老齢性筋萎縮におけるオートファジーの誘導と運動刺激の効果
【研究分野】スポーツ科学
【研究キーワード】
老齢性筋萎縮 / オートファジー / 小胞体ストレス / 骨格筋 / 運動 / 筋萎縮
【研究成果の概要】
本研究課題では、老化骨格筋におけるオートファジーの誘導とこれに関わるシグナルの解明を目的とした。その結果,筋萎縮が進行した老齢ラットでは変性タンパク質の蓄積に伴い惹起される小胞体ストレスシグナル活性化(Caspase-12の発現増加を特徴とする)が確認された。しかしながら,オートファジーのマーカーであるLC3-IIは変化を示さなかった。また、成熟ラットへの運動トレーニングは、LC3-IIの発現に大きな変化はもたらさないことも明らかとなった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
村岡 功 | 早稲田大学 | スポーツ科学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)