非英語圏大学EMI(英語を媒介とする授業)プログラム実態調査と言語政策への提言
【研究分野】外国語教育
【研究キーワード】
EMI / ELF / 言語政策 / アジア非英語圏 / 共通語としての英語 / 英語教育 / 非英語圏 / 英語 / 教育 / 言語教育 / 大学教育 / 外国語教育 / 社会言語学
【研究成果の概要】
本研究の目的は、アジア非英語圏(日本を含む)で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction、英語を媒介とする授業)に焦点をあて、(1)日本人学生と外国人学生の英語および現地語の言語習得やコミュニケーション活動の実態を把握し、また(2)EMIプログラム卒業生への調査を実施することによって、仕事で求められている言語使用とカリキュラムとの連関を分析し、言語教育への政策提言を行うことである。本年度についても、コロナ禍の影響によりフィールドワークがすべて中止され、その代替手段としてZoom等を利用したオンラインでのインタビューを行った。昨年度収録した録音 データの文字化、ディスコース分析、録画データのコンテント分析に加え、過去のデータの整理、分析も行った。その中間結果については、AILA, Sociolinguistics Symposium等で学会発表を行った。また、SAGE出版発刊予定(2022年)のLanguage Policy and Planning in Asiaの編集、執筆を行った。次年度は新型コロナウイルス影響により、複数の国際学会がオンラインで開催される見通しであるが、データ分析、ELF13(台湾)に向けたデータ収集、分析も継続する予定である。なお、本特定課題(基礎助成)研究は、科研(基盤(c)、研究代表者飯野公一)および科研(基盤(B)、研究代表者村田久美子)と関連を持ち実施された。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)