持続可能な資本主義に関する実験経済学的研究
【研究分野】環境政策・環境社会システム
【研究キーワード】
社会的責任投資 / 実験経済学 / 行動経済学 / 経済実験
【研究成果の概要】
本研究では、持続可能な資本主義を支える仕組みとして注目されている社会的責任投資(Socially Responsible Investment:SRI)について、実験経済学的な手法を用いて投資家行動の分析をおこなった。投資家行動を決定づける大きな動機として、利他性、時間選好、リスク選好を想定し、これらがどの程度の影響を投資家行動に与えているかについて経済実験を用いた検討をおこなった。結果として、投資家行動に強い影響を与えているのは利他性とリスク選好であり、利他性が高いほどSRI投資が促されること、また時間選好率が高いほどSRI投資が促されることが明らかになった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
本田 智則 | 産業技術総合研究所 | 安全科学研究部門 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
西野 成昭 | 東京大学 | 工学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)