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研究分野別サイレントキーワード
「DNA損傷」サイレントキーワードを含む研究
【環境学】環境解析学:突然変異DNA損傷を含む研究件
❏放射線によるクラスターDNA損傷の構造と難修復特性の研究(21310041)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】横谷 明徳 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門先端基礎研究センター, 研究主席 (10354987)
【キーワード】クラスターDNA損傷 / 放射線 / シンクロトロン放射光 / イオンビーム / DNA修復 (他21件)
【概要】クラスターDNA損傷の構造と生成機構の解明を目指し、生化学的手法と分光学的手法の両面から様々な放射線照射したDNA試料の分析を行った。その結果、イオンビーム照射により生じるクラスターDNA損傷の収率を決定するとともに、コンピュータシミュレーションによるデータ解析と損傷生成モデルの構築を行った。さらに高輝度軟X線放射光ビームラインに設置されたEPR装置を用いて、DNA中の元素の内殻電子の励起に特有な...
❏メダカ逆遺伝学的手法を基盤とした個体・組織レベルでの損傷応答解析系の確立(19101002)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】藤堂 剛 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90163948)
【キーワード】メダカ / 逆遺伝学 / 突然変異 / DNA損傷 / DNA修復 (他9件)
【概要】本申請は、「メダカを用いた個体・組織レベルでの遺伝子機能解析系の確立」を目指している。逆遺伝学的手法を確立し、そこで得られた変異個体をベースに、別途確立する組織特異的遺伝子発現系により組織特異的に当該遺伝子発現の制御を行い、組織間・異なるタイプの細胞間での遺伝子機能の違い、その最終生物作用の違いを解析する、というのが基本戦略である。このグランドデザインのもとにモデルケースとして、「DNA損傷に対す...
【環境学】環境解析学:DNAダメージDNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏放射線感受性に寄与するヌクレアーゼの同定と解析(25740016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村井 純子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60532603)
【キーワード】DNA修復 / 抗がん剤 / PARP阻害剤 / トポイソメラーゼ / 薬剤耐性 (他14件)
【概要】がんの治療には放射線や抗がん剤が使用されます。放射線も抗がん剤もDNAに傷をつけることで、がん細胞を死に導きます。しかし、細胞はDNAの傷を修復する能力を持っているので、そちらが勝ればがん細胞は生き延びてしまいます。DNA修復に関わる遺伝子の機能を明らかにすることで、抗がん剤の効果を高める戦略を立てることが可能です。この研究では放射線やある種の抗がん剤により生じたDNA損傷の修復因子と、その作用メ...
【工学】総合工学:ナノ粒子DNA損傷を含む研究件
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
❏ソフト溶液化学反応によるシリカ被覆セリアナノ粒子の合成と紫外線遮蔽特性(13555239)
【研究テーマ】無機工業化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】佐藤 次雄 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (90091694)
【キーワード】ソフト溶液反応 / セリアナノ粒子 / 紫外線遮蔽特性 / 可視光透明性 / 光触媒活性 (他17件)
【概要】塩化セリウム水溶液と水酸化ナトリウム水溶液を40℃で反応させた後、過酸化水素と反応させるソフト溶液反応により、セリアナノ粒子を合成し、セリアの形態、酸化触媒活性、光触媒活性、紫外線遮蔽能および可視部での透明性について評価した。試料の形態は、反応pHおよび金属イオンの固溶により著しく変化し、pH12付近のアルカリ性水溶液中では柱状、pH6〜7の中性水溶液中では球状の試料が得られ、カルシウムイオンや亜...
【工学】総合工学:レーザーDNA損傷を含む研究件
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
❏2波長2レーザー照射による高効率DNA切断(15750007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA損傷 / レーザー / 光化学 / 光線力学療法 / DNA-電子酸化 (他9件)
【概要】皮膚ガン、胃ガンの治療法の一つとして、近年光線力学療法(PDT)が注目されている。高齢、心不全、他の病気の直後で外科療法が困難な患者に対して特に有効な治療法となりうる。PDTによる合併症等の報告例はほとんどないが、唯一日光過敏症が問題となつている。したがって、外用した光増感剤が代謝されるまでの数週間にわたり遮光が必要となる。そのため、出来る限り外用する増感剤の量を減らす事が望まれる。また、光源とし...
【医歯薬学】内科系臨床医学:DNA損傷修復DNA損傷を含む研究件
❏小区分49010:病態医化学関連(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】ICF症候群
【研究期間】DNAメチル化
【研究代表者】クロマチンリモデリング
【キーワード】染色体不安定性
【概要】本研究においては、腎臓および全身臓器におけるNAD (nicotinamide adenine dinucleotide)代謝変容のダイナミクスを始めとした申請者のこれまでの研究成果を基に、代謝変容の、腎臓DNA損傷修復環境・エピゲノム変調への関わり、逆に腎臓DNA損傷修復環境に依存したエピゲノム変化の代謝制御への関わりを明らかにすることを目的とした。 当該年度においては、MKDにおけるNAD(n...
❏腎糸球体ポドサイトにおけるDNA損傷およびエピゲノム変化と腎老化の関連(19K08688)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 香 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445294)
【キーワード】ポドサイト / DNA損傷 / エピゲノム / DNAメチル化 / 老化 (他9件)
【概要】本研究により、ポドサイトにおけるDNA損傷がDNAメチル化などのエピゲノム変化を惹起し、持続的なポドサイト形質の変化がもたらされることにより、腎臓病病態に関与することが明らかになった。また、ヒトサンプルを用いた臨床研究の結果、ポドサイトDNA損傷の程度は、腎生検サンプルや尿中脱落細胞を用いて評価することが可能であり、ポドサイトDNA損傷やDNAメチル化変化は、蛋白尿や腎予後に関連する新規マーカーと...
❏ICF症候群の分子病態基盤:新しいエピゲノム安定維持機構の解明を目指して(18K06961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鵜木 元香 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (30525374)
【キーワード】ICF症候群 / DNAメチル化 / クロマチンリモデリング / 染色体不安定性 / ペリセントロメア (他16件)
【概要】ICF症候群は染色体不安定性を主徴とする遺伝性疾患である。本研究では、本症候群で変異しているCDCA7とHELLSが複合体を形成し、非相同末端結合型DNA修復及び維持DNAメチル化を促進する事、そしてRループの形成阻止に関与することを見出した。また、CDCA7及びHELLS欠損細胞では、低メチル化したペリセントロメアからの異所性の転写に起因するRループ形成とDNA損傷の蓄積が認められることを見出し...
【医歯薬学】内科系臨床医学:エピゲノム変化DNA損傷を含む研究件
❏代謝腎臓病でのDNA損傷修復・エピゲノム変調とエネルギー代謝変容のスパイラル進展(20H00535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】DNA損傷修復 / エピゲノム / 慢性腎臓病 / NAD代謝 / ニコチン酸代謝 (他8件)
【概要】本研究においては、腎臓および全身臓器におけるNAD (nicotinamide adenine dinucleotide)代謝変容のダイナミクスを始めとした申請者のこれまでの研究成果を基に、代謝変容の、腎臓DNA損傷修復環境・エピゲノム変調への関わり、逆に腎臓DNA損傷修復環境に依存したエピゲノム変化の代謝制御への関わりを明らかにすることを目的とした。 当該年度においては、MKDにおけるNAD(n...
❏腎糸球体ポドサイトにおけるDNA損傷およびエピゲノム変化と腎老化の関連(19K08688)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 香 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445294)
【キーワード】ポドサイト / DNA損傷 / エピゲノム / DNAメチル化 / 老化 (他9件)
【概要】本研究により、ポドサイトにおけるDNA損傷がDNAメチル化などのエピゲノム変化を惹起し、持続的なポドサイト形質の変化がもたらされることにより、腎臓病病態に関与することが明らかになった。また、ヒトサンプルを用いた臨床研究の結果、ポドサイトDNA損傷の程度は、腎生検サンプルや尿中脱落細胞を用いて評価することが可能であり、ポドサイトDNA損傷やDNAメチル化変化は、蛋白尿や腎予後に関連する新規マーカーと...
【医歯薬学】外科系臨床医学:染色体不安定性DNA損傷を含む研究件
❏ICF症候群の分子病態基盤:新しいエピゲノム安定維持機構の解明を目指して(18K06961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鵜木 元香 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (30525374)
【キーワード】ICF症候群 / DNAメチル化 / クロマチンリモデリング / 染色体不安定性 / ペリセントロメア (他16件)
【概要】ICF症候群は染色体不安定性を主徴とする遺伝性疾患である。本研究では、本症候群で変異しているCDCA7とHELLSが複合体を形成し、非相同末端結合型DNA修復及び維持DNAメチル化を促進する事、そしてRループの形成阻止に関与することを見出した。また、CDCA7及びHELLS欠損細胞では、低メチル化したペリセントロメアからの異所性の転写に起因するRループ形成とDNA損傷の蓄積が認められることを見出し...
❏DNA損傷による中心体異常の機構解明(21310034)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宮川 清 東京大学, 大学院・医学系・研究科, 教授 (40200133)
【キーワード】DNA損傷 / 中心体 / 相同組換え / 染色体不安定性 / 放射線発がん
【概要】中心体数の安定な維持は、染色体の正確な分配に必須であるが、放射線はこの異常をもたらす。この機序を解明するために、DNA損傷応答機構の中心体への関与を検討した。その結果、相同組換え修復機能が低下する場合には、ATRからChk1を介する情報伝達経路が活性化されることが中心体数増加の原因となることが判明した。中心体数増加はがんで高頻度に観察されるが、がん精巣抗原の一つであるSYCE2が発現した場合にはA...
【医歯薬学】外科系臨床医学:PARP阻害剤DNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏放射線感受性に寄与するヌクレアーゼの同定と解析(25740016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村井 純子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60532603)
【キーワード】DNA修復 / 抗がん剤 / PARP阻害剤 / トポイソメラーゼ / 薬剤耐性 (他14件)
【概要】がんの治療には放射線や抗がん剤が使用されます。放射線も抗がん剤もDNAに傷をつけることで、がん細胞を死に導きます。しかし、細胞はDNAの傷を修復する能力を持っているので、そちらが勝ればがん細胞は生き延びてしまいます。DNA修復に関わる遺伝子の機能を明らかにすることで、抗がん剤の効果を高める戦略を立てることが可能です。この研究では放射線やある種の抗がん剤により生じたDNA損傷の修復因子と、その作用メ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:DNA修復DNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏ICF症候群の分子病態基盤:新しいエピゲノム安定維持機構の解明を目指して(18K06961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鵜木 元香 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (30525374)
【キーワード】ICF症候群 / DNAメチル化 / クロマチンリモデリング / 染色体不安定性 / ペリセントロメア (他16件)
【概要】ICF症候群は染色体不安定性を主徴とする遺伝性疾患である。本研究では、本症候群で変異しているCDCA7とHELLSが複合体を形成し、非相同末端結合型DNA修復及び維持DNAメチル化を促進する事、そしてRループの形成阻止に関与することを見出した。また、CDCA7及びHELLS欠損細胞では、低メチル化したペリセントロメアからの異所性の転写に起因するRループ形成とDNA損傷の蓄積が認められることを見出し...
❏放射線感受性に寄与するヌクレアーゼの同定と解析(25740016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村井 純子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60532603)
【キーワード】DNA修復 / 抗がん剤 / PARP阻害剤 / トポイソメラーゼ / 薬剤耐性 (他14件)
【概要】がんの治療には放射線や抗がん剤が使用されます。放射線も抗がん剤もDNAに傷をつけることで、がん細胞を死に導きます。しかし、細胞はDNAの傷を修復する能力を持っているので、そちらが勝ればがん細胞は生き延びてしまいます。DNA修復に関わる遺伝子の機能を明らかにすることで、抗がん剤の効果を高める戦略を立てることが可能です。この研究では放射線やある種の抗がん剤により生じたDNA損傷の修復因子と、その作用メ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:クロマチンDNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏核内構造ダイナミクスを司る染色体相互作用メカニズムの解明(26291067)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松永 幸大 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40323448)
【キーワード】クロマチン / 核内構造 / クロマチンリモデリング因子 / DNA損傷 / 核構造 (他8件)
【概要】染色体の特異的領域を、lacO/LacI配列を導入して構築したクロマチン可視化ラインを用いて、生きた細胞内で4次元イメージングにより可視化解析ができた。これにより、固定細胞の細胞核を材料にした従来の解析では得られなかった染色体相互作用の動態情報を取得した。染色体相互作用の制御因子としてクロマチンリモデリング因子RAD54を同定し、核内構造の動態制御メカニズムの一端を明らかにした。 ...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
【医歯薬学】外科系臨床医学:めだかDNA損傷を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏メダカ逆遺伝学的手法を基盤とした個体・組織レベルでの損傷応答解析系の確立(19101002)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】藤堂 剛 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90163948)
【キーワード】メダカ / 逆遺伝学 / 突然変異 / DNA損傷 / DNA修復 (他9件)
【概要】本申請は、「メダカを用いた個体・組織レベルでの遺伝子機能解析系の確立」を目指している。逆遺伝学的手法を確立し、そこで得られた変異個体をベースに、別途確立する組織特異的遺伝子発現系により組織特異的に当該遺伝子発現の制御を行い、組織間・異なるタイプの細胞間での遺伝子機能の違い、その最終生物作用の違いを解析する、というのが基本戦略である。このグランドデザインのもとにモデルケースとして、「DNA損傷に対す...
【医歯薬学】外科系臨床医学:染色体DNA損傷を含む研究件
❏核内構造ダイナミクスを司る染色体相互作用メカニズムの解明(26291067)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松永 幸大 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40323448)
【キーワード】クロマチン / 核内構造 / クロマチンリモデリング因子 / DNA損傷 / 核構造 (他8件)
【概要】染色体の特異的領域を、lacO/LacI配列を導入して構築したクロマチン可視化ラインを用いて、生きた細胞内で4次元イメージングにより可視化解析ができた。これにより、固定細胞の細胞核を材料にした従来の解析では得られなかった染色体相互作用の動態情報を取得した。染色体相互作用の制御因子としてクロマチンリモデリング因子RAD54を同定し、核内構造の動態制御メカニズムの一端を明らかにした。 ...
❏自然環境における微量DNA損傷に対するヒト細胞応答機構の解明(18310037)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】宮川 清 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (40200133)
【キーワード】DNA損傷 / 損傷応答 / 染色体 / DNA複製 / 放射線
【概要】外的なDNA損傷を与えずに自発的におきるDNA損傷に応答する細胞現象の理解は、ヒトにおける病態を理解するために重要である。そのために、DNA二重鎖切断に対する修復に関与する相同組換え修復機能が低下した場合の細胞への影響を、染色体不安定性の誘導の観点から解析してきた。Rad51BとXRCC3はRad51とともに相同組換え修復において重要な役割を果たすために、ヒト大腸がん細胞株をモデルとして研究を進め...
【医歯薬学】社会医学:筋肉DNA損傷を含む研究件
❏筋サテライト細胞におけるエピゲノム記憶と老化誘導(19K16619)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】早野 元詞 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (30593644)
【キーワード】筋肉 / サルコペニア / DNA損傷 / ICEマウス / Pax7 (他11件)
【概要】ICEマウスにおいてDNA損傷依存的老化誘導によって、Pax7陽性細胞が減少していることが明らかになった。また、筋肉組織としてのRNA-seqによる遺伝子解析からPax7の遺伝子発現量が低下し、Myh9やMyl4などの筋萎縮に関連する遺伝子発現がICE マウスにおいて変化していることが明らかになった。さらに、遺伝子発現だけでなくTtn、Tnnt3、Nebなど筋形成に重要な遺伝子のmRNAスプライシ...
❏エピゲノムによる老化制御機構の解明と筋再生モデル(17K13228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】早野 元詞 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (30593644)
【キーワード】老化 / エピゲノム / DNA損傷 / 筋肉 / サルコペニア (他9件)
【概要】DNA損傷によるエピゲノム変化と老化誘導が可能なICE(Induced Changes in Epigenome)マウスでは3週間のDNA損傷誘導によって老化が加速され、筋力が低下する。網羅的遺伝子解析によってRPS28, RPS24などリボソーム遺伝子、ATP5k, Ndufa8, COX8などOXPHOS遺伝子、筋肉ミオシン遺伝子であるMyh7, Myh9遺伝子などが変化している。またこれらの...
【医歯薬学】歯学:エビゲノムDNA損傷を含む研究件
❏中区分53:器官システム内科学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2020
【研究種目】DNA損傷修復
【研究期間】エピゲノム
【研究代表者】慢性腎臓病
【キーワード】NAD代謝
【概要】
❏急性腎障害におけるDNA修復因子を介したアニオントランスポーター制御機構の解明(20K17291)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】菱川 彰人 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50867489)
【キーワード】急性腎障害(AKI) / DNA損傷 / プレコンディショニング効果 / エピゲノム / 尿細管糸球体フィードバック
【概要】近年、連続した2回目の急性腎障害(AKI)は1回目より腎障害が軽減されるというプレコンディショニング(PC)効果が報告されているが、DNA損傷修復との関連は明らかではない。本研究ではAKIおよびPC効果とDNA損傷修復との関連について、尿細管細胞におけるDNA修復因子KAT5を中心に解析を行なった。 (前年度までの実績)マウス両側腎虚血再灌流(IR)モデルを用いてAKIを惹起し、プレコンディショニ...
❏代謝腎臓病でのDNA損傷修復・エピゲノム変調とエネルギー代謝変容のスパイラル進展(20H00535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】DNA損傷修復 / エピゲノム / 慢性腎臓病 / NAD代謝 / ニコチン酸代謝 (他8件)
【概要】本研究においては、腎臓および全身臓器におけるNAD (nicotinamide adenine dinucleotide)代謝変容のダイナミクスを始めとした申請者のこれまでの研究成果を基に、代謝変容の、腎臓DNA損傷修復環境・エピゲノム変調への関わり、逆に腎臓DNA損傷修復環境に依存したエピゲノム変化の代謝制御への関わりを明らかにすることを目的とした。 当該年度においては、MKDにおけるNAD(n...
【医歯薬学】薬学:細胞周期DNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏低線量照射における放射線超感受性を用いた低侵襲がん治療戦略の開発-膠芽腫での検討(17K10492)
【研究テーマ】放射線科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】深田 淳一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50338159)
【キーワード】Glioma / 放射線感受性 / 細胞周期 / 放射線生物学 / DNA損傷 (他9件)
【概要】難治性の悪性腫瘍である膠芽腫に対する治療法として低線量照射における放射線超感受性に着眼した。膠芽腫細胞に対する低線量照射のインターバルとして30分間隔が反応良好であった。その原因として照射後の細胞周期を経時的に観察したところ、約5時間程度で変化が著明であった。反復照射中に放射線感受性の高い細胞周期への移動を生じていることが反応良好である理由であり、反復照射が有効な治療法と結論付けた。 ...
【医歯薬学】薬学:DNA複製DNA損傷を含む研究件
❏ICF症候群の分子病態基盤:新しいエピゲノム安定維持機構の解明を目指して(18K06961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鵜木 元香 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (30525374)
【キーワード】ICF症候群 / DNAメチル化 / クロマチンリモデリング / 染色体不安定性 / ペリセントロメア (他16件)
【概要】ICF症候群は染色体不安定性を主徴とする遺伝性疾患である。本研究では、本症候群で変異しているCDCA7とHELLSが複合体を形成し、非相同末端結合型DNA修復及び維持DNAメチル化を促進する事、そしてRループの形成阻止に関与することを見出した。また、CDCA7及びHELLS欠損細胞では、低メチル化したペリセントロメアからの異所性の転写に起因するRループ形成とDNA損傷の蓄積が認められることを見出し...
❏自然環境における微量DNA損傷に対するヒト細胞応答機構の解明(18310037)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】宮川 清 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (40200133)
【キーワード】DNA損傷 / 損傷応答 / 染色体 / DNA複製 / 放射線
【概要】外的なDNA損傷を与えずに自発的におきるDNA損傷に応答する細胞現象の理解は、ヒトにおける病態を理解するために重要である。そのために、DNA二重鎖切断に対する修復に関与する相同組換え修復機能が低下した場合の細胞への影響を、染色体不安定性の誘導の観点から解析してきた。Rad51BとXRCC3はRad51とともに相同組換え修復において重要な役割を果たすために、ヒト大腸がん細胞株をモデルとして研究を進め...
【医歯薬学】薬学:ヒストン修飾DNA損傷を含む研究件
❏肝発がんを制御するヒストンメチル化修飾機構の解明と治療標的化戦略(18K15741)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】中塚 拓馬 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50772042)
【キーワード】エピゲノム異常 / 肝癌 / ヒストン修飾 / DNA損傷 / アポトーシス (他9件)
【概要】ヒストンメチル化酵素G9aは様々な生体機能、疾患に関わる。我々は肝特異的G9a欠損マウスを用い、G9aが阻害された肝では肝癌発生が抑制されることを見出した。マウス肝を用いた網羅的遺伝子発現解析、クロマチン免疫沈降法の結果、G9aはp53の標的遺伝子発現制御を介して、DNA損傷を受けた肝細胞のアポトーシス誘導に寄与することを見出した。G9aの阻害によりDNA損傷を受けた肝細胞からの肝癌発生が抑制され...
❏エピゲノムによる老化制御機構の解明と筋再生モデル(17K13228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】早野 元詞 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (30593644)
【キーワード】老化 / エピゲノム / DNA損傷 / 筋肉 / サルコペニア (他9件)
【概要】DNA損傷によるエピゲノム変化と老化誘導が可能なICE(Induced Changes in Epigenome)マウスでは3週間のDNA損傷誘導によって老化が加速され、筋力が低下する。網羅的遺伝子解析によってRPS28, RPS24などリボソーム遺伝子、ATP5k, Ndufa8, COX8などOXPHOS遺伝子、筋肉ミオシン遺伝子であるMyh7, Myh9遺伝子などが変化している。またこれらの...
【医歯薬学】薬学:光線力学療法DNA損傷を含む研究件
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
❏2波長2レーザー照射による高効率DNA切断(15750007)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】川井 清彦 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (50314422)
【キーワード】DNA損傷 / レーザー / 光化学 / 光線力学療法 / DNA-電子酸化 (他9件)
【概要】皮膚ガン、胃ガンの治療法の一つとして、近年光線力学療法(PDT)が注目されている。高齢、心不全、他の病気の直後で外科療法が困難な患者に対して特に有効な治療法となりうる。PDTによる合併症等の報告例はほとんどないが、唯一日光過敏症が問題となつている。したがって、外用した光増感剤が代謝されるまでの数週間にわたり遮光が必要となる。そのため、出来る限り外用する増感剤の量を減らす事が望まれる。また、光源とし...
【医歯薬学】薬学:アポトーシスDNA損傷を含む研究件
❏肝発がんを制御するヒストンメチル化修飾機構の解明と治療標的化戦略(18K15741)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】中塚 拓馬 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50772042)
【キーワード】エピゲノム異常 / 肝癌 / ヒストン修飾 / DNA損傷 / アポトーシス (他9件)
【概要】ヒストンメチル化酵素G9aは様々な生体機能、疾患に関わる。我々は肝特異的G9a欠損マウスを用い、G9aが阻害された肝では肝癌発生が抑制されることを見出した。マウス肝を用いた網羅的遺伝子発現解析、クロマチン免疫沈降法の結果、G9aはp53の標的遺伝子発現制御を介して、DNA損傷を受けた肝細胞のアポトーシス誘導に寄与することを見出した。G9aの阻害によりDNA損傷を受けた肝細胞からの肝癌発生が抑制され...
❏テロメア・テロメラーゼを介した造血器腫瘍の分子病態の解析と分子標的療法の開発(16590965)
【研究テーマ】血液内科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】田内 哲三 東京医科大学, 医学部, 講師 (80281377)
【キーワード】テロメラーゼ / アポトーシス / 分子標的遺伝 / テロメクーゼ / 分子標的療法 (他13件)
【概要】造血器腫瘍の新しい分子標的療法を開発し、臨床的に効果のある治療法の開発を目指す。本研究では次世代型ABLチロシンキナーゼ阻害剤(dasatinib)とimatinibとの相乗効果の分子メカニズムをDNAマイクロアレイを用いて解析した。K562細胞をdasatinibまたはimatinibと共に培養後、DNAマイクロアレイにて誘導される遺伝子群について解析したところ、大多数の遺伝子は重複して抑制され...
【医歯薬学】薬学:活性酸素DNA損傷を含む研究件
❏骨髄増殖性腫瘍の急性骨髄性白血病への進展機構の解明と新規治療法確立への応用(25893047)
【研究テーマ】血液内科学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2013-08-30 - 2015-03-31
【研究代表者】籠谷 勇紀 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (70706960)
【キーワード】骨髄増殖性腫瘍 / 急性骨髄性白血病 / JAK2V617F遺伝子変異 / リポカリン-2 / DNA損傷 (他11件)
【概要】本研究では、造血器悪性腫瘍の1つである骨髄増殖性腫瘍で高頻度に見られるJAK2遺伝子のV617F変異によりもたらされる病態、とりわけ同疾患の発症、急性骨髄性白血病への進展機序を解明することを目的とした。具体的には骨髄増殖性腫瘍細胞から過剰分泌されるリポカリン-2という因子に注目し、その働きを解析した。まず、同因子はパラクライン作用により正常造血細胞にDNA損傷を誘導し、このことが遺伝子変異の蓄積、...
❏激運動による酸素ストレスに対する抗酸化ビタミン・加齢の影響に関する研究(07680155)
【研究テーマ】体育学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】樋口 満 国立健康・栄養研究所, 健康増進部, 室長 (20192289)
【キーワード】スイミング / ダウンヒルランニング / 有酸素運動 / 活性酸素 / 過酸化脂質 (他12件)
【概要】運動による酸素ストレスに対する生体防御機能を動物とヒトを対象として研究した。 ラットで有酸素的な持久性水泳運動による血漿、骨格筋の過酸化脂質、抗酸化ビタミンの動態を検討した。運動60分後にはいずれの過酸化脂質濃度も上昇していたが、1日後には安静時の水準にもどる傾向がみられた。1日後にはそれぞれのビタミンE濃度は安静時水準にもどっていたが、ビタミンC濃度は安静時水準よりも低い傾向であった。また、ラッ...
【医歯薬学】薬学:DNADNA損傷を含む研究件
❏放射線によるDNA損傷形成における水和水の作用の解明(18H03891)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山下 真一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20511489)
【キーワード】放射線 / DNA損傷 / パルスラジオリシス / 初期過程 / 界面 (他11件)
【概要】DNA近傍には配向した水和水が存在し,十分離れた位置にある普通の水(自由水)とは性質が異なる。放射線によるDNA損傷誘発における水和水のはたらきを明らかにすること目的とした。 時間分解測定(パルスラジオリシス)では吸収分光と共鳴ラマン分光を実施した。前者では,グアニンのヌクレオチドを用い,化学回復を直接観測した。後者は,設計から始め信号取得にまで漕ぎつけた。 大腸菌プラスミドDNA(pUC18)に...
❏極限環境耐性動物クマムシの持つ高い放射線耐性を支える分子機構の解析(25281016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】國枝 武和 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (10463879)
【キーワード】放射線耐性 / クマムシ / 緩歩動物 / DNA損傷 / DNA保護 (他11件)
【概要】クマムシは高い放射線耐性を持つ動物として知られるが、その耐性を可能にする分子基盤はまったく分かっていなかった。本研究課題では、クマムシのクロマチン分画から同定された新規タンパク質Dsupに着目し、同タンパク質がC末端側領域を介してDNAに直接結合し、動物細胞の核DNA全体と共局在することを示した。さらに、Dsupを導入したヒト培養細胞では、X線照射によるDNA傷害の発生が約半分に抑制され、放射線耐...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【医歯薬学】薬学:DNAメチル化DNA損傷を含む研究件
❏腎糸球体ポドサイトにおけるDNA損傷およびエピゲノム変化と腎老化の関連(19K08688)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 香 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445294)
【キーワード】ポドサイト / DNA損傷 / エピゲノム / DNAメチル化 / 老化 (他9件)
【概要】本研究により、ポドサイトにおけるDNA損傷がDNAメチル化などのエピゲノム変化を惹起し、持続的なポドサイト形質の変化がもたらされることにより、腎臓病病態に関与することが明らかになった。また、ヒトサンプルを用いた臨床研究の結果、ポドサイトDNA損傷の程度は、腎生検サンプルや尿中脱落細胞を用いて評価することが可能であり、ポドサイトDNA損傷やDNAメチル化変化は、蛋白尿や腎予後に関連する新規マーカーと...
❏ICF症候群の分子病態基盤:新しいエピゲノム安定維持機構の解明を目指して(18K06961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鵜木 元香 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (30525374)
【キーワード】ICF症候群 / DNAメチル化 / クロマチンリモデリング / 染色体不安定性 / ペリセントロメア (他16件)
【概要】ICF症候群は染色体不安定性を主徴とする遺伝性疾患である。本研究では、本症候群で変異しているCDCA7とHELLSが複合体を形成し、非相同末端結合型DNA修復及び維持DNAメチル化を促進する事、そしてRループの形成阻止に関与することを見出した。また、CDCA7及びHELLS欠損細胞では、低メチル化したペリセントロメアからの異所性の転写に起因するRループ形成とDNA損傷の蓄積が認められることを見出し...
【医歯薬学】薬学:がんDNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏放射線感受性に寄与するヌクレアーゼの同定と解析(25740016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村井 純子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60532603)
【キーワード】DNA修復 / 抗がん剤 / PARP阻害剤 / トポイソメラーゼ / 薬剤耐性 (他14件)
【概要】がんの治療には放射線や抗がん剤が使用されます。放射線も抗がん剤もDNAに傷をつけることで、がん細胞を死に導きます。しかし、細胞はDNAの傷を修復する能力を持っているので、そちらが勝ればがん細胞は生き延びてしまいます。DNA修復に関わる遺伝子の機能を明らかにすることで、抗がん剤の効果を高める戦略を立てることが可能です。この研究では放射線やある種の抗がん剤により生じたDNA損傷の修復因子と、その作用メ...
❏癌遺伝子Wip1ホスファターゼの新規基質分子の同定とアポトーシス制御機構の解明(16657035)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004
【研究代表者】武川 睦寛 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (30322332)
【キーワード】DNA損傷 / 脱リン酸化酵素 / 癌
【概要】Wip1(PPM1D)は細胞がDNA損傷などのさまざまなストレス刺激を受けた際に、がん抑制遺伝子であるp53依存的に発現誘導される遺伝子として同定されたPP2C型のセリン/スレオニン脱リン酸化酵素である。最近、乳がん、卵巣がん等において高頻度にWip1の遺伝子増幅と蛋白質の発現亢進が起きていることが示された。また、臨床研究の結果から、この様ながん細胞を持つ患者は予後不良であることが報告されており、...
【医歯薬学】看護学:老化DNA損傷を含む研究件
❏小区分53040:腎臓内科学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】ポドサイト
【研究期間】DNA損傷
【研究代表者】エピゲノム
【キーワード】DNAメチル化
【概要】
❏非分裂細胞である心筋細胞のDNA損傷と老化による心不全発症機序の解明(21H04821)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2022-03-31
【研究代表者】小室 一成 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (30260483)
【キーワード】心不全 / DNA損傷 / 老化 / シングルセル解析
【概要】本研究では、心筋細胞でDNA損傷が生じる機序、DNA損傷・p53シグナルが心筋細胞機能を破綻させる機序、老化・不全化心筋が心不全を誘導する機序と心筋リプログラミングによる健常化の機序、について研究を行った。 Step 1. 心筋細胞でDNA損傷が生じる機序の解明: 我々はまず、マウス心不全モデルおよびヒト心不全患者の心臓組織検体を空間的シングルセル解析し、心不全病態と関連するDNA損傷関連遺伝子を...
❏腎糸球体ポドサイトにおけるDNA損傷およびエピゲノム変化と腎老化の関連(19K08688)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 香 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445294)
【キーワード】ポドサイト / DNA損傷 / エピゲノム / DNAメチル化 / 老化 (他9件)
【概要】本研究により、ポドサイトにおけるDNA損傷がDNAメチル化などのエピゲノム変化を惹起し、持続的なポドサイト形質の変化がもたらされることにより、腎臓病病態に関与することが明らかになった。また、ヒトサンプルを用いた臨床研究の結果、ポドサイトDNA損傷の程度は、腎生検サンプルや尿中脱落細胞を用いて評価することが可能であり、ポドサイトDNA損傷やDNAメチル化変化は、蛋白尿や腎予後に関連する新規マーカーと...
【医歯薬学】看護学:エピジェネテイクスDNA損傷を含む研究件
❏ICF症候群の分子病態基盤:新しいエピゲノム安定維持機構の解明を目指して(18K06961)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】鵜木 元香 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (30525374)
【キーワード】ICF症候群 / DNAメチル化 / クロマチンリモデリング / 染色体不安定性 / ペリセントロメア (他16件)
【概要】ICF症候群は染色体不安定性を主徴とする遺伝性疾患である。本研究では、本症候群で変異しているCDCA7とHELLSが複合体を形成し、非相同末端結合型DNA修復及び維持DNAメチル化を促進する事、そしてRループの形成阻止に関与することを見出した。また、CDCA7及びHELLS欠損細胞では、低メチル化したペリセントロメアからの異所性の転写に起因するRループ形成とDNA損傷の蓄積が認められることを見出し...
❏肝発がんを制御するヒストンメチル化修飾機構の解明と治療標的化戦略(18K15741)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】中塚 拓馬 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50772042)
【キーワード】エピゲノム異常 / 肝癌 / ヒストン修飾 / DNA損傷 / アポトーシス (他9件)
【概要】ヒストンメチル化酵素G9aは様々な生体機能、疾患に関わる。我々は肝特異的G9a欠損マウスを用い、G9aが阻害された肝では肝癌発生が抑制されることを見出した。マウス肝を用いた網羅的遺伝子発現解析、クロマチン免疫沈降法の結果、G9aはp53の標的遺伝子発現制御を介して、DNA損傷を受けた肝細胞のアポトーシス誘導に寄与することを見出した。G9aの阻害によりDNA損傷を受けた肝細胞からの肝癌発生が抑制され...
【医歯薬学】看護学:慢性腎臓病DNA損傷を含む研究件
❏代謝腎臓病でのDNA損傷修復・エピゲノム変調とエネルギー代謝変容のスパイラル進展(20H00535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊藤 裕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40252457)
【キーワード】DNA損傷修復 / エピゲノム / 慢性腎臓病 / NAD代謝 / ニコチン酸代謝 (他8件)
【概要】本研究においては、腎臓および全身臓器におけるNAD (nicotinamide adenine dinucleotide)代謝変容のダイナミクスを始めとした申請者のこれまでの研究成果を基に、代謝変容の、腎臓DNA損傷修復環境・エピゲノム変調への関わり、逆に腎臓DNA損傷修復環境に依存したエピゲノム変化の代謝制御への関わりを明らかにすることを目的とした。 当該年度においては、MKDにおけるNAD(n...
❏腎糸球体ポドサイトにおけるDNA損傷およびエピゲノム変化と腎老化の関連(19K08688)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 香 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445294)
【キーワード】ポドサイト / DNA損傷 / エピゲノム / DNAメチル化 / 老化 (他9件)
【概要】本研究により、ポドサイトにおけるDNA損傷がDNAメチル化などのエピゲノム変化を惹起し、持続的なポドサイト形質の変化がもたらされることにより、腎臓病病態に関与することが明らかになった。また、ヒトサンプルを用いた臨床研究の結果、ポドサイトDNA損傷の程度は、腎生検サンプルや尿中脱落細胞を用いて評価することが可能であり、ポドサイトDNA損傷やDNAメチル化変化は、蛋白尿や腎予後に関連する新規マーカーと...
【医歯薬学】看護学:薬剤耐性DNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏放射線感受性に寄与するヌクレアーゼの同定と解析(25740016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村井 純子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60532603)
【キーワード】DNA修復 / 抗がん剤 / PARP阻害剤 / トポイソメラーゼ / 薬剤耐性 (他14件)
【概要】がんの治療には放射線や抗がん剤が使用されます。放射線も抗がん剤もDNAに傷をつけることで、がん細胞を死に導きます。しかし、細胞はDNAの傷を修復する能力を持っているので、そちらが勝ればがん細胞は生き延びてしまいます。DNA修復に関わる遺伝子の機能を明らかにすることで、抗がん剤の効果を高める戦略を立てることが可能です。この研究では放射線やある種の抗がん剤により生じたDNA損傷の修復因子と、その作用メ...
【医歯薬学】看護学:サルコぺニアDNA損傷を含む研究件
❏筋サテライト細胞におけるエピゲノム記憶と老化誘導(19K16619)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】早野 元詞 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (30593644)
【キーワード】筋肉 / サルコペニア / DNA損傷 / ICEマウス / Pax7 (他11件)
【概要】ICEマウスにおいてDNA損傷依存的老化誘導によって、Pax7陽性細胞が減少していることが明らかになった。また、筋肉組織としてのRNA-seqによる遺伝子解析からPax7の遺伝子発現量が低下し、Myh9やMyl4などの筋萎縮に関連する遺伝子発現がICE マウスにおいて変化していることが明らかになった。さらに、遺伝子発現だけでなくTtn、Tnnt3、Nebなど筋形成に重要な遺伝子のmRNAスプライシ...
❏エピゲノムによる老化制御機構の解明と筋再生モデル(17K13228)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】早野 元詞 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任講師 (30593644)
【キーワード】老化 / エピゲノム / DNA損傷 / 筋肉 / サルコペニア (他9件)
【概要】DNA損傷によるエピゲノム変化と老化誘導が可能なICE(Induced Changes in Epigenome)マウスでは3週間のDNA損傷誘導によって老化が加速され、筋力が低下する。網羅的遺伝子解析によってRPS28, RPS24などリボソーム遺伝子、ATP5k, Ndufa8, COX8などOXPHOS遺伝子、筋肉ミオシン遺伝子であるMyh7, Myh9遺伝子などが変化している。またこれらの...
【医歯薬学】看護学:放射線DNA損傷を含む研究件
❏放射線によるDNA損傷形成における水和水の作用の解明(18H03891)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山下 真一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (20511489)
【キーワード】放射線 / DNA損傷 / パルスラジオリシス / 初期過程 / 界面 (他11件)
【概要】DNA近傍には配向した水和水が存在し,十分離れた位置にある普通の水(自由水)とは性質が異なる。放射線によるDNA損傷誘発における水和水のはたらきを明らかにすること目的とした。 時間分解測定(パルスラジオリシス)では吸収分光と共鳴ラマン分光を実施した。前者では,グアニンのヌクレオチドを用い,化学回復を直接観測した。後者は,設計から始め信号取得にまで漕ぎつけた。 大腸菌プラスミドDNA(pUC18)に...
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏放射線感受性に寄与するヌクレアーゼの同定と解析(25740016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村井 純子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60532603)
【キーワード】DNA修復 / 抗がん剤 / PARP阻害剤 / トポイソメラーゼ / 薬剤耐性 (他14件)
【概要】がんの治療には放射線や抗がん剤が使用されます。放射線も抗がん剤もDNAに傷をつけることで、がん細胞を死に導きます。しかし、細胞はDNAの傷を修復する能力を持っているので、そちらが勝ればがん細胞は生き延びてしまいます。DNA修復に関わる遺伝子の機能を明らかにすることで、抗がん剤の効果を高める戦略を立てることが可能です。この研究では放射線やある種の抗がん剤により生じたDNA損傷の修復因子と、その作用メ...
【医歯薬学】看護学:環境DNA損傷を含む研究件
❏メダカをモデルとしたDNA損傷応答に及ぼす環境ストレスの影響(15F15382)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2015-11-09 - 2018-03-31
【研究代表者】三谷 啓志 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70181922)
【キーワード】メダカ / 放射線 / ホルモン / 紫外線 / 細胞死 (他14件)
【概要】メダカは、飼育の容易さと飼育環境の温度域も広く、海水耐性も強いことから環境毒性試験に広く用いられている。本研究では、放射線、紫外線、内分泌撹乱物質、重金属による刺激後のメダカから血液を採取して血球におけるDNAダメージと血清内での分子変化の解析から生物影響を解明し、突然変異体と野生型を比較することで関連する遺伝子機能を明らかにすることを目指した。 本年度は、成魚の紫外線UVA照射による急性生物影響...
❏核内構造ダイナミクスを司る染色体相互作用メカニズムの解明(26291067)
【研究テーマ】形態・構造
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】松永 幸大 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40323448)
【キーワード】クロマチン / 核内構造 / クロマチンリモデリング因子 / DNA損傷 / 核構造 (他8件)
【概要】染色体の特異的領域を、lacO/LacI配列を導入して構築したクロマチン可視化ラインを用いて、生きた細胞内で4次元イメージングにより可視化解析ができた。これにより、固定細胞の細胞核を材料にした従来の解析では得られなかった染色体相互作用の動態情報を取得した。染色体相互作用の制御因子としてクロマチンリモデリング因子RAD54を同定し、核内構造の動態制御メカニズムの一端を明らかにした。 ...
【医歯薬学】看護学:抗がん剤DNA損傷を含む研究件
❏複製ストレス制御因子SLFN11のがん抑制遺伝子としての発展研究(19H03505)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】村井 純子 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科(藤沢), 特任准教授 (60532603)
【キーワード】がん抑制遺伝子 / 複製 / DNA修復 / DNAダメージ / 複製ストレス (他21件)
【概要】DNA障害型抗がん剤の感受性を飛躍的に高めるSLFN11について研究した。SLFN 11がクロマチン構造を変化させ、免疫やストレス応答に関する遺伝子発現を高めることを報告した。ヒト正常Bリンパ球の分化段階におけるSLFN 11の発現変化を報告した。SLFN 11の発現制御因子やB細胞由来血液腫瘍の抗がん剤選択に繋がる発見である。SLFN11とある種のがん遺伝子とは共存できないことを明らかにし、SL...
❏放射線感受性に寄与するヌクレアーゼの同定と解析(25740016)
【研究テーマ】放射線・化学物質影響科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村井 純子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60532603)
【キーワード】DNA修復 / 抗がん剤 / PARP阻害剤 / トポイソメラーゼ / 薬剤耐性 (他14件)
【概要】がんの治療には放射線や抗がん剤が使用されます。放射線も抗がん剤もDNAに傷をつけることで、がん細胞を死に導きます。しかし、細胞はDNAの傷を修復する能力を持っているので、そちらが勝ればがん細胞は生き延びてしまいます。DNA修復に関わる遺伝子の機能を明らかにすることで、抗がん剤の効果を高める戦略を立てることが可能です。この研究では放射線やある種の抗がん剤により生じたDNA損傷の修復因子と、その作用メ...