企業の気候変動対策要因を考慮した企業価値評価モデルの株価説明力に関する実証分析
【研究分野】会計学
【研究キーワード】
CO2排出量 / 気候変動ディスクロージャー / 気候変動対策活動 / 株価関連性 / サステナブル・バランスト・スコアカード / カーボン / 非財務指標 / 企業社会実績 / 会計学 / 企業価値評価 / 気候変動 / イノベーション / 人的資源
【研究成果の概要】
非財務情報が生み出すキャシュ・フロー因子のうち気候変動対策要因に焦点を当て、企業価値に及ぼす影響を分析した。分析の結果、CO2排出量が株式時価総額に対して有意な負の影響を有すること、CO2排出量が増加(減少)した企業の株価リターンが低い(高い)ことが示された。また、気候変動対策情報開示や対策(環境マネジメントシステムの構築、排出量取引制度参加)によってその負の影響が緩和されることが示された。
【研究代表者】