戦略的状況下における集団意思決定に関する実験分析
【研究分野】理論経済学
【研究キーワード】
集団意思決定 / 実験経済学 / 利他的選好 / 社会的選好 / リスク選好 / 時間選好 / 戦略的状況 / 持続可能性 / 集計ルール / 投票ルール / ゲーム理論 / 実験 / 利他選好 / 実験室実験
【研究成果の概要】
本研究は、実験手法を用いて集団意思決定の背後にある集団を形成することを通じた個人の選好変化について考察をした。集団となることにより、人はより利己的な選択、リスク回避的な選択を好むようになることを明らかにした。また、集団の時間選好の決定要因としては、長期的利益を重視する人よりも短期的利益を重視する人の影響がより強く反映される傾向にあることも明らかにした。相手が攻撃してくるかもしれないという恐怖から、防衛的な先制攻撃をするかどうかを検討するような課題(先制攻撃ゲーム)を用いた実験からは、集団から個人への先制攻撃が他の条件よりも高いことが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
三船 恒裕 | 高知工科大学 | 経済・マネジメント学群 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
岡野 芳隆 | 高知工科大学 | 経済・マネジメント学群 | 講師 | (Kakenデータベース) |
舛田 武仁 | 高知工科大学 | 公私立大学の部局等 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【配分額】15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)