ガーナのパイナップル産業の発展
【研究分野】経済政策
【研究キーワード】
経済発展 / 産業発展 / ミクロ経済分析 / 貧困削減 / リスク / 参入退出 / アフリカ / 経済政策 / ガーナ / 農業
【研究成果の概要】
サブサハラアフリカにおいて近年発展を遂げている園芸産業は、貧困削減への役割から多くの注目を集めているが、その効果を定量的に示したものは少なく、特にリスクの重要性に焦点を当てたものは少ない。本研究では、農家のリスク選好を測定するゲームを行い、リスク選好が市場退出の決断に影響を及ぼすかを検証した。その結果、a)リスク回避的であれば退出の確率が高まること、b)EU市場での需要の変化がそれ以降のパイナップル市場に参入する農家の退出確率を上げたこと、c)教育年数が高ければ、リスク選好が退出の確率に与える影響が緩和されることが明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)