❏境界国家・ラオスの生存と発展:政治・経済・社会のアクターと大メコン圏(23402025)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】武石 礼司 東京国際大学, 国際関係学部, 教授 (40412803)
【キーワード】経済政策 / 地域研究 / 東南アジア / 経済発展 / 地域経済 (他18件)
【概要】本研究では、今後の東アジアの動向を決定付けていくのは、日中韓といった地域の中の大国の動向ではなく、内陸国でランドブリッジと呼ばれる多くの国と国境を接する「境界国家」のラオスのような中小国の動向であるとの仮説の検証を行った。 特に、これら中小国の庶民意識の中にすら兼ね備えられている「パワーバランス感覚」が大陸諸国には存在し、周囲に位置する大国を競わせて自己の地域における利益を引き出していく手腕、近隣...
❏発展途上国における都市貧困層のコミュニティ形成に関する国際比較研究(19402006)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】瀬地山 角 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80250398)
【キーワード】都市貧困層 / コミュニティ / 社会ネットワーク / 東アジア / フィリピン (他20件)
【概要】地域別に重要なネットワークを抽出し,発展途上国の都市貧困層のコミュニティ形成の国際比較分析を行い,東アジアでは,近年の社会変動の中で構成単位である家族におけるジェンダー関係の相違が決定的役割を持つのに対して,コロンビアでは,市政府,市議会議員とコミュニティ住民の間のネットワーク・コーディネーションがコミュニティ資源を深化させ,フィリピンでは二者間関係の連鎖が広域コミュニティの形成を促進しているとい...
❏経済発展過程における社会変容:親族制度と社会慣習の国際比較(14402013)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】中西 徹 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30227839)
【キーワード】コミュニティ / 社会ネットワーク / 親族制度 / 親族・姻族関係 / 儀礼親族関係 (他28件)
【概要】本研究では,発展途上国の経済発展過程において,親族制度や社会慣習が,当該地域の社会変容にどのような影響を与えてきたかについて,多面的な国際比較を行った。その成果を一言で言えば,現在,国際開発において興隆しているコミュニティ開発に対する代替的な議論の提示である。すなわち,「新制度学派」に顕著な明確な目的達成という利害に基づいて組織されたコミュニティ像とは異なり,フィリピン,コロンビア,韓国のそれは,...