FMMとH行列を組み合わせた大規模連立一次方程式の反復解法
【研究分野】高性能計算
【研究キーワード】
H行列 / FMM / GPU / LU分解 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / アルゴリズム / 数値解法 / 反復法 / 前処理
【研究成果の概要】
平成28年度にはFMMのH行列への拡張とH行列によるLU分解コードの開発を行った。この際、exaFMMで採用しているdual tree traversalをH行列のadmissibilityの判定に用いることでタスクベースの並列化を容易に行うことができた。平成29年度には内部カーネルのチューニングと実アプリケーションによるmultigrid法との比較を行った。Batched MAGMAを採用することにより小規模な行列をGPU上で高速に処理することができた。Multigrid法に対する優位性は行列の条件数に依存し、並列度がますとH行列が優位になることが分かった。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
リー シャオイエ | Lawrence Berkeley National Laboratory |
キース デイビッド | King Abdullah University of Science and Technology |
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【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)