心筋レドックス応答におけるアミノ酸代謝の重要性
【研究分野】循環器内科学
【研究キーワード】
心筋代謝 / 抗酸化ストレス応答 / レドックス制御 / アミノ酸 / 酸化ストレス / 虚血再灌流障害 / 心不全 / アミノ酸代謝 / シグナル伝達
【研究成果の概要】
脂肪族アルデヒドは活性酸素と比べて安定で膜も通過できるため細胞内を自由に拡散して、タンパク質や核酸などの生体高分子と付加体を形成する。したがって、脂質の過酸化物、特に脂肪族アルデヒドは、酸化ストレスのメディエーターとして主要な役割を果たしている。我々はアルデヒドが細胞内アミノ酸インバランスを起こすことによってGCN2-eIF2alpga-ATF4経路を活性化させ細胞内アミノ酸代謝を活性化することによって抗酸化ストレス応答を高めることを発見した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)