血管内皮細胞インスリン受容体基質の運動時骨格筋糖取り込み、動脈硬化における役割
【研究分野】代謝学
【研究キーワード】
インスリン受容体基質 / 血管内皮細胞 / インスリン作用 / インスリン抵抗性 / 運動 / 動脈硬化症
【研究成果の概要】
・血管内皮特異的IRS-1/IRS-2ダブル欠損マウスを用いた検討:血管内皮特異的IRS-1/IRS-2ダブル欠損マウスの血管内皮細胞では、インスリンによるAkt、eNOSのリン酸化がほぼ完全に消失していた。またこのマウスでは運動後認められる骨格筋におけるIRS-2の発現上昇が減弱しており、これに伴って骨格筋における糖取り込みが低下した。
・血管内皮細胞特異的IRS欠損マウスを用いた検討:血管内皮細胞特異的IRS-2欠損マウスにおいて内膜増殖に伴う内膜肥厚傾向が認められ、また血管内皮細胞特異的IRS-2欠損ApoE欠損マウスでは動脈硬化亢進が認められた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)