[Discovery Saga Top] [Saga Next] [無料公開版Discovery Saga] [Discovery Sagaプレミアムご案内] [早稲田大学研究Discovery Saga] [産学連携のご案内] [Saga Concept] [会社概要] [お問い合わせ]
キーワード  運動 が関係する  研究 Discovery Saga
研究分野別サイレントキーワード
「運動」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:寒冷運動を含む研究件
❏栄養,運動,寒冷介入による褐色・白色脂肪活性化を介した生活習慣病リスク低減の検証(19H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
【キーワード】褐色脂肪組織 / 血液代謝産物測定 / 白色脂肪組織 / 筋力トレーニング / 分岐鎖アミノ酸 (他17件)
【概要】褐色脂肪組織に関連するエネルギー消費の増加は肥満予防に有用とされる。本研究では、1)時間分解近赤外分光法を用いた褐色脂肪組織密度(鎖骨上窩のヘモグロビン濃度)と血中アミノ酸濃度(特に分岐鎖アミノ酸濃度)が男女とも関連し、加えて、男性では血中男性ホルモンが関連した。2)腹部皮下脂肪のヘモグロビン濃度は、白色脂肪の血管密度を反映し、その値は生活習慣病のリスクである全身の体脂肪や内臓脂肪面積と負の相関を...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【情報学】人間情報学:知覚運動を含む研究件
❏ヒト身体における仮想的運動神経支配入れ替えが引き起こす適応的可塑性の解明(20H01785)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】板口 典弘 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (50706637)
【キーワード】運動 / 身体 / 知覚 / 学習 / 外乱 (他10件)
【概要】私たちの脳は,環境に合わせた柔軟な身体運動制御を実現している。特に,道具使用の熟達によって身体が更新・拡張される感覚(“道具の身体化”)が生じることも知られている。本研究では,道具の身体化現象を背景として,脳と,身体・道具の関係性を明らかにするとともに,感覚運動制御の適応的可塑性を支えるメカニズムの解明を目指す。本年度は到達把持運動に対する外力(外乱)がどのようにその運動制御に影響を与えるか,およ...
❏リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究(16K16483)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 進也 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40773817)
【キーワード】音楽神経科学 / 音楽 / リズム / 個人差 / 知覚 (他17件)
【概要】リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究を実施した。iOS版ハーバード式ビート評価テスト(HBAT)の開発と信頼性評価を行い、リズム知覚生成の個人差をiPhoneやiPadで簡便に客観評価できる手法を開発した。核磁気共鳴画像法(MRI)・赤外線スペクトロスコピー(NIRS)による脳機能構造評価を実施し、HBATで評価したリズム知覚の個人差に小脳灰白質構造の個人差が関連していること、HBATで...
❏生態学的現象学の技術哲学的展開-生態学的に優れた人工環境の構築に向けて(21320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】村田 純一 立正大学, 文学部, 教授 (40134407)
【キーワード】哲学原論 / 各論 / 生態学的アプローチ / 技術哲学 / ユニバーサルデザイン (他14件)
【概要】わたしたちの生活はつねに多様な人工環境によって支えられている。この「人工環境・内・存在」のあり方を生態学的現象学、技術哲学、生態学的心理学、さらには、認知科学や建築学などの知見を利用して解明すること、これが第一に取り組んだことである。第二に、この知見に基づいて、バリアフリーデザイン、ユニバーサルデザイン、そして、人間中心設計などの設計観の意義を明らかにし、具体的な人工物の製作過程への応用可能性を検...
【情報学】人間情報学:感覚運動を含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏動的刺激が視覚・聴覚位置判断に及ぼす影響に関する実験心理学的研究(21730587)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 実験心理学 / 認知科学 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では、動的刺激が知覚的判断に及ぼす影響というテーマに関して複数の観点から研究を進めた。具体的には、【a】ダイナミックで複雑な課題を行っているときの視覚的に有効な空間範囲の計測、【b】日常生活を撮影した動画を刺激とした際に起きる時間知覚の変容、【c】動的な刺激を観察中に生じる再認記憶の変化などに関する実験などを行った。【a】に関しては、複雑な課題を行っている時に使用される空間的範囲を測定す...
❏ダイナミック・タッチによる身体軸の知覚と、その成否が姿勢制御に与える影響(20500243)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】三嶋 博之 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (90288051)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 注意 / 運動 / 生態心理学 (他8件)
【概要】リハビリテーション領域の治療場面において、体幹への「揺すり」運動が用いられることがある。体幹への「揺すり」は、身体の知覚的定位を促すという意味で、ダイナミック・タッチの一種であると考えられる。本研究で、施術者による他動的な揺すりと、患者自身による自律的な揺すりの効果を検討した結果、これらはいずれも対象者の姿勢制御方略を静的なものから動的なものへと変化させることが示唆された。 ...
【情報学】情報学フロンティア:身体性運動を含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏認知と運動の相互作用-文字認知と書字運動理論の統合(15K17329)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】板口 典弘 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 訪問研究員 (50706637)
【キーワード】空書 / 運動 / 身体性 / 文字 / 認知 (他6件)
【概要】本研究は,健常者(若年・高齢)と脳損傷患者を対象として,身体運動が文字の認知に与えるメカニズムを明らかにすることを目的とした。一連の研究は,空書が漢字構成のような認知課題に対して与える促進効果は,その指運動を見ていないと生じないことを頑健に示した。また,刺激を比較的長時間呈示したときのみ,漢字の語彙能力と漢字課題成績が相関することが示された。さらに,頭頂葉損傷患者および健常高齢者双方においても,空...
【情報学】情報学フロンティア:認知科学運動を含む研究件
❏動的刺激が視覚・聴覚位置判断に及ぼす影響に関する実験心理学的研究(21730587)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 実験心理学 / 認知科学 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では、動的刺激が知覚的判断に及ぼす影響というテーマに関して複数の観点から研究を進めた。具体的には、【a】ダイナミックで複雑な課題を行っているときの視覚的に有効な空間範囲の計測、【b】日常生活を撮影した動画を刺激とした際に起きる時間知覚の変容、【c】動的な刺激を観察中に生じる再認記憶の変化などに関する実験などを行った。【a】に関しては、複雑な課題を行っている時に使用される空間的範囲を測定す...
❏視覚運動刺激による知覚的空間の歪みに関する実験心理学的研究(19730455)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
【キーワード】実験心理学 / 認知科学 / 知覚・運動・定位 / 知覚 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では「視覚運動刺激による視空間の歪み」という知見を基にして、【a】視知覚における運動座標軸(網膜座標系-物体中心系-絶対座標系)の問題、【b】視空間の歪みのダイナミックな変化を調べる研究を行った。その結果、【a】視覚運動刺激による空間の歪みが、物体中心座標系で生じているにもかかわらず、その視覚運動入力は網膜座標上のものであること(Watanabe & Yokoi, 2007)、【...
【情報学】情報学フロンティア:身体運動を含む研究件
❏ヒト身体における仮想的運動神経支配入れ替えが引き起こす適応的可塑性の解明(20H01785)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】板口 典弘 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (50706637)
【キーワード】運動 / 身体 / 知覚 / 学習 / 外乱 (他10件)
【概要】私たちの脳は,環境に合わせた柔軟な身体運動制御を実現している。特に,道具使用の熟達によって身体が更新・拡張される感覚(“道具の身体化”)が生じることも知られている。本研究では,道具の身体化現象を背景として,脳と,身体・道具の関係性を明らかにするとともに,感覚運動制御の適応的可塑性を支えるメカニズムの解明を目指す。本年度は到達把持運動に対する外力(外乱)がどのようにその運動制御に影響を与えるか,およ...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【複合領域】健康・スポーツ科学:動脈スティフネス運動を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:リボソームプロファイリング運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【複合領域】健康・スポーツ科学:普及研究運動を含む研究件
❏身体活動推進による健康長寿実現の実証エビデンス構築:地域ランダム化試験と普及研究(19H03910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】運動 / 地域介入 / クラスターランダム化試験 / ポピュレーション戦略 / マーケティング (他9件)
【概要】申請者らは先の科研費(2016-18年度・基盤 (B)・ 16H03249)で、ソーシャル・マーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーン(CWC)による身体活動促進の効果を地域クラスター・ランダム化試験で明らかにした。本研究はこれを発展させるもので、【研究1】では要介護・死亡をアウトカムとした地域介入の長期効果を検討する。【研究2】では、地域介入を島根県雲南市全域、および神奈川県藤沢...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
【複合領域】健康・スポーツ科学:地域介入運動を含む研究件
❏身体活動推進による健康長寿実現の実証エビデンス構築:地域ランダム化試験と普及研究(19H03910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】運動 / 地域介入 / クラスターランダム化試験 / ポピュレーション戦略 / マーケティング (他9件)
【概要】申請者らは先の科研費(2016-18年度・基盤 (B)・ 16H03249)で、ソーシャル・マーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーン(CWC)による身体活動促進の効果を地域クラスター・ランダム化試験で明らかにした。本研究はこれを発展させるもので、【研究1】では要介護・死亡をアウトカムとした地域介入の長期効果を検討する。【研究2】では、地域介入を島根県雲南市全域、および神奈川県藤沢...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏身体活動推進のためのポピュレーション・アプローチ:地域無作為化試験(25282209)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / スポーツ / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 (他12件)
【概要】身体活動推進のための地域介入(ソーシャルマーケッティングの手法を用いたコミュニティワイドキャンペーン(CWC))の効果をクラスター(地区)ランダム化試験にて検討した。無作為抽出した住民を5年間追跡した結果、介入地域では身体活動ガイドライン充足者の割合(%)が増える傾向(調整後の両群間の変化の差:+4.5% (95%CI: -0.3, 9.3), P=0.066)が認められた。副次的アウトカムの検討...
【複合領域】健康・スポーツ科学:地域介入研究運動を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏身体活動推進のためのポピュレーション・アプローチ:地域無作為化試験(25282209)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / スポーツ / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 (他12件)
【概要】身体活動推進のための地域介入(ソーシャルマーケッティングの手法を用いたコミュニティワイドキャンペーン(CWC))の効果をクラスター(地区)ランダム化試験にて検討した。無作為抽出した住民を5年間追跡した結果、介入地域では身体活動ガイドライン充足者の割合(%)が増える傾向(調整後の両群間の変化の差:+4.5% (95%CI: -0.3, 9.3), P=0.066)が認められた。副次的アウトカムの検討...
【複合領域】健康・スポーツ科学:レガシー効果運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
❏若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索(24650449)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 (他14件)
【概要】本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った. 本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:日内リズム運動を含む研究件
❏ライフスタイルを包括した統合型ニュートリオミクス研究の基礎と展開(21380076)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】ニュートリゲノミクス / 遺伝子発現 / 栄養 / 生活習慣 / 運動 (他21件)
【概要】食品を摂取した動物がどのような応答を示すかを、多数の分子を網羅的に解析するオミクス解析という手法で解析した。遺伝子発現量、タンパク質量、代謝物量など、様々な網羅的解析を組み合わせた。この方向の研究を推進するためのデータベースや解析ツールを改良し、その有効性を実証した。食品のみならず、運動や日内リズムなど関係する生活習慣の影響も合わせて解析することに成功した。 ...
❏自律性と行動性体温調節反応の発現機構(62480114)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】中山 昭雄 大阪大学, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視束前野 / 温度感受性ニューロン / 炭酸ガス / 唾液分泌 (他11件)
【概要】温熱ストレスに対して生体は自律性と行動性の体温調節を発現させる。このいずれか一方の反応を阻止すると、他方の反応がより強く作動するなど、両反応の発現が相補的であることは現象的に良く知られている。しかし両反応が同時に、あるいは継時的に発現する仕組みはほとんどわかっていない。ラットは高環境温下で多量の唾液を分泌する自律性反応と、その唾液を体表面に塗布するという行動を起こすが、この両者がどのように調和して...
【複合領域】健康・スポーツ科学:環境エンリッチメント運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
【複合領域】健康・スポーツ科学:長期的効果運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ポピュレーション戦略運動を含む研究件
❏身体活動推進による健康長寿実現の実証エビデンス構築:地域ランダム化試験と普及研究(19H03910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】運動 / 地域介入 / クラスターランダム化試験 / ポピュレーション戦略 / マーケティング (他9件)
【概要】申請者らは先の科研費(2016-18年度・基盤 (B)・ 16H03249)で、ソーシャル・マーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーン(CWC)による身体活動促進の効果を地域クラスター・ランダム化試験で明らかにした。本研究はこれを発展させるもので、【研究1】では要介護・死亡をアウトカムとした地域介入の長期効果を検討する。【研究2】では、地域介入を島根県雲南市全域、および神奈川県藤沢...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
【複合領域】健康・スポーツ科学:豊かな環境運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
【複合領域】健康・スポーツ科学:翻訳動態運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
【複合領域】健康・スポーツ科学:クラスターランダム化試験運動を含む研究件
❏身体活動推進による健康長寿実現の実証エビデンス構築:地域ランダム化試験と普及研究(19H03910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】運動 / 地域介入 / クラスターランダム化試験 / ポピュレーション戦略 / マーケティング (他9件)
【概要】申請者らは先の科研費(2016-18年度・基盤 (B)・ 16H03249)で、ソーシャル・マーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーン(CWC)による身体活動促進の効果を地域クラスター・ランダム化試験で明らかにした。本研究はこれを発展させるもので、【研究1】では要介護・死亡をアウトカムとした地域介入の長期効果を検討する。【研究2】では、地域介入を島根県雲南市全域、および神奈川県藤沢...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏身体活動推進のためのポピュレーション・アプローチ:地域無作為化試験(25282209)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / スポーツ / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 (他12件)
【概要】身体活動推進のための地域介入(ソーシャルマーケッティングの手法を用いたコミュニティワイドキャンペーン(CWC))の効果をクラスター(地区)ランダム化試験にて検討した。無作為抽出した住民を5年間追跡した結果、介入地域では身体活動ガイドライン充足者の割合(%)が増える傾向(調整後の両群間の変化の差:+4.5% (95%CI: -0.3, 9.3), P=0.066)が認められた。副次的アウトカムの検討...
【複合領域】健康・スポーツ科学:自己分泌運動を含む研究件
❏アンチ・エイジングを目的とした運動による筋局所の性ホルモン産生(21300254)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】目崎 登 帝京平成大学, 地域医療学部, 教授 (30010408)
【キーワード】加齢 / 老化 / 自己分泌 / 運動 / 性ホルモン (他7件)
【概要】本研究では、加齢により高頻度に発症する生活習慣病やサルコペニアと骨格筋や心臓の局所性ステロイドホルモン合成能の関連性を検討し、アンチ・エイジングのための運動療法に筋局所の性ステロイドホルモン変動がどのように貢献しているのかを明らかにすることを目的とした。本研究成果は、加齢によって生活習慣病やサルコペニアの発症リスクが激増することに対して局所で産生されている性ホルモンが関与し、局所の性ホルモンの動態...
❏骨格筋における性ホルモン産生(17300204)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】目崎 登 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 教授 (30010408)
【キーワード】骨格筋 / 性ホルモン / 自己分泌 / 運動 / 加齢 (他7件)
【概要】本研究では,性ホルモンの合成組織として骨格筋に着目し,その合成経路が運動により亢進することにより,性ホルモン合成の亢進に寄与するという仮説を立証することを目的とする.上記の研究課題を明らかにするために,骨格筋における性ホルモン合成酵素の発現の有無と局所性ホルモン代謝動態について検討した(研究課題I).さらに,運動による骨格筋内の性ホルモン産生経路を明らかにするために,運動が骨格筋内の性ホルモン合成...
【複合領域】健康・スポーツ科学:ヘルスプロモーション運動を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏身体活動推進のためのポピュレーション・アプローチ:地域無作為化試験(25282209)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / スポーツ / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 (他12件)
【概要】身体活動推進のための地域介入(ソーシャルマーケッティングの手法を用いたコミュニティワイドキャンペーン(CWC))の効果をクラスター(地区)ランダム化試験にて検討した。無作為抽出した住民を5年間追跡した結果、介入地域では身体活動ガイドライン充足者の割合(%)が増える傾向(調整後の両群間の変化の差:+4.5% (95%CI: -0.3, 9.3), P=0.066)が認められた。副次的アウトカムの検討...
【複合領域】健康・スポーツ科学:自発運動運動を含む研究件
❏体重のセットポイントに及ぼす幼若齢期モデルラットの運動と食事制限の比較(21300256)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 政登 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10110925)
【キーワード】体重セットポイント / 幼若齢期 / 運動 / 給餌制限 / 体重 (他24件)
【概要】本研究の目的は、幼若齢期(5~19週齡)の運動または給餌制限のいずれが体重のセットポイント再設定に影響するのかを明らかにすることである。肥満モデルOLETFラットに、幼若齢期に自発運動をさせ、其の後45週齢時まで体重、除脂肪量などの推移を観察した後、大腿四頭筋エネルギー代謝関連物質を調べ、給餌制限群と比較した。その結果、給餌制限ではなく、運動によるエネルギー消費増大が遺伝的に設定された体重のセット...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【複合領域】健康・スポーツ科学:筋力運動を含む研究件
❏CKDを標的とした運動の抗動脈硬化作用とその機序の解明:CPP病原体説に着目して(19H03995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前田 清司 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (30282346)
【キーワード】Calciprotein particle / 動脈硬化 / 運動療法 / 骨格筋指数 / リン代謝 (他17件)
【概要】本研究では、新しい動脈硬化進行因子であるCPP(calciprotein particle)の規定因子を明らかにするための観察研究および定期的な運動が血中CPP濃度に及ぼす影響を明らかにするための介入研究をそれぞれ実施した。観察研究の結果から、中高齢者における骨格筋指数は血中CPP濃度の規定因子の1つとなる可能性が示された。介入研究では中高齢者を対象に2か月間の運動介入を実施したが、血中CPP濃度...
❏健康成人における血中ビタミンD濃度と身体活動量及び心肺体力との関連(23500864)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】曹 振波 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (60571734)
【キーワード】ビタミンD / 心肺体力 / 最大酸素摂取量 / 身体活動 / 体力 (他11件)
【概要】被験者のほとんどがビタミンD不足状態にあった。横断的な分析結果、客観的に測定された心肺体力および身体活動量は年齢と身体組成などの血中ビタミンDの関連因子と独立して血中ビタミンD濃度と相関する因子であることが判明した。1年間のビタミンDサプリメント摂取介入後、血中ビタミンD濃度は対照群に比べてビタミンD摂取群が有意に増加したが、血中25[OH]D濃度と最大酸素摂取量との関連性が認められなかった。 ...
❏メタボリックシンドローム予防を可能とする世代別の筋力水準及び運動プログラムの開発(19300229)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】久野 譜也 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授 (70242021)
【キーワード】生活習慣病 / 運動 / メタボリックシンドローム / 筋力
【概要】本研究の目的は、日本人中年者におけるMetS予防のための筋力、筋量、及び身体活動量の基準を明らかにするとともに、MetS予防のための具体的な健康増進プログラムを作成することである。本研究の成果から、我々は次のようなMetS予防プログラムを提案する:筋力トレーニングの実行(マシンを用いた60%1RMでの筋力トレーニング週2回、又は自体重負荷での筋力トレーニング週3~5回)、筋力と筋量の増加(筋肉率:...
【複合領域】健康・スポーツ科学:MCT1運動を含む研究件
❏乳酸輸送担体(MCT)の発現量の変化が運動時及び運動後の乳酸の代謝に与える影響(12680014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60208535)
【キーワード】乳酸 / 運動 / MCT1 / MCT4 / 乳酸輸送担体 (他7件)
【概要】乳酸輸送担体(MCT)のタンパク発現量は、トレーニングなどによって変化するのか、またその変化と運動時における乳酸の代謝とはどのように関係しているのかを検討した。まずMCTにはいくつかのアイソフォームがあるが、骨格筋や心筋に多いのはMCT1とMCT4であることを確認した。さらにトレーニングによる変化については、まずマウスの回転ケージ自由運動モデルにおいて、運動量がMCT1の増加に関係する因子であるこ...
❏運動が乳酸輸送担体の発現と機能に与える影響(09780044)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60208535)
【キーワード】乳酸 / MCT1 / 運動
【概要】乳酸は主として作業筋で作られ、血中に出て拡散し多くの組織に取り込まれて代謝される。そこで作業筋から血中への乳酸の放出の段階、及び乳酸を代謝する骨格筋や心筋、肝臓などへの血中からの乳酸の取り込みの段階が、乳酸の代謝を大きく決定している可能性がある。この乳酸の細胞膜通過には輸送担体が関わり、90年代に乳酸輸送担体がクローニングされ、これがピルビン酸の輸送にも関わることから、現在ではモノカルボン酸輸送担...
【複合領域】健康・スポーツ科学:最大酸素摂取量運動を含む研究件
❏健康成人における血中ビタミンD濃度と身体活動量及び心肺体力との関連(23500864)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】曹 振波 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (60571734)
【キーワード】ビタミンD / 心肺体力 / 最大酸素摂取量 / 身体活動 / 体力 (他11件)
【概要】被験者のほとんどがビタミンD不足状態にあった。横断的な分析結果、客観的に測定された心肺体力および身体活動量は年齢と身体組成などの血中ビタミンDの関連因子と独立して血中ビタミンD濃度と相関する因子であることが判明した。1年間のビタミンDサプリメント摂取介入後、血中ビタミンD濃度は対照群に比べてビタミンD摂取群が有意に増加したが、血中25[OH]D濃度と最大酸素摂取量との関連性が認められなかった。 ...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:乳酸運動を含む研究件
❏乳酸による適応のメカニズム解明とその応用(20H04071)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】乳酸 / 運動 / 骨格筋 / ミトコンドリア / PGC-1α
【概要】昨年度、運動時の乳酸産生量を血中乳酸濃度から算出する方法を確立し、持久的トレーニングを実施したマウスに適用したところ、乳酸産生量として妥当な結果が得られた。そこで、今年度は運動時の血中乳酸濃度が低いことが明らかになっているperoxisome proliferator-activated receptor γ coactivator-1 (PGC-1)αの過剰発現マウスにおいて運動中の乳酸産生量を...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
❏乳酸輸送担体(MCT)の発現量の変化が運動時及び運動後の乳酸の代謝に与える影響(12680014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60208535)
【キーワード】乳酸 / 運動 / MCT1 / MCT4 / 乳酸輸送担体 (他7件)
【概要】乳酸輸送担体(MCT)のタンパク発現量は、トレーニングなどによって変化するのか、またその変化と運動時における乳酸の代謝とはどのように関係しているのかを検討した。まずMCTにはいくつかのアイソフォームがあるが、骨格筋や心筋に多いのはMCT1とMCT4であることを確認した。さらにトレーニングによる変化については、まずマウスの回転ケージ自由運動モデルにおいて、運動量がMCT1の増加に関係する因子であるこ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:除脂肪量運動を含む研究件
❏体重のセットポイントに及ぼす幼若齢期モデルラットの運動と食事制限の比較(21300256)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 政登 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10110925)
【キーワード】体重セットポイント / 幼若齢期 / 運動 / 給餌制限 / 体重 (他24件)
【概要】本研究の目的は、幼若齢期(5~19週齡)の運動または給餌制限のいずれが体重のセットポイント再設定に影響するのかを明らかにすることである。肥満モデルOLETFラットに、幼若齢期に自発運動をさせ、其の後45週齢時まで体重、除脂肪量などの推移を観察した後、大腿四頭筋エネルギー代謝関連物質を調べ、給餌制限群と比較した。その結果、給餌制限ではなく、運動によるエネルギー消費増大が遺伝的に設定された体重のセット...
❏高校生における日常生活時の不定愁訴の発現に及ぼす運動の影響について(09680144)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】前橋 明 倉敷市立短期大学, 保育学科, 教授 (80199637)
【キーワード】高校生 / 疲労 / 疲労自覚症状 / 運動 / 体育授業 (他32件)
【概要】高校生の不定愁訴の発現を自覚症状の訴えにもとめ,日内変動としてあらわし,引き続いて,運動実施前後の自覚症状の変動を調査した。その結果, (1)疲労自覚症状の日内変動は,覚醒時と就寝前において高く,昼食前が最低値となり,U字型のパターンを示した。この場合,自覚症状の日内変動は睡眠時間により影響されることから,前日からの睡眠時間が7・8時間に該当する者について,自覚症状の訴え数の日内変動をみると,夕食...
【複合領域】健康・スポーツ科学:分泌型免疫グロブリンA運動を含む研究件
❏上気道感染症防御因子に対する運動の影響(13680056)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】赤間 高雄 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 分泌型免疫グロブリンA / 上気道感染症 / 免疫 / ICAM-1
【概要】1.上気道感染症罹患状況と唾液中の分泌型免疫グロブリンA(sIgA)の変動 継続的に唾液sIgA濃度と上気道感染症罹患状況を調査した.唾液sIgA平均濃度と上気道感染症罹患日数とには相関はみられなかったが,唾液sIgAは個人差が大きいため,個人のsIgAの変動が上気道感染症罹患に関係する可能性を考慮する必要がある.上気道感染症に罹患したときに,唾液sIgAの低下が観察された者がいた. 2.高強度運...
❏運動による分泌型免疫グロブリンAの変動に関する研究(11680014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】赤間 高雄 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 分泌型免疫グロブリンA / 上気道感染症 / 免疫 / 感染防御 (他7件)
【概要】1.分泌型免疫グロブリンAと上気道感染症罹患との関係 男性31名を対象に唾液中分泌型免疫グロブリンAの測定と上気道感染症罹患調査を2カ月間行った.上気道感染症に罹患した者は6名あり,分泌型免疫グロブリンAの低下後に上気道感染症を発症した者がいた.罹患数が少なかったので,さらに検討を要する. 2.運動量と分泌型免疫グロブリンA変動との関係 (1)男子9名(年齢10〜12歳)に20mシャトルランテスト...
【複合領域】健康・スポーツ科学:血流量運動を含む研究件
❏座位・身体不活動により脆弱化する骨の代謝を非侵襲的にモニターする測定法の開発(17K01377)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高垣 裕子 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (60050689)
【キーワード】身体不活動 / 歩行制限 / カルシウム同位体 / 抹消血流量 / 測定 (他28件)
【概要】反応性充血の手法により得られた血流のパラメータは,運動の血管内皮細胞の機能に対する保護的効果を表している.OLETFラットにおいて,任意の運動ばかりでなく身体不活動も,食餌の量が減った場合にはダイエット効果により体重増加や血糖値の上昇などの糖尿病の症状を軽減しうる.尿中のCa 安定同位体比は,骨形成と骨吸収のバランスにより変化した骨のパラメータの直接的で鋭敏なマーカーとして利用できる. ...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:健康増進運動を含む研究件
❏全地球測位システムと加速度計を利用した位置情報と身体活動量の統合解析(21650170)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】梅崎 昌裕 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30292725)
【キーワード】汎地球測位システム / 加速度計 / 身体活動 / 運動 / 生活環境 (他9件)
【概要】近年、人間の目常的な身体活動と、その生活環境との関連性についての研究に関心が集まっている。たとえば、歩きやすく安全な歩道が整備されている生活空間、魅力的な商店街が軒を連ねる生活空間に居住する人々と、歩きにくく危険な生活空間に居住する人々とを比較すれば、前者のほうが体を動かす機会と時間が長くなると予想される。このような関連を検討するには、「人間」がどのような空間におかれた場合にどのくらいの身体活動を...
❏肥満のリスクファクターとしての脂質酸化能および身体活動量に及ぼす運動の影響(17200042)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】田中 茂穂 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進プログラム, エネルギー代謝 プロジェクトリーダー (50251426)
【キーワード】身体活動 / エネルギー代謝 / 運動 / スポーツ栄養 / 健康増進
【概要】研究1:トレーニング実施者における脂質酸化能および身体活動量(横断的検討) 長期にわたって高強度のレジスタンストレーニングを実施してきたボディビルダーとパワーリフター、および対照群として一般健常者を対象として、脂質酸化能、基礎代謝量、二重標識水法による日常生活のエネルギー消費量などを測定した。レジスタンストレーニング実施者においては、基礎代謝量のみならず、日常生活の総エネルギー消費量が非常に大きく...
【複合領域】健康・スポーツ科学:上気道感染症運動を含む研究件
❏上気道感染症防御因子に対する運動の影響(13680056)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】赤間 高雄 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 分泌型免疫グロブリンA / 上気道感染症 / 免疫 / ICAM-1
【概要】1.上気道感染症罹患状況と唾液中の分泌型免疫グロブリンA(sIgA)の変動 継続的に唾液sIgA濃度と上気道感染症罹患状況を調査した.唾液sIgA平均濃度と上気道感染症罹患日数とには相関はみられなかったが,唾液sIgAは個人差が大きいため,個人のsIgAの変動が上気道感染症罹患に関係する可能性を考慮する必要がある.上気道感染症に罹患したときに,唾液sIgAの低下が観察された者がいた. 2.高強度運...
❏運動による分泌型免疫グロブリンAの変動に関する研究(11680014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】赤間 高雄 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 分泌型免疫グロブリンA / 上気道感染症 / 免疫 / 感染防御 (他7件)
【概要】1.分泌型免疫グロブリンAと上気道感染症罹患との関係 男性31名を対象に唾液中分泌型免疫グロブリンAの測定と上気道感染症罹患調査を2カ月間行った.上気道感染症に罹患した者は6名あり,分泌型免疫グロブリンAの低下後に上気道感染症を発症した者がいた.罹患数が少なかったので,さらに検討を要する. 2.運動量と分泌型免疫グロブリンA変動との関係 (1)男子9名(年齢10〜12歳)に20mシャトルランテスト...
【複合領域】健康・スポーツ科学:換気調節運動を含む研究件
❏暑熱下運動時における熱中症発症の新メカニズム検証と新予防法の提案(25242061)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西保 岳 筑波大学, 体育系, 教授 (90237751)
【キーワード】体温調節 / 換気調節 / 運動 / 高体温誘発性換気亢進 / 暑熱耐性 (他14件)
【概要】体温上昇性の換気亢進による動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)低下が脳血流などの循環反応に及ぼす影響、さらに、意識的な呼吸調節によってPaCO2を増加させることで、脳血流量や血圧反応が改善されるかどうかについて検討した。暑熱下一定負荷運動時及び安静時体温上昇時において、深部体温上昇性の換気亢進反応を意識的な呼吸調節によって抑制できること、さらに,このように意識的に換気亢進を抑えることで、深部体温上昇...
❏運動時換気応答に果たす筋内情報の役割(13680024)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】吉田 敬義 大阪大学, 健康体育部, 教授 (30097331)
【キーワード】機械受容器 / 代謝受容器 / 換気調節 / 運動 / 換気調飾 (他6件)
【概要】本研究は,活動筋の血流を阻止あるいは血管を膨張させた時の換気応答を観察することによって,筋内の機械・代謝受容器からの情報が運動時の換気高進に及ぼす影響を検討することを目的としている.初年度の研究では,筋の機械・代謝受容器を刺激した際の換気量の応答に一定の傾向が見られない理由として,筋からの情報が増加しているものの,頚動脈や延髄の化学受容器からの情報が減少したためと考えられた.そこで次年度には,吸入...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動トレーニング運動を含む研究件
❏栄養,運動,寒冷介入による褐色・白色脂肪活性化を介した生活習慣病リスク低減の検証(19H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
【キーワード】褐色脂肪組織 / 血液代謝産物測定 / 白色脂肪組織 / 筋力トレーニング / 分岐鎖アミノ酸 (他17件)
【概要】褐色脂肪組織に関連するエネルギー消費の増加は肥満予防に有用とされる。本研究では、1)時間分解近赤外分光法を用いた褐色脂肪組織密度(鎖骨上窩のヘモグロビン濃度)と血中アミノ酸濃度(特に分岐鎖アミノ酸濃度)が男女とも関連し、加えて、男性では血中男性ホルモンが関連した。2)腹部皮下脂肪のヘモグロビン濃度は、白色脂肪の血管密度を反映し、その値は生活習慣病のリスクである全身の体脂肪や内臓脂肪面積と負の相関を...
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫増強効果の検討(26350913)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】赤間 高雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 免疫 / 樹状細胞 / Toll like receptors / 血液 (他9件)
【概要】本研究では、継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能に与える影響を調べるために、高齢者を対象に身体活動量および身体組成と自然免疫機能との関係をトレーニング実施時間帯と共に検討した。その結果、トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能の効果を明らかにすることはできなかったが、加齢により自然免疫が低下することが示唆された。一方で、年齢に関係なく筋肉量を高めることで自然免疫機能を維持・向上さ...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動習慣運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
❏学校教員を対象としたうつ病予防プログラムの開発とその効果(15K01680)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】種市 摂子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (20618524)
【キーワード】うつ病 / 教職員 / 運動 / 啓発 / 動画 (他12件)
【概要】教職員(公立学校・公立の教育支援センター・私立学校を含む)を対象とした動画とリーフレットによるうつ病予防プログラムを開発した。うつ病予防プログラムでは、運動によるうつ病予防効果についての情報提供を中心に行い、知識向上および行動変容への効果を検証した。具体的には、首都圏の①学校教職員、②行政機関、③民間企業を対象に、動画視聴やリーフレットによる知識向上がみられるか否か、行動変容(運動量の増加)がみら...
【複合領域】健康・スポーツ科学:防衛体力運動を含む研究件
❏運動による分泌型免疫グロブリンAの変動に関する研究(11680014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】赤間 高雄 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 分泌型免疫グロブリンA / 上気道感染症 / 免疫 / 感染防御 (他7件)
【概要】1.分泌型免疫グロブリンAと上気道感染症罹患との関係 男性31名を対象に唾液中分泌型免疫グロブリンAの測定と上気道感染症罹患調査を2カ月間行った.上気道感染症に罹患した者は6名あり,分泌型免疫グロブリンAの低下後に上気道感染症を発症した者がいた.罹患数が少なかったので,さらに検討を要する. 2.運動量と分泌型免疫グロブリンA変動との関係 (1)男子9名(年齢10〜12歳)に20mシャトルランテスト...
❏運動が防衛体力に与える影響に関する研究(08458014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
【キーワード】防衛体力 / 免疫機能 / IgA / NK細胞 / サイトカイン (他8件)
【概要】運動が防衛体力に与える影響について検討した.はじめに運動と免疫に関する研究の状況を調べ研究をスタートした.運動による白血球の数および機能の変化について検討した結果,運動により白血球数が増加し,激しい運動負荷により好中球による活性酸素種産生が変動することが明らかとなった.局所免疫能の指標として唾液分泌型IgAについて採取方法,測定方法について検討し非侵襲的な方法として有用であることを確認した.合宿な...
【複合領域】健康・スポーツ科学:運動負荷運動を含む研究件
❏座位・身体不活動により脆弱化する骨の代謝を非侵襲的にモニターする測定法の開発(17K01377)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高垣 裕子 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (60050689)
【キーワード】身体不活動 / 歩行制限 / カルシウム同位体 / 抹消血流量 / 測定 (他28件)
【概要】反応性充血の手法により得られた血流のパラメータは,運動の血管内皮細胞の機能に対する保護的効果を表している.OLETFラットにおいて,任意の運動ばかりでなく身体不活動も,食餌の量が減った場合にはダイエット効果により体重増加や血糖値の上昇などの糖尿病の症状を軽減しうる.尿中のCa 安定同位体比は,骨形成と骨吸収のバランスにより変化した骨のパラメータの直接的で鋭敏なマーカーとして利用できる. ...
❏各種運動強度における酸化ストレスの影響(08680114)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】平井 富弘 大阪大学, 健康体育部, 助教授 (70020104)
【キーワード】運動 / TBARS / 尿酸 / 過酸化脂質 / 肥満 (他9件)
【概要】運動により生体に過酸化が起こり悪影響を及ぼす。このような過酸化脂質の発生に対してビタミンC、Eや尿酸などが抗酸化剤としての効果を示す。そこで尿酸と過酸化脂質との関連を見るため、第1の研究は、高校生の肥満群と対照群に対し、短時間(8〜12分)で疲労困憊にいたらせる運動を自転車エルゴメータによって与え、運動前後の血清中の過酸化脂質と尿酸値について測定した。その結果、TBARS(TBA反応物質)値は運動...
❏運動が防衛体力に与える影響に関する研究(08458014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
【キーワード】防衛体力 / 免疫機能 / IgA / NK細胞 / サイトカイン (他8件)
【概要】運動が防衛体力に与える影響について検討した.はじめに運動と免疫に関する研究の状況を調べ研究をスタートした.運動による白血球の数および機能の変化について検討した結果,運動により白血球数が増加し,激しい運動負荷により好中球による活性酸素種産生が変動することが明らかとなった.局所免疫能の指標として唾液分泌型IgAについて採取方法,測定方法について検討し非侵襲的な方法として有用であることを確認した.合宿な...
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体活動運動を含む研究件
❏小区分59020:スポーツ科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】Calciprotein particle
【研究期間】動脈硬化
【研究代表者】運動療法
【キーワード】骨格筋指数
【概要】COVID-19パンデミック禍において,どのような不眠症状が悪化するかどうかを検討したところ,不眠症状に対する大きな変化は認められず,6時間未満の睡眠時間(睡眠不足)であった者の割合が減少することを明らかにした(岡島他:認知行動療法研究47(2):83-92, 2021)。また,COVID-19への感染不安を測定する尺度として,Stress and Anxiety to Viral Epidemi...
❏身体活動推進による健康長寿実現の実証エビデンス構築:地域ランダム化試験と普及研究(19H03910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】運動 / 地域介入 / クラスターランダム化試験 / ポピュレーション戦略 / マーケティング (他9件)
【概要】申請者らは先の科研費(2016-18年度・基盤 (B)・ 16H03249)で、ソーシャル・マーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーン(CWC)による身体活動促進の効果を地域クラスター・ランダム化試験で明らかにした。本研究はこれを発展させるもので、【研究1】では要介護・死亡をアウトカムとした地域介入の長期効果を検討する。【研究2】では、地域介入を島根県雲南市全域、および神奈川県藤沢...
❏CKDを標的とした運動の抗動脈硬化作用とその機序の解明:CPP病原体説に着目して(19H03995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前田 清司 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (30282346)
【キーワード】Calciprotein particle / 動脈硬化 / 運動療法 / 骨格筋指数 / リン代謝 (他17件)
【概要】本研究では、新しい動脈硬化進行因子であるCPP(calciprotein particle)の規定因子を明らかにするための観察研究および定期的な運動が血中CPP濃度に及ぼす影響を明らかにするための介入研究をそれぞれ実施した。観察研究の結果から、中高齢者における骨格筋指数は血中CPP濃度の規定因子の1つとなる可能性が示された。介入研究では中高齢者を対象に2か月間の運動介入を実施したが、血中CPP濃度...
【複合領域】健康・スポーツ科学:免疫機能運動を含む研究件
❏唾液ストレスタンパクのモニタリングによるコンディション低下の予防に関する研究(22300235)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 名誉教授 (00132994)
【キーワード】ヒートショックプロテイン / 運動 / 加齢 / 免疫機能 / 口腔免疫 (他11件)
【概要】本研究では,唾液中のヒートショックプロテイン70(HSP70)が競技選手および高齢者のコンディション評価指標としての有用性について検討した.一過性高強度運動で唾液HSP70が増加することを示した.また継続的な高強度運動で安静時のHSP70は顕著な変動はしないが,その原因として高強度運動に対するHSP70応答の個人差が考えられた.さらに継続的な運動で高齢者の安静時HSP70が高まり,さらにHSP70...
❏高齢者における免疫機能の低下に対する運動効果に関する研究(19300228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (00132994)
【キーワード】運動 / 免疫機能 / 加齢
【概要】本研究は加齢による免疫機能の低下に対する運動の効果について検討することを目的とした.中等度の運動トレーニングにより,高齢者のT細胞の活性経路が亢進することを示した.また運動トレーニングにより高齢ラットの脾臓中のT細胞活性経路の亢進が認められた.さらに乳酸菌摂取と運動トレーニングの組み合わせにより,高齢者の粘膜免疫能の亢進が認められた.以上より,運動トレーニングによって高齢者の免疫機能が高まる可能性...
❏運動が防衛体力に与える影響に関する研究(08458014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
【キーワード】防衛体力 / 免疫機能 / IgA / NK細胞 / サイトカイン (他8件)
【概要】運動が防衛体力に与える影響について検討した.はじめに運動と免疫に関する研究の状況を調べ研究をスタートした.運動による白血球の数および機能の変化について検討した結果,運動により白血球数が増加し,激しい運動負荷により好中球による活性酸素種産生が変動することが明らかとなった.局所免疫能の指標として唾液分泌型IgAについて採取方法,測定方法について検討し非侵襲的な方法として有用であることを確認した.合宿な...
【複合領域】健康・スポーツ科学:GLUT4運動を含む研究件
❏運動による筋の質・量の変化におけるマクロファージ中心仮説(25350901)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】池田 真一 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50534898)
【キーワード】マクロファージ / 運動 / インスリン感受性 / インターロイキン6 / GLUT4 (他7件)
【概要】運動はメタボリックシンドロームや2型糖尿病などの生活習慣病に対して極めて有用な予防・治療手段である。しかし、その分子機序は大部分が明らかではない。私は筋損傷を伴わない、持久的な走運動後に骨格筋内に抗炎症性マクロファージが集積しており、それが筋インスリン感受性増加に関わることを明らかにした。このマクロファージの集積に筋常在性マクロファージが産生・分泌するケモカイン(炎症細胞誘引物質)によって生じ、集...
❏炭水化物ローディングによる筋グリコーゲン過補償の機序に関する分子生物学的研究(03680131)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991 - 1992
【研究代表者】樋口 満 国立健康・栄養研究所, 健康増進部, 室長 (20192289)
【キーワード】骨格筋 / 運動 / GLUT4 / グルコース / グリコーゲン (他9件)
【概要】筋グリコーゲンの過補償の生理・生化学的メカニズムについては、筋肉細胞のインスリン感受性や筋肉細胞内でのグリコーゲン合成酵素活性の増加などが関与しているといわれている。しかし、糖輸送体(GLUT4)の筋グリコーゲン過補償における調節機能については明らかではない。そこで、本研究では2種類の持久性運動をラットに負荷し、骨格筋グリコーゲン含量の変化とGLUT4の一過性の変化について検討した。2時間運動直後...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)運動を含む研究件
❏全地球測位システムと加速度計を利用した位置情報と身体活動量の統合解析(21650170)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】梅崎 昌裕 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30292725)
【キーワード】汎地球測位システム / 加速度計 / 身体活動 / 運動 / 生活環境 (他9件)
【概要】近年、人間の目常的な身体活動と、その生活環境との関連性についての研究に関心が集まっている。たとえば、歩きやすく安全な歩道が整備されている生活空間、魅力的な商店街が軒を連ねる生活空間に居住する人々と、歩きにくく危険な生活空間に居住する人々とを比較すれば、前者のほうが体を動かす機会と時間が長くなると予想される。このような関連を検討するには、「人間」がどのような空間におかれた場合にどのくらいの身体活動を...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【複合領域】生活科学:ソーシャルマーケティング運動を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏身体活動推進のためのポピュレーション・アプローチ:地域無作為化試験(25282209)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / スポーツ / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 (他12件)
【概要】身体活動推進のための地域介入(ソーシャルマーケッティングの手法を用いたコミュニティワイドキャンペーン(CWC))の効果をクラスター(地区)ランダム化試験にて検討した。無作為抽出した住民を5年間追跡した結果、介入地域では身体活動ガイドライン充足者の割合(%)が増える傾向(調整後の両群間の変化の差:+4.5% (95%CI: -0.3, 9.3), P=0.066)が認められた。副次的アウトカムの検討...
【複合領域】生活科学:ポピュレーションアプローチ運動を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏身体活動推進のためのポピュレーション・アプローチ:地域無作為化試験(25282209)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / スポーツ / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 (他12件)
【概要】身体活動推進のための地域介入(ソーシャルマーケッティングの手法を用いたコミュニティワイドキャンペーン(CWC))の効果をクラスター(地区)ランダム化試験にて検討した。無作為抽出した住民を5年間追跡した結果、介入地域では身体活動ガイドライン充足者の割合(%)が増える傾向(調整後の両群間の変化の差:+4.5% (95%CI: -0.3, 9.3), P=0.066)が認められた。副次的アウトカムの検討...
【複合領域】子ども学:運動プログラム運動を含む研究件
❏乳児を抱える母親への健康生活プログラムとその効果-地域でのランダム化対照試験-(17390577)
【研究テーマ】臨床看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】春名 めぐみ 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00332601)
【キーワード】産後うつ / 身体活動 / 運動プログラム / プログラム評価 / 健康関連QOL (他11件)
【概要】1.産後プログラムの実施のための予備調査 [目的]ニーズ、実施可能性、関与する人の意識などの具体的な情報を得る。 [方法]フォーカスグループインタビュー(妊婦9名、褥婦5名、産科医師8名、助産師9名) [結果・考察]医療者は医学的な異常を第一に考え、母親との認識のずれがあり、特に運動に対し、消極的な対処をする傾向が見られた。妊婦はきめの細かい自分に合った指導を希望していた。 2.産後プログラムの実...
❏スポーツ科学の観点からみた介護予防プログラムの開発とその運営システムの構築(16200042)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】村岡 功 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80112712)
【キーワード】介護予防 / 高齢者 / 運動 / 身体機能 / 身体活動 (他7件)
【概要】本研究では、初年度に作成した介護予防システムにおける枠組みに基づき、元気高齢者、虚弱高齢者、要介護認定高齢者など、それぞれの対象像に合わせたスクリーニング、介護予防マネジメント、同プログラムの作成、および評価を実施していくために、(1)介護予防の対象者となる高齢者の特性分析、(2)介護予防運動プログラムの開発、(3)介護予防に関連した評価基準の作成、(4)介護予防の普及啓発、(5)環境整備、介護予...
【複合領域】子ども学:身体活動量運動を含む研究件
❏継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫増強効果の検討(26350913)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】赤間 高雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 免疫 / 樹状細胞 / Toll like receptors / 血液 (他9件)
【概要】本研究では、継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能に与える影響を調べるために、高齢者を対象に身体活動量および身体組成と自然免疫機能との関係をトレーニング実施時間帯と共に検討した。その結果、トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能の効果を明らかにすることはできなかったが、加齢により自然免疫が低下することが示唆された。一方で、年齢に関係なく筋肉量を高めることで自然免疫機能を維持・向上さ...
❏健康成人における血中ビタミンD濃度と身体活動量及び心肺体力との関連(23500864)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】曹 振波 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (60571734)
【キーワード】ビタミンD / 心肺体力 / 最大酸素摂取量 / 身体活動 / 体力 (他11件)
【概要】被験者のほとんどがビタミンD不足状態にあった。横断的な分析結果、客観的に測定された心肺体力および身体活動量は年齢と身体組成などの血中ビタミンDの関連因子と独立して血中ビタミンD濃度と相関する因子であることが判明した。1年間のビタミンDサプリメント摂取介入後、血中ビタミンD濃度は対照群に比べてビタミンD摂取群が有意に増加したが、血中25[OH]D濃度と最大酸素摂取量との関連性が認められなかった。 ...
【複合領域】子ども学:体力運動を含む研究件
❏介護予防教室終了後の運動継続に対する郵送支援の有効性(26282192)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 喜代次 筑波大学, 体育系, 教授 (50163514)
【キーワード】身体活動 / 運動習慣 / 介護予防 / 郵送支援 / 高齢者 (他8件)
【概要】介護予防教室の終了後には多くの高齢者が運動を中止してしまう。そのため、本ランダム化比較試験では、運動日誌を用いたセルフモニタリングや支援者からのメッセージ等を含む郵送支援法により、長期的な運動継続が可能かどうかを検討した。運動継続は、筋力運動2セット/週以上、3.5 METs以上のウォーキング150分/週以上を満たす割合で評価した。3ヵ月間の運動教室終了から1年間の運動継続率は、郵送支援群(78名...
❏健康成人における血中ビタミンD濃度と身体活動量及び心肺体力との関連(23500864)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】曹 振波 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (60571734)
【キーワード】ビタミンD / 心肺体力 / 最大酸素摂取量 / 身体活動 / 体力 (他11件)
【概要】被験者のほとんどがビタミンD不足状態にあった。横断的な分析結果、客観的に測定された心肺体力および身体活動量は年齢と身体組成などの血中ビタミンDの関連因子と独立して血中ビタミンD濃度と相関する因子であることが判明した。1年間のビタミンDサプリメント摂取介入後、血中ビタミンD濃度は対照群に比べてビタミンD摂取群が有意に増加したが、血中25[OH]D濃度と最大酸素摂取量との関連性が認められなかった。 ...
❏高校生における日常生活時の不定愁訴の発現に及ぼす運動の影響について(09680144)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】前橋 明 倉敷市立短期大学, 保育学科, 教授 (80199637)
【キーワード】高校生 / 疲労 / 疲労自覚症状 / 運動 / 体育授業 (他32件)
【概要】高校生の不定愁訴の発現を自覚症状の訴えにもとめ,日内変動としてあらわし,引き続いて,運動実施前後の自覚症状の変動を調査した。その結果, (1)疲労自覚症状の日内変動は,覚醒時と就寝前において高く,昼食前が最低値となり,U字型のパターンを示した。この場合,自覚症状の日内変動は睡眠時間により影響されることから,前日からの睡眠時間が7・8時間に該当する者について,自覚症状の訴え数の日内変動をみると,夕食...
【複合領域】一般理論:ストレスタンパク質運動を含む研究件
❏ストレスタンパク質からみた身体運動の評価(その2)-不活動およびトレーニング効果の評価-(10480004)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】跡見 順子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90125972)
【キーワード】ストレスタンパク質 / 走運動 / 肝臓 / 骨格筋 / HSP70 (他14件)
【概要】本研究では、1)走運動時によるストレスタンパク質発現と2)不活動として後肢懸垂によるストレスタンパク質のターゲット細胞骨格チューブリンの変動について検討した。1)乳酸値が4mM以上(走速度:24m/min)と以下になる強度(走速度:13m/min)での走運動をラットに負荷し、運動を遂行する臓器として骨格筋(ヒラメ筋と足底筋)と心筋、非運動関連臓器として肝臓でのストレスタンパク質の発現をHSP72,...
❏ストレスタンパク質からみた身体運動の評価(08458016)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】跡見 順子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90125972)
【キーワード】ストレスタンパク質 / 運動 / HSP70 / in situ hybridization / in situ DNA hybridization (他8件)
【概要】運動が身体にとってどの様な影響を及ぼすかという生理生化学的な指標は明らかになっていない。また運動の強度や、運動時間によりその影響も様々なものになると考えられる。これらを統一的に考えるために、現在基礎及び臨床の様々な分野で研究の行われているストレスタンパク質を指標として運動を評価することが出来るかどうかを研究目的とした。 本実験ではラットにトレッドミル走行をさせ、DNA、RNAレベルからストレスタン...
【生物学】生物学:モータータンパク質運動を含む研究件
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏モータータンパク質の運動特性が細胞内膜輸送に果たす役割(19770161)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】富永 基樹 独立行政法人理化学研究所, 中野生体膜研究室, 研究員 (50419892)
【キーワード】細胞骨格 / 運動 / モータータンパク質 / ミオシン / メンブレントラフィック
【概要】本研究では動・植物細胞における膜輸送の駆動力であるミオシンの分子機能を、分子生物学およびライブイメージングの手法を用い解析した。 動物において、分子内折りたたみ構造形成能を阻害した変異ミオシンVbをHeLa細胞で発現させることによって、膜交通制御における折りたたみ構造の役割を明らかにした。 植物において、全植物ミオシンのクローニングと発現に成功した。ミオシンメンバー間での広範な機能分担が明らかとな...
【生物学】基礎生物学:翻訳運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
【工学】機械工学:指運動運動を含む研究件
❏身体行為における随意性と視覚の相互作用に関する認知神経心理学的検討(18K13372)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】板口 典弘 静岡大学, 情報学部, 助教 (50706637)
【キーワード】空書 / 指運動 / 書字 / 言語 / 視覚処理 (他9件)
【概要】まず,高齢者においても指運動をすることで言語認知課題の成績が向上することを初めて実験的に示した。また,空書の課題促進効果は,年齢とMMSE得点とはほぼ相関しない一方で,教育歴とは強い負の相関がみられることも明らかにした。次に,脳損傷による言語能力低下(失語症)を有する感覚失語患者においても,空書の促進効果関係を存在することを初めて示した。この結果は特に,空書の促進効果は漢字の読み(音韻的側面)では...
❏脳波による指運動情報の予測 -脳波バーチャルキーボードに向けて-(26560303)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (40553235)
【キーワード】脳活動 / EEG / fNIRS / BCI / 運動 (他10件)
【概要】本研究では、直感的で操作が容易な脳情報バーチャルキーボード構築に向けた基礎検討を行った。最初に、脳波(EEG)を用いて、運動実行時および想起時の個々の指運動(想起)を予測できる可能性を明らかにした。次に、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)により、運動準備時には対側の運動前野や補足運動野に高精度な指運動情報(系列)が含まれることがわかった。最後に、機能的近赤外分光計測(fNIRS)を用いた運動情報の...
【工学】建築学:空間運動を含む研究件
❏内的時間意識の比較認知神経科学(19K03385)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】兎田 幸司 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60794948)
【キーワード】時間 / 学習 / 記憶 / 薬理 / アセチルコリン (他15件)
【概要】本研究においては、時間の知覚に対するムスカリン性およびニコチン性のアセチルコリン受容体の阻害の影響を調べた。頭部固定を用いた実験系においても、ムスカリン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測のばらつきを増加させた。ニコチン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測に影響を与えなかった。時間情報と空間情報に基づく頭部固定による逆転学習課題を新しく開発し、マウスがこの課題を短期間の訓練で学習することを明ら...
❏生態学的現象学の技術哲学的展開-生態学的に優れた人工環境の構築に向けて(21320003)
【研究テーマ】哲学・倫理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】村田 純一 立正大学, 文学部, 教授 (40134407)
【キーワード】哲学原論 / 各論 / 生態学的アプローチ / 技術哲学 / ユニバーサルデザイン (他14件)
【概要】わたしたちの生活はつねに多様な人工環境によって支えられている。この「人工環境・内・存在」のあり方を生態学的現象学、技術哲学、生態学的心理学、さらには、認知科学や建築学などの知見を利用して解明すること、これが第一に取り組んだことである。第二に、この知見に基づいて、バリアフリーデザイン、ユニバーサルデザイン、そして、人間中心設計などの設計観の意義を明らかにし、具体的な人工物の製作過程への応用可能性を検...
【工学】総合工学:炭酸ガス運動を含む研究件
❏自律性と行動性体温調節反応の発現機構(62480114)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】中山 昭雄 大阪大学, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視束前野 / 温度感受性ニューロン / 炭酸ガス / 唾液分泌 (他11件)
【概要】温熱ストレスに対して生体は自律性と行動性の体温調節を発現させる。このいずれか一方の反応を阻止すると、他方の反応がより強く作動するなど、両反応の発現が相補的であることは現象的に良く知られている。しかし両反応が同時に、あるいは継時的に発現する仕組みはほとんどわかっていない。ラットは高環境温下で多量の唾液を分泌する自律性反応と、その唾液を体表面に塗布するという行動を起こすが、この両者がどのように調和して...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【工学】総合工学:疲労運動を含む研究件
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
❏高校生における日常生活時の不定愁訴の発現に及ぼす運動の影響について(09680144)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】前橋 明 倉敷市立短期大学, 保育学科, 教授 (80199637)
【キーワード】高校生 / 疲労 / 疲労自覚症状 / 運動 / 体育授業 (他32件)
【概要】高校生の不定愁訴の発現を自覚症状の訴えにもとめ,日内変動としてあらわし,引き続いて,運動実施前後の自覚症状の変動を調査した。その結果, (1)疲労自覚症状の日内変動は,覚醒時と就寝前において高く,昼食前が最低値となり,U字型のパターンを示した。この場合,自覚症状の日内変動は睡眠時間により影響されることから,前日からの睡眠時間が7・8時間に該当する者について,自覚症状の訴え数の日内変動をみると,夕食...
【工学】総合工学:シミュレーション運動を含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏ゲルロボットの研究(電場応答性高分子ゲルの形状設計と運動制御)(13450100)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】井上 博允 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50111464)
【キーワード】電場応答性高分子 / ゲル / ロボット / シミュレーション / 形状 (他11件)
【概要】本研究で得られた研究成果は次の通りである。 1.大変形するゲルロボットの形状設計手法 変形の特異性を実現するために、表面に微細な凹凸を持つ平板状の型を作り、型にゲル材料を流し込んで表面にひだをもつゲル成型する手法を確立した。表面にひだをつけたゲルは、伸張する面のひだの方向に沿って曲がりやすくなり、変形の方向性を形状により設計可能となることを明らかにした。 2.電界制御による変形予測モデルの構築 ゲ...
【総合生物】神経科学:言語運動を含む研究件
❏身体行為における随意性と視覚の相互作用に関する認知神経心理学的検討(18K13372)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】板口 典弘 静岡大学, 情報学部, 助教 (50706637)
【キーワード】空書 / 指運動 / 書字 / 言語 / 視覚処理 (他9件)
【概要】まず,高齢者においても指運動をすることで言語認知課題の成績が向上することを初めて実験的に示した。また,空書の課題促進効果は,年齢とMMSE得点とはほぼ相関しない一方で,教育歴とは強い負の相関がみられることも明らかにした。次に,脳損傷による言語能力低下(失語症)を有する感覚失語患者においても,空書の促進効果関係を存在することを初めて示した。この結果は特に,空書の促進効果は漢字の読み(音韻的側面)では...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【農学】農芸化学:機能性食品運動を含む研究件
❏骨格筋機能の分子基盤解明と健康寿命延伸に資する機能性食品の創出(20H00408)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】佐藤 隆一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50187259)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 骨格筋 / エクソソーム / マイオカイン / 機能性食品 (他8件)
【概要】(1)iPS骨格筋細胞を用いた実験系の確立  京都大学iPS細胞研究所の櫻井英俊准教授らが開発した、薬剤誘導的にMyoDを発現させ骨格筋へと分化する細胞を用い、解析を進めた。2種類の細胞株を用いた比較検討を行い、種々の条件で応答性の良い株を用いることの有用性を確認した。各種遺伝子発現も正常組織と同等のレベルであることを確認した。 (2)iPS細胞由来骨格筋細胞とマウス由来C2C12筋管細胞との比較...
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏摂食シグナル胆汁酸の分子栄養学的機能解析と食品成分による摂食応答制御(15H05781)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2015-05-29 - 2020-03-31
【研究代表者】佐藤 隆一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50187259)
【キーワード】胆汁酸 / TGR5 / 運動 / 骨格筋 / 糖代謝 (他18件)
【概要】胆汁酸は摂食に伴い小腸上部へと分泌されたのちに、小腸下部で取り込まれ肝臓へ戻る。一部の胆汁酸は全身血流へ流れるため、摂食後に血中胆汁酸濃度は上昇し、摂食シグナルと考えられる。これを認識する標的分子が胆汁酸受容体TGR5である。骨格筋での機能解析のために、ヒトTGR5を骨格筋に発現させたトランスジェニックマウスを樹立し、その解析を行った。胆汁酸結合によりTGR5が活性化されると、筋肥大効果をもたらす...
【農学】動物生命科学:ミオシン運動を含む研究件
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏モータータンパク質の運動特性が細胞内膜輸送に果たす役割(19770161)
【研究テーマ】細胞生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】富永 基樹 独立行政法人理化学研究所, 中野生体膜研究室, 研究員 (50419892)
【キーワード】細胞骨格 / 運動 / モータータンパク質 / ミオシン / メンブレントラフィック
【概要】本研究では動・植物細胞における膜輸送の駆動力であるミオシンの分子機能を、分子生物学およびライブイメージングの手法を用い解析した。 動物において、分子内折りたたみ構造形成能を阻害した変異ミオシンVbをHeLa細胞で発現させることによって、膜交通制御における折りたたみ構造の役割を明らかにした。 植物において、全植物ミオシンのクローニングと発現に成功した。ミオシンメンバー間での広範な機能分担が明らかとな...
【医歯薬学】基礎医学:温度感受性ニューロン運動を含む研究件
❏自律性と行動性体温調節反応の発現機構(62480114)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】中山 昭雄 大阪大学, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視束前野 / 温度感受性ニューロン / 炭酸ガス / 唾液分泌 (他11件)
【概要】温熱ストレスに対して生体は自律性と行動性の体温調節を発現させる。このいずれか一方の反応を阻止すると、他方の反応がより強く作動するなど、両反応の発現が相補的であることは現象的に良く知られている。しかし両反応が同時に、あるいは継時的に発現する仕組みはほとんどわかっていない。ラットは高環境温下で多量の唾液を分泌する自律性反応と、その唾液を体表面に塗布するという行動を起こすが、この両者がどのように調和して...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【医歯薬学】基礎医学:Hsp70運動を含む研究件
❏ストレスタンパク質からみた身体運動の評価(その2)-不活動およびトレーニング効果の評価-(10480004)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】跡見 順子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90125972)
【キーワード】ストレスタンパク質 / 走運動 / 肝臓 / 骨格筋 / HSP70 (他14件)
【概要】本研究では、1)走運動時によるストレスタンパク質発現と2)不活動として後肢懸垂によるストレスタンパク質のターゲット細胞骨格チューブリンの変動について検討した。1)乳酸値が4mM以上(走速度:24m/min)と以下になる強度(走速度:13m/min)での走運動をラットに負荷し、運動を遂行する臓器として骨格筋(ヒラメ筋と足底筋)と心筋、非運動関連臓器として肝臓でのストレスタンパク質の発現をHSP72,...
❏ストレスタンパク質からみた身体運動の評価(08458016)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】跡見 順子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90125972)
【キーワード】ストレスタンパク質 / 運動 / HSP70 / in situ hybridization / in situ DNA hybridization (他8件)
【概要】運動が身体にとってどの様な影響を及ぼすかという生理生化学的な指標は明らかになっていない。また運動の強度や、運動時間によりその影響も様々なものになると考えられる。これらを統一的に考えるために、現在基礎及び臨床の様々な分野で研究の行われているストレスタンパク質を指標として運動を評価することが出来るかどうかを研究目的とした。 本実験ではラットにトレッドミル走行をさせ、DNA、RNAレベルからストレスタン...
【医歯薬学】境界医学:白色脂肪運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏栄養,運動,寒冷介入による褐色・白色脂肪活性化を介した生活習慣病リスク低減の検証(19H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
【キーワード】褐色脂肪組織 / 血液代謝産物測定 / 白色脂肪組織 / 筋力トレーニング / 分岐鎖アミノ酸 (他17件)
【概要】褐色脂肪組織に関連するエネルギー消費の増加は肥満予防に有用とされる。本研究では、1)時間分解近赤外分光法を用いた褐色脂肪組織密度(鎖骨上窩のヘモグロビン濃度)と血中アミノ酸濃度(特に分岐鎖アミノ酸濃度)が男女とも関連し、加えて、男性では血中男性ホルモンが関連した。2)腹部皮下脂肪のヘモグロビン濃度は、白色脂肪の血管密度を反映し、その値は生活習慣病のリスクである全身の体脂肪や内臓脂肪面積と負の相関を...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
【医歯薬学】内科系臨床医学:マイクロRNA(miRNA)運動を含む研究件
❏運動により分泌されるエクソソームの機能解析と生理的役割の解明(20KK0230)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】骨格筋 / エクソソーム / microRNA / 運動 / マイクロRNA (他7件)
【概要】2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌される2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌されるエクソソームを対象としたRNAの網羅的な発現解析法を確立した。加齢などにより異常を引き起こした骨格筋ではエクソソーム分泌動態も異常をきたしていることが想定され、分泌異常が様々な病態を引き起こしている可能性...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】内科系臨床医学:近赤外分光法運動を含む研究件
❏栄養,運動,寒冷介入による褐色・白色脂肪活性化を介した生活習慣病リスク低減の検証(19H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
【キーワード】褐色脂肪組織 / 血液代謝産物測定 / 白色脂肪組織 / 筋力トレーニング / 分岐鎖アミノ酸 (他17件)
【概要】褐色脂肪組織に関連するエネルギー消費の増加は肥満予防に有用とされる。本研究では、1)時間分解近赤外分光法を用いた褐色脂肪組織密度(鎖骨上窩のヘモグロビン濃度)と血中アミノ酸濃度(特に分岐鎖アミノ酸濃度)が男女とも関連し、加えて、男性では血中男性ホルモンが関連した。2)腹部皮下脂肪のヘモグロビン濃度は、白色脂肪の血管密度を反映し、その値は生活習慣病のリスクである全身の体脂肪や内臓脂肪面積と負の相関を...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】内科系臨床医学:定位運動を含む研究件
❏動的刺激が視覚・聴覚位置判断に及ぼす影響に関する実験心理学的研究(21730587)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 実験心理学 / 認知科学 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では、動的刺激が知覚的判断に及ぼす影響というテーマに関して複数の観点から研究を進めた。具体的には、【a】ダイナミックで複雑な課題を行っているときの視覚的に有効な空間範囲の計測、【b】日常生活を撮影した動画を刺激とした際に起きる時間知覚の変容、【c】動的な刺激を観察中に生じる再認記憶の変化などに関する実験などを行った。【a】に関しては、複雑な課題を行っている時に使用される空間的範囲を測定す...
❏視覚運動刺激による知覚的空間の歪みに関する実験心理学的研究(19730455)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
【キーワード】実験心理学 / 認知科学 / 知覚・運動・定位 / 知覚 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では「視覚運動刺激による視空間の歪み」という知見を基にして、【a】視知覚における運動座標軸(網膜座標系-物体中心系-絶対座標系)の問題、【b】視空間の歪みのダイナミックな変化を調べる研究を行った。その結果、【a】視覚運動刺激による空間の歪みが、物体中心座標系で生じているにもかかわらず、その視覚運動入力は網膜座標上のものであること(Watanabe & Yokoi, 2007)、【...
【医歯薬学】外科系臨床医学:記憶運動を含む研究件
❏内的時間意識の比較認知神経科学(19K03385)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】兎田 幸司 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60794948)
【キーワード】時間 / 学習 / 記憶 / 薬理 / アセチルコリン (他15件)
【概要】本研究においては、時間の知覚に対するムスカリン性およびニコチン性のアセチルコリン受容体の阻害の影響を調べた。頭部固定を用いた実験系においても、ムスカリン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測のばらつきを増加させた。ニコチン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測に影響を与えなかった。時間情報と空間情報に基づく頭部固定による逆転学習課題を新しく開発し、マウスがこの課題を短期間の訓練で学習することを明ら...
❏抗酸化物質が運動記憶へ及ぼす影響の解析とその分子機構の解明(15H03103)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】遠藤 昌吾 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (60192514)
【キーワード】小脳 / 運動 / LTD / ROS / アスコルビン酸 (他13件)
【概要】活性酸素種(ROS)はタンパク質やDNAを傷害し、細胞障害や老化を招く“悪役”面が強調されてきた。一方で、進化の過程でROSは排除されず、また、積極的にROSを産生する系も存在することから、ROSは生理機能を有することが考えられてきた。本研究では、ROSが小脳において積極的に神経可塑性及び運動記憶に関わることを行動科学的および電気生理学的研究により示した。運動学習や運動記憶においては、ROSが生理...
【医歯薬学】外科系臨床医学:酵素免疫測定法(EmC-EIA)運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
【医歯薬学】外科系臨床医学:脂肪運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
❏若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索(24650449)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 (他14件)
【概要】本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った. 本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガ...
【医歯薬学】社会医学:筋萎縮運動を含む研究件
❏骨格筋機能の分子基盤解明と健康寿命延伸に資する機能性食品の創出(20H00408)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】佐藤 隆一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50187259)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 骨格筋 / エクソソーム / マイオカイン / 機能性食品 (他8件)
【概要】(1)iPS骨格筋細胞を用いた実験系の確立  京都大学iPS細胞研究所の櫻井英俊准教授らが開発した、薬剤誘導的にMyoDを発現させ骨格筋へと分化する細胞を用い、解析を進めた。2種類の細胞株を用いた比較検討を行い、種々の条件で応答性の良い株を用いることの有用性を確認した。各種遺伝子発現も正常組織と同等のレベルであることを確認した。 (2)iPS細胞由来骨格筋細胞とマウス由来C2C12筋管細胞との比較...
❏オートファジーによるタンパク分解は、加齢性筋肉減弱症を誘発するか?(23500778)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 工学部, 准教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 運動 / サルコペニア / オートファジー (他6件)
【概要】加齢マウス(24ヶ月齢)を用い、骨格筋におけるオートファジー関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、p62/SQSTM1およびBeclin-1蛋白の有意な増加がみられ、両物質とも細胞質で変化が顕著であった。蛍光免疫組織化学染色による検討でも、細胞質内にp62/SQSTM1は沈着していた。長期間の自発的な走運動はサルコペニアを軽減したが、オートファジー関連物質に顕著な変化は認められなかった。 ...
❏老齢性筋萎縮におけるオートファジーの誘導と運動刺激の効果(20700531)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】緒方 知徳 早稲田大学, 総合研究機構, 助手 (30434343)
【キーワード】老齢性筋萎縮 / オートファジー / 小胞体ストレス / 骨格筋 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では、老化骨格筋におけるオートファジーの誘導とこれに関わるシグナルの解明を目的とした。その結果,筋萎縮が進行した老齢ラットでは変性タンパク質の蓄積に伴い惹起される小胞体ストレスシグナル活性化(Caspase-12の発現増加を特徴とする)が確認された。しかしながら,オートファジーのマーカーであるLC3-IIは変化を示さなかった。また、成熟ラットへの運動トレーニングは、LC3-IIの発現に大...
【医歯薬学】社会医学:アスリート運動を含む研究件
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
❏唾液ストレスタンパクのモニタリングによるコンディション低下の予防に関する研究(22300235)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 名誉教授 (00132994)
【キーワード】ヒートショックプロテイン / 運動 / 加齢 / 免疫機能 / 口腔免疫 (他11件)
【概要】本研究では,唾液中のヒートショックプロテイン70(HSP70)が競技選手および高齢者のコンディション評価指標としての有用性について検討した.一過性高強度運動で唾液HSP70が増加することを示した.また継続的な高強度運動で安静時のHSP70は顕著な変動はしないが,その原因として高強度運動に対するHSP70応答の個人差が考えられた.さらに継続的な運動で高齢者の安静時HSP70が高まり,さらにHSP70...
❏上気道感染リスクをモニタリングする簡易型SIgA測定キット開発とその有効性の検証(13558003)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】河野 一郎 (2003) 筑波大学, 体育科学系, 教授 (00132994)
【キーワード】URTI / SIgA / sports / athletes / immunity (他12件)
【概要】簡易型SIgA測定キットの開発 本年度はまず市販のSIgA特異的なモノクローナル抗体を用いて,比濁法による測定を行ったが,おそらく抗体自体の力価のあるいは抗体のエピトープの問題により良好な測定系を構築できなかった.そこで,比濁法に適応可能なモノクローナル抗体の作製を試みた.現在,クローンを選別しているところであり,本補助期間にはキットの開発までにはいたらなかった.しかし,キットの開発に必要となる基...
【医歯薬学】社会医学:筋損傷運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏白血球機能解析を応用した生体のストレス応答と筋損傷のメカニズムの解明(19650180)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (80344597)
【キーワード】白血球 / 活性酸素 / ストレス / 運動 / 筋損傷
【概要】遅発性筋肉痛は、伸張性筋収縮などの運動後数時間から1日程度経過後より発現し、2、3日後にピークとなり1週間程度で消失するが、その機序は明らかではない。運動により白血球(好中球)の活性酸素産生能と抗酸化システムのバランスが崩れると、生体に傷害を与え、サイトカイン産生や筋組織に好中球の侵入が起きるため、筋肉痛の原因として損傷・炎症説や活性酸素による傷害説が提唱されている。そこで、健康な男性8人に片足カ...
【医歯薬学】社会医学:筋肉運動を含む研究件
❏レラナラーゼ多型を指標とした生活習慣病のオーダーメイド診断法・運動治療法の開発(17K01839)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】竹越 一博 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40261804)
【キーワード】レナラーゼ / 運動 / 筋肉 / 生活習慣病 / カテコールアミン
【概要】レナラーゼは、2005年に発見されたフラビンアデニンジヌクレオチド依存性の可溶性モノアミンオキシダーゼである。主に腎臓で発現するが、心臓、肝臓、肺、そして骨格筋などで発現が確認されている。今回、運動を行った場合の血清レナラーゼの上昇の機序と生理的意義、に関する研究をメインに進めた。中強度運動直後の血中レナラーゼは、安静群と比較して有意な上昇を示した。また骨格筋レナラーゼ発現も有意な上昇を示した一方...
❏メカニカルストレス誘導性マイクロRNAの統合的解析(21680049)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 運動 / 細胞内シクナル伝達 / 物理的ストレス / 転写調節 (他15件)
【概要】本研究では身体運動に関連する遺伝子発現制御のうち,とくに身体運動に起因するメカニカルストレス誘導性マイクロRNA(miRNA)による転写後制御について解析した.マイクロアレイによる網羅的解析により,メカニカルストレス誘導性miRNAとして複数のmiRNAを同定した.このうちmiR-23aに関して,培養細胞および動物個体を用いてその機能を解析した結果,miR-23aは2つのユビキチンリガーゼの翻訳を...
❏メカニカルストレスによるPGC1αを介した間葉系細胞の制御(18680047)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 軟骨 / 骨 / 運動 / 細胞内シグナル伝達 (他9件)
【概要】本研究では筋,骨,軟骨,脂肪などの間葉系組織の分化についてPGC-1αを中心にメカニカルストレス(物理的刺激)によるその制御を検討した.結果,メカニカルストレス誘導性の細胞内シグナル伝達経路を複数同定した.この研究を通じて,ある程度メカニカルストレス誘導性のシグナル伝達経路を特定できたことは,メカニカルストレスによって間葉系細胞の分化・成熟を制御するうえで有意義であると考えられる.研究最終年度の総...
【医歯薬学】社会医学:不活動運動を含む研究件
❏運動が筋のインスリン感受性を上昇させる分子機序:NR4A遺伝子発現に着目した研究(21500640)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川中 健太郎 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (80339960)
【キーワード】骨格筋 / インスリン感受性 / 遺伝子 / NR4A3 / NOR-1 (他15件)
【概要】運動を行うと骨格筋のインスリン感受性が上昇する。これは、運動が糖尿病の予防・治療に有効な理由のひとつである。本研究では、「運動を行うと活動筋において核内受容体NR4A遺伝子発現が増加し、それを介して筋のインスリン感受性が上昇する」との仮説を検討したが、その可能性を示すことはできなかった。しかし、「不活動によってNR4A遺伝子発現量が減少し、それを介してインスリン抵抗性が引き起こされる」可能性が示さ...
❏ストレスタンパク質からみた身体運動の評価(その2)-不活動およびトレーニング効果の評価-(10480004)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】跡見 順子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90125972)
【キーワード】ストレスタンパク質 / 走運動 / 肝臓 / 骨格筋 / HSP70 (他14件)
【概要】本研究では、1)走運動時によるストレスタンパク質発現と2)不活動として後肢懸垂によるストレスタンパク質のターゲット細胞骨格チューブリンの変動について検討した。1)乳酸値が4mM以上(走速度:24m/min)と以下になる強度(走速度:13m/min)での走運動をラットに負荷し、運動を遂行する臓器として骨格筋(ヒラメ筋と足底筋)と心筋、非運動関連臓器として肝臓でのストレスタンパク質の発現をHSP72,...
【医歯薬学】社会医学:物理的ストレス運動を含む研究件
❏メカニカルストレス誘導性マイクロRNAの統合的解析(21680049)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 運動 / 細胞内シクナル伝達 / 物理的ストレス / 転写調節 (他15件)
【概要】本研究では身体運動に関連する遺伝子発現制御のうち,とくに身体運動に起因するメカニカルストレス誘導性マイクロRNA(miRNA)による転写後制御について解析した.マイクロアレイによる網羅的解析により,メカニカルストレス誘導性miRNAとして複数のmiRNAを同定した.このうちmiR-23aに関して,培養細胞および動物個体を用いてその機能を解析した結果,miR-23aは2つのユビキチンリガーゼの翻訳を...
❏メカニカルストレスによるPGC1αを介した間葉系細胞の制御(18680047)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 軟骨 / 骨 / 運動 / 細胞内シグナル伝達 (他9件)
【概要】本研究では筋,骨,軟骨,脂肪などの間葉系組織の分化についてPGC-1αを中心にメカニカルストレス(物理的刺激)によるその制御を検討した.結果,メカニカルストレス誘導性の細胞内シグナル伝達経路を複数同定した.この研究を通じて,ある程度メカニカルストレス誘導性のシグナル伝達経路を特定できたことは,メカニカルストレスによって間葉系細胞の分化・成熟を制御するうえで有意義であると考えられる.研究最終年度の総...
【医歯薬学】社会医学:インスリン感受性運動を含む研究件
❏運動による筋の質・量の変化におけるマクロファージ中心仮説(25350901)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】池田 真一 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50534898)
【キーワード】マクロファージ / 運動 / インスリン感受性 / インターロイキン6 / GLUT4 (他7件)
【概要】運動はメタボリックシンドロームや2型糖尿病などの生活習慣病に対して極めて有用な予防・治療手段である。しかし、その分子機序は大部分が明らかではない。私は筋損傷を伴わない、持久的な走運動後に骨格筋内に抗炎症性マクロファージが集積しており、それが筋インスリン感受性増加に関わることを明らかにした。このマクロファージの集積に筋常在性マクロファージが産生・分泌するケモカイン(炎症細胞誘引物質)によって生じ、集...
❏運動によるインスリン感受性亢進における筋‐マクロファージ間コミュニケーション(23700842)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】池田 真一 順天堂大学, 医学研究科, 博士研究員 (50534898)
【キーワード】運動 / インスリン感受性 / マクロファージ / 骨格筋
【概要】運動は筋インスリン感受性を亢進することで、メタボリックシンドロームや 2 型糖尿病の予防・治療に極めて有効であるが、その分子機序は明らかではない。申請者は運動後の骨格筋には M2 マクロファージと呼ばれる抗炎症性のマクロファージが多数集積していること、マクロファージを枯渇させたマウスでは上記の集積ならびに筋インスリン感受性亢進が起こらないことから、M2 マクロファージが運動による筋インスリン感受性...
❏運動によるインスリン感受性亢進における筋ーマクロファージ間コミュニケーション(21700702)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】池田 真一 順天堂大学, 医学(系)研究科, 研究員 (50534898)
【キーワード】運動 / インスリン感受性 / マクロファージ / 骨格筋
【概要】運動は筋インスリン感受性を亢進することで、メタボリックシンドロームや2型糖尿病の予防・治療に極めて有効であるが、その分子メカニズムは明らかにされていない。我々は、運動により骨格筋内の抗炎症性マクロファージであるM2マクロファージ数が増加し、これにより、筋インスリン感受性の亢進が起こっていると仮説した。C57BL6Jマウスに一過的トレッドミル走を施すと、骨格筋内のM2マクロファージ数は増加し、これに...
【医歯薬学】社会医学:スポーツ運動を含む研究件
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏身体活動推進のためのポピュレーション・アプローチ:地域無作為化試験(25282209)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / スポーツ / ヘルスプロモーション / 生活習慣病 (他12件)
【概要】身体活動推進のための地域介入(ソーシャルマーケッティングの手法を用いたコミュニティワイドキャンペーン(CWC))の効果をクラスター(地区)ランダム化試験にて検討した。無作為抽出した住民を5年間追跡した結果、介入地域では身体活動ガイドライン充足者の割合(%)が増える傾向(調整後の両群間の変化の差:+4.5% (95%CI: -0.3, 9.3), P=0.066)が認められた。副次的アウトカムの検討...
❏上気道感染リスクをモニタリングする簡易型SIgA測定キット開発とその有効性の検証(13558003)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】河野 一郎 (2003) 筑波大学, 体育科学系, 教授 (00132994)
【キーワード】URTI / SIgA / sports / athletes / immunity (他12件)
【概要】簡易型SIgA測定キットの開発 本年度はまず市販のSIgA特異的なモノクローナル抗体を用いて,比濁法による測定を行ったが,おそらく抗体自体の力価のあるいは抗体のエピトープの問題により良好な測定系を構築できなかった.そこで,比濁法に適応可能なモノクローナル抗体の作製を試みた.現在,クローンを選別しているところであり,本補助期間にはキットの開発までにはいたらなかった.しかし,キットの開発に必要となる基...
【医歯薬学】社会医学:褐色脂肪組織運動を含む研究件
❏栄養,運動,寒冷介入による褐色・白色脂肪活性化を介した生活習慣病リスク低減の検証(19H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
【キーワード】褐色脂肪組織 / 血液代謝産物測定 / 白色脂肪組織 / 筋力トレーニング / 分岐鎖アミノ酸 (他17件)
【概要】褐色脂肪組織に関連するエネルギー消費の増加は肥満予防に有用とされる。本研究では、1)時間分解近赤外分光法を用いた褐色脂肪組織密度(鎖骨上窩のヘモグロビン濃度)と血中アミノ酸濃度(特に分岐鎖アミノ酸濃度)が男女とも関連し、加えて、男性では血中男性ホルモンが関連した。2)腹部皮下脂肪のヘモグロビン濃度は、白色脂肪の血管密度を反映し、その値は生活習慣病のリスクである全身の体脂肪や内臓脂肪面積と負の相関を...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【医歯薬学】社会医学:注意運動を含む研究件
❏痛みの心理生物学的基盤(19H00633)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】越川 房子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80234748)
【キーワード】慢性疼痛 / 心理生物学的基盤 / 軽度接触刺 / 注意 / 好奇心 (他20件)
【概要】我々は、痛み部位への「軽度な接触刺激」(具体的には、患部付近の皮膚にゴム製パッチを軽く押し当てておく方法)が慢性疼痛を緩和する現象に注目し、心理学・医学・生物学の学際的な研究アプローチによってそのメカニズムの解明に挑んだ。研究成果として、皮膚細胞への機械刺激によってオキシトシンが産生されること、軽度接触刺激法とマインドフルネス認知療法のいずれにおいても痛み緩和のためにオキシトシンが消費されている可...
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏ダイナミック・タッチによる身体軸の知覚と、その成否が姿勢制御に与える影響(20500243)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】三嶋 博之 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (90288051)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 注意 / 運動 / 生態心理学 (他8件)
【概要】リハビリテーション領域の治療場面において、体幹への「揺すり」運動が用いられることがある。体幹への「揺すり」は、身体の知覚的定位を促すという意味で、ダイナミック・タッチの一種であると考えられる。本研究で、施術者による他動的な揺すりと、患者自身による自律的な揺すりの効果を検討した結果、これらはいずれも対象者の姿勢制御方略を静的なものから動的なものへと変化させることが示唆された。 ...
【医歯薬学】社会医学:細胞内シクナル伝達運動を含む研究件
❏メカニカルストレス誘導性マイクロRNAの統合的解析(21680049)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 運動 / 細胞内シクナル伝達 / 物理的ストレス / 転写調節 (他15件)
【概要】本研究では身体運動に関連する遺伝子発現制御のうち,とくに身体運動に起因するメカニカルストレス誘導性マイクロRNA(miRNA)による転写後制御について解析した.マイクロアレイによる網羅的解析により,メカニカルストレス誘導性miRNAとして複数のmiRNAを同定した.このうちmiR-23aに関して,培養細胞および動物個体を用いてその機能を解析した結果,miR-23aは2つのユビキチンリガーゼの翻訳を...
❏メカニカルストレスによるPGC1αを介した間葉系細胞の制御(18680047)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 軟骨 / 骨 / 運動 / 細胞内シグナル伝達 (他9件)
【概要】本研究では筋,骨,軟骨,脂肪などの間葉系組織の分化についてPGC-1αを中心にメカニカルストレス(物理的刺激)によるその制御を検討した.結果,メカニカルストレス誘導性の細胞内シグナル伝達経路を複数同定した.この研究を通じて,ある程度メカニカルストレス誘導性のシグナル伝達経路を特定できたことは,メカニカルストレスによって間葉系細胞の分化・成熟を制御するうえで有意義であると考えられる.研究最終年度の総...
【医歯薬学】社会医学:腸内環境運動を含む研究件
❏腸内細菌叢由来代謝物質がもたらす持久力向上分子基盤の解明(22H03541)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福田 真嗣 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所, 腸内環境デザイングループ, グループリーダー (80435677)
【キーワード】腸内細菌 / 代謝物質 / 腸内環境 / メタボロゲノミクス / 運動
【概要】
❏代謝・マイオカイン・腸バリアに着目した骨格筋と腸の臓器相関に関する体力科学的研究(17H02176)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 渉 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (60405272)
【キーワード】骨格筋 / 運動 / 腸内環境 / マイオカイン / 代謝 (他8件)
【概要】腸バリア機能,腸内細菌叢の変化と骨格筋の代謝・分泌能の関係について検討した。実験モデルマウスにおいて,腸バリア機能の破綻が耐糖能,骨格筋代謝を低下させることを示した。また,運動トレーニングを行ったマウスの腸内細菌を移植したマウスでは,骨格筋の代謝・分泌性因子が高まることを示した。一方,骨格筋代謝能の減弱したマウスでは,マイオカイン分泌能の低下とともに腸バリア機能が低下する可能性を示した。以上の結果...
【医歯薬学】社会医学:マイオカイン運動を含む研究件
❏骨格筋機能の分子基盤解明と健康寿命延伸に資する機能性食品の創出(20H00408)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】佐藤 隆一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50187259)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 骨格筋 / エクソソーム / マイオカイン / 機能性食品 (他8件)
【概要】(1)iPS骨格筋細胞を用いた実験系の確立  京都大学iPS細胞研究所の櫻井英俊准教授らが開発した、薬剤誘導的にMyoDを発現させ骨格筋へと分化する細胞を用い、解析を進めた。2種類の細胞株を用いた比較検討を行い、種々の条件で応答性の良い株を用いることの有用性を確認した。各種遺伝子発現も正常組織と同等のレベルであることを確認した。 (2)iPS細胞由来骨格筋細胞とマウス由来C2C12筋管細胞との比較...
❏代謝・マイオカイン・腸バリアに着目した骨格筋と腸の臓器相関に関する体力科学的研究(17H02176)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 渉 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (60405272)
【キーワード】骨格筋 / 運動 / 腸内環境 / マイオカイン / 代謝 (他8件)
【概要】腸バリア機能,腸内細菌叢の変化と骨格筋の代謝・分泌能の関係について検討した。実験モデルマウスにおいて,腸バリア機能の破綻が耐糖能,骨格筋代謝を低下させることを示した。また,運動トレーニングを行ったマウスの腸内細菌を移植したマウスでは,骨格筋の代謝・分泌性因子が高まることを示した。一方,骨格筋代謝能の減弱したマウスでは,マイオカイン分泌能の低下とともに腸バリア機能が低下する可能性を示した。以上の結果...
❏マイオカインSPARCの発がん予防機構および運動処方への応用に関する包括的研究(25282199)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】青井 渉 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 助教 (60405272)
【キーワード】マイオカイン / 大腸がん / 運動 / 骨格筋 / がん予防 (他6件)
【概要】骨格筋から分泌される機能性タンパク質(マイオカイン)SPARCは、運動によって血中に増加し、習慣的運動による大腸発がん予防に寄与する。この作用機序に関して、SPARCは大腸の病変部位に直接作用してがん化を防ぐことを明らかにした。さらに、分泌されたSPARCは骨格筋自身にも作用して代謝能を高め、全身の代謝を改善することでも大腸発がんの抑制に寄与することもわかった。健常者、代謝疾患患者いずれにおいても...
【医歯薬学】社会医学:深部体温運動を含む研究件
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
❏暑熱下運動時における熱中症発症の新メカニズム検証と新予防法の提案(25242061)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西保 岳 筑波大学, 体育系, 教授 (90237751)
【キーワード】体温調節 / 換気調節 / 運動 / 高体温誘発性換気亢進 / 暑熱耐性 (他14件)
【概要】体温上昇性の換気亢進による動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)低下が脳血流などの循環反応に及ぼす影響、さらに、意識的な呼吸調節によってPaCO2を増加させることで、脳血流量や血圧反応が改善されるかどうかについて検討した。暑熱下一定負荷運動時及び安静時体温上昇時において、深部体温上昇性の換気亢進反応を意識的な呼吸調節によって抑制できること、さらに,このように意識的に換気亢進を抑えることで、深部体温上昇...
【医歯薬学】社会医学:トレーニング運動を含む研究件
❏運動により分泌されるエクソソームの機能解析と生理的役割の解明(20KK0230)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】骨格筋 / エクソソーム / microRNA / 運動 / マイクロRNA (他7件)
【概要】2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌される2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌されるエクソソームを対象としたRNAの網羅的な発現解析法を確立した。加齢などにより異常を引き起こした骨格筋ではエクソソーム分泌動態も異常をきたしていることが想定され、分泌異常が様々な病態を引き起こしている可能性...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動およびトレーニングが内因性一酸化炭素産生に及ぼす影響(23500779)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】安田 好文 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (70126952)
【キーワード】ガス状伝達物質 / 一酸化炭素 / 硫化水素 / ヘムオキシゲナーゼ / パルスオキシメータ (他12件)
【概要】本研究では、ガス状伝達物質として注目されている一酸化炭素に着目し、運動時における一酸化炭素呼気排出量を計測するとともに、血中の一酸化炭素含量を定量化するための測定法の開発、さらにはマウスを用いて運動・トレーニングによる筋組織におけるヘムオキシゲナーゼ活性の変化について検証することを目的とした。呼気一酸化炭素排出量は、ランプ負荷運動中直線的に増大し、運動終了後速やかに回復することが明らかになった。ま...
【医歯薬学】社会医学:身体運動運動を含む研究件
❏動脈血管内皮機能の新たな測定評価手法の開発とその応用(20K11467)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福場 良之 広島国際大学, 健康スポーツ学部, 教授 (00165309)
【キーワード】血管内皮機能性 / 評価手法開発 / 運動 / 評価手法 / 動脈血管内皮機能 (他8件)
【概要】本研究で開発・提案予定の血管内皮機能測定方法を,SS(sustained stimulus)-FMD法と呼ぶ。同法開発において根幹をなす検討課題である,ステップ状な一定SR(Shear Rate)刺激を実現する手技として,初年度では,掌握(HG)運動による実現の可否を検討して,一定の有効な手法であることを確認した。今年度は,当初の計画通り,一定SR値によるステップ入力を,温熱刺激とカフ圧操作を併用...
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏運動による抗動脈硬化作用:全身への波及メカニズムの解明とその応用(17K01616)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福場 良之 県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (00165309)
【キーワード】動脈硬化 / 血管内皮機能 / 運動 / シェストレス / 流量依存性血管拡張 (他11件)
【概要】下肢運動を行うと,下肢のみならず上肢の血管にまで抗動脈硬化作用が及ぶことは知られているが,その詳細な機序は不明である。そこで,下肢自転車運動時の上腕動脈(BA)のシェアストレス(SS)の調節機序の解明を目的に研究を行った。運動中に肘から先の皮膚表面へ冷却,あるいは温熱の刺激を行った際のSS様相を検討したところ,BAのSS調節には,有毛部の皮膚血流調節が強く関与していることがわかった。その結果に基づ...
【医歯薬学】社会医学:体温運動を含む研究件
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
❏暑熱下運動時における熱中症発症の新メカニズム検証と新予防法の提案(25242061)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西保 岳 筑波大学, 体育系, 教授 (90237751)
【キーワード】体温調節 / 換気調節 / 運動 / 高体温誘発性換気亢進 / 暑熱耐性 (他14件)
【概要】体温上昇性の換気亢進による動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)低下が脳血流などの循環反応に及ぼす影響、さらに、意識的な呼吸調節によってPaCO2を増加させることで、脳血流量や血圧反応が改善されるかどうかについて検討した。暑熱下一定負荷運動時及び安静時体温上昇時において、深部体温上昇性の換気亢進反応を意識的な呼吸調節によって抑制できること、さらに,このように意識的に換気亢進を抑えることで、深部体温上昇...
【医歯薬学】社会医学:体温調節運動を含む研究件
❏暑熱下運動時における熱中症発症の新メカニズム検証と新予防法の提案(25242061)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西保 岳 筑波大学, 体育系, 教授 (90237751)
【キーワード】体温調節 / 換気調節 / 運動 / 高体温誘発性換気亢進 / 暑熱耐性 (他14件)
【概要】体温上昇性の換気亢進による動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)低下が脳血流などの循環反応に及ぼす影響、さらに、意識的な呼吸調節によってPaCO2を増加させることで、脳血流量や血圧反応が改善されるかどうかについて検討した。暑熱下一定負荷運動時及び安静時体温上昇時において、深部体温上昇性の換気亢進反応を意識的な呼吸調節によって抑制できること、さらに,このように意識的に換気亢進を抑えることで、深部体温上昇...
❏自律性と行動性体温調節反応の発現機構(62480114)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】中山 昭雄 大阪大学, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視束前野 / 温度感受性ニューロン / 炭酸ガス / 唾液分泌 (他11件)
【概要】温熱ストレスに対して生体は自律性と行動性の体温調節を発現させる。このいずれか一方の反応を阻止すると、他方の反応がより強く作動するなど、両反応の発現が相補的であることは現象的に良く知られている。しかし両反応が同時に、あるいは継時的に発現する仕組みはほとんどわかっていない。ラットは高環境温下で多量の唾液を分泌する自律性反応と、その唾液を体表面に塗布するという行動を起こすが、この両者がどのように調和して...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【医歯薬学】社会医学:音楽運動を含む研究件
❏リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究(16K16483)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 進也 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40773817)
【キーワード】音楽神経科学 / 音楽 / リズム / 個人差 / 知覚 (他17件)
【概要】リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究を実施した。iOS版ハーバード式ビート評価テスト(HBAT)の開発と信頼性評価を行い、リズム知覚生成の個人差をiPhoneやiPadで簡便に客観評価できる手法を開発した。核磁気共鳴画像法(MRI)・赤外線スペクトロスコピー(NIRS)による脳機能構造評価を実施し、HBATで評価したリズム知覚の個人差に小脳灰白質構造の個人差が関連していること、HBATで...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】社会医学:水泳運動を含む研究件
❏運動が筋のインスリン感受性を上昇させる分子機序:NR4A遺伝子発現に着目した研究(21500640)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川中 健太郎 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (80339960)
【キーワード】骨格筋 / インスリン感受性 / 遺伝子 / NR4A3 / NOR-1 (他15件)
【概要】運動を行うと骨格筋のインスリン感受性が上昇する。これは、運動が糖尿病の予防・治療に有効な理由のひとつである。本研究では、「運動を行うと活動筋において核内受容体NR4A遺伝子発現が増加し、それを介して筋のインスリン感受性が上昇する」との仮説を検討したが、その可能性を示すことはできなかった。しかし、「不活動によってNR4A遺伝子発現量が減少し、それを介してインスリン抵抗性が引き起こされる」可能性が示さ...
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
【医歯薬学】社会医学:有酸素性運動運動を含む研究件
❏ブレインヘルスに寄与する脳循環代謝・機能の急性反応と慢性的な効力の関係性の検証(21K17695)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】塚本 敏人 立命館大学, スポーツ健康科学部, 助教 (70802099)
【キーワード】運動 / ココアフラバノール / 認知機能 / 有酸素性運動 / レジスタンス運動 (他7件)
【概要】習慣的な運動が脳のアンチエイジング効果をもたらすことは通説になりつつあるものの,その効力を効果的に引き出す理論に基づいたプログラムは確立されていない.近年,一過性の運動などによって向上する認知機能や脳循環代謝の作用機序解明に向けたアプローチを行うことで,理論に基づいたブレインヘルスケアプログラムを構築しようとする動きが活発になっている(塚本および橋本.体育の科学.2020など).しかしながら,その...
❏CKDを標的とした運動の抗動脈硬化作用とその機序の解明:CPP病原体説に着目して(19H03995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前田 清司 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (30282346)
【キーワード】Calciprotein particle / 動脈硬化 / 運動療法 / 骨格筋指数 / リン代謝 (他17件)
【概要】本研究では、新しい動脈硬化進行因子であるCPP(calciprotein particle)の規定因子を明らかにするための観察研究および定期的な運動が血中CPP濃度に及ぼす影響を明らかにするための介入研究をそれぞれ実施した。観察研究の結果から、中高齢者における骨格筋指数は血中CPP濃度の規定因子の1つとなる可能性が示された。介入研究では中高齢者を対象に2か月間の運動介入を実施したが、血中CPP濃度...
【医歯薬学】社会医学:コンティジョン運動を含む研究件
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
❏唾液ストレスタンパクのモニタリングによるコンディション低下の予防に関する研究(22300235)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 名誉教授 (00132994)
【キーワード】ヒートショックプロテイン / 運動 / 加齢 / 免疫機能 / 口腔免疫 (他11件)
【概要】本研究では,唾液中のヒートショックプロテイン70(HSP70)が競技選手および高齢者のコンディション評価指標としての有用性について検討した.一過性高強度運動で唾液HSP70が増加することを示した.また継続的な高強度運動で安静時のHSP70は顕著な変動はしないが,その原因として高強度運動に対するHSP70応答の個人差が考えられた.さらに継続的な運動で高齢者の安静時HSP70が高まり,さらにHSP70...
【医歯薬学】社会医学:性ホルモン運動を含む研究件
❏アンチ・エイジングを目的とした運動による筋局所の性ホルモン産生(21300254)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】目崎 登 帝京平成大学, 地域医療学部, 教授 (30010408)
【キーワード】加齢 / 老化 / 自己分泌 / 運動 / 性ホルモン (他7件)
【概要】本研究では、加齢により高頻度に発症する生活習慣病やサルコペニアと骨格筋や心臓の局所性ステロイドホルモン合成能の関連性を検討し、アンチ・エイジングのための運動療法に筋局所の性ステロイドホルモン変動がどのように貢献しているのかを明らかにすることを目的とした。本研究成果は、加齢によって生活習慣病やサルコペニアの発症リスクが激増することに対して局所で産生されている性ホルモンが関与し、局所の性ホルモンの動態...
❏骨格筋における性ホルモン産生(17300204)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】目崎 登 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 教授 (30010408)
【キーワード】骨格筋 / 性ホルモン / 自己分泌 / 運動 / 加齢 (他7件)
【概要】本研究では,性ホルモンの合成組織として骨格筋に着目し,その合成経路が運動により亢進することにより,性ホルモン合成の亢進に寄与するという仮説を立証することを目的とする.上記の研究課題を明らかにするために,骨格筋における性ホルモン合成酵素の発現の有無と局所性ホルモン代謝動態について検討した(研究課題I).さらに,運動による骨格筋内の性ホルモン産生経路を明らかにするために,運動が骨格筋内の性ホルモン合成...
【医歯薬学】社会医学:高脂肪食運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
❏若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索(24650449)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 (他14件)
【概要】本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った. 本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガ...
【医歯薬学】社会医学:骨格筋運動を含む研究件
❏中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】骨格筋
【研究期間】エクソソーム
【研究代表者】microRNA
【キーワード】運動
【概要】
❏骨格筋機能の分子基盤解明と健康寿命延伸に資する機能性食品の創出(20H00408)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】佐藤 隆一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50187259)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 骨格筋 / エクソソーム / マイオカイン / 機能性食品 (他8件)
【概要】(1)iPS骨格筋細胞を用いた実験系の確立  京都大学iPS細胞研究所の櫻井英俊准教授らが開発した、薬剤誘導的にMyoDを発現させ骨格筋へと分化する細胞を用い、解析を進めた。2種類の細胞株を用いた比較検討を行い、種々の条件で応答性の良い株を用いることの有用性を確認した。各種遺伝子発現も正常組織と同等のレベルであることを確認した。 (2)iPS細胞由来骨格筋細胞とマウス由来C2C12筋管細胞との比較...
❏運動により分泌されるエクソソームの機能解析と生理的役割の解明(20KK0230)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】骨格筋 / エクソソーム / microRNA / 運動 / マイクロRNA (他7件)
【概要】2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌される2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌されるエクソソームを対象としたRNAの網羅的な発現解析法を確立した。加齢などにより異常を引き起こした骨格筋ではエクソソーム分泌動態も異常をきたしていることが想定され、分泌異常が様々な病態を引き起こしている可能性...
【医歯薬学】社会医学:認知運動を含む研究件
❏身体行為における随意性と視覚の相互作用に関する認知神経心理学的検討(18K13372)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】板口 典弘 静岡大学, 情報学部, 助教 (50706637)
【キーワード】空書 / 指運動 / 書字 / 言語 / 視覚処理 (他9件)
【概要】まず,高齢者においても指運動をすることで言語認知課題の成績が向上することを初めて実験的に示した。また,空書の課題促進効果は,年齢とMMSE得点とはほぼ相関しない一方で,教育歴とは強い負の相関がみられることも明らかにした。次に,脳損傷による言語能力低下(失語症)を有する感覚失語患者においても,空書の促進効果関係を存在することを初めて示した。この結果は特に,空書の促進効果は漢字の読み(音韻的側面)では...
❏認知と運動の相互作用-文字認知と書字運動理論の統合(15K17329)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】板口 典弘 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 訪問研究員 (50706637)
【キーワード】空書 / 運動 / 身体性 / 文字 / 認知 (他6件)
【概要】本研究は,健常者(若年・高齢)と脳損傷患者を対象として,身体運動が文字の認知に与えるメカニズムを明らかにすることを目的とした。一連の研究は,空書が漢字構成のような認知課題に対して与える促進効果は,その指運動を見ていないと生じないことを頑健に示した。また,刺激を比較的長時間呈示したときのみ,漢字の語彙能力と漢字課題成績が相関することが示された。さらに,頭頂葉損傷患者および健常高齢者双方においても,空...
【医歯薬学】社会医学:食事運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が骨格筋・褐色脂肪組織の老化関連遺伝子発現に及ぼす長期的効果(22K11885)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】老化 / 食事 / 運動 / 骨格筋 / 褐色脂肪
【概要】
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏サルコペニアの遺伝リスクスコアを考慮した運動・食事療法の開発(15H03099)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真田 樹義 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)
【キーワード】サルコペニア / 医療・福祉 / 運動 / 食事 / 遺伝子
【概要】健康な日本人男性506名を対象に,ヒトゲノム上に点在する約600万個の一塩基多型を分析した結果,49SNPsがp<1.00×10-5で検出された.それぞれピックアップされたSNPの中から,1つの遺伝子の中にあるSNPが複数ツリー上に上昇しているもので,偽陽性であるかどうかの確認を行い,Bioinfomaticな方法で確認しサルコペニアのリスクにたんぱく質の機能に関与する可能性を確認したところ...
【医歯薬学】社会医学:運動学習運動を含む研究件
❏「順応から学習へ」:脳損傷患者を対象にした運動学習メカニズムの解明(18K03188)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福澤 一吉 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00156762)
【キーワード】運動学習 / 視覚運動順応 / 認知神経心理学 / 脳損傷患者 / リハビリテーション (他9件)
【概要】本研究では,柔軟なヒト運動制御を支える脳内の運動内部モデルについて,それを獲得する過程を明らかにすることを目的とした。 健常若年者および健常高齢者に加え,小脳損傷患者・頭頂葉損傷患者・パーキンソン病患者を研究対象に行動実験を実施した結果,先行研究において新規な内部モデルの獲得を間接的に示す行動指標であると考えられてきたアフターエフェクトは,運動学習の進行に伴い,経時的に減少することが明らかになった...
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏抗酸化物質が運動記憶へ及ぼす影響の解析とその分子機構の解明(15H03103)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】遠藤 昌吾 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (60192514)
【キーワード】小脳 / 運動 / LTD / ROS / アスコルビン酸 (他13件)
【概要】活性酸素種(ROS)はタンパク質やDNAを傷害し、細胞障害や老化を招く“悪役”面が強調されてきた。一方で、進化の過程でROSは排除されず、また、積極的にROSを産生する系も存在することから、ROSは生理機能を有することが考えられてきた。本研究では、ROSが小脳において積極的に神経可塑性及び運動記憶に関わることを行動科学的および電気生理学的研究により示した。運動学習や運動記憶においては、ROSが生理...
【医歯薬学】社会医学:交感神経運動を含む研究件
❏運動が筋のインスリン感受性を上昇させる分子機序:NR4A遺伝子発現に着目した研究(21500640)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川中 健太郎 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (80339960)
【キーワード】骨格筋 / インスリン感受性 / 遺伝子 / NR4A3 / NOR-1 (他15件)
【概要】運動を行うと骨格筋のインスリン感受性が上昇する。これは、運動が糖尿病の予防・治療に有効な理由のひとつである。本研究では、「運動を行うと活動筋において核内受容体NR4A遺伝子発現が増加し、それを介して筋のインスリン感受性が上昇する」との仮説を検討したが、その可能性を示すことはできなかった。しかし、「不活動によってNR4A遺伝子発現量が減少し、それを介してインスリン抵抗性が引き起こされる」可能性が示さ...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【医歯薬学】社会医学:マイクロアレイ運動を含む研究件
❏若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索(24650449)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 (他14件)
【概要】本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った. 本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガ...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】社会医学:身体機能運動を含む研究件
❏CKDを標的とした運動の抗動脈硬化作用とその機序の解明:CPP病原体説に着目して(19H03995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前田 清司 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (30282346)
【キーワード】Calciprotein particle / 動脈硬化 / 運動療法 / 骨格筋指数 / リン代謝 (他17件)
【概要】本研究では、新しい動脈硬化進行因子であるCPP(calciprotein particle)の規定因子を明らかにするための観察研究および定期的な運動が血中CPP濃度に及ぼす影響を明らかにするための介入研究をそれぞれ実施した。観察研究の結果から、中高齢者における骨格筋指数は血中CPP濃度の規定因子の1つとなる可能性が示された。介入研究では中高齢者を対象に2か月間の運動介入を実施したが、血中CPP濃度...
❏スポーツ科学の観点からみた介護予防プログラムの開発とその運営システムの構築(16200042)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】村岡 功 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80112712)
【キーワード】介護予防 / 高齢者 / 運動 / 身体機能 / 身体活動 (他7件)
【概要】本研究では、初年度に作成した介護予防システムにおける枠組みに基づき、元気高齢者、虚弱高齢者、要介護認定高齢者など、それぞれの対象像に合わせたスクリーニング、介護予防マネジメント、同プログラムの作成、および評価を実施していくために、(1)介護予防の対象者となる高齢者の特性分析、(2)介護予防運動プログラムの開発、(3)介護予防に関連した評価基準の作成、(4)介護予防の普及啓発、(5)環境整備、介護予...
【医歯薬学】社会医学:温度刺激運動を含む研究件
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【医歯薬学】社会医学:近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)運動を含む研究件
❏リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究(16K16483)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 進也 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40773817)
【キーワード】音楽神経科学 / 音楽 / リズム / 個人差 / 知覚 (他17件)
【概要】リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究を実施した。iOS版ハーバード式ビート評価テスト(HBAT)の開発と信頼性評価を行い、リズム知覚生成の個人差をiPhoneやiPadで簡便に客観評価できる手法を開発した。核磁気共鳴画像法(MRI)・赤外線スペクトロスコピー(NIRS)による脳機能構造評価を実施し、HBATで評価したリズム知覚の個人差に小脳灰白質構造の個人差が関連していること、HBATで...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【医歯薬学】社会医学:情動運動を含む研究件
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【医歯薬学】社会医学:生体防御機能運動を含む研究件
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
【医歯薬学】社会医学:骨量運動を含む研究件
❏座位・身体不活動により脆弱化する骨の代謝を非侵襲的にモニターする測定法の開発(17K01377)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高垣 裕子 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (60050689)
【キーワード】身体不活動 / 歩行制限 / カルシウム同位体 / 抹消血流量 / 測定 (他28件)
【概要】反応性充血の手法により得られた血流のパラメータは,運動の血管内皮細胞の機能に対する保護的効果を表している.OLETFラットにおいて,任意の運動ばかりでなく身体不活動も,食餌の量が減った場合にはダイエット効果により体重増加や血糖値の上昇などの糖尿病の症状を軽減しうる.尿中のCa 安定同位体比は,骨形成と骨吸収のバランスにより変化した骨のパラメータの直接的で鋭敏なマーカーとして利用できる. ...
❏高齢者の生活・認知機能維持に資する運動療法に関する縦断研究(16300224)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鳥羽 研二 杏林大学, 医学部, 教授 (60155546)
【キーワード】運動 / 活力度 / QOL / 高齢者 / 介護予防 (他15件)
【概要】本研究は、全国組織のスポーツクラブ会員4700名(16-88歳、平均年齢54.8歳)の中高年の運動機能、生活自立、認知機能、抑鬱、社会参加の変化を追跡することにより、機能低下予防にふさわしい中高年の運動処方を確立することを目的としてスタートした。3年間にわたるデータ収集、解析の結果、現在以下の6つの成果を得ている。□疾病のない高齢者のQOL評価のために、下位尺度の内的一貫性と安定性をもつ活力度指標...
【医歯薬学】社会医学:前頭前野運動を含む研究件
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【医歯薬学】社会医学:運動療法運動を含む研究件
❏CKDを標的とした運動の抗動脈硬化作用とその機序の解明:CPP病原体説に着目して(19H03995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前田 清司 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (30282346)
【キーワード】Calciprotein particle / 動脈硬化 / 運動療法 / 骨格筋指数 / リン代謝 (他17件)
【概要】本研究では、新しい動脈硬化進行因子であるCPP(calciprotein particle)の規定因子を明らかにするための観察研究および定期的な運動が血中CPP濃度に及ぼす影響を明らかにするための介入研究をそれぞれ実施した。観察研究の結果から、中高齢者における骨格筋指数は血中CPP濃度の規定因子の1つとなる可能性が示された。介入研究では中高齢者を対象に2か月間の運動介入を実施したが、血中CPP濃度...
❏脂肪細胞の分化・小型化過程とアディポネクチン分泌に及ぼす運動頻度・持続期間の影響(20500627)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】肥満 / 運動療法 / 食事療法 / 脂肪細胞 / アディポネクチン (他7件)
【概要】本研究では,肥満ラットに17週齢から2週間の自発走運動(EX-2w群)と,15週齢から4週間に渡る2日に1回程度の自発走運動(EX-4w群)を行わせたところ,EX-2w群よりもEX-4w群で脂肪細胞サイズが小型化し,血中アディポネクチン濃度は有意に高値であったことから,短い期間で急速に体重を減少させる運動よりも,長い期間でゆっくりと体重を減少させる運動の方が脂肪細胞サイズを小型化し,血中アディポネ...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【医歯薬学】社会医学:トレッドミル運動を含む研究件
❏運動が筋のインスリン感受性を上昇させる分子機序:NR4A遺伝子発現に着目した研究(21500640)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川中 健太郎 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (80339960)
【キーワード】骨格筋 / インスリン感受性 / 遺伝子 / NR4A3 / NOR-1 (他15件)
【概要】運動を行うと骨格筋のインスリン感受性が上昇する。これは、運動が糖尿病の予防・治療に有効な理由のひとつである。本研究では、「運動を行うと活動筋において核内受容体NR4A遺伝子発現が増加し、それを介して筋のインスリン感受性が上昇する」との仮説を検討したが、その可能性を示すことはできなかった。しかし、「不活動によってNR4A遺伝子発現量が減少し、それを介してインスリン抵抗性が引き起こされる」可能性が示さ...
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
【医歯薬学】社会医学:磁気共鳴機能画像法(fMRI)運動を含む研究件
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
❏温熱的快適性の形成メカニズムの解析と衣服内環境評価への応用(25280101)
【研究テーマ】感性情報学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永島 計 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40275194)
【キーワード】脳機能画像 / 浸透圧 / 温度感覚 / 脱水 / 皮膚温度 (他33件)
【概要】①温熱的快不快感を実験的に再現する方法開発、②①を脳機能画像装置内で再現する方法開発と脳機能画像採取。温度分別感覚と温熱的快不快感は別の脳領域で処理されるという仮説検証。③運動や脱水時に見られる温熱不快感の変容のメカニズムを深部体温、皮膚温度の変化から解明することを目指した。①については体表の部分的な温度差を、水循環スーツ着用による体表皮膚温の上昇と下降と局所皮膚温刺激と例刺激の組み合わせによって...
【医歯薬学】社会医学:行動学運動を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【医歯薬学】社会医学:実験心理学運動を含む研究件
❏動的刺激が視覚・聴覚位置判断に及ぼす影響に関する実験心理学的研究(21730587)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 実験心理学 / 認知科学 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では、動的刺激が知覚的判断に及ぼす影響というテーマに関して複数の観点から研究を進めた。具体的には、【a】ダイナミックで複雑な課題を行っているときの視覚的に有効な空間範囲の計測、【b】日常生活を撮影した動画を刺激とした際に起きる時間知覚の変容、【c】動的な刺激を観察中に生じる再認記憶の変化などに関する実験などを行った。【a】に関しては、複雑な課題を行っている時に使用される空間的範囲を測定す...
❏視覚運動刺激による知覚的空間の歪みに関する実験心理学的研究(19730455)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】渡邊 克巳 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (20373409)
【キーワード】実験心理学 / 認知科学 / 知覚・運動・定位 / 知覚 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では「視覚運動刺激による視空間の歪み」という知見を基にして、【a】視知覚における運動座標軸(網膜座標系-物体中心系-絶対座標系)の問題、【b】視空間の歪みのダイナミックな変化を調べる研究を行った。その結果、【a】視覚運動刺激による空間の歪みが、物体中心座標系で生じているにもかかわらず、その視覚運動入力は網膜座標上のものであること(Watanabe & Yokoi, 2007)、【...
【医歯薬学】歯学:唾液分泌運動を含む研究件
❏自律性と行動性体温調節反応の発現機構(62480114)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1987 - 1988
【研究代表者】中山 昭雄 大阪大学, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視束前野 / 温度感受性ニューロン / 炭酸ガス / 唾液分泌 (他11件)
【概要】温熱ストレスに対して生体は自律性と行動性の体温調節を発現させる。このいずれか一方の反応を阻止すると、他方の反応がより強く作動するなど、両反応の発現が相補的であることは現象的に良く知られている。しかし両反応が同時に、あるいは継時的に発現する仕組みはほとんどわかっていない。ラットは高環境温下で多量の唾液を分泌する自律性反応と、その唾液を体表面に塗布するという行動を起こすが、この両者がどのように調和して...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【医歯薬学】歯学:骨密度運動を含む研究件
❏座位・身体不活動により脆弱化する骨の代謝を非侵襲的にモニターする測定法の開発(17K01377)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高垣 裕子 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (60050689)
【キーワード】身体不活動 / 歩行制限 / カルシウム同位体 / 抹消血流量 / 測定 (他28件)
【概要】反応性充血の手法により得られた血流のパラメータは,運動の血管内皮細胞の機能に対する保護的効果を表している.OLETFラットにおいて,任意の運動ばかりでなく身体不活動も,食餌の量が減った場合にはダイエット効果により体重増加や血糖値の上昇などの糖尿病の症状を軽減しうる.尿中のCa 安定同位体比は,骨形成と骨吸収のバランスにより変化した骨のパラメータの直接的で鋭敏なマーカーとして利用できる. ...
❏高齢者の生活・認知機能維持に資する運動療法に関する縦断研究(16300224)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鳥羽 研二 杏林大学, 医学部, 教授 (60155546)
【キーワード】運動 / 活力度 / QOL / 高齢者 / 介護予防 (他15件)
【概要】本研究は、全国組織のスポーツクラブ会員4700名(16-88歳、平均年齢54.8歳)の中高年の運動機能、生活自立、認知機能、抑鬱、社会参加の変化を追跡することにより、機能低下予防にふさわしい中高年の運動処方を確立することを目的としてスタートした。3年間にわたるデータ収集、解析の結果、現在以下の6つの成果を得ている。□疾病のない高齢者のQOL評価のために、下位尺度の内的一貫性と安定性をもつ活力度指標...
【医歯薬学】歯学:運動を含む研究件
❏メカニカルストレスによるPGC1αを介した間葉系細胞の制御(18680047)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 軟骨 / 骨 / 運動 / 細胞内シグナル伝達 (他9件)
【概要】本研究では筋,骨,軟骨,脂肪などの間葉系組織の分化についてPGC-1αを中心にメカニカルストレス(物理的刺激)によるその制御を検討した.結果,メカニカルストレス誘導性の細胞内シグナル伝達経路を複数同定した.この研究を通じて,ある程度メカニカルストレス誘導性のシグナル伝達経路を特定できたことは,メカニカルストレスによって間葉系細胞の分化・成熟を制御するうえで有意義であると考えられる.研究最終年度の総...
❏身体運動によるメンタルヘルス改善効果の分子機構解明とリサーチ・リソースの構築(18200041)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】芝山 秀太郎 鹿屋体育大学, 名誉教授 (00162644)
【キーワード】スポーツ生理学 / メンタルヘルス / 運動処方 / 自律神経機能 / 大脳皮質運動野 (他35件)
【概要】身体運動がメンタルヘルス改善効果をもたらすメカニズムを分子・細胞レベルにおいて実験動物及びヒトを対象として検討し、運動動処方プログラム開発のための基礎的資料を得ることを目的とした。長期間の運動トレーニング及び一過性の運動は、大脳皮質運動野における脳神経細胞の形態的、機能的変化を引き起こし、結果的にメンタルヘルスの改善がもたらされる可能性が考えられる。 ...
【医歯薬学】歯学:フローサイトメトリー運動を含む研究件
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
【医歯薬学】薬学:活性酸素種運動を含む研究件
❏抗酸化物質が運動記憶へ及ぼす影響の解析とその分子機構の解明(15H03103)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】遠藤 昌吾 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (60192514)
【キーワード】小脳 / 運動 / LTD / ROS / アスコルビン酸 (他13件)
【概要】活性酸素種(ROS)はタンパク質やDNAを傷害し、細胞障害や老化を招く“悪役”面が強調されてきた。一方で、進化の過程でROSは排除されず、また、積極的にROSを産生する系も存在することから、ROSは生理機能を有することが考えられてきた。本研究では、ROSが小脳において積極的に神経可塑性及び運動記憶に関わることを行動科学的および電気生理学的研究により示した。運動学習や運動記憶においては、ROSが生理...
❏運動による免疫機能の変化.サイトカインを介する制御機構に関する研究(06454626)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
【キーワード】運動 / 免疫 / サイトカイン / 細胞免疫 / 情報伝達物質 (他6件)
【概要】健康な成人を対象として運動負荷を行ないリンパ球機能、NK細胞機能、単球機能、などの免疫機能を測定すると同時に、インターロイキン、TNF、インターフェロンなどのサイトカインを分析した。この結果、運動により変化する免疫機能の内リンパ球やNK細胞活性などの変動に伴い、TNFなどのサイトカインおよびそのレセプターが変動することを示唆する成績を得た。この結果は免疫系の情報伝達物質として最も重要な役割を担って...
【医歯薬学】薬学:NK細胞運動を含む研究件
❏運動が防衛体力に与える影響に関する研究(08458014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
【キーワード】防衛体力 / 免疫機能 / IgA / NK細胞 / サイトカイン (他8件)
【概要】運動が防衛体力に与える影響について検討した.はじめに運動と免疫に関する研究の状況を調べ研究をスタートした.運動による白血球の数および機能の変化について検討した結果,運動により白血球数が増加し,激しい運動負荷により好中球による活性酸素種産生が変動することが明らかとなった.局所免疫能の指標として唾液分泌型IgAについて採取方法,測定方法について検討し非侵襲的な方法として有用であることを確認した.合宿な...
❏運動が免疫機能にあたえる影響に関する研究(03680100)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
【キーワード】運動 / 免疫 / NK細胞 / 運動負荷 / 運動習慣 (他6件)
【概要】運動が免疫機能に与える影響を知るために、細胞生免疫機能とくにウイルス感染症や癌の防御に重要な役割を果たしているNatural Killer細胞(NK細胞)に焦点を絞り検討した。自転車エルゴメ-タ-を用いた急性運動負荷により、ヒトNK細胞活性は負荷直後より急激に上昇し、運動終了後は運動前の値より有意の低値を示した。この運動終了後のNK細胞活性の低下は徐々に前値に戻りおよそ6時間後には回復した。 運動...
【医歯薬学】薬学:褐色脂肪運動を含む研究件
❏小区分59040:栄養学および健康科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】褐色脂肪組織
【研究期間】血液代謝産物測定
【研究代表者】白色脂肪組織
【キーワード】筋力トレーニング
【概要】
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏栄養,運動,寒冷介入による褐色・白色脂肪活性化を介した生活習慣病リスク低減の検証(19H04061)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
【キーワード】褐色脂肪組織 / 血液代謝産物測定 / 白色脂肪組織 / 筋力トレーニング / 分岐鎖アミノ酸 (他17件)
【概要】褐色脂肪組織に関連するエネルギー消費の増加は肥満予防に有用とされる。本研究では、1)時間分解近赤外分光法を用いた褐色脂肪組織密度(鎖骨上窩のヘモグロビン濃度)と血中アミノ酸濃度(特に分岐鎖アミノ酸濃度)が男女とも関連し、加えて、男性では血中男性ホルモンが関連した。2)腹部皮下脂肪のヘモグロビン濃度は、白色脂肪の血管密度を反映し、その値は生活習慣病のリスクである全身の体脂肪や内臓脂肪面積と負の相関を...
【医歯薬学】薬学:マウス運動を含む研究件
❏内的時間意識の比較認知神経科学(19K03385)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】兎田 幸司 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60794948)
【キーワード】時間 / 学習 / 記憶 / 薬理 / アセチルコリン (他15件)
【概要】本研究においては、時間の知覚に対するムスカリン性およびニコチン性のアセチルコリン受容体の阻害の影響を調べた。頭部固定を用いた実験系においても、ムスカリン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測のばらつきを増加させた。ニコチン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測に影響を与えなかった。時間情報と空間情報に基づく頭部固定による逆転学習課題を新しく開発し、マウスがこの課題を短期間の訓練で学習することを明ら...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
【医歯薬学】薬学:ミトコンドリア運動を含む研究件
❏乳酸による適応のメカニズム解明とその応用(20H04071)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60208535)
【キーワード】乳酸 / 運動 / 骨格筋 / ミトコンドリア / PGC-1α
【概要】昨年度、運動時の乳酸産生量を血中乳酸濃度から算出する方法を確立し、持久的トレーニングを実施したマウスに適用したところ、乳酸産生量として妥当な結果が得られた。そこで、今年度は運動時の血中乳酸濃度が低いことが明らかになっているperoxisome proliferator-activated receptor γ coactivator-1 (PGC-1)αの過剰発現マウスにおいて運動中の乳酸産生量を...
❏乳酸輸送担体(MCT)の発現量の変化が運動時及び運動後の乳酸の代謝に与える影響(12680014)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】八田 秀雄 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60208535)
【キーワード】乳酸 / 運動 / MCT1 / MCT4 / 乳酸輸送担体 (他7件)
【概要】乳酸輸送担体(MCT)のタンパク発現量は、トレーニングなどによって変化するのか、またその変化と運動時における乳酸の代謝とはどのように関係しているのかを検討した。まずMCTにはいくつかのアイソフォームがあるが、骨格筋や心筋に多いのはMCT1とMCT4であることを確認した。さらにトレーニングによる変化については、まずマウスの回転ケージ自由運動モデルにおいて、運動量がMCT1の増加に関係する因子であるこ...
【医歯薬学】薬学:代謝運動を含む研究件
❏代謝・マイオカイン・腸バリアに着目した骨格筋と腸の臓器相関に関する体力科学的研究(17H02176)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 渉 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (60405272)
【キーワード】骨格筋 / 運動 / 腸内環境 / マイオカイン / 代謝 (他8件)
【概要】腸バリア機能,腸内細菌叢の変化と骨格筋の代謝・分泌能の関係について検討した。実験モデルマウスにおいて,腸バリア機能の破綻が耐糖能,骨格筋代謝を低下させることを示した。また,運動トレーニングを行ったマウスの腸内細菌を移植したマウスでは,骨格筋の代謝・分泌性因子が高まることを示した。一方,骨格筋代謝能の減弱したマウスでは,マイオカイン分泌能の低下とともに腸バリア機能が低下する可能性を示した。以上の結果...
❏持久性スポーツの競技力向上を目的としたファットローディング法の開発(19700528)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】一之瀬 貴 早稲田大, 人間科学学術院, 講師 (50398921)
【キーワード】運動 / 持久性 / ファットローディング / 代謝 / 脂質 (他6件)
【概要】【研究の目的】ファットローディング法は高脂肪を摂取して筋内に脂肪を貯蔵し、その脂肪を運動時のエネルギーとして有効利用する方法である。筋内への脂肪の貯蔵には筋のリポプロテインリパーゼが重要な役割を担っており、その活性は運動後に高まるが、糖質の摂取によって低下することが知られている。一方、スポーツの現揚では運動中に使われたグリコーゲンを速やかに回復することが重要なので、運動直後に糖質を摂取することは不...
【医歯薬学】薬学:MRI運動を含む研究件
❏ヒト胎児の脳発達に関する磁気共鳴画像を用いた縦断研究(19KK0247)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】胎児 / 脳 / MRI / 発達 / 運動 (他9件)
【概要】ウィーン市立総合病院で撮像された胎児期の脳の構造画像(MRI T2)、及び全身運動画像(SSFP法を用いたcine MRI)を対象として、胎児の脳のマクロな形態発達と胎動の発達を明らかにするため、日本側グループで行う分析を進めた。 脳のマクロな形態の発達の分析に関しては、脳領域に応じた成長の違いをプロトマップ仮説に基づいて説明できるかどうかについて検討を行った。そのために、脳室の表面から皮質表面...
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
❏リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究(16K16483)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 進也 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40773817)
【キーワード】音楽神経科学 / 音楽 / リズム / 個人差 / 知覚 (他17件)
【概要】リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究を実施した。iOS版ハーバード式ビート評価テスト(HBAT)の開発と信頼性評価を行い、リズム知覚生成の個人差をiPhoneやiPadで簡便に客観評価できる手法を開発した。核磁気共鳴画像法(MRI)・赤外線スペクトロスコピー(NIRS)による脳機能構造評価を実施し、HBATで評価したリズム知覚の個人差に小脳灰白質構造の個人差が関連していること、HBATで...
【医歯薬学】薬学:運動を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏ヒト胎児の脳発達に関する磁気共鳴画像を用いた縦断研究(19KK0247)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】胎児 / 脳 / MRI / 発達 / 運動 (他9件)
【概要】ウィーン市立総合病院で撮像された胎児期の脳の構造画像(MRI T2)、及び全身運動画像(SSFP法を用いたcine MRI)を対象として、胎児の脳のマクロな形態発達と胎動の発達を明らかにするため、日本側グループで行う分析を進めた。 脳のマクロな形態の発達の分析に関しては、脳領域に応じた成長の違いをプロトマップ仮説に基づいて説明できるかどうかについて検討を行った。そのために、脳室の表面から皮質表面...
❏リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究(16K16483)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 進也 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40773817)
【キーワード】音楽神経科学 / 音楽 / リズム / 個人差 / 知覚 (他17件)
【概要】リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究を実施した。iOS版ハーバード式ビート評価テスト(HBAT)の開発と信頼性評価を行い、リズム知覚生成の個人差をiPhoneやiPadで簡便に客観評価できる手法を開発した。核磁気共鳴画像法(MRI)・赤外線スペクトロスコピー(NIRS)による脳機能構造評価を実施し、HBATで評価したリズム知覚の個人差に小脳灰白質構造の個人差が関連していること、HBATで...
【医歯薬学】薬学:免疫運動を含む研究件
❏継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫増強効果の検討(26350913)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】赤間 高雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 免疫 / 樹状細胞 / Toll like receptors / 血液 (他9件)
【概要】本研究では、継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能に与える影響を調べるために、高齢者を対象に身体活動量および身体組成と自然免疫機能との関係をトレーニング実施時間帯と共に検討した。その結果、トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能の効果を明らかにすることはできなかったが、加齢により自然免疫が低下することが示唆された。一方で、年齢に関係なく筋肉量を高めることで自然免疫機能を維持・向上さ...
❏上気道感染症防御因子に対する運動の影響(13680056)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】赤間 高雄 日本女子体育大学, 体育学部, 助教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 分泌型免疫グロブリンA / 上気道感染症 / 免疫 / ICAM-1
【概要】1.上気道感染症罹患状況と唾液中の分泌型免疫グロブリンA(sIgA)の変動 継続的に唾液sIgA濃度と上気道感染症罹患状況を調査した.唾液sIgA平均濃度と上気道感染症罹患日数とには相関はみられなかったが,唾液sIgAは個人差が大きいため,個人のsIgAの変動が上気道感染症罹患に関係する可能性を考慮する必要がある.上気道感染症に罹患したときに,唾液sIgAの低下が観察された者がいた. 2.高強度運...
❏上気道感染リスクをモニタリングする簡易型SIgA測定キット開発とその有効性の検証(13558003)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】河野 一郎 (2003) 筑波大学, 体育科学系, 教授 (00132994)
【キーワード】URTI / SIgA / sports / athletes / immunity (他12件)
【概要】簡易型SIgA測定キットの開発 本年度はまず市販のSIgA特異的なモノクローナル抗体を用いて,比濁法による測定を行ったが,おそらく抗体自体の力価のあるいは抗体のエピトープの問題により良好な測定系を構築できなかった.そこで,比濁法に適応可能なモノクローナル抗体の作製を試みた.現在,クローンを選別しているところであり,本補助期間にはキットの開発までにはいたらなかった.しかし,キットの開発に必要となる基...
【医歯薬学】薬学:アセチルコリン運動を含む研究件
❏内的時間意識の比較認知神経科学(19K03385)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】兎田 幸司 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60794948)
【キーワード】時間 / 学習 / 記憶 / 薬理 / アセチルコリン (他15件)
【概要】本研究においては、時間の知覚に対するムスカリン性およびニコチン性のアセチルコリン受容体の阻害の影響を調べた。頭部固定を用いた実験系においても、ムスカリン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測のばらつきを増加させた。ニコチン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測に影響を与えなかった。時間情報と空間情報に基づく頭部固定による逆転学習課題を新しく開発し、マウスがこの課題を短期間の訓練で学習することを明ら...
❏海馬ニューロン新生を介した認知症に対する先端再生工学研究(19208030)
【研究テーマ】応用分子細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】久恒 辰博 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (10238298)
【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)
【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...
【医歯薬学】薬学:骨粗鬆症運動を含む研究件
❏座位・身体不活動により脆弱化する骨の代謝を非侵襲的にモニターする測定法の開発(17K01377)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高垣 裕子 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (60050689)
【キーワード】身体不活動 / 歩行制限 / カルシウム同位体 / 抹消血流量 / 測定 (他28件)
【概要】反応性充血の手法により得られた血流のパラメータは,運動の血管内皮細胞の機能に対する保護的効果を表している.OLETFラットにおいて,任意の運動ばかりでなく身体不活動も,食餌の量が減った場合にはダイエット効果により体重増加や血糖値の上昇などの糖尿病の症状を軽減しうる.尿中のCa 安定同位体比は,骨形成と骨吸収のバランスにより変化した骨のパラメータの直接的で鋭敏なマーカーとして利用できる. ...
❏卵巣摘出骨粗鬆症モデル動物の骨量減少に対する大豆イソフラボンと運動の併用効果(13680175)
【研究テーマ】食生活
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】石見 佳子 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 室長 (50154159)
【キーワード】骨粗鬆症 / 大豆イソフラボン / 豆乳 / 運動 / エストロゲン (他8件)
【概要】[目的]本研究では、骨粗鬆症に対してより有効な予防方法を確立する目的で、閉経後骨粗鬆症モデル動物を用い、その骨量減少に対する大豆イソフラボンまたは豆乳と運動の併用効果を検討した(平成13年度)。さらに、老化促進マウス(SAMP6)を用いて、老化によって誘引される骨量減少(老人性骨粗鬆症)に対する大豆イソフラボンと運動の併用効果を検討した(平成14年度)。また、15年度には我々が日常的に摂取する食品...
【医歯薬学】薬学:細胞運動を含む研究件
❏1分子・少数分子・細胞内モーター分子の運動機構を実験・理論の両面から解明する(16H04773)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】樋口 秀男 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (90165093)
【キーワード】分子モーター / 1分子 / 少数分子 / キネシン / ミオシン (他14件)
【概要】細胞内の物質輸送や細胞分裂を担うモータータンパク質であるキネシン、ミオシンV、ダイニンは一定の歩幅で長距離を解離することなく、前進運動や後退運動を行う。これら三種類のモータータンパク質の1分子の運動特性を統一的に記述するために運動を単純化して、2つの状態を遷移する数理モデルを提案し、このモデルによって本研究や過去の実験結果をうまく説明することができた。 また、筋肉由来のミオシン多分子による力発生を...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
【医歯薬学】薬学:活性酸素運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏白血球機能解析を応用した生体のストレス応答と筋損傷のメカニズムの解明(19650180)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (80344597)
【キーワード】白血球 / 活性酸素 / ストレス / 運動 / 筋損傷
【概要】遅発性筋肉痛は、伸張性筋収縮などの運動後数時間から1日程度経過後より発現し、2、3日後にピークとなり1週間程度で消失するが、その機序は明らかではない。運動により白血球(好中球)の活性酸素産生能と抗酸化システムのバランスが崩れると、生体に傷害を与え、サイトカイン産生や筋組織に好中球の侵入が起きるため、筋肉痛の原因として損傷・炎症説や活性酸素による傷害説が提唱されている。そこで、健康な男性8人に片足カ...
❏高齢者の生体防御機能判定におけるフローサイトメトリー法の利用(11670352)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】林 修 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20133340)
【キーワード】高齢者 / 調査 / 生体防御 / ライフスタイル / 運動 (他13件)
【概要】共同研究者らは埼玉県狭山市と名栗村にて、ライフスタイルと貪食・活性酸素産生能やナチュラルキラー細胞活性などの非特異的生体防御機能(非特異免疫)が密接に関係していることを明らかにしてきた。そこで一昨年より当研究室に導入された全自動細胞解析装置(FACS)を用いで免疫担当細胞上にあるマーカーと健康指標との関係を明らかにし、高齢者の健康管理に役立てることを検討し始めた。例年どおり、今年度も7月31日から...
【医歯薬学】薬学:細胞外マトリックス運動を含む研究件
❏前十字靭帯治癒過程の細胞外マトリクス合成機序解明と促進するリハビリテーション開発(21H03306)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】国分 貴徳 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (10616395)
【キーワード】前十字靭帯損傷 / 自己治癒 / 実験動物モデル / fibrosis / メカノバイオロジー (他8件)
【概要】完全損傷した前十字靭帯 (Anterior Cruciate Ligament: ACL) を自己治癒に導く保存的治療法の確立へ向け,本年度は治癒したACLの力学的強度は正常の60%であったという課題の解決へ向けた実験胴部モデル研究を実施した.この不十分な治癒が生じる要因は,治癒部に線維芽細胞が凝集するところまでは正常な治癒反応と同等の反応を示すが,その後に靭帯を形づくり,力学的強度の回復に重要な...
❏骨格筋における免疫学的微小環境と筋機能(16H03258)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】池田 真一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (50534898)
【キーワード】骨格筋の質 / 細胞外マトリックス / Lamb3 / 骨格筋 / laminin-beta3 (他11件)
【概要】骨格筋の質は筋機能のみならず、個体の寿命をも制御しうる報告が相次いでいる。しかしながら骨格筋の質とは一体なんであるかと言う本質的な問いに対する答えは全く明らかにされていない。研究代表者は骨格筋線維1本1本を取り囲んでいる基底膜を構成するECM成分こそが骨格筋の質の本質であると考えた。運動後の質の良い骨格筋と、徐神経や糖尿病などの質の悪い骨格筋とのECM遺伝子を網羅的に解析した結果、Lamb3遺伝子...
【医歯薬学】薬学:血液運動を含む研究件
❏継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫増強効果の検討(26350913)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】赤間 高雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 免疫 / 樹状細胞 / Toll like receptors / 血液 (他9件)
【概要】本研究では、継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能に与える影響を調べるために、高齢者を対象に身体活動量および身体組成と自然免疫機能との関係をトレーニング実施時間帯と共に検討した。その結果、トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能の効果を明らかにすることはできなかったが、加齢により自然免疫が低下することが示唆された。一方で、年齢に関係なく筋肉量を高めることで自然免疫機能を維持・向上さ...
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
【医歯薬学】薬学:血管内皮細胞運動を含む研究件
❏習慣的な身体運動による脳の保護作用の分子メカニズムの解明(20K11506)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】新井 秀明 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (60313160)
【キーワード】血液脳関門 / 運動 / 脳の老化 / 血管内皮細胞 / 脳の炎症 (他7件)
【概要】本研究では習慣的な身体活動が血液脳関門のバリア機能に及ぼす影響を明らかにすることを目的として研究を行っている。血液脳関門のバリア機能は加齢にともなって低下し認知症などの脳機能の低下の原因のひとつとなると考えられている。習慣的な身体活動によって血液脳関門のバリア機能を維持することができれば、高齢期の脳機能を維持するための生活習慣を確立することが期待できる。 身体活動にともなって骨格筋からはマイオカイ...
❏血管内皮細胞インスリン受容体基質の運動時骨格筋糖取り込み、動脈硬化における役割(24390232)
【研究テーマ】代謝学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】窪田 直人 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (50396719)
【キーワード】インスリン受容体基質 / 血管内皮細胞 / インスリン作用 / インスリン抵抗性 / 運動 (他6件)
【概要】・血管内皮特異的IRS-1/IRS-2ダブル欠損マウスを用いた検討:血管内皮特異的IRS-1/IRS-2ダブル欠損マウスの血管内皮細胞では、インスリンによるAkt、eNOSのリン酸化がほぼ完全に消失していた。またこのマウスでは運動後認められる骨格筋におけるIRS-2の発現上昇が減弱しており、これに伴って骨格筋における糖取り込みが低下した。 ・血管内皮細胞特異的IRS欠損マウスを用いた検討:血管内皮...
【医歯薬学】薬学:細胞分化運動を含む研究件
❏メカニカルストレス誘導性マイクロRNAの統合的解析(21680049)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 運動 / 細胞内シクナル伝達 / 物理的ストレス / 転写調節 (他15件)
【概要】本研究では身体運動に関連する遺伝子発現制御のうち,とくに身体運動に起因するメカニカルストレス誘導性マイクロRNA(miRNA)による転写後制御について解析した.マイクロアレイによる網羅的解析により,メカニカルストレス誘導性miRNAとして複数のmiRNAを同定した.このうちmiR-23aに関して,培養細胞および動物個体を用いてその機能を解析した結果,miR-23aは2つのユビキチンリガーゼの翻訳を...
❏メカニカルストレスによるPGC1αを介した間葉系細胞の制御(18680047)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 軟骨 / 骨 / 運動 / 細胞内シグナル伝達 (他9件)
【概要】本研究では筋,骨,軟骨,脂肪などの間葉系組織の分化についてPGC-1αを中心にメカニカルストレス(物理的刺激)によるその制御を検討した.結果,メカニカルストレス誘導性の細胞内シグナル伝達経路を複数同定した.この研究を通じて,ある程度メカニカルストレス誘導性のシグナル伝達経路を特定できたことは,メカニカルストレスによって間葉系細胞の分化・成熟を制御するうえで有意義であると考えられる.研究最終年度の総...
【医歯薬学】薬学:エネルギー代謝運動を含む研究件
❏代謝・マイオカイン・腸バリアに着目した骨格筋と腸の臓器相関に関する体力科学的研究(17H02176)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 渉 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (60405272)
【キーワード】骨格筋 / 運動 / 腸内環境 / マイオカイン / 代謝 (他8件)
【概要】腸バリア機能,腸内細菌叢の変化と骨格筋の代謝・分泌能の関係について検討した。実験モデルマウスにおいて,腸バリア機能の破綻が耐糖能,骨格筋代謝を低下させることを示した。また,運動トレーニングを行ったマウスの腸内細菌を移植したマウスでは,骨格筋の代謝・分泌性因子が高まることを示した。一方,骨格筋代謝能の減弱したマウスでは,マイオカイン分泌能の低下とともに腸バリア機能が低下する可能性を示した。以上の結果...
❏体重のセットポイントに及ぼす幼若齢期モデルラットの運動と食事制限の比較(21300256)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 政登 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10110925)
【キーワード】体重セットポイント / 幼若齢期 / 運動 / 給餌制限 / 体重 (他24件)
【概要】本研究の目的は、幼若齢期(5~19週齡)の運動または給餌制限のいずれが体重のセットポイント再設定に影響するのかを明らかにすることである。肥満モデルOLETFラットに、幼若齢期に自発運動をさせ、其の後45週齢時まで体重、除脂肪量などの推移を観察した後、大腿四頭筋エネルギー代謝関連物質を調べ、給餌制限群と比較した。その結果、給餌制限ではなく、運動によるエネルギー消費増大が遺伝的に設定された体重のセット...
❏肥満のリスクファクターとしての脂質酸化能および身体活動量に及ぼす運動の影響(17200042)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】田中 茂穂 独立行政法人国立健康・栄養研究所, 健康増進プログラム, エネルギー代謝 プロジェクトリーダー (50251426)
【キーワード】身体活動 / エネルギー代謝 / 運動 / スポーツ栄養 / 健康増進
【概要】研究1:トレーニング実施者における脂質酸化能および身体活動量(横断的検討) 長期にわたって高強度のレジスタンストレーニングを実施してきたボディビルダーとパワーリフター、および対照群として一般健常者を対象として、脂質酸化能、基礎代謝量、二重標識水法による日常生活のエネルギー消費量などを測定した。レジスタンストレーニング実施者においては、基礎代謝量のみならず、日常生活の総エネルギー消費量が非常に大きく...
【医歯薬学】薬学:プロテオミクス運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏ライフスタイルを包括した統合型ニュートリオミクス研究の基礎と展開(21380076)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】ニュートリゲノミクス / 遺伝子発現 / 栄養 / 生活習慣 / 運動 (他21件)
【概要】食品を摂取した動物がどのような応答を示すかを、多数の分子を網羅的に解析するオミクス解析という手法で解析した。遺伝子発現量、タンパク質量、代謝物量など、様々な網羅的解析を組み合わせた。この方向の研究を推進するためのデータベースや解析ツールを改良し、その有効性を実証した。食品のみならず、運動や日内リズムなど関係する生活習慣の影響も合わせて解析することに成功した。 ...
【医歯薬学】薬学:オートファジー運動を含む研究件
❏オートファジーによるタンパク分解は、加齢性筋肉減弱症を誘発するか?(23500778)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 工学部, 准教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 運動 / サルコペニア / オートファジー (他6件)
【概要】加齢マウス(24ヶ月齢)を用い、骨格筋におけるオートファジー関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、p62/SQSTM1およびBeclin-1蛋白の有意な増加がみられ、両物質とも細胞質で変化が顕著であった。蛍光免疫組織化学染色による検討でも、細胞質内にp62/SQSTM1は沈着していた。長期間の自発的な走運動はサルコペニアを軽減したが、オートファジー関連物質に顕著な変化は認められなかった。 ...
❏老齢性筋萎縮におけるオートファジーの誘導と運動刺激の効果(20700531)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】緒方 知徳 早稲田大学, 総合研究機構, 助手 (30434343)
【キーワード】老齢性筋萎縮 / オートファジー / 小胞体ストレス / 骨格筋 / 運動 (他6件)
【概要】本研究課題では、老化骨格筋におけるオートファジーの誘導とこれに関わるシグナルの解明を目的とした。その結果,筋萎縮が進行した老齢ラットでは変性タンパク質の蓄積に伴い惹起される小胞体ストレスシグナル活性化(Caspase-12の発現増加を特徴とする)が確認された。しかしながら,オートファジーのマーカーであるLC3-IIは変化を示さなかった。また、成熟ラットへの運動トレーニングは、LC3-IIの発現に大...
【医歯薬学】薬学:タンパク質運動を含む研究件
❏運動によるタンパク質消化吸収系機構の変化とそのメカニズムの解明(20K19481)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】松永 裕 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (10850133)
【キーワード】運動 / 消化吸収 / タンパク質
【概要】運動や栄養摂取が骨格筋に与える効果の解明が進む一方で、摂取した栄養素を処理する消化吸収器官においては、運動によってどのような影響を受けるのか未だ詳細が明らかではない。本研究では、運動が栄養素の消化吸収機能に与える影響およびそのメカニズムの解明を目指す。 昨年度は、実験動物を用いて、運動後に摂取温度や頻度の条件を変えた糖質溶液を摂取させ、その後の吸収動態および組織への影響を検討した。今年度はそれらの...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
【医歯薬学】薬学:肝臓運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索(24650449)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 (他14件)
【概要】本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った. 本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガ...
❏ストレスタンパク質からみた身体運動の評価(その2)-不活動およびトレーニング効果の評価-(10480004)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】跡見 順子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90125972)
【キーワード】ストレスタンパク質 / 走運動 / 肝臓 / 骨格筋 / HSP70 (他14件)
【概要】本研究では、1)走運動時によるストレスタンパク質発現と2)不活動として後肢懸垂によるストレスタンパク質のターゲット細胞骨格チューブリンの変動について検討した。1)乳酸値が4mM以上(走速度:24m/min)と以下になる強度(走速度:13m/min)での走運動をラットに負荷し、運動を遂行する臓器として骨格筋(ヒラメ筋と足底筋)と心筋、非運動関連臓器として肝臓でのストレスタンパク質の発現をHSP72,...
【医歯薬学】薬学:DNAマイクロアレイ運動を含む研究件
❏若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索(24650449)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 (他14件)
【概要】本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った. 本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガ...
❏ライフスタイルを包括した統合型ニュートリオミクス研究の基礎と展開(21380076)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】ニュートリゲノミクス / 遺伝子発現 / 栄養 / 生活習慣 / 運動 (他21件)
【概要】食品を摂取した動物がどのような応答を示すかを、多数の分子を網羅的に解析するオミクス解析という手法で解析した。遺伝子発現量、タンパク質量、代謝物量など、様々な網羅的解析を組み合わせた。この方向の研究を推進するためのデータベースや解析ツールを改良し、その有効性を実証した。食品のみならず、運動や日内リズムなど関係する生活習慣の影響も合わせて解析することに成功した。 ...
【医歯薬学】薬学:炎症運動を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】薬学:マクロファージ運動を含む研究件
❏骨格筋における免疫学的微小環境と筋機能(16H03258)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】池田 真一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (50534898)
【キーワード】骨格筋の質 / 細胞外マトリックス / Lamb3 / 骨格筋 / laminin-beta3 (他11件)
【概要】骨格筋の質は筋機能のみならず、個体の寿命をも制御しうる報告が相次いでいる。しかしながら骨格筋の質とは一体なんであるかと言う本質的な問いに対する答えは全く明らかにされていない。研究代表者は骨格筋線維1本1本を取り囲んでいる基底膜を構成するECM成分こそが骨格筋の質の本質であると考えた。運動後の質の良い骨格筋と、徐神経や糖尿病などの質の悪い骨格筋とのECM遺伝子を網羅的に解析した結果、Lamb3遺伝子...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
❏運動による筋の質・量の変化におけるマクロファージ中心仮説(25350901)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】池田 真一 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50534898)
【キーワード】マクロファージ / 運動 / インスリン感受性 / インターロイキン6 / GLUT4 (他7件)
【概要】運動はメタボリックシンドロームや2型糖尿病などの生活習慣病に対して極めて有用な予防・治療手段である。しかし、その分子機序は大部分が明らかではない。私は筋損傷を伴わない、持久的な走運動後に骨格筋内に抗炎症性マクロファージが集積しており、それが筋インスリン感受性増加に関わることを明らかにした。このマクロファージの集積に筋常在性マクロファージが産生・分泌するケモカイン(炎症細胞誘引物質)によって生じ、集...
【医歯薬学】薬学:非コードRNA運動を含む研究件
❏マイクロRNA欠損による早期老化のメカニズムの解明(19F19408)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2019-11-08 - 2022-03-31
【研究代表者】秋本 崇之 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00323460)
【キーワード】progeria / non-cording RNAs / activity / development / exercise
【概要】MicroRNA (miRNA) is a small non-coding RNA which represses its target genes at post-transcriptional level. In previous studies, the host researcher established genetically modified mice of several miR...
❏メカニカルストレス誘導性マイクロRNAの統合的解析(21680049)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】秋本 崇之 東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00323460)
【キーワード】筋肉 / 運動 / 細胞内シクナル伝達 / 物理的ストレス / 転写調節 (他15件)
【概要】本研究では身体運動に関連する遺伝子発現制御のうち,とくに身体運動に起因するメカニカルストレス誘導性マイクロRNA(miRNA)による転写後制御について解析した.マイクロアレイによる網羅的解析により,メカニカルストレス誘導性miRNAとして複数のmiRNAを同定した.このうちmiR-23aに関して,培養細胞および動物個体を用いてその機能を解析した結果,miR-23aは2つのユビキチンリガーゼの翻訳を...
【医歯薬学】薬学:ラット運動を含む研究件
❏血圧調節ホルモンをモデルとした最適トレーニング頻度の解明(12480008)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】須田 和裕 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (70192135)
【キーワード】ラット / ANP / 腎臓 / 副腎 / 運動 (他24件)
【概要】運動中は血液循環が亢進するため、血圧は高くなる。これが限度を越すと心臓に過大な負担がかかったり、血管が破裂するであろう。しかし、実際にはこのようなことは簡単には起こらない。それは血管に作用する心房性ナトリウム利尿ホルモン(ANP)や、アンジオテンシンIIなどの血圧調節ホルモンが循環系を適切にコントロールしているからである。ところが、これらの血圧調節ホルモンの量が減少したり、これらのホルモンの情報を...
❏腫瘍細胞の進展にともなう非特異免疫の変化に及ぼす運動とストレスの影響(10670327)
【研究テーマ】衛生学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】町田 和彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (00111104)
【キーワード】免疫 / 癌 / ラット / ストレス / 運動 (他20件)
【概要】〔目的〕われわれは今までに各種ライフスタイルと生態防御機能との関係について動物実験、高齢者の健康管理、アンケート法による調査などにより多方面の研究を行ってきたが、その中でストレスの少ない適度な自由運動が非特異免疫能を中心とした生態防御機能の向上に大きな役割を果たしていることを見出して来た.そこで積み重ねられたいろいろな手法を用いてこれらのライフスタイルの癌細胞に与える影響を腫瘍の大きさと各種生態防...
❏各種運動強度における酸化ストレスの影響(08680114)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】平井 富弘 大阪大学, 健康体育部, 助教授 (70020104)
【キーワード】運動 / TBARS / 尿酸 / 過酸化脂質 / 肥満 (他9件)
【概要】運動により生体に過酸化が起こり悪影響を及ぼす。このような過酸化脂質の発生に対してビタミンC、Eや尿酸などが抗酸化剤としての効果を示す。そこで尿酸と過酸化脂質との関連を見るため、第1の研究は、高校生の肥満群と対照群に対し、短時間(8〜12分)で疲労困憊にいたらせる運動を自転車エルゴメータによって与え、運動前後の血清中の過酸化脂質と尿酸値について測定した。その結果、TBARS(TBA反応物質)値は運動...
【医歯薬学】看護学:老化運動を含む研究件
❏中区分38:農芸化学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】ヒトiPS細胞
【研究期間】骨格筋
【研究代表者】エクソソーム
【キーワード】マイオカイン
【概要】
❏ゲノム編集技術を応用した食事および運動介入による加齢性疾患予防の分子機構解析(21H03367)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40336152)
【キーワード】老化 / 老化関連疾患 / 食餌 / ゲノム編集 / 栄養 (他7件)
【概要】
❏骨格筋機能の分子基盤解明と健康寿命延伸に資する機能性食品の創出(20H00408)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】佐藤 隆一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任教授 (50187259)
【キーワード】ヒトiPS細胞 / 骨格筋 / エクソソーム / マイオカイン / 機能性食品 (他8件)
【概要】(1)iPS骨格筋細胞を用いた実験系の確立  京都大学iPS細胞研究所の櫻井英俊准教授らが開発した、薬剤誘導的にMyoDを発現させ骨格筋へと分化する細胞を用い、解析を進めた。2種類の細胞株を用いた比較検討を行い、種々の条件で応答性の良い株を用いることの有用性を確認した。各種遺伝子発現も正常組織と同等のレベルであることを確認した。 (2)iPS細胞由来骨格筋細胞とマウス由来C2C12筋管細胞との比較...
【医歯薬学】看護学:加齢運動を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏オートファジーによるタンパク分解は、加齢性筋肉減弱症を誘発するか?(23500778)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 工学部, 准教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 運動 / サルコペニア / オートファジー (他6件)
【概要】加齢マウス(24ヶ月齢)を用い、骨格筋におけるオートファジー関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、p62/SQSTM1およびBeclin-1蛋白の有意な増加がみられ、両物質とも細胞質で変化が顕著であった。蛍光免疫組織化学染色による検討でも、細胞質内にp62/SQSTM1は沈着していた。長期間の自発的な走運動はサルコペニアを軽減したが、オートファジー関連物質に顕著な変化は認められなかった。 ...
【医歯薬学】看護学:脳波運動を含む研究件
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏脳波による指運動情報の予測 -脳波バーチャルキーボードに向けて-(26560303)
【研究テーマ】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】南部 功夫 長岡技術科学大学, 工学研究科, 助教 (40553235)
【キーワード】脳活動 / EEG / fNIRS / BCI / 運動 (他10件)
【概要】本研究では、直感的で操作が容易な脳情報バーチャルキーボード構築に向けた基礎検討を行った。最初に、脳波(EEG)を用いて、運動実行時および想起時の個々の指運動(想起)を予測できる可能性を明らかにした。次に、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)により、運動準備時には対側の運動前野や補足運動野に高精度な指運動情報(系列)が含まれることがわかった。最後に、機能的近赤外分光計測(fNIRS)を用いた運動情報の...
❏生体の温度感受性と体温調節反応の発現機構に関する統合的研究(59440026)
【研究テーマ】環境生理学
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1984 - 1986
【研究代表者】中山 昭雄 阪大, 医学部, 教授 (80022763)
【キーワード】体温調節 / 視床下部 / 温度感受性ニューロン / 褐色脂肪組織 / 呼吸ガス (他14件)
【概要】1.視床下部ニューロンに関する実験 (1)視索上核,室傍核の神経分泌ニューロン活動は視床下部加温刺激により増加、冷却により減少する。生体における前向き制御と考えられる。(2)ラット陰嚢加温刺激は視床下部温度感受性ニューロンのみならず、視床ニューロン活動も促進させる非特異的な効果があり、皮質脳波を脱同期させるなど、侵害刺激と同様の反応をおこす。(3)ラット後視床下部には閾値の高いon-off的な反応...
【医歯薬学】看護学:動脈硬化運動を含む研究件
❏動脈血管内皮機能の新たな測定評価手法の開発とその応用(20K11467)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】福場 良之 広島国際大学, 健康スポーツ学部, 教授 (00165309)
【キーワード】血管内皮機能性 / 評価手法開発 / 運動 / 評価手法 / 動脈血管内皮機能 (他8件)
【概要】本研究で開発・提案予定の血管内皮機能測定方法を,SS(sustained stimulus)-FMD法と呼ぶ。同法開発において根幹をなす検討課題である,ステップ状な一定SR(Shear Rate)刺激を実現する手技として,初年度では,掌握(HG)運動による実現の可否を検討して,一定の有効な手法であることを確認した。今年度は,当初の計画通り,一定SR値によるステップ入力を,温熱刺激とカフ圧操作を併用...
❏CKDを標的とした運動の抗動脈硬化作用とその機序の解明:CPP病原体説に着目して(19H03995)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】前田 清司 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (30282346)
【キーワード】Calciprotein particle / 動脈硬化 / 運動療法 / 骨格筋指数 / リン代謝 (他17件)
【概要】本研究では、新しい動脈硬化進行因子であるCPP(calciprotein particle)の規定因子を明らかにするための観察研究および定期的な運動が血中CPP濃度に及ぼす影響を明らかにするための介入研究をそれぞれ実施した。観察研究の結果から、中高齢者における骨格筋指数は血中CPP濃度の規定因子の1つとなる可能性が示された。介入研究では中高齢者を対象に2か月間の運動介入を実施したが、血中CPP濃度...
❏運動による抗動脈硬化作用:全身への波及メカニズムの解明とその応用(17K01616)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福場 良之 県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (00165309)
【キーワード】動脈硬化 / 血管内皮機能 / 運動 / シェストレス / 流量依存性血管拡張 (他11件)
【概要】下肢運動を行うと,下肢のみならず上肢の血管にまで抗動脈硬化作用が及ぶことは知られているが,その詳細な機序は不明である。そこで,下肢自転車運動時の上腕動脈(BA)のシェアストレス(SS)の調節機序の解明を目的に研究を行った。運動中に肘から先の皮膚表面へ冷却,あるいは温熱の刺激を行った際のSS様相を検討したところ,BAのSS調節には,有毛部の皮膚血流調節が強く関与していることがわかった。その結果に基づ...
【医歯薬学】看護学:エクソソーム運動を含む研究件
❏中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】エクソソーム
【研究期間】加齢
【研究代表者】運動
【キーワード】脳
【概要】(1)iPS骨格筋細胞を用いた実験系の確立  京都大学iPS細胞研究所の櫻井英俊准教授らが開発した、薬剤誘導的にMyoDを発現させ骨格筋へと分化する細胞を用い、解析を進めた。2種類の細胞株を用いた比較検討を行い、種々の条件で応答性の良い株を用いることの有用性を確認した。各種遺伝子発現も正常組織と同等のレベルであることを確認した。 (2)iPS細胞由来骨格筋細胞とマウス由来C2C12筋管細胞との比較...
❏運動により分泌されるエクソソームの機能解析と生理的役割の解明(20KK0230)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2020-10-27 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】骨格筋 / エクソソーム / microRNA / 運動 / マイクロRNA (他7件)
【概要】2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌される2年目には、マウスから採取した骨格筋組織を用いたex vivo実験を行い、培養骨格筋から分泌されるエクソソームを対象としたRNAの網羅的な発現解析法を確立した。加齢などにより異常を引き起こした骨格筋ではエクソソーム分泌動態も異常をきたしていることが想定され、分泌異常が様々な病態を引き起こしている可能性...
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
【医歯薬学】看護学:腸内細菌運動を含む研究件
❏腸内細菌叢由来代謝物質がもたらす持久力向上分子基盤の解明(22H03541)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】福田 真嗣 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所, 腸内環境デザイングループ, グループリーダー (80435677)
【キーワード】腸内細菌 / 代謝物質 / 腸内環境 / メタボロゲノミクス / 運動
【概要】
❏代謝・マイオカイン・腸バリアに着目した骨格筋と腸の臓器相関に関する体力科学的研究(17H02176)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】青井 渉 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (60405272)
【キーワード】骨格筋 / 運動 / 腸内環境 / マイオカイン / 代謝 (他8件)
【概要】腸バリア機能,腸内細菌叢の変化と骨格筋の代謝・分泌能の関係について検討した。実験モデルマウスにおいて,腸バリア機能の破綻が耐糖能,骨格筋代謝を低下させることを示した。また,運動トレーニングを行ったマウスの腸内細菌を移植したマウスでは,骨格筋の代謝・分泌性因子が高まることを示した。一方,骨格筋代謝能の減弱したマウスでは,マイオカイン分泌能の低下とともに腸バリア機能が低下する可能性を示した。以上の結果...
【医歯薬学】看護学:感染症運動を含む研究件
❏上気道感染リスクをモニタリングする簡易型SIgA測定キット開発とその有効性の検証(13558003)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】河野 一郎 (2003) 筑波大学, 体育科学系, 教授 (00132994)
【キーワード】URTI / SIgA / sports / athletes / immunity (他12件)
【概要】簡易型SIgA測定キットの開発 本年度はまず市販のSIgA特異的なモノクローナル抗体を用いて,比濁法による測定を行ったが,おそらく抗体自体の力価のあるいは抗体のエピトープの問題により良好な測定系を構築できなかった.そこで,比濁法に適応可能なモノクローナル抗体の作製を試みた.現在,クローンを選別しているところであり,本補助期間にはキットの開発までにはいたらなかった.しかし,キットの開発に必要となる基...
❏運動が免疫機能にあたえる影響に関する研究(03680100)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991
【研究代表者】河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
【キーワード】運動 / 免疫 / NK細胞 / 運動負荷 / 運動習慣 (他6件)
【概要】運動が免疫機能に与える影響を知るために、細胞生免疫機能とくにウイルス感染症や癌の防御に重要な役割を果たしているNatural Killer細胞(NK細胞)に焦点を絞り検討した。自転車エルゴメ-タ-を用いた急性運動負荷により、ヒトNK細胞活性は負荷直後より急激に上昇し、運動終了後は運動前の値より有意の低値を示した。この運動終了後のNK細胞活性の低下は徐々に前値に戻りおよそ6時間後には回復した。 運動...
【医歯薬学】看護学:遺伝子運動を含む研究件
❏サルコペニアの遺伝リスクスコアを考慮した運動・食事療法の開発(15H03099)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真田 樹義 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)
【キーワード】サルコペニア / 医療・福祉 / 運動 / 食事 / 遺伝子
【概要】健康な日本人男性506名を対象に,ヒトゲノム上に点在する約600万個の一塩基多型を分析した結果,49SNPsがp<1.00×10-5で検出された.それぞれピックアップされたSNPの中から,1つの遺伝子の中にあるSNPが複数ツリー上に上昇しているもので,偽陽性であるかどうかの確認を行い,Bioinfomaticな方法で確認しサルコペニアのリスクにたんぱく質の機能に関与する可能性を確認したところ...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
❏運動が筋のインスリン感受性を上昇させる分子機序:NR4A遺伝子発現に着目した研究(21500640)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】川中 健太郎 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (80339960)
【キーワード】骨格筋 / インスリン感受性 / 遺伝子 / NR4A3 / NOR-1 (他15件)
【概要】運動を行うと骨格筋のインスリン感受性が上昇する。これは、運動が糖尿病の予防・治療に有効な理由のひとつである。本研究では、「運動を行うと活動筋において核内受容体NR4A遺伝子発現が増加し、それを介して筋のインスリン感受性が上昇する」との仮説を検討したが、その可能性を示すことはできなかった。しかし、「不活動によってNR4A遺伝子発現量が減少し、それを介してインスリン抵抗性が引き起こされる」可能性が示さ...
【医歯薬学】看護学:マインドフルネス運動を含む研究件
❏痛みの心理生物学的基盤(19H00633)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】越川 房子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80234748)
【キーワード】慢性疼痛 / 心理生物学的基盤 / 軽度接触刺 / 注意 / 好奇心 (他20件)
【概要】我々は、痛み部位への「軽度な接触刺激」(具体的には、患部付近の皮膚にゴム製パッチを軽く押し当てておく方法)が慢性疼痛を緩和する現象に注目し、心理学・医学・生物学の学際的な研究アプローチによってそのメカニズムの解明に挑んだ。研究成果として、皮膚細胞への機械刺激によってオキシトシンが産生されること、軽度接触刺激法とマインドフルネス認知療法のいずれにおいても痛み緩和のためにオキシトシンが消費されている可...
❏学校教員を対象としたうつ病予防プログラムの開発とその効果(15K01680)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】種市 摂子 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (20618524)
【キーワード】うつ病 / 教職員 / 運動 / 啓発 / 動画 (他12件)
【概要】教職員(公立学校・公立の教育支援センター・私立学校を含む)を対象とした動画とリーフレットによるうつ病予防プログラムを開発した。うつ病予防プログラムでは、運動によるうつ病予防効果についての情報提供を中心に行い、知識向上および行動変容への効果を検証した。具体的には、首都圏の①学校教職員、②行政機関、③民間企業を対象に、動画視聴やリーフレットによる知識向上がみられるか否か、行動変容(運動量の増加)がみら...
【医歯薬学】看護学:唾液運動を含む研究件
❏水中運動による身体機能改善と唾液老化マーカーへの影響(17K12055)
【研究テーマ】社会系歯学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】田村 暢章 明海大学, 歯学部, 講師 (00363218)
【キーワード】老化マーカー / 唾液 / 水中運動 / 身体機能改善 / メタボローム解析 (他9件)
【概要】水中運動を行う個々で運動内容やその運動機能改善度(リハビリ効果)は異なるが、その簡便な指標となるマーカーとして「唾液」を用いて検討した。これまでに老化に伴い唾液中のアミノ酸の中でグリシンとプロリンの量が増加することを明らかにしてきた(坂上ら)。これらに注目して研究を行った結果、水中運動に伴いこれらのアミノ酸が減少する傾向にあることが判明した。また病気や老化に関与する尿中の物質も減少傾向であった。さ...
❏上気道感染リスクをモニタリングする簡易型SIgA測定キット開発とその有効性の検証(13558003)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】河野 一郎 (2003) 筑波大学, 体育科学系, 教授 (00132994)
【キーワード】URTI / SIgA / sports / athletes / immunity (他12件)
【概要】簡易型SIgA測定キットの開発 本年度はまず市販のSIgA特異的なモノクローナル抗体を用いて,比濁法による測定を行ったが,おそらく抗体自体の力価のあるいは抗体のエピトープの問題により良好な測定系を構築できなかった.そこで,比濁法に適応可能なモノクローナル抗体の作製を試みた.現在,クローンを選別しているところであり,本補助期間にはキットの開発までにはいたらなかった.しかし,キットの開発に必要となる基...
【医歯薬学】看護学:網羅的解析運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
【医歯薬学】看護学:バイオマーカー運動を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏疫学手法とメタボローム解析技術の融合による一次予防への新たなアプローチ(25670303)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / バイオマーカー / 予防医学 / 運動 (他7件)
【概要】本研究において、アミノ酸をはじめとする極性物質と脂質類をそれぞれメタボローム測定することとした。後者は、本研究を通じて前処理、測定条件の確立を進め、安定的な測定条件の確立によって血漿を用いて脂肪酸類、アシルカルニチン、酸化脂肪酸、胆汁酸類等が測定できる系をほぼ確立した。データ解析については、「健康の要因」として運動、飲酒、食事摂取を、「健康状態」と肝機能障害、高血圧、メタボリック症候群を取り上げ、...
【医歯薬学】看護学:予防医学運動を含む研究件
❏疫学手法とメタボローム解析技術の融合による一次予防への新たなアプローチ(25670303)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / バイオマーカー / 予防医学 / 運動 (他7件)
【概要】本研究において、アミノ酸をはじめとする極性物質と脂質類をそれぞれメタボローム測定することとした。後者は、本研究を通じて前処理、測定条件の確立を進め、安定的な測定条件の確立によって血漿を用いて脂肪酸類、アシルカルニチン、酸化脂肪酸、胆汁酸類等が測定できる系をほぼ確立した。データ解析については、「健康の要因」として運動、飲酒、食事摂取を、「健康状態」と肝機能障害、高血圧、メタボリック症候群を取り上げ、...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【医歯薬学】看護学:サルコぺニア運動を含む研究件
❏サルコペニアの遺伝リスクスコアを考慮した運動・食事療法の開発(15H03099)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真田 樹義 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)
【キーワード】サルコペニア / 医療・福祉 / 運動 / 食事 / 遺伝子
【概要】健康な日本人男性506名を対象に,ヒトゲノム上に点在する約600万個の一塩基多型を分析した結果,49SNPsがp<1.00×10-5で検出された.それぞれピックアップされたSNPの中から,1つの遺伝子の中にあるSNPが複数ツリー上に上昇しているもので,偽陽性であるかどうかの確認を行い,Bioinfomaticな方法で確認しサルコペニアのリスクにたんぱく質の機能に関与する可能性を確認したところ...
❏オートファジーによるタンパク分解は、加齢性筋肉減弱症を誘発するか?(23500778)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 工学部, 准教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 運動 / サルコペニア / オートファジー (他6件)
【概要】加齢マウス(24ヶ月齢)を用い、骨格筋におけるオートファジー関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、p62/SQSTM1およびBeclin-1蛋白の有意な増加がみられ、両物質とも細胞質で変化が顕著であった。蛍光免疫組織化学染色による検討でも、細胞質内にp62/SQSTM1は沈着していた。長期間の自発的な走運動はサルコペニアを軽減したが、オートファジー関連物質に顕著な変化は認められなかった。 ...
❏習慣的な自発性走運動は、加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)を抑制するか?(20500575)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 総合教育院, 准教授 (60291176)
【キーワード】加齢 / 骨格筋 / 運動 / 筋肥大 / サルコペニア (他8件)
【概要】加齢マウス(24ヶ月齢)を用い、骨格筋におけるSRF関連物質の変化を調べた。加齢した骨格筋では、SRFおよびMRTF-A蛋白の有意な減少がみられ、SRF蛋白は細胞質、MRTF-Aは核でその変化が顕著であった。SRF経路の上流にあるSTARSの発現量も、加齢にともない有意に減少した。自発的な走運動はサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)を軽減したが、SRF関連物質に顕著な変化は認められかった。 ...
【医歯薬学】看護学:生活習慣病運動を含む研究件
❏身体活動推進による健康長寿実現の実証エビデンス構築:地域ランダム化試験と普及研究(19H03910)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】運動 / 地域介入 / クラスターランダム化試験 / ポピュレーション戦略 / マーケティング (他9件)
【概要】申請者らは先の科研費(2016-18年度・基盤 (B)・ 16H03249)で、ソーシャル・マーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーン(CWC)による身体活動促進の効果を地域クラスター・ランダム化試験で明らかにした。本研究はこれを発展させるもので、【研究1】では要介護・死亡をアウトカムとした地域介入の長期効果を検討する。【研究2】では、地域介入を島根県雲南市全域、および神奈川県藤沢...
❏レラナラーゼ多型を指標とした生活習慣病のオーダーメイド診断法・運動治療法の開発(17K01839)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】竹越 一博 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40261804)
【キーワード】レナラーゼ / 運動 / 筋肉 / 生活習慣病 / カテコールアミン
【概要】レナラーゼは、2005年に発見されたフラビンアデニンジヌクレオチド依存性の可溶性モノアミンオキシダーゼである。主に腎臓で発現するが、心臓、肝臓、肺、そして骨格筋などで発現が確認されている。今回、運動を行った場合の血清レナラーゼの上昇の機序と生理的意義、に関する研究をメインに進めた。中強度運動直後の血中レナラーゼは、安静群と比較して有意な上昇を示した。また骨格筋レナラーゼ発現も有意な上昇を示した一方...
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
【医歯薬学】看護学:生体リズム運動を含む研究件
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏ライフスタイルを包括した統合型ニュートリオミクス研究の基礎と展開(21380076)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】ニュートリゲノミクス / 遺伝子発現 / 栄養 / 生活習慣 / 運動 (他21件)
【概要】食品を摂取した動物がどのような応答を示すかを、多数の分子を網羅的に解析するオミクス解析という手法で解析した。遺伝子発現量、タンパク質量、代謝物量など、様々な網羅的解析を組み合わせた。この方向の研究を推進するためのデータベースや解析ツールを改良し、その有効性を実証した。食品のみならず、運動や日内リズムなど関係する生活習慣の影響も合わせて解析することに成功した。 ...
【医歯薬学】看護学:乳幼児運動を含む研究件
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】看護学:食習慣運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
【医歯薬学】看護学:発達運動を含む研究件
❏ヒト胎児の脳発達に関する磁気共鳴画像を用いた縦断研究(19KK0247)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2019-10-07 - 2023-03-31
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (00272477)
【キーワード】胎児 / 脳 / MRI / 発達 / 運動 (他9件)
【概要】ウィーン市立総合病院で撮像された胎児期の脳の構造画像(MRI T2)、及び全身運動画像(SSFP法を用いたcine MRI)を対象として、胎児の脳のマクロな形態発達と胎動の発達を明らかにするため、日本側グループで行う分析を進めた。 脳のマクロな形態の発達の分析に関しては、脳領域に応じた成長の違いをプロトマップ仮説に基づいて説明できるかどうかについて検討を行った。そのために、脳室の表面から皮質表面...
❏新生児・乳児における感覚-運動ダイナミクスに見る発達の個人差(18K13104)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
【キーワード】発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス (他12件)
【概要】本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。 ...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
【医歯薬学】看護学:栄養運動を含む研究件
❏ゲノム編集技術を応用した食事および運動介入による加齢性疾患予防の分子機構解析(21H03367)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】千葉 卓哉 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (40336152)
【キーワード】老化 / 老化関連疾患 / 食餌 / ゲノム編集 / 栄養 (他7件)
【概要】
❏やせ妊婦の妊娠期から産後の継続的な栄養・身体活動統合プログラムの構築と効果の検証(25293451)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松崎 政代 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40547824)
【キーワード】看護学 / 妊婦 / 生活習慣 / 運動 / 栄養
【概要】横断調査を実施後にプログラムを構築し、4群(対照群、ヨガ(運動)群、栄養群、栄養ヨガ群)の無作為化比較試験を実施した。統合プログラム効果を分析するために、対照群と栄養ヨガ群の2群を比較した。痩せ妊婦のサンプル数が少なかったため、サブグループ解析を実施した。 対照群は57人、栄養ヨガ群には56人が無作為に割り付けられた。結果、本プログラムは妊婦の身体的、精神的なQOLに良い影響をもたらすことが示され...
❏健康成人における血中ビタミンD濃度と身体活動量及び心肺体力との関連(23500864)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】曹 振波 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (60571734)
【キーワード】ビタミンD / 心肺体力 / 最大酸素摂取量 / 身体活動 / 体力 (他11件)
【概要】被験者のほとんどがビタミンD不足状態にあった。横断的な分析結果、客観的に測定された心肺体力および身体活動量は年齢と身体組成などの血中ビタミンDの関連因子と独立して血中ビタミンD濃度と相関する因子であることが判明した。1年間のビタミンDサプリメント摂取介入後、血中ビタミンD濃度は対照群に比べてビタミンD摂取群が有意に増加したが、血中25[OH]D濃度と最大酸素摂取量との関連性が認められなかった。 ...
【医歯薬学】看護学:時間運動を含む研究件
❏内的時間意識の比較認知神経科学(19K03385)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】兎田 幸司 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60794948)
【キーワード】時間 / 学習 / 記憶 / 薬理 / アセチルコリン (他15件)
【概要】本研究においては、時間の知覚に対するムスカリン性およびニコチン性のアセチルコリン受容体の阻害の影響を調べた。頭部固定を用いた実験系においても、ムスカリン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測のばらつきを増加させた。ニコチン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測に影響を与えなかった。時間情報と空間情報に基づく頭部固定による逆転学習課題を新しく開発し、マウスがこの課題を短期間の訓練で学習することを明ら...
❏リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究(16K16483)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】藤井 進也 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (40773817)
【キーワード】音楽神経科学 / 音楽 / リズム / 個人差 / 知覚 (他17件)
【概要】リズム知覚生成の個人差に関する音楽神経科学研究を実施した。iOS版ハーバード式ビート評価テスト(HBAT)の開発と信頼性評価を行い、リズム知覚生成の個人差をiPhoneやiPadで簡便に客観評価できる手法を開発した。核磁気共鳴画像法(MRI)・赤外線スペクトロスコピー(NIRS)による脳機能構造評価を実施し、HBATで評価したリズム知覚の個人差に小脳灰白質構造の個人差が関連していること、HBATで...
【医歯薬学】看護学:体重運動を含む研究件
❏体重のセットポイントに及ぼす幼若齢期モデルラットの運動と食事制限の比較(21300256)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】鈴木 政登 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10110925)
【キーワード】体重セットポイント / 幼若齢期 / 運動 / 給餌制限 / 体重 (他24件)
【概要】本研究の目的は、幼若齢期(5~19週齡)の運動または給餌制限のいずれが体重のセットポイント再設定に影響するのかを明らかにすることである。肥満モデルOLETFラットに、幼若齢期に自発運動をさせ、其の後45週齢時まで体重、除脂肪量などの推移を観察した後、大腿四頭筋エネルギー代謝関連物質を調べ、給餌制限群と比較した。その結果、給餌制限ではなく、運動によるエネルギー消費増大が遺伝的に設定された体重のセット...
❏高校生における日常生活時の不定愁訴の発現に及ぼす運動の影響について(09680144)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】前橋 明 倉敷市立短期大学, 保育学科, 教授 (80199637)
【キーワード】高校生 / 疲労 / 疲労自覚症状 / 運動 / 体育授業 (他32件)
【概要】高校生の不定愁訴の発現を自覚症状の訴えにもとめ,日内変動としてあらわし,引き続いて,運動実施前後の自覚症状の変動を調査した。その結果, (1)疲労自覚症状の日内変動は,覚醒時と就寝前において高く,昼食前が最低値となり,U字型のパターンを示した。この場合,自覚症状の日内変動は睡眠時間により影響されることから,前日からの睡眠時間が7・8時間に該当する者について,自覚症状の訴え数の日内変動をみると,夕食...
【医歯薬学】看護学:サイトカイン運動を含む研究件
❏運動負荷誘導性マイオカインOSMによるNASH改善のメカニズムとその治療への応用(26282195)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】森川 吉博 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (60230108)
【キーワード】糖尿病 / 非アルコール性脂肪肝 / サイトカイン / 運動
【概要】高脂肪食給餌によるNASH発症マウスにオンコスタチンM(OSM)を投与するとNASHやグルコース不耐性、インスリン抵抗性、脂肪組織炎症の改善とともに、摂食量と腸管における脂肪吸収の低下が認められた。また、NASH発症マウスの門脈内にOSMを投与したところ、肝細胞における脂肪蓄積の抑制が示唆された。 高負荷のランニングにより下腿と大腿の筋群においてOSMの発現が増加した。また、OSMRβは血管内皮細...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
❏免疫学的アプローチによる消化管運動系の分子制御機構の解明(16208029)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】尾崎 博 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30134505)
【キーワード】消化管 / 運動 / 平滑筋 / マクロファージ / 神経 (他15件)
【概要】消化管運動系の異常とマクロファージの関係を様々な炎症病態モデルで検証し、機能異常の分子機序を明らかにしたものである。血管平滑筋と内皮細胞の研究も平行して実施し成果をあげた。 主な研究成果: 1)炎症性腸炎モデルの筋層には肥満細胞の浸潤が観察される。肥満細胞の性質についての検討を加えた。Am J Physiol 286:C256-C263, 2004; J Immunology 174:4584-4...
【医歯薬学】看護学:生活習慣運動を含む研究件
❏やせ妊婦の妊娠期から産後の継続的な栄養・身体活動統合プログラムの構築と効果の検証(25293451)
【研究テーマ】生涯発達看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松崎 政代 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40547824)
【キーワード】看護学 / 妊婦 / 生活習慣 / 運動 / 栄養
【概要】横断調査を実施後にプログラムを構築し、4群(対照群、ヨガ(運動)群、栄養群、栄養ヨガ群)の無作為化比較試験を実施した。統合プログラム効果を分析するために、対照群と栄養ヨガ群の2群を比較した。痩せ妊婦のサンプル数が少なかったため、サブグループ解析を実施した。 対照群は57人、栄養ヨガ群には56人が無作為に割り付けられた。結果、本プログラムは妊婦の身体的、精神的なQOLに良い影響をもたらすことが示され...
❏循環器病における時計遺伝子の解析(24591060)
【研究テーマ】循環器内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】野出 孝一 佐賀大学, 医学部, 教授 (80359950)
【キーワード】時計遺伝子 / 運動 / 体内リズム / 生活習慣 / 循環器病 (他10件)
【概要】運動の体内リズムへの作用の検討の為、毛包細胞を使い時計遺伝子活性を測定した。就寝前の過度の運動により、PER3の位相が有意に偏位した。一方、PER3の振幅は有意差がなかった。過剰な夜間の運動がPER3の位相の変化をもたらし、睡眠の質に影響を与えることが示唆された。運動療法がリズム異常による病気の治療になる可能性と、アスリートが体内リズムを正常に維持し、適正な運動効率を保つためには厳格な運動時間のス...
❏ライフスタイルを包括した統合型ニュートリオミクス研究の基礎と展開(21380076)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】ニュートリゲノミクス / 遺伝子発現 / 栄養 / 生活習慣 / 運動 (他21件)
【概要】食品を摂取した動物がどのような応答を示すかを、多数の分子を網羅的に解析するオミクス解析という手法で解析した。遺伝子発現量、タンパク質量、代謝物量など、様々な網羅的解析を組み合わせた。この方向の研究を推進するためのデータベースや解析ツールを改良し、その有効性を実証した。食品のみならず、運動や日内リズムなど関係する生活習慣の影響も合わせて解析することに成功した。 ...
【医歯薬学】看護学:ストレス運動を含む研究件
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発と機能解析(15H01833)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】翻訳動態 / リボソームプロファイリング / 運動 / 骨格筋 / 老化 (他19件)
【概要】老化マウスモデルと若齢マウス、早老マウスモデル、そして一過性運動モデルマウスと持久性運動モデルマウスにおいて、次世代シーケンサーを活用して網羅的mRNA発現解析と網羅的翻訳動態解析であるリボソームプロファイリングを行った。これらの解析により得られた変動因子について、リアルタイムPCRとウェスタンブロット法により転写産物とタンパク質量変化をそれぞれ検討した。さらに、骨格筋におけるシステムレベルでのネ...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
❏運動・ストレス・老化に関する新規バイオマーカーの開発(23240097)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】バイオマーカー / プロテオミクス / マイクロアレイ / リボソームプロファイリング / 運動 (他18件)
【概要】運動ストレスに応答するバイオマーカーを検索するため、激運動前後の血液・尿サンプルでプロテオーム解析を行い、運動前後で変動したスポットに関して質量分析装置で同定した。そのうち、尿で顕著な上昇を示した分子についてELISAを構築した。また、血中に存在するマイクロRNAに着目し、マイクロアレイを用いた網羅的解析により一過性レジスタンス運動に応答する複数の血中マイクロRNAを同定し、リアルタイムPCRを用...
【医歯薬学】看護学:うつ運動を含む研究件
❏骨格筋由来の生理活性因子による運動効果の機序究明とバイオマーカーの開発(20H00574)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】エクソソーム / 加齢 / 運動 / 脳 / うつ (他13件)
【概要】【目的】脳由来神経栄養因子BDNFは神経細胞の発生、成長、維持、再生を促進させるが、 最近の研究からうつやアルコール依存において血中BDNF量が減少することが示されており、うつ病のバイオマーカーや治療標的として注目されている。また、BDNFは脳以外の腸管粘膜においても発現することが明らかになっており、脳腸相関の観点から食による腸由来BDNFの制御が脳機能制御に重要な役割を果たす可能性がある。近年の...
❏高齢者の不眠に対する認知行動療法の最適化(19K03348)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岡島 義 東京家政大学, 人文学部, 准教授 (50509867)
【キーワード】不眠 / 認知行動療法 / 不安 / うつ / COVID-19 (他10件)
【概要】COVID-19パンデミック禍において,どのような不眠症状が悪化するかどうかを検討したところ,不眠症状に対する大きな変化は認められず,6時間未満の睡眠時間(睡眠不足)であった者の割合が減少することを明らかにした(岡島他:認知行動療法研究47(2):83-92, 2021)。また,COVID-19への感染不安を測定する尺度として,Stress and Anxiety to Viral Epidemi...
❏高齢者の生活・認知機能維持に資する運動療法に関する縦断研究(16300224)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鳥羽 研二 杏林大学, 医学部, 教授 (60155546)
【キーワード】運動 / 活力度 / QOL / 高齢者 / 介護予防 (他15件)
【概要】本研究は、全国組織のスポーツクラブ会員4700名(16-88歳、平均年齢54.8歳)の中高年の運動機能、生活自立、認知機能、抑鬱、社会参加の変化を追跡することにより、機能低下予防にふさわしい中高年の運動処方を確立することを目的としてスタートした。3年間にわたるデータ収集、解析の結果、現在以下の6つの成果を得ている。□疾病のない高齢者のQOL評価のために、下位尺度の内的一貫性と安定性をもつ活力度指標...
【医歯薬学】看護学:認知機能運動を含む研究件
❏ブレインヘルスに寄与する脳循環代謝・機能の急性反応と慢性的な効力の関係性の検証(21K17695)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】塚本 敏人 立命館大学, スポーツ健康科学部, 助教 (70802099)
【キーワード】運動 / ココアフラバノール / 認知機能 / 有酸素性運動 / レジスタンス運動 (他7件)
【概要】習慣的な運動が脳のアンチエイジング効果をもたらすことは通説になりつつあるものの,その効力を効果的に引き出す理論に基づいたプログラムは確立されていない.近年,一過性の運動などによって向上する認知機能や脳循環代謝の作用機序解明に向けたアプローチを行うことで,理論に基づいたブレインヘルスケアプログラムを構築しようとする動きが活発になっている(塚本および橋本.体育の科学.2020など).しかしながら,その...
❏アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明(18K17883)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】赤澤 暢彦 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (30713250)
【キーワード】fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 (他8件)
【概要】アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増...
❏運動療法によるストレス緩和作用の神経基盤に関する生涯発達研究(23300247)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】酒谷 薫 日本大学, 工学部, 教授 (90244350)
【キーワード】ストレスマネージメント / NIRS / 前頭前野 / 高次脳機能 / 運動 (他19件)
【概要】現代社会に蔓延するストレスは、様々な疾患の主要原因の一つである。本研究では、近赤外分光法(NIRS)を用いて、前頭前野の神経活動を計測し、自律神経系・内分泌系機能及び心理状態とともに、ストレスを客観的に評価する方法を開発した。さらに本法を用いて、中高齢者における運動療法のストレス緩和効果について検討し、軽い運動でもストレス緩和効果があることを明らかにした。さらに高齢者に軽い運動を負荷することにより...
【医歯薬学】看護学:認知症運動を含む研究件
❏認知症ケアの臨床・歴史社会学とケア概念の再構成(25870433)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】井口 高志 奈良女子大学, 生活環境科学系, 准教授 (40432025)
【キーワード】認知症 / ケア / 当事者 / 認知症新時代 / レビー小体病 (他13件)
【概要】本研究では、2000年代以降の新しい認知症ケア概念の特徴を、複数の質的データに基づいて明らかにする作業と、ケアを超えて展開する認知症をめぐる活動についての探索的検討を行った。第一に、認知症関連の複数のドキュメンタリー番組の視聴と文字の書き起こしから得たデータをもとに、過去の認知症の人へのケア実践と現在のものとの異同を明らかにし、現在の認知症ケア実践に対する示唆を示した。第二に、フィールドワークをも...
❏海馬ニューロン新生を介した認知症に対する先端再生工学研究(19208030)
【研究テーマ】応用分子細胞生物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】久恒 辰博 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (10238298)
【キーワード】細胞工学 / 神経幹細胞 / 海馬ニューロン新生 / 認知症予防 / 老齢動物 (他19件)
【概要】成体海馬における新生ニューロンの数は、特定の生活習慣(運動や学習)や病態時(脳梗塞や癲癇)に増加することが知られていた。そして、この仕組みを通じて、海馬回路のはたらきを維持することにより、認知症の発症を食い止めることが期待されている。そこで、これまでに、脳血管性認知症の動物モデル(サル、ラット、マウス)を用いて、どのような仕組みにより、新生ニューロンの数が増加するかについて、検討を進めてきた。また...
【医歯薬学】看護学:遺伝子発現運動を含む研究件
❏運動誘発性炎症作用における翻訳動態変化の網羅的解析(26560370)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鈴木 克彦 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80344597)
【キーワード】運動 / 翻訳動態 / Ribosome profiling / 次世代シーケンサー / マウス (他17件)
【概要】これまで多くの研究がなされてきた転写動態変化に関連する作用機序に加え、翻訳動態変化も生体システムに重要な影響を及ぼしている。また近年、これまでは技術的に困難であった翻訳動態変化を網羅的に解析可能な技術(Ribosome profiling)が開発され、次世代シーケンサーにより解析することで、それぞれのmRNAが実際はどの程度翻訳されていたのかを網羅的かつ1塩基単位の高精度で解析することができるよう...
❏ライフスタイルを包括した統合型ニュートリオミクス研究の基礎と展開(21380076)
【研究テーマ】食品科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】加藤 久典 東京大学, 総括プロジェクト機構, 特任教授 (40211164)
【キーワード】ニュートリゲノミクス / 遺伝子発現 / 栄養 / 生活習慣 / 運動 (他21件)
【概要】食品を摂取した動物がどのような応答を示すかを、多数の分子を網羅的に解析するオミクス解析という手法で解析した。遺伝子発現量、タンパク質量、代謝物量など、様々な網羅的解析を組み合わせた。この方向の研究を推進するためのデータベースや解析ツールを改良し、その有効性を実証した。食品のみならず、運動や日内リズムなど関係する生活習慣の影響も合わせて解析することに成功した。 ...
【医歯薬学】看護学:医療・福祉運動を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏サルコペニアの遺伝リスクスコアを考慮した運動・食事療法の開発(15H03099)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】真田 樹義 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)
【キーワード】サルコペニア / 医療・福祉 / 運動 / 食事 / 遺伝子
【概要】健康な日本人男性506名を対象に,ヒトゲノム上に点在する約600万個の一塩基多型を分析した結果,49SNPsがp<1.00×10-5で検出された.それぞれピックアップされたSNPの中から,1つの遺伝子の中にあるSNPが複数ツリー上に上昇しているもので,偽陽性であるかどうかの確認を行い,Bioinfomaticな方法で確認しサルコペニアのリスクにたんぱく質の機能に関与する可能性を確認したところ...
【医歯薬学】看護学:姿勢運動を含む研究件
❏近位大動脈ウインドケッセル機能-脳循環動態連関の解明:脳疾患発症予防の基礎研究(17H02186)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 順 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (00357261)
【キーワード】脳血管疾患 / 動脈スティフネス / 加齢 / 運動 / 心血管系疾患 (他9件)
【概要】脈波伝播速度法により近位大動脈ウインドケッセル機能を簡便に評価するための動脈推定式を作成した。これを用いて算出した指標(hbPWV)が脳循環動態の拍動性と相関することも示された。また、脳循環に対する姿勢の影響と近位大動脈機能の関与を検証し、立位から仰臥位への急激な姿勢変化が心臓一回拍出量を増大させ、脳の拍動性血流変動を引き起こすと考えられるが、持久性鍛錬者では、近位大動脈のウインドケッセル機能の向...
❏ダイナミック・タッチによる身体軸の知覚と、その成否が姿勢制御に与える影響(20500243)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】三嶋 博之 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (90288051)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 注意 / 運動 / 生態心理学 (他8件)
【概要】リハビリテーション領域の治療場面において、体幹への「揺すり」運動が用いられることがある。体幹への「揺すり」は、身体の知覚的定位を促すという意味で、ダイナミック・タッチの一種であると考えられる。本研究で、施術者による他動的な揺すりと、患者自身による自律的な揺すりの効果を検討した結果、これらはいずれも対象者の姿勢制御方略を静的なものから動的なものへと変化させることが示唆された。 ...
【医歯薬学】看護学:疫学運動を含む研究件
❏疫学手法とメタボローム解析技術の融合による一次予防への新たなアプローチ(25670303)
【研究テーマ】疫学・予防医学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】武林 亨 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30265780)
【キーワード】メタボローム / 疫学 / バイオマーカー / 予防医学 / 運動 (他7件)
【概要】本研究において、アミノ酸をはじめとする極性物質と脂質類をそれぞれメタボローム測定することとした。後者は、本研究を通じて前処理、測定条件の確立を進め、安定的な測定条件の確立によって血漿を用いて脂肪酸類、アシルカルニチン、酸化脂肪酸、胆汁酸類等が測定できる系をほぼ確立した。データ解析については、「健康の要因」として運動、飲酒、食事摂取を、「健康状態」と肝機能障害、高血圧、メタボリック症候群を取り上げ、...
❏若年男性の冠動脈石灰化と頸動脈肥厚による動脈硬化度と循環器疾患危険因子との関連(13307016)
【研究テーマ】公衆衛生学・健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2004
【研究代表者】上島 弘嗣 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70144483)
【キーワード】国際情報交換 / アメリカ / 動脈硬化 / 冠動脈石灰化 / 運動 (他18件)
【概要】本課題はピッツバーグ大学とハワイのアジア太平洋ヘルスリサーチ機構との共同研究であるERA JUMP (EBT and Risk Factor Assessment among Japanese and U.S.Men in the Post World-War II Birth Cohort)の調査の実施および解析である。本研究の目的は、冠動脈石灰化、頸部エコー、脈波速度等による潜在性動脈硬化状態...
【医歯薬学】看護学:肥満運動を含む研究件
❏若齢期の食・運動習慣が肝臓・褐色脂肪の脂質代謝・熱産生関連遺伝子に及ぼす長期効果(19K11773)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 肝臓 (他20件)
【概要】本研究では,若齢期の食・運動習慣が成熟期の肝臓・褐色脂肪組織の脂質代謝・熱産生関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 網羅的遺伝子発現解析の結果,若齢期の肥満・運動経験によって肝臓および褐色脂肪で長期的に変化する遺伝子は約1,700~3,300個ほど確認され,脂質代謝・熱産生に関係する遺伝子の他,老化関連遺伝子などが含まれていた.そこで白色脂肪組織中に発現...
❏若齢期の食・運動が成熟期の骨格筋・褐色・白色脂肪の代謝関連遺伝子に及ぼす長期効果(16K01831)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 講師 (40383666)
【キーワード】長期的効果 / 運動習慣 / 食習慣 / 高脂肪食 / 骨格筋 (他14件)
【概要】本研究では,若齢期の食習慣および運動習慣が成熟期の骨格筋・白色脂肪組織の代謝関連遺伝子の発現変化に及ぼす長期的(レガシー)効果についてマウスを用いた基礎的検討を行った. 本研究の結果,若齢期の肥満および運動経験によって長期的に変化する遺伝子は,白色脂肪組織と比較して骨格筋組織では約半分程度であり,レガシー因子の候補が少ない可能性が示唆された.また若齢期に遊具などが設置された社会的に豊かな環境で飼育...
❏若齢期における食育および体育のレガシー効果と肥満および運動記憶因子の探索(24650449)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】木村 真規 慶應義塾大学, 薬学部, 講師 (40383666)
【キーワード】レガシー効果 / 運動 / 高脂肪食 / 網羅的遺伝子発現 / 脂肪 (他14件)
【概要】本研究では若齢期の食および運動習慣が成熟期の骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現に及ぼすレガシー(遺産,長期的)効果について,マウスを用いた検討を行った. 本研究の結果から,若齢期の高脂肪食摂取や自発走運動の経験は,たとえ成熟期に同様の食・生活環境および体重であっても,骨格筋・肝臓・脂肪組織の遺伝子発現にレガシー効果を生じる可能性が示唆された.また一部の遺伝子発現においては,自発走運動経験によるレガ...
【医歯薬学】看護学:自律神経運動を含む研究件
❏運動パフォーマンスに果たす感覚入力の役割(19650158)
【研究テーマ】身体教育学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】福場 良之 県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (00165309)
【キーワード】運動 / パフォーマンス / 感覚情報 / 自律神経 / 脳 (他8件)
【概要】運動強度が徐々に漸増し疲労困憊に至るランプ負荷運動を課し,運動に対する中枢の関与を傍証する目的で,運動中は,定期的な時間間隔で痛み閾値を測定する実験をまず実施した。運動中を通して温熱刺激に対する痛み閾値を1分毎に調べた。併せて交感神経出力の指標として瞳孔径も測定した。その結果,安静時に比較して,ランプ負荷運動中,有意な差異を認められなかったが,瞳孔径はAT付近の運動強度を境に増大した。この実験の結...
❏虚弱高齢者の運動機能性及び自律経活動を高める下肢受動運機器の開発(11557208)
【研究テーマ】基礎・地域看護学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2000
【研究代表者】杉下 知子 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60010063)
【キーワード】運動 / 高齢者 / 自律神経 / 圧受容器反射感受性 / 自律神経活動
【概要】1.前年度高齢者への運動を目的として作成し、若年者に対して十分な検討を行った受動運動機器(Passive Leg Cycle Exercise, PLE)を主たる目的である高齢者へ実際に適応するため、PLEの改良を行った。 2.虚弱高齢者5名に対して、十分な安静時間の後、5分ずつの安静時・受動運動(PLE)時における循環動態を支配する自律神経活動を比較検討した。解析はトノメトリ方式の非侵襲的連続血...
【医歯薬学】看護学:社会医学運動を含む研究件
❏身体活動推進のためのポピュレーション戦略:地域ランダム化試験およびその拡散研究(16H03249)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 健康づくり / ヘルスプロモーション / ポピュレーション戦略 (他15件)
【概要】身体活動不足をポピュレーションレベルで改善する方策として、ソーシャルマーケティングを活用したコミュニティ・ワイド・キャンペーンに着目し、その効果をクラスターランダム化試験で検討した。島根県雲南市の12地区をランダムに介入地区と対照地区に割付け、ランダム抽出した地域住民4414名の追跡調査を行った。その結果、主要評価項目である5年後の身体活動実施者割合の変化に群間差(4.6%, 95%CI:0.4-...
❏高齢者の身体活動・外出・社会参加に影響する環境要因に関する研究(20500604)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】井上 茂 東京医科大学, 医学部, 講師 (00349466)
【キーワード】身体活動 / 運動 / 環境 / 高齢者 / 歩行 (他9件)
【概要】自宅近隣の環境が人々の身体活動、健康に影響を与える要因として注目されている。本研究では高齢者1921名(65-74歳)を対象に質問紙による横断調査を実施し、環境要因と身体活動・外出・社会参加との関連を検討した。その結果、歩行時間と環境要因(運動場所へのアクセス、社会的環境、景観など)との間に関連が認められた。関連のパターンは身体活動の種類、性別によっても特徴的であり、一般成人を対象としたこれまでの...
【医歯薬学】看護学:介護予防運動を含む研究件
❏介護予防教室終了後の運動継続に対する郵送支援の有効性(26282192)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 喜代次 筑波大学, 体育系, 教授 (50163514)
【キーワード】身体活動 / 運動習慣 / 介護予防 / 郵送支援 / 高齢者 (他8件)
【概要】介護予防教室の終了後には多くの高齢者が運動を中止してしまう。そのため、本ランダム化比較試験では、運動日誌を用いたセルフモニタリングや支援者からのメッセージ等を含む郵送支援法により、長期的な運動継続が可能かどうかを検討した。運動継続は、筋力運動2セット/週以上、3.5 METs以上のウォーキング150分/週以上を満たす割合で評価した。3ヵ月間の運動教室終了から1年間の運動継続率は、郵送支援群(78名...
❏高齢者の生活・認知機能維持に資する運動療法に関する縦断研究(16300224)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鳥羽 研二 杏林大学, 医学部, 教授 (60155546)
【キーワード】運動 / 活力度 / QOL / 高齢者 / 介護予防 (他15件)
【概要】本研究は、全国組織のスポーツクラブ会員4700名(16-88歳、平均年齢54.8歳)の中高年の運動機能、生活自立、認知機能、抑鬱、社会参加の変化を追跡することにより、機能低下予防にふさわしい中高年の運動処方を確立することを目的としてスタートした。3年間にわたるデータ収集、解析の結果、現在以下の6つの成果を得ている。□疾病のない高齢者のQOL評価のために、下位尺度の内的一貫性と安定性をもつ活力度指標...
❏スポーツ科学の観点からみた介護予防プログラムの開発とその運営システムの構築(16200042)
【研究テーマ】スポーツ科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】村岡 功 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (80112712)
【キーワード】介護予防 / 高齢者 / 運動 / 身体機能 / 身体活動 (他7件)
【概要】本研究では、初年度に作成した介護予防システムにおける枠組みに基づき、元気高齢者、虚弱高齢者、要介護認定高齢者など、それぞれの対象像に合わせたスクリーニング、介護予防マネジメント、同プログラムの作成、および評価を実施していくために、(1)介護予防の対象者となる高齢者の特性分析、(2)介護予防運動プログラムの開発、(3)介護予防に関連した評価基準の作成、(4)介護予防の普及啓発、(5)環境整備、介護予...
【医歯薬学】看護学:生活の質(QOL)運動を含む研究件
❏痛みの心理生物学的基盤(19H00633)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】越川 房子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80234748)
【キーワード】慢性疼痛 / 心理生物学的基盤 / 軽度接触刺 / 注意 / 好奇心 (他20件)
【概要】我々は、痛み部位への「軽度な接触刺激」(具体的には、患部付近の皮膚にゴム製パッチを軽く押し当てておく方法)が慢性疼痛を緩和する現象に注目し、心理学・医学・生物学の学際的な研究アプローチによってそのメカニズムの解明に挑んだ。研究成果として、皮膚細胞への機械刺激によってオキシトシンが産生されること、軽度接触刺激法とマインドフルネス認知療法のいずれにおいても痛み緩和のためにオキシトシンが消費されている可...
❏高齢者の生活・認知機能維持に資する運動療法に関する縦断研究(16300224)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鳥羽 研二 杏林大学, 医学部, 教授 (60155546)
【キーワード】運動 / 活力度 / QOL / 高齢者 / 介護予防 (他15件)
【概要】本研究は、全国組織のスポーツクラブ会員4700名(16-88歳、平均年齢54.8歳)の中高年の運動機能、生活自立、認知機能、抑鬱、社会参加の変化を追跡することにより、機能低下予防にふさわしい中高年の運動処方を確立することを目的としてスタートした。3年間にわたるデータ収集、解析の結果、現在以下の6つの成果を得ている。□疾病のない高齢者のQOL評価のために、下位尺度の内的一貫性と安定性をもつ活力度指標...
【医歯薬学】看護学:リハビリテーション運動を含む研究件
❏「順応から学習へ」:脳損傷患者を対象にした運動学習メカニズムの解明(18K03188)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福澤 一吉 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00156762)
【キーワード】運動学習 / 視覚運動順応 / 認知神経心理学 / 脳損傷患者 / リハビリテーション (他9件)
【概要】本研究では,柔軟なヒト運動制御を支える脳内の運動内部モデルについて,それを獲得する過程を明らかにすることを目的とした。 健常若年者および健常高齢者に加え,小脳損傷患者・頭頂葉損傷患者・パーキンソン病患者を研究対象に行動実験を実施した結果,先行研究において新規な内部モデルの獲得を間接的に示す行動指標であると考えられてきたアフターエフェクトは,運動学習の進行に伴い,経時的に減少することが明らかになった...
❏ダイナミック・タッチによる身体軸の知覚と、その成否が姿勢制御に与える影響(20500243)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】三嶋 博之 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (90288051)
【キーワード】感覚 / 知覚 / 注意 / 運動 / 生態心理学 (他8件)
【概要】リハビリテーション領域の治療場面において、体幹への「揺すり」運動が用いられることがある。体幹への「揺すり」は、身体の知覚的定位を促すという意味で、ダイナミック・タッチの一種であると考えられる。本研究で、施術者による他動的な揺すりと、患者自身による自律的な揺すりの効果を検討した結果、これらはいずれも対象者の姿勢制御方略を静的なものから動的なものへと変化させることが示唆された。 ...
【医歯薬学】看護学:高齢者運動を含む研究件
❏高齢者の不眠に対する認知行動療法の最適化(19K03348)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岡島 義 東京家政大学, 人文学部, 准教授 (50509867)
【キーワード】不眠 / 認知行動療法 / 不安 / うつ / COVID-19 (他10件)
【概要】COVID-19パンデミック禍において,どのような不眠症状が悪化するかどうかを検討したところ,不眠症状に対する大きな変化は認められず,6時間未満の睡眠時間(睡眠不足)であった者の割合が減少することを明らかにした(岡島他:認知行動療法研究47(2):83-92, 2021)。また,COVID-19への感染不安を測定する尺度として,Stress and Anxiety to Viral Epidemi...
❏継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫増強効果の検討(26350913)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】赤間 高雄 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60212411)
【キーワード】運動 / 免疫 / 樹状細胞 / Toll like receptors / 血液 (他9件)
【概要】本研究では、継続性運動トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能に与える影響を調べるために、高齢者を対象に身体活動量および身体組成と自然免疫機能との関係をトレーニング実施時間帯と共に検討した。その結果、トレーニングの実施時間帯による自然免疫機能の効果を明らかにすることはできなかったが、加齢により自然免疫が低下することが示唆された。一方で、年齢に関係なく筋肉量を高めることで自然免疫機能を維持・向上さ...
❏介護予防教室終了後の運動継続に対する郵送支援の有効性(26282192)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】田中 喜代次 筑波大学, 体育系, 教授 (50163514)
【キーワード】身体活動 / 運動習慣 / 介護予防 / 郵送支援 / 高齢者 (他8件)
【概要】介護予防教室の終了後には多くの高齢者が運動を中止してしまう。そのため、本ランダム化比較試験では、運動日誌を用いたセルフモニタリングや支援者からのメッセージ等を含む郵送支援法により、長期的な運動継続が可能かどうかを検討した。運動継続は、筋力運動2セット/週以上、3.5 METs以上のウォーキング150分/週以上を満たす割合で評価した。3ヵ月間の運動教室終了から1年間の運動継続率は、郵送支援群(78名...
【医歯薬学】看護学:学習運動を含む研究件
❏小区分59020:スポーツ科学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】睡眠
【研究期間】スポーツ
【研究代表者】運動
【キーワード】学習
【概要】私たちの脳は,環境に合わせた柔軟な身体運動制御を実現している。特に,道具使用の熟達によって身体が更新・拡張される感覚(“道具の身体化”)が生じることも知られている。本研究では,道具の身体化現象を背景として,脳と,身体・道具の関係性を明らかにするとともに,感覚運動制御の適応的可塑性を支えるメカニズムの解明を目指す。本年度は到達把持運動に対する外力(外乱)がどのようにその運動制御に影響を与えるか,およ...
❏内的時間意識の比較認知神経科学(19K03385)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】兎田 幸司 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60794948)
【キーワード】時間 / 学習 / 記憶 / 薬理 / アセチルコリン (他15件)
【概要】本研究においては、時間の知覚に対するムスカリン性およびニコチン性のアセチルコリン受容体の阻害の影響を調べた。頭部固定を用いた実験系においても、ムスカリン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測のばらつきを増加させた。ニコチン性アセチルコリン受容体の阻害は時間予測に影響を与えなかった。時間情報と空間情報に基づく頭部固定による逆転学習課題を新しく開発し、マウスがこの課題を短期間の訓練で学習することを明ら...
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
【医歯薬学】看護学:睡眠運動を含む研究件
❏睡眠時間が身体運動に与える影響についての精神生理学的研究(18K10834)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】西多 昌規 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10424029)
【キーワード】睡眠 / スポーツ / 運動 / 学習 / 身体運動 (他10件)
【概要】本研究は、慢性的な睡眠不足(睡眠負債)と身体運動との関連に着目し、睡眠時間の延長によって運動機能が向上する機序の解明を目指すものである。睡眠延長手段として日中の仮眠を3日間連続してとった群を睡眠延長群とし、通常の睡眠習慣を取った群を比較対照群として、スポーツ関連の高次運動機能を評価した。運動学習の指標としてRotation adaptation task(RAT)を課題として採用し、連日の仮眠によ...
❏知の起源に関する発達脳科学研究(20670001)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】多賀 厳太郎 東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (00272477)
【キーワード】進化・発達 / 発達脳科学 / 複雑系 / 身体 / 発達 (他25件)
【概要】乳児期の脳と身体の活動が示す動的特徴は、認知発達の重要な拘束条件であると考えられる。本研究では、NIRSによる脳機能イメージングにより、視聴覚や言語に関わる脳の機能領域とネットワークの初期発達過程を明らかにした。また、自発運動を通じた認知的行動の変化や、自発運動と長期的発達の予後と関連を示す現象を提示した。発達における領域一般性と固有性、多重な時間スケールでの発展、予測性の発現等の理解に貢献した。...
❏高校生における日常生活時の不定愁訴の発現に及ぼす運動の影響について(09680144)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1997 - 2000
【研究代表者】前橋 明 倉敷市立短期大学, 保育学科, 教授 (80199637)
【キーワード】高校生 / 疲労 / 疲労自覚症状 / 運動 / 体育授業 (他32件)
【概要】高校生の不定愁訴の発現を自覚症状の訴えにもとめ,日内変動としてあらわし,引き続いて,運動実施前後の自覚症状の変動を調査した。その結果, (1)疲労自覚症状の日内変動は,覚醒時と就寝前において高く,昼食前が最低値となり,U字型のパターンを示した。この場合,自覚症状の日内変動は睡眠時間により影響されることから,前日からの睡眠時間が7・8時間に該当する者について,自覚症状の訴え数の日内変動をみると,夕食...
【医歯薬学】看護学:糖尿病運動を含む研究件
❏座位・身体不活動により脆弱化する骨の代謝を非侵襲的にモニターする測定法の開発(17K01377)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高垣 裕子 神奈川歯科大学, 歯学部, 特任教授 (60050689)
【キーワード】身体不活動 / 歩行制限 / カルシウム同位体 / 抹消血流量 / 測定 (他28件)
【概要】反応性充血の手法により得られた血流のパラメータは,運動の血管内皮細胞の機能に対する保護的効果を表している.OLETFラットにおいて,任意の運動ばかりでなく身体不活動も,食餌の量が減った場合にはダイエット効果により体重増加や血糖値の上昇などの糖尿病の症状を軽減しうる.尿中のCa 安定同位体比は,骨形成と骨吸収のバランスにより変化した骨のパラメータの直接的で鋭敏なマーカーとして利用できる. ...
❏運動負荷誘導性マイオカインOSMによるNASH改善のメカニズムとその治療への応用(26282195)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】森川 吉博 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (60230108)
【キーワード】糖尿病 / 非アルコール性脂肪肝 / サイトカイン / 運動
【概要】高脂肪食給餌によるNASH発症マウスにオンコスタチンM(OSM)を投与するとNASHやグルコース不耐性、インスリン抵抗性、脂肪組織炎症の改善とともに、摂食量と腸管における脂肪吸収の低下が認められた。また、NASH発症マウスの門脈内にOSMを投与したところ、肝細胞における脂肪蓄積の抑制が示唆された。 高負荷のランニングにより下腿と大腿の筋群においてOSMの発現が増加した。また、OSMRβは血管内皮細...