新規エストロゲン受容体GPER遺伝子多型と動脈硬化の関連性
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
GPER / 遺伝子多型 / 動脈硬化 / 運動 / 身体活動
【研究成果の概要】
日本人男女(18-85歳,784名)を対象として,新規エストロゲン受容体である“G-protein Coupled Estrogen Receptor; GPER”遺伝子多型が動脈硬化度および運動による動脈硬化改善効果に及ぼす影響について検討した。rs3808350多型において,GG型を有する者の動脈硬化度は有意に低値であったが,運動による動脈硬化抑制効果にこの多型は関係しなかった。また,この多型はBMIや血中グルコース濃度と関連していた。以上より,GPER遺伝子多型(rs3808350)は,有酸素性作業能力の高低に関わらず,動脈硬化指数や血糖値などの冠危険因子に影響することが示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
家光 素行 | 立命館大学 | スポーツ健康科学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
宮地 元彦 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 | 国立健康・栄養研究所 健康増進研究部 | 部長 | (Kakenデータベース) |
村上 晴香 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 | 国立健康・栄養研究所 健康増進研究部 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)