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研究分野別サイレントキーワード
「アルゴリズム」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:理論的性能保証アルゴリズムを含む研究件
❏空間的な情報補填を可能にするアルゴリズムの研究(22240001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / グラフ問題 / アルゴリズム的ゲーム理論 / 乱化計算 / アルゴリズム (他13件)
【概要】不完全情報をいかに扱うかが現代アルゴリズムの大きな課題になっている.本研究では「空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムに関して,その設計技法と評価手法を含めた総合的体系を作り上げること」を目的として研究を行った.結果として,グラフ問題,アルゴリズム的ゲーム理論,乱化に関する基礎理論の様々な問題において,空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムの設計と解析に成功した. ...
❏情報補填を可能にするアルゴリズムの設計と解析(19200001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 理論的性能保証 / アルゴリズム / 計算困難問題 / 情報の補填 (他9件)
【概要】入力情報の不完全性をいかに克服する(情報を補填する)かが現代アルゴリズムの大きな課題となっている,本研究では,そのようなアルゴリズムが有すべき性質を厳密に議論し,具体的な設計技法と評価手法を含めた体系を作り上げることを目的として,研究を行った.結果として,オンライン,ネットワーク,マッチング,確率,幾何,分散等多岐にわたる分野で効率よいアルゴリズムの開発に成功した. ...
【情報学】情報基礎学:計算困難問題アルゴリズムを含む研究件
❏空間的な情報補填を可能にするアルゴリズムの研究(22240001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / グラフ問題 / アルゴリズム的ゲーム理論 / 乱化計算 / アルゴリズム (他13件)
【概要】不完全情報をいかに扱うかが現代アルゴリズムの大きな課題になっている.本研究では「空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムに関して,その設計技法と評価手法を含めた総合的体系を作り上げること」を目的として研究を行った.結果として,グラフ問題,アルゴリズム的ゲーム理論,乱化に関する基礎理論の様々な問題において,空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムの設計と解析に成功した. ...
❏情報補填を可能にするアルゴリズムの設計と解析(19200001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 理論的性能保証 / アルゴリズム / 計算困難問題 / 情報の補填 (他9件)
【概要】入力情報の不完全性をいかに克服する(情報を補填する)かが現代アルゴリズムの大きな課題となっている,本研究では,そのようなアルゴリズムが有すべき性質を厳密に議論し,具体的な設計技法と評価手法を含めた体系を作り上げることを目的として,研究を行った.結果として,オンライン,ネットワーク,マッチング,確率,幾何,分散等多岐にわたる分野で効率よいアルゴリズムの開発に成功した. ...
【情報学】情報基礎学:情報の補填アルゴリズムを含む研究件
❏空間的な情報補填を可能にするアルゴリズムの研究(22240001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / グラフ問題 / アルゴリズム的ゲーム理論 / 乱化計算 / アルゴリズム (他13件)
【概要】不完全情報をいかに扱うかが現代アルゴリズムの大きな課題になっている.本研究では「空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムに関して,その設計技法と評価手法を含めた総合的体系を作り上げること」を目的として研究を行った.結果として,グラフ問題,アルゴリズム的ゲーム理論,乱化に関する基礎理論の様々な問題において,空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムの設計と解析に成功した. ...
❏情報補填を可能にするアルゴリズムの設計と解析(19200001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 理論的性能保証 / アルゴリズム / 計算困難問題 / 情報の補填 (他9件)
【概要】入力情報の不完全性をいかに克服する(情報を補填する)かが現代アルゴリズムの大きな課題となっている,本研究では,そのようなアルゴリズムが有すべき性質を厳密に議論し,具体的な設計技法と評価手法を含めた体系を作り上げることを目的として,研究を行った.結果として,オンライン,ネットワーク,マッチング,確率,幾何,分散等多岐にわたる分野で効率よいアルゴリズムの開発に成功した. ...
【情報学】情報基礎学:ナノ回路アルゴリズムを含む研究件
❏ナノ回路設計のための超大規模グラフに関する研究(26330007)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】上野 修一 東京工業大学, 工学院, 教授 (30151814)
【キーワード】アルゴリズム / グラフ / ナノ回路
【概要】直交半直線交差グラフ(平面上の水平あるいは垂直な半直線の集合を点集合とし,直交する二つの半直線に対応する点対を辺で結んで得られるグラフ)の理論を更に発展させました.このグラフはナノ回路の耐故障設計に応用されますが,超大規模グラフになるため効率的なデータ構造と高速なアルゴリズムが必要になります.まず,OBDD(Ordered Binary Decision Diagram)が超大規模直交半直線交差グ...
❏ナノ回路設計のための実際的な高速アルゴリズムに関する研究(23500009)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】上野 修一 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (30151814)
【キーワード】アルゴリズム / グラフ / ナノ回路
【概要】直交半直線交差グラフ(平面上の水平あるいは垂直な半直線の集合を点集合とする交差グラフ)の理論を発展させました.この理論に基づいて,次世代集積回路の革新的な技術として注目を集めているナノ回路の耐故障設計において重要な役割を果たす「直交半直線交差グラフの部分グラフ同型問題」とその特別な場合である「直交半直線交差グラフの均衡完全2部部分グラフ問題」に関するアルゴリズムを発展させました.すなわち,直交半直...
❏ナノ回路設計のためのグラフの理論とアルゴリズムに関する研究(20500006)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】上野 修一 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (30151814)
【キーワード】アルゴリズム / グラフ / ナノ回路
【概要】直交半直線交差グラフ(平面上の水平あるいは垂直な半直線の集合を点集合とする交差グラフ)という新しいグラフのクラスを提案して,その離散構造を解明しました.この直交半直線交差グラフの理論に基づいて,次世代集積回路の革新的な技術として注目を集めているナノ回路の耐故障設計において重要な役割を果たす「直交半直線交差グラフの部分グラフ同型問題」とその特別な場合である「直交半直線交差グラフの均衡完全2部部分グラ...
【情報学】情報基礎学:データアルゴリズムを含む研究件
❏DX・AI時代の自由と共創のための情報法の価値・課題・体系に係る日米欧比較研究(22K01274)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】情報法 / 人工知能 / データ / アルゴリズム / デジタルプラットフォーム
【概要】
❏データ駆動型社会の法に関する領域横断的研究‐デジタルプラットフォームを焦点に(19H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土田 和博 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (60163820)
【キーワード】域外適用 / データの越境移転 / 競争法 / 個人情報保護法 / 独占禁止法 (他13件)
【概要】2020年度は新型コロナ感染症の拡大により、次のようにオンライン研究会を開催した。 ①6月5日(金)18:00~20:00、寺西直子氏・公取委「デジタル分野の今後の取組みについて」、②7月20日(月) 17:00~19:00、塚田益徳氏・公取委「フィンテックを活用した金融サービスの向上に向けた競争政策上の課題」、③7月25日(土)14:00~17:00、武田邦宣教授・大阪大学「オンライン広告市場の...
❏次世代AI・IoT時代の情報法におけるコア原理とリバランスに関する日米欧比較研究(17K03501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】人工知能 / 自由 / プライバシー / 著作権 / 統治 (他25件)
【概要】本研究成果として、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会のデジタル化が一層加速する中で、とりわけ、言論・表現・情報の自由や公開性・透明性に関する法の原理と制度デザインの在り方をめぐり、日米欧の古典的議論及び近年の個別事例等の分析から引き出される示唆として、本研究の今後の展望につながる、次の点を明らかにした。すなわち、デジタル化が進む社会における人権保障と権力統制・監視機能を実効的に担保するために...
【情報学】計算基盤:運算アルゴリズムを含む研究件
❏プログラム運算システムの実用化に関する研究(10558041)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
❏構成的アルゴリズム論に基づくプログラム最適化とその実現法に関する研究(09680326)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング (他8件)
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
【情報学】計算基盤:構成的手法アルゴリズムを含む研究件
❏プログラム運算システムの実用化に関する研究(10558041)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
❏構成的アルゴリズム論に基づくプログラム最適化とその実現法に関する研究(09680326)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング (他8件)
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
【情報学】計算基盤:融合変換アルゴリズムを含む研究件
❏プログラム運算システムの実用化に関する研究(10558041)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
❏構成的アルゴリズム論に基づくプログラム最適化とその実現法に関する研究(09680326)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング (他8件)
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
【情報学】計算基盤:分割統治法アルゴリズムを含む研究件
❏O(1億)コア環境におけるスケーラブルな数値計算ソフトウェアの理論と応用(15H02709)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】今村 俊幸 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究機構, チームリーダー (60361838)
【キーワード】高性能計算 / 非同期 / 省通信・省同期 / メニイコア / 自動チューニング (他21件)
【概要】本研究は、数万から数億のコアプロセッサが搭載される計算システム環境下において、過去に蓄積された高性能な数値計算サービスを新しい数学原理に基づき実現することを目的にし、「異粒度数値カーネル構築」と共に「非同期的な数値計算アルゴリズム」の2大テーマのもと、1)非同期的数値計算アルゴリズムに関する理論と実用レベルにある省通信・省同期アルゴリズムについて研究しCAHTRやFDTD向けの手法を提案した。更に...
❏量子化学計算におけるLinear-Scaling法の開発とその応用(14703005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】中井 浩巳 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00243056)
【キーワード】Linear-Scaling法 / 分子積分 / Divide-and-Conquer法 / AIMD法 / NOMO法 (他15件)
【概要】本研究では、種々の量子化学計算に対するUnear-Scaling(LS)法あるいは効果的な計算アルゴリズムを提案することを目指した。 (1)分子積分の高速計算プログラム開発:分子積分、とりわけ電子間反発積分(ERI)の計算は、いまなお量子化学計算のボトルネックの一つである。本研究では、昨年度提案したACE-RRアルゴリズムに基づくプログラムを作成し、GAMESSプログラムと組合せることにより汎用性...
【情報学】計算基盤:低ランクアルゴリズムを含む研究件
❏格子H行列に基づく数値線形代数の構築と最新アーキテクチャへの高性能実装法(21H03447)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 副主任研究員 (80742121)
【キーワード】H行列法 / 行列近似 / 数値線形代数 / 並列計算 / 混合精度演算 (他9件)
【概要】格子H行列を用いた数値線形代数系の構築を目的とし、固有値計算、LU分解、QR分解などを実行する新しいアルゴリズムの研究・開発を行った。多くの成果が得られた中でも、主要なものとして、BLR(Block Low-Rank)行列の固有値計算法が挙げられる。格子H行列の特殊な場合であるBLR行列について、全固有値を計算するアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムの計算複雑度を、BLR行列を特徴付ける行...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
【情報学】計算基盤:H行列法アルゴリズムを含む研究件
❏格子H行列に基づく数値線形代数の構築と最新アーキテクチャへの高性能実装法(21H03447)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 副主任研究員 (80742121)
【キーワード】H行列法 / 行列近似 / 数値線形代数 / 並列計算 / 混合精度演算 (他9件)
【概要】格子H行列を用いた数値線形代数系の構築を目的とし、固有値計算、LU分解、QR分解などを実行する新しいアルゴリズムの研究・開発を行った。多くの成果が得られた中でも、主要なものとして、BLR(Block Low-Rank)行列の固有値計算法が挙げられる。格子H行列の特殊な場合であるBLR行列について、全固有値を計算するアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムの計算複雑度を、BLR行列を特徴付ける行...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
【情報学】計算基盤:行列近似アルゴリズムを含む研究件
❏格子H行列に基づく数値線形代数の構築と最新アーキテクチャへの高性能実装法(21H03447)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 副主任研究員 (80742121)
【キーワード】H行列法 / 行列近似 / 数値線形代数 / 並列計算 / 混合精度演算 (他9件)
【概要】格子H行列を用いた数値線形代数系の構築を目的とし、固有値計算、LU分解、QR分解などを実行する新しいアルゴリズムの研究・開発を行った。多くの成果が得られた中でも、主要なものとして、BLR(Block Low-Rank)行列の固有値計算法が挙げられる。格子H行列の特殊な場合であるBLR行列について、全固有値を計算するアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムの計算複雑度を、BLR行列を特徴付ける行...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
【情報学】計算基盤:高速実装アルゴリズムを含む研究件
❏公開鍵暗号用の算術技法における安全性を考慮した効率解析と応用(18500015)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】高木 剛 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (60404802)
【キーワード】情報基礎 / 暗号・認証等 / アルゴルズム / セキュア・ネットワーク / 高速実装 (他7件)
【概要】18年度〜19年度は、以下の課題に関して研究を進めた。 (1)Koblitz曲線を用いた楕円曲線暗号のサイドチャンネル攻撃に対する防御方法として、虚二次体の元を秘密鍵の情報によらない固定パターンに展開するτ進数表現を提案した。 (2)公開鍵暗号を実装する群の平方算と乗算は秘密鍵のビット情報に対応している。乗算器に同じ値を入力した場合の消費電力が、通常の乗算と異なることを実験により実証した。 (3)...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】計算基盤:劣通信環境アルゴリズムを含む研究件
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
❏災害時蓄積搬送型エネルギー流通方式における制御アルゴリズムの設計(26330122)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】大規模災害 / 電力供給 / 劣通信環境 / DTN / 配送計画 (他8件)
【概要】電力系統が断絶する大規模災害時,住宅・オフィス・公共施設・マイクログリッドなどにおいて,損傷を免れた発電・蓄電設備と,電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)のような蓄電機能を持つ移動体による電力および情報の蓄積搬送を組み合わせ,災害直後のエネルギー供給代替手段として配電網とは独立に電力需給マッチングを図る蓄積搬送型エネルギー流通方式の研究を行った. シミュレーションによる性能評...
❏劣通信環境におけるノード移動特性を利用した蓄積搬送型中継転送アルゴリズムの設計(23500105)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】劣通信環境 / 蓄積搬送型通信 / 最適化 / 確率論 / アルゴリズム (他7件)
【概要】本研究では,劣通信環境における蓄積搬送型中継転送による情報伝搬を効率化するために,特にノード移動特性を利用するアルゴリズムの設計を行った.まず,ノードの移動特性を実際に収集して解析することにより,新たな性質である遭遇特性のスケールフリー性を発見した.さらに,それを説明する数理モデルとしてHomesick Levy Walkモデルを設計し,遭遇特性をはじめ様々な現実的な特性と整合性があることを示した...
【情報学】計算基盤:ハードウェア設計アルゴリズムを含む研究件
❏超大規模LSI設計・実装技術の研究(20240004)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】後藤 敏 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10367170)
【キーワード】LSI設計 / LSI実装 / LSIアーキテクチャ / コンピュータ自動設計 / ハードウエア設計 (他10件)
【概要】本研究では、10年後の1億ゲートLSIの設計と実装問題を解決するために、SiS(システム・イン・シリコン)アーキテクチャの設計から、回路・デバイス、物理設計、実装までの方法論を確立し、SiS上でシステムの統合化を図り、従来のSoC(システム・オン・チップ)やSiP(システム・イン・パッケージ)で実現されている方法に比べて、LSI開発期間を1/5に、製造コストを1/10に、消費電力を1/10に削減で...
❏プログラム・スライシングに基づくハードウェア設計記述支援環境(09780294)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】岩井原 瑞穂 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】ハードウェア記述言語 / ハードウェア設計 / VHDL / 設計検証 / プログラムスライシング (他11件)
【概要】ハードウェア記述言語とは,ディジタルシステム設計における仕様記述,設計倹証のためのシミュレーション,論理回路合成など,種々の目的に用いられている,いわばハードウェアの高級言語である.現在の複雑化したマイクロプロセッサ開発においては,ハードウェア記述言語は必要不可欠なものとなってきでいる.今後ハードウェア記述言語のソース形式による設計資産の蓄積が増大するため,これらの設計検証・保守・再利用は重要な問...
【情報学】計算基盤:近似計算アルゴリズムを含む研究件
❏格子H行列に基づく数値線形代数の構築と最新アーキテクチャへの高性能実装法(21H03447)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 副主任研究員 (80742121)
【キーワード】H行列法 / 行列近似 / 数値線形代数 / 並列計算 / 混合精度演算 (他9件)
【概要】格子H行列を用いた数値線形代数系の構築を目的とし、固有値計算、LU分解、QR分解などを実行する新しいアルゴリズムの研究・開発を行った。多くの成果が得られた中でも、主要なものとして、BLR(Block Low-Rank)行列の固有値計算法が挙げられる。格子H行列の特殊な場合であるBLR行列について、全固有値を計算するアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムの計算複雑度を、BLR行列を特徴付ける行...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
【情報学】計算基盤:LSI設計アルゴリズムを含む研究件
❏超大規模LSI設計・実装技術の研究(20240004)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】後藤 敏 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10367170)
【キーワード】LSI設計 / LSI実装 / LSIアーキテクチャ / コンピュータ自動設計 / ハードウエア設計 (他10件)
【概要】本研究では、10年後の1億ゲートLSIの設計と実装問題を解決するために、SiS(システム・イン・シリコン)アーキテクチャの設計から、回路・デバイス、物理設計、実装までの方法論を確立し、SiS上でシステムの統合化を図り、従来のSoC(システム・オン・チップ)やSiP(システム・イン・パッケージ)で実現されている方法に比べて、LSI開発期間を1/5に、製造コストを1/10に、消費電力を1/10に削減で...
❏プログラム・スライシングに基づくハードウェア設計記述支援環境(09780294)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】岩井原 瑞穂 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】ハードウェア記述言語 / ハードウェア設計 / VHDL / 設計検証 / プログラムスライシング (他11件)
【概要】ハードウェア記述言語とは,ディジタルシステム設計における仕様記述,設計倹証のためのシミュレーション,論理回路合成など,種々の目的に用いられている,いわばハードウェアの高級言語である.現在の複雑化したマイクロプロセッサ開発においては,ハードウェア記述言語は必要不可欠なものとなってきでいる.今後ハードウェア記述言語のソース形式による設計資産の蓄積が増大するため,これらの設計検証・保守・再利用は重要な問...
【情報学】計算基盤:DTNアルゴリズムを含む研究件
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
❏災害時蓄積搬送型エネルギー流通方式における制御アルゴリズムの設計(26330122)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】大規模災害 / 電力供給 / 劣通信環境 / DTN / 配送計画 (他8件)
【概要】電力系統が断絶する大規模災害時,住宅・オフィス・公共施設・マイクログリッドなどにおいて,損傷を免れた発電・蓄電設備と,電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)のような蓄電機能を持つ移動体による電力および情報の蓄積搬送を組み合わせ,災害直後のエネルギー供給代替手段として配電網とは独立に電力需給マッチングを図る蓄積搬送型エネルギー流通方式の研究を行った. シミュレーションによる性能評...
❏劣通信環境におけるノード移動特性を利用した蓄積搬送型中継転送アルゴリズムの設計(23500105)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】劣通信環境 / 蓄積搬送型通信 / 最適化 / 確率論 / アルゴリズム (他7件)
【概要】本研究では,劣通信環境における蓄積搬送型中継転送による情報伝搬を効率化するために,特にノード移動特性を利用するアルゴリズムの設計を行った.まず,ノードの移動特性を実際に収集して解析することにより,新たな性質である遭遇特性のスケールフリー性を発見した.さらに,それを説明する数理モデルとしてHomesick Levy Walkモデルを設計し,遭遇特性をはじめ様々な現実的な特性と整合性があることを示した...
【情報学】計算基盤:H行列アルゴリズムを含む研究件
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
❏FMMとH行列を組み合わせた大規模連立一次方程式の反復解法(16H05859)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】横田 理央 東京工業大学, 学術国際情報センター, 准教授 (20760573)
【キーワード】H行列 / FMM / GPU / LU分解 / ハイパフォーマンス・コンピューティング (他9件)
【概要】平成28年度にはFMMのH行列への拡張とH行列によるLU分解コードの開発を行った。この際、exaFMMで採用しているdual tree traversalをH行列のadmissibilityの判定に用いることでタスクベースの並列化を容易に行うことができた。平成29年度には内部カーネルのチューニングと実アプリケーションによるmultigrid法との比較を行った。Batched MAGMAを採用するこ...
【情報学】計算基盤:回路設計・CADアルゴリズムを含む研究件
❏超大規模LSI設計・実装技術の研究(20240004)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】後藤 敏 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10367170)
【キーワード】LSI設計 / LSI実装 / LSIアーキテクチャ / コンピュータ自動設計 / ハードウエア設計 (他10件)
【概要】本研究では、10年後の1億ゲートLSIの設計と実装問題を解決するために、SiS(システム・イン・シリコン)アーキテクチャの設計から、回路・デバイス、物理設計、実装までの方法論を確立し、SiS上でシステムの統合化を図り、従来のSoC(システム・オン・チップ)やSiP(システム・イン・パッケージ)で実現されている方法に比べて、LSI開発期間を1/5に、製造コストを1/10に、消費電力を1/10に削減で...
❏大規模システムLSI物理設計基盤技術の研究(17560319)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】吉村 猛 早稲田大学, 大学院・情報生産システム研究科, 教授 (80367177)
【キーワード】システムLSI / 物理設計 / 回路設計・CAD / アルゴリズム / 電子デバイス・集積回路
【概要】大規模システムLSI物理設計基盤技術として,フロアプラン手法、超高速回路のクロックスキュー最適化手法,および、物理設計と連携した上流設計手法の研究を行なった。そして、フロアプランでは従来比で配線長を約20%、計算時間を70%~85%削減する手法を提案した。また、クロックスキュー最適化ではラグランジュ緩和法を、上流設計手法では最小コストフローを用いたスケジューリング手法を提案し、いずれも従来を上回る...
【情報学】計算基盤:分散アルゴリズムアルゴリズムを含む研究件
❏確率的手法に基づく符号理論の新展開(25289114)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田山 正 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20275374)
【キーワード】符号理論 / 情報理論 / 統計力学 / 理論計算機科学 / LDPC符号 (他14件)
【概要】現代符号理論の深化, ならびにその学際分野への展開を目指して、本研究課題は、(1) 統計力学的手法に基づくLDPC/LDGM符号の理論の深化 (三村・和田山) (2) 疎グラフに基づく観測系における推定理論の構築 (和田山)(3) 疎なランダムグラフの理論への貢献と応用 (和田山・泉)を中心に研究に取り組んだ。主たる研究成果として、疎グラフに基づくグループテストに対する情報理論的解析、疎グラフに...
❏空間的な情報補填を可能にするアルゴリズムの研究(22240001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / グラフ問題 / アルゴリズム的ゲーム理論 / 乱化計算 / アルゴリズム (他13件)
【概要】不完全情報をいかに扱うかが現代アルゴリズムの大きな課題になっている.本研究では「空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムに関して,その設計技法と評価手法を含めた総合的体系を作り上げること」を目的として研究を行った.結果として,グラフ問題,アルゴリズム的ゲーム理論,乱化に関する基礎理論の様々な問題において,空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムの設計と解析に成功した. ...
【情報学】計算基盤:セキュア・ネットワークアルゴリズムを含む研究件
❏複数主体のバイオメトリクスデータベース管理と評価技術の研究(25240017)
【研究テーマ】情報セキュリティ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】寳木 和夫 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報技術研究部門, 副研究部門長 (60417037)
【キーワード】暗号・認証等 / セキュア・ネットワーク / アルゴリズム / 情報システム / ディペンダブル・コンピューティング (他10件)
【概要】ATM、災害対策等の観点から利用検討が進んでいる生体認証について、今後、組織間連携など利用が広がるにつれて、生体認証精度のばらつきやユーザのプライバシ懸念、嫌悪感などバイオメトリクスデータ特有の課題が生じると予想される。そこで、生体情報のコピーを作成が可能ということを示したウルフという安全性尺度を展開するともに、プライバシに関して、k匿名性という概念を踏まえて、信頼性をおくことについてのこれまでの...
❏インターネット上でのプライバシ保護が可能なオンライン生体認証システムの構築(18500016)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上繁 義史 長崎大学, 情報メディア基盤センター, 准教授 (00300666)
【キーワード】アルゴリズム / 暗号・認証等 / セキュアネットワーク / インターネット高度化 / バイオメトリクス (他9件)
【概要】現在,主として生体認証はクローズ環境での認証に利用されているが,インターネットバンキングなど,将来的にオープン環境での利用が期待されている.そのような生体認証について,近年システム要件,データ形式の研究や国際標準化が進んでいるが,テンプレートのプライバシ保護技術について,十分な基礎研究がなされていない.認証とデータベース(DB)の視点から研究を行った. ワンタイム生体認証として,認証セッションごと...
❏公開鍵暗号用の算術技法における安全性を考慮した効率解析と応用(18500015)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】高木 剛 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (60404802)
【キーワード】情報基礎 / 暗号・認証等 / アルゴルズム / セキュア・ネットワーク / 高速実装 (他7件)
【概要】18年度〜19年度は、以下の課題に関して研究を進めた。 (1)Koblitz曲線を用いた楕円曲線暗号のサイドチャンネル攻撃に対する防御方法として、虚二次体の元を秘密鍵の情報によらない固定パターンに展開するτ進数表現を提案した。 (2)公開鍵暗号を実装する群の平方算と乗算は秘密鍵のビット情報に対応している。乗算器に同じ値を入力した場合の消費電力が、通常の乗算と異なることを実験により実証した。 (3)...
【情報学】計算基盤:通信路符号化アルゴリズムを含む研究件
❏通信路を用いた乱数の生成と共有に関する研究(17K06417)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】植松 友彦 東京工業大学, 工学院, 教授 (60168656)
【キーワード】乱数生成問題 / 達成可能領域 / 乱数生成レート / 情報伝送レート / 一般通信路 (他20件)
【概要】本研究では、通信路を利用した乱数の生成と共有について、まだ定式化されていない問題を取り上げ、次の成果を得た。 1)多入力・多出力の一般通信路に対し、通信路の出力列から取り出せる最大の乱数生成レート、誤差εを許容したときの最大の乱数生成レート、および2次のレートを明らかにした。 2)一般通信路、一般盗聴通信路ならびに一般多重アクセス通信路において、送信者が送信した情報を受信者が任意に小さい誤り率で受...
❏情報通信における確率伝播アルゴリズムの改良と性能解析(20860074)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】細谷 剛 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (60514403)
【キーワード】通信・ネットワーク工学 / 情報理論 / 通信路符号化 / 誤り訂正符号 / 低密度パリティ検査符号 (他8件)
【概要】1.改良したBP復号法の理論的な性能解析 提案した復号法はBP復号法で失敗するような消失パターンであってもさらに多くの消失を復号できる.これはストッピングセットと呼ばれるLDPC符号に生じるループが原因であるため,検査行列が疎なLDPC符号から効率良くループを除去することで,いかなる性能の劣化も伴わずにBP復号法では訂正できない消失ビットを訂正することができ,訂正ができる十分条件を与えた.提案する...
【情報学】計算基盤:行列計算アルゴリズムを含む研究件
❏複合的・階層的な自動チューニングを実現する数理基盤手法の研究とライブラリの開発(15H02708)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】須田 礼仁 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40251392)
【キーワード】自動チューニング / 複合的自動チューニング / ベイズ統計 / 実験計画 / 線形モデル (他25件)
【概要】自動チューニングは、ソフトウェアが内包するパラメタを自ら調整し、多様な条件下で良好な性能を達成することを目指す技術である。従来、複数のパラメタの調整が必要な場合、網羅試行か経験的枝刈りが広く用いられてきたが、本研究では、ベイズ統計に基づき、現実的に有効かつ漸近的に最適解を導く数理的手法を目指した。 従来研究の調査により、線形モデルと相関モデルが使われており、両者は同時に使うこともできることを示した...
❏汎用自動チューニング機構を実現するためのソフトウェア基盤の研究(23240005)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】須田 礼仁 東京大学, 情報理工学系研究科, 教授 (40251392)
【キーワード】自動チューニング / 性能モデリング / 逐次実験計画 / 自動チューニング記述言語 / コンパイラ技術 (他20件)
【概要】自動チューニング(AT)を汎用的技術として確立することをめざし、以下の4領域にて研究を行った。数理領域では、AT数理コアライブラリATMathCoreLibを開発・公開、また性能相関を扱う数理手法を開発した。プログラミング領域では、上記ライブラリをAT記述言語ppOpen-ATに組込み、またコード配置の偶発性による性能変化を打ち消す手法を提案。システム領域では汎用的Auto-Tunerの構成法提示...
【情報学】計算基盤:数値線形代数アルゴリズムを含む研究件
❏格子H行列に基づく数値線形代数の構築と最新アーキテクチャへの高性能実装法(21H03447)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 副主任研究員 (80742121)
【キーワード】H行列法 / 行列近似 / 数値線形代数 / 並列計算 / 混合精度演算 (他9件)
【概要】格子H行列を用いた数値線形代数系の構築を目的とし、固有値計算、LU分解、QR分解などを実行する新しいアルゴリズムの研究・開発を行った。多くの成果が得られた中でも、主要なものとして、BLR(Block Low-Rank)行列の固有値計算法が挙げられる。格子H行列の特殊な場合であるBLR行列について、全固有値を計算するアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムの計算複雑度を、BLR行列を特徴付ける行...
❏ロバストで高効率な数値線形代数アルゴリズムの開発(23700023)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】荻田 武史 東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (00339615)
【キーワード】数値線形代数 / 行列分解 / 高精度計算 / 悪条件問題 / 数値計算手法 (他9件)
【概要】本研究の目的は、数値線形代数におけるロバストな行列分解アルゴリズムの体系を構築することである。数値線形代数は科学技術計算の基礎であり、そのための高い安定性を持つアルゴリズムを開発することは、非常に重要である。これを達成するためには、様々な行列分解に対して、個々のアルゴリズムの詳細よりもメタなレベルにおいて共通の枠組みを創造しなければならなかった。そこで、理工学の多くの分野に応用がある実対称正定値行...
【情報学】計算基盤:離散最適化(discrete optimization)アルゴリズムを含む研究件
❏複雑な制約下での離散資源配分問題:離散凸解析を武器としての探求(16K00023)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散資源配分問題 / 離散最適化 / 離散凸解析 / 離散配分問題 / 離散凸関数 (他8件)
【概要】離散凸解析を武器としての複雑な制約をもつ離散資源配分問題の研究と現実問題へのフィードバックを目的とした研究課題ですが,設定した5つのテーマそれぞれについて理論的な研究成果を得ました.また,現実問題へのフィードバックに関しては,提案したアルゴリズムをソフトウエア化し,研究期間初年度末から現在に至るまで所属機関のおける学科分けという現実問題を解くために利用しています. ...
❏離散DC関数最小化問題に対する大域的最適化手法の構築(15K00030)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】離散凸関数 / 離散凸解析 / 離散DC関数 / 離散最適化 / アルゴリズム (他6件)
【概要】離散DC関数最小化問題に対して,解きやすい問題クラスの検出や精度保証付き近似アルゴリズムの構築を目指した.また,DC関数を構成するM凸関数,L凸関数自体の構造をより良く理解することを目的として,M凸関数およびL凸関数の最小化問題という,基本的な問題の再検討を行い,アルゴリズムの改良を行うと同時に,計算量の解析方法の改善を実現した.さらに,離散凸関数の制約なし最小化問題と離散DC関数最小化問題の中間...
❏劣モジュラ的な離散構造に注目した最適化基礎理論の展開と高速アルゴリズム開発(25280004)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤重 悟 京都大学, 数理解析研究所, 特任教授 (10092321)
【キーワード】離散最適化 / 組合せ最適化 / 劣モジュラ関数 / 離散アルゴリズム / アルゴリズム (他7件)
【概要】劣モジュラ的な離散構造に基づいて、離散最適化・組合せ最適化の理論とアルゴリズムの基礎研究を展開し、多くの研究成果を上げている。中でも、劣モジュラ構造を基礎とする離散凸関数の新たな理論を構築し、最近世界で注目される劣モジュラ的な関数(新たに導入した横断劣モジュラ関数、歪双劣モジュラ関数等)に関連する最大・最小定理を始め、離散最適化・組合せ最適化の理論と効率的アルゴリズムの基礎となる離散構造を解明した...
【情報学】計算基盤:離散凸解析アルゴリズムを含む研究件
❏複雑な制約下での離散資源配分問題:離散凸解析を武器としての探求(16K00023)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散資源配分問題 / 離散最適化 / 離散凸解析 / 離散配分問題 / 離散凸関数 (他8件)
【概要】離散凸解析を武器としての複雑な制約をもつ離散資源配分問題の研究と現実問題へのフィードバックを目的とした研究課題ですが,設定した5つのテーマそれぞれについて理論的な研究成果を得ました.また,現実問題へのフィードバックに関しては,提案したアルゴリズムをソフトウエア化し,研究期間初年度末から現在に至るまで所属機関のおける学科分けという現実問題を解くために利用しています. ...
❏離散DC関数最小化問題に対する大域的最適化手法の構築(15K00030)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】離散凸関数 / 離散凸解析 / 離散DC関数 / 離散最適化 / アルゴリズム (他6件)
【概要】離散DC関数最小化問題に対して,解きやすい問題クラスの検出や精度保証付き近似アルゴリズムの構築を目指した.また,DC関数を構成するM凸関数,L凸関数自体の構造をより良く理解することを目的として,M凸関数およびL凸関数の最小化問題という,基本的な問題の再検討を行い,アルゴリズムの改良を行うと同時に,計算量の解析方法の改善を実現した.さらに,離散凸関数の制約なし最小化問題と離散DC関数最小化問題の中間...
❏非線形制約をもつ整数計画問題に対する理論保証付き近似解法の開発(24500002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】整数計画問題 / 非線形関数 / アルゴリズム / 離散最適化 / 離散凸解析 (他9件)
【概要】本研究では,非線形な不等式制約の下で非線形関数を最大化するという整数計画問題に対し,解の精度および計算時間に関する理論的な保証を与える近似解法を開発することを目指した.本研究の主結果として,ナップサック制約の下で1つのM凹関数を最大化するという問題に対し,制約が複数個の場合でも,連続緩和アプローチを用いて任意の精度の近似解を多項式時間で求められることを示した.また,目的関数が2つのM凹関数の和の場...
【情報学】計算基盤:線形相補性問題アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ的制約をもつ線形システムの解法(17K12646)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】澄田 範奈 東京工業大学, 情報理工学院, 講師 (10761356)
【キーワード】オンラインマッチング / 線形相補性問題 / 公平割当 / 線形計画問題 / アルゴリズム (他8件)
【概要】本研究の目的は,組合せ的制約をもつ線形システムを解くアルゴリズムの構築と理論解析である.2021年度は,研究課題に関連して,オンラインタスク割当問題にも取り組んだ.ライドシェアやクラウドソーシングといった状況では,乗客やタスクが逐次的に現れ,アルゴリズムはこれらを運転手や労働者に逐次的に割り当てることにより利益を得る.このような問題はオンラインマッチングとして捉えることができる.近年,上記のような...
❏組合せ的構造を有する最適化問題の効率的アルゴリズム設計(25730001)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 東京大学, 大学院総合文化研究科, 講師 (30508180)
【キーワード】アルゴリズム / グラフマイナー理論 / 固定パラメータ・アルゴリズム / 線形相補性問題 / 疎性 (他13件)
【概要】本研究課題では,離散・連続最適化問題が持つ組合せ的構造に着目し,その構造を有効に利用した効率的アルゴリズムの設計を行なった.離散最適化問題については,グラフ上の最適化問題から生じる詰め込み・被覆型の整数計画問題に対して,構造的グラフ理論の先進的手法を利用することでErdos-Posa性と呼ばれる組合せ的構造を明らかにし,効率的な固定パラメータ・アルゴリズムを設計した.連続最適化問題に関しては,線形...
【情報学】計算基盤:無制約最小化アルゴリズムを含む研究件
❏非線形最適化問題に対する数値計算アルゴリズムの研究とその実装(17K00039)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (90158056)
【キーワード】非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約条件付き最小化 / メモリーレス準ニュートン法 / 共役勾配法 (他14件)
【概要】大規模な無制約最適化問題に対して、対称ランクワン公式やBroyden公式族に基づいたメモリーレス準ニュートン法を提案しその大域的収束性を示した。また、メモリーレス準ニュートン法を機械学習などで扱われている近接勾配法へ適用して非厳密ニュートン型近接勾配法を提案した。他方、大規模な上下限制約条件付き最小化問題に対する有効制約法の枠組みでメモリーレス準ニュートン法を活用する研究も行った。また、非線形半正...
❏社会システムにおける最適化問題に対する数値解法の研究とその実装(21510164)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部, 教授 (90158056)
【キーワード】最適化理論 / 非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約付き最小化 / アルゴリズム (他14件)
【概要】大規模な無制約最小化問題に対する共役勾配法、3項共役勾配法に関する新しい解法を提案し、その大域的収束性を示した。また、凸計画問題に対する逐次2次制約2次計画法と非線形半正定値計画問題に対する主双対内点法を提案し、その収束性について解析した。さらに2次錐相補性問題とその変種問題を解くための数値解法についても研究した。これらの解法の数値実験を行って、その有効性を検証した。 ...
【情報学】計算基盤:無制約最小化問題アルゴリズムを含む研究件
❏非線形最適化問題に対する数値計算アルゴリズムの研究とその実装(17K00039)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (90158056)
【キーワード】非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約条件付き最小化 / メモリーレス準ニュートン法 / 共役勾配法 (他14件)
【概要】大規模な無制約最適化問題に対して、対称ランクワン公式やBroyden公式族に基づいたメモリーレス準ニュートン法を提案しその大域的収束性を示した。また、メモリーレス準ニュートン法を機械学習などで扱われている近接勾配法へ適用して非厳密ニュートン型近接勾配法を提案した。他方、大規模な上下限制約条件付き最小化問題に対する有効制約法の枠組みでメモリーレス準ニュートン法を活用する研究も行った。また、非線形半正...
❏社会システムにおける最適化問題に対する数値解法の研究とその実装(21510164)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部, 教授 (90158056)
【キーワード】最適化理論 / 非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約付き最小化 / アルゴリズム (他14件)
【概要】大規模な無制約最小化問題に対する共役勾配法、3項共役勾配法に関する新しい解法を提案し、その大域的収束性を示した。また、凸計画問題に対する逐次2次制約2次計画法と非線形半正定値計画問題に対する主双対内点法を提案し、その収束性について解析した。さらに2次錐相補性問題とその変種問題を解くための数値解法についても研究した。これらの解法の数値実験を行って、その有効性を検証した。 ...
【情報学】計算基盤:非線形最適化アルゴリズムを含む研究件
❏非線形最適化問題に対する数値計算アルゴリズムの研究とその実装(17K00039)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (90158056)
【キーワード】非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約条件付き最小化 / メモリーレス準ニュートン法 / 共役勾配法 (他14件)
【概要】大規模な無制約最適化問題に対して、対称ランクワン公式やBroyden公式族に基づいたメモリーレス準ニュートン法を提案しその大域的収束性を示した。また、メモリーレス準ニュートン法を機械学習などで扱われている近接勾配法へ適用して非厳密ニュートン型近接勾配法を提案した。他方、大規模な上下限制約条件付き最小化問題に対する有効制約法の枠組みでメモリーレス準ニュートン法を活用する研究も行った。また、非線形半正...
❏社会システムにおける最適化問題に対する数値解法の研究とその実装(21510164)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部, 教授 (90158056)
【キーワード】最適化理論 / 非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約付き最小化 / アルゴリズム (他14件)
【概要】大規模な無制約最小化問題に対する共役勾配法、3項共役勾配法に関する新しい解法を提案し、その大域的収束性を示した。また、凸計画問題に対する逐次2次制約2次計画法と非線形半正定値計画問題に対する主双対内点法を提案し、その収束性について解析した。さらに2次錐相補性問題とその変種問題を解くための数値解法についても研究した。これらの解法の数値実験を行って、その有効性を検証した。 ...
【情報学】計算基盤:共役勾配法アルゴリズムを含む研究件
❏非線形最適化問題に対する数値計算アルゴリズムの研究とその実装(17K00039)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (90158056)
【キーワード】非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約条件付き最小化 / メモリーレス準ニュートン法 / 共役勾配法 (他14件)
【概要】大規模な無制約最適化問題に対して、対称ランクワン公式やBroyden公式族に基づいたメモリーレス準ニュートン法を提案しその大域的収束性を示した。また、メモリーレス準ニュートン法を機械学習などで扱われている近接勾配法へ適用して非厳密ニュートン型近接勾配法を提案した。他方、大規模な上下限制約条件付き最小化問題に対する有効制約法の枠組みでメモリーレス準ニュートン法を活用する研究も行った。また、非線形半正...
❏社会システムにおける最適化問題に対する数値解法の研究とその実装(21510164)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部, 教授 (90158056)
【キーワード】最適化理論 / 非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約付き最小化 / アルゴリズム (他14件)
【概要】大規模な無制約最小化問題に対する共役勾配法、3項共役勾配法に関する新しい解法を提案し、その大域的収束性を示した。また、凸計画問題に対する逐次2次制約2次計画法と非線形半正定値計画問題に対する主双対内点法を提案し、その収束性について解析した。さらに2次錐相補性問題とその変種問題を解くための数値解法についても研究した。これらの解法の数値実験を行って、その有効性を検証した。 ...
【情報学】計算基盤:制約条件付き最小化問題アルゴリズムを含む研究件
❏非線形最適化問題に対する数値計算アルゴリズムの研究とその実装(17K00039)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (90158056)
【キーワード】非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約条件付き最小化 / メモリーレス準ニュートン法 / 共役勾配法 (他14件)
【概要】大規模な無制約最適化問題に対して、対称ランクワン公式やBroyden公式族に基づいたメモリーレス準ニュートン法を提案しその大域的収束性を示した。また、メモリーレス準ニュートン法を機械学習などで扱われている近接勾配法へ適用して非厳密ニュートン型近接勾配法を提案した。他方、大規模な上下限制約条件付き最小化問題に対する有効制約法の枠組みでメモリーレス準ニュートン法を活用する研究も行った。また、非線形半正...
❏社会システムにおける最適化問題に対する数値解法の研究とその実装(21510164)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部, 教授 (90158056)
【キーワード】最適化理論 / 非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約付き最小化 / アルゴリズム (他14件)
【概要】大規模な無制約最小化問題に対する共役勾配法、3項共役勾配法に関する新しい解法を提案し、その大域的収束性を示した。また、凸計画問題に対する逐次2次制約2次計画法と非線形半正定値計画問題に対する主双対内点法を提案し、その収束性について解析した。さらに2次錐相補性問題とその変種問題を解くための数値解法についても研究した。これらの解法の数値実験を行って、その有効性を検証した。 ...
【情報学】計算基盤:先端的通信アルゴリズムを含む研究件
❏LHCにおけるヒッグス結合定数測定のためのトリガーレベル解析(17K05464)
【研究テーマ】素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】江成 祐二 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (60377968)
【キーワード】ヒッグス / LHC / トリガー / エレクトロニクス開発 / FPGA (他9件)
【概要】LHCおけるヒッグス結合定数測定を念頭に置いたトリガーレベル解析手法の基盤を形成するため、物理解析手法の研究とFPGAを用いた実装の2本柱で本研究を遂行した。物理解析の面ではヒッグスがbクオーク対に崩壊するモードの証拠や将来の精密測定における信号モデルの不定性についての知見が得られ、新しい測定手法の方針を固めることができた。FPGAへの実装についても、演算のコアとなるDSPの使用方法や計算遅延時間...
❏集中/分散ネットワークに適した大規模アレイ伝送方式に関する研究(26709028)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉浦 慎哉 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30394927)
【キーワード】先端的通信 / 符号技術 / 変復調 / MIMO / 協調通信 (他20件)
【概要】空間変調マルチアンテナ伝送方式をベースとした巨大な空間(送信アンテナ)の自由度を利用可能な高速・高信頼な大規模アレイシステムの符号設計手法を開発する。ここで、伝播路推定誤差、受信機での復号演算量、パイロットオーバヘッドの問題を解決し、信頼性と送信レートのトレードオフを柔軟にとることができる高い通信品質を実現するシステムを開発する。特に、周波数利用効率の高い非同期検出方式を組み込んだシステムを提案す...
❏100GHz帯40dBi利得90%効率導波管型簡易構造平面アンテナの研究(17360175)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】廣川 二郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00228826)
【キーワード】情報通信工学 / 先端的通信 / 射出成型 / 精密部品加工 / アルゴリズム (他8件)
【概要】積層した薄金属板を拡散接合により接着した一層構造導波管スロットアレーアンテナを94Ghz帯で試作した。スロット板,給電溝構造,給電口を有する底板のパターン3つだけをエッチングするだけでよいので,従来のダイキャストや射出成型などの型を用いた場合に比べて製作コストが削減できると期待できる。また,パターンの数が多くならない範囲で従来の2層構造など複雑な構造にも適用できると考えられる。利得30dBiを効率...
【情報学】計算基盤:電子契約アルゴリズムを含む研究件
❏ビジネスルールのデータベース処理に基づく電子商取引・電子調達支援基盤(15300032)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】岩井原 瑞穂 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】データベース / 電子商取引 / 制約処理 / 質問処理 / アルゴリズム (他11件)
【概要】急速に普及しているネットワーク基盤を活用して,電子商取引,電子調達や電子政府の発展を進めることは,社会全体の生産性向上や経済の効率化に大きく寄与する.本研究では,電子商取引および電子政府が抱える多様な技術的課題のうち,売買契約を成立させるマーケット機能,および売買契約の履行支援の2つの研究課題に焦点をあてる.企業間電子商取引や政府の電子調達においては,購入する商品やサービスの価格面だけではなく,多...
❏動的制約代数に基づく高機能電子商取引データベース(13780246)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】岩井原 瑞穂 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】電子商取引 / データベース / 質問言語 / 問い合わせ処理 / アルゴリズム (他8件)
【概要】これから急速かつ広範囲にわたって実用化が進むと予想されている企業間電子商取引は,売り手および買い手が複雑な条件を提示しながら進める交渉過程が重要な位置を占めると考えられる.売り手および買い手のそれぞれの条件を制約として形式的に記述し,それをデータベースに蓄積し検索することが考えられる.これにより,売り手および買い手が,条件が整合する可能性のある相手を探したり,相手の条件の充足を確認することが可能に...
【情報学】計算基盤:アルゴリズム理論アルゴリズムを含む研究件
❏ビッグクエリー×ビッグデータ検索実現のためのSMAD技術の新展開(17H01693)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / アルゴリズム / バイオインフォマティクス / ビッグデータ / 次世代シークエンサー (他11件)
【概要】爆発的に増加するビッグデータに対応した検索技術が求められている。これに対し、データベースの統計的挙動を活用するSMAD (Statistical Model-based Algorithm Design)技術が注目されている。本研究ではこのSMAD技術をビッグクエリー×ビッグデータ検索へ展開させる研究を行った。特に、個人ゲノムデータベース、タンパク質立体構造データベース、自然言語テキストデータベー...
❏家族性疾患解析のパラダイムシフトへ向けた全国民全ゲノム規模血縁推定基盤技術の開拓(17K20023)
【研究テーマ】応用情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 人種間網羅的ゲノム機能解析 / タンパク質立体構造検索 / 圧縮データ構造 / 次世代シークエンサー (他13件)
【概要】次世代シークエンサー技術等の発達に伴い、世界各国で数十万人規模のゲノムプロジェクトが走っているが、その規模は年々大規模化の一途をたどっており、近い将来には国民全員規模のデータも得られるようになると考えられている。本研究では、そのような大規模化するデータベースにおいて網羅的家族性遺伝性疾患解析を行うための新たな技術の開拓を行った。具体的には、ゲノムワイドでの人種間のゲノム組み換えを検知する新たな技術...
❏マトロイド分解理論・不変多項式と量子物理の融合による計算論的組合せ物理の研究(16K12392)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】アルゴリズム / 固定パラメタ容易性 / 点モデル / Pottsモデル / Tutte多項式 (他14件)
【概要】マトロイドの分解理論とTutte多項式理論の研究を組合せ物理と融合し、計算論的組合せ物理という面からの研究を行った。Iceモデルとその拡張の6点モデルに対して、carving幅に関するFPTアルゴリズム構成した。Pottsモデルで枝幅に関するFPTアルゴリズムも構成した。Tutte多項式に関するMerino-Welsh予想に関して、グラフの枝の向き付けに関する問題を計算解析してTutte予想の一部...
【情報学】計算基盤:圧縮データ構造アルゴリズムを含む研究件
❏家族性疾患解析のパラダイムシフトへ向けた全国民全ゲノム規模血縁推定基盤技術の開拓(17K20023)
【研究テーマ】応用情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 人種間網羅的ゲノム機能解析 / タンパク質立体構造検索 / 圧縮データ構造 / 次世代シークエンサー (他13件)
【概要】次世代シークエンサー技術等の発達に伴い、世界各国で数十万人規模のゲノムプロジェクトが走っているが、その規模は年々大規模化の一途をたどっており、近い将来には国民全員規模のデータも得られるようになると考えられている。本研究では、そのような大規模化するデータベースにおいて網羅的家族性遺伝性疾患解析を行うための新たな技術の開拓を行った。具体的には、ゲノムワイドでの人種間のゲノム組み換えを検知する新たな技術...
❏情報爆縮基盤技術(25240003)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹田 正幸 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50216909)
【キーワード】データ圧縮 / 圧縮データ構造 / 簡潔データ構造 / 文字列パターン照合 / 文字列パターン発見 (他11件)
【概要】爆縮とは工学用語で,爆発の圧力が;外側ではなく内側へ集中する現象をいい,通常では得難い物理現象を発生させるために利用される.本研究では,膨れ上がるデータを爆発的に凝縮することにより,(i) データ量削減, (ii) データ処理の高速化,(iii) 知識獲得の三つを達成する基盤技術の確立を目指し,これを情報爆縮 (information implosion) と名付けた.情報爆縮基盤技術の確立のため...
【情報学】計算基盤:検索技術アルゴリズムを含む研究件
❏ビッグクエリー×ビッグデータ検索実現のためのSMAD技術の新展開(17H01693)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / アルゴリズム / バイオインフォマティクス / ビッグデータ / 次世代シークエンサー (他11件)
【概要】爆発的に増加するビッグデータに対応した検索技術が求められている。これに対し、データベースの統計的挙動を活用するSMAD (Statistical Model-based Algorithm Design)技術が注目されている。本研究ではこのSMAD技術をビッグクエリー×ビッグデータ検索へ展開させる研究を行った。特に、個人ゲノムデータベース、タンパク質立体構造データベース、自然言語テキストデータベー...
❏タンパク質3次元構造データベースに対する高速かつ柔軟な検索手法とその応用(20700264)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム / 検索技術 / データベース / 生物情報 / タンパク質 (他6件)
【概要】本研究では、タンパク質立体構造データベースに対する類似構造検索アルゴリズムの研究を行い、従来からの立体構造類似検索の手法の多くを抜本的に改善する、実用的にも理論的にも従来手法と比べきわめて高速な超高速線形時間基本探索アルゴリズムを開発することに成功するなど、今後の構造生物学の発展に大きく寄与する様々なアルゴリズムを開発し、その成果は国内外から高い評価を受けた。 ...
【情報学】人間情報学:公開鍵暗号アルゴリズムを含む研究件
❏代表的な耐量子暗号に対する格子理論に基づく安全性解析(17H06571)
【研究テーマ】情報セキュリティ
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】高安 敦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (00808082)
【キーワード】耐量子暗号 / 格子 / learning with errors問題 / 最短ベクトル問題 / 安全性解析 (他14件)
【概要】来たる量子計算機の完成に備え、耐量子公開鍵暗号の安全性解析を行った。特に、その中でも最も注目されている格子暗号を対象とし、安全性の根拠となる最短ベクトル問題やlearning with errors(LWE)問題の困難性解析を行った。まず、代表的な近似最短ベクトル探索アルゴリズムとして知られるLLLアルゴリズムにおいて、低次元の場合に厳密な最短ベクトルを出力する条件を厳密に整理した。さらに、様々な...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】人間情報学:準ニュートン法アルゴリズムを含む研究件
❏非線形最適化問題に対する数値計算アルゴリズムの研究とその実装(17K00039)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (90158056)
【キーワード】非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約条件付き最小化 / メモリーレス準ニュートン法 / 共役勾配法 (他14件)
【概要】大規模な無制約最適化問題に対して、対称ランクワン公式やBroyden公式族に基づいたメモリーレス準ニュートン法を提案しその大域的収束性を示した。また、メモリーレス準ニュートン法を機械学習などで扱われている近接勾配法へ適用して非厳密ニュートン型近接勾配法を提案した。他方、大規模な上下限制約条件付き最小化問題に対する有効制約法の枠組みでメモリーレス準ニュートン法を活用する研究も行った。また、非線形半正...
❏社会システムにおける最適化問題に対する数値解法の研究とその実装(21510164)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部, 教授 (90158056)
【キーワード】最適化理論 / 非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約付き最小化 / アルゴリズム (他14件)
【概要】大規模な無制約最小化問題に対する共役勾配法、3項共役勾配法に関する新しい解法を提案し、その大域的収束性を示した。また、凸計画問題に対する逐次2次制約2次計画法と非線形半正定値計画問題に対する主双対内点法を提案し、その収束性について解析した。さらに2次錐相補性問題とその変種問題を解くための数値解法についても研究した。これらの解法の数値実験を行って、その有効性を検証した。 ...
【情報学】人間情報学:設計自動化アルゴリズムを含む研究件
❏超大規模LSI設計・実装技術の研究(20240004)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】後藤 敏 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10367170)
【キーワード】LSI設計 / LSI実装 / LSIアーキテクチャ / コンピュータ自動設計 / ハードウエア設計 (他10件)
【概要】本研究では、10年後の1億ゲートLSIの設計と実装問題を解決するために、SiS(システム・イン・シリコン)アーキテクチャの設計から、回路・デバイス、物理設計、実装までの方法論を確立し、SiS上でシステムの統合化を図り、従来のSoC(システム・オン・チップ)やSiP(システム・イン・パッケージ)で実現されている方法に比べて、LSI開発期間を1/5に、製造コストを1/10に、消費電力を1/10に削減で...
❏プログラム・スライシングに基づくハードウェア設計記述支援環境(09780294)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】岩井原 瑞穂 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】ハードウェア記述言語 / ハードウェア設計 / VHDL / 設計検証 / プログラムスライシング (他11件)
【概要】ハードウェア記述言語とは,ディジタルシステム設計における仕様記述,設計倹証のためのシミュレーション,論理回路合成など,種々の目的に用いられている,いわばハードウェアの高級言語である.現在の複雑化したマイクロプロセッサ開発においては,ハードウェア記述言語は必要不可欠なものとなってきでいる.今後ハードウェア記述言語のソース形式による設計資産の蓄積が増大するため,これらの設計検証・保守・再利用は重要な問...
❏柔軟性の高いLSIレイアウト設計手法に関する研究(06855045)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】佐藤 政生 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (30170781)
【キーワード】LSI / 設計自動化 / CAD / レイアウト / アルゴリズム (他7件)
【概要】本研究は、素子や配線を図形そのものとしてとらえることによってLSIのレイアウト設計を行う、複雑な設計規則に柔軟に対応する新設計方式を確立することを目的として行われた。本研究の成果を以下にまとめる。 1.スケッチ表現に基づく多層レイアウトシステムの開発:配線情報のラフスケッチを計算機上で表現する方式として「スケッチ表現」を提案し、計算機上に実装した。これは、三角形分割を基本としたデータ構造に基づいて...
【情報学】人間情報学:計算幾何アルゴリズムを含む研究件
❏グラフ論、離散最適化とその応用(11640105)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】安藤 清 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (20096944)
【キーワード】グラフ論 / 離散最適化 / アルゴリズム / 計算幾何 / 離散幾何 (他12件)
【概要】グラフ論、離散最適化、計算幾何学の諸分野に渡る本研究の研究成果の概要を以下に示す。 計算幾何学の分野の直線成分の抽出問題では従来用いられてきたハフ変換の性能の限界を理論的に示し,理論的に最適な方法を提案した。画像の等高線表現では、整数格子の性質を研究し、グラフ論、離散最適化を適用した問題解決法を提案した。ディジタルハーフトーニングを数学的最適化問題として定義し,ある種の測度を基礎にした実数要素行列...
❏組合せ論の総合的研究(04302011)
【研究テーマ】数学一般
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】榎本 彦衛 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00011669)
【キーワード】組合せ論 / グラフ / 曲面への埋込み / 計算幾何 / アルゴリズム (他15件)
【概要】グラフ理論の基礎的な分野において研究が活発に行われた。特に、k-因子や連結[2,k]-因子、ハミルトン閉路などが存在するために、点連結度、辺連結度、強度、結合数などグラフの連結性を表す不変量が満たすべき条件について色々な結果が得られた。たとえば、独立した3頂点の次数の和がグラフの位数以上ならば、いくつかの例外を除き、最長閉路の長さは最長通過の点数-1以上であることが示された。これは、今までに知られ...
【情報学】人間情報学:計算幾何学アルゴリズムを含む研究件
❏建築・都市分野における計算幾何学と離散最適化(21300003)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】加藤 直樹 京都大学, 工学研究科, 教授 (40145826)
【キーワード】アルゴリズム / 組合せ剛性理論 / 最速フロー / 最速避難計画 / パネルヒンジフレームワーク (他15件)
【概要】(1)分子構造をモデル化した分子フレームワークはたんぱく質の挙動解明に用いられるなど応用上非常に重要なモデルであるが、その剛性に関する重要な未解決予想であったMolecular剛性予想を、このプロジェクトを通じてこの未解決問題を肯定的に解決する事に成功した. (2)最適な避難計画を求める問題をモデル化した動的ネットワークフローに対する研究に関して,グリッドネットワークを一般化したネットワークにおけ...
❏巡回セールスマン問題の多項式時間で解けるクラスへの計算幾何学からの取り組み(15740062)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】応用数学 / 組合せ論 / アルゴリズム / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他8件)
【概要】巡回セールスマン問題(以下、TSP)とは与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題はNP困難のクラスに属し、都市数が増えたとき実用的な時間(多項式時間)で最短経路(最適解)を求めるのは不可能と予想される代表例になっている。そこで、実社会での応用の観点から、実用的は時間で最適解に近い解を求める近似解法の研究がさかんに行われてきた。 TSP...
❏柔軟性の高いLSIレイアウト設計手法に関する研究(06855045)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】佐藤 政生 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (30170781)
【キーワード】LSI / 設計自動化 / CAD / レイアウト / アルゴリズム (他7件)
【概要】本研究は、素子や配線を図形そのものとしてとらえることによってLSIのレイアウト設計を行う、複雑な設計規則に柔軟に対応する新設計方式を確立することを目的として行われた。本研究の成果を以下にまとめる。 1.スケッチ表現に基づく多層レイアウトシステムの開発:配線情報のラフスケッチを計算機上で表現する方式として「スケッチ表現」を提案し、計算機上に実装した。これは、三角形分割を基本としたデータ構造に基づいて...
【情報学】人間情報学:情報基礎アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏反応オートマタ理論に基づく化学反応計算系の基礎的研究(17K00021)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】横森 貴 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60139722)
【キーワード】化学反応系 / 受理計算モデル / 言語の表現定理 / オートマトン分解 / オートマトンの分解 (他16件)
【概要】研究課題...
❏複雑な制約下での離散資源配分問題:離散凸解析を武器としての探求(16K00023)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散資源配分問題 / 離散最適化 / 離散凸解析 / 離散配分問題 / 離散凸関数 (他8件)
【概要】離散凸解析を武器としての複雑な制約をもつ離散資源配分問題の研究と現実問題へのフィードバックを目的とした研究課題ですが,設定した5つのテーマそれぞれについて理論的な研究成果を得ました.また,現実問題へのフィードバックに関しては,提案したアルゴリズムをソフトウエア化し,研究期間初年度末から現在に至るまで所属機関のおける学科分けという現実問題を解くために利用しています. ...
【情報学】人間情報学:個人情報アルゴリズムを含む研究件
❏データ駆動型社会の法に関する領域横断的研究‐デジタルプラットフォームを焦点に(19H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土田 和博 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (60163820)
【キーワード】域外適用 / データの越境移転 / 競争法 / 個人情報保護法 / 独占禁止法 (他13件)
【概要】2020年度は新型コロナ感染症の拡大により、次のようにオンライン研究会を開催した。 ①6月5日(金)18:00~20:00、寺西直子氏・公取委「デジタル分野の今後の取組みについて」、②7月20日(月) 17:00~19:00、塚田益徳氏・公取委「フィンテックを活用した金融サービスの向上に向けた競争政策上の課題」、③7月25日(土)14:00~17:00、武田邦宣教授・大阪大学「オンライン広告市場の...
❏匿名化が誘発する濡れ衣現象のモデル化と最適化による解消法(26540041)
【研究テーマ】マルチメディア・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中川 裕志 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (20134893)
【キーワード】プライバシー / k-匿名化 / 濡れ衣 / 個人情報 / パーソナルデータ (他13件)
【概要】個人の情報を保護したデータ開示法の一つにk-匿名化がある。k-匿名化されたデータを人間が閲覧した際に、データに含まれた人間に対して不利益を生ずるような推測がなされる場合がある。本研究ではこの現象をk-匿名化が誘発する濡れ衣と呼び、濡れ衣を発生させうる属性を持つ機微なレコードに着目し、濡れ衣の発生を軽減するk-匿名化法を提案する。滞在位置情報、およびカテゴリー情報も含む一般的な場合に対して、実データ...
【情報学】人間情報学:データ圧縮アルゴリズムを含む研究件
❏情報爆縮基盤技術(25240003)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】竹田 正幸 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (50216909)
【キーワード】データ圧縮 / 圧縮データ構造 / 簡潔データ構造 / 文字列パターン照合 / 文字列パターン発見 (他11件)
【概要】爆縮とは工学用語で,爆発の圧力が;外側ではなく内側へ集中する現象をいい,通常では得難い物理現象を発生させるために利用される.本研究では,膨れ上がるデータを爆発的に凝縮することにより,(i) データ量削減, (ii) データ処理の高速化,(iii) 知識獲得の三つを達成する基盤技術の確立を目指し,これを情報爆縮 (information implosion) と名付けた.情報爆縮基盤技術の確立のため...
❏情報検索のためのコンパクトなデータ構造とその動的更新に関する研究(15700002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】定兼 邦彦 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 助教授 (20323090)
【キーワード】接尾辞配列 / 圧縮接尾辞配列 / 文字列検索 / 文字列圧縮 / 省スペース (他9件)
【概要】大量データ処理のための領域効率のよいアルゴリズムとデータ構造の開発を行った.まず,文字列の高速検索を行うデータ構造として,すでに圧縮接尾辞配列が提案されているが,それを構築する省メモリなアルゴリズムを開発した.このアルゴリズムは定数サイズアルファベット上の文字列に関しては時間・領域ともに最適であり,定数サイズではない場合にも従来手法より高速である.具体的には,アルファベットサイズをΣ,文字列長をn...
【情報学】人間情報学:反復アルゴリズムアルゴリズムを含む研究件
❏最大排他的論理和充足可能性問題の反復解法の解析(22500136)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三村 和史 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (40353297)
【キーワード】充足可能性問題 / 経路積分法 / ダイナミクス / 反復解法 / 反復過程 (他8件)
【概要】疎なハイパーグラフで定義される最大排他的論理和充足可能性問題の反復解法について,経路積分法によって性能を解析した.反復解法の定常状態についても,適切な仮定の下で評価を行い,その性能の保証を与えた. ...
❏フーリエ反復法に基づく超高感度位相回復顕微鏡(04452107)
【研究テーマ】物理計測・光学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】小松 進一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00087446)
【キーワード】位相回復 / 反復アルゴリズム / フーリエ反復法 / 画像処理 / 位相差顕微鏡 (他9件)
【概要】昨年度に用いた透過型位相物体の標準試料と同様で膜厚の大きい試料を作製し、2次元位相分布回復の実験を行った。また、冷却CCDカメラで撮影したフラウンホ-ファー回折像強度分布に含まれるノイズの影響を除去する手法について検討した。さらに回折像強度分布に重畳する加算ノイズの分布を推定するアルゴリズムの検討も行った。 主な結果を箇条書きにまとめる。 (1)水晶基板表面に膜厚約90nm(位相遅れに換算して約λ...
【情報学】人間情報学:マッチングアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏離散構造の導入による離散資源配分問題の深化(24300003)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散最適化 / 離散構造 / 離散凸解析 / 資源配分問題 / マッチング (他14件)
【概要】学生の学科への配属や研修医の病院への配属の決定という離散資源配分問題は実用性の高い重要な問題である.グラフ構造や離散凸解析などの離散構造を導入し,安定マッチングモデルを一般化して適用範囲の広い離散資源配分問題を構築し,その解析を行うことを目的とした. 包括的な離散資源配分問題に対する戦略的頑健性をもつメカニズムの構築,安定マッチングモデル(2部グラフ上のモデル)の一般の有向グラフへの拡張等の研究を...
【情報学】人間情報学:電子商取引アルゴリズムを含む研究件
❏ビジネスルールのデータベース処理に基づく電子商取引・電子調達支援基盤(15300032)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】岩井原 瑞穂 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】データベース / 電子商取引 / 制約処理 / 質問処理 / アルゴリズム (他11件)
【概要】急速に普及しているネットワーク基盤を活用して,電子商取引,電子調達や電子政府の発展を進めることは,社会全体の生産性向上や経済の効率化に大きく寄与する.本研究では,電子商取引および電子政府が抱える多様な技術的課題のうち,売買契約を成立させるマーケット機能,および売買契約の履行支援の2つの研究課題に焦点をあてる.企業間電子商取引や政府の電子調達においては,購入する商品やサービスの価格面だけではなく,多...
❏動的制約代数に基づく高機能電子商取引データベース(13780246)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】岩井原 瑞穂 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】電子商取引 / データベース / 質問言語 / 問い合わせ処理 / アルゴリズム (他8件)
【概要】これから急速かつ広範囲にわたって実用化が進むと予想されている企業間電子商取引は,売り手および買い手が複雑な条件を提示しながら進める交渉過程が重要な位置を占めると考えられる.売り手および買い手のそれぞれの条件を制約として形式的に記述し,それをデータベースに蓄積し検索することが考えられる.これにより,売り手および買い手が,条件が整合する可能性のある相手を探したり,相手の条件の充足を確認することが可能に...
【情報学】人間情報学:暗号・認証等アルゴリズムを含む研究件
❏複数主体のバイオメトリクスデータベース管理と評価技術の研究(25240017)
【研究テーマ】情報セキュリティ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】寳木 和夫 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報技術研究部門, 副研究部門長 (60417037)
【キーワード】暗号・認証等 / セキュア・ネットワーク / アルゴリズム / 情報システム / ディペンダブル・コンピューティング (他10件)
【概要】ATM、災害対策等の観点から利用検討が進んでいる生体認証について、今後、組織間連携など利用が広がるにつれて、生体認証精度のばらつきやユーザのプライバシ懸念、嫌悪感などバイオメトリクスデータ特有の課題が生じると予想される。そこで、生体情報のコピーを作成が可能ということを示したウルフという安全性尺度を展開するともに、プライバシに関して、k匿名性という概念を踏まえて、信頼性をおくことについてのこれまでの...
❏インターネット上でのプライバシ保護が可能なオンライン生体認証システムの構築(18500016)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上繁 義史 長崎大学, 情報メディア基盤センター, 准教授 (00300666)
【キーワード】アルゴリズム / 暗号・認証等 / セキュアネットワーク / インターネット高度化 / バイオメトリクス (他9件)
【概要】現在,主として生体認証はクローズ環境での認証に利用されているが,インターネットバンキングなど,将来的にオープン環境での利用が期待されている.そのような生体認証について,近年システム要件,データ形式の研究や国際標準化が進んでいるが,テンプレートのプライバシ保護技術について,十分な基礎研究がなされていない.認証とデータベース(DB)の視点から研究を行った. ワンタイム生体認証として,認証セッションごと...
❏公開鍵暗号用の算術技法における安全性を考慮した効率解析と応用(18500015)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】高木 剛 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 准教授 (60404802)
【キーワード】情報基礎 / 暗号・認証等 / アルゴルズム / セキュア・ネットワーク / 高速実装 (他7件)
【概要】18年度〜19年度は、以下の課題に関して研究を進めた。 (1)Koblitz曲線を用いた楕円曲線暗号のサイドチャンネル攻撃に対する防御方法として、虚二次体の元を秘密鍵の情報によらない固定パターンに展開するτ進数表現を提案した。 (2)公開鍵暗号を実装する群の平方算と乗算は秘密鍵のビット情報に対応している。乗算器に同じ値を入力した場合の消費電力が、通常の乗算と異なることを実験により実証した。 (3)...
【情報学】人間情報学:情報通信工学アルゴリズムを含む研究件
❏集中/分散ネットワークに適した大規模アレイ伝送方式に関する研究(26709028)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】杉浦 慎哉 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30394927)
【キーワード】先端的通信 / 符号技術 / 変復調 / MIMO / 協調通信 (他20件)
【概要】空間変調マルチアンテナ伝送方式をベースとした巨大な空間(送信アンテナ)の自由度を利用可能な高速・高信頼な大規模アレイシステムの符号設計手法を開発する。ここで、伝播路推定誤差、受信機での復号演算量、パイロットオーバヘッドの問題を解決し、信頼性と送信レートのトレードオフを柔軟にとることができる高い通信品質を実現するシステムを開発する。特に、周波数利用効率の高い非同期検出方式を組み込んだシステムを提案す...
❏100GHz帯40dBi利得90%効率導波管型簡易構造平面アンテナの研究(17360175)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】廣川 二郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00228826)
【キーワード】情報通信工学 / 先端的通信 / 射出成型 / 精密部品加工 / アルゴリズム (他8件)
【概要】積層した薄金属板を拡散接合により接着した一層構造導波管スロットアレーアンテナを94Ghz帯で試作した。スロット板,給電溝構造,給電口を有する底板のパターン3つだけをエッチングするだけでよいので,従来のダイキャストや射出成型などの型を用いた場合に比べて製作コストが削減できると期待できる。また,パターンの数が多くならない範囲で従来の2層構造など複雑な構造にも適用できると考えられる。利得30dBiを効率...
【情報学】人間情報学:知識発見アルゴリズムを含む研究件
❏機械学習によるロングテール現象の解決方法に関する研究(21240011)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】中川 裕志 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (20134893)
【キーワード】知識発見 / データマイニング / 機械学習 / テキストマイニング / Web (他16件)
【概要】2009年度は当初の予定通り、Webにおける人名検索結果を同姓同名であるが異なる人物ごとにまとめるクラスタリングシステムを開発し、実験的に評価した。2010年度は大規模データ処理のために非負の確率行列分解アルゴリズムを提案し、既存のLDAと同様な性能を得ることを実証し、並列化アルゴリズムにおいては変分ベイズ法をロングテールに対応するPitMan-Yoモデルに適用し高い性能を得た。2011年度は最近...
❏データマイニング間合せ最適化技術(10480066)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】森下 真一 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (90292854)
【キーワード】データマイニング / アソシエーションルール / アルゴリズム / データベース / 知識発見
【概要】本研究に関する研究費を申請した1997年当時,統計的指標を最適化するアソシエーションルールを高速に枚挙することは市場からのニーズがあるものの,計算の高速化は難しいと考えられていた.Stanford大学やIBMワトソン研究所でも解決に向けた提案がされていたが,問題に制約を入れてから従来のAproriアルゴリズムをそのまま用いるという戦略で解いており,計算効率に問題があった.我々はこの問題への取り組み...
【情報学】情報学フロンティア:スケジューリングアルゴリズムを含む研究件
❏組み合わせ論的および数理計画論的高位レベル合成手法の研究(26420323)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉村 猛 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 教授 (80367177)
【キーワード】高位レベル合成 / 低消費電力化 / TSV / スケジューリング / 最適化 (他17件)
【概要】システムLSIの高位レベル合成に関する研究開発を行った。まず、スケジューリング問題では、動的電力最適化問題に対して数理計画法とグラフ理論の組合せによる手法を提案した。漏れ電力最適化では、上記手法の一部修正と後処理の追加による手法を提案した。いずれの問題でも、ほとんどの問題で最適解を得た。ポート割り当て問題では、部分解空間を考慮した局所最適解の回避手法、処理時間の短縮手法を提案し、すべての評価データ...
❏スポーツスケジューリング(18651076)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】松井 知己 中央大学, 理工学部, 教授 (30270888)
【キーワード】アルゴリズム / スポーツマネジメント / スケジューリング / 半正定値計画 / 数理工学 (他6件)
【概要】1.一様な巡回トーナメント問題に関する近似法 本拠地間の距離が一様な巡回トーナメント問題に対し、移動距離(回数)最小化問題に対するトーナメントスケジュールの作成法を、平成18年度国際会議の論文特集号(Lecture Notes in Computer Science)に本年投稿し、採択された。本手法は,カークマンスケジュールと呼ばれる特殊なスケジュールを改変することで,2重総当たり戦の移動回数最小...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット高度化アルゴリズムを含む研究件
❏インターネット上でのプライバシ保護が可能なオンライン生体認証システムの構築(18500016)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上繁 義史 長崎大学, 情報メディア基盤センター, 准教授 (00300666)
【キーワード】アルゴリズム / 暗号・認証等 / セキュアネットワーク / インターネット高度化 / バイオメトリクス (他9件)
【概要】現在,主として生体認証はクローズ環境での認証に利用されているが,インターネットバンキングなど,将来的にオープン環境での利用が期待されている.そのような生体認証について,近年システム要件,データ形式の研究や国際標準化が進んでいるが,テンプレートのプライバシ保護技術について,十分な基礎研究がなされていない.認証とデータベース(DB)の視点から研究を行った. ワンタイム生体認証として,認証セッションごと...
❏メモリ階層を考慮した高速検索アルゴリズムとそのハードウェア化の研究(18300028)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】稲葉 真理 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 准教授 (60282711)
【キーワード】超高速情報処理 / ディレクトリ・情報検索 / アルゴリズム / インターネット高速化 / コンテンツアーカイブ (他7件)
【概要】プロセッサに比してメモリの速度向上が遅い結果,キャッシュミスのペナルティは相対的に増大しつつある.現実の計算においてもメモリバンド幅が計算ボトルネックになることも多く,メモリ階層を意識し,上位階層のメモリの効率的利用を行なうことで,メモリ遅延をできるかぎり隠蔽することが重要である.本研究では,メモリ階層構造を考慮しハードウェアを利用する圧縮簡潔データ構造を利用した高速検索方式の提案および実装実験を...
【情報学】情報学フロンティア:時系列分析アルゴリズムを含む研究件
❏学習なき発見のためのシーケンスデータ解析と可視化(16K12428)
【研究テーマ】マルチメディア・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大澤 幸生 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20273609)
【キーワード】学習なき発見 / 時系列分析 / 変化の説明 / 潜在時間スケール / 変数選択 (他19件)
【概要】変化原因を定性的に説明することへのニーズを把握した上で、多様なタイムスケールが混在する時系列データから変化原因を説明する技術へのニーズがあることを確認した。このニーズに沿って、絡まりの始終点を変化点として可視化するTangled String(TS)、その拡張手法と評価方法を確立した。また、学習を伴わず変化点の検出とその説明を行うアルゴリズム群を得つつ、時系列の不確実性も説明する機械学習手法法を生...
❏ソーシャルメディアからの構造的知識の抽出と投稿意図分析(16K00423)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 教授 (40253538)
【キーワード】ソーシャルメディア / ユーザ行動分析 / テキストマイニング / 意味的関連性 / 時系列分析 (他10件)
【概要】時間経過を考慮した構造的知識の抽出では,編集履歴を有する記事集合から,バースト的に編集が行われた文やフレーズを抽出する手法を開発した.数百からなる比較的大きな記事集合に対し,バースト的編集に関連を持つ語句を抽出する方法を開発し,記事集合の発展とともに重要語句が変遷することが確認できた. ソーシャルメディアにおける投稿の意図分析では,投稿の文章に対し,センチメント分析を適用して,正負の極性ならびに主...
【情報学】情報学フロンティア:探索アルゴリズムを含む研究件
❏複合的・階層的な自動チューニングを実現する数理基盤手法の研究とライブラリの開発(15H02708)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】須田 礼仁 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40251392)
【キーワード】自動チューニング / 複合的自動チューニング / ベイズ統計 / 実験計画 / 線形モデル (他25件)
【概要】自動チューニングは、ソフトウェアが内包するパラメタを自ら調整し、多様な条件下で良好な性能を達成することを目指す技術である。従来、複数のパラメタの調整が必要な場合、網羅試行か経験的枝刈りが広く用いられてきたが、本研究では、ベイズ統計に基づき、現実的に有効かつ漸近的に最適解を導く数理的手法を目指した。 従来研究の調査により、線形モデルと相関モデルが使われており、両者は同時に使うこともできることを示した...
❏解析アクションの先読みに基づく高速・高精度な自然言語文解析(23700162)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鶴岡 慶雅 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (50566362)
【キーワード】自然言語処理 / 機械学習 / 品詞タグ付け / 固有表現認識 / 構文解析 (他10件)
【概要】本研究では、品詞タグ付けや構文解析といった様々な自然言語処理タスクに適用可能な機械学習アルゴリズムの開発を行った。本アルゴリズムは、「履歴に基づくモデル」に先読み機構を導入することを可能にし、その解析精度を大幅に向上することが可能である。実験の結果、複数の自然言語処理において、本アルゴリズムによるアプローチは、自然言語処理分野で標準的に使われるモデルである「条件付き確率場」モデルよりも精度の点で優...
❏アルゴリズムに応じた知識獲得手法の研究(16700130)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】金子 知適 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助手 (00345068)
【キーワード】人工知 / 機械学習 / アルゴリズム / ゲームプログラミング / 探索 (他8件)
【概要】今まで知識なしで動かしていたアルゴリズムに,知識を組み込むことで効率化する研究を行なった.また,ハードウェアの進歩により扱えるデータの量が増えた利点を活用し,組み込む知識を自動的に獲得させる際に大規模な計算を行うことで信頼性を追及した. 対象としては適度に複雑でかつ成果が期待できる題材として,探索問題の一つである将棋及び囲碁のブログラムを選び,そこで用いられるアルゴリズムと知識の組み合わ方を整理し...
【情報学】情報学フロンティア:ヒューマン・インターフェースアルゴリズムを含む研究件
❏高速視覚を用いた実環境可触化システムの研究(13555072)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】石井 抱 広島大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40282686)
【キーワード】三次元 / モダリティ / 触覚ディスプレイ / アクティブビジョン / ステレオ (他9件)
【概要】本研究では、3次元の幾何学的情報やテキスチャ情報などの様々な実環境情報について対応可能とする、視覚センサ情報から触覚呈示情報として変換可能とする実環境可触化システムの実現を目指しA)可触化のための高速視覚システムの開発、B)視覚情報を可触化するシステムの開発、C)触力覚呈示情報を抽出可能とする画像処理アルゴリズムの研究,D)実環境情報に対するスケール変換呈示、強調呈示などを可能とする触覚呈示アルゴ...
❏超並列・超高速ビジョンを用いた高速ジェスチャー認識システム(11450159)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】石井 抱 東京農工大学, 工学部, 講師 (40282686)
【キーワード】ビジョンチップ / 超並列処理 / 高速視覚 / 集積化構造 / アクティブビジョン (他8件)
【概要】本研究は、(1)ヒューマンインタフェイスへの応用に適したビジョンチップシステムの設計・開発,(2)人間の様々な動きに対する高速ビジョン画像の解析,(3)超並列・超高速ビジョンのための画像処理アルゴリズムの体系化、及びジェスチャー認識アルゴリズムの開発,(4)システム上でのアルゴリズムの動作確認・評価、及び高速ジェスチャー認識を用いた応用の研究を進めることにより、その目的を実現するものである。 平成...
【情報学】情報学フロンティア:ゲームプログラミングアルゴリズムを含む研究件
❏量の経験的データから学習した知識を利用する効率的な探索技術の研究(19700129)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】金子 知適 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教 (00345068)
【キーワード】機械学習 / ゲームプログラミング / 人工知能 / アルゴリズム
【概要】大量の経験的データから学習した知識を利用する効率的な探索技術の研究を行った.探索においては対象の知識を活用することで効率が向上することが知られている.本研究により棋譜に残された人間の判断履歴から,80万次元以上のパラメータを調整し計算機が活用可能な知識とすることが可能となった. 研究成果を将棋プログラムへと応用したところ,現時点で最も強いコンピュータプログラムを作成することができた. このことは本...
❏アルゴリズムに応じた知識獲得手法の研究(16700130)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】金子 知適 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助手 (00345068)
【キーワード】人工知 / 機械学習 / アルゴリズム / ゲームプログラミング / 探索 (他8件)
【概要】今まで知識なしで動かしていたアルゴリズムに,知識を組み込むことで効率化する研究を行なった.また,ハードウェアの進歩により扱えるデータの量が増えた利点を活用し,組み込む知識を自動的に獲得させる際に大規模な計算を行うことで信頼性を追及した. 対象としては適度に複雑でかつ成果が期待できる題材として,探索問題の一つである将棋及び囲碁のブログラムを選び,そこで用いられるアルゴリズムと知識の組み合わ方を整理し...
【情報学】情報学フロンティア:離散構造アルゴリズムを含む研究件
❏不確実性をもつ組合せ最適化モデルに対する理論基盤の構築(21H03397)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / オンライン最適化 / 離散構造
【概要】
❏複雑な制約下での離散資源配分問題:離散凸解析を武器としての探求(16K00023)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散資源配分問題 / 離散最適化 / 離散凸解析 / 離散配分問題 / 離散凸関数 (他8件)
【概要】離散凸解析を武器としての複雑な制約をもつ離散資源配分問題の研究と現実問題へのフィードバックを目的とした研究課題ですが,設定した5つのテーマそれぞれについて理論的な研究成果を得ました.また,現実問題へのフィードバックに関しては,提案したアルゴリズムをソフトウエア化し,研究期間初年度末から現在に至るまで所属機関のおける学科分けという現実問題を解くために利用しています. ...
❏離散構造処理系の基盤アルゴリズムの研究(15H05711)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】湊 真一 京都大学, 情報学研究科, 教授 (10374612)
【キーワード】離散構造 / アルゴリズム / 論理関数 / 組合せ集合 / 大規模データ処理 (他18件)
【概要】研究課題...
【情報学】情報学フロンティア:近似アルゴリズムアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏非線形制約をもつ整数計画問題に対する理論保証付き近似解法の開発(24500002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】整数計画問題 / 非線形関数 / アルゴリズム / 離散最適化 / 離散凸解析 (他9件)
【概要】本研究では,非線形な不等式制約の下で非線形関数を最大化するという整数計画問題に対し,解の精度および計算時間に関する理論的な保証を与える近似解法を開発することを目指した.本研究の主結果として,ナップサック制約の下で1つのM凹関数を最大化するという問題に対し,制約が複数個の場合でも,連続緩和アプローチを用いて任意の精度の近似解を多項式時間で求められることを示した.また,目的関数が2つのM凹関数の和の場...
❏離散凸関数の制約付き最適化問題に対する高速高精度なアルゴリズムの構築(21740060)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】塩浦 昭義 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】離散最適化 / 組合せ最適化 / 数理計画 / 離散凸関数 / 近似アルゴリズム (他9件)
【概要】本研究では, 申請者が近年携わってきた離散凸解析の理論に基づき, 計算時間や解の精度の面で理論的な保証をもつアルゴリズムを構築することを目的とした. 3年間の間に様々な結果を得ることが出来たが, とくに, 複数のナップサック制約の下でのM凹関数の最大化問題に対して, 多項式時間近似スキームを構築することに成功した. また, 近傍システムという, 一般的な解集合の構造を明らかにするとともに, 近傍シ...
【情報学】情報学フロンティア:離散凸関数アルゴリズムを含む研究件
❏複雑な制約下での離散資源配分問題:離散凸解析を武器としての探求(16K00023)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散資源配分問題 / 離散最適化 / 離散凸解析 / 離散配分問題 / 離散凸関数 (他8件)
【概要】離散凸解析を武器としての複雑な制約をもつ離散資源配分問題の研究と現実問題へのフィードバックを目的とした研究課題ですが,設定した5つのテーマそれぞれについて理論的な研究成果を得ました.また,現実問題へのフィードバックに関しては,提案したアルゴリズムをソフトウエア化し,研究期間初年度末から現在に至るまで所属機関のおける学科分けという現実問題を解くために利用しています. ...
❏離散DC関数最小化問題に対する大域的最適化手法の構築(15K00030)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】離散凸関数 / 離散凸解析 / 離散DC関数 / 離散最適化 / アルゴリズム (他6件)
【概要】離散DC関数最小化問題に対して,解きやすい問題クラスの検出や精度保証付き近似アルゴリズムの構築を目指した.また,DC関数を構成するM凸関数,L凸関数自体の構造をより良く理解することを目的として,M凸関数およびL凸関数の最小化問題という,基本的な問題の再検討を行い,アルゴリズムの改良を行うと同時に,計算量の解析方法の改善を実現した.さらに,離散凸関数の制約なし最小化問題と離散DC関数最小化問題の中間...
❏非線形制約をもつ整数計画問題に対する理論保証付き近似解法の開発(24500002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】整数計画問題 / 非線形関数 / アルゴリズム / 離散最適化 / 離散凸解析 (他9件)
【概要】本研究では,非線形な不等式制約の下で非線形関数を最大化するという整数計画問題に対し,解の精度および計算時間に関する理論的な保証を与える近似解法を開発することを目指した.本研究の主結果として,ナップサック制約の下で1つのM凹関数を最大化するという問題に対し,制約が複数個の場合でも,連続緩和アプローチを用いて任意の精度の近似解を多項式時間で求められることを示した.また,目的関数が2つのM凹関数の和の場...
【情報学】情報学フロンティア:量子計算アルゴリズムを含む研究件
❏2次元量子モデルに対するメニーコア並列計算機向き並列化・高速化手法の研究開発(23500056)
【研究テーマ】ソフトウエア
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】山田 進 独立行政法人日本原子力研究開発機構, システム計算科学センター, 研究主幹 (80360436)
【キーワード】並列処理・分散処理 / ハイパフォーマンスコンピューティング / アルゴリズム / 量子計算 / メニーコア (他11件)
【概要】本研究ではメニーコア計算機用を対象に、量子多体モデルのシミュレーション手法である密度行列繰り込み群法と厳密対角化法の並列化・高速化を実施した。特に、モデルの物理的性質と計算機のネットワークアーキテクチャを考慮して、高速な通信手法を提案しその有効性を確認した。また、開発したコードを実際の物理問題に適用し、それらの物理的性質についての議論を行った。 ...
❏量子相関ゲームによる古典・量子両面での離散・連続最適化と計算量の新展開(20300002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子コンピュータ / 量子計算 / アルゴリズム / 量子情報 / 離散数学 (他7件)
【概要】現在のコンピュータの限界を超えるモデルとして量子計算を対象とし、そのパワーの源である量子相関を解析した。古典力学では現れない相関をもたらす量子相関について、離散最適化の観点からカット多面体を軸とする方法、連続最適化の観点から量子最大破れを解析し、また計算量の観点から対話型証明系との同値性を示し、量子相関の体系的に解明した。さらに量子計算モデル及び量子情報の研究へ展開をはかり、離散・連続の幾何構造を...
【情報学】情報学フロンティア:ロバスト計算アルゴリズムを含む研究件
❏情報補填を可能にするアルゴリズムの設計と解析(19200001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 理論的性能保証 / アルゴリズム / 計算困難問題 / 情報の補填 (他9件)
【概要】入力情報の不完全性をいかに克服する(情報を補填する)かが現代アルゴリズムの大きな課題となっている,本研究では,そのようなアルゴリズムが有すべき性質を厳密に議論し,具体的な設計技法と評価手法を含めた体系を作り上げることを目的として,研究を行った.結果として,オンライン,ネットワーク,マッチング,確率,幾何,分散等多岐にわたる分野で効率よいアルゴリズムの開発に成功した. ...
❏離散最適化技法による行列束のロバスト数値計算とシステム解析への応用(17760065)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (00263161)
【キーワード】行列束 / Kronecker標準形 / アルゴリズム / 組合せ緩和法 / 微分代数方程式 (他9件)
【概要】行列束のKronecker標準形は,微分代数方程式で記述される動的システムの解析において本質的な役割を果たしている.しかし,標準形の摂動に対する感度が非常に高く,計算誤差の発生しうる数値計算によって正確な標準形を得ることには困難を伴う. 本研究課題では,計算誤差が発生し得ない組合せ的計算を利用することによって数値計算の負担を減らして,できるだけ正確な標準形を安定に計算する手法を確立することを目的と...
【情報学】情報学フロンティア:分散システムアルゴリズムを含む研究件
❏メニーコアCPUにおける冬眠コアのゼロ化(21650010)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】山名 早人 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40230502)
【キーワード】分散システム / 並列計算機 / Webクローラ / ストリームコンピューティング / アルゴリズム (他7件)
【概要】2010年度は、2009年度に開発したシステム自動最適化アルゴリズムの実機評価を目指した。本アルゴリズムはProducer-Consumer型のモジュール群で構築されたアプリケーションにおいて、メニーコアCPUを最大限に利用できるよう各モジュールに割り当てる計算機やスレッド数を自動で決定し、アプリケーションの性能を最適化することが目標である。研究には我々が開発している分散処理フレームワークであるQ...
❏分散システムでの時間的振る舞いの予測に関する研究(15500053)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】中里 秀則 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (30329156)
【キーワード】実時間処理システム / 分散処理 / 分散システム / ネットワークコンピューティング / アルゴリズム
【概要】ソフトリアルタイム分散処理システムのためのネットワークの構成として、LAN区間については、EthernetパケットのVLANヘッダにある優先度を使った有限離散値の優先度による優先制御を採用することとし,WAN区間やコンピュータでのスケジューリングにはEDFを用いることを提案した.WAN区間やコンピュータ側でのEDFスケジューリングとの遅延時間配分によって決定される,LAN区間1ホップでの遅延条件と...
【情報学】情報学フロンティア:分散処理アルゴリズムを含む研究件
❏分散システムでの時間的振る舞いの予測に関する研究(15500053)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】中里 秀則 早稲田大学, 大学院・国際情報通信研究科, 教授 (30329156)
【キーワード】実時間処理システム / 分散処理 / 分散システム / ネットワークコンピューティング / アルゴリズム
【概要】ソフトリアルタイム分散処理システムのためのネットワークの構成として、LAN区間については、EthernetパケットのVLANヘッダにある優先度を使った有限離散値の優先度による優先制御を採用することとし,WAN区間やコンピュータでのスケジューリングにはEDFを用いることを提案した.WAN区間やコンピュータ側でのEDFスケジューリングとの遅延時間配分によって決定される,LAN区間1ホップでの遅延条件と...
❏離散構造の効率的処理アルゴリズムに関する総合的研究(02302047)
【研究テーマ】情報工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】西関 隆夫 東北大学, 工学部, 教授 (80005545)
【キーワード】アルゴリズム / 並列処理 / 組合せ問題 / 離散構造 / 計算幾何学 (他7件)
【概要】初年度には離散構造を処理するアルゴリズムについて種々の観点から調査・検討を行った.これにより現在のアルゴリズムの限界や新しいアルゴリズム論に関する知見を得るに至った.特に並列・分散アルゴリズムに関して現状の調査・検討が行われ,新しいアルゴリズムの設計のための土台が築かれた.さらに,最終年度には,前年において得られた研究成果を土台として,総合的見地から種々の新しいアルゴリズムを設計解析した.現在から...
【情報学】情報学フロンティア:関数プログラミングアルゴリズムを含む研究件
❏プログラム運算システムの実用化に関する研究(10558041)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
❏構成的アルゴリズム論に基づくプログラム最適化とその実現法に関する研究(09680326)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】武市 正人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10011165)
【キーワード】融合変換 / 構成的手法 / 運算 / アルゴリズム / 関数プログラミング (他8件)
【概要】本研究では、構成的アルゴリズム論に基づいてプログラムの最適化を行なうための枠組みを設計するとともに、従来、発見的な手法で実現されていたプログラム変換システムに見られた非決定性を含む変換アルゴリズムを除去し、実用的なプログラム変換システムを構築しようとするものである。そこでは、代数的な規則に基づいて、系統的にプログラムを変換する手法を提案し、それを実現するための変換アルゴリズムの定式化を行なった。構...
【情報学】情報学フロンティア:データ・マイニングアルゴリズムを含む研究件
❏機械学習計算基盤の構築と複数領域における画期的成果の創出(17H00762)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】申 吉浩 学習院大学, 付置研究所, 教授 (60523587)
【キーワード】機械学習 / 人工知能 / カーネル / 編集距離 / データの類似性 (他14件)
【概要】【理論】編集距離とマッピングカーネルの類似を着眼点とした本研究は、圏論の視点から理論を整理し、人工知能分野のトップ会議であるAAAIに論文が採録された。最終的には、測度空間を対象、測度を保存する部分一対一可測写像を射とし、離散データ構造に限定せず、広い範囲のデータ構造に適用する共通手法として距離やカーネルを定義することに成功した。 【実装】理論に基く概念をPythonから利用できるように実装し、G...
❏ソーシャルメディアからの構造的知識の抽出と投稿意図分析(16K00423)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 教授 (40253538)
【キーワード】ソーシャルメディア / ユーザ行動分析 / テキストマイニング / 意味的関連性 / 時系列分析 (他10件)
【概要】時間経過を考慮した構造的知識の抽出では,編集履歴を有する記事集合から,バースト的に編集が行われた文やフレーズを抽出する手法を開発した.数百からなる比較的大きな記事集合に対し,バースト的編集に関連を持つ語句を抽出する方法を開発し,記事集合の発展とともに重要語句が変遷することが確認できた. ソーシャルメディアにおける投稿の意図分析では,投稿の文章に対し,センチメント分析を適用して,正負の極性ならびに主...
❏プライバシー保護データマイニングにおける分散型回帰分析の実用化(25870812)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】須子 統太 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 講師 (40409660)
【キーワード】データマイニング / プライバシー保護 / 分散計算 / 回帰分析 / アルゴリズム
【概要】本研究ではプライバシー保護回帰分析を扱った.複数のユーザがそれぞれ個別にデータを保持している状況において,ユーザが持つそれぞれのデータはユーザ間で共有しないもとで,全てのデータを用いた場合と同等の分析結果を得ることを考える.従来よりいくつかのプロトコルが提案されているが,本研究ではより実用的な状況に適用するために,いくつかの種類の分散計算法を新しく提案した.これにより多重共線性がある場合や,スパー...
【情報学】情報学フロンティア:自動チューニングアルゴリズムを含む研究件
❏O(1億)コア環境におけるスケーラブルな数値計算ソフトウェアの理論と応用(15H02709)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】今村 俊幸 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究機構, チームリーダー (60361838)
【キーワード】高性能計算 / 非同期 / 省通信・省同期 / メニイコア / 自動チューニング (他21件)
【概要】本研究は、数万から数億のコアプロセッサが搭載される計算システム環境下において、過去に蓄積された高性能な数値計算サービスを新しい数学原理に基づき実現することを目的にし、「異粒度数値カーネル構築」と共に「非同期的な数値計算アルゴリズム」の2大テーマのもと、1)非同期的数値計算アルゴリズムに関する理論と実用レベルにある省通信・省同期アルゴリズムについて研究しCAHTRやFDTD向けの手法を提案した。更に...
❏複合的・階層的な自動チューニングを実現する数理基盤手法の研究とライブラリの開発(15H02708)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】須田 礼仁 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40251392)
【キーワード】自動チューニング / 複合的自動チューニング / ベイズ統計 / 実験計画 / 線形モデル (他25件)
【概要】自動チューニングは、ソフトウェアが内包するパラメタを自ら調整し、多様な条件下で良好な性能を達成することを目指す技術である。従来、複数のパラメタの調整が必要な場合、網羅試行か経験的枝刈りが広く用いられてきたが、本研究では、ベイズ統計に基づき、現実的に有効かつ漸近的に最適解を導く数理的手法を目指した。 従来研究の調査により、線形モデルと相関モデルが使われており、両者は同時に使うこともできることを示した...
❏汎用自動チューニング機構を実現するためのソフトウェア基盤の研究(23240005)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】須田 礼仁 東京大学, 情報理工学系研究科, 教授 (40251392)
【キーワード】自動チューニング / 性能モデリング / 逐次実験計画 / 自動チューニング記述言語 / コンパイラ技術 (他20件)
【概要】自動チューニング(AT)を汎用的技術として確立することをめざし、以下の4領域にて研究を行った。数理領域では、AT数理コアライブラリATMathCoreLibを開発・公開、また性能相関を扱う数理手法を開発した。プログラミング領域では、上記ライブラリをAT記述言語ppOpen-ATに組込み、またコード配置の偶発性による性能変化を打ち消す手法を提案。システム領域では汎用的Auto-Tunerの構成法提示...
【情報学】情報学フロンティア:メニーコアアルゴリズムを含む研究件
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
❏2次元量子モデルに対するメニーコア並列計算機向き並列化・高速化手法の研究開発(23500056)
【研究テーマ】ソフトウエア
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】山田 進 独立行政法人日本原子力研究開発機構, システム計算科学センター, 研究主幹 (80360436)
【キーワード】並列処理・分散処理 / ハイパフォーマンスコンピューティング / アルゴリズム / 量子計算 / メニーコア (他11件)
【概要】本研究ではメニーコア計算機用を対象に、量子多体モデルのシミュレーション手法である密度行列繰り込み群法と厳密対角化法の並列化・高速化を実施した。特に、モデルの物理的性質と計算機のネットワークアーキテクチャを考慮して、高速な通信手法を提案しその有効性を確認した。また、開発したコードを実際の物理問題に適用し、それらの物理的性質についての議論を行った。 ...
【情報学】情報学フロンティア:離散型最適化アルゴリズムを含む研究件
❏メタヒューリスティクスの構造解析に基づく汎用設計論の構築とアルゴリズム設計(25330291)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / メタヒューリスティクス / 近接最適性原理 / 連続型最適化 / 離散型最適化 (他6件)
【概要】遺伝的アルゴリズム(GA)のように,決定変数情報と評価値情報のみを用いて探索を行う発見的最適化手法(メタヒューリスティクス)は,実用的な最適化手法として注目されている。本研究では,発見的最適化手法のアルゴリズムの構造を解析し,新たなアルゴリズム構築のための設計論を構築した上で,開発した手法の探索性能を数値実験に基づいて検証した。 ...
❏近接最適性原理に基づくメタヒューリスティクスの解析と設計(22560404)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / ソフトコンピューティング / メタヒューリスティクス / アルゴリズム / 近接最適性原理 (他8件)
【概要】発見的操作を含む最適化手法は,メタヒューリスティクスと呼ばれている。本研究では,既存のメタヒューリスティクス改良と,新たなメタヒューリスティクスの構築を目的として,良い解の類似性を示す原理である近接最適性原理に基づいて,メタヒューリスティクスの構造を解析した。この解析結果に基づいて,メタヒューリスティクスの改良と新たなメタヒューリスティクスの構築を行ない,良く知られたベンチマーク問題を用いた数値実...
【情報学】情報学フロンティア:近接最適性原理アルゴリズムを含む研究件
❏メタヒューリスティクスの構造解析に基づく汎用設計論の構築とアルゴリズム設計(25330291)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / メタヒューリスティクス / 近接最適性原理 / 連続型最適化 / 離散型最適化 (他6件)
【概要】遺伝的アルゴリズム(GA)のように,決定変数情報と評価値情報のみを用いて探索を行う発見的最適化手法(メタヒューリスティクス)は,実用的な最適化手法として注目されている。本研究では,発見的最適化手法のアルゴリズムの構造を解析し,新たなアルゴリズム構築のための設計論を構築した上で,開発した手法の探索性能を数値実験に基づいて検証した。 ...
❏近接最適性原理に基づくメタヒューリスティクスの解析と設計(22560404)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / ソフトコンピューティング / メタヒューリスティクス / アルゴリズム / 近接最適性原理 (他8件)
【概要】発見的操作を含む最適化手法は,メタヒューリスティクスと呼ばれている。本研究では,既存のメタヒューリスティクス改良と,新たなメタヒューリスティクスの構築を目的として,良い解の類似性を示す原理である近接最適性原理に基づいて,メタヒューリスティクスの構造を解析した。この解析結果に基づいて,メタヒューリスティクスの改良と新たなメタヒューリスティクスの構築を行ない,良く知られたベンチマーク問題を用いた数値実...
【情報学】情報学フロンティア:最適化アルゴリズムを含む研究件
❏機械学習システムの社会実装に向けた次世代最適化技法の研究(19H00808)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】社会システム工学 / 経営工学 / オペレーションズリサーチ / 最適化 / 機械学習 (他7件)
【概要】機械学習システムの社会実装を促すために,機械学習システムの計算基盤を支える最適化アルゴリズムに着目し,錐最適化を中心的な技術として現実的な時間で高精度に解ける問題範囲を拡大,ならびに,離散構造を持つ問題を主な対象に計算効率の改善と理論性能保証の証明を行なった.一方で,機械学習モデルが出力する結果への利用者の安心感を高めるためのモデリング技法を開発した.特に,利用者の事前知識を学習モデルに反映させ,...
❏ゲーム理論的資源配分メカニズムの定量的評価基盤の構築(17H01787)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩崎 敦 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30380679)
【キーワード】メカニズム設計 / ゲーム理論 / 最適化 / 計量経済学 / アルゴリズム
【概要】本研究はゲーム理論的資源配分メカニズムを,最適化や学習といったアルゴリズム技法を駆使して,定量的に分析する理論的基盤を構築することを目的とする.とくにデータ分析に資する動学ゲームを開発し,多市場接触における非自明な協力的均衡戦略の特徴づけに成功した.この成果は人工知能分野のトップ会議AAAI2020に採択された (採択率20.6%=1591/7737).さらに派生研究として,安定結婚問題の一拡張で...
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
【情報学】情報学フロンティア:連続型最適化アルゴリズムを含む研究件
❏メタヒューリスティクスの構造解析に基づく汎用設計論の構築とアルゴリズム設計(25330291)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / メタヒューリスティクス / 近接最適性原理 / 連続型最適化 / 離散型最適化 (他6件)
【概要】遺伝的アルゴリズム(GA)のように,決定変数情報と評価値情報のみを用いて探索を行う発見的最適化手法(メタヒューリスティクス)は,実用的な最適化手法として注目されている。本研究では,発見的最適化手法のアルゴリズムの構造を解析し,新たなアルゴリズム構築のための設計論を構築した上で,開発した手法の探索性能を数値実験に基づいて検証した。 ...
❏近接最適性原理に基づくメタヒューリスティクスの解析と設計(22560404)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / ソフトコンピューティング / メタヒューリスティクス / アルゴリズム / 近接最適性原理 (他8件)
【概要】発見的操作を含む最適化手法は,メタヒューリスティクスと呼ばれている。本研究では,既存のメタヒューリスティクス改良と,新たなメタヒューリスティクスの構築を目的として,良い解の類似性を示す原理である近接最適性原理に基づいて,メタヒューリスティクスの構造を解析した。この解析結果に基づいて,メタヒューリスティクスの改良と新たなメタヒューリスティクスの構築を行ない,良く知られたベンチマーク問題を用いた数値実...
【情報学】情報学フロンティア:ソフトコンピューティングアルゴリズムを含む研究件
❏近接最適性原理に基づくメタヒューリスティクスの解析と設計(22560404)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / ソフトコンピューティング / メタヒューリスティクス / アルゴリズム / 近接最適性原理 (他8件)
【概要】発見的操作を含む最適化手法は,メタヒューリスティクスと呼ばれている。本研究では,既存のメタヒューリスティクス改良と,新たなメタヒューリスティクスの構築を目的として,良い解の類似性を示す原理である近接最適性原理に基づいて,メタヒューリスティクスの構造を解析した。この解析結果に基づいて,メタヒューリスティクスの改良と新たなメタヒューリスティクスの構築を行ない,良く知られたベンチマーク問題を用いた数値実...
❏ファジィ量子計算に基づく画像の量子表現とその超高速画像圧縮への応用に関する研究(21650050)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】廣田 薫 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50130943)
【キーワード】量子コンピュータ / アルゴリズム / ソフトコンピューティング / 画像文章音声等認識 / 情報システム
【概要】本研究では、量子計算(Quantum Computing)研究の枠組に於いて、ディジタル画像の新たな表現法「量子画像」(Quantum Image)の概念を提案した。具体的には、ファジィ論理を量子計算に埋め込む形でファジィ量子計算の枠組みを新たに提案し、その情報通信分野への各種応用を試みて、画像処理分野、特に画像圧縮の更なる高速化応用を実現した。 申請者グループは、研究実施計画に基づき、初年度(H...
【情報学】情報学フロンティア:情報理論アルゴリズムを含む研究件
❏通信路を用いた乱数の生成と共有に関する研究(17K06417)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】植松 友彦 東京工業大学, 工学院, 教授 (60168656)
【キーワード】乱数生成問題 / 達成可能領域 / 乱数生成レート / 情報伝送レート / 一般通信路 (他20件)
【概要】本研究では、通信路を利用した乱数の生成と共有について、まだ定式化されていない問題を取り上げ、次の成果を得た。 1)多入力・多出力の一般通信路に対し、通信路の出力列から取り出せる最大の乱数生成レート、誤差εを許容したときの最大の乱数生成レート、および2次のレートを明らかにした。 2)一般通信路、一般盗聴通信路ならびに一般多重アクセス通信路において、送信者が送信した情報を受信者が任意に小さい誤り率で受...
❏確率的手法に基づく符号理論の新展開(25289114)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田山 正 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20275374)
【キーワード】符号理論 / 情報理論 / 統計力学 / 理論計算機科学 / LDPC符号 (他14件)
【概要】現代符号理論の深化, ならびにその学際分野への展開を目指して、本研究課題は、(1) 統計力学的手法に基づくLDPC/LDGM符号の理論の深化 (三村・和田山) (2) 疎グラフに基づく観測系における推定理論の構築 (和田山)(3) 疎なランダムグラフの理論への貢献と応用 (和田山・泉)を中心に研究に取り組んだ。主たる研究成果として、疎グラフに基づくグループテストに対する情報理論的解析、疎グラフに...
❏情報通信における確率伝播アルゴリズムの改良と性能解析(20860074)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】細谷 剛 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (60514403)
【キーワード】通信・ネットワーク工学 / 情報理論 / 通信路符号化 / 誤り訂正符号 / 低密度パリティ検査符号 (他8件)
【概要】1.改良したBP復号法の理論的な性能解析 提案した復号法はBP復号法で失敗するような消失パターンであってもさらに多くの消失を復号できる.これはストッピングセットと呼ばれるLDPC符号に生じるループが原因であるため,検査行列が疎なLDPC符号から効率良くループを除去することで,いかなる性能の劣化も伴わずにBP復号法では訂正できない消失ビットを訂正することができ,訂正ができる十分条件を与えた.提案する...
【情報学】情報学フロンティア:GPUアルゴリズムを含む研究件
❏新しい動的負荷分散を用いたGPUスパコン向け適合細分化格子法フレームワークの開発(17K00165)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下川辺 隆史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (40636049)
【キーワード】適合細分化格子 / 動的負荷分散 / 高生産フレームワーク / 高性能計算 / スーパーコンピュータ (他14件)
【概要】近年、大規模GPU計算が可能となり、広大な計算領域の場所によって求められる精度が異なる問題に有効な手法が要求されている。本研究では、GPUが得意なステンシル計算を活用しながら、高精度が必要な領域を局所的に高精細にできる適合細分化格子法(AMR法) を様々なアプリケーションへ適用できるAMRフレームワークを構築した。GPU スパコンに適した動的負荷分散手法、通信削減技術、時間発展の最適化などを開発し...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
❏FMMとH行列を組み合わせた大規模連立一次方程式の反復解法(16H05859)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】横田 理央 東京工業大学, 学術国際情報センター, 准教授 (20760573)
【キーワード】H行列 / FMM / GPU / LU分解 / ハイパフォーマンス・コンピューティング (他9件)
【概要】平成28年度にはFMMのH行列への拡張とH行列によるLU分解コードの開発を行った。この際、exaFMMで採用しているdual tree traversalをH行列のadmissibilityの判定に用いることでタスクベースの並列化を容易に行うことができた。平成29年度には内部カーネルのチューニングと実アプリケーションによるmultigrid法との比較を行った。Batched MAGMAを採用するこ...
【情報学】情報学フロンティア:画像認識アルゴリズムを含む研究件
❏グラウンディングを応用した自動手術記録システムの開発(16K12911)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】原田 仁 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (70771517)
【キーワード】画像 / 機械学習 / アルゴリズム / グラウンディング / 生体医用画像 (他9件)
【概要】手術動画の自動文章化のため,手術映像から解剖,手術器具,動作,事象を認識しテキスト化する機械学習を用いた画像認識アルゴリズムの開発を進めた.結果として,このアルゴリズムは,手術動画の文章化に至る精度まで達してはいない.臓器認識において,症例ごとの形状の違いや可塑性により精度向上に難渋したことが要因として挙げられる.しかし,手術器具など可塑性の低い物体の自動認識については比較的高い精度を達成した....
❏視体積交差法による植物体のオンライン三次元形状測定(19380146)
【研究テーマ】農業情報工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】芋生 憲司 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40184832)
【キーワード】画像処理 / 画像認識 / 三次元形状 / アルゴリズム / 計測工学 (他8件)
【概要】デジタルカメラと複数の鏡による三次元形状測定装置を開発し,視体積交差法によりキャベツ苗の二次元画像から三次元形状を構成した。苗の葉は薄く,高い測定精度が要求される。このため立方体のガイドを用いるキャリブレーション法を提案し,その有効性を確認した。また視体積交差法における三次元形状測定においてRハードポイントの利用が有効であることを確認した。 ...
【情報学】情報学フロンティア:匿名化アルゴリズムを含む研究件
❏匿名化が誘発する濡れ衣現象のモデル化と最適化による解消法(26540041)
【研究テーマ】マルチメディア・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中川 裕志 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (20134893)
【キーワード】プライバシー / k-匿名化 / 濡れ衣 / 個人情報 / パーソナルデータ (他13件)
【概要】個人の情報を保護したデータ開示法の一つにk-匿名化がある。k-匿名化されたデータを人間が閲覧した際に、データに含まれた人間に対して不利益を生ずるような推測がなされる場合がある。本研究ではこの現象をk-匿名化が誘発する濡れ衣と呼び、濡れ衣を発生させうる属性を持つ機微なレコードに着目し、濡れ衣の発生を軽減するk-匿名化法を提案する。滞在位置情報、およびカテゴリー情報も含む一般的な場合に対して、実データ...
❏情報損失を最小化可能なプライバシー保護のための匿名化アルゴリズム(21650022)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40253538)
【キーワード】データベース / セキュリティ / プライバシー / アルゴリズム / 匿名化
【概要】個人情報を含むデータベーステーブルの匿名化問題において,個人の属性値からプライバシー属性値への推論の確率(精度)と逆方向の推論の確率をプライバシー制約として与え,さらに情報損失をコスト関数として定義し,これらの条件を満たす最適な匿名化を求める手法を開発した.さらに関連して大規模分散環境におけるアクセス制御手法,およびソーシャルネットワークサービスにおけるプライバシー設定の支援手法について研究した....
【情報学】情報学フロンティア:インターネットアルゴリズムを含む研究件
❏次世代AI・IoT時代の情報法におけるコア原理とリバランスに関する日米欧比較研究(17K03501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】人工知能 / 自由 / プライバシー / 著作権 / 統治 (他25件)
【概要】本研究成果として、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会のデジタル化が一層加速する中で、とりわけ、言論・表現・情報の自由や公開性・透明性に関する法の原理と制度デザインの在り方をめぐり、日米欧の古典的議論及び近年の個別事例等の分析から引き出される示唆として、本研究の今後の展望につながる、次の点を明らかにした。すなわち、デジタル化が進む社会における人権保障と権力統制・監視機能を実効的に担保するために...
❏超高速ネットワーク詳細モニタリング技術の研究(25880020)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2013-08-30 - 2016-03-31
【研究代表者】森 達哉 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (60708551)
【キーワード】トラヒック / 推定 / DNS / 暗号化 / グラフ (他11件)
【概要】本研究課題の遂行にあたり、特にアプリケーションとして有望であるテーマから研究を進めた。具体的には暗号化通信の通信先ホスト名を推定する問題に取り組みんだ。この問題を解決するために、ドメインネームグラフと呼ぶデータ構造とアルゴリズムを提案し、DNSの観測情報から暗号化された通信の宛先ホスト名を高精度に推定できることを実証した。結果を国際会議 TMA 2015 (採録率 29.6%)で発表、スケーラビリ...
【情報学】情報学フロンティア:セキュリテイアルゴリズムを含む研究件
❏情報損失を最小化可能なプライバシー保護のための匿名化アルゴリズム(21650022)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40253538)
【キーワード】データベース / セキュリティ / プライバシー / アルゴリズム / 匿名化
【概要】個人情報を含むデータベーステーブルの匿名化問題において,個人の属性値からプライバシー属性値への推論の確率(精度)と逆方向の推論の確率をプライバシー制約として与え,さらに情報損失をコスト関数として定義し,これらの条件を満たす最適な匿名化を求める手法を開発した.さらに関連して大規模分散環境におけるアクセス制御手法,およびソーシャルネットワークサービスにおけるプライバシー設定の支援手法について研究した....
❏インターネット上でのプライバシ保護が可能なオンライン生体認証システムの構築(18500016)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】上繁 義史 長崎大学, 情報メディア基盤センター, 准教授 (00300666)
【キーワード】アルゴリズム / 暗号・認証等 / セキュアネットワーク / インターネット高度化 / バイオメトリクス (他9件)
【概要】現在,主として生体認証はクローズ環境での認証に利用されているが,インターネットバンキングなど,将来的にオープン環境での利用が期待されている.そのような生体認証について,近年システム要件,データ形式の研究や国際標準化が進んでいるが,テンプレートのプライバシ保護技術について,十分な基礎研究がなされていない.認証とデータベース(DB)の視点から研究を行った. ワンタイム生体認証として,認証セッションごと...
❏情報流通におけるアクセス制御ルールを考慮したXML文書の変換(16650018)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】岩井原 瑞穂 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】データベース / プライバシー / セキュリティ / XML / 情報流通 (他9件)
【概要】行政機関や医療機関,民間企業などの組織間の情報流通において,個人情報保護などで重要でなXML文書のアクセス制御の特徴として,XML文書の木構造に対応し,部分木の細かい単位でのアクセス制御ルールを設定するという細粒度制御が重視される. XML文書による情報流通の特色として,多数の組織間で流通が行われるが,個々の組織間では異なるXML文書のアクセス制御ルールを採用していることである.地方公共団体や医療...
【情報学】情報学フロンティア:ソーシャルメディアアルゴリズムを含む研究件
❏次世代AI・IoT時代の情報法におけるコア原理とリバランスに関する日米欧比較研究(17K03501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】人工知能 / 自由 / プライバシー / 著作権 / 統治 (他25件)
【概要】本研究成果として、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会のデジタル化が一層加速する中で、とりわけ、言論・表現・情報の自由や公開性・透明性に関する法の原理と制度デザインの在り方をめぐり、日米欧の古典的議論及び近年の個別事例等の分析から引き出される示唆として、本研究の今後の展望につながる、次の点を明らかにした。すなわち、デジタル化が進む社会における人権保障と権力統制・監視機能を実効的に担保するために...
❏ソーシャルメディアからの構造的知識の抽出と投稿意図分析(16K00423)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 教授 (40253538)
【キーワード】ソーシャルメディア / ユーザ行動分析 / テキストマイニング / 意味的関連性 / 時系列分析 (他10件)
【概要】時間経過を考慮した構造的知識の抽出では,編集履歴を有する記事集合から,バースト的に編集が行われた文やフレーズを抽出する手法を開発した.数百からなる比較的大きな記事集合に対し,バースト的編集に関連を持つ語句を抽出する方法を開発し,記事集合の発展とともに重要語句が変遷することが確認できた. ソーシャルメディアにおける投稿の意図分析では,投稿の文章に対し,センチメント分析を適用して,正負の極性ならびに主...
❏ソーシャルメディアにおける派生過程マイニングとプライバシーマネジメント(25330367)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40253538)
【キーワード】ソーシャルメディア / データマイニング / プライバシー / アルゴリズム / ウェブマイニング (他7件)
【概要】WikipediaやFacebookなどのソーシャルメディアを対象として,ユーザの投稿行動により生じる履歴や,投稿行動の動機分析を主な目的とする.Wikipediaの編集履歴において,バージョン集合の派生や手戻りをバージョン間に含まれる曲共通文字列を用いて,正確に再構築するアルゴリズムを開発した.またユーザの投稿行動について,投稿の動機を質問票により調査し,新たな友人を獲得する動機,および既存の友...
【情報学】情報学フロンティア:情報セキュリティアルゴリズムを含む研究件
❏通信路を用いた乱数の生成と共有に関する研究(17K06417)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】植松 友彦 東京工業大学, 工学院, 教授 (60168656)
【キーワード】乱数生成問題 / 達成可能領域 / 乱数生成レート / 情報伝送レート / 一般通信路 (他20件)
【概要】本研究では、通信路を利用した乱数の生成と共有について、まだ定式化されていない問題を取り上げ、次の成果を得た。 1)多入力・多出力の一般通信路に対し、通信路の出力列から取り出せる最大の乱数生成レート、誤差εを許容したときの最大の乱数生成レート、および2次のレートを明らかにした。 2)一般通信路、一般盗聴通信路ならびに一般多重アクセス通信路において、送信者が送信した情報を受信者が任意に小さい誤り率で受...
❏複数主体のバイオメトリクスデータベース管理と評価技術の研究(25240017)
【研究テーマ】情報セキュリティ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】寳木 和夫 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報技術研究部門, 副研究部門長 (60417037)
【キーワード】暗号・認証等 / セキュア・ネットワーク / アルゴリズム / 情報システム / ディペンダブル・コンピューティング (他10件)
【概要】ATM、災害対策等の観点から利用検討が進んでいる生体認証について、今後、組織間連携など利用が広がるにつれて、生体認証精度のばらつきやユーザのプライバシ懸念、嫌悪感などバイオメトリクスデータ特有の課題が生じると予想される。そこで、生体情報のコピーを作成が可能ということを示したウルフという安全性尺度を展開するともに、プライバシに関して、k匿名性という概念を踏まえて、信頼性をおくことについてのこれまでの...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】情報学フロンティア:編集距離アルゴリズムを含む研究件
❏機械学習計算基盤の構築と複数領域における画期的成果の創出(17H00762)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】申 吉浩 学習院大学, 付置研究所, 教授 (60523587)
【キーワード】機械学習 / 人工知能 / カーネル / 編集距離 / データの類似性 (他14件)
【概要】【理論】編集距離とマッピングカーネルの類似を着眼点とした本研究は、圏論の視点から理論を整理し、人工知能分野のトップ会議であるAAAIに論文が採録された。最終的には、測度空間を対象、測度を保存する部分一対一可測写像を射とし、離散データ構造に限定せず、広い範囲のデータ構造に適用する共通手法として距離やカーネルを定義することに成功した。 【実装】理論に基く概念をPythonから利用できるように実装し、G...
❏ギガシークエンスデータの高速解析技術の開発(22700319)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】清水 佳奈 独立行政法人産業技術総合研究所, 生命情報工学研究センター, 研究員 (60367050)
【キーワード】ゲノム / ギガシークエンサー / アルゴリズム / ショートリード / 類似配列検索 (他8件)
【概要】ギガシークエンサーは,短い断片配列(リード)を大量に出力するため,高速な解析技術の開発が急務となっている.本研究では,オフセット付き鳩ノ巣原理を応用し,大量のリードから超高速に類似配列を発見するアルゴリズムSlideSortを開発した. SlideSortは従来手法と比較して,同程度のメモリで1000倍以上の速度向上を達成した.考案したアルゴリズムの応用例として,最小全域木を構築するソフトウェアの...
【情報学】情報学フロンティア:テキストマイニングアルゴリズムを含む研究件
❏ソーシャルメディアからの構造的知識の抽出と投稿意図分析(16K00423)
【研究テーマ】ウェブ情報学・サービス情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 教授 (40253538)
【キーワード】ソーシャルメディア / ユーザ行動分析 / テキストマイニング / 意味的関連性 / 時系列分析 (他10件)
【概要】時間経過を考慮した構造的知識の抽出では,編集履歴を有する記事集合から,バースト的に編集が行われた文やフレーズを抽出する手法を開発した.数百からなる比較的大きな記事集合に対し,バースト的編集に関連を持つ語句を抽出する方法を開発し,記事集合の発展とともに重要語句が変遷することが確認できた. ソーシャルメディアにおける投稿の意図分析では,投稿の文章に対し,センチメント分析を適用して,正負の極性ならびに主...
❏機械学習によるロングテール現象の解決方法に関する研究(21240011)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】中川 裕志 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (20134893)
【キーワード】知識発見 / データマイニング / 機械学習 / テキストマイニング / Web (他16件)
【概要】2009年度は当初の予定通り、Webにおける人名検索結果を同姓同名であるが異なる人物ごとにまとめるクラスタリングシステムを開発し、実験的に評価した。2010年度は大規模データ処理のために非負の確率行列分解アルゴリズムを提案し、既存のLDAと同様な性能を得ることを実証し、並列化アルゴリズムにおいては変分ベイズ法をロングテールに対応するPitMan-Yoモデルに適用し高い性能を得た。2011年度は最近...
【情報学】情報学フロンティア:ユビキタスコンピューティングアルゴリズムを含む研究件
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
❏劣通信環境におけるノード移動特性を利用した蓄積搬送型中継転送アルゴリズムの設計(23500105)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】劣通信環境 / 蓄積搬送型通信 / 最適化 / 確率論 / アルゴリズム (他7件)
【概要】本研究では,劣通信環境における蓄積搬送型中継転送による情報伝搬を効率化するために,特にノード移動特性を利用するアルゴリズムの設計を行った.まず,ノードの移動特性を実際に収集して解析することにより,新たな性質である遭遇特性のスケールフリー性を発見した.さらに,それを説明する数理モデルとしてHomesick Levy Walkモデルを設計し,遭遇特性をはじめ様々な現実的な特性と整合性があることを示した...
❏劣通信環境における効率的な情報転送制御アルゴリズムの設計(20500080)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 准教授 (40351738)
【キーワード】ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / DTN / 最適化 / アルゴリズム
【概要】本研究では,劣通信環境における蓄積搬送型通信による情報収集特性の理論的考察,および情報転送を効率化するアルゴリズムの設計を行った.まず,ランダム・ウォークによる数理モデルを提案し,現実的な環境において感染的伝搬のみで効率的に情報収集が可能な条件を理論的に示した.この結果を用いて,蓄積搬送型通信において情報伝搬効率化させるアルゴリズムを提案し,理論的解析および数値実験によってその有効性を示した. ...
【情報学】情報学フロンティア:ビッグ・データアルゴリズムを含む研究件
❏ビッグクエリー×ビッグデータ検索実現のためのSMAD技術の新展開(17H01693)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / アルゴリズム / バイオインフォマティクス / ビッグデータ / 次世代シークエンサー (他11件)
【概要】爆発的に増加するビッグデータに対応した検索技術が求められている。これに対し、データベースの統計的挙動を活用するSMAD (Statistical Model-based Algorithm Design)技術が注目されている。本研究ではこのSMAD技術をビッグクエリー×ビッグデータ検索へ展開させる研究を行った。特に、個人ゲノムデータベース、タンパク質立体構造データベース、自然言語テキストデータベー...
❏家族性疾患解析のパラダイムシフトへ向けた全国民全ゲノム規模血縁推定基盤技術の開拓(17K20023)
【研究テーマ】応用情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 人種間網羅的ゲノム機能解析 / タンパク質立体構造検索 / 圧縮データ構造 / 次世代シークエンサー (他13件)
【概要】次世代シークエンサー技術等の発達に伴い、世界各国で数十万人規模のゲノムプロジェクトが走っているが、その規模は年々大規模化の一途をたどっており、近い将来には国民全員規模のデータも得られるようになると考えられている。本研究では、そのような大規模化するデータベースにおいて網羅的家族性遺伝性疾患解析を行うための新たな技術の開拓を行った。具体的には、ゲノムワイドでの人種間のゲノム組み換えを検知する新たな技術...
❏SMADによるビッグデータ類似検索超高速化とその応用(25280002)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム / ビッグデータ / 検索 / タンパク質立体構造 / 次世代シークエンサー (他8件)
【概要】統計的モデルにもとづく全く新しいアルゴリズム設計パラダイムであるSMADに基づき、タンパク質立体構造データベースを中心とした様々なデータベース上での高速なビッグデータ検索技術の研究開発の実現、およびそれらを活用した応用アルゴリズムの実現をめざして研究を行った。その結果、タンパク質機能予測などを精度を落とさずに高速化することに成功したほか、より幅広いタンパク質立体構造検索の高速検索も実現した。また、...
【情報学】情報学フロンティア:ワークフローアルゴリズムを含む研究件
❏大規模ゲノム情報解析を加速する並列計算システム(16K16145)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60376605)
【キーワード】ワークフロー / 再現性 / コンテナ仮想化 / 並列計算 / パイプライン (他13件)
【概要】従来から長らく研究されてきた数値計算によるシミュレーション等の並列計算研究では演算器の利用効率が高いことが求められてきた。しかし、自然科学では発見は一度きりであり、ゲノム分野における並列計算では演算の実行よりもプログラムの作成にボトルネックが存在していることが多い。そこで、ゲノム解析に適した「composable なコンテナシステム」「学習量が少なくて済み、記述量も少ないワークフロー記述システム」...
❏ビジネスルールのデータベース処理に基づく電子商取引・電子調達支援基盤(15300032)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】岩井原 瑞穂 京都大学, 情報学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】データベース / 電子商取引 / 制約処理 / 質問処理 / アルゴリズム (他11件)
【概要】急速に普及しているネットワーク基盤を活用して,電子商取引,電子調達や電子政府の発展を進めることは,社会全体の生産性向上や経済の効率化に大きく寄与する.本研究では,電子商取引および電子政府が抱える多様な技術的課題のうち,売買契約を成立させるマーケット機能,および売買契約の履行支援の2つの研究課題に焦点をあてる.企業間電子商取引や政府の電子調達においては,購入する商品やサービスの価格面だけではなく,多...
【情報学】情報学フロンティア:プライバシーアルゴリズムを含む研究件
❏データ駆動型社会の法に関する領域横断的研究‐デジタルプラットフォームを焦点に(19H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土田 和博 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (60163820)
【キーワード】域外適用 / データの越境移転 / 競争法 / 個人情報保護法 / 独占禁止法 (他13件)
【概要】2020年度は新型コロナ感染症の拡大により、次のようにオンライン研究会を開催した。 ①6月5日(金)18:00~20:00、寺西直子氏・公取委「デジタル分野の今後の取組みについて」、②7月20日(月) 17:00~19:00、塚田益徳氏・公取委「フィンテックを活用した金融サービスの向上に向けた競争政策上の課題」、③7月25日(土)14:00~17:00、武田邦宣教授・大阪大学「オンライン広告市場の...
❏次世代AI・IoT時代の情報法におけるコア原理とリバランスに関する日米欧比較研究(17K03501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】人工知能 / 自由 / プライバシー / 著作権 / 統治 (他25件)
【概要】本研究成果として、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会のデジタル化が一層加速する中で、とりわけ、言論・表現・情報の自由や公開性・透明性に関する法の原理と制度デザインの在り方をめぐり、日米欧の古典的議論及び近年の個別事例等の分析から引き出される示唆として、本研究の今後の展望につながる、次の点を明らかにした。すなわち、デジタル化が進む社会における人権保障と権力統制・監視機能を実効的に担保するために...
❏匿名化が誘発する濡れ衣現象のモデル化と最適化による解消法(26540041)
【研究テーマ】マルチメディア・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中川 裕志 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (20134893)
【キーワード】プライバシー / k-匿名化 / 濡れ衣 / 個人情報 / パーソナルデータ (他13件)
【概要】個人の情報を保護したデータ開示法の一つにk-匿名化がある。k-匿名化されたデータを人間が閲覧した際に、データに含まれた人間に対して不利益を生ずるような推測がなされる場合がある。本研究ではこの現象をk-匿名化が誘発する濡れ衣と呼び、濡れ衣を発生させうる属性を持つ機微なレコードに着目し、濡れ衣の発生を軽減するk-匿名化法を提案する。滞在位置情報、およびカテゴリー情報も含む一般的な場合に対して、実データ...
【情報学】情報学フロンティア:プライバシー保護アルゴリズムを含む研究件
❏匿名化が誘発する濡れ衣現象のモデル化と最適化による解消法(26540041)
【研究テーマ】マルチメディア・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中川 裕志 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (20134893)
【キーワード】プライバシー / k-匿名化 / 濡れ衣 / 個人情報 / パーソナルデータ (他13件)
【概要】個人の情報を保護したデータ開示法の一つにk-匿名化がある。k-匿名化されたデータを人間が閲覧した際に、データに含まれた人間に対して不利益を生ずるような推測がなされる場合がある。本研究ではこの現象をk-匿名化が誘発する濡れ衣と呼び、濡れ衣を発生させうる属性を持つ機微なレコードに着目し、濡れ衣の発生を軽減するk-匿名化法を提案する。滞在位置情報、およびカテゴリー情報も含む一般的な場合に対して、実データ...
❏プライバシー保護データマイニングにおける分散型回帰分析の実用化(25870812)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】須子 統太 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 講師 (40409660)
【キーワード】データマイニング / プライバシー保護 / 分散計算 / 回帰分析 / アルゴリズム
【概要】本研究ではプライバシー保護回帰分析を扱った.複数のユーザがそれぞれ個別にデータを保持している状況において,ユーザが持つそれぞれのデータはユーザ間で共有しないもとで,全てのデータを用いた場合と同等の分析結果を得ることを考える.従来よりいくつかのプロトコルが提案されているが,本研究ではより実用的な状況に適用するために,いくつかの種類の分散計算法を新しく提案した.これにより多重共線性がある場合や,スパー...
❏機械学習によるロングテール現象の解決方法に関する研究(21240011)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】中川 裕志 東京大学, 情報基盤センター, 教授 (20134893)
【キーワード】知識発見 / データマイニング / 機械学習 / テキストマイニング / Web (他16件)
【概要】2009年度は当初の予定通り、Webにおける人名検索結果を同姓同名であるが異なる人物ごとにまとめるクラスタリングシステムを開発し、実験的に評価した。2010年度は大規模データ処理のために非負の確率行列分解アルゴリズムを提案し、既存のLDAと同様な性能を得ることを実証し、並列化アルゴリズムにおいては変分ベイズ法をロングテールに対応するPitMan-Yoモデルに適用し高い性能を得た。2011年度は最近...
【情報学】情報学フロンティア:暗号アルゴリズムを含む研究件
❏代表的な耐量子暗号に対する格子理論に基づく安全性解析(17H06571)
【研究テーマ】情報セキュリティ
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】高安 敦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 助教 (00808082)
【キーワード】耐量子暗号 / 格子 / learning with errors問題 / 最短ベクトル問題 / 安全性解析 (他14件)
【概要】来たる量子計算機の完成に備え、耐量子公開鍵暗号の安全性解析を行った。特に、その中でも最も注目されている格子暗号を対象とし、安全性の根拠となる最短ベクトル問題やlearning with errors(LWE)問題の困難性解析を行った。まず、代表的な近似最短ベクトル探索アルゴリズムとして知られるLLLアルゴリズムにおいて、低次元の場合に厳密な最短ベクトルを出力する条件を厳密に整理した。さらに、様々な...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】情報学フロンティア:情報システムアルゴリズムを含む研究件
❏複数主体のバイオメトリクスデータベース管理と評価技術の研究(25240017)
【研究テーマ】情報セキュリティ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】寳木 和夫 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報技術研究部門, 副研究部門長 (60417037)
【キーワード】暗号・認証等 / セキュア・ネットワーク / アルゴリズム / 情報システム / ディペンダブル・コンピューティング (他10件)
【概要】ATM、災害対策等の観点から利用検討が進んでいる生体認証について、今後、組織間連携など利用が広がるにつれて、生体認証精度のばらつきやユーザのプライバシ懸念、嫌悪感などバイオメトリクスデータ特有の課題が生じると予想される。そこで、生体情報のコピーを作成が可能ということを示したウルフという安全性尺度を展開するともに、プライバシに関して、k匿名性という概念を踏まえて、信頼性をおくことについてのこれまでの...
❏ファジィ量子計算に基づく画像の量子表現とその超高速画像圧縮への応用に関する研究(21650050)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】廣田 薫 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50130943)
【キーワード】量子コンピュータ / アルゴリズム / ソフトコンピューティング / 画像文章音声等認識 / 情報システム
【概要】本研究では、量子計算(Quantum Computing)研究の枠組に於いて、ディジタル画像の新たな表現法「量子画像」(Quantum Image)の概念を提案した。具体的には、ファジィ論理を量子計算に埋め込む形でファジィ量子計算の枠組みを新たに提案し、その情報通信分野への各種応用を試みて、画像処理分野、特に画像圧縮の更なる高速化応用を実現した。 申請者グループは、研究実施計画に基づき、初年度(H...
❏暗号アルゴリズムの実装攻撃に対する耐性評価に関する体系的研究(15300004)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】櫻井 幸一 九州大学, 大学院・システム情報科学研究院, 教授 (60264066)
【キーワード】暗号認証等 / アルゴリズム / 情報基礎 / 数理工学 / 情報システム (他17件)
【概要】(1)楕円曲線暗号において、個別に議論されてきたサイドチャネル攻撃およびその防御法を、攻撃者の能力に関する仮定を明らかにした上で、事前計算テーブルの有無に着目し体系的に類別した。この分類を基にして、サイドチャネル攻撃に対する防御法の構成に対して、メモリと速度の観点から統一的見通しを与えた。 次にサイドチャネル攻撃に対する、事前計算テーブルを用いる新たな防御法として、wNAF(Width-w Non...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習アルゴリズムを含む研究件
❏機械学習システムの社会実装に向けた次世代最適化技法の研究(19H00808)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】社会システム工学 / 経営工学 / オペレーションズリサーチ / 最適化 / 機械学習 (他7件)
【概要】機械学習システムの社会実装を促すために,機械学習システムの計算基盤を支える最適化アルゴリズムに着目し,錐最適化を中心的な技術として現実的な時間で高精度に解ける問題範囲を拡大,ならびに,離散構造を持つ問題を主な対象に計算効率の改善と理論性能保証の証明を行なった.一方で,機械学習モデルが出力する結果への利用者の安心感を高めるためのモデリング技法を開発した.特に,利用者の事前知識を学習モデルに反映させ,...
❏機械学習計算基盤の構築と複数領域における画期的成果の創出(17H00762)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】申 吉浩 学習院大学, 付置研究所, 教授 (60523587)
【キーワード】機械学習 / 人工知能 / カーネル / 編集距離 / データの類似性 (他14件)
【概要】【理論】編集距離とマッピングカーネルの類似を着眼点とした本研究は、圏論の視点から理論を整理し、人工知能分野のトップ会議であるAAAIに論文が採録された。最終的には、測度空間を対象、測度を保存する部分一対一可測写像を射とし、離散データ構造に限定せず、広い範囲のデータ構造に適用する共通手法として距離やカーネルを定義することに成功した。 【実装】理論に基く概念をPythonから利用できるように実装し、G...
❏一般化固有値計算による大域最適化手法の展開(17H01699)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩田 覚 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (00263161)
【キーワード】数理最適化 / 大域最適化 / 一般化固有値 / アルゴリズム / 機械学習 (他6件)
【概要】一般に効率的なアルゴリズムの設計が原理的に不可能であると言われている非凸最適化問題の中でも幾何的な背景を有する問題に焦点を絞り,その構造を利用して, 大域最適解を見出す効率的なアルゴリズムを設計する手法を発展させた.特に,1本の制約式のみを含む非凸2次制約2次計画問題(QCQP)に対して,一般化固有値問題に帰着することによって,効率的に最適解を得る手法を開発した.さらに,一般の非凸QCQPに対して...
【情報学】情報学フロンティア:クラスタリングアルゴリズムを含む研究件
❏構造抽出による自然言語ビッグデータへの高次高精度なデータマイニング技術の開発(19H01133)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宇野 毅明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (00302977)
【キーワード】ソーシャルメディア分析 / クラスタリング / 多様性 / アルゴリズム / 形質 (他8件)
【概要】多様性の解析に対しては、クラスタのモデル化を必要としない、単語の多様性を元にトピックの多様性を測る手法を開発中である。テキスト情報のクラスタリングは、書き手の書きぶりに左右されるため、導出した多様性尺度が意味的な多様性との乖離する可能性がある。この点を埋めるべくモデル化を検討した。ただし、単語を用いた場合に、他の、時刻やユーザIDなどのデータには利用できなくなるため、この点について今後とも検討して...
❏機械学習計算基盤の構築と複数領域における画期的成果の創出(17H00762)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】申 吉浩 学習院大学, 付置研究所, 教授 (60523587)
【キーワード】機械学習 / 人工知能 / カーネル / 編集距離 / データの類似性 (他14件)
【概要】【理論】編集距離とマッピングカーネルの類似を着眼点とした本研究は、圏論の視点から理論を整理し、人工知能分野のトップ会議であるAAAIに論文が採録された。最終的には、測度空間を対象、測度を保存する部分一対一可測写像を射とし、離散データ構造に限定せず、広い範囲のデータ構造に適用する共通手法として距離やカーネルを定義することに成功した。 【実装】理論に基く概念をPythonから利用できるように実装し、G...
❏オンライン上での協調的な歴史的類推を促すグループ編成システムの開発と評価(16K16314)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】池尻 良平 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 特任講師 (40711031)
【キーワード】教育工学 / 歴史学習 / 歴史教育 / 類推 / 協調学習 (他11件)
【概要】高校の歴史教育において、協調的に歴史を応用して現代社会の問題を解決することの重要性が高まっている。そこで本研究では、オンライン上での協調的な歴史的類推を促すグループ編成システム「歴史タイムカプセル」の開発と評価を行った。評価の結果、既存のクラスタリングの手法に比べて理想的なグループ編成ができることが確認された。また、高校生を対象に評価した結果、協調的な歴史的類推を促す効果があることも確認された。...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)アルゴリズムを含む研究件
❏中区分5:法学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】域外適用
【研究期間】データの越境移転
【研究代表者】競争法
【キーワード】個人情報保護法
【概要】
❏AIエージェントと協働する人間の「働き方」と法規制の基礎的研究(22H00788)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】新屋敷 恵美子 九州大学, 法学研究院, 准教授 (90610808)
【キーワード】AI / アルゴリズム / 新しい働き方 / 規制の正当化根拠
【概要】
❏データ駆動型社会の法に関する領域横断的研究‐デジタルプラットフォームを焦点に(19H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土田 和博 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (60163820)
【キーワード】域外適用 / データの越境移転 / 競争法 / 個人情報保護法 / 独占禁止法 (他13件)
【概要】2020年度は新型コロナ感染症の拡大により、次のようにオンライン研究会を開催した。 ①6月5日(金)18:00~20:00、寺西直子氏・公取委「デジタル分野の今後の取組みについて」、②7月20日(月) 17:00~19:00、塚田益徳氏・公取委「フィンテックを活用した金融サービスの向上に向けた競争政策上の課題」、③7月25日(土)14:00~17:00、武田邦宣教授・大阪大学「オンライン広告市場の...
【情報学】情報学フロンティア:自然言語処理アルゴリズムを含む研究件
❏Theoretically founded algorithms for the automatic production of analogy tests in NLP(21K12038)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】LEPAGE YVES 早稲田大学, 理工学術院(情報生産システム研究科・センター), 教授 (70573608)
【キーワード】自然言語処理 / 埋め込み表現 / 類推関係 / 類推関係データセット / アルゴリズム (他6件)
【概要】During the first year, work on the tasks (a) to (c) announced in the plan have been pursued in parallel. (a) Casting string edit distances into vector spaces. Review on 1-D clustering and multidimensi...
❏解析アクションの先読みに基づく高速・高精度な自然言語文解析(23700162)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】鶴岡 慶雅 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (50566362)
【キーワード】自然言語処理 / 機械学習 / 品詞タグ付け / 固有表現認識 / 構文解析 (他10件)
【概要】本研究では、品詞タグ付けや構文解析といった様々な自然言語処理タスクに適用可能な機械学習アルゴリズムの開発を行った。本アルゴリズムは、「履歴に基づくモデル」に先読み機構を導入することを可能にし、その解析精度を大幅に向上することが可能である。実験の結果、複数の自然言語処理において、本アルゴリズムによるアプローチは、自然言語処理分野で標準的に使われるモデルである「条件付き確率場」モデルよりも精度の点で優...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワークアルゴリズムを含む研究件
❏多層ネットワークにおける情報伝搬の解明と制御(17H01785)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村田 剛志 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (90242289)
【キーワード】多層ネットワーク / 情報伝搬 / コミュニティ / ネットワーク / 影響最大化 (他9件)
【概要】(1)グラフ畳み込みネットワークにおいて、グラフの近傍の情報と大域的な情報とを共に用いることで、学習性能を向上させる方法を開発し、2019年6月に人工知能学会研究会優秀賞を受賞した。(2)グラフニューラルネットワークを用いて、与えられたネットワークのbetweenness中心性の計算を高速近似する手法を開発し、採択率21%の国際会議CIKM 2019に採択された。 (1)グラフ畳み込みネットワーク...
❏情報通信のための頑健なネットワーク設計および効率的なネットワーク運用の研究(17F17727)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】network flow / large scale network / algorithms / network / flow (他7件)
【概要】In this year we have focused on the transmission of knowledge in information networks. A typical property of those networks is their massive scale, making classical algorithms difficult to apply. In p...
❏リアルタイム群集流動制御に関する基盤技術の研究開発(17H01742)
【研究テーマ】情報ネットワーク
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】ネットワーク / ユビキタスコンピューティング / 劣通信環境 / 群集流動 / DTN (他7件)
【概要】大規模災害時の避難誘導のみならず,平常時における群集事故の回避や混雑解消のためにも,群集誘導の必要性が高まっている.そこで本研究では,リアルタイム群集流動制御技術の確立を目的として,群集流動制御の数理モデルの構築,制御アルゴリズムの設計を行い,実データに基づく大規模シミュレーションによる有効性評価を目標としている. これまでに主に以下の成果を得た. ・人間を含む生物のモビリティとその数理モデルに関...
【情報学】情報学フロンティア:ハイパフォーマンス・コンピューティングアルゴリズムを含む研究件
❏新しい動的負荷分散を用いたGPUスパコン向け適合細分化格子法フレームワークの開発(17K00165)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下川辺 隆史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (40636049)
【キーワード】適合細分化格子 / 動的負荷分散 / 高生産フレームワーク / 高性能計算 / スーパーコンピュータ (他14件)
【概要】近年、大規模GPU計算が可能となり、広大な計算領域の場所によって求められる精度が異なる問題に有効な手法が要求されている。本研究では、GPUが得意なステンシル計算を活用しながら、高精度が必要な領域を局所的に高精細にできる適合細分化格子法(AMR法) を様々なアプリケーションへ適用できるAMRフレームワークを構築した。GPU スパコンに適した動的負荷分散手法、通信削減技術、時間発展の最適化などを開発し...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
❏大規模ゲノム情報解析を加速する並列計算システム(16K16145)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60376605)
【キーワード】ワークフロー / 再現性 / コンテナ仮想化 / 並列計算 / パイプライン (他13件)
【概要】従来から長らく研究されてきた数値計算によるシミュレーション等の並列計算研究では演算器の利用効率が高いことが求められてきた。しかし、自然科学では発見は一度きりであり、ゲノム分野における並列計算では演算の実行よりもプログラムの作成にボトルネックが存在していることが多い。そこで、ゲノム解析に適した「composable なコンテナシステム」「学習量が少なくて済み、記述量も少ないワークフロー記述システム」...
【情報学】情報学フロンティア:画像処理アルゴリズムを含む研究件
❏視体積交差法による植物体のオンライン三次元形状測定(19380146)
【研究テーマ】農業情報工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】芋生 憲司 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (40184832)
【キーワード】画像処理 / 画像認識 / 三次元形状 / アルゴリズム / 計測工学 (他8件)
【概要】デジタルカメラと複数の鏡による三次元形状測定装置を開発し,視体積交差法によりキャベツ苗の二次元画像から三次元形状を構成した。苗の葉は薄く,高い測定精度が要求される。このため立方体のガイドを用いるキャリブレーション法を提案し,その有効性を確認した。また視体積交差法における三次元形状測定においてRハードポイントの利用が有効であることを確認した。 ...
❏フーリエ反復法に基づく超高感度位相回復顕微鏡(04452107)
【研究テーマ】物理計測・光学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】小松 進一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00087446)
【キーワード】位相回復 / 反復アルゴリズム / フーリエ反復法 / 画像処理 / 位相差顕微鏡 (他9件)
【概要】昨年度に用いた透過型位相物体の標準試料と同様で膜厚の大きい試料を作製し、2次元位相分布回復の実験を行った。また、冷却CCDカメラで撮影したフラウンホ-ファー回折像強度分布に含まれるノイズの影響を除去する手法について検討した。さらに回折像強度分布に重畳する加算ノイズの分布を推定するアルゴリズムの検討も行った。 主な結果を箇条書きにまとめる。 (1)水晶基板表面に膜厚約90nm(位相遅れに換算して約λ...
【情報学】情報学フロンティア:高性能計算アルゴリズムを含む研究件
❏格子H行列に基づく数値線形代数の構築と最新アーキテクチャへの高性能実装法(21H03447)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 副主任研究員 (80742121)
【キーワード】H行列法 / 行列近似 / 数値線形代数 / 並列計算 / 混合精度演算 (他9件)
【概要】格子H行列を用いた数値線形代数系の構築を目的とし、固有値計算、LU分解、QR分解などを実行する新しいアルゴリズムの研究・開発を行った。多くの成果が得られた中でも、主要なものとして、BLR(Block Low-Rank)行列の固有値計算法が挙げられる。格子H行列の特殊な場合であるBLR行列について、全固有値を計算するアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムの計算複雑度を、BLR行列を特徴付ける行...
❏新しい動的負荷分散を用いたGPUスパコン向け適合細分化格子法フレームワークの開発(17K00165)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】下川辺 隆史 東京大学, 情報基盤センター, 准教授 (40636049)
【キーワード】適合細分化格子 / 動的負荷分散 / 高生産フレームワーク / 高性能計算 / スーパーコンピュータ (他14件)
【概要】近年、大規模GPU計算が可能となり、広大な計算領域の場所によって求められる精度が異なる問題に有効な手法が要求されている。本研究では、GPUが得意なステンシル計算を活用しながら、高精度が必要な領域を局所的に高精細にできる適合細分化格子法(AMR法) を様々なアプリケーションへ適用できるAMRフレームワークを構築した。GPU スパコンに適した動的負荷分散手法、通信削減技術、時間発展の最適化などを開発し...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
【複合領域】社会・安全システム科学:経営工学アルゴリズムを含む研究件
❏機械学習システムの社会実装に向けた次世代最適化技法の研究(19H00808)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】社会システム工学 / 経営工学 / オペレーションズリサーチ / 最適化 / 機械学習 (他7件)
【概要】機械学習システムの社会実装を促すために,機械学習システムの計算基盤を支える最適化アルゴリズムに着目し,錐最適化を中心的な技術として現実的な時間で高精度に解ける問題範囲を拡大,ならびに,離散構造を持つ問題を主な対象に計算効率の改善と理論性能保証の証明を行なった.一方で,機械学習モデルが出力する結果への利用者の安心感を高めるためのモデリング技法を開発した.特に,利用者の事前知識を学習モデルに反映させ,...
❏新時代の最適化モデルに基づく意思決定支援プラットフォームの研究と開発(26242027)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】最適化 / 意思決定問題 / アルゴリズム / モデル化 / 数理計画問題 (他8件)
【概要】本研究では、3つの目的に関して次のような研究成果をあげた。意思決定問題のモデル化では、国際分散投資におけるポートフォリオ最適化問題、コンテナターミナルにおける蔵置問題、多重共線性を考慮した変数選択問題などを整理してモデル化した。 アルゴリズムの開発では、線形計画問題を解く単体法とLPニュートン法、カバーリング整数計画問題を解く近似アルゴリズム、対称錘計画問題を解くロバストアルゴリズムなどに関する研...
【複合領域】社会・安全システム科学:最適配置問題アルゴリズムを含む研究件
❏火山噴火時における避難施設の適正な配置計画に関する数理モデルの開発とその応用(16K12828)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】施設配置問題 / 数理最適化 / 避難モデル / 退避壕 / 火山災害 (他13件)
【概要】火山噴火の際に,登山者や周辺住民が安全に避難するための避難施設の配置方法を決定する数理モデルを構築した.特に,噴火時にランダムに飛来する噴石を,確率モデルを用いて表現し,登山者が退避壕に安全に避難する経路を求めるための問題を定式化した.その上で,避難者が最も安全な経路を選択した場合に,期待避難者数を最大化する配置問題,避難困難地点の避難確率を最大化する問題,一定の避難確率を保証する条件下で最小の施...
❏時空間的な人の流れに着目した施設の配置・運営モデルの開発と事例研究への展開(25282089)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】都市工学 / 施設配置問題 / 時間軸 / 数理最適化 / 最適配置問題 (他11件)
【概要】都市における人の流れに着目し,施設の配置場所とサービス提供時間帯を同時に最適化する数理モデルを構築し,鉄道網上での配置分析を行った.具体的には,(1) 終業後の帰宅途中に施設へ立ち寄りサービスを受ける状況において早く帰宅できるほど望ましい点を考慮したモデル,(2) サービス提供時間帯のどこかで一定時間以上立ち寄ればよいモデル,(3) サービス提供時間を可変とした拡張モデル等を提案した.さらに,オリ...
【複合領域】社会・安全システム科学:ORアルゴリズムを含む研究件
❏新時代の最適化モデルに基づく意思決定支援プラットフォームの研究と開発(26242027)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】最適化 / 意思決定問題 / アルゴリズム / モデル化 / 数理計画問題 (他8件)
【概要】本研究では、3つの目的に関して次のような研究成果をあげた。意思決定問題のモデル化では、国際分散投資におけるポートフォリオ最適化問題、コンテナターミナルにおける蔵置問題、多重共線性を考慮した変数選択問題などを整理してモデル化した。 アルゴリズムの開発では、線形計画問題を解く単体法とLPニュートン法、カバーリング整数計画問題を解く近似アルゴリズム、対称錘計画問題を解くロバストアルゴリズムなどに関する研...
❏劣モジュラ的構造に基づく離散最適化基礎理論の展開と高速アルゴリズム開発(20310088)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】藤重 悟 京都大学, 数理解析研究所, 特任教授 (10092321)
【キーワード】OR / 離散最適化 / アルゴリズム / 劣モジュラ関数 / 組合せ最適化 (他7件)
【概要】大規模離散最適化問題の有する劣モジュラ的な離散構造に注目し, 効率的なアルゴリズムの構築のために有効な離散構造を研究した.個別には,ネットワーク・フロー, マッチング,多品種フロー, 施設配置問題, 資源配分問題, グラフ連結度,通信網設計,待ち行列ネットワークに関わる離散構造,双対貪欲アルゴリズムに関わる離散構造(双対貪欲多面体, ゾノトープ) ,ホーン論理関数や安定マッチングの離散凸構造,など...
【複合領域】社会・安全システム科学:線形計画問題アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ的制約をもつ線形システムの解法(17K12646)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】澄田 範奈 東京工業大学, 情報理工学院, 講師 (10761356)
【キーワード】オンラインマッチング / 線形相補性問題 / 公平割当 / 線形計画問題 / アルゴリズム (他8件)
【概要】本研究の目的は,組合せ的制約をもつ線形システムを解くアルゴリズムの構築と理論解析である.2021年度は,研究課題に関連して,オンラインタスク割当問題にも取り組んだ.ライドシェアやクラウドソーシングといった状況では,乗客やタスクが逐次的に現れ,アルゴリズムはこれらを運転手や労働者に逐次的に割り当てることにより利益を得る.このような問題はオンラインマッチングとして捉えることができる.近年,上記のような...
❏大規模な最適化問題を解く高速アルゴリズムの開発(12680433)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】水野 眞治 (水野 真治) 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90174036)
【キーワード】最適化 / アルゴリズム / 内点法 / 線形計画問題 / 最適化問題
【概要】本研究は、大規模な数理計画問題を効率よく解くアルゴリズムを開発し、その理論的な性質と実用性を明らかにすることを目的としている。平成12年度には、そのための基礎的な研究を行った。大規模な数理計画問題では、問題に含まれる変数に自由変数、非負変数、上下限制約付きの変数の3種類がある。これらの変数を同時に、そのまま処理することが、問題を効率よく解く上で重要である。そこで、このような問題を直接解く内点法によ...
【複合領域】社会・安全システム科学:オペレーションズ・リサーチ(OR)アルゴリズムを含む研究件
❏機械学習システムの社会実装に向けた次世代最適化技法の研究(19H00808)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】社会システム工学 / 経営工学 / オペレーションズリサーチ / 最適化 / 機械学習 (他7件)
【概要】機械学習システムの社会実装を促すために,機械学習システムの計算基盤を支える最適化アルゴリズムに着目し,錐最適化を中心的な技術として現実的な時間で高精度に解ける問題範囲を拡大,ならびに,離散構造を持つ問題を主な対象に計算効率の改善と理論性能保証の証明を行なった.一方で,機械学習モデルが出力する結果への利用者の安心感を高めるためのモデリング技法を開発した.特に,利用者の事前知識を学習モデルに反映させ,...
❏時空間的な人の流れに着目した施設の配置・運営モデルの開発と事例研究への展開(25282089)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】都市工学 / 施設配置問題 / 時間軸 / 数理最適化 / 最適配置問題 (他11件)
【概要】都市における人の流れに着目し,施設の配置場所とサービス提供時間帯を同時に最適化する数理モデルを構築し,鉄道網上での配置分析を行った.具体的には,(1) 終業後の帰宅途中に施設へ立ち寄りサービスを受ける状況において早く帰宅できるほど望ましい点を考慮したモデル,(2) サービス提供時間帯のどこかで一定時間以上立ち寄ればよいモデル,(3) サービス提供時間を可変とした拡張モデル等を提案した.さらに,オリ...
❏スポーツスケジューリング(18651076)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】松井 知己 中央大学, 理工学部, 教授 (30270888)
【キーワード】アルゴリズム / スポーツマネジメント / スケジューリング / 半正定値計画 / 数理工学 (他6件)
【概要】1.一様な巡回トーナメント問題に関する近似法 本拠地間の距離が一様な巡回トーナメント問題に対し、移動距離(回数)最小化問題に対するトーナメントスケジュールの作成法を、平成18年度国際会議の論文特集号(Lecture Notes in Computer Science)に本年投稿し、採択された。本手法は,カークマンスケジュールと呼ばれる特殊なスケジュールを改変することで,2重総当たり戦の移動回数最小...
【複合領域】社会・安全システム科学:施設配置問題アルゴリズムを含む研究件
❏火山噴火時における避難施設の適正な配置計画に関する数理モデルの開発とその応用(16K12828)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】施設配置問題 / 数理最適化 / 避難モデル / 退避壕 / 火山災害 (他13件)
【概要】火山噴火の際に,登山者や周辺住民が安全に避難するための避難施設の配置方法を決定する数理モデルを構築した.特に,噴火時にランダムに飛来する噴石を,確率モデルを用いて表現し,登山者が退避壕に安全に避難する経路を求めるための問題を定式化した.その上で,避難者が最も安全な経路を選択した場合に,期待避難者数を最大化する配置問題,避難困難地点の避難確率を最大化する問題,一定の避難確率を保証する条件下で最小の施...
❏時空間的な人の流れに着目した施設の配置・運営モデルの開発と事例研究への展開(25282089)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】都市工学 / 施設配置問題 / 時間軸 / 数理最適化 / 最適配置問題 (他11件)
【概要】都市における人の流れに着目し,施設の配置場所とサービス提供時間帯を同時に最適化する数理モデルを構築し,鉄道網上での配置分析を行った.具体的には,(1) 終業後の帰宅途中に施設へ立ち寄りサービスを受ける状況において早く帰宅できるほど望ましい点を考慮したモデル,(2) サービス提供時間帯のどこかで一定時間以上立ち寄ればよいモデル,(3) サービス提供時間を可変とした拡張モデル等を提案した.さらに,オリ...
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
【複合領域】社会・安全システム科学:半正定値計画アルゴリズムを含む研究件
❏スポーツスケジューリング(18651076)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】松井 知己 中央大学, 理工学部, 教授 (30270888)
【キーワード】アルゴリズム / スポーツマネジメント / スケジューリング / 半正定値計画 / 数理工学 (他6件)
【概要】1.一様な巡回トーナメント問題に関する近似法 本拠地間の距離が一様な巡回トーナメント問題に対し、移動距離(回数)最小化問題に対するトーナメントスケジュールの作成法を、平成18年度国際会議の論文特集号(Lecture Notes in Computer Science)に本年投稿し、採択された。本手法は,カークマンスケジュールと呼ばれる特殊なスケジュールを改変することで,2重総当たり戦の移動回数最小...
❏半正定値計画の組合せ最適化への応用と解法の研究(13640114)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】田村 明久 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (50217189)
【キーワード】半正定値計画 / 離散凸解析 / アルゴリズム / 双向グラフ / パーフェクトグラフ
【概要】研究実績は以下のとおり. 本研究課題では、半正定値計画問題と離散凸解析に関連したいくつかの結果を得た。これらの結果は、International Symposium on Algorithms and Computation, Conference on Integer Programming and Combinatorial Optimizationなどの国際会議で成果発表をするとともに学術雑...
❏双向グラフに対する最適化問題とその応用(11780326)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】田村 明久 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (50217189)
【キーワード】アルゴリズム / 半正定値計画 / 双向グラフ / 安定集合問題 / 最適化問題
【概要】組合せ最適化問題の中でも最も研究されているものの一つが無向グラフ上の安定集合問題である。一般にこの問題はNP完全クラスに属し、多項式時間解法はおそらく存在しないであろう。しかし、パーフェクトグラフ、クローフリーグラフなどの幾つかのグラフクラスに対しては多項式時間解法が存在する。特にパーフェクトグラフに対する多項式時間解法の特徴は、安定集合問題がその半正定値緩和問題と一致するところにある。またGro...
【複合領域】社会・安全システム科学:時空間ネットワークアルゴリズムを含む研究件
❏火山噴火時における避難施設の適正な配置計画に関する数理モデルの開発とその応用(16K12828)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】施設配置問題 / 数理最適化 / 避難モデル / 退避壕 / 火山災害 (他13件)
【概要】火山噴火の際に,登山者や周辺住民が安全に避難するための避難施設の配置方法を決定する数理モデルを構築した.特に,噴火時にランダムに飛来する噴石を,確率モデルを用いて表現し,登山者が退避壕に安全に避難する経路を求めるための問題を定式化した.その上で,避難者が最も安全な経路を選択した場合に,期待避難者数を最大化する配置問題,避難困難地点の避難確率を最大化する問題,一定の避難確率を保証する条件下で最小の施...
❏時空間的な人の流れに着目した施設の配置・運営モデルの開発と事例研究への展開(25282089)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】都市工学 / 施設配置問題 / 時間軸 / 数理最適化 / 最適配置問題 (他11件)
【概要】都市における人の流れに着目し,施設の配置場所とサービス提供時間帯を同時に最適化する数理モデルを構築し,鉄道網上での配置分析を行った.具体的には,(1) 終業後の帰宅途中に施設へ立ち寄りサービスを受ける状況において早く帰宅できるほど望ましい点を考慮したモデル,(2) サービス提供時間帯のどこかで一定時間以上立ち寄ればよいモデル,(3) サービス提供時間を可変とした拡張モデル等を提案した.さらに,オリ...
【複合領域】社会・安全システム科学:錐計画問題アルゴリズムを含む研究件
❏新時代の最適化モデルに基づく意思決定支援プラットフォームの研究と開発(26242027)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】最適化 / 意思決定問題 / アルゴリズム / モデル化 / 数理計画問題 (他8件)
【概要】本研究では、3つの目的に関して次のような研究成果をあげた。意思決定問題のモデル化では、国際分散投資におけるポートフォリオ最適化問題、コンテナターミナルにおける蔵置問題、多重共線性を考慮した変数選択問題などを整理してモデル化した。 アルゴリズムの開発では、線形計画問題を解く単体法とLPニュートン法、カバーリング整数計画問題を解く近似アルゴリズム、対称錘計画問題を解くロバストアルゴリズムなどに関する研...
❏超大規模な錐計画内題を解くロバストアルゴリズムの開発(17710126)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】中田 和秀 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教 (00312984)
【キーワード】アルゴリズム / 数理計画 / 錐計画問題 / ロバスト
【概要】本研究では、超大規模な錐計画問題を実用的な計算資源でロバストに解くアルゴリズムの開発を目的としている。 2次錐制約を半正定値制約や非負制約と統一的に扱う枠組みを考案した。Iまた、ロバストな解法を実現するため、主双対内点法が破錠しないような計算スキームを提案し、プログラミング言語C++で実装した。その結果、錐計画問題を主双対内点法によって安定的に解くソフトウェアの開発に成功した。 超大規模な対称錐計...
【複合領域】社会・安全システム科学:数理計画アルゴリズムを含む研究件
❏劣モジュラ的な離散構造に注目した最適化基礎理論の展開と高速アルゴリズム開発(25280004)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤重 悟 京都大学, 数理解析研究所, 特任教授 (10092321)
【キーワード】離散最適化 / 組合せ最適化 / 劣モジュラ関数 / 離散アルゴリズム / アルゴリズム (他7件)
【概要】劣モジュラ的な離散構造に基づいて、離散最適化・組合せ最適化の理論とアルゴリズムの基礎研究を展開し、多くの研究成果を上げている。中でも、劣モジュラ構造を基礎とする離散凸関数の新たな理論を構築し、最近世界で注目される劣モジュラ的な関数(新たに導入した横断劣モジュラ関数、歪双劣モジュラ関数等)に関連する最大・最小定理を始め、離散最適化・組合せ最適化の理論と効率的アルゴリズムの基礎となる離散構造を解明した...
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
❏離散凸関数の制約付き最適化問題に対する高速高精度なアルゴリズムの構築(21740060)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】塩浦 昭義 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】離散最適化 / 組合せ最適化 / 数理計画 / 離散凸関数 / 近似アルゴリズム (他9件)
【概要】本研究では, 申請者が近年携わってきた離散凸解析の理論に基づき, 計算時間や解の精度の面で理論的な保証をもつアルゴリズムを構築することを目的とした. 3年間の間に様々な結果を得ることが出来たが, とくに, 複数のナップサック制約の下でのM凹関数の最大化問題に対して, 多項式時間近似スキームを構築することに成功した. また, 近傍システムという, 一般的な解集合の構造を明らかにするとともに, 近傍シ...
【複合領域】社会・安全システム科学:数理最適化アルゴリズムを含む研究件
❏一般化固有値計算による大域最適化手法の展開(17H01699)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】岩田 覚 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (00263161)
【キーワード】数理最適化 / 大域最適化 / 一般化固有値 / アルゴリズム / 機械学習 (他6件)
【概要】一般に効率的なアルゴリズムの設計が原理的に不可能であると言われている非凸最適化問題の中でも幾何的な背景を有する問題に焦点を絞り,その構造を利用して, 大域最適解を見出す効率的なアルゴリズムを設計する手法を発展させた.特に,1本の制約式のみを含む非凸2次制約2次計画問題(QCQP)に対して,一般化固有値問題に帰着することによって,効率的に最適解を得る手法を開発した.さらに,一般の非凸QCQPに対して...
❏火山噴火時における避難施設の適正な配置計画に関する数理モデルの開発とその応用(16K12828)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】施設配置問題 / 数理最適化 / 避難モデル / 退避壕 / 火山災害 (他13件)
【概要】火山噴火の際に,登山者や周辺住民が安全に避難するための避難施設の配置方法を決定する数理モデルを構築した.特に,噴火時にランダムに飛来する噴石を,確率モデルを用いて表現し,登山者が退避壕に安全に避難する経路を求めるための問題を定式化した.その上で,避難者が最も安全な経路を選択した場合に,期待避難者数を最大化する配置問題,避難困難地点の避難確率を最大化する問題,一定の避難確率を保証する条件下で最小の施...
❏時空間的な人の流れに着目した施設の配置・運営モデルの開発と事例研究への展開(25282089)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】都市工学 / 施設配置問題 / 時間軸 / 数理最適化 / 最適配置問題 (他11件)
【概要】都市における人の流れに着目し,施設の配置場所とサービス提供時間帯を同時に最適化する数理モデルを構築し,鉄道網上での配置分析を行った.具体的には,(1) 終業後の帰宅途中に施設へ立ち寄りサービスを受ける状況において早く帰宅できるほど望ましい点を考慮したモデル,(2) サービス提供時間帯のどこかで一定時間以上立ち寄ればよいモデル,(3) サービス提供時間を可変とした拡張モデル等を提案した.さらに,オリ...
【複合領域】社会・安全システム科学:整数計画問題アルゴリズムを含む研究件
❏時空間的な人の流れに着目した施設の配置・運営モデルの開発と事例研究への展開(25282089)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】都市工学 / 施設配置問題 / 時間軸 / 数理最適化 / 最適配置問題 (他11件)
【概要】都市における人の流れに着目し,施設の配置場所とサービス提供時間帯を同時に最適化する数理モデルを構築し,鉄道網上での配置分析を行った.具体的には,(1) 終業後の帰宅途中に施設へ立ち寄りサービスを受ける状況において早く帰宅できるほど望ましい点を考慮したモデル,(2) サービス提供時間帯のどこかで一定時間以上立ち寄ればよいモデル,(3) サービス提供時間を可変とした拡張モデル等を提案した.さらに,オリ...
❏非線形制約をもつ整数計画問題に対する理論保証付き近似解法の開発(24500002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】整数計画問題 / 非線形関数 / アルゴリズム / 離散最適化 / 離散凸解析 (他9件)
【概要】本研究では,非線形な不等式制約の下で非線形関数を最大化するという整数計画問題に対し,解の精度および計算時間に関する理論的な保証を与える近似解法を開発することを目指した.本研究の主結果として,ナップサック制約の下で1つのM凹関数を最大化するという問題に対し,制約が複数個の場合でも,連続緩和アプローチを用いて任意の精度の近似解を多項式時間で求められることを示した.また,目的関数が2つのM凹関数の和の場...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論アルゴリズムを含む研究件
❏ゲーム理論的資源配分メカニズムの定量的評価基盤の構築(17H01787)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩崎 敦 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (30380679)
【キーワード】メカニズム設計 / ゲーム理論 / 最適化 / 計量経済学 / アルゴリズム
【概要】本研究はゲーム理論的資源配分メカニズムを,最適化や学習といったアルゴリズム技法を駆使して,定量的に分析する理論的基盤を構築することを目的とする.とくにデータ分析に資する動学ゲームを開発し,多市場接触における非自明な協力的均衡戦略の特徴づけに成功した.この成果は人工知能分野のトップ会議AAAI2020に採択された (採択率20.6%=1591/7737).さらに派生研究として,安定結婚問題の一拡張で...
❏離散凸解析におけるアルゴリズムの研究(15540118)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50217189)
【キーワード】離散凸解析 / アルゴリズム / 数理経済学 / ゲーム理論
【概要】本研究課題では、「M2凸関数最小化に対する多項式時間の開発」、「連続M凸関数最小化と連続L凸関数最小化に対する解法の研究」、「離散凸解析と効率的に解ける凸関数最小化問題との関連性の解明」という3つの研究目的を設定した。 第1の目的に関しては、研究分担者である室田と岩田、森口が、等価な問題であるM凸劣モジュラ流問題に対する多項式時間解法を開発した。 第2の目的については、研究を継続中である。 第3の...
❏フラクタルと数の同時近似について(07640288)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】藤田 岳彦 一橋大学, 法学部, 助教授 (50144316)
【キーワード】連分数 / アルゴリズム / デリバティブ / ブラウン運動 / カッツ・ムーディー代数 (他8件)
【概要】研究代表者は、第1論文においてある多次元連分数アルゴリズムについての指数収束についての研究を行った。また、第2論文において可変ボラティリティを持つデリバティブモデルの解析についての研究を行った。第3論文においてオプション価格理論から派生したあるブラウン運動の汎関数の分布について調べた。 分担者の山田裕理は、カッツ・ムーディー代数の一般化についての研究を行った。 分担者の山崎昌男は、ナビエストークス...
【複合領域】一般理論:内点法アルゴリズムを含む研究件
❏大規模な最適化問題を解く高速アルゴリズムの開発(12680433)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】水野 眞治 (水野 真治) 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90174036)
【キーワード】最適化 / アルゴリズム / 内点法 / 線形計画問題 / 最適化問題
【概要】本研究は、大規模な数理計画問題を効率よく解くアルゴリズムを開発し、その理論的な性質と実用性を明らかにすることを目的としている。平成12年度には、そのための基礎的な研究を行った。大規模な数理計画問題では、問題に含まれる変数に自由変数、非負変数、上下限制約付きの変数の3種類がある。これらの変数を同時に、そのまま処理することが、問題を効率よく解く上で重要である。そこで、このような問題を直接解く内点法によ...
❏最適化の微分幾付学と最適化アルゴリズムの研究(03640241)
【研究テーマ】数学一般
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991
【研究代表者】田辺 國士 統計数理研究所, 予測制御研究系, 教授 (50000203)
【キーワード】最適化 / 内点法 / 線形計画 / 数値解析 / アルゴリズム (他6件)
【概要】最適化問題の微分幾何および最適化アルゴリズについて研究した。ラグランジュとニュ-トンによる方法に回帰するという立場から、不等式制約条件を満たす集合に特殊な可微分構造を導入して、従来解析的に取り扱われてきた最適化の理論を微分幾何学的立場から再構成した。この立場からカ-マ-カ-法、伊理ー今井法などのアルゴリズの挙動解析をおこなった。種々の内点法の大域的収束性にかんする重要な定理を得た。内点法諸アルゴリ...
【複合領域】一般理論:情報法アルゴリズムを含む研究件
❏DX・AI時代の自由と共創のための情報法の価値・課題・体系に係る日米欧比較研究(22K01274)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】情報法 / 人工知能 / データ / アルゴリズム / デジタルプラットフォーム
【概要】
❏次世代AI・IoT時代の情報法におけるコア原理とリバランスに関する日米欧比較研究(17K03501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】人工知能 / 自由 / プライバシー / 著作権 / 統治 (他25件)
【概要】本研究成果として、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会のデジタル化が一層加速する中で、とりわけ、言論・表現・情報の自由や公開性・透明性に関する法の原理と制度デザインの在り方をめぐり、日米欧の古典的議論及び近年の個別事例等の分析から引き出される示唆として、本研究の今後の展望につながる、次の点を明らかにした。すなわち、デジタル化が進む社会における人権保障と権力統制・監視機能を実効的に担保するために...
【環境学】環境解析学:数理経済学アルゴリズムを含む研究件
❏離散凸解析におけるアルゴリズムの研究(15540118)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50217189)
【キーワード】離散凸解析 / アルゴリズム / 数理経済学 / ゲーム理論
【概要】本研究課題では、「M2凸関数最小化に対する多項式時間の開発」、「連続M凸関数最小化と連続L凸関数最小化に対する解法の研究」、「離散凸解析と効率的に解ける凸関数最小化問題との関連性の解明」という3つの研究目的を設定した。 第1の目的に関しては、研究分担者である室田と岩田、森口が、等価な問題であるM凸劣モジュラ流問題に対する多項式時間解法を開発した。 第2の目的については、研究を継続中である。 第3の...
❏離散凸解析の応用開拓の研究(12450040)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他14件)
【概要】本研究課題の主題,研究代表者が1990年代の中頃から提唱している離散凸解析の応用開拓である.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)数理経済学において,離散凸解析の応用研究として3つの成果を上げた.第1の成果は,複数の不可分財と貨幣からなる市場において競争均衡が存在するための十分条件を与えるなど,理論構築を行なった...
【数物系科学】数学:不値環アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(15540029)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 群 / 融合問題 / 位相空間 / フィアバー・ホモトピー (他15件)
【概要】(1)群の融合問題と群論の語の問題とは特に融合積を通して深く結び付いている。実際,群論の語の問題の群の融合を利用した多くの解法と見事な結果がある。半群の場合事情が一変するといても過言ではない。実際,群の融合は常にある群に埋め込むことが可能である。しかし,半群の融合は埋め込め可能とは限らない。半群の融合問題「有限半群の融合が有限半群に埋め込めるかどうかを判定するアルゴリズムがあるか」に対して,Sap...
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
【数物系科学】数学:アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(15540029)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 群 / 融合問題 / 位相空間 / フィアバー・ホモトピー (他15件)
【概要】(1)群の融合問題と群論の語の問題とは特に融合積を通して深く結び付いている。実際,群論の語の問題の群の融合を利用した多くの解法と見事な結果がある。半群の場合事情が一変するといても過言ではない。実際,群の融合は常にある群に埋め込むことが可能である。しかし,半群の融合は埋め込め可能とは限らない。半群の融合問題「有限半群の融合が有限半群に埋め込めるかどうかを判定するアルゴリズムがあるか」に対して,Sap...
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:レトラクトアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:岩沢不変アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(15540029)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 群 / 融合問題 / 位相空間 / フィアバー・ホモトピー (他15件)
【概要】(1)群の融合問題と群論の語の問題とは特に融合積を通して深く結び付いている。実際,群論の語の問題の群の融合を利用した多くの解法と見事な結果がある。半群の場合事情が一変するといても過言ではない。実際,群の融合は常にある群に埋め込むことが可能である。しかし,半群の融合は埋め込め可能とは限らない。半群の融合問題「有限半群の融合が有限半群に埋め込めるかどうかを判定するアルゴリズムがあるか」に対して,Sap...
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:語の問題アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(15540029)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 群 / 融合問題 / 位相空間 / フィアバー・ホモトピー (他15件)
【概要】(1)群の融合問題と群論の語の問題とは特に融合積を通して深く結び付いている。実際,群論の語の問題の群の融合を利用した多くの解法と見事な結果がある。半群の場合事情が一変するといても過言ではない。実際,群の融合は常にある群に埋め込むことが可能である。しかし,半群の融合は埋め込め可能とは限らない。半群の融合問題「有限半群の融合が有限半群に埋め込めるかどうかを判定するアルゴリズムがあるか」に対して,Sap...
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:自由融合積アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:有限グラフアルゴリズムを含む研究件
❏進化するグレブナー基底の理論を戦略とする凸多面体を巡る未解決問題の探究(22340008)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】日比 孝之 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (80181113)
【キーワード】グレブナー基底 / 凸多面体 / 単項式イデアル / ファノ凸多面体 / 有限グラフ (他23件)
【概要】グレブナー基底の従来の研究を踏襲し、その現代的理論を発展させるとともに、グレブナー基底を発掘するための斬新なテクニックを開拓し、凸多面体の代数的組合せ論と可換代数における単項式イデアルの理論を著しく発展させることに成功した。特に、Gorenstein ファノ凸多面体の斬新な類を提唱し、有限グラフに付随する辺イデアルの正則性を探究するとともに、二項辺イデアルの概念を導入し、その基礎理論を樹立した。...
❏代数多様体上の有理曲線(09440012)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】宮西 正宜 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80025311)
【キーワード】代数多様体 / アフィン空間 / ジャコビアン予想 / ホモロジー平面 / 有限グラフ (他20件)
【概要】研究代表者は研究分担者の増田佳代と協力して、アフィン空間上に作用する無限位数の自己同型写像が部分多様体を点毎に固定するとき、その自己同型写像と部分多様体の可能性を余次元が小さいときに研究した。その副産物として3次元アフィン空間の乗法群を用いた代数的特徴付けを得た。また、タタ研究所のR.V.Gurjarと協力して、ジャコビアン予想をアフィン空間からQ-ホモロジー平面に拡張して、対数的小平次元が1のと...
【数物系科学】数学:融合アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:融合問題アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(15540029)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 群 / 融合問題 / 位相空間 / フィアバー・ホモトピー (他15件)
【概要】(1)群の融合問題と群論の語の問題とは特に融合積を通して深く結び付いている。実際,群論の語の問題の群の融合を利用した多くの解法と見事な結果がある。半群の場合事情が一変するといても過言ではない。実際,群の融合は常にある群に埋め込むことが可能である。しかし,半群の融合は埋め込め可能とは限らない。半群の融合問題「有限半群の融合が有限半群に埋め込めるかどうかを判定するアルゴリズムがあるか」に対して,Sap...
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:数論的基本群アルゴリズムを含む研究件
❏数論における幾何・トポロジーの新展開とアルゴリズム(23244002)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松本 眞 広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70231602)
【キーワード】数論幾何 / トポロジー / アルゴリズム / 数論的基本群 / モジュライ (他10件)
【概要】本研究では、数論・代数・幾何など純粋数学の融合的な研究をおこない、合わせて、それらを社会的に実用する研究をおこなった。純粋数学分野では、楕円曲線と呼ばれる曲線の、普遍族から得られるモチーフの構成を行った。また、代数曲線の数論的基本群のl進線形表現が与えられたとき、その有理点から来る像が全体の像の中で「有限個の例外を除き大きい」ことを示した。社会的実用方向の研究として、高速な数値積分アルゴリズムを開...
❏数論・幾何の新展開:数論的トポロジー、圏論的数論幾何、アルゴリズム(19204002)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】松本 眞 広島大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (70231602)
【キーワード】数論幾何学 / 数論的基本群 / モジュライ空間 / 圏論的数論幾何 / アルゴリズム (他9件)
【概要】(1)幾何的トポロジーの手法を数論幾何で展開することにより、トポロジーの知見(写像類群のコホモロジーなど)を数論幾何(外ガロア作用など)の研究に応用した。(2)数論幾何の対象を、組み合わせ群論および圏論的に再構築する理論を展開した。(3)代数的・幾何的アルゴリズムを開発し、擬似乱数評価法などの実用数学に応用した。 ...
【数物系科学】数学:ホモトピーアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:微分代数方程式アルゴリズムを含む研究件
❏離散最適化技法による微分代数方程式モデルの指数減少法(20560057)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (00263161)
【キーワード】微分代数方程式 / 行列束 / 離散最適化 / 非線形回路 / 混合解析 (他8件)
【概要】集積回路や化学プラントに代表される大規模動的システムは,微分演算子と代数方程式が混在した微分代数方程式(DAE)によって自然に記述される.しかし,微分代数方程式の数値解析においては,常微分方程式の場合と比較して,初期値の設定や安定性の保証が著しく困難となる.本研究課題では,回路の過渡現象をモデル化する微分代数方程式の導出において,数値的に最も解き易いものを効率的に見出す手法を開発した ...
❏離散最適化技法による行列束のロバスト数値計算とシステム解析への応用(17760065)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (00263161)
【キーワード】行列束 / Kronecker標準形 / アルゴリズム / 組合せ緩和法 / 微分代数方程式 (他9件)
【概要】行列束のKronecker標準形は,微分代数方程式で記述される動的システムの解析において本質的な役割を果たしている.しかし,標準形の摂動に対する感度が非常に高く,計算誤差の発生しうる数値計算によって正確な標準形を得ることには困難を伴う. 本研究課題では,計算誤差が発生し得ない組合せ的計算を利用することによって数値計算の負担を減らして,できるだけ正確な標準形を安定に計算する手法を確立することを目的と...
【数物系科学】数学:離散数学アルゴリズムを含む研究件
❏交差に着目した経路問題の多項式時間で解けるクラス(21740082)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (90325043)
【キーワード】離散数学 / 組合せ論 / 巡回セールスマン問題 / アルゴリズム / 計算量理論
【概要】巡回セールスマン問題はNP困難に属することで知られる有名な問題の1つである.本研究では,この問題とその一般化である車両配送問題および複数の倉庫を持つ車両配送問題について,特に「交差」の条件に着目して取り組み,これらの問題に対する多項式時間で解けるクラスに関していくつかの結果を得た.また,平面上のn点凸状配置に対するハミルトン閉路のフリップによる「交差」の解消に関する問題およびそれに類似する問題につ...
❏量子相関ゲームによる古典・量子両面での離散・連続最適化と計算量の新展開(20300002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子コンピュータ / 量子計算 / アルゴリズム / 量子情報 / 離散数学 (他7件)
【概要】現在のコンピュータの限界を超えるモデルとして量子計算を対象とし、そのパワーの源である量子相関を解析した。古典力学では現れない相関をもたらす量子相関について、離散最適化の観点からカット多面体を軸とする方法、連続最適化の観点から量子最大破れを解析し、また計算量の観点から対話型証明系との同値性を示し、量子相関の体系的に解明した。さらに量子計算モデル及び量子情報の研究へ展開をはかり、離散・連続の幾何構造を...
❏多項式時間で解ける巡回セールスマン問題から車両配送問題への拡張(18740058)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】組合せ論 / 離散数学 / アルゴリズム論 / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他12件)
【概要】巡回セールスマン問題は与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題は板の穴あけなど実社会の問題にも直結する有名な最適化問題の1つである。しかし、都市数が増えるにつれ、コンピュータを利用しても計算にかる時間が指数的に増大する。そこで、問題がどのような条件をみたしていれば、実用的な時間で解が得られるかという研究がなされてきた。研究では、この効...
【数物系科学】数学:アルゴリズム論アルゴリズムを含む研究件
❏マトロイド分解理論・不変多項式と量子物理の融合による計算論的組合せ物理の研究(16K12392)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】アルゴリズム / 固定パラメタ容易性 / 点モデル / Pottsモデル / Tutte多項式 (他14件)
【概要】マトロイドの分解理論とTutte多項式理論の研究を組合せ物理と融合し、計算論的組合せ物理という面からの研究を行った。Iceモデルとその拡張の6点モデルに対して、carving幅に関するFPTアルゴリズム構成した。Pottsモデルで枝幅に関するFPTアルゴリズムも構成した。Tutte多項式に関するMerino-Welsh予想に関して、グラフの枝の向き付けに関する問題を計算解析してTutte予想の一部...
❏多項式時間で解ける巡回セールスマン問題から車両配送問題への拡張(18740058)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】組合せ論 / 離散数学 / アルゴリズム論 / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他12件)
【概要】巡回セールスマン問題は与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題は板の穴あけなど実社会の問題にも直結する有名な最適化問題の1つである。しかし、都市数が増えるにつれ、コンピュータを利用しても計算にかる時間が指数的に増大する。そこで、問題がどのような条件をみたしていれば、実用的な時間で解が得られるかという研究がなされてきた。研究では、この効...
【数物系科学】数学:凸解析アルゴリズムを含む研究件
❏離散凸解析アプローチに基づく非線形整数計画問題の実用的解法の研究(18740042)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】塩浦 昭義 東北大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】組合せ最適化 / 非線形関数 / 整数計画 / 離散凸関数 / 近似解法 (他12件)
【概要】整数計画問題とは,与えられた制約条件を満たす整数ベクトルの中から,与えられた目的関数を最小化(または最大化)する解を求める問題である.一般に整数計画問題は短時間で解くことが困難である,ということが理論的にも現実的にも知られている.とくに,目的関数と条件が非線形関数で与えられる非線形整数計画問題は,解くことが最も困難な整数計画のクラスである.本研究では,様々な非線形整数計画問題に対して,その良質な近...
❏離散凸パラダイムの確立(15360043)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他13件)
【概要】本研究課題の目的は,経済学,システム工学,オペレーションズ・リサーチ,最適化理論,アルゴリズム理論などの広汎な分野における基礎的諸問題に関わる離散構造を,離散凸性という横断的視点から整理し,「離散凸」という新しいパラダイムを確立することにある.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)離散双対性に関わる最適化問題,と...
❏離散凸解析の応用開拓の研究(12450040)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他14件)
【概要】本研究課題の主題,研究代表者が1990年代の中頃から提唱している離散凸解析の応用開拓である.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)数理経済学において,離散凸解析の応用研究として3つの成果を上げた.第1の成果は,複数の不可分財と貨幣からなる市場において競争均衡が存在するための十分条件を与えるなど,理論構築を行なった...
【数物系科学】数学:巡回セールスマン問題アルゴリズムを含む研究件
❏交差に着目した経路問題の多項式時間で解けるクラス(21740082)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (90325043)
【キーワード】離散数学 / 組合せ論 / 巡回セールスマン問題 / アルゴリズム / 計算量理論
【概要】巡回セールスマン問題はNP困難に属することで知られる有名な問題の1つである.本研究では,この問題とその一般化である車両配送問題および複数の倉庫を持つ車両配送問題について,特に「交差」の条件に着目して取り組み,これらの問題に対する多項式時間で解けるクラスに関していくつかの結果を得た.また,平面上のn点凸状配置に対するハミルトン閉路のフリップによる「交差」の解消に関する問題およびそれに類似する問題につ...
❏多項式時間で解ける巡回セールスマン問題から車両配送問題への拡張(18740058)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】組合せ論 / 離散数学 / アルゴリズム論 / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他12件)
【概要】巡回セールスマン問題は与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題は板の穴あけなど実社会の問題にも直結する有名な最適化問題の1つである。しかし、都市数が増えるにつれ、コンピュータを利用しても計算にかる時間が指数的に増大する。そこで、問題がどのような条件をみたしていれば、実用的な時間で解が得られるかという研究がなされてきた。研究では、この効...
❏巡回セールスマン問題の多項式時間で解けるクラスへの計算幾何学からの取り組み(15740062)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】応用数学 / 組合せ論 / アルゴリズム / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他8件)
【概要】巡回セールスマン問題(以下、TSP)とは与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題はNP困難のクラスに属し、都市数が増えたとき実用的な時間(多項式時間)で最短経路(最適解)を求めるのは不可能と予想される代表例になっている。そこで、実社会での応用の観点から、実用的は時間で最適解に近い解を求める近似解法の研究がさかんに行われてきた。 TSP...
【数物系科学】数学:計算量理論アルゴリズムを含む研究件
❏交差に着目した経路問題の多項式時間で解けるクラス(21740082)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (90325043)
【キーワード】離散数学 / 組合せ論 / 巡回セールスマン問題 / アルゴリズム / 計算量理論
【概要】巡回セールスマン問題はNP困難に属することで知られる有名な問題の1つである.本研究では,この問題とその一般化である車両配送問題および複数の倉庫を持つ車両配送問題について,特に「交差」の条件に着目して取り組み,これらの問題に対する多項式時間で解けるクラスに関していくつかの結果を得た.また,平面上のn点凸状配置に対するハミルトン閉路のフリップによる「交差」の解消に関する問題およびそれに類似する問題につ...
❏多項式時間で解ける巡回セールスマン問題から車両配送問題への拡張(18740058)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】組合せ論 / 離散数学 / アルゴリズム論 / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他12件)
【概要】巡回セールスマン問題は与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題は板の穴あけなど実社会の問題にも直結する有名な最適化問題の1つである。しかし、都市数が増えるにつれ、コンピュータを利用しても計算にかる時間が指数的に増大する。そこで、問題がどのような条件をみたしていれば、実用的な時間で解が得られるかという研究がなされてきた。研究では、この効...
❏巡回セールスマン問題の多項式時間で解けるクラスへの計算幾何学からの取り組み(15740062)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】応用数学 / 組合せ論 / アルゴリズム / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他8件)
【概要】巡回セールスマン問題(以下、TSP)とは与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題はNP困難のクラスに属し、都市数が増えたとき実用的な時間(多項式時間)で最短経路(最適解)を求めるのは不可能と予想される代表例になっている。そこで、実社会での応用の観点から、実用的は時間で最適解に近い解を求める近似解法の研究がさかんに行われてきた。 TSP...
【数物系科学】数学:連分数アルゴリズムを含む研究件
❏数論的アルゴリズムの研究を通したエルゴード理論の新たな展開(24340020)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】仲田 均 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40118980)
【キーワード】エルゴード理論 / 連分数 / ユークリッドアルゴリズム / 一様分布論 / アルゴリズム (他11件)
【概要】エルゴード理論の研究はその初期から現在に至るまで数論の研究と密接な関わり合いを持ってきた。とりわけ、実数の2進あるいは10進展開や連分数展開の研究は依然として多くの未解決な問題があり、また一方で情報科学における暗号理論、通信理論などからの要請による新しい研究課題も多く存在する。本研究では連分数展開などの収束、近似の問題あるいはユークリッドアルゴリズムの計算コストの評価を確率論的に取扱い、新たな知見...
❏フラクタルと数の同時近似について(07640288)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】藤田 岳彦 一橋大学, 法学部, 助教授 (50144316)
【キーワード】連分数 / アルゴリズム / デリバティブ / ブラウン運動 / カッツ・ムーディー代数 (他8件)
【概要】研究代表者は、第1論文においてある多次元連分数アルゴリズムについての指数収束についての研究を行った。また、第2論文において可変ボラティリティを持つデリバティブモデルの解析についての研究を行った。第3論文においてオプション価格理論から派生したあるブラウン運動の汎関数の分布について調べた。 分担者の山田裕理は、カッツ・ムーディー代数の一般化についての研究を行った。 分担者の山崎昌男は、ナビエストークス...
【数物系科学】数学:安定集合問題アルゴリズムを含む研究件
❏双向グラフに対する最適化問題とその応用(11780326)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】田村 明久 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (50217189)
【キーワード】アルゴリズム / 半正定値計画 / 双向グラフ / 安定集合問題 / 最適化問題
【概要】組合せ最適化問題の中でも最も研究されているものの一つが無向グラフ上の安定集合問題である。一般にこの問題はNP完全クラスに属し、多項式時間解法はおそらく存在しないであろう。しかし、パーフェクトグラフ、クローフリーグラフなどの幾つかのグラフクラスに対しては多項式時間解法が存在する。特にパーフェクトグラフに対する多項式時間解法の特徴は、安定集合問題がその半正定値緩和問題と一致するところにある。またGro...
❏双向グラフに対する最適化問題とその解法の研究(09740135)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】田村 明久 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (50217189)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / グラフ理論 / 双向グラフ / クローフリーグラフ (他7件)
【概要】「双向グラフに対する最適化問題とその解法の研究」という目的で昨年度に引き続き本年度は研究を進めて来た。 昨年度の研究成果“The generalized stable set problem for claw-free bidirected graphs"について、1998年の6月に開催された国際会議Integer Programming and Combinatorial Optimiz...
【数物系科学】数学:閉路アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ論の研究(07640327)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】榎本 彦衛 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00011669)
【キーワード】離散数学 / グラフ / 閉路 / アルゴリズム
【概要】離散数学、特に、グラフ理論に関する研究が活発に行われた。たとえば、グラフの頂点集合の分割問題としては、k-連結グラフは大きさを指定したk個の連結部分グラフに分割できるという結果が有名であるが、連結度を最小次数におきかえた問題、すなわち、最小次数がk以上の連結グラフは大きさを指定したk個の部分グラフで最小次数が1以上のものに分割できるという予想を肯定的に解決した。さらに、最小次数が3k-2以上ならば...
❏組合せ論の総合的研究(04302011)
【研究テーマ】数学一般
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】榎本 彦衛 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00011669)
【キーワード】組合せ論 / グラフ / 曲面への埋込み / 計算幾何 / アルゴリズム (他15件)
【概要】グラフ理論の基礎的な分野において研究が活発に行われた。特に、k-因子や連結[2,k]-因子、ハミルトン閉路などが存在するために、点連結度、辺連結度、強度、結合数などグラフの連結性を表す不変量が満たすべき条件について色々な結果が得られた。たとえば、独立した3頂点の次数の和がグラフの位数以上ならば、いくつかの例外を除き、最長閉路の長さは最長通過の点数-1以上であることが示された。これは、今までに知られ...
【数物系科学】数学:組み合わせ論アルゴリズムを含む研究件
❏グラフ論、離散最適化とその応用(11640105)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】安藤 清 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (20096944)
【キーワード】グラフ論 / 離散最適化 / アルゴリズム / 計算幾何 / 離散幾何 (他12件)
【概要】グラフ論、離散最適化、計算幾何学の諸分野に渡る本研究の研究成果の概要を以下に示す。 計算幾何学の分野の直線成分の抽出問題では従来用いられてきたハフ変換の性能の限界を理論的に示し,理論的に最適な方法を提案した。画像の等高線表現では、整数格子の性質を研究し、グラフ論、離散最適化を適用した問題解決法を提案した。ディジタルハーフトーニングを数学的最適化問題として定義し,ある種の測度を基礎にした実数要素行列...
❏代数多様体上の有理曲線(09440012)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】宮西 正宜 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80025311)
【キーワード】代数多様体 / アフィン空間 / ジャコビアン予想 / ホモロジー平面 / 有限グラフ (他20件)
【概要】研究代表者は研究分担者の増田佳代と協力して、アフィン空間上に作用する無限位数の自己同型写像が部分多様体を点毎に固定するとき、その自己同型写像と部分多様体の可能性を余次元が小さいときに研究した。その副産物として3次元アフィン空間の乗法群を用いた代数的特徴付けを得た。また、タタ研究所のR.V.Gurjarと協力して、ジャコビアン予想をアフィン空間からQ-ホモロジー平面に拡張して、対数的小平次元が1のと...
【数物系科学】数学:組合せ理論アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ理論と群表現論に基づく大規模システムの構造解析手法の研究(06650077)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994
【研究代表者】岡本 久 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (40143359)
【キーワード】大規模システム / 組合せ理論 / アルゴリズム / 群表現論
【概要】1.大規模方程式系に関するマトロイド理論的構造解析手法を精密化し,内部自由度を有するシステムの設計変数選択の下での組合せ論的正準形(CGF)分解の共通細分がある種の劣モジュラ関数の基本構造によって特徴づけられることが明らかになった.この結果を,より一般的な立場から考察し,その応用範囲を拡げていくことが望まれる. 分散システムの耐故障性に関連して,二面体群によって記述される対称性を有するシステムの自...
❏組合せ論の総合的研究(04302011)
【研究テーマ】数学一般
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】榎本 彦衛 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00011669)
【キーワード】組合せ論 / グラフ / 曲面への埋込み / 計算幾何 / アルゴリズム (他15件)
【概要】グラフ理論の基礎的な分野において研究が活発に行われた。特に、k-因子や連結[2,k]-因子、ハミルトン閉路などが存在するために、点連結度、辺連結度、強度、結合数などグラフの連結性を表す不変量が満たすべき条件について色々な結果が得られた。たとえば、独立した3頂点の次数の和がグラフの位数以上ならば、いくつかの例外を除き、最長閉路の長さは最長通過の点数-1以上であることが示された。これは、今までに知られ...
【数物系科学】数学:組合せ論アルゴリズムを含む研究件
❏交差に着目した経路問題の多項式時間で解けるクラス(21740082)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (90325043)
【キーワード】離散数学 / 組合せ論 / 巡回セールスマン問題 / アルゴリズム / 計算量理論
【概要】巡回セールスマン問題はNP困難に属することで知られる有名な問題の1つである.本研究では,この問題とその一般化である車両配送問題および複数の倉庫を持つ車両配送問題について,特に「交差」の条件に着目して取り組み,これらの問題に対する多項式時間で解けるクラスに関していくつかの結果を得た.また,平面上のn点凸状配置に対するハミルトン閉路のフリップによる「交差」の解消に関する問題およびそれに類似する問題につ...
❏多項式時間で解ける巡回セールスマン問題から車両配送問題への拡張(18740058)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】組合せ論 / 離散数学 / アルゴリズム論 / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他12件)
【概要】巡回セールスマン問題は与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題は板の穴あけなど実社会の問題にも直結する有名な最適化問題の1つである。しかし、都市数が増えるにつれ、コンピュータを利用しても計算にかる時間が指数的に増大する。そこで、問題がどのような条件をみたしていれば、実用的な時間で解が得られるかという研究がなされてきた。研究では、この効...
❏巡回セールスマン問題の多項式時間で解けるクラスへの計算幾何学からの取り組み(15740062)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】応用数学 / 組合せ論 / アルゴリズム / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他8件)
【概要】巡回セールスマン問題(以下、TSP)とは与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題はNP困難のクラスに属し、都市数が増えたとき実用的な時間(多項式時間)で最短経路(最適解)を求めるのは不可能と予想される代表例になっている。そこで、実社会での応用の観点から、実用的は時間で最適解に近い解を求める近似解法の研究がさかんに行われてきた。 TSP...
【数物系科学】数学:双向グラフアルゴリズムを含む研究件
❏半正定値計画の組合せ最適化への応用と解法の研究(13640114)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】田村 明久 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (50217189)
【キーワード】半正定値計画 / 離散凸解析 / アルゴリズム / 双向グラフ / パーフェクトグラフ
【概要】研究実績は以下のとおり. 本研究課題では、半正定値計画問題と離散凸解析に関連したいくつかの結果を得た。これらの結果は、International Symposium on Algorithms and Computation, Conference on Integer Programming and Combinatorial Optimizationなどの国際会議で成果発表をするとともに学術雑...
❏双向グラフに対する最適化問題とその応用(11780326)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】田村 明久 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (50217189)
【キーワード】アルゴリズム / 半正定値計画 / 双向グラフ / 安定集合問題 / 最適化問題
【概要】組合せ最適化問題の中でも最も研究されているものの一つが無向グラフ上の安定集合問題である。一般にこの問題はNP完全クラスに属し、多項式時間解法はおそらく存在しないであろう。しかし、パーフェクトグラフ、クローフリーグラフなどの幾つかのグラフクラスに対しては多項式時間解法が存在する。特にパーフェクトグラフに対する多項式時間解法の特徴は、安定集合問題がその半正定値緩和問題と一致するところにある。またGro...
❏双向グラフに対する最適化問題とその解法の研究(09740135)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】田村 明久 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (50217189)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / グラフ理論 / 双向グラフ / クローフリーグラフ (他7件)
【概要】「双向グラフに対する最適化問題とその解法の研究」という目的で昨年度に引き続き本年度は研究を進めて来た。 昨年度の研究成果“The generalized stable set problem for claw-free bidirected graphs"について、1998年の6月に開催された国際会議Integer Programming and Combinatorial Optimiz...
【数物系科学】数学:デリバティブアルゴリズムを含む研究件
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
❏フラクタルと数の同時近似について(07640288)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1995
【研究代表者】藤田 岳彦 一橋大学, 法学部, 助教授 (50144316)
【キーワード】連分数 / アルゴリズム / デリバティブ / ブラウン運動 / カッツ・ムーディー代数 (他8件)
【概要】研究代表者は、第1論文においてある多次元連分数アルゴリズムについての指数収束についての研究を行った。また、第2論文において可変ボラティリティを持つデリバティブモデルの解析についての研究を行った。第3論文においてオプション価格理論から派生したあるブラウン運動の汎関数の分布について調べた。 分担者の山田裕理は、カッツ・ムーディー代数の一般化についての研究を行った。 分担者の山崎昌男は、ナビエストークス...
【数物系科学】数学:半群アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(15540029)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 群 / 融合問題 / 位相空間 / フィアバー・ホモトピー (他15件)
【概要】(1)群の融合問題と群論の語の問題とは特に融合積を通して深く結び付いている。実際,群論の語の問題の群の融合を利用した多くの解法と見事な結果がある。半群の場合事情が一変するといても過言ではない。実際,群の融合は常にある群に埋め込むことが可能である。しかし,半群の融合は埋め込め可能とは限らない。半群の融合問題「有限半群の融合が有限半群に埋め込めるかどうかを判定するアルゴリズムがあるか」に対して,Sap...
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【数物系科学】数学:多項式時間アルゴリズムアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ的構造を有する最適化問題の効率的アルゴリズム設計(25730001)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 東京大学, 大学院総合文化研究科, 講師 (30508180)
【キーワード】アルゴリズム / グラフマイナー理論 / 固定パラメータ・アルゴリズム / 線形相補性問題 / 疎性 (他13件)
【概要】本研究課題では,離散・連続最適化問題が持つ組合せ的構造に着目し,その構造を有効に利用した効率的アルゴリズムの設計を行なった.離散最適化問題については,グラフ上の最適化問題から生じる詰め込み・被覆型の整数計画問題に対して,構造的グラフ理論の先進的手法を利用することでErdos-Posa性と呼ばれる組合せ的構造を明らかにし,効率的な固定パラメータ・アルゴリズムを設計した.連続最適化問題に関しては,線形...
❏多項式時間で解ける巡回セールスマン問題から車両配送問題への拡張(18740058)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】組合せ論 / 離散数学 / アルゴリズム論 / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他12件)
【概要】巡回セールスマン問題は与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題は板の穴あけなど実社会の問題にも直結する有名な最適化問題の1つである。しかし、都市数が増えるにつれ、コンピュータを利用しても計算にかる時間が指数的に増大する。そこで、問題がどのような条件をみたしていれば、実用的な時間で解が得られるかという研究がなされてきた。研究では、この効...
❏双向グラフに対する最適化問題とその解法の研究(09740135)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】田村 明久 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (50217189)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / グラフ理論 / 双向グラフ / クローフリーグラフ (他7件)
【概要】「双向グラフに対する最適化問題とその解法の研究」という目的で昨年度に引き続き本年度は研究を進めて来た。 昨年度の研究成果“The generalized stable set problem for claw-free bidirected graphs"について、1998年の6月に開催された国際会議Integer Programming and Combinatorial Optimiz...
【数物系科学】数学:マトロイドアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ的制約をもつ線形システムの解法(17K12646)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】澄田 範奈 東京工業大学, 情報理工学院, 講師 (10761356)
【キーワード】オンラインマッチング / 線形相補性問題 / 公平割当 / 線形計画問題 / アルゴリズム (他8件)
【概要】本研究の目的は,組合せ的制約をもつ線形システムを解くアルゴリズムの構築と理論解析である.2021年度は,研究課題に関連して,オンラインタスク割当問題にも取り組んだ.ライドシェアやクラウドソーシングといった状況では,乗客やタスクが逐次的に現れ,アルゴリズムはこれらを運転手や労働者に逐次的に割り当てることにより利益を得る.このような問題はオンラインマッチングとして捉えることができる.近年,上記のような...
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏マトロイド分解理論・不変多項式と量子物理の融合による計算論的組合せ物理の研究(16K12392)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】アルゴリズム / 固定パラメタ容易性 / 点モデル / Pottsモデル / Tutte多項式 (他14件)
【概要】マトロイドの分解理論とTutte多項式理論の研究を組合せ物理と融合し、計算論的組合せ物理という面からの研究を行った。Iceモデルとその拡張の6点モデルに対して、carving幅に関するFPTアルゴリズム構成した。Pottsモデルで枝幅に関するFPTアルゴリズムも構成した。Tutte多項式に関するMerino-Welsh予想に関して、グラフの枝の向き付けに関する問題を計算解析してTutte予想の一部...
【数物系科学】数学:非線形関数アルゴリズムを含む研究件
❏非線形制約をもつ整数計画問題に対する理論保証付き近似解法の開発(24500002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 社会理工学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】整数計画問題 / 非線形関数 / アルゴリズム / 離散最適化 / 離散凸解析 (他9件)
【概要】本研究では,非線形な不等式制約の下で非線形関数を最大化するという整数計画問題に対し,解の精度および計算時間に関する理論的な保証を与える近似解法を開発することを目指した.本研究の主結果として,ナップサック制約の下で1つのM凹関数を最大化するという問題に対し,制約が複数個の場合でも,連続緩和アプローチを用いて任意の精度の近似解を多項式時間で求められることを示した.また,目的関数が2つのM凹関数の和の場...
❏離散凸解析アプローチに基づく非線形整数計画問題の実用的解法の研究(18740042)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】塩浦 昭義 東北大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】組合せ最適化 / 非線形関数 / 整数計画 / 離散凸関数 / 近似解法 (他12件)
【概要】整数計画問題とは,与えられた制約条件を満たす整数ベクトルの中から,与えられた目的関数を最小化(または最大化)する解を求める問題である.一般に整数計画問題は短時間で解くことが困難である,ということが理論的にも現実的にも知られている.とくに,目的関数と条件が非線形関数で与えられる非線形整数計画問題は,解くことが最も困難な整数計画のクラスである.本研究では,様々な非線形整数計画問題に対して,その良質な近...
【数物系科学】数学:非線形計画(nonlinear program)アルゴリズムを含む研究件
❏離散凸解析アプローチに基づく非線形整数計画問題の実用的解法の研究(18740042)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】塩浦 昭義 東北大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】組合せ最適化 / 非線形関数 / 整数計画 / 離散凸関数 / 近似解法 (他12件)
【概要】整数計画問題とは,与えられた制約条件を満たす整数ベクトルの中から,与えられた目的関数を最小化(または最大化)する解を求める問題である.一般に整数計画問題は短時間で解くことが困難である,ということが理論的にも現実的にも知られている.とくに,目的関数と条件が非線形関数で与えられる非線形整数計画問題は,解くことが最も困難な整数計画のクラスである.本研究では,様々な非線形整数計画問題に対して,その良質な近...
❏離散凸パラダイムの確立(15360043)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他13件)
【概要】本研究課題の目的は,経済学,システム工学,オペレーションズ・リサーチ,最適化理論,アルゴリズム理論などの広汎な分野における基礎的諸問題に関わる離散構造を,離散凸性という横断的視点から整理し,「離散凸」という新しいパラダイムを確立することにある.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)離散双対性に関わる最適化問題,と...
❏離散凸解析の応用開拓の研究(12450040)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他14件)
【概要】本研究課題の主題,研究代表者が1990年代の中頃から提唱している離散凸解析の応用開拓である.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)数理経済学において,離散凸解析の応用研究として3つの成果を上げた.第1の成果は,複数の不可分財と貨幣からなる市場において競争均衡が存在するための十分条件を与えるなど,理論構築を行なった...
【数物系科学】数学:ネットワークフローアルゴリズムを含む研究件
❏情報通信のための頑健なネットワーク設計および効率的なネットワーク運用の研究(17F17727)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】network flow / large scale network / algorithms / network / flow (他7件)
【概要】In this year we have focused on the transmission of knowledge in information networks. A typical property of those networks is their massive scale, making classical algorithms difficult to apply. In p...
❏離散凸パラダイムの確立(15360043)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他13件)
【概要】本研究課題の目的は,経済学,システム工学,オペレーションズ・リサーチ,最適化理論,アルゴリズム理論などの広汎な分野における基礎的諸問題に関わる離散構造を,離散凸性という横断的視点から整理し,「離散凸」という新しいパラダイムを確立することにある.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)離散双対性に関わる最適化問題,と...
❏離散凸解析の応用開拓の研究(12450040)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他14件)
【概要】本研究課題の主題,研究代表者が1990年代の中頃から提唱している離散凸解析の応用開拓である.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)数理経済学において,離散凸解析の応用研究として3つの成果を上げた.第1の成果は,複数の不可分財と貨幣からなる市場において競争均衡が存在するための十分条件を与えるなど,理論構築を行なった...
【数物系科学】数学:実験計画アルゴリズムを含む研究件
❏複合的・階層的な自動チューニングを実現する数理基盤手法の研究とライブラリの開発(15H02708)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】須田 礼仁 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (40251392)
【キーワード】自動チューニング / 複合的自動チューニング / ベイズ統計 / 実験計画 / 線形モデル (他25件)
【概要】自動チューニングは、ソフトウェアが内包するパラメタを自ら調整し、多様な条件下で良好な性能を達成することを目指す技術である。従来、複数のパラメタの調整が必要な場合、網羅試行か経験的枝刈りが広く用いられてきたが、本研究では、ベイズ統計に基づき、現実的に有効かつ漸近的に最適解を導く数理的手法を目指した。 従来研究の調査により、線形モデルと相関モデルが使われており、両者は同時に使うこともできることを示した...
❏汎用自動チューニング機構を実現するためのソフトウェア基盤の研究(23240005)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】須田 礼仁 東京大学, 情報理工学系研究科, 教授 (40251392)
【キーワード】自動チューニング / 性能モデリング / 逐次実験計画 / 自動チューニング記述言語 / コンパイラ技術 (他20件)
【概要】自動チューニング(AT)を汎用的技術として確立することをめざし、以下の4領域にて研究を行った。数理領域では、AT数理コアライブラリATMathCoreLibを開発・公開、また性能相関を扱う数理手法を開発した。プログラミング領域では、上記ライブラリをAT記述言語ppOpen-ATに組込み、またコード配置の偶発性による性能変化を打ち消す手法を提案。システム領域では汎用的Auto-Tunerの構成法提示...
【数物系科学】数学:数理ファイナンスアルゴリズムを含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
【数物系科学】物理学:統計物理アルゴリズムを含む研究件
❏マルコフ連鎖モンテカルロにおける幾何学的手法の研究(23540438)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10291337)
【キーワード】計算物理 / モンテカルロ法 / アルゴリズム / 磁性 / 統計物理 (他8件)
【概要】強相関多体系に対する最も強力なシミュレーション手法の一つであるマルコフ連鎖モンテカルロ法に、「埋め立て法」などの幾何学的手法を応用し、収束を劇的に改善する一般的な方法を見出した。さらに、エネルギーギャップの精密測定法、量子モンテカルロレベルスペクトロスコピー法、局所Z_Nベリー位相の測定法、相互作用の非等方性が強い系に対する有効な有限サイズスケーリング法の開発を行った。また、「埋め立て法」のための...
❏拡張アンサンブル法の展開とフラストレート系への応用(17540348)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性基礎論 / 計算物理 / アルゴリズム / 統計物理 / 拡張アンサンブル法 (他16件)
【概要】(1)稀な事象を効率よくサンプルするためのモンテカルロ法の応用:前年度に開発されたモンテカルロ法を用いて,稀に起こる事象が物理や統計の分野で重要な役割を果たす問題に応用を試みた.一つの例は希釈磁性体におけるグリフィス特異性の直接数値検証である.そこでは非常に小さな確率で実現する大きなクラスターからの帯磁率の寄与が特異性の原因となっている.つまり,稀に存在するクラスターをその確率を評価しながら実現さ...
【数物系科学】物理学:応用数学アルゴリズムを含む研究件
❏非線形最適化問題に対する数値計算アルゴリズムの研究とその実装(17K00039)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】矢部 博 東京理科大学, 理学部第一部応用数学科, 教授 (90158056)
【キーワード】非線形最適化 / 無制約最小化 / 制約条件付き最小化 / メモリーレス準ニュートン法 / 共役勾配法 (他14件)
【概要】大規模な無制約最適化問題に対して、対称ランクワン公式やBroyden公式族に基づいたメモリーレス準ニュートン法を提案しその大域的収束性を示した。また、メモリーレス準ニュートン法を機械学習などで扱われている近接勾配法へ適用して非厳密ニュートン型近接勾配法を提案した。他方、大規模な上下限制約条件付き最小化問題に対する有効制約法の枠組みでメモリーレス準ニュートン法を活用する研究も行った。また、非線形半正...
❏巡回セールスマン問題の多項式時間で解けるクラスへの計算幾何学からの取り組み(15740062)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】応用数学 / 組合せ論 / アルゴリズム / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他8件)
【概要】巡回セールスマン問題(以下、TSP)とは与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題はNP困難のクラスに属し、都市数が増えたとき実用的な時間(多項式時間)で最短経路(最適解)を求めるのは不可能と予想される代表例になっている。そこで、実社会での応用の観点から、実用的は時間で最適解に近い解を求める近似解法の研究がさかんに行われてきた。 TSP...
【数物系科学】物理学:確率論アルゴリズムを含む研究件
❏劣通信環境におけるノード移動特性を利用した蓄積搬送型中継転送アルゴリズムの設計(23500105)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】巳波 弘佳 関西学院大学, 理工学部, 教授 (40351738)
【キーワード】劣通信環境 / 蓄積搬送型通信 / 最適化 / 確率論 / アルゴリズム (他7件)
【概要】本研究では,劣通信環境における蓄積搬送型中継転送による情報伝搬を効率化するために,特にノード移動特性を利用するアルゴリズムの設計を行った.まず,ノードの移動特性を実際に収集して解析することにより,新たな性質である遭遇特性のスケールフリー性を発見した.さらに,それを説明する数理モデルとしてHomesick Levy Walkモデルを設計し,遭遇特性をはじめ様々な現実的な特性と整合性があることを示した...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
【数物系科学】物理学:双対性アルゴリズムを含む研究件
❏離散凸パラダイムによる最適化統一理論(21360045)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】離散最適化 / 凸関数 / 双対性 / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他8件)
【概要】工学や社会科学の諸分野における最適化の理論と応用を「離散凸パラダイム」に よって統合する研究を行った.離散凸解析の理論と応用を, 連続・離散軸,凸・非凸軸,分野横断軸,の3つの観点から整理することによって,個々の数 理的技法や応用諸問題の相互関係を明確にし,数理の深化,応用の開拓,ソフト ウェアの整備の3つの観点から研究を行い,新たな展開を達成した.とくに,数理の深化については,L凸関数最小化アル...
❏離散凸パラダイムの確立(15360043)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他13件)
【概要】本研究課題の目的は,経済学,システム工学,オペレーションズ・リサーチ,最適化理論,アルゴリズム理論などの広汎な分野における基礎的諸問題に関わる離散構造を,離散凸性という横断的視点から整理し,「離散凸」という新しいパラダイムを確立することにある.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)離散双対性に関わる最適化問題,と...
【数物系科学】物理学:量子コンピュータアルゴリズムを含む研究件
❏ファジィ量子計算に基づく画像の量子表現とその超高速画像圧縮への応用に関する研究(21650050)
【研究テーマ】感性情報学・ソフトコンピューティング
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】廣田 薫 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (50130943)
【キーワード】量子コンピュータ / アルゴリズム / ソフトコンピューティング / 画像文章音声等認識 / 情報システム
【概要】本研究では、量子計算(Quantum Computing)研究の枠組に於いて、ディジタル画像の新たな表現法「量子画像」(Quantum Image)の概念を提案した。具体的には、ファジィ論理を量子計算に埋め込む形でファジィ量子計算の枠組みを新たに提案し、その情報通信分野への各種応用を試みて、画像処理分野、特に画像圧縮の更なる高速化応用を実現した。 申請者グループは、研究実施計画に基づき、初年度(H...
❏量子相関ゲームによる古典・量子両面での離散・連続最適化と計算量の新展開(20300002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子コンピュータ / 量子計算 / アルゴリズム / 量子情報 / 離散数学 (他7件)
【概要】現在のコンピュータの限界を超えるモデルとして量子計算を対象とし、そのパワーの源である量子相関を解析した。古典力学では現れない相関をもたらす量子相関について、離散最適化の観点からカット多面体を軸とする方法、連続最適化の観点から量子最大破れを解析し、また計算量の観点から対話型証明系との同値性を示し、量子相関の体系的に解明した。さらに量子計算モデル及び量子情報の研究へ展開をはかり、離散・連続の幾何構造を...
【数物系科学】物理学:物性基礎論アルゴリズムを含む研究件
❏データ駆動科学の物性物理への展開(25610102)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性理論 / 磁性モデル / 磁化曲線 / 機械学習 / モンテカルロ法 (他14件)
【概要】本研究は、データ駆動型の研究方法を物性物理の分野で展開することである。まず磁化曲線の観測データを入力として、これまでの経験的な理論モデルの構築に機械学習の技法を援用する方法を提案した。複数の候補から適切なモデル選択が可能となった。その結果、スピン構造など実験的に観測が難しい情報へのアクセスが可能となり、その後の実験計画に役立てられるようになった。さらに、扱う系を量子系に展開するためにはベイズ最適化...
❏マルコフ連鎖モンテカルロにおける幾何学的手法の研究(23540438)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10291337)
【キーワード】計算物理 / モンテカルロ法 / アルゴリズム / 磁性 / 統計物理 (他8件)
【概要】強相関多体系に対する最も強力なシミュレーション手法の一つであるマルコフ連鎖モンテカルロ法に、「埋め立て法」などの幾何学的手法を応用し、収束を劇的に改善する一般的な方法を見出した。さらに、エネルギーギャップの精密測定法、量子モンテカルロレベルスペクトロスコピー法、局所Z_Nベリー位相の測定法、相互作用の非等方性が強い系に対する有効な有限サイズスケーリング法の開発を行った。また、「埋め立て法」のための...
❏拡張アンサンブル法の展開とフラストレート系への応用(17540348)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性基礎論 / 計算物理 / アルゴリズム / 統計物理 / 拡張アンサンブル法 (他16件)
【概要】(1)稀な事象を効率よくサンプルするためのモンテカルロ法の応用:前年度に開発されたモンテカルロ法を用いて,稀に起こる事象が物理や統計の分野で重要な役割を果たす問題に応用を試みた.一つの例は希釈磁性体におけるグリフィス特異性の直接数値検証である.そこでは非常に小さな確率で実現する大きなクラスターからの帯磁率の寄与が特異性の原因となっている.つまり,稀に存在するクラスターをその確率を評価しながら実現さ...
【数物系科学】物理学:物性理論アルゴリズムを含む研究件
❏データ駆動科学の物性物理への展開(25610102)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性理論 / 磁性モデル / 磁化曲線 / 機械学習 / モンテカルロ法 (他14件)
【概要】本研究は、データ駆動型の研究方法を物性物理の分野で展開することである。まず磁化曲線の観測データを入力として、これまでの経験的な理論モデルの構築に機械学習の技法を援用する方法を提案した。複数の候補から適切なモデル選択が可能となった。その結果、スピン構造など実験的に観測が難しい情報へのアクセスが可能となり、その後の実験計画に役立てられるようになった。さらに、扱う系を量子系に展開するためにはベイズ最適化...
❏マルコフ連鎖モンテカルロにおける幾何学的手法の研究(23540438)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10291337)
【キーワード】計算物理 / モンテカルロ法 / アルゴリズム / 磁性 / 統計物理 (他8件)
【概要】強相関多体系に対する最も強力なシミュレーション手法の一つであるマルコフ連鎖モンテカルロ法に、「埋め立て法」などの幾何学的手法を応用し、収束を劇的に改善する一般的な方法を見出した。さらに、エネルギーギャップの精密測定法、量子モンテカルロレベルスペクトロスコピー法、局所Z_Nベリー位相の測定法、相互作用の非等方性が強い系に対する有効な有限サイズスケーリング法の開発を行った。また、「埋め立て法」のための...
【数物系科学】物理学:統計力学アルゴリズムを含む研究件
❏データ駆動科学の物性物理への展開(25610102)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性理論 / 磁性モデル / 磁化曲線 / 機械学習 / モンテカルロ法 (他14件)
【概要】本研究は、データ駆動型の研究方法を物性物理の分野で展開することである。まず磁化曲線の観測データを入力として、これまでの経験的な理論モデルの構築に機械学習の技法を援用する方法を提案した。複数の候補から適切なモデル選択が可能となった。その結果、スピン構造など実験的に観測が難しい情報へのアクセスが可能となり、その後の実験計画に役立てられるようになった。さらに、扱う系を量子系に展開するためにはベイズ最適化...
❏確率的手法に基づく符号理論の新展開(25289114)
【研究テーマ】通信・ネットワーク工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田山 正 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20275374)
【キーワード】符号理論 / 情報理論 / 統計力学 / 理論計算機科学 / LDPC符号 (他14件)
【概要】現代符号理論の深化, ならびにその学際分野への展開を目指して、本研究課題は、(1) 統計力学的手法に基づくLDPC/LDGM符号の理論の深化 (三村・和田山) (2) 疎グラフに基づく観測系における推定理論の構築 (和田山)(3) 疎なランダムグラフの理論への貢献と応用 (和田山・泉)を中心に研究に取り組んだ。主たる研究成果として、疎グラフに基づくグループテストに対する情報理論的解析、疎グラフに...
❏マルコフ連鎖モンテカルロにおける幾何学的手法の研究(23540438)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10291337)
【キーワード】計算物理 / モンテカルロ法 / アルゴリズム / 磁性 / 統計物理 (他8件)
【概要】強相関多体系に対する最も強力なシミュレーション手法の一つであるマルコフ連鎖モンテカルロ法に、「埋め立て法」などの幾何学的手法を応用し、収束を劇的に改善する一般的な方法を見出した。さらに、エネルギーギャップの精密測定法、量子モンテカルロレベルスペクトロスコピー法、局所Z_Nベリー位相の測定法、相互作用の非等方性が強い系に対する有効な有限サイズスケーリング法の開発を行った。また、「埋め立て法」のための...
【数物系科学】物理学:確率微分方程式アルゴリズムを含む研究件
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏楠岡近似に依る拡散過程の数値計算の新しいアルゴリズムとファイナンスへの応用(18540113)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率論 / 数理工学 / アルゴリズム / 数理ファイナンス / デリバティブ (他7件)
【概要】(1)楠岡近似の原理に従って確率微分方程式で記述される拡散過程の高次弱近似を可能とする、頑健で汎用的な数値計算アルゴリズムを発見・構成した。(2)数理ファイナンスへの応用によりその有用性:(a)計算の劇的な高速化(b)頑健な離散化の実現(c)汎用性、を検証した。(3)そのアルゴリズムが広く社会に受け入れられるように計算機プログラムを開発した。 ...
【数物系科学】物理学:グラフアルゴリズムを含む研究件
❏情報通信のための頑健なネットワーク設計および効率的なネットワーク運用の研究(17F17727)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】塩浦 昭義 東京工業大学, 工学院, 准教授 (10296882)
【キーワード】network flow / large scale network / algorithms / network / flow (他7件)
【概要】In this year we have focused on the transmission of knowledge in information networks. A typical property of those networks is their massive scale, making classical algorithms difficult to apply. In p...
❏マトロイド分解理論・不変多項式と量子物理の融合による計算論的組合せ物理の研究(16K12392)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】アルゴリズム / 固定パラメタ容易性 / 点モデル / Pottsモデル / Tutte多項式 (他14件)
【概要】マトロイドの分解理論とTutte多項式理論の研究を組合せ物理と融合し、計算論的組合せ物理という面からの研究を行った。Iceモデルとその拡張の6点モデルに対して、carving幅に関するFPTアルゴリズム構成した。Pottsモデルで枝幅に関するFPTアルゴリズムも構成した。Tutte多項式に関するMerino-Welsh予想に関して、グラフの枝の向き付けに関する問題を計算解析してTutte予想の一部...
❏ナノ回路設計のための超大規模グラフに関する研究(26330007)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】上野 修一 東京工業大学, 工学院, 教授 (30151814)
【キーワード】アルゴリズム / グラフ / ナノ回路
【概要】直交半直線交差グラフ(平面上の水平あるいは垂直な半直線の集合を点集合とし,直交する二つの半直線に対応する点対を辺で結んで得られるグラフ)の理論を更に発展させました.このグラフはナノ回路の耐故障設計に応用されますが,超大規模グラフになるため効率的なデータ構造と高速なアルゴリズムが必要になります.まず,OBDD(Ordered Binary Decision Diagram)が超大規模直交半直線交差グ...
【数物系科学】地球惑星科学:最適化問題アルゴリズムを含む研究件
❏大規模な最適化問題を解く高速アルゴリズムの開発(12680433)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】水野 眞治 (水野 真治) 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (90174036)
【キーワード】最適化 / アルゴリズム / 内点法 / 線形計画問題 / 最適化問題
【概要】本研究は、大規模な数理計画問題を効率よく解くアルゴリズムを開発し、その理論的な性質と実用性を明らかにすることを目的としている。平成12年度には、そのための基礎的な研究を行った。大規模な数理計画問題では、問題に含まれる変数に自由変数、非負変数、上下限制約付きの変数の3種類がある。これらの変数を同時に、そのまま処理することが、問題を効率よく解く上で重要である。そこで、このような問題を直接解く内点法によ...
❏双向グラフに対する最適化問題とその応用(11780326)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】田村 明久 京都大学, 数理解析研究所, 助教授 (50217189)
【キーワード】アルゴリズム / 半正定値計画 / 双向グラフ / 安定集合問題 / 最適化問題
【概要】組合せ最適化問題の中でも最も研究されているものの一つが無向グラフ上の安定集合問題である。一般にこの問題はNP完全クラスに属し、多項式時間解法はおそらく存在しないであろう。しかし、パーフェクトグラフ、クローフリーグラフなどの幾つかのグラフクラスに対しては多項式時間解法が存在する。特にパーフェクトグラフに対する多項式時間解法の特徴は、安定集合問題がその半正定値緩和問題と一致するところにある。またGro...
【数物系科学】地球惑星科学:相転移アルゴリズムを含む研究件
❏拡張アンサンブル法の展開とフラストレート系への応用(17540348)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性基礎論 / 計算物理 / アルゴリズム / 統計物理 / 拡張アンサンブル法 (他16件)
【概要】(1)稀な事象を効率よくサンプルするためのモンテカルロ法の応用:前年度に開発されたモンテカルロ法を用いて,稀に起こる事象が物理や統計の分野で重要な役割を果たす問題に応用を試みた.一つの例は希釈磁性体におけるグリフィス特異性の直接数値検証である.そこでは非常に小さな確率で実現する大きなクラスターからの帯磁率の寄与が特異性の原因となっている.つまり,稀に存在するクラスターをその確率を評価しながら実現さ...
❏ポストゲノム時代の数理遺伝統計学(14540104)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】間瀬 茂 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (70108190)
【キーワード】ベイジアンネットワーク / ルーピービリーフプロパゲーション・アルゴリズム / 確率ネットワーク / MAPP推定 / 企業格付け問題 (他20件)
【概要】遺伝連鎖解析に登場するループのある確率ネットワークに対するLBP(ルーピー・ビリーフ・プロパゲーション)アルゴリズムに関する理論的研究という研究課題に対して、つぎのような研究を行なった。 (1)ケイリーツリーという完全グラフ上のイジングモデルを例にとり、LBPアルゴリズムの収束性と、収束した場合にビリーフが正確な周辺確率を復元できる調べた。理論と多くの計算機シミュレーションにより、LBPの収束性と...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流アルゴリズムを含む研究件
❏数論的アルゴリズムの研究を通したエルゴード理論の新たな展開(24340020)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】仲田 均 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40118980)
【キーワード】エルゴード理論 / 連分数 / ユークリッドアルゴリズム / 一様分布論 / アルゴリズム (他11件)
【概要】エルゴード理論の研究はその初期から現在に至るまで数論の研究と密接な関わり合いを持ってきた。とりわけ、実数の2進あるいは10進展開や連分数展開の研究は依然として多くの未解決な問題があり、また一方で情報科学における暗号理論、通信理論などからの要請による新しい研究課題も多く存在する。本研究では連分数展開などの収束、近似の問題あるいはユークリッドアルゴリズムの計算コストの評価を確率論的に取扱い、新たな知見...
❏離散構造の導入による離散資源配分問題の深化(24300003)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散最適化 / 離散構造 / 離散凸解析 / 資源配分問題 / マッチング (他14件)
【概要】学生の学科への配属や研修医の病院への配属の決定という離散資源配分問題は実用性の高い重要な問題である.グラフ構造や離散凸解析などの離散構造を導入し,安定マッチングモデルを一般化して適用範囲の広い離散資源配分問題を構築し,その解析を行うことを目的とした. 包括的な離散資源配分問題に対する戦略的頑健性をもつメカニズムの構築,安定マッチングモデル(2部グラフ上のモデル)の一般の有向グラフへの拡張等の研究を...
❏数論・幾何の新展開:数論的トポロジー、圏論的数論幾何、アルゴリズム(19204002)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】松本 眞 広島大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (70231602)
【キーワード】数論幾何学 / 数論的基本群 / モジュライ空間 / 圏論的数論幾何 / アルゴリズム (他9件)
【概要】(1)幾何的トポロジーの手法を数論幾何で展開することにより、トポロジーの知見(写像類群のコホモロジーなど)を数論幾何(外ガロア作用など)の研究に応用した。(2)数論幾何の対象を、組み合わせ群論および圏論的に再構築する理論を展開した。(3)代数的・幾何的アルゴリズムを開発し、擬似乱数評価法などの実用数学に応用した。 ...
【数物系科学】天文学:国際情報交換アルゴリズムを含む研究件
❏数論的アルゴリズムの研究を通したエルゴード理論の新たな展開(24340020)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】仲田 均 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40118980)
【キーワード】エルゴード理論 / 連分数 / ユークリッドアルゴリズム / 一様分布論 / アルゴリズム (他11件)
【概要】エルゴード理論の研究はその初期から現在に至るまで数論の研究と密接な関わり合いを持ってきた。とりわけ、実数の2進あるいは10進展開や連分数展開の研究は依然として多くの未解決な問題があり、また一方で情報科学における暗号理論、通信理論などからの要請による新しい研究課題も多く存在する。本研究では連分数展開などの収束、近似の問題あるいはユークリッドアルゴリズムの計算コストの評価を確率論的に取扱い、新たな知見...
❏離散構造の導入による離散資源配分問題の深化(24300003)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田村 明久 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (50217189)
【キーワード】離散最適化 / 離散構造 / 離散凸解析 / 資源配分問題 / マッチング (他14件)
【概要】学生の学科への配属や研修医の病院への配属の決定という離散資源配分問題は実用性の高い重要な問題である.グラフ構造や離散凸解析などの離散構造を導入し,安定マッチングモデルを一般化して適用範囲の広い離散資源配分問題を構築し,その解析を行うことを目的とした. 包括的な離散資源配分問題に対する戦略的頑健性をもつメカニズムの構築,安定マッチングモデル(2部グラフ上のモデル)の一般の有向グラフへの拡張等の研究を...
❏多項式時間で解ける巡回セールスマン問題から車両配送問題への拡張(18740058)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小田 芳彰 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90325043)
【キーワード】組合せ論 / 離散数学 / アルゴリズム論 / 巡回セールスマン問題 / 計算量理論 (他12件)
【概要】巡回セールスマン問題は与えられた複数の都市をすべて1回ずつ通り、出発点に戻ってくるような最短経路を見つける問題である。この問題は板の穴あけなど実社会の問題にも直結する有名な最適化問題の1つである。しかし、都市数が増えるにつれ、コンピュータを利用しても計算にかる時間が指数的に増大する。そこで、問題がどのような条件をみたしていれば、実用的な時間で解が得られるかという研究がなされてきた。研究では、この効...
【数物系科学】天文学:計算物理アルゴリズムを含む研究件
❏データ駆動科学の物性物理への展開(25610102)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性理論 / 磁性モデル / 磁化曲線 / 機械学習 / モンテカルロ法 (他14件)
【概要】本研究は、データ駆動型の研究方法を物性物理の分野で展開することである。まず磁化曲線の観測データを入力として、これまでの経験的な理論モデルの構築に機械学習の技法を援用する方法を提案した。複数の候補から適切なモデル選択が可能となった。その結果、スピン構造など実験的に観測が難しい情報へのアクセスが可能となり、その後の実験計画に役立てられるようになった。さらに、扱う系を量子系に展開するためにはベイズ最適化...
❏マルコフ連鎖モンテカルロにおける幾何学的手法の研究(23540438)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10291337)
【キーワード】計算物理 / モンテカルロ法 / アルゴリズム / 磁性 / 統計物理 (他8件)
【概要】強相関多体系に対する最も強力なシミュレーション手法の一つであるマルコフ連鎖モンテカルロ法に、「埋め立て法」などの幾何学的手法を応用し、収束を劇的に改善する一般的な方法を見出した。さらに、エネルギーギャップの精密測定法、量子モンテカルロレベルスペクトロスコピー法、局所Z_Nベリー位相の測定法、相互作用の非等方性が強い系に対する有効な有限サイズスケーリング法の開発を行った。また、「埋め立て法」のための...
❏拡張アンサンブル法の展開とフラストレート系への応用(17540348)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性基礎論 / 計算物理 / アルゴリズム / 統計物理 / 拡張アンサンブル法 (他16件)
【概要】(1)稀な事象を効率よくサンプルするためのモンテカルロ法の応用:前年度に開発されたモンテカルロ法を用いて,稀に起こる事象が物理や統計の分野で重要な役割を果たす問題に応用を試みた.一つの例は希釈磁性体におけるグリフィス特異性の直接数値検証である.そこでは非常に小さな確率で実現する大きなクラスターからの帯磁率の寄与が特異性の原因となっている.つまり,稀に存在するクラスターをその確率を評価しながら実現さ...
【数物系科学】天文学:データ解析アルゴリズムを含む研究件
❏構造抽出による自然言語ビッグデータへの高次高精度なデータマイニング技術の開発(19H01133)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宇野 毅明 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (00302977)
【キーワード】ソーシャルメディア分析 / クラスタリング / 多様性 / アルゴリズム / 形質 (他8件)
【概要】多様性の解析に対しては、クラスタのモデル化を必要としない、単語の多様性を元にトピックの多様性を測る手法を開発中である。テキスト情報のクラスタリングは、書き手の書きぶりに左右されるため、導出した多様性尺度が意味的な多様性との乖離する可能性がある。この点を埋めるべくモデル化を検討した。ただし、単語を用いた場合に、他の、時刻やユーザIDなどのデータには利用できなくなるため、この点について今後とも検討して...
❏内在的構造を持つ大規模高次元データ解析の理論と方法(26280009)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】福水 健次 統計数理研究所, 数理・推論研究系, 教授 (60311362)
【キーワード】統計数学 / データ解析 / 高次元 / アルゴリズム / 統計的学習理論 (他7件)
【概要】高次元特有の問題としてハブ現象を研究し,その理論的な理解とハブ解消法の提案を行った.また,ツリーデータの解析や曲がった距離を用いたデータ解析など,ユークリッドベクトルとは異なるデータを扱う方法に関して研究を行った.さらに,高次元の密度関数を行う方法として,カーネル法に基づく指数分布族を提案し,その推定法を提案した. ...
【数物系科学】天文学:数値計算アルゴリズムを含む研究件
❏ロバストで高効率な数値線形代数アルゴリズムの開発(23700023)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】荻田 武史 東京女子大学, 現代教養学部, 准教授 (00339615)
【キーワード】数値線形代数 / 行列分解 / 高精度計算 / 悪条件問題 / 数値計算手法 (他9件)
【概要】本研究の目的は、数値線形代数におけるロバストな行列分解アルゴリズムの体系を構築することである。数値線形代数は科学技術計算の基礎であり、そのための高い安定性を持つアルゴリズムを開発することは、非常に重要である。これを達成するためには、様々な行列分解に対して、個々のアルゴリズムの詳細よりもメタなレベルにおいて共通の枠組みを創造しなければならなかった。そこで、理工学の多くの分野に応用がある実対称正定値行...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏離散最適化技法による微分代数方程式モデルの指数減少法(20560057)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (00263161)
【キーワード】微分代数方程式 / 行列束 / 離散最適化 / 非線形回路 / 混合解析 (他8件)
【概要】集積回路や化学プラントに代表される大規模動的システムは,微分演算子と代数方程式が混在した微分代数方程式(DAE)によって自然に記述される.しかし,微分代数方程式の数値解析においては,常微分方程式の場合と比較して,初期値の設定や安定性の保証が著しく困難となる.本研究課題では,回路の過渡現象をモデル化する微分代数方程式の導出において,数値的に最も解き易いものを効率的に見出す手法を開発した ...
【数物系科学】天文学:モンテカルロ法アルゴリズムを含む研究件
❏データ駆動科学の物性物理への展開(25610102)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性理論 / 磁性モデル / 磁化曲線 / 機械学習 / モンテカルロ法 (他14件)
【概要】本研究は、データ駆動型の研究方法を物性物理の分野で展開することである。まず磁化曲線の観測データを入力として、これまでの経験的な理論モデルの構築に機械学習の技法を援用する方法を提案した。複数の候補から適切なモデル選択が可能となった。その結果、スピン構造など実験的に観測が難しい情報へのアクセスが可能となり、その後の実験計画に役立てられるようになった。さらに、扱う系を量子系に展開するためにはベイズ最適化...
❏マルコフ連鎖モンテカルロにおける幾何学的手法の研究(23540438)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】藤堂 眞治 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10291337)
【キーワード】計算物理 / モンテカルロ法 / アルゴリズム / 磁性 / 統計物理 (他8件)
【概要】強相関多体系に対する最も強力なシミュレーション手法の一つであるマルコフ連鎖モンテカルロ法に、「埋め立て法」などの幾何学的手法を応用し、収束を劇的に改善する一般的な方法を見出した。さらに、エネルギーギャップの精密測定法、量子モンテカルロレベルスペクトロスコピー法、局所Z_Nベリー位相の測定法、相互作用の非等方性が強い系に対する有効な有限サイズスケーリング法の開発を行った。また、「埋め立て法」のための...
❏拡張アンサンブル法の展開とフラストレート系への応用(17540348)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性基礎論 / 計算物理 / アルゴリズム / 統計物理 / 拡張アンサンブル法 (他16件)
【概要】(1)稀な事象を効率よくサンプルするためのモンテカルロ法の応用:前年度に開発されたモンテカルロ法を用いて,稀に起こる事象が物理や統計の分野で重要な役割を果たす問題に応用を試みた.一つの例は希釈磁性体におけるグリフィス特異性の直接数値検証である.そこでは非常に小さな確率で実現する大きなクラスターからの帯磁率の寄与が特異性の原因となっている.つまり,稀に存在するクラスターをその確率を評価しながら実現さ...
【工学】材料工学:ファイバーアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ半群論とその応用(13640023)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / アルゴリズム / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性を持つかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。有限拡張性をもつ完全単純0-半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群が融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathmatica...
❏組合せ半群論とその応用(11640028)
【研究テーマ】代数学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】庄司 邦孝 島根大学, 総合理工学部, 教授 (50093646)
【キーワード】半群 / 融合 / 一般化された逆半群 / ファイバー / ホモトピー (他16件)
【概要】(1)有限半群が融合基であるかどうかを判定するアルゴリズムの存在問題は未解決である。表現拡張性は半群が融合基であるための必要条件である。有限半群が表現拡張性をもつかどうかを判定するアルゴリズムの存在を示した。表現拡張性と自由表現拡張性をもつ正則半群が融合基であることが知られている。表現拡張性をもつ正則半群は融合基であるかという問題に対して否定的な解答を与える有限正則半群を数式処理ソフトMathem...
【工学】電気電子工学:アクティブビジョンアルゴリズムを含む研究件
❏高速視覚を用いた実環境可触化システムの研究(13555072)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】石井 抱 広島大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40282686)
【キーワード】三次元 / モダリティ / 触覚ディスプレイ / アクティブビジョン / ステレオ (他9件)
【概要】本研究では、3次元の幾何学的情報やテキスチャ情報などの様々な実環境情報について対応可能とする、視覚センサ情報から触覚呈示情報として変換可能とする実環境可触化システムの実現を目指しA)可触化のための高速視覚システムの開発、B)視覚情報を可触化するシステムの開発、C)触力覚呈示情報を抽出可能とする画像処理アルゴリズムの研究,D)実環境情報に対するスケール変換呈示、強調呈示などを可能とする触覚呈示アルゴ...
❏超並列・超高速ビジョンを用いた高速ジェスチャー認識システム(11450159)
【研究テーマ】計測工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】石井 抱 東京農工大学, 工学部, 講師 (40282686)
【キーワード】ビジョンチップ / 超並列処理 / 高速視覚 / 集積化構造 / アクティブビジョン (他8件)
【概要】本研究は、(1)ヒューマンインタフェイスへの応用に適したビジョンチップシステムの設計・開発,(2)人間の様々な動きに対する高速ビジョン画像の解析,(3)超並列・超高速ビジョンのための画像処理アルゴリズムの体系化、及びジェスチャー認識アルゴリズムの開発,(4)システム上でのアルゴリズムの動作確認・評価、及び高速ジェスチャー認識を用いた応用の研究を進めることにより、その目的を実現するものである。 平成...
【工学】電気電子工学:電子デバイス・集積回路アルゴリズムを含む研究件
❏超大規模LSI設計・実装技術の研究(20240004)
【研究テーマ】計算機システム・ネットワーク
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】後藤 敏 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10367170)
【キーワード】LSI設計 / LSI実装 / LSIアーキテクチャ / コンピュータ自動設計 / ハードウエア設計 (他10件)
【概要】本研究では、10年後の1億ゲートLSIの設計と実装問題を解決するために、SiS(システム・イン・シリコン)アーキテクチャの設計から、回路・デバイス、物理設計、実装までの方法論を確立し、SiS上でシステムの統合化を図り、従来のSoC(システム・オン・チップ)やSiP(システム・イン・パッケージ)で実現されている方法に比べて、LSI開発期間を1/5に、製造コストを1/10に、消費電力を1/10に削減で...
❏大規模システムLSI物理設計基盤技術の研究(17560319)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】吉村 猛 早稲田大学, 大学院・情報生産システム研究科, 教授 (80367177)
【キーワード】システムLSI / 物理設計 / 回路設計・CAD / アルゴリズム / 電子デバイス・集積回路
【概要】大規模システムLSI物理設計基盤技術として,フロアプラン手法、超高速回路のクロックスキュー最適化手法,および、物理設計と連携した上流設計手法の研究を行なった。そして、フロアプランでは従来比で配線長を約20%、計算時間を70%~85%削減する手法を提案した。また、クロックスキュー最適化ではラグランジュ緩和法を、上流設計手法では最小コストフローを用いたスケジューリング手法を提案し、いずれも従来を上回る...
【工学】土木工学:都市計画・建築計画アルゴリズムを含む研究件
❏時空間領域における最適化手法の開発と都市・地域分析への応用(22710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】田中 健一 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 助教 (90408724)
【キーワード】最適化 / 数理計画 / 時空間領域 / 施設配置問題 / 都市計画 (他11件)
【概要】施設配置問題は,都市における様々な施設を対象空間にどのように配置すれば利用者や施設経営者にとって望ましいかを追求する問題であり,これまでに様々な研究がなされてきた.本研究では,施設配置問題に時間軸を導入し,時空間的な人の流れを所与とし,施設の配置の決定と同時に望ましいサービス提供時間帯も決定する新しいモデルを開発した.また,基本モデルのいくつかの拡張モデルを考案した.さらに,首都圏鉄道網を対象とし...
❏移動エネルギー消費と移動効率に着目した交通網の評価モデルと最適設計に関する研究(18710139)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】田中 健一 東京理科大学, 工学部, 助教 (90408724)
【キーワード】都市解析 / 都市計画・建築計画 / 数理モデル / 最適化 / 施設配置 (他7件)
【概要】交通網や都市施設の望ましい形態や配置を追求するための基礎的研究を行った. 特定の交通網がもつ特性を分析するために,その上での様々な移動に対し,移動の起・終点間の直線距離と,最短距離の直線距離に対する比の2変量に着目し,この同時分布を用いる方法を提案した.この比は移動の効率性を測る基礎的な指標であり,提案した同時分布を用いることで,移動距離に応じて移動効率がどのように変化するかを把握することができる...
【工学】総合工学:メタヒューリスティクスアルゴリズムを含む研究件
❏メタヒューリスティクスの構造解析に基づく汎用設計論の構築とアルゴリズム設計(25330291)
【研究テーマ】ソフトコンピューティング
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / メタヒューリスティクス / 近接最適性原理 / 連続型最適化 / 離散型最適化 (他6件)
【概要】遺伝的アルゴリズム(GA)のように,決定変数情報と評価値情報のみを用いて探索を行う発見的最適化手法(メタヒューリスティクス)は,実用的な最適化手法として注目されている。本研究では,発見的最適化手法のアルゴリズムの構造を解析し,新たなアルゴリズム構築のための設計論を構築した上で,開発した手法の探索性能を数値実験に基づいて検証した。 ...
❏近接最適性原理に基づくメタヒューリスティクスの解析と設計(22560404)
【研究テーマ】システム工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】安田 恵一郎 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 教授 (30220148)
【キーワード】最適化 / ソフトコンピューティング / メタヒューリスティクス / アルゴリズム / 近接最適性原理 (他8件)
【概要】発見的操作を含む最適化手法は,メタヒューリスティクスと呼ばれている。本研究では,既存のメタヒューリスティクス改良と,新たなメタヒューリスティクスの構築を目的として,良い解の類似性を示す原理である近接最適性原理に基づいて,メタヒューリスティクスの構造を解析した。この解析結果に基づいて,メタヒューリスティクスの改良と新たなメタヒューリスティクスの構築を行ない,良く知られたベンチマーク問題を用いた数値実...
【工学】総合工学:凸関数アルゴリズムを含む研究件
❏離散凸パラダイムによる最適化統一理論(21360045)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】離散最適化 / 凸関数 / 双対性 / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他8件)
【概要】工学や社会科学の諸分野における最適化の理論と応用を「離散凸パラダイム」に よって統合する研究を行った.離散凸解析の理論と応用を, 連続・離散軸,凸・非凸軸,分野横断軸,の3つの観点から整理することによって,個々の数 理的技法や応用諸問題の相互関係を明確にし,数理の深化,応用の開拓,ソフト ウェアの整備の3つの観点から研究を行い,新たな展開を達成した.とくに,数理の深化については,L凸関数最小化アル...
❏離散凸解析アプローチに基づく非線形整数計画問題の実用的解法の研究(18740042)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】塩浦 昭義 東北大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】組合せ最適化 / 非線形関数 / 整数計画 / 離散凸関数 / 近似解法 (他12件)
【概要】整数計画問題とは,与えられた制約条件を満たす整数ベクトルの中から,与えられた目的関数を最小化(または最大化)する解を求める問題である.一般に整数計画問題は短時間で解くことが困難である,ということが理論的にも現実的にも知られている.とくに,目的関数と条件が非線形関数で与えられる非線形整数計画問題は,解くことが最も困難な整数計画のクラスである.本研究では,様々な非線形整数計画問題に対して,その良質な近...
❏離散凸パラダイムの確立(15360043)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他13件)
【概要】本研究課題の目的は,経済学,システム工学,オペレーションズ・リサーチ,最適化理論,アルゴリズム理論などの広汎な分野における基礎的諸問題に関わる離散構造を,離散凸性という横断的視点から整理し,「離散凸」という新しいパラダイムを確立することにある.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)離散双対性に関わる最適化問題,と...
【工学】総合工学:凸集合アルゴリズムを含む研究件
❏離散凸パラダイムの確立(15360043)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他13件)
【概要】本研究課題の目的は,経済学,システム工学,オペレーションズ・リサーチ,最適化理論,アルゴリズム理論などの広汎な分野における基礎的諸問題に関わる離散構造を,離散凸性という横断的視点から整理し,「離散凸」という新しいパラダイムを確立することにある.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)離散双対性に関わる最適化問題,と...
❏離散凸解析の応用開拓の研究(12450040)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】凸解析 / 凸関数 / 凸集合 / マトロイド / 離散最適化 (他14件)
【概要】本研究課題の主題,研究代表者が1990年代の中頃から提唱している離散凸解析の応用開拓である.本研究課題では下記に挙げた研究成果を得ることが出来た.いずれの研究成果も査読つき国際会議や学術雑誌に採択されている. (1)数理経済学において,離散凸解析の応用研究として3つの成果を上げた.第1の成果は,複数の不可分財と貨幣からなる市場において競争均衡が存在するための十分条件を与えるなど,理論構築を行なった...
【工学】総合工学:劣モジュラ関数アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏劣モジュラ的な離散構造に注目した最適化基礎理論の展開と高速アルゴリズム開発(25280004)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤重 悟 京都大学, 数理解析研究所, 特任教授 (10092321)
【キーワード】離散最適化 / 組合せ最適化 / 劣モジュラ関数 / 離散アルゴリズム / アルゴリズム (他7件)
【概要】劣モジュラ的な離散構造に基づいて、離散最適化・組合せ最適化の理論とアルゴリズムの基礎研究を展開し、多くの研究成果を上げている。中でも、劣モジュラ構造を基礎とする離散凸関数の新たな理論を構築し、最近世界で注目される劣モジュラ的な関数(新たに導入した横断劣モジュラ関数、歪双劣モジュラ関数等)に関連する最大・最小定理を始め、離散最適化・組合せ最適化の理論と効率的アルゴリズムの基礎となる離散構造を解明した...
❏離散凸関数の制約付き最適化問題に対する高速高精度なアルゴリズムの構築(21740060)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】塩浦 昭義 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (10296882)
【キーワード】離散最適化 / 組合せ最適化 / 数理計画 / 離散凸関数 / 近似アルゴリズム (他9件)
【概要】本研究では, 申請者が近年携わってきた離散凸解析の理論に基づき, 計算時間や解の精度の面で理論的な保証をもつアルゴリズムを構築することを目的とした. 3年間の間に様々な結果を得ることが出来たが, とくに, 複数のナップサック制約の下でのM凹関数の最大化問題に対して, 多項式時間近似スキームを構築することに成功した. また, 近傍システムという, 一般的な解集合の構造を明らかにするとともに, 近傍シ...
【工学】総合工学:組合せ緩和法アルゴリズムを含む研究件
❏離散最適化技法による行列束のロバスト数値計算とシステム解析への応用(17760065)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (00263161)
【キーワード】行列束 / Kronecker標準形 / アルゴリズム / 組合せ緩和法 / 微分代数方程式 (他9件)
【概要】行列束のKronecker標準形は,微分代数方程式で記述される動的システムの解析において本質的な役割を果たしている.しかし,標準形の摂動に対する感度が非常に高く,計算誤差の発生しうる数値計算によって正確な標準形を得ることには困難を伴う. 本研究課題では,計算誤差が発生し得ない組合せ的計算を利用することによって数値計算の負担を減らして,できるだけ正確な標準形を安定に計算する手法を確立することを目的と...
❏組合せ最適化技法による代数計算とシステム解析への応用(10750053)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】岩田 覚 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教授 (00263161)
【キーワード】組合せ緩和法 / 行列ペンシル / システム解析 / 組合せ最適化 / アルゴリズム (他6件)
【概要】動的システムの解析や設計に重要な役割を果たす多項式行列の小行列式の最大次数を求める算法設計の新しい方法論として、代数的手法と組会せ的手法を融合した。『組合せ緩和法』が提唱されている。本研究では、組合せ緩和法の枠組みを尊重しつつ、多項式行列の変形に多くの記憶領域を要するという問題点を克服するために、動的システムの解析や設計に本質的な行列ペンシルに対象を限定した上で、定数行列による行列変換のみを用いた...
【工学】総合工学:組合せ最適化アルゴリズムを含む研究件
❏不確実性をもつ組合せ最適化モデルに対する理論基盤の構築(21H03397)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / オンライン最適化 / 離散構造
【概要】
❏組合せ的制約をもつ線形システムの解法(17K12646)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】澄田 範奈 東京工業大学, 情報理工学院, 講師 (10761356)
【キーワード】オンラインマッチング / 線形相補性問題 / 公平割当 / 線形計画問題 / アルゴリズム (他8件)
【概要】本研究の目的は,組合せ的制約をもつ線形システムを解くアルゴリズムの構築と理論解析である.2021年度は,研究課題に関連して,オンラインタスク割当問題にも取り組んだ.ライドシェアやクラウドソーシングといった状況では,乗客やタスクが逐次的に現れ,アルゴリズムはこれらを運転手や労働者に逐次的に割り当てることにより利益を得る.このような問題はオンラインマッチングとして捉えることができる.近年,上記のような...
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
【工学】総合工学:行列束アルゴリズムを含む研究件
❏離散最適化技法による微分代数方程式モデルの指数減少法(20560057)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (00263161)
【キーワード】微分代数方程式 / 行列束 / 離散最適化 / 非線形回路 / 混合解析 (他8件)
【概要】集積回路や化学プラントに代表される大規模動的システムは,微分演算子と代数方程式が混在した微分代数方程式(DAE)によって自然に記述される.しかし,微分代数方程式の数値解析においては,常微分方程式の場合と比較して,初期値の設定や安定性の保証が著しく困難となる.本研究課題では,回路の過渡現象をモデル化する微分代数方程式の導出において,数値的に最も解き易いものを効率的に見出す手法を開発した ...
❏離散最適化技法による行列束のロバスト数値計算とシステム解析への応用(17760065)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (00263161)
【キーワード】行列束 / Kronecker標準形 / アルゴリズム / 組合せ緩和法 / 微分代数方程式 (他9件)
【概要】行列束のKronecker標準形は,微分代数方程式で記述される動的システムの解析において本質的な役割を果たしている.しかし,標準形の摂動に対する感度が非常に高く,計算誤差の発生しうる数値計算によって正確な標準形を得ることには困難を伴う. 本研究課題では,計算誤差が発生し得ない組合せ的計算を利用することによって数値計算の負担を減らして,できるだけ正確な標準形を安定に計算する手法を確立することを目的と...
【工学】総合工学:大規模システムアルゴリズムを含む研究件
❏離散最適化技法による行列束のロバスト数値計算とシステム解析への応用(17760065)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】岩田 覚 京都大学, 数理解析研究所, 准教授 (00263161)
【キーワード】行列束 / Kronecker標準形 / アルゴリズム / 組合せ緩和法 / 微分代数方程式 (他9件)
【概要】行列束のKronecker標準形は,微分代数方程式で記述される動的システムの解析において本質的な役割を果たしている.しかし,標準形の摂動に対する感度が非常に高く,計算誤差の発生しうる数値計算によって正確な標準形を得ることには困難を伴う. 本研究課題では,計算誤差が発生し得ない組合せ的計算を利用することによって数値計算の負担を減らして,できるだけ正確な標準形を安定に計算する手法を確立することを目的と...
❏大規模離散最適化問題に対する劣モジュラ的構造に基づく高速アルゴリズムの基礎研究(13480113)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】藤重 悟 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (10092321)
【キーワード】アルゴリズム / 離散最適化 / 組合せ最適化 / 劣モジュラ関数 / 大規模システム
【概要】社会システムや産業活動に関係して現れる生産計画,環境計画,最適配送計画,スケジューリング,最適投資などを始めとする重要な問題の多くは,大規模かつ離散構造を有するシステムの最適化問題として捉えられる.本研究では,離散最適化問題の有用な構造的性質の抽出,および,その性質に基づいた高速アルゴリズム開発に主眼をおき,最適化分野における基礎理論の構築を試み,研究に取り組んだ.活発な研究活動の結果,新しい離散...
❏組合せ理論と群表現論に基づく大規模システムの構造解析手法の研究(06650077)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994
【研究代表者】岡本 久 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (40143359)
【キーワード】大規模システム / 組合せ理論 / アルゴリズム / 群表現論
【概要】1.大規模方程式系に関するマトロイド理論的構造解析手法を精密化し,内部自由度を有するシステムの設計変数選択の下での組合せ論的正準形(CGF)分解の共通細分がある種の劣モジュラ関数の基本構造によって特徴づけられることが明らかになった.この結果を,より一般的な立場から考察し,その応用範囲を拡げていくことが望まれる. 分散システムの耐故障性に関連して,二面体群によって記述される対称性を有するシステムの自...
【工学】総合工学:並列計算アルゴリズムを含む研究件
❏格子H行列に基づく数値線形代数の構築と最新アーキテクチャへの高性能実装法(21H03447)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報科学技術センター), 副主任研究員 (80742121)
【キーワード】H行列法 / 行列近似 / 数値線形代数 / 並列計算 / 混合精度演算 (他9件)
【概要】格子H行列を用いた数値線形代数系の構築を目的とし、固有値計算、LU分解、QR分解などを実行する新しいアルゴリズムの研究・開発を行った。多くの成果が得られた中でも、主要なものとして、BLR(Block Low-Rank)行列の固有値計算法が挙げられる。格子H行列の特殊な場合であるBLR行列について、全固有値を計算するアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムの計算複雑度を、BLR行列を特徴付ける行...
❏H行列法ライブラリの機能拡張と次世代スパコン向け最適化(17H01749)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊田 明弘 東京大学, 情報基盤センター, 特任准教授 (80742121)
【キーワード】近似計算 / 低ランク / H行列法 / ライブラリ / アルゴリズム (他16件)
【概要】H行列法ライブラリHACApKの高機能化に関する研究を行った。H行列生成に動的負荷分散を導入し、H行列・ベクトル積計算に対してGPU向けアルゴリズムの開発・実装し、混合精度演算を導入した計算法を確立した。これらの新手法を用いた実装は、既存実装の数倍~十数倍の高速化を実現した。従来H行列に比べて効率的な演算・通信パターンを構築可能な新しい低ランク構造行列法である格子H行列法を提案した。数千プロセスを...
❏大規模ゲノム情報解析を加速する並列計算システム(16K16145)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60376605)
【キーワード】ワークフロー / 再現性 / コンテナ仮想化 / 並列計算 / パイプライン (他13件)
【概要】従来から長らく研究されてきた数値計算によるシミュレーション等の並列計算研究では演算器の利用効率が高いことが求められてきた。しかし、自然科学では発見は一度きりであり、ゲノム分野における並列計算では演算の実行よりもプログラムの作成にボトルネックが存在していることが多い。そこで、ゲノム解析に適した「composable なコンテナシステム」「学習量が少なくて済み、記述量も少ないワークフロー記述システム」...
【工学】総合工学:モデル化アルゴリズムを含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏新時代の最適化モデルに基づく意思決定支援プラットフォームの研究と開発(26242027)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】最適化 / 意思決定問題 / アルゴリズム / モデル化 / 数理計画問題 (他8件)
【概要】本研究では、3つの目的に関して次のような研究成果をあげた。意思決定問題のモデル化では、国際分散投資におけるポートフォリオ最適化問題、コンテナターミナルにおける蔵置問題、多重共線性を考慮した変数選択問題などを整理してモデル化した。 アルゴリズムの開発では、線形計画問題を解く単体法とLPニュートン法、カバーリング整数計画問題を解く近似アルゴリズム、対称錘計画問題を解くロバストアルゴリズムなどに関する研...
❏データ駆動科学の物性物理への展開(25610102)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福島 孝治 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80282606)
【キーワード】物性理論 / 磁性モデル / 磁化曲線 / 機械学習 / モンテカルロ法 (他14件)
【概要】本研究は、データ駆動型の研究方法を物性物理の分野で展開することである。まず磁化曲線の観測データを入力として、これまでの経験的な理論モデルの構築に機械学習の技法を援用する方法を提案した。複数の候補から適切なモデル選択が可能となった。その結果、スピン構造など実験的に観測が難しい情報へのアクセスが可能となり、その後の実験計画に役立てられるようになった。さらに、扱う系を量子系に展開するためにはベイズ最適化...
【工学】総合工学:シミュレーションアルゴリズムを含む研究件
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
❏プログラム・スライシングに基づくハードウェア設計記述支援環境(09780294)
【研究テーマ】計算機科学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】岩井原 瑞穂 九州大学, 大学院システム情報科学研究科, 助教授 (40253538)
【キーワード】ハードウェア記述言語 / ハードウェア設計 / VHDL / 設計検証 / プログラムスライシング (他11件)
【概要】ハードウェア記述言語とは,ディジタルシステム設計における仕様記述,設計倹証のためのシミュレーション,論理回路合成など,種々の目的に用いられている,いわばハードウェアの高級言語である.現在の複雑化したマイクロプロセッサ開発においては,ハードウェア記述言語は必要不可欠なものとなってきでいる.今後ハードウェア記述言語のソース形式による設計資産の蓄積が増大するため,これらの設計検証・保守・再利用は重要な問...
【総合生物】ゲノム科学:数理工学アルゴリズムを含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏O(1億)コア環境におけるスケーラブルな数値計算ソフトウェアの理論と応用(15H02709)
【研究テーマ】高性能計算
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】今村 俊幸 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究機構, チームリーダー (60361838)
【キーワード】高性能計算 / 非同期 / 省通信・省同期 / メニイコア / 自動チューニング (他21件)
【概要】本研究は、数万から数億のコアプロセッサが搭載される計算システム環境下において、過去に蓄積された高性能な数値計算サービスを新しい数学原理に基づき実現することを目的にし、「異粒度数値カーネル構築」と共に「非同期的な数値計算アルゴリズム」の2大テーマのもと、1)非同期的数値計算アルゴリズムに関する理論と実用レベルにある省通信・省同期アルゴリズムについて研究しCAHTRやFDTD向けの手法を提案した。更に...
❏確率微分方程式の高次近似理論とそのファイナンスへの応用(22540115)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】二宮 祥一 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 教授 (70313377)
【キーワード】確率微分方程式 / 弱近似 / シミュレーション / 数理ファイナンス / 金融派生商品 (他11件)
【概要】確率微分方程式(以下SDE)の高次弱近似を実現するアルゴリズムと理論に関するものである. 以下の5点の成果を得た. [1]バリア型の金融派生商品への楠岡近似アルゴリズムの拡張. [2]我々の楠岡近似のアルゴリズムの計算機プログラムライブラリの完成. [3]SDEの7次の弱近似(通常の意味では3次)を実現する新しい近似アルゴリズムの発見. [4]ファイナンスに於いて重要であるHeston Model...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:ゲノムアセンブリアルゴリズムを含む研究件
❏植物の巨大なゲノムを解読・解析する手法(20H03239)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60376605)
【キーワード】ゲノムアセンブリ / 長鎖DNAシークエンサー / 植物ゲノム / 反復配列 / アルゴリズム (他6件)
【概要】反復配列に富みゲノムサイズが極めて大きい(11Gbp)植物ゲノムとしてスギゲノムを選び、共同研究者により以前からシークエンスを提供されていた、あるいは本年度に新たにシークエンスを行ったロングリード配列から、様々な戦略を用いてゲノムアセンブリを行い比較した。その中で最も成績が良かったゲノムアセンブリ結果は、知る限りでは針葉樹ゲノムとして世界最長のコンティグ配列を得ることができた。また、共同研究者より...
❏次世代DNAシークエンサーを用いたゲノム解読のためのアルゴリズム開発(22700307)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 講師 (60376605)
【キーワード】ゲノム / アルゴリズム / ゲノムアセンブリ / 遺伝学的地図
【概要】次世代DNAシークエンサーと呼ばれる高速・安価にDNA配列を読み取ることができる装置を用いてゲノム解読を行う場合には、解読・復元されたゲノム配列が断片化することが多く、各断片がどの染色体上のどの位置に存在するかは分からなかった。そこで、次世代DNAシークエンサーを用いて短期間に比較的少ない手間で遺伝学的地図を構築するアルゴリズムを開発し、染色体上に解読ゲノム断片配列を整列するシステムを開発した。...
【総合生物】神経科学:数理モデル化アルゴリズムを含む研究件
❏空間的な情報補填を可能にするアルゴリズムの研究(22240001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / グラフ問題 / アルゴリズム的ゲーム理論 / 乱化計算 / アルゴリズム (他13件)
【概要】不完全情報をいかに扱うかが現代アルゴリズムの大きな課題になっている.本研究では「空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムに関して,その設計技法と評価手法を含めた総合的体系を作り上げること」を目的として研究を行った.結果として,グラフ問題,アルゴリズム的ゲーム理論,乱化に関する基礎理論の様々な問題において,空間的な情報の不完全性を克服できるアルゴリズムの設計と解析に成功した. ...
❏情報補填を可能にするアルゴリズムの設計と解析(19200001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】岩間 一雄 京都大学, 情報学研究科, 教授 (50131272)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 理論的性能保証 / アルゴリズム / 計算困難問題 / 情報の補填 (他9件)
【概要】入力情報の不完全性をいかに克服する(情報を補填する)かが現代アルゴリズムの大きな課題となっている,本研究では,そのようなアルゴリズムが有すべき性質を厳密に議論し,具体的な設計技法と評価手法を含めた体系を作り上げることを目的として,研究を行った.結果として,オンライン,ネットワーク,マッチング,確率,幾何,分散等多岐にわたる分野で効率よいアルゴリズムの開発に成功した. ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:次世代シークエンサーアルゴリズムを含む研究件
❏ビッグクエリー×ビッグデータ検索実現のためのSMAD技術の新展開(17H01693)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / アルゴリズム / バイオインフォマティクス / ビッグデータ / 次世代シークエンサー (他11件)
【概要】爆発的に増加するビッグデータに対応した検索技術が求められている。これに対し、データベースの統計的挙動を活用するSMAD (Statistical Model-based Algorithm Design)技術が注目されている。本研究ではこのSMAD技術をビッグクエリー×ビッグデータ検索へ展開させる研究を行った。特に、個人ゲノムデータベース、タンパク質立体構造データベース、自然言語テキストデータベー...
❏家族性疾患解析のパラダイムシフトへ向けた全国民全ゲノム規模血縁推定基盤技術の開拓(17K20023)
【研究テーマ】応用情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 人種間網羅的ゲノム機能解析 / タンパク質立体構造検索 / 圧縮データ構造 / 次世代シークエンサー (他13件)
【概要】次世代シークエンサー技術等の発達に伴い、世界各国で数十万人規模のゲノムプロジェクトが走っているが、その規模は年々大規模化の一途をたどっており、近い将来には国民全員規模のデータも得られるようになると考えられている。本研究では、そのような大規模化するデータベースにおいて網羅的家族性遺伝性疾患解析を行うための新たな技術の開拓を行った。具体的には、ゲノムワイドでの人種間のゲノム組み換えを検知する新たな技術...
❏類似ゲノムの差異を逃さないDe novoゲノム解析技術の開発(26540159)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】清水 佳奈 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (60367050)
【キーワード】次世代シークエンサー / アルゴリズム / アラインメントフリー / ゲノム配列 / パターン (他8件)
【概要】近年の研究により,ゲノム配列は非常に多様であることが示唆された.しかし,現在主流となっている情報解析の手法では,シークエンサーから出力された断片配列をまずはじめに参照ゲノムに対して貼り付けて,その結果から統計情報を得る方策がとられているため,得られる解析結果は参照ゲノムの特徴に左右されて,ゲノムの多様性を見落としてしまう問題点があった.そこで本研究では,複数のデータセットを直接的に比較して,データ...
【医歯薬学】社会医学:再現性アルゴリズムを含む研究件
❏大規模ゲノム情報解析を加速する並列計算システム(16K16145)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60376605)
【キーワード】ワークフロー / 再現性 / コンテナ仮想化 / 並列計算 / パイプライン (他13件)
【概要】従来から長らく研究されてきた数値計算によるシミュレーション等の並列計算研究では演算器の利用効率が高いことが求められてきた。しかし、自然科学では発見は一度きりであり、ゲノム分野における並列計算では演算の実行よりもプログラムの作成にボトルネックが存在していることが多い。そこで、ゲノム解析に適した「composable なコンテナシステム」「学習量が少なくて済み、記述量も少ないワークフロー記述システム」...
❏EBMのための演習教育支援システムに関する研究(12877374)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002
【研究代表者】望月 眞弓 北里大学, 薬学部, 教授 (60292679)
【キーワード】EBM / MEDLINE / PubMed / 文献検索 / 論文評価 (他15件)
【概要】1.PubMedを用いたEBMのための医薬品情報検索法の電子テキスト化 PubMedを用いたEBMのための医薬品情報検索法の電子教科書を作成し、独立型コンピュータ上でで自己学習可能なCD-ROMを作成するとともに、当研究室HPからも閲覧可能とした。 電子教科書は、(1)基本的な検索の流れ、(2)検索基本画面の機能(入力ボックス、Limits、Preview/Index、History、Journa...
【医歯薬学】社会医学:生体生命情報学アルゴリズムを含む研究件
❏反応オートマタ理論に基づく化学反応計算系の基礎的研究(17K00021)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】横森 貴 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60139722)
【キーワード】化学反応系 / 受理計算モデル / 言語の表現定理 / オートマトン分解 / オートマトンの分解 (他16件)
【概要】研究課題...
❏複数分子を標的とした新薬設計手法の開発(24240044)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】秋山 泰 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (30243091)
【キーワード】生体生命情報学 / アルゴリズム / 薬学 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / 分子シミュレーション
【概要】本研究では、無限次数多重検定法(LAMP)を開発し、ヒト乳がん細胞等における制御因子の同定に適用した。形状相補性に基づくドッキング手法MEGADOCKを発展させ、キナーゼ等の標的タンパク質の網羅的解析を実施し、結果をデータベース化した。また化合物プレ・スクリーニングを行うSpressoシステムを開発した。分子動力学計算により熱揺らぎに基づく結合ポケットの変形を評価することにより、バーチャルスクリー...
【医歯薬学】社会医学:ゲノム解析アルゴリズムを含む研究件
❏大規模ゲノム情報解析を加速する並列計算システム(16K16145)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60376605)
【キーワード】ワークフロー / 再現性 / コンテナ仮想化 / 並列計算 / パイプライン (他13件)
【概要】従来から長らく研究されてきた数値計算によるシミュレーション等の並列計算研究では演算器の利用効率が高いことが求められてきた。しかし、自然科学では発見は一度きりであり、ゲノム分野における並列計算では演算の実行よりもプログラムの作成にボトルネックが存在していることが多い。そこで、ゲノム解析に適した「composable なコンテナシステム」「学習量が少なくて済み、記述量も少ないワークフロー記述システム」...
❏ポストゲノム時代の数理遺伝統計学(14540104)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】間瀬 茂 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (70108190)
【キーワード】ベイジアンネットワーク / ルーピービリーフプロパゲーション・アルゴリズム / 確率ネットワーク / MAPP推定 / 企業格付け問題 (他20件)
【概要】遺伝連鎖解析に登場するループのある確率ネットワークに対するLBP(ルーピー・ビリーフ・プロパゲーション)アルゴリズムに関する理論的研究という研究課題に対して、つぎのような研究を行なった。 (1)ケイリーツリーという完全グラフ上のイジングモデルを例にとり、LBPアルゴリズムの収束性と、収束した場合にビリーフが正確な周辺確率を復元できる調べた。理論と多くの計算機シミュレーションにより、LBPの収束性と...
【医歯薬学】歯学:バイオインフォマテイクスアルゴリズムを含む研究件
❏ビッグクエリー×ビッグデータ検索実現のためのSMAD技術の新展開(17H01693)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / アルゴリズム / バイオインフォマティクス / ビッグデータ / 次世代シークエンサー (他11件)
【概要】爆発的に増加するビッグデータに対応した検索技術が求められている。これに対し、データベースの統計的挙動を活用するSMAD (Statistical Model-based Algorithm Design)技術が注目されている。本研究ではこのSMAD技術をビッグクエリー×ビッグデータ検索へ展開させる研究を行った。特に、個人ゲノムデータベース、タンパク質立体構造データベース、自然言語テキストデータベー...
❏家族性疾患解析のパラダイムシフトへ向けた全国民全ゲノム規模血縁推定基盤技術の開拓(17K20023)
【研究テーマ】応用情報学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム理論 / 人種間網羅的ゲノム機能解析 / タンパク質立体構造検索 / 圧縮データ構造 / 次世代シークエンサー (他13件)
【概要】次世代シークエンサー技術等の発達に伴い、世界各国で数十万人規模のゲノムプロジェクトが走っているが、その規模は年々大規模化の一途をたどっており、近い将来には国民全員規模のデータも得られるようになると考えられている。本研究では、そのような大規模化するデータベースにおいて網羅的家族性遺伝性疾患解析を行うための新たな技術の開拓を行った。具体的には、ゲノムワイドでの人種間のゲノム組み換えを検知する新たな技術...
❏RNA二次構造の大域的性質の集団遺伝解析(25870190)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木立 尚孝 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (80415778)
【キーワード】バイオインフォマティクス / RNA / RNA二次構造 / アルゴリズム / RNA結合タンパク質 (他15件)
【概要】細胞内のRNA分子は、遺伝子に書き込まれた情報がタンパク質になり生理的な機能を発揮する上で非常に重要な役割を持つ。RNA分子の立体構造は、ステムと呼ばれる局所的二重らせん構造(二次構造)の3次元的な配置としてよく理解されることが知られており、二次構造の性質を解明することは、RNAの機能を理解する上で重要である。本研究において、我々は、メッセンジャーRNAや長鎖非コードRNAと呼ばれる長大なRNA分...
【医歯薬学】看護学:データベースアルゴリズムを含む研究件
❏芸術作品の流通と美術コレクション形成-通時的/共時的分析とデータベース(20KK0002)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2026-03-31
【研究代表者】寺田 寅彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30554456)
【キーワード】流通 / コレクション形成 / データベース / アルゴリズム / フランス美術史 (他8件)
【概要】コロナ禍のために予定通りの研究調査等は実施でいていないものの、本研究「芸術作品の流通と美術コレクション形成ー通時的/共時的分析とデータベース」の計画にある大原美術館との研究計画の再構築を行うことができた。画家の児島虎次郎がベルギーとフランスでどのような人間関係を構築し、とりわけ大原孫三郎のコレクション形成のための絵画購入がどのような経緯で行われたかは、既存の研究もあるものの、さらにベルギーとフラン...
❏情報損失を最小化可能なプライバシー保護のための匿名化アルゴリズム(21650022)
【研究テーマ】メディア情報学・データベース
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】岩井原 瑞穂 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40253538)
【キーワード】データベース / セキュリティ / プライバシー / アルゴリズム / 匿名化
【概要】個人情報を含むデータベーステーブルの匿名化問題において,個人の属性値からプライバシー属性値への推論の確率(精度)と逆方向の推論の確率をプライバシー制約として与え,さらに情報損失をコスト関数として定義し,これらの条件を満たす最適な匿名化を求める手法を開発した.さらに関連して大規模分散環境におけるアクセス制御手法,およびソーシャルネットワークサービスにおけるプライバシー設定の支援手法について研究した....
❏タンパク質3次元構造データベースに対する高速かつ柔軟な検索手法とその応用(20700264)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】渋谷 哲朗 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (60396893)
【キーワード】アルゴリズム / 検索技術 / データベース / 生物情報 / タンパク質 (他6件)
【概要】本研究では、タンパク質立体構造データベースに対する類似構造検索アルゴリズムの研究を行い、従来からの立体構造類似検索の手法の多くを抜本的に改善する、実用的にも理論的にも従来手法と比べきわめて高速な超高速線形時間基本探索アルゴリズムを開発することに成功するなど、今後の構造生物学の発展に大きく寄与する様々なアルゴリズムを開発し、その成果は国内外から高い評価を受けた。 ...
【医歯薬学】看護学:ゲノムアルゴリズムを含む研究件
❏大規模ゲノム情報解析を加速する並列計算システム(16K16145)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笠原 雅弘 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60376605)
【キーワード】ワークフロー / 再現性 / コンテナ仮想化 / 並列計算 / パイプライン (他13件)
【概要】従来から長らく研究されてきた数値計算によるシミュレーション等の並列計算研究では演算器の利用効率が高いことが求められてきた。しかし、自然科学では発見は一度きりであり、ゲノム分野における並列計算では演算の実行よりもプログラムの作成にボトルネックが存在していることが多い。そこで、ゲノム解析に適した「composable なコンテナシステム」「学習量が少なくて済み、記述量も少ないワークフロー記述システム」...
❏多倍体生物の全ゲノム配列構築手法の開発(15H06209)
【研究テーマ】ゲノム生物学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】梶谷 嶺 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (40756706)
【キーワード】多倍体 / ゲノム / de novo アセンブリ / de novoアセンブリ / アルゴリズム
【概要】多倍体化は発酵用酵母や農業用植物に広く観察され、それら生物のゲノム配列情報解析からは産業上有用な知見が得られることが期待される。しかし、互いに類似した多数の相同染色体を持つ多倍体生物のゲノム配列を決定することは、効率的な新規アルゴリズムが要求される。本課題では、多倍体ゲノムの骨組みとなる構造(コンセンサス配列)および各々の相同染色体配列(ハプロタイプ)を決定するツールを開発した。 ...
❏ギガシークエンスデータの高速解析技術の開発(22700319)
【研究テーマ】生体生命情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】清水 佳奈 独立行政法人産業技術総合研究所, 生命情報工学研究センター, 研究員 (60367050)
【キーワード】ゲノム / ギガシークエンサー / アルゴリズム / ショートリード / 類似配列検索 (他8件)
【概要】ギガシークエンサーは,短い断片配列(リード)を大量に出力するため,高速な解析技術の開発が急務となっている.本研究では,オフセット付き鳩ノ巣原理を応用し,大量のリードから超高速に類似配列を発見するアルゴリズムSlideSortを開発した. SlideSortは従来手法と比較して,同程度のメモリで1000倍以上の速度向上を達成した.考案したアルゴリズムの応用例として,最小全域木を構築するソフトウェアの...
【医歯薬学】看護学:数理モデルアルゴリズムを含む研究件
❏組合せ最適化理論を用いたネットワーク解析手法の設計(17K00028)
【研究テーマ】数理情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】垣村 尚徳 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (30508180)
【キーワード】組合せ最適化 / アルゴリズム / ストリーミングアルゴリズム / 劣モジュラ関数 / マトロイド (他12件)
【概要】本年度は,昨年度に引き続き,大規模なネットワークを解析するための基本的な問題のひとつである,制約付き劣モジュラ関数最大化問題を扱い,この問題に対するストリーミングアルゴリズムの計算複雑度の解析に取り組んだ.昨年度に,制約付き劣モジュラ関数最大化問題に対する近似不可能性と空間複雑度との関係の解明に取り組み,入力データがストリームとして与えられメモリが制限されている状況において,0.585近似よりよい...
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
❏火山噴火時における避難施設の適正な配置計画に関する数理モデルの開発とその応用(16K12828)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】田中 健一 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 准教授 (90408724)
【キーワード】施設配置問題 / 数理最適化 / 避難モデル / 退避壕 / 火山災害 (他13件)
【概要】火山噴火の際に,登山者や周辺住民が安全に避難するための避難施設の配置方法を決定する数理モデルを構築した.特に,噴火時にランダムに飛来する噴石を,確率モデルを用いて表現し,登山者が退避壕に安全に避難する経路を求めるための問題を定式化した.その上で,避難者が最も安全な経路を選択した場合に,期待避難者数を最大化する配置問題,避難困難地点の避難確率を最大化する問題,一定の避難確率を保証する条件下で最小の施...
【医歯薬学】看護学:社会実装アルゴリズムを含む研究件
❏機械学習システムの社会実装に向けた次世代最適化技法の研究(19H00808)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】水野 眞治 東京工業大学, 工学院, 教授 (90174036)
【キーワード】社会システム工学 / 経営工学 / オペレーションズリサーチ / 最適化 / 機械学習 (他7件)
【概要】機械学習システムの社会実装を促すために,機械学習システムの計算基盤を支える最適化アルゴリズムに着目し,錐最適化を中心的な技術として現実的な時間で高精度に解ける問題範囲を拡大,ならびに,離散構造を持つ問題を主な対象に計算効率の改善と理論性能保証の証明を行なった.一方で,機械学習モデルが出力する結果への利用者の安心感を高めるためのモデリング技法を開発した.特に,利用者の事前知識を学習モデルに反映させ,...
❏医薬品製造を対象とする革新的プロセス設計手法の開発とツール実装(17H04964)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】杉山 弘和 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70701340)
【キーワード】医薬品製造 / プロセス設計 / スーパーストラクチャー / 数理モデル / シミュレーション (他27件)
【概要】本研究では、医薬品製造プロセスの設計手法開発と、支援ツール実装に取り組んだ。バイオ医薬品注射剤の無菌充填プロセス(調製・ろ過滅菌・充填等)について、シングルユースとマルチユースの選択支援手法を構築し、ソフトウェアのプロトタイプ版をオンラインで公開した。固形製剤の製造プロセス(混合・造粒・乾燥・打錠等)について、連続生産も考慮したスーパーストラクチャを構築し、それに基づく設計手法と、ソフトウェアを開...
【医歯薬学】看護学:情報工学アルゴリズムを含む研究件
❏芸術作品の流通と美術コレクション形成-通時的/共時的分析とデータベース(20KK0002)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2026-03-31
【研究代表者】寺田 寅彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30554456)
【キーワード】流通 / コレクション形成 / データベース / アルゴリズム / フランス美術史 (他8件)
【概要】コロナ禍のために予定通りの研究調査等は実施でいていないものの、本研究「芸術作品の流通と美術コレクション形成ー通時的/共時的分析とデータベース」の計画にある大原美術館との研究計画の再構築を行うことができた。画家の児島虎次郎がベルギーとフランスでどのような人間関係を構築し、とりわけ大原孫三郎のコレクション形成のための絵画購入がどのような経緯で行われたかは、既存の研究もあるものの、さらにベルギーとフラン...
❏反応オートマタ理論に基づく化学反応計算系の基礎的研究(17K00021)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】横森 貴 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60139722)
【キーワード】化学反応系 / 受理計算モデル / 言語の表現定理 / オートマトン分解 / オートマトンの分解 (他16件)
【概要】研究課題...
【医歯薬学】看護学:デジタルプラットフォームアルゴリズムを含む研究件
❏DX・AI時代の自由と共創のための情報法の価値・課題・体系に係る日米欧比較研究(22K01274)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】情報法 / 人工知能 / データ / アルゴリズム / デジタルプラットフォーム
【概要】
❏データ駆動型社会の法に関する領域横断的研究‐デジタルプラットフォームを焦点に(19H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】土田 和博 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (60163820)
【キーワード】域外適用 / データの越境移転 / 競争法 / 個人情報保護法 / 独占禁止法 (他13件)
【概要】2020年度は新型コロナ感染症の拡大により、次のようにオンライン研究会を開催した。 ①6月5日(金)18:00~20:00、寺西直子氏・公取委「デジタル分野の今後の取組みについて」、②7月20日(月) 17:00~19:00、塚田益徳氏・公取委「フィンテックを活用した金融サービスの向上に向けた競争政策上の課題」、③7月25日(土)14:00~17:00、武田邦宣教授・大阪大学「オンライン広告市場の...
❏次世代AI・IoT時代の情報法におけるコア原理とリバランスに関する日米欧比較研究(17K03501)
【研究テーマ】新領域法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山口 いつ子 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00262139)
【キーワード】人工知能 / 自由 / プライバシー / 著作権 / 統治 (他25件)
【概要】本研究成果として、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社会のデジタル化が一層加速する中で、とりわけ、言論・表現・情報の自由や公開性・透明性に関する法の原理と制度デザインの在り方をめぐり、日米欧の古典的議論及び近年の個別事例等の分析から引き出される示唆として、本研究の今後の展望につながる、次の点を明らかにした。すなわち、デジタル化が進む社会における人権保障と権力統制・監視機能を実効的に担保するために...