生合成仮説に立脚した海洋天然物の合成研究
【研究分野】生物分子化学
【研究キーワード】
海洋天然物 / 全合成 / 生合成 / イソシアニド / Ugi 反応 / テルペン / Passerini 反応 / 天然物合成 / Ugi反応 / Passerini反応 / イソニトリルテルペン / 天然物 / 生合成仮説 / 天然物化学 / 有機合成 / Ugi反応 / アミノ酸 / 生物活性分子 / 有機合成化学
【研究成果の概要】
生物は進化を経て,生体内の反応システムを構築し,多様な物質群を効率よく合成している。この様な生体内の反応を理想的な手本として模倣するバイオミメティックな化学合成は,斬新な天然物合成法の手法として発展してきた。海洋生物由来の含窒素テルペンであるボネラタミドA,エグリジン,ハリコナジンQとMが,「生体内でUgi反応によって生合成されている」という仮説を提唱した。提唱した生合成仮説の妥当性を確認するために,メントールからモデル化合物を調製した。メントール由来のイソシアニドを用いたUgi反応によって細胞内の生理条件に酷似した中性条件でネラタミドA,エグリジン,ハリコナジンQとMの中心骨格を合成した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
細川 誠二郎 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)