新規核酸バイオマーカー cfDNAのオーダーメイド運動処方への応用
【研究キーワード】
cfDNA / 運動のバイオマーカー / NGS / ”Liquid biopsy” / 運動 / 運動マーカー
【研究成果の概要】
近年、海外の先行研究により、血中cfDNAが、健康な人を対象とした様々な運動直後で一過性の増加を示すことが多数報告された。血中cfDNA濃度は Ⅰ)運動開始と中止に速やかに反応する、Ⅱ)運動量と濃度が比例する、Ⅲ)運動に伴う炎症、疲労・ストレス、筋損傷のすべてのファクターを単独で検出できる、という3つの特徴があり、日常的に測定するのが難しい運動による消費エネルギーを簡便に評価する指標になる可能性が示唆されていた。最近、研究代表者らは独自にⅣ)尿中cfDNA測定も、血中cfDNA測定とほぼ同様の動態を運動負荷に対して示すことをしめした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
前田 清司 | 早稲田大学 | スポーツ科学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
竹越 一博 | 筑波大学 | 医学医療系 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)