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研究分野別サイレントキーワード
「教育」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:福祉教育を含む研究件
❏人口高齢化が政府の公共財供給に与える影響―政治経済学的アプローチ―(20K01712)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺井 公子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80350213)
【キーワード】人口高齢化 / 政治経済学的アプローチ / 教育 / インフラ投資 / 福祉 (他10件)
【概要】本研究は、人口高齢化が政府支出、課税、規制にどのような影響を与えるかを、日米データを使って分析することを目的としている。高齢者は若い世代と比較して、長期間にわたり便益を発生させる政策よりも、短期に集中して便益を生み出す政策のほうを好むと考えられる。したがって、高齢化が進む地域では、教育やインフラへの支出が少ないと想定される。また、高齢化が進行する地域では、高齢者も負担しなければならない消費税から直...
❏リカードウ・マルサス論争と古典派経済学の展開:その交錯と対抗および現代性の研究(17H00982)
【研究テーマ】経済学説・経済思想
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】出雲 雅志 神奈川大学, 経済学部, 教授 (10211731)
【キーワード】リカードウ / マルサス / 古典派経済学 / ケンブリッジ / 貧困と救貧 (他11件)
【概要】①本研究の遂行に必要な文献や資料を収集するとともに、国内外の研究者との国際共同研究のネットワークづくりに取り組んだ。 ②トマス・ロバート・マルサスの『人口論』と経済学の各言語圏(英語圏・フランス語圏・スペイン語圏・ポルトガル語圏とイタリア・ロシアおよび日本)への伝播とその受容の特色を明らかにするために開催した国際会議(2018年9月)の成果をとりまとめ、Gilbert Faccarello, Ma...
❏少子高齢・多文化社会における福祉・教育空間の多機能化に関する歴史人類学的研究(21320166)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 七美 国立民族学博物館, 先端人類科学研究部, 教授 (80298744)
【キーワード】少子高齢社会 / 多文化社会 / 福祉 / 教育 / 歴史人類学 (他8件)
【概要】社会の少子高齢化のもと、ケアへの関心が高まっている。だが,気遣い、配慮、関係性を紡ぐという意味でのケアは、すべての人に関係する事がらである。本研究は、「ウェルビーイング」という観点から出発し、人々が協働作業としてのライフデザインに向けて声を発し、議論に参加する時間と場を創り続ける方法を検討し、ケアの意味と実践に関する考察を深めた。その成果を、国際シンポジウムおよび書籍刊行(鈴木七美他編、高齢者のウ...
【情報学】人間情報学:観察学習教育を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
【情報学】人間情報学:心の理論教育を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
【情報学】人間情報学:音声言語教育を含む研究件
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
【情報学】情報学フロンティア:バーチャル・リアリティ(VR)教育を含む研究件
❏バーチャルリアリティを用いた体験型獣医外科手術教育法の開発(21K19180)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】中川 貴之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40447363)
【キーワード】獣医臨床教育 / 外科 / 教育 / バーチャルリアリティ / 手術 (他10件)
【概要】本研究では、現実と瓜二つの手術体験を共有できる 『術者視点型VR(バーチャルリアリティ)手術体験教材』を開発し、時間・空間・身体の障壁を超越して、現実と等価な視覚情報を得ながら無限に外科医の技術をシャドーイングできる手術教育教材の開発に挑戦する。 本研究ではVR教材の撮影のために、複数の全天球型カメラを用いて、東京大学附属動物医療センター手術室を利用し、実験犬などを用いた実際の手術を撮影する。しか...
❏天体観測教育用バーチャルリアリティ・ディスプレイシステムの開発に関する研究(13780114)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】青柳 貴洋 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助手 (10302944)
【キーワード】天体観測 / 教育工学 / バーチャルリアリティ / 方位センサ / 星座 (他8件)
【概要】本研究は、「星空の観測」をコンピュータとバーチャルリアリティを組み合わせることにより補助するシステムを開発および評価することを目的とした。 本年度は、下記の2点について、前年度に開発をしたシステムをふまえた上で研究をすすめた。 ●システムハードウェアの可般化、小型化 ●電子星座盤システムへのナビゲーション機能の追加 まず、昨年度に開発した電子星座盤システムを、ノート型コンピュータに移植して、外で持...
【情報学】情報学フロンティア:ジャーナリズム教育を含む研究件
❏冷戦期東アジアの科学技術広報外交に関する国際比較研究(17H02238)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦 / アジア / アメリカ / 地域研究 / 科学技術 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトでは、冷戦初期の東アジアにおいて学知や専門知が構築された過程について、日本・アメリカ・中国・台湾・韓国の研究者が共同研究を行った。研究開始時には、科学技術知にまつわる広報外交に焦点を当てる予定であったが、共同研究が進むにつれて冷戦世界の各地域を戦略的に「知る」ための地域研究、政治的ヘゲモニーと密接に結びついた科学技術、そして学知や専門知に基づいた情報を「伝える」ためのジャーナリズ...
❏近世フランスの政治情報とジャーナリズムに関する研究(15520461)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】森原 隆 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70183663)
【キーワード】フランス革命 / ジャーナリズム / ジャーナル / 共和政 / 政治情報 (他12件)
【概要】近世フランスの政治情報とジャーナリズムに関して、特に新聞出版の文化に焦点をあてながら、この時期のジャーナリズム形成の問題を3年にわたって、さまざまな角度から検討した。とくにこのような新聞出版の文化と王権や政治機構との関係、また、読者公衆や公共圏・世論など近年注目されている諸問題についても検討した。国内の大学での史料調査およびフランスでの文献調査、さらにフランスをはじめとする外国から近年の研究動向に...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット教育を含む研究件
❏インターネットを用いた教育の問題点の実例研究(13878033)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】有馬 哲夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (10168023)
【キーワード】インターネット / メディア / 遠隔教育 / 大学 / デジタル (他6件)
【概要】インターネットを使った大学教育における問題点を研究するために、以下の大学の大学教育開放センター、遠隔教育センター担当者および研究者に、電子メールや面接調査で、インターネットを用いた教育の問題点について訪ねた。 (1)カリフォルニア大学ロサンゼルス校、(2)スタンフォード大学、(3)ハワイ大学、(4)マサチューセッツ工科大学、(5)ジョージア工科大学、(6)トロント大学このうち、(1)(3)の大学に...
❏「盲ろう」教育を支援するワールドワイド情報収集・提供システムの構築(09410084)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】中澤 惠江 (中澤 恵江) 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 室長 (60155702)
【キーワード】盲ろう / 稀少障害 / 重複障害 / 視覚障害 / 聴覚障害 (他11件)
【概要】平成11年度の計画に沿って以下の研究を行った。 1構築した情報システムの更新と海外との連携 1)日本の盲ろう教育の歴史と盲ろう教育の実態調査についての英語の情報を発信した。 2)海外の情報として、日本ではほとんど発行されていない盲ろうの原因疾患について邦訳を行った。 3)DB-LINK等の海外盲ろう情報組織との連携関係が確立し、海外の盲ろう情報が容易に入手できるようになった。 4)収集した国内外の...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...
【情報学】情報学フロンティア:身体教育を含む研究件
❏近代イギリスにおける感受性文学と誤認―女性、言語、社会制度(19H01242)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / 誤認 / 教育 / 身体 / 植民地 (他8件)
【概要】本課題では、18世紀イギリスにおいて浸透した感受性文化を経て広く共有され、またコミュニティや社会のあり方、植民地体制下の「他者」との関係を規定することにもつながった感受性文学やその関連言説を中心に研究を進めている。人間の美徳であるはずの感覚や感性に根ざした感受性(sensibility)が「誤認」(misconception)を生み出す過程を医学や経験論、身体論を含めて多面的に分析し、その文化的、...
❏「美的なもの」の教育的影響に関する理論的・文化比較的研究(14310114)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】今井 康雄 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (50168499)
【キーワード】教育 / 美 / 文化比較 / 教育理論 / 教育哲学 (他11件)
【概要】2002年10月 筑波女子大で開かれた教育哲学会第45回大会においてラウンドテーブル「美は教育に何をもたらすか」を開催。企画者は鈴木晶子。今井康雄、藤川信夫、西村拓生、野平慎二、真壁宏幹が報告。 2003年1月 東京大学教育学部にてワークショップ「倫理的なものの美学化と教育の(不)可能性--美・身体・公共性」を開催。報告者としてRichard Shusterman(テンプル大学)、Paul Sta...
【情報学】情報学フロンティア:対話教育を含む研究件
❏現代社会に生きる哲学教育を構築するための理論的・実践的研究(18H00607)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】寺田 俊郎 上智大学, 文学部, 教授 (00339574)
【キーワード】哲学教育 / 哲学対話 / 哲学実践 / 子どもの哲学 / 日本哲学会 (他18件)
【概要】本研究では、哲学教育を、高等教育のみならず、初等・中等教育の現場や現代社会のさまざまな現場で活用する意義と方法とを 研究し、現代社会の課題に応えることのできる哲学教育の基盤を構築するため、以下の四つの課題を設定している。 課題1:初等・中等・高等教育において哲学教育がもちうる意義を明確にし、それに資する教育方法を開発し、その効果を明示する。 課題2:市民教育・社会教育において哲学教育がもちうる意義...
❏社会的基盤としての自覚的公民形成のための哲学・倫理学研究教育に関する総合研究(21520026)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】木阪 貴行 国士舘大学, 文学部, 教授 (10183790)
【キーワード】哲学 / 教養教育 / 啓蒙 / 宗教 / 弁論術 (他16件)
【概要】社会の真の基盤である自覚的な公民育成のために哲学・倫理学の研究教育の在り方を探求した。高等学校における「倫理」と内容的に接続する、大学学部4年間で完成する新たな哲学・倫理学専門教育の在り方を構築するための教材を開発するのみならず、実際に授業実践の中で検証する試みを開始した。この取組の理論的・理念的基礎は、カントの啓蒙に関する思索の中核にある公民の概念及び古代ギリシヤ哲学以来の弁論術と哲学との関係を...
【情報学】情報学フロンティア:教養教育を含む研究件
❏集団形成と古典知の継承を視座とする近代日本漢文学の研究―政治家の作品を中心に―(20K00318)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】合山 林太郎 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (00551946)
【キーワード】東アジア / 漢文脈 / 漢学 / 上野戦争 / 日本漢文学 (他11件)
【概要】研究計画に基づき、以下のような調査を行った。①大沼枕山門下の漢詩人市川湫村の「東台春興歌」について分析した。この詩は、維新期の動乱の歴史について振り返りながら、上野の地の情景とその変遷について詠ったものであり、とくに当地に設けられた彰義隊の墓碑が、官軍により不当な扱いを受けていたことを述べている。この詩のメディアへの掲載状況や、読者の反応を調査し、明治初期において漢詩が持っていた社会的なインパクト...
❏啓蒙期以後のドイツ・フランスから現代アメリカに至る、哲学・教育・大学の総合的研究(22320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】西山 雄二 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (30466817)
【キーワード】哲学 / 教育 / 大学 / 哲学教育 / 啓蒙 (他7件)
【概要】本研究では、ドイツ、フランス、アメリカの三地域において、哲学者や思想家の大学論や教育論、学問論を検討し、哲学、大学、教育をめぐる原理的な問いを多角的に考察し、次のような研究活動を展開した。1)フランス、ドイツ、イギリス、イスラエルなどで国際会議に参加し、各国の研究者と哲学、教育、大学に関する今日的問題を議論した。2)デリダが創設した国際哲学コレージュに関するドキュメンタリー映画「哲学への権利--国...
❏社会的基盤としての自覚的公民形成のための哲学・倫理学研究教育に関する総合研究(21520026)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】木阪 貴行 国士舘大学, 文学部, 教授 (10183790)
【キーワード】哲学 / 教養教育 / 啓蒙 / 宗教 / 弁論術 (他16件)
【概要】社会の真の基盤である自覚的な公民育成のために哲学・倫理学の研究教育の在り方を探求した。高等学校における「倫理」と内容的に接続する、大学学部4年間で完成する新たな哲学・倫理学専門教育の在り方を構築するための教材を開発するのみならず、実際に授業実践の中で検証する試みを開始した。この取組の理論的・理念的基礎は、カントの啓蒙に関する思索の中核にある公民の概念及び古代ギリシヤ哲学以来の弁論術と哲学との関係を...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク教育を含む研究件
❏影響力ある持続可能性の研究と教育のためのグローバルステークホルダーのネットワーク(17F17777)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
【キーワード】Education / Sustainable Development / Impact / Sustainability / Research (他13件)
【概要】The fellow achieved the overall objective of her research. This can be reflected through scientific articles, technical presentations, books, book chapters, and policy briefs. She has also published i...
❏青少年の社会化ネットワークと教育達成に関する日韓比較研究(20330108)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】渡辺 秀樹 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30114721)
【キーワード】社会化 / 青少年 / 日韓比較 / ネットワーク / 教育達成 (他6件)
【概要】中高生の社会化ネットワークと教育達成をテーマに、東京とソウルを中心に、日韓で計量調査およびインタビュー調査を実施した。それらデータの分析を通して、主に、(1)日韓の青少年の家族的背景と教育アスピレーションの関連の分析、(2)親子関係と子どもの成績との関係の社会関係資本論からの比較分析、(3)青少年の社会化ネットワークと学校生活との関係の比較、(4)青少年のジェンダー意識の比較分析、および(5)青少...
❏日本階層システムの構造と過程に関する総合的研究(14201017)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】佐藤 嘉倫 東北大, 文学研究科, 教授 (90196288)
【キーワード】社会階層 / 不平等 / 教育 / 職業 / 制度 (他8件)
【概要】今年度の具体的な研究実績は、以下の4点にまとめることができる。 第一に、現代日本を対象とした全国調査の準備として、階層研究全般にわたる検討会議を催した。社会的不平等生成メカニズムの理論についての意見交換、従来型質問紙調査の限界を克服するための技術的検討などにより、重要な知見を獲得した。 第二に、国際比較プロジェクトに向けて、台湾、韓国、アメリカの研究者と詳細な議論を重ねた。台湾に関しては中央研究院...
【複合領域】社会・安全システム科学:雇用教育を含む研究件
❏東アジア諸国における少子化の国際比較研究―理論的把握とパネルデータによる実証分析(18H00936)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 結婚 / 子育て / 東アジア / パネルデータ (他16件)
【概要】東アジア諸国は世界でもっとも少子化がすすむ地域である。本研究の目的は、欧州諸国の「第2の人口転換」と異なる視点から東アジア諸国の結婚・出生の変化を理論的にとらえた上で、出生率を引き下げている背景要因を実証的に分析することである。具体的な仮説は、①若年雇用の悪化、②高学歴化による教育コストの上昇、③仕事と子育て等の両立の難しさ、④脱物質主義と異なる価値観の変化、である。研究対象国は、日本および東アジ...
❏日本とアジア新興国における少子化・教育・雇用の関連に関する国際比較研究(26285122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 雇用 / 教育 / 東アジア / 国際比較 (他15件)
【概要】本研究は、日本・韓国・シンガポール等を対象に、学術的・政策的課題である、少子化の特徴およびその背景要因を理論的・実証的に研究した。研究の結果、次の3点が明らかになった。第一に、これらアジア諸国では、同棲や婚外子が少ないために、未婚化が少子化に直結している。未婚化・少子化の背景には、雇用状況、高学歴化と教育コストの増大、仕事と子育ての両立難等がある。第二に、グローバル化・サービス経済化・高学歴化のた...
【複合領域】科学教育・教育工学:シラバス教育を含む研究件
❏トランスレーショナル・リサーチを担う人材育成としての大学院教育の検討(17K08904)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長村 文孝 東京大学, 医科学研究所, 教授 (90282491)
【キーワード】トランスレーショナルリサーチ / 大学院 / シラバス / 非医学系 / トランスレーショナル・リサーチ (他7件)
【概要】基礎研究を臨床応用するトランスレーショナルリサーチ(TR)を担う人材は、世界的にnon-MD博士号取得者が中心となっている。国内の医療関連大学院のシラバスを調査したがTR教育はまだ不十分と考えられた。海外の状況も調査し、TR開発としてどのように基礎研究成果を臨床応用するかについて(コンセプト、関連法規制、具体例、開発経路等)、知財、起業教育が重要と考えられ、これらを中心とした大学院教育で必要と考え...
❏日本におけるEOLケア教育のカリキュラム作成~我が国の実態と改善点を踏まえて~(25463395)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小林 美亜 千葉大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (00327660)
【キーワード】EOL / カリキュラム / 教育 / 終末期 / 教育カリキュラム (他8件)
【概要】看護基礎教育におけるEOL(エンド・オブ・ライフ)ケア教育の実態を把握するとともに、看護学生のEOLケアに対する態度を評価した。これらの結果を踏まえ、EOLケア専門家パネルにより、日本において実行可能で、効果的なEOL教育カリキュラムを検討した。その結果、「EOL-終末期援助論(30時間程度)」として、Ⅰ.終末期の概念・文化的配慮、終末期を取り巻く医療の現状と課題、Ⅱ.終末期における看護、Ⅲ.痛み...
【複合領域】科学教育・教育工学:在日外国人教育を含む研究件
❏モバイル端末を利用した在日外国人向けの防災教育システムの構築と評価(19K03002)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】汪 曙東 島根大学, 学術研究院教育研究推進学系, 准教授 (50435046)
【キーワード】防災教育 / 在日外国人 / モバイル / 多言語対応 / 防災 (他12件)
【概要】本研究では在日外国人に向けて大規模な調査を行い、在日外国人の防災意識、防災技能の現状および防災教育に関する希望などを明らかにした。その調査結果に基づいて、在日外国人向けの防災教育プラントフォームを構築した。プラットフォームはやさしい日本語、英語、中国語3つの言語のコンテンツで構成したウェブサイトとスマートフォンのアプリになっている。日本でよく発生している災害のメカニズム、現象、対策が分かりやすい表...
❏もう1つの南米系コミュニティ:沖縄におけるペルー移民家族と大学進学(26380682)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】樋口 直人 徳島大学, 大学院総合科学研究部, 准教授 (00314831)
【キーワード】移民 / 日系人 / 教育 / 社会移動 / デカセギ (他13件)
【概要】本研究では、沖縄における南米系移民の進学率の高さに着目し、要因を解明するべく調査を行い、以下が明らかになった。沖縄の制度環境や社会関係資本が、移民若年層にとって進学に有利に働くことは確かだが、より大きな要因として居住の安定性がある。沖縄と本土の進学率の差には、確かに制度や親族サポートの違いにもよっているが、安定して居住していることが進学により強い影響を及ぼす。また、対象者の圧倒的多数は特別入試によ...
❏在日外国人の社会経済的地位をめぐる動態分析(24530685)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大曲 由起子 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (00626327)
【キーワード】在日外国人 / ニューカマー / 在日コリアン / 階層 / 貧困 (他13件)
【概要】本研究では、国勢調査オーダーメイド集計を用いて、1980~2010年までの在日外国人の社会経済的地位の動態を分析した。その結果、在日コリアンに関して1950~60年代生まれコーホートに置いて職業ニッチの変化が生じていること、民族経済が脱産業化したという説は過大評価である可能性が高いことを明らかにした。同時に、ニューカマーについては進学格差が縮まりつつあるが、これはリーマンショックによる帰国の影響が...
【複合領域】科学教育・教育工学:英語教育を含む研究件
❏非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)プログラム実態調査と言語政策への提言(17K03028)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】EMI / ELF / 言語政策 / アジア非英語圏 / 共通語としての英語 (他13件)
【概要】本研究の目的は、アジア非英語圏(日本を含む)で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction、英語を媒介とする授業)に焦点をあて、(1)日本人学生と外国人学生の英語および現地語の言語習得やコミュニケーション活動の実態を把握し、また(2)EMIプログラム卒業生への調査を実施することによって、仕事で求められている言語使用とカリキュラムとの連関を分析し、言語教育への政策提言を...
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
❏多言語社会における言語政策-マレーシアの英語重視政策をめぐる論争と現状の調査(16520355)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】マレーシア / 言語政策 / 言語計画 / 多言語 / 多民族 (他9件)
【概要】本研究はマレーシアにおける理数教育における英語使用の導入をめぐる論争と教育現場での現状を把握することを目指した。マハティール前首相が国際競争力強化を目的として英語教育の拡充を提言し、2002年に小・中、高等学校において理数科目授業を英語で教授することが決定され、2003年から実施された。この言語政策の変更に関して、母語教育の維持を主張する華人社会や国家統合のシンボルとしてのマレー語の地位低下を懸念...
【複合領域】科学教育・教育工学:英語教育教育を含む研究件
❏非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)プログラム実態調査と言語政策への提言(17K03028)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】EMI / ELF / 言語政策 / アジア非英語圏 / 共通語としての英語 (他13件)
【概要】本研究の目的は、アジア非英語圏(日本を含む)で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction、英語を媒介とする授業)に焦点をあて、(1)日本人学生と外国人学生の英語および現地語の言語習得やコミュニケーション活動の実態を把握し、また(2)EMIプログラム卒業生への調査を実施することによって、仕事で求められている言語使用とカリキュラムとの連関を分析し、言語教育への政策提言を...
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
【複合領域】科学教育・教育工学:教育開発教育を含む研究件
❏発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究(26257112)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 途上国 / 難民 / 障害 (他13件)
【概要】本研究では、アフリカ・中近東・アジアの発展途上国における、困難な状況にある子どもの教育について、それを支援する学校、教師の実践事例を個別に調べ、多面的に検討した。とくに困難な状況にある子どもの教育のリアリティを当事者である生徒、教師、保護者の視点から捉えなおした。その結果は、脆弱というよりは、外部からの支援に依存するのではなく、主体的に行動する人々の存在が明らかになった。研究成果は、(1)難民の子...
❏発展途上国における女子教育の社会経済的影響とその振興に関する統計的実証研究(10710129)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】黒田 一雄 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 講師 (70294600)
【キーワード】途上国 / 女子教育 / 国際協力 / 人的資源 / 教育開発 (他13件)
【概要】発展途上国の女子教育は、1990年タイ・ジョムティエンで開発された万人のための教育世界会議や95年北京で開催された世界女性会議を経て、社会経済開発や男女格差の是正における重要性が国際的に再認識され、途上国政府ばかりではなく二国間援助機関・国際機関の重点領域となっている。本研究の目的は発展途上国における女子教育の社会経済開発に対する効果とその振興に関して統計的実証分析を行ない、高い実証性と実践性のあ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:高等教育教育を含む研究件
❏現代社会に生きる哲学教育を構築するための理論的・実践的研究(18H00607)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】寺田 俊郎 上智大学, 文学部, 教授 (00339574)
【キーワード】哲学教育 / 哲学対話 / 哲学実践 / 子どもの哲学 / 日本哲学会 (他18件)
【概要】本研究では、哲学教育を、高等教育のみならず、初等・中等教育の現場や現代社会のさまざまな現場で活用する意義と方法とを 研究し、現代社会の課題に応えることのできる哲学教育の基盤を構築するため、以下の四つの課題を設定している。 課題1:初等・中等・高等教育において哲学教育がもちうる意義を明確にし、それに資する教育方法を開発し、その効果を明示する。 課題2:市民教育・社会教育において哲学教育がもちうる意義...
❏教育における多層的グローバルガバナンス形成過程に関する国際共同研究(23402065)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】黒田 一雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
【キーワード】グローバルガバナンス / 地域統合 / 高等教育 / EFA / インクルーシブ教育 (他11件)
【概要】政治経済社会のグローバリゼーションと、デファクトで進展するクロスボーダー化によって、従来国家(ナショナル)のレベルにおいて主な政策決定がなされてきた教育においても、世界的(グローバル)もしくは地域的(リージョナル)なレベルでの多層的なガバナンス体制構築の重要性が増しつつある。本研究は、教育の国際的な政策決定メカニズムを、グローバルとリージョナルの2段階をナショナルとの対比・相互関係で考察し、その過...
❏大学での学びを高め卒業時の能力保証を生み出す授業の開発に関する実証的研究(20330188)
【研究テーマ】教科教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】橋本 健夫 長崎大学, 教育学部, 教授 (00112368)
【キーワード】高等教育 / 大学の授業 / 卒業期の能力保証 / 授業改善 / FD (他11件)
【概要】高等教育のユニバーサル化が進む中で、大学教育の実質化が問われている。つまり、各大学が理念や目標をどのように達成していくか、そして、卒業生の能力をいかに保証していくかが大きな課題となっている。このために、FDや学生による授業評価などを活用した授業改善への試みが進められている。これらは、教員の意識改善には有効であると考えている。しかし、問題はその次の段階である。卒業期の能力保証を行うためには、教員一人...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:歴史学教育を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏戦後における国民教育の再構築に関する教育実践史研究(13710170)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】小国 喜弘 東京都立大学, 人文学部・心理教育学科・教育学専攻, 助教授 (60317617)
【キーワード】生活綴り方 / 郷土教育 / 社会科 / ナショナリズム / 教育史 (他10件)
【概要】本研究は、1940年代半ばから1960年代にかけての国民教育運動が、戦前の国民教育をいかに再編成することになったのかを社会科や国語科の個別的な教育実践に即して明らかにしようとするものであった。申請者は、1950年代の国民的歴史学運動を一つの切り口とし、さらに50年代から60年代にかけての作文教育をもう一つの切り口として検討を試みた。 国民的歴史学運動について、申請者は今年度、岡山県における月輪古墳...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:権力教育を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏漢字文化圏の「近代」に関する総合的研究(17310140)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】漢字文化圏 / 国民国家 / 近代 / 言語文化 / 漢字廃棄論 (他32件)
【概要】中国では、漢字が、簡略化や教育によって、血肉化され、作家達も、前近代的なものを凝視し続けた.戦前の日中関係では、日本の漢学者と漢字紙が大きな役割を果たした.戦後韓国は、漢字を駆逐する一方、伝統的な同姓不婚制度を再構築させ、台湾は、漢字を簡略化せず、80 年代以降には、多文化主義的な社会統合理念を形成した.それに対して、中国大陸では今や、漢字文化からも消費文化からも疎遠な農村が、自律と国家による制御...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:植民地教育を含む研究件
❏近代イギリスにおける感受性文学と誤認―女性、言語、社会制度(19H01242)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / 誤認 / 教育 / 身体 / 植民地 (他8件)
【概要】本課題では、18世紀イギリスにおいて浸透した感受性文化を経て広く共有され、またコミュニティや社会のあり方、植民地体制下の「他者」との関係を規定することにもつながった感受性文学やその関連言説を中心に研究を進めている。人間の美徳であるはずの感覚や感性に根ざした感受性(sensibility)が「誤認」(misconception)を生み出す過程を医学や経験論、身体論を含めて多面的に分析し、その文化的、...
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:哲学教育を含む研究件
❏現代社会に生きる哲学教育を構築するための理論的・実践的研究(18H00607)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】寺田 俊郎 上智大学, 文学部, 教授 (00339574)
【キーワード】哲学教育 / 哲学対話 / 哲学実践 / 子どもの哲学 / 日本哲学会 (他18件)
【概要】本研究では、哲学教育を、高等教育のみならず、初等・中等教育の現場や現代社会のさまざまな現場で活用する意義と方法とを 研究し、現代社会の課題に応えることのできる哲学教育の基盤を構築するため、以下の四つの課題を設定している。 課題1:初等・中等・高等教育において哲学教育がもちうる意義を明確にし、それに資する教育方法を開発し、その効果を明示する。 課題2:市民教育・社会教育において哲学教育がもちうる意義...
❏啓蒙期以後のドイツ・フランスから現代アメリカに至る、哲学・教育・大学の総合的研究(22320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】西山 雄二 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (30466817)
【キーワード】哲学 / 教育 / 大学 / 哲学教育 / 啓蒙 (他7件)
【概要】本研究では、ドイツ、フランス、アメリカの三地域において、哲学者や思想家の大学論や教育論、学問論を検討し、哲学、大学、教育をめぐる原理的な問いを多角的に考察し、次のような研究活動を展開した。1)フランス、ドイツ、イギリス、イスラエルなどで国際会議に参加し、各国の研究者と哲学、教育、大学に関する今日的問題を議論した。2)デリダが創設した国際哲学コレージュに関するドキュメンタリー映画「哲学への権利--国...
❏社会的基盤としての自覚的公民形成のための哲学・倫理学研究教育に関する総合研究(21520026)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】木阪 貴行 国士舘大学, 文学部, 教授 (10183790)
【キーワード】哲学 / 教養教育 / 啓蒙 / 宗教 / 弁論術 (他16件)
【概要】社会の真の基盤である自覚的な公民育成のために哲学・倫理学の研究教育の在り方を探求した。高等学校における「倫理」と内容的に接続する、大学学部4年間で完成する新たな哲学・倫理学専門教育の在り方を構築するための教材を開発するのみならず、実際に授業実践の中で検証する試みを開始した。この取組の理論的・理念的基礎は、カントの啓蒙に関する思索の中核にある公民の概念及び古代ギリシヤ哲学以来の弁論術と哲学との関係を...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:技能教育を含む研究件
❏自然資源採取・利用活動のアーカイブ化と地域における活用(16K21003)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】齋藤 暖生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 講師 (10450214)
【キーワード】採取資源 / 民俗知 / 技術 / 技能 / 映像 (他22件)
【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:大学教育を含む研究件
❏啓蒙期以後のドイツ・フランスから現代アメリカに至る、哲学・教育・大学の総合的研究(22320001)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】西山 雄二 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (30466817)
【キーワード】哲学 / 教育 / 大学 / 哲学教育 / 啓蒙 (他7件)
【概要】本研究では、ドイツ、フランス、アメリカの三地域において、哲学者や思想家の大学論や教育論、学問論を検討し、哲学、大学、教育をめぐる原理的な問いを多角的に考察し、次のような研究活動を展開した。1)フランス、ドイツ、イギリス、イスラエルなどで国際会議に参加し、各国の研究者と哲学、教育、大学に関する今日的問題を議論した。2)デリダが創設した国際哲学コレージュに関するドキュメンタリー映画「哲学への権利--国...
❏地理情報科学の教授法の確立-大学でいかに効果的にGISを教えるか-(17202023)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】村山 祐司 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (30182140)
【キーワード】地理情報科学 / 教授法 / GIS / 大学 / 教育 (他8件)
【概要】本研究では, (1)教授法の開発, (2)教育コンテンツの開発, (3)教育のためのシステム設計, (4)諸学問への応用, (5)社会への普及方法, という5つのサブテーマを設定し, 全国の大学に導入されうる汎用性の高いGIS教育を目指すべく, 研究を進めた. 地理情報科学に関するe-learningシステム, WebGISならびにGISソフトウェアの開発, 地理情報データベース, 地理情報ポータ...
❏インターネットを用いた教育の問題点の実例研究(13878033)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】有馬 哲夫 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (10168023)
【キーワード】インターネット / メディア / 遠隔教育 / 大学 / デジタル (他6件)
【概要】インターネットを使った大学教育における問題点を研究するために、以下の大学の大学教育開放センター、遠隔教育センター担当者および研究者に、電子メールや面接調査で、インターネットを用いた教育の問題点について訪ねた。 (1)カリフォルニア大学ロサンゼルス校、(2)スタンフォード大学、(3)ハワイ大学、(4)マサチューセッツ工科大学、(5)ジョージア工科大学、(6)トロント大学このうち、(1)(3)の大学に...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学教育を含む研究件
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏米国キリスト教原理主義団体の文化戦略に関する学際的研究(18651114)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】矢口 祐人 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (00271700)
【キーワード】キリスト教 / 原理主義 / 科学 / 教育 / 創造論 (他13件)
【概要】平成19年度は18年度に引き続き、現地調査を通してアメリカのキリスト教原理主義団体に関する情報を収集した。夏季に矢口がサウスダコタ州を訪れ、キリスト教原理主義団体が展開する中絶反対運動の調査を行った。教会内のみならず、教育やコミュニティ活動を通して、中絶問題を巧妙に政治化する様子がみられた。また前年度に引き続き、コロラド大学のトーマス・ザイラー教授と意見交換を行った。さらに研究に必要な保守キリスト...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:狂気教育を含む研究件
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:社会教育を含む研究件
❏ネパールにおける持続的発展可能な環境配慮型ビジネスモデルに関する研究(25301002)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】Brenda Bushell (BRENDA Bushell) 聖心女子大学, 文学部, 教授 (90245671)
【キーワード】Nepal / sustainable development / economy / society / business model (他33件)
【概要】ネパール経済の産業化/近代化の為、環境配慮・持続可能性が最重要課題の1つである。本研究で、観光業、農業、正式/非正式企業部門に絞り、都市と地方のコミニュティでの環境配慮型ビジネスモデルの可能性を解析した結果、以下が判明した。 1.部門間の連携はICT技術により支援/促進が可能で女性が経営し地元経済を支える多くの零細企業には特に重要。2.地元住民の視点から、ごみ処理、持続可能な発展への教育、健康増進...
❏幸福感分析に基づく格差社会是正政策と社会保障改革(22243028)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】橘木 俊詔 同志社大学, 経済学部, 教授 (70112000)
【キーワード】コミュニティ機能 / パーソナリティ / 就業状況 / 幸福感分析 / 教育 (他10件)
【概要】本研究では,従来の社会保障政策が国民の幸福感を効果的に高めてきたのか検討し,その要因である,雇用システム,家族間の関係,結婚,社会保障制度,財政制度,教育システム,文化的環境,地域社会の相互扶助機能とどのように結びついているのか分析を行い,社会保障政策並びに格差是正政策について政策提言を行った。本分析のために,人々の心理的要因を明示的にモデル化し、WEB調査によってデータを収集した。 ...
❏先端的な科学技術を視点としたイスラム問題の系譜的かつ広域的な研究と将来の展望(18252002)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】北村 歳治 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (00329153)
【キーワード】イスラム / IT / 科学技術 / 系譜研究 / 広域研究 (他13件)
【概要】1)系譜研究:農業分野では精糖技術の復元、窯業分野ではイスラム陶器の分析研究、薬学分野では医薬技術と社会意識との接点の研究を通して、前イスラムの時代から近代直前期まで幅広い時代のイスラム技術の系譜が紐解かれた。2)広域研究:中東イスラム、東南アジア、中央アジアの動向分析を通して、地域に育まれた豊かな経済が新たな資源の登場によって消滅していく過程や、イスラム圏の各地でITがさまざまな形で積極的に利用...
【複合領域】地理学:地理情報科学教育を含む研究件
❏GISの標準コアカリキュラムと知識体系を踏まえた実習用オープン教材の開発(15H01782)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】地理情報科学 / 教育 / 実習 / オンライン教材 / ソフトウェア (他10件)
【概要】GIS(地理情報システム)のソフトウェアの操作法、ドローン等のGISと関連する機器の使用法、ウェブで動的な地図を公開する方法などを実習形式で学ぶ教材を構築し、オンラインで公開した。教材では無償のソフトウェアとデータを活用した。教材を大学の授業などで使用し、受講者の意見を考慮して教材を改良した。公開した教材は多様な場面で頻繁に利用されており、GISの普及に貢献している。さらに教材の教育効果などを検討...
❏地理情報科学の教授法の確立-大学でいかに効果的にGISを教えるか-(17202023)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】村山 祐司 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (30182140)
【キーワード】地理情報科学 / 教授法 / GIS / 大学 / 教育 (他8件)
【概要】本研究では, (1)教授法の開発, (2)教育コンテンツの開発, (3)教育のためのシステム設計, (4)諸学問への応用, (5)社会への普及方法, という5つのサブテーマを設定し, 全国の大学に導入されうる汎用性の高いGIS教育を目指すべく, 研究を進めた. 地理情報科学に関するe-learningシステム, WebGISならびにGISソフトウェアの開発, 地理情報データベース, 地理情報ポータ...
【複合領域】地理学:カリキュラム教育を含む研究件
❏日本におけるEOLケア教育のカリキュラム作成~我が国の実態と改善点を踏まえて~(25463395)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】小林 美亜 千葉大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (00327660)
【キーワード】EOL / カリキュラム / 教育 / 終末期 / 教育カリキュラム (他8件)
【概要】看護基礎教育におけるEOL(エンド・オブ・ライフ)ケア教育の実態を把握するとともに、看護学生のEOLケアに対する態度を評価した。これらの結果を踏まえ、EOLケア専門家パネルにより、日本において実行可能で、効果的なEOL教育カリキュラムを検討した。その結果、「EOL-終末期援助論(30時間程度)」として、Ⅰ.終末期の概念・文化的配慮、終末期を取り巻く医療の現状と課題、Ⅱ.終末期における看護、Ⅲ.痛み...
❏地理情報科学の教授法の確立-大学でいかに効果的にGISを教えるか-(17202023)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】村山 祐司 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (30182140)
【キーワード】地理情報科学 / 教授法 / GIS / 大学 / 教育 (他8件)
【概要】本研究では, (1)教授法の開発, (2)教育コンテンツの開発, (3)教育のためのシステム設計, (4)諸学問への応用, (5)社会への普及方法, という5つのサブテーマを設定し, 全国の大学に導入されうる汎用性の高いGIS教育を目指すべく, 研究を進めた. 地理情報科学に関するe-learningシステム, WebGISならびにGISソフトウェアの開発, 地理情報データベース, 地理情報ポータ...
【複合領域】地理学:実習教育を含む研究件
❏GISの標準コアカリキュラムと知識体系を踏まえた実習用オープン教材の開発(15H01782)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】地理情報科学 / 教育 / 実習 / オンライン教材 / ソフトウェア (他10件)
【概要】GIS(地理情報システム)のソフトウェアの操作法、ドローン等のGISと関連する機器の使用法、ウェブで動的な地図を公開する方法などを実習形式で学ぶ教材を構築し、オンラインで公開した。教材では無償のソフトウェアとデータを活用した。教材を大学の授業などで使用し、受講者の意見を考慮して教材を改良した。公開した教材は多様な場面で頻繁に利用されており、GISの普及に貢献している。さらに教材の教育効果などを検討...
❏コミュニティソーシャルワーク実践の体系的なスキルの検証及び教育法の開発(19330133)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮城 孝 法政大学, 現代福祉学部, 教授 (70276864)
【キーワード】コミュニティソーシャルワーク / スキル / 教育法 / 実習教育 / 開発 (他10件)
【概要】本研究は、今後のわが国における地域社会の福祉ニーズに対応したコミュニティソーシャルワーク実践について、適用度と普及可能性の高いスキルの体系化を図り、全国の関係機関に対する量的な調査によって、実践現場における実態を実証的に分析した。さらに、それらのスキルを適用する上での阻害要因や促進要因、大学などの教育機関や実践現場における養成におけるスキル獲得のための要件を、社会福祉の各領域や課題に応じて明らかに...
【複合領域】健康・スポーツ科学:学校教育を含む研究件
❏ヒヤリ・ハット事例を活かしたアクティブラーニング型アレルギーリテラシー教育の開発(18K10448)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大沼 久美子 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (00581216)
【キーワード】食物アレルギー / 教職員 / 校内研修 / 小学校 / ヒヤリ・ハット (他10件)
【概要】本研究の目的は、学校における食物アレルギー教育・研修プログラムを開発し、その効果を検証することである。対象は、小・中学校の児童生徒、教員を目指す学生、教職員及び保護者である。いずれを対象とした食物アレルギー教育・研修プログラムは、学校生活上で身近に起こるヒヤリ・ハット事例を活かす内容とすることでその発生を未然に予防することをねらいとしている。 2021年度は、教職員を対象にした食物アレルギー研修プ...
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
【複合領域】健康・スポーツ科学:伝承教育を含む研究件
❏西洋文化における能の受容と発展―アメリカとヨーロッパの作品をたどって―(15K16638)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】安納 真理子 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80706408)
【キーワード】能楽 / 英語能 / 能指導プログラム / 伝承 / 教育 (他8件)
【概要】本研究は国内外の能指導プログラムと英語能を対象とし、能が西洋文化においていかに受容され、発展したかを明らかにした。予備調査として能楽師から能の稽古を受け、能指導プログラムを参与観察し、指導法を比較した。同時に英語能の資料収集、作者への創作過程に関するインタビューを行い、テキストを能の多様なリズムに乗せる手法について分析した。調査の結果、多くのプログラムは仕舞を部分ごとに説明し、西洋的な教育法を取り...
❏学習アーキテクチャとしての「記憶空間」の形成原理および問題改善の研究(15K04226)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山名 淳 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (80240050)
【キーワード】アーキテクチャ / 記憶 / 想起 / 災害 / カタストロフィー (他11件)
【概要】本研究では、歴史的な出来事が生じた現場を中心として形成される「記憶空間」の形成過程、原理、論争点およびその改善の手法に関して教育とのかかわりで検討を試みた。より具体的には、第一に「記憶空間」と学習に関する最先端の理論状況を把握し、さらにそれを発展させた。第二に、そのような基礎理論的な考察をもとにして、「記憶空間」の問題について日本の事例(広島の原爆投下、阪神・淡路大震災、東日本大震災の記憶と想起等...
❏現代における能楽の伝承形態と実践ー外国人能指導プログラムを事例としてー(25884019)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2013-08-30 - 2015-03-31
【研究代表者】安納 真理子 東京藝術大学, 音楽学部, 助手 (80706408)
【キーワード】能楽 / 能指導プログラム / 伝承 / 教育 / 参与観察 (他7件)
【概要】本研究は、国内外における外国人向けの能指導プログラムの実態を明らかにすることを目的とし、参与観察を通じて以下の問いに答えた。①どのようなプログラムを採用しているのか、②稽古法は日本の伝統的な口頭伝承による方法なのか、西洋の教育法なのか、あるいは新しい方法なのかである。具体的には、Noh Training Project-Tokyo(日本)と、Noh Training Project-Bloomsb...
【複合領域】健康・スポーツ科学:教育史教育を含む研究件
❏西欧中世における手写本テクストの受容・生成プロセスに関する比較史的研究(22520752)
【研究テーマ】西洋史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】岩波 敦子 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60286648)
【キーワード】中世ヨーロッパ / 写本 / 自然科学 / 翻訳運動 / 12世紀ルネサンス (他18件)
【概要】本研究は、自然諸科学の受容と伝播を、中世ヨーロッパの手写本テクストの比較分析により明らかにすることを目的とする。平成22年度は、10世紀から13世紀にかけての自然科学知に関する研究史や資料状況を整理、それらを踏まえて、天体観測儀アストロラーベに関する天文学論稿(平成23年度)、アバクス計算法(平成24年度)、幾何学、算術、代数、視覚/光学などの自然科学文献(平成26年度)を考察対象とした。各テクス...
❏1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘(22330222)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大内 裕和 中京大学, 国際教養学部, 教授 (80309707)
【キーワード】歴史 / 教育 / 地域文化 / 民衆 / 1950年代 (他14件)
【概要】1950年代が、戦前や戦時期との連続性を持ちながら、戦後の社会システムや大衆意識の形成にとって、決定的な意味を持っていたということを、当時の史資料から明らかにした。これらについて、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。また、1950年代を再検討することによって、<現代>が戦後社会の転換点であることを、より明確にすることができた。これらについても、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の...
❏作ることの視点における1910-40年代日本近代化過程の思想史的研究(19320019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】伊藤 徹 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (20193500)
【キーワード】思想史 / 美術史 / 政治学 / 国文学 / 建築史・意匠 (他14件)
【概要】科学技術として先鋭化している《作ること》が、日本において近代化の進行した明治末期から太平洋戦争開戦までの間に、知識人や芸術家に残した精神史的刻印を具体的に取り上げ、哲学、教育学、社会学、政治学、建築史学、美術史学、文学の参加研究者によって、学際的に考察し、著書・雑誌論文・講演のかたちで、これを公表した。 ...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)教育を含む研究件
❏大学保健師課程におけるGIS学習カリキュラムの構築(22K11188)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】宮川 祥子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 准教授 (00338203)
【キーワード】保健師 / GIS / 教育 / ICT
【概要】
❏GISの標準コアカリキュラムと知識体系を踏まえた実習用オープン教材の開発(15H01782)
【研究テーマ】地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小口 高 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (80221852)
【キーワード】地理情報科学 / 教育 / 実習 / オンライン教材 / ソフトウェア (他10件)
【概要】GIS(地理情報システム)のソフトウェアの操作法、ドローン等のGISと関連する機器の使用法、ウェブで動的な地図を公開する方法などを実習形式で学ぶ教材を構築し、オンラインで公開した。教材では無償のソフトウェアとデータを活用した。教材を大学の授業などで使用し、受講者の意見を考慮して教材を改良した。公開した教材は多様な場面で頻繁に利用されており、GISの普及に貢献している。さらに教材の教育効果などを検討...
❏地理情報科学の教授法の確立-大学でいかに効果的にGISを教えるか-(17202023)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】村山 祐司 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (30182140)
【キーワード】地理情報科学 / 教授法 / GIS / 大学 / 教育 (他8件)
【概要】本研究では, (1)教授法の開発, (2)教育コンテンツの開発, (3)教育のためのシステム設計, (4)諸学問への応用, (5)社会への普及方法, という5つのサブテーマを設定し, 全国の大学に導入されうる汎用性の高いGIS教育を目指すべく, 研究を進めた. 地理情報科学に関するe-learningシステム, WebGISならびにGISソフトウェアの開発, 地理情報データベース, 地理情報ポータ...
【複合領域】生活科学:教育工学教育を含む研究件
❏気管挿管教育支援システムの開発(18659144)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】葛岡 英明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (10241796)
【キーワード】ユーザインタフェース / 救命 / 教育工学 / 気管挿管 / 救急医療 (他8件)
【概要】一部の医療行為が一般市民にも認められつつあることにともない、医師以外の人々に対して、救急時の医療行為に関する効果的な教育手法を開発することが求められている。そこで本研究は、気管挿管教育を具体例として、機械技術、映像技術、コンピュータ技術を応用することによって、これを支援することを目的とした。気管挿管を指導する際の主な問題点には、実習者に対して気管を視認させることが困難であることと、喉頭展開時の喉頭...
❏天体観測教育用バーチャルリアリティ・ディスプレイシステムの開発に関する研究(13780114)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】青柳 貴洋 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助手 (10302944)
【キーワード】天体観測 / 教育工学 / バーチャルリアリティ / 方位センサ / 星座 (他8件)
【概要】本研究は、「星空の観測」をコンピュータとバーチャルリアリティを組み合わせることにより補助するシステムを開発および評価することを目的とした。 本年度は、下記の2点について、前年度に開発をしたシステムをふまえた上で研究をすすめた。 ●システムハードウェアの可般化、小型化 ●電子星座盤システムへのナビゲーション機能の追加 まず、昨年度に開発した電子星座盤システムを、ノート型コンピュータに移植して、外で持...
【複合領域】生活科学:社会階層教育を含む研究件
❏高校生の決定進路に関する追跡調査とパネルデータの構築(16K13545)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】教育機会の不平等 / パネル調査 / 高校生 / 母親 / 進路意識 (他14件)
【概要】本研究では,2012年に行われた「高校生とその母親の意識に関する全国調査」の追跡調査を2016年に行い,1,070世帯のうち778世帯からの回答を得た(回収率72.7%).追跡調査では母親を対象としており,それによって子どもの進学情報や母親が抱く意識の情報そして家庭の社会経済的状況を把握する事が可能となっている.分析では,有効回答者の偏り,希望進路と実際の進路との差異,高等教育進学後の中退の状況な...
❏「教育体験と社会階層」研究の新展開(15H03482)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】中村 高康 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30291321)
【キーワード】教育 / 社会階層 / ESSM2013 / 教育社会学
【概要】本研究は、すでに2013年度に実施された『教育と仕事に関する全国調査』プロジェクトの研究成果をさらに応用的に発展させ、従来は十分な実証的基盤を持ちきれなかった「教育体験と社会階層」という古くて新しいテーマについて、信頼性の高いデータに裏付けられた理論的展開を新たに目指そうとするものである。その具体的成果として、内外での学会報告・論文発表・成果の英文化、著書刊行、インターネット上での発信が行なわれた...
❏全国無作為抽出調査による『教育体験と社会階層の関連性』に関する実証的研究(23243083)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中村 高康 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (30291321)
【キーワード】教育 / 社会階層 / 格差 / SSM / 全国調査
【概要】本研究では、社会階層の調査研究の視点と学校調査の研究の視点を融合し、従来の社会階層調査では検討できなかった教育・学校変数をふんだんに取り込んだ「教育・社会階層・社会移動全国調査(ESSM2013)を実施した。60.3%という高い回収率が得られたことにより良質の教育・社会階層データを得ることができた。これにより、これまで学校調査で部分的にしか確認されなかった教育体験の社会階層に対する効果や、社会階層...
【複合領域】生活科学:教育学教育を含む研究件
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
❏発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究(26257112)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 途上国 / 難民 / 障害 (他13件)
【概要】本研究では、アフリカ・中近東・アジアの発展途上国における、困難な状況にある子どもの教育について、それを支援する学校、教師の実践事例を個別に調べ、多面的に検討した。とくに困難な状況にある子どもの教育のリアリティを当事者である生徒、教師、保護者の視点から捉えなおした。その結果は、脆弱というよりは、外部からの支援に依存するのではなく、主体的に行動する人々の存在が明らかになった。研究成果は、(1)難民の子...
【複合領域】子ども学:教育系心理学教育を含む研究件
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【複合領域】一般理論:近代教育を含む研究件
❏西洋・日本の植民地主義と「近代」:比較研究のパラダイム構築に向けて(19520548)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】水谷 智 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 講師 (90411074)
【キーワード】植民地帝国 / 日本 / ヨーロッパ / 比較 / 植民地近代性 (他18件)
【概要】本共同研究では、日本(朝鮮、台湾、沖縄等)とヨーロッパ(イギリス、フランス、オランダ、スペイン、ドイツ等)の植民地史を、「医療」「官僚制」「人種主義」といった<近代性>の問題系に属する主題を軸に再検討した。植民地主義をグローバルな文脈で共同研究するにあたっての<比較>の必要性と危険性の両方に十分に注意を払いながら、様々な支配経験に関する実証研究を突き合わせ、相互参照を可能に...
❏漢字文化圏の「近代」に関する総合的研究(17310140)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】漢字文化圏 / 国民国家 / 近代 / 言語文化 / 漢字廃棄論 (他32件)
【概要】中国では、漢字が、簡略化や教育によって、血肉化され、作家達も、前近代的なものを凝視し続けた.戦前の日中関係では、日本の漢学者と漢字紙が大きな役割を果たした.戦後韓国は、漢字を駆逐する一方、伝統的な同姓不婚制度を再構築させ、台湾は、漢字を簡略化せず、80 年代以降には、多文化主義的な社会統合理念を形成した.それに対して、中国大陸では今や、漢字文化からも消費文化からも疎遠な農村が、自律と国家による制御...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
【複合領域】一般理論:近代化教育を含む研究件
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
❏漢字文化圏の「近代」に関する総合的研究(17310140)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】漢字文化圏 / 国民国家 / 近代 / 言語文化 / 漢字廃棄論 (他32件)
【概要】中国では、漢字が、簡略化や教育によって、血肉化され、作家達も、前近代的なものを凝視し続けた.戦前の日中関係では、日本の漢学者と漢字紙が大きな役割を果たした.戦後韓国は、漢字を駆逐する一方、伝統的な同姓不婚制度を再構築させ、台湾は、漢字を簡略化せず、80 年代以降には、多文化主義的な社会統合理念を形成した.それに対して、中国大陸では今や、漢字文化からも消費文化からも疎遠な農村が、自律と国家による制御...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
【複合領域】一般理論:国語教育教育を含む研究件
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
❏二十世紀における日本文学・文化とメディアの相互連関を対象とする総合的研究(12610456)
【研究テーマ】国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】宗像 和重 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (90157727)
【キーワード】東京朝日新聞 / ゴジラ / 藤沢周平 / ジェンダー / 朗読 (他18件)
【概要】本研究は、二十世紀の日本の文学・文化とメディアの問題を、多角的・総合的に検証することを目標とし、二年間にわたる共同研究として企画された。その結果、(1)近代の文学は、これまで、書物や雑誌・新聞といった活版印刷によって流通し、読まれることを前提としてきたが、たとえば雑誌の販売部数や売り上げ高、新聞の配達経路など、その実態をより具体的に検証することの重要性が明らかになったこと、(2)その活版印刷が必ず...
【複合領域】一般理論:ファッション教育を含む研究件
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
【複合領域】一般理論:消費教育を含む研究件
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
❏18世紀イギリス都市における市民的社交圏の形成-地域社会、消費文化、貧困-(18330075)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中野 忠 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90090208)
【キーワード】都市化 / 消費 / 小売商業 / 地域社会 / 社交 (他14件)
【概要】消費文化や印刷文化の浸透を背景とする18世紀のイギリスの都市化は、人々の社会関係のあり方に新しい次元をもたらすとともに、古い制度や組織が担ってきた機能を新たな社会関係資本のネットワークのもとに再編する過程として進行した。都市社会はよりオープンになり、貧困や犯罪は中位層以上の市民が対処すべき社会問題となる一方で、社会的な差異を作り出す新たな力が作用し、参加型の地域社会もその性格を変えていった。 ...
【複合領域】一般理論:双生児法教育を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【複合領域】一般理論:eラーニング教育を含む研究件
❏放射線・原子力の科学的認知・社会的認知調査および教育システムの構築(25350264)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 浩義 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (10213175)
【キーワード】放射線 / 教育 / 科学的認知 / 社会的認知 / 小中高校生 (他16件)
【概要】本研究課題においては、福島第一原発事故後に、国民の放射線・原子力に関する認知、知識等が事故前とどのように変化したかを調査し、それに従った放射線・原子力教育教材の作成を行うことを目的とした。教科書調査および中学校へのアンケート調査に関して、解析を終え、学会発表を行なった。現在、他の内容と併せて論文発表を準備中である。これまで作成した教材の教育効果を検討するために、毎年小学5年生~中学3年生を対象とし...
❏Webベースの造船知識CADプラットフォームの開発とその教育システムへの応用(16360433)
【研究テーマ】船舶海洋工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】大和 裕幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50220421)
【キーワード】知識管理 / 文書管理 / 造船設計 / 教育 / ワークフロー (他12件)
【概要】ワークフローの考え方に基づいた設計知識の記述方法と設計文書の管理手法を提案し、セマンティックウェブ技術を用いてこれらの設計知識を閲覧可能な知識管理システムを実装した。開発したシステムはオープンソースソフトウエアとして"http://www.sharefast.org/"にて公開している。本システムは、設計データをすべてサーバに格納し、クライアントソフトウエアを用いてサーバ上のデータ...
【複合領域】一般理論:多文化社会教育を含む研究件
❏文化的に適切な指導法とマジョリティの特権性に関する国際比較研究(22K02346)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】高橋 史子 東京大学, 教養学部, 特任講師 (80751544)
【キーワード】移民 / 教育 / 特権性 / 多文化社会 / 文化的に適切な指導
【概要】
❏少子高齢・多文化社会における福祉・教育空間の多機能化に関する歴史人類学的研究(21320166)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 七美 国立民族学博物館, 先端人類科学研究部, 教授 (80298744)
【キーワード】少子高齢社会 / 多文化社会 / 福祉 / 教育 / 歴史人類学 (他8件)
【概要】社会の少子高齢化のもと、ケアへの関心が高まっている。だが,気遣い、配慮、関係性を紡ぐという意味でのケアは、すべての人に関係する事がらである。本研究は、「ウェルビーイング」という観点から出発し、人々が協働作業としてのライフデザインに向けて声を発し、議論に参加する時間と場を創り続ける方法を検討し、ケアの意味と実践に関する考察を深めた。その成果を、国際シンポジウムおよび書籍刊行(鈴木七美他編、高齢者のウ...
【複合領域】一般理論:多文化主義教育を含む研究件
❏ポスト多文化主義における公教育と宗教の関係(24520063)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤原 聖子 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (10338593)
【キーワード】宗教 / 宗教教育 / 教育 / 多文化主義 / 公共 (他15件)
【概要】近年、欧州諸国において多文化主義の限界が指摘されているが、それとともに公教育における宗教の扱い方も変化しているのかを主にイギリスについて調査した。明らかになったのは、多文化主義政策に呼応する従来の異文化理解的宗教教育から、市民性教育的宗教教育へと(少なくとも理念上は)方向転換が起きたことである。日本では異文化理解は市民性教育の一部とみなされる傾向があるが、宗教を教育の対象とした場合、両者は相反する...
❏西洋・日本の植民地主義と「近代」:比較研究のパラダイム構築に向けて(19520548)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】水谷 智 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 講師 (90411074)
【キーワード】植民地帝国 / 日本 / ヨーロッパ / 比較 / 植民地近代性 (他18件)
【概要】本共同研究では、日本(朝鮮、台湾、沖縄等)とヨーロッパ(イギリス、フランス、オランダ、スペイン、ドイツ等)の植民地史を、「医療」「官僚制」「人種主義」といった<近代性>の問題系に属する主題を軸に再検討した。植民地主義をグローバルな文脈で共同研究するにあたっての<比較>の必要性と危険性の両方に十分に注意を払いながら、様々な支配経験に関する実証研究を突き合わせ、相互参照を可能に...
【複合領域】一般理論:ナショナリズム教育を含む研究件
❏植民地期朝鮮における文化運動の展開と植民地権力(21720267)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】三ツ井 崇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60425080)
【キーワード】朝鮮 / 文化 / 言論 / 植民地支配 / 教育 (他10件)
【概要】植民地期朝鮮において展開された文化運動の性格は、従来、日本の植民地支配に対する「抵抗」の論理として評価されてきたが、実際にはそのような「抵抗」の論理を体現しつつも、支配権力との関係は常に対抗的であるわけではなかった。「文明」への希求、政策への協力といった次元において、支配権力との間で緊張関係を強いられたのであった。本研究では、教育、言論、生活改善などの側面に注目しながら、この関係性について明らかに...
❏漢字文化圏の「近代」に関する総合的研究(17310140)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】漢字文化圏 / 国民国家 / 近代 / 言語文化 / 漢字廃棄論 (他32件)
【概要】中国では、漢字が、簡略化や教育によって、血肉化され、作家達も、前近代的なものを凝視し続けた.戦前の日中関係では、日本の漢学者と漢字紙が大きな役割を果たした.戦後韓国は、漢字を駆逐する一方、伝統的な同姓不婚制度を再構築させ、台湾は、漢字を簡略化せず、80 年代以降には、多文化主義的な社会統合理念を形成した.それに対して、中国大陸では今や、漢字文化からも消費文化からも疎遠な農村が、自律と国家による制御...
❏戦後における国民教育の再構築に関する教育実践史研究(13710170)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】小国 喜弘 東京都立大学, 人文学部・心理教育学科・教育学専攻, 助教授 (60317617)
【キーワード】生活綴り方 / 郷土教育 / 社会科 / ナショナリズム / 教育史 (他10件)
【概要】本研究は、1940年代半ばから1960年代にかけての国民教育運動が、戦前の国民教育をいかに再編成することになったのかを社会科や国語科の個別的な教育実践に即して明らかにしようとするものであった。申請者は、1950年代の国民的歴史学運動を一つの切り口とし、さらに50年代から60年代にかけての作文教育をもう一つの切り口として検討を試みた。 国民的歴史学運動について、申請者は今年度、岡山県における月輪古墳...
【複合領域】一般理論:大学教育教育を含む研究件
❏非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)プログラム実態調査と言語政策への提言(17K03028)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】EMI / ELF / 言語政策 / アジア非英語圏 / 共通語としての英語 (他13件)
【概要】本研究の目的は、アジア非英語圏(日本を含む)で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction、英語を媒介とする授業)に焦点をあて、(1)日本人学生と外国人学生の英語および現地語の言語習得やコミュニケーション活動の実態を把握し、また(2)EMIプログラム卒業生への調査を実施することによって、仕事で求められている言語使用とカリキュラムとの連関を分析し、言語教育への政策提言を...
❏大学での学びを高め卒業時の能力保証を生み出す授業の開発に関する実証的研究(20330188)
【研究テーマ】教科教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】橋本 健夫 長崎大学, 教育学部, 教授 (00112368)
【キーワード】高等教育 / 大学の授業 / 卒業期の能力保証 / 授業改善 / FD (他11件)
【概要】高等教育のユニバーサル化が進む中で、大学教育の実質化が問われている。つまり、各大学が理念や目標をどのように達成していくか、そして、卒業生の能力をいかに保証していくかが大きな課題となっている。このために、FDや学生による授業評価などを活用した授業改善への試みが進められている。これらは、教員の意識改善には有効であると考えている。しかし、問題はその次の段階である。卒業期の能力保証を行うためには、教員一人...
❏日米高等教育制度における宗教学の実態調査(15520062)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】藤原 聖子 大正大学, 文学部, 助教授 (10338593)
【キーワード】教育 / 宗教教育 / 宗教学 / 大学教育 / 宗教
【概要】国内の全ての四年制大学約700校について、宗教立か、総合か文系・理系か、設立は何年かを調べた。そのうち、資料提供を得た約450校については、2002年度の講義概要集から、宗教に関係のある授業を選び、内容を26カテゴリーに分類した。その授業が対象とする学部・学科の種類、必修/選択の別、教員名、教員の性別、単位数、教職用科目であるか否か、指定テキスト・参考書等を調べた。この作業は研究期間内に完成するこ...
【複合領域】一般理論:科学技術教育を含む研究件
❏冷戦期東アジアの科学技術広報外交に関する国際比較研究(17H02238)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦 / アジア / アメリカ / 地域研究 / 科学技術 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトでは、冷戦初期の東アジアにおいて学知や専門知が構築された過程について、日本・アメリカ・中国・台湾・韓国の研究者が共同研究を行った。研究開始時には、科学技術知にまつわる広報外交に焦点を当てる予定であったが、共同研究が進むにつれて冷戦世界の各地域を戦略的に「知る」ための地域研究、政治的ヘゲモニーと密接に結びついた科学技術、そして学知や専門知に基づいた情報を「伝える」ためのジャーナリズ...
❏先端的な科学技術を視点としたイスラム問題の系譜的かつ広域的な研究と将来の展望(18252002)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】北村 歳治 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (00329153)
【キーワード】イスラム / IT / 科学技術 / 系譜研究 / 広域研究 (他13件)
【概要】1)系譜研究:農業分野では精糖技術の復元、窯業分野ではイスラム陶器の分析研究、薬学分野では医薬技術と社会意識との接点の研究を通して、前イスラムの時代から近代直前期まで幅広い時代のイスラム技術の系譜が紐解かれた。2)広域研究:中東イスラム、東南アジア、中央アジアの動向分析を通して、地域に育まれた豊かな経済が新たな資源の登場によって消滅していく過程や、イスラム圏の各地でITがさまざまな形で積極的に利用...
【複合領域】一般理論:社会教育教育を含む研究件
❏現代社会に生きる哲学教育を構築するための理論的・実践的研究(18H00607)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】寺田 俊郎 上智大学, 文学部, 教授 (00339574)
【キーワード】哲学教育 / 哲学対話 / 哲学実践 / 子どもの哲学 / 日本哲学会 (他18件)
【概要】本研究では、哲学教育を、高等教育のみならず、初等・中等教育の現場や現代社会のさまざまな現場で活用する意義と方法とを 研究し、現代社会の課題に応えることのできる哲学教育の基盤を構築するため、以下の四つの課題を設定している。 課題1:初等・中等・高等教育において哲学教育がもちうる意義を明確にし、それに資する教育方法を開発し、その効果を明示する。 課題2:市民教育・社会教育において哲学教育がもちうる意義...
❏「朝日会館」の子供を対象とした文化活動の検証及び記録化と、社会教育への影響研究(18K02377)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山本 美紀 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (60570950)
【キーワード】芸術文化 / 教育 / 音楽 / ホール / 文化施設 (他25件)
【概要】本研究は、1926年から1962年まで大阪の中之島にあった総合文化施設「朝日会館」における子供を対象とした文化活動について検証することを目的とした。朝日会館コドモの会の機関誌『アサヒカイカン コドモの本』に掲載されていたジャンルである、音楽・映画・絵画・ロシア絵本・雑誌の各方面の研究者により、研究が進められた。その結果、朝日会館の事業が、朝日新聞社厚生事業の社会貢献的な見地から、特に力を入れて朝日...
【環境学】環境保全学:国民国家教育を含む研究件
❏漢字文化圏の「近代」に関する総合的研究(17310140)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】漢字文化圏 / 国民国家 / 近代 / 言語文化 / 漢字廃棄論 (他32件)
【概要】中国では、漢字が、簡略化や教育によって、血肉化され、作家達も、前近代的なものを凝視し続けた.戦前の日中関係では、日本の漢学者と漢字紙が大きな役割を果たした.戦後韓国は、漢字を駆逐する一方、伝統的な同姓不婚制度を再構築させ、台湾は、漢字を簡略化せず、80 年代以降には、多文化主義的な社会統合理念を形成した.それに対して、中国大陸では今や、漢字文化からも消費文化からも疎遠な農村が、自律と国家による制御...
❏漢字文化圏の言語と「近代」に関する総合的研究(12610465)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】刈間 文俊 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00161258)
【キーワード】国語運動 / 漢字 / 国民国家 / 言語政策 / 音声言語 (他26件)
【概要】中国において、清雍正帝期に、福建省で正〓書院が設立され,官話教育が展開されたが、それは近代的な意味での言語の標準化・規範化ではなかった。19世紀末から20世紀初頭にかけて出てきた国語運動は近代特有のものと言える。近代国家とともに生まれそれを支えたのは、国語national languageだけではなく、古典文明批判によって成立した近代文学も、国民国家形成に参与した。古典的な文学形式からの離脱は、簡...
【環境学】環境保全学:アジア教育を含む研究件
❏東アジア諸国における少子化の国際比較研究―理論的把握とパネルデータによる実証分析(18H00936)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 結婚 / 子育て / 東アジア / パネルデータ (他16件)
【概要】東アジア諸国は世界でもっとも少子化がすすむ地域である。本研究の目的は、欧州諸国の「第2の人口転換」と異なる視点から東アジア諸国の結婚・出生の変化を理論的にとらえた上で、出生率を引き下げている背景要因を実証的に分析することである。具体的な仮説は、①若年雇用の悪化、②高学歴化による教育コストの上昇、③仕事と子育て等の両立の難しさ、④脱物質主義と異なる価値観の変化、である。研究対象国は、日本および東アジ...
❏冷戦期東アジアの科学技術広報外交に関する国際比較研究(17H02238)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦 / アジア / アメリカ / 地域研究 / 科学技術 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトでは、冷戦初期の東アジアにおいて学知や専門知が構築された過程について、日本・アメリカ・中国・台湾・韓国の研究者が共同研究を行った。研究開始時には、科学技術知にまつわる広報外交に焦点を当てる予定であったが、共同研究が進むにつれて冷戦世界の各地域を戦略的に「知る」ための地域研究、政治的ヘゲモニーと密接に結びついた科学技術、そして学知や専門知に基づいた情報を「伝える」ためのジャーナリズ...
❏日本とアジア新興国における少子化・教育・雇用の関連に関する国際比較研究(26285122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 雇用 / 教育 / 東アジア / 国際比較 (他15件)
【概要】本研究は、日本・韓国・シンガポール等を対象に、学術的・政策的課題である、少子化の特徴およびその背景要因を理論的・実証的に研究した。研究の結果、次の3点が明らかになった。第一に、これらアジア諸国では、同棲や婚外子が少ないために、未婚化が少子化に直結している。未婚化・少子化の背景には、雇用状況、高学歴化と教育コストの増大、仕事と子育ての両立難等がある。第二に、グローバル化・サービス経済化・高学歴化のた...
【数物系科学】物理学:ELF教育を含む研究件
❏非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)プログラム実態調査と言語政策への提言(17K03028)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】EMI / ELF / 言語政策 / アジア非英語圏 / 共通語としての英語 (他13件)
【概要】本研究の目的は、アジア非英語圏(日本を含む)で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction、英語を媒介とする授業)に焦点をあて、(1)日本人学生と外国人学生の英語および現地語の言語習得やコミュニケーション活動の実態を把握し、また(2)EMIプログラム卒業生への調査を実施することによって、仕事で求められている言語使用とカリキュラムとの連関を分析し、言語教育への政策提言を...
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカ教育を含む研究件
❏冷戦期東アジアの科学技術広報外交に関する国際比較研究(17H02238)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦 / アジア / アメリカ / 地域研究 / 科学技術 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトでは、冷戦初期の東アジアにおいて学知や専門知が構築された過程について、日本・アメリカ・中国・台湾・韓国の研究者が共同研究を行った。研究開始時には、科学技術知にまつわる広報外交に焦点を当てる予定であったが、共同研究が進むにつれて冷戦世界の各地域を戦略的に「知る」ための地域研究、政治的ヘゲモニーと密接に結びついた科学技術、そして学知や専門知に基づいた情報を「伝える」ためのジャーナリズ...
❏ポスト多文化主義における公教育と宗教の関係(24520063)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤原 聖子 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (10338593)
【キーワード】宗教 / 宗教教育 / 教育 / 多文化主義 / 公共 (他15件)
【概要】近年、欧州諸国において多文化主義の限界が指摘されているが、それとともに公教育における宗教の扱い方も変化しているのかを主にイギリスについて調査した。明らかになったのは、多文化主義政策に呼応する従来の異文化理解的宗教教育から、市民性教育的宗教教育へと(少なくとも理念上は)方向転換が起きたことである。日本では異文化理解は市民性教育の一部とみなされる傾向があるが、宗教を教育の対象とした場合、両者は相反する...
❏多元文化社会アメリカの教育におけるオートノミーとコントロールに関する史的研究(09410076)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】羽田 積男 日本大学, 文理学部, 教授 (60156346)
【キーワード】多元文化社会 / アメリカ合衆国 / 教育史 / オートノミー / コントロール (他10件)
【概要】研究課題に対して、研究分担者と研究協力者あわせて15名の論考によって報告書を作成する。研究課題を4グループに分けて研究を推進したが、以下のように反映している。 第1グループは、教育におけるオートノミーとコントロールという課題における原理的な考察をまとめた。田中智志は、教育における批判理論の構築をめざし、小玉重夫は、ハンナ・アレントの理論を援用して、社会的なるものと政治的なるものの間の教育理論を模索...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流教育を含む研究件
❏中国内陸部における地域開発に関する総合的研究:新たな地域開発モデルの構築をめざして(14252005)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加藤 弘之 神戸大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70152741)
【キーワード】グローバル化 / 中国 / 地域開発 / 労働力移動 / 地方財政 (他16件)
【概要】本研究では、2002年12月、2003年3月、2003年9月の3度、四川省広元市において現地調査を実施し、また2003年8月には新疆ウイグル自治区カシュガルにおいて、2003年12月には四川省南充県において補足調査を実施した。そして、研究成果の公開と内外研究者との交流を目的として、2004年9月4日〜5日に四川省都江堰市において国際シンポジウムを開催した。シンポジウムの開催と論文集の作成については...
❏日本における文化人類学教育の再検討 ―新たな社会的ニーズのなかで―(13410094)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】山下 晋司 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60117728)
【キーワード】文化人類学 / 教育 / 社会的ニーズ / グローバル化 / 国際研究者交流 (他9件)
【概要】この報告書は、平成13〜14年度において、科学研究費補助金基盤研究(B)(1)の交付を受けて行った「日本における文化人類学教育の再検討-新たな社会的ニーズのなかで」の研究成果報告書である。報告書は三部からなる。 第I部「日本における文化人類学教育の現状と課題」は、平成13年度の研究成果である。過去40年間の東京大学文化人類学研究室の卒業論文の動向、教科書の分析、4つの大学(東京大学、大阪大学、慶應...
【数物系科学】天文学:国際情報交換教育を含む研究件
❏日本とアジア新興国における少子化・教育・雇用の関連に関する国際比較研究(26285122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 雇用 / 教育 / 東アジア / 国際比較 (他15件)
【概要】本研究は、日本・韓国・シンガポール等を対象に、学術的・政策的課題である、少子化の特徴およびその背景要因を理論的・実証的に研究した。研究の結果、次の3点が明らかになった。第一に、これらアジア諸国では、同棲や婚外子が少ないために、未婚化が少子化に直結している。未婚化・少子化の背景には、雇用状況、高学歴化と教育コストの増大、仕事と子育ての両立難等がある。第二に、グローバル化・サービス経済化・高学歴化のた...
❏インド農村の農業生産向上と児童労働撲滅にむけて:政策介入実験と行動経済学的分析(24380126)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】不破 信彦 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (90302538)
【キーワード】農業生産性 / 児童労働 / 教育 / 農村貧困 / インド (他7件)
【概要】本研究は、インドの農村貧困解決の鍵となる二つの政策課題(農業生産性向上、教育水準向上)に対する基礎研究と位置づけられる。「農業生産性向上」課題に関しては、西ベンガル州において「SRI(System of Rice Intensification)」稲作の実験的導人を行った結果、同農法による増収効果が確認されたものの、同農法の普及はあまり進まず、今後その原因を更に探る必要性がある。アンドラ・プラデシ...
❏ポスト多文化主義における公教育と宗教の関係(24520063)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤原 聖子 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (10338593)
【キーワード】宗教 / 宗教教育 / 教育 / 多文化主義 / 公共 (他15件)
【概要】近年、欧州諸国において多文化主義の限界が指摘されているが、それとともに公教育における宗教の扱い方も変化しているのかを主にイギリスについて調査した。明らかになったのは、多文化主義政策に呼応する従来の異文化理解的宗教教育から、市民性教育的宗教教育へと(少なくとも理念上は)方向転換が起きたことである。日本では異文化理解は市民性教育の一部とみなされる傾向があるが、宗教を教育の対象とした場合、両者は相反する...
【工学】電気電子工学:EMI教育を含む研究件
❏非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)プログラム実態調査と言語政策への提言(17K03028)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】EMI / ELF / 言語政策 / アジア非英語圏 / 共通語としての英語 (他13件)
【概要】本研究の目的は、アジア非英語圏(日本を含む)で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction、英語を媒介とする授業)に焦点をあて、(1)日本人学生と外国人学生の英語および現地語の言語習得やコミュニケーション活動の実態を把握し、また(2)EMIプログラム卒業生への調査を実施することによって、仕事で求められている言語使用とカリキュラムとの連関を分析し、言語教育への政策提言を...
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
【工学】建築学:キリスト教教育を含む研究件
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏米国キリスト教原理主義団体の文化戦略に関する学際的研究(18651114)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】矢口 祐人 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (00271700)
【キーワード】キリスト教 / 原理主義 / 科学 / 教育 / 創造論 (他13件)
【概要】平成19年度は18年度に引き続き、現地調査を通してアメリカのキリスト教原理主義団体に関する情報を収集した。夏季に矢口がサウスダコタ州を訪れ、キリスト教原理主義団体が展開する中絶反対運動の調査を行った。教会内のみならず、教育やコミュニティ活動を通して、中絶問題を巧妙に政治化する様子がみられた。また前年度に引き続き、コロラド大学のトーマス・ザイラー教授と意見交換を行った。さらに研究に必要な保守キリスト...
【工学】建築学:外国人教育を含む研究件
❏もう1つの南米系コミュニティ:沖縄におけるペルー移民家族と大学進学(26380682)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】樋口 直人 徳島大学, 大学院総合科学研究部, 准教授 (00314831)
【キーワード】移民 / 日系人 / 教育 / 社会移動 / デカセギ (他13件)
【概要】本研究では、沖縄における南米系移民の進学率の高さに着目し、要因を解明するべく調査を行い、以下が明らかになった。沖縄の制度環境や社会関係資本が、移民若年層にとって進学に有利に働くことは確かだが、より大きな要因として居住の安定性がある。沖縄と本土の進学率の差には、確かに制度や親族サポートの違いにもよっているが、安定して居住していることが進学により強い影響を及ぼす。また、対象者の圧倒的多数は特別入試によ...
❏現代における能楽の伝承形態と実践ー外国人能指導プログラムを事例としてー(25884019)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2013-08-30 - 2015-03-31
【研究代表者】安納 真理子 東京藝術大学, 音楽学部, 助手 (80706408)
【キーワード】能楽 / 能指導プログラム / 伝承 / 教育 / 参与観察 (他7件)
【概要】本研究は、国内外における外国人向けの能指導プログラムの実態を明らかにすることを目的とし、参与観察を通じて以下の問いに答えた。①どのようなプログラムを採用しているのか、②稽古法は日本の伝統的な口頭伝承による方法なのか、西洋の教育法なのか、あるいは新しい方法なのかである。具体的には、Noh Training Project-Tokyo(日本)と、Noh Training Project-Bloomsb...
【工学】建築学:イギリス教育を含む研究件
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
❏ポスト多文化主義における公教育と宗教の関係(24520063)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】藤原 聖子 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (10338593)
【キーワード】宗教 / 宗教教育 / 教育 / 多文化主義 / 公共 (他15件)
【概要】近年、欧州諸国において多文化主義の限界が指摘されているが、それとともに公教育における宗教の扱い方も変化しているのかを主にイギリスについて調査した。明らかになったのは、多文化主義政策に呼応する従来の異文化理解的宗教教育から、市民性教育的宗教教育へと(少なくとも理念上は)方向転換が起きたことである。日本では異文化理解は市民性教育の一部とみなされる傾向があるが、宗教を教育の対象とした場合、両者は相反する...
【工学】建築学:戦後教育を含む研究件
❏1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘(22330222)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大内 裕和 中京大学, 国際教養学部, 教授 (80309707)
【キーワード】歴史 / 教育 / 地域文化 / 民衆 / 1950年代 (他14件)
【概要】1950年代が、戦前や戦時期との連続性を持ちながら、戦後の社会システムや大衆意識の形成にとって、決定的な意味を持っていたということを、当時の史資料から明らかにした。これらについて、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。また、1950年代を再検討することによって、<現代>が戦後社会の転換点であることを、より明確にすることができた。これらについても、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の...
❏戦後における国民教育の再構築に関する教育実践史研究(13710170)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】小国 喜弘 東京都立大学, 人文学部・心理教育学科・教育学専攻, 助教授 (60317617)
【キーワード】生活綴り方 / 郷土教育 / 社会科 / ナショナリズム / 教育史 (他10件)
【概要】本研究は、1940年代半ばから1960年代にかけての国民教育運動が、戦前の国民教育をいかに再編成することになったのかを社会科や国語科の個別的な教育実践に即して明らかにしようとするものであった。申請者は、1950年代の国民的歴史学運動を一つの切り口とし、さらに50年代から60年代にかけての作文教育をもう一つの切り口として検討を試みた。 国民的歴史学運動について、申請者は今年度、岡山県における月輪古墳...
【工学】建築学:少子化教育を含む研究件
❏東アジア諸国における少子化の国際比較研究―理論的把握とパネルデータによる実証分析(18H00936)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 結婚 / 子育て / 東アジア / パネルデータ (他16件)
【概要】東アジア諸国は世界でもっとも少子化がすすむ地域である。本研究の目的は、欧州諸国の「第2の人口転換」と異なる視点から東アジア諸国の結婚・出生の変化を理論的にとらえた上で、出生率を引き下げている背景要因を実証的に分析することである。具体的な仮説は、①若年雇用の悪化、②高学歴化による教育コストの上昇、③仕事と子育て等の両立の難しさ、④脱物質主義と異なる価値観の変化、である。研究対象国は、日本および東アジ...
❏日本とアジア新興国における少子化・教育・雇用の関連に関する国際比較研究(26285122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 雇用 / 教育 / 東アジア / 国際比較 (他15件)
【概要】本研究は、日本・韓国・シンガポール等を対象に、学術的・政策的課題である、少子化の特徴およびその背景要因を理論的・実証的に研究した。研究の結果、次の3点が明らかになった。第一に、これらアジア諸国では、同棲や婚外子が少ないために、未婚化が少子化に直結している。未婚化・少子化の背景には、雇用状況、高学歴化と教育コストの増大、仕事と子育ての両立難等がある。第二に、グローバル化・サービス経済化・高学歴化のた...
【工学】建築学:建築教育を含む研究件
❏作ることの視点における1910-40年代日本近代化過程の思想史的研究(19320019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】伊藤 徹 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (20193500)
【キーワード】思想史 / 美術史 / 政治学 / 国文学 / 建築史・意匠 (他14件)
【概要】科学技術として先鋭化している《作ること》が、日本において近代化の進行した明治末期から太平洋戦争開戦までの間に、知識人や芸術家に残した精神史的刻印を具体的に取り上げ、哲学、教育学、社会学、政治学、建築史学、美術史学、文学の参加研究者によって、学際的に考察し、著書・雑誌論文・講演のかたちで、これを公表した。 ...
❏高度情報化社会における専門職制度及び職業意識の変容に関する研究(06301025)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】姉さき 正平 (姉崎 正平) 日本大学, 医学部, 教授 (20184202)
【キーワード】医療技術職能団体 / 医療技術者 / 職業社会学 / 専門職化 / 専門分化 (他24件)
【概要】目的:11の医療技術職能団体(日本放射線技師会、日本臨床衛生検査技師会、日本栄養士会、日本理学療法士会、全国病院理学療法協会、日本作業療法士会、日本歯科士会、日本歯科技工士会、日本視能訓練士協会、日本義肢装具士協会、日本臨床工学技士会)を通じての医療技術者、および、他の6職種(弁護士、看護婦、介護福祉士、図書館司書、建築関連職種、情報処理関連職種)の実態と意識を職業社会学的観点から調査・分析するこ...
【工学】建築学:公共性教育を含む研究件
❏アメリカおよび日本におけるシティズンシップ教育の思想史的文脈とその変容(17530556)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小玉 重夫 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (40296760)
【キーワード】シティズンシップ / 公共性 / ハンナ・アレント / 教育 / チャータースクール
【概要】本研究は、アメリカおよび日本におけるシティズンシップ教育の思想史的文脈とその変容を、特に、1990年代以降のそれぞれにおける教育改革論に着目し、そこでの公共性のとらえ方の変容を分析することによって明らかにし、21世紀のシティズンシップ教育を展望しようとしたものである。本研究では特に、アメリカだけでなくヨーロッパにおける動向も視野に入れ、また、ハンナ・アレントらの思想研究もふまえつつ、資本主義諸国に...
❏「美的なもの」の教育的影響に関する理論的・文化比較的研究(14310114)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】今井 康雄 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (50168499)
【キーワード】教育 / 美 / 文化比較 / 教育理論 / 教育哲学 (他11件)
【概要】2002年10月 筑波女子大で開かれた教育哲学会第45回大会においてラウンドテーブル「美は教育に何をもたらすか」を開催。企画者は鈴木晶子。今井康雄、藤川信夫、西村拓生、野平慎二、真壁宏幹が報告。 2003年1月 東京大学教育学部にてワークショップ「倫理的なものの美学化と教育の(不)可能性--美・身体・公共性」を開催。報告者としてRichard Shusterman(テンプル大学)、Paul Sta...
【工学】土木工学:持続可能な開発教育を含む研究件
❏影響力ある持続可能性の研究と教育のためのグローバルステークホルダーのネットワーク(17F17777)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2017-10-13 - 2020-03-31
【研究代表者】蟹江 憲史 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 教授 (90326463)
【キーワード】Education / Sustainable Development / Impact / Sustainability / Research (他13件)
【概要】The fellow achieved the overall objective of her research. This can be reflected through scientific articles, technical presentations, books, book chapters, and policy briefs. She has also published i...
❏ネパールにおける持続的発展可能な環境配慮型ビジネスモデルに関する研究(25301002)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】Brenda Bushell (BRENDA Bushell) 聖心女子大学, 文学部, 教授 (90245671)
【キーワード】Nepal / sustainable development / economy / society / business model (他33件)
【概要】ネパール経済の産業化/近代化の為、環境配慮・持続可能性が最重要課題の1つである。本研究で、観光業、農業、正式/非正式企業部門に絞り、都市と地方のコミニュティでの環境配慮型ビジネスモデルの可能性を解析した結果、以下が判明した。 1.部門間の連携はICT技術により支援/促進が可能で女性が経営し地元経済を支える多くの零細企業には特に重要。2.地元住民の視点から、ごみ処理、持続可能な発展への教育、健康増進...
【工学】土木工学:途上国教育を含む研究件
❏途上国における学力に応じた学習介入の長期効果検証と非認知能力の役割(20K01668)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】関 麻衣 立命館大学, 経済学部, 准教授 (70771468)
【キーワード】教育 / 自学自習 / 認知・非認知能力 / 無作為化比較対照実験 / 非市場競争 (他10件)
【概要】研究の目的は、現在問題となっている開発途上国の「学習危機(Learning Crisis)」を解決するため、有効な教育介入の種類や方法を探る点にある。具体的には、個人別・学力別に自学自習で学ぶ学習法(公文式の数学教材を現地化したもの)をバングラデシュのBRAC Primary School(BPS)の生徒に無作為に提供するフィールド実験を通じて収集したデータを解析する。また、追跡調査では、BPSを...
❏発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究(26257112)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 途上国 / 難民 / 障害 (他13件)
【概要】本研究では、アフリカ・中近東・アジアの発展途上国における、困難な状況にある子どもの教育について、それを支援する学校、教師の実践事例を個別に調べ、多面的に検討した。とくに困難な状況にある子どもの教育のリアリティを当事者である生徒、教師、保護者の視点から捉えなおした。その結果は、脆弱というよりは、外部からの支援に依存するのではなく、主体的に行動する人々の存在が明らかになった。研究成果は、(1)難民の子...
❏発展途上国における女子教育の社会経済的影響とその振興に関する統計的実証研究(10710129)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】黒田 一雄 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 講師 (70294600)
【キーワード】途上国 / 女子教育 / 国際協力 / 人的資源 / 教育開発 (他13件)
【概要】発展途上国の女子教育は、1990年タイ・ジョムティエンで開発された万人のための教育世界会議や95年北京で開催された世界女性会議を経て、社会経済開発や男女格差の是正における重要性が国際的に再認識され、途上国政府ばかりではなく二国間援助機関・国際機関の重点領域となっている。本研究の目的は発展途上国における女子教育の社会経済開発に対する効果とその振興に関して統計的実証分析を行ない、高い実証性と実践性のあ...
【工学】土木工学:パネル調査教育を含む研究件
❏高校生の決定進路に関する追跡調査とパネルデータの構築(16K13545)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】教育機会の不平等 / パネル調査 / 高校生 / 母親 / 進路意識 (他14件)
【概要】本研究では,2012年に行われた「高校生とその母親の意識に関する全国調査」の追跡調査を2016年に行い,1,070世帯のうち778世帯からの回答を得た(回収率72.7%).追跡調査では母親を対象としており,それによって子どもの進学情報や母親が抱く意識の情報そして家庭の社会経済的状況を把握する事が可能となっている.分析では,有効回答者の偏り,希望進路と実際の進路との差異,高等教育進学後の中退の状況な...
❏現代中国の階層変動に関する比較社会学的研究(16402030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】園田 茂人 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (10206683)
【キーワード】現代中国 / 階層変動 / 比較 / 調査 / 社会的不公平 (他18件)
【概要】最終年度にあたる2007年度は、従来の研究成果を取りまとめ、対外的な発信を行うことに最大のエネルギーを払った。 たとえば、中国社会学会第17回全国大会で"Two Types of Urban New Middle Classes in Confucian Asia?"と題する発表をし、アジア内部における中間層の2類型論を展開するとともに、今回のプロジェクトで得られた2時点データを利...
【工学】土木工学:社会資本教育を含む研究件
❏日本における資産分布の決定要因に関する理論的・実証的分析(18530212)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】竹田 陽介 上智大学, 経済学部, 教授 (20266068)
【キーワード】景気循環 / インフレーション / 社会資本 / 資金循環 / 教育 (他16件)
【概要】本研究は,資産分布の決定要因として,景気循環およびインフレーションの影響について考え,理論モデルに基づきながら,日本のデータを用いて実証的に分析した. まず,景気循環の影響について,三本の論文を作成した.第一に,産業間の生産性のSpilloverが,産業ごとの生産性の分布をもたらす経路として,R&Dの効果と産業連関による中間投入の効果を識別した「R&Dおよび中間投入を通じた産業間の...
❏人的資本の地域間偏在と教育政策(09430018)
【研究テーマ】財政学・金融論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】奥野 信宏 名古屋大学, 経済学部, 教授 (70022465)
【キーワード】人的資本 / 公的教育 / 地域経済 / 教育補助金 / 社会資本 (他7件)
【概要】地域における人的資本の蓄積は、地域の産業の高付加価値化に貢献し、また研究開発機能の強化等においても地域に発展の可能性を与える。そのため、各地域においては、学校教育による人材の育成や人材が能力を発揮できるようにするための地域環境の整備、およびそれらを通して人材を地域に引きつける基盤の構築に関心が持たれている。本研究は、人的資本の地域間偏在と教育政策というタイトルのもと以下の諸点を検討している。第1に...
【工学】総合工学:原子力教育を含む研究件
❏冷戦期東アジアの科学技術広報外交に関する国際比較研究(17H02238)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦 / アジア / アメリカ / 地域研究 / 科学技術 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトでは、冷戦初期の東アジアにおいて学知や専門知が構築された過程について、日本・アメリカ・中国・台湾・韓国の研究者が共同研究を行った。研究開始時には、科学技術知にまつわる広報外交に焦点を当てる予定であったが、共同研究が進むにつれて冷戦世界の各地域を戦略的に「知る」ための地域研究、政治的ヘゲモニーと密接に結びついた科学技術、そして学知や専門知に基づいた情報を「伝える」ためのジャーナリズ...
❏放射線・原子力の科学的認知・社会的認知調査および教育システムの構築(25350264)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 浩義 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (10213175)
【キーワード】放射線 / 教育 / 科学的認知 / 社会的認知 / 小中高校生 (他16件)
【概要】本研究課題においては、福島第一原発事故後に、国民の放射線・原子力に関する認知、知識等が事故前とどのように変化したかを調査し、それに従った放射線・原子力教育教材の作成を行うことを目的とした。教科書調査および中学校へのアンケート調査に関して、解析を終え、学会発表を行なった。現在、他の内容と併せて論文発表を準備中である。これまで作成した教材の教育効果を検討するために、毎年小学5年生~中学3年生を対象とし...
【工学】総合工学:文化人類学教育を含む研究件
❏発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究(26257112)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 途上国 / 難民 / 障害 (他13件)
【概要】本研究では、アフリカ・中近東・アジアの発展途上国における、困難な状況にある子どもの教育について、それを支援する学校、教師の実践事例を個別に調べ、多面的に検討した。とくに困難な状況にある子どもの教育のリアリティを当事者である生徒、教師、保護者の視点から捉えなおした。その結果は、脆弱というよりは、外部からの支援に依存するのではなく、主体的に行動する人々の存在が明らかになった。研究成果は、(1)難民の子...
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏日本における文化人類学教育の再検討 ―新たな社会的ニーズのなかで―(13410094)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】山下 晋司 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60117728)
【キーワード】文化人類学 / 教育 / 社会的ニーズ / グローバル化 / 国際研究者交流 (他9件)
【概要】この報告書は、平成13〜14年度において、科学研究費補助金基盤研究(B)(1)の交付を受けて行った「日本における文化人類学教育の再検討-新たな社会的ニーズのなかで」の研究成果報告書である。報告書は三部からなる。 第I部「日本における文化人類学教育の現状と課題」は、平成13年度の研究成果である。過去40年間の東京大学文化人類学研究室の卒業論文の動向、教科書の分析、4つの大学(東京大学、大阪大学、慶應...
【総合生物】神経科学:言語教育を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏植民地期朝鮮における文化運動の展開と植民地権力(21720267)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】三ツ井 崇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60425080)
【キーワード】朝鮮 / 文化 / 言論 / 植民地支配 / 教育 (他10件)
【概要】植民地期朝鮮において展開された文化運動の性格は、従来、日本の植民地支配に対する「抵抗」の論理として評価されてきたが、実際にはそのような「抵抗」の論理を体現しつつも、支配権力との関係は常に対抗的であるわけではなかった。「文明」への希求、政策への協力といった次元において、支配権力との間で緊張関係を強いられたのであった。本研究では、教育、言論、生活改善などの側面に注目しながら、この関係性について明らかに...
❏英米における文学・言語・メディア教育の比較研究(15520154)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 文代 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20139497)
【キーワード】文学 / 英語 / メディア / 教育 / 英米文学 (他6件)
【概要】言語・メディア競争において世界的に有利な立場を確保すべく、英米両国がいかなる教育を行っているかを探る本研究は、英語を共通言語とすると同時に世界的に影響力を持つ両国における文学・言語・メディア教育の特徴を、ある程度明らかにすることができたと考える。 まず英語を最大の文化資源とする英国は、世界的に中心的な役割を果たすべくブリティッシュ・カウンシルなどを通じて積極的な戦略を展開したり、BBCによる国際的...
【総合生物】神経科学:想起教育を含む研究件
❏リメディエーションによる文化的記憶形成とその教育的活用に関する歴史的・体系的研究(19K02498)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山名 淳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (80240050)
【キーワード】教育 / 集合的記憶 / 文化的記憶 / 想起文化 / ビルドゥング (他9件)
【概要】2021年度は、大きく分けて四つの目標を立てた。(1)メモリー・ペダゴジー論集の刊行に向けて、継続して研究会を積み重ねる。(2)記憶の理論に関する重要な著作であるエアル『集合的記憶と想起文化』の邦訳を行う。(3)「平和教育」を事例としてメモリー・ペダゴジー論の有効性について検討を行う。(4)演劇「あの夏の絵」の調査を行い、「リメディエーション」を鍵概念としてその成果をまとめる。 (1)については一...
❏学習アーキテクチャとしての「記憶空間」の形成原理および問題改善の研究(15K04226)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山名 淳 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (80240050)
【キーワード】アーキテクチャ / 記憶 / 想起 / 災害 / カタストロフィー (他11件)
【概要】本研究では、歴史的な出来事が生じた現場を中心として形成される「記憶空間」の形成過程、原理、論争点およびその改善の手法に関して教育とのかかわりで検討を試みた。より具体的には、第一に「記憶空間」と学習に関する最先端の理論状況を把握し、さらにそれを発展させた。第二に、そのような基礎理論的な考察をもとにして、「記憶空間」の問題について日本の事例(広島の原爆投下、阪神・淡路大震災、東日本大震災の記憶と想起等...
【総合生物】実験動物学:動物愛護教育を含む研究件
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
【農学】農業工学:情報教育を含む研究件
❏「盲ろう」教育を支援するワールドワイド情報収集・提供システムの構築(09410084)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】中澤 惠江 (中澤 恵江) 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 室長 (60155702)
【キーワード】盲ろう / 稀少障害 / 重複障害 / 視覚障害 / 聴覚障害 (他11件)
【概要】平成11年度の計画に沿って以下の研究を行った。 1構築した情報システムの更新と海外との連携 1)日本の盲ろう教育の歴史と盲ろう教育の実態調査についての英語の情報を発信した。 2)海外の情報として、日本ではほとんど発行されていない盲ろうの原因疾患について邦訳を行った。 3)DB-LINK等の海外盲ろう情報組織との連携関係が確立し、海外の盲ろう情報が容易に入手できるようになった。 4)収集した国内外の...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...
【農学】生産環境農学:文学教育を含む研究件
❏作ることの視点における1910-40年代日本近代化過程の思想史的研究(19320019)
【研究テーマ】思想史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】伊藤 徹 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (20193500)
【キーワード】思想史 / 美術史 / 政治学 / 国文学 / 建築史・意匠 (他14件)
【概要】科学技術として先鋭化している《作ること》が、日本において近代化の進行した明治末期から太平洋戦争開戦までの間に、知識人や芸術家に残した精神史的刻印を具体的に取り上げ、哲学、教育学、社会学、政治学、建築史学、美術史学、文学の参加研究者によって、学際的に考察し、著書・雑誌論文・講演のかたちで、これを公表した。 ...
❏英米における文学・言語・メディア教育の比較研究(15520154)
【研究テーマ】ヨーロッパ語系文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】林 文代 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20139497)
【キーワード】文学 / 英語 / メディア / 教育 / 英米文学 (他6件)
【概要】言語・メディア競争において世界的に有利な立場を確保すべく、英米両国がいかなる教育を行っているかを探る本研究は、英語を共通言語とすると同時に世界的に影響力を持つ両国における文学・言語・メディア教育の特徴を、ある程度明らかにすることができたと考える。 まず英語を最大の文化資源とする英国は、世界的に中心的な役割を果たすべくブリティッシュ・カウンシルなどを通じて積極的な戦略を展開したり、BBCによる国際的...
❏近代中国都市芸能に関する基礎的研究(09610462)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】岡崎 由美 早稲田大学, 文学部, 教授 (50185419)
【キーワード】近代 / 中国 / 都市 / 芸能 / 文学 (他14件)
【概要】本研究は皮影戯と京劇を主な研究対象として、近代中国北方の都市部における芸能の流布状況について調査分析を行ったものである。 本研究のうち、北京皮影戯に関しては、まず演者、演出家、芸能研究者などへの聞き取り調査、及び脚本や劇評などの関連文献資料の分析を行った。 それらを検討することで、北京皮影戯の芸能としての位置付け、そして河北の地方都市と農村との文化交流の実態を、人類学および社会経済学的見地から明ら...
【農学】社会経済農学:貧困教育を含む研究件
❏貧困と災害の教育経済学:社会的不利や困難に打ち勝つ子どもをどう育てるか(16H02022)
【研究テーマ】財政・公共経済
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】中室 牧子 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (20598403)
【キーワード】ランダム化比較試験 / 開発途上国 / 保育の質 / 保育環境評価スケール第3版 / ICT (他25件)
【概要】本研究においては、ICT活用と学力の関係を明らかにするために、複数のランダム化比較試験を行い、学力や学習意欲に短中期的にプラスの因果的な効果があることを確認した。また、質の高い就学前教育に関する研究も実施した。小規模保育および中規模保育園の保育環境を『保育環境評価スケール第3版』を用いて定量的に評価し、保育の質に関わる諸要因(保育環境、担当保育士の保育士資格取得に至る学歴および保育士歴、園規模、子...
❏もう1つの南米系コミュニティ:沖縄におけるペルー移民家族と大学進学(26380682)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】樋口 直人 徳島大学, 大学院総合科学研究部, 准教授 (00314831)
【キーワード】移民 / 日系人 / 教育 / 社会移動 / デカセギ (他13件)
【概要】本研究では、沖縄における南米系移民の進学率の高さに着目し、要因を解明するべく調査を行い、以下が明らかになった。沖縄の制度環境や社会関係資本が、移民若年層にとって進学に有利に働くことは確かだが、より大きな要因として居住の安定性がある。沖縄と本土の進学率の差には、確かに制度や親族サポートの違いにもよっているが、安定して居住していることが進学により強い影響を及ぼす。また、対象者の圧倒的多数は特別入試によ...
❏発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究(26257112)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 途上国 / 難民 / 障害 (他13件)
【概要】本研究では、アフリカ・中近東・アジアの発展途上国における、困難な状況にある子どもの教育について、それを支援する学校、教師の実践事例を個別に調べ、多面的に検討した。とくに困難な状況にある子どもの教育のリアリティを当事者である生徒、教師、保護者の視点から捉えなおした。その結果は、脆弱というよりは、外部からの支援に依存するのではなく、主体的に行動する人々の存在が明らかになった。研究成果は、(1)難民の子...
【農学】社会経済農学:労働市場教育を含む研究件
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
❏変動期における高校生の社会意識とアスピレーションの形成過程(18330100)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】木村 邦博 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80202042)
【キーワード】階層・階級 / 教育 / ジェンダー / 社会意識 / 職業 (他8件)
【概要】2007年に「教育と社会に対する高校生の意識」第6次調査を実施し、分析結果を冊子体の報告書として刊行した。全体的に高校生・保護者とも格差に敏感になったが、ゆとり教育の影響は明確でない。約20年間に高校生の専門職志向が高まったが、近年では安定志向も強まりフリーターのイメージも悪化した。また近年、高校生の学習意欲が高まったが学習方法の変化は見られない。高校生の規範意識にも変化が見られない。保護者から高...
【農学】社会経済農学:少数民族教育を含む研究件
❏グローバリゼーションの下での中国ムスリム女性のエンパワーメント(18606007)
【研究テーマ】社会開発と文化
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小林 敦子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90195769)
【キーワード】中国 / 寧夏 / ムスリム / 女性 / エンパワーメント (他12件)
【概要】(1) 中国の少数民族地域である寧夏回族自治区においては、回族の女性教員の増加に伴い、女児・女子青年の教育レベルが向上している。(2) 日本のNGOの教育支援によって養成された回族女性教員は、結婚・出産後も小中学校教員として働き、地域における女性のエンパワーメントの上で貢献している。(3) 民族の特性を生かした女子アラビア語学校の卒業者である回族女子青年は、経済発展の著しい広州や義烏で通訳として活...
❏中国内陸部における地域開発に関する総合的研究:新たな地域開発モデルの構築をめざして(14252005)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加藤 弘之 神戸大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70152741)
【キーワード】グローバル化 / 中国 / 地域開発 / 労働力移動 / 地方財政 (他16件)
【概要】本研究では、2002年12月、2003年3月、2003年9月の3度、四川省広元市において現地調査を実施し、また2003年8月には新疆ウイグル自治区カシュガルにおいて、2003年12月には四川省南充県において補足調査を実施した。そして、研究成果の公開と内外研究者との交流を目的として、2004年9月4日〜5日に四川省都江堰市において国際シンポジウムを開催した。シンポジウムの開催と論文集の作成については...
【農学】社会経済農学:移民教育を含む研究件
❏文化的に適切な指導法とマジョリティの特権性に関する国際比較研究(22K02346)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】高橋 史子 東京大学, 教養学部, 特任講師 (80751544)
【キーワード】移民 / 教育 / 特権性 / 多文化社会 / 文化的に適切な指導
【概要】
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏もう1つの南米系コミュニティ:沖縄におけるペルー移民家族と大学進学(26380682)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】樋口 直人 徳島大学, 大学院総合科学研究部, 准教授 (00314831)
【キーワード】移民 / 日系人 / 教育 / 社会移動 / デカセギ (他13件)
【概要】本研究では、沖縄における南米系移民の進学率の高さに着目し、要因を解明するべく調査を行い、以下が明らかになった。沖縄の制度環境や社会関係資本が、移民若年層にとって進学に有利に働くことは確かだが、より大きな要因として居住の安定性がある。沖縄と本土の進学率の差には、確かに制度や親族サポートの違いにもよっているが、安定して居住していることが進学により強い影響を及ぼす。また、対象者の圧倒的多数は特別入試によ...
【農学】社会経済農学:グローバル化教育を含む研究件
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...
❏中国内陸部における地域開発に関する総合的研究:新たな地域開発モデルの構築をめざして(14252005)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】加藤 弘之 神戸大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70152741)
【キーワード】グローバル化 / 中国 / 地域開発 / 労働力移動 / 地方財政 (他16件)
【概要】本研究では、2002年12月、2003年3月、2003年9月の3度、四川省広元市において現地調査を実施し、また2003年8月には新疆ウイグル自治区カシュガルにおいて、2003年12月には四川省南充県において補足調査を実施した。そして、研究成果の公開と内外研究者との交流を目的として、2004年9月4日〜5日に四川省都江堰市において国際シンポジウムを開催した。シンポジウムの開催と論文集の作成については...
【農学】社会経済農学:人的資本教育を含む研究件
❏巨大災害と家計の人的資本投資:ネパール大地震・家屋損壊データ再調査による実証分析(19KK0041)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】橘 永久 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (70301017)
【キーワード】災害復興 / 人的資本 / ネパール / 長期効果 / 海外出稼ぎ (他10件)
【概要】本研究の目的は、自然災害の中・長期の経済効果を、被災地からの転出や子どもの進学選択・職業選択といった所得だけでは捉えきれない厚生変化も含めて、家計レベルで検証することである。そのためには、自然災害で家計が被った被害の程度を、できるだけ正確に把握しておく必要がある。本研究の主要なアイデアは、2015年のネパール大震災後に、ネパール政府が建築士を雇用して家屋の破損度を査定した100万軒強の家計調査結果...
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
❏日本における将来に対する不安がマクロ経済に与える影響に関する定量的分析(15330044)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】竹田 陽介 上智大学, 経済学部, 教授 (20266068)
【キーワード】不確実性 / 流動性制約 / 予備的貯蓄 / 教育需要 / 貨幣の流通速度 (他19件)
【概要】本研究は,近年の日本において高まる将来不安や不確実性がもたらすマクロ経済的帰結について定量的に分析した.教育,設備投資,家計消費,金融政策,および金利水準のいずれの側面においても,不安や不確実性が日本のマクロ経済に対して無視し得ない影響をもたらしてきた. 1.第一章「教育における流動性制約」:(財)家計経済研究所「消費生活に関するパネル調査」を利用して,教育費支出関数を推定した.実証結果は,流動性...
【農学】社会経済農学:ヨーロツパ教育を含む研究件
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏西洋・日本の植民地主義と「近代」:比較研究のパラダイム構築に向けて(19520548)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】水谷 智 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 講師 (90411074)
【キーワード】植民地帝国 / 日本 / ヨーロッパ / 比較 / 植民地近代性 (他18件)
【概要】本共同研究では、日本(朝鮮、台湾、沖縄等)とヨーロッパ(イギリス、フランス、オランダ、スペイン、ドイツ等)の植民地史を、「医療」「官僚制」「人種主義」といった<近代性>の問題系に属する主題を軸に再検討した。植民地主義をグローバルな文脈で共同研究するにあたっての<比較>の必要性と危険性の両方に十分に注意を払いながら、様々な支配経験に関する実証研究を突き合わせ、相互参照を可能に...
【農学】森林圏科学:比較研究教育を含む研究件
❏ファミリービジネスにおける女性後継者の育成と承継プロセスについての研究(21K01706)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】女性後継者 / リーダーシップ / 父親からの承継 / ファミリービジネス / よそ者 (他8件)
【概要】我が国において根深い後継者イコール男性という構図に、女性後継者という選択肢を示し、その実現にむけての論理的な根拠を示すことは、高い独自性と創造性を持つ。ファミリービジネスにおける承継プロセスは、男性後継者については多く研究がなされてきたが、我が国においては女性後継者に焦点を絞った研究は極めて少ない。本研究は日本の女性後継者に視座をおく。これは我が国のファミリービジネス研究において新しい分野を切り開...
❏ファミリービジネスにおける女性後継者への承継プロセスと先代との関係についての考察(18K01855)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】女性後継者 / 後継プロセス / 正当性 / リーダーシップ / 父娘後継 (他18件)
【概要】我が国において女性後継者の後継プロセスそのものに焦点をあてた研究は管見のかぎり存在しないことが分かった。本研究は女性後継者27名への調査を行い実践的な知見を得た。女性後継者は後継の意志を持ち家業に従事していても、曖昧な状態に置かれていることが多い。公式に後継者として自らも認知するのは父親からの言語による表現以降である。父親の依頼によって初めて公式に自らを後継者として認知した。娘の後継プロセスは二重...
【農学】水圏応用科学:感受性教育を含む研究件
❏近代イギリスにおける感受性文学と誤認―女性、言語、社会制度(19H01242)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / 誤認 / 教育 / 身体 / 植民地 (他8件)
【概要】本課題では、18世紀イギリスにおいて浸透した感受性文化を経て広く共有され、またコミュニティや社会のあり方、植民地体制下の「他者」との関係を規定することにもつながった感受性文学やその関連言説を中心に研究を進めている。人間の美徳であるはずの感覚や感性に根ざした感受性(sensibility)が「誤認」(misconception)を生み出す過程を医学や経験論、身体論を含めて多面的に分析し、その文化的、...
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
【農学】水圏応用科学:マレーシア教育を含む研究件
❏イスラム教圏東南アジアにおける学知の制度化と実践に関する総合的研究(18310165)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】山本 博之 京都大学, 地域研究統合情報センター, 准教授 (80334308)
【キーワード】東南アジア / イスラム教 / 社会秩序 / 秩序構築 / マレーシア (他9件)
【概要】民族や宗教共同体などの人間集団の分類概念を例にとり、外来の概念が東南アジアで受容され、イスラム教圏東南アジアの各地に伝播する過程で、在地の公権力との関係においてさまざまな形で受容されていった様子を明らかにした。また、具体的な事例研究として、2004 年のインドネシア・アチェ州の津波被災および2008 年のマレーシアの総選挙を例にとり、社会秩序再編の過程で情報や「知」がどのような役割を果たし、その際...
❏多言語社会における言語政策-マレーシアの英語重視政策をめぐる論争と現状の調査(16520355)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】マレーシア / 言語政策 / 言語計画 / 多言語 / 多民族 (他9件)
【概要】本研究はマレーシアにおける理数教育における英語使用の導入をめぐる論争と教育現場での現状を把握することを目指した。マハティール前首相が国際競争力強化を目的として英語教育の拡充を提言し、2002年に小・中、高等学校において理数科目授業を英語で教授することが決定され、2003年から実施された。この言語政策の変更に関して、母語教育の維持を主張する華人社会や国家統合のシンボルとしてのマレー語の地位低下を懸念...
【医歯薬学】基礎医学:共感教育を含む研究件
❏近代イギリスにおける感受性文学と誤認―女性、言語、社会制度(19H01242)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / 誤認 / 教育 / 身体 / 植民地 (他8件)
【概要】本課題では、18世紀イギリスにおいて浸透した感受性文化を経て広く共有され、またコミュニティや社会のあり方、植民地体制下の「他者」との関係を規定することにもつながった感受性文学やその関連言説を中心に研究を進めている。人間の美徳であるはずの感覚や感性に根ざした感受性(sensibility)が「誤認」(misconception)を生み出す過程を医学や経験論、身体論を含めて多面的に分析し、その文化的、...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
【医歯薬学】境界医学:教育法教育を含む研究件
❏西洋文化における能の受容と発展―アメリカとヨーロッパの作品をたどって―(15K16638)
【研究テーマ】美学・芸術諸学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】安納 真理子 東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (80706408)
【キーワード】能楽 / 英語能 / 能指導プログラム / 伝承 / 教育 (他8件)
【概要】本研究は国内外の能指導プログラムと英語能を対象とし、能が西洋文化においていかに受容され、発展したかを明らかにした。予備調査として能楽師から能の稽古を受け、能指導プログラムを参与観察し、指導法を比較した。同時に英語能の資料収集、作者への創作過程に関するインタビューを行い、テキストを能の多様なリズムに乗せる手法について分析した。調査の結果、多くのプログラムは仕舞を部分ごとに説明し、西洋的な教育法を取り...
❏コミュニティソーシャルワーク実践の体系的なスキルの検証及び教育法の開発(19330133)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮城 孝 法政大学, 現代福祉学部, 教授 (70276864)
【キーワード】コミュニティソーシャルワーク / スキル / 教育法 / 実習教育 / 開発 (他10件)
【概要】本研究は、今後のわが国における地域社会の福祉ニーズに対応したコミュニティソーシャルワーク実践について、適用度と普及可能性の高いスキルの体系化を図り、全国の関係機関に対する量的な調査によって、実践現場における実態を実証的に分析した。さらに、それらのスキルを適用する上での阻害要因や促進要因、大学などの教育機関や実践現場における養成におけるスキル獲得のための要件を、社会福祉の各領域や課題に応じて明らかに...
❏子どもを主体とした学校をめぐる法関係の基礎理論の確立とその応用に関する研究(16530024)
【研究テーマ】公法学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】西原 博史 早稲田大学, 社会学総合学術院, 教授 (10218183)
【キーワード】子どもの人権 / 学校制度 / 教育法 / 親の教育権 / 教師の職務権限 (他10件)
【概要】本研究は、学校関係法の体系を構築するにあたって、学校・教師・親などといった教育主体間の権限配分ルールを確立することを急務と考え、その際、子どもの権利を基底に据えた体系化の可能性を模索することを目的としてきた。2年間にわたる研究代表者・研究分担者の共同研究(研究開始前における準備作業と、研究終了後における成果の刊行に向けた共同作業を含む)の結果、当該研究目的はかなりの程度で達成できた。 理論的には、...
【医歯薬学】内科系臨床医学:脳画像教育を含む研究件
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶教育を含む研究件
❏学習アーキテクチャとしての「記憶空間」の形成原理および問題改善の研究(15K04226)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山名 淳 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (80240050)
【キーワード】アーキテクチャ / 記憶 / 想起 / 災害 / カタストロフィー (他11件)
【概要】本研究では、歴史的な出来事が生じた現場を中心として形成される「記憶空間」の形成過程、原理、論争点およびその改善の手法に関して教育とのかかわりで検討を試みた。より具体的には、第一に「記憶空間」と学習に関する最先端の理論状況を把握し、さらにそれを発展させた。第二に、そのような基礎理論的な考察をもとにして、「記憶空間」の問題について日本の事例(広島の原爆投下、阪神・淡路大震災、東日本大震災の記憶と想起等...
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏西洋・日本の植民地主義と「近代」:比較研究のパラダイム構築に向けて(19520548)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】水谷 智 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 講師 (90411074)
【キーワード】植民地帝国 / 日本 / ヨーロッパ / 比較 / 植民地近代性 (他18件)
【概要】本共同研究では、日本(朝鮮、台湾、沖縄等)とヨーロッパ(イギリス、フランス、オランダ、スペイン、ドイツ等)の植民地史を、「医療」「官僚制」「人種主義」といった<近代性>の問題系に属する主題を軸に再検討した。植民地主義をグローバルな文脈で共同研究するにあたっての<比較>の必要性と危険性の両方に十分に注意を払いながら、様々な支配経験に関する実証研究を突き合わせ、相互参照を可能に...
【医歯薬学】社会医学:ジエンダー教育を含む研究件
❏有職母親の複数役割満足感を高める要因の解析 -日本とノルウェーの国際比較-(18K12924)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】佐野 潤子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 特任講師 (00802141)
【キーワード】ジェンダー意識 / 複数役割満足感 / 保有金融資産額 / 資産運用 / 家計の意思決定 (他17件)
【概要】2021年度は、先行研究レビューおよび学会発表、専門家からの情報収集、投稿論文執筆などを行った。具体的には、①日本証券業協会『証券投資に関するデータ』2018年から、30歳以上65歳未満の既婚男女の金融資産運用(有価証券保有)の要因をジェンダーの視点から分析し、2022年3月『生活経済学研究』に掲載された。 ②日本の女性がどのように本人名義の金融資産を形成するか、あわせて就業形態別のジェンダー意識...
❏在日外国人の社会経済的地位をめぐる動態分析(24530685)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大曲 由起子 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (00626327)
【キーワード】在日外国人 / ニューカマー / 在日コリアン / 階層 / 貧困 (他13件)
【概要】本研究では、国勢調査オーダーメイド集計を用いて、1980~2010年までの在日外国人の社会経済的地位の動態を分析した。その結果、在日コリアンに関して1950~60年代生まれコーホートに置いて職業ニッチの変化が生じていること、民族経済が脱産業化したという説は過大評価である可能性が高いことを明らかにした。同時に、ニューカマーについては進学格差が縮まりつつあるが、これはリーマンショックによる帰国の影響が...
❏変動期における高校生の社会意識とアスピレーションの形成過程(18330100)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】木村 邦博 東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80202042)
【キーワード】階層・階級 / 教育 / ジェンダー / 社会意識 / 職業 (他8件)
【概要】2007年に「教育と社会に対する高校生の意識」第6次調査を実施し、分析結果を冊子体の報告書として刊行した。全体的に高校生・保護者とも格差に敏感になったが、ゆとり教育の影響は明確でない。約20年間に高校生の専門職志向が高まったが、近年では安定志向も強まりフリーターのイメージも悪化した。また近年、高校生の学習意欲が高まったが学習方法の変化は見られない。高校生の規範意識にも変化が見られない。保護者から高...
【医歯薬学】社会医学:不平等教育を含む研究件
❏東アジア階層モデルの探究(20330104)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】三隅 一百 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (80190627)
【キーワード】社会階層 / 社会移動 / 階級 / 東アジア / 職業 (他9件)
【概要】職業と教育を中心とした不平等の東アジアを基点とした国際比較研究を進めるために、計量調査にもとづいて東アジア的特徴を分析するための視点、概念、方法論の工夫を行い、それを東アジア階層モデルとして提示した。高学歴化と急速な後発産業発展を共通枠組みとしながら、同時に教育制度、労働制度や経済組織、ジェンダー、社会集団などに関する歴史的・制度的相違の影響を捉えることが、東アジアの特性を捉えるために重要である。...
❏格差の世代間移転と意欲促進型社会システムの研究(16203016)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】橘木 俊詔 京都大学, 経済学研究科, 教授 (70112000)
【キーワード】意欲促進 / 分配問題 / 公平性 / 教育 / 人的投資 (他14件)
【概要】平成16年度は、階層化と資産形成の調査を中心に進めた。調査方法として、インターネットを用いてアンケートと高額納税者を対象としたアンケート調査を行った。これらの調査を使用して分析を行い、学歴が資産蓄積にどのように影響を与えるかについて、さまざまな経路を想定した実証分析を行い、著書および論文として発表した。 平成17年度は、人的資本の蓄積と資産の世代間移転との関連について、特に補習教育の支出行動に着目...
❏日本階層システムの構造と過程に関する総合的研究(14201017)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】佐藤 嘉倫 東北大, 文学研究科, 教授 (90196288)
【キーワード】社会階層 / 不平等 / 教育 / 職業 / 制度 (他8件)
【概要】今年度の具体的な研究実績は、以下の4点にまとめることができる。 第一に、現代日本を対象とした全国調査の準備として、階層研究全般にわたる検討会議を催した。社会的不平等生成メカニズムの理論についての意見交換、従来型質問紙調査の限界を克服するための技術的検討などにより、重要な知見を獲得した。 第二に、国際比較プロジェクトに向けて、台湾、韓国、アメリカの研究者と詳細な議論を重ねた。台湾に関しては中央研究院...
【医歯薬学】社会医学:地域社会教育を含む研究件
❏自然資源採取・利用活動のアーカイブ化と地域における活用(16K21003)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】齋藤 暖生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 講師 (10450214)
【キーワード】採取資源 / 民俗知 / 技術 / 技能 / 映像 (他22件)
【概要】山梨県山中湖村、岩手県西和賀町、福井県大野市、宮崎県山間部を調査地として、自然資源の採取および加工について、映像を中心に記録した。新規に取得した記録と既存の文献による記録を比較する中で、記録方法とそのアーカイブ方法の妥当性を検討した。映像記録は、撮影中にインフォーマントへの適切な問いかけを交えることにより、より効果的にインフォーマントの行動規範やノウハウを伝える素材となる。行動規範やノウハウを効果...
❏18世紀イギリス都市における市民的社交圏の形成-地域社会、消費文化、貧困-(18330075)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中野 忠 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90090208)
【キーワード】都市化 / 消費 / 小売商業 / 地域社会 / 社交 (他14件)
【概要】消費文化や印刷文化の浸透を背景とする18世紀のイギリスの都市化は、人々の社会関係のあり方に新しい次元をもたらすとともに、古い制度や組織が担ってきた機能を新たな社会関係資本のネットワークのもとに再編する過程として進行した。都市社会はよりオープンになり、貧困や犯罪は中位層以上の市民が対処すべき社会問題となる一方で、社会的な差異を作り出す新たな力が作用し、参加型の地域社会もその性格を変えていった。 ...
❏東アジアと東南アジアを中心とする軍隊の歴史人類学的研究(16320118)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
【キーワード】軍隊 / ジェンダー / 表象 / アジア / 地域社会 (他13件)
【概要】本研究は、歴史人類学的視点から東アジアと東南アジアを中心とする軍隊を、その社会・文化的文脈において理解することを目指した。 本研究の成果としてとくに強調しておきたいのは、フィールドワークや一次資料に基づき、アジアの軍隊とその社会・歴史的文脈についての実証的な考察を深めたことである。その成果は数多くの出版物や報告によって明らかである。分担者の間で共通して認められるのは、軍隊研究は、軍隊が国家の制度で...
【医歯薬学】社会医学:軍隊教育を含む研究件
❏アジアの軍隊にみるトランスナショナルな性格に関する歴史・人類学的研究(20320134)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
【キーワード】軍隊 / アジア / 戦争 / 平和 / トランスナショナリズム (他15件)
【概要】本研究プロジェクトの目的は、ナショナリズムや国民国家創出との関係で論じられてきた軍隊をトランスナショナルな視点から分析することにある。対象は、在日・在韓米軍を含むアジアの軍隊に限り、歴史・人類学的なアプローチをとる。自衛隊のイラク派兵の影響から在韓米軍の再編による地域への影響に至るまで、その研究成果は多岐にわたる。基地反対運動や平和運動もまたトランスナショナル化していることが明らかになった。 ...
❏東アジアと東南アジアを中心とする軍隊の歴史人類学的研究(16320118)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
【キーワード】軍隊 / ジェンダー / 表象 / アジア / 地域社会 (他13件)
【概要】本研究は、歴史人類学的視点から東アジアと東南アジアを中心とする軍隊を、その社会・文化的文脈において理解することを目指した。 本研究の成果としてとくに強調しておきたいのは、フィールドワークや一次資料に基づき、アジアの軍隊とその社会・歴史的文脈についての実証的な考察を深めたことである。その成果は数多くの出版物や報告によって明らかである。分担者の間で共通して認められるのは、軍隊研究は、軍隊が国家の制度で...
【医歯薬学】社会医学:格差教育を含む研究件
❏日本とアジア新興国における少子化・教育・雇用の関連に関する国際比較研究(26285122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 雇用 / 教育 / 東アジア / 国際比較 (他15件)
【概要】本研究は、日本・韓国・シンガポール等を対象に、学術的・政策的課題である、少子化の特徴およびその背景要因を理論的・実証的に研究した。研究の結果、次の3点が明らかになった。第一に、これらアジア諸国では、同棲や婚外子が少ないために、未婚化が少子化に直結している。未婚化・少子化の背景には、雇用状況、高学歴化と教育コストの増大、仕事と子育ての両立難等がある。第二に、グローバル化・サービス経済化・高学歴化のた...
❏全国無作為抽出調査による『教育体験と社会階層の関連性』に関する実証的研究(23243083)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中村 高康 東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (30291321)
【キーワード】教育 / 社会階層 / 格差 / SSM / 全国調査
【概要】本研究では、社会階層の調査研究の視点と学校調査の研究の視点を融合し、従来の社会階層調査では検討できなかった教育・学校変数をふんだんに取り込んだ「教育・社会階層・社会移動全国調査(ESSM2013)を実施した。60.3%という高い回収率が得られたことにより良質の教育・社会階層データを得ることができた。これにより、これまで学校調査で部分的にしか確認されなかった教育体験の社会階層に対する効果や、社会階層...
❏幸福感分析に基づく格差社会是正政策と社会保障改革(22243028)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】橘木 俊詔 同志社大学, 経済学部, 教授 (70112000)
【キーワード】コミュニティ機能 / パーソナリティ / 就業状況 / 幸福感分析 / 教育 (他10件)
【概要】本研究では,従来の社会保障政策が国民の幸福感を効果的に高めてきたのか検討し,その要因である,雇用システム,家族間の関係,結婚,社会保障制度,財政制度,教育システム,文化的環境,地域社会の相互扶助機能とどのように結びついているのか分析を行い,社会保障政策並びに格差是正政策について政策提言を行った。本分析のために,人々の心理的要因を明示的にモデル化し、WEB調査によってデータを収集した。 ...
【医歯薬学】社会医学:歴史教育を含む研究件
❏1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘(22330222)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大内 裕和 中京大学, 国際教養学部, 教授 (80309707)
【キーワード】歴史 / 教育 / 地域文化 / 民衆 / 1950年代 (他14件)
【概要】1950年代が、戦前や戦時期との連続性を持ちながら、戦後の社会システムや大衆意識の形成にとって、決定的な意味を持っていたということを、当時の史資料から明らかにした。これらについて、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。また、1950年代を再検討することによって、<現代>が戦後社会の転換点であることを、より明確にすることができた。これらについても、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の...
❏多元文化社会アメリカの教育におけるオートノミーとコントロールに関する史的研究(09410076)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】羽田 積男 日本大学, 文理学部, 教授 (60156346)
【キーワード】多元文化社会 / アメリカ合衆国 / 教育史 / オートノミー / コントロール (他10件)
【概要】研究課題に対して、研究分担者と研究協力者あわせて15名の論考によって報告書を作成する。研究課題を4グループに分けて研究を推進したが、以下のように反映している。 第1グループは、教育におけるオートノミーとコントロールという課題における原理的な考察をまとめた。田中智志は、教育における批判理論の構築をめざし、小玉重夫は、ハンナ・アレントの理論を援用して、社会的なるものと政治的なるものの間の教育理論を模索...
【医歯薬学】社会医学:比較教育を含む研究件
❏西洋・日本の植民地主義と「近代」:比較研究のパラダイム構築に向けて(19520548)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】水谷 智 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 講師 (90411074)
【キーワード】植民地帝国 / 日本 / ヨーロッパ / 比較 / 植民地近代性 (他18件)
【概要】本共同研究では、日本(朝鮮、台湾、沖縄等)とヨーロッパ(イギリス、フランス、オランダ、スペイン、ドイツ等)の植民地史を、「医療」「官僚制」「人種主義」といった<近代性>の問題系に属する主題を軸に再検討した。植民地主義をグローバルな文脈で共同研究するにあたっての<比較>の必要性と危険性の両方に十分に注意を払いながら、様々な支配経験に関する実証研究を突き合わせ、相互参照を可能に...
❏現代中国の階層変動に関する比較社会学的研究(16402030)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】園田 茂人 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (10206683)
【キーワード】現代中国 / 階層変動 / 比較 / 調査 / 社会的不公平 (他18件)
【概要】最終年度にあたる2007年度は、従来の研究成果を取りまとめ、対外的な発信を行うことに最大のエネルギーを払った。 たとえば、中国社会学会第17回全国大会で"Two Types of Urban New Middle Classes in Confucian Asia?"と題する発表をし、アジア内部における中間層の2類型論を展開するとともに、今回のプロジェクトで得られた2時点データを利...
【医歯薬学】社会医学:認知能力教育を含む研究件
❏途上国における学力に応じた学習介入の長期効果検証と非認知能力の役割(20K01668)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】関 麻衣 立命館大学, 経済学部, 准教授 (70771468)
【キーワード】教育 / 自学自習 / 認知・非認知能力 / 無作為化比較対照実験 / 非市場競争 (他10件)
【概要】研究の目的は、現在問題となっている開発途上国の「学習危機(Learning Crisis)」を解決するため、有効な教育介入の種類や方法を探る点にある。具体的には、個人別・学力別に自学自習で学ぶ学習法(公文式の数学教材を現地化したもの)をバングラデシュのBRAC Primary School(BPS)の生徒に無作為に提供するフィールド実験を通じて収集したデータを解析する。また、追跡調査では、BPSを...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【医歯薬学】社会医学:メデイア教育を含む研究件
❏「朝日会館」の子供を対象とした文化活動の検証及び記録化と、社会教育への影響研究(18K02377)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山本 美紀 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (60570950)
【キーワード】芸術文化 / 教育 / 音楽 / ホール / 文化施設 (他25件)
【概要】本研究は、1926年から1962年まで大阪の中之島にあった総合文化施設「朝日会館」における子供を対象とした文化活動について検証することを目的とした。朝日会館コドモの会の機関誌『アサヒカイカン コドモの本』に掲載されていたジャンルである、音楽・映画・絵画・ロシア絵本・雑誌の各方面の研究者により、研究が進められた。その結果、朝日会館の事業が、朝日新聞社厚生事業の社会貢献的な見地から、特に力を入れて朝日...
❏冷戦期東アジアの科学技術広報外交に関する国際比較研究(17H02238)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦 / アジア / アメリカ / 地域研究 / 科学技術 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトでは、冷戦初期の東アジアにおいて学知や専門知が構築された過程について、日本・アメリカ・中国・台湾・韓国の研究者が共同研究を行った。研究開始時には、科学技術知にまつわる広報外交に焦点を当てる予定であったが、共同研究が進むにつれて冷戦世界の各地域を戦略的に「知る」ための地域研究、政治的ヘゲモニーと密接に結びついた科学技術、そして学知や専門知に基づいた情報を「伝える」ためのジャーナリズ...
❏植民地期朝鮮における文化運動の展開と植民地権力(21720267)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】三ツ井 崇 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (60425080)
【キーワード】朝鮮 / 文化 / 言論 / 植民地支配 / 教育 (他10件)
【概要】植民地期朝鮮において展開された文化運動の性格は、従来、日本の植民地支配に対する「抵抗」の論理として評価されてきたが、実際にはそのような「抵抗」の論理を体現しつつも、支配権力との関係は常に対抗的であるわけではなかった。「文明」への希求、政策への協力といった次元において、支配権力との間で緊張関係を強いられたのであった。本研究では、教育、言論、生活改善などの側面に注目しながら、この関係性について明らかに...
【医歯薬学】社会医学:発展途上国教育を含む研究件
❏発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究(26257112)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 途上国 / 難民 / 障害 (他13件)
【概要】本研究では、アフリカ・中近東・アジアの発展途上国における、困難な状況にある子どもの教育について、それを支援する学校、教師の実践事例を個別に調べ、多面的に検討した。とくに困難な状況にある子どもの教育のリアリティを当事者である生徒、教師、保護者の視点から捉えなおした。その結果は、脆弱というよりは、外部からの支援に依存するのではなく、主体的に行動する人々の存在が明らかになった。研究成果は、(1)難民の子...
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
❏発展途上国における女子教育の社会経済的影響とその振興に関する統計的実証研究(10710129)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】黒田 一雄 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 講師 (70294600)
【キーワード】途上国 / 女子教育 / 国際協力 / 人的資源 / 教育開発 (他13件)
【概要】発展途上国の女子教育は、1990年タイ・ジョムティエンで開発された万人のための教育世界会議や95年北京で開催された世界女性会議を経て、社会経済開発や男女格差の是正における重要性が国際的に再認識され、途上国政府ばかりではなく二国間援助機関・国際機関の重点領域となっている。本研究の目的は発展途上国における女子教育の社会経済開発に対する効果とその振興に関して統計的実証分析を行ない、高い実証性と実践性のあ...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)教育を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【医歯薬学】社会医学:都市教育を含む研究件
❏18世紀イギリス都市における市民的社交圏の形成-地域社会、消費文化、貧困-(18330075)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中野 忠 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90090208)
【キーワード】都市化 / 消費 / 小売商業 / 地域社会 / 社交 (他14件)
【概要】消費文化や印刷文化の浸透を背景とする18世紀のイギリスの都市化は、人々の社会関係のあり方に新しい次元をもたらすとともに、古い制度や組織が担ってきた機能を新たな社会関係資本のネットワークのもとに再編する過程として進行した。都市社会はよりオープンになり、貧困や犯罪は中位層以上の市民が対処すべき社会問題となる一方で、社会的な差異を作り出す新たな力が作用し、参加型の地域社会もその性格を変えていった。 ...
❏近代中国都市芸能に関する基礎的研究(09610462)
【研究テーマ】中国語・中国文学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】岡崎 由美 早稲田大学, 文学部, 教授 (50185419)
【キーワード】近代 / 中国 / 都市 / 芸能 / 文学 (他14件)
【概要】本研究は皮影戯と京劇を主な研究対象として、近代中国北方の都市部における芸能の流布状況について調査分析を行ったものである。 本研究のうち、北京皮影戯に関しては、まず演者、演出家、芸能研究者などへの聞き取り調査、及び脚本や劇評などの関連文献資料の分析を行った。 それらを検討することで、北京皮影戯の芸能としての位置付け、そして河北の地方都市と農村との文化交流の実態を、人類学および社会経済学的見地から明ら...
【医歯薬学】社会医学:東南アジア教育を含む研究件
❏イスラム教圏東南アジアにおける学知の制度化と実践に関する総合的研究(18310165)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】山本 博之 京都大学, 地域研究統合情報センター, 准教授 (80334308)
【キーワード】東南アジア / イスラム教 / 社会秩序 / 秩序構築 / マレーシア (他9件)
【概要】民族や宗教共同体などの人間集団の分類概念を例にとり、外来の概念が東南アジアで受容され、イスラム教圏東南アジアの各地に伝播する過程で、在地の公権力との関係においてさまざまな形で受容されていった様子を明らかにした。また、具体的な事例研究として、2004 年のインドネシア・アチェ州の津波被災および2008 年のマレーシアの総選挙を例にとり、社会秩序再編の過程で情報や「知」がどのような役割を果たし、その際...
❏東アジアと東南アジアを中心とする軍隊の歴史人類学的研究(16320118)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田中 雅一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (00188335)
【キーワード】軍隊 / ジェンダー / 表象 / アジア / 地域社会 (他13件)
【概要】本研究は、歴史人類学的視点から東アジアと東南アジアを中心とする軍隊を、その社会・文化的文脈において理解することを目指した。 本研究の成果としてとくに強調しておきたいのは、フィールドワークや一次資料に基づき、アジアの軍隊とその社会・歴史的文脈についての実証的な考察を深めたことである。その成果は数多くの出版物や報告によって明らかである。分担者の間で共通して認められるのは、軍隊研究は、軍隊が国家の制度で...
【医歯薬学】社会医学:社会学教育を含む研究件
❏日本型21世紀対応教育の国際モデル化に関する国際比較研究-多元的モデルの構築(15H01987)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】恒吉 僚子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (50236931)
【キーワード】「日本型」教育 / 教育トランスファー / TOKKATSU / 教育モデル / 社会情動的スキル (他16件)
【概要】本研究は、各国において、グローバルな規模で他国の教育を参照し、自国に取り入れてゆく「教育のトランスファー」が活発化する中、国際スタンダード化し、参照される国際モデルの多くが西欧発のものであり、国際的な教育モデルの多元化の必要性を認識するところから出発した。そして、アジアの一国として、国際的に見た日本の教育の特徴、課題と長所を国際比較を通して分析し、国際モデル化して発信した。研究成果は研究(図書、シ...
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
❏日本とアジア新興国における少子化・教育・雇用の関連に関する国際比較研究(26285122)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 雇用 / 教育 / 東アジア / 国際比較 (他15件)
【概要】本研究は、日本・韓国・シンガポール等を対象に、学術的・政策的課題である、少子化の特徴およびその背景要因を理論的・実証的に研究した。研究の結果、次の3点が明らかになった。第一に、これらアジア諸国では、同棲や婚外子が少ないために、未婚化が少子化に直結している。未婚化・少子化の背景には、雇用状況、高学歴化と教育コストの増大、仕事と子育ての両立難等がある。第二に、グローバル化・サービス経済化・高学歴化のた...
【医歯薬学】薬学:脳機能教育を含む研究件
❏教育脳の脳神経学的・行動遺伝学的研究(17K18669)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2021-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】教育学習 / 個体学習 / 観察学習 / 脳神経活動 / fMRI (他13件)
【概要】本研究は教育学を生物学に位置づけ、「進化教育学」という新たな分野を開拓することを目指し、「教育学習」というヒトに顕著な学習様式が、ヒト以外の動物も行なう「個体学習」や「観察学習」とは異なる独特な脳活動によることを、fMRIによる実験課題によって示すことを目的とし、指運動学習を自分のペースで行う「個体学習」、見本を観察して行う「観察学習」、教師が指導する「教育学習」の三学習条件で実施し、脳活動の差異...
❏教育脳を探る―「教育による学習」をつかさどる脳神経基盤に関する研究(26590150)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (30193105)
【キーワード】教育 / 進化 / fMRI / 個体学習 / 観察学習 (他16件)
【概要】教育学習は個体学習、観察学習とは異なる進化的に獲得されたヒトに顕著な学習様式と考えられ、それに対応する特殊な脳活動があることが予想される。本研究では、指運動の系列の記憶と再生を、個体・観察・教育の3学習条件で実行している際の脳活動をfMRIによって把握することを目的とした。 予備実験の段階として、課題の検討と開発を経て、個体と観察学習の脳活動の指運動データを収集した。その結果、個体学習では視覚野、...
❏教育過程の総合的行動遺伝学研究(26245066)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】安藤 寿康 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30193105)
【キーワード】双生児法 / 遺伝と環境 / 行動遺伝学 / 脳神経科学 / 分子遺伝学 (他23件)
【概要】児童期と成人期の2コホートによる双生児縦断研究を実施した。児童期は小学5年生(11歳児)約200組に対する質問紙と120組への個別発達調査を行った。読み能力や実行機能の発達的変化に及ぼす遺伝と環境の変化と安定性、リズム行動に及ぼす遺伝と環境の交互作用、きょうだい関係の特殊性などが明らかになった。 成人期では社会的達成・心身の健康度などの質問紙調査を実施し約200組から回答を得た。また認知能力の不一...
【医歯薬学】看護学:卒後教育教育を含む研究件
❏医療の質と効率の向上をめざすICT基盤を活用した業務設計方法の開発と実証(21H01562)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】下野 僚子 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (60609361)
【キーワード】品質管理 / 業務プロセス設計 / 医療情報システム / 要員配置 / 卒後教育 (他11件)
【概要】本研究は、医療の質と効率を向上できる医療業務を実現するため、患者に対して最適な業務者を配置するための「患者-業務者マッチング(課題①)」と、業務者の力量を効果的に向上するための「個別教育(課題②)」について、臨床現場で実用可能な方法として開発し、ICT基盤を活用しデータに基づいて実証することを目的としている。 日常業務の中で半自動的に蓄積されるデータの収集と分析を通して、患者と業務者それぞれについ...
❏スピリチュアルケア看護卒後教育プログラムの構築に向けての基礎的研究(16K11975)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】生田 奈美可 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70403665)
【キーワード】スピリチュアリティ / スピリチュアルケア / 看護師 / 卒後教育 / 個人別態度構造分析 (他13件)
【概要】本研究目的は、①看護師のスピリチュアリティについて個人別態度構造分析による分析、②一般病院の看護師卒後スピリチュアルケア教育について全国調査を実施し、スピリチュアルケア看護卒後教育へのプログラム構築に向けた基礎資料を提示することであった。看護師のスピリチュアリティ構造は個人的な経験で異なることが明らかになると共に、卒後教育においては、約3割のスピリチュアルケア研修を実施状況、実施していない病院の実...
【医歯薬学】看護学:地域研究教育を含む研究件
❏冷戦期東アジアの科学技術広報外交に関する国際比較研究(17H02238)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】土屋 由香 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90263631)
【キーワード】冷戦 / アジア / アメリカ / 地域研究 / 科学技術 (他17件)
【概要】本研究プロジェクトでは、冷戦初期の東アジアにおいて学知や専門知が構築された過程について、日本・アメリカ・中国・台湾・韓国の研究者が共同研究を行った。研究開始時には、科学技術知にまつわる広報外交に焦点を当てる予定であったが、共同研究が進むにつれて冷戦世界の各地域を戦略的に「知る」ための地域研究、政治的ヘゲモニーと密接に結びついた科学技術、そして学知や専門知に基づいた情報を「伝える」ためのジャーナリズ...
❏ヨーロッパ辺境地域における文化の政治が表象する社会空間(26380715)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】定松 文 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40282892)
【キーワード】地域研究 / ヨーロッパ / 文化の政治 / 越境性 / 辺境 (他22件)
【概要】グローバリゼーションの中での地域社会の変容を論じる分野において、ヨーロッパの境界地域を対象に、地域文化の越境性と境界性を分析した。具体的にはルーマニア-モルドバ、スペイン-モロッコ-ジブラルタル、ポーランド-カリーニングラード-リトアニアというEUの境界が引かれている国家間の現地調査を行った。それぞれの国の文化が時代ごとの政治的立場において意図的に選択され、隣接する国との差異化を図りつつ、経済的、...
【医歯薬学】看護学:開発教育を含む研究件
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
❏コミュニティソーシャルワーク実践の体系的なスキルの検証及び教育法の開発(19330133)
【研究テーマ】社会福祉学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】宮城 孝 法政大学, 現代福祉学部, 教授 (70276864)
【キーワード】コミュニティソーシャルワーク / スキル / 教育法 / 実習教育 / 開発 (他10件)
【概要】本研究は、今後のわが国における地域社会の福祉ニーズに対応したコミュニティソーシャルワーク実践について、適用度と普及可能性の高いスキルの体系化を図り、全国の関係機関に対する量的な調査によって、実践現場における実態を実証的に分析した。さらに、それらのスキルを適用する上での阻害要因や促進要因、大学などの教育機関や実践現場における養成におけるスキル獲得のための要件を、社会福祉の各領域や課題に応じて明らかに...
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...
【医歯薬学】看護学:ネパール教育を含む研究件
❏巨大災害と家計の人的資本投資:ネパール大地震・家屋損壊データ再調査による実証分析(19KK0041)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】橘 永久 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (70301017)
【キーワード】災害復興 / 人的資本 / ネパール / 長期効果 / 海外出稼ぎ (他10件)
【概要】本研究の目的は、自然災害の中・長期の経済効果を、被災地からの転出や子どもの進学選択・職業選択といった所得だけでは捉えきれない厚生変化も含めて、家計レベルで検証することである。そのためには、自然災害で家計が被った被害の程度を、できるだけ正確に把握しておく必要がある。本研究の主要なアイデアは、2015年のネパール大震災後に、ネパール政府が建築士を雇用して家屋の破損度を査定した100万軒強の家計調査結果...
❏ネパールにおける持続的発展可能な環境配慮型ビジネスモデルに関する研究(25301002)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】Brenda Bushell (BRENDA Bushell) 聖心女子大学, 文学部, 教授 (90245671)
【キーワード】Nepal / sustainable development / economy / society / business model (他33件)
【概要】ネパール経済の産業化/近代化の為、環境配慮・持続可能性が最重要課題の1つである。本研究で、観光業、農業、正式/非正式企業部門に絞り、都市と地方のコミニュティでの環境配慮型ビジネスモデルの可能性を解析した結果、以下が判明した。 1.部門間の連携はICT技術により支援/促進が可能で女性が経営し地元経済を支える多くの零細企業には特に重要。2.地元住民の視点から、ごみ処理、持続可能な発展への教育、健康増進...
【医歯薬学】看護学:学校教育教育を含む研究件
❏ヒヤリ・ハット事例を活かしたアクティブラーニング型アレルギーリテラシー教育の開発(18K10448)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大沼 久美子 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (00581216)
【キーワード】食物アレルギー / 教職員 / 校内研修 / 小学校 / ヒヤリ・ハット (他10件)
【概要】本研究の目的は、学校における食物アレルギー教育・研修プログラムを開発し、その効果を検証することである。対象は、小・中学校の児童生徒、教員を目指す学生、教職員及び保護者である。いずれを対象とした食物アレルギー教育・研修プログラムは、学校生活上で身近に起こるヒヤリ・ハット事例を活かす内容とすることでその発生を未然に予防することをねらいとしている。 2021年度は、教職員を対象にした食物アレルギー研修プ...
❏発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究(26257112)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
【キーワード】教育開発 / 学校教育 / 途上国 / 難民 / 障害 (他13件)
【概要】本研究では、アフリカ・中近東・アジアの発展途上国における、困難な状況にある子どもの教育について、それを支援する学校、教師の実践事例を個別に調べ、多面的に検討した。とくに困難な状況にある子どもの教育のリアリティを当事者である生徒、教師、保護者の視点から捉えなおした。その結果は、脆弱というよりは、外部からの支援に依存するのではなく、主体的に行動する人々の存在が明らかになった。研究成果は、(1)難民の子...
【医歯薬学】看護学:リーダーシップ教育を含む研究件
❏ファミリービジネスにおける女性後継者の育成と承継プロセスについての研究(21K01706)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】女性後継者 / リーダーシップ / 父親からの承継 / ファミリービジネス / よそ者 (他8件)
【概要】我が国において根深い後継者イコール男性という構図に、女性後継者という選択肢を示し、その実現にむけての論理的な根拠を示すことは、高い独自性と創造性を持つ。ファミリービジネスにおける承継プロセスは、男性後継者については多く研究がなされてきたが、我が国においては女性後継者に焦点を絞った研究は極めて少ない。本研究は日本の女性後継者に視座をおく。これは我が国のファミリービジネス研究において新しい分野を切り開...
❏ファミリービジネスにおける女性後継者への承継プロセスと先代との関係についての考察(18K01855)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】女性後継者 / 後継プロセス / 正当性 / リーダーシップ / 父娘後継 (他18件)
【概要】我が国において女性後継者の後継プロセスそのものに焦点をあてた研究は管見のかぎり存在しないことが分かった。本研究は女性後継者27名への調査を行い実践的な知見を得た。女性後継者は後継の意志を持ち家業に従事していても、曖昧な状態に置かれていることが多い。公式に後継者として自らも認知するのは父親からの言語による表現以降である。父親の依頼によって初めて公式に自らを後継者として認知した。娘の後継プロセスは二重...
【医歯薬学】看護学:地域教育を含む研究件
❏ファミリービジネスにおける女性後継者への承継プロセスと先代との関係についての考察(18K01855)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高田 朝子 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (10349194)
【キーワード】女性後継者 / 後継プロセス / 正当性 / リーダーシップ / 父娘後継 (他18件)
【概要】我が国において女性後継者の後継プロセスそのものに焦点をあてた研究は管見のかぎり存在しないことが分かった。本研究は女性後継者27名への調査を行い実践的な知見を得た。女性後継者は後継の意志を持ち家業に従事していても、曖昧な状態に置かれていることが多い。公式に後継者として自らも認知するのは父親からの言語による表現以降である。父親の依頼によって初めて公式に自らを後継者として認知した。娘の後継プロセスは二重...
❏1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘(22330222)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大内 裕和 中京大学, 国際教養学部, 教授 (80309707)
【キーワード】歴史 / 教育 / 地域文化 / 民衆 / 1950年代 (他14件)
【概要】1950年代が、戦前や戦時期との連続性を持ちながら、戦後の社会システムや大衆意識の形成にとって、決定的な意味を持っていたということを、当時の史資料から明らかにした。これらについて、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。また、1950年代を再検討することによって、<現代>が戦後社会の転換点であることを、より明確にすることができた。これらについても、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の...
【医歯薬学】看護学:国際比較教育を含む研究件
❏人口高齢化が政府の公共財供給に与える影響―政治経済学的アプローチ―(20K01712)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺井 公子 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80350213)
【キーワード】人口高齢化 / 政治経済学的アプローチ / 教育 / インフラ投資 / 福祉 (他10件)
【概要】本研究は、人口高齢化が政府支出、課税、規制にどのような影響を与えるかを、日米データを使って分析することを目的としている。高齢者は若い世代と比較して、長期間にわたり便益を発生させる政策よりも、短期に集中して便益を生み出す政策のほうを好むと考えられる。したがって、高齢化が進む地域では、教育やインフラへの支出が少ないと想定される。また、高齢化が進行する地域では、高齢者も負担しなければならない消費税から直...
❏東アジア諸国における少子化の国際比較研究―理論的把握とパネルデータによる実証分析(18H00936)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松田 茂樹 中京大学, 現代社会学部, 教授 (00706799)
【キーワード】少子化 / 結婚 / 子育て / 東アジア / パネルデータ (他16件)
【概要】東アジア諸国は世界でもっとも少子化がすすむ地域である。本研究の目的は、欧州諸国の「第2の人口転換」と異なる視点から東アジア諸国の結婚・出生の変化を理論的にとらえた上で、出生率を引き下げている背景要因を実証的に分析することである。具体的な仮説は、①若年雇用の悪化、②高学歴化による教育コストの上昇、③仕事と子育て等の両立の難しさ、④脱物質主義と異なる価値観の変化、である。研究対象国は、日本および東アジ...
❏日本型21世紀対応教育の国際モデル化に関する国際比較研究-多元的モデルの構築(15H01987)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】恒吉 僚子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (50236931)
【キーワード】「日本型」教育 / 教育トランスファー / TOKKATSU / 教育モデル / 社会情動的スキル (他16件)
【概要】本研究は、各国において、グローバルな規模で他国の教育を参照し、自国に取り入れてゆく「教育のトランスファー」が活発化する中、国際スタンダード化し、参照される国際モデルの多くが西欧発のものであり、国際的な教育モデルの多元化の必要性を認識するところから出発した。そして、アジアの一国として、国際的に見た日本の教育の特徴、課題と長所を国際比較を通して分析し、国際モデル化して発信した。研究成果は研究(図書、シ...
【医歯薬学】看護学:倫理教育を含む研究件
❏臨床研究者・専門家育成のための生涯教育カリキュラム構築のための調査研究(15K15164)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】スヴェンソン岸 暁子 (岸暁子) 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (40750633)
【キーワード】臨床研究 / 臨床試験 / 治験 / 研究者育成 / 教育 (他8件)
【概要】「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(2015)」では、臨床研究者や専門家の教育研修について明記強調された。規制等の厳格化・複雑化により臨床研究の実施には、倫理・行動規範の理解のみならずに、方法論や規制、組織等の専門的な知識も求められるようになっている。 臨床研究の質や信頼性を高めるために、系統的で継続的な人材育成のカリキュラムの開発は急務である。本研究では、国際標準レベルの臨床研究者育成に...
❏社会的基盤としての自覚的公民形成のための哲学・倫理学研究教育に関する総合研究(21520026)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】木阪 貴行 国士舘大学, 文学部, 教授 (10183790)
【キーワード】哲学 / 教養教育 / 啓蒙 / 宗教 / 弁論術 (他16件)
【概要】社会の真の基盤である自覚的な公民育成のために哲学・倫理学の研究教育の在り方を探求した。高等学校における「倫理」と内容的に接続する、大学学部4年間で完成する新たな哲学・倫理学専門教育の在り方を構築するための教材を開発するのみならず、実際に授業実践の中で検証する試みを開始した。この取組の理論的・理念的基礎は、カントの啓蒙に関する思索の中核にある公民の概念及び古代ギリシヤ哲学以来の弁論術と哲学との関係を...
【医歯薬学】看護学:日本教育を含む研究件
❏労働市場の近代化と人的資本形成に関する比較史的研究(15H03371)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】齊藤 健太郎 京都産業大学, 経済学部, 教授 (10387988)
【キーワード】労働市場 / 人的資本 / 近代化 / 教育 / イギリス (他13件)
【概要】本研究は、19-20世紀初頭のイギリスと日本において、人的資本や労働供給の変化を通じて、近代化に対応する標準的な労働力が形成されつつあったことを明らかにした。イギリスに関しては、19世紀前半に識字能力の低下がみられた一方で読む能力が上昇する可能性があったこと、19世紀後半には学校教育によって技能職への基礎的知識が普及したことが示された。技能にグレードを導入し職場内外の評価に対応する労働組合もあった...
❏西洋・日本の植民地主義と「近代」:比較研究のパラダイム構築に向けて(19520548)
【研究テーマ】史学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】水谷 智 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 講師 (90411074)
【キーワード】植民地帝国 / 日本 / ヨーロッパ / 比較 / 植民地近代性 (他18件)
【概要】本共同研究では、日本(朝鮮、台湾、沖縄等)とヨーロッパ(イギリス、フランス、オランダ、スペイン、ドイツ等)の植民地史を、「医療」「官僚制」「人種主義」といった<近代性>の問題系に属する主題を軸に再検討した。植民地主義をグローバルな文脈で共同研究するにあたっての<比較>の必要性と危険性の両方に十分に注意を払いながら、様々な支配経験に関する実証研究を突き合わせ、相互参照を可能に...
【医歯薬学】看護学:トランスレーショナルリサーチ教育を含む研究件
❏トランスレーショナル・リサーチを担う人材育成としての大学院教育の検討(17K08904)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長村 文孝 東京大学, 医科学研究所, 教授 (90282491)
【キーワード】トランスレーショナルリサーチ / 大学院 / シラバス / 非医学系 / トランスレーショナル・リサーチ (他7件)
【概要】基礎研究を臨床応用するトランスレーショナルリサーチ(TR)を担う人材は、世界的にnon-MD博士号取得者が中心となっている。国内の医療関連大学院のシラバスを調査したがTR教育はまだ不十分と考えられた。海外の状況も調査し、TR開発としてどのように基礎研究成果を臨床応用するかについて(コンセプト、関連法規制、具体例、開発経路等)、知財、起業教育が重要と考えられ、これらを中心とした大学院教育で必要と考え...
❏臨床研究者・専門家育成のための生涯教育カリキュラム構築のための調査研究(15K15164)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】スヴェンソン岸 暁子 (岸暁子) 東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (40750633)
【キーワード】臨床研究 / 臨床試験 / 治験 / 研究者育成 / 教育 (他8件)
【概要】「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(2015)」では、臨床研究者や専門家の教育研修について明記強調された。規制等の厳格化・複雑化により臨床研究の実施には、倫理・行動規範の理解のみならずに、方法論や規制、組織等の専門的な知識も求められるようになっている。 臨床研究の質や信頼性を高めるために、系統的で継続的な人材育成のカリキュラムの開発は急務である。本研究では、国際標準レベルの臨床研究者育成に...
❏看護学研究におけるバイオエンジニアリング・ナーシングの構想と展開(23249088)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】真田 弘美 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50143920)
【キーワード】Bioengineering Nursing / 看護理工学 / 異分野融合 / 慢性創傷 / 教育 (他9件)
【概要】分子生物学や工学的手法を導入した異分野融合型看護研究手法としてバイオエンジニアリング・ナーシングという概念を提唱する。その確立のため、本研究では (1)モデル研究の実施、および(2)人材の育成を目的とする。 (1)モデル研究:慢性創傷を対象として①創傷アセスメント技術の開発、②予防技術・機器の開発、③治癒促進技術の開発をそれぞれ工学的および分子生物学的側面より取り組んだ。 (2)人材の育成:入門書...
【医歯薬学】看護学:女性教育を含む研究件
❏近代イギリス女性作家たちの言語態と他者-感受性、制度、植民地(16H03396)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小川 公代 上智大学, 外国語学部, 准教授 (50407376)
【キーワード】感受性 / イギリス文学 / 植民地主義 / 教育制度 / 医科学言説 (他19件)
【概要】フランス革命や急進主義が群衆心理や暴力、人間の内省にもつながる感受性、メソジズムの感覚的経験など、18、19世紀イギリス文学と感受性言説についてはこれまで多くの研究がなされてきた。本研究は、これまで多様な視点から研究されてきた感受性言語を当時の女性作家がどう意識し、植民地支配が制度化されていくプロセスに参入していったかに主眼をおいた。医科学書においてどのように女性の身体や動物が表象されているか、文...
❏感受性の〈不〉道徳性と教育―イギリス近代文学におけるジェンダー編成の諸相(25284057)
【研究テーマ】英米・英語圏文学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】土井 良子 白百合女子大学, 文学部, 准教授 (80338566)
【キーワード】感受性 / 女性 / 教育 / 慈善 / 消費 (他17件)
【概要】18 世紀後期から19世紀前半のイギリスにおいて、感受性に内包された道徳と不道徳の二律背反性を、女性作家たちがどう意識し、社会的正当化を試みたかを、ジェンダー、社会史、医学史、新歴史主義、ポスト・コロニアリズムという多面的な視座から考察した。その結果、共感的感受性が母性、慈善、教育、風俗、植民地支配のなかでイデオロギーとして機能している位相がこの時代の文学から看取できることが明らかになった。また、...
❏グローバリゼーションの下での中国ムスリム女性のエンパワーメント(18606007)
【研究テーマ】社会開発と文化
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】小林 敦子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90195769)
【キーワード】中国 / 寧夏 / ムスリム / 女性 / エンパワーメント (他12件)
【概要】(1) 中国の少数民族地域である寧夏回族自治区においては、回族の女性教員の増加に伴い、女児・女子青年の教育レベルが向上している。(2) 日本のNGOの教育支援によって養成された回族女性教員は、結婚・出産後も小中学校教員として働き、地域における女性のエンパワーメントの上で貢献している。(3) 民族の特性を生かした女子アラビア語学校の卒業者である回族女子青年は、経済発展の著しい広州や義烏で通訳として活...
【医歯薬学】看護学:文化教育を含む研究件
❏「朝日会館」の子供を対象とした文化活動の検証及び記録化と、社会教育への影響研究(18K02377)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山本 美紀 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (60570950)
【キーワード】芸術文化 / 教育 / 音楽 / ホール / 文化施設 (他25件)
【概要】本研究は、1926年から1962年まで大阪の中之島にあった総合文化施設「朝日会館」における子供を対象とした文化活動について検証することを目的とした。朝日会館コドモの会の機関誌『アサヒカイカン コドモの本』に掲載されていたジャンルである、音楽・映画・絵画・ロシア絵本・雑誌の各方面の研究者により、研究が進められた。その結果、朝日会館の事業が、朝日新聞社厚生事業の社会貢献的な見地から、特に力を入れて朝日...
❏幸福感分析に基づく格差社会是正政策と社会保障改革(22243028)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2013
【研究代表者】橘木 俊詔 同志社大学, 経済学部, 教授 (70112000)
【キーワード】コミュニティ機能 / パーソナリティ / 就業状況 / 幸福感分析 / 教育 (他10件)
【概要】本研究では,従来の社会保障政策が国民の幸福感を効果的に高めてきたのか検討し,その要因である,雇用システム,家族間の関係,結婚,社会保障制度,財政制度,教育システム,文化的環境,地域社会の相互扶助機能とどのように結びついているのか分析を行い,社会保障政策並びに格差是正政策について政策提言を行った。本分析のために,人々の心理的要因を明示的にモデル化し、WEB調査によってデータを収集した。 ...
❏1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘(22330222)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大内 裕和 中京大学, 国際教養学部, 教授 (80309707)
【キーワード】歴史 / 教育 / 地域文化 / 民衆 / 1950年代 (他14件)
【概要】1950年代が、戦前や戦時期との連続性を持ちながら、戦後の社会システムや大衆意識の形成にとって、決定的な意味を持っていたということを、当時の史資料から明らかにした。これらについて、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。また、1950年代を再検討することによって、<現代>が戦後社会の転換点であることを、より明確にすることができた。これらについても、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の...
【医歯薬学】看護学:プログラム教育を含む研究件
❏困難が重積する中皮腫に関する看護職向け教育プログラムの開発と評価(23593263)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】長松 康子 聖路加国際大学, 看護学部, 准教授 (80286707)
【キーワード】中皮腫 / 看護 / 教育 / インストラクショナルデザイン / ナラティブ (他12件)
【概要】教育システム開発法を用いて看護師向け胸膜中皮腫ケア教育プログラムを開発し、ランダム化比較試験を用いて評価を行った。プログラムは、講義グループワーク、ロールプレイ、グループ討議を含む2日間のメインプログラムと半日のフォローアッププログラムから構成された。看護師188名が研究に参加し、177名が完遂した。独自に開発した測定器具により、看護師の知識、困難感、態度を測定したところ、プログラム後は知識(t=...
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
【医歯薬学】看護学:環境教育を含む研究件
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...
❏教育用コンピュータのためのセンサー装置の開発とハイパーメディアへの統合(05558013)
【研究テーマ】教育工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】前迫 孝徳 (前迫 孝憲) 大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00114893)
【キーワード】センサー / 無線 / インターネット / ハイパーメディア / WWW (他12件)
【概要】本研究の目的は、教育現場で利用可能なセンサーインタフェースを開発し、ハイパーメディア上で統合させることにあった。 まず、国産のパーソナルコンピュータが現場で扱い易いセンサーインタフェースを有していないことから、パラレルポートを利用してデジタル入出力とアナログ入力を行う汎用のセンサーインタフェースを開発した。次に、センサーのアナログデータを電圧・周波数交換して、微弱電波や赤外線で伝送する無線方式のセ...
【医歯薬学】看護学:看護師教育を含む研究件
❏スピリチュアルケア看護卒後教育プログラムの構築に向けての基礎的研究(16K11975)
【研究テーマ】基礎看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】生田 奈美可 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70403665)
【キーワード】スピリチュアリティ / スピリチュアルケア / 看護師 / 卒後教育 / 個人別態度構造分析 (他13件)
【概要】本研究目的は、①看護師のスピリチュアリティについて個人別態度構造分析による分析、②一般病院の看護師卒後スピリチュアルケア教育について全国調査を実施し、スピリチュアルケア看護卒後教育へのプログラム構築に向けた基礎資料を提示することであった。看護師のスピリチュアリティ構造は個人的な経験で異なることが明らかになると共に、卒後教育においては、約3割のスピリチュアルケア研修を実施状況、実施していない病院の実...
❏困難が重積する中皮腫に関する看護職向け教育プログラムの開発と評価(23593263)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】長松 康子 聖路加国際大学, 看護学部, 准教授 (80286707)
【キーワード】中皮腫 / 看護 / 教育 / インストラクショナルデザイン / ナラティブ (他12件)
【概要】教育システム開発法を用いて看護師向け胸膜中皮腫ケア教育プログラムを開発し、ランダム化比較試験を用いて評価を行った。プログラムは、講義グループワーク、ロールプレイ、グループ討議を含む2日間のメインプログラムと半日のフォローアッププログラムから構成された。看護師188名が研究に参加し、177名が完遂した。独自に開発した測定器具により、看護師の知識、困難感、態度を測定したところ、プログラム後は知識(t=...
【医歯薬学】看護学:コミュニケーション教育を含む研究件
❏非英語圏英語プログラムへの留学体験が言語習得、国際理解へ及ぼす影響に関する調査(25370734)
【研究テーマ】外国語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
【キーワード】社会言語学 / 言語政策 / 英語教育 / 留学 / EMI (他17件)
【概要】本研究は「グローバル人材育成推進事業」(平成24年度)に採択された本学から非英語圏へ派遣された日本人学生 に焦点をあて、彼らの留学体験が英語、現地語の言語習得、国際理解および異文化コミュニケーション能力に与える影響、効果を分析することを目的とした。オンライン質問票、ポートフォリオ、授業観察、インタビュー調査、フォーカルグループディスカッション等を含むエスノグラフィック調査の結果、非英語圏留学では日...
❏日本語・英語・中国語の対照に基づく、日本語の音声言語の教育に役立つ基礎資料の作成(16202006)
【研究テーマ】日本語学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】定延 利之 神戸大学, 大学院・国際文化学研究科, 教授 (50235305)
【キーワード】国語学 / 音声学 / 言語学 / 日本語教育 / 国語教育 (他15件)
【概要】「音声言語」教育の基礎資料を作成するという本研究の目的を果たすために、基礎資料の全体的デザインを検討し、検討結果を反映させる形で調音映像資料と、会話音声資料の作成をおこなった。 調音映像資料については45回を越える実験を通して「母音」「rとl」「有声音・無声音」「口蓋化」「促音」「無声化」「早口言葉」「りきみ」「空気すすり」等の映像資料を元にした。その中心は日本語であるが、比較対照のために英語・中...
❏「盲ろう」教育を支援するワールドワイド情報収集・提供システムの構築(09410084)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】中澤 惠江 (中澤 恵江) 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 室長 (60155702)
【キーワード】盲ろう / 稀少障害 / 重複障害 / 視覚障害 / 聴覚障害 (他11件)
【概要】平成11年度の計画に沿って以下の研究を行った。 1構築した情報システムの更新と海外との連携 1)日本の盲ろう教育の歴史と盲ろう教育の実態調査についての英語の情報を発信した。 2)海外の情報として、日本ではほとんど発行されていない盲ろうの原因疾患について邦訳を行った。 3)DB-LINK等の海外盲ろう情報組織との連携関係が確立し、海外の盲ろう情報が容易に入手できるようになった。 4)収集した国内外の...
【医歯薬学】看護学:コミュニティ教育を含む研究件
❏韓国社会の生き方に関する人類学的研究:グローバル化する競争社会における折衝と離脱(23320190)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】本田 洋 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (50262093)
【キーワード】グローバル化 / 新自由主義 / 都市中産層 / 生き方 / 主体性 (他19件)
【概要】本研究では,グローバル化と新自由主義体制への編入が進む現代韓国社会を生きる人たちの生き方の模索と折衝を,都市中産層の事例を中心に,民族誌的調査研究の方法によって究明した。特筆すべき民族誌的成果としては,一方で一元的な主流志向自体の分化,他方で主流志向とオルターナティヴ志向の相互浸透が近年顕著になりつつある状況を実証的に明らかにしたことを挙げられる。理論的展望としては,中産層の生き方の分化・乖離と接...
❏ポスト・グローバル化時代の現代世界:社会の脆弱化と共存空間(18201050)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】押川 文子 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (30280605)
【キーワード】グローバル化 / 格差 / 政治的安定 / 中間団体 / 民主化 (他22件)
【概要】本科研は、複数地域を研究対象とする研究者による地域間比較や相互関連を重視したアプローチを用いることによって、グローバル化を経た世界各地の地域社会や政治の変容を実証的に検証し、それらが国内外を結ぶ格差の重層的構造によって結合されていること、その結果として加速するモビリティの拡大のなかで、人々が孤立する社会の「脆弱化」だけでなく、あらたなアイデンティティ形成や政治的結集を求める動きが各地で活性化してい...
【医歯薬学】看護学:教育ブログラム教育を含む研究件
❏「朝日会館」の子供を対象とした文化活動の検証及び記録化と、社会教育への影響研究(18K02377)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山本 美紀 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (60570950)
【キーワード】芸術文化 / 教育 / 音楽 / ホール / 文化施設 (他25件)
【概要】本研究は、1926年から1962年まで大阪の中之島にあった総合文化施設「朝日会館」における子供を対象とした文化活動について検証することを目的とした。朝日会館コドモの会の機関誌『アサヒカイカン コドモの本』に掲載されていたジャンルである、音楽・映画・絵画・ロシア絵本・雑誌の各方面の研究者により、研究が進められた。その結果、朝日会館の事業が、朝日新聞社厚生事業の社会貢献的な見地から、特に力を入れて朝日...
❏喉頭摘出者の患者会における教育プログラムの効果の検証(18K10352)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渡邉 直美 愛知県立大学, 看護学部, 助教 (40736782)
【キーワード】喉頭摘出 / 食道発声 / 訓練プログラム / 患者会 / シングルケースデザイン (他12件)
【概要】喉頭摘出者の患者会における食道発声法の教育の効果と課題を明らかにし、その結果をふまえて学術的な根拠のある新たな教育プログラムを構築し効果を検証する。 患者会の訓練場面から、食道発声の指導者である発声訓練士は12の指導行動(4パターン)を用いており、食道発声未獲得者の自発的な発声行動数と聴取可能な発声数との差(エラー数)に影響していた。課題は、発声教室の参加者と家族への半構成面接から新たな教育が求め...
❏環境保全計画導入に伴う住民参加型プログラムの開発(19520714)
【研究テーマ】文化人類学・民俗学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】鈴木 清史 静岡大学, 人文学部, 教授 (80196831)
【キーワード】環境保全 / 開発 / 住民参加 / 教育ツール / スモール・スケール・マイニング (他16件)
【概要】本研究は,発展途上国において劣悪な環境で希少金属を採掘している人びと(スモールスケールマイナー)を対象にした環境保全教育ツールのプログラムを開発することである. 研究過程では,アジア地域での文化人類学的調査,既存の教育ツールの収集と評価,国際機関を利用したワークショップなどでの成果報告と評価分析を実施した.研究期間内に4回のコロキウムの開催,国際会議での5 回の口頭発表を行った.発表した論文は研究...