レント・シーキング抑制と懲罰に関する実験研究
【研究分野】理論経済学
【研究キーワード】
コンテスト理論 / ゲーム理論 / 行動経済学 / 実験 / Contest theory / Group competition / Experiment / Group Size Paradox / 実験経済学 / グループ間競争 / Group size paradox / 懲罰 / レント・シーキング
【研究成果の概要】
市場経済社会において,その構成員である個人や集団が互いに競争することが,資源の効率的配分が促し,無駄を抑制することはよく知られている.しかし,その競争が非生産的なレント・シーキングのために行われるとかえって資源は浪費され,社会的余剰は小さくなってしまう.本研究は,レント・シーキングを抑制しうる,Group Size Paradoxがどのような条件下で生じるかを明らかにする。
本事業が明らかにしたのは、1)Auction-Like Contestでは“group size paradox”は理論通り発生しない、2)懲罰と報酬はプレイヤーの数が、実社会のように多人数になるとうまく機能しない。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
上條 良夫 | 高知工科大学 | 経済・マネジメント学群 | 教授 | (Kakenデータベース) |
大薗 博記 | 鹿児島大学 | 法文教育学域法文学系 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)