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研究分野別サイレントキーワード
「アミノ酸」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】生活科学:栄養学アミノ酸を含む研究件
❏肝臓・消化管オートファジーの栄養素センシング/シグナリング機構(23380074)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】門脇 基二 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90126029)
【キーワード】オートファジー / アミノ酸 / 肝細胞 / LC3 / アルギニン (他12件)
【概要】細胞内成分を大規模に分解し、再構成に関与するオートファジーについて、栄養と最も関係の深い臓器である肝細胞と消化管を用いて栄養性制御とそのシグナリング機構の詳細を解析した.特にアミノ酸や食品成分での制御機構について、またオートファジーマーカーであるLC3タンパク質や関連分子群のmRNAの制御、さらには寿命遺伝子と言われるサーチュインとの関連づけを行った。 ...
❏次世代型生体調節因子としてのアミノ酸の新規機能性の探索と有効性の検証(20248014)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】門脇 基二 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90126029)
【キーワード】アミノ酸 / マイクロアレイ / 発現制御 / 栄養学 / シグナル伝達 (他6件)
【概要】アミノ酸のシグナル伝達と細胞応答に関する共同研究が、主にトランスクリプトミクスによる網羅的解析を用いて実施された。その結果、栄養素としてではない、情報分子としてのアミノ酸の機能性が、タンパク質合成と分解に関与する遺伝子発現とオートファジーの制御、糖代謝と脂質代謝の制御、神経組織におけるセリン有効性の情報伝達に関連して解析され、多様なアミノ酸の複雑な情報ネットワーク構造の一端が明らかになった。 ...
【環境学】環境保全学:炭素循環アミノ酸を含む研究件
❏海洋表層における生態・炭素循環システムの構造転換に関する実証・理論的研究(10480125)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 炭素循環 / 食物網 / 微生物 (他8件)
【概要】1.海洋の炭素循環に大きな影響を及ぼす微生物群集と溶存有機物の空間分布を北部北太平洋亜寒帯海域において解析した。高感度溶存有機物分析装置を駆使し、表層から深層にいたるアミノ酸の鉛直分布を解析するとともに、これと、微生物群集の現存量、生産活性との関連を詳細に調べた。その結果、太平洋の東西での、細菌活性の勾配が検出され、生態炭素循環システムの構造が顕著な空間変動を示していることが明らかにされた。変動要...
❏海洋表層における高分子溶存有機物の分解過程-微生物,地球化学的アプローチ(08458142)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 細菌 / タンパク質 / 炭素低環 (他12件)
【概要】海洋中の溶存有機物は、陸上植生、土壌有機物と並んで、地球上の3大有機炭素リザバ-のひとつの数えられている。その変動は、グローバルな炭素フラックス、さらには、大気中最大の温室効果気体である二酸化炭素の年-100年スケールでの変動にも影響を及ぼしうる.本研究の目的は、海洋における溶存有機物の蓄積メカニズムを、微生物生態学と地球化学を融合させた学際的なアプローチを用いて実験的に解明することである。生体ポ...
【環境学】環境保全学:海洋アミノ酸を含む研究件
❏高プロリン含有成分に着目した新しい海洋有機物動態論の開拓(17H06294)
【研究テーマ】環境解析評価およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40183892)
【キーワード】海洋物質循環 / プロリン / コロイド粒子 / アミノ酸 / 海洋微生物 (他12件)
【概要】アミノ酸は重要な生体構成成分であり、海洋物質循環において重要な役割を果たしている。これまで海洋環境中のアミノ酸動態については多くの研究がなされてきたが、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち唯一の環状2級アミンであるプロリンは、分析方法上の制約から、その分布や変動についての知見が限られてきた。本研究では、この方法的な制約を克服し、海洋試料のアミノ酸組成を、プロリンを含めて高感度に分析する手法...
❏海洋表層における生態・炭素循環システムの構造転換に関する実証・理論的研究(10480125)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 炭素循環 / 食物網 / 微生物 (他8件)
【概要】1.海洋の炭素循環に大きな影響を及ぼす微生物群集と溶存有機物の空間分布を北部北太平洋亜寒帯海域において解析した。高感度溶存有機物分析装置を駆使し、表層から深層にいたるアミノ酸の鉛直分布を解析するとともに、これと、微生物群集の現存量、生産活性との関連を詳細に調べた。その結果、太平洋の東西での、細菌活性の勾配が検出され、生態炭素循環システムの構造が顕著な空間変動を示していることが明らかにされた。変動要...
❏海洋表層における高分子溶存有機物の分解過程-微生物,地球化学的アプローチ(08458142)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 細菌 / タンパク質 / 炭素低環 (他12件)
【概要】海洋中の溶存有機物は、陸上植生、土壌有機物と並んで、地球上の3大有機炭素リザバ-のひとつの数えられている。その変動は、グローバルな炭素フラックス、さらには、大気中最大の温室効果気体である二酸化炭素の年-100年スケールでの変動にも影響を及ぼしうる.本研究の目的は、海洋における溶存有機物の蓄積メカニズムを、微生物生態学と地球化学を融合させた学際的なアプローチを用いて実験的に解明することである。生体ポ...
【環境学】環境保全学:溶存有機物アミノ酸を含む研究件
❏海洋表層における生態・炭素循環システムの構造転換に関する実証・理論的研究(10480125)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 炭素循環 / 食物網 / 微生物 (他8件)
【概要】1.海洋の炭素循環に大きな影響を及ぼす微生物群集と溶存有機物の空間分布を北部北太平洋亜寒帯海域において解析した。高感度溶存有機物分析装置を駆使し、表層から深層にいたるアミノ酸の鉛直分布を解析するとともに、これと、微生物群集の現存量、生産活性との関連を詳細に調べた。その結果、太平洋の東西での、細菌活性の勾配が検出され、生態炭素循環システムの構造が顕著な空間変動を示していることが明らかにされた。変動要...
❏海洋表層における高分子溶存有機物の分解過程-微生物,地球化学的アプローチ(08458142)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 細菌 / タンパク質 / 炭素低環 (他12件)
【概要】海洋中の溶存有機物は、陸上植生、土壌有機物と並んで、地球上の3大有機炭素リザバ-のひとつの数えられている。その変動は、グローバルな炭素フラックス、さらには、大気中最大の温室効果気体である二酸化炭素の年-100年スケールでの変動にも影響を及ぼしうる.本研究の目的は、海洋における溶存有機物の蓄積メカニズムを、微生物生態学と地球化学を融合させた学際的なアプローチを用いて実験的に解明することである。生体ポ...
【数物系科学】地球惑星科学:微量元素アミノ酸を含む研究件
❏ヒトiPS細胞を利用した次世代栄養環境リスク評価系の開発(18H02154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / iPS細胞 / アミノ酸 / 膵臓 / 糖尿病 (他15件)
【概要】我々は、ヒトの発生分化を模倣するiPS細胞を用いて栄養環境リスク評価系を構築し、栄養の過不足が臓器形成・機能に与える影響を定量的な評価を目指した。ヒトiPS細胞を用いた検討から単一アミノ酸を膵臓分化中期に単独で制限することでインスリン分泌臓器である膵臓β細胞への分化が阻害されることを見出した。これらは母親の摂取カロリー不足による子の糖尿病発症リスクの主原因と考えることが出来る。さらに、妊娠マウスを...
❏結晶成長、溶解時に微量物質・微量元素は結晶にいかに働きかけるか?(18340177)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】鍵 裕之 東大, 理学(系)研究科(研究院), 助教授 (70233666)
【キーワード】結晶成長 / 結晶溶解 / アミノ酸 / 微量元素 / その場観察
【概要】18年度は(1)炭酸カルシウム結晶の溶解ならびに成長過程において、アミノ酸の添加がどのような影響を及ぼすか、ならびに(2)炭酸カルシウムを中心とする無機結晶において、微量な希土類元素がどのような化学形態で、(3)そしてどれだけの濃度で取り込まれるのか、といった実験的な課題に取り組んだ。 (1)については、溶液化学的な手法によって、炭酸カルシウムの溶解過程におけるアミノ酸の添加効果を速度論的かつ平衡...
【化学】複合化学:不斉合成アミノ酸を含む研究件
❏π結合不斉転写型多機能触媒を基盤とした不斉四置換アミノ酸の汎用不斉合成法の開発(23659015)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011
【研究代表者】柴崎 正勝 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 所長 (30112767)
【キーワード】π結合 / アミノ酸 / 不斉4置換炭素 / 4置換アミノ酸 / 不斉合成 (他6件)
【概要】各種電子不足π結合形成ユニットを有する塩基触媒を合成し、電子リッチπ結合形成ユニットを有するモデル基質を用いてNMR実験によりπ結合形成能を評価した。塩基部位を持たないモデル触媒分子においてはπ結合形成が確認されたが、π結合系性能が塩基性官能基の存在により大きく依存することが判明した。π-錯体形成部位と触媒機能発現部位を空間的に分離するデザインを施すことで適切な反応系の構築が期待できる。 ...
❏不斉自己触媒反応の開拓に基づく不斉の発生と自己増殖の研究(10304054)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】そ合 憲三 (〓合 憲三 / 合 憲三) 東京理科大学, 理学部, 教授 (90147504)
【キーワード】不斉自己触媒 / 不斉自己増殖 / 不斉合成 / 不斉の起源 / 円偏光 (他14件)
【概要】キラルな分子が自己を合成する不斉触媒として作用する不斉自己増殖反応を開発した。キラルな2-アルキニル-5-ピリミジルアルカノールが不斉自己触媒となりジイソプロピル亜鉛のピリミジンカルバルデヒドへの不斉付加反応で合成収率99%以上かつ鏡像体過剰率99.5%ee以上というほぼ完全な不斉自己増殖反応を創製した。生成物を次の反応の不斉自己触媒反応として用いる10回の連続反応により、増殖率は6000万倍に達...
❏2価チタン錯体を用いる含窒素へテロ環化合物の効率的合成法の開発(09555284)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】2価チタン / アリルチタン / イミン / 不斉合成 / ホモエノラート (他22件)
【概要】近年、我々はTi(O-i-Pr)_4と2等量のi-PrMgX(X=Cl,Br)の反応で得られる錯体η^2-propene)Ti(O-i-Pr)_2(1)が二価チタン反応剤として働き、オレフィンやアセチレンなどの不飽和炭化水素との反応でこれら炭素-炭素不飽和結合がチタンに配位した有機チタン化合物が得られること、そして生成した有機チタン化合物がそのまま、あるいは他の有機チタン化合物に分子内変換された後...
【化学】複合化学:アミドアミノ酸を含む研究件
❏柔軟な構造を持つ生体分子の構造化手法の確立と応用(18H02552)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大和田 智彦 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20177025)
【キーワード】ペプチド / ヘリックス構造 / ストランド構造 / MDM2-p53 / MDMX-p53 (他24件)
【概要】本研究課題は分子に規則構造を作り出し機能を創製することにある。生体内リガンドをミミックする分子を構築するための「構造化の有機化 学」という基礎サイエンスの確立とメディシナルケミストリーやケミカルバイオロジーへの応用を目的とする「機能創出のサイエンス」の連携である。構造有機化学の基礎研究に加えて実際の生物活性物質の取得によって本研究の仮説を評価した。特に生体内で見られる、構造柔軟性の高い回転しやすい...
❏非平面アミドオリゴマーの自己組織化構造とヘリックス表面の機能化(17109001)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】大和田 智彦 東大, 薬学研究科(研究院), 教授 (20177025)
【キーワード】アミド / N-ピラミッド化 / N-ニトロソアミン / 一酸化窒素 / S-トランスニトロソ化 (他16件)
【概要】本研究課題では7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン構造を有するアミドの非平面構造の構造特性を確立し機能分子マテリァルとして応用するために以下のことを実施した。自己組織的にヘリックス構造の柔軟性の制御の結果をふまえてヘリックス構造表面の機能化を行う。除放性一酸化窒素放出物質は持続的な一酸化窒素の放出を可能にし,一酸化窒素に由来する持生物活性(例えば血管内皮細胞増殖抑制による血管再狭窄の予防)の持続...
【化学】複合化学:アリルアルコールアミノ酸を含む研究件
❏2価チタン錯体を用いる含窒素へテロ環化合物の効率的合成法の開発(09555284)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】2価チタン / アリルチタン / イミン / 不斉合成 / ホモエノラート (他22件)
【概要】近年、我々はTi(O-i-Pr)_4と2等量のi-PrMgX(X=Cl,Br)の反応で得られる錯体η^2-propene)Ti(O-i-Pr)_2(1)が二価チタン反応剤として働き、オレフィンやアセチレンなどの不飽和炭化水素との反応でこれら炭素-炭素不飽和結合がチタンに配位した有機チタン化合物が得られること、そして生成した有機チタン化合物がそのまま、あるいは他の有機チタン化合物に分子内変換された後...
❏有機チタン化合物の直接合成法の開発と有機合成への利用(07455359)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】チタン / 求核アシル置換 / エステル / ヘテロ環化合物 / 光学活性 (他17件)
【概要】2価チタン錯体の合成とその反応性を利用した有機合成に関心が集まっているが、あまり大きな成果は得られていない。我々は近年、Ti(O^iPr)_4と2当量の^iPrMgClとの反応で2価のチタン錯体(η^2-propene)Ti(O^iPr)_2が定量的に得られることを見出した。そしてこの錯体が予想通りの高い反応性を示すことを明らかにし、その結果として「2価チタン錯体を経由する有機合成」のまったく新し...
【化学】複合化学:アリルチタンアミノ酸を含む研究件
❏2価チタン錯体を用いる含窒素へテロ環化合物の効率的合成法の開発(09555284)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】2価チタン / アリルチタン / イミン / 不斉合成 / ホモエノラート (他22件)
【概要】近年、我々はTi(O-i-Pr)_4と2等量のi-PrMgX(X=Cl,Br)の反応で得られる錯体η^2-propene)Ti(O-i-Pr)_2(1)が二価チタン反応剤として働き、オレフィンやアセチレンなどの不飽和炭化水素との反応でこれら炭素-炭素不飽和結合がチタンに配位した有機チタン化合物が得られること、そして生成した有機チタン化合物がそのまま、あるいは他の有機チタン化合物に分子内変換された後...
❏有機チタン化合物の直接合成法の開発と有機合成への利用(07455359)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】チタン / 求核アシル置換 / エステル / ヘテロ環化合物 / 光学活性 (他17件)
【概要】2価チタン錯体の合成とその反応性を利用した有機合成に関心が集まっているが、あまり大きな成果は得られていない。我々は近年、Ti(O^iPr)_4と2当量の^iPrMgClとの反応で2価のチタン錯体(η^2-propene)Ti(O^iPr)_2が定量的に得られることを見出した。そしてこの錯体が予想通りの高い反応性を示すことを明らかにし、その結果として「2価チタン錯体を経由する有機合成」のまったく新し...
【化学】複合化学:ヘテロ環化合物アミノ酸を含む研究件
❏2価チタン錯体を用いる含窒素へテロ環化合物の効率的合成法の開発(09555284)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】2価チタン / アリルチタン / イミン / 不斉合成 / ホモエノラート (他22件)
【概要】近年、我々はTi(O-i-Pr)_4と2等量のi-PrMgX(X=Cl,Br)の反応で得られる錯体η^2-propene)Ti(O-i-Pr)_2(1)が二価チタン反応剤として働き、オレフィンやアセチレンなどの不飽和炭化水素との反応でこれら炭素-炭素不飽和結合がチタンに配位した有機チタン化合物が得られること、そして生成した有機チタン化合物がそのまま、あるいは他の有機チタン化合物に分子内変換された後...
❏有機チタン化合物の直接合成法の開発と有機合成への利用(07455359)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】チタン / 求核アシル置換 / エステル / ヘテロ環化合物 / 光学活性 (他17件)
【概要】2価チタン錯体の合成とその反応性を利用した有機合成に関心が集まっているが、あまり大きな成果は得られていない。我々は近年、Ti(O^iPr)_4と2当量の^iPrMgClとの反応で2価のチタン錯体(η^2-propene)Ti(O^iPr)_2が定量的に得られることを見出した。そしてこの錯体が予想通りの高い反応性を示すことを明らかにし、その結果として「2価チタン錯体を経由する有機合成」のまったく新し...
【化学】複合化学:光学活性アミノ酸を含む研究件
❏2価チタン錯体を用いる含窒素へテロ環化合物の効率的合成法の開発(09555284)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】2価チタン / アリルチタン / イミン / 不斉合成 / ホモエノラート (他22件)
【概要】近年、我々はTi(O-i-Pr)_4と2等量のi-PrMgX(X=Cl,Br)の反応で得られる錯体η^2-propene)Ti(O-i-Pr)_2(1)が二価チタン反応剤として働き、オレフィンやアセチレンなどの不飽和炭化水素との反応でこれら炭素-炭素不飽和結合がチタンに配位した有機チタン化合物が得られること、そして生成した有機チタン化合物がそのまま、あるいは他の有機チタン化合物に分子内変換された後...
❏有機チタン化合物の直接合成法の開発と有機合成への利用(07455359)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】チタン / 求核アシル置換 / エステル / ヘテロ環化合物 / 光学活性 (他17件)
【概要】2価チタン錯体の合成とその反応性を利用した有機合成に関心が集まっているが、あまり大きな成果は得られていない。我々は近年、Ti(O^iPr)_4と2当量の^iPrMgClとの反応で2価のチタン錯体(η^2-propene)Ti(O^iPr)_2が定量的に得られることを見出した。そしてこの錯体が予想通りの高い反応性を示すことを明らかにし、その結果として「2価チタン錯体を経由する有機合成」のまったく新し...
【化学】複合化学:天然物合成アミノ酸を含む研究件
❏生合成仮説に立脚した海洋天然物の合成研究(16K01916)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】市川 善康 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (60193439)
【キーワード】海洋天然物 / 全合成 / 生合成 / イソシアニド / Ugi 反応 (他19件)
【概要】生物は進化を経て,生体内の反応システムを構築し,多様な物質群を効率よく合成している。この様な生体内の反応を理想的な手本として模倣するバイオミメティックな化学合成は,斬新な天然物合成法の手法として発展してきた。海洋生物由来の含窒素テルペンであるボネラタミドA,エグリジン,ハリコナジンQとMが,「生体内でUgi反応によって生合成されている」という仮説を提唱した。提唱した生合成仮説の妥当性を確認するため...
❏生物資源・触媒を活用する生物活性物質の生物・化学複合合成(16580092)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他7件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-ヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ムギネ酸など生物活性物質の構成アミノ酸として、天然からの供給が希少な、アゼチジンカルボン酸の(S)-体を効率よく酵素-化学複合的に合成することに成功した。対称環状ジエステルに対し、新規に見出した、不斉補助剤を導入したKrapcho不斉脱炭酸により、目的とする異性体を部分不斉合成し、さらにエステル加水分解と速度論的...
❏生物活性物質の生産・化学合成に有用な微生物酵素触媒反応の開発(14560084)
【研究テーマ】生物生産化学・応用有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他6件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-速度論的光学分割によるヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ラセミ体プロリンの環内窒素原子をカルバミルアミノ基、Boc基、Cbz基で保護したエステル類に対し、加水分解酵素を用いる光学分割を試みた。その結果、C.antarcticaリパーゼがBoc体やCbz体に対し、良好な鏡像選択的な加水分解能を示した(S体優先、E>100)。インドリン-2-カ...
【化学】複合化学:求核アシル置換アミノ酸を含む研究件
❏2価チタン錯体を用いる含窒素へテロ環化合物の効率的合成法の開発(09555284)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】2価チタン / アリルチタン / イミン / 不斉合成 / ホモエノラート (他22件)
【概要】近年、我々はTi(O-i-Pr)_4と2等量のi-PrMgX(X=Cl,Br)の反応で得られる錯体η^2-propene)Ti(O-i-Pr)_2(1)が二価チタン反応剤として働き、オレフィンやアセチレンなどの不飽和炭化水素との反応でこれら炭素-炭素不飽和結合がチタンに配位した有機チタン化合物が得られること、そして生成した有機チタン化合物がそのまま、あるいは他の有機チタン化合物に分子内変換された後...
❏有機チタン化合物の直接合成法の開発と有機合成への利用(07455359)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】チタン / 求核アシル置換 / エステル / ヘテロ環化合物 / 光学活性 (他17件)
【概要】2価チタン錯体の合成とその反応性を利用した有機合成に関心が集まっているが、あまり大きな成果は得られていない。我々は近年、Ti(O^iPr)_4と2当量の^iPrMgClとの反応で2価のチタン錯体(η^2-propene)Ti(O^iPr)_2が定量的に得られることを見出した。そしてこの錯体が予想通りの高い反応性を示すことを明らかにし、その結果として「2価チタン錯体を経由する有機合成」のまったく新し...
【化学】複合化学:翻訳系アミノ酸を含む研究件
❏初期翻訳系で使われたアミノ酸種類の時系列変化に関する研究(17H03716)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】赤沼 哲史 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (10321720)
【キーワード】生命の起源 / アミノ酸組成 / 初期進化 / 原始タンパク質 / 翻訳系 (他10件)
【概要】祖先復元型ヌクレオシドニリン酸キナーゼのアミノ酸組成を網羅的に単純化することによって、13アミノ酸種あれば触媒活性を持ったタンパク質を再構成できることを明らかにした。さらに、10アミノ酸種あれば安定な立体構造を形成するアミノ酸配列を作れること、その10アミノ酸種の多くは、原始地球にも比較的豊富に存在した可能性が指摘されていることも明らかにした。 クラスIaに属するアミノアシルtRNA合成酵素(AR...
❏遺伝コードの進化・拡張と配列制御鋳型重合への応用(18350084)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】翻訳系 / タンパク質生合成 / tRNA / アシルtRNA 合成酵素 / アシル化AMP (他21件)
【概要】非天然基質のタンパク質への導入に関し、リボソームを利用した主鎖伸張型(高)分子合成について検討し、タンパク質のリボソーム合成において適用できる非天然基質としてβ-ヒドロキシ酸が有効な基質になりえることを明らかにした。また、基質についての選択性がEF-Tu との相互作用の強さにあることを解明した。非天然基礎質のタンパク質への導入手法については化学的ミスアシル化AMP 法を開発し、非天然タンパク質の酵...
【生物学】生物学:ロイシンアミノ酸を含む研究件
❏栄養応答におけるマイクロRNAの役割を探る(24658118)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】マイクロRNA / アミノ酸 / タンパク質栄養 / 遺伝子発現 / ロイシン (他11件)
【概要】マイクロRNA(miRNA)は、タンパク質に翻訳されない小さなRNAであり、様々なmRNAに作用して遺伝子の発現を制御する。栄養条件の変化により量が変わるmiRNAを探索する目的で、アミノ酸のひとつロイシン欠乏に応答するmiRNAをDNAマイクロアレイにより調べたところ、miR-149*の増加に着目した。また、低タンパク質食に応答するmiR-203の量を培養細胞において人工的に増減させたところ、そ...
❏シグナル因子としてのアミノ酸の情報伝達ネットワークの分子機構解析(12460054)
【研究テーマ】食品科学・製品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / 転写因子 / IGF結合タンパク質-1 / DNAマイクロアレイ / インスリン受容体 (他19件)
【概要】インスリン様成長因子結合タンパク質I(IGFBP-1)の遺伝子転写制御を指標として、アミノ酸が遺伝子の発現を制御する機構を解析したところ以下の新知見が得られた。ロイシンによる同遺伝子の発現制御は、ワートマニンとラパマイシンに感受性の経路を介すること、ロイシンは細胞内で認識されること、核内外の転写因子の移動も重要であること、等である。これに関与する転写因子として、HNF-3ファミリー、FoxOファミ...
【生物学】基礎生物学:翻訳アミノ酸を含む研究件
❏初期翻訳系で使われたアミノ酸種類の時系列変化に関する研究(17H03716)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】赤沼 哲史 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (10321720)
【キーワード】生命の起源 / アミノ酸組成 / 初期進化 / 原始タンパク質 / 翻訳系 (他10件)
【概要】祖先復元型ヌクレオシドニリン酸キナーゼのアミノ酸組成を網羅的に単純化することによって、13アミノ酸種あれば触媒活性を持ったタンパク質を再構成できることを明らかにした。さらに、10アミノ酸種あれば安定な立体構造を形成するアミノ酸配列を作れること、その10アミノ酸種の多くは、原始地球にも比較的豊富に存在した可能性が指摘されていることも明らかにした。 クラスIaに属するアミノアシルtRNA合成酵素(AR...
❏Keap1-Nrf2の相互作用を阻害する擬天然物特殊ペプチドのプロドラッグ化(13F03730)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菅 裕明 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00361668)
【キーワード】ペプチド / ケミカルバイオロジー / キモカイン / トランスポーター / 遺伝記号 (他10件)
【概要】CXCR7を標的とした特殊環状ペプチドの探索 CXCR7はGPCRファミリー膜タンパク質の一つであり、炎症誘導因子キモカインの一つであるCXCL12を受容タンパク質として知られている。また、この受容体はHIVに代表されるウィルス感染において重要な標的タンパク質としても知られている。Geielmann博士は、磁気ビーズに固定化したCXCR7に対し、特殊環状ペプチドライブラリーを用いたRaPIDセレク...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
【生物学】基礎生物学:有袋類アミノ酸を含む研究件
❏胎児循環における物質輸送特性の再評価と胎児心血管系制御システムの解明(20K20306)
【研究テーマ】生体情報内科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】毛利 聡 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00294413)
【キーワード】胎児循環 / 低酸素 / アミノ酸 / 心筋細胞 / 細胞分裂 (他21件)
【概要】生体は多彩な細胞で構成されるが、元は1個の受精卵であり細胞分裂を繰り返して各々の機能を獲得していく。その仕組みにおいて遺伝子など分子ネットワークが重要な役割を果たしているが、本研究では胎児循環を酸素やアミノ酸に対する独自の輸送特性によって胎児生体機能を制御する情報システムとして捉え、心筋細胞の分裂・分化に焦点を当て解析した胎児循環では酸素濃度が低く、出生に伴い高濃度酸素に曝露されるが、その環境変化...
❏低酸素環境を起点とした多階層の胎内履歴情報に基づく心筋再生への新たな試み(18K19943)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】橋本 謙 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80341080)
【キーワード】心筋細胞 / 分裂・再生 / 酸素環境 / 栄養環境 / 3-メチルヒスチジン (他13件)
【概要】心筋細胞は低酸素下の胎生期にのみ分裂再生能を有し、出生時肺呼吸開始による酸素増加が分裂を停める。本研究では、低酸素胎内の代謝/栄養環境に着目し、アクチン等の特定の筋蛋白にのみ存在する3-メチルヒスチジンという特殊なアミノ酸が心筋分裂に関与することを明らかにした。今後はその作用機序を明らかにし、心筋再生に繋げていく。次に、胎内環境維持に必須の胎盤の役割を検討する為、成熟胎盤を欠くこと以外は我々有胎盤...
【生物学】人類学:進化アミノ酸を含む研究件
❏生命の初期進化におけるアミノ酸獲得仮説の実験的検証(25650127)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】市橋 伯一 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (20448096)
【キーワード】RNA複製酵素 / コドン / アミノ酸 / RNA / 進化 (他7件)
【概要】原始生命のタンパク質は現在のような20種類よりも少ない数だったと考えられている。本研究ではタンパク質を構成する20種類のアミノ酸を減らせるかを検証するために、独自に開発したRNA自己複製システムを用いて、20未満のアミノ酸からなる酵素が進化するかを検証した。その結果、RNA複製酵素中に元々8個存在したメチオニンコドンを2つにまで減少させることに成功した。ただし、残りの2つについては別のどのアミノ酸...
❏新規リジン生合成酵素群の構造機能相関と分子進化解析(16380056)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】西山 真 東京大学, 生物生産工学研究センター, 教授 (00208240)
【キーワード】Thermus属細菌 / リジン生合成 / 基質特異性 / X線結晶構造解析 / 分子進化工学 (他12件)
【概要】1)Thermus thermophilusにおいて、ホモアコニターゼの酵素学的諸性質を解析し、同酵素が第3番目の反応を触媒出来るものの、第2番目については触媒出来ないことを明らかにした。2)αアミノアジピン酸アミノ基転移酵素(AAA-AT)について、ピリドキサールリン酸(PLP)複合体構造、およびPLP+ロイシン複合体構造などをX線結晶構造解析により決定した。AAA-ATは、リジン生合成の基質で...
【工学】構造・機能材料:チタンアミノ酸を含む研究件
❏2価チタン錯体を用いる含窒素へテロ環化合物の効率的合成法の開発(09555284)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】2価チタン / アリルチタン / イミン / 不斉合成 / ホモエノラート (他22件)
【概要】近年、我々はTi(O-i-Pr)_4と2等量のi-PrMgX(X=Cl,Br)の反応で得られる錯体η^2-propene)Ti(O-i-Pr)_2(1)が二価チタン反応剤として働き、オレフィンやアセチレンなどの不飽和炭化水素との反応でこれら炭素-炭素不飽和結合がチタンに配位した有機チタン化合物が得られること、そして生成した有機チタン化合物がそのまま、あるいは他の有機チタン化合物に分子内変換された後...
❏有機チタン化合物の直接合成法の開発と有機合成への利用(07455359)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】佐藤 史衛 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (50016606)
【キーワード】チタン / 求核アシル置換 / エステル / ヘテロ環化合物 / 光学活性 (他17件)
【概要】2価チタン錯体の合成とその反応性を利用した有機合成に関心が集まっているが、あまり大きな成果は得られていない。我々は近年、Ti(O^iPr)_4と2当量の^iPrMgClとの反応で2価のチタン錯体(η^2-propene)Ti(O^iPr)_2が定量的に得られることを見出した。そしてこの錯体が予想通りの高い反応性を示すことを明らかにし、その結果として「2価チタン錯体を経由する有機合成」のまったく新し...
【工学】総合工学:アミノ酸を含む研究件
❏ボロン酸を用いるクロスカップリング反応を基盤としたタンパク質化学修飾法の開発(19K16321)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】花屋 賢悟 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (50637262)
【キーワード】ペプチド / タンパク質 / 化学修飾 / クロスカップリング / ボロン酸 (他13件)
【概要】ペプチドやタンパク質は約20種類のアミノ酸が連結してできたポリマーである。本研究では、銅イオンを利用したクロスカップリング反応でチロシン残基に人工分子を結合する手法(化学修飾法)を開発した。しかし反応条件は過酷でタンパク質中のチロシン残基の化学修飾には応用できなかった。 上記研究と並行して、申請者が以前報告したシステインの化学修飾法を基にニッケルイオンを用いて炭素-硫黄結合を形成する有機合成反応を...
❏新規医薬骨格の短工程合成を指向した不斉触媒(19390004)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】金井 求 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (20243264)
【キーワード】タミフル / 触媒的不斉合成 / Diels-Alder反応 / バリウム / トランスメタル化 (他22件)
【概要】抗インフルエンザ薬タミフルの触媒的不斉合成ルートを確立した。本ルートでは、独自に開発したFujiCAPO不斉配位子とバリウムからなる不斉触媒を用いる、シロキシジエンとフマル酸ジメチルとのDiels-Alder反応を基点とする。本反応により、所望とするendo体の生成物が90%ee以上の高いエナンチオ選択性で得られた。反応機構解析の結果、活性触媒はバリウム:不斉配位子=3:3の比率から構成される多核...
【工学】総合工学:結晶成長アミノ酸を含む研究件
❏結晶成長、溶解時に微量物質・微量元素は結晶にいかに働きかけるか?(18340177)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】鍵 裕之 東大, 理学(系)研究科(研究院), 助教授 (70233666)
【キーワード】結晶成長 / 結晶溶解 / アミノ酸 / 微量元素 / その場観察
【概要】18年度は(1)炭酸カルシウム結晶の溶解ならびに成長過程において、アミノ酸の添加がどのような影響を及ぼすか、ならびに(2)炭酸カルシウムを中心とする無機結晶において、微量な希土類元素がどのような化学形態で、(3)そしてどれだけの濃度で取り込まれるのか、といった実験的な課題に取り組んだ。 (1)については、溶液化学的な手法によって、炭酸カルシウムの溶解過程におけるアミノ酸の添加効果を速度論的かつ平衡...
❏CO_2固定技術としての難溶性炭酸塩の生成に関する研究(03805091)
【研究テーマ】化学工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】平沢 泉 早稲田大学, 理工学部・応用化学科, 助教授 (10228778)
【キーワード】反応品析 / 炭酸カルシウム / アミノ酸 / 結品成長 / 核発生 (他17件)
【概要】平成3年度の炭酸カルシウムの反応品析及びバイオクリスタリゼーションに関する文献調査、アミノ酸存在下における回分反応品析実験の結果をふまえて、まずダブルジェット反応品析装置を用いた未回分式実験を常温・常圧下で行ない、この反応品析過程における結晶形態及び粒径分布に及ぼす濃度(過飽和度)と品析時間の影響について検討した。これより、温度0.3mol/l以上の条件では、一部にアルサイトの生成が認められるが、...
【工学】総合工学:構造解析アミノ酸を含む研究件
❏アミノ基キャリアタンパク質を介する生合成機構の解明と二次代謝産物構造多様性の拡張(17H06168)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】西山 真 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00208240)
【キーワード】微生物 / 放線菌 / 生合成 / 二次代謝 / 構造生物学 (他13件)
【概要】アミノ基キャリアタンパク質(AmCP)は、自身のC末端にアミノ基を介して結合した基質を生合成酵素に運ぶ新しいタンパク質である。本研究では、放線菌を主たる研究対象として各生合成酵素の立体構造及びAmCP認識機構を解明すると共に、AmCPを介して二次代謝産物を生合成するシステムによる天然化合物の構造多様性を創出・拡張機構を解明することを目指したものであり、いくつかの新規かつユニークな機構の発見・解明に...
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
【総合生物】生体分子化学:CO2固定アミノ酸を含む研究件
❏Electrocatalytic Reductive Functionalization of Carbon Dioxide(19K15671)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】Li Yamei 東京工業大学, 地球生命研究所, 特任助教 (10745128)
【キーワード】Geo-electrochemistry / Amino acids / Alteration / Carbonaceous chondrites / CO2 fixation (他15件)
【概要】Previously,I found that thiozolidine 4-carboxylic acid (TCA) can promote the generation of organic compounds under electrochemical conditions in presence of CO2. I confirmed the origin of these organi...
❏CO_2固定技術としての難溶性炭酸塩の生成に関する研究(03805091)
【研究テーマ】化学工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】平沢 泉 早稲田大学, 理工学部・応用化学科, 助教授 (10228778)
【キーワード】反応品析 / 炭酸カルシウム / アミノ酸 / 結品成長 / 核発生 (他17件)
【概要】平成3年度の炭酸カルシウムの反応品析及びバイオクリスタリゼーションに関する文献調査、アミノ酸存在下における回分反応品析実験の結果をふまえて、まずダブルジェット反応品析装置を用いた未回分式実験を常温・常圧下で行ない、この反応品析過程における結晶形態及び粒径分布に及ぼす濃度(過飽和度)と品析時間の影響について検討した。これより、温度0.3mol/l以上の条件では、一部にアルサイトの生成が認められるが、...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:酸素環境アミノ酸を含む研究件
❏胎児循環における物質輸送特性の再評価と胎児心血管系制御システムの解明(20K20306)
【研究テーマ】生体情報内科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】毛利 聡 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00294413)
【キーワード】胎児循環 / 低酸素 / アミノ酸 / 心筋細胞 / 細胞分裂 (他21件)
【概要】生体は多彩な細胞で構成されるが、元は1個の受精卵であり細胞分裂を繰り返して各々の機能を獲得していく。その仕組みにおいて遺伝子など分子ネットワークが重要な役割を果たしているが、本研究では胎児循環を酸素やアミノ酸に対する独自の輸送特性によって胎児生体機能を制御する情報システムとして捉え、心筋細胞の分裂・分化に焦点を当て解析した胎児循環では酸素濃度が低く、出生に伴い高濃度酸素に曝露されるが、その環境変化...
❏低酸素環境を起点とした多階層の胎内履歴情報に基づく心筋再生への新たな試み(18K19943)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】橋本 謙 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80341080)
【キーワード】心筋細胞 / 分裂・再生 / 酸素環境 / 栄養環境 / 3-メチルヒスチジン (他13件)
【概要】心筋細胞は低酸素下の胎生期にのみ分裂再生能を有し、出生時肺呼吸開始による酸素増加が分裂を停める。本研究では、低酸素胎内の代謝/栄養環境に着目し、アクチン等の特定の筋蛋白にのみ存在する3-メチルヒスチジンという特殊なアミノ酸が心筋分裂に関与することを明らかにした。今後はその作用機序を明らかにし、心筋再生に繋げていく。次に、胎内環境維持に必須の胎盤の役割を検討する為、成熟胎盤を欠くこと以外は我々有胎盤...
【総合生物】神経科学:リボソームアミノ酸を含む研究件
❏Keap1-Nrf2の相互作用を阻害する擬天然物特殊ペプチドのプロドラッグ化(13F03730)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菅 裕明 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00361668)
【キーワード】ペプチド / ケミカルバイオロジー / キモカイン / トランスポーター / 遺伝記号 (他10件)
【概要】CXCR7を標的とした特殊環状ペプチドの探索 CXCR7はGPCRファミリー膜タンパク質の一つであり、炎症誘導因子キモカインの一つであるCXCL12を受容タンパク質として知られている。また、この受容体はHIVに代表されるウィルス感染において重要な標的タンパク質としても知られている。Geielmann博士は、磁気ビーズに固定化したCXCR7に対し、特殊環状ペプチドライブラリーを用いたRaPIDセレク...
❏リボソームによる配列制御型合成系の拡張に向けた非天然基質の合理的設計(19685016)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山東 信介 九州大学, 稲盛フロンティア研究センター, 教授 (20346084)
【キーワード】蛋白質 / リボソーム / 配列制御型合成 / 配列制御合成 / 核酸 (他7件)
【概要】細胞が利用する翻訳システムは配列が制御された生体分子(蛋白質)を合成できる画期的な分子機械である。本課題では、この蛋白質翻訳システムを利用した人工分子合成に向け、使用できる基質の拡張に向けた有機化学的アプローチを実施した。その結果、基質拡張に向けた指針を得るとともに、非天然基質の効率的利用に向けた新しい手法の開発に成功した。 ...
❏遺伝コードの進化・拡張と配列制御鋳型重合への応用(18350084)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】翻訳系 / タンパク質生合成 / tRNA / アシルtRNA 合成酵素 / アシル化AMP (他21件)
【概要】非天然基質のタンパク質への導入に関し、リボソームを利用した主鎖伸張型(高)分子合成について検討し、タンパク質のリボソーム合成において適用できる非天然基質としてβ-ヒドロキシ酸が有効な基質になりえることを明らかにした。また、基質についての選択性がEF-Tu との相互作用の強さにあることを解明した。非天然基礎質のタンパク質への導入手法については化学的ミスアシル化AMP 法を開発し、非天然タンパク質の酵...
【農学】農芸化学:アミノ酸欠乏アミノ酸を含む研究件
❏がん細胞におけるアミノ酸アダプティブセンサーの探索(19K22553)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】腫瘍微小環境 / がん代謝 / アミノ酸 / アミノ酸欠乏 / オミクス統合解析 (他8件)
【概要】本研究は、グルタミン欠乏を基軸としたがん細胞のアミノ酸欠乏のアダプティブセンサーの探索から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とし、(1)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠欠乏センサーの探索、及び、(2)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠乏に対するアダプティブ機構の解明の2項目について研究を行い、グルタミン特異的に誘導される遺伝子群、ヒストン修飾(H3K4me3, H3K27ac)、プロモーター...
❏栄養応答におけるマイクロRNAの役割を探る(24658118)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】マイクロRNA / アミノ酸 / タンパク質栄養 / 遺伝子発現 / ロイシン (他11件)
【概要】マイクロRNA(miRNA)は、タンパク質に翻訳されない小さなRNAであり、様々なmRNAに作用して遺伝子の発現を制御する。栄養条件の変化により量が変わるmiRNAを探索する目的で、アミノ酸のひとつロイシン欠乏に応答するmiRNAをDNAマイクロアレイにより調べたところ、miR-149*の増加に着目した。また、低タンパク質食に応答するmiR-203の量を培養細胞において人工的に増減させたところ、そ...
【農学】農芸化学:タンパク質栄養アミノ酸を含む研究件
❏栄養応答におけるマイクロRNAの役割を探る(24658118)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】マイクロRNA / アミノ酸 / タンパク質栄養 / 遺伝子発現 / ロイシン (他11件)
【概要】マイクロRNA(miRNA)は、タンパク質に翻訳されない小さなRNAであり、様々なmRNAに作用して遺伝子の発現を制御する。栄養条件の変化により量が変わるmiRNAを探索する目的で、アミノ酸のひとつロイシン欠乏に応答するmiRNAをDNAマイクロアレイにより調べたところ、miR-149*の増加に着目した。また、低タンパク質食に応答するmiR-203の量を培養細胞において人工的に増減させたところ、そ...
❏食品機能のニュートリゲノミクス解析における情報利用の高度化と体系化(18380077)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】DNAマイクロアレイ / カロリー制限 / タンパク質栄養 / データベース / ニュートリゲノミクス (他16件)
【概要】様々なタンパク質栄養条件に応答した肝臓や皮膚での遺伝子発現の網羅的応答を幅広く明らかにした。それらのデータを有効に解析するためのバイオインフォマティクス手法を高度活用し、栄養研究における情報の有効利用を推進した。また、高脂肪食摂食や運動、抗肥満食品因子、マイルドなカロリー制限等に対する網羅的遺伝子発現やタンパク質量の応答に関する情報を蓄積した。従来から構築して維持しているニュートリゲノミクスデータ...
【農学】農芸化学:食餌タンパク質アミノ酸を含む研究件
❏新分野「食のエピジェノミクス」創生の基礎研究(16658055)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / エピジェネティクス / ヒストン / クロマチン / 転写因子 (他11件)
【概要】本年度は、食餌成分のうちアミノ酸に注目し、アミノ酸の利用性によるエピジェネティクスレベルでの変化を検出できるか否かを解析した。特にアミノ酸に欠乏に鋭敏に応答する遺伝子であるIGFBP-1遺伝子に着目し、これらの遺伝子部位におけるヒストンのアセチル化およびメチル化の変動を免疫クロマチン沈降法(ChIP法)で検出した。HepG2細胞をロイシン欠乏培地(-Leu)で12時間処理し、同遺伝子を含む領域約3...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【農学】農芸化学:ニュートリゲノミクスアミノ酸を含む研究件
❏食品機能のニュートリゲノミクス解析における情報利用の高度化と体系化(18380077)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】DNAマイクロアレイ / カロリー制限 / タンパク質栄養 / データベース / ニュートリゲノミクス (他16件)
【概要】様々なタンパク質栄養条件に応答した肝臓や皮膚での遺伝子発現の網羅的応答を幅広く明らかにした。それらのデータを有効に解析するためのバイオインフォマティクス手法を高度活用し、栄養研究における情報の有効利用を推進した。また、高脂肪食摂食や運動、抗肥満食品因子、マイルドなカロリー制限等に対する網羅的遺伝子発現やタンパク質量の応答に関する情報を蓄積した。従来から構築して維持しているニュートリゲノミクスデータ...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【農学】農芸化学:メチオニンアミノ酸を含む研究件
❏ヒトiPS細胞を利用した次世代栄養環境リスク評価系の開発(18H02154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / iPS細胞 / アミノ酸 / 膵臓 / 糖尿病 (他15件)
【概要】我々は、ヒトの発生分化を模倣するiPS細胞を用いて栄養環境リスク評価系を構築し、栄養の過不足が臓器形成・機能に与える影響を定量的な評価を目指した。ヒトiPS細胞を用いた検討から単一アミノ酸を膵臓分化中期に単独で制限することでインスリン分泌臓器である膵臓β細胞への分化が阻害されることを見出した。これらは母親の摂取カロリー不足による子の糖尿病発症リスクの主原因と考えることが出来る。さらに、妊娠マウスを...
❏食餌中必須アミノ酸欠乏への応答における脳神経系・内分泌系の相互作用の解析(13876030)
【研究テーマ】食品科学・製品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / 摂食 / メチオニン / レセプター / グレリン (他10件)
【概要】必須アミノ酸欠乏食に応答した摂食低下の機構について検討を進め、メチオニン欠乏食摂取は胃等から分泌される摂食促進物質グレリンに対して応答できない状況を生じさせることを示唆する結果を前年度得ている。これをさらに確認するため、いくつかの異なった条件において、解析を行った。グレリンはラット脳室内に直接投与した。予めメチオニン欠乏食を与えておいたラットにグレリンを投与した場合と同様に、絶食させたラットにグレ...
【農学】農芸化学:IGFBP-1アミノ酸を含む研究件
❏遺伝子機能阻害を基礎としたアミノ酸の情報伝達機構の解析(18658053)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / mTOR / 情報伝達 / IGFBP-1 / 転写因子 (他11件)
【概要】昨年度の研究において、転写因子ATF-4およびボスファターゼPP1cのノックダウンがアミノ酸情報伝達を減弱させることを見いだした。本年度はこれらのさらに上流に位置する伝達経路の関与を明確にする目的で、mTOR経路の上流因子として最近見いだされたhvps34と、これを調節することが示唆されているp150に着目した。ノックダウン効率の検討では、HEK293細胞において、hvps34のmRNAレベルは約...
❏シグナル因子としてのアミノ酸の情報伝達ネットワークの分子機構解析(12460054)
【研究テーマ】食品科学・製品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / 転写因子 / IGF結合タンパク質-1 / DNAマイクロアレイ / インスリン受容体 (他19件)
【概要】インスリン様成長因子結合タンパク質I(IGFBP-1)の遺伝子転写制御を指標として、アミノ酸が遺伝子の発現を制御する機構を解析したところ以下の新知見が得られた。ロイシンによる同遺伝子の発現制御は、ワートマニンとラパマイシンに感受性の経路を介すること、ロイシンは細胞内で認識されること、核内外の転写因子の移動も重要であること、等である。これに関与する転写因子として、HNF-3ファミリー、FoxOファミ...
【農学】生産環境農学:速度論的光学分割アミノ酸を含む研究件
❏生物資源・触媒を活用する生物活性物質の生物・化学複合合成(16580092)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他7件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-ヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ムギネ酸など生物活性物質の構成アミノ酸として、天然からの供給が希少な、アゼチジンカルボン酸の(S)-体を効率よく酵素-化学複合的に合成することに成功した。対称環状ジエステルに対し、新規に見出した、不斉補助剤を導入したKrapcho不斉脱炭酸により、目的とする異性体を部分不斉合成し、さらにエステル加水分解と速度論的...
❏生物活性物質の生産・化学合成に有用な微生物酵素触媒反応の開発(14560084)
【研究テーマ】生物生産化学・応用有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他6件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-速度論的光学分割によるヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ラセミ体プロリンの環内窒素原子をカルバミルアミノ基、Boc基、Cbz基で保護したエステル類に対し、加水分解酵素を用いる光学分割を試みた。その結果、C.antarcticaリパーゼがBoc体やCbz体に対し、良好な鏡像選択的な加水分解能を示した(S体優先、E>100)。インドリン-2-カ...
【農学】生産環境農学:酵母還元アミノ酸を含む研究件
❏生物資源・触媒を活用する生物活性物質の生物・化学複合合成(16580092)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他7件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-ヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ムギネ酸など生物活性物質の構成アミノ酸として、天然からの供給が希少な、アゼチジンカルボン酸の(S)-体を効率よく酵素-化学複合的に合成することに成功した。対称環状ジエステルに対し、新規に見出した、不斉補助剤を導入したKrapcho不斉脱炭酸により、目的とする異性体を部分不斉合成し、さらにエステル加水分解と速度論的...
❏生物活性物質の生産・化学合成に有用な微生物酵素触媒反応の開発(14560084)
【研究テーマ】生物生産化学・応用有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他6件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-速度論的光学分割によるヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ラセミ体プロリンの環内窒素原子をカルバミルアミノ基、Boc基、Cbz基で保護したエステル類に対し、加水分解酵素を用いる光学分割を試みた。その結果、C.antarcticaリパーゼがBoc体やCbz体に対し、良好な鏡像選択的な加水分解能を示した(S体優先、E>100)。インドリン-2-カ...
【農学】生産環境農学:微生物酵素アミノ酸を含む研究件
❏生物資源・触媒を活用する生物活性物質の生物・化学複合合成(16580092)
【研究テーマ】生物生産化学・生物有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他7件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-ヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ムギネ酸など生物活性物質の構成アミノ酸として、天然からの供給が希少な、アゼチジンカルボン酸の(S)-体を効率よく酵素-化学複合的に合成することに成功した。対称環状ジエステルに対し、新規に見出した、不斉補助剤を導入したKrapcho不斉脱炭酸により、目的とする異性体を部分不斉合成し、さらにエステル加水分解と速度論的...
❏生物活性物質の生産・化学合成に有用な微生物酵素触媒反応の開発(14560084)
【研究テーマ】生物生産化学・応用有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他6件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-速度論的光学分割によるヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ラセミ体プロリンの環内窒素原子をカルバミルアミノ基、Boc基、Cbz基で保護したエステル類に対し、加水分解酵素を用いる光学分割を試みた。その結果、C.antarcticaリパーゼがBoc体やCbz体に対し、良好な鏡像選択的な加水分解能を示した(S体優先、E>100)。インドリン-2-カ...
【農学】動物生命科学:消化管アミノ酸を含む研究件
❏肝臓・消化管オートファジーの栄養素センシング/シグナリング機構(23380074)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】門脇 基二 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90126029)
【キーワード】オートファジー / アミノ酸 / 肝細胞 / LC3 / アルギニン (他12件)
【概要】細胞内成分を大規模に分解し、再構成に関与するオートファジーについて、栄養と最も関係の深い臓器である肝細胞と消化管を用いて栄養性制御とそのシグナリング機構の詳細を解析した.特にアミノ酸や食品成分での制御機構について、またオートファジーマーカーであるLC3タンパク質や関連分子群のmRNAの制御、さらには寿命遺伝子と言われるサーチュインとの関連づけを行った。 ...
❏魚類における消化管アミノ酸吸収機構の包括的解明(21780174)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】渡邊 壮一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (20507884)
【キーワード】栄養吸収 / 浸透圧調節 / アミノ酸 / 消化管 / 広塩性魚
【概要】本研究ではモザンビークティラピアを実験魚として用い、魚類でのアミノ酸吸収機構としての消化管におけるアミノ酸トランスポーター遺伝子の同定とその発現動態、および飼育環境条件によるその変動の解析を行った。また生体内でのアミノ酸需要の一部として、細胞内浸透圧調節物質としての遊離アミノ酸の寄与とその変動についても検討した。その結果、消化管で発現する10種のアミノ酸トランスポーター遺伝子を同定した。またその発...
❏食餌中必須アミノ酸欠乏への応答における脳神経系・内分泌系の相互作用の解析(13876030)
【研究テーマ】食品科学・製品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / 摂食 / メチオニン / レセプター / グレリン (他10件)
【概要】必須アミノ酸欠乏食に応答した摂食低下の機構について検討を進め、メチオニン欠乏食摂取は胃等から分泌される摂食促進物質グレリンに対して応答できない状況を生じさせることを示唆する結果を前年度得ている。これをさらに確認するため、いくつかの異なった条件において、解析を行った。グレリンはラット脳室内に直接投与した。予めメチオニン欠乏食を与えておいたラットにグレリンを投与した場合と同様に、絶食させたラットにグレ...
【農学】森林圏科学:加水分解酵素アミノ酸を含む研究件
❏生物活性物質の生産・化学合成に有用な微生物酵素触媒反応の開発(14560084)
【研究テーマ】生物生産化学・応用有機化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】須貝 威 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (60171120)
【キーワード】微生物酵素 / 酵母還元 / 天然物合成 / 速度論的光学分割 / アミノ酸 (他6件)
【概要】1)リパーゼなど用いる加水分解酵素を用いる反応-速度論的光学分割によるヘテロ環状アミノ酸類の光学活性体合成:ラセミ体プロリンの環内窒素原子をカルバミルアミノ基、Boc基、Cbz基で保護したエステル類に対し、加水分解酵素を用いる光学分割を試みた。その結果、C.antarcticaリパーゼがBoc体やCbz体に対し、良好な鏡像選択的な加水分解能を示した(S体優先、E>100)。インドリン-2-カ...
❏海洋表層における高分子溶存有機物の分解過程-微生物,地球化学的アプローチ(08458142)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 細菌 / タンパク質 / 炭素低環 (他12件)
【概要】海洋中の溶存有機物は、陸上植生、土壌有機物と並んで、地球上の3大有機炭素リザバ-のひとつの数えられている。その変動は、グローバルな炭素フラックス、さらには、大気中最大の温室効果気体である二酸化炭素の年-100年スケールでの変動にも影響を及ぼしうる.本研究の目的は、海洋における溶存有機物の蓄積メカニズムを、微生物生態学と地球化学を融合させた学際的なアプローチを用いて実験的に解明することである。生体ポ...
【農学】水圏応用科学:物質循環アミノ酸を含む研究件
❏高プロリン含有成分に着目した新しい海洋有機物動態論の開拓(17H06294)
【研究テーマ】環境解析評価およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40183892)
【キーワード】海洋物質循環 / プロリン / コロイド粒子 / アミノ酸 / 海洋微生物 (他12件)
【概要】アミノ酸は重要な生体構成成分であり、海洋物質循環において重要な役割を果たしている。これまで海洋環境中のアミノ酸動態については多くの研究がなされてきたが、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち唯一の環状2級アミンであるプロリンは、分析方法上の制約から、その分布や変動についての知見が限られてきた。本研究では、この方法的な制約を克服し、海洋試料のアミノ酸組成を、プロリンを含めて高感度に分析する手法...
❏新規同位体計測手法による沿岸海洋生態系における窒素負荷伝播と生態遷移過程の解明(21370008)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮島 利宏 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (20311631)
【キーワード】海洋生態 / 環境 / 窒素負荷 / アミノ酸 / 安定同位体比 (他9件)
【概要】沿岸海洋生態系、特にサンゴ礁生態系における人為起源窒素負荷の影響を評価するためにアミノ酸の化合物別窒素同位体比分析を適用した。窒素負荷環境勾配を評価する手法として従来のバルク窒素同位体比を利用する方法と比較検討した。飼育実験によりサンゴ宿主・共生藻間の窒素交換様式を解析した。また室内培養実験により腐食食物連鎖の基点となるバクテリアのアミノ酸同位体比パターンの特徴を抽出した。併せて,従来のサンゴ礁研...
【農学】水圏応用科学:微生物アミノ酸を含む研究件
❏アミノ基キャリアタンパク質を介する生合成機構の解明と二次代謝産物構造多様性の拡張(17H06168)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】西山 真 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00208240)
【キーワード】微生物 / 放線菌 / 生合成 / 二次代謝 / 構造生物学 (他13件)
【概要】アミノ基キャリアタンパク質(AmCP)は、自身のC末端にアミノ基を介して結合した基質を生合成酵素に運ぶ新しいタンパク質である。本研究では、放線菌を主たる研究対象として各生合成酵素の立体構造及びAmCP認識機構を解明すると共に、AmCPを介して二次代謝産物を生合成するシステムによる天然化合物の構造多様性を創出・拡張機構を解明することを目指したものであり、いくつかの新規かつユニークな機構の発見・解明に...
❏高プロリン含有成分に着目した新しい海洋有機物動態論の開拓(17H06294)
【研究テーマ】環境解析評価およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40183892)
【キーワード】海洋物質循環 / プロリン / コロイド粒子 / アミノ酸 / 海洋微生物 (他12件)
【概要】アミノ酸は重要な生体構成成分であり、海洋物質循環において重要な役割を果たしている。これまで海洋環境中のアミノ酸動態については多くの研究がなされてきたが、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち唯一の環状2級アミンであるプロリンは、分析方法上の制約から、その分布や変動についての知見が限られてきた。本研究では、この方法的な制約を克服し、海洋試料のアミノ酸組成を、プロリンを含めて高感度に分析する手法...
❏新規リジン生合成酵素群の構造機能相関と分子進化解析(16380056)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】西山 真 東京大学, 生物生産工学研究センター, 教授 (00208240)
【キーワード】Thermus属細菌 / リジン生合成 / 基質特異性 / X線結晶構造解析 / 分子進化工学 (他12件)
【概要】1)Thermus thermophilusにおいて、ホモアコニターゼの酵素学的諸性質を解析し、同酵素が第3番目の反応を触媒出来るものの、第2番目については触媒出来ないことを明らかにした。2)αアミノアジピン酸アミノ基転移酵素(AAA-AT)について、ピリドキサールリン酸(PLP)複合体構造、およびPLP+ロイシン複合体構造などをX線結晶構造解析により決定した。AAA-ATは、リジン生合成の基質で...
【農学】水圏応用科学:生合成アミノ酸を含む研究件
❏アミノ基キャリアタンパク質を介する生合成機構の解明と二次代謝産物構造多様性の拡張(17H06168)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】西山 真 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00208240)
【キーワード】微生物 / 放線菌 / 生合成 / 二次代謝 / 構造生物学 (他13件)
【概要】アミノ基キャリアタンパク質(AmCP)は、自身のC末端にアミノ基を介して結合した基質を生合成酵素に運ぶ新しいタンパク質である。本研究では、放線菌を主たる研究対象として各生合成酵素の立体構造及びAmCP認識機構を解明すると共に、AmCPを介して二次代謝産物を生合成するシステムによる天然化合物の構造多様性を創出・拡張機構を解明することを目指したものであり、いくつかの新規かつユニークな機構の発見・解明に...
❏生合成仮説に立脚した海洋天然物の合成研究(16K01916)
【研究テーマ】生物分子化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】市川 善康 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (60193439)
【キーワード】海洋天然物 / 全合成 / 生合成 / イソシアニド / Ugi 反応 (他19件)
【概要】生物は進化を経て,生体内の反応システムを構築し,多様な物質群を効率よく合成している。この様な生体内の反応を理想的な手本として模倣するバイオミメティックな化学合成は,斬新な天然物合成法の手法として発展してきた。海洋生物由来の含窒素テルペンであるボネラタミドA,エグリジン,ハリコナジンQとMが,「生体内でUgi反応によって生合成されている」という仮説を提唱した。提唱した生合成仮説の妥当性を確認するため...
❏新規リジン生合成酵素群の構造機能相関と分子進化解析(16380056)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】西山 真 東京大学, 生物生産工学研究センター, 教授 (00208240)
【キーワード】Thermus属細菌 / リジン生合成 / 基質特異性 / X線結晶構造解析 / 分子進化工学 (他12件)
【概要】1)Thermus thermophilusにおいて、ホモアコニターゼの酵素学的諸性質を解析し、同酵素が第3番目の反応を触媒出来るものの、第2番目については触媒出来ないことを明らかにした。2)αアミノアジピン酸アミノ基転移酵素(AAA-AT)について、ピリドキサールリン酸(PLP)複合体構造、およびPLP+ロイシン複合体構造などをX線結晶構造解析により決定した。AAA-ATは、リジン生合成の基質で...
【医歯薬学】基礎医学:オミクス統合解析アミノ酸を含む研究件
❏腫瘍微小環境におけるメタボロインタラクト―ムの探索と制御(21K19399)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん / 代謝 / 細胞間相互作用 / アミノ酸 / オミクス統合解析
【概要】がんの転移・浸潤・薬剤耐性などの悪性化には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。申請者は、腫瘍微小環境において、分岐鎖アミノ酸のがん細胞への供給が、線維芽細胞や間質細胞からなされる新たなメカニズムが存在する可能性を見出している。本研究では、アミノ酸を軸とした腫瘍組織における細胞間相互作用で鍵となる代謝物(メタボロインタラクト―ム)の探索的な研究から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とする。本研...
❏がん細胞におけるアミノ酸アダプティブセンサーの探索(19K22553)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】腫瘍微小環境 / がん代謝 / アミノ酸 / アミノ酸欠乏 / オミクス統合解析 (他8件)
【概要】本研究は、グルタミン欠乏を基軸としたがん細胞のアミノ酸欠乏のアダプティブセンサーの探索から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とし、(1)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠欠乏センサーの探索、及び、(2)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠乏に対するアダプティブ機構の解明の2項目について研究を行い、グルタミン特異的に誘導される遺伝子群、ヒストン修飾(H3K4me3, H3K27ac)、プロモーター...
【医歯薬学】内科系臨床医学:アミノ酸代謝アミノ酸を含む研究件
❏がん細胞におけるアミノ酸アダプティブセンサーの探索(19K22553)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】腫瘍微小環境 / がん代謝 / アミノ酸 / アミノ酸欠乏 / オミクス統合解析 (他8件)
【概要】本研究は、グルタミン欠乏を基軸としたがん細胞のアミノ酸欠乏のアダプティブセンサーの探索から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とし、(1)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠欠乏センサーの探索、及び、(2)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠乏に対するアダプティブ機構の解明の2項目について研究を行い、グルタミン特異的に誘導される遺伝子群、ヒストン修飾(H3K4me3, H3K27ac)、プロモーター...
❏心筋レドックス応答におけるアミノ酸代謝の重要性(20390228)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30265798)
【キーワード】心筋代謝 / 抗酸化ストレス応答 / レドックス制御 / アミノ酸 / 酸化ストレス (他9件)
【概要】脂肪族アルデヒドは活性酸素と比べて安定で膜も通過できるため細胞内を自由に拡散して、タンパク質や核酸などの生体高分子と付加体を形成する。したがって、脂質の過酸化物、特に脂肪族アルデヒドは、酸化ストレスのメディエーターとして主要な役割を果たしている。我々はアルデヒドが細胞内アミノ酸インバランスを起こすことによってGCN2-eIF2alpga-ATF4経路を活性化させ細胞内アミノ酸代謝を活性化することに...
【医歯薬学】内科系臨床医学:インスリン受容体アミノ酸を含む研究件
❏インスリン受容体の選択的スプライシング調節を介した新規シグナル伝達制御機構の解明(18K06012)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】片岡 直行 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (60346062)
【キーワード】インスリン受容体 / 選択的スプライシング / Rbfox2 / SRSF3 / ISE (他12件)
【概要】インスリン受容体(IR)は、選択的スプライシングを受け、IR-AとIR-Bが産生される。我々は、ラットIR遺伝子の一部を用いたレポーターを作製し、ラットH4IIE細胞導入したところ、内在性IR遺伝子と同じスプライシングパターンを示すことを確認した。そしてイントロン11内に、スプライシング制御因子Rbfox2の結合部位を見出し、Rbfox2と既知のSRSF3によってエクソン11の包含が起きていること...
❏遺伝子機能阻害を基礎としたアミノ酸の情報伝達機構の解析(18658053)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / mTOR / 情報伝達 / IGFBP-1 / 転写因子 (他11件)
【概要】昨年度の研究において、転写因子ATF-4およびボスファターゼPP1cのノックダウンがアミノ酸情報伝達を減弱させることを見いだした。本年度はこれらのさらに上流に位置する伝達経路の関与を明確にする目的で、mTOR経路の上流因子として最近見いだされたhvps34と、これを調節することが示唆されているp150に着目した。ノックダウン効率の検討では、HEK293細胞において、hvps34のmRNAレベルは約...
❏シグナル因子としてのアミノ酸の情報伝達ネットワークの分子機構解析(12460054)
【研究テーマ】食品科学・製品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2002
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / 転写因子 / IGF結合タンパク質-1 / DNAマイクロアレイ / インスリン受容体 (他19件)
【概要】インスリン様成長因子結合タンパク質I(IGFBP-1)の遺伝子転写制御を指標として、アミノ酸が遺伝子の発現を制御する機構を解析したところ以下の新知見が得られた。ロイシンによる同遺伝子の発現制御は、ワートマニンとラパマイシンに感受性の経路を介すること、ロイシンは細胞内で認識されること、核内外の転写因子の移動も重要であること、等である。これに関与する転写因子として、HNF-3ファミリー、FoxOファミ...
【医歯薬学】内科系臨床医学:アミノアシルtRNAアミノ酸を含む研究件
❏ターンオーバー可能な人工アミノアシルtRNAの創成(22750146)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】大窪 章寛 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教 (60376960)
【キーワード】RNA合成 / アミノアシルtRNA / ホスホロアミダイト法 / アミノ酸 / 固相合成
【概要】本研究では、塩基部無保護RNA5'-ホスホロアミダイトユニットおよび、中性条件下切り出し可能なシリルリンカーを介してリボヌクレオシドの5'水酸基を結合させた固相担体を用いて鎖伸長反応を行うことで、塩基性条件下不安定なアシル化RNAオリゴマーの合成ができることがわかった。現在では、別途合成した長鎖RNAと組み合わせ分割アミノアシルtRNAが機能するかを検討中である。 ...
❏遺伝コードの進化・拡張と配列制御鋳型重合への応用(18350084)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】翻訳系 / タンパク質生合成 / tRNA / アシルtRNA 合成酵素 / アシル化AMP (他21件)
【概要】非天然基質のタンパク質への導入に関し、リボソームを利用した主鎖伸張型(高)分子合成について検討し、タンパク質のリボソーム合成において適用できる非天然基質としてβ-ヒドロキシ酸が有効な基質になりえることを明らかにした。また、基質についての選択性がEF-Tu との相互作用の強さにあることを解明した。非天然基礎質のタンパク質への導入手法については化学的ミスアシル化AMP 法を開発し、非天然タンパク質の酵...
【医歯薬学】外科系臨床医学:がん代謝アミノ酸を含む研究件
❏腫瘍微小環境におけるアミノ酸代謝適応機構の解明(19H03496)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん微小環境 / アミノ酸 / がん代謝 / 転写・代謝制御
【概要】腫瘍微小環境はがんの増殖・転移・浸潤・薬剤耐性などの悪性化に重要な役割を果たす。本研究は、腫瘍微小環境におけるアミノ酸代謝適応機構の解明を目的とし、腫瘍微小環境における(1)アミノ酸欠乏感知機構の解明、(2)アミノ酸欠乏に対する細胞適応機構の解析、(3)低酸素・低栄養・低pHのストレス適応とアミノ酸代謝のクロストークの解明、及び、(4)現存する化学療法との併用における相乗効果の検討、について検討す...
❏がん細胞におけるアミノ酸アダプティブセンサーの探索(19K22553)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】腫瘍微小環境 / がん代謝 / アミノ酸 / アミノ酸欠乏 / オミクス統合解析 (他8件)
【概要】本研究は、グルタミン欠乏を基軸としたがん細胞のアミノ酸欠乏のアダプティブセンサーの探索から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とし、(1)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠欠乏センサーの探索、及び、(2)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠乏に対するアダプティブ機構の解明の2項目について研究を行い、グルタミン特異的に誘導される遺伝子群、ヒストン修飾(H3K4me3, H3K27ac)、プロモーター...
【医歯薬学】外科系臨床医学:心筋細胞アミノ酸を含む研究件
❏胎児循環における物質輸送特性の再評価と胎児心血管系制御システムの解明(20K20306)
【研究テーマ】生体情報内科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】毛利 聡 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00294413)
【キーワード】胎児循環 / 低酸素 / アミノ酸 / 心筋細胞 / 細胞分裂 (他21件)
【概要】生体は多彩な細胞で構成されるが、元は1個の受精卵であり細胞分裂を繰り返して各々の機能を獲得していく。その仕組みにおいて遺伝子など分子ネットワークが重要な役割を果たしているが、本研究では胎児循環を酸素やアミノ酸に対する独自の輸送特性によって胎児生体機能を制御する情報システムとして捉え、心筋細胞の分裂・分化に焦点を当て解析した胎児循環では酸素濃度が低く、出生に伴い高濃度酸素に曝露されるが、その環境変化...
❏低酸素環境を起点とした多階層の胎内履歴情報に基づく心筋再生への新たな試み(18K19943)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】橋本 謙 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80341080)
【キーワード】心筋細胞 / 分裂・再生 / 酸素環境 / 栄養環境 / 3-メチルヒスチジン (他13件)
【概要】心筋細胞は低酸素下の胎生期にのみ分裂再生能を有し、出生時肺呼吸開始による酸素増加が分裂を停める。本研究では、低酸素胎内の代謝/栄養環境に着目し、アクチン等の特定の筋蛋白にのみ存在する3-メチルヒスチジンという特殊なアミノ酸が心筋分裂に関与することを明らかにした。今後はその作用機序を明らかにし、心筋再生に繋げていく。次に、胎内環境維持に必須の胎盤の役割を検討する為、成熟胎盤を欠くこと以外は我々有胎盤...
【医歯薬学】外科系臨床医学:iPS細胞アミノ酸を含む研究件
❏ヒトiPS細胞を利用した次世代栄養環境リスク評価系の開発(18H02154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / iPS細胞 / アミノ酸 / 膵臓 / 糖尿病 (他15件)
【概要】我々は、ヒトの発生分化を模倣するiPS細胞を用いて栄養環境リスク評価系を構築し、栄養の過不足が臓器形成・機能に与える影響を定量的な評価を目指した。ヒトiPS細胞を用いた検討から単一アミノ酸を膵臓分化中期に単独で制限することでインスリン分泌臓器である膵臓β細胞への分化が阻害されることを見出した。これらは母親の摂取カロリー不足による子の糖尿病発症リスクの主原因と考えることが出来る。さらに、妊娠マウスを...
❏ヒトiPS細胞膵臓分化系を用いた生活習慣病胎児期起源説の検証(26461638)
【研究テーマ】胎児・新生児医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / Barker説 / 生活習慣病胎児期発症説 / iPS / アミノ酸 (他11件)
【概要】生活習慣病胎児期発症説は疫学・動物実験により研究が行われているが、ヒトにおいて妊娠時の低栄養が胎児臓器の発生分化にどのように関与するかを実験的に評価することは困難である。そこで、本研究ではヒトiPS細胞の膵臓分化誘導系を用いて、細胞に対して単一アミノ酸除去培地による低栄養負荷を与え、その後の細胞の機能を評価した。検討の結果、分化の特定の段階である種のアミノ酸を除去することにより、その後のインスリン...
【医歯薬学】社会医学:mTORアミノ酸を含む研究件
❏アミノ酸変動を感知する細胞因子の同定と解析(20390076)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】水島 昇 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (10353434)
【キーワード】アミノ酸 / mTOR / オートファジー / 飢餓 / インスリンシグナル
【概要】本課題では生体制御因子としてとらえたアミノ酸の感知機構およびそのシグナル伝達機構を解析している。アミノ酸が制御することで知られている細胞機能のひとつとしてオートファジー(自食作用)がある。本研究課題の昨年度の実績から、栄養感知シグナルの中心的因子であるmTOR複合体が、オートファジー因子であるULK1-Atg13-FIP200複合体と直接会合することによって、オートファジーを抑制することを明らかに...
❏遺伝子機能阻害を基礎としたアミノ酸の情報伝達機構の解析(18658053)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / mTOR / 情報伝達 / IGFBP-1 / 転写因子 (他11件)
【概要】昨年度の研究において、転写因子ATF-4およびボスファターゼPP1cのノックダウンがアミノ酸情報伝達を減弱させることを見いだした。本年度はこれらのさらに上流に位置する伝達経路の関与を明確にする目的で、mTOR経路の上流因子として最近見いだされたhvps34と、これを調節することが示唆されているp150に着目した。ノックダウン効率の検討では、HEK293細胞において、hvps34のmRNAレベルは約...
❏内分泌系によるオートファジー調節機構の解析(18370084)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】水島 昇 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10353434)
【キーワード】オートファジー / インスリン / 糖尿病 / アミノ酸 / mTOR (他8件)
【概要】本課題ではオートファジーによる細胞内分解がどのように制御されるかについて、特に内分泌系に注目して解析を行うことを目的とした。まずオートファジーの生理的な制御機構を解析する目的で、栄養のマスターレギュレーターとして知られるタンパク質キナーゼmTORについて研究を行った。栄養飢餓時のmTORの不活性化を各臓器で調べたところ、各臓器のmTOR不活性化のタイミングはオートファジーの開始と非常に良く相関して...
【医歯薬学】社会医学:栄養環境アミノ酸を含む研究件
❏ヒトiPS細胞を利用した次世代栄養環境リスク評価系の開発(18H02154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / iPS細胞 / アミノ酸 / 膵臓 / 糖尿病 (他15件)
【概要】我々は、ヒトの発生分化を模倣するiPS細胞を用いて栄養環境リスク評価系を構築し、栄養の過不足が臓器形成・機能に与える影響を定量的な評価を目指した。ヒトiPS細胞を用いた検討から単一アミノ酸を膵臓分化中期に単独で制限することでインスリン分泌臓器である膵臓β細胞への分化が阻害されることを見出した。これらは母親の摂取カロリー不足による子の糖尿病発症リスクの主原因と考えることが出来る。さらに、妊娠マウスを...
❏低酸素環境を起点とした多階層の胎内履歴情報に基づく心筋再生への新たな試み(18K19943)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】橋本 謙 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80341080)
【キーワード】心筋細胞 / 分裂・再生 / 酸素環境 / 栄養環境 / 3-メチルヒスチジン (他13件)
【概要】心筋細胞は低酸素下の胎生期にのみ分裂再生能を有し、出生時肺呼吸開始による酸素増加が分裂を停める。本研究では、低酸素胎内の代謝/栄養環境に着目し、アクチン等の特定の筋蛋白にのみ存在する3-メチルヒスチジンという特殊なアミノ酸が心筋分裂に関与することを明らかにした。今後はその作用機序を明らかにし、心筋再生に繋げていく。次に、胎内環境維持に必須の胎盤の役割を検討する為、成熟胎盤を欠くこと以外は我々有胎盤...
【医歯薬学】社会医学:マイクロアレイアミノ酸を含む研究件
❏栄養応答におけるマイクロRNAの役割を探る(24658118)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】マイクロRNA / アミノ酸 / タンパク質栄養 / 遺伝子発現 / ロイシン (他11件)
【概要】マイクロRNA(miRNA)は、タンパク質に翻訳されない小さなRNAであり、様々なmRNAに作用して遺伝子の発現を制御する。栄養条件の変化により量が変わるmiRNAを探索する目的で、アミノ酸のひとつロイシン欠乏に応答するmiRNAをDNAマイクロアレイにより調べたところ、miR-149*の増加に着目した。また、低タンパク質食に応答するmiR-203の量を培養細胞において人工的に増減させたところ、そ...
❏肝臓・消化管オートファジーの栄養素センシング/シグナリング機構(23380074)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】門脇 基二 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90126029)
【キーワード】オートファジー / アミノ酸 / 肝細胞 / LC3 / アルギニン (他12件)
【概要】細胞内成分を大規模に分解し、再構成に関与するオートファジーについて、栄養と最も関係の深い臓器である肝細胞と消化管を用いて栄養性制御とそのシグナリング機構の詳細を解析した.特にアミノ酸や食品成分での制御機構について、またオートファジーマーカーであるLC3タンパク質や関連分子群のmRNAの制御、さらには寿命遺伝子と言われるサーチュインとの関連づけを行った。 ...
❏次世代型生体調節因子としてのアミノ酸の新規機能性の探索と有効性の検証(20248014)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】門脇 基二 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90126029)
【キーワード】アミノ酸 / マイクロアレイ / 発現制御 / 栄養学 / シグナル伝達 (他6件)
【概要】アミノ酸のシグナル伝達と細胞応答に関する共同研究が、主にトランスクリプトミクスによる網羅的解析を用いて実施された。その結果、栄養素としてではない、情報分子としてのアミノ酸の機能性が、タンパク質合成と分解に関与する遺伝子発現とオートファジーの制御、糖代謝と脂質代謝の制御、神経組織におけるセリン有効性の情報伝達に関連して解析され、多様なアミノ酸の複雑な情報ネットワーク構造の一端が明らかになった。 ...
【医歯薬学】歯学:がん微小環境アミノ酸を含む研究件
❏腫瘍微小環境におけるアミノ酸代謝適応機構の解明(19H03496)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん微小環境 / アミノ酸 / がん代謝 / 転写・代謝制御
【概要】腫瘍微小環境はがんの増殖・転移・浸潤・薬剤耐性などの悪性化に重要な役割を果たす。本研究は、腫瘍微小環境におけるアミノ酸代謝適応機構の解明を目的とし、腫瘍微小環境における(1)アミノ酸欠乏感知機構の解明、(2)アミノ酸欠乏に対する細胞適応機構の解析、(3)低酸素・低栄養・低pHのストレス適応とアミノ酸代謝のクロストークの解明、及び、(4)現存する化学療法との併用における相乗効果の検討、について検討す...
❏がん細胞におけるアミノ酸アダプティブセンサーの探索(19K22553)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】腫瘍微小環境 / がん代謝 / アミノ酸 / アミノ酸欠乏 / オミクス統合解析 (他8件)
【概要】本研究は、グルタミン欠乏を基軸としたがん細胞のアミノ酸欠乏のアダプティブセンサーの探索から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とし、(1)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠欠乏センサーの探索、及び、(2)グルタミンを基軸としたアミノ酸欠乏に対するアダプティブ機構の解明の2項目について研究を行い、グルタミン特異的に誘導される遺伝子群、ヒストン修飾(H3K4me3, H3K27ac)、プロモーター...
【医歯薬学】薬学:規則構造アミノ酸を含む研究件
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
❏非平面アミドオリゴマーの自己組織化構造とヘリックス表面の機能化(17109001)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】大和田 智彦 東大, 薬学研究科(研究院), 教授 (20177025)
【キーワード】アミド / N-ピラミッド化 / N-ニトロソアミン / 一酸化窒素 / S-トランスニトロソ化 (他16件)
【概要】本研究課題では7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン構造を有するアミドの非平面構造の構造特性を確立し機能分子マテリァルとして応用するために以下のことを実施した。自己組織的にヘリックス構造の柔軟性の制御の結果をふまえてヘリックス構造表面の機能化を行う。除放性一酸化窒素放出物質は持続的な一酸化窒素の放出を可能にし,一酸化窒素に由来する持生物活性(例えば血管内皮細胞増殖抑制による血管再狭窄の予防)の持続...
【医歯薬学】薬学:β-アミノ酸アミノ酸を含む研究件
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
❏非平面アミドオリゴマーの自己組織化構造とヘリックス表面の機能化(17109001)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】大和田 智彦 東大, 薬学研究科(研究院), 教授 (20177025)
【キーワード】アミド / N-ピラミッド化 / N-ニトロソアミン / 一酸化窒素 / S-トランスニトロソ化 (他16件)
【概要】本研究課題では7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン構造を有するアミドの非平面構造の構造特性を確立し機能分子マテリァルとして応用するために以下のことを実施した。自己組織的にヘリックス構造の柔軟性の制御の結果をふまえてヘリックス構造表面の機能化を行う。除放性一酸化窒素放出物質は持続的な一酸化窒素の放出を可能にし,一酸化窒素に由来する持生物活性(例えば血管内皮細胞増殖抑制による血管再狭窄の予防)の持続...
【医歯薬学】薬学:インスリンアミノ酸を含む研究件
❏インスリン受容体基質のユビキチン修飾の制御機構とその生理的・病態的意義の解明(18H03972)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】高橋 伸一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00197146)
【キーワード】代謝・内分泌制御 / インスリン / インスリン様成長因子 / インスリン受容体基質 / 細胞内シグナル伝達 (他13件)
【概要】動物の正常な生命活動に必須な同化ホルモン、インスリン/インスリン様成長因子の広範な生理活性の発現には、シグナル伝達分子であるインスリン受容体基質(IRS)が必須である。我々は、IRSが多くのタンパク質(IRSAP)と複合体を形成し、これが全く新しいメカニズムでインスリン様活性の調節に重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。今回、細胞の置かれた状況に応答して、あるいは細胞特異的に特定のユビキチンリ...
❏内分泌系によるオートファジー調節機構の解析(18370084)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】水島 昇 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10353434)
【キーワード】オートファジー / インスリン / 糖尿病 / アミノ酸 / mTOR (他8件)
【概要】本課題ではオートファジーによる細胞内分解がどのように制御されるかについて、特に内分泌系に注目して解析を行うことを目的とした。まずオートファジーの生理的な制御機構を解析する目的で、栄養のマスターレギュレーターとして知られるタンパク質キナーゼmTORについて研究を行った。栄養飢餓時のmTORの不活性化を各臓器で調べたところ、各臓器のmTOR不活性化のタイミングはオートファジーの開始と非常に良く相関して...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【医歯薬学】薬学:代謝アミノ酸を含む研究件
❏腫瘍微小環境におけるメタボロインタラクト―ムの探索と制御(21K19399)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん / 代謝 / 細胞間相互作用 / アミノ酸 / オミクス統合解析
【概要】がんの転移・浸潤・薬剤耐性などの悪性化には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。申請者は、腫瘍微小環境において、分岐鎖アミノ酸のがん細胞への供給が、線維芽細胞や間質細胞からなされる新たなメカニズムが存在する可能性を見出している。本研究では、アミノ酸を軸とした腫瘍組織における細胞間相互作用で鍵となる代謝物(メタボロインタラクト―ム)の探索的な研究から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とする。本研...
❏萌芽研究-アミノ酸は魚類のエネルギー代謝中核物質か?(23658174)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】潮 秀樹 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50251682)
【キーワード】アミノ酸 / 代謝 / 魚類 / エネルギー
【概要】ゼブラフィッシュのGLP-1のアミノ酸配列について得られた抗血清を用いたウェスタンブロッティングを行ったが,いずれの試料からも陽性反応が認められなかった.本研究期間内では,残念ながらGLP-1陽性細胞の特定には至らなかった.アミノ酸への応答を明らかにするために,ゼブラフィッシュにLys欠飼料を投与したところ,肝臓から筋肉への脂質の移行が起こることが明らかとなり,少なくとも魚類では摂取したアミノ酸が...
【医歯薬学】薬学:分析化学アミノ酸を含む研究件
❏ピラーアレイカラムを用いた生体分子の高感度分析システムの開発(26460033)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角田 誠 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (10323453)
【キーワード】クロマトグラフィー / アミノ酸 / マイクロ化学チップ / マイクロ化学分析システム / 生体分子 (他9件)
【概要】生体分子の分離分析法として、液体クロマトグラフィーが広く用いられている。しかしながら、これまでのクロマトグラフィーにおいては、分離能に限界があることが知られていた。そこで、本研究においては、理論的に高分離能を有することが知られているピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィー(ピラーアレイカラム)に着目し、研究を行った。本研究においては、ピラーアレイカラムの高性能化について検討した結果、圧力...
❏キラルアミノ酸メタボロミクスを基盤とするアミノ酸代謝障害の網羅的早期診断法開発(25293007)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】濱瀬 健司 九州大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10284522)
【キーワード】分析化学 / メタボロミクス / アミノ酸 / 光学分割
【概要】D体とL体を識別するキラルアミノ酸分析により、アミノ酸代謝障害の鋭敏な診断を可能にする高感度選択的な分析法を開発し、モデル動物を用いて有用性を検証した。キラルアミノ酸プロファイルは疾病時に劇的に変化する場合がある。本研究ではタンパク質構成アミノ酸に加えて代謝マップ上の様々な微量アミノ酸を対象とし、芳香族アミノ酸、分岐鎖アミノ酸、含硫アミノ酸の代謝障害、尿素サイクル異常などにおいて、光学異性体を識別...
❏オンチップ液体クロマトグラフィーによる微量生体分子の分析システムの開発(23790041)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】角田 誠 東京大学, 薬学研究科(研究院), 講師 (10323453)
【キーワード】マイクロ化学チップ / アミノ酸 / グラジエント溶離 / ミキサー / 分析化学
【概要】生体試料分析に必須の分離手段である高速液体クロマトグラフィーにおける高分離能を達成したピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィーにおける生体試料への応用を指向した研究を行った。具体的には、生体試料中の分岐鎖アミノ酸の高速定量分析と、ピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィーにおけるグラジエント溶離システムの開発に成功した。 ...
【医歯薬学】薬学:マイクロ化学チップアミノ酸を含む研究件
❏ピラーアレイカラムを用いた生体分子の高感度分析システムの開発(26460033)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角田 誠 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (10323453)
【キーワード】クロマトグラフィー / アミノ酸 / マイクロ化学チップ / マイクロ化学分析システム / 生体分子 (他9件)
【概要】生体分子の分離分析法として、液体クロマトグラフィーが広く用いられている。しかしながら、これまでのクロマトグラフィーにおいては、分離能に限界があることが知られていた。そこで、本研究においては、理論的に高分離能を有することが知られているピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィー(ピラーアレイカラム)に着目し、研究を行った。本研究においては、ピラーアレイカラムの高性能化について検討した結果、圧力...
❏オンチップ液体クロマトグラフィーによる微量生体分子の分析システムの開発(23790041)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】角田 誠 東京大学, 薬学研究科(研究院), 講師 (10323453)
【キーワード】マイクロ化学チップ / アミノ酸 / グラジエント溶離 / ミキサー / 分析化学
【概要】生体試料分析に必須の分離手段である高速液体クロマトグラフィーにおける高分離能を達成したピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィーにおける生体試料への応用を指向した研究を行った。具体的には、生体試料中の分岐鎖アミノ酸の高速定量分析と、ピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィーにおけるグラジエント溶離システムの開発に成功した。 ...
【医歯薬学】薬学:光学分割アミノ酸を含む研究件
❏キラルアミノ酸メタボロミクスを基盤とするアミノ酸代謝障害の網羅的早期診断法開発(25293007)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】濱瀬 健司 九州大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (10284522)
【キーワード】分析化学 / メタボロミクス / アミノ酸 / 光学分割
【概要】D体とL体を識別するキラルアミノ酸分析により、アミノ酸代謝障害の鋭敏な診断を可能にする高感度選択的な分析法を開発し、モデル動物を用いて有用性を検証した。キラルアミノ酸プロファイルは疾病時に劇的に変化する場合がある。本研究ではタンパク質構成アミノ酸に加えて代謝マップ上の様々な微量アミノ酸を対象とし、芳香族アミノ酸、分岐鎖アミノ酸、含硫アミノ酸の代謝障害、尿素サイクル異常などにおいて、光学異性体を識別...
❏光学異性体を区別するアミノ酸メタボローム分析法の開発と医療への展開(22390007)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】濱瀬 健司 九州大学, 薬学研究院, 准教授 (10284522)
【キーワード】分析化学 / メタボローム / アミノ酸 / 光学分割
【概要】二次元 HPLC を利用し、臨床化学診断に汎用される様々な代謝関連アミノ酸を網羅する「光学異性体を区別するアミノ酸メタボローム分析法」を開発した。様々な疾病モデルマウス及びヒト臨床検体におけるキラルアミノ酸メタボローム解析を行った結果、筋萎縮性側索硬化症において D-セリン含量が特異的に上昇することが示され、先天性アミノ酸代謝異常症において光学異性体の識別定量が早期・高精度診断に有用である可能性が...
【医歯薬学】薬学:クロマトグラフィーアミノ酸を含む研究件
❏白血病単一細胞分岐鎖アミノ酸代謝特性解析のためのマイクロ分離分析法の開発(21H02613)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】角田 誠 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 准教授 (10323453)
【キーワード】アミノ酸 / がん / クロマトグラフィー / 液体クロマトグラフィー
【概要】
❏ピラーアレイカラムを用いた生体分子の高感度分析システムの開発(26460033)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角田 誠 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (10323453)
【キーワード】クロマトグラフィー / アミノ酸 / マイクロ化学チップ / マイクロ化学分析システム / 生体分子 (他9件)
【概要】生体分子の分離分析法として、液体クロマトグラフィーが広く用いられている。しかしながら、これまでのクロマトグラフィーにおいては、分離能に限界があることが知られていた。そこで、本研究においては、理論的に高分離能を有することが知られているピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィー(ピラーアレイカラム)に着目し、研究を行った。本研究においては、ピラーアレイカラムの高性能化について検討した結果、圧力...
【医歯薬学】薬学:低酸素アミノ酸を含む研究件
❏胎児循環における物質輸送特性の再評価と胎児心血管系制御システムの解明(20K20306)
【研究テーマ】生体情報内科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】毛利 聡 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00294413)
【キーワード】胎児循環 / 低酸素 / アミノ酸 / 心筋細胞 / 細胞分裂 (他21件)
【概要】生体は多彩な細胞で構成されるが、元は1個の受精卵であり細胞分裂を繰り返して各々の機能を獲得していく。その仕組みにおいて遺伝子など分子ネットワークが重要な役割を果たしているが、本研究では胎児循環を酸素やアミノ酸に対する独自の輸送特性によって胎児生体機能を制御する情報システムとして捉え、心筋細胞の分裂・分化に焦点を当て解析した胎児循環では酸素濃度が低く、出生に伴い高濃度酸素に曝露されるが、その環境変化...
❏低酸素環境を起点とした多階層の胎内履歴情報に基づく心筋再生への新たな試み(18K19943)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】橋本 謙 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80341080)
【キーワード】心筋細胞 / 分裂・再生 / 酸素環境 / 栄養環境 / 3-メチルヒスチジン (他13件)
【概要】心筋細胞は低酸素下の胎生期にのみ分裂再生能を有し、出生時肺呼吸開始による酸素増加が分裂を停める。本研究では、低酸素胎内の代謝/栄養環境に着目し、アクチン等の特定の筋蛋白にのみ存在する3-メチルヒスチジンという特殊なアミノ酸が心筋分裂に関与することを明らかにした。今後はその作用機序を明らかにし、心筋再生に繋げていく。次に、胎内環境維持に必須の胎盤の役割を検討する為、成熟胎盤を欠くこと以外は我々有胎盤...
【医歯薬学】薬学:プロリンアミノ酸を含む研究件
❏柔軟な構造を持つ生体分子の構造化手法の確立と応用(18H02552)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大和田 智彦 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20177025)
【キーワード】ペプチド / ヘリックス構造 / ストランド構造 / MDM2-p53 / MDMX-p53 (他24件)
【概要】本研究課題は分子に規則構造を作り出し機能を創製することにある。生体内リガンドをミミックする分子を構築するための「構造化の有機化 学」という基礎サイエンスの確立とメディシナルケミストリーやケミカルバイオロジーへの応用を目的とする「機能創出のサイエンス」の連携である。構造有機化学の基礎研究に加えて実際の生物活性物質の取得によって本研究の仮説を評価した。特に生体内で見られる、構造柔軟性の高い回転しやすい...
❏高プロリン含有成分に着目した新しい海洋有機物動態論の開拓(17H06294)
【研究テーマ】環境解析評価およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40183892)
【キーワード】海洋物質循環 / プロリン / コロイド粒子 / アミノ酸 / 海洋微生物 (他12件)
【概要】アミノ酸は重要な生体構成成分であり、海洋物質循環において重要な役割を果たしている。これまで海洋環境中のアミノ酸動態については多くの研究がなされてきたが、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち唯一の環状2級アミンであるプロリンは、分析方法上の制約から、その分布や変動についての知見が限られてきた。本研究では、この方法的な制約を克服し、海洋試料のアミノ酸組成を、プロリンを含めて高感度に分析する手法...
【医歯薬学】薬学:タンパク質-タンパク質相互作用アミノ酸を含む研究件
❏柔軟な構造を持つ生体分子の構造化手法の確立と応用(18H02552)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大和田 智彦 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20177025)
【キーワード】ペプチド / ヘリックス構造 / ストランド構造 / MDM2-p53 / MDMX-p53 (他24件)
【概要】本研究課題は分子に規則構造を作り出し機能を創製することにある。生体内リガンドをミミックする分子を構築するための「構造化の有機化 学」という基礎サイエンスの確立とメディシナルケミストリーやケミカルバイオロジーへの応用を目的とする「機能創出のサイエンス」の連携である。構造有機化学の基礎研究に加えて実際の生物活性物質の取得によって本研究の仮説を評価した。特に生体内で見られる、構造柔軟性の高い回転しやすい...
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
【医歯薬学】薬学:へリックス構造アミノ酸を含む研究件
❏柔軟な構造を持つ生体分子の構造化手法の確立と応用(18H02552)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大和田 智彦 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20177025)
【キーワード】ペプチド / ヘリックス構造 / ストランド構造 / MDM2-p53 / MDMX-p53 (他24件)
【概要】本研究課題は分子に規則構造を作り出し機能を創製することにある。生体内リガンドをミミックする分子を構築するための「構造化の有機化 学」という基礎サイエンスの確立とメディシナルケミストリーやケミカルバイオロジーへの応用を目的とする「機能創出のサイエンス」の連携である。構造有機化学の基礎研究に加えて実際の生物活性物質の取得によって本研究の仮説を評価した。特に生体内で見られる、構造柔軟性の高い回転しやすい...
❏非平面アミドオリゴマーの自己組織化構造とヘリックス表面の機能化(17109001)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】大和田 智彦 東大, 薬学研究科(研究院), 教授 (20177025)
【キーワード】アミド / N-ピラミッド化 / N-ニトロソアミン / 一酸化窒素 / S-トランスニトロソ化 (他16件)
【概要】本研究課題では7-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン構造を有するアミドの非平面構造の構造特性を確立し機能分子マテリァルとして応用するために以下のことを実施した。自己組織的にヘリックス構造の柔軟性の制御の結果をふまえてヘリックス構造表面の機能化を行う。除放性一酸化窒素放出物質は持続的な一酸化窒素の放出を可能にし,一酸化窒素に由来する持生物活性(例えば血管内皮細胞増殖抑制による血管再狭窄の予防)の持続...
【医歯薬学】薬学:脂肪酸アミノ酸を含む研究件
❏脂肪酸がシグナルとして個体成長を促進するメカニズムの解明(18K06246)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福山 征光 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (20422389)
【キーワード】線虫 / 栄養 / 脂肪酸 / 必須アミノ酸 / 成長 (他10件)
【概要】食餌環境は動物の成長を促進する最も重要な環境因子であるが、その作用機構は不明な点が多い。申請者は、線虫C. elegans(以下、線虫)が、脂肪酸とアミノ酸が、一時停止した個体成長を再始動させ促進する「シグナル」として協調的に機能することを示唆する知見を得た。我々は順遺伝学的スクリーニングにより、アミノ酸を与えるだけで、脂肪酸がなくともある程度成長をすすめる「脂肪酸非要求性変異体」としてヘッジホッ...
❏柔軟な構造を持つ生体分子の構造化手法の確立と応用(18H02552)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大和田 智彦 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20177025)
【キーワード】ペプチド / ヘリックス構造 / ストランド構造 / MDM2-p53 / MDMX-p53 (他24件)
【概要】本研究課題は分子に規則構造を作り出し機能を創製することにある。生体内リガンドをミミックする分子を構築するための「構造化の有機化 学」という基礎サイエンスの確立とメディシナルケミストリーやケミカルバイオロジーへの応用を目的とする「機能創出のサイエンス」の連携である。構造有機化学の基礎研究に加えて実際の生物活性物質の取得によって本研究の仮説を評価した。特に生体内で見られる、構造柔軟性の高い回転しやすい...
❏食餌中必須アミノ酸欠乏への応答における脳神経系・内分泌系の相互作用の解析(13876030)
【研究テーマ】食品科学・製品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / 摂食 / メチオニン / レセプター / グレリン (他10件)
【概要】必須アミノ酸欠乏食に応答した摂食低下の機構について検討を進め、メチオニン欠乏食摂取は胃等から分泌される摂食促進物質グレリンに対して応答できない状況を生じさせることを示唆する結果を前年度得ている。これをさらに確認するため、いくつかの異なった条件において、解析を行った。グレリンはラット脳室内に直接投与した。予めメチオニン欠乏食を与えておいたラットにグレリンを投与した場合と同様に、絶食させたラットにグレ...
【医歯薬学】薬学:非天然アミノ酸アミノ酸を含む研究件
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
❏遺伝コードの進化・拡張と配列制御鋳型重合への応用(18350084)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】青山 安宏 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00038093)
【キーワード】翻訳系 / タンパク質生合成 / tRNA / アシルtRNA 合成酵素 / アシル化AMP (他21件)
【概要】非天然基質のタンパク質への導入に関し、リボソームを利用した主鎖伸張型(高)分子合成について検討し、タンパク質のリボソーム合成において適用できる非天然基質としてβ-ヒドロキシ酸が有効な基質になりえることを明らかにした。また、基質についての選択性がEF-Tu との相互作用の強さにあることを解明した。非天然基礎質のタンパク質への導入手法については化学的ミスアシル化AMP 法を開発し、非天然タンパク質の酵...
【医歯薬学】薬学:生体分子アミノ酸を含む研究件
❏ピラーアレイカラムを用いた生体分子の高感度分析システムの開発(26460033)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】角田 誠 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (10323453)
【キーワード】クロマトグラフィー / アミノ酸 / マイクロ化学チップ / マイクロ化学分析システム / 生体分子 (他9件)
【概要】生体分子の分離分析法として、液体クロマトグラフィーが広く用いられている。しかしながら、これまでのクロマトグラフィーにおいては、分離能に限界があることが知られていた。そこで、本研究においては、理論的に高分離能を有することが知られているピラー構造を有するオンチップ液体クロマトグラフィー(ピラーアレイカラム)に着目し、研究を行った。本研究においては、ピラーアレイカラムの高性能化について検討した結果、圧力...
❏新規D-セリンシグナリングを介したシナプス可塑性および記憶・学習制御機構の解明(23689012)
【研究テーマ】生理学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】掛川 渉 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70383718)
【キーワード】神経科学 / 生理学 / 生体分子 / アミノ酸 / シナプス
【概要】本研究では、発達期小脳に豊富に存在するD-セリンの生理的役割について追究した。その結果、D-セリンは神経活動依存的にグリア細胞から放出され、神経細胞に発現するデルタ2型グルタミン酸受容体と結合することにより、記憶・学習の分子基盤とされるシナプス可塑性を制御することがわかった。興味深いことに、デルタ2受容体は細胞内最C末端領域で結合するチロシン脱リン酸化酵素PTPMEGを介してシナプス可塑性を調節し...
❏生体分子の超分子構造を模倣したらせん状ナノスペースの創製と触媒・分離剤への応用(18760579)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】横井 俊之 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (00401125)
【キーワード】多孔質シリカ / 生体分子 / 有機無機相互作用 / らせん状形態 / DNA (他8件)
【概要】本課題研究において生体分子としてDNA(Na塩型)に着目した。シリ力種、DNAともシリカ合成条件下では負に帯電している。 H18年度において、両者の相互作用を促進する為に正に帯電可能な官能基を有するSi源、(CH_30)_3Si(CH_2)_3N^+(CH_3)_3C1^- (TMAPS)、をシリカ源の一部に用いることでシリ力種との相互作用を実現し、さらにDNA-シリカ複合体からDNAを取り除き、...
【医歯薬学】薬学:核酸アミノ酸を含む研究件
❏アミノ酸と核酸塩基の代謝ネットワークを基盤とした新しい脂肪肝誘導機構(19K06436)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山中 大介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (10553266)
【キーワード】脂肪肝 / NASH / アミノ酸 / 核酸 / アデニン (他7件)
【概要】我々はこれまで、アミノ酸のうちアルギニンのみ不足した低アルギニン食で誘導される脂肪肝の形成機構を解析してきた。最近、低アルギニン食誘導性の脂肪肝では、核酸代謝系の一部であるアデニン代謝系化合物の低下が必須である可能性を見出した。そこで本研究では、このようなアデニン代謝系の低下を誘導する代謝ネットワークが脂肪肝形成やNASH発症に果たす役割を解析した。その結果、アデニン代謝系のうち、特にイノシン一リ...
❏冥王代熱水系における二酸化炭素流体を用いた生体高分子合成実験(18K18783)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】藤島 皓介 東京工業大学, 地球生命研究所, 准教授 (00776411)
【キーワード】化学進化 / アミノ酸 / 核酸 / 二酸化炭素流体 / 初期地球 (他16件)
【概要】原始地球環境において生体関連高分子がどのように合成されるのかは「生命の起源」研究における重要課題である。生命システムは水中では熱力学的に準安定な核酸やアミノ酸の高分子(ポリマー)が関与していることから、本研究では深海熱水系近傍に溜まるCO2流体(液体/超臨界)の疎水性/親水性の2層環境に着目し小型高圧リアクターを用いて同環境を再現した。リアクター内でアミノ酸や核酸の構成因子の組み合わせに対する化学...
❏リボソームによる配列制御型合成系の拡張に向けた非天然基質の合理的設計(19685016)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】山東 信介 九州大学, 稲盛フロンティア研究センター, 教授 (20346084)
【キーワード】蛋白質 / リボソーム / 配列制御型合成 / 配列制御合成 / 核酸 (他7件)
【概要】細胞が利用する翻訳システムは配列が制御された生体分子(蛋白質)を合成できる画期的な分子機械である。本課題では、この蛋白質翻訳システムを利用した人工分子合成に向け、使用できる基質の拡張に向けた有機化学的アプローチを実施した。その結果、基質拡張に向けた指針を得るとともに、非天然基質の効率的利用に向けた新しい手法の開発に成功した。 ...
【医歯薬学】薬学:プロテオミクスアミノ酸を含む研究件
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
❏食品機能のニュートリゲノミクス解析における情報利用の高度化と体系化(18380077)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】DNAマイクロアレイ / カロリー制限 / タンパク質栄養 / データベース / ニュートリゲノミクス (他16件)
【概要】様々なタンパク質栄養条件に応答した肝臓や皮膚での遺伝子発現の網羅的応答を幅広く明らかにした。それらのデータを有効に解析するためのバイオインフォマティクス手法を高度活用し、栄養研究における情報の有効利用を推進した。また、高脂肪食摂食や運動、抗肥満食品因子、マイルドなカロリー制限等に対する網羅的遺伝子発現やタンパク質量の応答に関する情報を蓄積した。従来から構築して維持しているニュートリゲノミクスデータ...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【医歯薬学】薬学:オートファジーアミノ酸を含む研究件
❏肝臓・消化管オートファジーの栄養素センシング/シグナリング機構(23380074)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】門脇 基二 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90126029)
【キーワード】オートファジー / アミノ酸 / 肝細胞 / LC3 / アルギニン (他12件)
【概要】細胞内成分を大規模に分解し、再構成に関与するオートファジーについて、栄養と最も関係の深い臓器である肝細胞と消化管を用いて栄養性制御とそのシグナリング機構の詳細を解析した.特にアミノ酸や食品成分での制御機構について、またオートファジーマーカーであるLC3タンパク質や関連分子群のmRNAの制御、さらには寿命遺伝子と言われるサーチュインとの関連づけを行った。 ...
❏アミノ酸変動を感知する細胞因子の同定と解析(20390076)
【研究テーマ】医化学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】水島 昇 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (10353434)
【キーワード】アミノ酸 / mTOR / オートファジー / 飢餓 / インスリンシグナル
【概要】本課題では生体制御因子としてとらえたアミノ酸の感知機構およびそのシグナル伝達機構を解析している。アミノ酸が制御することで知られている細胞機能のひとつとしてオートファジー(自食作用)がある。本研究課題の昨年度の実績から、栄養感知シグナルの中心的因子であるmTOR複合体が、オートファジー因子であるULK1-Atg13-FIP200複合体と直接会合することによって、オートファジーを抑制することを明らかに...
❏内分泌系によるオートファジー調節機構の解析(18370084)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】水島 昇 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10353434)
【キーワード】オートファジー / インスリン / 糖尿病 / アミノ酸 / mTOR (他8件)
【概要】本課題ではオートファジーによる細胞内分解がどのように制御されるかについて、特に内分泌系に注目して解析を行うことを目的とした。まずオートファジーの生理的な制御機構を解析する目的で、栄養のマスターレギュレーターとして知られるタンパク質キナーゼmTORについて研究を行った。栄養飢餓時のmTORの不活性化を各臓器で調べたところ、各臓器のmTOR不活性化のタイミングはオートファジーの開始と非常に良く相関して...
【医歯薬学】薬学:ぺプチドアミノ酸を含む研究件
❏小区分47010:薬系化学および創薬科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】ペプチド
【研究期間】タンパク質
【研究代表者】化学修飾
【キーワード】クロスカップリング
【概要】
❏ウラニルイオン検出ナノポアシーケンサーの開発(19K05325)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】津島 悟 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任准教授 (80312990)
【キーワード】ウラニルイオン / ペプチド / ウラン / 計算化学 / MD計算 (他8件)
【概要】本研究ではウラニルに対して親和性をより高めた新しいペプチドの提案を行った。そのペプチドのアミノ酸残基の配列はEQIAEFKEAFALCGKDGDGDITTKELGTCMRSLである(システイン二つはジスルフィド結合)。MD計算の結果によればこのペプチドはウラニルと4つのアミノ酸残基を通して結合し、その結果ウラニルは赤道面に水を配位しないで極めて強く結合するとともに、疎水性残基同士の相互作用も強く疎...
❏ボロン酸を用いるクロスカップリング反応を基盤としたタンパク質化学修飾法の開発(19K16321)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】花屋 賢悟 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (50637262)
【キーワード】ペプチド / タンパク質 / 化学修飾 / クロスカップリング / ボロン酸 (他13件)
【概要】ペプチドやタンパク質は約20種類のアミノ酸が連結してできたポリマーである。本研究では、銅イオンを利用したクロスカップリング反応でチロシン残基に人工分子を結合する手法(化学修飾法)を開発した。しかし反応条件は過酷でタンパク質中のチロシン残基の化学修飾には応用できなかった。 上記研究と並行して、申請者が以前報告したシステインの化学修飾法を基にニッケルイオンを用いて炭素-硫黄結合を形成する有機合成反応を...
【医歯薬学】薬学:タンパク質アミノ酸を含む研究件
❏短鎖ペプチドによるタンパク質不溶化の理解と精製技術への応用(22K14777)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】菅井 祥加 筑波大学, 数理物質系, 助教 (10905566)
【キーワード】ペプチド / タンパク質 / アミノ酸 / 相分離 / 沈澱
【概要】
❏ボロン酸を用いるクロスカップリング反応を基盤としたタンパク質化学修飾法の開発(19K16321)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】花屋 賢悟 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (50637262)
【キーワード】ペプチド / タンパク質 / 化学修飾 / クロスカップリング / ボロン酸 (他13件)
【概要】ペプチドやタンパク質は約20種類のアミノ酸が連結してできたポリマーである。本研究では、銅イオンを利用したクロスカップリング反応でチロシン残基に人工分子を結合する手法(化学修飾法)を開発した。しかし反応条件は過酷でタンパク質中のチロシン残基の化学修飾には応用できなかった。 上記研究と並行して、申請者が以前報告したシステインの化学修飾法を基にニッケルイオンを用いて炭素-硫黄結合を形成する有機合成反応を...
❏単一アミノ酸分光(21655005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】藤芳 暁 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (70371705)
【キーワード】アミノ酸 / 単一分子分光 / 紫外分光 / 分光 / 顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究課題の当初の目的は、アミノ酸残基を蛍光プロープとすることで単一タンパク質分光を全てのタンパク質に適応できる分光法とすることにある。この技術はプローブとしての高い応用性に加えて、光センサータンパク質の生理機能を解明につながる学術的にも重要なタンパク質の構造情報を引き出すことができると考えていた。 2年間の研究成果として、世界的に見てユニークな可視波長域(波長400-600nm)の単一分子蛍光分...
【医歯薬学】薬学:RNAアミノ酸を含む研究件
❏生命の初期進化におけるアミノ酸獲得仮説の実験的検証(25650127)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】市橋 伯一 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (20448096)
【キーワード】RNA複製酵素 / コドン / アミノ酸 / RNA / 進化 (他7件)
【概要】原始生命のタンパク質は現在のような20種類よりも少ない数だったと考えられている。本研究ではタンパク質を構成する20種類のアミノ酸を減らせるかを検証するために、独自に開発したRNA自己複製システムを用いて、20未満のアミノ酸からなる酵素が進化するかを検証した。その結果、RNA複製酵素中に元々8個存在したメチオニンコドンを2つにまで減少させることに成功した。ただし、残りの2つについては別のどのアミノ酸...
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
【医歯薬学】薬学:DNAアミノ酸を含む研究件
❏プロテオミクス基盤技術としてのオンチップ無細胞遺伝子工学創成(20550148)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】野島 高彦 北里大学, 一般教育部, 講師 (00291930)
【キーワード】DNA / GFP / PCR / キャピラリー電気泳動 / タンパク質 (他23件)
【概要】酵素的なDNA 増幅反応と,増幅されたDNAをオンチップ電気泳動で分離する手段を組み合わせることにより,遺伝情報の発現に必要な配列をコードしたDNAの組換え,組み替えられた目的DNAの選別,DNAからmRNAへの転写,mRNAからタンパク質への翻訳,翻訳されたタンパク質の検出までの一連の流れを,細胞の助けを借りることなく達成する手法を開発した. ...
❏生体分子の超分子構造を模倣したらせん状ナノスペースの創製と触媒・分離剤への応用(18760579)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】横井 俊之 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (00401125)
【キーワード】多孔質シリカ / 生体分子 / 有機無機相互作用 / らせん状形態 / DNA (他8件)
【概要】本課題研究において生体分子としてDNA(Na塩型)に着目した。シリ力種、DNAともシリカ合成条件下では負に帯電している。 H18年度において、両者の相互作用を促進する為に正に帯電可能な官能基を有するSi源、(CH_30)_3Si(CH_2)_3N^+(CH_3)_3C1^- (TMAPS)、をシリカ源の一部に用いることでシリ力種との相互作用を実現し、さらにDNA-シリカ複合体からDNAを取り除き、...
❏軟X線発光分光の開発とタンパク質、DNA等の生体物質の電子状態の研究(16104004)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】辛 埴 東京大学, 物性研究所, 教授 (00162785)
【キーワード】タンパク質 / DNA / 軟X線発光スペクトル / アミノ酸 / 電子状態 (他19件)
【概要】高効率で、高エネルギー分解能を持った軟X線発光分光器及び、フロー型の溶液セルを開発する事によって、金属タンパク質やDNA 等の水を含んだ生体物質, アミノ酸、酢酸、水等の関連物質の電子状態の研究を行った。タンパク質ミオグロビンにおいては、電荷移動エネルギーが著しく小さくなっており、吸着分子の違いによって、スピンや価数が容易にコントロールされていることがわかった。 ...
【医歯薬学】薬学:DNAマイクロアレイアミノ酸を含む研究件
❏栄養応答におけるマイクロRNAの役割を探る(24658118)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】マイクロRNA / アミノ酸 / タンパク質栄養 / 遺伝子発現 / ロイシン (他11件)
【概要】マイクロRNA(miRNA)は、タンパク質に翻訳されない小さなRNAであり、様々なmRNAに作用して遺伝子の発現を制御する。栄養条件の変化により量が変わるmiRNAを探索する目的で、アミノ酸のひとつロイシン欠乏に応答するmiRNAをDNAマイクロアレイにより調べたところ、miR-149*の増加に着目した。また、低タンパク質食に応答するmiR-203の量を培養細胞において人工的に増減させたところ、そ...
❏食品機能のニュートリゲノミクス解析における情報利用の高度化と体系化(18380077)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】DNAマイクロアレイ / カロリー制限 / タンパク質栄養 / データベース / ニュートリゲノミクス (他16件)
【概要】様々なタンパク質栄養条件に応答した肝臓や皮膚での遺伝子発現の網羅的応答を幅広く明らかにした。それらのデータを有効に解析するためのバイオインフォマティクス手法を高度活用し、栄養研究における情報の有効利用を推進した。また、高脂肪食摂食や運動、抗肥満食品因子、マイルドなカロリー制限等に対する網羅的遺伝子発現やタンパク質量の応答に関する情報を蓄積した。従来から構築して維持しているニュートリゲノミクスデータ...
❏センサリーゲノミクスの展開と味覚の生体情報工学の基盤解析(16108004)
【研究テーマ】応用分子細胞生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】阿部 啓子 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (10151094)
【キーワード】味覚システム / トランスジェニック動物 / DNAマイクロアレイ / 味覚伝道路 / 摂食行動 (他19件)
【概要】味覚は、動物が適正な摂食行動を行う上で、そしてヒトが高度の食文化を形成し、近代食品産業を発展させる基盤として、きわめて重要な要因である。本年度は味の受容・伝達情報に関するゲノミクスとして、1)モデル魚を用いた味覚システム、2)味覚情報経路の解析を行い、以下の結果を得た。(1)GPCR→Gタンパク質→PLCβ2→TRPM5経路のうち、まず味覚バイオマーカーとして確認したPLCβ2がモデル魚(ゼブラと...
【医歯薬学】薬学:がんアミノ酸を含む研究件
❏中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】代謝・内分泌制御
【研究期間】インスリン
【研究代表者】インスリン様成長因子
【キーワード】インスリン受容体基質
【概要】
❏腫瘍微小環境におけるメタボロインタラクト―ムの探索と制御(21K19399)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】大澤 毅 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50567592)
【キーワード】がん / 代謝 / 細胞間相互作用 / アミノ酸 / オミクス統合解析
【概要】がんの転移・浸潤・薬剤耐性などの悪性化には腫瘍微小環境が重要な役割を果たす。申請者は、腫瘍微小環境において、分岐鎖アミノ酸のがん細胞への供給が、線維芽細胞や間質細胞からなされる新たなメカニズムが存在する可能性を見出している。本研究では、アミノ酸を軸とした腫瘍組織における細胞間相互作用で鍵となる代謝物(メタボロインタラクト―ム)の探索的な研究から新規がんの治療法の開発につながる研究を目的とする。本研...
❏インスリン受容体基質のユビキチン修飾の制御機構とその生理的・病態的意義の解明(18H03972)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】高橋 伸一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00197146)
【キーワード】代謝・内分泌制御 / インスリン / インスリン様成長因子 / インスリン受容体基質 / 細胞内シグナル伝達 (他13件)
【概要】動物の正常な生命活動に必須な同化ホルモン、インスリン/インスリン様成長因子の広範な生理活性の発現には、シグナル伝達分子であるインスリン受容体基質(IRS)が必須である。我々は、IRSが多くのタンパク質(IRSAP)と複合体を形成し、これが全く新しいメカニズムでインスリン様活性の調節に重要な役割を果たすことを明らかにしてきた。今回、細胞の置かれた状況に応答して、あるいは細胞特異的に特定のユビキチンリ...
【医歯薬学】薬学:トランスクリプトームアミノ酸を含む研究件
❏食品機能のニュートリゲノミクス解析における情報利用の高度化と体系化(18380077)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】DNAマイクロアレイ / カロリー制限 / タンパク質栄養 / データベース / ニュートリゲノミクス (他16件)
【概要】様々なタンパク質栄養条件に応答した肝臓や皮膚での遺伝子発現の網羅的応答を幅広く明らかにした。それらのデータを有効に解析するためのバイオインフォマティクス手法を高度活用し、栄養研究における情報の有効利用を推進した。また、高脂肪食摂食や運動、抗肥満食品因子、マイルドなカロリー制限等に対する網羅的遺伝子発現やタンパク質量の応答に関する情報を蓄積した。従来から構築して維持しているニュートリゲノミクスデータ...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【医歯薬学】薬学:トランスクリプトミクスアミノ酸を含む研究件
❏食品機能のニュートリゲノミクス解析における情報利用の高度化と体系化(18380077)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】DNAマイクロアレイ / カロリー制限 / タンパク質栄養 / データベース / ニュートリゲノミクス (他16件)
【概要】様々なタンパク質栄養条件に応答した肝臓や皮膚での遺伝子発現の網羅的応答を幅広く明らかにした。それらのデータを有効に解析するためのバイオインフォマティクス手法を高度活用し、栄養研究における情報の有効利用を推進した。また、高脂肪食摂食や運動、抗肥満食品因子、マイルドなカロリー制限等に対する網羅的遺伝子発現やタンパク質量の応答に関する情報を蓄積した。従来から構築して維持しているニュートリゲノミクスデータ...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【医歯薬学】薬学:転写因子アミノ酸を含む研究件
❏マルチオミックス解析による遺伝子発現制御領域内のがん化を導く変異の予測(15F15385)
【研究テーマ】ゲノム医科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】角田 達彦 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (10273468)
【キーワード】ドライバー変異 / 転写因子結合部位 / サクシニル化部位予測 / 翻訳後修飾マーク / がん発症 (他11件)
【概要】がんのドライバー変異に関し、タンパク質アミノ酸変化を起こす変異と共に、調節領域上の変異を研究する必要がある。本研究では、まず、人の様々ながんで、2,000を超える因子のモチーフマトリックスを検索し、ヒトゲノム全体の上で、各転写因子の結合のしやすさを計算することで、転写因子結合部位の変異に伴う機能アノテーションのリストを作製した。続き、COSMICリポジトリを検索し、プロモーター領域上にある、アノテ...
❏遺伝子機能阻害を基礎としたアミノ酸の情報伝達機構の解析(18658053)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / mTOR / 情報伝達 / IGFBP-1 / 転写因子 (他11件)
【概要】昨年度の研究において、転写因子ATF-4およびボスファターゼPP1cのノックダウンがアミノ酸情報伝達を減弱させることを見いだした。本年度はこれらのさらに上流に位置する伝達経路の関与を明確にする目的で、mTOR経路の上流因子として最近見いだされたhvps34と、これを調節することが示唆されているp150に着目した。ノックダウン効率の検討では、HEK293細胞において、hvps34のmRNAレベルは約...
❏新分野「食のエピジェノミクス」創生の基礎研究(16658055)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / エピジェネティクス / ヒストン / クロマチン / 転写因子 (他11件)
【概要】本年度は、食餌成分のうちアミノ酸に注目し、アミノ酸の利用性によるエピジェネティクスレベルでの変化を検出できるか否かを解析した。特にアミノ酸に欠乏に鋭敏に応答する遺伝子であるIGFBP-1遺伝子に着目し、これらの遺伝子部位におけるヒストンのアセチル化およびメチル化の変動を免疫クロマチン沈降法(ChIP法)で検出した。HepG2細胞をロイシン欠乏培地(-Leu)で12時間処理し、同遺伝子を含む領域約3...
【医歯薬学】薬学:転写調節アミノ酸を含む研究件
❏アミノ酸の脂質代謝改善効果の分子細胞生物学的解析(19658052)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】佐藤 隆一郎 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (50187259)
【キーワード】グルタミン / SREBP / 脂質代謝 / ヘキソサミン / O-グリコシレーション (他9件)
【概要】アミノ酸が単独で脂質代謝を変動させ、生活習慣病予防に寄与するかについて、分子細胞生物学的評価を行い、グルタミンに特異的な効果を認めた。この知見に基づき、グルタミンの作用機序を分子レベルで解析した。 ヒト肝癌細胞HepG2をグルタミンを通常培地の10倍量含む培地で培養すると、脂質代謝に関与する遺伝子の発現上昇が認められた。この効果は転写因子SREBPの発現上昇、活性化亢進に起因していた。グルタミン添...
❏新規リジン生合成酵素群の構造機能相関と分子進化解析(16380056)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】西山 真 東京大学, 生物生産工学研究センター, 教授 (00208240)
【キーワード】Thermus属細菌 / リジン生合成 / 基質特異性 / X線結晶構造解析 / 分子進化工学 (他12件)
【概要】1)Thermus thermophilusにおいて、ホモアコニターゼの酵素学的諸性質を解析し、同酵素が第3番目の反応を触媒出来るものの、第2番目については触媒出来ないことを明らかにした。2)αアミノアジピン酸アミノ基転移酵素(AAA-AT)について、ピリドキサールリン酸(PLP)複合体構造、およびPLP+ロイシン複合体構造などをX線結晶構造解析により決定した。AAA-ATは、リジン生合成の基質で...
【医歯薬学】薬学:胎盤アミノ酸を含む研究件
❏胎児循環における物質輸送特性の再評価と胎児心血管系制御システムの解明(20K20306)
【研究テーマ】生体情報内科学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】毛利 聡 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00294413)
【キーワード】胎児循環 / 低酸素 / アミノ酸 / 心筋細胞 / 細胞分裂 (他21件)
【概要】生体は多彩な細胞で構成されるが、元は1個の受精卵であり細胞分裂を繰り返して各々の機能を獲得していく。その仕組みにおいて遺伝子など分子ネットワークが重要な役割を果たしているが、本研究では胎児循環を酸素やアミノ酸に対する独自の輸送特性によって胎児生体機能を制御する情報システムとして捉え、心筋細胞の分裂・分化に焦点を当て解析した胎児循環では酸素濃度が低く、出生に伴い高濃度酸素に曝露されるが、その環境変化...
❏低酸素環境を起点とした多階層の胎内履歴情報に基づく心筋再生への新たな試み(18K19943)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】橋本 謙 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (80341080)
【キーワード】心筋細胞 / 分裂・再生 / 酸素環境 / 栄養環境 / 3-メチルヒスチジン (他13件)
【概要】心筋細胞は低酸素下の胎生期にのみ分裂再生能を有し、出生時肺呼吸開始による酸素増加が分裂を停める。本研究では、低酸素胎内の代謝/栄養環境に着目し、アクチン等の特定の筋蛋白にのみ存在する3-メチルヒスチジンという特殊なアミノ酸が心筋分裂に関与することを明らかにした。今後はその作用機序を明らかにし、心筋再生に繋げていく。次に、胎内環境維持に必須の胎盤の役割を検討する為、成熟胎盤を欠くこと以外は我々有胎盤...
❏胎盤における母体環境ストレス緩和初動因子の機能発現制御(15K08595)
【研究テーマ】応用薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 友宏 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (40453518)
【キーワード】胎盤 / 胎児成長 / トランスポーター / アミノ酸 / 発現調節 (他7件)
【概要】胎盤は母体および胎児間の物質輸送を担う臓器であるが、母体における循環血中の成分変動の影響を緩和し、安定的に機能する作用をもつ。胎盤において、胎児が必要とするアミノ酸の一部はシステムAと呼ばれるアミノ酸輸送機構を介して母体から胎児に供給される。本研究では、このアミノ酸輸送システムAの一部の分子は、母体循環血成分の変動に対し速やかに反応し、特に高い浸透圧ストレス負荷時には他の機能分子に先駆けて発現が増...
【医歯薬学】看護学:データベースアミノ酸を含む研究件
❏食品機能のニュートリゲノミクス解析における情報利用の高度化と体系化(18380077)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (40211164)
【キーワード】DNAマイクロアレイ / カロリー制限 / タンパク質栄養 / データベース / ニュートリゲノミクス (他16件)
【概要】様々なタンパク質栄養条件に応答した肝臓や皮膚での遺伝子発現の網羅的応答を幅広く明らかにした。それらのデータを有効に解析するためのバイオインフォマティクス手法を高度活用し、栄養研究における情報の有効利用を推進した。また、高脂肪食摂食や運動、抗肥満食品因子、マイルドなカロリー制限等に対する網羅的遺伝子発現やタンパク質量の応答に関する情報を蓄積した。従来から構築して維持しているニュートリゲノミクスデータ...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【医歯薬学】看護学:脂質アミノ酸を含む研究件
❏脂肪酸がシグナルとして個体成長を促進するメカニズムの解明(18K06246)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】福山 征光 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (20422389)
【キーワード】線虫 / 栄養 / 脂肪酸 / 必須アミノ酸 / 成長 (他10件)
【概要】食餌環境は動物の成長を促進する最も重要な環境因子であるが、その作用機構は不明な点が多い。申請者は、線虫C. elegans(以下、線虫)が、脂肪酸とアミノ酸が、一時停止した個体成長を再始動させ促進する「シグナル」として協調的に機能することを示唆する知見を得た。我々は順遺伝学的スクリーニングにより、アミノ酸を与えるだけで、脂肪酸がなくともある程度成長をすすめる「脂肪酸非要求性変異体」としてヘッジホッ...
❏柔軟な構造を持つ生体分子の構造化手法の確立と応用(18H02552)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大和田 智彦 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 教授 (20177025)
【キーワード】ペプチド / ヘリックス構造 / ストランド構造 / MDM2-p53 / MDMX-p53 (他24件)
【概要】本研究課題は分子に規則構造を作り出し機能を創製することにある。生体内リガンドをミミックする分子を構築するための「構造化の有機化 学」という基礎サイエンスの確立とメディシナルケミストリーやケミカルバイオロジーへの応用を目的とする「機能創出のサイエンス」の連携である。構造有機化学の基礎研究に加えて実際の生物活性物質の取得によって本研究の仮説を評価した。特に生体内で見られる、構造柔軟性の高い回転しやすい...
【医歯薬学】看護学:トランスボーダーアミノ酸を含む研究件
❏胎盤における母体環境ストレス緩和初動因子の機能発現制御(15K08595)
【研究テーマ】応用薬理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】西村 友宏 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (40453518)
【キーワード】胎盤 / 胎児成長 / トランスポーター / アミノ酸 / 発現調節 (他7件)
【概要】胎盤は母体および胎児間の物質輸送を担う臓器であるが、母体における循環血中の成分変動の影響を緩和し、安定的に機能する作用をもつ。胎盤において、胎児が必要とするアミノ酸の一部はシステムAと呼ばれるアミノ酸輸送機構を介して母体から胎児に供給される。本研究では、このアミノ酸輸送システムAの一部の分子は、母体循環血成分の変動に対し速やかに反応し、特に高い浸透圧ストレス負荷時には他の機能分子に先駆けて発現が増...
❏Keap1-Nrf2の相互作用を阻害する擬天然物特殊ペプチドのプロドラッグ化(13F03730)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】菅 裕明 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00361668)
【キーワード】ペプチド / ケミカルバイオロジー / キモカイン / トランスポーター / 遺伝記号 (他10件)
【概要】CXCR7を標的とした特殊環状ペプチドの探索 CXCR7はGPCRファミリー膜タンパク質の一つであり、炎症誘導因子キモカインの一つであるCXCL12を受容タンパク質として知られている。また、この受容体はHIVに代表されるウィルス感染において重要な標的タンパク質としても知られている。Geielmann博士は、磁気ビーズに固定化したCXCR7に対し、特殊環状ペプチドライブラリーを用いたRaPIDセレク...
【医歯薬学】看護学:ゲノムアミノ酸を含む研究件
❏新分野「食のエピジェノミクス」創生の基礎研究(16658055)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】アミノ酸 / エピジェネティクス / ヒストン / クロマチン / 転写因子 (他11件)
【概要】本年度は、食餌成分のうちアミノ酸に注目し、アミノ酸の利用性によるエピジェネティクスレベルでの変化を検出できるか否かを解析した。特にアミノ酸に欠乏に鋭敏に応答する遺伝子であるIGFBP-1遺伝子に着目し、これらの遺伝子部位におけるヒストンのアセチル化およびメチル化の変動を免疫クロマチン沈降法(ChIP法)で検出した。HepG2細胞をロイシン欠乏培地(-Leu)で12時間処理し、同遺伝子を含む領域約3...
❏センサリーゲノミクスの展開と味覚の生体情報工学の基盤解析(16108004)
【研究テーマ】応用分子細胞生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】阿部 啓子 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (10151094)
【キーワード】味覚システム / トランスジェニック動物 / DNAマイクロアレイ / 味覚伝道路 / 摂食行動 (他19件)
【概要】味覚は、動物が適正な摂食行動を行う上で、そしてヒトが高度の食文化を形成し、近代食品産業を発展させる基盤として、きわめて重要な要因である。本年度は味の受容・伝達情報に関するゲノミクスとして、1)モデル魚を用いた味覚システム、2)味覚情報経路の解析を行い、以下の結果を得た。(1)GPCR→Gタンパク質→PLCβ2→TRPM5経路のうち、まず味覚バイオマーカーとして確認したPLCβ2がモデル魚(ゼブラと...
【医歯薬学】看護学:メタボロームアミノ酸を含む研究件
❏アミノ酸と核酸塩基の代謝ネットワークを基盤とした新しい脂肪肝誘導機構(19K06436)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山中 大介 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (10553266)
【キーワード】脂肪肝 / NASH / アミノ酸 / 核酸 / アデニン (他7件)
【概要】我々はこれまで、アミノ酸のうちアルギニンのみ不足した低アルギニン食で誘導される脂肪肝の形成機構を解析してきた。最近、低アルギニン食誘導性の脂肪肝では、核酸代謝系の一部であるアデニン代謝系化合物の低下が必須である可能性を見出した。そこで本研究では、このようなアデニン代謝系の低下を誘導する代謝ネットワークが脂肪肝形成やNASH発症に果たす役割を解析した。その結果、アデニン代謝系のうち、特にイノシン一リ...
❏光学異性体を区別するアミノ酸メタボローム分析法の開発と医療への展開(22390007)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】濱瀬 健司 九州大学, 薬学研究院, 准教授 (10284522)
【キーワード】分析化学 / メタボローム / アミノ酸 / 光学分割
【概要】二次元 HPLC を利用し、臨床化学診断に汎用される様々な代謝関連アミノ酸を網羅する「光学異性体を区別するアミノ酸メタボローム分析法」を開発した。様々な疾病モデルマウス及びヒト臨床検体におけるキラルアミノ酸メタボローム解析を行った結果、筋萎縮性側索硬化症において D-セリン含量が特異的に上昇することが示され、先天性アミノ酸代謝異常症において光学異性体の識別定量が早期・高精度診断に有用である可能性が...
【医歯薬学】看護学:細菌アミノ酸を含む研究件
❏高プロリン含有成分に着目した新しい海洋有機物動態論の開拓(17H06294)
【研究テーマ】環境解析評価およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2017-06-30 - 2020-03-31
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (40183892)
【キーワード】海洋物質循環 / プロリン / コロイド粒子 / アミノ酸 / 海洋微生物 (他12件)
【概要】アミノ酸は重要な生体構成成分であり、海洋物質循環において重要な役割を果たしている。これまで海洋環境中のアミノ酸動態については多くの研究がなされてきたが、たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち唯一の環状2級アミンであるプロリンは、分析方法上の制約から、その分布や変動についての知見が限られてきた。本研究では、この方法的な制約を克服し、海洋試料のアミノ酸組成を、プロリンを含めて高感度に分析する手法...
❏海洋表層における高分子溶存有機物の分解過程-微生物,地球化学的アプローチ(08458142)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】永田 俊 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (40183892)
【キーワード】海洋 / 溶存有機物 / 細菌 / タンパク質 / 炭素低環 (他12件)
【概要】海洋中の溶存有機物は、陸上植生、土壌有機物と並んで、地球上の3大有機炭素リザバ-のひとつの数えられている。その変動は、グローバルな炭素フラックス、さらには、大気中最大の温室効果気体である二酸化炭素の年-100年スケールでの変動にも影響を及ぼしうる.本研究の目的は、海洋における溶存有機物の蓄積メカニズムを、微生物生態学と地球化学を融合させた学際的なアプローチを用いて実験的に解明することである。生体ポ...
【医歯薬学】看護学:DOHaDアミノ酸を含む研究件
❏ヒトiPS細胞を利用した次世代栄養環境リスク評価系の開発(18H02154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / iPS細胞 / アミノ酸 / 膵臓 / 糖尿病 (他15件)
【概要】我々は、ヒトの発生分化を模倣するiPS細胞を用いて栄養環境リスク評価系を構築し、栄養の過不足が臓器形成・機能に与える影響を定量的な評価を目指した。ヒトiPS細胞を用いた検討から単一アミノ酸を膵臓分化中期に単独で制限することでインスリン分泌臓器である膵臓β細胞への分化が阻害されることを見出した。これらは母親の摂取カロリー不足による子の糖尿病発症リスクの主原因と考えることが出来る。さらに、妊娠マウスを...
❏ヒトiPS細胞膵臓分化系を用いた生活習慣病胎児期起源説の検証(26461638)
【研究テーマ】胎児・新生児医学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / Barker説 / 生活習慣病胎児期発症説 / iPS / アミノ酸 (他11件)
【概要】生活習慣病胎児期発症説は疫学・動物実験により研究が行われているが、ヒトにおいて妊娠時の低栄養が胎児臓器の発生分化にどのように関与するかを実験的に評価することは困難である。そこで、本研究ではヒトiPS細胞の膵臓分化誘導系を用いて、細胞に対して単一アミノ酸除去培地による低栄養負荷を与え、その後の細胞の機能を評価した。検討の結果、分化の特定の段階である種のアミノ酸を除去することにより、その後のインスリン...
【医歯薬学】看護学:シグナル伝達アミノ酸を含む研究件
❏インスリン受容体の選択的スプライシング調節を介した新規シグナル伝達制御機構の解明(18K06012)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】片岡 直行 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (60346062)
【キーワード】インスリン受容体 / 選択的スプライシング / Rbfox2 / SRSF3 / ISE (他12件)
【概要】インスリン受容体(IR)は、選択的スプライシングを受け、IR-AとIR-Bが産生される。我々は、ラットIR遺伝子の一部を用いたレポーターを作製し、ラットH4IIE細胞導入したところ、内在性IR遺伝子と同じスプライシングパターンを示すことを確認した。そしてイントロン11内に、スプライシング制御因子Rbfox2の結合部位を見出し、Rbfox2と既知のSRSF3によってエクソン11の包含が起きていること...
❏次世代型生体調節因子としてのアミノ酸の新規機能性の探索と有効性の検証(20248014)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】門脇 基二 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90126029)
【キーワード】アミノ酸 / マイクロアレイ / 発現制御 / 栄養学 / シグナル伝達 (他6件)
【概要】アミノ酸のシグナル伝達と細胞応答に関する共同研究が、主にトランスクリプトミクスによる網羅的解析を用いて実施された。その結果、栄養素としてではない、情報分子としてのアミノ酸の機能性が、タンパク質合成と分解に関与する遺伝子発現とオートファジーの制御、糖代謝と脂質代謝の制御、神経組織におけるセリン有効性の情報伝達に関連して解析され、多様なアミノ酸の複雑な情報ネットワーク構造の一端が明らかになった。 ...
❏心筋レドックス応答におけるアミノ酸代謝の重要性(20390228)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】佐野 元昭 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30265798)
【キーワード】心筋代謝 / 抗酸化ストレス応答 / レドックス制御 / アミノ酸 / 酸化ストレス (他9件)
【概要】脂肪族アルデヒドは活性酸素と比べて安定で膜も通過できるため細胞内を自由に拡散して、タンパク質や核酸などの生体高分子と付加体を形成する。したがって、脂質の過酸化物、特に脂肪族アルデヒドは、酸化ストレスのメディエーターとして主要な役割を果たしている。我々はアルデヒドが細胞内アミノ酸インバランスを起こすことによってGCN2-eIF2alpga-ATF4経路を活性化させ細胞内アミノ酸代謝を活性化することに...
【医歯薬学】看護学:遺伝子発現アミノ酸を含む研究件
❏栄養応答におけるマイクロRNAの役割を探る(24658118)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】マイクロRNA / アミノ酸 / タンパク質栄養 / 遺伝子発現 / ロイシン (他11件)
【概要】マイクロRNA(miRNA)は、タンパク質に翻訳されない小さなRNAであり、様々なmRNAに作用して遺伝子の発現を制御する。栄養条件の変化により量が変わるmiRNAを探索する目的で、アミノ酸のひとつロイシン欠乏に応答するmiRNAをDNAマイクロアレイにより調べたところ、miR-149*の増加に着目した。また、低タンパク質食に応答するmiR-203の量を培養細胞において人工的に増減させたところ、そ...
❏オミックス解析を基盤とする栄養と遺伝子発現制御系の相互作用の解明(15380090)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (40211164)
【キーワード】トランスクリプトミクス / ニュートリゲノミクス / プロテオミクス / アミノ酸 / 食餌タンパク質 (他14件)
【概要】食餌タンパク質の効果のトランスクリプトーム解析を進め、タンパク質栄養が脂肪組織の遺伝子発現プロファイルに及ぼす影響の解析を行った。PPARγの発現上昇などがタンパク質栄養悪化時のインスリン感受性上昇に関わっていると予想された。さらに各種動物性タンパク質の機能性の解析を試みた。一方、肝ガン培養細胞系を用いたアミノ酸欠乏の影響のトランスクリプトーム解析とさらにプロテオーム解析を行った。アミノ酸に直接応...
【医歯薬学】看護学:糖尿病アミノ酸を含む研究件
❏糖尿病における白筋アミノ酸代謝とエピゲノムに着目したサルコペニア治療の開発(21K08583)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】宮下 和季 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任准教授 (50378759)
【キーワード】サルコペニア / アミノ酸 / 糖尿病 / ストレプトゾトシン / 質量分析イメージング
【概要】肥満が心血管病のリスクであるのと同様、筋肉量減少がその本体であるサルコペニアも、心血管病発症のリスクとなる。インスリン不足は糖尿病の発症原因となり、また筋肉の蛋白同化障害を惹起しサルコペニアの原因ともなる。しかしながら、インスリン不足からサルコペニアが生じる機序の代謝学的観点からの機序解明と、原因に則した治療法の開発は、未だ不十分である。我々はこれまで、栄養素の代謝がサルコペニアの進展に与える意義...
❏ヒトiPS細胞を利用した次世代栄養環境リスク評価系の開発(18H02154)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】白木 伸明 東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)
【キーワード】DOHaD / iPS細胞 / アミノ酸 / 膵臓 / 糖尿病 (他15件)
【概要】我々は、ヒトの発生分化を模倣するiPS細胞を用いて栄養環境リスク評価系を構築し、栄養の過不足が臓器形成・機能に与える影響を定量的な評価を目指した。ヒトiPS細胞を用いた検討から単一アミノ酸を膵臓分化中期に単独で制限することでインスリン分泌臓器である膵臓β細胞への分化が阻害されることを見出した。これらは母親の摂取カロリー不足による子の糖尿病発症リスクの主原因と考えることが出来る。さらに、妊娠マウスを...
❏内分泌系によるオートファジー調節機構の解析(18370084)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】水島 昇 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10353434)
【キーワード】オートファジー / インスリン / 糖尿病 / アミノ酸 / mTOR (他8件)
【概要】本課題ではオートファジーによる細胞内分解がどのように制御されるかについて、特に内分泌系に注目して解析を行うことを目的とした。まずオートファジーの生理的な制御機構を解析する目的で、栄養のマスターレギュレーターとして知られるタンパク質キナーゼmTORについて研究を行った。栄養飢餓時のmTORの不活性化を各臓器で調べたところ、各臓器のmTOR不活性化のタイミングはオートファジーの開始と非常に良く相関して...