高速キャピラリーZピンチ放電を用いた水素様窒素再結合軟X線レーザの実現
【研究分野】電力工学・電力変換・電気機器
【研究キーワード】
レーザ / キャピラリー放電 / パルスパワー / 電力変換 / 軟X線レーザ / 再結合
【研究成果の概要】
キャピラリー放電型軟X線レーザの研究ではネオン様アルゴン電子衝突励起軟X線レーザ(波長46.9 nm)が実現された。さらなる短波長化を目的に,水素様窒素再結合レーザ(波長13.4 nm)が提案されたが,未だ実現されていない。本研究では,ピンチプラズマの膨張過程でも凹型電子密度分布を得るよう,軸方向磁界を印加した。その結果,13.4 nm付近の出力増大を確認したが,レーザ発振には至らなかった。その原因は,大電流放電において,プラズマとキャピラリーとの相互作用による内壁のアブレーションが原因となって最大ピンチ時のプラズマ温度が低下し,水素様窒素が必要な密度に達していないためであると推定された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
渡邊 正人 | 東京工業大学 | 大学院総合理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
堀岡 一彦 | 東京工業大学 | 大学院総合理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
河村 徹 | 東京工業大学 | 大学院総合理工学研究科 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
酒井 雄祐 | |
Vrba Pavel | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)