液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用
【研究分野】ナノ材料化学
【研究キーワード】
アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 / レーザープロセッシング / 結晶性 / 蛍光 / 光線力学的療法 / 液中レーザーアブレーション
【研究成果の概要】
水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があることを示した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)