経済発展政策の政治経済学的分析:理論モデル分析とインドにおける実証研究
【研究キーワード】
経済発展政策 / 政治経済学 / 公共政策 / インフラストラクチュア / 労働政策 / 教育政策 / 経済発展 / 経済政策 / 公共選択 / 政治資源
【研究成果の概要】
新型コロナ感染予防措置によりインドにおける現地調査を実施することができなかったため、日本国内において実施可能な理論的研究と入手可能なデータによる分析を行った。
経済発展促進的な政策が作用される理由についての政治経済学的な分析の一般的な研究の成果は、単著として出版することを目指して原稿の執筆中である。単著の全体的な流れは概ね決まっており、特定の章ごとに絞って詳細な原稿を書き溜めているところである。これまでに全体の半分程度はかけていると認識している。
関連文献を渉猟する中で、state capture, clientelisim, pork barrel politicsという政治現象を関連付ける様々な変数に新たに気づき、実証研究のモデルの中に組み込んでいくことを検討している。
インドにおける実証研究では、経済発展に相対的に成功しているグジャラート州が成長促進的な政策を積極的に採用した理由について政治経済学的に分析を行った。その成果は、本の一章として出版される予定である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
福味 敦 | 兵庫県立大学 | 政策科学研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
佐藤 隆広 | 神戸大学 | 経済経営研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【配分額】15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)