[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  レーザー が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「レーザー」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:波形整形器レーザーを含む研究件
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【情報学】計算基盤:波長多重光ファイバーシステムレーザーを含む研究件
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【情報学】計算基盤:光ファイバーグレーティングレーザーを含む研究件
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【情報学】計算基盤:光ファイバー増幅器レーザーを含む研究件
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【情報学】計算基盤:光ファイバー波長変換器レーザーを含む研究件
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【情報学】人間情報学:ミリ波レーザーを含む研究件
❏宇宙マイクロ波背景放射偏光観測のためのメタマテリアル方式半波長板の開発(17K18790)
【研究テーマ】天文学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】松村 知岳 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 特任准教授 (70625003)
【キーワード】インフレーション / ミリ波光学 / 微細加工 / レーザー / 3Dプリンター (他15件)
【概要】宇宙マイクロ波背景放射に搭載することを目指し、微細加工メタマテリアル式大型半波長板の実現性について研究を行った。熱及び光物性よりミリ波光学材として適した部材の中で特に大型化が可能なアルミナに着目した。難加工材であるアルミナに対し、ダイシング微細溝加工により半波長板の実現性を示した。また、大型化に向け、特に3次元プリンターによるアルミナ造形、また長短波レーザによるアルミナ微細加工の2つの加工方法に着...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H05770)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / 放電 / レーザー (他11件)
【概要】レーザー・ミリ波ビームが誘起する放電現象に関して実験と数値シミュレーションを行った。レーザー放電に関しては、実験により局所的なレーザー強度と放電進展速度に一意な相関があることが明確に示され、1次元シミュレーションとの比較からは、レーザー強度分布の2次元性の影響が強く示唆された。ミリ波放電に関しては、微細プラズマ構造と放電の高速な進展が対となり熱力学的諸量の保存が成立していると結論された。どちらの放...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H02320)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー / レーザー / ミリ波 / 放電 / プラズマ
【概要】高エネルギーのレーザーやミリ波ビームにより誘起される爆轟波を工夫された実験系により純粋な1次元現象に帰し,その計測結果の解析によってレーザーとミリ波の双方の放電・爆轟現象に内在する普遍的な物理モデルを構築することを目的とし,以下の2つの課題について研究を行った. (1) レーザー放電爆轟波1次元伝播実験装置を構築し,従来の実験で使用していた集光された1ミリメートル径レーザービームを,ほぼ平行な7ミ...
【情報学】人間情報学:コンピュータビジョンレーザーを含む研究件
❏コンピュータビジョンによる水中物体のセンシング(14550416)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】金子 透 静岡大学, 工学部, 教授 (50293600)
【キーワード】コンピュータビジョン / 水中物体 / センシング / レーザ / 屈折 (他8件)
【概要】本研究では,(1)レーザレンジファインダを用いた回転台上の水中物体の計測,(2)移動式レーザレンジファインダによる水中物体の計測,(3)ステレオカメラによる気泡など浮遊物ノイズに対してロバストな水中物体の計測,を行った. (1)については,レーザ照射装置とCCDカメラからなるレーザレンジファインダを構築し,水槽物体に光を照射することにより,水中物体の3次元位置・形状を計測した.ここでは,立方体や円...
❏波立った自由液面における乱流挙動のコンピュータビジョンによる解析(06650193)
【研究テーマ】流体工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】岡本 孝司 東京大学, 工学部, 助教授 (80204030)
【キーワード】Free surface / Turbulence / Computer Vision / Particle Image Velocimetry / Surface-Flow Interaction (他16件)
【概要】新型の原子力発電システムである高速増殖炉における原子炉容器内流れは、自由液面をもった3次元の複雑な流れとなっている。このような、高速の流れ場においては自由液面は流れと干渉し波立つが、非線形性が強いため、波立った自由液面における乱流挙動は良く判っていない。本研究は、コンピュータビジョンの手法を用いることによって、自由夜面乱流挙動を解明することを目的として実施した。 1.コンピュータビジョンを応用した...
【情報学】情報学フロンティア:画像処理レーザーを含む研究件
❏コヒーレント波の干渉に基づく超並列計算:ホログラフィックコンピューティング(10680339)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】熊沢 逸夫 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (70186469)
【キーワード】ホログラフィックメモリ / ニューラルネットワーク / レーザ / コヒーレント波 / 並列計算 (他16件)
【概要】本研究課題では、2年の研究期間を通じて新しい超並列計算の枠組みを提案すると共にその実現の可能性を各種コンピュータシミュレーションを通じて確認した。提案する方式においては超音波、レーザなどのコヒーレント光の干渉を直接的に計算に利用することで、プロセッサ間の高密度通信を無結線に行い、またニューラルコンピューティングの基本演算である重み付け総和演算を一切の演算装置なしに実現する。こうした特徴を生かし、従...
❏新素子ファイバ・グレーティングを用いたロボット眼の開発研究(59850071)
【研究テーマ】計測・制御工学
【研究種目】試験研究
【研究期間】1984 - 1985
【研究代表者】中島 真人 (1985) 慶応義塾大学, 理工, 助教授 (20051766)
【キーワード】ロボット眼 / グレーティング / ファイバ束 / 画像処理 / レーザ
【概要】本報告は、パターン投影素子にファイバーグレーティングを用いた3次元形状計測システムの試作研究に関するものである。 本研究で採用した手法は、被検体に2次元の輝点アレイを投影して撮像し、各輝点の位置ずれを測定することによって被検体の3次元形状を決定するというもので、能動ステレオ法に分類されるが、パターン投影素子にファイバーグレーティングを用い、撮像伝送部に画像伝送用ファイバ束を用いることによって、従来...
【数物系科学】物理学:量子観測レーザーを含む研究件
❏観測・デコヒーレンスを利用した量子制御理論の構築(17550019)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】化学物理 / 量子制御 / 量子観測 / デコヒーレンス / レーザー
【概要】レーザー場によって量子系にもたらされるコヒーレントな動力学と、観測操作によってもたらされるデコヒーレンス効果を組み合わせることによって新たな量子制御の描像を構築した。この際、頻繁に施される観測操作間の時間発展演算子に対して2次の摂動論を用いた解析を行うことにより、系の有効リウビリアンを導出することに成功した。この有効リウビリアンに対して固有値解析を施すことによって、十分時間を経た後で得られる定常状...
❏量子系におけるコヒーレント制御理論の構築及びその応用(14740331)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】量子制御 / 進化的計算 / レーザー / 量子観測 / デコヒーレンス (他9件)
【概要】進化的計算を利用し、パルス形や振動数成分について拘束条件が課された現実的な制御レーザーパルスの設計を行った。この際、進化的計算のアルゴリズムとして交差モデルとして拡張正規分布交差を、世代交代モデルとして最小世代間断裂モデルを採用している。また、ラムダ型3準位系における定常レーザー場を用いた分布制御について新たな機構を提案した。この際、電磁波を量子化することにより分子とレーザー場が強く結合した状態を...
【数物系科学】物理学:軟X線レーザーレーザーを含む研究件
❏高速キャピラリーZピンチ放電を用いた水素様窒素再結合軟X線レーザの実現(26630108)
【研究テーマ】電力工学・電力変換・電気機器
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】堀田 栄喜 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (70114890)
【キーワード】レーザ / キャピラリー放電 / パルスパワー / 電力変換 / 軟X線レーザ (他6件)
【概要】キャピラリー放電型軟X線レーザの研究ではネオン様アルゴン電子衝突励起軟X線レーザ(波長46.9 nm)が実現された。さらなる短波長化を目的に,水素様窒素再結合レーザ(波長13.4 nm)が提案されたが,未だ実現されていない。本研究では,ピンチプラズマの膨張過程でも凹型電子密度分布を得るよう,軸方向磁界を印加した。その結果,13.4 nm付近の出力増大を確認したが,レーザ発振には至らなかった。その原...
❏極低温・超高分解能レーザー光電子分光の開発と低温超伝導体の超伝導機構の解明(25220707)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】辛 埴 東京大学, 物性研究所, 教授 (00162785)
【キーワード】光電子分光 / レーザー / 超電導 / 超低温 / 高分解能 (他14件)
【概要】世界の追随を許さない最低温度と最高分解能の未踏性能を持つヘリウム3クライオスタット搭載型の角度分解光電子分光装置を開発し、エキゾチック低温超伝導体の機構解明に取り組んだ。我々は、1K以下の試料部到達温度を達成し、また、光電子アナライザーとsCMOS型検知器システムを連動制御するソフトウェアを開発することで、高速フレームレート測定を可能とした。本研究により、世界で初めて、鉄系超伝導体がトポロジカル超...
【数物系科学】物理学:量子制御レーザーを含む研究件
❏強レーザー場による空間分割を利用した量子制御理論の構築(20550021)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】化学物理 / 量子制御 / レーザー / 空間分割
【概要】強レーザー場を用いた量子状態空間の分割を利用することにより、レーザーを用いた量子制御手法を分子系に応用する際の課題である(1)緩和過程の回避、(2)量子制御に要する時間スケールの調整、(3)多準位量子系に対する物理的制御描像の提示、の3点を解決することが出来た。また、本手法をチオホスゲン分子に適用したところ、位相緩和を効果的に回避しながら、πパルス法等の確立された従来法による量子制御が可能であるこ...
❏観測・デコヒーレンスを利用した量子制御理論の構築(17550019)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】化学物理 / 量子制御 / 量子観測 / デコヒーレンス / レーザー
【概要】レーザー場によって量子系にもたらされるコヒーレントな動力学と、観測操作によってもたらされるデコヒーレンス効果を組み合わせることによって新たな量子制御の描像を構築した。この際、頻繁に施される観測操作間の時間発展演算子に対して2次の摂動論を用いた解析を行うことにより、系の有効リウビリアンを導出することに成功した。この有効リウビリアンに対して固有値解析を施すことによって、十分時間を経た後で得られる定常状...
❏量子系におけるコヒーレント制御理論の構築及びその応用(14740331)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】量子制御 / 進化的計算 / レーザー / 量子観測 / デコヒーレンス (他9件)
【概要】進化的計算を利用し、パルス形や振動数成分について拘束条件が課された現実的な制御レーザーパルスの設計を行った。この際、進化的計算のアルゴリズムとして交差モデルとして拡張正規分布交差を、世代交代モデルとして最小世代間断裂モデルを採用している。また、ラムダ型3準位系における定常レーザー場を用いた分布制御について新たな機構を提案した。この際、電磁波を量子化することにより分子とレーザー場が強く結合した状態を...
【数物系科学】物理学:光物性レーザーを含む研究件
❏時間結晶を用いたレーザー周波数下方変換の基礎理論(20K03811)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辻 直人 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90647752)
【キーワード】非平衡 / 時間結晶 / 超伝導 / 光物性 / レーザー
【概要】昨年度に引き続き、固体中での時間結晶の実現、およびそれを用いたレーザー周波数の下方変換技術の開発に向けて解析を行なった。解析の対象としては、モット絶縁体を記述する電子系のモデルであるファリコフ・キンボール(FK)模型を扱った。この模型は、非平衡動的平均場理論の範囲で数値的に厳密に解析できることが知られている。FK模型に周期的な振動電場を加えたときのダイナミクスを計算したところ、モット絶縁体相におい...
❏古い指紋の顕在化と経時変化メカニズムの解明(17K01385)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】秋葉 教充 科学警察研究所, 法科学第二部, 室長 (00370883)
【キーワード】医用画像 / バイオイメージング / 非破壊検出 / レーザ / 蛍光 (他9件)
【概要】犯罪捜査の重要な証拠となる指紋について、様々な条件で保存された指紋の蛍光スペクトルの時間変化を定量的に評価し、指紋の付着時期の推定が可能かを検討した。最大2年間保存した指紋の蛍光スペクトルを測定し劣化係数を求めたところ、保存環境ごとに劣化係数に違いが表れ、指紋の付着時期の推定の可能性を示すことができた。さらに、レーザとハイパースペクトルイメージャを用いることで、古い指紋を可視化することができた。ま...
❏時間分解角度分解光電子分光による高温超伝導体のヒッグスモード観察(16K13829)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 非平衡物性 / 非平衡物理 (他9件)
【概要】銅酸化物や鉄系超伝導体では、キャリア量によって、純粋な超伝導状態から、超伝導が擬ギャップ状態や電荷・スピン密度波と混在する特殊な状態まで実現するため、自発的対称性の破れに伴う励起モードを研究する格好の舞台を提供してくれる。我々は波数分解したスペクトルが得られる時間分解ARPESによる電子系ダイナミクスを研究した。超伝導とは無関係に長時間の緩和成分が観察され得ることを示し、「遅い緩和=超伝導の再構成...
【数物系科学】物理学:周波数安定化レーザーを含む研究件
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
❏光格子時計のための低温光共振器を用いた超高安定レーザーの開発(22244049)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】麻生 洋一 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10568174)
【キーワード】量子エレクトロニクス / 周波数標準 / レーザー / 周波数安定化 / 低温 (他8件)
【概要】本研究では,次世代周波数標準として期待される光格子時計において安定度を制限する要因となっているプローブレーザーの安定度を従来より大幅に(2桁程度)改善することを目指し,超高安定レーザーシステムの開発を行った。具体的には,レーザー安定度を決めている参照光共振器の熱雑音を低減するため,単結晶シリコン製光共振器を3.5Kまで冷却することで,高い安定度の達成を目指した。 本研究の結果,予定通り3.5Kの低...
【数物系科学】物理学:重イオンビームレーザーを含む研究件
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【数物系科学】物理学:プラズマ・核融合レーザーを含む研究件
❏高強度光キャビティと高エネルギー負イオンの光中性化セルの開発(18H01197)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 晃 東北大学, 工学研究科, 教授 (90182998)
【キーワード】プラズマ・核融合 / 中性粒子入射装置 / 光中性化セル / 負イオン源 / 高エネルギー粒子ビーム (他8件)
【概要】核融合用中性粒子入射装置(NBI)の高性能化にとって重要な高周波負イオン源開発と中性化効率の向上を目指し研究開発を行った。特に、中性化効率が95%とほぼ完全に中性化できる光中性化セルの開発を目指してシミュレーションコード開発と同時に、光中性化セルに関する光学設計と高周波負イオン源を用いた負イオンビーム開発を行った。レーザー光とガス中性化を組み合わせることでビーム発散を抑えレーザー光強度も低減できる...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H05770)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / 放電 / レーザー (他11件)
【概要】レーザー・ミリ波ビームが誘起する放電現象に関して実験と数値シミュレーションを行った。レーザー放電に関しては、実験により局所的なレーザー強度と放電進展速度に一意な相関があることが明確に示され、1次元シミュレーションとの比較からは、レーザー強度分布の2次元性の影響が強く示唆された。ミリ波放電に関しては、微細プラズマ構造と放電の高速な進展が対となり熱力学的諸量の保存が成立していると結論された。どちらの放...
【数物系科学】物理学:慣性核融合レーザーを含む研究件
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【数物系科学】物理学:偏極レーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏ライマンα光共鳴イオン化法による超低速ミュオンの発生とナノ結晶研究への応用(16656295)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 助手 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 偏極 / スピン / 超低速ミュオン / 物性 (他8件)
【概要】最近、表面ミュオンビームから、超低速ミュオンを作り出すことに成功し、いよいよ本格的な表面物性への応用も視野に入れることが可能となってきた。本研究の目的は、超低速ミュオンの特徴を生かして、ナノ構造・表面界面の磁性原子スピンのダイナミクスを調べるスピントロニクスへの展開を目指した物性研究、半導体ナノクリスタルに於ける表面水素の役割を解明する研究、金属表面での触媒反応における水素状原子の役割を解明する表...
【数物系科学】物理学:原子・分子物理レーザーを含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏イオントラップ中での同位体イオンクーロン結晶の観測とリュードベリイオンの生成(22340115)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】原子・分子 / 同位体 / イオントラップ / レーザー / 原子・分子物理 (他6件)
【概要】中性原子・イオンの励起に必要な5台の光源を外部共振器型半導体レーザーシステムとして製作した。その結果、中性原子を3段光イオン化させ、同位体選択的にイオントラップへ導入することが可能となった。さらに小型トラップ装置を整備し、イオン蛍光をトラップの軸方向から撮影した。捕獲イオンに励起レーザー光を照射することで、イオンの高励起状態への遷移を可能とし、リュードベリイオン生成の可能性を確認した。さらに単一同...
❏分子の光誘起超高速電子ダイナミクス -電子動力学法の開発と光電子スペクトル計算-(19350001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】河野 裕彦 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70178226)
【キーワード】電子波束 / 多配置時間依存ハートリー-フォック法 / 強レーザー場イオン化 / 原子・分子物理 / イオン化 (他11件)
【概要】多電子系のダイナミクス及びイオン化確率を評価できる多配置時間依存Hartree-Fock法を開発し、まず、強い近赤外レーザーパルスと相互作用する水素分子に適用した。本手法により、放出電子の運動エネルギーが正しく見積もられ、非断熱励起状態ダイナミクスがイオン化ダイナミクスを支配していることを明らかにした。また、10 fsより短いパルスによるC_(60)のイオン化においては、多くの電子が非断熱的に励起...
【数物系科学】物理学:素粒子物理実験レーザーを含む研究件
❏高強度レーザーの組み合わせによる真空の構造の解明(19H01907)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / 量子電磁気学 / 自由電子レーザー / 素粒子実験 (他6件)
【概要】「真空」に潜む構造(量子電磁気学の場、未発見粒子の場など)を明らかにするために、2種類の方法で研究をおこなっている。 1つ目は、大強度フェムト秒赤外レーザーによって真空をポンプし、X線自由電子レーザー(SACLA)の硬X線にてプローブをおこなう方法である。2019年6月にSACLAにて実験 (0.6TW fs レーザーでポンプ、8.4keV X線でプローブ)をおこない、データを取得した。このデータ...
❏高精度レーザーと強磁場を用いた真空構造の探索(16H03970)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / レーザー / パルス磁石 / 素粒子物理学実験 (他7件)
【概要】現代の物理学が予言する真空の構造を探索する実験である。真空に強磁場をパルス的に印加し、偏極を引き起こして真空を歪める。その歪みを高精度のレーザーで検出する。感度を高めるために高反射ミラー2枚で光共振器を作成し、共振器中の光に対してパルス磁場を印加する。プロトタイプ実験の結果をもとに、感度を決める鍵であるレーザーのノイズを削減し装置の長期安定性を向上させた。また、共振器の真空度の改善やパルス磁石の高...
【数物系科学】物理学:時間分解光電子分光レーザーを含む研究件
❏時間分解光電子分光法のスリットレス化(19KK0350)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, リサーチフェロー (30442924)
【キーワード】時間分解光電子分光 / レーザー高調波 / 第二高調波発生 / 超高速現象 / 光電子分光法 (他8件)
【概要】本研究は韓国科学院(IBS)相関電子系センター(CCES)と東京大学物性研究所(ISSP)の共同で進めているプロジェクトであり、レーザーと光電子分析技術を用いた分光手法の開拓と利用研究を推進することが目的である。2020年にソウル大学にISSP-CCES共同ラボが開設された。このラボに恒温のクリーンルームが2021年に導入され、ここにISSPから時間分解光電子分光装置を移設した。2021年度は共同...
❏時間分解角度分解光電子分光による高温超伝導体のヒッグスモード観察(16K13829)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 非平衡物性 / 非平衡物理 (他9件)
【概要】銅酸化物や鉄系超伝導体では、キャリア量によって、純粋な超伝導状態から、超伝導が擬ギャップ状態や電荷・スピン密度波と混在する特殊な状態まで実現するため、自発的対称性の破れに伴う励起モードを研究する格好の舞台を提供してくれる。我々は波数分解したスペクトルが得られる時間分解ARPESによる電子系ダイナミクスを研究した。超伝導とは無関係に長時間の緩和成分が観察され得ることを示し、「遅い緩和=超伝導の再構成...
❏酸化物半導体表面の光誘起電子輸送現象の研究(23560020)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】酸化物半導体 / 光電子分光 / キャリアダイナミクス / 光起電力 / 光触媒 (他10件)
【概要】強相関物理や光触媒化学として重要な酸化物半導体表面における電子構造及びキャリアダイナミクスを高分解能角度分解光電子分光とSPring-8 BL07LSUにて開発した時間分解光電子分光で調べた。SrTiO3やZnOの表面は水素吸着や表面欠陥の導入で表面金属化でき、比較的強い電子相関もあった。キャリアダイナミクスは表面光起電力の発生とその緩和過程から研究をした。光触媒のTiO2結晶のナノ粒子ではアナタ...
【数物系科学】物理学:光電子分光レーザーを含む研究件
❏時間分解光電子分光法のスリットレス化(19KK0350)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, リサーチフェロー (30442924)
【キーワード】時間分解光電子分光 / レーザー高調波 / 第二高調波発生 / 超高速現象 / 光電子分光法 (他8件)
【概要】本研究は韓国科学院(IBS)相関電子系センター(CCES)と東京大学物性研究所(ISSP)の共同で進めているプロジェクトであり、レーザーと光電子分析技術を用いた分光手法の開拓と利用研究を推進することが目的である。2020年にソウル大学にISSP-CCES共同ラボが開設された。このラボに恒温のクリーンルームが2021年に導入され、ここにISSPから時間分解光電子分光装置を移設した。2021年度は共同...
❏固体表面における光電効果の機構解明(17K18749)
【研究テーマ】物性物理およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, 助教 (30442924)
【キーワード】光電子分光 / 仕事関数 / レーザー / 表面非線形効果 / 光電効果 (他8件)
【概要】レーザーとARPESの両技術の高度化に伴い、低光子エネルギー域の光電子放出現象を高精度で観測することが可能となってきた。本研究では固体表層からの低エネルギー光電子放出現象を精査するプラットフォームを整備し、仕事関数を高精度で測定する方法を開発した。(1)光電子分布をブロッホ電子分布に変換するソフトウェアを開発し公開した。“スリットレス”分光器のデータ変換にも対応する。(2)小型のファイバーレーザー...
❏時間分解角度分解光電子分光による高温超伝導体のヒッグスモード観察(16K13829)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 非平衡物性 / 非平衡物理 (他9件)
【概要】銅酸化物や鉄系超伝導体では、キャリア量によって、純粋な超伝導状態から、超伝導が擬ギャップ状態や電荷・スピン密度波と混在する特殊な状態まで実現するため、自発的対称性の破れに伴う励起モードを研究する格好の舞台を提供してくれる。我々は波数分解したスペクトルが得られる時間分解ARPESによる電子系ダイナミクスを研究した。超伝導とは無関係に長時間の緩和成分が観察され得ることを示し、「遅い緩和=超伝導の再構成...
【数物系科学】物理学:非平衡レーザーを含む研究件
❏時間結晶を用いたレーザー周波数下方変換の基礎理論(20K03811)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辻 直人 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90647752)
【キーワード】非平衡 / 時間結晶 / 超伝導 / 光物性 / レーザー
【概要】昨年度に引き続き、固体中での時間結晶の実現、およびそれを用いたレーザー周波数の下方変換技術の開発に向けて解析を行なった。解析の対象としては、モット絶縁体を記述する電子系のモデルであるファリコフ・キンボール(FK)模型を扱った。この模型は、非平衡動的平均場理論の範囲で数値的に厳密に解析できることが知られている。FK模型に周期的な振動電場を加えたときのダイナミクスを計算したところ、モット絶縁体相におい...
❏レーザー場におけるメゾスコピック系の非線形ダイナミクス(14340115)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】吉川 研一 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80110823)
【キーワード】非平衡開放系 / レーザー / リズム / パターン形成 / メソスコピック系 (他27件)
【概要】非平衡開放系の物理を理解することは、宇宙から生物にいたるまで、さまざまなスケールの物理を考える際に重要な課題である。そこで、われわれはマイクロメートル〜ミリメートルのスケールの定常的な非平衡開放条件を集光レーザー場を用いて形成することを目的として研究を進めてきた。すなわち、集光レーザーによって物体をトラップしながら、光子としてのエネルギー注入による非平衡開放条件下で引き起こされる動的な非線形現象に...
【数物系科学】物理学:自由電子レーザーレーザーを含む研究件
❏高強度レーザーの組み合わせによる真空の構造の解明(19H01907)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / 量子電磁気学 / 自由電子レーザー / 素粒子実験 (他6件)
【概要】「真空」に潜む構造(量子電磁気学の場、未発見粒子の場など)を明らかにするために、2種類の方法で研究をおこなっている。 1つ目は、大強度フェムト秒赤外レーザーによって真空をポンプし、X線自由電子レーザー(SACLA)の硬X線にてプローブをおこなう方法である。2019年6月にSACLAにて実験 (0.6TW fs レーザーでポンプ、8.4keV X線でプローブ)をおこない、データを取得した。このデータ...
❏軟X線共鳴カー効果による希薄磁性物質のスピンダイナミクス研究(26400328)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】磁気光学効果 / 軟X線 / 自由電子レーザー / 磁性体 / スピンダイナミクス (他13件)
【概要】物質の磁性情報を取得できる磁気光学カー効果(MOKE)について、プローブ光の波長を吸収端に合わせるとカー回転角が通常の可視光測定に比べて何10倍も大きくなることを我々は発見した(共鳴磁気光学カー効果, 共鳴MOKE)。この方法は元素選択性や大きな磁性信号、そして超高速時間分解測定の可能性が高いことから、本研究では分析法としての技術開発を行った。その結果、自由電子レーザーなどの次世代超短パルス軟X線...
【数物系科学】物理学:強相関電子系レーザーを含む研究件
❏極低温・超高分解能レーザー光電子分光の開発と低温超伝導体の超伝導機構の解明(25220707)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】辛 埴 東京大学, 物性研究所, 教授 (00162785)
【キーワード】光電子分光 / レーザー / 超電導 / 超低温 / 高分解能 (他14件)
【概要】世界の追随を許さない最低温度と最高分解能の未踏性能を持つヘリウム3クライオスタット搭載型の角度分解光電子分光装置を開発し、エキゾチック低温超伝導体の機構解明に取り組んだ。我々は、1K以下の試料部到達温度を達成し、また、光電子アナライザーとsCMOS型検知器システムを連動制御するソフトウェアを開発することで、高速フレームレート測定を可能とした。本研究により、世界で初めて、鉄系超伝導体がトポロジカル超...
❏真空紫外レーザーを用いた高分解能角度分解光電子分光による高温超伝導体の研究(19740198)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】石坂 香子 東京大学, 物性研究所, 助教 (20376651)
【キーワード】高温超伝導 / 光電子分光 / 強相関電子系 / レーザー / 物性実験
【概要】真空紫外レーザー超高分解能光電子分光装置を用いて、高温超伝導銅酸化物の研究を行った。自然幅の小さいレーザーを用いることでこれまで報告された中で最も明瞭で鋭いスペクトルを得ることに成功し、超伝導ギャップのゼロ点(ノード)近傍の電子構造やキャリア特性を明らかにした。また、表面金属状態が強く内部の超伝導状態を覆い隠してしまうため従来光電子分光が困難だったYBa_2Cu_3O_<7-δ>系にお...
【数物系科学】物理学:高温超伝導体レーザーを含む研究件
❏時間分解角度分解光電子分光による高温超伝導体のヒッグスモード観察(16K13829)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 非平衡物性 / 非平衡物理 (他9件)
【概要】銅酸化物や鉄系超伝導体では、キャリア量によって、純粋な超伝導状態から、超伝導が擬ギャップ状態や電荷・スピン密度波と混在する特殊な状態まで実現するため、自発的対称性の破れに伴う励起モードを研究する格好の舞台を提供してくれる。我々は波数分解したスペクトルが得られる時間分解ARPESによる電子系ダイナミクスを研究した。超伝導とは無関係に長時間の緩和成分が観察され得ることを示し、「遅い緩和=超伝導の再構成...
❏超高分解能レーザー角度分解光電子分光で選別観察する高温超伝導体の多様な秩序状態(16H06013)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 高温超伝導体 / 物性実験 (他6件)
【概要】超伝導エネルギーギャップを、レーザーを光源とすることで実現する超精密光電子分光で測定する。特に単位胞あたり3枚の超伝導層 (CuO2 面) を持つ Bi2Sr2Ca2Cu3O10+δ(Bi2223)に着目した。最適ドープBi2223における超伝導体の新しい現象を明らかにした。 異なる大きさのエネルギーギャップを有する内側及び外側のCuO 2平面から誘導されたボゴリュボフバンドの混成を観察し、 コヒ...
【数物系科学】物理学:周波数標準レーザーを含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏光格子時計のための低温光共振器を用いた超高安定レーザーの開発(22244049)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】麻生 洋一 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10568174)
【キーワード】量子エレクトロニクス / 周波数標準 / レーザー / 周波数安定化 / 低温 (他8件)
【概要】本研究では,次世代周波数標準として期待される光格子時計において安定度を制限する要因となっているプローブレーザーの安定度を従来より大幅に(2桁程度)改善することを目指し,超高安定レーザーシステムの開発を行った。具体的には,レーザー安定度を決めている参照光共振器の熱雑音を低減するため,単結晶シリコン製光共振器を3.5Kまで冷却することで,高い安定度の達成を目指した。 本研究の結果,予定通り3.5Kの低...
【数物系科学】物理学:レーザー冷却レーザーを含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
【数物系科学】物理学:イオントラップレーザーを含む研究件
❏イオントラップ中での同位体イオンクーロン結晶の観測とリュードベリイオンの生成(22340115)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】原子・分子 / 同位体 / イオントラップ / レーザー / 原子・分子物理 (他6件)
【概要】中性原子・イオンの励起に必要な5台の光源を外部共振器型半導体レーザーシステムとして製作した。その結果、中性原子を3段光イオン化させ、同位体選択的にイオントラップへ導入することが可能となった。さらに小型トラップ装置を整備し、イオン蛍光をトラップの軸方向から撮影した。捕獲イオンに励起レーザー光を照射することで、イオンの高励起状態への遷移を可能とし、リュードベリイオン生成の可能性を確認した。さらに単一同...
❏レーザを利用した同位体レベルでの単一原子分析装置の開発(17360455)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】同位体 / イオントラップ / レーザ / 同位体分析
【概要】レーザアブレーションにより発生するCaイオンを線形四重極型のイオントラップにより捕獲し,基底状態4^2S_<1/2>から励起状態4^2P_<1/2>への遷移に共鴫する波長397mmとリポンプのための866nmのレーザ光を照射することによりレーザ冷却を行った.さらに3波長(397,866,850nm)のレーザ光を用いて量子跳躍実験を行うことで,蛍光を通して単一カルシウムイオン...
【数物系科学】物理学:デコヒーレンスレーザーを含む研究件
❏観測・デコヒーレンスを利用した量子制御理論の構築(17550019)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】化学物理 / 量子制御 / 量子観測 / デコヒーレンス / レーザー
【概要】レーザー場によって量子系にもたらされるコヒーレントな動力学と、観測操作によってもたらされるデコヒーレンス効果を組み合わせることによって新たな量子制御の描像を構築した。この際、頻繁に施される観測操作間の時間発展演算子に対して2次の摂動論を用いた解析を行うことにより、系の有効リウビリアンを導出することに成功した。この有効リウビリアンに対して固有値解析を施すことによって、十分時間を経た後で得られる定常状...
❏量子系におけるコヒーレント制御理論の構築及びその応用(14740331)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】量子制御 / 進化的計算 / レーザー / 量子観測 / デコヒーレンス (他9件)
【概要】進化的計算を利用し、パルス形や振動数成分について拘束条件が課された現実的な制御レーザーパルスの設計を行った。この際、進化的計算のアルゴリズムとして交差モデルとして拡張正規分布交差を、世代交代モデルとして最小世代間断裂モデルを採用している。また、ラムダ型3準位系における定常レーザー場を用いた分布制御について新たな機構を提案した。この際、電磁波を量子化することにより分子とレーザー場が強く結合した状態を...
【数物系科学】物理学:光トラップレーザーを含む研究件
❏光トラップした水滴のレーザー・放射光軟X線複合分析法の開発(19K22195)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】火原 彰秀 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (30312995)
【キーワード】レーザー分光 / 光散乱 / 光トラップ / エアロゾル / レーザー (他8件)
【概要】本研究では、マイクロ・ナノサイズの水表面の特異的物性を解析するレーザー分光・放射光X線分光複合解析法実現のために、テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置の開発、およびマイクロ気泡表面の表面張力を光学的に計測するマイクロデバイス・レーザー光学系開発を行った。テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置は、従来の大型レーザーを用いた装置と遜色ない性能を示す装置が開発された。また、マイクロ気泡測定では、新しい...
❏レーザー場におけるメゾスコピック系の非線形ダイナミクス(14340115)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】吉川 研一 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80110823)
【キーワード】非平衡開放系 / レーザー / リズム / パターン形成 / メソスコピック系 (他27件)
【概要】非平衡開放系の物理を理解することは、宇宙から生物にいたるまで、さまざまなスケールの物理を考える際に重要な課題である。そこで、われわれはマイクロメートル〜ミリメートルのスケールの定常的な非平衡開放条件を集光レーザー場を用いて形成することを目的として研究を進めてきた。すなわち、集光レーザーによって物体をトラップしながら、光子としてのエネルギー注入による非平衡開放条件下で引き起こされる動的な非線形現象に...
【数物系科学】地球惑星科学:レーザー干渉計レーザーを含む研究件
❏レーザーAEシステムの高度化による非接触非破壊評価手法の開発(11555180)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】榎 学 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (70201960)
【キーワード】レーザー干渉計 / アコースティック・エミッション / コーティング / 微視破壊 / 波形解析 (他10件)
【概要】本研究では,非接触で媒体表面速度の絶対値が測定可能なレーザー干渉計をAEセンサーとして用いる手法の開発を進めた.これまでにこの手法により非接触でAEを検出できることを明らかにし,高温下でのコーティング材の破壊挙動の評価に適用し研究を行ってきた.ただこの手法には,圧電素子をAEセンサーに用いる接触式のシステムに比べて測定感度が劣るという欠点がある.本研究の目的はシステムを改良し測定感度を向上させるこ...
❏アナログ-フーリエ変換を応用したレーザスペックル干渉計による実時間振動測定(05750212)
【研究テーマ】機械力学・制御
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】岩附 信行 東京工業大学, 精密工学研究所, 助手 (70193753)
【キーワード】レーザ / レーザ干渉計 / 干渉縞 / フーリェ変換 / アナログ電子回路 (他8件)
【概要】面内振動を非接触かつ実時間で計測するために,2開口法レーザスペックル干渉計と,その干渉縞の光強度信号をアナログ電子回路により実時間でフーリェ変換して干渉縞の位相変化を求めるアナログフーリエ変換回路を組み合わせた新しい実時間面内振動測定機を試作し,その測定範囲および測定精度について理論的ならびに実験的な検討を加えた.得られた主な結果を以下に示す. 1.アナログフーリエ変換の提案: 2開口法レーザスペ...
【数物系科学】地球惑星科学:物性レーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏ライマンα光共鳴イオン化法による超低速ミュオンの発生とナノ結晶研究への応用(16656295)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 助手 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 偏極 / スピン / 超低速ミュオン / 物性 (他8件)
【概要】最近、表面ミュオンビームから、超低速ミュオンを作り出すことに成功し、いよいよ本格的な表面物性への応用も視野に入れることが可能となってきた。本研究の目的は、超低速ミュオンの特徴を生かして、ナノ構造・表面界面の磁性原子スピンのダイナミクスを調べるスピントロニクスへの展開を目指した物性研究、半導体ナノクリスタルに於ける表面水素の役割を解明する研究、金属表面での触媒反応における水素状原子の役割を解明する表...
【数物系科学】地球惑星科学:物性実験レーザーを含む研究件
❏時間分解角度分解光電子分光による高温超伝導体のヒッグスモード観察(16K13829)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 非平衡物性 / 非平衡物理 (他9件)
【概要】銅酸化物や鉄系超伝導体では、キャリア量によって、純粋な超伝導状態から、超伝導が擬ギャップ状態や電荷・スピン密度波と混在する特殊な状態まで実現するため、自発的対称性の破れに伴う励起モードを研究する格好の舞台を提供してくれる。我々は波数分解したスペクトルが得られる時間分解ARPESによる電子系ダイナミクスを研究した。超伝導とは無関係に長時間の緩和成分が観察され得ることを示し、「遅い緩和=超伝導の再構成...
❏超高分解能レーザー角度分解光電子分光で選別観察する高温超伝導体の多様な秩序状態(16H06013)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 高温超伝導体 / 物性実験 (他6件)
【概要】超伝導エネルギーギャップを、レーザーを光源とすることで実現する超精密光電子分光で測定する。特に単位胞あたり3枚の超伝導層 (CuO2 面) を持つ Bi2Sr2Ca2Cu3O10+δ(Bi2223)に着目した。最適ドープBi2223における超伝導体の新しい現象を明らかにした。 異なる大きさのエネルギーギャップを有する内側及び外側のCuO 2平面から誘導されたボゴリュボフバンドの混成を観察し、 コヒ...
❏真空紫外レーザーを用いた高分解能角度分解光電子分光による高温超伝導体の研究(19740198)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】石坂 香子 東京大学, 物性研究所, 助教 (20376651)
【キーワード】高温超伝導 / 光電子分光 / 強相関電子系 / レーザー / 物性実験
【概要】真空紫外レーザー超高分解能光電子分光装置を用いて、高温超伝導銅酸化物の研究を行った。自然幅の小さいレーザーを用いることでこれまで報告された中で最も明瞭で鋭いスペクトルを得ることに成功し、超伝導ギャップのゼロ点(ノード)近傍の電子構造やキャリア特性を明らかにした。また、表面金属状態が強く内部の超伝導状態を覆い隠してしまうため従来光電子分光が困難だったYBa_2Cu_3O_<7-δ>系にお...
【数物系科学】地球惑星科学:素粒子実験レーザーを含む研究件
❏高強度レーザーの組み合わせによる真空の構造の解明(19H01907)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / 量子電磁気学 / 自由電子レーザー / 素粒子実験 (他6件)
【概要】「真空」に潜む構造(量子電磁気学の場、未発見粒子の場など)を明らかにするために、2種類の方法で研究をおこなっている。 1つ目は、大強度フェムト秒赤外レーザーによって真空をポンプし、X線自由電子レーザー(SACLA)の硬X線にてプローブをおこなう方法である。2019年6月にSACLAにて実験 (0.6TW fs レーザーでポンプ、8.4keV X線でプローブ)をおこない、データを取得した。このデータ...
❏高精度レーザーと強磁場を用いた真空構造の探索(16H03970)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / レーザー / パルス磁石 / 素粒子物理学実験 (他7件)
【概要】現代の物理学が予言する真空の構造を探索する実験である。真空に強磁場をパルス的に印加し、偏極を引き起こして真空を歪める。その歪みを高精度のレーザーで検出する。感度を高めるために高反射ミラー2枚で光共振器を作成し、共振器中の光に対してパルス磁場を印加する。プロトタイプ実験の結果をもとに、感度を決める鍵であるレーザーのノイズを削減し装置の長期安定性を向上させた。また、共振器の真空度の改善やパルス磁石の高...
【数物系科学】地球惑星科学:軟X線レーザーを含む研究件
❏軟X線共鳴カー効果による希薄磁性物質のスピンダイナミクス研究(26400328)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】磁気光学効果 / 軟X線 / 自由電子レーザー / 磁性体 / スピンダイナミクス (他13件)
【概要】物質の磁性情報を取得できる磁気光学カー効果(MOKE)について、プローブ光の波長を吸収端に合わせるとカー回転角が通常の可視光測定に比べて何10倍も大きくなることを我々は発見した(共鳴磁気光学カー効果, 共鳴MOKE)。この方法は元素選択性や大きな磁性信号、そして超高速時間分解測定の可能性が高いことから、本研究では分析法としての技術開発を行った。その結果、自由電子レーザーなどの次世代超短パルス軟X線...
❏高輝度X線発生のための逆コンプトン散乱プロセスの高度化に関する研究(12480142)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】鷲尾 方一 早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (70158608)
【キーワード】高品質電子ビーム / 時間同期 / 空間同期 / 高輝度レーザー / 逆コンプトン過程 (他15件)
【概要】成果の概要 電子・レーザー間での逆コンプトン散乱を現実のものとするために、電子ビームの徹底した高品質化を目ざし、超低エミッタンス電子ビームを発生できる、レーザーフォトカソードRFガンシステムによる電子ビーム発生を行い、ピコ秒単パルス電子ビーム発生に成功した。また衝突用のレーザーシステムの安定化を実施し、基準信号に対する時間ジッターを0.26ピコ秒以下と、逆コンプトン過程を高度化するために必要な基礎...
【数物系科学】地球惑星科学:重力計レーザーを含む研究件
❏片手で持てる実用小型絶対重力計の開発研究(15684009)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】新谷 昌人 東京大学, 地震研究所, 助教授 (30272503)
【キーワード】レーザー / 干渉計 / 絶対重力 / 地面振動 / 重力計
【概要】本研究計画では絶対重力計の小型化の研究を発展させ、野外観測可能な実用型の小型絶対重力計、具体的にはいわゆる投げ上げ式絶対重力計を開発する。今年度はこれまで不具合のあった投げ上げ機構の改良、およびアルミ製真空容器の製作を行い、小型・軽量の絶対重力計として動作するシステムの完成をめざした。 鏡の投上げ時の回転が許容量より1桁程度大きいことがこれまでの問題であった。これは投げ上げる瞬間に投げ上げ台から投...
❏高速サンプリング信号検出を利用した超小型絶対重力計の開発(13640417)
【研究テーマ】固体地球物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】新谷 昌人 東京大学, 地震研究所, 助手 (30272503)
【キーワード】重力計 / レーザー / 干渉計
【概要】重力観測は他の方法(測地学的・地震学的)とは相補的に地殻変動や物質移動(マグマ上昇・地下水の変動など)を調べる有効な手段である。このときに観測の主役となっているのは絶対重力計であり、基準点を設けることなく重力変動を知ることができる。しかし、従来の絶対重力計はいずれも野外観測機器としては機動性・経済性に欠けている。そこで、われわれは従来の絶対重力計の問題点を検討し、構造や信号取得法を工夫することで大...
【数物系科学】地球惑星科学:イオン源レーザーを含む研究件
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【数物系科学】地球惑星科学:歪計レーザーを含む研究件
❏長基線レーザー伸縮計ネットワークによるサブミリヘルツ帯の固体地球物理現象の探究(17H06207)
【研究テーマ】地球惑星科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】新谷 昌人 東京大学, 地震研究所, 教授 (30272503)
【キーワード】歪計 / レーザー / 干渉計
【概要】東海・中部地域の3つの観測サイト(神岡、犬山、船明)の長基線レーザー伸縮計の性能向上を図り、歪観測網として統合運用し、サブミリヘルツ帯の地動を高い分解能で観測する体制を構築した。レーザー制御やデータ取得の仕様を揃え、ネットワーク経由で装置の状態をモニターできるようにした。神岡の3年程度の長期記録は周辺の地殻変動データと整合していた。地震時の歪ステップについては、複数の観測点の同時記録と震源モデルと...
❏中周期帯スロー地震観測のためのレーザー歪偏差計の開発(25610129)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】新谷 昌人 東京大学, 地震研究所, 教授 (30272503)
【キーワード】スロー地震 / レーザー / 歪計 / 干渉計 / 歪偏差
【概要】本研究は現在明確には観測されていない中周期帯、すなわち継続時間が1000秒から10万秒程度のスロー地震を観測する手法として、新規にレーザー歪偏差計を開発し、プレート境界などで起こると予想される当該イベントの初検出を目指すものである。レーザー歪偏差計は同一直線上の2本の基線の間の歪の差、すなわち歪偏差をレーザー干渉計で直接計測する。機器の主要なノイズは温度変化による構成部品の熱膨張であると考えられ、...
【数物系科学】地球惑星科学:干渉計レーザーを含む研究件
❏長基線レーザー伸縮計ネットワークによるサブミリヘルツ帯の固体地球物理現象の探究(17H06207)
【研究テーマ】地球惑星科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】新谷 昌人 東京大学, 地震研究所, 教授 (30272503)
【キーワード】歪計 / レーザー / 干渉計
【概要】東海・中部地域の3つの観測サイト(神岡、犬山、船明)の長基線レーザー伸縮計の性能向上を図り、歪観測網として統合運用し、サブミリヘルツ帯の地動を高い分解能で観測する体制を構築した。レーザー制御やデータ取得の仕様を揃え、ネットワーク経由で装置の状態をモニターできるようにした。神岡の3年程度の長期記録は周辺の地殻変動データと整合していた。地震時の歪ステップについては、複数の観測点の同時記録と震源モデルと...
❏中周期帯スロー地震観測のためのレーザー歪偏差計の開発(25610129)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】新谷 昌人 東京大学, 地震研究所, 教授 (30272503)
【キーワード】スロー地震 / レーザー / 歪計 / 干渉計 / 歪偏差
【概要】本研究は現在明確には観測されていない中周期帯、すなわち継続時間が1000秒から10万秒程度のスロー地震を観測する手法として、新規にレーザー歪偏差計を開発し、プレート境界などで起こると予想される当該イベントの初検出を目指すものである。レーザー歪偏差計は同一直線上の2本の基線の間の歪の差、すなわち歪偏差をレーザー干渉計で直接計測する。機器の主要なノイズは温度変化による構成部品の熱膨張であると考えられ、...
❏片手で持てる実用小型絶対重力計の開発研究(15684009)
【研究テーマ】固体地球惑星物理学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】新谷 昌人 東京大学, 地震研究所, 助教授 (30272503)
【キーワード】レーザー / 干渉計 / 絶対重力 / 地面振動 / 重力計
【概要】本研究計画では絶対重力計の小型化の研究を発展させ、野外観測可能な実用型の小型絶対重力計、具体的にはいわゆる投げ上げ式絶対重力計を開発する。今年度はこれまで不具合のあった投げ上げ機構の改良、およびアルミ製真空容器の製作を行い、小型・軽量の絶対重力計として動作するシステムの完成をめざした。 鏡の投上げ時の回転が許容量より1桁程度大きいことがこれまでの問題であった。これは投げ上げる瞬間に投げ上げ台から投...
【数物系科学】地球惑星科学:放射光レーザーを含む研究件
❏光トラップした水滴のレーザー・放射光軟X線複合分析法の開発(19K22195)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】火原 彰秀 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (30312995)
【キーワード】レーザー分光 / 光散乱 / 光トラップ / エアロゾル / レーザー (他8件)
【概要】本研究では、マイクロ・ナノサイズの水表面の特異的物性を解析するレーザー分光・放射光X線分光複合解析法実現のために、テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置の開発、およびマイクロ気泡表面の表面張力を光学的に計測するマイクロデバイス・レーザー光学系開発を行った。テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置は、従来の大型レーザーを用いた装置と遜色ない性能を示す装置が開発された。また、マイクロ気泡測定では、新しい...
❏軟X線共鳴カー効果による希薄磁性物質のスピンダイナミクス研究(26400328)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】磁気光学効果 / 軟X線 / 自由電子レーザー / 磁性体 / スピンダイナミクス (他13件)
【概要】物質の磁性情報を取得できる磁気光学カー効果(MOKE)について、プローブ光の波長を吸収端に合わせるとカー回転角が通常の可視光測定に比べて何10倍も大きくなることを我々は発見した(共鳴磁気光学カー効果, 共鳴MOKE)。この方法は元素選択性や大きな磁性信号、そして超高速時間分解測定の可能性が高いことから、本研究では分析法としての技術開発を行った。その結果、自由電子レーザーなどの次世代超短パルス軟X線...
❏酸化物半導体表面の光誘起電子輸送現象の研究(23560020)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】酸化物半導体 / 光電子分光 / キャリアダイナミクス / 光起電力 / 光触媒 (他10件)
【概要】強相関物理や光触媒化学として重要な酸化物半導体表面における電子構造及びキャリアダイナミクスを高分解能角度分解光電子分光とSPring-8 BL07LSUにて開発した時間分解光電子分光で調べた。SrTiO3やZnOの表面は水素吸着や表面欠陥の導入で表面金属化でき、比較的強い電子相関もあった。キャリアダイナミクスは表面光起電力の発生とその緩和過程から研究をした。光触媒のTiO2結晶のナノ粒子ではアナタ...
【数物系科学】地球惑星科学:ミュオンレーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏ライマンα光共鳴イオン化法による超低速ミュオンの発生とナノ結晶研究への応用(16656295)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 助手 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 偏極 / スピン / 超低速ミュオン / 物性 (他8件)
【概要】最近、表面ミュオンビームから、超低速ミュオンを作り出すことに成功し、いよいよ本格的な表面物性への応用も視野に入れることが可能となってきた。本研究の目的は、超低速ミュオンの特徴を生かして、ナノ構造・表面界面の磁性原子スピンのダイナミクスを調べるスピントロニクスへの展開を目指した物性研究、半導体ナノクリスタルに於ける表面水素の役割を解明する研究、金属表面での触媒反応における水素状原子の役割を解明する表...
【数物系科学】地球惑星科学:同位体レーザーを含む研究件
❏レーザーを駆使した極微量同位体分光分析手法の開発(15H04240)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90262047)
【キーワード】同位体分析 / レーザー / イオン / 原子・イオン / 同位体
【概要】本研究は,極微量同位体として41Ca+を対象とした超微細構造分光を目指し,それに必要となる同位体選別的操作技術の確立,およびそれらの技術を基盤として,極微量同位体分析法へと展開させることを目的に研究を行った.41Ca+と同じ核スピンをもつ43Ca+を用いて,超微細構造を考慮したレーザー冷却サイクルを確立し,効率的な冷却により43Ca+の個別イオンの観測に成功した.さらに,同位体選別的操作技術の向上...
❏イオントラップ中での同位体イオンクーロン結晶の観測とリュードベリイオンの生成(22340115)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】原子・分子 / 同位体 / イオントラップ / レーザー / 原子・分子物理 (他6件)
【概要】中性原子・イオンの励起に必要な5台の光源を外部共振器型半導体レーザーシステムとして製作した。その結果、中性原子を3段光イオン化させ、同位体選択的にイオントラップへ導入することが可能となった。さらに小型トラップ装置を整備し、イオン蛍光をトラップの軸方向から撮影した。捕獲イオンに励起レーザー光を照射することで、イオンの高励起状態への遷移を可能とし、リュードベリイオン生成の可能性を確認した。さらに単一同...
❏レーザを利用した同位体レベルでの単一原子分析装置の開発(17360455)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】同位体 / イオントラップ / レーザ / 同位体分析
【概要】レーザアブレーションにより発生するCaイオンを線形四重極型のイオントラップにより捕獲し,基底状態4^2S_<1/2>から励起状態4^2P_<1/2>への遷移に共鴫する波長397mmとリポンプのための866nmのレーザ光を照射することによりレーザ冷却を行った.さらに3波長(397,866,850nm)のレーザ光を用いて量子跳躍実験を行うことで,蛍光を通して単一カルシウムイオン...
【数物系科学】地球惑星科学:ストロンチウムレーザーを含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【数物系科学】地球惑星科学:加速器レーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【数物系科学】天文学:インフレーション宇宙レーザーを含む研究件
❏宇宙マイクロ波背景放射偏光観測のためのメタマテリアル方式半波長板の開発(17K18790)
【研究テーマ】天文学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】松村 知岳 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 特任准教授 (70625003)
【キーワード】インフレーション / ミリ波光学 / 微細加工 / レーザー / 3Dプリンター (他15件)
【概要】宇宙マイクロ波背景放射に搭載することを目指し、微細加工メタマテリアル式大型半波長板の実現性について研究を行った。熱及び光物性よりミリ波光学材として適した部材の中で特に大型化が可能なアルミナに着目した。難加工材であるアルミナに対し、ダイシング微細溝加工により半波長板の実現性を示した。また、大型化に向け、特に3次元プリンターによるアルミナ造形、また長短波レーザによるアルミナ微細加工の2つの加工方法に着...
❏宇宙重力波干渉計の地上試験モデルの完成(15H02087)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 卓史 京都大学, 理学研究科, 名誉教授 (80155837)
【キーワード】重力波 / 宇宙レーザー干渉計 / 宇宙重力波干渉計 / DECIGO / レーザー (他10件)
【概要】研究開始1年目にLIGOが連星ブラックホール合体時の重力波を初検出した。本基盤A は地球の周回軌道上にDECIGOの10分の1のサイズの干渉計B-DECIGOを打ち上げるとほぼ宇宙の果てまでの連星ブラックホールの合体を観測可能であり、その起源を決定できることを明らかにした。これに基づいて、B-DECIGO→DECIGO(=太陽周回軌道で1000kmのサイズ)というロードマップをDECIGOグループ...
【数物系科学】天文学:衝撃波レーザーを含む研究件
❏レーザー駆動衝撃波と圧電素子を用いた体腔内へ挿入可能な超小型X線源の開発(20650067)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】長谷川 純 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教 (90302984)
【キーワード】衝撃波 / レーザー / X線源
【概要】パルスエネルギー30mJのNd:YAGレーザー2倍高調波を用いて大気中での衝撃波発生実験を行った.当初のレーザー照射系では集束レンズの焦点距離が300mmと比較的長く,レーザー集束点における照射パワー密度不足から,圧電素子で高電圧を発生するのに十分な強度の衝撃波を生成することが出来なかった.そこで,より短い焦点距離の集束レンズを用いたレーザー照射系を新たに構築し,衝撃波強度の増大を図った.一方,電...
❏大出力レーザーを用いた無衝突衝撃波の形成と粒子加速物理機構の解明(17204052)
【研究テーマ】プラズマ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】高部 英明 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 教授 (20150352)
【キーワード】宇宙物理 / プラズマ / 地球電磁気 / 宇宙線 / 量子ビーム (他16件)
【概要】世界に6箇所しない大型の高強度レーザーを用いて、宇宙物理などで極めて重要な無衝突衝撃波の生成の物理機構の解明と粒子加速の研究を理論的、実験的に行った。本事業により、従来の衝撃波生成のための外部磁場が内場合でも、プラズマ流の磁気不安定による、線形から非線形、最終的な自己構造形成により無衝突衝撃波がどんな条件下でも生成されうることを示した。同時に、英国、仏国、中国の大型レーザーも用いた国際共同実験体制...
【数物系科学】天文学:超伝導レーザーを含む研究件
❏時間結晶を用いたレーザー周波数下方変換の基礎理論(20K03811)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辻 直人 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (90647752)
【キーワード】非平衡 / 時間結晶 / 超伝導 / 光物性 / レーザー
【概要】昨年度に引き続き、固体中での時間結晶の実現、およびそれを用いたレーザー周波数の下方変換技術の開発に向けて解析を行なった。解析の対象としては、モット絶縁体を記述する電子系のモデルであるファリコフ・キンボール(FK)模型を扱った。この模型は、非平衡動的平均場理論の範囲で数値的に厳密に解析できることが知られている。FK模型に周期的な振動電場を加えたときのダイナミクスを計算したところ、モット絶縁体相におい...
❏時間分解角度分解光電子分光による高温超伝導体のヒッグスモード観察(16K13829)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 非平衡物性 / 非平衡物理 (他9件)
【概要】銅酸化物や鉄系超伝導体では、キャリア量によって、純粋な超伝導状態から、超伝導が擬ギャップ状態や電荷・スピン密度波と混在する特殊な状態まで実現するため、自発的対称性の破れに伴う励起モードを研究する格好の舞台を提供してくれる。我々は波数分解したスペクトルが得られる時間分解ARPESによる電子系ダイナミクスを研究した。超伝導とは無関係に長時間の緩和成分が観察され得ることを示し、「遅い緩和=超伝導の再構成...
❏超高分解能レーザー角度分解光電子分光で選別観察する高温超伝導体の多様な秩序状態(16H06013)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】近藤 猛 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40613310)
【キーワード】光電子分光 / 超伝導 / レーザー / 高温超伝導体 / 物性実験 (他6件)
【概要】超伝導エネルギーギャップを、レーザーを光源とすることで実現する超精密光電子分光で測定する。特に単位胞あたり3枚の超伝導層 (CuO2 面) を持つ Bi2Sr2Ca2Cu3O10+δ(Bi2223)に着目した。最適ドープBi2223における超伝導体の新しい現象を明らかにした。 異なる大きさのエネルギーギャップを有する内側及び外側のCuO 2平面から誘導されたボゴリュボフバンドの混成を観察し、 コヒ...
【数物系科学】天文学:化学物理レーザーを含む研究件
❏強レーザー場による空間分割を利用した量子制御理論の構築(20550021)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】化学物理 / 量子制御 / レーザー / 空間分割
【概要】強レーザー場を用いた量子状態空間の分割を利用することにより、レーザーを用いた量子制御手法を分子系に応用する際の課題である(1)緩和過程の回避、(2)量子制御に要する時間スケールの調整、(3)多準位量子系に対する物理的制御描像の提示、の3点を解決することが出来た。また、本手法をチオホスゲン分子に適用したところ、位相緩和を効果的に回避しながら、πパルス法等の確立された従来法による量子制御が可能であるこ...
❏観測・デコヒーレンスを利用した量子制御理論の構築(17550019)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】菅原 道彦 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (40276415)
【キーワード】化学物理 / 量子制御 / 量子観測 / デコヒーレンス / レーザー
【概要】レーザー場によって量子系にもたらされるコヒーレントな動力学と、観測操作によってもたらされるデコヒーレンス効果を組み合わせることによって新たな量子制御の描像を構築した。この際、頻繁に施される観測操作間の時間発展演算子に対して2次の摂動論を用いた解析を行うことにより、系の有効リウビリアンを導出することに成功した。この有効リウビリアンに対して固有値解析を施すことによって、十分時間を経た後で得られる定常状...
【数物系科学】天文学:X線レーザーを含む研究件
❏ピコ秒時間分解X線ホログラフィ(13480142)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】上坂 充 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30232739)
【キーワード】レーザー / X線 / 時間分解 / プラズマ / 時間分解X線ホログラフィ (他9件)
【概要】レーザープラズマX線(LPX)によるX線ホログラフィを目的に研究を始めたが、X線強度不足という問題に直面した。そこで、生体・医療などの分野での需要が大きいX線イメージングへの活用を目指し、時間分解能10psのレーザー固体アブレーション過程撮影を図って吸収像を取得した結果、金属サンプルでは〜10ショットで、生体サンプルでは〜100ショットで充分なコントラストを得られることがわかった。従って、シングル...
❏高輝度X線発生のための逆コンプトン散乱プロセスの高度化に関する研究(12480142)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】鷲尾 方一 早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (70158608)
【キーワード】高品質電子ビーム / 時間同期 / 空間同期 / 高輝度レーザー / 逆コンプトン過程 (他15件)
【概要】成果の概要 電子・レーザー間での逆コンプトン散乱を現実のものとするために、電子ビームの徹底した高品質化を目ざし、超低エミッタンス電子ビームを発生できる、レーザーフォトカソードRFガンシステムによる電子ビーム発生を行い、ピコ秒単パルス電子ビーム発生に成功した。また衝突用のレーザーシステムの安定化を実施し、基準信号に対する時間ジッターを0.26ピコ秒以下と、逆コンプトン過程を高度化するために必要な基礎...
❏放射線トリガ-型レ-ザ-発振モ-ドの研究(01460262)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】中沢 正治 東京大学, 工学部, 教授 (00010976)
【キーワード】レ-ザ- / 中性子検出 / ヘリウムネオンレ-ザ- / レ-ザ-増幅 / X線 (他9件)
【概要】放射線計測用の新しいセンシング原理として放射線によるレ-ザ-発振効果を用いることが本研究の目的である。前年度は、特殊レ-ザ-発振管で照射実験を実施し、入射中性子束に対し、レ-ザ-発振開始電圧の減少量について校正実験を実施した。今年度の研究成果は以下の通りである。 1.放射線トリガ-型レ-ザ-発振モデルの検討 市販の他の^3Heレ-ザ-発振管について、このモ-ドでの動作実験をしたところ作動せず、レ-...
【化学】複合化学:DNA光損傷レーザーを含む研究件
❏DNAナノ光電荷分離システムの構築(18750148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 光電荷分離 / 光エネルギー変換 / 電子移動 / レーザー (他9件)
【概要】我々はこれまで、光増感剤としてナフタルイミドを用いることによりDNA内電荷分離状態の生成に成功してきた。しかしながら、光照射により強い酸化力を有するナフタルイミドを用いた場合、無差別にすべての塩基を酸化してしまうため近接塩基上にホールが発生し素早い逆電子移動が起こり電荷分離収率は数パーセント程度にとどまった。また、ナフタルイミドを用いる場合では紫外光照射が必要であり、太陽光エネルギー変換への応用が...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【化学】複合化学:光化学レーザーを含む研究件
❏2波長2レーザー照射による高効率DNA切断(15750007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA損傷 / レーザー / 光化学 / 光線力学療法 / DNA-電子酸化 (他9件)
【概要】皮膚ガン、胃ガンの治療法の一つとして、近年光線力学療法(PDT)が注目されている。高齢、心不全、他の病気の直後で外科療法が困難な患者に対して特に有効な治療法となりうる。PDTによる合併症等の報告例はほとんどないが、唯一日光過敏症が問題となつている。したがって、外用した光増感剤が代謝されるまでの数週間にわたり遮光が必要となる。そのため、出来る限り外用する増感剤の量を減らす事が望まれる。また、光源とし...
❏レ-ザ-照射NMR法による金属錯体の励起状態に関する基礎的・応用的研究(01470048)
【研究テーマ】無機・錯塩・放射化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】冨安 博 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (50016854)
【キーワード】ルテニウム / レ-ザ- / 錯体 / 光化学 / 光誘起効果 (他15件)
【概要】本年度はレ-ザ-照射NMRを用い、ルテニウム(II)錯体の光励起による常磁性効果と反応の光誘起効果に関して以下に示す成果を得た。トリス(ビピリジン)Ru(II)のNMR測定では、レ-ザ-照射(照射波長514.7nm)により、ビピリジン3位置におけるHーNMRシグナルの低磁場側シフトと線幅の広がりが見られた。これは、Ru(II)の光励起により生成した三重項励起状態による常磁性シフトと常磁性緩和による...
【化学】複合化学:電子移動レーザーを含む研究件
❏DNAナノ光電荷分離システムの構築(18750148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 光電荷分離 / 光エネルギー変換 / 電子移動 / レーザー (他9件)
【概要】我々はこれまで、光増感剤としてナフタルイミドを用いることによりDNA内電荷分離状態の生成に成功してきた。しかしながら、光照射により強い酸化力を有するナフタルイミドを用いた場合、無差別にすべての塩基を酸化してしまうため近接塩基上にホールが発生し素早い逆電子移動が起こり電荷分離収率は数パーセント程度にとどまった。また、ナフタルイミドを用いる場合では紫外光照射が必要であり、太陽光エネルギー変換への応用が...
❏2波長2レーザー照射による高効率DNA切断(15750007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA損傷 / レーザー / 光化学 / 光線力学療法 / DNA-電子酸化 (他9件)
【概要】皮膚ガン、胃ガンの治療法の一つとして、近年光線力学療法(PDT)が注目されている。高齢、心不全、他の病気の直後で外科療法が困難な患者に対して特に有効な治療法となりうる。PDTによる合併症等の報告例はほとんどないが、唯一日光過敏症が問題となつている。したがって、外用した光増感剤が代謝されるまでの数週間にわたり遮光が必要となる。そのため、出来る限り外用する増感剤の量を減らす事が望まれる。また、光源とし...
【総合理工】応用物理学:質量分析レーザーを含む研究件
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
❏イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置の開発(07555068)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90209700)
【キーワード】質量分析 / イオンサイクロトロン共鳴 / クラスター / レーザー / 超伝導磁石
【概要】相変化を伴う伝熱現象や薄膜生成過程のミクロな理解に欠かせない原子・分子クラスターの基本的性質について調べるため,フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴(FT-ICR)質量分析装置を試作した.この装置の評価を兼ねて,アーク放電法で生成したフラーレンの質量分析を行った.具体的には,ICRセルの近傍においたフラーレン混合物の試料にNd : YAGレーザー(2倍波)を集光して,蒸発とイオン化とを行って,IC...
【工学】機械工学:加工変質層レーザーを含む研究件
❏超短パルス高出力フラッシュランプ照射による単結晶シリコン加工変質層の完全修復(23656094)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40323042)
【キーワード】超精密加工 / 加工変質層 / 単結晶シリコン / フラッシュランプ / レーザ (他6件)
【概要】超短パルス高出力フラッシュランプを単結晶シリコン機械加工面に照射し、加工変質層の修復を試みた.表層アモルファスシリコンの溶融・再結晶の過程を解明するために分子動力学を用いてシミュレーション解析を行い、レーザ照射との比較を行った.また、シリコン研削面および切削面を実験対象として照射実験を行った結果、加工変質層の修復効果が確認された。一方、問題点として、照射時の衝撃波によるウエハ破壊が観察された。 ...
❏高周波ナノ秒パルスレーザ照射による大口径シリコンウエハ加工変質層の完全修復(20656023)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】閻 紀旺 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (40323042)
【キーワード】半導体基板 / シリコンウエハ / 加工変質層 / レーザ / 単結晶 (他8件)
【概要】本研究では,加工変質層の形成された大口径Siウエハに高周波ナノ秒パルスNd:YAGレーザの連続照射を行うことで加工変質層における相変態や転位などを一括して完全な単結晶構造に修復することを研究目的とする.平成21年度では,照射装置の構築,高速移動照射条件の検討および砥粒加工面の変質層修復などを行った.具体的な研究内容および研究成果を以下に記す. (1)高速移動・回転照射装置の構築:レーザ照射ユニット...
【工学】機械工学:真空レーザーを含む研究件
❏高強度レーザーの組み合わせによる真空の構造の解明(19H01907)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / 量子電磁気学 / 自由電子レーザー / 素粒子実験 (他6件)
【概要】「真空」に潜む構造(量子電磁気学の場、未発見粒子の場など)を明らかにするために、2種類の方法で研究をおこなっている。 1つ目は、大強度フェムト秒赤外レーザーによって真空をポンプし、X線自由電子レーザー(SACLA)の硬X線にてプローブをおこなう方法である。2019年6月にSACLAにて実験 (0.6TW fs レーザーでポンプ、8.4keV X線でプローブ)をおこない、データを取得した。このデータ...
❏高精度レーザーと強磁場を用いた真空構造の探索(16H03970)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / レーザー / パルス磁石 / 素粒子物理学実験 (他7件)
【概要】現代の物理学が予言する真空の構造を探索する実験である。真空に強磁場をパルス的に印加し、偏極を引き起こして真空を歪める。その歪みを高精度のレーザーで検出する。感度を高めるために高反射ミラー2枚で光共振器を作成し、共振器中の光に対してパルス磁場を印加する。プロトタイプ実験の結果をもとに、感度を決める鍵であるレーザーのノイズを削減し装置の長期安定性を向上させた。また、共振器の真空度の改善やパルス磁石の高...
【工学】機械工学:YAGレーザーレーザーを含む研究件
❏レーザアブレーションによる廃コピー紙の瞬時脱トナー技術の基礎的開発(16658070)
【研究テーマ】林産科学・木質工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】服部 順昭 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授 (90115915)
【キーワード】コピー用紙 / PPC / レーザ / YAGレーザ / アブレーション (他7件)
【概要】今年度までの結果は下記の通りである。 照射条件は、EO・QスイッチYAGレーザのフルエンスを0.92J/cm^2に、パルス周波数を10Hzとし、XZテーブルを2.5mm/secで移動させ、 1)レーザアブレーションへの影響因子 市販のPPC用紙、平滑性やトナー定着性の異なる紙に4種類のプリンタで成分が異なるトナーを印刷し、トナーの除去効果を比較した。トナー間の比較では白色度で、紙試料間の比較では未...
❏蒸着機構の熱動力学的研究(01460119)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】尾添 紘之 九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (10033242)
【キーワード】薄膜 / 真空蒸着 / 凝縮 / 振動励起 / 電子線 (他10件)
【概要】熱エネルギ-レベルの操作を用いて金属蒸気機構を制御することを目的として、真空蒸着実験を行った。蒸発源としてクヌ-ドセンセルを用いて金属蒸気を発生させ、セルと対向して置かれた基板表面に蒸着させる。この時、シ-スヒ-タおよび液体窒素を用いて基板温度を制御した。レ-ザ-照射、電界付加等により形成される薄膜結晶構造の制御を試みた。蒸着中または蒸着後、反射型高速電子線回折(RHEED)により薄膜の結晶構造を...
【工学】電気電子工学:ホローカソードランプレーザーを含む研究件
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【工学】電気電子工学:微小球レーザーを含む研究件
❏急冷過程でのガラスナノ結晶化を実現するガラス構造設計とそれを用いたデバイス創成(22H01788)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】篠崎 健二 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (10723489)
【キーワード】核形成 / 微小球 / 不均質性制御 / アップコンバージョン / レーザー
【概要】
❏ナノ・マイクロ構造を付与したガラス微小球レーザーの作製と高効率指向性発振(15K20993)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岸 哲生 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (90453828)
【キーワード】ウィスパリングギャラリーモード / ガラス材料 / 微小球 / レーザー加熱 / whispering gallery mode (他18件)
【概要】ナノメートルサイズからマイクロメートルサイズの付加的構造を有するガラス微小球レーザーを作製した。透明ナノ結晶化ガラスやファラデー回転ガラスからなるガラス微小球をレーザー局所加熱法により作製した。これによりレーザー局所加熱法が様々なガラス組成において真球が作製可能であることがわかった。また、欠陥構造を付与したガラス微小球の光共振特性を電磁界解析によるシミュレーションにより解析し、欠陥構造の導入により...
【工学】電気電子工学:へき開再成長レーザーを含む研究件
❏多体クーロン相互作用を含む利得理論計算の実用化と高品質量子細線レーザーによる検証(23360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】量子細線 / 半導体レーザー / 光学利得 / 多体効果 / 理論計算 (他9件)
【概要】半導体レーザーの利得性能計算には、自由電子近似に基づくバンド理論が用いられてきた。本研究では、計算パラメータをk・p 摂動論に基づいて決定し、1 次元量子細線系と2 次元量子井戸系用のキャリア間多体クーロン相互作用を平均場近似で取り入れ、レーザーのモード利得を定量的に計算する理論を、コードとして試作した。遮蔽クーロン相互作用の波数依存性を無視した計算も行った。実験では、高品質3周期T型量子細線試料...
❏低しきい値量子細線レーザーの作製とその発振特性の物理(20360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】薄膜・量子構造 / 量子細線 / レーザー / MBE / へき開再成長 (他11件)
【概要】MBEへき開再成長T型GaAs量子細線の利点を生かして、量子細線レーザーの低しきい値発振を行い、そしてそれらのデバイスが示すレーザー発振特性と光学物性・光学応答を定量計測し、量子細線レーザーの利点や性能が上記の最初の理論予測どおりなのかどうかを検証した。15-20周期の量子細線を活性層に用いた垂直配置p-n接合を有する電流注入量子細線レーザー、そのp型とn型を逆に配置した転置型電流注入量子細線レー...
【工学】電気電子工学:薄膜・量子構造レーザーを含む研究件
❏多体クーロン相互作用を含む利得理論計算の実用化と高品質量子細線レーザーによる検証(23360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】量子細線 / 半導体レーザー / 光学利得 / 多体効果 / 理論計算 (他9件)
【概要】半導体レーザーの利得性能計算には、自由電子近似に基づくバンド理論が用いられてきた。本研究では、計算パラメータをk・p 摂動論に基づいて決定し、1 次元量子細線系と2 次元量子井戸系用のキャリア間多体クーロン相互作用を平均場近似で取り入れ、レーザーのモード利得を定量的に計算する理論を、コードとして試作した。遮蔽クーロン相互作用の波数依存性を無視した計算も行った。実験では、高品質3周期T型量子細線試料...
❏低しきい値量子細線レーザーの作製とその発振特性の物理(20360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】薄膜・量子構造 / 量子細線 / レーザー / MBE / へき開再成長 (他11件)
【概要】MBEへき開再成長T型GaAs量子細線の利点を生かして、量子細線レーザーの低しきい値発振を行い、そしてそれらのデバイスが示すレーザー発振特性と光学物性・光学応答を定量計測し、量子細線レーザーの利点や性能が上記の最初の理論予測どおりなのかどうかを検証した。15-20周期の量子細線を活性層に用いた垂直配置p-n接合を有する電流注入量子細線レーザー、そのp型とn型を逆に配置した転置型電流注入量子細線レー...
【工学】電気電子工学:光励起レーザーを含む研究件
❏低しきい値量子細線レーザーの作製とその発振特性の物理(20360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】薄膜・量子構造 / 量子細線 / レーザー / MBE / へき開再成長 (他11件)
【概要】MBEへき開再成長T型GaAs量子細線の利点を生かして、量子細線レーザーの低しきい値発振を行い、そしてそれらのデバイスが示すレーザー発振特性と光学物性・光学応答を定量計測し、量子細線レーザーの利点や性能が上記の最初の理論予測どおりなのかどうかを検証した。15-20周期の量子細線を活性層に用いた垂直配置p-n接合を有する電流注入量子細線レーザー、そのp型とn型を逆に配置した転置型電流注入量子細線レー...
❏レ-ザ-照射NMR法による金属錯体の励起状態に関する基礎的・応用的研究(01470048)
【研究テーマ】無機・錯塩・放射化学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】冨安 博 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (50016854)
【キーワード】ルテニウム / レ-ザ- / 錯体 / 光化学 / 光誘起効果 (他15件)
【概要】本年度はレ-ザ-照射NMRを用い、ルテニウム(II)錯体の光励起による常磁性効果と反応の光誘起効果に関して以下に示す成果を得た。トリス(ビピリジン)Ru(II)のNMR測定では、レ-ザ-照射(照射波長514.7nm)により、ビピリジン3位置におけるHーNMRシグナルの低磁場側シフトと線幅の広がりが見られた。これは、Ru(II)の光励起により生成した三重項励起状態による常磁性シフトと常磁性緩和による...
【工学】電気電子工学:電流注入レーザーを含む研究件
❏低しきい値量子細線レーザーの作製とその発振特性の物理(20360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】薄膜・量子構造 / 量子細線 / レーザー / MBE / へき開再成長 (他11件)
【概要】MBEへき開再成長T型GaAs量子細線の利点を生かして、量子細線レーザーの低しきい値発振を行い、そしてそれらのデバイスが示すレーザー発振特性と光学物性・光学応答を定量計測し、量子細線レーザーの利点や性能が上記の最初の理論予測どおりなのかどうかを検証した。15-20周期の量子細線を活性層に用いた垂直配置p-n接合を有する電流注入量子細線レーザー、そのp型とn型を逆に配置した転置型電流注入量子細線レー...
❏電流注入による量子細線レーザーの発振と低しきい値電流の検証(16360148)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 助教授 (40251491)
【キーワード】電流注入 / GzAs / 量子細線 / T型 / レーザー (他10件)
【概要】垂直及び平行配置の2通りのp-nドーピングプロファイルを有するT型量子細線レーザー構造において、電流注入での単一モード発振に成功した。これらのレーザーの共振器長は0.5mmで、端面にはAu/SiO2による高反射コートを施してある。へき開再成長T型量子細線レーザーは、その特異な作製法のために、レーザー光導波路がウエハーの角に形成され通常のフォトリソグラフィーの手法が使えない。また、p-n接合も立体的...
【工学】電気電子工学:回折格子レーザーを含む研究件
❏ナノ・マイクロ構造を付与したガラス微小球レーザーの作製と高効率指向性発振(15K20993)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岸 哲生 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (90453828)
【キーワード】ウィスパリングギャラリーモード / ガラス材料 / 微小球 / レーザー加熱 / whispering gallery mode (他18件)
【概要】ナノメートルサイズからマイクロメートルサイズの付加的構造を有するガラス微小球レーザーを作製した。透明ナノ結晶化ガラスやファラデー回転ガラスからなるガラス微小球をレーザー局所加熱法により作製した。これによりレーザー局所加熱法が様々なガラス組成において真球が作製可能であることがわかった。また、欠陥構造を付与したガラス微小球の光共振特性を電磁界解析によるシミュレーションにより解析し、欠陥構造の導入により...
❏コヒーレント波の干渉に基づく超並列計算:ホログラフィックコンピューティング(10680339)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】熊沢 逸夫 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (70186469)
【キーワード】ホログラフィックメモリ / ニューラルネットワーク / レーザ / コヒーレント波 / 並列計算 (他16件)
【概要】本研究課題では、2年の研究期間を通じて新しい超並列計算の枠組みを提案すると共にその実現の可能性を各種コンピュータシミュレーションを通じて確認した。提案する方式においては超音波、レーザなどのコヒーレント光の干渉を直接的に計算に利用することで、プロセッサ間の高密度通信を無結線に行い、またニューラルコンピューティングの基本演算である重み付け総和演算を一切の演算装置なしに実現する。こうした特徴を生かし、従...
【工学】電気電子工学:量子エレクトロニクスレーザーを含む研究件
❏高安定短パルス受動・能動ハイブリッドモード同期光ファイバレーザとその応用(17K18868)
【研究テーマ】電気電子工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバレーザ / モード同期 / 非線形ループミラー / レーザ / 光ファイバ (他7件)
【概要】本研究では、受動モード同期光ファイバレーザとして最近注目されている9の字(Figure-9)型レーザ(F9L)について、通常用いられる非相反位相シフタを光変調器で置き換えることを考案し、本研究で実施した。光位相変調器を用いた構成を試作し、パルス幅210fs、スペクトル幅17.94nm、繰り返し周波数は1.54MHzのモード同期短パルスを得た。光位相変調器に代えて光周波数シフタを用いた構成では、光周...
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
【工学】電気電子工学:量子ナノ構造レーザーを含む研究件
❏半導コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生用半導体集積デバイスの開発研究(08555081)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / 量子井戸 / テラヘルツ電磁波 / 量子ナノ構造 (他11件)
【概要】情報通信技術の発達はさまざまな電磁波領域の開拓を必要としてきている。これは単に情報量の増大のみならず、さまざまな情報のやりとりを実現するために要請されてきている。 本試験研究では、21世紀のテラビット級情報ネットワーク構築をめざした基礎技術として、コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生のための半導体集積デバイスの開発研究を行い、テラヘルツもしくはフェムト秒テクノロジーという研究分野の実用化に寄与するこ...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
❏半導体微小共振機と量子細線構造を有する次世代超高性能レーザの試作研究(06555100)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ナノ構造 / MOCVD / 量子細線 / 量子箱 / 微小共振器 (他12件)
【概要】21世紀の超高速大容量光情報伝送や光情報処理の実現のためには、時間軸と空間軸の両方において高密度化が可能な光源の開発が不可欠である。しかし実現の道はそれほど近くはない。したがって、このような次世代光技術をささえるために新たな半導体レーザを開拓し、その技術を確立することは急務といわざるを得ない。 本試験研究では、上述の究極レーザのひとつとして、量子細線を活性層に有する垂直型微小共振器レーザをこれまで...
【工学】電気電子工学:量子細線レーザーを含む研究件
❏多体クーロン相互作用を含む利得理論計算の実用化と高品質量子細線レーザーによる検証(23360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】量子細線 / 半導体レーザー / 光学利得 / 多体効果 / 理論計算 (他9件)
【概要】半導体レーザーの利得性能計算には、自由電子近似に基づくバンド理論が用いられてきた。本研究では、計算パラメータをk・p 摂動論に基づいて決定し、1 次元量子細線系と2 次元量子井戸系用のキャリア間多体クーロン相互作用を平均場近似で取り入れ、レーザーのモード利得を定量的に計算する理論を、コードとして試作した。遮蔽クーロン相互作用の波数依存性を無視した計算も行った。実験では、高品質3周期T型量子細線試料...
❏低しきい値量子細線レーザーの作製とその発振特性の物理(20360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】薄膜・量子構造 / 量子細線 / レーザー / MBE / へき開再成長 (他11件)
【概要】MBEへき開再成長T型GaAs量子細線の利点を生かして、量子細線レーザーの低しきい値発振を行い、そしてそれらのデバイスが示すレーザー発振特性と光学物性・光学応答を定量計測し、量子細線レーザーの利点や性能が上記の最初の理論予測どおりなのかどうかを検証した。15-20周期の量子細線を活性層に用いた垂直配置p-n接合を有する電流注入量子細線レーザー、そのp型とn型を逆に配置した転置型電流注入量子細線レー...
❏電流注入による量子細線レーザーの発振と低しきい値電流の検証(16360148)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 助教授 (40251491)
【キーワード】電流注入 / GzAs / 量子細線 / T型 / レーザー (他10件)
【概要】垂直及び平行配置の2通りのp-nドーピングプロファイルを有するT型量子細線レーザー構造において、電流注入での単一モード発振に成功した。これらのレーザーの共振器長は0.5mmで、端面にはAu/SiO2による高反射コートを施してある。へき開再成長T型量子細線レーザーは、その特異な作製法のために、レーザー光導波路がウエハーの角に形成され通常のフォトリソグラフィーの手法が使えない。また、p-n接合も立体的...
【工学】電気電子工学:量子箱レーザーを含む研究件
❏半導コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生用半導体集積デバイスの開発研究(08555081)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / 量子井戸 / テラヘルツ電磁波 / 量子ナノ構造 (他11件)
【概要】情報通信技術の発達はさまざまな電磁波領域の開拓を必要としてきている。これは単に情報量の増大のみならず、さまざまな情報のやりとりを実現するために要請されてきている。 本試験研究では、21世紀のテラビット級情報ネットワーク構築をめざした基礎技術として、コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生のための半導体集積デバイスの開発研究を行い、テラヘルツもしくはフェムト秒テクノロジーという研究分野の実用化に寄与するこ...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
❏半導体微小共振機と量子細線構造を有する次世代超高性能レーザの試作研究(06555100)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ナノ構造 / MOCVD / 量子細線 / 量子箱 / 微小共振器 (他12件)
【概要】21世紀の超高速大容量光情報伝送や光情報処理の実現のためには、時間軸と空間軸の両方において高密度化が可能な光源の開発が不可欠である。しかし実現の道はそれほど近くはない。したがって、このような次世代光技術をささえるために新たな半導体レーザを開拓し、その技術を確立することは急務といわざるを得ない。 本試験研究では、上述の究極レーザのひとつとして、量子細線を活性層に有する垂直型微小共振器レーザをこれまで...
【工学】電気電子工学:分子線エピタキシー(MBE)レーザーを含む研究件
❏多体クーロン相互作用を含む利得理論計算の実用化と高品質量子細線レーザーによる検証(23360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】量子細線 / 半導体レーザー / 光学利得 / 多体効果 / 理論計算 (他9件)
【概要】半導体レーザーの利得性能計算には、自由電子近似に基づくバンド理論が用いられてきた。本研究では、計算パラメータをk・p 摂動論に基づいて決定し、1 次元量子細線系と2 次元量子井戸系用のキャリア間多体クーロン相互作用を平均場近似で取り入れ、レーザーのモード利得を定量的に計算する理論を、コードとして試作した。遮蔽クーロン相互作用の波数依存性を無視した計算も行った。実験では、高品質3周期T型量子細線試料...
❏低しきい値量子細線レーザーの作製とその発振特性の物理(20360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】薄膜・量子構造 / 量子細線 / レーザー / MBE / へき開再成長 (他11件)
【概要】MBEへき開再成長T型GaAs量子細線の利点を生かして、量子細線レーザーの低しきい値発振を行い、そしてそれらのデバイスが示すレーザー発振特性と光学物性・光学応答を定量計測し、量子細線レーザーの利点や性能が上記の最初の理論予測どおりなのかどうかを検証した。15-20周期の量子細線を活性層に用いた垂直配置p-n接合を有する電流注入量子細線レーザー、そのp型とn型を逆に配置した転置型電流注入量子細線レー...
❏電流注入による量子細線レーザーの発振と低しきい値電流の検証(16360148)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 助教授 (40251491)
【キーワード】電流注入 / GzAs / 量子細線 / T型 / レーザー (他10件)
【概要】垂直及び平行配置の2通りのp-nドーピングプロファイルを有するT型量子細線レーザー構造において、電流注入での単一モード発振に成功した。これらのレーザーの共振器長は0.5mmで、端面にはAu/SiO2による高反射コートを施してある。へき開再成長T型量子細線レーザーは、その特異な作製法のために、レーザー光導波路がウエハーの角に形成され通常のフォトリソグラフィーの手法が使えない。また、p-n接合も立体的...
【工学】電気電子工学:波長多重レーザーを含む研究件
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【工学】電気電子工学:光デバイスレーザーを含む研究件
❏On-chip plasmonic nanolasers for ultrafast optical interconnects(17H03229)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】J・J Delaunay 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80376516)
【キーワード】プラズモニクス / 光デバイス / ナノ材料 / plasmonics / laser (他9件)
【概要】プラズモニクスレーザーは、ナノスケールでのレーザー源として有望である。現在主流である半導体ナノワイヤはボトムアップの技術による合成後、金属表面にトランスファーする方法は、煩雑さによりオンチップデバイスへの実現性が乏しい。本研究では、トランスファー工程が不要なトップダウン技術で製造されるプラズモニクスナノレーザーを実現し、オンチップ回路の製造要件に適応させる。さらに、レーザー利得媒質の上部にあるプラ...
❏半導コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生用半導体集積デバイスの開発研究(08555081)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / 量子井戸 / テラヘルツ電磁波 / 量子ナノ構造 (他11件)
【概要】情報通信技術の発達はさまざまな電磁波領域の開拓を必要としてきている。これは単に情報量の増大のみならず、さまざまな情報のやりとりを実現するために要請されてきている。 本試験研究では、21世紀のテラビット級情報ネットワーク構築をめざした基礎技術として、コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生のための半導体集積デバイスの開発研究を行い、テラヘルツもしくはフェムト秒テクノロジーという研究分野の実用化に寄与するこ...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
【工学】電気電子工学:非線形光学レーザーを含む研究件
❏固体表面における光電効果の機構解明(17K18749)
【研究テーマ】物性物理およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, 助教 (30442924)
【キーワード】光電子分光 / 仕事関数 / レーザー / 表面非線形効果 / 光電効果 (他8件)
【概要】レーザーとARPESの両技術の高度化に伴い、低光子エネルギー域の光電子放出現象を高精度で観測することが可能となってきた。本研究では固体表層からの低エネルギー光電子放出現象を精査するプラットフォームを整備し、仕事関数を高精度で測定する方法を開発した。(1)光電子分布をブロッホ電子分布に変換するソフトウェアを開発し公開した。“スリットレス”分光器のデータ変換にも対応する。(2)小型のファイバーレーザー...
❏非線形ロックイン顕微鏡のための隣接光パルス干渉による帯域動作型強度雑音抑圧法(23656048)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】伊東 一良 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80113520)
【キーワード】レーザー / 雑音 / 誘導ラマン散乱 / 顕微鏡 / 光雑音 (他10件)
【概要】ファイバーレーザーパルスを二分割し遅延を与えて合成することで,光検出後の光電流の雑音を特定周波数においてショット雑音レベルまで低減する方式を実証した.さらに,本方式を,ロックイン検出を用いる最新の非線形光学顕微鏡である誘導ラマン散乱顕微鏡に適用したところ,ファイバーレーザー光源を用いてイメージ取得時間 0.4 s/frameのリアルタイムイメージングに成功した ...
❏有機非線形光学材料による光波マニピュレーション(06352038)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】総合研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】宮田 清蔵 東京農工大学, 工学部, 教授 (90015066)
【キーワード】光波マニピュレーション / レーザー / 非線形光学 / 有機材料 / 波長 (他8件)
【概要】来るべき高度情報化社会においては、大容量情報の記録および迅速な情報の伝達・処理のみならず、精緻な情報の提供が要求される。種々の特性の制御性に優れるレーザー光は、これらの情報処理に対処し得る可能性を有しているため、次世代情報化社会は光の時代と言われている。光波を自在に制御する上で欠かせない効果が、入射光電場の2乗や3乗に比例して物質内に誘起された電気分極から生じる非線形光学効果である。 本研究では、...
【工学】電気電子工学:モード同期レーザーを含む研究件
❏高安定短パルス受動・能動ハイブリッドモード同期光ファイバレーザとその応用(17K18868)
【研究テーマ】電気電子工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバレーザ / モード同期 / 非線形ループミラー / レーザ / 光ファイバ (他7件)
【概要】本研究では、受動モード同期光ファイバレーザとして最近注目されている9の字(Figure-9)型レーザ(F9L)について、通常用いられる非相反位相シフタを光変調器で置き換えることを考案し、本研究で実施した。光位相変調器を用いた構成を試作し、パルス幅210fs、スペクトル幅17.94nm、繰り返し周波数は1.54MHzのモード同期短パルスを得た。光位相変調器に代えて光周波数シフタを用いた構成では、光周...
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【工学】電気電子工学:微小共振器レーザーを含む研究件
❏半導体光ツイストロニクスの開拓(22H01994)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】太田 泰友 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90624528)
【キーワード】ツイストロニクス / フォトニック結晶 / 微小共振器 / レーザー / シリコンフォトニクス
【概要】
❏半導コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生用半導体集積デバイスの開発研究(08555081)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / 量子井戸 / テラヘルツ電磁波 / 量子ナノ構造 (他11件)
【概要】情報通信技術の発達はさまざまな電磁波領域の開拓を必要としてきている。これは単に情報量の増大のみならず、さまざまな情報のやりとりを実現するために要請されてきている。 本試験研究では、21世紀のテラビット級情報ネットワーク構築をめざした基礎技術として、コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生のための半導体集積デバイスの開発研究を行い、テラヘルツもしくはフェムト秒テクノロジーという研究分野の実用化に寄与するこ...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
【工学】電気電子工学:分光レーザーを含む研究件
❏ポリマーがいしの遠隔劣化計測技術の開発(19K04345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 隆 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任教授 (60371283)
【キーワード】レーザー / プラズマ / 分光 / ポリマー / がいし (他12件)
【概要】レーザー誘起ブレークダウン分光(LIBS)を用いたポリマーがいしの遠隔劣化計測技術の開発に関して、以下の結果を得た。 (1) 計測ロバスト性の評価:離隔距離10 mの計測において、がいしサンプルに対するレーザーの照射角度が40度以下の範囲で劣化評価の指標となるAlに対するSiの発光強度比は一定であり、角度が75度においても発光強度比の変化は30%以内であることを示した。このことからLIBSによるポ...
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【工学】電気電子工学:有機金属気相成長法(MOCVD)レーザーを含む研究件
❏半導コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生用半導体集積デバイスの開発研究(08555081)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / 量子井戸 / テラヘルツ電磁波 / 量子ナノ構造 (他11件)
【概要】情報通信技術の発達はさまざまな電磁波領域の開拓を必要としてきている。これは単に情報量の増大のみならず、さまざまな情報のやりとりを実現するために要請されてきている。 本試験研究では、21世紀のテラビット級情報ネットワーク構築をめざした基礎技術として、コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生のための半導体集積デバイスの開発研究を行い、テラヘルツもしくはフェムト秒テクノロジーという研究分野の実用化に寄与するこ...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
❏半導体微小共振機と量子細線構造を有する次世代超高性能レーザの試作研究(06555100)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ナノ構造 / MOCVD / 量子細線 / 量子箱 / 微小共振器 (他12件)
【概要】21世紀の超高速大容量光情報伝送や光情報処理の実現のためには、時間軸と空間軸の両方において高密度化が可能な光源の開発が不可欠である。しかし実現の道はそれほど近くはない。したがって、このような次世代光技術をささえるために新たな半導体レーザを開拓し、その技術を確立することは急務といわざるを得ない。 本試験研究では、上述の究極レーザのひとつとして、量子細線を活性層に有する垂直型微小共振器レーザをこれまで...
【工学】土木工学:量子ドットレーザーを含む研究件
❏半導コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生用半導体集積デバイスの開発研究(08555081)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / 量子井戸 / テラヘルツ電磁波 / 量子ナノ構造 (他11件)
【概要】情報通信技術の発達はさまざまな電磁波領域の開拓を必要としてきている。これは単に情報量の増大のみならず、さまざまな情報のやりとりを実現するために要請されてきている。 本試験研究では、21世紀のテラビット級情報ネットワーク構築をめざした基礎技術として、コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生のための半導体集積デバイスの開発研究を行い、テラヘルツもしくはフェムト秒テクノロジーという研究分野の実用化に寄与するこ...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
❏半導体微小共振機と量子細線構造を有する次世代超高性能レーザの試作研究(06555100)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ナノ構造 / MOCVD / 量子細線 / 量子箱 / 微小共振器 (他12件)
【概要】21世紀の超高速大容量光情報伝送や光情報処理の実現のためには、時間軸と空間軸の両方において高密度化が可能な光源の開発が不可欠である。しかし実現の道はそれほど近くはない。したがって、このような次世代光技術をささえるために新たな半導体レーザを開拓し、その技術を確立することは急務といわざるを得ない。 本試験研究では、上述の究極レーザのひとつとして、量子細線を活性層に有する垂直型微小共振器レーザをこれまで...
【工学】構造・機能材料:ドーピングレーザーを含む研究件
❏DLC膜の熱分解反応の解明と同位体元素・多原子価イオン添加による耐熱性向上(17H03142)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】赤坂 大樹 東京工業大学, 工学院, 准教授 (80500983)
【キーワード】アモルファス炭素膜 / 水素 / 熱分解 / 耐熱性 / DLC膜 (他12件)
【概要】ダイヤモンド状炭素(DLC)膜はsp3とsp2結合性の炭素及び水素からなるアモルファス炭素膜の総称である.DLC膜の構造と膜の耐熱性の関係を評価し,DLC膜の熱分解反応過程から,耐熱性の向上指針を得る事を目的とし,各種構造を有するDLC膜を準備して,各膜の構造を把握した上で加熱時に脱離してくる脱離分子の温度依存性とその際の膜のsp2/sp3結合性炭素比の変化を評価した.その結果,熱分解はDLC膜の...
❏電流注入による量子細線レーザーの発振と低しきい値電流の検証(16360148)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 助教授 (40251491)
【キーワード】電流注入 / GzAs / 量子細線 / T型 / レーザー (他10件)
【概要】垂直及び平行配置の2通りのp-nドーピングプロファイルを有するT型量子細線レーザー構造において、電流注入での単一モード発振に成功した。これらのレーザーの共振器長は0.5mmで、端面にはAu/SiO2による高反射コートを施してある。へき開再成長T型量子細線レーザーは、その特異な作製法のために、レーザー光導波路がウエハーの角に形成され通常のフォトリソグラフィーの手法が使えない。また、p-n接合も立体的...
【工学】構造・機能材料:光触媒レーザーを含む研究件
❏酸化物半導体表面の光誘起電子輸送現象の研究(23560020)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
【キーワード】酸化物半導体 / 光電子分光 / キャリアダイナミクス / 光起電力 / 光触媒 (他10件)
【概要】強相関物理や光触媒化学として重要な酸化物半導体表面における電子構造及びキャリアダイナミクスを高分解能角度分解光電子分光とSPring-8 BL07LSUにて開発した時間分解光電子分光で調べた。SrTiO3やZnOの表面は水素吸着や表面欠陥の導入で表面金属化でき、比較的強い電子相関もあった。キャリアダイナミクスは表面光起電力の発生とその緩和過程から研究をした。光触媒のTiO2結晶のナノ粒子ではアナタ...
❏レーザーとマイクロ反応器を複合化した不斉合成システム(16310095)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】市村 禎二郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50016169)
【キーワード】マイクロリアクター / 光触媒 / 内分泌かく乱物質 / アルキル化 / 光化学反応 (他17件)
【概要】光源と反応場の特徴を有効に組み合わせたマイクロ光化学プロセスの開発を目指し、光不斉合成、光触媒の酸化、還元力を用いた有機反応等をモデル系として、光反応に最適化したマイクロリアクターを設計、高収率、高選択率反応プロセスの実現を目的に研究を進めた。 まずマイクロリアクターを用いた光不斉増感反応の実効性の検証を試みた。(Z)-シクロオクテンの光増感エナンチオ区別異性化反応、および(R)-(+)-リモネン...
【工学】総合工学:カラスレーザーを含む研究件
❏レーザ誘起熱勾配を活用したガラス中でのソレー効果の解明とガラスの組成制御への応用(22H01371)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】レーザ / ガラス / ソレー効果 / ドープ / 組成制御
【概要】
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
❏レーザを用いたガラス・樹脂へのナノ構造の超高速転写技術の開発(24656099)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012
【研究代表者】長藤 圭介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (50546231)
【キーワード】レーザ / 転写 / マイクロ・ナノデバイス / 省エネルギー / ガラス
【概要】高速でナノ構造をガラスまたは樹脂表面に転写する方法としてレーザ加熱成形を提案した.レーザは型表面を直接加熱し,転写後型および基板内部に熱伝導で冷却される.本研究では転写速度のレーザパワー密度と照射速度の影響を具体的に調査した.さらに,Ni電鋳型をロールに巻きつけ,押付用ガラスロールおよび樹脂フィルムの裏面からレーザを照射するロール装置を実際に作製し,樹脂表面への微細構造連続転写に成功した.また,フ...
【工学】総合工学:ドープレーザーを含む研究件
❏レーザ誘起熱勾配を活用したガラス中でのソレー効果の解明とガラスの組成制御への応用(22H01371)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】レーザ / ガラス / ソレー効果 / ドープ / 組成制御
【概要】
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
【工学】総合工学:同位体分析レーザーを含む研究件
❏レーザーを駆使した極微量同位体分光分析手法の開発(15H04240)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90262047)
【キーワード】同位体分析 / レーザー / イオン / 原子・イオン / 同位体
【概要】本研究は,極微量同位体として41Ca+を対象とした超微細構造分光を目指し,それに必要となる同位体選別的操作技術の確立,およびそれらの技術を基盤として,極微量同位体分析法へと展開させることを目的に研究を行った.41Ca+と同じ核スピンをもつ43Ca+を用いて,超微細構造を考慮したレーザー冷却サイクルを確立し,効率的な冷却により43Ca+の個別イオンの観測に成功した.さらに,同位体選別的操作技術の向上...
❏レーザを利用した同位体レベルでの単一原子分析装置の開発(17360455)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】同位体 / イオントラップ / レーザ / 同位体分析
【概要】レーザアブレーションにより発生するCaイオンを線形四重極型のイオントラップにより捕獲し,基底状態4^2S_<1/2>から励起状態4^2P_<1/2>への遷移に共鴫する波長397mmとリポンプのための866nmのレーザ光を照射することによりレーザ冷却を行った.さらに3波長(397,866,850nm)のレーザ光を用いて量子跳躍実験を行うことで,蛍光を通して単一カルシウムイオン...
❏レーザを用いた放射性廃棄物の分析方法の研究および開発(13308025)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】長谷川 秀一 (2003) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90262047)
【キーワード】レーザ / 同位体分析 / 放射性廃棄物 / 微量分析
【概要】高効率で同位体レベルの分析が可能なレーザを用いた分析方法を新たに提案し、それに必要となる分析装置の開発を行った。その結果、以下のことが明らかとなった。(1)試料の原子蒸気化をレーザアブレーションで行い、発生したイオンを電場によりトラップするための四重極ラジオ波電場トラップの設計・開発を行い、実際にCaイオンがトラップされることを確認した。(2)Caイオンを冷却するためには397nmの紫外レーザ光が...
【工学】総合工学:スピンレーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏ライマンα光共鳴イオン化法による超低速ミュオンの発生とナノ結晶研究への応用(16656295)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 助手 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 偏極 / スピン / 超低速ミュオン / 物性 (他8件)
【概要】最近、表面ミュオンビームから、超低速ミュオンを作り出すことに成功し、いよいよ本格的な表面物性への応用も視野に入れることが可能となってきた。本研究の目的は、超低速ミュオンの特徴を生かして、ナノ構造・表面界面の磁性原子スピンのダイナミクスを調べるスピントロニクスへの展開を目指した物性研究、半導体ナノクリスタルに於ける表面水素の役割を解明する研究、金属表面での触媒反応における水素状原子の役割を解明する表...
【工学】総合工学:フォトニツク結晶レーザーを含む研究件
❏半導体光ツイストロニクスの開拓(22H01994)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】太田 泰友 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90624528)
【キーワード】ツイストロニクス / フォトニック結晶 / 微小共振器 / レーザー / シリコンフォトニクス
【概要】
❏単一人工原子フォトニック結晶ナノ共振器レーザ(20760030)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】野村 政宏 東京大学, ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構, 特任助教 (10466857)
【キーワード】フォトニック結晶 / 単一量子ドット / レーザ / ナノ共振器
【概要】本研究は高品質なエアブリッジ型二次元フォトニック結晶ナノ共振器を用いて世界に先駆けて単一半導体量子ドットレーザを実現することを目的として行われた。 実施期間中に、目的通り世界で初めて単一半導体量子ドットレーザを実現した。量子ドットは人工原子ともよばれるため、本レーザは単一人工原子レーザとも呼ぶことができる。単一量子ドット中の励起子とナノ共振器中の光子が1つの量子レベルで強く相互作用すると、真空ラビ...
❏フォトニック結晶薄膜の高速製造とデバイス化(12555221)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】大久保 達也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40203731)
【キーワード】フォトニック結晶 / 自己組織化 / ナノ粒子 / レーザー / 光メモリー (他15件)
【概要】フォトニック結晶は、光の波長レベル(数百ナノメーター)の大きな構造周期を有する「結晶」で、21世紀の光情報化時代の基幹材料である。本展開研究では、1)生成機構の解明と高速製造と2)デバイス化に関する検討を行った。 1)生成機構の解明と高速製造 自然沈降法による三次元フォトニッククリスタル形成過程の最適化とメカニズム検討を行った。これらの知見をもとに薄膜化に関して離散要素法(Discrete Ele...
【工学】総合工学:超低速ミュオンレーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏ライマンα光共鳴イオン化法による超低速ミュオンの発生とナノ結晶研究への応用(16656295)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 助手 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 偏極 / スピン / 超低速ミュオン / 物性 (他8件)
【概要】最近、表面ミュオンビームから、超低速ミュオンを作り出すことに成功し、いよいよ本格的な表面物性への応用も視野に入れることが可能となってきた。本研究の目的は、超低速ミュオンの特徴を生かして、ナノ構造・表面界面の磁性原子スピンのダイナミクスを調べるスピントロニクスへの展開を目指した物性研究、半導体ナノクリスタルに於ける表面水素の役割を解明する研究、金属表面での触媒反応における水素状原子の役割を解明する表...
【工学】総合工学:半導体レーザーを含む研究件
❏複合量子化半導体素子構造の開発とレーザー発振・吸収・利得特性の顕微透過計測(10450113)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】渡部 俊太郎 (2000-2001) 東京大学, 物性研究所, 教授 (50143540)
【キーワード】量子構造 / 導波路 / 半導体 / 顕微 / レーザー
【概要】量子細線レーザーをはじめとする、電子閉じ込めと光閉じ込めを任意に組み合わせた立体量子構造を「複合量子化素子構造」と呼び、そのような素子構造群全体を対象として、試料構造の開発やレーザー発振特性や吸収・利得の評価を行った。このため、まず、電子状態と光導波路の設計・最適化を行うための有限要素計算プログラムを開発した。また、温度可変の光励起レーザー発振評価システム、トップビュー配置の発光スペクトルおよび画...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
【工学】総合工学:ナノ構造レーザーを含む研究件
❏On-chip plasmonic nanolasers for ultrafast optical interconnects(17H03229)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】J・J Delaunay 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80376516)
【キーワード】プラズモニクス / 光デバイス / ナノ材料 / plasmonics / laser (他9件)
【概要】プラズモニクスレーザーは、ナノスケールでのレーザー源として有望である。現在主流である半導体ナノワイヤはボトムアップの技術による合成後、金属表面にトランスファーする方法は、煩雑さによりオンチップデバイスへの実現性が乏しい。本研究では、トランスファー工程が不要なトップダウン技術で製造されるプラズモニクスナノレーザーを実現し、オンチップ回路の製造要件に適応させる。さらに、レーザー利得媒質の上部にあるプラ...
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
【工学】総合工学:化合物半導体レーザーを含む研究件
❏半導コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生用半導体集積デバイスの開発研究(08555081)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / 量子井戸 / テラヘルツ電磁波 / 量子ナノ構造 (他11件)
【概要】情報通信技術の発達はさまざまな電磁波領域の開拓を必要としてきている。これは単に情報量の増大のみならず、さまざまな情報のやりとりを実現するために要請されてきている。 本試験研究では、21世紀のテラビット級情報ネットワーク構築をめざした基礎技術として、コヒーレント・テラヘルツ電磁波発生のための半導体集積デバイスの開発研究を行い、テラヘルツもしくはフェムト秒テクノロジーという研究分野の実用化に寄与するこ...
❏半導体ナノ構造における超高速光、電子相互作用の制御と次世代超高性能レーザへの応用(07405018)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 国際産学共同研究センター, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ドット / 微小共振器 / フォトニック結晶 / STM / レーザ (他13件)
【概要】1982年に量子ドットレーザが提案されて以来、半導体ナノ構造構造の研究は急速に発展し、固体物理およびエレクトロニクスの研究分野に大きなインパクトをもたらしてきた。しかし、これまでの多大な努力にもかかわらず、形成技術や量子ドットの物性の解明が十分ではないため、現時点においては量子ドットレーザが当初予想されたような性能を実現するには至っていなかった。 本研究では、量子ドットの形成および物性物理の解明を...
❏半導体微小共振機と量子細線構造を有する次世代超高性能レーザの試作研究(06555100)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】荒川 泰彦 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30134638)
【キーワード】量子ナノ構造 / MOCVD / 量子細線 / 量子箱 / 微小共振器 (他12件)
【概要】21世紀の超高速大容量光情報伝送や光情報処理の実現のためには、時間軸と空間軸の両方において高密度化が可能な光源の開発が不可欠である。しかし実現の道はそれほど近くはない。したがって、このような次世代光技術をささえるために新たな半導体レーザを開拓し、その技術を確立することは急務といわざるを得ない。 本試験研究では、上述の究極レーザのひとつとして、量子細線を活性層に有する垂直型微小共振器レーザをこれまで...
【工学】総合工学:水素原子レーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏ライマンα光共鳴イオン化法による超低速ミュオンの発生とナノ結晶研究への応用(16656295)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 助手 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 偏極 / スピン / 超低速ミュオン / 物性 (他8件)
【概要】最近、表面ミュオンビームから、超低速ミュオンを作り出すことに成功し、いよいよ本格的な表面物性への応用も視野に入れることが可能となってきた。本研究の目的は、超低速ミュオンの特徴を生かして、ナノ構造・表面界面の磁性原子スピンのダイナミクスを調べるスピントロニクスへの展開を目指した物性研究、半導体ナノクリスタルに於ける表面水素の役割を解明する研究、金属表面での触媒反応における水素状原子の役割を解明する表...
【工学】総合工学:質量分析計レーザーを含む研究件
❏ジルコン年代測定のための高感度レーザー質量分析計の試作(08554017)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 理学部, 助教授 (80191485)
【キーワード】ウラン-鉛年代 / レーザーサンプリング法 / ICP質量分析法 / 高感度イオン検出器 / 二次元固体撮像素子 (他11件)
【概要】本研究では、ジルコン試料から高精度年代情報を引き出すという高い学術的要求を実現するために、レーザーサンプリング法を用いた超高精度同位体分析法(以下レーザー質量分析法と略記)の開発を行った。まず、50ミクロン以下の微小ジルコン結晶を分析対象とするため、固体試料の局所部分から試料をサンプリングできる新しいレーザーシステムの開発を行った。レーザー光学レンズ系の改良(被写界深度の向上)と、長時間安定性の向...
❏クラスター・超微粒子の偏向型粒子質量分析装置の開発(07555233)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】定方 正毅 東京大学, 工学系研究科, 教授 (30011175)
【キーワード】偏向型質量分析装置 / レーザーアブレーション / ナノパーティクル / クラスター / 電界偏向 (他12件)
【概要】クラスターや超微粒子は、工業的材料として広く利用されており、用途の拡大が予測される。しかし、nmオーダーの粒子を測定する方法が確立していないため、超微粒子製造に際して重要となる生成機構については不明な点が多い。本研究では、nmオーダーの微粒子をin situに測定を目的とし、電界偏向型粒子質量分析装置の開発を行った。また、nmオーダーの微粒子生成法についても検討を行ない以下のような知見を得ることが...
【工学】総合工学:表面レーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏ライマンα光共鳴イオン化法による超低速ミュオンの発生とナノ結晶研究への応用(16656295)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 助手 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 偏極 / スピン / 超低速ミュオン / 物性 (他8件)
【概要】最近、表面ミュオンビームから、超低速ミュオンを作り出すことに成功し、いよいよ本格的な表面物性への応用も視野に入れることが可能となってきた。本研究の目的は、超低速ミュオンの特徴を生かして、ナノ構造・表面界面の磁性原子スピンのダイナミクスを調べるスピントロニクスへの展開を目指した物性研究、半導体ナノクリスタルに於ける表面水素の役割を解明する研究、金属表面での触媒反応における水素状原子の役割を解明する表...
【工学】総合工学:クラスターレーザーを含む研究件
❏イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置の開発(07555068)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】丸山 茂夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90209700)
【キーワード】質量分析 / イオンサイクロトロン共鳴 / クラスター / レーザー / 超伝導磁石
【概要】相変化を伴う伝熱現象や薄膜生成過程のミクロな理解に欠かせない原子・分子クラスターの基本的性質について調べるため,フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴(FT-ICR)質量分析装置を試作した.この装置の評価を兼ねて,アーク放電法で生成したフラーレンの質量分析を行った.具体的には,ICRセルの近傍においたフラーレン混合物の試料にNd : YAGレーザー(2倍波)を集光して,蒸発とイオン化とを行って,IC...
❏クラスター・超微粒子の偏向型粒子質量分析装置の開発(07555233)
【研究テーマ】化学工学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】定方 正毅 東京大学, 工学系研究科, 教授 (30011175)
【キーワード】偏向型質量分析装置 / レーザーアブレーション / ナノパーティクル / クラスター / 電界偏向 (他12件)
【概要】クラスターや超微粒子は、工業的材料として広く利用されており、用途の拡大が予測される。しかし、nmオーダーの粒子を測定する方法が確立していないため、超微粒子製造に際して重要となる生成機構については不明な点が多い。本研究では、nmオーダーの微粒子をin situに測定を目的とし、電界偏向型粒子質量分析装置の開発を行った。また、nmオーダーの微粒子生成法についても検討を行ない以下のような知見を得ることが...
【工学】総合工学:マイクロマシンレーザーを含む研究件
❏マイクロ・フレキシブル機構の加工を可能にする光造形加工システム(08555032)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】マイクロ・フレキシブル機構 / 光造形 / マイクロマシン / 自由液面 / 液面差制御 (他13件)
【概要】本研究は、フレキシブルな3次元マイクロ機構を製作することを可能にする光造形システムを提案、設計、試作することを目的として研究を行なった。その成果は次のとおりである。 (1) 三種類のくぼみを制御する方法を提案、検討、実験した。 (a) 空気圧制御: 液体樹脂にノズルを挿入し、密閉したノズル内の空気に圧力をかけてくぼみを形成し、圧力を調整することでくぼみのレベルと形状を制御する。この方法では、大気圧...
❏血流を利用し、光で駆動・制御される血管内パイロットシステムの研究(05402035)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】カテーテル / アクチュエータ / 血管 / 離脱機構 / レーザー (他9件)
【概要】本研究は血管内手術に用いるカテーテルを患部まで安全で簡便にガイドする機構、および、必要に応じて留置器具を離脱する機構を案出し、工学解析を行ない特性を明かにすると共に、具体的に試作をして有効性を確認したものである。対象とした血管は、手術の必要性が高く、カテーテルのガイドが難しいとされている内径2〜6mmの動脈である。 カテーテルのガイド方法としては、中空円筒状の吹き流しをカテーテルの先端部に付けて血...
❏マイクロマシン用高分解能光造形システムの試作(05555038)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】マイクロマシン / 光造形 / レーザ / 光硬化 / 樹脂 (他17件)
【概要】光造形法をマイクロマシン製作に応用する場合には、10μm以下の加工分解能を実現しなければならない。本研究では、まず、固化セルと呼ぶ概念を導入して、樹脂の固化現象をモデル化し、樹脂中での光子の軌跡を追跡して吸収点の分布を求めるモンテカルロシミュレーションを行ない、その結果得られた知見から樹脂の固化深さを10μm以下の一定値に保つ加工条件を求めた。その結果、加工分解能を高めるための指針として、(1)露...
【工学】総合工学:真空蒸着レーザーを含む研究件
❏薄膜凝縮過程の熱的制御に関する研究(05750196)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】井上 剛良 九州大学, 機能物質科学研究所, 助教授 (20193592)
【キーワード】真空蒸着 / 薄膜 / レーザー / 結晶構造 / 光照射 (他6件)
【概要】伝熱光学の分野では,光はふく射というエネルギーの伝達手段として重要な役割を果してきているが,最近のレーザー技術の発展によってエネルギー伝達の制御手段としての利用も考えられるようになってきている。そこで本研究では光を用いて凝縮という物理現象を制御することが可能であるかどうか,また可能であるならばどのような照射方法が有効であるのかを実験的に調べることを目的として,NaCl単結晶上へのAgの真空蒸着実験...
❏蒸着機構の熱動力学的研究(01460119)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】尾添 紘之 九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (10033242)
【キーワード】薄膜 / 真空蒸着 / 凝縮 / 振動励起 / 電子線 (他10件)
【概要】熱エネルギ-レベルの操作を用いて金属蒸気機構を制御することを目的として、真空蒸着実験を行った。蒸発源としてクヌ-ドセンセルを用いて金属蒸気を発生させ、セルと対向して置かれた基板表面に蒸着させる。この時、シ-スヒ-タおよび液体窒素を用いて基板温度を制御した。レ-ザ-照射、電界付加等により形成される薄膜結晶構造の制御を試みた。蒸着中または蒸着後、反射型高速電子線回折(RHEED)により薄膜の結晶構造を...
【工学】総合工学:微細加工レーザーを含む研究件
❏宇宙マイクロ波背景放射偏光観測のためのメタマテリアル方式半波長板の開発(17K18790)
【研究テーマ】天文学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】松村 知岳 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 特任准教授 (70625003)
【キーワード】インフレーション / ミリ波光学 / 微細加工 / レーザー / 3Dプリンター (他15件)
【概要】宇宙マイクロ波背景放射に搭載することを目指し、微細加工メタマテリアル式大型半波長板の実現性について研究を行った。熱及び光物性よりミリ波光学材として適した部材の中で特に大型化が可能なアルミナに着目した。難加工材であるアルミナに対し、ダイシング微細溝加工により半波長板の実現性を示した。また、大型化に向け、特に3次元プリンターによるアルミナ造形、また長短波レーザによるアルミナ微細加工の2つの加工方法に着...
❏マイクロ・フレキシブル機構の加工を可能にする光造形加工システム(08555032)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】マイクロ・フレキシブル機構 / 光造形 / マイクロマシン / 自由液面 / 液面差制御 (他13件)
【概要】本研究は、フレキシブルな3次元マイクロ機構を製作することを可能にする光造形システムを提案、設計、試作することを目的として研究を行なった。その成果は次のとおりである。 (1) 三種類のくぼみを制御する方法を提案、検討、実験した。 (a) 空気圧制御: 液体樹脂にノズルを挿入し、密閉したノズル内の空気に圧力をかけてくぼみを形成し、圧力を調整することでくぼみのレベルと形状を制御する。この方法では、大気圧...
❏マイクロマシン用高分解能光造形システムの試作(05555038)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】マイクロマシン / 光造形 / レーザ / 光硬化 / 樹脂 (他17件)
【概要】光造形法をマイクロマシン製作に応用する場合には、10μm以下の加工分解能を実現しなければならない。本研究では、まず、固化セルと呼ぶ概念を導入して、樹脂の固化現象をモデル化し、樹脂中での光子の軌跡を追跡して吸収点の分布を求めるモンテカルロシミュレーションを行ない、その結果得られた知見から樹脂の固化深さを10μm以下の一定値に保つ加工条件を求めた。その結果、加工分解能を高めるための指針として、(1)露...
【工学】総合工学:超音波レーザーを含む研究件
❏光励起超音波による高機能診断のための造影剤評価プラットフォームの構築(18H01449)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中村 健太郎 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20242315)
【キーワード】超音波 / 光超音波 / 造影剤 / イメージング / 光音響 (他10件)
【概要】本研究では、医用超音波画像技術のひとつである光超音波イメージングにおいて今後の利用拡大が見込まれる専用造影剤について、その性能を定量的に評価する装置の開発を行うことを目的としている。2つの異なった評価装置の開発を進めている。 その一つとして、振幅変調した連続光を用いることで低い尖頭光パワーで評価を安定に行うことをめざし、半導体レーザ光源と音響共鳴を利用した高感度検出系を考案している。今年度は、これ...
❏コヒーレント波の干渉に基づく超並列計算:ホログラフィックコンピューティング(10680339)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】熊沢 逸夫 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教授 (70186469)
【キーワード】ホログラフィックメモリ / ニューラルネットワーク / レーザ / コヒーレント波 / 並列計算 (他16件)
【概要】本研究課題では、2年の研究期間を通じて新しい超並列計算の枠組みを提案すると共にその実現の可能性を各種コンピュータシミュレーションを通じて確認した。提案する方式においては超音波、レーザなどのコヒーレント光の干渉を直接的に計算に利用することで、プロセッサ間の高密度通信を無結線に行い、またニューラルコンピューティングの基本演算である重み付け総和演算を一切の演算装置なしに実現する。こうした特徴を生かし、従...
【工学】総合工学:光フアイバレーザーレーザーを含む研究件
❏高安定短パルス受動・能動ハイブリッドモード同期光ファイバレーザとその応用(17K18868)
【研究テーマ】電気電子工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバレーザ / モード同期 / 非線形ループミラー / レーザ / 光ファイバ (他7件)
【概要】本研究では、受動モード同期光ファイバレーザとして最近注目されている9の字(Figure-9)型レーザ(F9L)について、通常用いられる非相反位相シフタを光変調器で置き換えることを考案し、本研究で実施した。光位相変調器を用いた構成を試作し、パルス幅210fs、スペクトル幅17.94nm、繰り返し周波数は1.54MHzのモード同期短パルスを得た。光位相変調器に代えて光周波数シフタを用いた構成では、光周...
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【工学】総合工学:ナノ粒子レーザーを含む研究件
❏界面活性剤を含まないナフタロシアニンナノ粒子の作製と光音響イメージングへの応用(19K05398)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (00422527)
【キーワード】レーザー / ナノ粒子 / 近赤外光 / 光音響 / フタロシアニン (他6件)
【概要】2021年度には、ナフタロシアニンと同系列で様々な特性が既に多く調べられているフタロシアニンに関して、比較として中心金属がないものを主に検討を進めた。 フタロシアニンに対して、超純水中でレーザーフルエンスを振って532 nmのレーザー光を照射すると、走査電子顕微鏡観察により、レーザーフルエンスが増加すると共に微細化が進行し、柱状のミクロンサイズの原料が、1次粒径および2次粒径が数百ナノメートルから...
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
【工学】総合工学:注入同期レーザーを含む研究件
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏波長多重光システムのための新しい超広帯域光ファイバ増幅器・レーザの研究(12450138)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他14件)
【概要】波長多重光ファイバシステムの更なる大容量化のためには、超広帯域な光デバイス、特に光ファイバ増幅器やレーザ光源の実現が重要である。本研究は、このような超広帯域な光ファイバ型デバイスの実現を目指すものである。光ファイバ型デバイスとしては、光ファイバ増幅器、光ファイバレーザ、光ファイバ波長変換器、および光ファイバグレーティングの研究を行った。あわせて、半導体レーザを用いた波形整形器の研究も進めた。 超広...
【工学】総合工学:アブレーションレーザーを含む研究件
❏レーザープラズマ風洞を用いた革新的アルミナ還元技術(26630439)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー / レーザー / 金属還元 / アブレーション / 放電
【概要】固形アルミナ(円柱ロッド)表面に直接レーザー光を集光し、4400 K(乖離温度)以上に加熱することを試みた。アルゴン1気圧の雰囲気中でアブレーションガスの分光計測を行うと、多くのアルミニウム原子が発光していることが確認され、レーザーアブレーションで還元剤なしにアルミを還元することに成功した。アルミ原子の発光はレーザーパワーとともに強くなり、1 kW出力の場合に比べて、1.5 kWで5倍、2.0 k...
❏レーザアブレーションによる廃コピー紙の瞬時脱トナー技術の基礎的開発(16658070)
【研究テーマ】林産科学・木質工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】服部 順昭 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授 (90115915)
【キーワード】コピー用紙 / PPC / レーザ / YAGレーザ / アブレーション (他7件)
【概要】今年度までの結果は下記の通りである。 照射条件は、EO・QスイッチYAGレーザのフルエンスを0.92J/cm^2に、パルス周波数を10Hzとし、XZテーブルを2.5mm/secで移動させ、 1)レーザアブレーションへの影響因子 市販のPPC用紙、平滑性やトナー定着性の異なる紙に4種類のプリンタで成分が異なるトナーを印刷し、トナーの除去効果を比較した。トナー間の比較では白色度で、紙試料間の比較では未...
❏高度に制御された赤外線レーザによる高自由度マイクロ加工の基礎的研究(15760126)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斉藤 卓志 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (20302937)
【キーワード】レーザ / 微細突起 / 高速度カメラ / 実時間観察 / ふく射吸収係数 (他13件)
【概要】平成16年度は,レーザエネルギ供給をコントロールすることで,薄板ガラス表面に微細な突起を形成し得るという平成15年度の結果を受け,そのメカニズム解明に資することを目的として,被加工材料の表面における微細形状変化を,高速度カメラにより詳細観察した.その結果,被加工材料の表面変形の開始は,レーザ照射開始から遅延時間を有すること,また,表面の変形量は時間発達し,レーザ照射停止後も継続する結果を得た.また...
【工学】総合工学:3Dプリンターレーザーを含む研究件
❏人工重力制御を適用した粉末床溶融積層造形法による金属3D造形(19K14861)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小池 綾 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (70781417)
【キーワード】粉末床溶融結合 / レーザ / 高重力場 / 相似則 / 遠心機 (他12件)
【概要】金属材料に対応可能な3Dプリンタの一種である粉末床溶融結合法(PBF)の高機能化を目指し,遠心機を用いた人工高重力場において造形試験を行った.高重力場において,造形物の内部欠陥が高い浮力を受けて排出され,造形中に発生する火花の抑制,より微細な粉末を利用可能とすることによる形状精度の向上など,人工高重力場がPBFに与える有用な効果について,10Gまでの造形試験を行い明らかにした. ...
❏宇宙マイクロ波背景放射偏光観測のためのメタマテリアル方式半波長板の開発(17K18790)
【研究テーマ】天文学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】松村 知岳 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 特任准教授 (70625003)
【キーワード】インフレーション / ミリ波光学 / 微細加工 / レーザー / 3Dプリンター (他15件)
【概要】宇宙マイクロ波背景放射に搭載することを目指し、微細加工メタマテリアル式大型半波長板の実現性について研究を行った。熱及び光物性よりミリ波光学材として適した部材の中で特に大型化が可能なアルミナに着目した。難加工材であるアルミナに対し、ダイシング微細溝加工により半波長板の実現性を示した。また、大型化に向け、特に3次元プリンターによるアルミナ造形、また長短波レーザによるアルミナ微細加工の2つの加工方法に着...
【工学】総合工学:アルミニウムレーザーを含む研究件
❏月資源利用を目指した先進的アルミナ還元技術の研究(17K18935)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / レーザー / アルミニウム (他8件)
【概要】酸化アルミニウム(アルミナ)焼結体のレーザーアブレーションを利用して酸化アルミニウムを還元し、アルミニウムと酸素に分離する技術について研究を行った。まず焼結体表面でのレーザー強度とレーザースポットの面積占有率を最適化し、理論最大アブレーション速度(42 mg/s)を達成した。次にアルミナ・ジルコニア混合物を用いてプルーム過熱限界温度の向上を試みたが、この組み合わせが正の共沸であることが明らかとなり...
❏蒸着機構の熱動力学的研究(01460119)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】尾添 紘之 九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (10033242)
【キーワード】薄膜 / 真空蒸着 / 凝縮 / 振動励起 / 電子線 (他10件)
【概要】熱エネルギ-レベルの操作を用いて金属蒸気機構を制御することを目的として、真空蒸着実験を行った。蒸発源としてクヌ-ドセンセルを用いて金属蒸気を発生させ、セルと対向して置かれた基板表面に蒸着させる。この時、シ-スヒ-タおよび液体窒素を用いて基板温度を制御した。レ-ザ-照射、電界付加等により形成される薄膜結晶構造の制御を試みた。蒸着中または蒸着後、反射型高速電子線回折(RHEED)により薄膜の結晶構造を...
【工学】総合工学:レーザー分光レーザーを含む研究件
❏光トラップした水滴のレーザー・放射光軟X線複合分析法の開発(19K22195)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】火原 彰秀 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (30312995)
【キーワード】レーザー分光 / 光散乱 / 光トラップ / エアロゾル / レーザー (他8件)
【概要】本研究では、マイクロ・ナノサイズの水表面の特異的物性を解析するレーザー分光・放射光X線分光複合解析法実現のために、テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置の開発、およびマイクロ気泡表面の表面張力を光学的に計測するマイクロデバイス・レーザー光学系開発を行った。テーブルトップ型準弾性レーザー散乱装置は、従来の大型レーザーを用いた装置と遜色ない性能を示す装置が開発された。また、マイクロ気泡測定では、新しい...
❏光格子中の冷却Sr原子を用いたmHz級レーザーの開発(15H02027)
【研究テーマ】光工学・光量子科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー冷却 / ストロンチウム / 原子時計 / 光格子時計 / レーザ周波数安定化 (他19件)
【概要】線幅がmHz級のレーザーを光格子中に閉じ込められたストロンチウム原子を用いて実現するための基礎研究を行った。そのスタートとして、簡便なストロンチウム原子のレーザー冷却技術の開発を行った。一つ目として、基底状態のみならず、励起状態のストロンチウム原子のドップラーフリー分光をホローカソードランプを用いて実現できることを実証した。また、適切が外部磁場をホローカソードランプに加えることにより、レーザー光に...
❏原子コヒーレンスを用いた線幅1Hz級レーザーの開発(25610113)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / ホローカソード放電 / ストロンチウム / レーザー分光 (他9件)
【概要】レーザーの周波数を安定化させる手法として、ガラス製の光共振器を用いる従来の手法とは異なり、ストロンチウム原子のコヒーレンスを用いる手法の開発を行った。この手法を実現するためには、十分な密度の(レーザー光の吸収量が50%程度の)原子気体を用意する必要がある。そのために、まず原子オーブンの開発を行ったが、射出口のステンレスハニカムチューブ内の原子間衝突によって10%以上の吸収を得ることが難しいことが判...
【工学】総合工学:イオンビームレーザーを含む研究件
❏低エネルギー陽子を用いた重イオン・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定(13480132)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】慣性核融合 / プラズマ / 阻止能 / クーロン対数 / 陽子ビーム (他16件)
【概要】重イオンビーム・プラズマ相互作用におけるクーロン対数の測定のために,高強度陽子ビーム発生用レーザープラズマイオン源,及び低エネルギーパルス陽子ビーム加速装置の設計・製作を進め,実験に必要なμA級のビームを得た.またビーム集束用静電型四重極レンズを設計・製作し,集束力を確認した.専用ビームラインを建設し,既存のビームラインに損失なく合流させることに成功した.飛行時間法による陽子のエネルギー損失測定の...
❏非線型空間電荷力による大電流イオンビームの発散に関する研究(11480122)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助教授 (90160829)
【キーワード】イオンビーム / エミッタンス / 加速器 / 空間電荷効果 / 大電流ビーム (他10件)
【概要】平成11年度にはレーザーイオン源から低エミッタンスビームを発生するためのKrFエキシマレーザー照射系の開発とイオン源の特性試験を中心に研究開発を行い,結果的に当初使用していたNd:YAGレーザーの場合を上回るビーム強度を得ることができた.またMCPとCCDカメラを用いてエミッタンスの時間分解測定に成功し,実際にレーザーイオン源からのビームのエミッタンスが1パルスの間で時間的に大きく変化することを見...
【工学】総合工学:プラスマレーザーを含む研究件
❏レーザーを熱源とする炭素フリーのアルミニウム製錬法の開発(20K20542)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2026-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー全般 / レーザー / プラズマ / 航空宇宙工学
【概要】(1)レーザーアブレーションによるアルミナ還元:月レゴリスを模擬した二酸化ケイ素・ケイ素とアルミナの混合粉体のレーザー還元実験が行われた。二酸化ケイ素とアルミナの混合物のアブレーションではアルミニウム生成量は上昇せず、ケイ素とアルミナの混合物ではアルミニウム生成量が上昇することが確認された。還元作用を持つケイ素との混合物でアルミニウム生成量が上昇したことにより、還元剤使用の有用性が示された。また、...
❏ポリマーがいしの遠隔劣化計測技術の開発(19K04345)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤井 隆 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任教授 (60371283)
【キーワード】レーザー / プラズマ / 分光 / ポリマー / がいし (他12件)
【概要】レーザー誘起ブレークダウン分光(LIBS)を用いたポリマーがいしの遠隔劣化計測技術の開発に関して、以下の結果を得た。 (1) 計測ロバスト性の評価:離隔距離10 mの計測において、がいしサンプルに対するレーザーの照射角度が40度以下の範囲で劣化評価の指標となるAlに対するSiの発光強度比は一定であり、角度が75度においても発光強度比の変化は30%以内であることを示した。このことからLIBSによるポ...
❏月資源利用を目指した先進的アルミナ還元技術の研究(17K18935)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / レーザー / アルミニウム (他8件)
【概要】酸化アルミニウム(アルミナ)焼結体のレーザーアブレーションを利用して酸化アルミニウムを還元し、アルミニウムと酸素に分離する技術について研究を行った。まず焼結体表面でのレーザー強度とレーザースポットの面積占有率を最適化し、理論最大アブレーション速度(42 mg/s)を達成した。次にアルミナ・ジルコニア混合物を用いてプルーム過熱限界温度の向上を試みたが、この組み合わせが正の共沸であることが明らかとなり...
【工学】総合工学:エネルギー全般レーザーを含む研究件
❏レーザーを熱源とする炭素フリーのアルミニウム製錬法の開発(20K20542)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2026-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー全般 / レーザー / プラズマ / 航空宇宙工学
【概要】(1)レーザーアブレーションによるアルミナ還元:月レゴリスを模擬した二酸化ケイ素・ケイ素とアルミナの混合粉体のレーザー還元実験が行われた。二酸化ケイ素とアルミナの混合物のアブレーションではアルミニウム生成量は上昇せず、ケイ素とアルミナの混合物ではアルミニウム生成量が上昇することが確認された。還元作用を持つケイ素との混合物でアルミニウム生成量が上昇したことにより、還元剤使用の有用性が示された。また、...
❏月資源利用を目指した先進的アルミナ還元技術の研究(17K18935)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / レーザー / アルミニウム (他8件)
【概要】酸化アルミニウム(アルミナ)焼結体のレーザーアブレーションを利用して酸化アルミニウムを還元し、アルミニウムと酸素に分離する技術について研究を行った。まず焼結体表面でのレーザー強度とレーザースポットの面積占有率を最適化し、理論最大アブレーション速度(42 mg/s)を達成した。次にアルミナ・ジルコニア混合物を用いてプルーム過熱限界温度の向上を試みたが、この組み合わせが正の共沸であることが明らかとなり...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H05770)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / 放電 / レーザー (他11件)
【概要】レーザー・ミリ波ビームが誘起する放電現象に関して実験と数値シミュレーションを行った。レーザー放電に関しては、実験により局所的なレーザー強度と放電進展速度に一意な相関があることが明確に示され、1次元シミュレーションとの比較からは、レーザー強度分布の2次元性の影響が強く示唆された。ミリ波放電に関しては、微細プラズマ構造と放電の高速な進展が対となり熱力学的諸量の保存が成立していると結論された。どちらの放...
【工学】総合工学:放電レーザーを含む研究件
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H05770)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / 放電 / レーザー (他11件)
【概要】レーザー・ミリ波ビームが誘起する放電現象に関して実験と数値シミュレーションを行った。レーザー放電に関しては、実験により局所的なレーザー強度と放電進展速度に一意な相関があることが明確に示され、1次元シミュレーションとの比較からは、レーザー強度分布の2次元性の影響が強く示唆された。ミリ波放電に関しては、微細プラズマ構造と放電の高速な進展が対となり熱力学的諸量の保存が成立していると結論された。どちらの放...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H02320)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー / レーザー / ミリ波 / 放電 / プラズマ
【概要】高エネルギーのレーザーやミリ波ビームにより誘起される爆轟波を工夫された実験系により純粋な1次元現象に帰し,その計測結果の解析によってレーザーとミリ波の双方の放電・爆轟現象に内在する普遍的な物理モデルを構築することを目的とし,以下の2つの課題について研究を行った. (1) レーザー放電爆轟波1次元伝播実験装置を構築し,従来の実験で使用していた集光された1ミリメートル径レーザービームを,ほぼ平行な7ミ...
❏レーザープラズマ風洞を用いた革新的アルミナ還元技術(26630439)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー / レーザー / 金属還元 / アブレーション / 放電
【概要】固形アルミナ(円柱ロッド)表面に直接レーザー光を集光し、4400 K(乖離温度)以上に加熱することを試みた。アルゴン1気圧の雰囲気中でアブレーションガスの分光計測を行うと、多くのアルミニウム原子が発光していることが確認され、レーザーアブレーションで還元剤なしにアルミを還元することに成功した。アルミ原子の発光はレーザーパワーとともに強くなり、1 kW出力の場合に比べて、1.5 kWで5倍、2.0 k...
【工学】総合工学:薄膜レーザーを含む研究件
❏大強度超低速ミュオン源による表面・ナノ結晶科学への応用(16206005)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】三宅 康博 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 大強度陽子加速器計画推進部, 教授 (80209882)
【キーワード】ミュオン / 超低速ミュオン / 薄膜 / ライマンα / μ^+SR (他15件)
【概要】加速器で得られる高速なミュオンを低速化する手法として、我々は少々複雑な過程でミュオンを減速させている。きっかけは、高エネルギーのミュオンをタングステン(W)に打ち込むと、4%もの高い効率で、電子と正のミュオンが結合したミュオニウム原子(Mu)が完全に熱化して、真空中にでてくる事を実験的に発見したことに始まる。その骨子は第1に、真空中での熱エネルギーMu生成から始まり、第2にこの真空中に漂いでてきた...
❏薄膜凝縮過程の熱的制御に関する研究(05750196)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】井上 剛良 九州大学, 機能物質科学研究所, 助教授 (20193592)
【キーワード】真空蒸着 / 薄膜 / レーザー / 結晶構造 / 光照射 (他6件)
【概要】伝熱光学の分野では,光はふく射というエネルギーの伝達手段として重要な役割を果してきているが,最近のレーザー技術の発展によってエネルギー伝達の制御手段としての利用も考えられるようになってきている。そこで本研究では光を用いて凝縮という物理現象を制御することが可能であるかどうか,また可能であるならばどのような照射方法が有効であるのかを実験的に調べることを目的として,NaCl単結晶上へのAgの真空蒸着実験...
❏蒸着機構の熱動力学的研究(01460119)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1989 - 1990
【研究代表者】尾添 紘之 九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (10033242)
【キーワード】薄膜 / 真空蒸着 / 凝縮 / 振動励起 / 電子線 (他10件)
【概要】熱エネルギ-レベルの操作を用いて金属蒸気機構を制御することを目的として、真空蒸着実験を行った。蒸発源としてクヌ-ドセンセルを用いて金属蒸気を発生させ、セルと対向して置かれた基板表面に蒸着させる。この時、シ-スヒ-タおよび液体窒素を用いて基板温度を制御した。レ-ザ-照射、電界付加等により形成される薄膜結晶構造の制御を試みた。蒸着中または蒸着後、反射型高速電子線回折(RHEED)により薄膜の結晶構造を...
【工学】総合工学:マイクロ・ナノデバイスレーザーを含む研究件
❏レーザを用いたガラス・樹脂へのナノ構造の超高速転写技術の開発(24656099)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012
【研究代表者】長藤 圭介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (50546231)
【キーワード】レーザ / 転写 / マイクロ・ナノデバイス / 省エネルギー / ガラス
【概要】高速でナノ構造をガラスまたは樹脂表面に転写する方法としてレーザ加熱成形を提案した.レーザは型表面を直接加熱し,転写後型および基板内部に熱伝導で冷却される.本研究では転写速度のレーザパワー密度と照射速度の影響を具体的に調査した.さらに,Ni電鋳型をロールに巻きつけ,押付用ガラスロールおよび樹脂フィルムの裏面からレーザを照射するロール装置を実際に作製し,樹脂表面への微細構造連続転写に成功した.また,フ...
❏レーザーとマイクロ反応器を複合化した不斉合成システム(16310095)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】市村 禎二郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50016169)
【キーワード】マイクロリアクター / 光触媒 / 内分泌かく乱物質 / アルキル化 / 光化学反応 (他17件)
【概要】光源と反応場の特徴を有効に組み合わせたマイクロ光化学プロセスの開発を目指し、光不斉合成、光触媒の酸化、還元力を用いた有機反応等をモデル系として、光反応に最適化したマイクロリアクターを設計、高収率、高選択率反応プロセスの実現を目的に研究を進めた。 まずマイクロリアクターを用いた光不斉増感反応の実効性の検証を試みた。(Z)-シクロオクテンの光増感エナンチオ区別異性化反応、および(R)-(+)-リモネン...
【工学】総合工学:半導体レーザーレーザーを含む研究件
❏光励起超音波による高機能診断のための造影剤評価プラットフォームの構築(18H01449)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中村 健太郎 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20242315)
【キーワード】超音波 / 光超音波 / 造影剤 / イメージング / 光音響 (他10件)
【概要】本研究では、医用超音波画像技術のひとつである光超音波イメージングにおいて今後の利用拡大が見込まれる専用造影剤について、その性能を定量的に評価する装置の開発を行うことを目的としている。2つの異なった評価装置の開発を進めている。 その一つとして、振幅変調した連続光を用いることで低い尖頭光パワーで評価を安定に行うことをめざし、半導体レーザ光源と音響共鳴を利用した高感度検出系を考案している。今年度は、これ...
❏多体クーロン相互作用を含む利得理論計算の実用化と高品質量子細線レーザーによる検証(23360135)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
【キーワード】量子細線 / 半導体レーザー / 光学利得 / 多体効果 / 理論計算 (他9件)
【概要】半導体レーザーの利得性能計算には、自由電子近似に基づくバンド理論が用いられてきた。本研究では、計算パラメータをk・p 摂動論に基づいて決定し、1 次元量子細線系と2 次元量子井戸系用のキャリア間多体クーロン相互作用を平均場近似で取り入れ、レーザーのモード利得を定量的に計算する理論を、コードとして試作した。遮蔽クーロン相互作用の波数依存性を無視した計算も行った。実験では、高品質3周期T型量子細線試料...
❏原子気体の偏光分光信号を用いた線幅1Hz 級レーザーの開発(23656042)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鳥井 寿夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (40306535)
【キーワード】レーザー / 量子エレクトロニクス / 分光 / 半導体レーザー / ホローカソードランプ (他8件)
【概要】レーザー線幅狭窄化の伝統的な手法であるPound-Drever-Hall法と偏光分光信号を用いた線幅狭窄化が、光学密度が1より小さい範囲では数学的に等価であることを証明し、ルビジウム原子気体セルを用いて原理検証実験を行った。リチウム原子のヒートパイプ中における偏光分光を試み、ポンプ光の飽和効果によって偏光分光が可能なことが実験的に検証された。ストロンチウム原子の分光セルの候補として、ホローカソード...
【工学】総合工学:光ファイバーレーザーを含む研究件
❏高安定短パルス受動・能動ハイブリッドモード同期光ファイバレーザとその応用(17K18868)
【研究テーマ】電気電子工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバレーザ / モード同期 / 非線形ループミラー / レーザ / 光ファイバ (他7件)
【概要】本研究では、受動モード同期光ファイバレーザとして最近注目されている9の字(Figure-9)型レーザ(F9L)について、通常用いられる非相反位相シフタを光変調器で置き換えることを考案し、本研究で実施した。光位相変調器を用いた構成を試作し、パルス幅210fs、スペクトル幅17.94nm、繰り返し周波数は1.54MHzのモード同期短パルスを得た。光位相変調器に代えて光周波数シフタを用いた構成では、光周...
❏波長多重光ネットワークのための新しい超小型光ファイバレーザデバイス(12555107)
【研究テーマ】情報通信工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】山下 真司 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (40239968)
【キーワード】光ファイバ増幅器 / 光ファイバレーザ / 光ファイバ波長変換器 / 光ファイバグレーティング / 波形整形器 (他20件)
【概要】本研究では、短共振器光ファイバファブリ・ペローレーザ(FFPL)を中核技術として、将来のWDM光ファイバネットワークでの実用に耐えうる高機能な新しい光ファイバ光源・波長変換器を実現した。 CWおよび短パルス光ファイバレーザ光源に関しては、安定なCW発振ができる自己注入同期FFPLを実現するとともに、100nm以上の波長可変域をもつ超広帯域・波長可変光ファイバレーザを実現した。さらにFFPLに能動モ...
❏レーザーによる原子炉計測制御法の基礎研究(04402052)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】中沢 正治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00010976)
【キーワード】レーザー / 核励起レーザー / 中性子検出器 / 原子炉出力系 / スピン整列 (他16件)
【概要】(1)レーザーを用いた中性子計測法 核励起レーザーの原理を用いた中性子検出法として、当初計画していたのはHe-Neガス系であるが、このガス系については、封入可能Heガス圧が数十Torr程度と低く、^3He(n、p)t反応を用いて核反応により、ポンピングすることは困難であることが判明した。 そこで、2年目よりHe-Ne-Arガス系を用いることとした。このガス系については、Heガス圧を3気程度にまで高...
【工学】総合工学:光造形レーザーを含む研究件
❏マイクロ・フレキシブル機構の加工を可能にする光造形加工システム(08555032)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1996 - 1998
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】マイクロ・フレキシブル機構 / 光造形 / マイクロマシン / 自由液面 / 液面差制御 (他13件)
【概要】本研究は、フレキシブルな3次元マイクロ機構を製作することを可能にする光造形システムを提案、設計、試作することを目的として研究を行なった。その成果は次のとおりである。 (1) 三種類のくぼみを制御する方法を提案、検討、実験した。 (a) 空気圧制御: 液体樹脂にノズルを挿入し、密閉したノズル内の空気に圧力をかけてくぼみを形成し、圧力を調整することでくぼみのレベルと形状を制御する。この方法では、大気圧...
❏マイクロマシン用高分解能光造形システムの試作(05555038)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】中島 尚正 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00011073)
【キーワード】マイクロマシン / 光造形 / レーザ / 光硬化 / 樹脂 (他17件)
【概要】光造形法をマイクロマシン製作に応用する場合には、10μm以下の加工分解能を実現しなければならない。本研究では、まず、固化セルと呼ぶ概念を導入して、樹脂の固化現象をモデル化し、樹脂中での光子の軌跡を追跡して吸収点の分布を求めるモンテカルロシミュレーションを行ない、その結果得られた知見から樹脂の固化深さを10μm以下の一定値に保つ加工条件を求めた。その結果、加工分解能を高めるための指針として、(1)露...
【工学】総合工学:航空宇宙工学レーザーを含む研究件
❏レーザーを熱源とする炭素フリーのアルミニウム製錬法の開発(20K20542)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-07-30 - 2026-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー全般 / レーザー / プラズマ / 航空宇宙工学
【概要】(1)レーザーアブレーションによるアルミナ還元:月レゴリスを模擬した二酸化ケイ素・ケイ素とアルミナの混合粉体のレーザー還元実験が行われた。二酸化ケイ素とアルミナの混合物のアブレーションではアルミニウム生成量は上昇せず、ケイ素とアルミナの混合物ではアルミニウム生成量が上昇することが確認された。還元作用を持つケイ素との混合物でアルミニウム生成量が上昇したことにより、還元剤使用の有用性が示された。また、...
❏月資源利用を目指した先進的アルミナ還元技術の研究(17K18935)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / レーザー / アルミニウム (他8件)
【概要】酸化アルミニウム(アルミナ)焼結体のレーザーアブレーションを利用して酸化アルミニウムを還元し、アルミニウムと酸素に分離する技術について研究を行った。まず焼結体表面でのレーザー強度とレーザースポットの面積占有率を最適化し、理論最大アブレーション速度(42 mg/s)を達成した。次にアルミナ・ジルコニア混合物を用いてプルーム過熱限界温度の向上を試みたが、この組み合わせが正の共沸であることが明らかとなり...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H05770)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / 放電 / レーザー (他11件)
【概要】レーザー・ミリ波ビームが誘起する放電現象に関して実験と数値シミュレーションを行った。レーザー放電に関しては、実験により局所的なレーザー強度と放電進展速度に一意な相関があることが明確に示され、1次元シミュレーションとの比較からは、レーザー強度分布の2次元性の影響が強く示唆された。ミリ波放電に関しては、微細プラズマ構造と放電の高速な進展が対となり熱力学的諸量の保存が成立していると結論された。どちらの放...
【工学】総合工学:エネルギーレーザーを含む研究件
❏月資源利用を目指した先進的アルミナ還元技術の研究(17K18935)
【研究テーマ】航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / レーザー / アルミニウム (他8件)
【概要】酸化アルミニウム(アルミナ)焼結体のレーザーアブレーションを利用して酸化アルミニウムを還元し、アルミニウムと酸素に分離する技術について研究を行った。まず焼結体表面でのレーザー強度とレーザースポットの面積占有率を最適化し、理論最大アブレーション速度(42 mg/s)を達成した。次にアルミナ・ジルコニア混合物を用いてプルーム過熱限界温度の向上を試みたが、この組み合わせが正の共沸であることが明らかとなり...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H05770)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90242825)
【キーワード】航空宇宙工学 / エネルギー全般 / プラズマ / 放電 / レーザー (他11件)
【概要】レーザー・ミリ波ビームが誘起する放電現象に関して実験と数値シミュレーションを行った。レーザー放電に関しては、実験により局所的なレーザー強度と放電進展速度に一意な相関があることが明確に示され、1次元シミュレーションとの比較からは、レーザー強度分布の2次元性の影響が強く示唆された。ミリ波放電に関しては、微細プラズマ構造と放電の高速な進展が対となり熱力学的諸量の保存が成立していると結論された。どちらの放...
❏高エネルギー電磁ビームに誘起される放電とその工学的応用(15H02320)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小紫 公也 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (90242825)
【キーワード】エネルギー / レーザー / ミリ波 / 放電 / プラズマ
【概要】高エネルギーのレーザーやミリ波ビームにより誘起される爆轟波を工夫された実験系により純粋な1次元現象に帰し,その計測結果の解析によってレーザーとミリ波の双方の放電・爆轟現象に内在する普遍的な物理モデルを構築することを目的とし,以下の2つの課題について研究を行った. (1) レーザー放電爆轟波1次元伝播実験装置を構築し,従来の実験で使用していた集光された1ミリメートル径レーザービームを,ほぼ平行な7ミ...
【工学】総合工学:可視化レーザーを含む研究件
❏次世代型微細積層造形のための超短パルスレーザLIFTにおける超高速熱工学(21H01260)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伏信 一慶 東京工業大学, 工学院, 教授 (50280996)
【キーワード】レーザ / LIFT / 可視化 / 理論解析
【概要】交付申請書記載の計画を概ね完遂した。初年度はまずドナー飛散状況の可視化実験系を構築した。現有のパルスレーザを中核に、学内共有のハイスピードカメラを用いた。また今年度新たに導入したマイクロスコープによりタイムリーなex situ観察を可能とした。並行して、電子温度計測のためのサーモリフレクタンス法計測系を構築する。TDTR法での光学系構築を行い、実績のある金薄膜を中心として予備実験を行い、サーモリフ...
❏撃力刺激組合せによる非定常力学刺激への細胞応答の解析(17H04735)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 可視化 / 音響波 / 生物物理 (他11件)
【概要】本研究では,HzからkHz(1000分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システム,およびMHz(100万分の1秒に相当)からサブGHz(10憶分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システムの開発を行いました.それぞれのシステムにおいて,細胞応答として細胞内カルシウムイオン濃度を計測することが可能です.開発したシステムにより細胞を刺激し,カルシウムイオン濃度の変化を...
【総合生物】神経科学:生物・生体工学レーザーを含む研究件
❏古い指紋の顕在化と経時変化メカニズムの解明(17K01385)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】秋葉 教充 科学警察研究所, 法科学第二部, 室長 (00370883)
【キーワード】医用画像 / バイオイメージング / 非破壊検出 / レーザ / 蛍光 (他9件)
【概要】犯罪捜査の重要な証拠となる指紋について、様々な条件で保存された指紋の蛍光スペクトルの時間変化を定量的に評価し、指紋の付着時期の推定が可能かを検討した。最大2年間保存した指紋の蛍光スペクトルを測定し劣化係数を求めたところ、保存環境ごとに劣化係数に違いが表れ、指紋の付着時期の推定の可能性を示すことができた。さらに、レーザとハイパースペクトルイメージャを用いることで、古い指紋を可視化することができた。ま...
❏撃力刺激組合せによる非定常力学刺激への細胞応答の解析(17H04735)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 可視化 / 音響波 / 生物物理 (他11件)
【概要】本研究では,HzからkHz(1000分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システム,およびMHz(100万分の1秒に相当)からサブGHz(10憶分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システムの開発を行いました.それぞれのシステムにおいて,細胞応答として細胞内カルシウムイオン濃度を計測することが可能です.開発したシステムにより細胞を刺激し,カルシウムイオン濃度の変化を...
【総合生物】神経科学:高性能レーザーレーザーを含む研究件
❏高精度レーザーと強磁場を用いた真空構造の探索(16H03970)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
【キーワード】素粒子物理実験 / 真空 / レーザー / パルス磁石 / 素粒子物理学実験 (他7件)
【概要】現代の物理学が予言する真空の構造を探索する実験である。真空に強磁場をパルス的に印加し、偏極を引き起こして真空を歪める。その歪みを高精度のレーザーで検出する。感度を高めるために高反射ミラー2枚で光共振器を作成し、共振器中の光に対してパルス磁場を印加する。プロトタイプ実験の結果をもとに、感度を決める鍵であるレーザーのノイズを削減し装置の長期安定性を向上させた。また、共振器の真空度の改善やパルス磁石の高...
❏極低温・超高分解能レーザー光電子分光の開発と低温超伝導体の超伝導機構の解明(25220707)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2013-05-31 - 2018-03-31
【研究代表者】辛 埴 東京大学, 物性研究所, 教授 (00162785)
【キーワード】光電子分光 / レーザー / 超電導 / 超低温 / 高分解能 (他14件)
【概要】世界の追随を許さない最低温度と最高分解能の未踏性能を持つヘリウム3クライオスタット搭載型の角度分解光電子分光装置を開発し、エキゾチック低温超伝導体の機構解明に取り組んだ。我々は、1K以下の試料部到達温度を達成し、また、光電子アナライザーとsCMOS型検知器システムを連動制御するソフトウェアを開発することで、高速フレームレート測定を可能とした。本研究により、世界で初めて、鉄系超伝導体がトポロジカル超...
【医歯薬学】内科系臨床医学:光音響レーザーを含む研究件
❏界面活性剤を含まないナフタロシアニンナノ粒子の作製と光音響イメージングへの応用(19K05398)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (00422527)
【キーワード】レーザー / ナノ粒子 / 近赤外光 / 光音響 / フタロシアニン (他6件)
【概要】2021年度には、ナフタロシアニンと同系列で様々な特性が既に多く調べられているフタロシアニンに関して、比較として中心金属がないものを主に検討を進めた。 フタロシアニンに対して、超純水中でレーザーフルエンスを振って532 nmのレーザー光を照射すると、走査電子顕微鏡観察により、レーザーフルエンスが増加すると共に微細化が進行し、柱状のミクロンサイズの原料が、1次粒径および2次粒径が数百ナノメートルから...
❏光励起超音波による高機能診断のための造影剤評価プラットフォームの構築(18H01449)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】中村 健太郎 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20242315)
【キーワード】超音波 / 光超音波 / 造影剤 / イメージング / 光音響 (他10件)
【概要】本研究では、医用超音波画像技術のひとつである光超音波イメージングにおいて今後の利用拡大が見込まれる専用造影剤について、その性能を定量的に評価する装置の開発を行うことを目的としている。2つの異なった評価装置の開発を進めている。 その一つとして、振幅変調した連続光を用いることで低い尖頭光パワーで評価を安定に行うことをめざし、半導体レーザ光源と音響共鳴を利用した高感度検出系を考案している。今年度は、これ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:アップコンバージョンレーザーを含む研究件
❏急冷過程でのガラスナノ結晶化を実現するガラス構造設計とそれを用いたデバイス創成(22H01788)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】篠崎 健二 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (10723489)
【キーワード】核形成 / 微小球 / 不均質性制御 / アップコンバージョン / レーザー
【概要】
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
【医歯薬学】社会医学:カルシウムイメージングレーザーを含む研究件
❏撃力刺激組合せによる非定常力学刺激への細胞応答の解析(17H04735)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 可視化 / 音響波 / 生物物理 (他11件)
【概要】本研究では,HzからkHz(1000分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システム,およびMHz(100万分の1秒に相当)からサブGHz(10憶分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システムの開発を行いました.それぞれのシステムにおいて,細胞応答として細胞内カルシウムイオン濃度を計測することが可能です.開発したシステムにより細胞を刺激し,カルシウムイオン濃度の変化を...
❏撃力刺激に対する細胞応答の超広時間スケールダイナミクス解析(15H05352)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 撃力 / レーザー / カルシウムイメージング (他7件)
【概要】近年,生体への機械的作用を明らかにし,疾患の理解や医療への応用を目指す研究が盛んになされています.本研究では,瞬間的な力学刺激が細胞に対してどのような影響を与えるのかを調査するため,撃力負荷システムを開発しました.細胞は,ナノ秒レーザーにて加速されたカンチレバーによって,ナノメートル・マイクロ秒のスケールの変位を与えられます.また細胞応答を,カルシウムイメージングにて観察可能な系を実現しました....
【医歯薬学】歯学:メカノバイオロジーレーザーを含む研究件
❏撃力刺激組合せによる非定常力学刺激への細胞応答の解析(17H04735)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 可視化 / 音響波 / 生物物理 (他11件)
【概要】本研究では,HzからkHz(1000分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システム,およびMHz(100万分の1秒に相当)からサブGHz(10憶分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システムの開発を行いました.それぞれのシステムにおいて,細胞応答として細胞内カルシウムイオン濃度を計測することが可能です.開発したシステムにより細胞を刺激し,カルシウムイオン濃度の変化を...
❏撃力刺激に対する細胞応答の超広時間スケールダイナミクス解析(15H05352)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 撃力 / レーザー / カルシウムイメージング (他7件)
【概要】近年,生体への機械的作用を明らかにし,疾患の理解や医療への応用を目指す研究が盛んになされています.本研究では,瞬間的な力学刺激が細胞に対してどのような影響を与えるのかを調査するため,撃力負荷システムを開発しました.細胞は,ナノ秒レーザーにて加速されたカンチレバーによって,ナノメートル・マイクロ秒のスケールの変位を与えられます.また細胞応答を,カルシウムイメージングにて観察可能な系を実現しました....
【医歯薬学】歯学:メカニカルストレスレーザーを含む研究件
❏撃力刺激組合せによる非定常力学刺激への細胞応答の解析(17H04735)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 可視化 / 音響波 / 生物物理 (他11件)
【概要】本研究では,HzからkHz(1000分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システム,およびMHz(100万分の1秒に相当)からサブGHz(10憶分の1秒に相当)の力学刺激を細胞へと負荷するための実験システムの開発を行いました.それぞれのシステムにおいて,細胞応答として細胞内カルシウムイオン濃度を計測することが可能です.開発したシステムにより細胞を刺激し,カルシウムイオン濃度の変化を...
❏撃力刺激に対する細胞応答の超広時間スケールダイナミクス解析(15H05352)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中川 桂一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (00737926)
【キーワード】メカノバイオロジー / メカニカルストレス / 撃力 / レーザー / カルシウムイメージング (他7件)
【概要】近年,生体への機械的作用を明らかにし,疾患の理解や医療への応用を目指す研究が盛んになされています.本研究では,瞬間的な力学刺激が細胞に対してどのような影響を与えるのかを調査するため,撃力負荷システムを開発しました.細胞は,ナノ秒レーザーにて加速されたカンチレバーによって,ナノメートル・マイクロ秒のスケールの変位を与えられます.また細胞応答を,カルシウムイメージングにて観察可能な系を実現しました....
【医歯薬学】薬学:近赤外光レーザーを含む研究件
❏界面活性剤を含まないナフタロシアニンナノ粒子の作製と光音響イメージングへの応用(19K05398)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (00422527)
【キーワード】レーザー / ナノ粒子 / 近赤外光 / 光音響 / フタロシアニン (他6件)
【概要】2021年度には、ナフタロシアニンと同系列で様々な特性が既に多く調べられているフタロシアニンに関して、比較として中心金属がないものを主に検討を進めた。 フタロシアニンに対して、超純水中でレーザーフルエンスを振って532 nmのレーザー光を照射すると、走査電子顕微鏡観察により、レーザーフルエンスが増加すると共に微細化が進行し、柱状のミクロンサイズの原料が、1次粒径および2次粒径が数百ナノメートルから...
❏肝がんのインドシアニン・グリーン蛍光機序解明と近赤外光線力学的療法の開発(26462039)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金子 順一 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50328118)
【キーワード】肝細胞癌 / indocyanine green / 光線力学的治療 / 光線力学療法 / Indocyanine green (他7件)
【概要】肝細胞癌(HCC)は、種々の治療技術の進歩により患者の生存率が大きく改善したが、依然治療後の早期かつ高頻度なHCCの再発が課題となっている。その課題を克服するため、HCCに対する有効な新規治療法として、HCC細胞に蓄積する性質をもつ蛍光物質indocyanine greenと近赤外光を利用しHCCに対する特異性の高い光線力学的治療(PDT)を開発した。本方法は抗腫瘍効果を持つことを証明し、PDTと...
【医歯薬学】薬学:自己組織化レーザーを含む研究件
❏レーザー場におけるメゾスコピック系の非線形ダイナミクス(14340115)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2005
【研究代表者】吉川 研一 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80110823)
【キーワード】非平衡開放系 / レーザー / リズム / パターン形成 / メソスコピック系 (他27件)
【概要】非平衡開放系の物理を理解することは、宇宙から生物にいたるまで、さまざまなスケールの物理を考える際に重要な課題である。そこで、われわれはマイクロメートル〜ミリメートルのスケールの定常的な非平衡開放条件を集光レーザー場を用いて形成することを目的として研究を進めてきた。すなわち、集光レーザーによって物体をトラップしながら、光子としてのエネルギー注入による非平衡開放条件下で引き起こされる動的な非線形現象に...
❏フォトニック結晶薄膜の高速製造とデバイス化(12555221)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】大久保 達也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40203731)
【キーワード】フォトニック結晶 / 自己組織化 / ナノ粒子 / レーザー / 光メモリー (他15件)
【概要】フォトニック結晶は、光の波長レベル(数百ナノメーター)の大きな構造周期を有する「結晶」で、21世紀の光情報化時代の基幹材料である。本展開研究では、1)生成機構の解明と高速製造と2)デバイス化に関する検討を行った。 1)生成機構の解明と高速製造 自然沈降法による三次元フォトニッククリスタル形成過程の最適化とメカニズム検討を行った。これらの知見をもとに薄膜化に関して離散要素法(Discrete Ele...
【医歯薬学】薬学:DNA損傷レーザーを含む研究件
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
❏2波長2レーザー照射による高効率DNA切断(15750007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA損傷 / レーザー / 光化学 / 光線力学療法 / DNA-電子酸化 (他9件)
【概要】皮膚ガン、胃ガンの治療法の一つとして、近年光線力学療法(PDT)が注目されている。高齢、心不全、他の病気の直後で外科療法が困難な患者に対して特に有効な治療法となりうる。PDTによる合併症等の報告例はほとんどないが、唯一日光過敏症が問題となつている。したがって、外用した光増感剤が代謝されるまでの数週間にわたり遮光が必要となる。そのため、出来る限り外用する増感剤の量を減らす事が望まれる。また、光源とし...
【医歯薬学】薬学:光線力学療法レーザーを含む研究件
❏肝がんのインドシアニン・グリーン蛍光機序解明と近赤外光線力学的療法の開発(26462039)
【研究テーマ】消化器外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金子 順一 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50328118)
【キーワード】肝細胞癌 / indocyanine green / 光線力学的治療 / 光線力学療法 / Indocyanine green (他7件)
【概要】肝細胞癌(HCC)は、種々の治療技術の進歩により患者の生存率が大きく改善したが、依然治療後の早期かつ高頻度なHCCの再発が課題となっている。その課題を克服するため、HCCに対する有効な新規治療法として、HCC細胞に蓄積する性質をもつ蛍光物質indocyanine greenと近赤外光を利用しHCCに対する特異性の高い光線力学的治療(PDT)を開発した。本方法は抗腫瘍効果を持つことを証明し、PDTと...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
❏2波長2レーザー照射による高効率DNA切断(15750007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA損傷 / レーザー / 光化学 / 光線力学療法 / DNA-電子酸化 (他9件)
【概要】皮膚ガン、胃ガンの治療法の一つとして、近年光線力学療法(PDT)が注目されている。高齢、心不全、他の病気の直後で外科療法が困難な患者に対して特に有効な治療法となりうる。PDTによる合併症等の報告例はほとんどないが、唯一日光過敏症が問題となつている。したがって、外用した光増感剤が代謝されるまでの数週間にわたり遮光が必要となる。そのため、出来る限り外用する増感剤の量を減らす事が望まれる。また、光源とし...
【医歯薬学】薬学:蛍光レーザーを含む研究件
❏古い指紋の顕在化と経時変化メカニズムの解明(17K01385)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】秋葉 教充 科学警察研究所, 法科学第二部, 室長 (00370883)
【キーワード】医用画像 / バイオイメージング / 非破壊検出 / レーザ / 蛍光 (他9件)
【概要】犯罪捜査の重要な証拠となる指紋について、様々な条件で保存された指紋の蛍光スペクトルの時間変化を定量的に評価し、指紋の付着時期の推定が可能かを検討した。最大2年間保存した指紋の蛍光スペクトルを測定し劣化係数を求めたところ、保存環境ごとに劣化係数に違いが表れ、指紋の付着時期の推定の可能性を示すことができた。さらに、レーザとハイパースペクトルイメージャを用いることで、古い指紋を可視化することができた。ま...
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
❏液中レーザアニールによるナノ粒子の蛍光強度増加の機構解明と工学的応用(21560011)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (00422527)
【キーワード】ナノ粒子 / レーザ / 光学特性 / レーザ照射 / 蛍光 (他6件)
【概要】本研究では、レーザ照射によるナノ粒子の蛍光特性向上とその工学的応用ついて研究を行い以下の成果を得た。 (1)レーザ照射による酸化亜鉛ナノ粒子の蛍光強度増加機構は、レーザ照射で酸化亜鉛合成の光化学反応が促進されて高結晶性酸化亜鉛層がナノ粒子表面に形成され、この層による表面欠陥保護の効果で蛍光強度が増加したことを示した。 (2)各種ナノ粒子で表面保護効果により光学特性が向上することを示した。 (3)工...
【医歯薬学】薬学:DNAレーザーを含む研究件
❏DNAナノ光電荷分離システムの構築(18750148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (50314422)
【キーワード】DNA / 光電荷分離 / 光エネルギー変換 / 電子移動 / レーザー (他9件)
【概要】我々はこれまで、光増感剤としてナフタルイミドを用いることによりDNA内電荷分離状態の生成に成功してきた。しかしながら、光照射により強い酸化力を有するナフタルイミドを用いた場合、無差別にすべての塩基を酸化してしまうため近接塩基上にホールが発生し素早い逆電子移動が起こり電荷分離収率は数パーセント程度にとどまった。また、ナフタルイミドを用いる場合では紫外光照射が必要であり、太陽光エネルギー変換への応用が...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【医歯薬学】薬学:がん治療レーザーを含む研究件
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
❏2波長2レーザー照射による高効率DNA切断(15750007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA損傷 / レーザー / 光化学 / 光線力学療法 / DNA-電子酸化 (他9件)
【概要】皮膚ガン、胃ガンの治療法の一つとして、近年光線力学療法(PDT)が注目されている。高齢、心不全、他の病気の直後で外科療法が困難な患者に対して特に有効な治療法となりうる。PDTによる合併症等の報告例はほとんどないが、唯一日光過敏症が問題となつている。したがって、外用した光増感剤が代謝されるまでの数週間にわたり遮光が必要となる。そのため、出来る限り外用する増感剤の量を減らす事が望まれる。また、光源とし...
【医歯薬学】看護学:遺伝子レーザーを含む研究件
❏高出力フェムト秒レーザーによる哺乳類胚の単一細胞の遺伝子改変技術の確立(24650230)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】田中 幹子 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (40376950)
【キーワード】レーザー / 遺伝子
【概要】本研究は、マウス胚の胚体内の単一細胞を遺伝子改変する技術を確立することを目的として行われた。この目的で、我々は、全胚培養したマウス胚にフェムト秒レーザーを用いて、バイオナノ粒子の導入を試みた。まず、E9.0 期のマウス胚において、卵黄嚢の表面の血管を避けて、小さな穴を開けた上で、ガラスキャピラリーを通して、バイオナノ粒子を神経管に導入した後に、卵黄嚢の穴を塞ぎ、その上で、フェムト秒レーザーを 40...
❏フェムト秒レーザによる動物胚の単一細胞へバイオナノ粒子物理的導入方法の開発(22650093)
【研究テーマ】実験動物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 幹子 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 准教授 (40376950)
【キーワード】発生工学 / 技術開発 / レーザー / 遺伝子
【概要】本研究では、高出力フェムト秒レーザーを用いて、脊椎動物胚体の単一細胞に遺伝子やナノ粒子を物理的に導入する方法の確立を目指した。まず、我々は、高出力フェムト秒レーザーを用いたフォトポレーション技術により、ゼブラフィッシュ胚やニワトリ胚の単一細胞にデキストラン、モルフォリノオリゴヌクレオチドやDNAプラスミドを高効率で導入できる手法を確立した。また、本手法を用いて、ニワトリ胚の単一神経細胞にも遺伝子発...