ヒヤリ・ハット事例を活かしたアクティブラーニング型アレルギーリテラシー教育の開発
【研究キーワード】
食物アレルギー / 教職員 / 校内研修 / 小学校 / ヒヤリ・ハット / 授業 / 学校 / 教育 / アレルギー / 学校教育
【研究成果の概要】
本研究の目的は、学校における食物アレルギー教育・研修プログラムを開発し、その効果を検証することである。対象は、小・中学校の児童生徒、教員を目指す学生、教職員及び保護者である。いずれを対象とした食物アレルギー教育・研修プログラムは、学校生活上で身近に起こるヒヤリ・ハット事例を活かす内容とすることでその発生を未然に予防することをねらいとしている。
2021年度は、教職員を対象にした食物アレルギー研修プログラムを作成しS県K地区の小・中学校33校を対象に研修実施群、対照群を設定し調査研究を実施した。研修前後3か月後の研修内容の習得状況を質問紙調査した。教職員研修は校内研修とし、45分間で実施した。研修内容は知識編15分、対応編30分とし、持続可能性を重視して、知識編は研究者が動画教材を作成し統一した内容とした。対応編はヒヤリ・ハット事例を活用し、研修者及び研修者同士で初期症状に気づき対応・判断するアクティブラーニング型の研修とした。現在は、データ解析中である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
佐々木 司 | 東京大学 | 大学院教育学研究科(教育学部) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)