や発想を尊重しそれらと密接に連携しつつ、またその際アジアの自助努力を重視した教育開発の経験を生かすとの旨趣からアジアの研究者の協力をも得て研究を実施した。併せて、アフリカの教育開発に高等教育なかんずく大学がどのような貢献をし得るかについて事例的なモデルを提示し、それについ...
【複合領域】一般理論:イノベーションアフリカを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【複合領域】一般理論:暴力アフリカを含む研究件
❏民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究(18H03624)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
【キーワード】暴力 / グローバル化 / 少数派排除 / アジア・アフリカ / 民主主義 (他13件)
【概要】今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海...
❏グローバル化と暴力に関する政治学的研究(23243019)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大串 和雄 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90211101)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 平和構築 / 移行期正義 / パワーシェアリング (他22件)
【概要】本研究は、現代世界の武力紛争と犯罪について、グローバル化、アイデンティティ、デモクラシーという3つのテーマを軸にしてその実態を解明するとともに、実態に即した平和政策を検討した。武力紛争はアイデンティティとの絡みを中心に研究し、犯罪については東南アジアの人身取引をめぐる取り組みと、中央アメリカの暴力的犯罪を中心に取り上げた。平和政策では平和構築概念の軌跡、「多極共存型パワー・シェアリング」、移行期正...
【複合領域】一般理論:民主化アフリカを含む研究件
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏アフリカにおけるメディアの発展と社会変容(17310150)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大林 稔 龍谷大学, 経済学部, 教授 (70257822)
【キーワード】アフリカ / メディア / 情報アクセス / 民主化 / 紛争 (他6件)
【概要】本研究は、現代アフリカ社会のダイナミズムにおけるメディアの位置と機能を確定するための基礎的作業であり、90年代以降のアフリカの構造変化に、メディアの発展がどのような影響を及ぼしているかを検証するものである。 上記の研究目標達成のため、サハラ以南アフリカ数カ国(フランス語圏二カ国を含む)で、現地研究者の協力を得て進められた。アフリカにおけるメディアの発展史の整理、政治・社会的発展、特に民主化・紛争・...
❏アフリカ諸国における「民主化」の帰結:その批判的再検討(16530078)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教授 (70251311)
【キーワード】民主化 / アフリカ / 制度 / 市民社会 / 政治体制 (他9件)
【概要】比較政治学、およびアフリカ地域研究における近年の「民主化」研究の潮流を把握する作業を行うため、多くの文献調査を実施し、「民主化」を経て形成された政治体制を、それだけで民主主義体制と判断する考え方に関しては一定の留保を伴わざるを得ないという議論が多く見受けられること、さらにこの問題については、制度・構造両面から検討を加えるほかに、アフリカにおける「国家形成」という課題との連関で検討する必要性に言及す...
【複合領域】一般理論:世界銀行アフリカを含む研究件
❏途上国教育における「リージョナル」の探求-国際的政策枠組みの理論化に向けた挑戦(21653094)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】黒田 一雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
【キーワード】国際教育協力 / 国際教育交流 / 国際教育連携 / 国際関係論 / 教育援助 (他16件)
【概要】本研究の成果は、政治経済社会のグローバリゼーションによって、従来国家(ナショナル)のレベルにおいて主な政策決定がなされてきた教育においても、地域的(リージョナル)なレベルでの政策の立案や実施の重要性が増しつつあることを明らかにしたことである。これらの成果は、様々な国際会議や出版を通じて、日本や国際社会の国際教育交流・協力・連携の実践・政策過程に対して、実際にインプットされた。 ...
❏欧米諸国における対発展途上国教育援助政策・手法に関する比較研究(12571013)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】黒田 一雄 (2001-2002) 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (70294600)
【キーワード】教育援助の理念と政策 / 教育援助の手法 / 国際的連帯 / 国益 / ジョムチエン会議 (他27件)
【概要】本研究では、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、オランダ、イギリス及びアメリカの8ヶ国、並びに世界銀行及びEUの2国際機関について、それぞれの教育援助の理念と政策の特徴を探り、また、具体的な援助の実施体制や手法、そして評価の実施・活用の仕方を明らかにすることを試みた(関連報告15編、翻訳資料2編)。さらにはこれらの調査研究を基に、今日の国際開発援助思潮の全体的な動向を把握する...
【複合領域】一般理論:政府開発援助(ODA)アフリカを含む研究件
❏アジア・アフリカの開発学ー日本の開発協力経験に基づくフィールドからの体系化(20H04399)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 仁 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50313010)
【キーワード】アジアの開発学 / 政府開発援助 / アジア / アフリカ / 開発学 (他9件)
【概要】コロナの影響で当初予定していた現地調査に基づく研究が全く実施できなかったが、それでも文献調査に基づく研究と、隔月で定期的に実施してきた研究会(ODAの歴史と未来)の開催、研究会の内容のHPでの公開を実施した。また最終年度の成果発表に向けて、英文刊行の企画書を完成させ、現在、出版社と出版交渉を行っている。具体的には、「アジア・アフリカの開発学」を構想するにあたり、まずは日本の開発業界で広く用いられて...
❏欧米諸国における対発展途上国教育援助政策・手法に関する比較研究(12571013)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】黒田 一雄 (2001-2002) 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (70294600)
【キーワード】教育援助の理念と政策 / 教育援助の手法 / 国際的連帯 / 国益 / ジョムチエン会議 (他27件)
【概要】本研究では、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、オランダ、イギリス及びアメリカの8ヶ国、並びに世界銀行及びEUの2国際機関について、それぞれの教育援助の理念と政策の特徴を探り、また、具体的な援助の実施体制や手法、そして評価の実施・活用の仕方を明らかにすることを試みた(関連報告15編、翻訳資料2編)。さらにはこれらの調査研究を基に、今日の国際開発援助思潮の全体的な動向を把握する...
【複合領域】一般理論:ザンビアアフリカを含む研究件
❏環境変動に対する農村地域の対処戦略とレジリアンスに関する研究(23310027)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】梅津 千惠子 長崎大学, 大学院水産・環境科学総合研究科, 教授 (40294251)
【キーワード】レジリアンス / 食料安全保障 / 環境変動 / 環境政策 / 農村開発 (他10件)
【概要】ザンビア南部州において食料安全保障とレジリアンスについての実証分析を行い、栄養や農外収入などの多面的適応能力の醸成による包括的食料安全保障の重要性を示唆した。天候保険の購入により作付面積が広くなることや播種時期が早まることがわかった.農民の食物摂取は国際基準と比べてエネルギー摂取量が不足していること、動物性たんぱく質摂取量が少ないことが明らかになった。サツマイモなどの代替作物は食料供給に重要な役割...
❏アフリカ諸国における「民主化」の帰結:その批判的再検討(16530078)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教授 (70251311)
【キーワード】民主化 / アフリカ / 制度 / 市民社会 / 政治体制 (他9件)
【概要】比較政治学、およびアフリカ地域研究における近年の「民主化」研究の潮流を把握する作業を行うため、多くの文献調査を実施し、「民主化」を経て形成された政治体制を、それだけで民主主義体制と判断する考え方に関しては一定の留保を伴わざるを得ないという議論が多く見受けられること、さらにこの問題については、制度・構造両面から検討を加えるほかに、アフリカにおける「国家形成」という課題との連関で検討する必要性に言及す...
【環境学】環境創成学:貧困削減アフリカを含む研究件
❏貧困削減と切花輸出産業の発展:ケニアとエチオピアの事例(26301018)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真野 裕吉 一橋大学, 大学院経済学研究科, 講師 (40467064)
【キーワード】貧困削減 / 切花産業 / エチオピア / ケニア / 園芸作物 (他12件)
【概要】発展途上国の貧困削減はいまや世界的な重要課題である。付加価値の高い野菜や果物、花卉などを生産する園芸産業は、貧困層に対する雇用創出や所得改善の面から注目されている。我々は、貧困問題の深刻なサブサハラ・アフリカにおいて近年急速に成長する切花産業について独自の調査を繰り返し行い、企業や労働者に関する極めて貴重なパネルデータを収集した。最新の計量経済学的な手法により厳密に定量分析を行ったところ、切花産業...
❏市場制度の発達に関する比較経済発展史的研究:アフリカの米を例にして(25245038)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】櫻井 武司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40343769)
【キーワード】比較経済発達史 / 市場制度 / 米 / アフリカ / マダガスカル (他13件)
【概要】アフリカのマダガスカル、ガーナ、ナイジェリア3カ国を対象に、米取引に係わる市場制度、とりわけ米の品質がどのように価格に反映されるかについて研究した。比較対象に明治期以降の日本における米市場の発達や現在のアジア諸国の米市場を取り上げ、比較経済発展史の観点から分析をしたことが本研究の特徴である。アフリカの3カ国では、観察できる品質(砕け米、色、夾雑物など)が米の価格に影響することが確認できた。しかし、...
❏ガーナのパイナップル産業の発展(23730271)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鈴木 綾 東京大学, 新領域創成科学研究科, 講師 (20537138)
【キーワード】経済発展 / 産業発展 / ミクロ経済分析 / 貧困削減 / リスク (他10件)
【概要】サブサハラアフリカにおいて近年発展を遂げている園芸産業は、貧困削減への役割から多くの注目を集めているが、その効果を定量的に示したものは少なく、特にリスクの重要性に焦点を当てたものは少ない。本研究では、農家のリスク選好を測定するゲームを行い、リスク選好が市場退出の決断に影響を及ぼすかを検証した。その結果、a)リスク回避的であれば退出の確率が高まること、b)EU市場での需要の変化がそれ以降のパイナップ...
【環境学】環境創成学:国際関係アフリカを含む研究件
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
❏クロノロジカル・データの相互引用による国際情勢分析システムの作成-日本をめぐる国際関係を用いた実証研究-(07552002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】山影 進 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10115959)
【キーワード】国際情勢 / 検索ソフト / データ・ベース / ASEAN / 国際関係 (他10件)
【概要】最終年度にあたる今年度は、実用に耐えるデータ・ベース作成とその利用ソフトの開発を重点的に進めた。本共同研究で実用化試験のために用いた「クロノロジカル・データ」は東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心とした東南アジア国際関係のデータに限定し、ASEAN合意文書、ASEAN会議年表、ASEAN重要人物プロファイルの3種類のデータ・ベース化を進めた。利用ソフトに関しては、構造計画研究所の協力を得て、「相...
【環境学】環境創成学:ASEANアフリカを含む研究件
❏地域安全保障と地域機構の紛争関与:アジアとアフリカの対照性の要因分析(15K17015)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】鈴木 早苗 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター東南アジアI研究グループ, 研究グループ長代理 (30466073)
【キーワード】地域機構 / ASEAN / ECOWAS / 紛争関与 / 地域安全保障 (他16件)
【概要】冷戦終結後、地域機構がその地域における安全保障上の脅威に対処することが多くなった。地域紛争として特に多いのは、その地域の国々で勃発する内戦と周辺国への負のスピルオーバーである。本研究は、地域機構がそうした地域紛争にどのような条件下で関与するのかを加盟国間の利害調整の視点から分析することを試みた。 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)と東南アジア諸国連合(ASEAN)を事例として取り上げ、前者が...
❏クロノロジカル・データの相互引用による国際情勢分析システムの作成-日本をめぐる国際関係を用いた実証研究-(07552002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】山影 進 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10115959)
【キーワード】国際情勢 / 検索ソフト / データ・ベース / ASEAN / 国際関係 (他10件)
【概要】最終年度にあたる今年度は、実用に耐えるデータ・ベース作成とその利用ソフトの開発を重点的に進めた。本共同研究で実用化試験のために用いた「クロノロジカル・データ」は東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心とした東南アジア国際関係のデータに限定し、ASEAN合意文書、ASEAN会議年表、ASEAN重要人物プロファイルの3種類のデータ・ベース化を進めた。利用ソフトに関しては、構造計画研究所の協力を得て、「相...
【環境学】環境創成学:タンザニアアフリカを含む研究件
❏アフリカの「自然保護という名の土地収奪」をめぐる重層的ポリティクス(17H01937)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
【キーワード】自然保護 / 土地収奪 / green grab / 土地権利 / タンザニア (他9件)
【概要】アフリカの自然保護政策は、住民を排除してきた「要塞型自然保護」への反省として、1980年代に「住民主体の自然保護」へと転換した。しかしその実態は、住民から土地を奪っているとして、「自然保護という名の土地収奪」(green grab)と批判されている。本研究では、タンザニア・ケニア・ボツワナの事例をもとに、green grabの変容過程と地域コミュニティの対応を調査し、①境界線の長期可動性/短期可動...
❏アフリカにおける内発的な教育開発の可能性に関する総合的研究(16252009)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】黒田 則博 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (80274140)
【キーワード】アフリカの教育開発 / アジアの教育開発経験 / 教育の質 / 内発的教育開発 / アフリカ・アジア大学間連携 (他21件)
【概要】本研究はアフリカにおける内発的な教育開発の可能性について、まさにその内発性を重視する観点から、アフリカの教育開発研究者の問題意識や発想を尊重しそれらと密接に連携しつつ、またその際アジアの自助努力を重視した教育開発の経験を生かすとの旨趣からアジアの研究者の協力をも得て研究を実施した。併せて、アフリカの教育開発に高等教育なかんずく大学がどのような貢献をし得るかについて事例的なモデルを提示し、それについ...
【環境学】環境創成学:ボツワナアフリカを含む研究件
❏アフリカの「自然保護という名の土地収奪」をめぐる重層的ポリティクス(17H01937)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
【キーワード】自然保護 / 土地収奪 / green grab / 土地権利 / タンザニア (他9件)
【概要】アフリカの自然保護政策は、住民を排除してきた「要塞型自然保護」への反省として、1980年代に「住民主体の自然保護」へと転換した。しかしその実態は、住民から土地を奪っているとして、「自然保護という名の土地収奪」(green grab)と批判されている。本研究では、タンザニア・ケニア・ボツワナの事例をもとに、green grabの変容過程と地域コミュニティの対応を調査し、①境界線の長期可動性/短期可動...
❏援助の経済成長に与える効果:ケース・スタディによる分析(19530253)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】東郷 賢 武蔵大学, 経済学部, 教授 (30308019)
【キーワード】開発経済学 / 開発援助 / アフリカ / アフリカ開発銀行 / ガーナ (他7件)
【概要】アフリカ(ケニア、ボツワナ、ガーナ、アフリカ開発銀行)を訪問し、それぞれの国の経済成長における援助の果たした役割についてヒアリングを行った。また、援助供与国の中で最も優れていると言われるデンマークの援助庁も訪問し援助方針についてヒアリングを行った。OECD も訪問し、援助データの詳細について議論をおこなった。これらの内容を踏まえて分析を行っている。その結果、経済成長に関し援助の果たす役割は決定的で...
【環境学】環境創成学:帰還アフリカを含む研究件
❏国際難民保護レジームの課題と挑戦ー当事者性の回復をめぐる理論・実証研究(20H01467)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】堀井 里子 国際教養大学, 国際教養学部, 准教授 (30725859)
【キーワード】難民保護 / 国際機構・地域機構 / 帰還 / 人道支援 / 市民社会 (他16件)
【概要】初年度は、各メンバーの調査内容および本科研プロジェクト全体の鍵概念などについて話し合った。具体的には、2回の研究会をオンラインで行い、ワークショップを開催した。 一回目の研究会は6月にオンライン開催した。そこでは本科研の趣旨、期間内で行う活動目標や成果、全体スケジュールについて意見交換・共有を図った。また、各自の研究調査の見通しなどについて話し合った。第二回研究会はオンラインで12月に実施した。議...
❏アフリカにおける難民保護と持続性を有する「帰還」に関する実証的・理論的研究(19H04364)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】杉木 明子 慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (40368478)
【キーワード】難民 / 帰還 / 強制送還 / 終了条項 / アフリカ (他8件)
【概要】本研究の目的は、アフリカにおいて難民の帰還を行う際の諸条件と政策を包括的に検討し、帰還モデルを提起することである。 本年度は研究プロジェクトの初年度にあたるため、主に2つの課題に取り組んだ。第一に、研究代表者および研究分担者は先行研究となる資料や文献を収集し、精読した。また先行研究をもとに、「帰還なき帰還」という概念の適用の可能性もシェラレオネ難民とリベリア難民の事例から考察した。第二に、難民の帰...
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
【環境学】環境創成学:自然保護アフリカを含む研究件
❏東アフリカの再エネ開発をめぐる社会的合意形成と土地利用再編の解明(20H04416)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】西崎 伸子 芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (40431647)
【キーワード】アフリカ / 再生可能エネルギー開発 / 社会的合意 / 自然保護 / 環境政策 (他6件)
【概要】
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏アフリカの「自然保護という名の土地収奪」をめぐる重層的ポリティクス(17H01937)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
【キーワード】自然保護 / 土地収奪 / green grab / 土地権利 / タンザニア (他9件)
【概要】アフリカの自然保護政策は、住民を排除してきた「要塞型自然保護」への反省として、1980年代に「住民主体の自然保護」へと転換した。しかしその実態は、住民から土地を奪っているとして、「自然保護という名の土地収奪」(green grab)と批判されている。本研究では、タンザニア・ケニア・ボツワナの事例をもとに、green grabの変容過程と地域コミュニティの対応を調査し、①境界線の長期可動性/短期可動...
【環境学】環境創成学:観光アフリカを含む研究件
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏アフリカの少数民族による文化/自然の観光資源化と「住民参加」の新展開(26300012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 観光 / 住民参加 / 開発 / 自然保護 (他18件)
【概要】アフリカにおいて、観光は最も急速に成長している産業であり、経済発展だけでなく、エンパワーメントや文化保全、環境保護などにも貢献すると期待されてきた。本研究では、アフリカ各地の住民参加型のエコツーリズムや民族文化観光をフイールドワークに基づいて検討した結果、観光は地域の問題解決に部分的に貢献しているが、観光客を受け入れる少数民族の側からみれば「万能薬」とはいいがたいことが明らかになった。むしろ少数民...
【環境学】環境保全学:影響評価アフリカを含む研究件
❏デジタル技術を用いた農業生産の開発戦略:アフリカにおける社会実験(19H01492)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】技術伝播 / 影響評価 / RCT / SNS / アフリカ
【概要】近年、開発途上国において、携帯電話やSocial Networking Service(SNS)、携帯アプリといったデジタル技術が急速に広がりつつある。開発の分野では、農業生産における情報の非対称性の問題への対応策として、デジタル技術の活用が期待されている一方、その効果は限定的である。本研究は、デジタル技術の中で、どのような媒体が効果的に情報を共有できるのか、デジタル技術を利用できない集団に対して...
❏開発途上国におけるデジタル技術の活用と情報格差の是正:SNSを用いた社会実験(17H04781)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】デジタル技術 / 社会実験 / 情報の非対称性 / アフリカ / 技術伝播 (他12件)
【概要】Social Networking Service (SNS)を用いた情報発信が、開発途上国における情報の非対称性の是正に与える影響を検証するため、エチオピアにおいて、ランダム化比較試験(RCT: Randomized Controlled Trial)を用いた社会実験を行った。具体的には、SNSの一種であるFacebookを用いて、農産物の市場価格をランダムで抽出された農家に対して情報の提供を行...
【環境学】環境保全学:環境政策アフリカを含む研究件
❏東アフリカの再エネ開発をめぐる社会的合意形成と土地利用再編の解明(20H04416)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】西崎 伸子 芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (40431647)
【キーワード】アフリカ / 再生可能エネルギー開発 / 社会的合意 / 自然保護 / 環境政策 (他6件)
【概要】
❏環境変動に対する農村地域の対処戦略とレジリアンスに関する研究(23310027)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】梅津 千惠子 長崎大学, 大学院水産・環境科学総合研究科, 教授 (40294251)
【キーワード】レジリアンス / 食料安全保障 / 環境変動 / 環境政策 / 農村開発 (他10件)
【概要】ザンビア南部州において食料安全保障とレジリアンスについての実証分析を行い、栄養や農外収入などの多面的適応能力の醸成による包括的食料安全保障の重要性を示唆した。天候保険の購入により作付面積が広くなることや播種時期が早まることがわかった.農民の食物摂取は国際基準と比べてエネルギー摂取量が不足していること、動物性たんぱく質摂取量が少ないことが明らかになった。サツマイモなどの代替作物は食料供給に重要な役割...
【環境学】環境保全学:アジアアフリカを含む研究件
❏中区分6:政治学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】暴力
【研究期間】グローバル化
【研究代表者】少数派排除
【キーワード】アジア・アフリカ
【概要】コロナの影響で当初予定していた現地調査に基づく研究が全く実施できなかったが、それでも文献調査に基づく研究と、隔月で定期的に実施してきた研究会(ODAの歴史と未来)の開催、研究会の内容のHPでの公開を実施した。また最終年度の成果発表に向けて、英文刊行の企画書を完成させ、現在、出版社と出版交渉を行っている。具体的には、「アジア・アフリカの開発学」を構想するにあたり、まずは日本の開発業界で広く用いられて...
❏アフリカ・アジア諸国における教育の普遍化と格差に関する国際比較研究(19H00620)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育社会学 / 国際開発学 / 地域研究 / 教育格差 / アフリカ (他8件)
【概要】本研究の全体目的は、初等・中等教育の普遍化が進展する一方で、種々の国内格差が生起している現実において、その普遍化と格差の構造を解明することである。より具体的には、次の3つの研究目的を設定し、段階的に実行する。①教育の普遍化が進展するなかでの格差の類型化と社会構造の把握、②教育格差を是正するための政策・実践例の抽出と成功要因・課題・発展性の分析、③政策的示唆・含意、実践上の課題の整理、および公正で質...
❏民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究(18H03624)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
【キーワード】暴力 / グローバル化 / 少数派排除 / アジア・アフリカ / 民主主義 (他13件)
【概要】今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海...
【数物系科学】地球惑星科学:南米アフリカを含む研究件
❏沈み込む海山が島弧火山活動に及ぼす影響(18H03747)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩森 光 東京大学, 地震研究所, 教授 (80221795)
【キーワード】沈み込み帯火成活動 / 海山 / カムチャッカ / 日本 / 南米 (他13件)
【概要】前年度採取した岩石試料のロシアからの輸送を行い、全岩・鉱物分析、およびデータ解析を進めた。コロナ禍のため、ロシアからの試料輸送は国際荷物便にておこなった。ロシアからの岩石輸送にあたっての輸出許可に時間がかかり、ロシア側研究者の判断で、許可の不要な個別輸送(一つ一つのパッケージを、1か月以上の間をおいて発送)した。このため、一通りの試料輸送が完了したのが2022年に入ってからであったが、到着したもの...
❏3大陸横断型のウイルス性人獣共通感染症の調査研究(18KK0225)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】河岡 義裕 東京大学, 医科学研究所, 特任教授 (70135838)
【キーワード】ウイルス / 人獣共通感染症 / 野生動物 / アフリカ / 南米 (他6件)
【概要】地球レベルでの環境変化や野生動物との生活圏域の近接化により、新興感染症となりうる人獣共通感染症が、ヒト社会に侵入する可能性は増大している。最近の研究から、アフリカ、南米、アジア等の国々が、人獣共通感染症が発生しやすいホットスポットであると予測されているが、その実態は未だ不明である。そこで本研究では、アフリカのシエラレオネ、南米のボリビア、東南アジアのインドネシアにおいて、人獣共通感染症を引き起こす...
❏競争的権威主義体制の比較研究(24330035)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松里 公孝 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (20240640)
【キーワード】競争的権威主義体制 / 旧社会主義国 / 東南アジア / 南米 / アラブ諸国 (他16件)
【概要】冷戦終了後、世界の諸地域に広がりを見せている競争的権威主義体制の研究は国際的にもブームとなっていたが、そこでは、アジアの事例が少ない、機構論が弱い、地域紛争との関連が明らかにされていないなどの弱点があった。これら弱点を克服するために、本研究は、旧共産圏、東南アジア、アラブ諸国、アフリカ、南米を専門とする政治学者を結集して比較研究を行った。毎年2回の研究会と現地調査を行い、海外で活発に研究発表した。...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流アフリカを含む研究件
❏西アフリカにおける都市の衛生改善と農村の荒廃地修復システムSLDACSの構築(25300011)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大山 修一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (00322347)
【キーワード】砂漠化対処 / 環境修復 / 在来知識 / 土地制度 / 都市衛生 (他11件)
【概要】本プロジェクトは「土地の衛生改善と農村の砂漠化防止システム(SLDACS)」の構築をめざし、合計19か所、6.7ヘクタールのサイトを建設し、荒廃地の修復、都市の衛生改善、牧草地の造成、農耕民と牧畜民の紛争予防に努めた。ニジェール環境省、ニアメ市、ドゴンドッチ市などと提携を結び、ネットワークを構築することができた。ウガンダ・マケレレ大学の国際民族生物学会、南アフリカ・ケープタウン大学のコロキアム、日...
❏アフリカの潜在力を活用した紛争解決と共生の実現に関する総合的地域研究(23221012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】太田 至 京都大学, 学内共同利用施設等, 教授 (60191938)
【キーワード】アフリカ / 紛争と共生 / ローカルな潜在力 / 和解と社会的修復 / 在来の知識や制度 (他12件)
【概要】現代のアフリカ諸社会は、紛争によって疲弊した社会秩序をいかに再生させるのかという課題に直面している。本研究では、アフリカ社会には人々が紛争の予防や解決のために自ら創造・蓄積し運用してきた知識・制度・実践・価値観(=アフリカ潜在力)が存在すること、それは西欧やイスラーム世界などの外部社会との折衝・交渉のなかで不断に更新されていることを、現地調査をとおして実証的に明らかにした。 本研究ではまた、「紛争...
❏プロアクティブな産業政策の定式化と応用(22243027)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】大野 健一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (40240684)
【キーワード】産業政策 / アフリカ / アジア / 政策学習 / 政策対話 (他16件)
【概要】市場経済やグローバル化と矛盾しない産業振興を「プロアクティブな産業政策」と定義し、東アジアを中心にそのような政策事例を収集・比較したうえで、その具体的な内容、つくり方、組織、文書などを解説する英文・和文の書物を出版した。また研究成果を現実の開発政策に適用するために、本学が国際協力機構(JICA)等と共同で実施しているエチオピア政府およびベトナム政府との産業政策対話において、カイゼン、官民協力、行動...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動アフリカを含む研究件
❏食と栄養の安全保障―世帯と地域のレジリアンス(20H00440)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】梅津 千恵子 京都大学, 農学研究科, 研究員 (40294251)
【キーワード】気候変動 / 食料システム / 栄養 / 食料安全保障 / アフリカ
【概要】
❏環境変動に対する農村地域の対処戦略とレジリアンスに関する研究(23310027)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】梅津 千惠子 長崎大学, 大学院水産・環境科学総合研究科, 教授 (40294251)
【キーワード】レジリアンス / 食料安全保障 / 環境変動 / 環境政策 / 農村開発 (他10件)
【概要】ザンビア南部州において食料安全保障とレジリアンスについての実証分析を行い、栄養や農外収入などの多面的適応能力の醸成による包括的食料安全保障の重要性を示唆した。天候保険の購入により作付面積が広くなることや播種時期が早まることがわかった.農民の食物摂取は国際基準と比べてエネルギー摂取量が不足していること、動物性たんぱく質摂取量が少ないことが明らかになった。サツマイモなどの代替作物は食料供給に重要な役割...
【生物学】人類学:ヒト上科アフリカを含む研究件
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
【生物学】人類学:骨梁アフリカを含む研究件
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
❏マイクロCTによる化石ホミニド・類人猿骨格の骨梁分析(16370104)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (00227828)
【キーワード】人類進化 / ロコモーション / 海綿骨 / 骨梁解析 / リモデリング (他15件)
【概要】化石類人猿・人類の運動様式を大腿骨骨頭の骨梁構造から明らかにする試みを行った。ケニア国立博物館に小型マイクロCTを輸送し、化石資料の精密CT撮影を行った。鉱物化の著しい資料が多かったが、少数だが分析可能な結果が得られた。もっとも良好な画像が得られた人類化石資料は、ボイセイ猿人(KNM-ER738)の大腿骨頭であった。類人猿化石に関しては、ナチョラピテクス資料の多くでは鮮明な画像が得られた。骨頭上部...
【生物学】人類学:類人猿アフリカを含む研究件
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
❏マイクロCTによる化石ホミニド・類人猿骨格の骨梁分析(16370104)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (00227828)
【キーワード】人類進化 / ロコモーション / 海綿骨 / 骨梁解析 / リモデリング (他15件)
【概要】化石類人猿・人類の運動様式を大腿骨骨頭の骨梁構造から明らかにする試みを行った。ケニア国立博物館に小型マイクロCTを輸送し、化石資料の精密CT撮影を行った。鉱物化の著しい資料が多かったが、少数だが分析可能な結果が得られた。もっとも良好な画像が得られた人類化石資料は、ボイセイ猿人(KNM-ER738)の大腿骨頭であった。類人猿化石に関しては、ナチョラピテクス資料の多くでは鮮明な画像が得られた。骨頭上部...
【生物学】人類学:中新世アフリカを含む研究件
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
【生物学】人類学:エチオピアアフリカを含む研究件
❏非一元方式の「インクルーシブ教育」モデルの検討ーエチオピアの障害児教育を事例に(20K13912)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】利根川 佳子 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 専任講師 (10608186)
【キーワード】エチオピア / インクルーシブ教育 / 障害児教育 / アフリカ / 教育開発 (他6件)
【概要】本研究費では、エチオピアへの現地調査費や学会参加のための旅費などを主な支出として予定していた。しかしながら、コロナウィルスの影響で、2020年度に引き続き2021年度もエチオピアでの現地調査は実施できなかった。また、多くの学会もオンライン開催になったため、本研究費を予定通り使用できなかった。 筑波大学の川口純氏と帝京大学の大塲麻代氏と共に、2021年8月に、エチオピアおよびマラウイの教育省のインク...
❏貧困削減と切花輸出産業の発展:ケニアとエチオピアの事例(26301018)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真野 裕吉 一橋大学, 大学院経済学研究科, 講師 (40467064)
【キーワード】貧困削減 / 切花産業 / エチオピア / ケニア / 園芸作物 (他12件)
【概要】発展途上国の貧困削減はいまや世界的な重要課題である。付加価値の高い野菜や果物、花卉などを生産する園芸産業は、貧困層に対する雇用創出や所得改善の面から注目されている。我々は、貧困問題の深刻なサブサハラ・アフリカにおいて近年急速に成長する切花産業について独自の調査を繰り返し行い、企業や労働者に関する極めて貴重なパネルデータを収集した。最新の計量経済学的な手法により厳密に定量分析を行ったところ、切花産業...
❏NGO活動の作りだす流動的社会空間についての人類学的研究-エチオピアを事例として(25300049)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮脇 幸生 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (60174223)
【キーワード】NGO / 開発 / 国家 / アフリカ / エチオピア (他7件)
【概要】本研究では、エチオピアにおけるNGOの活動と国家による統制の現状を、1990年以降の開発途上国における世界的なNGOブームと、2000年以降におけるその退潮の政治経済的文脈の中でとらえたうえで、エチオピアにおけるNGOを統制する法律の施行の影響を分析した。さらにティグライ州・アムハラ州・オロミア州・南部諸 民族州、そしてウガンダの難民キャンプにおいてNGOとCBO(地域社会組織)の活動に関する事例...
【生物学】人類学:進化アフリカを含む研究件
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
【生物学】人類学:人類学アフリカを含む研究件
❏東アフリカにおける未来の人口高齢化を見据えた福祉とケア空間の学際的探究(18H03604)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】増田 研 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (20311251)
【キーワード】人口高齢化 / 東アフリカ / 人類学 / 社会福祉 / 人口動態サーベイ (他11件)
【概要】2019年度は年度当初の計画のうち、TICAD公式サイドイベントの開催と国内・国際学会での研究発表に注力した。当初計画のなかでケニアおよびエチオピアにおける調査許可の取得については、年度末に発生した新型コロナウィルスによるパンデミックの影響により渡航が不可能になったこと、および、現地研究機関が業務を停止していることにより、手続き等を進めることができなかった。 第7回アフリカ開発会議(TICAD V...
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
【生物学】人類学:人類進化アフリカを含む研究件
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
❏マイクロCTによる化石ホミニド・類人猿骨格の骨梁分析(16370104)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (00227828)
【キーワード】人類進化 / ロコモーション / 海綿骨 / 骨梁解析 / リモデリング (他15件)
【概要】化石類人猿・人類の運動様式を大腿骨骨頭の骨梁構造から明らかにする試みを行った。ケニア国立博物館に小型マイクロCTを輸送し、化石資料の精密CT撮影を行った。鉱物化の著しい資料が多かったが、少数だが分析可能な結果が得られた。もっとも良好な画像が得られた人類化石資料は、ボイセイ猿人(KNM-ER738)の大腿骨頭であった。類人猿化石に関しては、ナチョラピテクス資料の多くでは鮮明な画像が得られた。骨頭上部...
【生物学】人類学:ケニアアフリカを含む研究件
❏アフリカの「自然保護という名の土地収奪」をめぐる重層的ポリティクス(17H01937)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
【キーワード】自然保護 / 土地収奪 / green grab / 土地権利 / タンザニア (他9件)
【概要】アフリカの自然保護政策は、住民を排除してきた「要塞型自然保護」への反省として、1980年代に「住民主体の自然保護」へと転換した。しかしその実態は、住民から土地を奪っているとして、「自然保護という名の土地収奪」(green grab)と批判されている。本研究では、タンザニア・ケニア・ボツワナの事例をもとに、green grabの変容過程と地域コミュニティの対応を調査し、①境界線の長期可動性/短期可動...
❏アフリカの角・西インド洋地域における「海の安全保障」と地域協力(15K13000)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉木 明子 神戸学院大学, 法学部, 教授 (40368478)
【キーワード】海洋安全保障 / 海賊 / 海上犯罪 / グローバル・ガバナンス / 地域協力 (他10件)
【概要】本研究の目的はアフリカの角・西インド洋地域で発生している海上犯罪および安全保障に付随する諸問題に対処し、「海の安全保障」を実現するための方策を考察することである。ここでいう「海の安全保障」は非伝統的安全保障を含めた海洋の平和的・相互互恵的利用をさす。その実現には、関係諸国の統治・司法機能の強化が必要であり、本研究は当該地域の海上警備に関する多国間協力、海上犯罪・海上テロリズムに対する処罰、沿岸諸国...
❏貧困削減と切花輸出産業の発展:ケニアとエチオピアの事例(26301018)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真野 裕吉 一橋大学, 大学院経済学研究科, 講師 (40467064)
【キーワード】貧困削減 / 切花産業 / エチオピア / ケニア / 園芸作物 (他12件)
【概要】発展途上国の貧困削減はいまや世界的な重要課題である。付加価値の高い野菜や果物、花卉などを生産する園芸産業は、貧困層に対する雇用創出や所得改善の面から注目されている。我々は、貧困問題の深刻なサブサハラ・アフリカにおいて近年急速に成長する切花産業について独自の調査を繰り返し行い、企業や労働者に関する極めて貴重なパネルデータを収集した。最新の計量経済学的な手法により厳密に定量分析を行ったところ、切花産業...
【生物学】人類学:化石アフリカを含む研究件
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
❏マイクロCTによる化石ホミニド・類人猿骨格の骨梁分析(16370104)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (00227828)
【キーワード】人類進化 / ロコモーション / 海綿骨 / 骨梁解析 / リモデリング (他15件)
【概要】化石類人猿・人類の運動様式を大腿骨骨頭の骨梁構造から明らかにする試みを行った。ケニア国立博物館に小型マイクロCTを輸送し、化石資料の精密CT撮影を行った。鉱物化の著しい資料が多かったが、少数だが分析可能な結果が得られた。もっとも良好な画像が得られた人類化石資料は、ボイセイ猿人(KNM-ER738)の大腿骨頭であった。類人猿化石に関しては、ナチョラピテクス資料の多くでは鮮明な画像が得られた。骨頭上部...
【生物学】人類学:東アフリカアフリカを含む研究件
❏東アフリカの再エネ開発をめぐる社会的合意形成と土地利用再編の解明(20H04416)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】西崎 伸子 芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (40431647)
【キーワード】アフリカ / 再生可能エネルギー開発 / 社会的合意 / 自然保護 / 環境政策 (他6件)
【概要】
❏東アフリカにおける未来の人口高齢化を見据えた福祉とケア空間の学際的探究(18H03604)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】増田 研 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (20311251)
【キーワード】人口高齢化 / 東アフリカ / 人類学 / 社会福祉 / 人口動態サーベイ (他11件)
【概要】2019年度は年度当初の計画のうち、TICAD公式サイドイベントの開催と国内・国際学会での研究発表に注力した。当初計画のなかでケニアおよびエチオピアにおける調査許可の取得については、年度末に発生した新型コロナウィルスによるパンデミックの影響により渡航が不可能になったこと、および、現地研究機関が業務を停止していることにより、手続き等を進めることができなかった。 第7回アフリカ開発会議(TICAD V...
❏発掘調査から解明する人類・アフリカ類人猿系統と旧世界ザルの競合進化(16H02757)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】中新世 / 化石霊長類 / 進化 / アフリカ / ナカリピテクス (他16件)
【概要】1000万年前に形成されたナカリ層(ケニア)の発掘調査を行い、得た化石資料からこの地域に同時期に棲息していた霊長類の多様性、及び環境利用における競合の程度を推定した。ナカリ層からは、人類と現在のアフリカ類人猿の共通祖先に近いと考えられるナカリピテクスが知られているが、他に2種の大小類人猿を発見した。これらの化石と共にオナガザル科の化石が多数得られている。類人猿とオナガザルの歯のエナメル質の酸素と炭...
【工学】土木工学:アジア・アフリカアフリカを含む研究件
❏アジア・アフリカの開発学ー日本の開発協力経験に基づくフィールドからの体系化(20H04399)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐藤 仁 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50313010)
【キーワード】アジアの開発学 / 政府開発援助 / アジア / アフリカ / 開発学 (他9件)
【概要】コロナの影響で当初予定していた現地調査に基づく研究が全く実施できなかったが、それでも文献調査に基づく研究と、隔月で定期的に実施してきた研究会(ODAの歴史と未来)の開催、研究会の内容のHPでの公開を実施した。また最終年度の成果発表に向けて、英文刊行の企画書を完成させ、現在、出版社と出版交渉を行っている。具体的には、「アジア・アフリカの開発学」を構想するにあたり、まずは日本の開発業界で広く用いられて...
❏民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究(18H03624)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
【キーワード】暴力 / グローバル化 / 少数派排除 / アジア・アフリカ / 民主主義 (他13件)
【概要】今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海...
❏アジア・アフリカ幹線道路網における舗装劣化モデルの構築と維持管理法の提案(26303008)
【研究テーマ】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大島 義信 国立研究開発法人土木研究所, その他部局等, 研究員 (10362451)
【キーワード】舗装 / アジア / アフリカ / IRI / 簡易計測 (他11件)
【概要】本研究では,アフリカ地域においてケニア,タンザニア,ウガンダの三カ国,アジア地域においてカンボジア,ミャンマ,ラオスの三カ国を対象として,道路の劣化状態表すラフネス指標に関するデータベースの構築と,地域ごとの劣化モデルの構築と,劣化メカニズムの解明を目的としている.その結果,都市部など交通量の多い幹線道路では劣化の進行が速く,また補修されるタイミングも早いことが明らかとなった.さらに,劣化予測モデ...
【工学】土木工学:イスラームアフリカを含む研究件
❏グローバル化と暴力に関する政治学的研究(23243019)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大串 和雄 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90211101)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 平和構築 / 移行期正義 / パワーシェアリング (他22件)
【概要】本研究は、現代世界の武力紛争と犯罪について、グローバル化、アイデンティティ、デモクラシーという3つのテーマを軸にしてその実態を解明するとともに、実態に即した平和政策を検討した。武力紛争はアイデンティティとの絡みを中心に研究し、犯罪については東南アジアの人身取引をめぐる取り組みと、中央アメリカの暴力的犯罪を中心に取り上げた。平和政策では平和構築概念の軌跡、「多極共存型パワー・シェアリング」、移行期正...
❏1980年代世界の同時代史的研究(17202014)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】南塚 信吾 法政大学, 国際文化学部, 教授 (50055315)
【キーワード】国際関係史 / 世界史 / 社会主義 / イスラム / 新自由主義 (他29件)
【概要】本研究は、1980年代の世界史を、いわば輪切りにして同時代史的に分析し、それを一つの有機的に繋がる世界史として認識する視座と方法を探り出すことを目的とした。そして、まず、現代に繋がるグローバルな諸問題を確認した。それは、(1) グローバリゼーションの過程の始まり、(2) ネオリベラリズムの登場とIMFモデルの神格化、(3) 市民社会論の台頭、(4) IT革命、(5) 大量の人の移動などである。次い...
【工学】土木工学:マイノリティアフリカを含む研究件
❏民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究(18H03624)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
【キーワード】暴力 / グローバル化 / 少数派排除 / アジア・アフリカ / 民主主義 (他13件)
【概要】今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海...
❏アフリカの少数民族による文化/自然の観光資源化と「住民参加」の新展開(26300012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 観光 / 住民参加 / 開発 / 自然保護 (他18件)
【概要】アフリカにおいて、観光は最も急速に成長している産業であり、経済発展だけでなく、エンパワーメントや文化保全、環境保護などにも貢献すると期待されてきた。本研究では、アフリカ各地の住民参加型のエコツーリズムや民族文化観光をフイールドワークに基づいて検討した結果、観光は地域の問題解決に部分的に貢献しているが、観光客を受け入れる少数民族の側からみれば「万能薬」とはいいがたいことが明らかになった。むしろ少数民...
【工学】総合工学:マルチエージェントシミュレーションアフリカを含む研究件
❏アフリカにおけるミクロな紛争のマクロ化:現地調査に基づいたシミュレーション解析(15KT0137)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2018-03-31
【研究代表者】阪本 拓人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40456182)
【キーワード】紛争 / アフリカ / マルチエージェント・シミュレーション / 土地 / 平和構築 (他7件)
【概要】現代の武力紛争では、国家の統治と統合を脅かす「マクロ」な紛争と、共同体レベルの「ミクロ」な紛争とが、しばしば密接不可分に展開する。本研究は、国際関係論研究者・人類学者・地域研究者の緊密な連携のもと、アフリカを事例に、現地調査とコンピュータ・シミュレーションを統合的に活用しながら、紛争のこうした複合的な実態を分析する研究を行った。その成果は、現代アフリカにおける紛争の多様な側面を明らかにする多数の学...
❏北東アフリカにおける牧畜民の持続可能性と国際協力:情報技術を活用した広域的分析(14J09525)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2014-04-25 - 2017-03-31
【研究代表者】
【キーワード】牧畜民 / アフリカ / マルチエージェント・シミュレーション / 衛星画像解析 / 国際協力 (他6件)
【概要】2016年度は、概ね計画通り研究を実施することができた。まず、牧畜民の移動と土地利用をシミュレートしたエージェントベース・モデルについては、実データとの接合をさらに進めた。すなわち、従来用いてきた衛星画像に加え、昨年ケニアで行った現地調査で得た牧畜民ポコットのキャンプ地のGPSデータを用いて、モデルのパラメータをより現実に整合的な振る舞いをもたらす値にカリブレートした。その上で、乾燥地における土地...
❏破綻国家の生成・再建と越境関係:MASとGISの結合(24730139)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】阪本 拓人 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 日本学術振興会特別研究員 (40456182)
【キーワード】破綻国家 / 紛争 / 平和構築 / マルチエージェント・シミュレーション / 地理情報システム (他6件)
【概要】武力紛争に伴う国家の領域的まとまりの喪失という問題を、マルチエージェント・シミュレーション(以下MAS)と地理情報システム(以下GIS)を統合的に活用することで実験的に分析してきた。 特に、本研究では、スーダンやソマリアといった北東アフリカ地域の国々を事例に、国境を越える様々なアクターからの影響(たとえば、財政援助、平和構築活動、ゲリラ浸透など)が紛争の空間動態にいかに作用するかに焦点をあてた分析...
【工学】総合工学:ベトナムアフリカを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏市場制度の発達に関する比較経済発展史的研究:アフリカの米を例にして(25245038)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】櫻井 武司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40343769)
【キーワード】比較経済発達史 / 市場制度 / 米 / アフリカ / マダガスカル (他13件)
【概要】アフリカのマダガスカル、ガーナ、ナイジェリア3カ国を対象に、米取引に係わる市場制度、とりわけ米の品質がどのように価格に反映されるかについて研究した。比較対象に明治期以降の日本における米市場の発達や現在のアジア諸国の米市場を取り上げ、比較経済発展史の観点から分析をしたことが本研究の特徴である。アフリカの3カ国では、観察できる品質(砕け米、色、夾雑物など)が米の価格に影響することが確認できた。しかし、...
【工学】総合工学:持続可能性アフリカを含む研究件
❏北東アフリカにおける牧畜民の持続可能性と国際協力:情報技術を活用した広域的分析(14J09525)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2014-04-25 - 2017-03-31
【研究代表者】
【キーワード】牧畜民 / アフリカ / マルチエージェント・シミュレーション / 衛星画像解析 / 国際協力 (他6件)
【概要】2016年度は、概ね計画通り研究を実施することができた。まず、牧畜民の移動と土地利用をシミュレートしたエージェントベース・モデルについては、実データとの接合をさらに進めた。すなわち、従来用いてきた衛星画像に加え、昨年ケニアで行った現地調査で得た牧畜民ポコットのキャンプ地のGPSデータを用いて、モデルのパラメータをより現実に整合的な振る舞いをもたらす値にカリブレートした。その上で、乾燥地における土地...
❏土地法における法の支配の改善が社会発展に与える影響に関する開発法学的研究(25380004)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】雨宮 洋美 富山大学, 経済学部, 准教授 (90401794)
【キーワード】慣習法 / 開発 / 土地所有権 / 土地改革 / 持続可能な社会 (他19件)
【概要】科研(B) [187030004]によるアフリカの実態調査に基づきアジア特にはモンゴルの土地所有制度を調査した。アフリカで失敗に終わった遊牧民に対する定着化政策は、モンゴルに影響を与え、急激な定着化・個人所有権の確定というやり方は踏襲されていないものの、現在は国際援助ドナー主導のプロジェクトよるコミュニティベースの自然資源管理という名目により実質的な牧地に対する個人的所有権確定がなされている。結果...
【農学】農業工学:NGOアフリカを含む研究件
❏国際難民保護レジームの課題と挑戦ー当事者性の回復をめぐる理論・実証研究(20H01467)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】堀井 里子 国際教養大学, 国際教養学部, 准教授 (30725859)
【キーワード】難民保護 / 国際機構・地域機構 / 帰還 / 人道支援 / 市民社会 (他16件)
【概要】初年度は、各メンバーの調査内容および本科研プロジェクト全体の鍵概念などについて話し合った。具体的には、2回の研究会をオンラインで行い、ワークショップを開催した。 一回目の研究会は6月にオンライン開催した。そこでは本科研の趣旨、期間内で行う活動目標や成果、全体スケジュールについて意見交換・共有を図った。また、各自の研究調査の見通しなどについて話し合った。第二回研究会はオンラインで12月に実施した。議...
❏NGO活動の作りだす流動的社会空間についての人類学的研究-エチオピアを事例として(25300049)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】宮脇 幸生 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (60174223)
【キーワード】NGO / 開発 / 国家 / アフリカ / エチオピア (他7件)
【概要】本研究では、エチオピアにおけるNGOの活動と国家による統制の現状を、1990年以降の開発途上国における世界的なNGOブームと、2000年以降におけるその退潮の政治経済的文脈の中でとらえたうえで、エチオピアにおけるNGOを統制する法律の施行の影響を分析した。さらにティグライ州・アムハラ州・オロミア州・南部諸 民族州、そしてウガンダの難民キャンプにおいてNGOとCBO(地域社会組織)の活動に関する事例...
【農学】農業工学:市民社会アフリカを含む研究件
❏国際難民保護レジームの課題と挑戦ー当事者性の回復をめぐる理論・実証研究(20H01467)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】堀井 里子 国際教養大学, 国際教養学部, 准教授 (30725859)
【キーワード】難民保護 / 国際機構・地域機構 / 帰還 / 人道支援 / 市民社会 (他16件)
【概要】初年度は、各メンバーの調査内容および本科研プロジェクト全体の鍵概念などについて話し合った。具体的には、2回の研究会をオンラインで行い、ワークショップを開催した。 一回目の研究会は6月にオンライン開催した。そこでは本科研の趣旨、期間内で行う活動目標や成果、全体スケジュールについて意見交換・共有を図った。また、各自の研究調査の見通しなどについて話し合った。第二回研究会はオンラインで12月に実施した。議...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏アフリカ諸国における「民主化」の帰結:その批判的再検討(16530078)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教授 (70251311)
【キーワード】民主化 / アフリカ / 制度 / 市民社会 / 政治体制 (他9件)
【概要】比較政治学、およびアフリカ地域研究における近年の「民主化」研究の潮流を把握する作業を行うため、多くの文献調査を実施し、「民主化」を経て形成された政治体制を、それだけで民主主義体制と判断する考え方に関しては一定の留保を伴わざるを得ないという議論が多く見受けられること、さらにこの問題については、制度・構造両面から検討を加えるほかに、アフリカにおける「国家形成」という課題との連関で検討する必要性に言及す...
【農学】社会経済農学:貧困アフリカを含む研究件
❏アフリカ農村部におけるリプロダクティブヘルス・母子保健フィールド実験(19H00590)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高崎 善人 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00334029)
【キーワード】開発経済学 / COVID-19 / 健康 / 障害 / 貧困 (他10件)
【概要】本研究の目的は、斬新なフィールド実験を行うことで、発展途上国の貧困女性の健康管理行動を深く理解し、母子健康管理の利用を促進する介入をデザインすることである。初年度の終わりにCOVID-19が発生し、途上国貧困層の脆弱性が顕著となった。COVID-19により貧困層の健康、生計、生活がどのように影響を受けたかを検証することは、エビデンスに基づく政策に不可欠である。本研究は、この大きな環境変化に対応する...
❏都市の食遷移と食料安全保障・環境持続可能性との関連について:アフリカの事例(17H05037)
【研究テーマ】社会・開発農学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】Gasparatos Alex 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (20726369)
【キーワード】食遷移 / 都市 / サハラ以南のアフリカ / 料理用コンロ / 貧困 (他11件)
【概要】このプロジェクトでは、システマティックレビュー、家庭調査、専門家へのインタビューを通じて、アフリカの都市における食生活の変化の特徴、要因、影響について調査した。調査では、都市における非常に多様な食生活の変化が確認され、超加工食品(UPF)や肉製品の消費が増加していることが特徴的であった。これは社会の貧困層が購入できる安価な食品を輸入する傾向にあるスーパーマーケット・チェーンの急増によって、この種の...
❏アフリカにおけるメディアの発展と社会変容(17310150)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大林 稔 龍谷大学, 経済学部, 教授 (70257822)
【キーワード】アフリカ / メディア / 情報アクセス / 民主化 / 紛争 (他6件)
【概要】本研究は、現代アフリカ社会のダイナミズムにおけるメディアの位置と機能を確定するための基礎的作業であり、90年代以降のアフリカの構造変化に、メディアの発展がどのような影響を及ぼしているかを検証するものである。 上記の研究目標達成のため、サハラ以南アフリカ数カ国(フランス語圏二カ国を含む)で、現地研究者の協力を得て進められた。アフリカにおけるメディアの発展史の整理、政治・社会的発展、特に民主化・紛争・...
【農学】社会経済農学:経済発展アフリカを含む研究件
❏ガーナのパイナップル産業の発展(23730271)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鈴木 綾 東京大学, 新領域創成科学研究科, 講師 (20537138)
【キーワード】経済発展 / 産業発展 / ミクロ経済分析 / 貧困削減 / リスク (他10件)
【概要】サブサハラアフリカにおいて近年発展を遂げている園芸産業は、貧困削減への役割から多くの注目を集めているが、その効果を定量的に示したものは少なく、特にリスクの重要性に焦点を当てたものは少ない。本研究では、農家のリスク選好を測定するゲームを行い、リスク選好が市場退出の決断に影響を及ぼすかを検証した。その結果、a)リスク回避的であれば退出の確率が高まること、b)EU市場での需要の変化がそれ以降のパイナップ...
❏プロアクティブな産業政策の定式化と応用(22243027)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】大野 健一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (40240684)
【キーワード】産業政策 / アフリカ / アジア / 政策学習 / 政策対話 (他16件)
【概要】市場経済やグローバル化と矛盾しない産業振興を「プロアクティブな産業政策」と定義し、東アジアを中心にそのような政策事例を収集・比較したうえで、その具体的な内容、つくり方、組織、文書などを解説する英文・和文の書物を出版した。また研究成果を現実の開発政策に適用するために、本学が国際協力機構(JICA)等と共同で実施しているエチオピア政府およびベトナム政府との産業政策対話において、カイゼン、官民協力、行動...
【農学】社会経済農学:インドアフリカを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【農学】社会経済農学:少数民族アフリカを含む研究件
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏アフリカの少数民族による文化/自然の観光資源化と「住民参加」の新展開(26300012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 観光 / 住民参加 / 開発 / 自然保護 (他18件)
【概要】アフリカにおいて、観光は最も急速に成長している産業であり、経済発展だけでなく、エンパワーメントや文化保全、環境保護などにも貢献すると期待されてきた。本研究では、アフリカ各地の住民参加型のエコツーリズムや民族文化観光をフイールドワークに基づいて検討した結果、観光は地域の問題解決に部分的に貢献しているが、観光客を受け入れる少数民族の側からみれば「万能薬」とはいいがたいことが明らかになった。むしろ少数民...
【農学】社会経済農学:ガーナアフリカを含む研究件
❏ポストEFA教育政策立案に資する「正コーホート法」による修学実態の国際比較研究(26257114)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】関谷 武司 関西学院大学, 国際学部, 教授 (50309621)
【キーワード】縦断的データ / 修学状況 / 国際協力 / 中南米 / アフリカ (他18件)
【概要】開発途上国における個々の子どもたちの修学実態を明らかにするために、縦断的データを用いて正コーホート分析を実施した結果、学校・家庭・社会経済的要因、国家教育政策等の影響は、子どもたちの修学パターンに現れていると考えられた。例えば、ミャンマーでは社会経済的地位(SES)の高い学校と比較してSESの低い学校の方が、修学状況が芳しくなく、オーバーエイジによる負の影響も受けやすいことが分かった。また、ネパー...
❏市場制度の発達に関する比較経済発展史的研究:アフリカの米を例にして(25245038)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】櫻井 武司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40343769)
【キーワード】比較経済発達史 / 市場制度 / 米 / アフリカ / マダガスカル (他13件)
【概要】アフリカのマダガスカル、ガーナ、ナイジェリア3カ国を対象に、米取引に係わる市場制度、とりわけ米の品質がどのように価格に反映されるかについて研究した。比較対象に明治期以降の日本における米市場の発達や現在のアジア諸国の米市場を取り上げ、比較経済発展史の観点から分析をしたことが本研究の特徴である。アフリカの3カ国では、観察できる品質(砕け米、色、夾雑物など)が米の価格に影響することが確認できた。しかし、...
❏ガーナのパイナップル産業の発展(23730271)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鈴木 綾 東京大学, 新領域創成科学研究科, 講師 (20537138)
【キーワード】経済発展 / 産業発展 / ミクロ経済分析 / 貧困削減 / リスク (他10件)
【概要】サブサハラアフリカにおいて近年発展を遂げている園芸産業は、貧困削減への役割から多くの注目を集めているが、その効果を定量的に示したものは少なく、特にリスクの重要性に焦点を当てたものは少ない。本研究では、農家のリスク選好を測定するゲームを行い、リスク選好が市場退出の決断に影響を及ぼすかを検証した。その結果、a)リスク回避的であれば退出の確率が高まること、b)EU市場での需要の変化がそれ以降のパイナップ...
【農学】社会経済農学:食料安全保障アフリカを含む研究件
❏食と栄養の安全保障―世帯と地域のレジリアンス(20H00440)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】梅津 千恵子 京都大学, 農学研究科, 研究員 (40294251)
【キーワード】気候変動 / 食料システム / 栄養 / 食料安全保障 / アフリカ
【概要】
❏都市の食遷移と食料安全保障・環境持続可能性との関連について:アフリカの事例(17H05037)
【研究テーマ】社会・開発農学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】Gasparatos Alex 東京大学, 未来ビジョン研究センター, 准教授 (20726369)
【キーワード】食遷移 / 都市 / サハラ以南のアフリカ / 料理用コンロ / 貧困 (他11件)
【概要】このプロジェクトでは、システマティックレビュー、家庭調査、専門家へのインタビューを通じて、アフリカの都市における食生活の変化の特徴、要因、影響について調査した。調査では、都市における非常に多様な食生活の変化が確認され、超加工食品(UPF)や肉製品の消費が増加していることが特徴的であった。これは社会の貧困層が購入できる安価な食品を輸入する傾向にあるスーパーマーケット・チェーンの急増によって、この種の...
❏環境変動に対する農村地域の対処戦略とレジリアンスに関する研究(23310027)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】梅津 千惠子 長崎大学, 大学院水産・環境科学総合研究科, 教授 (40294251)
【キーワード】レジリアンス / 食料安全保障 / 環境変動 / 環境政策 / 農村開発 (他10件)
【概要】ザンビア南部州において食料安全保障とレジリアンスについての実証分析を行い、栄養や農外収入などの多面的適応能力の醸成による包括的食料安全保障の重要性を示唆した。天候保険の購入により作付面積が広くなることや播種時期が早まることがわかった.農民の食物摂取は国際基準と比べてエネルギー摂取量が不足していること、動物性たんぱく質摂取量が少ないことが明らかになった。サツマイモなどの代替作物は食料供給に重要な役割...
【農学】社会経済農学:グローバル化アフリカを含む研究件
❏民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究(18H03624)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
【キーワード】暴力 / グローバル化 / 少数派排除 / アジア・アフリカ / 民主主義 (他13件)
【概要】今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海...
❏グローバル化と暴力に関する政治学的研究(23243019)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大串 和雄 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90211101)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 平和構築 / 移行期正義 / パワーシェアリング (他22件)
【概要】本研究は、現代世界の武力紛争と犯罪について、グローバル化、アイデンティティ、デモクラシーという3つのテーマを軸にしてその実態を解明するとともに、実態に即した平和政策を検討した。武力紛争はアイデンティティとの絡みを中心に研究し、犯罪については東南アジアの人身取引をめぐる取り組みと、中央アメリカの暴力的犯罪を中心に取り上げた。平和政策では平和構築概念の軌跡、「多極共存型パワー・シェアリング」、移行期正...
❏グローバル化がもたらすローカルな政治的影響に関する実証研究:アフリカの事例(11720044)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】遠藤 貢 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (70251311)
【キーワード】グローバル化 / アフリカ / 市民社会 / 国際犯罪
【概要】本研究の最終年度となる今年度は、一方で継続的に関連資料の収集を進め、他方では資料の分析を進め、研究の成果の一部を論文の形で発表している。そのうち「変革期世界とアフリカ」は、文献をサーヴェイし今後のアフリカ政治研究における「外の」世界との関係をどのように関連付けていくかに関して、展望を含めた方向性を提示し、今後の更なる課題を問いかけている。ここでは、昨年度の報告書でも提示したように、アフリカの文脈で...
【農学】社会経済農学:旧社会主義国アフリカを含む研究件
❏土地法における法の支配の改善が社会発展に与える影響に関する開発法学的研究(25380004)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】雨宮 洋美 富山大学, 経済学部, 准教授 (90401794)
【キーワード】慣習法 / 開発 / 土地所有権 / 土地改革 / 持続可能な社会 (他19件)
【概要】科研(B) [187030004]によるアフリカの実態調査に基づきアジア特にはモンゴルの土地所有制度を調査した。アフリカで失敗に終わった遊牧民に対する定着化政策は、モンゴルに影響を与え、急激な定着化・個人所有権の確定というやり方は踏襲されていないものの、現在は国際援助ドナー主導のプロジェクトよるコミュニティベースの自然資源管理という名目により実質的な牧地に対する個人的所有権確定がなされている。結果...
❏競争的権威主義体制の比較研究(24330035)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松里 公孝 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (20240640)
【キーワード】競争的権威主義体制 / 旧社会主義国 / 東南アジア / 南米 / アラブ諸国 (他16件)
【概要】冷戦終了後、世界の諸地域に広がりを見せている競争的権威主義体制の研究は国際的にもブームとなっていたが、そこでは、アジアの事例が少ない、機構論が弱い、地域紛争との関連が明らかにされていないなどの弱点があった。これら弱点を克服するために、本研究は、旧共産圏、東南アジア、アラブ諸国、アフリカ、南米を専門とする政治学者を結集して比較研究を行った。毎年2回の研究会と現地調査を行い、海外で活発に研究発表した。...
【農学】社会経済農学:農業アフリカを含む研究件
❏土地法における法の支配の改善が社会発展に与える影響に関する開発法学的研究(25380004)
【研究テーマ】基礎法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】雨宮 洋美 富山大学, 経済学部, 准教授 (90401794)
【キーワード】慣習法 / 開発 / 土地所有権 / 土地改革 / 持続可能な社会 (他19件)
【概要】科研(B) [187030004]によるアフリカの実態調査に基づきアジア特にはモンゴルの土地所有制度を調査した。アフリカで失敗に終わった遊牧民に対する定着化政策は、モンゴルに影響を与え、急激な定着化・個人所有権の確定というやり方は踏襲されていないものの、現在は国際援助ドナー主導のプロジェクトよるコミュニティベースの自然資源管理という名目により実質的な牧地に対する個人的所有権確定がなされている。結果...
❏ガーナのパイナップル産業の発展(23730271)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鈴木 綾 東京大学, 新領域創成科学研究科, 講師 (20537138)
【キーワード】経済発展 / 産業発展 / ミクロ経済分析 / 貧困削減 / リスク (他10件)
【概要】サブサハラアフリカにおいて近年発展を遂げている園芸産業は、貧困削減への役割から多くの注目を集めているが、その効果を定量的に示したものは少なく、特にリスクの重要性に焦点を当てたものは少ない。本研究では、農家のリスク選好を測定するゲームを行い、リスク選好が市場退出の決断に影響を及ぼすかを検証した。その結果、a)リスク回避的であれば退出の確率が高まること、b)EU市場での需要の変化がそれ以降のパイナップ...
【医歯薬学】境界医学:人権アフリカを含む研究件
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
❏グローバル化と暴力に関する政治学的研究(23243019)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大串 和雄 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90211101)
【キーワード】紛争 / 暴力 / 平和構築 / 移行期正義 / パワーシェアリング (他22件)
【概要】本研究は、現代世界の武力紛争と犯罪について、グローバル化、アイデンティティ、デモクラシーという3つのテーマを軸にしてその実態を解明するとともに、実態に即した平和政策を検討した。武力紛争はアイデンティティとの絡みを中心に研究し、犯罪については東南アジアの人身取引をめぐる取り組みと、中央アメリカの暴力的犯罪を中心に取り上げた。平和政策では平和構築概念の軌跡、「多極共存型パワー・シェアリング」、移行期正...
【医歯薬学】社会医学:民主主義アフリカを含む研究件
❏民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究(18H03624)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
【キーワード】暴力 / グローバル化 / 少数派排除 / アジア・アフリカ / 民主主義 (他13件)
【概要】今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
【医歯薬学】社会医学:世界史アフリカを含む研究件
❏「循環」を問い直す―物質・文化・環境を繋ぐグローバルヒストリー(19KK0015)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2025-03-31
【研究代表者】杉浦 未樹 法政大学, 経済学部, 教授 (30438783)
【キーワード】グローバルヒストリ― / 循環 / マテリアリティ / 環境史 / 文化 (他15件)
【概要】イギリスのウォーリック大学のグローバルヒストリ―・カルチャー・センターに所属する研究者と日本の研究者との間のグローバルヒストリ―を推進する本研究は、本年度も引き続き、オンラインミーティングを中心とした交流を行った。 史料討論班A(17~19世紀を対象)は、グローバルヒストリ―における区分や分類を再検討する課題を具現化した第一回全体会議を2021年5月24日に行った。11名の参加者による発表に対し、...
❏兵士・労働者・女性の植民地間移動にかんする研究(23242033)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】永原 陽子 京都大学, 文学研究科, 教授 (90172551)
【キーワード】植民地 / 植民地兵 / 移動 / 戦争 / 世界史 (他8件)
【概要】本研究は、20世紀の戦争において植民地と他の植民地との間を移動した人々(兵士・軍夫、軍に関連する労働者、「売春婦」等の女性)に着目し、とくに世紀転換期から第一次世界大戦期を中心に、これらの人々の移動のメカニズム、移動先での業務と生活の実態、様々な出自の人々との接触の内容、移動の経験が帰還後の出身地社会においてもった意味、などについて検討した。その結果、植民地の場における労働と戦争動員との連続性(「...
❏1980年代世界の同時代史的研究(17202014)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】南塚 信吾 法政大学, 国際文化学部, 教授 (50055315)
【キーワード】国際関係史 / 世界史 / 社会主義 / イスラム / 新自由主義 (他29件)
【概要】本研究は、1980年代の世界史を、いわば輪切りにして同時代史的に分析し、それを一つの有機的に繋がる世界史として認識する視座と方法を探り出すことを目的とした。そして、まず、現代に繋がるグローバルな諸問題を確認した。それは、(1) グローバリゼーションの過程の始まり、(2) ネオリベラリズムの登場とIMFモデルの神格化、(3) 市民社会論の台頭、(4) IT革命、(5) 大量の人の移動などである。次い...
【医歯薬学】社会医学:国際協力アフリカを含む研究件
❏北東アフリカにおける牧畜民の持続可能性と国際協力:情報技術を活用した広域的分析(14J09525)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2014-04-25 - 2017-03-31
【研究代表者】
【キーワード】牧畜民 / アフリカ / マルチエージェント・シミュレーション / 衛星画像解析 / 国際協力 (他6件)
【概要】2016年度は、概ね計画通り研究を実施することができた。まず、牧畜民の移動と土地利用をシミュレートしたエージェントベース・モデルについては、実データとの接合をさらに進めた。すなわち、従来用いてきた衛星画像に加え、昨年ケニアで行った現地調査で得た牧畜民ポコットのキャンプ地のGPSデータを用いて、モデルのパラメータをより現実に整合的な振る舞いをもたらす値にカリブレートした。その上で、乾燥地における土地...
❏ポストEFA教育政策立案に資する「正コーホート法」による修学実態の国際比較研究(26257114)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】関谷 武司 関西学院大学, 国際学部, 教授 (50309621)
【キーワード】縦断的データ / 修学状況 / 国際協力 / 中南米 / アフリカ (他18件)
【概要】開発途上国における個々の子どもたちの修学実態を明らかにするために、縦断的データを用いて正コーホート分析を実施した結果、学校・家庭・社会経済的要因、国家教育政策等の影響は、子どもたちの修学パターンに現れていると考えられた。例えば、ミャンマーでは社会経済的地位(SES)の高い学校と比較してSESの低い学校の方が、修学状況が芳しくなく、オーバーエイジによる負の影響も受けやすいことが分かった。また、ネパー...
❏アフリカ諸国の教育改革への取り組みと国際協力のあり方に関する比較研究(14401005)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】澤村 信英 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / アフリカ / 国際協力 / 開発援助 / 教育改革 (他8件)
【概要】本研究は、アフリカ地域のケニアを中心に、教育改革をはじめとする教育開発の過程と国際協力の役割や効果を比較研究し、日本の対アフリカ教育協力に新しい展望を拓くものである。その内容は、自助努力に対する支援という日本の援助理念に直接的、間接的に関係する研究、および学校レベルの事例から国や地域全体の教育課題について、新たな視点から諸問題を掘り起こした研究の2つが主流になっている。 研究の方法論から見れば、大...
【医歯薬学】社会医学:経済政策アフリカを含む研究件
❏開発途上国におけるデジタル技術の活用と情報格差の是正:SNSを用いた社会実験(17H04781)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】デジタル技術 / 社会実験 / 情報の非対称性 / アフリカ / 技術伝播 (他12件)
【概要】Social Networking Service (SNS)を用いた情報発信が、開発途上国における情報の非対称性の是正に与える影響を検証するため、エチオピアにおいて、ランダム化比較試験(RCT: Randomized Controlled Trial)を用いた社会実験を行った。具体的には、SNSの一種であるFacebookを用いて、農産物の市場価格をランダムで抽出された農家に対して情報の提供を行...
❏ガーナのパイナップル産業の発展(23730271)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鈴木 綾 東京大学, 新領域創成科学研究科, 講師 (20537138)
【キーワード】経済発展 / 産業発展 / ミクロ経済分析 / 貧困削減 / リスク (他10件)
【概要】サブサハラアフリカにおいて近年発展を遂げている園芸産業は、貧困削減への役割から多くの注目を集めているが、その効果を定量的に示したものは少なく、特にリスクの重要性に焦点を当てたものは少ない。本研究では、農家のリスク選好を測定するゲームを行い、リスク選好が市場退出の決断に影響を及ぼすかを検証した。その結果、a)リスク回避的であれば退出の確率が高まること、b)EU市場での需要の変化がそれ以降のパイナップ...
❏切花産業のミクロ開発経済分析:ケニアとエチオピアの事例(23402032)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】山野 峰 政策研究大学院大学, 政策研究科, 客員教授 (80377142)
【キーワード】ケニア / エチオピア / 園芸農業 / 小規模農家 / 経済政策 (他9件)
【概要】近年、発展途上国における貧困削減の手段の一つとして、付加価値の高い野菜や果物、花卉などの園芸産業が果たす雇用創出や外貨獲得などの役割に期待が高まっているが、企業・農園レベルのデータを用いた実証分析は著しく乏しい。そのギャップを埋めるため、本研究では、ケニアとエチオピアの切花産業を取り上げ、発展の背景やその障壁などを探ることを目的とし、企業・農園主を対象としたインタビューによるデータ収集およびその解...
【医歯薬学】社会医学:グローバリゼーションアフリカを含む研究件
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏1980年代世界の同時代史的研究(17202014)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】南塚 信吾 法政大学, 国際文化学部, 教授 (50055315)
【キーワード】国際関係史 / 世界史 / 社会主義 / イスラム / 新自由主義 (他29件)
【概要】本研究は、1980年代の世界史を、いわば輪切りにして同時代史的に分析し、それを一つの有機的に繋がる世界史として認識する視座と方法を探り出すことを目的とした。そして、まず、現代に繋がるグローバルな諸問題を確認した。それは、(1) グローバリゼーションの過程の始まり、(2) ネオリベラリズムの登場とIMFモデルの神格化、(3) 市民社会論の台頭、(4) IT革命、(5) 大量の人の移動などである。次い...
【医歯薬学】社会医学:東南アジアアフリカを含む研究件
❏民主主義体制における少数派排除のグローバル化―アジア・アフリカの比較研究(18H03624)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】中溝 和弥 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (90596793)
【キーワード】暴力 / グローバル化 / 少数派排除 / アジア・アフリカ / 民主主義 (他13件)
【概要】今年度の研究実績の柱は四つある。第一が、国内外での研究活動、第二が、イギリスとの共同プロジェクトの推進、第三が、大学院生を対象とした講義の実施、第四がインド総選挙調査の実施と選挙分析である。 第一については、まず、国内では京都大学で研究会を2019年6月に開催したのち、2019年11月のアジア政経学会秋季大会において自由応募分科会「2019年インド総選挙と民主主義の将来」を企画し、科研メンバー(海...
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
【医歯薬学】歯学:CTアフリカを含む研究件
❏アフリカ人類・類人猿化石の高精細CTデータの取得と比較形態解析(19207019)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00227828)
【キーワード】化石 / 進化 / ヒト科 / ヒト上科 / アフリカ (他17件)
【概要】本研究は、初期人類の進化史研究上、最も重要な調査地である東アフリカのエチオピアとケニアにおいて、国外持ち出しが容易ではない貴重化石資料を小型CTにより精密撮影し、化石類人猿から人類への進化の様相を新しい視点から解明することを目的とした。研究対象は、エチオピアでは、ラミダス猿人、カダバ猿人、チョローラピテクス、ケニアではホモ・ハビリス、ナカリピテクス等の化石人類、類人猿であった。この研究により、化石...
❏マイクロCTによる化石ホミニド・類人猿骨格の骨梁分析(16370104)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】中務 真人 (中務 眞人) 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (00227828)
【キーワード】人類進化 / ロコモーション / 海綿骨 / 骨梁解析 / リモデリング (他15件)
【概要】化石類人猿・人類の運動様式を大腿骨骨頭の骨梁構造から明らかにする試みを行った。ケニア国立博物館に小型マイクロCTを輸送し、化石資料の精密CT撮影を行った。鉱物化の著しい資料が多かったが、少数だが分析可能な結果が得られた。もっとも良好な画像が得られた人類化石資料は、ボイセイ猿人(KNM-ER738)の大腿骨頭であった。類人猿化石に関しては、ナチョラピテクス資料の多くでは鮮明な画像が得られた。骨頭上部...
【医歯薬学】看護学:地域研究アフリカを含む研究件
❏アフリカ・アジア諸国における教育の普遍化と格差に関する国際比較研究(19H00620)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育社会学 / 国際開発学 / 地域研究 / 教育格差 / アフリカ (他8件)
【概要】本研究の全体目的は、初等・中等教育の普遍化が進展する一方で、種々の国内格差が生起している現実において、その普遍化と格差の構造を解明することである。より具体的には、次の3つの研究目的を設定し、段階的に実行する。①教育の普遍化が進展するなかでの格差の類型化と社会構造の把握、②教育格差を是正するための政策・実践例の抽出と成功要因・課題・発展性の分析、③政策的示唆・含意、実践上の課題の整理、および公正で質...
❏アフリカ遊動社会における接合型レジリアンス探求による人道支援・開発ギャップの克服(18H03606)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】湖中 真哉 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (30275101)
【キーワード】レジリエンス / 開発 / 人道支援 / 遊動民 / 地域研究 (他8件)
【概要】本科研プロジェクトでは、当初、2020年度に国際会議を主催して中間成果報告を実施する予定であったが、海外研究協力者とメール会議を繰り返す過程で、より早期に国内の研究組織構成員と海外の研究組織構成員が直接的に討論・対話する機会が必要であるとの認識に至った。そこで、研究代表者の湖中と研究協力者のSaverio Kratliがパネル共同主催者となり、2019年8月27-31日 にポーランドのポズナンを開...
❏アフリカの潜在力を活用した紛争解決と共生の実現に関する総合的地域研究(23221012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】太田 至 京都大学, 学内共同利用施設等, 教授 (60191938)
【キーワード】アフリカ / 紛争と共生 / ローカルな潜在力 / 和解と社会的修復 / 在来の知識や制度 (他12件)
【概要】現代のアフリカ諸社会は、紛争によって疲弊した社会秩序をいかに再生させるのかという課題に直面している。本研究では、アフリカ社会には人々が紛争の予防や解決のために自ら創造・蓄積し運用してきた知識・制度・実践・価値観(=アフリカ潜在力)が存在すること、それは西欧やイスラーム世界などの外部社会との折衝・交渉のなかで不断に更新されていることを、現地調査をとおして実証的に明らかにした。 本研究ではまた、「紛争...
【医歯薬学】看護学:開発アフリカを含む研究件
❏アフリカ遊動社会における接合型レジリアンス探求による人道支援・開発ギャップの克服(18H03606)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】湖中 真哉 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (30275101)
【キーワード】レジリエンス / 開発 / 人道支援 / 遊動民 / 地域研究 (他8件)
【概要】本科研プロジェクトでは、当初、2020年度に国際会議を主催して中間成果報告を実施する予定であったが、海外研究協力者とメール会議を繰り返す過程で、より早期に国内の研究組織構成員と海外の研究組織構成員が直接的に討論・対話する機会が必要であるとの認識に至った。そこで、研究代表者の湖中と研究協力者のSaverio Kratliがパネル共同主催者となり、2019年8月27-31日 にポーランドのポズナンを開...
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
【医歯薬学】看護学:タイアフリカを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏直接的参与観察と統計的手法によるソーシャルネットワークサイトの政治的影響分析(24653033)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】ソーシャルメディア / インド / 中国 / 韓国 / 中東 (他16件)
【概要】本研究課題は、日本、韓国、中国、マレーシア、タイ、インド、中東諸国、さらにはアフリカ諸国を対象として、SNSの普及がどのような政治的影響を与えたかを分析した。研究においては、各研究者が実際にSNSに参加し、情報収集及び情報発信を行うという、参与観察の手法を用いた。 結果、SNSの普及が政治に大きな影響を与えるには、従前の情報ネットワークにおいて歪みが存在する事が必要である事が明らかになった。 ...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【医歯薬学】看護学:政治学アフリカを含む研究件
❏崩壊国家生成をめぐる国際関係の展開:北東アフリカを事例として(16K03510)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】遠藤 貢 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70251311)
【キーワード】崩壊国家 / ソマリア / 北東アフリカ / アフリカの角 / 国家論 (他9件)
【概要】本研究は、これまで申請者が実施してきた「崩壊国家」と国際秩序に関する諸問題を、北東アフリカ地域(「アフリカの角」)における新たな現象を取り込む形でさらに深化・発展させることを目的とした。崩壊国家ソマリアを機能させる国内外の様々な複雑な作用を包括的に解き明かす作業に加え、隣国との関係においても新たな展開を見せている国際関係を組み込みながら、実証的に研究を行った。 その際に、崩壊国家の生成を含む、不安...
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
❏競争的権威主義体制の比較研究(24330035)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松里 公孝 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (20240640)
【キーワード】競争的権威主義体制 / 旧社会主義国 / 東南アジア / 南米 / アラブ諸国 (他16件)
【概要】冷戦終了後、世界の諸地域に広がりを見せている競争的権威主義体制の研究は国際的にもブームとなっていたが、そこでは、アジアの事例が少ない、機構論が弱い、地域紛争との関連が明らかにされていないなどの弱点があった。これら弱点を克服するために、本研究は、旧共産圏、東南アジア、アラブ諸国、アフリカ、南米を専門とする政治学者を結集して比較研究を行った。毎年2回の研究会と現地調査を行い、海外で活発に研究発表した。...
【医歯薬学】看護学:紛争アフリカを含む研究件
❏歴史研究の観点から見た現代アフリカの紛争(20H01407)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐川 徹 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (70613579)
【キーワード】紛争 / 歴史 / 平和構築 / 民族間関係 / アフリカ (他9件)
【概要】
❏情報開示が資源国の紛争解決に与える影響―ドッド・フランク法の検証―(19K01687)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】新熊 隆嘉 関西大学, 経済学部, 教授 (80312099)
【キーワード】紛争鉱物 / ドッド・フランク法 / Gravity model / 資源の呪い / 紛争 (他6件)
【概要】Gravity modelにもとづく二国間貿易量分析によってドッド・フランク法の有効性を検証し、以下の分析結果を得た。まず、同法によってDRCからアメリカとOECD諸国への対象鉱物の輸出は減少した一方、DRCの周辺国からの輸出が増加したことが明らかになった。続く頑健性の検証をかねたいくつかの推計によって、これは、DRC産の鉱物が周辺国に密輸され、周辺国産として輸出されたものである可能性が高いことが...
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
【医歯薬学】看護学:日本アフリカを含む研究件
❏沈み込む海山が島弧火山活動に及ぼす影響(18H03747)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩森 光 東京大学, 地震研究所, 教授 (80221795)
【キーワード】沈み込み帯火成活動 / 海山 / カムチャッカ / 日本 / 南米 (他13件)
【概要】前年度採取した岩石試料のロシアからの輸送を行い、全岩・鉱物分析、およびデータ解析を進めた。コロナ禍のため、ロシアからの試料輸送は国際荷物便にておこなった。ロシアからの岩石輸送にあたっての輸出許可に時間がかかり、ロシア側研究者の判断で、許可の不要な個別輸送(一つ一つのパッケージを、1か月以上の間をおいて発送)した。このため、一通りの試料輸送が完了したのが2022年に入ってからであったが、到着したもの...
❏市場制度の発達に関する比較経済発展史的研究:アフリカの米を例にして(25245038)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】櫻井 武司 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40343769)
【キーワード】比較経済発達史 / 市場制度 / 米 / アフリカ / マダガスカル (他13件)
【概要】アフリカのマダガスカル、ガーナ、ナイジェリア3カ国を対象に、米取引に係わる市場制度、とりわけ米の品質がどのように価格に反映されるかについて研究した。比較対象に明治期以降の日本における米市場の発達や現在のアジア諸国の米市場を取り上げ、比較経済発展史の観点から分析をしたことが本研究の特徴である。アフリカの3カ国では、観察できる品質(砕け米、色、夾雑物など)が米の価格に影響することが確認できた。しかし、...
【医歯薬学】看護学:女性アフリカを含む研究件
❏モーリシャス共和国におけるクレオール語標準化・公教育への導入過程の分析(25370735)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】ソジエ内田 恵美 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00350405)
【キーワード】クレオール語 / モーリシャス共和国 / ポストコロニアル / 女性 / 農村部 (他13件)
【概要】モーリシャス共和国は独立後も英語を公用語とするが、政府は2011年に国民大多数の母語であるクレオール語の正書法・文法を定め、翌年から初等教育に導入した。本研究では、57名のクレオール語教員と1346名の学生対象にアンケート調査を行った。同時に授業観察・教科書分析・教育関係者へのインタビューを実施した。教員や関係者は、クレオール語導入によって、子供たちは母語による効果的な学習ができるようになると期待...
❏兵士・労働者・女性の植民地間移動にかんする研究(23242033)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】永原 陽子 京都大学, 文学研究科, 教授 (90172551)
【キーワード】植民地 / 植民地兵 / 移動 / 戦争 / 世界史 (他8件)
【概要】本研究は、20世紀の戦争において植民地と他の植民地との間を移動した人々(兵士・軍夫、軍に関連する労働者、「売春婦」等の女性)に着目し、とくに世紀転換期から第一次世界大戦期を中心に、これらの人々の移動のメカニズム、移動先での業務と生活の実態、様々な出自の人々との接触の内容、移動の経験が帰還後の出身地社会においてもった意味、などについて検討した。その結果、植民地の場における労働と戦争動員との連続性(「...
【医歯薬学】看護学:文化アフリカを含む研究件
❏「循環」を問い直す―物質・文化・環境を繋ぐグローバルヒストリー(19KK0015)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2025-03-31
【研究代表者】杉浦 未樹 法政大学, 経済学部, 教授 (30438783)
【キーワード】グローバルヒストリ― / 循環 / マテリアリティ / 環境史 / 文化 (他15件)
【概要】イギリスのウォーリック大学のグローバルヒストリ―・カルチャー・センターに所属する研究者と日本の研究者との間のグローバルヒストリ―を推進する本研究は、本年度も引き続き、オンラインミーティングを中心とした交流を行った。 史料討論班A(17~19世紀を対象)は、グローバルヒストリ―における区分や分類を再検討する課題を具現化した第一回全体会議を2021年5月24日に行った。11名の参加者による発表に対し、...
❏アフリカ観光の新潮流と少数民族社会の再編:「プロジェクト型観光」に着目して(17H01637)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 民族間関係 / 開発 / 自然保護 / 文化 (他18件)
【概要】アフリカの観光の現場では、開発支援とビジネス的要素を組み合わせながら、地域社会が抱える複数の課題を解決する観光形態が注目されている。本研究はこの最新の観光形態を「プロジェクト型観光」と位置づけ、関与する多様なアクターの整理、アクター間の目的の多層性、開始や普及過程、特徴などを分析する。そのうえで少数民族を含む地域社会がダイナミックに再編される複雑で重層的な過程と、そこにかかわるアクター間のポリティ...
❏アフリカの少数民族による文化/自然の観光資源化と「住民参加」の新展開(26300012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (00444472)
【キーワード】アフリカ / 観光 / 住民参加 / 開発 / 自然保護 (他18件)
【概要】アフリカにおいて、観光は最も急速に成長している産業であり、経済発展だけでなく、エンパワーメントや文化保全、環境保護などにも貢献すると期待されてきた。本研究では、アフリカ各地の住民参加型のエコツーリズムや民族文化観光をフイールドワークに基づいて検討した結果、観光は地域の問題解決に部分的に貢献しているが、観光客を受け入れる少数民族の側からみれば「万能薬」とはいいがたいことが明らかになった。むしろ少数民...
【医歯薬学】看護学:環境アフリカを含む研究件
❏「循環」を問い直す―物質・文化・環境を繋ぐグローバルヒストリー(19KK0015)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2025-03-31
【研究代表者】杉浦 未樹 法政大学, 経済学部, 教授 (30438783)
【キーワード】グローバルヒストリ― / 循環 / マテリアリティ / 環境史 / 文化 (他15件)
【概要】イギリスのウォーリック大学のグローバルヒストリ―・カルチャー・センターに所属する研究者と日本の研究者との間のグローバルヒストリ―を推進する本研究は、本年度も引き続き、オンラインミーティングを中心とした交流を行った。 史料討論班A(17~19世紀を対象)は、グローバルヒストリ―における区分や分類を再検討する課題を具現化した第一回全体会議を2021年5月24日に行った。11名の参加者による発表に対し、...
❏アフリカの「自然保護という名の土地収奪」をめぐる重層的ポリティクス(17H01937)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩井 雪乃 早稲田大学, 平山郁夫記念ボランティアセンター, 准教授 (80507096)
【キーワード】自然保護 / 土地収奪 / green grab / 土地権利 / タンザニア (他9件)
【概要】アフリカの自然保護政策は、住民を排除してきた「要塞型自然保護」への反省として、1980年代に「住民主体の自然保護」へと転換した。しかしその実態は、住民から土地を奪っているとして、「自然保護という名の土地収奪」(green grab)と批判されている。本研究では、タンザニア・ケニア・ボツワナの事例をもとに、green grabの変容過程と地域コミュニティの対応を調査し、①境界線の長期可動性/短期可動...
❏「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究(16H06318)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【研究代表者】松田 素二 京都大学, アフリカ地域研究資料センター, 特任教授 (50173852)
【キーワード】アフリカ潜在力 / コンヴィヴィアリティ / 不完全性 / ブリコラージュ / 紛争解決 (他14件)
【概要】本研究では、アフリカを一方的な同情と救済(開発支援)の対象とみなしてきた従来の認識を刷新し、アフリカが有する問題解決と発展への潜在力(アフリカ潜在力)を解明して、それが人類社会の未来に対して貢献できる可能性を学際的かつ総合的に考察した。紛争や環境破壊、ジェンダー格差といった具体的な「問題」が、アフリカ的な思考と実践によって解決可能なことを明らかにし、それを通して人間や社会、歴史に関するこれまでの知...
【医歯薬学】看護学:RCTアフリカを含む研究件
❏デジタル技術を用いた農業生産の開発戦略:アフリカにおける社会実験(19H01492)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】技術伝播 / 影響評価 / RCT / SNS / アフリカ
【概要】近年、開発途上国において、携帯電話やSocial Networking Service(SNS)、携帯アプリといったデジタル技術が急速に広がりつつある。開発の分野では、農業生産における情報の非対称性の問題への対応策として、デジタル技術の活用が期待されている一方、その効果は限定的である。本研究は、デジタル技術の中で、どのような媒体が効果的に情報を共有できるのか、デジタル技術を利用できない集団に対して...
❏開発途上国におけるデジタル技術の活用と情報格差の是正:SNSを用いた社会実験(17H04781)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40748349)
【キーワード】デジタル技術 / 社会実験 / 情報の非対称性 / アフリカ / 技術伝播 (他12件)
【概要】Social Networking Service (SNS)を用いた情報発信が、開発途上国における情報の非対称性の是正に与える影響を検証するため、エチオピアにおいて、ランダム化比較試験(RCT: Randomized Controlled Trial)を用いた社会実験を行った。具体的には、SNSの一種であるFacebookを用いて、農産物の市場価格をランダムで抽出された農家に対して情報の提供を行...