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「実験経済学」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:繰り返しゲーム実験経済学を含む研究件
❏メカニズムデザインの理論と応用:仲介システムとダイナミクス(25285059)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】Game Theory / Mechanism Design / Informational Economics / Experimental Economics / メカニズムデザイン (他12件)
【概要】現代社会において、経済取引は複雑化している。このことに対処するため、取引のメカニズムをどのように設計するべきか、メカニズムをどのように実践すればいいか、は、ミクロ経済学の中心的な問題になっている。特に、時間を通じて取引や選択決定がなされる状況の分析、および、取引を仲介するビジネスの在り方についての分析は、未開拓の先端研究テーマである。このプロジェクトは、このテーマを、理論と実験によって解明すること...
❏社会的影響の経済学的帰結(21330043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 情報の経済学 / 実験経済学 / 繰り返しゲーム (他13件)
【概要】このプロジェクトは、ゲーム理論、情報の経済学、メカニズムデザインを、合理的および行動経済学的意思決定動機の観点から考察する研究を遂行した。現実社会や実験において、経済主体が純粋な利己的動機と矛盾する行動をとることがしばしば観察される。そして、しばしば、予測可能な行動パターンがあることを観察する。これらの行動パターンを特定化し、理論モデルを構築することは非常に重要な研究上のステップになる。このような...
❏取引市場のメカニズム分析:理論、実験、歴史(18330035)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験経済学 / 数理経済学 / メカニズムデザイン / 経済史 (他11件)
【概要】取引市場を分権的意思決定のメカニズムとしてとらえることによって、市場の微細構造を解明した。従来は「神の見えざる手」と比喩されるように、市場の微細構造についてはあいまいにされてきた。しかし、歴史、理論、そして実験経済学研究において、研究者が共通の問題意識をもつようになってきた。よって、研究分担者に歴史研究者と数理経済学者をくわえ、相互に交流させ、実験経済学研究をスタートさせることで、取引メカニズムの...
【情報学】人間情報学:ミクロ経済学実験経済学を含む研究件
❏公共プロジェクトのメカニズムデザイン:理論と実験(19K01541)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大和 毅彦 東京工業大学, 工学院, 教授 (90246778)
【キーワード】実験経済学 / ミクロ経済学 / ゲーム理論
【概要】公共プロジェクトの実施問題について、ピボタル・メカニズムと自発的支払メカニズムのパフォーマンスを同じ経済環境の下で比較した経済実験について、各実験参加者の行動を個別に分析した。自発的支払メカニズムについては、参加者のタイプを均衡戦略をとったタイプとそれ以外のタイプの二つに分けたところ、多くの参加者が均衡戦略をとったタイプに分類された。 他方、ピボタル・メカニズムについては、実験参加者のタイプを、支...
❏外部性の存在する経済におけるメカニズム・デザイン:理論と実験(26285045)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大和 毅彦 東京工業大学, 工学院, 教授 (90246778)
【キーワード】ミクロ経済理論 / ゲーム理論 / 実験経済学 / ミクロ経済学 / 経済理論 (他6件)
【概要】外部性の存在する経済におけるメカニズム・デザインに関連して、まず、主体が先のことを考慮に入れて先見的行動をとる場合には、効率的な全体提携が形成されるか否かは、交渉・取引費用に依存することを明らかにした。また、近年の実験研究の結果を踏まえて、社会的に望ましい配分の実現に対して責任を感じる主体が存在する場合に、各個人に帰結のみを申告させる「帰結メカニズム」によって遂行可能な社会選択ルールのクラスを識別...
❏社会的影響の経済学的帰結(21330043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 情報の経済学 / 実験経済学 / 繰り返しゲーム (他13件)
【概要】このプロジェクトは、ゲーム理論、情報の経済学、メカニズムデザインを、合理的および行動経済学的意思決定動機の観点から考察する研究を遂行した。現実社会や実験において、経済主体が純粋な利己的動機と矛盾する行動をとることがしばしば観察される。そして、しばしば、予測可能な行動パターンがあることを観察する。これらの行動パターンを特定化し、理論モデルを構築することは非常に重要な研究上のステップになる。このような...
【情報学】情報学フロンティア:メカニズムデザイン実験経済学を含む研究件
❏近未来デジタル経済のための制度設計:理論、実証、実践(20H00070)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 実験経済学 / ブロックチェーン / デジタル経済 (他6件)
【概要】成果は10テーマについてであり、学術貢献とメディア情報発信をおこなった。1.ブロックチェーンとガバナンス:松島と野田は、ブロックチェーンの普及が実体経済にどのような影響を与えるかを明らかにする論文を完成させ、東大広報などを通じて海外に向けてプレスリリースし、大きな反響を得た。2.ブロックチェーンと情報デザイン:山本は、不確実性下において不適切に特定化されたモデルにもとづいた意思決定がもたらす経済学...
❏経済統治のメカニズムデザイン:理論、実証、実践(16H02009)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 経済学実験 / 実験経済学
【概要】企業組織、市場、取引慣行といった、市場・社会システムの経済統治能力について、我々は、理論、実証、実験の各アプローチから分析して、さらに政策提言をした。金融システム、資源配分一般(マーケットデザインとメカニズムデザイン)、知的財産、経営管理(企業統治)、労働市場インセンティブなどについて、我々は、すぐれた経済統治能力をもつ制度の設計、つまり「経済統治のメカニズムデザイン」を検討した。そして具体的な案...
❏メカニズムデザインの理論と応用:仲介システムとダイナミクス(25285059)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】Game Theory / Mechanism Design / Informational Economics / Experimental Economics / メカニズムデザイン (他12件)
【概要】現代社会において、経済取引は複雑化している。このことに対処するため、取引のメカニズムをどのように設計するべきか、メカニズムをどのように実践すればいいか、は、ミクロ経済学の中心的な問題になっている。特に、時間を通じて取引や選択決定がなされる状況の分析、および、取引を仲介するビジネスの在り方についての分析は、未開拓の先端研究テーマである。このプロジェクトは、このテーマを、理論と実験によって解明すること...
【情報学】情報学フロンティア:マルチエージェント実験経済学を含む研究件
❏行動主体の意思決定に基づく循環型社会システムの持続的発展に関する研究(19710038)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】西野 成昭 東京大学, 人工物工学研究センター, 助教 (90401299)
【キーワード】循環型社会 / 実験経済学 / メルチエージェント / 制度設計 / マルチエージェント
【概要】本研究課題では,循環型社会を形成する各行動主体の意思決定に着目し,理論・シミュレーション・被験者実験・アンケート等の手法を統合的に用いて,社会科学と工学を融合した学際的研究として経済学的な視点と心理学的な視点と両面を考慮しながら,持続的な発展が可能な社会に関する分析を進めた.具体的には,廃棄物の回収に着目したモデルをもとにして,リサイクル市場のダイナミクスや行動主体の意思決定分析を分析し,制度設計...
❏情報財の流通/取引メカニズムの設計に関する企画調査(18630004)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006
【研究代表者】横尾 真 九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 教授 (20380678)
【キーワード】オークション / 電子商取引 / マルチエージェント / 実験経済学
【概要】本企画調査では,情報財の流通/取引メカニズムの設計に関する海外の研究動向を調査すると共に,国内で当該研究テーマに興味を持つ研究者を集めて議論を行うことにより,工学や社会科学という枠を越えた交流を深め,当該研究テーマに関する研究を活性化し,当該研究テーマを特定領域研究の研究領域として発展させることを目的とする. 今年度は6,7,9,10月に4回の研究集会を行った.情報セキュリティ技術やゲーム理論/経...
❏耐久消費財リサイクル市場の構造分析と制度設計(17310029)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】小田 秀典 京都産業大学, 経済学部, 教授 (40224240)
【キーワード】実験経済学 / リサイクル / 耐久消費財 / マルチエージェント / マーケットマイクロストラクチ (他9件)
【概要】本研究課題は, 耐久消費財リサイクル市場を理論的に記述し, 被験者実験やシミュレーションを通じて, 耐久消費財の生産, 循環のための市場の構造分析から, 社会的に望ましい市場制度設計の問題について研究を進めた. 結果として, 消費者と処理業者を仲介するディーラーの存在がリサイクル効率を高くする傾向が示された. さらに, 環境配慮行動の意思決定分析や社会制度に関わる実験を実施し, 耐久消費財リサイク...
【情報学】情報学フロンティア:リスク選好実験経済学を含む研究件
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
❏戦略的状況下における集団意思決定に関する実験分析(26285047)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】上條 良夫 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (40453972)
【キーワード】集団意思決定 / 実験経済学 / 利他的選好 / 社会的選好 / リスク選好 (他14件)
【概要】本研究は、実験手法を用いて集団意思決定の背後にある集団を形成することを通じた個人の選好変化について考察をした。集団となることにより、人はより利己的な選択、リスク回避的な選択を好むようになることを明らかにした。また、集団の時間選好の決定要因としては、長期的利益を重視する人よりも短期的利益を重視する人の影響がより強く反映される傾向にあることも明らかにした。相手が攻撃してくるかもしれないという恐怖から、...
❏投資行動における熟達化の解明とその投資教育支援システムへの応用(19300085)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60262101)
【キーワード】情報経済学 / 行動経済学 / 実験経済学 / 神経経済学 / リスク選好 (他15件)
【概要】投資家の投資行動における特徴を分析するために模擬市場実験を実施した結果,個人のリスク選好が投資手法の選択に,熟達度が損失先送りに影響していることがわかった。これに対して,個人のリスク選好は,呼吸,脈拍,皮膚伝導反応のいかなる生理指標にも影響を与えていないという結果が得られた。また,日米の株価の実データ分析と人工市場モデルを用いたシミュレーションとから,投資家のトレンド追随行為という一種の行動バイア...
【情報学】情報学フロンティア:オークション実験経済学を含む研究件
❏メカニズムデザインの理論と応用:仲介システムとダイナミクス(25285059)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】Game Theory / Mechanism Design / Informational Economics / Experimental Economics / メカニズムデザイン (他12件)
【概要】現代社会において、経済取引は複雑化している。このことに対処するため、取引のメカニズムをどのように設計するべきか、メカニズムをどのように実践すればいいか、は、ミクロ経済学の中心的な問題になっている。特に、時間を通じて取引や選択決定がなされる状況の分析、および、取引を仲介するビジネスの在り方についての分析は、未開拓の先端研究テーマである。このプロジェクトは、このテーマを、理論と実験によって解明すること...
❏消耗財ダブルオークションにおける収益最大化メカニズムの設計と評価(24300101)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮下 和雄 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 主任研究員 (00358128)
【キーワード】マーケットデザイン / マルチエージェントシミュレーション / ダブルオークション / オークション / 制度設計 (他6件)
【概要】標準的なダブルオークションの仕組みでは、オークションで扱う財の価値が時間経過に伴って損なわれることはないことを前提として、最も効率的な割当の決定を行う。しかし、生鮮品などの消耗材の市場においては、財が売れ残るとその価値が失われるため、生産者は損失を被ってしまう。 消耗材取引における上記問題を解決するため、我々はオンラインダブルオークションの制度設計を行った。我々の開発した市場制度は、入札が不確定的...
❏社会的影響の経済学的帰結(21330043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 情報の経済学 / 実験経済学 / 繰り返しゲーム (他13件)
【概要】このプロジェクトは、ゲーム理論、情報の経済学、メカニズムデザインを、合理的および行動経済学的意思決定動機の観点から考察する研究を遂行した。現実社会や実験において、経済主体が純粋な利己的動機と矛盾する行動をとることがしばしば観察される。そして、しばしば、予測可能な行動パターンがあることを観察する。これらの行動パターンを特定化し、理論モデルを構築することは非常に重要な研究上のステップになる。このような...
【情報学】情報学フロンティア:情報経済学実験経済学を含む研究件
❏意思決定における高次認識の役割:帰納的アプローチ(23730184)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80345454)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験経済学 / バブル / 資産取引実験 / 情報経済学 (他14件)
【概要】本プロジェクトの研究成果は理論的成果と実験経済学的成果の二つに分けられる。理論的成果では(1)帰納的ゲーム理論の基礎となる動的論理の枠組みを提示した。また、主体の獲得する情報量の違いが意思決定にどのような影響を与え、社会厚生がどのように変動するかを分析した。 実験経済学的成果では、こうした理論研究の成果を資産取引実験に応用し、主体の経験・認識能力等から帰納的推論を通じて、資産取引価格をどのように予...
❏投資行動における熟達化の解明とその投資教育支援システムへの応用(19300085)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60262101)
【キーワード】情報経済学 / 行動経済学 / 実験経済学 / 神経経済学 / リスク選好 (他15件)
【概要】投資家の投資行動における特徴を分析するために模擬市場実験を実施した結果,個人のリスク選好が投資手法の選択に,熟達度が損失先送りに影響していることがわかった。これに対して,個人のリスク選好は,呼吸,脈拍,皮膚伝導反応のいかなる生理指標にも影響を与えていないという結果が得られた。また,日米の株価の実データ分析と人工市場モデルを用いたシミュレーションとから,投資家のトレンド追随行為という一種の行動バイア...
【情報学】情報学フロンティア:マーケットデザイン実験経済学を含む研究件
❏消耗財ダブルオークションにおける収益最大化メカニズムの設計と評価(24300101)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮下 和雄 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 主任研究員 (00358128)
【キーワード】マーケットデザイン / マルチエージェントシミュレーション / ダブルオークション / オークション / 制度設計 (他6件)
【概要】標準的なダブルオークションの仕組みでは、オークションで扱う財の価値が時間経過に伴って損なわれることはないことを前提として、最も効率的な割当の決定を行う。しかし、生鮮品などの消耗材の市場においては、財が売れ残るとその価値が失われるため、生産者は損失を被ってしまう。 消耗材取引における上記問題を解決するため、我々はオンラインダブルオークションの制度設計を行った。我々の開発した市場制度は、入札が不確定的...
❏ミクロ経済理論のフロンティア(21530165)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】神取 道宏 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10242132)
【キーワード】ゲーム理論 / くり返しゲーム / 行動経済学 / 制度設計 / 安定マッチング (他9件)
【概要】(1)私的観測下の長期的関係と協調達成の可能性、(2)マーケットデザイン、(3)行動・心理経済学について研究を行い、以下の成果を上げた。私的観測下の均衡の新しい判定方法の開発、マッチング問題と戦略的補完性のある非協力ゲームとの関連の解明、「参加者の選好が類似していると安定マッチングのサイズが小さい」という予測の肯定的解決、行動・心理経済学の方法論的検討、グループによる話し合いが被験者の合理性に与え...
❏社会的影響の経済学的帰結(21330043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 情報の経済学 / 実験経済学 / 繰り返しゲーム (他13件)
【概要】このプロジェクトは、ゲーム理論、情報の経済学、メカニズムデザインを、合理的および行動経済学的意思決定動機の観点から考察する研究を遂行した。現実社会や実験において、経済主体が純粋な利己的動機と矛盾する行動をとることがしばしば観察される。そして、しばしば、予測可能な行動パターンがあることを観察する。これらの行動パターンを特定化し、理論モデルを構築することは非常に重要な研究上のステップになる。このような...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習実験経済学を含む研究件
❏インセンティブ設計科学の創出(20H00609)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】横尾 真 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (20380678)
【キーワード】ゲーム理論 / 人工知能 / 最適化 / 機械学習 / 実験経済学
【概要】2020年度には,10件の論文出版と,19件の学会発表(うち,招待講演5件)を行った. マッチンググループでは,従来は部分問題に分割して考察されてきた3者間(例.学生ープロジェクトー研究予算)のマッチングを,一つの問題として解くことに取り組んだ.公平性と割当効率性が一般的には両立不可能であることを示したほか,弱められた公平性・割当効率性を満足する耐戦略的なメカニズムを設計し,その性能を実験によって...
❏HEMSデータに基づく共創的社会システム形成のための消費者インセンティブの解明(18H04155)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】HEMS / スマートメーター / 太陽光発電 / 異常検知 / LCA (他21件)
【概要】2050年までにカーボン・ニュートラル社会を実現するため、特に排出削減が難しい家庭部門の温室効果ガス排出削減のための手法開発を目指した研究を実施した。 家庭のエネルギー消費削減には、家庭内でどのような形態によってエネルギー消費が行われているか、すなわちライフスタイルを明らかにする必要があった。そこで本研究では、HEMS/スマートメータといったIoTセンシングによって得られた約6万世帯、20億レコー...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)実験経済学を含む研究件
❏インセンティブ設計科学の創出(20H00609)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】横尾 真 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (20380678)
【キーワード】ゲーム理論 / 人工知能 / 最適化 / 機械学習 / 実験経済学
【概要】2020年度には,10件の論文出版と,19件の学会発表(うち,招待講演5件)を行った. マッチンググループでは,従来は部分問題に分割して考察されてきた3者間(例.学生ープロジェクトー研究予算)のマッチングを,一つの問題として解くことに取り組んだ.公平性と割当効率性が一般的には両立不可能であることを示したほか,弱められた公平性・割当効率性を満足する耐戦略的なメカニズムを設計し,その性能を実験によって...
❏HEMSデータに基づく共創的社会システム形成のための消費者インセンティブの解明(18H04155)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】HEMS / スマートメーター / 太陽光発電 / 異常検知 / LCA (他21件)
【概要】2050年までにカーボン・ニュートラル社会を実現するため、特に排出削減が難しい家庭部門の温室効果ガス排出削減のための手法開発を目指した研究を実施した。 家庭のエネルギー消費削減には、家庭内でどのような形態によってエネルギー消費が行われているか、すなわちライフスタイルを明らかにする必要があった。そこで本研究では、HEMS/スマートメータといったIoTセンシングによって得られた約6万世帯、20億レコー...
【複合領域】社会・安全システム科学:提携形成実験経済学を含む研究件
❏協力ゲームにおける提携形成と利得分配の実験と新しい理論構築(17H02503)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50181433)
【キーワード】協力ゲーム / 提携形成 / ゲーム実験 / 利得分配 / 経済学実験 (他8件)
【概要】本研究は「協力ゲームにおける提携形成と利得分配の実験と新しい理論構築」と題し、協力ゲーム理論に基づく提携形成と利得分配の実験を幅広く行い、その成果を基に新しい理論を構築することを目的とする。協力ゲームの主たる研究目的は、提携を形成して得られた利益をメンバー間でどのように分配するかであり、経済的問題の他に政党間でのグループ形成のような政治経済問題、社会的な利害対立の調整等の社会経済的問題とも深く関係...
❏社会的ジレンマ回避のための制度設計-ゲーム理論と実験経済学からのアプローチ(16310107)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】社会的ジレンマ / ゲーム理論 / 実験経済学 / 計算機実験 / 特許のライセンス (他16件)
【概要】本研究は,公共財供給,環境汚染,情報流通などに見られるさまざまな社会的,経済的ジレンマについて,ゲーム理論における「安定集合」の概念を用いて,それを回避するための制度設計を行うことを目的としていた。当初は,武藤を代表者とし,大和,肥田野を分担者とする3人の体制からスタートし,武藤が安定集合を用いたジレンマ解決のゲーム的分析,大和が制度設計とその実験による検証,肥田野が各主体の効用の変化のジレンマ解...
❏経済における協力の形成と維持を促進するメカニズムの研究(12630020)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (50181433)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済学実験 / 提携形成 / メカニズム / コンピュータプログラム (他9件)
【概要】本研究の2年間における研究成果の概要は以下のとおりである。 (1)研究代表者と分担者の間で定期的な議論を続け、ゲーム理論に基づくグループ形成モデルを情報構造の多様性に応じていくつか提示し、詳細な実験計画を立案した。さらに、それを基に北海道大学大学院学生寺井滋氏の協力の下、実験プログラムを完成させた。これにより早稲田大学において、このプログラムを用いた実験が随時可能となった。ネットワークを利用した実...
【複合領域】社会・安全システム科学:人工市場実験経済学を含む研究件
❏価格形成プロセスと市場特性の実験的解明(22530191)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】谷口 和久 近畿大学, 経済学部, 教授 (80268242)
【キーワード】ザラバ市場 / 競売買 / 人工市場 / 市場過程論 / U-Mart システム (他12件)
【概要】売買の注文価格が同じであっても、約定する価格に違いの生まれる市場がある。本研究は人工市場によって、発注した価格が市場において実現するまでのプロセスを微細に調べ価格形成と市場特性について実験的に調べた。その結果、取引者の意図・心理から注文価格に違いが生れ、結果として市場全体のパフォーマンスに違いの生じることが分かった。市場取引の活性化には、市場参加者の多様性が重要な要素であることも判明した。 ...
❏外国為替市場のマルチエージェント・アプローチによるモデルの構築と分析(09680353)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】大勝 孝司 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (80011120)
【キーワード】外国為替市場 / マルチエージェント・モデル / 実験経済学 / 人工市場 / フィールドワーク (他9件)
【概要】本研究は人工市場モデルという新しいエージェントベースの外国為替市場のモデルを構築した.本モデルにより既存の理論ではうまく説明できなかった現実の市場におけるいくつかの創発的現象を解明することができた.本研究は実際の市場のフィールドワーク,マルチエージェントモデルの構築,市場のコンピュータシミュレーションから成り立っている. フィールドワークでは,約30名のディーラーに対して,実際の意思決定現場におけ...
【複合領域】社会・安全システム科学:協力ゲーム実験経済学を含む研究件
❏協力ゲームにおける提携形成と利得分配の実験と新しい理論構築(17H02503)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50181433)
【キーワード】協力ゲーム / 提携形成 / ゲーム実験 / 利得分配 / 経済学実験 (他8件)
【概要】本研究は「協力ゲームにおける提携形成と利得分配の実験と新しい理論構築」と題し、協力ゲーム理論に基づく提携形成と利得分配の実験を幅広く行い、その成果を基に新しい理論を構築することを目的とする。協力ゲームの主たる研究目的は、提携を形成して得られた利益をメンバー間でどのように分配するかであり、経済的問題の他に政党間でのグループ形成のような政治経済問題、社会的な利害対立の調整等の社会経済的問題とも深く関係...
❏経済における協力の形成と維持を促進するメカニズムの研究(12630020)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (50181433)
【キーワード】ゲーム理論 / 経済学実験 / 提携形成 / メカニズム / コンピュータプログラム (他9件)
【概要】本研究の2年間における研究成果の概要は以下のとおりである。 (1)研究代表者と分担者の間で定期的な議論を続け、ゲーム理論に基づくグループ形成モデルを情報構造の多様性に応じていくつか提示し、詳細な実験計画を立案した。さらに、それを基に北海道大学大学院学生寺井滋氏の協力の下、実験プログラムを完成させた。これにより早稲田大学において、このプログラムを用いた実験が随時可能となった。ネットワークを利用した実...
❏地球環境問題へのゲーム理論による接近(09630017)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (50181433)
【キーワード】環境問題 / ゲーム理論 / 協力ゲーム / 実験経済学 / 経済学実験
【概要】本研究の2年間における研究成果の概要は以下のとおりである。 (1)九州農業試験場を訪問し、環境問題の実態および当事者の意思決定方法やその内容を調べるために阿蘇山周辺の大根栽培農家、牧野組合、役場などでヒアリングをおこなった。この成果は(3)の理論モデルおよび今後の発展モデルを作成する上で大きな参考となっている。 (2)日本国内および海外から専門家や研究者を招き定期的に研究会を開催し、本研究に関連す...
【複合領域】科学教育・教育工学:交渉実験経済学を含む研究件
❏行動に関する交渉問題の実験的・理論的研究(25590046)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岡野 芳隆 高知工科大学, 経営学部, 講師 (20513120)
【キーワード】実験経済学 / 集団と個人の意思決定 / 交渉
【概要】地域紛争や国際環境破壊などの今日われわれが経験する多くの問題の核心は、関係者間における利害と行動の調整であり、それは交渉により行われている。本研究では、集団内部でどのような交渉が行われ、それがどのような行動を引き起こすのかに関する実験研究を行った。社会心理学の分野で開発された先制攻撃ゲームでは、集団は個人に対してより攻撃的になることが観察された。また、2人ゼロサムゲーム状況において集団は個人に比べ...
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
【複合領域】デザイン学:経験実験経済学を含む研究件
❏帰納的学習による意思決定理論の構築と資産取引実験への応用(26285043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (80345454)
【キーワード】帰納的学習 / 帰納的ゲーム理論 / 資産取引実験 / 資産価格バブル / 高次認識 (他26件)
【概要】本プロジェクトの目的は、限定合理的な主体が経験を通じて行動の学習過程を描写する帰納的学習理論の構築である。特に市場取引実験に注目し、被験者の(i)合理性の分類 (ii)高次期待の影響の抽出 (iii)将来価格の予測 (iv)経験の違いの影響を明らかにする行動データの分析を行った。その結果、市場参加者の認知能力の多様性が資産価格バブルを助長し、それが被験者の高次期待に起因することが明らかになった。ま...
❏意思決定における高次認識の役割:帰納的アプローチ(23730184)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80345454)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験経済学 / バブル / 資産取引実験 / 情報経済学 (他14件)
【概要】本プロジェクトの研究成果は理論的成果と実験経済学的成果の二つに分けられる。理論的成果では(1)帰納的ゲーム理論の基礎となる動的論理の枠組みを提示した。また、主体の獲得する情報量の違いが意思決定にどのような影響を与え、社会厚生がどのように変動するかを分析した。 実験経済学的成果では、こうした理論研究の成果を資産取引実験に応用し、主体の経験・認識能力等から帰納的推論を通じて、資産取引価格をどのように予...
【複合領域】一般理論:インセンテイブ実験経済学を含む研究件
❏応用制度設計・実験経済学・社会哲学を融合した持続的発展のための新しい会計(18H00914)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鈴木 智英 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (50813648)
【キーワード】成熟経済社会 / 新しい資本主義 / 付加価値分配計算書 / DS経営 / 実験経済・会計 (他30件)
【概要】社会構築主義会計や制度設計経済学は、望ましく新たな経済現象・制度を創造する条件や過程の解明に努める。例えば2013年にインドで法制化された One Additional Line (OAL) は損益計算書にCSR費用を追加的に1行表示させるだけで、経営者、投資家、メディアのインセンティブを自律的に統制し、市場原理としてよりサステナブルな経済発展が達成される可能性を示した。これはメカニズムデザインと...
❏分散型エネルギー取引市場制度設計に関する理論構築、経済実験及び社会実装(26241033)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 安全科学研究部門, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】LCA / 実験経済学 / 市場制度設計 / インセンティブ / HEMS (他18件)
【概要】本研究では、分散型電源及び既存電源を協調させつつ、長期安定的に稼働可能な電力システムの構築を目指し研究を実施してきた。再生可能エネルギー発電設備についてのLCA(Life Cycle Assessment)を実施し環境負荷の定量化を行った。また、インセンティブ制度設計にあたっては特に省エネが遅れている家庭部門に着目しHEMSデータを活用しライフスタイル別のエネルギー消費実態を特定すると同時に実験経...
【複合領域】一般理論:情報の経済学実験経済学を含む研究件
❏メカニズムデザインの理論と応用:仲介システムとダイナミクス(25285059)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】Game Theory / Mechanism Design / Informational Economics / Experimental Economics / メカニズムデザイン (他12件)
【概要】現代社会において、経済取引は複雑化している。このことに対処するため、取引のメカニズムをどのように設計するべきか、メカニズムをどのように実践すればいいか、は、ミクロ経済学の中心的な問題になっている。特に、時間を通じて取引や選択決定がなされる状況の分析、および、取引を仲介するビジネスの在り方についての分析は、未開拓の先端研究テーマである。このプロジェクトは、このテーマを、理論と実験によって解明すること...
❏社会的影響の経済学的帰結(21330043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 情報の経済学 / 実験経済学 / 繰り返しゲーム (他13件)
【概要】このプロジェクトは、ゲーム理論、情報の経済学、メカニズムデザインを、合理的および行動経済学的意思決定動機の観点から考察する研究を遂行した。現実社会や実験において、経済主体が純粋な利己的動機と矛盾する行動をとることがしばしば観察される。そして、しばしば、予測可能な行動パターンがあることを観察する。これらの行動パターンを特定化し、理論モデルを構築することは非常に重要な研究上のステップになる。このような...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論実験経済学を含む研究件
❏小区分07010:理論経済学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】実験経済学
【研究期間】ミクロ経済学
【研究代表者】ゲーム理論
【キーワード】
【概要】2020年度には,10件の論文出版と,19件の学会発表(うち,招待講演5件)を行った. マッチンググループでは,従来は部分問題に分割して考察されてきた3者間(例.学生ープロジェクトー研究予算)のマッチングを,一つの問題として解くことに取り組んだ.公平性と割当効率性が一般的には両立不可能であることを示したほか,弱められた公平性・割当効率性を満足する耐戦略的なメカニズムを設計し,その性能を実験によって...
❏近未来デジタル経済のための制度設計:理論、実証、実践(20H00070)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / メカニズムデザイン / 実験経済学 / ブロックチェーン / デジタル経済 (他6件)
【概要】成果は10テーマについてであり、学術貢献とメディア情報発信をおこなった。1.ブロックチェーンとガバナンス:松島と野田は、ブロックチェーンの普及が実体経済にどのような影響を与えるかを明らかにする論文を完成させ、東大広報などを通じて海外に向けてプレスリリースし、大きな反響を得た。2.ブロックチェーンと情報デザイン:山本は、不確実性下において不適切に特定化されたモデルにもとづいた意思決定がもたらす経済学...
❏公共プロジェクトのメカニズムデザイン:理論と実験(19K01541)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大和 毅彦 東京工業大学, 工学院, 教授 (90246778)
【キーワード】実験経済学 / ミクロ経済学 / ゲーム理論
【概要】公共プロジェクトの実施問題について、ピボタル・メカニズムと自発的支払メカニズムのパフォーマンスを同じ経済環境の下で比較した経済実験について、各実験参加者の行動を個別に分析した。自発的支払メカニズムについては、参加者のタイプを均衡戦略をとったタイプとそれ以外のタイプの二つに分けたところ、多くの参加者が均衡戦略をとったタイプに分類された。 他方、ピボタル・メカニズムについては、実験参加者のタイプを、支...
【環境学】環境解析学:経済理論実験経済学を含む研究件
❏外部性の存在する経済におけるメカニズム・デザイン:理論と実験(26285045)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大和 毅彦 東京工業大学, 工学院, 教授 (90246778)
【キーワード】ミクロ経済理論 / ゲーム理論 / 実験経済学 / ミクロ経済学 / 経済理論 (他6件)
【概要】外部性の存在する経済におけるメカニズム・デザインに関連して、まず、主体が先のことを考慮に入れて先見的行動をとる場合には、効率的な全体提携が形成されるか否かは、交渉・取引費用に依存することを明らかにした。また、近年の実験研究の結果を踏まえて、社会的に望ましい配分の実現に対して責任を感じる主体が存在する場合に、各個人に帰結のみを申告させる「帰結メカニズム」によって遂行可能な社会選択ルールのクラスを識別...
❏帰納的学習による意思決定理論の構築と資産取引実験への応用(26285043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (80345454)
【キーワード】帰納的学習 / 帰納的ゲーム理論 / 資産取引実験 / 資産価格バブル / 高次認識 (他26件)
【概要】本プロジェクトの目的は、限定合理的な主体が経験を通じて行動の学習過程を描写する帰納的学習理論の構築である。特に市場取引実験に注目し、被験者の(i)合理性の分類 (ii)高次期待の影響の抽出 (iii)将来価格の予測 (iv)経験の違いの影響を明らかにする行動データの分析を行った。その結果、市場参加者の認知能力の多様性が資産価格バブルを助長し、それが被験者の高次期待に起因することが明らかになった。ま...
❏取引市場のメカニズム分析:理論、実験、歴史(18330035)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】松島 斉 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00209545)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験経済学 / 数理経済学 / メカニズムデザイン / 経済史 (他11件)
【概要】取引市場を分権的意思決定のメカニズムとしてとらえることによって、市場の微細構造を解明した。従来は「神の見えざる手」と比喩されるように、市場の微細構造についてはあいまいにされてきた。しかし、歴史、理論、そして実験経済学研究において、研究者が共通の問題意識をもつようになってきた。よって、研究分担者に歴史研究者と数理経済学者をくわえ、相互に交流させ、実験経済学研究をスタートさせることで、取引メカニズムの...
【環境学】環境創成学:経済実験実験経済学を含む研究件
❏中区分7:経済学、経営学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】フューチャー・デザイン
【研究期間】市民討議
【研究代表者】経済実験
【キーワード】時間選好
【概要】公務員と民間で働いている正社員(以下、会社員)を対象として、オンラインでズル行動を調査し、公務員の方がズルをしないことを明らかにした。この調査は、ズルをすることで実際に利益を得られる質問をアンケート回答者にすることで、回答者の不正回避選好を計測したものである。公共部門では、1つの不正行為が社会に大きな影響をもたらす一方で、不正に対する過剰な監視が費用となり、また革新を妨げる要因ともなりえる。したが...
❏超高齢化社会の歪みを正す投票制度に関する理論及び実験研究(18K01515)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上條 良夫 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40453972)
【キーワード】実験経済学 / 投票実験 / 利他性 / ドメイン投票 / 代理投票 (他15件)
【概要】高齢化の進行する民主主義国家は等しく有権者の高齢化という問題に直面しており、将来世代の利益は軽視されがちとなる。将来世代の利益を担保できる新た な投票制度として、選挙権年齢未満の子どもを有する親が、子供の代理として投票するという代理投票制度が注目を集めている。本研究では、代理投票制度が本 当に将来の利益に資する選択を導くのか、という問いに対して、理論を構築し、実験室実験およびインターネット調査実験...
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
【環境学】環境保全学:スマートメーター実験経済学を含む研究件
❏HEMSデータに基づく共創的社会システム形成のための消費者インセンティブの解明(18H04155)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】HEMS / スマートメーター / 太陽光発電 / 異常検知 / LCA (他21件)
【概要】2050年までにカーボン・ニュートラル社会を実現するため、特に排出削減が難しい家庭部門の温室効果ガス排出削減のための手法開発を目指した研究を実施した。 家庭のエネルギー消費削減には、家庭内でどのような形態によってエネルギー消費が行われているか、すなわちライフスタイルを明らかにする必要があった。そこで本研究では、HEMS/スマートメータといったIoTセンシングによって得られた約6万世帯、20億レコー...
❏省エネ行動における非価格要因の経済分析:構造アプローチと実験アプローチの融合(15H03352)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】省エネ行動 / 構造推定 / 社会実験 / 社会規範 / ピア効果 (他19件)
【概要】個人の省エネ行動促進における非価格要因の研究を、構造推定と社会実験の二つのアプローチを用いながら、いくつかのテーマに分けて実施した。個人の省エネ行動の分析を通じて、価格だけではなく、社会規範も重要な要素であることが示された。ただし、効果を厳密に測定するには、内生性を考慮できる構造推定アプローチが有効であることが示された。また、実験アプローチでは、民間ホテルでの社会実験を行った。節電分だけを環境NG...
【環境学】環境保全学:HEMS実験経済学を含む研究件
❏HEMSデータに基づく共創的社会システム形成のための消費者インセンティブの解明(18H04155)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】HEMS / スマートメーター / 太陽光発電 / 異常検知 / LCA (他21件)
【概要】2050年までにカーボン・ニュートラル社会を実現するため、特に排出削減が難しい家庭部門の温室効果ガス排出削減のための手法開発を目指した研究を実施した。 家庭のエネルギー消費削減には、家庭内でどのような形態によってエネルギー消費が行われているか、すなわちライフスタイルを明らかにする必要があった。そこで本研究では、HEMS/スマートメータといったIoTセンシングによって得られた約6万世帯、20億レコー...
❏分散型エネルギー取引市場制度設計に関する理論構築、経済実験及び社会実装(26241033)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 安全科学研究部門, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】LCA / 実験経済学 / 市場制度設計 / インセンティブ / HEMS (他18件)
【概要】本研究では、分散型電源及び既存電源を協調させつつ、長期安定的に稼働可能な電力システムの構築を目指し研究を実施してきた。再生可能エネルギー発電設備についてのLCA(Life Cycle Assessment)を実施し環境負荷の定量化を行った。また、インセンティブ制度設計にあたっては特に省エネが遅れている家庭部門に着目しHEMSデータを活用しライフスタイル別のエネルギー消費実態を特定すると同時に実験経...
【環境学】環境保全学:ライフサイクルアセスメント(LCA)実験経済学を含む研究件
❏HEMSデータに基づく共創的社会システム形成のための消費者インセンティブの解明(18H04155)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】HEMS / スマートメーター / 太陽光発電 / 異常検知 / LCA (他21件)
【概要】2050年までにカーボン・ニュートラル社会を実現するため、特に排出削減が難しい家庭部門の温室効果ガス排出削減のための手法開発を目指した研究を実施した。 家庭のエネルギー消費削減には、家庭内でどのような形態によってエネルギー消費が行われているか、すなわちライフスタイルを明らかにする必要があった。そこで本研究では、HEMS/スマートメータといったIoTセンシングによって得られた約6万世帯、20億レコー...
❏分散型エネルギー取引市場制度設計に関する理論構築、経済実験及び社会実装(26241033)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 安全科学研究部門, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】LCA / 実験経済学 / 市場制度設計 / インセンティブ / HEMS (他18件)
【概要】本研究では、分散型電源及び既存電源を協調させつつ、長期安定的に稼働可能な電力システムの構築を目指し研究を実施してきた。再生可能エネルギー発電設備についてのLCA(Life Cycle Assessment)を実施し環境負荷の定量化を行った。また、インセンティブ制度設計にあたっては特に省エネが遅れている家庭部門に着目しHEMSデータを活用しライフスタイル別のエネルギー消費実態を特定すると同時に実験経...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流実験経済学を含む研究件
❏会計制度に起因する金融危機波及に関する研究:理論と実験(26590026)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80345454)
【キーワード】時価会計制度 / 金融危機 / 流動性 / バブル / 資産市場 (他14件)
【概要】本プロジェクトでは、時価会計制度に注目し、理論と実験から研究を行った。理論研究では、金融市場の流動性ショックが時価会計制度により拡大し、特に流動性ショックに備えていた銀行にも波及し、経営破綻に追い込まれることを示した。 実験研究では、会計情報の開示とその認識の違い、および被験者の将来期待と行動の影響を検証する実験を行った。その結果、(1)多くの情報を保有している被験者が必ずしも高い利得を得るとは限...
❏帰納的学習による意思決定理論の構築と資産取引実験への応用(26285043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (80345454)
【キーワード】帰納的学習 / 帰納的ゲーム理論 / 資産取引実験 / 資産価格バブル / 高次認識 (他26件)
【概要】本プロジェクトの目的は、限定合理的な主体が経験を通じて行動の学習過程を描写する帰納的学習理論の構築である。特に市場取引実験に注目し、被験者の(i)合理性の分類 (ii)高次期待の影響の抽出 (iii)将来価格の予測 (iv)経験の違いの影響を明らかにする行動データの分析を行った。その結果、市場参加者の認知能力の多様性が資産価格バブルを助長し、それが被験者の高次期待に起因することが明らかになった。ま...
❏日本の雇用の非正規・正規間移行に関する実証的・実験的研究(24243035)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】照山 博司 京都大学, 経済研究所, 教授 (30227532)
【キーワード】労働市場の二極化 / 二重労働市場 / 非正規雇用 / 雇用二極化 / 労働市場の二重構造 (他19件)
【概要】さまざまなミクロデータに基づく実証分析により、2000年代以降の非正規雇用の増加は、就業形態の固定化を伴って、新たな労働市場の二重構造を形成したことを示した。そこでは、年功賃金と賃金プレミアムを特徴とする正規労働市場で割当が発生し、賃金上昇機会の限られた非正規労働市場からの移動を制約している。この構造が企業の雇用調整を変質させたことが、経済ショックに対して非正規雇用の再配分が促進される状況を生み出...
【工学】土木工学:社会規範実験経済学を含む研究件
❏制度設計が社会規範に与える影響の経済学的分析(15K13007)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 勝 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (10340647)
【キーワード】実験経済学 / 行動経済学 / 社会規範 / モラル / 市場メカニズム (他12件)
【概要】研究期間内に合計25回の経済実験を実施した。実施場所は、大阪大学の経済実験ラボだけでなく、もっと幅広く実験参加者を集めるために、関西大学経済実験センター(CEE)やミャンマーのヤンゴン経済大学でも実施した。これまで研究成果を国内外の学会やセミナーで報告をし、様々なフィードバックを得た上でよりより研究論文になるように鋭意分析をしている。第10回行動経済学界では招待公演を行なった。また、ESAが主催す...
❏省エネ行動における非価格要因の経済分析:構造アプローチと実験アプローチの融合(15H03352)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】省エネ行動 / 構造推定 / 社会実験 / 社会規範 / ピア効果 (他19件)
【概要】個人の省エネ行動促進における非価格要因の研究を、構造推定と社会実験の二つのアプローチを用いながら、いくつかのテーマに分けて実施した。個人の省エネ行動の分析を通じて、価格だけではなく、社会規範も重要な要素であることが示された。ただし、効果を厳密に測定するには、内生性を考慮できる構造推定アプローチが有効であることが示された。また、実験アプローチでは、民間ホテルでの社会実験を行った。節電分だけを環境NG...
【工学】土木工学:社会実験実験経済学を含む研究件
❏環境配慮型認証製品への消費行動にかかる障害の検証(15K21001)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 遼 早稲田大学, 高等研究所, 助教 (40748349)
【キーワード】森林コーヒー / 環境保全 / 社会実験 / 購買行動 / 認証制度 (他9件)
【概要】近年、世界的な環境問題に対して、環境配慮型農産物認証制度への注目が高まっている。認証製品への需要は、主に欧米諸国で高まっている一方、日本における市場シェアは極めて限定的である。しかし、日本において普及の阻害要因を厳密に検証した実証研究がないため、その要因は明確ではない。 本研究では、2種類の実験を実施し、日本における阻害要因や販売を促進する要因の特定を行った。実験の結果、認証製品への視覚的な注目、...
❏省エネ行動における非価格要因の経済分析:構造アプローチと実験アプローチの融合(15H03352)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】省エネ行動 / 構造推定 / 社会実験 / 社会規範 / ピア効果 (他19件)
【概要】個人の省エネ行動促進における非価格要因の研究を、構造推定と社会実験の二つのアプローチを用いながら、いくつかのテーマに分けて実施した。個人の省エネ行動の分析を通じて、価格だけではなく、社会規範も重要な要素であることが示された。ただし、効果を厳密に測定するには、内生性を考慮できる構造推定アプローチが有効であることが示された。また、実験アプローチでは、民間ホテルでの社会実験を行った。節電分だけを環境NG...
【工学】総合工学:実験・観察実験経済学を含む研究件
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
❏「ナッジ」と「インセンティブ」効果による公共財自発的供給メカニズム:実験研究(16K03563)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡島 成治 大阪経済大学, 経済学部, 准教授 (50733549)
【キーワード】公共財ゲーム / 実験経済学 / ナッジ / 公共財供給ゲーム / 外部性 (他8件)
【概要】公共財ゲームにおいて、ゲームを繰り返し行っても、被験者が公共財への投資額を高い水準に保つような実験デザインを考案した。具体的には、閾値を設定し、グループ全体でその閾値を達成した場合、そのグループの被験者全員にリベートを与える制度である。閾値設定という人々の行動を誘導する仕組みを取り入れることで、我々は、「被験者の公共財への投資額は、公共財ゲームを数回繰り返しても減らさないこと」を発見した。 ...
❏レント・シーキング抑制と懲罰に関する実験研究(16K03562)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】コンテスト理論 / ゲーム理論 / 行動経済学 / 実験 / Contest theory (他13件)
【概要】市場経済社会において,その構成員である個人や集団が互いに競争することが,資源の効率的配分が促し,無駄を抑制することはよく知られている.しかし,その競争が非生産的なレント・シーキングのために行われるとかえって資源は浪費され,社会的余剰は小さくなってしまう.本研究は,レント・シーキングを抑制しうる,Group Size Paradoxがどのような条件下で生じるかを明らかにする。 本事業が明らかにしたの...
【工学】総合工学:情報の非対称性実験経済学を含む研究件
❏情報の非対称性と多様な期待形成がもたらす金融市場への影響とその安定化政策について(18KK0046)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50181433)
【キーワード】金融市場実験 / 経済学実験 / 期待形成 / 金融市場 / 情報の非対称性 (他9件)
【概要】2021年度も新型コロナウイルスの状況は一進一退であり、実験室実験については一部再開することが出来たものの、当初に予定した計画の通りに、多数の実験を実施することはできなかった。実験室実験は、実験参加者を一カ所に集めて実施しなければならないため、通常の実験室収容人数の半数以下で、コロナ対策を十分行った上で、実験を実施した。その点で準備に手間がかかり、また、1回あたりの獲得データ数も限られる。さらに、...
❏会計制度に起因する金融危機波及に関する研究:理論と実験(26590026)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80345454)
【キーワード】時価会計制度 / 金融危機 / 流動性 / バブル / 資産市場 (他14件)
【概要】本プロジェクトでは、時価会計制度に注目し、理論と実験から研究を行った。理論研究では、金融市場の流動性ショックが時価会計制度により拡大し、特に流動性ショックに備えていた銀行にも波及し、経営破綻に追い込まれることを示した。 実験研究では、会計情報の開示とその認識の違い、および被験者の将来期待と行動の影響を検証する実験を行った。その結果、(1)多くの情報を保有している被験者が必ずしも高い利得を得るとは限...
【工学】総合工学:ネットワーク外部性実験経済学を含む研究件
❏経済理論と実験によるEV普及促進の制度設計(23530222)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】七條 達弘 大阪府立大学, 経済学部, 教授 (40305660)
【キーワード】電気自動車 / ネットワーク外部性 / 実験経済学 / EV
【概要】電気自動車の販売促進メカニズムについて理論と実験の両方のアプローチを使って分析した。 理論面では複数のモデルを使い分析した。まず、静学的不完備情報ゲームを用いた最適な販売方法の分析を行った。動学モデルを使った分析では投資が不可逆性をもつ場合と一定の可逆性をもつ場合について分析を行った。さらに、理論で得られた手法を用いて、実験を行った。実験においては、詳細を調べるための少人数の実験と頑健性を調べるた...
❏実験室実験と仮想社会実験による制度分析(20200042)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】新学術領域研究(研究課題提案型)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】七條 達弘 大阪府立大学, 経済学部, 准教授 (40305660)
【キーワード】ネットワーク外部性 / 仮想社会実験 / 実験経済 / 数理社会学 / ゲーム理論 (他7件)
【概要】仮想社会実験を行うシステムとして、SNS にWiki 機能、SNS 内アンケート作成機能、活性化実験機能、汎用的な組み合わせ実験機能等を追加したシステムを構築した.SNS の活性化条件を求める等の理論的結果を得た.また、実験によって、SNS 上の特殊な活性化のポイント制が有効である事、長期的人間関係の派生効果による短期的人間関係における協力の発生等を確認した.さらに、アンケート調査によってSNS ...
【工学】総合工学:シミュレーション実験経済学を含む研究件
❏新技術の生産・流通と特許制度-ゲーム理論による分析(20310086)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】武藤 滋夫 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (50126330)
【キーワード】特許 / ライセンス / 交渉 / ゲーム理論 / 実験経済学 (他11件)
【概要】新技術のライセンスにおいて,特許権所有者と需要者の間で交渉が行われる状況の理論モデルを構築し,それを基に,ゲーム理論の解の一つである「間接安定集合」を用いて,「特許の藪」及び「アンチコモンズの悲劇」を回避しうるような新技術の生産およびライセンスによる流通の可能性を研究した。さらに,その結果の有効性を,被験者を用いた実験および計算機実験により検証した。 ...
❏投資行動における熟達化の解明とその投資教育支援システムへの応用(19300085)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60262101)
【キーワード】情報経済学 / 行動経済学 / 実験経済学 / 神経経済学 / リスク選好 (他15件)
【概要】投資家の投資行動における特徴を分析するために模擬市場実験を実施した結果,個人のリスク選好が投資手法の選択に,熟達度が損失先送りに影響していることがわかった。これに対して,個人のリスク選好は,呼吸,脈拍,皮膚伝導反応のいかなる生理指標にも影響を与えていないという結果が得られた。また,日米の株価の実データ分析と人工市場モデルを用いたシミュレーションとから,投資家のトレンド追随行為という一種の行動バイア...
【農学】農業工学:フィールド実験実験経済学を含む研究件
❏フィールドからラボへ政策設計実験ラボの構築に向けて:環境保全の制度設計を事例に(18H00832)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】三谷 羊平 京都大学, 農学研究科, 准教授 (70647172)
【キーワード】実験経済学 / フィールド実験 / 社会グループ / 社会的相互作用 / 実証ミクロ計量分析 (他6件)
【概要】当該年度は、特にこれまでの成果を論文として取りまとめ、学会報告や査読付学術誌への投稿に注力した。結果として、2件の学会報告、5本の論文が査読付学術誌に受理、3本の論文が査読付学術誌で査読中、2本の論文が査読付国際学会報告に受理という成果を得た。 【研究1】土地所有者のインセンティブ制作への参加行動の文献を収集し、メタ分析を行い論文を執筆した。学会報告を経て、フィールドトップジャーナルであるCons...
❏省エネ行動における非価格要因の経済分析:構造アプローチと実験アプローチの融合(15H03352)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】有村 俊秀 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70327865)
【キーワード】省エネ行動 / 構造推定 / 社会実験 / 社会規範 / ピア効果 (他19件)
【概要】個人の省エネ行動促進における非価格要因の研究を、構造推定と社会実験の二つのアプローチを用いながら、いくつかのテーマに分けて実施した。個人の省エネ行動の分析を通じて、価格だけではなく、社会規範も重要な要素であることが示された。ただし、効果を厳密に測定するには、内生性を考慮できる構造推定アプローチが有効であることが示された。また、実験アプローチでは、民間ホテルでの社会実験を行った。節電分だけを環境NG...
【農学】社会経済農学:制度設計実験経済学を含む研究件
❏応用制度設計・実験経済学・社会哲学を融合した持続的発展のための新しい会計(18H00914)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鈴木 智英 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (50813648)
【キーワード】成熟経済社会 / 新しい資本主義 / 付加価値分配計算書 / DS経営 / 実験経済・会計 (他30件)
【概要】社会構築主義会計や制度設計経済学は、望ましく新たな経済現象・制度を創造する条件や過程の解明に努める。例えば2013年にインドで法制化された One Additional Line (OAL) は損益計算書にCSR費用を追加的に1行表示させるだけで、経営者、投資家、メディアのインセンティブを自律的に統制し、市場原理としてよりサステナブルな経済発展が達成される可能性を示した。これはメカニズムデザインと...
❏分散型エネルギー取引市場制度設計に関する理論構築、経済実験及び社会実装(26241033)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】本田 智則 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 安全科学研究部門, 主任研究員 (00425745)
【キーワード】LCA / 実験経済学 / 市場制度設計 / インセンティブ / HEMS (他18件)
【概要】本研究では、分散型電源及び既存電源を協調させつつ、長期安定的に稼働可能な電力システムの構築を目指し研究を実施してきた。再生可能エネルギー発電設備についてのLCA(Life Cycle Assessment)を実施し環境負荷の定量化を行った。また、インセンティブ制度設計にあたっては特に省エネが遅れている家庭部門に着目しHEMSデータを活用しライフスタイル別のエネルギー消費実態を特定すると同時に実験経...
❏消耗財ダブルオークションにおける収益最大化メカニズムの設計と評価(24300101)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】宮下 和雄 独立行政法人産業技術総合研究所, 人間情報研究部門, 主任研究員 (00358128)
【キーワード】マーケットデザイン / マルチエージェントシミュレーション / ダブルオークション / オークション / 制度設計 (他6件)
【概要】標準的なダブルオークションの仕組みでは、オークションで扱う財の価値が時間経過に伴って損なわれることはないことを前提として、最も効率的な割当の決定を行う。しかし、生鮮品などの消耗材の市場においては、財が売れ残るとその価値が失われるため、生産者は損失を被ってしまう。 消耗材取引における上記問題を解決するため、我々はオンラインダブルオークションの制度設計を行った。我々の開発した市場制度は、入札が不確定的...
【農学】水圏応用科学:協力実験経済学を含む研究件
❏匿名性の高い状況における協調問題を外部インセンティブなしに解決するための研究(25380241)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】経済学実験 / スタッグハントゲーム / 公共財供給ゲーム / 懲罰 / ゲーム理論 (他15件)
【概要】我々は、1)構成員の匿名性の維持、2)利害関係を大幅に変化させるような外部装置を用いない、という二つの基準を満足させ、かつ、協力関係を形成・維持すると考えられる三つの仕組み(①協力・協調の難易度の段階的変化、②変化の内生性、③目標値の調整)について考察を行なった。その結果、上記三つの仕組みが鹿狩りゲームの調整問題を解決するのに有効であり、かつ、多値選択型の囚人のジレンマにおける協力の失敗の解決にも...
❏繰り返しゲーム下における規範の役割および結託防止の制度設計に関わる分析(17330040)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】松井 彰彦 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30272165)
【キーワード】長期的関係 / 規範 / 発話 / 実験経済学 / 繰り返しゲーム (他14件)
【概要】In-Koo Choとの論文2編を国際学術誌に出版した。2編の論文のうち、Journal of Economic Theoryの論文"Learning aspiration in repeated games"は、繰り返しゲームにおいて、通常の最大化原理ではなく、満足化原理に従ってプレイヤーが行動した場合に生じる結果について分析したものである。個々のプレイヤーが協力している間は満足...
【医歯薬学】境界医学:認識実験経済学を含む研究件
❏ゲーム構造に対する認識の実験研究(26380247)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50181433)
【キーワード】非協力ゲーム / 実験 / 認識 / 誘因 / 経済学実験 (他11件)
【概要】本研究は、所与のゲーム構造に対する人々の認識を、主として実験手法によって研究したものである。ゲームモデルに直面した人々の選択行動を調べ、さらにその評価を尋ねることによって、モデルに対する認識と人々の行動基準を明らかにした。 研究成果として、個人の認識に基づく社会的効用を含めた誘因と個人の獲得金銭最大化の誘因の意思決定への影響が、ゲーム構造や個人によって大きく異なることが判明した。相手のもつ誘因に対...
❏帰納的学習による意思決定理論の構築と資産取引実験への応用(26285043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (80345454)
【キーワード】帰納的学習 / 帰納的ゲーム理論 / 資産取引実験 / 資産価格バブル / 高次認識 (他26件)
【概要】本プロジェクトの目的は、限定合理的な主体が経験を通じて行動の学習過程を描写する帰納的学習理論の構築である。特に市場取引実験に注目し、被験者の(i)合理性の分類 (ii)高次期待の影響の抽出 (iii)将来価格の予測 (iv)経験の違いの影響を明らかにする行動データの分析を行った。その結果、市場参加者の認知能力の多様性が資産価格バブルを助長し、それが被験者の高次期待に起因することが明らかになった。ま...
【医歯薬学】外科系臨床医学:バブル実験経済学を含む研究件
❏会計制度に起因する金融危機波及に関する研究:理論と実験(26590026)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80345454)
【キーワード】時価会計制度 / 金融危機 / 流動性 / バブル / 資産市場 (他14件)
【概要】本プロジェクトでは、時価会計制度に注目し、理論と実験から研究を行った。理論研究では、金融市場の流動性ショックが時価会計制度により拡大し、特に流動性ショックに備えていた銀行にも波及し、経営破綻に追い込まれることを示した。 実験研究では、会計情報の開示とその認識の違い、および被験者の将来期待と行動の影響を検証する実験を行った。その結果、(1)多くの情報を保有している被験者が必ずしも高い利得を得るとは限...
❏帰納的学習による意思決定理論の構築と資産取引実験への応用(26285043)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】石川 竜一郎 早稲田大学, 国際学術院, 准教授 (80345454)
【キーワード】帰納的学習 / 帰納的ゲーム理論 / 資産取引実験 / 資産価格バブル / 高次認識 (他26件)
【概要】本プロジェクトの目的は、限定合理的な主体が経験を通じて行動の学習過程を描写する帰納的学習理論の構築である。特に市場取引実験に注目し、被験者の(i)合理性の分類 (ii)高次期待の影響の抽出 (iii)将来価格の予測 (iv)経験の違いの影響を明らかにする行動データの分析を行った。その結果、市場参加者の認知能力の多様性が資産価格バブルを助長し、それが被験者の高次期待に起因することが明らかになった。ま...
❏意思決定における高次認識の役割:帰納的アプローチ(23730184)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】石川 竜一郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (80345454)
【キーワード】ゲーム理論 / 実験経済学 / バブル / 資産取引実験 / 情報経済学 (他14件)
【概要】本プロジェクトの研究成果は理論的成果と実験経済学的成果の二つに分けられる。理論的成果では(1)帰納的ゲーム理論の基礎となる動的論理の枠組みを提示した。また、主体の獲得する情報量の違いが意思決定にどのような影響を与え、社会厚生がどのように変動するかを分析した。 実験経済学的成果では、こうした理論研究の成果を資産取引実験に応用し、主体の経験・認識能力等から帰納的推論を通じて、資産取引価格をどのように予...
【医歯薬学】社会医学:行動経済学実験経済学を含む研究件
❏新しいタイプのデータ、解析手法を活かした行動経済学の実証研究(18K12742)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】萱場 豊 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 講師 (00708612)
【キーワード】行動経済学 / 実験経済学 / 応用計量経済学
【概要】本年度は、昨年度の末に実施したネットワークを通じた価格競争の実験結果の精緻なデータ解析を進めた。また、その結果を踏まえ、当初想定していた理論についての修正を行った。そして、その理論の修正に基づいて更なるデータ解析を進め、一定の解釈に落ち着いたため、論文にまとめて公表した。論文は学会誌に投稿し、審査の結果を待つ状況である。 本論文は、標準的な経済理論においては、ネットワークを通じて情報財を取引する場...
❏フィールドからラボへ政策設計実験ラボの構築に向けて:環境保全の制度設計を事例に(18H00832)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】三谷 羊平 京都大学, 農学研究科, 准教授 (70647172)
【キーワード】実験経済学 / フィールド実験 / 社会グループ / 社会的相互作用 / 実証ミクロ計量分析 (他6件)
【概要】当該年度は、特にこれまでの成果を論文として取りまとめ、学会報告や査読付学術誌への投稿に注力した。結果として、2件の学会報告、5本の論文が査読付学術誌に受理、3本の論文が査読付学術誌で査読中、2本の論文が査読付国際学会報告に受理という成果を得た。 【研究1】土地所有者のインセンティブ制作への参加行動の文献を収集し、メタ分析を行い論文を執筆した。学会報告を経て、フィールドトップジャーナルであるCons...
❏レント・シーキング抑制と懲罰に関する実験研究(16K03562)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
【キーワード】コンテスト理論 / ゲーム理論 / 行動経済学 / 実験 / Contest theory (他13件)
【概要】市場経済社会において,その構成員である個人や集団が互いに競争することが,資源の効率的配分が促し,無駄を抑制することはよく知られている.しかし,その競争が非生産的なレント・シーキングのために行われるとかえって資源は浪費され,社会的余剰は小さくなってしまう.本研究は,レント・シーキングを抑制しうる,Group Size Paradoxがどのような条件下で生じるかを明らかにする。 本事業が明らかにしたの...
【医歯薬学】看護学:ナッジ実験経済学を含む研究件
❏応用制度設計・実験経済学・社会哲学を融合した持続的発展のための新しい会計(18H00914)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】鈴木 智英 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (50813648)
【キーワード】成熟経済社会 / 新しい資本主義 / 付加価値分配計算書 / DS経営 / 実験経済・会計 (他30件)
【概要】社会構築主義会計や制度設計経済学は、望ましく新たな経済現象・制度を創造する条件や過程の解明に努める。例えば2013年にインドで法制化された One Additional Line (OAL) は損益計算書にCSR費用を追加的に1行表示させるだけで、経営者、投資家、メディアのインセンティブを自律的に統制し、市場原理としてよりサステナブルな経済発展が達成される可能性を示した。これはメカニズムデザインと...
❏「ナッジ」と「インセンティブ」効果による公共財自発的供給メカニズム:実験研究(16K03563)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】岡島 成治 大阪経済大学, 経済学部, 准教授 (50733549)
【キーワード】公共財ゲーム / 実験経済学 / ナッジ / 公共財供給ゲーム / 外部性 (他8件)
【概要】公共財ゲームにおいて、ゲームを繰り返し行っても、被験者が公共財への投資額を高い水準に保つような実験デザインを考案した。具体的には、閾値を設定し、グループ全体でその閾値を達成した場合、そのグループの被験者全員にリベートを与える制度である。閾値設定という人々の行動を誘導する仕組みを取り入れることで、我々は、「被験者の公共財への投資額は、公共財ゲームを数回繰り返しても減らさないこと」を発見した。 ...