[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  イノベーション が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「イノベーション」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:M2Mイノベーションを含む研究件
❏IoT・AI利活用人材育成のためのプロトタイプ構築法と分野横断実装教育の研究(19K03151)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 特任教授 (50407227)
【キーワード】IoT / AI / 教育システム / プロトタイピング / イノベーション (他12件)
【概要】国際PBLをメタバースを用いオンラインで実施した。これに加え、オンライン国際PBLの理工系大学での実施状況に関して調査研究を行い発表した。国際会議に3件の論文が採択された。芝浦工業大学では、高校生向けにIoTプロトタイプ構築講座のオンライン版を開発し2校に対して実施し、その有効性を確認した.その成果は,情報処理学会の教育コンテストで優秀賞を受賞した。国際会議3件の発表を行い、内1件がベストペーパー...
❏外部センサー接続型携帯端末を用いて利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発(15K00929)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (50407227)
【キーワード】IoT / M2M / 教育システム / プロトタイピング / 外部センター接続型携帯端末 (他7件)
【概要】携帯端末とセンサーを用いて、利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発を行い、利用者主導でのイノベーション創出の教育基盤を構築した。教育用カリキュラムを、文系、理工一般系、情報通信系に分け、それぞれに必要な知識体系とモデルカリキュラムを構築した。教育用プロトタイピングシステムを、それぞれの系に合わせ開発し、教育に導入した。その結果、農業、健康管理、防災などの分野でプロトタイプの開発が可能となった...
【情報学】計算基盤:プロトタイピングイノベーションを含む研究件
❏IoT・AI利活用人材育成のためのプロトタイプ構築法と分野横断実装教育の研究(19K03151)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 特任教授 (50407227)
【キーワード】IoT / AI / 教育システム / プロトタイピング / イノベーション (他12件)
【概要】国際PBLをメタバースを用いオンラインで実施した。これに加え、オンライン国際PBLの理工系大学での実施状況に関して調査研究を行い発表した。国際会議に3件の論文が採択された。芝浦工業大学では、高校生向けにIoTプロトタイプ構築講座のオンライン版を開発し2校に対して実施し、その有効性を確認した.その成果は,情報処理学会の教育コンテストで優秀賞を受賞した。国際会議3件の発表を行い、内1件がベストペーパー...
❏外部センサー接続型携帯端末を用いて利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発(15K00929)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (50407227)
【キーワード】IoT / M2M / 教育システム / プロトタイピング / 外部センター接続型携帯端末 (他7件)
【概要】携帯端末とセンサーを用いて、利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発を行い、利用者主導でのイノベーション創出の教育基盤を構築した。教育用カリキュラムを、文系、理工一般系、情報通信系に分け、それぞれに必要な知識体系とモデルカリキュラムを構築した。教育用プロトタイピングシステムを、それぞれの系に合わせ開発し、教育に導入した。その結果、農業、健康管理、防災などの分野でプロトタイプの開発が可能となった...
【情報学】人間情報学:マッチングイノベーションを含む研究件
❏企業と研究者のマッチングに基づく経済成長政策の分析(21K01492)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】及川 浩希 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90468728)
【キーワード】イノベーション / マッチング / ミスアロケーション / 特許 / 経済成長
【概要】本研究は、経済成長政策を論じる上で、企業と被雇用研究者のミスアロケーション(配分の非効率性)に焦点を当てる。研究開発プロジェクトに携わるのは研究者・技術者だが、遂行するプロジェクトを決定するのは企業であるため、プロジェクトの質と研究者の質が合っているとは限らない。そこで、特許データと企業データを用いて企業と研究者のマッチングを割り出し、それぞれのイノベーション能力を識別するとともに、ミスアロケーシ...
❏組織のスラック探索に関する包括的モデルの構築と実証研究(18730240)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三橋 平 慶應義塾大学, 商学部, 准教授 (90332551)
【キーワード】スラック探索 / 組織間ネットワーク / 企業戦略の変革 / 組織の探索行動 / 関係性のダイナミクス (他10件)
【概要】本研究では、スラック探索=組織の過去の行動パターンとは異なる新しい行動の始まり、ととらえ、スラック探索が発生するメカニズムに関する研究を行った。本研究を通じて、スラック探索につながる、ネットワーク構造、組織のパフォーマンスーアスピレーション乖離、組織の経験学習、組織慣性力の影響を実証的に明らかにし、論文を発表した。 ...
【情報学】人間情報学:製品開発イノベーションを含む研究件
❏日本の製造業におけるキーパーソン人材と組織の関係分析(15K03715)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】藤井 誠一 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 教授 (00623430)
【キーワード】イノベーション / 製品開発 / シリアル・イノベーター / プロダクト・チャンピオン / 人材研究 (他8件)
【概要】本研究では、日本の製造業を対象にして、新製品開発の成功要因であるキーパーソン人材と組織との関係に焦点を当て、既存の研究で主流であった単発的なプロジェクトでの成功要因に留まらず、長期的スパンでのキーパーソン人材の育成方法などについて、調査ならびに分析を行った。豊富な既存研究がある欧米型組織と比較して、未だキーパーソン研究が希薄な、集団的意思決定型組織を対象として、新製品開発を成功に導く人的及び組織的...
❏日本企業における開発戦略と企業内外のシステム的統合化に関する研究(副題:研究開発・新製品開発と企業内組織・企業間関係のシステム的統合化について)(05451109)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】中野 安 大阪市立大学, 経済研究所, 教授 (30047120)
【キーワード】システム統合 / デザイン・イン / 技術戦略 / 研究開発 / 技術開発 (他11件)
【概要】本研究の目的は、1)開発システムが競争力の要であり日本企業の優位性の源泉であるとすれば、日本における製品開発の実態、製品開発と研究・開発との関係を明らかにし、2)開発活動を軸に、企業内外の諸活動・組織がシステム的に統合されてきたとすれば、その統合形態を析出することである。研究の結果、1.日本企業の研究開発は、画期的製品の開発よりも、既存コンセプトの実用化や既存製品の飛躍的改良を成し遂げる上で重要で...
【情報学】情報学フロンティア:知識移転イノベーションを含む研究件
❏大学からの知識移転の有効性に関する研究:特許情報を用いた発明者データによる分析(15K03486)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大西 宏一郎 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (60446581)
【キーワード】イノベーション / 大学院教育 / 大学 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】本研究では、大学院教育に焦点を当て、発明者レベルのデータを用いて、大学院教育が発明者のその後の発明パフォーマンスにどのような影響を与えているのかを実証的に分析した。分析では、大学院の進学とその後の特許パフォーマンスとの関係を見た場合、大学院進学は有意に出願件数や被引用件数でみた特許パフォーマンスだけでなく、科学論文や他分野の特許を引用するなどの幅広い知識利用に正の影響を与えていることを示す結果を得...
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション(24330130)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】国際労働移動 / イノベーション / 国際経営 / 多様性 / 知識移転 (他10件)
【概要】多国籍企業における人材の国際移動をイノベーションにつなげる道筋とその実現に有効なマネジメントについて研究を行った。まず、派遣という形の国際移動が多国籍企業の国境を越えた知識移転を高めていること、その効果は知識の種類によって異なることを明らかにした。また、知識移転が社内でイノベーションへつながっていくためには、移転された知識が社内でシェアされ既存の知識と結合される必要があるが、そのプロセスを促進する...
【情報学】情報学フロンティア:社会ネットワークイノベーションを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏被災地のイノベーション活動を支える社会的ネットワークの役割(26510005)
【研究テーマ】震災問題と人文学・社会科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】渡部 俊也 東京大学, 政策ビジョン研究センター, 教授 (00334350)
【キーワード】イノベーション / 経営危機 / 中小企業 / 災害 / 学習 (他16件)
【概要】中小企業などの組織が金融危機、大震災あるいは特許訴訟などの危機に遭遇した時、経営にどのような影響を及ぼすのか、どのような企業が危機からの回復に優れているのかなどの問いに実証分析を通じて答えることを試みた。危機に対する耐性を高めるには、財務基盤が強固であることなどの基礎的体力はもちろん必要だが、加えて少数の信頼できるネットワークを有することが重要であること、また中小企業では遭遇した危機から平時のリス...
【情報学】情報学フロンティア:産業集積イノベーションを含む研究件
❏イノベーション・エコシステムの時空間特性に関する進化経済地理学的研究(22H00762)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】與倉 豊 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (70586552)
【キーワード】イノベーション / 産業技術 / 産業集積
【概要】
❏イノベーションの実証空間経済学:長期的趨勢と政策評価(17H02518)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】中島 賢太郎 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 准教授 (60507698)
【キーワード】イノベーション / 空間経済学 / 集積の経済 / 産業集積 / 経済史
【概要】本研究課題の目的は、日本における長期のイノベーション活動について、その空間的趨勢を実証的に捉えることであった。そのため、日本の戦前期における特許書誌情報の電子化によって、長期のイノベーション活動を定量的に把握した。また、そのデータによって、日本の戦前期におけるイノベーション活動の空間的趨勢について分析を行った。特に、共同研究関係の地理的特性に注目して分析を行うことで、当時のイノベーション活動が既に...
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
【情報学】情報学フロンティア:特許データイノベーションを含む研究件
❏企業買収における技術的関連性とパフォーマンスの関係性:特許データによる定量分析(16K13390)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山野井 順一 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20386543)
【キーワード】合併買収 / 技術的距離 / イノベーション / 財務的パフォーマンス / 特許データ (他10件)
【概要】本研究は、1997年から2009年までの日本の上場企業による企業買収の文脈において、買収、被買収企業間の技術的関連性が、買収後の企業の財務的、技術的パフォーマンスに与える影響について、定量的に分析を行った。時系列での特許データを用いたネットワークデータから、企業間の技術的関連性の指標を計算し、累積異常収益率と買収後の特許取得の関係性について分析を行った。その結果、技術的な関連性が中程度高い企業間同...
❏情報通信技術分野のナショナル・イノベーション・キャパシティに関する実証研究(15K00460)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 秀幸 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (30332589)
【キーワード】イノベーション / 特許データ / 情報通信技術 / 特許ネットワーク / イノベーション・キャパシティ (他15件)
【概要】本研究は、National Innovation Capacity(NIC)の考え方を参照し、情報通信技術分野のイノベーションのあり方を明らかにすることを目的とする。NICに影響を与える各要素の構成とその効果等は必ずしも明らかにされているとは言えなかった。このため、その点に焦点を当てて多面的に明らかにすべく研究を進めた。大規模な特許データに基づく定量的な実証分析による変容の実態解明やブロックチェー...
【情報学】情報学フロンティア:特許分析イノベーションを含む研究件
❏研究開発成果の新たな適用先発見に資する、技術スピンオフの予測に関する研究(15K16101)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】佐々木 一 東京大学, 工学系研究科, 研究員 (40584199)
【キーワード】技術スピンオフ / 異分野結合 / リンク予測 / 特許分析 / ネットワーク分析 (他8件)
【概要】本研究の目的は、特定の分野横断的産業で研究開発が行われた技術成果のうち、当初の目的に無かった想定外の用途として花開く技術を膨大な科学技術情報に基づく情報学的手法により、事前に特定することである。技術スピンオフを起こしうる領域の萌芽を事前に特定する手法を提案し、我が国のイノベーション戦略ならびに産業の研究開発戦略への貢献を目的とするものである。 平成27年度における実績は次のとおりである。対象となる...
❏イノベーションに資する学術研究領域の特定と知識伝搬に関する研究(24700246)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 一 東京大学, 政策ビジョン研究センター, 特任研究員 (40584199)
【キーワード】イノベーション / 有望領域 / 早期特定 / 異種ネットワーク / 書誌情報分析 (他15件)
【概要】将来の産業の発展に資する科学領域を早期に発見し集中的に投資することは、わが国のイノベーション戦略において重要課題の一つである。科学知識と産業技術が密接に関係することは、ビジネスにおいてはもとより、研究活動においてもポジティブな影響を与えるとされている。学術論文および特許公報の書誌情報に対して時空間ネットワークの適用をし、異なるネットワークドメイン間における知識遷移を捉えることで、科学技術イノベーシ...
❏研究ネットワークとイノベーションの日米比較(21730291)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, イノベーション研究センター, 准教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 半導体レーザー / ネットワーク / 日米比較 / 研究者ネットワーク (他9件)
【概要】半導体レーザーにおける日米の研究ネットワークとイノベーションの関係の比較分析をインタビュー調査と特許・論文の分析に基づいて行った。アメリカはネットワークが大きく発展し、イノベーションはネットワークから生み出されていた一方で、日本のネットワークは小さく、イノベーションへの寄与も大きくなかったことが分かった。研究ネットワークの存在は企業のニッチ市場の開拓を促進する一方で、研究ネットワークの未熟な発達は...
【情報学】情報学フロンティア:イノベーション政策イノベーションを含む研究件
❏『中国の産業高度化政策の実証分析―中央政府・地方政府・戦略産業に注目して』(26780140)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊藤 亜聖 東京大学, 社会科学研究所, 講師 (60636885)
【キーワード】中国経済 / 新興産業 / イノベーション政策 / 無人航空機(ドローン) / 地方政府 (他14件)
【概要】本研究は、近年急速に高度化しつつ中国産業の実態を、個別の産業レベル掘り下げ、政府の役割に着目して検討を加えた。主な結果は次のとおりである。第一に、企業レベルデータを用いた分析の結果、中国政府が実施しているイノベーション政策が総じてプラスの効果があるものの、個別の政策によってその効果にはばらつきがあることが判明した。この結果は、国際学術雑誌に発表した。第二に、個別の新興産業の事例研究として、無人航空...
❏イノベーションに資する学術研究領域の特定と知識伝搬に関する研究(24700246)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 一 東京大学, 政策ビジョン研究センター, 特任研究員 (40584199)
【キーワード】イノベーション / 有望領域 / 早期特定 / 異種ネットワーク / 書誌情報分析 (他15件)
【概要】将来の産業の発展に資する科学領域を早期に発見し集中的に投資することは、わが国のイノベーション戦略において重要課題の一つである。科学知識と産業技術が密接に関係することは、ビジネスにおいてはもとより、研究活動においてもポジティブな影響を与えるとされている。学術論文および特許公報の書誌情報に対して時空間ネットワークの適用をし、異なるネットワークドメイン間における知識遷移を捉えることで、科学技術イノベーシ...
【情報学】情報学フロンティア:計量書誌学イノベーションを含む研究件
❏多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産出する社会的価値の定量評価手法の開発(25518017)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白川 展之 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (20556071)
【キーワード】行政評価 / 公共経営 / ソーシャルインパクト / 公共政策 / イノベーション (他25件)
【概要】本研究では、科学技術にまつわる多元的な公共サービスを一体的に提供する事業主体の社会的効果を計量評価する手法を開発するため、米国の非営利組織のフィランソロピーや英国の福祉など社会的企業の評価に用いられ、利害関係者の価値を総合評価する手法である社会的投資収益率(SROI)の概念を利用し、多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産む社会的ジレンマを定量評価する手法の開発を試みた。 ...
❏ネットワーク分析を用いたマテリアル・イノベーションプロセスの解析(18700240)
【研究テーマ】情報図書館学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】梶川 裕矢 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (70401148)
【キーワード】情報図書館学 / イノベーション / 新材料 / ネットワーク分析 / 引用分析 (他7件)
【概要】材料科学分野における近年の顕著なイノベーション事例を例にとり、イノベーションプロセスをネットワーク分析を用いて追跡した。各分野におけるコア論文のネットワーク中での位置の変遷を追跡することで、媒介中心性が将来の被引用数に影響を与えることを見出した。また、クラスタリングおよび可視化を用いることで、急速に研究が進展しつつある萌芽的な研究分野を抽出できることを示し、それらの分析手法を用いて、技術ロードマッ...
【情報学】情報学フロンティア:研究開発マネジメントイノベーションを含む研究件
❏研究開発成果の新たな適用先発見に資する、技術スピンオフの予測に関する研究(15K16101)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】佐々木 一 東京大学, 工学系研究科, 研究員 (40584199)
【キーワード】技術スピンオフ / 異分野結合 / リンク予測 / 特許分析 / ネットワーク分析 (他8件)
【概要】本研究の目的は、特定の分野横断的産業で研究開発が行われた技術成果のうち、当初の目的に無かった想定外の用途として花開く技術を膨大な科学技術情報に基づく情報学的手法により、事前に特定することである。技術スピンオフを起こしうる領域の萌芽を事前に特定する手法を提案し、我が国のイノベーション戦略ならびに産業の研究開発戦略への貢献を目的とするものである。 平成27年度における実績は次のとおりである。対象となる...
❏異分野融合・学際連携研究のマネジメント:事例研究と経営管理様式の考察(22530403)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】仙石 愼太郎 京都大学, 准教授 (00401224)
【キーワード】研究開発マネジメント / 科学技術経営 / イノベーション / 主要経営指標 / プロジェクトマネジメント (他8件)
【概要】本研究では、大学・公的研究機関(アカデミック)における異分野融合・学際連携研究の形成メカニズムを理解し、融合・連携を推進するための経営管理様式の確立を目指した。今日では融合・連携が政策的に推進されているが、支援の「受け手」であるアカデミックの準備状況は必ずしも万全ではなく、規範とすべき経営管理の理論・実践論の登場が待たれている。そこで本研究では、科学技術経営論・イノベーション・マネジメント論の見地...
【情報学】情報学フロンティア:研究者イノベーションを含む研究件
❏論文の生産構造の実証分析:インセンティブ・研究組織・研究資金制度に焦点をあてて(18H00840)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長根 裕美 (齋藤裕美) 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (60447597)
【キーワード】研究者 / 論文の生産性 / 研究資金制度 / 研究組織 / インセンティブ (他11件)
【概要】本研究の目的は、科学的知識が生み出されるメカニズムを、論文の生産構造に着目し、多元的な要因を踏まえて実証的に解明するというものである。特に制度、政策が研究者の行動に与えた影響や生産性に与えた影響について、定性分析と定量分析を行った。定性調査については、ほぼ完了していて、調査結果をまとめる作業を行った。調査結果を論文にまとめるにあたり、日本の科学技術政策および高等教育政策の変遷についてまとめる必要が...
❏大学からの知識移転の有効性に関する研究:特許情報を用いた発明者データによる分析(15K03486)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大西 宏一郎 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (60446581)
【キーワード】イノベーション / 大学院教育 / 大学 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】本研究では、大学院教育に焦点を当て、発明者レベルのデータを用いて、大学院教育が発明者のその後の発明パフォーマンスにどのような影響を与えているのかを実証的に分析した。分析では、大学院の進学とその後の特許パフォーマンスとの関係を見た場合、大学院進学は有意に出願件数や被引用件数でみた特許パフォーマンスだけでなく、科学論文や他分野の特許を引用するなどの幅広い知識利用に正の影響を与えていることを示す結果を得...
【情報学】情報学フロンティア:テキストマイニングイノベーションを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏相互模倣によるイノベーションの創出(15K03627)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 達彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (40296281)
【キーワード】模倣 / イノベーション / 組織学習 / 観察学習 / ビジネスモデル (他13件)
【概要】日本企業は、創造的模倣が得意だと言われる。日本で発達した学び方が、「まずはやってみる」という実践ベースの模倣に根ざしたものであり、集団で倣い合うという相互に学習する知恵を有しているからだ。このような学び方を活用している最たる団体がNPS研究会である。これはトヨタ生産方式を源流とするモノづくりの思想と技術をさまざまな業種にも広めることによって日本の製造業を支えようとする団体である。その特徴は、(1)...
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク分析イノベーションを含む研究件
❏情報技術および非構造化データを通じた資産価格評価のための分析基盤の構築と実証(20K01751)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (60420478)
【キーワード】コーポレートガバナンス / ネットワーク分析 / 資産価格評価 / データサイエンス / イノベーション (他9件)
【概要】本研究では,近年飛躍的な進展を遂げている情報技術を通じ資産価格評価のための分析基盤・分析の枠組みを確立し,その利点・課題を明らかにすることを試みる. 本年度においては,企業のコーポレートガバナンスに関する分析のため,国内上場企業を中心に企業属性データベースの拡張を行った.企業属性としては,企業の財務指標に加え,企業の役員構成に関するデータ,知的財産に関するデータ,企業の買収案件に関するデータおよび...
❏研究開発成果の新たな適用先発見に資する、技術スピンオフの予測に関する研究(15K16101)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】佐々木 一 東京大学, 工学系研究科, 研究員 (40584199)
【キーワード】技術スピンオフ / 異分野結合 / リンク予測 / 特許分析 / ネットワーク分析 (他8件)
【概要】本研究の目的は、特定の分野横断的産業で研究開発が行われた技術成果のうち、当初の目的に無かった想定外の用途として花開く技術を膨大な科学技術情報に基づく情報学的手法により、事前に特定することである。技術スピンオフを起こしうる領域の萌芽を事前に特定する手法を提案し、我が国のイノベーション戦略ならびに産業の研究開発戦略への貢献を目的とするものである。 平成27年度における実績は次のとおりである。対象となる...
❏イノベーションダイナミックスと空間経済の発展(26245037)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】藤田 昌久 甲南大学, 学長直属, 特別客員教授 (90281112)
【キーワード】空間経済学 / イノベーション / 知識創造 / 都市・地域経済学 / ネットワーク分析 (他7件)
【概要】「空間経済学」は、地理的空間経済における一般理論を目指して、日米欧の経済学者を中心として90年代初めより急速に発展してきた。本研究は、空間経済におけるイノベーションダイナミックス(知識の創造と伝播)のミクロ動学理論を新たに開発し、財の市場を中心として構築されてきた従来の空間経済学とイノベーションダイナミックスを通じての多様な人々の間における相互連関を融合することにより、今世紀における空間経済学とし...
【情報学】情報学フロンティア:シェアリング・エコノミーイノベーションを含む研究件
❏イノベーションの発生に影響する組織の「形」と「広さ」についての研究(19K13782)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岩尾 俊兵 慶應義塾大学, 商学部(三田), 専任講師 (50823895)
【キーワード】イノベーション / 組織構造 / 組織設計 / サプライヤーシステム / カイゼン (他12件)
【概要】当該年度において、イノベーションの発生に対する組織の「形」と「広さ」の影響についての研究成果を学術論文や一般記事、書籍等の多様な媒体に幅広く公開することができた。具体的には、イノベーション「そのもの」の動きをコンピュータ・シミュレーション等を用いて把握し、イノベーションに必要な資源とアイデアの流れを管理するという「イノベーションそれ自体のマネジメント」への足掛かりを築いた。ここでいう「イノベーショ...
❏情報通信技術分野のナショナル・イノベーション・キャパシティに関する実証研究(15K00460)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 秀幸 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (30332589)
【キーワード】イノベーション / 特許データ / 情報通信技術 / 特許ネットワーク / イノベーション・キャパシティ (他15件)
【概要】本研究は、National Innovation Capacity(NIC)の考え方を参照し、情報通信技術分野のイノベーションのあり方を明らかにすることを目的とする。NICに影響を与える各要素の構成とその効果等は必ずしも明らかにされているとは言えなかった。このため、その点に焦点を当てて多面的に明らかにすべく研究を進めた。大規模な特許データに基づく定量的な実証分析による変容の実態解明やブロックチェー...
【情報学】情報学フロンティア:人工知能(AI)イノベーションを含む研究件
❏小区分09080:科学教育関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】IoT
【研究期間】AI
【研究代表者】教育システム
【キーワード】プロトタイピング
【概要】
❏情報技術および非構造化データを通じた資産価格評価のための分析基盤の構築と実証(20K01751)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (60420478)
【キーワード】コーポレートガバナンス / ネットワーク分析 / 資産価格評価 / データサイエンス / イノベーション (他9件)
【概要】本研究では,近年飛躍的な進展を遂げている情報技術を通じ資産価格評価のための分析基盤・分析の枠組みを確立し,その利点・課題を明らかにすることを試みる. 本年度においては,企業のコーポレートガバナンスに関する分析のため,国内上場企業を中心に企業属性データベースの拡張を行った.企業属性としては,企業の財務指標に加え,企業の役員構成に関するデータ,知的財産に関するデータ,企業の買収案件に関するデータおよび...
❏IoT・AI利活用人材育成のためのプロトタイプ構築法と分野横断実装教育の研究(19K03151)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 特任教授 (50407227)
【キーワード】IoT / AI / 教育システム / プロトタイピング / イノベーション (他12件)
【概要】国際PBLをメタバースを用いオンラインで実施した。これに加え、オンライン国際PBLの理工系大学での実施状況に関して調査研究を行い発表した。国際会議に3件の論文が採択された。芝浦工業大学では、高校生向けにIoTプロトタイプ構築講座のオンライン版を開発し2校に対して実施し、その有効性を確認した.その成果は,情報処理学会の教育コンテストで優秀賞を受賞した。国際会議3件の発表を行い、内1件がベストペーパー...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワークイノベーションを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏発明者ネットワークと知識生産活動(16K13367)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】齊藤 有希子 (梅野有希子) 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (50543815)
【キーワード】共同研究ネットワーク / 知識生産活動 / 発明者 / 知識生産 / 発明者ネットワーク (他15件)
【概要】イノベーションの原動力である異なる知識の新結合として発明者の共同研究ネットワークに注目し、組織の生産性を分析した。特に、発明者ネットワークを大きく変化させる発明者の組織間異動に焦点をあてた。分析の結果、多くの発明者の異動は、同一企業内、資本関係のある企業間、取引関係のある企業間で起きていることが確認された。企業間関係が企業のパフォーマンス向上に結び付くことを因果関係も含めて示すとともに、発明者の組...
【情報学】情報学フロンティア:モノのインターネット(IoT)イノベーションを含む研究件
❏IoT・AI利活用人材育成のためのプロトタイプ構築法と分野横断実装教育の研究(19K03151)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 特任教授 (50407227)
【キーワード】IoT / AI / 教育システム / プロトタイピング / イノベーション (他12件)
【概要】国際PBLをメタバースを用いオンラインで実施した。これに加え、オンライン国際PBLの理工系大学での実施状況に関して調査研究を行い発表した。国際会議に3件の論文が採択された。芝浦工業大学では、高校生向けにIoTプロトタイプ構築講座のオンライン版を開発し2校に対して実施し、その有効性を確認した.その成果は,情報処理学会の教育コンテストで優秀賞を受賞した。国際会議3件の発表を行い、内1件がベストペーパー...
❏外部センサー接続型携帯端末を用いて利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発(15K00929)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (50407227)
【キーワード】IoT / M2M / 教育システム / プロトタイピング / 外部センター接続型携帯端末 (他7件)
【概要】携帯端末とセンサーを用いて、利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発を行い、利用者主導でのイノベーション創出の教育基盤を構築した。教育用カリキュラムを、文系、理工一般系、情報通信系に分け、それぞれに必要な知識体系とモデルカリキュラムを構築した。教育用プロトタイピングシステムを、それぞれの系に合わせ開発し、教育に導入した。その結果、農業、健康管理、防災などの分野でプロトタイプの開発が可能となった...
【複合領域】社会・安全システム科学:生産効率性イノベーションを含む研究件
❏デジタル技術と電力の融合による新たな電力ビジネスと持続可能な社会への影響分析(20KK0106)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】エネルギー産業 / イノベーション / デジタル技術 / ビジネスモデル / 電力系統 (他18件)
【概要】本研究課題は、エネルギー産業におけるイノベーションとその社会への影響について、政策、経済、技術の複合的視点から分析することを目的とし、以下の3つの項目を実施するものである。①電力関連スタートアップ企業のビジネスモデルの分析と制度・政策研究、②新たな技術の獲得や応用が電力供給事業の生産性に及ぼす影響の分析、③デジタル技術の導入が配電システムの保守・運用管理の効率化や費用削減などに及ぼす影響の分析。 ...
❏エネルギー企業のイノベーション創出を考慮した経営効率性評価手法の構築と応用(19K04878)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】経営効率性 / エネルギー企業 / 技術獲得 / 事業買収 / イノベーション (他14件)
【概要】本研究課題は、自由化後の電力企業およびガス企業のイノベーション創出への取り組み(インプット)と成果(アウトプット)を再定義し、新たな経営効率性評価手法の提案と応用について研究するものである。イノベーション創出の実態に即した効率性の評価と時間的変化ならびに技術進歩を捕捉する方法を発展させる。 2021年度は欧米の大規模エネルギー事業者に焦点を絞り分析を行った。欧米のエネルギー企業を取り巻く事業環境の...
【複合領域】社会・安全システム科学:知識科学イノベーションを含む研究件
❏知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムの開発(14203010)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】亀岡 秋男 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80324127)
【キーワード】技術経営 / MOT / イノベーション / 技術マネジメント / 産業競争力 (他17件)
【概要】平成14年度から3年計画で、「知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムを開発し当初目標の2つの大きな成果を得た。第1は教育面で、MOTプログラム開発・実施であり、第2は研究面で、MOTの将来方向と方策を見出し提示し得たことである。 教育面では、具体的に「テクノプロデューサー」の養成に焦点をあて、平成15年10月、東京八重洲キャンパスを開設、技術経営(MOT)コース...
❏欧米における知識科学研究の最新動向調査(10041216)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1998
【研究代表者】野中 郁次郎 (野中 郁二郎) 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (30065437)
【キーワード】知識科学 / 知識経営 / 人工知能 / 自然科学 / システム科学 (他12件)
【概要】本研究調査では、欧米における知識科学に関わる先進的な高等教育研究機関を訪問し、その考え方、方策、成果、実績、最新動向をできるだけ体系的かつ網羅的に調査し、資料を収集した。調査は自然科学系・情報科学系・社会科学系出身の教官各一名づつからなるチームを複数組編成し、各チームが欧米各地の研究機関を訪問した。訪問機関は多岐に渡っており、総数は39機関に及ぶ。うちアメリカ東海岸にて6機関、西海岸において6機関...
【複合領域】社会・安全システム科学:ファイナンスイノベーションを含む研究件
❏ハイテクスタートアップ企業の成長への課題:技術・ガバナンスの視点からの調査分析(26285060)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本庄 裕司 中央大学, 商学部, 教授 (00328030)
【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)
【概要】本研究では,アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために,技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業(以下,「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ)を対象に,創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする.具体的には,複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで,技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...
❏法と経済学的手法による国際知的財産担保法研究―方法論の充実と普及を目的として(23223001)
【研究テーマ】国際法学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】河野 俊行 九州大学, 法学研究院, 教授 (80186626)
【キーワード】知財 / 国際私法 / 法と経済学 / 機能分析 / イノベーション (他19件)
【概要】知財ファイナンスをグローバルな観点から見た場合に関係する制度としての知財担保の適切な扱いのために必要な国際私法ルールと方法論を分析した。実態調査を行うとともに、法と経済学の手法による分析を行った結果、①統一法と国際私法の関係に関する一般的な理解には問題があり、一定条件のもとでは国際私法が優位性を持つことを証明した。②また国際私法の統一及び属地性に関する横断的な考察を通じて、伝統的議論に見直すべき点...
【複合領域】社会・安全システム科学:製造業イノベーションを含む研究件
❏製造業の技術イノベーションシステムに関する経済地理学的研究(20K13266)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鎌倉 夏来 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00791831)
【キーワード】技術軌道 / 製造業 / イノベーション / 特許 / 日本 (他7件)
【概要】本研究の目的は、製造業におけるイノベーションの地理的特徴について、知識や技術の質的側面に着目しながら、それらの動態的な生成過程を定量的・定性的に分析することで、「技術イノベーションシステム(TIS)」の空間的メカニズムを解明することである。 今年度は、昨年度十分に成果としてまとめることができなかった「都市と特許のIPC(国際特許分類)のネットワーク」を作成に引き続き着手し、データの整理とモデルの精...
❏製造業のイノベーションと技術軌道の空間性に関する産業比較分析(17K13577)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】鎌倉 夏来 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00791831)
【キーワード】技術軌道 / 製造業 / イノベーション / 立地履歴 / 化学産業 (他9件)
【概要】本研究の目的は、日本の製造業大企業における技術軌道の空間性に注目し、そうした軌道の形成過程を、研究開発機能の立地履歴やイノベーションがいかに実現されてきたかを、産業間の比較分析によって明らかにすることである。日本の工作機械企業と化学企業を比較すると、ともに技術的には欧米企業へのキャッチアップから事業が展開され、関連産業との地理的近接性や緊密な関係性により、独自の技術蓄積を重ねてきた。特に、北陸地域...
❏『中国の産業高度化政策の実証分析―中央政府・地方政府・戦略産業に注目して』(26780140)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊藤 亜聖 東京大学, 社会科学研究所, 講師 (60636885)
【キーワード】中国経済 / 新興産業 / イノベーション政策 / 無人航空機(ドローン) / 地方政府 (他14件)
【概要】本研究は、近年急速に高度化しつつ中国産業の実態を、個別の産業レベル掘り下げ、政府の役割に着目して検討を加えた。主な結果は次のとおりである。第一に、企業レベルデータを用いた分析の結果、中国政府が実施しているイノベーション政策が総じてプラスの効果があるものの、個別の政策によってその効果にはばらつきがあることが判明した。この結果は、国際学術雑誌に発表した。第二に、個別の新興産業の事例研究として、無人航空...
【複合領域】社会・安全システム科学:スタートアップイノベーションを含む研究件
❏デジタル技術と電力の融合による新たな電力ビジネスと持続可能な社会への影響分析(20KK0106)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】エネルギー産業 / イノベーション / デジタル技術 / ビジネスモデル / 電力系統 (他18件)
【概要】本研究課題は、エネルギー産業におけるイノベーションとその社会への影響について、政策、経済、技術の複合的視点から分析することを目的とし、以下の3つの項目を実施するものである。①電力関連スタートアップ企業のビジネスモデルの分析と制度・政策研究、②新たな技術の獲得や応用が電力供給事業の生産性に及ぼす影響の分析、③デジタル技術の導入が配電システムの保守・運用管理の効率化や費用削減などに及ぼす影響の分析。 ...
❏大学発ベンチャーにおけるローカルイニシアティブに関する研究(20H01546)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】児玉 耕太 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (90419424)
【キーワード】スタートアップ / 産学官連携 / VC / イノベーション / ローカルイニシアチブ (他16件)
【概要】本研究は、東京や関西圏のような大都市圏以外の大学発ベンチャーの地域における構造特性とイノベーション創成のメカニズムを包括的・体系的に明らかにすることを目的としている。また、①地域の主要大学の得意とする技術分野、②起業を担う人材コミュニティ、③知的財産保護状況、④リスクマネー環境、⑤大学の技術移転組織や自治体の支援体制等の網羅的プロファイリングと分析、及び⑥それらを内包するエコシステムの観察と分析を...
❏大学発ベンチャーによるイノベーション創出効果に関する研究(16K03852)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー / スタートアップ / ベンチャー企業 / 大学発ベンチャー / イノベーション (他9件)
【概要】東京大学に関連するベンチャーに関して、各社の属性を整理し、どんなタイプのベンチャーがどれだけの経済的価値を生み出しているかを分析した結果、大学発ベンチャーが一定の規模で経済的価値を生み出していることがわかった。また、学生ベンチャーは教員の研究成果をベースにしたベンチャーと同様にイノベーションの担い手として重要な位置を占めていることがわかった。学生ベンチャーは将来の大学の財政を担う寄附者を輩出すると...
【複合領域】社会・安全システム科学:イノベーション創出イノベーションを含む研究件
❏エネルギー企業のイノベーション創出を考慮した経営効率性評価手法の構築と応用(19K04878)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】経営効率性 / エネルギー企業 / 技術獲得 / 事業買収 / イノベーション (他14件)
【概要】本研究課題は、自由化後の電力企業およびガス企業のイノベーション創出への取り組み(インプット)と成果(アウトプット)を再定義し、新たな経営効率性評価手法の提案と応用について研究するものである。イノベーション創出の実態に即した効率性の評価と時間的変化ならびに技術進歩を捕捉する方法を発展させる。 2021年度は欧米の大規模エネルギー事業者に焦点を絞り分析を行った。欧米のエネルギー企業を取り巻く事業環境の...
❏金融危機後の日系企業生産拠点の配置と調整:その要因とインパクトを探る(22330108)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】西澤 昭夫 東洋大学, 経営学部, 教授 (80257435)
【キーワード】生産拠点 / 金融危機 / 配置と調整 / イノベーション / 自然災害 (他17件)
【概要】改革開放後の急成長による中国経済の構造変化、リーマン・ショック後の金融危機、東日本大震災やタイの大洪水など大規模自然災害、加えて領土や戦後秩序の再編を迫る地政学的リスクにより、中国に集積した日系企業の生産拠点の「配置」と「調整」が求められることになった。この変化が東アジア経済にもたらすインパクトを探るため、日本・中国・アセアンにおける日系企業の生産拠点の「配置」と「調整」について、その実態を把握す...
【複合領域】社会・安全システム科学:中小企業イノベーションを含む研究件
❏地方自治体の産業政策による起業家行動・パフォーマンスへの影響:定量的分析(19H01533)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山野井 順一 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20386543)
【キーワード】地方公共団体 / 起業家的行動 / 中小企業 / 産業振興制度 / パフォーマンス (他12件)
【概要】2020年度は、昨年度からに引き続き、各地方公共団体の中小企業に対する支援制度のデータ収集を行った。特に、政令指定都市や東京23区など、中小企業の集積が大きい地域に焦点をあてデータの収集を行った。それらのデータを、東京商工リサーチ社の企業データならびに特許・商標データと結合し、支援制度が起業家的行動やパフォーマンスに与える影響について分析を行っている。あわせて、2020年からの新型コロナウィルスの...
❏特許制度と企業の収益性に関する研究(18K01636)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大西 宏一郎 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (60446581)
【キーワード】特許制度 / イノベーション / ソフトウェア特許 / 中小企業 / ベンチャーキャピタル (他13件)
【概要】本研究では、中小企業における特許取得が企業の資金調達やパフォーマンス等にどのような影響を与えているのかを実証的に分析した。分析では、中小企業による特許取得は、そうしない企業と比較して、ベンチャーキャピタルからの出資を得る機会が増加し、また売上高等の企業のパフォーマンスにも正の影響を与えていることを示す結果を得た。また、ソフトウェア特許の権利範囲の拡大や特許審査請求手数料・特許料の減免制度も一定の役...
❏被災地のイノベーション活動を支える社会的ネットワークの役割(26510005)
【研究テーマ】震災問題と人文学・社会科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】渡部 俊也 東京大学, 政策ビジョン研究センター, 教授 (00334350)
【キーワード】イノベーション / 経営危機 / 中小企業 / 災害 / 学習 (他16件)
【概要】中小企業などの組織が金融危機、大震災あるいは特許訴訟などの危機に遭遇した時、経営にどのような影響を及ぼすのか、どのような企業が危機からの回復に優れているのかなどの問いに実証分析を通じて答えることを試みた。危機に対する耐性を高めるには、財務基盤が強固であることなどの基礎的体力はもちろん必要だが、加えて少数の信頼できるネットワークを有することが重要であること、また中小企業では遭遇した危機から平時のリス...
【複合領域】社会・安全システム科学:消費者行動イノベーションを含む研究件
❏複合市場群を分析対象とした市場の創造・成長・変質に関する研究(21H00757)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】勝又 壮太郎 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (80613588)
【キーワード】マーケティング / 消費者行動 / イノベーション / デザイン / 経営組織・戦略
【概要】本研究プロジェクトは、本年度が初年度であり、初年度の研究課題は「関係の分析」である。本研究では、市場と市場、あるいは複合的な市場群の関係性を主たる研究対象とするため、初年度である本年度は、複数の市場を対象とした関係性を検討する計画であった。 まず、具体的な研究計画として挙げた、COVID-19前後に関する旅行・観光市場の変容、消費者の全体的な行動変容の研究、デジタル・モバイル市場の拡大については、...
❏市場創造と成熟過程の複眼的実証研究(17H02573)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】勝又 壮太郎 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (80613588)
【キーワード】マーケティング / イノベーション / 経営戦略論 / 消費者行動論 / 経営組織 (他11件)
【概要】本研究の目的は、企業・消費者・社会が関わる「市場」について、その創造から成長、成熟の過程に着目し、成長に伴って変化する企業行動、消費者の状態、社会的認知の変容を検証することである。本研究プロジェクトの特色は、一つはマーケティング、経営戦略、経営組織、イノベーション等の分野横断的な共同研究者が参画したことであるが、最終年度までの成果を見ると、隣接分野の研究者間の新結合による新しい知見を得られたと評価...
❏消費者向けロボットの顧客価値の決定要因と行動帰結,文化・製品・使用形態による差異(16K13396)
【研究テーマ】商学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】Frank Bjoern 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (30467039)
【キーワード】消費者行動 / ロボット / マーケテイング / イノベーション
【概要】本挑戦的萌芽研究は、消費者向けロボットの技術的特徴と法的環境が顧客価値と消費者行動に与える影響、及びその文化・製品類型・使用パターン・消費者特性による差を解明することを目的とした。この目的を達成するため、本研究では、複数の国においてアンケート調査を行うことによって、複数のロボット製品について消費者の態度と購買意図を測定し、収集したデータを、多変量解析を用いて分析した。その結果、ロボット製品の実用的...
【複合領域】社会・安全システム科学:組織能力イノベーションを含む研究件
❏産業クラスタ-のネットワーク論的研究(25380542)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤田 誠 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00199340)
【キーワード】産業クラスター / ネットワーク / 農商工連携 / ネットワークの密度 / ネットワークの中心化 (他9件)
【概要】本研究では、産業クラスターの発展要因を、ネットワーク論の視点から概念的にモデル化することで、理論的・政策的に貢献することを目的としていた。愛知県東部地域における調査等から、「同業者組合へ加入しているといった親近性は、経済主体間の緊密度(ネットワークの密度)を増す」、「ネットワークの構造特性がイノベーションに影響を与えるという2点」を確認した。前者は、地域におけるつきあいが、経済主体間の関係を緊密に...
❏品質事故と組織能力の関係分析(22530398)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長田 洋 東京工業大学, 大学院・イノベーションマネ ジメント研究科, 教授 (90313783)
【キーワード】技術経営 / 組織能力 / 品質事故 / 未然防止 / 製品品質 (他11件)
【概要】本研究は近年、顕著に見られる日本企業の製品設計、生産、メンテナンスなどのミスなどによって引き起こされた製品の市場でのトラブルなど品質に関する事故(品質事故)と組織能力との関係をシステム的に分析し、品質事故を未然防止する最適な組織マネジメントのあり方を考察するものである。国内の大手製造業や海外の世界的な製造業および医療機関などの組織で過去に発生した品質事故の原因分析、再発防止策とその有効性、未然防止...
【複合領域】社会・安全システム科学:企業戦略イノベーションを含む研究件
❏ユーザーイノベーションにおける情報伝播の分析とその企業戦略への活用研究(25282095)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】高橋 真吾 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20216724)
【キーワード】ユーザーイノベーション / 情報伝播 / 社会シミュレーション / エージェントベースシミュレーション / エージェント (他16件)
【概要】本研究ではUI活用戦略の有効性はコミュニティの特性の違いに影響を受けないことを確かめた.また,より大きなコミュニティではUI生成が減少し,ニーズは製品購買と他者からのUI紹介により解決される傾向があることが明らかになった.これは,ニーズの伝播経路の違いがもたらすニーズの性質の違いに起因し,より大きなコミュニティほど他者からニーズが伝播する割合が増加し,同質なニーズが増加するためである. またフィー...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【複合領域】社会・安全システム科学:雇用イノベーションを含む研究件
❏新成長戦略とイノベーション政策過程の日欧比較分析(15K03296)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
【キーワード】成長戦略 / イノベーション / EU / 構造改革 / 社会保障 (他15件)
【概要】日欧の新成長戦略とイノベーション政策を比較分析し、雇用政策や社会保障に及ぼす影響について研究した。成果は、英国のRoutledge社より、欧州の著名な政治経済学の研究者たちとともに最近刊行した英文の共著書において、単独論文として発表した。英国EU離脱をめぐる国民投票の結果を受け、EUの成長戦略にどのような影響が及ぶのかをグローバル・ガバナンス学会で報告をした。福田耕治「EUの制度と政策のイノベーシ...
❏産業構造の変化と経済成長(10430002)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】吉川 洋 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30158414)
【キーワード】経済成長 / 産業構造 / 技術進歩 / イノベーション / 日本経済 (他9件)
【概要】3年間の研究によりえられた最大の成果は、吉川が米国カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)青木正直教授と共同で行った産業構造の変化と経済成長に関する理論的研究である。論文はJournal of Economic Behavior Organizationに発表される。従来の経済成長理論では「新しい」成長理論も含めて、成長を制約する基本的な要因は資本の限界生産の逓減であった。上記の研究では個別...
【複合領域】社会・安全システム科学:顧客価値イノベーションを含む研究件
❏製品構想を規定する技術的要因と非技術的要因の分析(20683004)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】長内 厚 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (70452505)
【キーワード】技術経営 / イノベーション / 研究開発 / 経営戦略 / 製品構想 (他15件)
【概要】2008年度~2011年度の4カ年にわたって、製品開発の目標とそのプロセスに相当する製品コンセプトについて、その特徴や、効果的な創出方法について考察を行った。本研究では、技術成果が直接的に製品の付加価値となる場合と、技術成果が間接的にデザインなどの定性的な価値向上に用いられる場合とに分類し、コモディティ化と技術と製品価値の関係を明らかにした。 ...
❏製品構想と製品開発組織のマネジメント(19830034)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】長内 厚 神戸大, 経済経営研究所, 准教授 (70452505)
【キーワード】技術経営 / 製品開発論 / イノベーション / 製品コンセプト / 技術統合 (他8件)
【概要】本研究の目的は、技術や市場の不確実性を念頭に置いたとき、製品(事業)コンセプトが事業成果にどの様な影響を与えるかについて分析し、事業成果に結びつくR&Dを実現するための製品コンセプトマネジメントのあり方を考察することである。 本年度は、技術と事業との結びつきに関する従来の研究のレビューを行うとともに、製品コンセプトが技術開発の方向性と事業の方向性を統合していくことを、事例研究(長内,200...
【複合領域】社会・安全システム科学:競争戦略イノベーションを含む研究件
❏汎用性の高い技術におけるイノベーションの発生のプロセス(24730308)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, 大学院商学研究科, 准教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / スピンアウト / 汎用性の高い技術 / サブマーケット / 競争戦略 (他10件)
【概要】本研究は、汎用性の高い技術(General Purpose Technology)において革新が生み出されるパターンを明らかにすることを目的としている。より具体的には、本研究は、汎用性の高い技術において、イノベーションが基幹技術において起きるか、その技術の応用先で起きるのかを、産業構造のあり方から明らかにすることに分析の焦点がある。 本研究から、スタートアップの興隆がかならずしも汎用性の高い技術の...
❏日本企業における開発戦略と企業内外のシステム的統合化に関する研究(副題:研究開発・新製品開発と企業内組織・企業間関係のシステム的統合化について)(05451109)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】中野 安 大阪市立大学, 経済研究所, 教授 (30047120)
【キーワード】システム統合 / デザイン・イン / 技術戦略 / 研究開発 / 技術開発 (他11件)
【概要】本研究の目的は、1)開発システムが競争力の要であり日本企業の優位性の源泉であるとすれば、日本における製品開発の実態、製品開発と研究・開発との関係を明らかにし、2)開発活動を軸に、企業内外の諸活動・組織がシステム的に統合されてきたとすれば、その統合形態を析出することである。研究の結果、1.日本企業の研究開発は、画期的製品の開発よりも、既存コンセプトの実用化や既存製品の飛躍的改良を成し遂げる上で重要で...
【複合領域】社会・安全システム科学:コーポレートガバナンスイノベーションを含む研究件
❏企業年金制度における企業のインセンティブ・メカニズムに関する実証分析(22K01579)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】柳瀬 典由 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (50366168)
【キーワード】企業年金 / コーポレートファイナンス / コーポレートガバナンス / イノベーション / 退職給付制度
【概要】
❏情報技術および非構造化データを通じた資産価格評価のための分析基盤の構築と実証(20K01751)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (60420478)
【キーワード】コーポレートガバナンス / ネットワーク分析 / 資産価格評価 / データサイエンス / イノベーション (他9件)
【概要】本研究では,近年飛躍的な進展を遂げている情報技術を通じ資産価格評価のための分析基盤・分析の枠組みを確立し,その利点・課題を明らかにすることを試みる. 本年度においては,企業のコーポレートガバナンスに関する分析のため,国内上場企業を中心に企業属性データベースの拡張を行った.企業属性としては,企業の財務指標に加え,企業の役員構成に関するデータ,知的財産に関するデータ,企業の買収案件に関するデータおよび...
【複合領域】科学教育・教育工学:知識経営イノベーションを含む研究件
❏知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムの開発(14203010)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】亀岡 秋男 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80324127)
【キーワード】技術経営 / MOT / イノベーション / 技術マネジメント / 産業競争力 (他17件)
【概要】平成14年度から3年計画で、「知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムを開発し当初目標の2つの大きな成果を得た。第1は教育面で、MOTプログラム開発・実施であり、第2は研究面で、MOTの将来方向と方策を見出し提示し得たことである。 教育面では、具体的に「テクノプロデューサー」の養成に焦点をあて、平成15年10月、東京八重洲キャンパスを開設、技術経営(MOT)コース...
❏欧米における知識科学研究の最新動向調査(10041216)
【研究テーマ】社会システム工学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1998
【研究代表者】野中 郁次郎 (野中 郁二郎) 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (30065437)
【キーワード】知識科学 / 知識経営 / 人工知能 / 自然科学 / システム科学 (他12件)
【概要】本研究調査では、欧米における知識科学に関わる先進的な高等教育研究機関を訪問し、その考え方、方策、成果、実績、最新動向をできるだけ体系的かつ網羅的に調査し、資料を収集した。調査は自然科学系・情報科学系・社会科学系出身の教官各一名づつからなるチームを複数組編成し、各チームが欧米各地の研究機関を訪問した。訪問機関は多岐に渡っており、総数は39機関に及ぶ。うちアメリカ東海岸にて6機関、西海岸において6機関...
【複合領域】科学教育・教育工学:アントレプレナーシップイノベーションを含む研究件
❏小区分07080:経営学関連(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】イノベーション
【研究期間】経営資源の流動性
【研究代表者】流動性
【キーワード】アントレプレナーシップ
【概要】本研究は、東京や関西圏のような大都市圏以外の大学発ベンチャーの地域における構造特性とイノベーション創成のメカニズムを包括的・体系的に明らかにすることを目的としている。また、①地域の主要大学の得意とする技術分野、②起業を担う人材コミュニティ、③知的財産保護状況、④リスクマネー環境、⑤大学の技術移転組織や自治体の支援体制等の網羅的プロファイリングと分析、及び⑥それらを内包するエコシステムの観察と分析を...
❏企業レベルのアントレプレナーシップの実証分析(20H01540)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】米倉 誠一郎 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (00158528)
【キーワード】イノベーション / アントレプレナーシップ / イノベーションと財務情報 / 日米比較 / 経営資源の組み替え (他9件)
【概要】本研究プロジェクトは、日米のアントレプレナーシップについての実証的な分析を行うものである。より具体的には、1950年代から2010年代の日米の新興市場を含めた上場企業を分析対象として、ビジネス機会の追及に必要な経営資源の組み換えの柔軟性を測定し、長期の時系列の実証研究を行う。高い水準のアントレプレナーシップを可能にする組織的な特徴を量的、質的の両面から分析を行っていく。 新型コロナの流行が続いてお...
❏経営資源の流動性とイノベーションの長期時系列国際比較(19KK0326)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】清水 洋 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 経営資源の流動性 / 流動性 / アントレプレナーシップ / 国際比較 (他6件)
【概要】経営資源の流動性の程度は、イノベーションの生成とそのコストにどのような影響を与えるのだろうか。これが、本研究課題の基本的な問いである。ヒト・モノ・カネといった経営資源の流動性の高さは、イノベーションを促進すると先行研究では考えられてきた。それらの流動性を高める政策が日本を含み様々な国でとられている。しかしながら、本当にこれらはイノベーションを促進するのだろうか。本研究では、次の3つの点を中心に分析...
【複合領域】科学教育・教育工学:教育システムイノベーションを含む研究件
❏IoT・AI利活用人材育成のためのプロトタイプ構築法と分野横断実装教育の研究(19K03151)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 特任教授 (50407227)
【キーワード】IoT / AI / 教育システム / プロトタイピング / イノベーション (他12件)
【概要】国際PBLをメタバースを用いオンラインで実施した。これに加え、オンライン国際PBLの理工系大学での実施状況に関して調査研究を行い発表した。国際会議に3件の論文が採択された。芝浦工業大学では、高校生向けにIoTプロトタイプ構築講座のオンライン版を開発し2校に対して実施し、その有効性を確認した.その成果は,情報処理学会の教育コンテストで優秀賞を受賞した。国際会議3件の発表を行い、内1件がベストペーパー...
❏外部センサー接続型携帯端末を用いて利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発(15K00929)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井上 雅裕 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (50407227)
【キーワード】IoT / M2M / 教育システム / プロトタイピング / 外部センター接続型携帯端末 (他7件)
【概要】携帯端末とセンサーを用いて、利用者自らが課題解決を行う教育システムの開発を行い、利用者主導でのイノベーション創出の教育基盤を構築した。教育用カリキュラムを、文系、理工一般系、情報通信系に分け、それぞれに必要な知識体系とモデルカリキュラムを構築した。教育用プロトタイピングシステムを、それぞれの系に合わせ開発し、教育に導入した。その結果、農業、健康管理、防災などの分野でプロトタイプの開発が可能となった...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:不確実性イノベーションを含む研究件
❏サプライズを踏まえたエネルギー・シナリオの拡張と政策過程への適用の検討(15K20923)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉山 昌広 東京大学, 政策ビジョン研究センター, 講師 (20503428)
【キーワード】エネルギー・モデル / エネルギー・シナリオ / 不確実性 / 技術変化 / イノベーション (他7件)
【概要】長期の地球温暖化対策やエネルギー政策策定の際の基礎となるエネルギー・シナリオは非常に重要なツールだが、バイアスや問題点が知られている。本研究では技術が短期的に大きく変化するサプライズが、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で利用されるようなシナリオでどう扱われているか検討した。シナリオを計算するモデルでは太陽光発電のコストが過大に設定され、導入量が過小評価され、また学習曲線のパターンに不整合な...
❏グローバル化時代における課題解決型ジャストインタイム・イノベーションに関する研究(23510193)
【研究テーマ】社会システム工学・安全システム
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】中島 健一 神奈川大学, 工学部, 教授 (80278564)
【キーワード】課題解決 / ジャストインタイム / システムモデリング / 不確実性 / サプライチェーン (他11件)
【概要】本研究では、グローバル化時代における課題解決に向けたイノベーションアプローチについて、次の研究成果を得た。まず、ジャストインタイム概念のもと、直面する課題の解決方策としてのシステムモデリングの提案、およびその検証を行った。また、製品を回収し再生産を行うシステムを取り上げ、経営工学手法に基づくシステム要因解析等を行った。さらに、アジアの工場となった中国や欧州における自動車産業に関する現状把握、および...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:高等教育イノベーションを含む研究件
❏アジアにおける高等教育の連結性とイノベーションに関する統合的地域研究(20H00094)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】北村 友人 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30362221)
【キーワード】高等教育 / アジア / 連結性 / イノベーション / 国際化 (他9件)
【概要】本研究は、アジアにおける大学の国際化とイノベーションに焦点をあてて、アジア地域の先導的大学に対するオンラインによる質問紙調査ならびに特色ある活動を展開している大学の事例研究を行うことを目的としている。そのため、当該年度においては、質問紙の作成を主として行ってきた。質問紙を作成するために、幅広い先行研究をレビューし、そのうえで質問項目の選定作業を行った。パイロット調査も実施し、本調査へ向けての準備を...
❏市民性と専門性の往還能力を鍛える高度教養教育の国際比較研究:医学教育における展開(19K02894)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山邉 昭則 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70533933)
【キーワード】持続可能性 / 創造性 / リベラルアーツ / 高等教育 / ソーシャルデザイン (他21件)
【概要】研究計画に基づき、本課題に係る国内外の教育調査とそれらの内容分析を進め、以上を踏まえて開発した多職種/多業種協働型の実験的授業を複数推進した。学習者と教育提供者によるフィードバックや半構造化面接等を中心として、量的・質的手法による評価を実施した。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大は、当初予定していた海外機関の現地調査の実施を阻んだが、その一方で、人間の行動を制限する人類史上...
❏多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産出する社会的価値の定量評価手法の開発(25518017)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白川 展之 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (20556071)
【キーワード】行政評価 / 公共経営 / ソーシャルインパクト / 公共政策 / イノベーション (他25件)
【概要】本研究では、科学技術にまつわる多元的な公共サービスを一体的に提供する事業主体の社会的効果を計量評価する手法を開発するため、米国の非営利組織のフィランソロピーや英国の福祉など社会的企業の評価に用いられ、利害関係者の価値を総合評価する手法である社会的投資収益率(SROI)の概念を利用し、多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産む社会的ジレンマを定量評価する手法の開発を試みた。 ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:産業技術イノベーションを含む研究件
❏イノベーション・エコシステムの時空間特性に関する進化経済地理学的研究(22H00762)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2027-03-31
【研究代表者】與倉 豊 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (70586552)
【キーワード】イノベーション / 産業技術 / 産業集積
【概要】
❏日本の技術革新の特性に関する研究 -産業技術の個別分野の発達史に基づいて-(25242021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2017-03-31
【研究代表者】亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 産業技術史資料情報センター, 副センター長 (40415609)
【キーワード】技術史 / 産業技術史 / 技術開発 / イノベーション / 技術革新 (他18件)
【概要】日本の技術革新の特性を記述するため,いくつかの典型的な産業分野の技術開発の時系列的動向,各技術分野及び関連技術内部での進展,背景となる社会的事象との関係,自然史環境との関連の4つの視点からの分析を行った。そのための具体的方策として,個別の技術分野の技術革新の構造分析と類型化,技術革新プロセスのグラフ分析,技術革新の時系列的整理を行った。あわせて,技術開発の動向を規定する自然環境を自然史の視点から総...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:大学イノベーションを含む研究件
❏アジアにおける高等教育の連結性とイノベーションに関する統合的地域研究(20H00094)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】北村 友人 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30362221)
【キーワード】高等教育 / アジア / 連結性 / イノベーション / 国際化 (他9件)
【概要】本研究は、アジアにおける大学の国際化とイノベーションに焦点をあてて、アジア地域の先導的大学に対するオンラインによる質問紙調査ならびに特色ある活動を展開している大学の事例研究を行うことを目的としている。そのため、当該年度においては、質問紙の作成を主として行ってきた。質問紙を作成するために、幅広い先行研究をレビューし、そのうえで質問項目の選定作業を行った。パイロット調査も実施し、本調査へ向けての準備を...
❏大学からの知識移転の有効性に関する研究:特許情報を用いた発明者データによる分析(15K03486)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】大西 宏一郎 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (60446581)
【キーワード】イノベーション / 大学院教育 / 大学 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】本研究では、大学院教育に焦点を当て、発明者レベルのデータを用いて、大学院教育が発明者のその後の発明パフォーマンスにどのような影響を与えているのかを実証的に分析した。分析では、大学院の進学とその後の特許パフォーマンスとの関係を見た場合、大学院進学は有意に出願件数や被引用件数でみた特許パフォーマンスだけでなく、科学論文や他分野の特許を引用するなどの幅広い知識利用に正の影響を与えていることを示す結果を得...
❏多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産出する社会的価値の定量評価手法の開発(25518017)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白川 展之 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (20556071)
【キーワード】行政評価 / 公共経営 / ソーシャルインパクト / 公共政策 / イノベーション (他25件)
【概要】本研究では、科学技術にまつわる多元的な公共サービスを一体的に提供する事業主体の社会的効果を計量評価する手法を開発するため、米国の非営利組織のフィランソロピーや英国の福祉など社会的企業の評価に用いられ、利害関係者の価値を総合評価する手法である社会的投資収益率(SROI)の概念を利用し、多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産む社会的ジレンマを定量評価する手法の開発を試みた。 ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学イノベーションを含む研究件
❏サイエンスにおける知識生産プロセスとイノベーション創出の研究(21243020)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】長岡 貞男 一橋大学, 大学院・商学研究科, 教授 (00255952)
【キーワード】科学 / 知識生産プロセス / セレンディピティー / パスツールの象限 / 科学的発見の商業化 (他15件)
【概要】日米の科学者を対象として「サイエンスにおける知識生産プロセス」にかかる大規模質問表調査(世界初の調査)を成功裏に実施し(2001年から2006年の論文対象。日米でそれぞれ2100人、2300人から回収)、パスツールの象限研究の重要性と成果、研究チームにおける若手研究者の役割、研究チームの国際化の原因と効果、研究とマネジメントの分離によるトレードオフ効果、プライオリティー競争の認識とその効果、等多く...
❏科学と産業との結びつき方に関する技術分野間・企業間の比較研究(20830054)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】松本 陽一 神戸大学, 経済経営研究所, 講師 (00510249)
【キーワード】経営学 / イノベーション / 科学 / サイエンス / 太陽光発電 (他7件)
【概要】企業による科学との関わり方について、本研究は太陽電池の複数の事例を詳細に分析した。結果として第1に、企業の研究者は科学の領域で情報を発信することにより自らの技術の信頼性や将来性を担保し、第2に、この種の信頼獲得行動は、研究資金の確保や顧客獲得のために重要である、という二つの可能性を見いだした。イノベーション研究における科学と産業との関わり方について、筆者の知る限りでは、科学の場で環流する知識の技術...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学コミュニケーションイノベーションを含む研究件
❏日本の技術革新の特性に関する研究 -産業技術の個別分野の発達史に基づいて-(25242021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2017-03-31
【研究代表者】亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 産業技術史資料情報センター, 副センター長 (40415609)
【キーワード】技術史 / 産業技術史 / 技術開発 / イノベーション / 技術革新 (他18件)
【概要】日本の技術革新の特性を記述するため,いくつかの典型的な産業分野の技術開発の時系列的動向,各技術分野及び関連技術内部での進展,背景となる社会的事象との関係,自然史環境との関連の4つの視点からの分析を行った。そのための具体的方策として,個別の技術分野の技術革新の構造分析と類型化,技術革新プロセスのグラフ分析,技術革新の時系列的整理を行った。あわせて,技術開発の動向を規定する自然環境を自然史の視点から総...
❏科学コミュニケーション学の構築にむけた調査研究(24650539)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】北原 和夫 東京理科大学, その他の研究科, 教授 (20107692)
【キーワード】科学コミュニケーション / イノベーション / 科学技術と社会 / リスクコミュニケーション / 国際情報交換
【概要】大学などにおける教育課程としての「科学コミュニケーション学」を構築するための基礎調査として、オーストラリア国立大学の科学コミュニケーション教育の調査、コペンハーゲン大学大学院科学教育専攻における科学コミュニケーションプログラムの調査、北大のCoStepの調査、AAAS総会ならびにESOFの調査、JST科学コミュニケーションセンターにおける調査研究と実践を通して、「科学を伝える」とともに「科学に基づ...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:科学技術政策イノベーションを含む研究件
❏論文の生産構造の実証分析:インセンティブ・研究組織・研究資金制度に焦点をあてて(18H00840)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長根 裕美 (齋藤裕美) 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (60447597)
【キーワード】研究者 / 論文の生産性 / 研究資金制度 / 研究組織 / インセンティブ (他11件)
【概要】本研究の目的は、科学的知識が生み出されるメカニズムを、論文の生産構造に着目し、多元的な要因を踏まえて実証的に解明するというものである。特に制度、政策が研究者の行動に与えた影響や生産性に与えた影響について、定性分析と定量分析を行った。定性調査については、ほぼ完了していて、調査結果をまとめる作業を行った。調査結果を論文にまとめるにあたり、日本の科学技術政策および高等教育政策の変遷についてまとめる必要が...
❏多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産出する社会的価値の定量評価手法の開発(25518017)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白川 展之 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (20556071)
【キーワード】行政評価 / 公共経営 / ソーシャルインパクト / 公共政策 / イノベーション (他25件)
【概要】本研究では、科学技術にまつわる多元的な公共サービスを一体的に提供する事業主体の社会的効果を計量評価する手法を開発するため、米国の非営利組織のフィランソロピーや英国の福祉など社会的企業の評価に用いられ、利害関係者の価値を総合評価する手法である社会的投資収益率(SROI)の概念を利用し、多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産む社会的ジレンマを定量評価する手法の開発を試みた。 ...
❏ノーベル賞の分析による研究者の知的創造過程と研究振興政策の関係に関する実証研究(24501092)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】赤池 伸一 文部科学省科学技術・学術政策研究所, 第3調査研究グループ, 客員研究官 (50611612)
【キーワード】ノーベル賞 / イノベーション / 科学技術政策 / 研究振興政策 / 知識創造 (他6件)
【概要】ノーベル賞に代表される研究成果に対する報奨制度は、基礎研究の効果を知る上で重要な指標となりうる。本研究では、受賞者の生年、没年、受賞年、主要研究の開始年、競争的資金の取得状況、特許及び学術論文数等の情報を網羅したデータベースを作成した。1945年以降447名の科学者キャリア分析から、平均的に30代中盤から後半の研究成果によりノーベル賞の受賞理由となった成果を得ていること、研究成果公表から受賞までの...
【複合領域】科学社会学・科学技術史:ITイノベーションを含む研究件
❏ITイノベーションの経済効果に関する定量分析:日米東アジアの国際比較(17530174)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】元橋 一之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (30345441)
【キーワード】情報通信技術 / 生産性分析 / 国際比較 / イノベーション指標 / 中国 (他10件)
【概要】本研究プロジェクトは(1)企業レベルデータに基づくITと企業パフォーマンスと(2)IT産業のイノベーションパフォーマンスと競争力分析の2つの大きなパートに分かれる。まず、企業レベルデータに基づく分析においては、日米の情報ネットワーク活用に関する企業データを用いてITと生産性に関する分析を行った。その結果、日米の企業、両者とも情報ネットワークを利用することによる生産性に対する効果が確認されたが、米国...
❏日米欧APECのITの革新効果と社会経済体質の柔軟性との関係に関する比較実証分析(15402027)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】勝本 雅和 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (90272674)
【キーワード】技術経済 / 技術経営 / イノベーション / 社会経済体質 / インスティテューション (他11件)
【概要】本研究の目的は、日米欧APECを対象に比較国際経済・技術地政論・経済社会論及び比較制度論を下敷きとした学際的アプローチにより、社会経済体質とIT普及との間に相互循環的構造が存在するとの仮説のもと、(1)ITの特異的性質に対する社会経済体質のリスポンス(インスティテューショナル・リスポンス)、(2)IT普及と社会経済の基本体質の間の循環構造、(3)循環構造支配要因のインパクト、について分析を行うこと...
❏社会経済体質の柔軟性とITの自己増殖機能発現のダイナミズムの分析(15330074)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】勝本 雅和 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (90272674)
【キーワード】技術経済 / 技術経営 / イノベーション / 社会経済体質 / IT (他10件)
【概要】本研究の目的は、1980年代までの製造技術をコアとする工業化社会と1990年代以降のITをコアとする情報化社会との間には、社会経済体質、殊にその柔軟性が技術的あるいは経済的発展に大きく関わっているのではないかという仮説のもと、(1)社会経済体質の柔軟性発揮状況の比較検証、(2)社会経済体質の柔軟性とITの革新及びその効果的活用との相関分析、(3)社会経済との相互作用を通じたITの性格形成メカニズム...
【複合領域】デザイン学:ビジネスモデルイノベーションを含む研究件
❏デジタル技術と電力の融合による新たな電力ビジネスと持続可能な社会への影響分析(20KK0106)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】エネルギー産業 / イノベーション / デジタル技術 / ビジネスモデル / 電力系統 (他18件)
【概要】本研究課題は、エネルギー産業におけるイノベーションとその社会への影響について、政策、経済、技術の複合的視点から分析することを目的とし、以下の3つの項目を実施するものである。①電力関連スタートアップ企業のビジネスモデルの分析と制度・政策研究、②新たな技術の獲得や応用が電力供給事業の生産性に及ぼす影響の分析、③デジタル技術の導入が配電システムの保守・運用管理の効率化や費用削減などに及ぼす影響の分析。 ...
❏相互模倣によるイノベーションの創出(15K03627)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 達彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (40296281)
【キーワード】模倣 / イノベーション / 組織学習 / 観察学習 / ビジネスモデル (他13件)
【概要】日本企業は、創造的模倣が得意だと言われる。日本で発達した学び方が、「まずはやってみる」という実践ベースの模倣に根ざしたものであり、集団で倣い合うという相互に学習する知恵を有しているからだ。このような学び方を活用している最たる団体がNPS研究会である。これはトヨタ生産方式を源流とするモノづくりの思想と技術をさまざまな業種にも広めることによって日本の製造業を支えようとする団体である。その特徴は、(1)...
❏楽器のブランド形成メカニズム解明に関する実証的研究(21330102)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大木 裕子 京都産業大学, 経営学部, 教授 (80350685)
【キーワード】ブランド / ピアノ産業 / 伝統とイノベーション / 楽器ビジネス / ビジネスモデル (他14件)
【概要】楽器のブランドは楽器作りの長い歴史の中で形成されてきた部分が大きく、楽器を進化させてきたメーカーは確固たるブランドを築いている。更に必要とされるのは、トッププロの音楽家を囲い込むマーケティング力である。技術経営とマーケティングの相乗効果によって、ハイエンドユーザー向けの信頼性の高いブランドを獲得することが、ニッチな楽器メーカーにとって不可欠な戦略である。ハイエンドを狙うことができない後発のメーカー...
【複合領域】デザイン学:オープン・イノベーションイノベーションを含む研究件
❏大企業が技術調達のために行う研究開発型ベンチャーの買収に関する研究(25380499)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー企業 / イノベーション・エコシステム / オープン・イノベーション / イノベーション / インキュベーション (他7件)
【概要】東京大学に関連する研究開発型ベンチャーの近年におけるEXIT事例を分析した結果、米国等に比べてまだ少数ではあるものの、我が国においても買収によるEXITが増えつつあることがわかった。日本の伝統的大企業による買収は多くはないものの、ベンチャー企業経営者の意識は変化している。また、東京大学関連ベンチャーの分析を進める中で、テクノロジー・ベンチャーの産業創出への経済効果や、テクノロジー・ベンチャーの成長...
❏日・米・欧企業におけるオープン・イノベーション活動の国際比較(25245053)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米山 茂美 学習院大学, 経済学部, 教授 (30258496)
【キーワード】オープン・イノベーション / 研究開発 / 外部連携 / 国際比較 / 知財マネジメント (他8件)
【概要】企業がイノベーションを生み出していく上で外部企業・組織との連携が重要になっている。本研究では、このようなオープン・イノベーション活動に関する日本企業の取り組み実態を、米国及び欧州企業との比較の上に明らかにするとともに、いかなる連携のあり方が企業のイノベーション成果に高い影響を与えるのかを検討した。具体的には、オープン・イノベーションにおけるインバウンド型とアウトバウンド型の関係、自社と外部企業・組...
❏日本企業のコラボレーションとイノベーション:新製品開発のダイナミクス(23243054)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米倉 誠一郎 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (00158528)
【キーワード】オープン・イノベーション / イノベーション / コラボレーション / 新製品開発 / 研究開発 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは、日本企業の製品開発における外部の経営資源の活用を考察することを目的としたものであった。特に、近年になり外部の経営資源を活用した価値づくりは、「オープン・イノベーション」として大きな注目をあつめるようになった。本研究プロジェクトではオープン・イノベーションを中心として研究を進め、日本企業の課題を分析してきた。より具体的には異なる企業間のコラボレーションを上手く進めるための組織体...
【複合領域】デザイン学:創造性イノベーションを含む研究件
❏市民性と専門性の往還能力を鍛える高度教養教育の国際比較研究:医学教育における展開(19K02894)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山邉 昭則 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70533933)
【キーワード】持続可能性 / 創造性 / リベラルアーツ / 高等教育 / ソーシャルデザイン (他21件)
【概要】研究計画に基づき、本課題に係る国内外の教育調査とそれらの内容分析を進め、以上を踏まえて開発した多職種/多業種協働型の実験的授業を複数推進した。学習者と教育提供者によるフィードバックや半構造化面接等を中心として、量的・質的手法による評価を実施した。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大は、当初予定していた海外機関の現地調査の実施を阻んだが、その一方で、人間の行動を制限する人類史上...
❏大規模生体データを用いたAIによる個人・集団レベルの創造性に関する実証研究(19H00597)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】原田 勉 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (20294192)
【キーワード】創造性 / 洞察問題解決 / 計算論的アプローチ / fMRI / イノベーション (他17件)
【概要】2021年度は、主に2つの実験を実施した。第一に、神戸大学の学部学生を対象とした大規模実験を実施した。具体的には、2020年度と同様、Psytoolkitでプログラムした心理実験(2腕バンディット)を、個人、ダイアド(2名のグループ)、トライアド(3名のグループ)に対して実施した。それに加え、今年度はAUT(alternative use test)テストを実施した。これは拡散思考、創造性を測定す...
❏イノベーションのための効果的なアイディア生成に関する行動経済学的分析(23650126)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】植田 一博 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (60262101)
【キーワード】情報経済学 / イノベーション / 普及理論 / 創造性 / 認知科学
【概要】先行研究により,イノベーションのためのアイディア生成におけるユーザ視点の重要性が指摘されている.本研究では,そのことを実験的に検証するとともに,知識や製品採用などの点で技術者とは異なる行動を示すアーリアダプタと言われるユーザが良いアイディアを出しやすいことを明らかにした.また,アイディア生成に先行する情報検索の方法やアイディア生成者のリスク志向性が,生成されるアイディアの質に影響することを実験的に...
【複合領域】デザイン学:コラボレーションイノベーションを含む研究件
❏日・米・欧企業におけるオープン・イノベーション活動の国際比較(25245053)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米山 茂美 学習院大学, 経済学部, 教授 (30258496)
【キーワード】オープン・イノベーション / 研究開発 / 外部連携 / 国際比較 / 知財マネジメント (他8件)
【概要】企業がイノベーションを生み出していく上で外部企業・組織との連携が重要になっている。本研究では、このようなオープン・イノベーション活動に関する日本企業の取り組み実態を、米国及び欧州企業との比較の上に明らかにするとともに、いかなる連携のあり方が企業のイノベーション成果に高い影響を与えるのかを検討した。具体的には、オープン・イノベーションにおけるインバウンド型とアウトバウンド型の関係、自社と外部企業・組...
❏日本企業のコラボレーションとイノベーション:新製品開発のダイナミクス(23243054)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米倉 誠一郎 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (00158528)
【キーワード】オープン・イノベーション / イノベーション / コラボレーション / 新製品開発 / 研究開発 (他7件)
【概要】本研究プロジェクトは、日本企業の製品開発における外部の経営資源の活用を考察することを目的としたものであった。特に、近年になり外部の経営資源を活用した価値づくりは、「オープン・イノベーション」として大きな注目をあつめるようになった。本研究プロジェクトではオープン・イノベーションを中心として研究を進め、日本企業の課題を分析してきた。より具体的には異なる企業間のコラボレーションを上手く進めるための組織体...
【複合領域】文化財科学・博物館学:情報技術イノベーションを含む研究件
❏日米欧APECのITの革新効果と社会経済体質の柔軟性との関係に関する比較実証分析(15402027)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】勝本 雅和 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (90272674)
【キーワード】技術経済 / 技術経営 / イノベーション / 社会経済体質 / インスティテューション (他11件)
【概要】本研究の目的は、日米欧APECを対象に比較国際経済・技術地政論・経済社会論及び比較制度論を下敷きとした学際的アプローチにより、社会経済体質とIT普及との間に相互循環的構造が存在するとの仮説のもと、(1)ITの特異的性質に対する社会経済体質のリスポンス(インスティテューショナル・リスポンス)、(2)IT普及と社会経済の基本体質の間の循環構造、(3)循環構造支配要因のインパクト、について分析を行うこと...
❏社会経済体質の柔軟性とITの自己増殖機能発現のダイナミズムの分析(15330074)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】勝本 雅和 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (90272674)
【キーワード】技術経済 / 技術経営 / イノベーション / 社会経済体質 / IT (他10件)
【概要】本研究の目的は、1980年代までの製造技術をコアとする工業化社会と1990年代以降のITをコアとする情報化社会との間には、社会経済体質、殊にその柔軟性が技術的あるいは経済的発展に大きく関わっているのではないかという仮説のもと、(1)社会経済体質の柔軟性発揮状況の比較検証、(2)社会経済体質の柔軟性とITの革新及びその効果的活用との相関分析、(3)社会経済との相互作用を通じたITの性格形成メカニズム...
【複合領域】生活科学:知識創造イノベーションを含む研究件
❏発明者ネットワークと知識生産活動(16K13367)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】齊藤 有希子 (梅野有希子) 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (50543815)
【キーワード】共同研究ネットワーク / 知識生産活動 / 発明者 / 知識生産 / 発明者ネットワーク (他15件)
【概要】イノベーションの原動力である異なる知識の新結合として発明者の共同研究ネットワークに注目し、組織の生産性を分析した。特に、発明者ネットワークを大きく変化させる発明者の組織間異動に焦点をあてた。分析の結果、多くの発明者の異動は、同一企業内、資本関係のある企業間、取引関係のある企業間で起きていることが確認された。企業間関係が企業のパフォーマンス向上に結び付くことを因果関係も含めて示すとともに、発明者の組...
❏イノベーションダイナミックスと空間経済の発展(26245037)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】藤田 昌久 甲南大学, 学長直属, 特別客員教授 (90281112)
【キーワード】空間経済学 / イノベーション / 知識創造 / 都市・地域経済学 / ネットワーク分析 (他7件)
【概要】「空間経済学」は、地理的空間経済における一般理論を目指して、日米欧の経済学者を中心として90年代初めより急速に発展してきた。本研究は、空間経済におけるイノベーションダイナミックス(知識の創造と伝播)のミクロ動学理論を新たに開発し、財の市場を中心として構築されてきた従来の空間経済学とイノベーションダイナミックスを通じての多様な人々の間における相互連関を融合することにより、今世紀における空間経済学とし...
❏ノーベル賞の分析による研究者の知的創造過程と研究振興政策の関係に関する実証研究(24501092)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】赤池 伸一 文部科学省科学技術・学術政策研究所, 第3調査研究グループ, 客員研究官 (50611612)
【キーワード】ノーベル賞 / イノベーション / 科学技術政策 / 研究振興政策 / 知識創造 (他6件)
【概要】ノーベル賞に代表される研究成果に対する報奨制度は、基礎研究の効果を知る上で重要な指標となりうる。本研究では、受賞者の生年、没年、受賞年、主要研究の開始年、競争的資金の取得状況、特許及び学術論文数等の情報を網羅したデータベースを作成した。1945年以降447名の科学者キャリア分析から、平均的に30代中盤から後半の研究成果によりノーベル賞の受賞理由となった成果を得ていること、研究成果公表から受賞までの...
【複合領域】生活科学:国際化イノベーションを含む研究件
❏アジアにおける高等教育の連結性とイノベーションに関する統合的地域研究(20H00094)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】北村 友人 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30362221)
【キーワード】高等教育 / アジア / 連結性 / イノベーション / 国際化 (他9件)
【概要】本研究は、アジアにおける大学の国際化とイノベーションに焦点をあてて、アジア地域の先導的大学に対するオンラインによる質問紙調査ならびに特色ある活動を展開している大学の事例研究を行うことを目的としている。そのため、当該年度においては、質問紙の作成を主として行ってきた。質問紙を作成するために、幅広い先行研究をレビューし、そのうえで質問項目の選定作業を行った。パイロット調査も実施し、本調査へ向けての準備を...
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
【複合領域】子ども学:政策評価イノベーションを含む研究件
❏イノベーション活動に対する政策の定量的評価分析(15K13013)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大橋 弘 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00361577)
【キーワード】プロダクト・イノベーション / 外部性 / 構造推定 / イノベーション / 政策評価
【概要】本研究では、イノベーション活動に対する政策効果を定量的に評価することを目的に、イノベーションの持つ外部性を定量的に識別する分析手法の確立と応用という課題に取り組んだ。手法の応用として、産業横断的なアプローチと産業特殊的なアプローチの2つを採用した。前者については、全国イノベーション調査を用いた個票ベースのデータから、補助金の効果計測の精緻化を行った。後者については、不動産や道路ネットワーク、医療機...
❏多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産出する社会的価値の定量評価手法の開発(25518017)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白川 展之 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (20556071)
【キーワード】行政評価 / 公共経営 / ソーシャルインパクト / 公共政策 / イノベーション (他25件)
【概要】本研究では、科学技術にまつわる多元的な公共サービスを一体的に提供する事業主体の社会的効果を計量評価する手法を開発するため、米国の非営利組織のフィランソロピーや英国の福祉など社会的企業の評価に用いられ、利害関係者の価値を総合評価する手法である社会的投資収益率(SROI)の概念を利用し、多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産む社会的ジレンマを定量評価する手法の開発を試みた。 ...
【複合領域】一般理論:インセンテイブイノベーションを含む研究件
❏論文の生産構造の実証分析:インセンティブ・研究組織・研究資金制度に焦点をあてて(18H00840)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】長根 裕美 (齋藤裕美) 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (60447597)
【キーワード】研究者 / 論文の生産性 / 研究資金制度 / 研究組織 / インセンティブ (他11件)
【概要】本研究の目的は、科学的知識が生み出されるメカニズムを、論文の生産構造に着目し、多元的な要因を踏まえて実証的に解明するというものである。特に制度、政策が研究者の行動に与えた影響や生産性に与えた影響について、定性分析と定量分析を行った。定性調査については、ほぼ完了していて、調査結果をまとめる作業を行った。調査結果を論文にまとめるにあたり、日本の科学技術政策および高等教育政策の変遷についてまとめる必要が...
❏企業内データを用いた企業間生産性格差と労働政策課題の解明(18H03632)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大湾 秀雄 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60433702)
【キーワード】労働経済学 / 人事経済学 / 生産性 / 健康経営 / チーム生産 (他20件)
【概要】主として、5つの成果を出すことが出来た。まず、Kitagawa et al. (2021)では、大手製造業企業4社においてコロナ下の在宅勤務調査を実施し、緊急事態宣言後の生産性の低下の主要な要因は、自宅で仕事を行ううえでのPC・通信インフラの未整備や、社内外とのコミュニケーションの問題が大きいことを明らかにした。一方、在宅勤務は従業員のメンタルヘルスを改善することもわかった。2つめに、みずほリサー...
❏イノベーションを促す組織とインセンティブシステム(19530213)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大湾 秀雄 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (60433702)
【キーワード】経済理論 / 経営学 / イノベーション / 組織 / インセンティブ (他8件)
【概要】研究成果は大きく分けて二つある。まず、企業内のイノベーション活動に探索と活用の二つのタイプがあり、その間のバランスを取ることが極めて難しい経営上の課題であることを、エージェント・ベースト・モデルを使ったシミュレーションで示した。特に、事業の複雑性、環境の不確実性が上昇すると、探索と活用の割合のバランスを取ることがより困難となり、探索だけもしくは活用主体のイノベーション活動に大きく傾くことを示した。...
【複合領域】一般理論:直接投資イノベーションを含む研究件
❏東アジアの生産性、産業構造変化と経済成長についての理論的・実証的研究(14330012)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】若杉 隆平 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80191716)
【キーワード】直接投資 / R&D / イノベーション / 貿易交渉 / ミクロデータ (他18件)
【概要】本研究では,平成14年度から16年度の3年間にわたり,アジア諸国における産業構造変化、生産性、経済成長に関する理論的研究及びマクロデータ,企業・地域・財別ミクロデータを用いた実証的研究をテーマとして共同研究を行った.実証面では, ・FTAのもたらす貿易と経済厚生への影響についてのミクロデータによる分析 ・中国における日本企業の直接投資の立地を決定する要因についての地域データ・企業データによる分析 ...
❏貿易・直接投資の経済成長に対する効果に関しての理論的・実証的研究(11430001)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】若杉 隆平 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (80191716)
【キーワード】直接投資 / 貿易 / 経済成長 / イノベーション / 収束 (他11件)
【概要】東アジア諸国の経済成長と所得格差の収斂に関して、平均所得を下回る国においては成長率が平均成長率を超え,平均所得を上回る国においては成長率が平均成長率を下回り、長期的には東アジア諸国間での所得格差が収束の傾向にあること分かった.さらに,前期における平均値からの所得の乖離に対して当期の乖離幅が縮小しているか否かによって所得格差の収束を判定すると,1986年までの間は所得格差が拡大してきたが,1986年...
【複合領域】一般理論:特許イノベーションを含む研究件
❏小区分25010:社会システム工学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】経営効率性
【研究期間】エネルギー企業
【研究代表者】技術獲得
【キーワード】事業買収
【概要】本研究は、経済成長政策を論じる上で、企業と被雇用研究者のミスアロケーション(配分の非効率性)に焦点を当てる。研究開発プロジェクトに携わるのは研究者・技術者だが、遂行するプロジェクトを決定するのは企業であるため、プロジェクトの質と研究者の質が合っているとは限らない。そこで、特許データと企業データを用いて企業と研究者のマッチングを割り出し、それぞれのイノベーション能力を識別するとともに、ミスアロケーシ...
❏製造業の技術イノベーションシステムに関する経済地理学的研究(20K13266)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鎌倉 夏来 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00791831)
【キーワード】技術軌道 / 製造業 / イノベーション / 特許 / 日本 (他7件)
【概要】本研究の目的は、製造業におけるイノベーションの地理的特徴について、知識や技術の質的側面に着目しながら、それらの動態的な生成過程を定量的・定性的に分析することで、「技術イノベーションシステム(TIS)」の空間的メカニズムを解明することである。 今年度は、昨年度十分に成果としてまとめることができなかった「都市と特許のIPC(国際特許分類)のネットワーク」を作成に引き続き着手し、データの整理とモデルの精...
❏エネルギー企業のイノベーション創出を考慮した経営効率性評価手法の構築と応用(19K04878)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】経営効率性 / エネルギー企業 / 技術獲得 / 事業買収 / イノベーション (他14件)
【概要】本研究課題は、自由化後の電力企業およびガス企業のイノベーション創出への取り組み(インプット)と成果(アウトプット)を再定義し、新たな経営効率性評価手法の提案と応用について研究するものである。イノベーション創出の実態に即した効率性の評価と時間的変化ならびに技術進歩を捕捉する方法を発展させる。 2021年度は欧米の大規模エネルギー事業者に焦点を絞り分析を行った。欧米のエネルギー企業を取り巻く事業環境の...
【複合領域】一般理論:フィールドワークイノベーションを含む研究件
❏ライフサイクル成熟転換期の戦略形成プロセスと多国籍企業:アメリカ自動車産業の事例(19K01841)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】アメリカ自動車産業 / 国際経営 / FDI / スピルオーバー効果 / 通関統計 (他17件)
【概要】本研究の2021年度の主たる研究実績は次の3点であった。第1に、理論的考察の深化である。本年度は現地調査が不可能だったため、国際経営論、FDI論における企業行動に関する研究を徹底的にサーベイし、その結果、本研究課題の理論的側面を強化することができた。特に本研究はサーベイ対象としてスピルオーバー効果に焦点を当てた。FDI論のスピルオーバー効果は享受する側が対価を支払うことなく無償で得られるものと先行...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
【複合領域】一般理論:研究開発投資イノベーションを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏企業の長期目標設定と持続的成長:経営財務論からの考察(25245052)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2016-03-31
【研究代表者】久保田 敬一 中央大学, その他の研究科, 教授 (00120858)
【キーワード】同族企業 / CSP / 情報の非対称性 / 資本コスト / R&D (他20件)
【概要】成果は、1)長期維持に必須なCSPの達成度がファミリービジネスの方が劣るが産業によって経営者の積極的な役割がある、2)ファミリービジネスが他の企業群よりもたとえ利益性が劣っても利益など財務数値の時間分散が低く、長期のための保守的経営を目指していること、3)長期維持性に必須な研究開発投資は、ファミリービジネスは全般に劣っているが、ただしより集中した投資を行っている、4)上場企業全体の資本コスト低下に...
【複合領域】一般理論:産学官連携イノベーションを含む研究件
❏大学発ベンチャーにおけるローカルイニシアティブに関する研究(20H01546)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】児玉 耕太 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (90419424)
【キーワード】スタートアップ / 産学官連携 / VC / イノベーション / ローカルイニシアチブ (他16件)
【概要】本研究は、東京や関西圏のような大都市圏以外の大学発ベンチャーの地域における構造特性とイノベーション創成のメカニズムを包括的・体系的に明らかにすることを目的としている。また、①地域の主要大学の得意とする技術分野、②起業を担う人材コミュニティ、③知的財産保護状況、④リスクマネー環境、⑤大学の技術移転組織や自治体の支援体制等の網羅的プロファイリングと分析、及び⑥それらを内包するエコシステムの観察と分析を...
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【複合領域】一般理論:産学連携イノベーションを含む研究件
❏大学発ベンチャーにおけるローカルイニシアティブに関する研究(20H01546)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】児玉 耕太 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (90419424)
【キーワード】スタートアップ / 産学官連携 / VC / イノベーション / ローカルイニシアチブ (他16件)
【概要】本研究は、東京や関西圏のような大都市圏以外の大学発ベンチャーの地域における構造特性とイノベーション創成のメカニズムを包括的・体系的に明らかにすることを目的としている。また、①地域の主要大学の得意とする技術分野、②起業を担う人材コミュニティ、③知的財産保護状況、④リスクマネー環境、⑤大学の技術移転組織や自治体の支援体制等の網羅的プロファイリングと分析、及び⑥それらを内包するエコシステムの観察と分析を...
❏大学発ベンチャーによるイノベーション創出効果に関する研究(16K03852)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー / スタートアップ / ベンチャー企業 / 大学発ベンチャー / イノベーション (他9件)
【概要】東京大学に関連するベンチャーに関して、各社の属性を整理し、どんなタイプのベンチャーがどれだけの経済的価値を生み出しているかを分析した結果、大学発ベンチャーが一定の規模で経済的価値を生み出していることがわかった。また、学生ベンチャーは教員の研究成果をベースにしたベンチャーと同様にイノベーションの担い手として重要な位置を占めていることがわかった。学生ベンチャーは将来の大学の財政を担う寄附者を輩出すると...
❏学術的知識の導入が企業におけるイノベーション創出に及ぼす影響(15H03377)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】隅藏 康一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (80302793)
【キーワード】産学連携 / イノベーション / 学術的知識 / 技術経営 / イノベーション研究 (他6件)
【概要】本研究では、大学や公的研究機関の研究開発の成果が、迅速な社会還元や画期的なイノベーション創出を生じるために効果的な条件・要因やシステム等を明らかにすることを目的として、(1) 組織間連携の効果分析、ならびに(2)先端的研究成果の社会実装に影響する社会システム・法制度・政策等の分析を行った。また、学術的知識の社会・経済へのインパクトを把握しようとする取り組みとして、 (3)インターネットを用いた企業...
【複合領域】一般理論:ベンチャー企業イノベーションを含む研究件
❏大学発ベンチャーによるイノベーション創出効果に関する研究(16K03852)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー / スタートアップ / ベンチャー企業 / 大学発ベンチャー / イノベーション (他9件)
【概要】東京大学に関連するベンチャーに関して、各社の属性を整理し、どんなタイプのベンチャーがどれだけの経済的価値を生み出しているかを分析した結果、大学発ベンチャーが一定の規模で経済的価値を生み出していることがわかった。また、学生ベンチャーは教員の研究成果をベースにしたベンチャーと同様にイノベーションの担い手として重要な位置を占めていることがわかった。学生ベンチャーは将来の大学の財政を担う寄附者を輩出すると...
❏大企業が技術調達のために行う研究開発型ベンチャーの買収に関する研究(25380499)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー企業 / イノベーション・エコシステム / オープン・イノベーション / イノベーション / インキュベーション (他7件)
【概要】東京大学に関連する研究開発型ベンチャーの近年におけるEXIT事例を分析した結果、米国等に比べてまだ少数ではあるものの、我が国においても買収によるEXITが増えつつあることがわかった。日本の伝統的大企業による買収は多くはないものの、ベンチャー企業経営者の意識は変化している。また、東京大学関連ベンチャーの分析を進める中で、テクノロジー・ベンチャーの産業創出への経済効果や、テクノロジー・ベンチャーの成長...
❏イノベーションに最適な会社形態に関する研究(22530396)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学連携本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー企業 / インキュベーション / ベンチャー・キャピタル / 産学連携 / 経営学 (他6件)
【概要】日米のベンチャー企業の比較分析を行った結果、日本におけるVC投資や新興市場の特徴が、技術系ベンチャーのイノベーション力に与える影響に関して一定の知見を得ることができた。また、外部機関によるインキュベーション支援がベンチャー企業の発展に与える影響の分析を行うとともに、コーポレート・ベンチャーキャピタル組織の進化に関する研究や共同研究創出のためのマッチング・プログラムの有効性の検証を通して、既存の大企...
【複合領域】一般理論:カバナンスイノベーションを含む研究件
❏超高齢社会の地域包括ケアにおける時間銀行ガバナンス(18K01450)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
【キーワード】時間銀行 / 地域包括ケア / 多職種連携 / Covid-19 / ボランティア (他16件)
【概要】新型コロナウイルス感染拡大の影響により、欧州諸国がロックダウンを実施し、入国拒否状態になった。そのため欧州委員会の関係行政機関や欧州諸国の高齢者ケアに関する現地インタビュー調査が実施ができなくなった。そこで研究計画の一部を変更し、国内の地域包括ケアに焦点を絞り、日本でも時間銀行システムを導入できる可能性があるボランティア・ワーカーをも含む、自治体等の行政、医療機関や介護福祉施設など、地域包括ケアシ...
❏ハイテクスタートアップ企業の成長への課題:技術・ガバナンスの視点からの調査分析(26285060)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本庄 裕司 中央大学, 商学部, 教授 (00328030)
【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)
【概要】本研究では,アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために,技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業(以下,「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ)を対象に,創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする.具体的には,複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで,技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...
【複合領域】一般理論:マーケテイングイノベーションを含む研究件
❏複合市場群を分析対象とした市場の創造・成長・変質に関する研究(21H00757)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】勝又 壮太郎 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (80613588)
【キーワード】マーケティング / 消費者行動 / イノベーション / デザイン / 経営組織・戦略
【概要】本研究プロジェクトは、本年度が初年度であり、初年度の研究課題は「関係の分析」である。本研究では、市場と市場、あるいは複合的な市場群の関係性を主たる研究対象とするため、初年度である本年度は、複数の市場を対象とした関係性を検討する計画であった。 まず、具体的な研究計画として挙げた、COVID-19前後に関する旅行・観光市場の変容、消費者の全体的な行動変容の研究、デジタル・モバイル市場の拡大については、...
❏市場創造と成熟過程の複眼的実証研究(17H02573)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】勝又 壮太郎 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (80613588)
【キーワード】マーケティング / イノベーション / 経営戦略論 / 消費者行動論 / 経営組織 (他11件)
【概要】本研究の目的は、企業・消費者・社会が関わる「市場」について、その創造から成長、成熟の過程に着目し、成長に伴って変化する企業行動、消費者の状態、社会的認知の変容を検証することである。本研究プロジェクトの特色は、一つはマーケティング、経営戦略、経営組織、イノベーション等の分野横断的な共同研究者が参画したことであるが、最終年度までの成果を見ると、隣接分野の研究者間の新結合による新しい知見を得られたと評価...
❏現代商業の革新と新貨幣についての理論的・実証的研究(22243034)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】石井 淳蔵 流通科学大学, 商学部, 教授 (50093498)
【キーワード】商業 / 貨幣 / マーケティング / 非営利組織 / イノベーション (他6件)
【概要】本研究は、電子マネーや地域通貨などの「新貨幣」にまつわる事象について、「交換」「取引」を鍵概念とする商学を中心とした理論枠組みで分析した。現代商業におけるビジネスモデル革新が顧客や(地域)コミュニティとの関係を再構築することによって創出されていること、新貨幣の成立についてもコミュニティにおける関係性や信頼という観点で理解が可能なこと、多様な商業者が主体的に関わる「営利的な非営利型通貨」が継続の鍵で...
【複合領域】一般理論:多国籍企業イノベーションを含む研究件
❏ライフサイクル成熟転換期の戦略形成プロセスと多国籍企業:アメリカ自動車産業の事例(19K01841)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】アメリカ自動車産業 / 国際経営 / FDI / スピルオーバー効果 / 通関統計 (他17件)
【概要】本研究の2021年度の主たる研究実績は次の3点であった。第1に、理論的考察の深化である。本年度は現地調査が不可能だったため、国際経営論、FDI論における企業行動に関する研究を徹底的にサーベイし、その結果、本研究課題の理論的側面を強化することができた。特に本研究はサーベイ対象としてスピルオーバー効果に焦点を当てた。FDI論のスピルオーバー効果は享受する側が対価を支払うことなく無償で得られるものと先行...
❏多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション(24330130)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】国際労働移動 / イノベーション / 国際経営 / 多様性 / 知識移転 (他10件)
【概要】多国籍企業における人材の国際移動をイノベーションにつなげる道筋とその実現に有効なマネジメントについて研究を行った。まず、派遣という形の国際移動が多国籍企業の国境を越えた知識移転を高めていること、その効果は知識の種類によって異なることを明らかにした。また、知識移転が社内でイノベーションへつながっていくためには、移転された知識が社内でシェアされ既存の知識と結合される必要があるが、そのプロセスを促進する...
❏東アジアにおける産業集積および企業連関の新展開と共生的持続性の研究(18103002)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2010
【研究代表者】平川 均 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (60199049)
【キーワード】東アジア / 産業集積 / IT産業クラスター / 企業連携 / イノベーション (他16件)
【概要】急速な東アジアにおける発展と国際競争力の源泉を産業集積と結びつけて論じた。その結果は一般的通念とされる低賃金に基づく単なる産業の発展を超えた側面の発見であり、東アジア地域のイノベーションの持つ役割である。独自のアンケート調査を実施した。日中韓台、ベトナムなどの海外の主要な研究機関の研究者との研究ネットワークの構築に成功し、国際会議も北京、南京、名古屋、ハノイで開催した。学術刊行物として、日本語、中...
【複合領域】一般理論:技術マネジメントイノベーションを含む研究件
❏複数の社会システムの影響を受けるイノベーション移行研究の研究:小型無人機のケース(16K17161)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 裕子 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任准教授 (40600698)
【キーワード】イノベーションマネジメント / 小型無人航空機 / ドローン / パフォーマンスベースド / 小型無人機 (他15件)
【概要】小型無人機、さらにテーマ拡張して、空飛ぶクルマをケースに、複数の社会システムの影響を受けるイノベーション移行研究を、実際の移行マネジメントにも関わりながら取り組んだ。 研究者は、第三者の安全性を基軸に、安全性を損なうことなく、規則を柔軟なものにし、利便性の社会実装を加速化する方法論、そして、理論の実践に必要な課題や挑戦の価値の可視化に取り 組み、論文、実証実験、政策提言を期間中行ってきた。 ...
❏知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムの開発(14203010)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】亀岡 秋男 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80324127)
【キーワード】技術経営 / MOT / イノベーション / 技術マネジメント / 産業競争力 (他17件)
【概要】平成14年度から3年計画で、「知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムを開発し当初目標の2つの大きな成果を得た。第1は教育面で、MOTプログラム開発・実施であり、第2は研究面で、MOTの将来方向と方策を見出し提示し得たことである。 教育面では、具体的に「テクノプロデューサー」の養成に焦点をあて、平成15年10月、東京八重洲キャンパスを開設、技術経営(MOT)コース...
【複合領域】一般理論:技術経営イノベーションを含む研究件
❏研究開発成果の新たな適用先発見に資する、技術スピンオフの予測に関する研究(15K16101)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】佐々木 一 東京大学, 工学系研究科, 研究員 (40584199)
【キーワード】技術スピンオフ / 異分野結合 / リンク予測 / 特許分析 / ネットワーク分析 (他8件)
【概要】本研究の目的は、特定の分野横断的産業で研究開発が行われた技術成果のうち、当初の目的に無かった想定外の用途として花開く技術を膨大な科学技術情報に基づく情報学的手法により、事前に特定することである。技術スピンオフを起こしうる領域の萌芽を事前に特定する手法を提案し、我が国のイノベーション戦略ならびに産業の研究開発戦略への貢献を目的とするものである。 平成27年度における実績は次のとおりである。対象となる...
❏健康・機能性食品の各国状況比較と対応国内関連企業の海外展開戦略に関する調査研究(15H05183)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】児玉 耕太 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (90419424)
【キーワード】技術経営 / 製品特性 / イノベーション / 健康食品 / 機能性食品
【概要】日本では、機能性食品は、特に高齢化した人々の間で、幅広い顧客に真の付加価値を提供し続けてます。日本企業は、機能性食品の分野で高い研究開発能力と強力なノウハウを持っており、海外市場で成長する潜在能力を持っていると考えている。主な課題は、海外で日本製品を販売できるようにするための海外市場とその規制を理解することであり、本研究では関連する文献の科学的レビューといくつかの国の認可された団体によって公表され...
❏学術的知識の導入が企業におけるイノベーション創出に及ぼす影響(15H03377)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】隅藏 康一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (80302793)
【キーワード】産学連携 / イノベーション / 学術的知識 / 技術経営 / イノベーション研究 (他6件)
【概要】本研究では、大学や公的研究機関の研究開発の成果が、迅速な社会還元や画期的なイノベーション創出を生じるために効果的な条件・要因やシステム等を明らかにすることを目的として、(1) 組織間連携の効果分析、ならびに(2)先端的研究成果の社会実装に影響する社会システム・法制度・政策等の分析を行った。また、学術的知識の社会・経済へのインパクトを把握しようとする取り組みとして、 (3)インターネットを用いた企業...
【複合領域】一般理論:技術経済イノベーションを含む研究件
❏日米欧APECのITの革新効果と社会経済体質の柔軟性との関係に関する比較実証分析(15402027)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】勝本 雅和 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (90272674)
【キーワード】技術経済 / 技術経営 / イノベーション / 社会経済体質 / インスティテューション (他11件)
【概要】本研究の目的は、日米欧APECを対象に比較国際経済・技術地政論・経済社会論及び比較制度論を下敷きとした学際的アプローチにより、社会経済体質とIT普及との間に相互循環的構造が存在するとの仮説のもと、(1)ITの特異的性質に対する社会経済体質のリスポンス(インスティテューショナル・リスポンス)、(2)IT普及と社会経済の基本体質の間の循環構造、(3)循環構造支配要因のインパクト、について分析を行うこと...
❏社会経済体質の柔軟性とITの自己増殖機能発現のダイナミズムの分析(15330074)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】勝本 雅和 京都工芸繊維大学, 繊維学部, 助教授 (90272674)
【キーワード】技術経済 / 技術経営 / イノベーション / 社会経済体質 / IT (他10件)
【概要】本研究の目的は、1980年代までの製造技術をコアとする工業化社会と1990年代以降のITをコアとする情報化社会との間には、社会経済体質、殊にその柔軟性が技術的あるいは経済的発展に大きく関わっているのではないかという仮説のもと、(1)社会経済体質の柔軟性発揮状況の比較検証、(2)社会経済体質の柔軟性とITの革新及びその効果的活用との相関分析、(3)社会経済との相互作用を通じたITの性格形成メカニズム...
【複合領域】一般理論:科学技術史イノベーションを含む研究件
❏日本の技術革新の特性に関する研究 -産業技術の個別分野の発達史に基づいて-(25242021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2017-03-31
【研究代表者】亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 産業技術史資料情報センター, 副センター長 (40415609)
【キーワード】技術史 / 産業技術史 / 技術開発 / イノベーション / 技術革新 (他18件)
【概要】日本の技術革新の特性を記述するため,いくつかの典型的な産業分野の技術開発の時系列的動向,各技術分野及び関連技術内部での進展,背景となる社会的事象との関係,自然史環境との関連の4つの視点からの分析を行った。そのための具体的方策として,個別の技術分野の技術革新の構造分析と類型化,技術革新プロセスのグラフ分析,技術革新の時系列的整理を行った。あわせて,技術開発の動向を規定する自然環境を自然史の視点から総...
❏高度成長期日本の共同研究開発:産学関係を中心に(20330070)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】平本 厚 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90125641)
【キーワード】共同研究 / 産学連携 / 研究開発 / イノベーション / 科学技術史 (他7件)
【概要】共同研究開発活動の展開を異機関共著論文の推移や主導的な産業の事例研究でみると、高度成長期以前から盛んとなっていた。共同研究体制の整備で知られるイギリスとの比較でも活動の密度は高かった。そこでの技術蓄積がその後の本格的な技術革新の基盤を形成した。また、それは外国技術の導入、改善を支えるイノベーション・システムの一部を構成するものでもあった。産学関係は、開発面ではあまり盛んではなかったが、学術面では交...
【環境学】環境解析学:技術進歩イノベーションを含む研究件
❏少子高齢化や新しい技術の進歩の下での経済成長に関する理論的・実証的分析(19H01466)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 慎一 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00221531)
【キーワード】経済成長理論 / 人口成長 / イノベーション / 少子高齢化 / 経済動学 (他13件)
【概要】本研究の目的は、マクロ経済学や金融経済学の観点から、日本経済がなぜ長期停滞に陥ったのかを理論的・実証的に分析すると同時に、停滞から脱却するための処方箋を提示することにある。研究では、この目的を達成するため、日本経済の超低金利や低インフレの原因がどれだけ構造的な問題に起因しているかを「動学的非効率」などこれまでとは異なる分析の枠組みや予測データの個票など独自のデータベースを使って検証した。とくに、イ...
❏モバイル通信技術と社会の関係に関する比較研究(23530270)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】丸川 知雄 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40334263)
【キーワード】携帯電話産業 / モバイル通信 / 大衆資本主義 / 技術進歩 / 技術標準 (他15件)
【概要】本研究では中国と日本の携帯電話産業の発展について調査し、両国の産業がなぜ独自の進化をしたのか考察した。中国では最盛期には1500社以上もの携帯電話メーカーが参入する状況が現出したが、その調査を通じて中国の産業発展を突き動かすいくつかの特徴、すなわち「大衆資本主義」や「キャッチダウン型技術進歩」と呼びうる現象を発見した。前者は資金や人的資本を欠くような人々も積極的に創業する状況を指し、後者は途上国の...
❏産業構造の変化と経済成長(10430002)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】吉川 洋 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30158414)
【キーワード】経済成長 / 産業構造 / 技術進歩 / イノベーション / 日本経済 (他9件)
【概要】3年間の研究によりえられた最大の成果は、吉川が米国カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)青木正直教授と共同で行った産業構造の変化と経済成長に関する理論的研究である。論文はJournal of Economic Behavior Organizationに発表される。従来の経済成長理論では「新しい」成長理論も含めて、成長を制約する基本的な要因は資本の限界生産の逓減であった。上記の研究では個別...
【環境学】環境解析学:成功要因イノベーションを含む研究件
❏ベンチャー企業と大企業の顧客志向とイノベーションの成果に関する国際比較研究(17330100)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】川上 智子 関西大学, 商学部, 准教授 (10330169)
【キーワード】ベンチャー企業 / イノベーション / 顧客志向 / 国際比較 / 成功要因
【概要】研究年度の最終年度に当たる平成19年度は、日本・中国・アメリカの3カ国における質問票調査の実施およびフォローアップ、データ処理および分析、論文執筆および国際カンファレンス・ジャーナルへの投稿を行なった。 調査の結果、日本のベンチャー企業計247社(うちメーカー184社、サービス業63社)、中国のベンチャー企業222社、アメリカのベンチャー企業143社からの有効回答を得た。 各国における最低2回のフ...
❏夜間光衛星画像解析による地域クラスターと環境経済に関する研究(16310021)
【研究テーマ】環境影響評価・環境政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】松島 克守 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90011204)
【キーワード】地域クラスター / 環境経済 / ネットワーク分析 / 産学連携 / 地域経済 (他14件)
【概要】地方の経済圏では、高度成長期から1990年頃にかけては、大都市に本社を置く大企業の支店や分工場の新設や大都市圏からの移転が相次ぎ、外観的には東京経済圏へのキャッチアップと産業構造の高度化が進んだかに見られた。しかしながら、1990年代に入って大企業の経営不振とリストラの影響を直接的に受けて、それらの分工場や支店の廃止縮小、海外移転が相次いでおり、当時語られた産業構造の高度化が底の浅いものであったこ...
【環境学】環境創成学:産業クラスターイノベーションを含む研究件
❏産業クラスタ-のネットワーク論的研究(25380542)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】藤田 誠 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00199340)
【キーワード】産業クラスター / ネットワーク / 農商工連携 / ネットワークの密度 / ネットワークの中心化 (他9件)
【概要】本研究では、産業クラスターの発展要因を、ネットワーク論の視点から概念的にモデル化することで、理論的・政策的に貢献することを目的としていた。愛知県東部地域における調査等から、「同業者組合へ加入しているといった親近性は、経済主体間の緊密度(ネットワークの密度)を増す」、「ネットワークの構造特性がイノベーションに影響を与えるという2点」を確認した。前者は、地域におけるつきあいが、経済主体間の関係を緊密に...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【環境学】環境創成学:技術変化イノベーションを含む研究件
❏サプライズを踏まえたエネルギー・シナリオの拡張と政策過程への適用の検討(15K20923)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】杉山 昌広 東京大学, 政策ビジョン研究センター, 講師 (20503428)
【キーワード】エネルギー・モデル / エネルギー・シナリオ / 不確実性 / 技術変化 / イノベーション (他7件)
【概要】長期の地球温暖化対策やエネルギー政策策定の際の基礎となるエネルギー・シナリオは非常に重要なツールだが、バイアスや問題点が知られている。本研究では技術が短期的に大きく変化するサプライズが、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で利用されるようなシナリオでどう扱われているか検討した。シナリオを計算するモデルでは太陽光発電のコストが過大に設定され、導入量が過小評価され、また学習曲線のパターンに不整合な...
❏汎用性の高い技術におけるイノベーションの発生のプロセス(24730308)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, 大学院商学研究科, 准教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / スピンアウト / 汎用性の高い技術 / サブマーケット / 競争戦略 (他10件)
【概要】本研究は、汎用性の高い技術(General Purpose Technology)において革新が生み出されるパターンを明らかにすることを目的としている。より具体的には、本研究は、汎用性の高い技術において、イノベーションが基幹技術において起きるか、その技術の応用先で起きるのかを、産業構造のあり方から明らかにすることに分析の焦点がある。 本研究から、スタートアップの興隆がかならずしも汎用性の高い技術の...
【環境学】環境保全学:合意形成イノベーションを含む研究件
❏逆都市化時代における拡張概念に基づく持続的都市圏形成のための地域計画に関する研究(21360288)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80143824)
【キーワード】都市 / 地域計画 / 逆都市化 / 人口減少 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、逆都市化時代に予測される課題を示し、その改善と持続可能な都市圏実現のためにどのような地域計画が必要かを明らかにすることを目的とした。成果として、(1)特に人口の安定と地域イノベーションに着目して、指標をもとに都市圏の特徴を明らかにした。(2)定住自立圏等の地域政策の有効性を検証するとともに、都市構造に関わる意思形成プロセスの構造化を試みた。(3)大都市圏郊外の計画手段を明らかにするととも...
❏組織的チャンス発見を支援するシナリオマップ・システム(16200006)
【研究テーマ】知能情報学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】大澤 幸生 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20273609)
【キーワード】組織的チャンス発見 / シナリオマップ・システム / コミュニケーション / イノベーション / 空間の共有感 (他19件)
【概要】ビジネスなどの現場データからシナリオマップを可視化し、これを視察する複数の人物が組織としての共同意思決定を行うためのシステムを構築することを狙った。組織とは、目的をあるレベルまで共有する人の集団と位置づけ、本研究プロジェクトの構成組織、大学における研究室、異種の企業等のメンバーが集まって社会的に有益な目的を達成しようとする研究会など多方面の組織を具体的な実験対象とし(1)ビジネスデータを可視化した...
【環境学】環境保全学:アジアイノベーションを含む研究件
❏アジアにおける高等教育の連結性とイノベーションに関する統合的地域研究(20H00094)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】北村 友人 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (30362221)
【キーワード】高等教育 / アジア / 連結性 / イノベーション / 国際化 (他9件)
【概要】本研究は、アジアにおける大学の国際化とイノベーションに焦点をあてて、アジア地域の先導的大学に対するオンラインによる質問紙調査ならびに特色ある活動を展開している大学の事例研究を行うことを目的としている。そのため、当該年度においては、質問紙の作成を主として行ってきた。質問紙を作成するために、幅広い先行研究をレビューし、そのうえで質問項目の選定作業を行った。パイロット調査も実施し、本調査へ向けての準備を...
❏アジア小売国際化における内外競争戦略の構築に関する実証的研究(17K03990)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鍾 淑玲 東京工業大学, 工学院, 准教授 (30381338)
【キーワード】小売国際化 / コンビニ / アジア市場 / 埋め込み / イノベーション (他14件)
【概要】本研究では、小売国際化プロセスの新たな「成長」段階の課題を明らかにすることを目的として、現地企業対日系企業という「内外競争」に焦点をあて、さらに、アジア市場における主要国の外資規制、および地域と社会構造による影響を考察した。 小売国際化における持続的な成長では、適応化や革新性だけではなく、地域・社会との深い関係を持つ「埋め込み」というアプローチ方法が重要である。 ...
【環境学】環境保全学:公共政策イノベーションを含む研究件
❏デジタル技術と電力の融合による新たな電力ビジネスと持続可能な社会への影響分析(20KK0106)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】エネルギー産業 / イノベーション / デジタル技術 / ビジネスモデル / 電力系統 (他18件)
【概要】本研究課題は、エネルギー産業におけるイノベーションとその社会への影響について、政策、経済、技術の複合的視点から分析することを目的とし、以下の3つの項目を実施するものである。①電力関連スタートアップ企業のビジネスモデルの分析と制度・政策研究、②新たな技術の獲得や応用が電力供給事業の生産性に及ぼす影響の分析、③デジタル技術の導入が配電システムの保守・運用管理の効率化や費用削減などに及ぼす影響の分析。 ...
❏市民性と専門性の往還能力を鍛える高度教養教育の国際比較研究:医学教育における展開(19K02894)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山邉 昭則 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70533933)
【キーワード】持続可能性 / 創造性 / リベラルアーツ / 高等教育 / ソーシャルデザイン (他21件)
【概要】研究計画に基づき、本課題に係る国内外の教育調査とそれらの内容分析を進め、以上を踏まえて開発した多職種/多業種協働型の実験的授業を複数推進した。学習者と教育提供者によるフィードバックや半構造化面接等を中心として、量的・質的手法による評価を実施した。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大は、当初予定していた海外機関の現地調査の実施を阻んだが、その一方で、人間の行動を制限する人類史上...
❏多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産出する社会的価値の定量評価手法の開発(25518017)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白川 展之 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (20556071)
【キーワード】行政評価 / 公共経営 / ソーシャルインパクト / 公共政策 / イノベーション (他25件)
【概要】本研究では、科学技術にまつわる多元的な公共サービスを一体的に提供する事業主体の社会的効果を計量評価する手法を開発するため、米国の非営利組織のフィランソロピーや英国の福祉など社会的企業の評価に用いられ、利害関係者の価値を総合評価する手法である社会的投資収益率(SROI)の概念を利用し、多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産む社会的ジレンマを定量評価する手法の開発を試みた。 ...
【数物系科学】物理学:MOTイノベーションを含む研究件
❏人と組織に着目したグローバル企業によるイノベーション創出の国際比較研究(23243059)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中田 喜文 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (50207809)
【キーワード】R&D / 研究開発 / グローバル化 / 日本 / 製造業 (他20件)
【概要】日本の代表的製造企業を対象に、企業のグローバル化の中で、どのようにイノベーション活動を行っているか、他国の類似企業、あるいは対象企業の海外事業所と比較しながら、その活動の主役である技術者と彼らが働く職場に着目して調査を行った。それら調査と内容検討の結果、以下の点が確認された。 1つには、R&D(研究開発活動)のグローバル化、特に海外R&D拠点の展開と拡充、および本国R&D拠点との連携の強化を急速に...
❏知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムの開発(14203010)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】亀岡 秋男 北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80324127)
【キーワード】技術経営 / MOT / イノベーション / 技術マネジメント / 産業競争力 (他17件)
【概要】平成14年度から3年計画で、「知識科学を基盤とするイノベーション創出の実践的な「技術経営」教育プログラムを開発し当初目標の2つの大きな成果を得た。第1は教育面で、MOTプログラム開発・実施であり、第2は研究面で、MOTの将来方向と方策を見出し提示し得たことである。 教育面では、具体的に「テクノプロデューサー」の養成に焦点をあて、平成15年10月、東京八重洲キャンパスを開設、技術経営(MOT)コース...
【数物系科学】地球惑星科学:バングラディシュイノベーションを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカイノベーションを含む研究件
❏ライフサイクル成熟転換期の戦略形成プロセスと多国籍企業:アメリカ自動車産業の事例(19K01841)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】アメリカ自動車産業 / 国際経営 / FDI / スピルオーバー効果 / 通関統計 (他17件)
【概要】本研究の2021年度の主たる研究実績は次の3点であった。第1に、理論的考察の深化である。本年度は現地調査が不可能だったため、国際経営論、FDI論における企業行動に関する研究を徹底的にサーベイし、その結果、本研究課題の理論的側面を強化することができた。特に本研究はサーベイ対象としてスピルオーバー効果に焦点を当てた。FDI論のスピルオーバー効果は享受する側が対価を支払うことなく無償で得られるものと先行...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
【数物系科学】地球惑星科学:埋め込みイノベーションを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏アジア小売国際化における内外競争戦略の構築に関する実証的研究(17K03990)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鍾 淑玲 東京工業大学, 工学院, 准教授 (30381338)
【キーワード】小売国際化 / コンビニ / アジア市場 / 埋め込み / イノベーション (他14件)
【概要】本研究では、小売国際化プロセスの新たな「成長」段階の課題を明らかにすることを目的として、現地企業対日系企業という「内外競争」に焦点をあて、さらに、アジア市場における主要国の外資規制、および地域と社会構造による影響を考察した。 小売国際化における持続的な成長では、適応化や革新性だけではなく、地域・社会との深い関係を持つ「埋め込み」というアプローチ方法が重要である。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流イノベーションを含む研究件
❏中国とインドの社会経済的重層性と技術・技能の高度化:後発超大国のイノベーション(25285086)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
【キーワード】中国 / インド / イノベーション / 国内市場 / 地場企業 (他13件)
【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...
❏産学間技術移転の国際比較(13490009)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】ROBERT KNELLER (KNELLER Robert. W / KNELLER ROBERT) 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20302797)
【キーワード】産学官連携 / バイオベンチャー / イノベーション / 製薬産業 / 薬品開発 (他14件)
【概要】産学連携の改善が日本の経済回復にとって極めて重要であることは、日本のトップ官僚やビジネスリーダーたちはよく理解しているし、その課題の1つとして、知的財産管理の問題が重要であることにも気付いているようである。しかしながら、日本の大学および政府系研究機関で行われた発明の帰属のあり方、またそれが産学問の研究協力と産業におけるイノベーションにどのように影響を与えてきたかに関しては、体系的な分析はほとんど行...
【数物系科学】天文学:国際情報交換イノベーションを含む研究件
❏日・米・欧企業におけるオープン・イノベーション活動の国際比較(25245053)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】米山 茂美 学習院大学, 経済学部, 教授 (30258496)
【キーワード】オープン・イノベーション / 研究開発 / 外部連携 / 国際比較 / 知財マネジメント (他8件)
【概要】企業がイノベーションを生み出していく上で外部企業・組織との連携が重要になっている。本研究では、このようなオープン・イノベーション活動に関する日本企業の取り組み実態を、米国及び欧州企業との比較の上に明らかにするとともに、いかなる連携のあり方が企業のイノベーション成果に高い影響を与えるのかを検討した。具体的には、オープン・イノベーションにおけるインバウンド型とアウトバウンド型の関係、自社と外部企業・組...
❏科学コミュニケーション学の構築にむけた調査研究(24650539)
【研究テーマ】科学教育
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】北原 和夫 東京理科大学, その他の研究科, 教授 (20107692)
【キーワード】科学コミュニケーション / イノベーション / 科学技術と社会 / リスクコミュニケーション / 国際情報交換
【概要】大学などにおける教育課程としての「科学コミュニケーション学」を構築するための基礎調査として、オーストラリア国立大学の科学コミュニケーション教育の調査、コペンハーゲン大学大学院科学教育専攻における科学コミュニケーションプログラムの調査、北大のCoStepの調査、AAAS総会ならびにESOFの調査、JST科学コミュニケーションセンターにおける調査研究と実践を通して、「科学を伝える」とともに「科学に基づ...
❏イノベーションに資する学術研究領域の特定と知識伝搬に関する研究(24700246)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 一 東京大学, 政策ビジョン研究センター, 特任研究員 (40584199)
【キーワード】イノベーション / 有望領域 / 早期特定 / 異種ネットワーク / 書誌情報分析 (他15件)
【概要】将来の産業の発展に資する科学領域を早期に発見し集中的に投資することは、わが国のイノベーション戦略において重要課題の一つである。科学知識と産業技術が密接に関係することは、ビジネスにおいてはもとより、研究活動においてもポジティブな影響を与えるとされている。学術論文および特許公報の書誌情報に対して時空間ネットワークの適用をし、異なるネットワークドメイン間における知識遷移を捉えることで、科学技術イノベーシ...
【化学】基礎化学:集積イノベーションを含む研究件
❏イノベーションと労働者の多様性の空間経済学分析(16H03615)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 和博 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (10362633)
【キーワード】イノベーション / 労働者の多様性 / 多様性 / 集積 / 都市経済学
【概要】本研究課題は、地域における労働者の能力の多様性とイノベーションの実態を明らかにし、それらを取り込んだ空間経済学理論の枠組みを構築してきた。空間経済学理論モデルを構築することにより、日本の大都市圏及び地方におけるイノベーション活動の停滞は、労働者の多様性の欠如、及び人材の空間的、及び組織間の流動性が不足していることに原因が求められることがわかってきた。地方政府に求められていることは、イノベーション活...
❏イノベーションに関わる個人・組織・地域の層的ネットワークの研究(24530506)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 寛康 兵庫県立大学, その他の研究科, 准教授 (60418499)
【キーワード】ネットワーク / 企業 / 事業所 / 特許 / 発明者 (他13件)
【概要】日本とアメリカの特許データを用いて共同出願関係を調べた.発明者のチームが個人よりもパフォーマンスが優れている.また発明者のチームにおいては繰り返しによりパフォーマンスが低下する.企業のチームのパフォーマンスは繰り返しによる減衰が著しい.より強いインパクトのある成果をあげたチームは,その後の協力回数が多くなる.繰り返しを経験したチームにいた発明者が,新たなチームに参加した場合,そのままチームに残る発...
❏複雑適応系としての集積とイノベーションの場の動学的研究(18203016)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】藤田 昌久 甲南大学, 学長直属, 教授 (90281112)
【キーワード】都市経済学 / 空間経済学 / 複雑適応系 / 集積 / イノベーション (他9件)
【概要】「空間経済学」は、地理的空間における新たな一般理論を目指して、90年代初めより、日米欧の経済学者を中心に急速に発展して来た。本研究は、財の市場を中心として構築されてきたこれまでの空間経済学に、多様な人々の共同による知識の創造・学習・伝播のミクロプロセスを内生的に導入することにより、グローバル化と知の時代における空間経済学として、理論と実証分析の両面で大きく進展させることに成功した。 ...
【生物学】人類学:多様性イノベーションを含む研究件
❏イノベーションと労働者の多様性の空間経済学分析(16H03615)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 和博 大阪大学, 経済学研究科, 教授 (10362633)
【キーワード】イノベーション / 労働者の多様性 / 多様性 / 集積 / 都市経済学
【概要】本研究課題は、地域における労働者の能力の多様性とイノベーションの実態を明らかにし、それらを取り込んだ空間経済学理論の枠組みを構築してきた。空間経済学理論モデルを構築することにより、日本の大都市圏及び地方におけるイノベーション活動の停滞は、労働者の多様性の欠如、及び人材の空間的、及び組織間の流動性が不足していることに原因が求められることがわかってきた。地方政府に求められていることは、イノベーション活...
❏多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション(24330130)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】国際労働移動 / イノベーション / 国際経営 / 多様性 / 知識移転 (他10件)
【概要】多国籍企業における人材の国際移動をイノベーションにつなげる道筋とその実現に有効なマネジメントについて研究を行った。まず、派遣という形の国際移動が多国籍企業の国境を越えた知識移転を高めていること、その効果は知識の種類によって異なることを明らかにした。また、知識移転が社内でイノベーションへつながっていくためには、移転された知識が社内でシェアされ既存の知識と結合される必要があるが、そのプロセスを促進する...
【工学】機械工学:研究開発イノベーションを含む研究件
❏特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析(18K01813)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】関 智一 立教大学, 経済学部, 教授 (50301966)
【キーワード】特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 (他14件)
【概要】研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Compe...
❏知的財産権と競争(17H00984)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大野 由夏 北海道大学, 経済学研究院, 教授 (50598480)
【キーワード】知的財産 / 研究開発 / ブランド / 知的財 / 知的財産権 (他15件)
【概要】本研究では、理論的には、寡占企業の均衡における川上、川下企業の研究開発の効果を考察し、研究開発が産業構造に深く関係することを明らかにしている。 また、政府の研究開発促進政策の中では都道府県の研究開発助成が企業の生産性の向上に効果がある他に、他の政府の助成金との相乗効果、そして他県の経済活動との間にスピル、オーバー効果があることが検証された。 さらに、本研究では、ワインとラベルがランダムに組み合わさ...
❏情報通信技術分野のナショナル・イノベーション・キャパシティに関する実証研究(15K00460)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 秀幸 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (30332589)
【キーワード】イノベーション / 特許データ / 情報通信技術 / 特許ネットワーク / イノベーション・キャパシティ (他15件)
【概要】本研究は、National Innovation Capacity(NIC)の考え方を参照し、情報通信技術分野のイノベーションのあり方を明らかにすることを目的とする。NICに影響を与える各要素の構成とその効果等は必ずしも明らかにされているとは言えなかった。このため、その点に焦点を当てて多面的に明らかにすべく研究を進めた。大規模な特許データに基づく定量的な実証分析による変容の実態解明やブロックチェー...
【工学】建築学:技術移転イノベーションを含む研究件
❏産学間技術移転の国際比較(13490009)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】ROBERT KNELLER (KNELLER Robert. W / KNELLER ROBERT) 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20302797)
【キーワード】産学官連携 / バイオベンチャー / イノベーション / 製薬産業 / 薬品開発 (他14件)
【概要】産学連携の改善が日本の経済回復にとって極めて重要であることは、日本のトップ官僚やビジネスリーダーたちはよく理解しているし、その課題の1つとして、知的財産管理の問題が重要であることにも気付いているようである。しかしながら、日本の大学および政府系研究機関で行われた発明の帰属のあり方、またそれが産学問の研究協力と産業におけるイノベーションにどのように影響を与えてきたかに関しては、体系的な分析はほとんど行...
❏貿易・直接投資の経済成長に対する効果に関しての理論的・実証的研究(11430001)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】若杉 隆平 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (80191716)
【キーワード】直接投資 / 貿易 / 経済成長 / イノベーション / 収束 (他11件)
【概要】東アジア諸国の経済成長と所得格差の収斂に関して、平均所得を下回る国においては成長率が平均成長率を超え,平均所得を上回る国においては成長率が平均成長率を下回り、長期的には東アジア諸国間での所得格差が収束の傾向にあること分かった.さらに,前期における平均値からの所得の乖離に対して当期の乖離幅が縮小しているか否かによって所得格差の収束を判定すると,1986年までの間は所得格差が拡大してきたが,1986年...
【工学】建築学:EU(欧州連合)イノベーションを含む研究件
❏超高齢社会の地域包括ケアにおける時間銀行ガバナンス(18K01450)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
【キーワード】時間銀行 / 地域包括ケア / 多職種連携 / Covid-19 / ボランティア (他16件)
【概要】新型コロナウイルス感染拡大の影響により、欧州諸国がロックダウンを実施し、入国拒否状態になった。そのため欧州委員会の関係行政機関や欧州諸国の高齢者ケアに関する現地インタビュー調査が実施ができなくなった。そこで研究計画の一部を変更し、国内の地域包括ケアに焦点を絞り、日本でも時間銀行システムを導入できる可能性があるボランティア・ワーカーをも含む、自治体等の行政、医療機関や介護福祉施設など、地域包括ケアシ...
❏新成長戦略とイノベーション政策過程の日欧比較分析(15K03296)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】福田 耕治 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
【キーワード】成長戦略 / イノベーション / EU / 構造改革 / 社会保障 (他15件)
【概要】日欧の新成長戦略とイノベーション政策を比較分析し、雇用政策や社会保障に及ぼす影響について研究した。成果は、英国のRoutledge社より、欧州の著名な政治経済学の研究者たちとともに最近刊行した英文の共著書において、単独論文として発表した。英国EU離脱をめぐる国民投票の結果を受け、EUの成長戦略にどのような影響が及ぶのかをグローバル・ガバナンス学会で報告をした。福田耕治「EUの制度と政策のイノベーシ...
【工学】建築学:技術イノベーションを含む研究件
❏企業買収における技術的関連性とパフォーマンスの関係性:特許データによる定量分析(16K13390)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山野井 順一 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20386543)
【キーワード】合併買収 / 技術的距離 / イノベーション / 財務的パフォーマンス / 特許データ (他10件)
【概要】本研究は、1997年から2009年までの日本の上場企業による企業買収の文脈において、買収、被買収企業間の技術的関連性が、買収後の企業の財務的、技術的パフォーマンスに与える影響について、定量的に分析を行った。時系列での特許データを用いたネットワークデータから、企業間の技術的関連性の指標を計算し、累積異常収益率と買収後の特許取得の関係性について分析を行った。その結果、技術的な関連性が中程度高い企業間同...
❏ハイテクスタートアップ企業の成長への課題:技術・ガバナンスの視点からの調査分析(26285060)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本庄 裕司 中央大学, 商学部, 教授 (00328030)
【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)
【概要】本研究では,アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために,技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業(以下,「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ)を対象に,創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする.具体的には,複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで,技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...
❏中国とインドの社会経済的重層性と技術・技能の高度化:後発超大国のイノベーション(25285086)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
【キーワード】中国 / インド / イノベーション / 国内市場 / 地場企業 (他13件)
【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...
【工学】建築学:人口減少イノベーションを含む研究件
❏少子高齢化や新しい技術の進歩の下での経済成長に関する理論的・実証的分析(19H01466)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 慎一 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00221531)
【キーワード】経済成長理論 / 人口成長 / イノベーション / 少子高齢化 / 経済動学 (他13件)
【概要】本研究の目的は、マクロ経済学や金融経済学の観点から、日本経済がなぜ長期停滞に陥ったのかを理論的・実証的に分析すると同時に、停滞から脱却するための処方箋を提示することにある。研究では、この目的を達成するため、日本経済の超低金利や低インフレの原因がどれだけ構造的な問題に起因しているかを「動学的非効率」などこれまでとは異なる分析の枠組みや予測データの個票など独自のデータベースを使って検証した。とくに、イ...
❏逆都市化時代における拡張概念に基づく持続的都市圏形成のための地域計画に関する研究(21360288)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80143824)
【キーワード】都市 / 地域計画 / 逆都市化 / 人口減少 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、逆都市化時代に予測される課題を示し、その改善と持続可能な都市圏実現のためにどのような地域計画が必要かを明らかにすることを目的とした。成果として、(1)特に人口の安定と地域イノベーションに着目して、指標をもとに都市圏の特徴を明らかにした。(2)定住自立圏等の地域政策の有効性を検証するとともに、都市構造に関わる意思形成プロセスの構造化を試みた。(3)大都市圏郊外の計画手段を明らかにするととも...
【工学】土木工学:太陽光発電イノベーションを含む研究件
❏太陽電池産業における国際的なビジネス生態系の発達プロセスの研究(26380507)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松本 陽一 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00510249)
【キーワード】イノベーション / 経営戦略 / 技術経営 / 太陽光発電 / 経営学 (他7件)
【概要】さまざまなエレクトロニクス機器において、技術開発や普及で先行しながら、市場の大規模化にともなって存在感を失う日本企業の例が観察されている。太陽電池製造企業もその一例である。本研究は、この産業におけるビジネス生態系の発達プロセスを調査することで、逆説的に見える現象の解明を試みた。調査の結果、次のような仮説的視座をえた。まず、日本で発達したのは、太陽光発電の導入に経済的な見返りが乏しいという苦難の時期...
❏太陽光発電のイノベーションと企業間競争における複数製品分野間の影響関係(22730293)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】松本 陽一 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00510249)
【キーワード】イノベーション / 太陽電池 / 経営学 / 太陽光発電 / カネカ (他6件)
【概要】DVD機器や液晶関連製品などのエレクトロニクス製品において、日本企業がイノベーションを主導しながら、そこから大きな利益を獲得できない例が数多く報告され、関連する貴重な研究が蓄積されてきた。そして太陽電池もその一例である疑いが強い。既存研究は、特定分野に焦点を絞って詳細な調査を行ってきた。ところが太陽電池は半導体など他産業との技術的関連が強く、複数の製品間で類似技術を用いること、他分野から応用した技...
❏産業と科学の相互浸透:新しいイノベーションモデル(22330123)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】榊原 清則 法政大学, 大学院・イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (40114946)
【キーワード】イノベーション / 研究開発 / ディスプレイ技術 / 蓄電池 / 太陽電池 (他14件)
【概要】本研究の焦点は、近年の現象として科学との頻繁な相互作用が観察できる特定既存産業のイノベーションである。準備段階での事例研究から、そうした産業における科学とのやりとりは「局所化」されているという仮説が浮上してきた。言い換えると、多くの場合、産業と科学との相互浸透領域という特定の領域を介して、産業は科学とやりとりするのである。定量的な分析と記述的事例研究とを通じて、多くの興味深い命題がひき出された。...
【工学】土木工学:モーターリゼーションイノベーションを含む研究件
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【工学】土木工学:マネジメントイノベーションを含む研究件
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏人と組織に着目したグローバル企業によるイノベーション創出の国際比較研究(23243059)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中田 喜文 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (50207809)
【キーワード】R&D / 研究開発 / グローバル化 / 日本 / 製造業 (他20件)
【概要】日本の代表的製造企業を対象に、企業のグローバル化の中で、どのようにイノベーション活動を行っているか、他国の類似企業、あるいは対象企業の海外事業所と比較しながら、その活動の主役である技術者と彼らが働く職場に着目して調査を行った。それら調査と内容検討の結果、以下の点が確認された。 1つには、R&D(研究開発活動)のグローバル化、特に海外R&D拠点の展開と拡充、および本国R&D拠点との連携の強化を急速に...
❏科学知識創造組織における共鳴メカニズムの比較分析(22330124)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 准教授 (60376499)
【キーワード】共鳴メカニズム / 科学知識創造 / 組織的知識創造 / 人的ネットワーク / 創造性 (他16件)
【概要】本研究は、企業組織の科学知識創造における研究者間の「共鳴メカニズム」に焦点をあてた比較分析を行った。「共鳴メカニズム」とは、組織に所属する研究者と組織内外の研究者との相互作用のあり方を意味している。トヨタ自動車とパナソニックの共同研究、大手食品会社A社、豊田中央研究所、IBM Researchの各研究組織の人的ネットワークの定量的分析を通じて、将来の事業の柱を構築するようなクリエイティブな研究グル...
【工学】構造・機能材料:太陽電池イノベーションを含む研究件
❏太陽電池産業における国際的なビジネス生態系の発達プロセスの研究(26380507)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松本 陽一 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00510249)
【キーワード】イノベーション / 経営戦略 / 技術経営 / 太陽光発電 / 経営学 (他7件)
【概要】さまざまなエレクトロニクス機器において、技術開発や普及で先行しながら、市場の大規模化にともなって存在感を失う日本企業の例が観察されている。太陽電池製造企業もその一例である。本研究は、この産業におけるビジネス生態系の発達プロセスを調査することで、逆説的に見える現象の解明を試みた。調査の結果、次のような仮説的視座をえた。まず、日本で発達したのは、太陽光発電の導入に経済的な見返りが乏しいという苦難の時期...
❏太陽光発電のイノベーションと企業間競争における複数製品分野間の影響関係(22730293)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】松本 陽一 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00510249)
【キーワード】イノベーション / 太陽電池 / 経営学 / 太陽光発電 / カネカ (他6件)
【概要】DVD機器や液晶関連製品などのエレクトロニクス製品において、日本企業がイノベーションを主導しながら、そこから大きな利益を獲得できない例が数多く報告され、関連する貴重な研究が蓄積されてきた。そして太陽電池もその一例である疑いが強い。既存研究は、特定分野に焦点を絞って詳細な調査を行ってきた。ところが太陽電池は半導体など他産業との技術的関連が強く、複数の製品間で類似技術を用いること、他分野から応用した技...
❏産業と科学の相互浸透:新しいイノベーションモデル(22330123)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】榊原 清則 法政大学, 大学院・イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (40114946)
【キーワード】イノベーション / 研究開発 / ディスプレイ技術 / 蓄電池 / 太陽電池 (他14件)
【概要】本研究の焦点は、近年の現象として科学との頻繁な相互作用が観察できる特定既存産業のイノベーションである。準備段階での事例研究から、そうした産業における科学とのやりとりは「局所化」されているという仮説が浮上してきた。言い換えると、多くの場合、産業と科学との相互浸透領域という特定の領域を介して、産業は科学とやりとりするのである。定量的な分析と記述的事例研究とを通じて、多くの興味深い命題がひき出された。...
【工学】総合工学:クラスターイノベーションを含む研究件
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【工学】総合工学:ライフサイクルイノベーションを含む研究件
❏ライフサイクル成熟転換期の戦略形成プロセスと多国籍企業:アメリカ自動車産業の事例(19K01841)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】アメリカ自動車産業 / 国際経営 / FDI / スピルオーバー効果 / 通関統計 (他17件)
【概要】本研究の2021年度の主たる研究実績は次の3点であった。第1に、理論的考察の深化である。本年度は現地調査が不可能だったため、国際経営論、FDI論における企業行動に関する研究を徹底的にサーベイし、その結果、本研究課題の理論的側面を強化することができた。特に本研究はサーベイ対象としてスピルオーバー効果に焦点を当てた。FDI論のスピルオーバー効果は享受する側が対価を支払うことなく無償で得られるものと先行...
❏標準と技術のライフサイクル、世代交代と周辺課題(23243042)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 玲子 一橋大学, 経済研究所, 非常勤研究員 (10361841)
【キーワード】標準と標準化 / 特許 / 技術革新 / パテントプール / ライセンス (他15件)
【概要】理論、実証、実験など多面的に技術と標準の世代交代を分析した。ヒヤリングやデータ分析により、現世代の規格決定がライセンサー(インサイダー)のR&Dに正の影響、標準化活動の開始が、アウトサイダー企業のR&Dに影響を与えることが判明。標準の世代交代または世代共存のどちらになるかは、技術の成熟度によることを非協力ゲームで示した。協力ゲームで特許料交渉やライセンス方式の比較を行い、非協力ゲー...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【工学】総合工学:持続可能性イノベーションを含む研究件
❏抗がん剤治療における産業・医療・保険に関するパレート効率性に関する実証研究(20K20769)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2022-03-31
【研究代表者】児玉 耕太 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (90419424)
【キーワード】HTA / イノベーション / ヘルスケアビジネス / パレート最適 / 免疫チェックポイント阻害剤 (他12件)
【概要】査読付き論文としての成果として、各癌種別の臨床試験結果から予測した治療の費用対効果の解析(メゾ)に関して、Sustainability[2020, IF: 3.251]3報, JPM[2021, IF:4.945]、医療機関での抗がん剤治療の治療技術別の治療前治療後労働生産性の比較(ミクロ)に関して、Drug Discovery Today[2020, IF:7.321], Cancers[202...
❏市民性と専門性の往還能力を鍛える高度教養教育の国際比較研究:医学教育における展開(19K02894)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山邉 昭則 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70533933)
【キーワード】持続可能性 / 創造性 / リベラルアーツ / 高等教育 / ソーシャルデザイン (他21件)
【概要】研究計画に基づき、本課題に係る国内外の教育調査とそれらの内容分析を進め、以上を踏まえて開発した多職種/多業種協働型の実験的授業を複数推進した。学習者と教育提供者によるフィードバックや半構造化面接等を中心として、量的・質的手法による評価を実施した。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的拡大は、当初予定していた海外機関の現地調査の実施を阻んだが、その一方で、人間の行動を制限する人類史上...
❏日本の技術革新の特性に関する研究 -産業技術の個別分野の発達史に基づいて-(25242021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2017-03-31
【研究代表者】亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 産業技術史資料情報センター, 副センター長 (40415609)
【キーワード】技術史 / 産業技術史 / 技術開発 / イノベーション / 技術革新 (他18件)
【概要】日本の技術革新の特性を記述するため,いくつかの典型的な産業分野の技術開発の時系列的動向,各技術分野及び関連技術内部での進展,背景となる社会的事象との関係,自然史環境との関連の4つの視点からの分析を行った。そのための具体的方策として,個別の技術分野の技術革新の構造分析と類型化,技術革新プロセスのグラフ分析,技術革新の時系列的整理を行った。あわせて,技術開発の動向を規定する自然環境を自然史の視点から総...
【工学】総合工学:生産性イノベーションを含む研究件
❏中区分7:経済学、経営学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】イノベーション
【研究期間】特許
【研究代表者】生産性
【キーワード】経済史
【概要】本研究の目的は、埼玉県排出取引制度(埼玉ETS)と企業イノベーションの関係、及びETS対象事業所を持つ企業にカーボンリーケージが生じたかを確認することである。具体的には、「企業活動基本調査」を利用し、差分の差分法を利用して、二つのグループを作成して、埼玉ETSから企業活動への影響の分析を行っている。本研究はR&Dをイノベーションの代理変数とし、企業の外注状況をカーボンリーケージの代理変数と...
❏エネルギー企業のイノベーション創出を考慮した経営効率性評価手法の構築と応用(19K04878)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】経営効率性 / エネルギー企業 / 技術獲得 / 事業買収 / イノベーション (他14件)
【概要】本研究課題は、自由化後の電力企業およびガス企業のイノベーション創出への取り組み(インプット)と成果(アウトプット)を再定義し、新たな経営効率性評価手法の提案と応用について研究するものである。イノベーション創出の実態に即した効率性の評価と時間的変化ならびに技術進歩を捕捉する方法を発展させる。 2021年度は欧米の大規模エネルギー事業者に焦点を絞り分析を行った。欧米のエネルギー企業を取り巻く事業環境の...
❏長期マイクロデータに基づく特許とイノベーションの経済分析(19H00587)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岡崎 哲二 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (90183029)
【キーワード】イノベーション / 特許 / 生産性 / 経済史 / 空間経済学 (他6件)
【概要】本プロジェクトで進めている日本の全特許データの電子化は、本年度末までに1885-1971年、1981-1993年ついて完了し、引き続き1972-1980年の電子化作業を行っている。また、すでに完了した期間のデータを用いて、共同研究活動におけるface-to-faceの交流の意味を1918-1921年のスペイン風邪パンデミックを自然実験として利用し、検証する研究を進めた。 その際に、パンデミック以前...
【工学】総合工学:経営学イノベーションを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏市場創造と成熟過程の複眼的実証研究(17H02573)
【研究テーマ】商学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】勝又 壮太郎 大阪大学, 経済学研究科, 准教授 (80613588)
【キーワード】マーケティング / イノベーション / 経営戦略論 / 消費者行動論 / 経営組織 (他11件)
【概要】本研究の目的は、企業・消費者・社会が関わる「市場」について、その創造から成長、成熟の過程に着目し、成長に伴って変化する企業行動、消費者の状態、社会的認知の変容を検証することである。本研究プロジェクトの特色は、一つはマーケティング、経営戦略、経営組織、イノベーション等の分野横断的な共同研究者が参画したことであるが、最終年度までの成果を見ると、隣接分野の研究者間の新結合による新しい知見を得られたと評価...
❏企業買収における技術的関連性とパフォーマンスの関係性:特許データによる定量分析(16K13390)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山野井 順一 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20386543)
【キーワード】合併買収 / 技術的距離 / イノベーション / 財務的パフォーマンス / 特許データ (他10件)
【概要】本研究は、1997年から2009年までの日本の上場企業による企業買収の文脈において、買収、被買収企業間の技術的関連性が、買収後の企業の財務的、技術的パフォーマンスに与える影響について、定量的に分析を行った。時系列での特許データを用いたネットワークデータから、企業間の技術的関連性の指標を計算し、累積異常収益率と買収後の特許取得の関係性について分析を行った。その結果、技術的な関連性が中程度高い企業間同...
【農学】農業工学:研究者ネットワークイノベーションを含む研究件
❏科学知識創造組織における共鳴メカニズムの比較分析(22330124)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 准教授 (60376499)
【キーワード】共鳴メカニズム / 科学知識創造 / 組織的知識創造 / 人的ネットワーク / 創造性 (他16件)
【概要】本研究は、企業組織の科学知識創造における研究者間の「共鳴メカニズム」に焦点をあてた比較分析を行った。「共鳴メカニズム」とは、組織に所属する研究者と組織内外の研究者との相互作用のあり方を意味している。トヨタ自動車とパナソニックの共同研究、大手食品会社A社、豊田中央研究所、IBM Researchの各研究組織の人的ネットワークの定量的分析を通じて、将来の事業の柱を構築するようなクリエイティブな研究グル...
❏研究ネットワークとイノベーションの日米比較(21730291)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, イノベーション研究センター, 准教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 半導体レーザー / ネットワーク / 日米比較 / 研究者ネットワーク (他9件)
【概要】半導体レーザーにおける日米の研究ネットワークとイノベーションの関係の比較分析をインタビュー調査と特許・論文の分析に基づいて行った。アメリカはネットワークが大きく発展し、イノベーションはネットワークから生み出されていた一方で、日本のネットワークは小さく、イノベーションへの寄与も大きくなかったことが分かった。研究ネットワークの存在は企業のニッチ市場の開拓を促進する一方で、研究ネットワークの未熟な発達は...
【農学】農業工学:人的ネットワークイノベーションを含む研究件
❏科学知識創造組織における共鳴メカニズムの比較分析(22330124)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】辻本 将晴 東京工業大学, 大学院イノベーションマネジメント研究科, 准教授 (60376499)
【キーワード】共鳴メカニズム / 科学知識創造 / 組織的知識創造 / 人的ネットワーク / 創造性 (他16件)
【概要】本研究は、企業組織の科学知識創造における研究者間の「共鳴メカニズム」に焦点をあてた比較分析を行った。「共鳴メカニズム」とは、組織に所属する研究者と組織内外の研究者との相互作用のあり方を意味している。トヨタ自動車とパナソニックの共同研究、大手食品会社A社、豊田中央研究所、IBM Researchの各研究組織の人的ネットワークの定量的分析を通じて、将来の事業の柱を構築するようなクリエイティブな研究グル...
❏日本企業のイノベーションを誘導するマネジメントコントロールの検討(22530492)
【研究テーマ】会計学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】横田 絵理 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20277700)
【キーワード】マネジメント・コントロール・システム / イノベーション / 人的ネットワーク / 予算管理 / インターラクティブ・ネットワーク (他14件)
【概要】本研究は,日本企業を研究対象として,イノベーションを誘導する経営の仕組み(マネジメント・コントロール・システム:MCS))とはどのようなものかを考察した。研究の成果としてはインターラクティブ・ネットワーク(IN)の特徴を高程度に持つ企業においては,マネジャーが人的ネットワークを部下に強く勧める行動をとることがわかった。イノベーションを誘導する可能性を高める人的ネットワークの構築を,マネジャーが部下...
【農学】農業工学:共同研究イノベーションを含む研究件
❏発明者ネットワークと知識生産活動(16K13367)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】齊藤 有希子 (梅野有希子) 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (50543815)
【キーワード】共同研究ネットワーク / 知識生産活動 / 発明者 / 知識生産 / 発明者ネットワーク (他15件)
【概要】イノベーションの原動力である異なる知識の新結合として発明者の共同研究ネットワークに注目し、組織の生産性を分析した。特に、発明者ネットワークを大きく変化させる発明者の組織間異動に焦点をあてた。分析の結果、多くの発明者の異動は、同一企業内、資本関係のある企業間、取引関係のある企業間で起きていることが確認された。企業間関係が企業のパフォーマンス向上に結び付くことを因果関係も含めて示すとともに、発明者の組...
❏複数の社会システムの影響を受けるイノベーション移行研究の研究:小型無人機のケース(16K17161)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】中村 裕子 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任准教授 (40600698)
【キーワード】イノベーションマネジメント / 小型無人航空機 / ドローン / パフォーマンスベースド / 小型無人機 (他15件)
【概要】小型無人機、さらにテーマ拡張して、空飛ぶクルマをケースに、複数の社会システムの影響を受けるイノベーション移行研究を、実際の移行マネジメントにも関わりながら取り組んだ。 研究者は、第三者の安全性を基軸に、安全性を損なうことなく、規則を柔軟なものにし、利便性の社会実装を加速化する方法論、そして、理論の実践に必要な課題や挑戦の価値の可視化に取り 組み、論文、実証実験、政策提言を期間中行ってきた。 ...
❏高度成長期日本の共同研究開発:産学関係を中心に(20330070)
【研究テーマ】経済史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】平本 厚 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90125641)
【キーワード】共同研究 / 産学連携 / 研究開発 / イノベーション / 科学技術史 (他7件)
【概要】共同研究開発活動の展開を異機関共著論文の推移や主導的な産業の事例研究でみると、高度成長期以前から盛んとなっていた。共同研究体制の整備で知られるイギリスとの比較でも活動の密度は高かった。そこでの技術蓄積がその後の本格的な技術革新の基盤を形成した。また、それは外国技術の導入、改善を支えるイノベーション・システムの一部を構成するものでもあった。産学関係は、開発面ではあまり盛んではなかったが、学術面では交...
【農学】社会経済農学:貿易イノベーションを含む研究件
❏東アジアの生産性、産業構造変化と経済成長についての理論的・実証的研究(14330012)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】若杉 隆平 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80191716)
【キーワード】直接投資 / R&D / イノベーション / 貿易交渉 / ミクロデータ (他18件)
【概要】本研究では,平成14年度から16年度の3年間にわたり,アジア諸国における産業構造変化、生産性、経済成長に関する理論的研究及びマクロデータ,企業・地域・財別ミクロデータを用いた実証的研究をテーマとして共同研究を行った.実証面では, ・FTAのもたらす貿易と経済厚生への影響についてのミクロデータによる分析 ・中国における日本企業の直接投資の立地を決定する要因についての地域データ・企業データによる分析 ...
❏貿易・直接投資の経済成長に対する効果に関しての理論的・実証的研究(11430001)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】若杉 隆平 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (80191716)
【キーワード】直接投資 / 貿易 / 経済成長 / イノベーション / 収束 (他11件)
【概要】東アジア諸国の経済成長と所得格差の収斂に関して、平均所得を下回る国においては成長率が平均成長率を超え,平均所得を上回る国においては成長率が平均成長率を下回り、長期的には東アジア諸国間での所得格差が収束の傾向にあること分かった.さらに,前期における平均値からの所得の乖離に対して当期の乖離幅が縮小しているか否かによって所得格差の収束を判定すると,1986年までの間は所得格差が拡大してきたが,1986年...
【農学】社会経済農学:インキュベーションイノベーションを含む研究件
❏大学発ベンチャーによるイノベーション創出効果に関する研究(16K03852)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー / スタートアップ / ベンチャー企業 / 大学発ベンチャー / イノベーション (他9件)
【概要】東京大学に関連するベンチャーに関して、各社の属性を整理し、どんなタイプのベンチャーがどれだけの経済的価値を生み出しているかを分析した結果、大学発ベンチャーが一定の規模で経済的価値を生み出していることがわかった。また、学生ベンチャーは教員の研究成果をベースにしたベンチャーと同様にイノベーションの担い手として重要な位置を占めていることがわかった。学生ベンチャーは将来の大学の財政を担う寄附者を輩出すると...
❏大企業が技術調達のために行う研究開発型ベンチャーの買収に関する研究(25380499)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学協創推進本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー企業 / イノベーション・エコシステム / オープン・イノベーション / イノベーション / インキュベーション (他7件)
【概要】東京大学に関連する研究開発型ベンチャーの近年におけるEXIT事例を分析した結果、米国等に比べてまだ少数ではあるものの、我が国においても買収によるEXITが増えつつあることがわかった。日本の伝統的大企業による買収は多くはないものの、ベンチャー企業経営者の意識は変化している。また、東京大学関連ベンチャーの分析を進める中で、テクノロジー・ベンチャーの産業創出への経済効果や、テクノロジー・ベンチャーの成長...
❏イノベーションに最適な会社形態に関する研究(22530396)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長谷川 克也 東京大学, 産学連携本部, 特任教授 (20409759)
【キーワード】ベンチャー企業 / インキュベーション / ベンチャー・キャピタル / 産学連携 / 経営学 (他6件)
【概要】日米のベンチャー企業の比較分析を行った結果、日本におけるVC投資や新興市場の特徴が、技術系ベンチャーのイノベーション力に与える影響に関して一定の知見を得ることができた。また、外部機関によるインキュベーション支援がベンチャー企業の発展に与える影響の分析を行うとともに、コーポレート・ベンチャーキャピタル組織の進化に関する研究や共同研究創出のためのマッチング・プログラムの有効性の検証を通して、既存の大企...
【農学】社会経済農学:経営戦略イノベーションを含む研究件
❏太陽電池産業における国際的なビジネス生態系の発達プロセスの研究(26380507)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松本 陽一 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (00510249)
【キーワード】イノベーション / 経営戦略 / 技術経営 / 太陽光発電 / 経営学 (他7件)
【概要】さまざまなエレクトロニクス機器において、技術開発や普及で先行しながら、市場の大規模化にともなって存在感を失う日本企業の例が観察されている。太陽電池製造企業もその一例である。本研究は、この産業におけるビジネス生態系の発達プロセスを調査することで、逆説的に見える現象の解明を試みた。調査の結果、次のような仮説的視座をえた。まず、日本で発達したのは、太陽光発電の導入に経済的な見返りが乏しいという苦難の時期...
❏製品構想を規定する技術的要因と非技術的要因の分析(20683004)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】長内 厚 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (70452505)
【キーワード】技術経営 / イノベーション / 研究開発 / 経営戦略 / 製品構想 (他15件)
【概要】2008年度~2011年度の4カ年にわたって、製品開発の目標とそのプロセスに相当する製品コンセプトについて、その特徴や、効果的な創出方法について考察を行った。本研究では、技術成果が直接的に製品の付加価値となる場合と、技術成果が間接的にデザインなどの定性的な価値向上に用いられる場合とに分類し、コモディティ化と技術と製品価値の関係を明らかにした。 ...
【農学】社会経済農学:経済成長イノベーションを含む研究件
❏企業と研究者のマッチングに基づく経済成長政策の分析(21K01492)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】及川 浩希 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90468728)
【キーワード】イノベーション / マッチング / ミスアロケーション / 特許 / 経済成長
【概要】本研究は、経済成長政策を論じる上で、企業と被雇用研究者のミスアロケーション(配分の非効率性)に焦点を当てる。研究開発プロジェクトに携わるのは研究者・技術者だが、遂行するプロジェクトを決定するのは企業であるため、プロジェクトの質と研究者の質が合っているとは限らない。そこで、特許データと企業データを用いて企業と研究者のマッチングを割り出し、それぞれのイノベーション能力を識別するとともに、ミスアロケーシ...
❏少子高齢化や新しい技術の進歩の下での経済成長に関する理論的・実証的分析(19H01466)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福田 慎一 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (00221531)
【キーワード】経済成長理論 / 人口成長 / イノベーション / 少子高齢化 / 経済動学 (他13件)
【概要】本研究の目的は、マクロ経済学や金融経済学の観点から、日本経済がなぜ長期停滞に陥ったのかを理論的・実証的に分析すると同時に、停滞から脱却するための処方箋を提示することにある。研究では、この目的を達成するため、日本経済の超低金利や低インフレの原因がどれだけ構造的な問題に起因しているかを「動学的非効率」などこれまでとは異なる分析の枠組みや予測データの個票など独自のデータベースを使って検証した。とくに、イ...
❏企業の異質性を伴う内生成長理論による長期停滞の構造分析(17K03635)
【研究テーマ】理論経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】及川 浩希 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90468728)
【キーワード】イノベーション / インフレーション / 経済成長 / 金融政策 / 資源再配分 (他10件)
【概要】本研究は,日本の経済成長の長期的停滞のメカニズムを探究するため,金融政策をはじめとする貨幣的ショックが経済成長に対して持つ影響を分析している.特に注目しているのは,イノベーション能力に異質性のある企業間の資源再配分効果である.イノベーション能力が高い企業がより多くの研究開発資源を利用できれば,全体的な研究開発の効率性が高まり,経済成長,ひいては経済厚生を改善する可能性があるが,そうした再配分機能が...
【農学】社会経済農学:インドイノベーションを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏中国とインドの社会経済的重層性と技術・技能の高度化:後発超大国のイノベーション(25285086)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大原 盛樹 龍谷大学, 経済学部, 准教授 (50401443)
【キーワード】中国 / インド / イノベーション / 国内市場 / 地場企業 (他13件)
【概要】中国とインドの社会経済的な特色が地場企業のイノベーションのあり方にどのような影響を与えるのかを総合的に考察した。様々な論考がなされたが、主な研究は、(1)政府の技術促進制度がイノベーションに与える影響と、(2)需要の質がイノベーションに与える影響について考察するものであった。参加者がそれぞれの論考を単独の論文として公表した他、研究会全体としては、中国社会科学院、インド経営大学院バンガロール校等の専...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
【農学】社会経済農学:情報通信技術イノベーションを含む研究件
❏情報通信技術分野のナショナル・イノベーション・キャパシティに関する実証研究(15K00460)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田中 秀幸 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (30332589)
【キーワード】イノベーション / 特許データ / 情報通信技術 / 特許ネットワーク / イノベーション・キャパシティ (他15件)
【概要】本研究は、National Innovation Capacity(NIC)の考え方を参照し、情報通信技術分野のイノベーションのあり方を明らかにすることを目的とする。NICに影響を与える各要素の構成とその効果等は必ずしも明らかにされているとは言えなかった。このため、その点に焦点を当てて多面的に明らかにすべく研究を進めた。大規模な特許データに基づく定量的な実証分析による変容の実態解明やブロックチェー...
❏次世代農業経営革新のための人材育成システム構築に関する学際的国際共同研究(23248038)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】南石 晃明 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (40355467)
【キーワード】農業経営 / 情報通信技術 / イノベーション / 人材育成 / 家族経営 (他8件)
【概要】本研究の目的は、次世代農業経営革新の基礎となる人材育成システム構築に有益な知見を、学際的かつ国際的な視点から体系化することである。主な研究成果は以下の4つに区分できる。第1にスイス、フランス、ドイツ、デンマーク、イギリス、オランダ、スペイン等の欧州主要国の職業教育訓練の現状と課題について明らかにした。第2に、わが国の先進農業経営に人材育成の実態と課題を統計分析と事例分析を組合わせて明らかにした。第...
❏ITイノベーションの経済効果に関する定量分析:日米東アジアの国際比較(17530174)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】元橋 一之 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (30345441)
【キーワード】情報通信技術 / 生産性分析 / 国際比較 / イノベーション指標 / 中国 (他10件)
【概要】本研究プロジェクトは(1)企業レベルデータに基づくITと企業パフォーマンスと(2)IT産業のイノベーションパフォーマンスと競争力分析の2つの大きなパートに分かれる。まず、企業レベルデータに基づく分析においては、日米の情報ネットワーク活用に関する企業データを用いてITと生産性に関する分析を行った。その結果、日米の企業、両者とも情報ネットワークを利用することによる生産性に対する効果が確認されたが、米国...
【農学】社会経済農学:産業構造イノベーションを含む研究件
❏汎用性の高い技術におけるイノベーションの発生のプロセス(24730308)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, 大学院商学研究科, 准教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / スピンアウト / 汎用性の高い技術 / サブマーケット / 競争戦略 (他10件)
【概要】本研究は、汎用性の高い技術(General Purpose Technology)において革新が生み出されるパターンを明らかにすることを目的としている。より具体的には、本研究は、汎用性の高い技術において、イノベーションが基幹技術において起きるか、その技術の応用先で起きるのかを、産業構造のあり方から明らかにすることに分析の焦点がある。 本研究から、スタートアップの興隆がかならずしも汎用性の高い技術の...
❏産業構造の変化と経済成長(10430002)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】吉川 洋 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30158414)
【キーワード】経済成長 / 産業構造 / 技術進歩 / イノベーション / 日本経済 (他9件)
【概要】3年間の研究によりえられた最大の成果は、吉川が米国カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)青木正直教授と共同で行った産業構造の変化と経済成長に関する理論的研究である。論文はJournal of Economic Behavior Organizationに発表される。従来の経済成長理論では「新しい」成長理論も含めて、成長を制約する基本的な要因は資本の限界生産の逓減であった。上記の研究では個別...
【農学】社会経済農学:産業政策イノベーションを含む研究件
❏中国のイノベーションとその社会実装に関する政治経済的分析(20H04405)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】梶谷 懐 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (70340916)
【キーワード】中国経済 / イノベーション / 産業政策 / 法の支配 / 社会実装
【概要】本研究は、各種データベースから得られた企業データなどの整理・分析に加え、ベンチャー企業や政府関係者を対象としたインタビューなどの質的な調査、並びにそれをベースにしたアンケート調査を実施し、それらの分析を有機的に組み合わせることを目指している。本年度は、アンケート調査実施のための予備的な現地調査を行う予定であった。しかしCovid-19の感染流行により、中国に入国しての調査が不可能になった。このため...
❏地方自治体の産業政策による起業家行動・パフォーマンスへの影響:定量的分析(19H01533)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】山野井 順一 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (20386543)
【キーワード】地方公共団体 / 起業家的行動 / 中小企業 / 産業振興制度 / パフォーマンス (他12件)
【概要】2020年度は、昨年度からに引き続き、各地方公共団体の中小企業に対する支援制度のデータ収集を行った。特に、政令指定都市や東京23区など、中小企業の集積が大きい地域に焦点をあてデータの収集を行った。それらのデータを、東京商工リサーチ社の企業データならびに特許・商標データと結合し、支援制度が起業家的行動やパフォーマンスに与える影響について分析を行っている。あわせて、2020年からの新型コロナウィルスの...
❏『中国の産業高度化政策の実証分析―中央政府・地方政府・戦略産業に注目して』(26780140)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】伊藤 亜聖 東京大学, 社会科学研究所, 講師 (60636885)
【キーワード】中国経済 / 新興産業 / イノベーション政策 / 無人航空機(ドローン) / 地方政府 (他14件)
【概要】本研究は、近年急速に高度化しつつ中国産業の実態を、個別の産業レベル掘り下げ、政府の役割に着目して検討を加えた。主な結果は次のとおりである。第一に、企業レベルデータを用いた分析の結果、中国政府が実施しているイノベーション政策が総じてプラスの効果があるものの、個別の政策によってその効果にはばらつきがあることが判明した。この結果は、国際学術雑誌に発表した。第二に、個別の新興産業の事例研究として、無人航空...
【農学】社会経済農学:産業組織論イノベーションを含む研究件
❏知的財産権と競争(17H00984)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大野 由夏 北海道大学, 経済学研究院, 教授 (50598480)
【キーワード】知的財産 / 研究開発 / ブランド / 知的財 / 知的財産権 (他15件)
【概要】本研究では、理論的には、寡占企業の均衡における川上、川下企業の研究開発の効果を考察し、研究開発が産業構造に深く関係することを明らかにしている。 また、政府の研究開発促進政策の中では都道府県の研究開発助成が企業の生産性の向上に効果がある他に、他の政府の助成金との相乗効果、そして他県の経済活動との間にスピル、オーバー効果があることが検証された。 さらに、本研究では、ワインとラベルがランダムに組み合わさ...
❏イノベーションを促す組織とインセンティブシステム(19530213)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大湾 秀雄 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (60433702)
【キーワード】経済理論 / 経営学 / イノベーション / 組織 / インセンティブ (他8件)
【概要】研究成果は大きく分けて二つある。まず、企業内のイノベーション活動に探索と活用の二つのタイプがあり、その間のバランスを取ることが極めて難しい経営上の課題であることを、エージェント・ベースト・モデルを使ったシミュレーションで示した。特に、事業の複雑性、環境の不確実性が上昇すると、探索と活用の割合のバランスを取ることがより困難となり、探索だけもしくは活用主体のイノベーション活動に大きく傾くことを示した。...
【農学】社会経済農学:企業経営イノベーションを含む研究件
❏次世代農業経営革新のための人材育成システム構築に関する学際的国際共同研究(23248038)
【研究テーマ】農業経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】南石 晃明 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (40355467)
【キーワード】農業経営 / 情報通信技術 / イノベーション / 人材育成 / 家族経営 (他8件)
【概要】本研究の目的は、次世代農業経営革新の基礎となる人材育成システム構築に有益な知見を、学際的かつ国際的な視点から体系化することである。主な研究成果は以下の4つに区分できる。第1にスイス、フランス、ドイツ、デンマーク、イギリス、オランダ、スペイン等の欧州主要国の職業教育訓練の現状と課題について明らかにした。第2に、わが国の先進農業経営に人材育成の実態と課題を統計分析と事例分析を組合わせて明らかにした。第...
❏製品構想を規定する技術的要因と非技術的要因の分析(20683004)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】長内 厚 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (70452505)
【キーワード】技術経営 / イノベーション / 研究開発 / 経営戦略 / 製品構想 (他15件)
【概要】2008年度~2011年度の4カ年にわたって、製品開発の目標とそのプロセスに相当する製品コンセプトについて、その特徴や、効果的な創出方法について考察を行った。本研究では、技術成果が直接的に製品の付加価値となる場合と、技術成果が間接的にデザインなどの定性的な価値向上に用いられる場合とに分類し、コモディティ化と技術と製品価値の関係を明らかにした。 ...
【農学】社会経済農学:技術革新イノベーションを含む研究件
❏日本の技術革新の特性に関する研究 -産業技術の個別分野の発達史に基づいて-(25242021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2017-03-31
【研究代表者】亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 産業技術史資料情報センター, 副センター長 (40415609)
【キーワード】技術史 / 産業技術史 / 技術開発 / イノベーション / 技術革新 (他18件)
【概要】日本の技術革新の特性を記述するため,いくつかの典型的な産業分野の技術開発の時系列的動向,各技術分野及び関連技術内部での進展,背景となる社会的事象との関係,自然史環境との関連の4つの視点からの分析を行った。そのための具体的方策として,個別の技術分野の技術革新の構造分析と類型化,技術革新プロセスのグラフ分析,技術革新の時系列的整理を行った。あわせて,技術開発の動向を規定する自然環境を自然史の視点から総...
❏標準と技術のライフサイクル、世代交代と周辺課題(23243042)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青木 玲子 一橋大学, 経済研究所, 非常勤研究員 (10361841)
【キーワード】標準と標準化 / 特許 / 技術革新 / パテントプール / ライセンス (他15件)
【概要】理論、実証、実験など多面的に技術と標準の世代交代を分析した。ヒヤリングやデータ分析により、現世代の規格決定がライセンサー(インサイダー)のR&Dに正の影響、標準化活動の開始が、アウトサイダー企業のR&Dに影響を与えることが判明。標準の世代交代または世代共存のどちらになるかは、技術の成熟度によることを非協力ゲームで示した。協力ゲームで特許料交渉やライセンス方式の比較を行い、非協力ゲー...
【農学】社会経済農学:効率性イノベーションを含む研究件
❏エネルギー企業のイノベーション創出を考慮した経営効率性評価手法の構築と応用(19K04878)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】後藤 美香 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50371208)
【キーワード】経営効率性 / エネルギー企業 / 技術獲得 / 事業買収 / イノベーション (他14件)
【概要】本研究課題は、自由化後の電力企業およびガス企業のイノベーション創出への取り組み(インプット)と成果(アウトプット)を再定義し、新たな経営効率性評価手法の提案と応用について研究するものである。イノベーション創出の実態に即した効率性の評価と時間的変化ならびに技術進歩を捕捉する方法を発展させる。 2021年度は欧米の大規模エネルギー事業者に焦点を絞り分析を行った。欧米のエネルギー企業を取り巻く事業環境の...
❏新医療技術の社会への適切な応用を目指して-公正な医療資源配分方法の確立(23390137)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】下妻 晃二郎 立命館大学, 生命科学部, 教授 (00248254)
【キーワード】医療資源配分 / 医療技術評価 / 効率性 / 衡平性 / 公平性 (他28件)
【概要】経済状況の低迷が続く多くの先進国においては、公的医療資源の適切な配分は、費用対効果などの合理的な社会的価値判断に基づいて行われている。日本では従来そのような仕組みがなかったが、2016年度から、高額な医療用製品を対象に政策への施行的導入が予定されている。 本研究では費用対効果分析による効率性の向上にむけて技術的課題の解決を図り、同時に、効率性の追求だけでは疎かになりがちな公平性の確保を図るために考...
【農学】社会経済農学:グローバル化イノベーションを含む研究件
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏トランスナショナル化による競争優位構築:新興国のオートバイ産業と日本企業(25780263)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / トランスナショナル化 / イノベーション / 競争優位の源泉 / オートバイ産業 (他16件)
【概要】本研究は日本企業の国際的な競争優位の源泉としてトランスナショナル化(本社と海外拠点が相互依存の関係であり共同で優位性を構築し共有するようになること)に着目し、既存研究では不十分であった(1)新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現、(2)そのグローバルな組織における共有経路・形態、(3)それらが組織全体の競争優位へ及ぼす影響の3つを明らかにすることを目的とした。 目的(1)は企業や販売現場の実態...
❏人と組織に着目したグローバル企業によるイノベーション創出の国際比較研究(23243059)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中田 喜文 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (50207809)
【キーワード】R&D / 研究開発 / グローバル化 / 日本 / 製造業 (他20件)
【概要】日本の代表的製造企業を対象に、企業のグローバル化の中で、どのようにイノベーション活動を行っているか、他国の類似企業、あるいは対象企業の海外事業所と比較しながら、その活動の主役である技術者と彼らが働く職場に着目して調査を行った。それら調査と内容検討の結果、以下の点が確認された。 1つには、R&D(研究開発活動)のグローバル化、特に海外R&D拠点の展開と拡充、および本国R&D拠点との連携の強化を急速に...
【農学】社会経済農学:ミクロデータイノベーションを含む研究件
❏イノベーション・プロセスに関する産学官連携研究(20223002)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】中馬 宏之 一橋大学, 大学院・商学研究科, 教授 (00179962)
【キーワード】産学官連繋 / サイエンス型産業 / イノベーション / プロジェクト / バイオ (他31件)
【概要】従来の社会科学研究では殆ど活用されて来なかったバイオ・医薬品や半導体等のサイエンス型産業の研究開発プロジェクトや、それらの実行に必須のコンソーシアムに関連した詳細な個票データ収集や包括的な実地調査を国内外の産官学の組織と協力して実施し、イノベーション・プロセスの諸特徴や問題点を明らかにした。また、研究開発活動の成果を高めるために不可欠な政策や戦略を検討するための斬新な理論的・実証的枠組みを提供した...
❏東アジアの生産性、産業構造変化と経済成長についての理論的・実証的研究(14330012)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】若杉 隆平 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80191716)
【キーワード】直接投資 / R&D / イノベーション / 貿易交渉 / ミクロデータ (他18件)
【概要】本研究では,平成14年度から16年度の3年間にわたり,アジア諸国における産業構造変化、生産性、経済成長に関する理論的研究及びマクロデータ,企業・地域・財別ミクロデータを用いた実証的研究をテーマとして共同研究を行った.実証面では, ・FTAのもたらす貿易と経済厚生への影響についてのミクロデータによる分析 ・中国における日本企業の直接投資の立地を決定する要因についての地域データ・企業データによる分析 ...
【農学】社会経済農学:人的資源管理イノベーションを含む研究件
❏多国籍企業における人材の国際移動によるイノベーション(24330130)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】村上 由紀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80222339)
【キーワード】国際労働移動 / イノベーション / 国際経営 / 多様性 / 知識移転 (他10件)
【概要】多国籍企業における人材の国際移動をイノベーションにつなげる道筋とその実現に有効なマネジメントについて研究を行った。まず、派遣という形の国際移動が多国籍企業の国境を越えた知識移転を高めていること、その効果は知識の種類によって異なることを明らかにした。また、知識移転が社内でイノベーションへつながっていくためには、移転された知識が社内でシェアされ既存の知識と結合される必要があるが、そのプロセスを促進する...
❏人と組織に着目したグローバル企業によるイノベーション創出の国際比較研究(23243059)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中田 喜文 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (50207809)
【キーワード】R&D / 研究開発 / グローバル化 / 日本 / 製造業 (他20件)
【概要】日本の代表的製造企業を対象に、企業のグローバル化の中で、どのようにイノベーション活動を行っているか、他国の類似企業、あるいは対象企業の海外事業所と比較しながら、その活動の主役である技術者と彼らが働く職場に着目して調査を行った。それら調査と内容検討の結果、以下の点が確認された。 1つには、R&D(研究開発活動)のグローバル化、特に海外R&D拠点の展開と拡充、および本国R&D拠点との連携の強化を急速に...
【農学】社会経済農学:人的資本イノベーションを含む研究件
❏ハイテクスタートアップ企業の成長への課題:技術・ガバナンスの視点からの調査分析(26285060)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本庄 裕司 中央大学, 商学部, 教授 (00328030)
【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)
【概要】本研究では,アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために,技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業(以下,「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ)を対象に,創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする.具体的には,複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで,技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...
❏研究開発型企業のライフサイクルとイノベーションに関する定量的・定性的研究(20243018)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】岡室 博之 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (40251730)
【キーワード】研究開発 / イノベーション / 新規開業企業 / ライフサイクル / 産業クラスター (他13件)
【概要】2007年1月以降の新設法人企業に対して、2008年11月以来4回の継続アンケート調査を実施し、特に研究開発型の新規開業企業の創業者の属性や資金調達・雇用、研究開発への取り組みと技術成果・経営成果等について独自のデータセットを構築した。それに基づいて、新規開業企業の研究開発に対する創業者の人的資本の効果(資金調達、技術連携、イノベーション成果)を計量的に分析した。さらに、政府統計の匿名個票データを...
【農学】水圏応用科学:成長イノベーションを含む研究件
❏ハイテクスタートアップ企業の成長への課題:技術・ガバナンスの視点からの調査分析(26285060)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】本庄 裕司 中央大学, 商学部, 教授 (00328030)
【キーワード】アントレプレナーシップ / イノベーション / ガバナンス / 技術 / 人的資本 (他10件)
【概要】本研究では,アントレプレナーシップがイノベーションに至るプロセスを明らかにするために,技術開発に取り組む創業間もないスタートアップ企業(以下,「ハイテクスタートアップ企業」と呼ぶ)を対象に,創業後のパフォーマンスの決定要因を明らかにする.具体的には,複数のデータソースのマッチングによってハイテクスタートアップ企業のデータセットを新たに作成したうえで,技術能力を含む起業家の人的資本および創業時のガバ...
❏東アジアの生産性、産業構造変化と経済成長についての理論的・実証的研究(14330012)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】若杉 隆平 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80191716)
【キーワード】直接投資 / R&D / イノベーション / 貿易交渉 / ミクロデータ (他18件)
【概要】本研究では,平成14年度から16年度の3年間にわたり,アジア諸国における産業構造変化、生産性、経済成長に関する理論的研究及びマクロデータ,企業・地域・財別ミクロデータを用いた実証的研究をテーマとして共同研究を行った.実証面では, ・FTAのもたらす貿易と経済厚生への影響についてのミクロデータによる分析 ・中国における日本企業の直接投資の立地を決定する要因についての地域データ・企業データによる分析 ...
【医歯薬学】基礎医学:流動性イノベーションを含む研究件
❏経営資源の流動性とイノベーションの長期時系列国際比較(19KK0326)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】清水 洋 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 経営資源の流動性 / 流動性 / アントレプレナーシップ / 国際比較 (他6件)
【概要】経営資源の流動性の程度は、イノベーションの生成とそのコストにどのような影響を与えるのだろうか。これが、本研究課題の基本的な問いである。ヒト・モノ・カネといった経営資源の流動性の高さは、イノベーションを促進すると先行研究では考えられてきた。それらの流動性を高める政策が日本を含み様々な国でとられている。しかしながら、本当にこれらはイノベーションを促進するのだろうか。本研究では、次の3つの点を中心に分析...
❏経営資源の流動性とイノベーション(19H01518)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】清水 洋 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 流動性 / 国際比較 / アントレプレナーシップ / 経営資源の流動性 (他9件)
【概要】本研究プロジェクトは、ヒト・モノ・カネといった経営資源の流動性がイノベーションの生成のパターンにどのような影響を与えるかを分析することを目的としている。経営資源の流動性が高まれば、社会的には経営資源の配分が効率的になされ、イノベーションにとって好ましい効果があると一般的に考えられている。しかしながら、本当に経営資源の流動性の程度を上げていけば、イノベーションの生成につながるのだろうか。本研究はこれ...
❏スピンアウトと人材の流動性が汎用性の高い技術のイノベーションに与える影響(15K03649)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 労働市場 / ジェネラル・パーパス・テクノロジー / 流動性 / スタートアップ (他7件)
【概要】本研究プロジェクトでは、労働市場の流動性の高まりがジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーションに与える影響を分析することを目的としたものでした。労働市場の流動性が高まると、既存企業からのスピンアウトが増加する。研究開発におけるスターサイエンティストなど直ちに市場から調達することが難しい人材がスピンアウトで既存企業から抜けることによって、既存企業の研究開発の生産性は低下する。技術の汎用性がたけ...
【医歯薬学】社会医学:技術開発イノベーションを含む研究件
❏日本の技術革新の特性に関する研究 -産業技術の個別分野の発達史に基づいて-(25242021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2017-03-31
【研究代表者】亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 産業技術史資料情報センター, 副センター長 (40415609)
【キーワード】技術史 / 産業技術史 / 技術開発 / イノベーション / 技術革新 (他18件)
【概要】日本の技術革新の特性を記述するため,いくつかの典型的な産業分野の技術開発の時系列的動向,各技術分野及び関連技術内部での進展,背景となる社会的事象との関係,自然史環境との関連の4つの視点からの分析を行った。そのための具体的方策として,個別の技術分野の技術革新の構造分析と類型化,技術革新プロセスのグラフ分析,技術革新の時系列的整理を行った。あわせて,技術開発の動向を規定する自然環境を自然史の視点から総...
❏日本企業における開発戦略と企業内外のシステム的統合化に関する研究(副題:研究開発・新製品開発と企業内組織・企業間関係のシステム的統合化について)(05451109)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】中野 安 大阪市立大学, 経済研究所, 教授 (30047120)
【キーワード】システム統合 / デザイン・イン / 技術戦略 / 研究開発 / 技術開発 (他11件)
【概要】本研究の目的は、1)開発システムが競争力の要であり日本企業の優位性の源泉であるとすれば、日本における製品開発の実態、製品開発と研究・開発との関係を明らかにし、2)開発活動を軸に、企業内外の諸活動・組織がシステム的に統合されてきたとすれば、その統合形態を析出することである。研究の結果、1.日本企業の研究開発は、画期的製品の開発よりも、既存コンセプトの実用化や既存製品の飛躍的改良を成し遂げる上で重要で...
【医歯薬学】社会医学:アフリカイノベーションを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【医歯薬学】社会医学:都市イノベーションを含む研究件
❏逆都市化時代における拡張概念に基づく持続的都市圏形成のための地域計画に関する研究(21360288)
【研究テーマ】都市計画・建築計画
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】大西 隆 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80143824)
【キーワード】都市 / 地域計画 / 逆都市化 / 人口減少 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、逆都市化時代に予測される課題を示し、その改善と持続可能な都市圏実現のためにどのような地域計画が必要かを明らかにすることを目的とした。成果として、(1)特に人口の安定と地域イノベーションに着目して、指標をもとに都市圏の特徴を明らかにした。(2)定住自立圏等の地域政策の有効性を検証するとともに、都市構造に関わる意思形成プロセスの構造化を試みた。(3)大都市圏郊外の計画手段を明らかにするととも...
❏複雑適応系としての集積とイノベーションの場の動学的研究(18203016)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】藤田 昌久 甲南大学, 学長直属, 教授 (90281112)
【キーワード】都市経済学 / 空間経済学 / 複雑適応系 / 集積 / イノベーション (他9件)
【概要】「空間経済学」は、地理的空間における新たな一般理論を目指して、90年代初めより、日米欧の経済学者を中心に急速に発展して来た。本研究は、財の市場を中心として構築されてきたこれまでの空間経済学に、多様な人々の共同による知識の創造・学習・伝播のミクロプロセスを内生的に導入することにより、グローバル化と知の時代における空間経済学として、理論と実証分析の両面で大きく進展させることに成功した。 ...
【医歯薬学】社会医学:医療政策イノベーションを含む研究件
❏多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産出する社会的価値の定量評価手法の開発(25518017)
【研究テーマ】公共政策
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】白川 展之 公益財団法人未来工学研究所, 研究センター, 研究員 (20556071)
【キーワード】行政評価 / 公共経営 / ソーシャルインパクト / 公共政策 / イノベーション (他25件)
【概要】本研究では、科学技術にまつわる多元的な公共サービスを一体的に提供する事業主体の社会的効果を計量評価する手法を開発するため、米国の非営利組織のフィランソロピーや英国の福祉など社会的企業の評価に用いられ、利害関係者の価値を総合評価する手法である社会的投資収益率(SROI)の概念を利用し、多元的公共サービスを結合生産する事業主体が産む社会的ジレンマを定量評価する手法の開発を試みた。 ...
❏新医療技術の社会への適切な応用を目指して-公正な医療資源配分方法の確立(23390137)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】下妻 晃二郎 立命館大学, 生命科学部, 教授 (00248254)
【キーワード】医療資源配分 / 医療技術評価 / 効率性 / 衡平性 / 公平性 (他28件)
【概要】経済状況の低迷が続く多くの先進国においては、公的医療資源の適切な配分は、費用対効果などの合理的な社会的価値判断に基づいて行われている。日本では従来そのような仕組みがなかったが、2016年度から、高額な医療用製品を対象に政策への施行的導入が予定されている。 本研究では費用対効果分析による効率性の向上にむけて技術的課題の解決を図り、同時に、効率性の追求だけでは疎かになりがちな公平性の確保を図るために考...
【医歯薬学】歯学:組織イノベーションを含む研究件
❏人と組織に着目したグローバル企業によるイノベーション創出の国際比較研究(23243059)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】中田 喜文 同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (50207809)
【キーワード】R&D / 研究開発 / グローバル化 / 日本 / 製造業 (他20件)
【概要】日本の代表的製造企業を対象に、企業のグローバル化の中で、どのようにイノベーション活動を行っているか、他国の類似企業、あるいは対象企業の海外事業所と比較しながら、その活動の主役である技術者と彼らが働く職場に着目して調査を行った。それら調査と内容検討の結果、以下の点が確認された。 1つには、R&D(研究開発活動)のグローバル化、特に海外R&D拠点の展開と拡充、および本国R&D拠点との連携の強化を急速に...
❏イノベーション・プロセスに関する産学官連携研究(20223002)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】中馬 宏之 一橋大学, 大学院・商学研究科, 教授 (00179962)
【キーワード】産学官連繋 / サイエンス型産業 / イノベーション / プロジェクト / バイオ (他31件)
【概要】従来の社会科学研究では殆ど活用されて来なかったバイオ・医薬品や半導体等のサイエンス型産業の研究開発プロジェクトや、それらの実行に必須のコンソーシアムに関連した詳細な個票データ収集や包括的な実地調査を国内外の産官学の組織と協力して実施し、イノベーション・プロセスの諸特徴や問題点を明らかにした。また、研究開発活動の成果を高めるために不可欠な政策や戦略を検討するための斬新な理論的・実証的枠組みを提供した...
❏イノベーションを促す組織とインセンティブシステム(19530213)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】大湾 秀雄 青山学院大学, 国際マネジメント研究科, 教授 (60433702)
【キーワード】経済理論 / 経営学 / イノベーション / 組織 / インセンティブ (他8件)
【概要】研究成果は大きく分けて二つある。まず、企業内のイノベーション活動に探索と活用の二つのタイプがあり、その間のバランスを取ることが極めて難しい経営上の課題であることを、エージェント・ベースト・モデルを使ったシミュレーションで示した。特に、事業の複雑性、環境の不確実性が上昇すると、探索と活用の割合のバランスを取ることがより困難となり、探索だけもしくは活用主体のイノベーション活動に大きく傾くことを示した。...
【医歯薬学】薬学:知的財産イノベーションを含む研究件
❏情報技術および非構造化データを通じた資産価格評価のための分析基盤の構築と実証(20K01751)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】高橋 大志 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (60420478)
【キーワード】コーポレートガバナンス / ネットワーク分析 / 資産価格評価 / データサイエンス / イノベーション (他9件)
【概要】本研究では,近年飛躍的な進展を遂げている情報技術を通じ資産価格評価のための分析基盤・分析の枠組みを確立し,その利点・課題を明らかにすることを試みる. 本年度においては,企業のコーポレートガバナンスに関する分析のため,国内上場企業を中心に企業属性データベースの拡張を行った.企業属性としては,企業の財務指標に加え,企業の役員構成に関するデータ,知的財産に関するデータ,企業の買収案件に関するデータおよび...
❏知的財産権と競争(17H00984)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大野 由夏 北海道大学, 経済学研究院, 教授 (50598480)
【キーワード】知的財産 / 研究開発 / ブランド / 知的財 / 知的財産権 (他15件)
【概要】本研究では、理論的には、寡占企業の均衡における川上、川下企業の研究開発の効果を考察し、研究開発が産業構造に深く関係することを明らかにしている。 また、政府の研究開発促進政策の中では都道府県の研究開発助成が企業の生産性の向上に効果がある他に、他の政府の助成金との相乗効果、そして他県の経済活動との間にスピル、オーバー効果があることが検証された。 さらに、本研究では、ワインとラベルがランダムに組み合わさ...
【医歯薬学】薬学:知的財産権イノベーションを含む研究件
❏知的財産権と競争(17H00984)
【研究テーマ】経済政策
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】大野 由夏 北海道大学, 経済学研究院, 教授 (50598480)
【キーワード】知的財産 / 研究開発 / ブランド / 知的財 / 知的財産権 (他15件)
【概要】本研究では、理論的には、寡占企業の均衡における川上、川下企業の研究開発の効果を考察し、研究開発が産業構造に深く関係することを明らかにしている。 また、政府の研究開発促進政策の中では都道府県の研究開発助成が企業の生産性の向上に効果がある他に、他の政府の助成金との相乗効果、そして他県の経済活動との間にスピル、オーバー効果があることが検証された。 さらに、本研究では、ワインとラベルがランダムに組み合わさ...
❏産学間技術移転の国際比較(13490009)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】ROBERT KNELLER (KNELLER Robert. W / KNELLER ROBERT) 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (20302797)
【キーワード】産学官連携 / バイオベンチャー / イノベーション / 製薬産業 / 薬品開発 (他14件)
【概要】産学連携の改善が日本の経済回復にとって極めて重要であることは、日本のトップ官僚やビジネスリーダーたちはよく理解しているし、その課題の1つとして、知的財産管理の問題が重要であることにも気付いているようである。しかしながら、日本の大学および政府系研究機関で行われた発明の帰属のあり方、またそれが産学問の研究協力と産業におけるイノベーションにどのように影響を与えてきたかに関しては、体系的な分析はほとんど行...
【医歯薬学】看護学:組織学習イノベーションを含む研究件
❏二元的ネットワーク構造の循環によるパフォーマンス・モデルの提唱と実証(19H01527)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】三橋 平 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90332551)
【キーワード】経営学 / 組織論 / 社会ネットワーク / 組織学習 / ネットワーク (他11件)
【概要】本研究では、弁証法的アプローチと呼ばれる研究アプローチを採用し、組織を2つのロジック・考え方という対立項から分析した。このアプローチによれば、2つのロジックは時間軸とともに行き来したり、ある時点では共存したり、もしくは一方が他方を凌駕しているなどの様々なパターンがあると考えられる。本研究は、このダイナミクスとプロセスを分析すると、組織が持つ本質的な特徴についての理解を深めることを目的としている。研...
❏相互模倣によるイノベーションの創出(15K03627)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 達彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (40296281)
【キーワード】模倣 / イノベーション / 組織学習 / 観察学習 / ビジネスモデル (他13件)
【概要】日本企業は、創造的模倣が得意だと言われる。日本で発達した学び方が、「まずはやってみる」という実践ベースの模倣に根ざしたものであり、集団で倣い合うという相互に学習する知恵を有しているからだ。このような学び方を活用している最たる団体がNPS研究会である。これはトヨタ生産方式を源流とするモノづくりの思想と技術をさまざまな業種にも広めることによって日本の製造業を支えようとする団体である。その特徴は、(1)...
【医歯薬学】看護学:知識イノベーションを含む研究件
❏サイエンスにおける知識生産プロセスとイノベーション創出の研究(21243020)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】長岡 貞男 一橋大学, 大学院・商学研究科, 教授 (00255952)
【キーワード】科学 / 知識生産プロセス / セレンディピティー / パスツールの象限 / 科学的発見の商業化 (他15件)
【概要】日米の科学者を対象として「サイエンスにおける知識生産プロセス」にかかる大規模質問表調査(世界初の調査)を成功裏に実施し(2001年から2006年の論文対象。日米でそれぞれ2100人、2300人から回収)、パスツールの象限研究の重要性と成果、研究チームにおける若手研究者の役割、研究チームの国際化の原因と効果、研究とマネジメントの分離によるトレードオフ効果、プライオリティー競争の認識とその効果、等多く...
❏イノベーション・プロセスに関する産学官連携研究(20223002)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】中馬 宏之 一橋大学, 大学院・商学研究科, 教授 (00179962)
【キーワード】産学官連繋 / サイエンス型産業 / イノベーション / プロジェクト / バイオ (他31件)
【概要】従来の社会科学研究では殆ど活用されて来なかったバイオ・医薬品や半導体等のサイエンス型産業の研究開発プロジェクトや、それらの実行に必須のコンソーシアムに関連した詳細な個票データ収集や包括的な実地調査を国内外の産官学の組織と協力して実施し、イノベーション・プロセスの諸特徴や問題点を明らかにした。また、研究開発活動の成果を高めるために不可欠な政策や戦略を検討するための斬新な理論的・実証的枠組みを提供した...
【医歯薬学】看護学:タイイノベーションを含む研究件
❏戦略形成プロセスからみる新興国のイノベーション:日本企業の創発的グローバル戦略(16K03884)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】三嶋 恒平 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 准教授 (90512765)
【キーワード】新興国 / イノベーション / オートバイ産業 / 国際経営 / 戦略形成プロセス (他19件)
【概要】本研究成果は第1に、新興国におけるイノベーションを戦略形成プロセスから解明しようとしたことだ。第2に、日本企業のグローバル創発戦略から、戦略形成プロセスの内実としての経営資源の配分を解明し、内部組織のありようを示そうとしたことだ。第3に、二輪車産業を事例としながら日本企業の能力構築と新興国の市場・拠点でのイノベーションの発現について明らかにしようとしたことだ。 これら成果を踏まえ、学会等で報告を1...
❏新興国のモ-タリゼーションと価格競争:日本企業のグローバル戦略からの国際比較研究(22730326)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】三嶋 恒平 熊本学園大学, 商学部, 准教授 (90512765)
【キーワード】国際経営 / 新興国 / モータリゼーション / 企業戦略 / イノベーション (他13件)
【概要】本研究は、新興国市場でのモータリゼーションと価格競争の実態解明を進め、さらにそこにかかわる企業のグローバル戦略に関するインプリケーションを提示しようとするものである。本研究は、ミャンマー、アフリカといった地域の実態解明を進め先行研究の不備を補うことに成功した。現在、実態を踏まえて企業のグローバル戦略のインプリケーションを示すべく論文を執筆中である。 ...
【医歯薬学】看護学:リーダーシップイノベーションを含む研究件
❏グローバルな集合知形成のマネジメント-日本企業の国際成長戦略に関する研究-(26245048)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】洞口 治夫 法政大学, 経営学部, 教授 (20209258)
【キーワード】集合知 / ナレッジ・マネジメント / 知識移転 / テキスト・マイニング / エージェント・ベースド・シミュレーション (他26件)
【概要】国際インターンシップの実験的観察と就職動向、オーラル・ヒストリーのテキスト・マイニング分析、片利共生理論による日本の産学官連携分析、エージェント・ベースド・シミュレーションによる企業間の競争行動分析、ロジスティック・クラスターの国際比較、戦間期婦人雑誌普及プロセス等の研究成果を得た。定量的な成果としては、研究を開始した2014年度は1件(うち英語での報告1件)の学会報告にすぎなかったが、2015年...
❏日本企業のイノベーションを誘導するマネジメントコントロールの検討(22530492)
【研究テーマ】会計学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】横田 絵理 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20277700)
【キーワード】マネジメント・コントロール・システム / イノベーション / 人的ネットワーク / 予算管理 / インターラクティブ・ネットワーク (他14件)
【概要】本研究は,日本企業を研究対象として,イノベーションを誘導する経営の仕組み(マネジメント・コントロール・システム:MCS))とはどのようなものかを考察した。研究の成果としてはインターラクティブ・ネットワーク(IN)の特徴を高程度に持つ企業においては,マネジャーが人的ネットワークを部下に強く勧める行動をとることがわかった。イノベーションを誘導する可能性を高める人的ネットワークの構築を,マネジャーが部下...
【医歯薬学】看護学:国際比較イノベーションを含む研究件
❏小区分07080:経営学関連(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】イノベーション
【研究期間】経営資源の流動性
【研究代表者】流動性
【キーワード】アントレプレナーシップ
【概要】
❏企業レベルのアントレプレナーシップの実証分析(20H01540)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】米倉 誠一郎 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (00158528)
【キーワード】イノベーション / アントレプレナーシップ / イノベーションと財務情報 / 日米比較 / 経営資源の組み替え (他9件)
【概要】本研究プロジェクトは、日米のアントレプレナーシップについての実証的な分析を行うものである。より具体的には、1950年代から2010年代の日米の新興市場を含めた上場企業を分析対象として、ビジネス機会の追及に必要な経営資源の組み換えの柔軟性を測定し、長期の時系列の実証研究を行う。高い水準のアントレプレナーシップを可能にする組織的な特徴を量的、質的の両面から分析を行っていく。 新型コロナの流行が続いてお...
❏経営資源の流動性とイノベーションの長期時系列国際比較(19KK0326)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2020 - 2022
【研究代表者】清水 洋 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 経営資源の流動性 / 流動性 / アントレプレナーシップ / 国際比較 (他6件)
【概要】経営資源の流動性の程度は、イノベーションの生成とそのコストにどのような影響を与えるのだろうか。これが、本研究課題の基本的な問いである。ヒト・モノ・カネといった経営資源の流動性の高さは、イノベーションを促進すると先行研究では考えられてきた。それらの流動性を高める政策が日本を含み様々な国でとられている。しかしながら、本当にこれらはイノベーションを促進するのだろうか。本研究では、次の3つの点を中心に分析...
【医歯薬学】看護学:日本イノベーションを含む研究件
❏製造業の技術イノベーションシステムに関する経済地理学的研究(20K13266)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鎌倉 夏来 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00791831)
【キーワード】技術軌道 / 製造業 / イノベーション / 特許 / 日本 (他7件)
【概要】本研究の目的は、製造業におけるイノベーションの地理的特徴について、知識や技術の質的側面に着目しながら、それらの動態的な生成過程を定量的・定性的に分析することで、「技術イノベーションシステム(TIS)」の空間的メカニズムを解明することである。 今年度は、昨年度十分に成果としてまとめることができなかった「都市と特許のIPC(国際特許分類)のネットワーク」を作成に引き続き着手し、データの整理とモデルの精...
❏高速鉄道整備の地域イノベーションに与える影響に関する研究(20K04717)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】加藤 浩徳 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70272359)
【キーワード】高速鉄道 / 地域イノベーション / 特許出願数 / 日本 / ケーススタディ (他8件)
【概要】本研究は,高速鉄道を対象とし,その整備が地域イノベーションに与える影響の有無とその因果効果を分析するとともに,その因果が生じるメカニズムを解明することにより,今後の我が国における新幹線整備ならびに新幹線技術の海外展開に向けて政策的示唆を得ることを目的とする. 今年度は,昨年度の国際比較分析に続いて,高速鉄道の地域イノベーションに与える影響把握を目的に,我が国を対象とした事例分析を行った.ここでは,...
❏「持続可能な開発のための教育」のイノベーションに関する日本・スウェーデン比較研究(17K18612)
【研究テーマ】教育学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】北村 友人 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 准教授 (30362221)
【キーワード】ESD / スウェーデン / 日本 / 教科横断 / 領域横断 (他12件)
【概要】本研究では、日本とスウェーデンの高校を対象としたフィールドワークを行い、それぞれの国において「持続可能な開発のための教育(ESD)」が学校現場でどのように理解され、実践されているのか、そして、そこにいかなるイノベーションがあるのかについて明らかにした。基本的に、どちらの国でも新しい教育のアプローチとしてのESDが重要視されているという点では共通していたが、日本での取り組みが教科を中心とした教科横断...
【医歯薬学】看護学:日米比較イノベーションを含む研究件
❏企業レベルのアントレプレナーシップの実証分析(20H01540)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】米倉 誠一郎 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (00158528)
【キーワード】イノベーション / アントレプレナーシップ / イノベーションと財務情報 / 日米比較 / 経営資源の組み替え (他9件)
【概要】本研究プロジェクトは、日米のアントレプレナーシップについての実証的な分析を行うものである。より具体的には、1950年代から2010年代の日米の新興市場を含めた上場企業を分析対象として、ビジネス機会の追及に必要な経営資源の組み換えの柔軟性を測定し、長期の時系列の実証研究を行う。高い水準のアントレプレナーシップを可能にする組織的な特徴を量的、質的の両面から分析を行っていく。 新型コロナの流行が続いてお...
❏汎用性の高い技術におけるイノベーションの発生のプロセス(24730308)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, 大学院商学研究科, 准教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / スピンアウト / 汎用性の高い技術 / サブマーケット / 競争戦略 (他10件)
【概要】本研究は、汎用性の高い技術(General Purpose Technology)において革新が生み出されるパターンを明らかにすることを目的としている。より具体的には、本研究は、汎用性の高い技術において、イノベーションが基幹技術において起きるか、その技術の応用先で起きるのかを、産業構造のあり方から明らかにすることに分析の焦点がある。 本研究から、スタートアップの興隆がかならずしも汎用性の高い技術の...
❏研究ネットワークとイノベーションの日米比較(21730291)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】清水 洋 一橋大学, イノベーション研究センター, 准教授 (90530080)
【キーワード】イノベーション / 半導体レーザー / ネットワーク / 日米比較 / 研究者ネットワーク (他9件)
【概要】半導体レーザーにおける日米の研究ネットワークとイノベーションの関係の比較分析をインタビュー調査と特許・論文の分析に基づいて行った。アメリカはネットワークが大きく発展し、イノベーションはネットワークから生み出されていた一方で、日本のネットワークは小さく、イノベーションへの寄与も大きくなかったことが分かった。研究ネットワークの存在は企業のニッチ市場の開拓を促進する一方で、研究ネットワークの未熟な発達は...