「ナッジ」と「インセンティブ」効果による公共財自発的供給メカニズム:実験研究
【研究分野】理論経済学
【研究キーワード】
公共財ゲーム / 実験経済学 / ナッジ / 公共財供給ゲーム / 外部性 / ナッジ効果 / インセンティブ効果 / 実験
【研究成果の概要】
公共財ゲームにおいて、ゲームを繰り返し行っても、被験者が公共財への投資額を高い水準に保つような実験デザインを考案した。具体的には、閾値を設定し、グループ全体でその閾値を達成した場合、そのグループの被験者全員にリベートを与える制度である。閾値設定という人々の行動を誘導する仕組みを取り入れることで、我々は、「被験者の公共財への投資額は、公共財ゲームを数回繰り返しても減らさないこと」を発見した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
船木 由喜彦 | 早稲田大学 | 政治経済学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
岡島 広子 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)