都市の食遷移と食料安全保障・環境持続可能性との関連について:アフリカの事例
【研究分野】社会・開発農学
【研究キーワード】
食遷移 / 都市 / サハラ以南のアフリカ / 料理用コンロ / 貧困 / 食糧安全保障 / 都市化 / アフリカ / 食料安全保障 / 食慮安全保障 / 環境影響
【研究成果の概要】
このプロジェクトでは、システマティックレビュー、家庭調査、専門家へのインタビューを通じて、アフリカの都市における食生活の変化の特徴、要因、影響について調査した。調査では、都市における非常に多様な食生活の変化が確認され、超加工食品(UPF)や肉製品の消費が増加していることが特徴的であった。これは社会の貧困層が購入できる安価な食品を輸入する傾向にあるスーパーマーケット・チェーンの急増によって、この種の食品の入手性が高まったことと関連している。一部の都市ではライフスタイルや生活の変化も、この地域の食生活の変化の要因と影響に非常に関連性があることが示され、統合的な介入の必要性が示唆された。
【研究の社会的意義】
The academic significance lies in the comprehensive exploration of diet change in multiple African cities, beyond the fragmented knowledge from single cities. The results offer valuable insights for policies and interventions that promote healthy and sustainable diet shifts.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【配分額】24,440千円 (直接経費: 18,800千円、間接経費: 5,640千円)