地球超低軌道環境模擬のための高速原子状酸素風洞の開発
【研究分野】航空宇宙工学
【研究キーワード】
航空宇宙流体力学 / レーザー / プラズマ計測 / 高速原子状酸素 / 地球低軌道 / レーザー維持プラズマ / プラズマ診断 / 原子状酸素
【研究成果の概要】
本研究では地球低軌道上の高速原子状酸素流を模擬するためにレーザー駆動プラズマ風洞を開発した.レーザー分光による気流診断の結果,純酸素で作動させた場合,流速と並進温度はそれぞれ6.1 km/s,1216 Kであり,流束は1.3 × 1025 atom/m2sであった.流速を向上させるためにヘリウムをモル分率で0.23混合したところ6.6 km/sまで増加した.これよりヘリウムのモル分率を0.58で作動させれば軌道速度である7.8 km/sを得られる可能性がわかった.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小紫 公也 | 東京大学 | 工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
松井 信 | 静岡大学 | 工学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)