フィールド実験による保健衛生教育手法の評価―途上国貧困児童の持続的健康改善の追及
【研究分野】経済政策
【研究キーワード】
経済発展 / フィールド実験 / 無作為化比較介入 / 学校保健衛生教育 / 健康インセンティブ / 貧困児童 / バングラデシュ農村 / 人的資本 / Save the Children / 国際援助 / 保健衛生教育 / 途上国 / RCI/RCT / バングラデシュ
【研究成果の概要】
本研究のフィールド実験は、国際NGOとの連携のもと実施された。現地プロジェクト要員12名と準教員18名を雇用訓練し、その他、ベースライン及びエンドライン調査のため、現地調査機関の調査員30名超を訓練し調査を実施。教育介入小学校90校で、技能習得型保健衛生教育を週1回12か月間に渡り行い、また横断面的に石鹸配布介入も行った。
現地の不安定な治安情勢等により、プロジェクト実施と調査に遅れが生じ、データ整備と予備的分析を現在継続中である。予備的分析では、教育介入及び石鹸配布介入がそれぞれ、複数の健康指標で有意な正の効果があると推計されている。今後、仮説検証・分析方法の検証も行い、論文にまとめていく。
【研究代表者】