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研究分野別サイレントキーワード
「生活史」サイレントキーワードを含む研究
【環境学】環境解析学:生物地球化学生活史を含む研究件
❏氷室地球と温室地球の海洋環境に対する軟体動物の生活史形質の応答様式の精密解析(23340157)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (20108640)
【キーワード】古生態 / 軟体動物 / 生活史形質 / 生物地球化学 / 海洋環境変動 (他9件)
【概要】氷室時代の現世と温室時代の白亜紀の軟体動物(貝類)を対象として、貝殻の成長縞解析と地球化学的分析を行い、海洋環境に対する生活史形質の応答様式を解析した。その結果、北西太平洋の貝類の個体としての寿命が100年以上と長く、全球規模での海洋環境変動の記録を貝殻に保存していることが明らかになった。また、保存のよい浮遊性有孔虫、底生有孔虫、貝類化石の酸素同位体比分析から、白亜紀後期の北米内陸海や北西大西洋の...
❏現生・化石貝類の微細成長縞を用いた生物-環境相互作用の高時間精度復元(20340143)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】貝類 / 微細成長縞 / 生物-環境相互作用 / 生物地球化学 / 完新世 (他9件)
【概要】東京湾の干潟環境に生息する軟体動物二枚貝類カガミガイ(Phacosoma japonicum)とムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)を対象として、貝殻内部に残された微細成長縞を用いた成長の時系列解析と貝殻の微量元素・酸素・炭素安定同位体比の分析を行い、ミクロからマクロレベルにわたる貝殻の成長を支配する生態的、環境学的要因を日レベルの高時間精度で抽出した。さらに、この...
【数物系科学】地球惑星科学:微細成長縞生活史を含む研究件
❏氷室地球と温室地球の海洋環境に対する軟体動物の生活史形質の応答様式の精密解析(23340157)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (20108640)
【キーワード】古生態 / 軟体動物 / 生活史形質 / 生物地球化学 / 海洋環境変動 (他9件)
【概要】氷室時代の現世と温室時代の白亜紀の軟体動物(貝類)を対象として、貝殻の成長縞解析と地球化学的分析を行い、海洋環境に対する生活史形質の応答様式を解析した。その結果、北西太平洋の貝類の個体としての寿命が100年以上と長く、全球規模での海洋環境変動の記録を貝殻に保存していることが明らかになった。また、保存のよい浮遊性有孔虫、底生有孔虫、貝類化石の酸素同位体比分析から、白亜紀後期の北米内陸海や北西大西洋の...
❏現生・化石貝類の微細成長縞を用いた生物-環境相互作用の高時間精度復元(20340143)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (20108640)
【キーワード】貝類 / 微細成長縞 / 生物-環境相互作用 / 生物地球化学 / 完新世 (他9件)
【概要】東京湾の干潟環境に生息する軟体動物二枚貝類カガミガイ(Phacosoma japonicum)とムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)を対象として、貝殻内部に残された微細成長縞を用いた成長の時系列解析と貝殻の微量元素・酸素・炭素安定同位体比の分析を行い、ミクロからマクロレベルにわたる貝殻の成長を支配する生態的、環境学的要因を日レベルの高時間精度で抽出した。さらに、この...
【数物系科学】地球惑星科学:軟体動物生活史を含む研究件
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
❏氷室地球と温室地球の海洋環境に対する軟体動物の生活史形質の応答様式の精密解析(23340157)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (20108640)
【キーワード】古生態 / 軟体動物 / 生活史形質 / 生物地球化学 / 海洋環境変動 (他9件)
【概要】氷室時代の現世と温室時代の白亜紀の軟体動物(貝類)を対象として、貝殻の成長縞解析と地球化学的分析を行い、海洋環境に対する生活史形質の応答様式を解析した。その結果、北西太平洋の貝類の個体としての寿命が100年以上と長く、全球規模での海洋環境変動の記録を貝殻に保存していることが明らかになった。また、保存のよい浮遊性有孔虫、底生有孔虫、貝類化石の酸素同位体比分析から、白亜紀後期の北米内陸海や北西大西洋の...
【数物系科学】地球惑星科学:地球化学生活史を含む研究件
❏Determining sulfur isotope fractionation values of individual enzymes and how they evolve through time.(18H01325)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】McGlynn Shawn・E. 東京工業大学, 地球生命研究所, 准教授 (10751084)
【キーワード】enzyme mechanism / enzyme evolution / kinetic isotope effect / sulfate reduction / geobiology (他17件)
【概要】地球上で最も古い生命の記録は化学的なものである。生物は原子を固有の比率で使用するからである。生物学的な同位体比を示す元素の一つが硫黄である。本研究では、太古の地球上にどのような生物が存在し、硫黄同位体比に痕跡を残したのかに注目した。その結果、古代の硫黄同位体比の大部分をAPSレダクターゼと呼ばれる1つの酵素(化学反応を非生物的な反応よりも迅速に起こす生物学的な触媒)が担っていることが明らかになった...
❏動物プランクトンの非捕食死:現場個体群における重要性と生態系に与える影響の解明(21310019)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】高橋 一生 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (00301581)
【キーワード】海洋生態系 / 食物網 / 物質循環 / プランクトン / 生活史 (他11件)
【概要】前年度末から収集していた現場における非捕食死個体推定のための生化学試料(核酸比・酸化ストレスマーカー)が、東日本大震災に伴う停電により全て溶け、腐敗し分析不能となってしまったため従来計画していた親潮海域の現場観測・実験的手法から、過去試料の分析に重点を置いて解析を行った。親潮域ではカイアシ類Eucalanus雌親の餌料摂取履歴が生み出された幼体の死亡率に間接的に影響することを明らかにした。これは珪...
【数物系科学】地球惑星科学:白亜紀生活史を含む研究件
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
❏氷室地球と温室地球の海洋環境に対する軟体動物の生活史形質の応答様式の精密解析(23340157)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (20108640)
【キーワード】古生態 / 軟体動物 / 生活史形質 / 生物地球化学 / 海洋環境変動 (他9件)
【概要】氷室時代の現世と温室時代の白亜紀の軟体動物(貝類)を対象として、貝殻の成長縞解析と地球化学的分析を行い、海洋環境に対する生活史形質の応答様式を解析した。その結果、北西太平洋の貝類の個体としての寿命が100年以上と長く、全球規模での海洋環境変動の記録を貝殻に保存していることが明らかになった。また、保存のよい浮遊性有孔虫、底生有孔虫、貝類化石の酸素同位体比分析から、白亜紀後期の北米内陸海や北西大西洋の...
【生物学】基礎生物学:表現型可塑性生活史を含む研究件
❏変動環境に適応する頭足類の生活史可塑性ダイナミクス(19H03029)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 表現型可塑性
【概要】海洋環境の変動に対し海洋生物の生活史が応答するメカニズムを理解することは、水産資源を適切に管理し持続的に利用する上で不可欠である。水産重要種であるケンサキイカは熱帯から温帯にかけて広く分布し、互いに交流のある複数の地域個体群から形成されると考えられるが、種内で顕著な形態的変異が見られる。これは可塑的な表現型変異であると考えられるが、変異の地域的・季節的出現状況や経験環境との関係は明らかとなっていな...
❏環形動物シリスにおける無性生殖様式「ストロナイゼーション」の分子発生基盤の解明(18H04006)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】三浦 徹 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (00332594)
【キーワード】ストロナイゼーション / 頭部形成 / パターン形成遺伝子 / 繁殖様式 / 性決定 (他12件)
【概要】環形動物門多毛綱シリス科の種では、出芽のように個体の一部から生殖腺を持つ個体(ストロン)が繁殖のために出現し、親個体から分離したのち遊泳し、放卵・放精を行う(ストロナイゼーション)。本研究課題では、シリスの示す無性生殖様式であるストロナイゼーションの発生機構を明らかにすることを目的としており、後胚発生 において体軸の途中に頭部や尾部が生じる仕組みについて焦点を当てる。2021年度は、これまでに確立...
【生物学】人類学:霊長類生活史を含む研究件
❏数理モデルを用いた古人類の生活史の推定(16K07510)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中橋 渉 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 専任講師 (60553021)
【キーワード】生活史 / 出産間隔 / 人類進化 / 数理モデル / 子育て (他11件)
【概要】類人猿や狩猟採集民の生活史データと古人類化石の推定年齢データを用いて古人類の出産間隔を推定し、それが非常に短かったことを示した。また、化石証拠と数理モデルを用いて、高い死亡率と負傷率が原因でネアンデルタール人の文化発展が阻害されていたことを明らかにするとともに、言語能力が古人類の文化に与えた影響について分析した。さらに、古人類の社会構造や個体間の協力関係、繁殖戦略などの進化についても数理モデルを用...
❏捕食圧がサバンナヒヒの生活史に及ぼす影響(16H05776)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】松本 晶子 琉球大学, 国際地域創造学部, 教授 (80369206)
【キーワード】霊長類 / 生活史 / 捕食圧 / サバンナ / アヌビスヒヒ (他7件)
【概要】生活史は、生物が生まれ、成長し、繁殖し、そして死ぬプロセスである。体の大きさ、寿命、生殖能力などの生活史の特徴は捕食圧力の影響を受ける。本研究は、①アヌビスヒヒが夜間に移動しないこと、②主要な捕食者であるヒョウは、夜間にアヌビスヒヒに接近していたこと、③アヌビスヒヒの対捕食者戦略として、安全な寝場所の選択と警戒の増加があること、④オスのアヌビスヒヒは選択的に食べられた可能性があったこと、⑤捕食圧が...
【生物学】人類学:進化生活史を含む研究件
❏数理モデルを用いた古人類の生活史の推定(16K07510)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中橋 渉 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 専任講師 (60553021)
【キーワード】生活史 / 出産間隔 / 人類進化 / 数理モデル / 子育て (他11件)
【概要】類人猿や狩猟採集民の生活史データと古人類化石の推定年齢データを用いて古人類の出産間隔を推定し、それが非常に短かったことを示した。また、化石証拠と数理モデルを用いて、高い死亡率と負傷率が原因でネアンデルタール人の文化発展が阻害されていたことを明らかにするとともに、言語能力が古人類の文化に与えた影響について分析した。さらに、古人類の社会構造や個体間の協力関係、繁殖戦略などの進化についても数理モデルを用...
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
❏生活史戦略理論による社会生物学と群集生態学の統合:外来アリからクローナル植物まで(21247006)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 群集 / 生活史 / 進化 / 撹乱 (他9件)
【概要】本研究は、一旦定着したら移動性に乏しい超個体という共通の特徴を持ち、かつ生物多様性と生態系サービスの維持のための鍵となりうる生物分類群、アリ、シロアリ、サンゴ、クローナル植物が、環境撹乱にどう適応しているのかという視点を切口に、群集生態学と社会生物学を生活史戦略理論の観点から統合再構築することを目的とした。超個体の分割比と分散距離のトレードオフに関するコロニーベースモデルの一般版を平衡点安定性解析...
【工学】土木工学:災害文化生活史を含む研究件
❏コミュニティによる災害文化の実践的可能性に関する環境社会学的研究(24330169)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】古川 彰 関西学院大学, 社会学部, 教授 (90199422)
【キーワード】小さな共同体 / 災害文化 / ローカルな知 / 河川(流域) / 生活史 (他6件)
【概要】「小さな共同体」がつくりあげてきた災害に対処する潜在力を、災害経験の文化化(災害文化の生成)としてとらえ、共同体が経験し対処してきた破局的状況に着目して、「災害」に対する共同体の柔軟で重層的な叡知のもつ実践的可能性の検討を目的とした。その重層的なメカニズムを具体的に解明するため、これまで蓄積してきたフィールドデータを読み替え、あらたに収集したデータとともに利用可能なデータベースとして一部蓄積した。...
❏コミュニティによる災害文化生成に関する環境社会学的研究(21330130)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】古川 彰 関西学院大学, 社会学部, 教授 (90199422)
【キーワード】小さな共同体 / 災害文化 / ローカルな知 / 河川流域 / 生活史 (他6件)
【概要】災害に対する、地元の人々の対処の方法とそれらが文化化されてきたプロセスを記述、分析することを通して、突発的な出来事への対応としての災害対策ではない、それぞれの小さな共同体がもつ独自に生成してきた災害文化の論理と実践性を明かにした。生活世界に根ざした知の実践の創造過程に焦点をあてることによって、現代世界が直面するさまざまなリスク対応への新たな視点を提供するとともに、災害および災害対策についての社会学...
【農学】生産環境農学:仔稚魚生活史を含む研究件
❏アオメエソ属魚類をモデル分類群とした、小型底魚類の生活史に関する研究(21580219)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】猿渡 敏郎 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (00215899)
【キーワード】魚類生態学 / 底魚 / 生活史 / 水産資源 / メヒカリ (他9件)
【概要】近年、小型底魚類が未利用水産資源として注目されている。メヒカリ(アオメエソ属魚類)モデル分類群とし、小型底魚類の生活史の解明を図った。マルアオメエソがアオメエソの異名であることが判明した。世界で初めてアオメエソの発光観察と撮影に成功した。アオメエソは、仔稚魚が黒潮に乗り?方海域から輸送され、10-11月ごろ駿河湾内に加入・着底し、翌年湾外へと移動する。本種が、大回遊を行う小型底魚であることが判明し...
❏汽水域における魚類の生活史に関する生態学的研究(10760114)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】猿渡 敏郎 東京大学, 海洋研究所, 助手 (00215899)
【キーワード】汽水域 / 魚類生態学 / 生活史 / 仔稚魚 / 生物種多様性 (他11件)
【概要】汽水域は海洋と陸水域との接点であり、両水域間の物質循環や生物種多様性を維持する上で重要な水域である。しかし、わが国における汽水域に関する研究は諸外国と比較した場合後れの目立つ分野である。本研究では沿岸水域との水の交換が維持されている茨城県の涸沼を汽水域の,岩手県の閉伊川を河川河口域のモデル水域として研究を行った。 野外採集調査は、張り網、MTDネットによる卵仔稚魚採集、小型引き網を用いて行った。潮...
【農学】生産環境農学:魚類生態学生活史を含む研究件
❏アオメエソ属魚類をモデル分類群とした、小型底魚類の生活史に関する研究(21580219)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】猿渡 敏郎 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (00215899)
【キーワード】魚類生態学 / 底魚 / 生活史 / 水産資源 / メヒカリ (他9件)
【概要】近年、小型底魚類が未利用水産資源として注目されている。メヒカリ(アオメエソ属魚類)モデル分類群とし、小型底魚類の生活史の解明を図った。マルアオメエソがアオメエソの異名であることが判明した。世界で初めてアオメエソの発光観察と撮影に成功した。アオメエソは、仔稚魚が黒潮に乗り?方海域から輸送され、10-11月ごろ駿河湾内に加入・着底し、翌年湾外へと移動する。本種が、大回遊を行う小型底魚であることが判明し...
❏汽水域における魚類の生活史に関する生態学的研究(10760114)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】猿渡 敏郎 東京大学, 海洋研究所, 助手 (00215899)
【キーワード】汽水域 / 魚類生態学 / 生活史 / 仔稚魚 / 生物種多様性 (他11件)
【概要】汽水域は海洋と陸水域との接点であり、両水域間の物質循環や生物種多様性を維持する上で重要な水域である。しかし、わが国における汽水域に関する研究は諸外国と比較した場合後れの目立つ分野である。本研究では沿岸水域との水の交換が維持されている茨城県の涸沼を汽水域の,岩手県の閉伊川を河川河口域のモデル水域として研究を行った。 野外採集調査は、張り網、MTDネットによる卵仔稚魚採集、小型引き網を用いて行った。潮...
【農学】生産環境農学:チョウ類生活史を含む研究件
❏ポリネーターの衰退による間接的なチョウ類の絶滅-草原性昆虫保全の新たな視点(19H02979)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70305655)
【キーワード】保全 / ヒメシロチョウ / ポリネーター / 絶滅危惧種 / 遺伝的多様性 (他13件)
【概要】生息調査では,2019~2021 年の間に熊本5 カ所,青森3 カ所,福島4 カ所,宮城3 カ所,岩手1 カ所で本種の成虫や卵を確認した.ツルフジバカマの結果率については,青森ではすべての地点で50%以上であったが,福島3 カ所,熊本1 カ所,大阪では0~44%と低い地点が見られた.結実率は青森の2 カ所で60%前後であったが,その他は全体に低く,6~46%であった.発芽率は青森の2 地点で42%...
❏シルビアシジミを指標としたシバ型草地性絶滅危惧種の生活史と遺伝的多様性の解明(15K06934)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305655)
【キーワード】遺伝的多様性 / マイクロサテライト / 草原性 / チョウ類 / 昆虫 (他13件)
【概要】シルビアシジミは、生息地や食草の衰退によってレッドリストの最も高いランクに入っている。本研究では、15座のマイクロサテライトマーカーを開発し、13個体群について遺伝的多様性を解析した。遺伝的多様性は伊丹空港個体群で最も高く、安定した個体数が長年維持されてきたと推定された。石川と栃木の個体群は遺伝的多様性が低く、生息地の分断や孤立が進行していると考えられた。Fstに基づいてPrincipal Coo...
【農学】生産環境農学:草原性生活史を含む研究件
❏ポリネーターの衰退による間接的なチョウ類の絶滅-草原性昆虫保全の新たな視点(19H02979)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70305655)
【キーワード】保全 / ヒメシロチョウ / ポリネーター / 絶滅危惧種 / 遺伝的多様性 (他13件)
【概要】生息調査では,2019~2021 年の間に熊本5 カ所,青森3 カ所,福島4 カ所,宮城3 カ所,岩手1 カ所で本種の成虫や卵を確認した.ツルフジバカマの結果率については,青森ではすべての地点で50%以上であったが,福島3 カ所,熊本1 カ所,大阪では0~44%と低い地点が見られた.結実率は青森の2 カ所で60%前後であったが,その他は全体に低く,6~46%であった.発芽率は青森の2 地点で42%...
❏シルビアシジミを指標としたシバ型草地性絶滅危惧種の生活史と遺伝的多様性の解明(15K06934)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305655)
【キーワード】遺伝的多様性 / マイクロサテライト / 草原性 / チョウ類 / 昆虫 (他13件)
【概要】シルビアシジミは、生息地や食草の衰退によってレッドリストの最も高いランクに入っている。本研究では、15座のマイクロサテライトマーカーを開発し、13個体群について遺伝的多様性を解析した。遺伝的多様性は伊丹空港個体群で最も高く、安定した個体数が長年維持されてきたと推定された。石川と栃木の個体群は遺伝的多様性が低く、生息地の分断や孤立が進行していると考えられた。Fstに基づいてPrincipal Coo...
【農学】森林圏科学:食性生活史を含む研究件
❏生物指標としての地表徘徊性甲虫類の多様な飛翔性・食性とその進化プロセスの解明(22K05673)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】渋谷 園実 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任研究員 (50598232)
【キーワード】飛翔性 / 食性 / 生活史
【概要】
❏白亜紀軟体動物頭足類の進化古生物学的研究(26400498)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】棚部 一成 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (20108640)
【キーワード】系統進化 / 多様性 / 軟体動物 / 頭足類 / 白亜紀 (他10件)
【概要】白亜紀の海洋で繁栄と絶滅を繰り返した軟体動物頭足類を対象として、日本および海外の研究機関に収蔵されている化石標本と申請者が採集した化石標本を用いて比較形態学、発生学、古生態学的研究を行なった。その結果、白亜紀アンモノイド類やオウムガイ類の生息環境や生活史、アンモノイド類や鞘形類の顎器や歯舌形態の多様性・進化傾向や食性との関連性が明らかになった。また、白亜紀後期の北太平洋では、ベレムナイト類を除く現...
【農学】森林圏科学:マイクロサテライト(SSR)生活史を含む研究件
❏ポリネーターの衰退による間接的なチョウ類の絶滅-草原性昆虫保全の新たな視点(19H02979)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70305655)
【キーワード】保全 / ヒメシロチョウ / ポリネーター / 絶滅危惧種 / 遺伝的多様性 (他13件)
【概要】生息調査では,2019~2021 年の間に熊本5 カ所,青森3 カ所,福島4 カ所,宮城3 カ所,岩手1 カ所で本種の成虫や卵を確認した.ツルフジバカマの結果率については,青森ではすべての地点で50%以上であったが,福島3 カ所,熊本1 カ所,大阪では0~44%と低い地点が見られた.結実率は青森の2 カ所で60%前後であったが,その他は全体に低く,6~46%であった.発芽率は青森の2 地点で42%...
❏シルビアシジミを指標としたシバ型草地性絶滅危惧種の生活史と遺伝的多様性の解明(15K06934)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305655)
【キーワード】遺伝的多様性 / マイクロサテライト / 草原性 / チョウ類 / 昆虫 (他13件)
【概要】シルビアシジミは、生息地や食草の衰退によってレッドリストの最も高いランクに入っている。本研究では、15座のマイクロサテライトマーカーを開発し、13個体群について遺伝的多様性を解析した。遺伝的多様性は伊丹空港個体群で最も高く、安定した個体数が長年維持されてきたと推定された。石川と栃木の個体群は遺伝的多様性が低く、生息地の分断や孤立が進行していると考えられた。Fstに基づいてPrincipal Coo...
【農学】森林圏科学:植物生活史を含む研究件
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
❏生活史戦略理論による社会生物学と群集生態学の統合:外来アリからクローナル植物まで(21247006)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 群集 / 生活史 / 進化 / 撹乱 (他9件)
【概要】本研究は、一旦定着したら移動性に乏しい超個体という共通の特徴を持ち、かつ生物多様性と生態系サービスの維持のための鍵となりうる生物分類群、アリ、シロアリ、サンゴ、クローナル植物が、環境撹乱にどう適応しているのかという視点を切口に、群集生態学と社会生物学を生活史戦略理論の観点から統合再構築することを目的とした。超個体の分割比と分散距離のトレードオフに関するコロニーベースモデルの一般版を平衡点安定性解析...
【農学】水圏応用科学:生態生活史を含む研究件
❏魚類成長-回遊モデルを用いたカタクチイワシの生活史戦略の解明(18H03956)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 進一 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (00371790)
【キーワード】水産動物 / 生態 / 行動 / 水圏環境 / 生物環境 (他7件)
【概要】スタミナトンネル水槽(閉鎖型循環水槽)を用いて、瀬戸内海系群および太平洋系群のカタクチイワシの遊泳に伴う呼吸代謝量を直接測定し、呼吸代謝の水温依存性、体重依存性、遊泳速度依存性を精査した。その結果、瀬戸内海系群、北太平洋系群の両者において呼吸代謝の水温依存性、体重依存性、遊泳速度依存性を求めることに成功した。カタクチイワシ属は取り扱いが難しく、これらの特性をすべて求めた例は他になく、貴重なデータを...
❏鱗および耳石の安定同位体・微量元素組成によるサケの沖合生活期における生態の解明(15H04543)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大竹 二雄 東京大学, 大気海洋研究所, 特任研究員 (20160525)
【キーワード】サケ / 鱗 / 耳石 / 安定同位体比 / 微量元素 (他10件)
【概要】1980年代と2010年代に岩手県津軽石川に遡上したサケ鱗の安定同位体比(δ15N、δ13C)から両年代のサケの餌生物に変化がないことを明らかにした。また、2011年に北海道の河川に遡上したサケ鱗の安定同位体比から若齢(2歳)・小型で遡上した個体の栄養段階が他の年齢群に比べて高く、その回遊経路や摂餌環境が異なる可能性を示した。また、2011、2012年に本州、北海道の各河川に遡上したサケの耳石微量...
【農学】水圏応用科学:生態学生活史を含む研究件
❏哺乳類の島嶼小型化の生態学的メカニズムとプロセスの解明:古生物学と生態学の融合(19K04060)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 昭次 岡山理科大学, 生物地球学部, 講師 (60708139)
【キーワード】シカ類 / 骨組織学 / 生活史 / 島嶼化 / 小型化 (他10件)
【概要】島嶼環境に生息する動物の体サイズの変化がどのような成長過程の変化で起こり、どのような環境・生態要因と関連するかは明らかでない。本研究では日本の様々な現生・絶滅シカ類を材料とし、成長様式や人口学的特性を骨標本から解明するとともに、これらがどのような島嶼の生息地環境や隔離年代と関連しているかを解析することで、島嶼棲陸上哺乳類の小型化メカニズム・プロセルの解明を目指した。その結果、島面積が小さく、大陸や...
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
❏生活史戦略理論による社会生物学と群集生態学の統合:外来アリからクローナル植物まで(21247006)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 群集 / 生活史 / 進化 / 撹乱 (他9件)
【概要】本研究は、一旦定着したら移動性に乏しい超個体という共通の特徴を持ち、かつ生物多様性と生態系サービスの維持のための鍵となりうる生物分類群、アリ、シロアリ、サンゴ、クローナル植物が、環境撹乱にどう適応しているのかという視点を切口に、群集生態学と社会生物学を生活史戦略理論の観点から統合再構築することを目的とした。超個体の分割比と分散距離のトレードオフに関するコロニーベースモデルの一般版を平衡点安定性解析...
【農学】水圏応用科学:海洋生態生活史を含む研究件
❏繁殖特性の地域個体群間比較によるヤリイカ個体群変動要因の解明(17K15309)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 繁殖生態 (他8件)
【概要】海洋環境変動に対し異なる個体群変動パターンを示すヤリイカ・ケンサキイカの複数の地域個体群間で、繁殖特性の詳細を比較することにより、物理的海洋環境が繁殖特性にどのように影響するか、またどのような繁殖特性が本種の個体群動態に強く影響しているかを調べた。その結果、異なる地域や孵化時期により、成長率や成熟齢・成熟特性(成熟サイズ・孕卵数・卵サイズ)が変化することが明らかになった。南北の地域個体群間でそれら...
❏動物プランクトンの非捕食死:現場個体群における重要性と生態系に与える影響の解明(21310019)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】高橋 一生 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (00301581)
【キーワード】海洋生態系 / 食物網 / 物質循環 / プランクトン / 生活史 (他11件)
【概要】前年度末から収集していた現場における非捕食死個体推定のための生化学試料(核酸比・酸化ストレスマーカー)が、東日本大震災に伴う停電により全て溶け、腐敗し分析不能となってしまったため従来計画していた親潮海域の現場観測・実験的手法から、過去試料の分析に重点を置いて解析を行った。親潮域ではカイアシ類Eucalanus雌親の餌料摂取履歴が生み出された幼体の死亡率に間接的に影響することを明らかにした。これは珪...
【農学】水圏応用科学:海洋生態学生活史を含む研究件
❏変動環境に適応する頭足類の生活史可塑性ダイナミクス(19H03029)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 表現型可塑性
【概要】海洋環境の変動に対し海洋生物の生活史が応答するメカニズムを理解することは、水産資源を適切に管理し持続的に利用する上で不可欠である。水産重要種であるケンサキイカは熱帯から温帯にかけて広く分布し、互いに交流のある複数の地域個体群から形成されると考えられるが、種内で顕著な形態的変異が見られる。これは可塑的な表現型変異であると考えられるが、変異の地域的・季節的出現状況や経験環境との関係は明らかとなっていな...
❏繁殖特性の地域個体群間比較によるヤリイカ個体群変動要因の解明(17K15309)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 繁殖生態 (他8件)
【概要】海洋環境変動に対し異なる個体群変動パターンを示すヤリイカ・ケンサキイカの複数の地域個体群間で、繁殖特性の詳細を比較することにより、物理的海洋環境が繁殖特性にどのように影響するか、またどのような繁殖特性が本種の個体群動態に強く影響しているかを調べた。その結果、異なる地域や孵化時期により、成長率や成熟齢・成熟特性(成熟サイズ・孕卵数・卵サイズ)が変化することが明らかになった。南北の地域個体群間でそれら...
【農学】水圏応用科学:イカ生活史を含む研究件
❏変動環境に適応する頭足類の生活史可塑性ダイナミクス(19H03029)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 表現型可塑性
【概要】海洋環境の変動に対し海洋生物の生活史が応答するメカニズムを理解することは、水産資源を適切に管理し持続的に利用する上で不可欠である。水産重要種であるケンサキイカは熱帯から温帯にかけて広く分布し、互いに交流のある複数の地域個体群から形成されると考えられるが、種内で顕著な形態的変異が見られる。これは可塑的な表現型変異であると考えられるが、変異の地域的・季節的出現状況や経験環境との関係は明らかとなっていな...
❏繁殖特性の地域個体群間比較によるヤリイカ個体群変動要因の解明(17K15309)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 繁殖生態 (他8件)
【概要】海洋環境変動に対し異なる個体群変動パターンを示すヤリイカ・ケンサキイカの複数の地域個体群間で、繁殖特性の詳細を比較することにより、物理的海洋環境が繁殖特性にどのように影響するか、またどのような繁殖特性が本種の個体群動態に強く影響しているかを調べた。その結果、異なる地域や孵化時期により、成長率や成熟齢・成熟特性(成熟サイズ・孕卵数・卵サイズ)が変化することが明らかになった。南北の地域個体群間でそれら...
【農学】水圏応用科学:遺伝的多様性生活史を含む研究件
❏ポリネーターの衰退による間接的なチョウ類の絶滅-草原性昆虫保全の新たな視点(19H02979)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70305655)
【キーワード】保全 / ヒメシロチョウ / ポリネーター / 絶滅危惧種 / 遺伝的多様性 (他13件)
【概要】生息調査では,2019~2021 年の間に熊本5 カ所,青森3 カ所,福島4 カ所,宮城3 カ所,岩手1 カ所で本種の成虫や卵を確認した.ツルフジバカマの結果率については,青森ではすべての地点で50%以上であったが,福島3 カ所,熊本1 カ所,大阪では0~44%と低い地点が見られた.結実率は青森の2 カ所で60%前後であったが,その他は全体に低く,6~46%であった.発芽率は青森の2 地点で42%...
❏シルビアシジミを指標としたシバ型草地性絶滅危惧種の生活史と遺伝的多様性の解明(15K06934)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305655)
【キーワード】遺伝的多様性 / マイクロサテライト / 草原性 / チョウ類 / 昆虫 (他13件)
【概要】シルビアシジミは、生息地や食草の衰退によってレッドリストの最も高いランクに入っている。本研究では、15座のマイクロサテライトマーカーを開発し、13個体群について遺伝的多様性を解析した。遺伝的多様性は伊丹空港個体群で最も高く、安定した個体数が長年維持されてきたと推定された。石川と栃木の個体群は遺伝的多様性が低く、生息地の分断や孤立が進行していると考えられた。Fstに基づいてPrincipal Coo...
【農学】水圏応用科学:保全生活史を含む研究件
❏ポリネーターの衰退による間接的なチョウ類の絶滅-草原性昆虫保全の新たな視点(19H02979)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70305655)
【キーワード】保全 / ヒメシロチョウ / ポリネーター / 絶滅危惧種 / 遺伝的多様性 (他13件)
【概要】生息調査では,2019~2021 年の間に熊本5 カ所,青森3 カ所,福島4 カ所,宮城3 カ所,岩手1 カ所で本種の成虫や卵を確認した.ツルフジバカマの結果率については,青森ではすべての地点で50%以上であったが,福島3 カ所,熊本1 カ所,大阪では0~44%と低い地点が見られた.結実率は青森の2 カ所で60%前後であったが,その他は全体に低く,6~46%であった.発芽率は青森の2 地点で42%...
❏シルビアシジミを指標としたシバ型草地性絶滅危惧種の生活史と遺伝的多様性の解明(15K06934)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305655)
【キーワード】遺伝的多様性 / マイクロサテライト / 草原性 / チョウ類 / 昆虫 (他13件)
【概要】シルビアシジミは、生息地や食草の衰退によってレッドリストの最も高いランクに入っている。本研究では、15座のマイクロサテライトマーカーを開発し、13個体群について遺伝的多様性を解析した。遺伝的多様性は伊丹空港個体群で最も高く、安定した個体数が長年維持されてきたと推定された。石川と栃木の個体群は遺伝的多様性が低く、生息地の分断や孤立が進行していると考えられた。Fstに基づいてPrincipal Coo...
【農学】水圏応用科学:資源生態学生活史を含む研究件
❏変動環境に適応する頭足類の生活史可塑性ダイナミクス(19H03029)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 表現型可塑性
【概要】海洋環境の変動に対し海洋生物の生活史が応答するメカニズムを理解することは、水産資源を適切に管理し持続的に利用する上で不可欠である。水産重要種であるケンサキイカは熱帯から温帯にかけて広く分布し、互いに交流のある複数の地域個体群から形成されると考えられるが、種内で顕著な形態的変異が見られる。これは可塑的な表現型変異であると考えられるが、変異の地域的・季節的出現状況や経験環境との関係は明らかとなっていな...
❏繁殖特性の地域個体群間比較によるヤリイカ個体群変動要因の解明(17K15309)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岩田 容子 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (60431342)
【キーワード】海洋生態学 / 資源生態学 / イカ / 生活史 / 繁殖生態 (他8件)
【概要】海洋環境変動に対し異なる個体群変動パターンを示すヤリイカ・ケンサキイカの複数の地域個体群間で、繁殖特性の詳細を比較することにより、物理的海洋環境が繁殖特性にどのように影響するか、またどのような繁殖特性が本種の個体群動態に強く影響しているかを調べた。その結果、異なる地域や孵化時期により、成長率や成熟齢・成熟特性(成熟サイズ・孕卵数・卵サイズ)が変化することが明らかになった。南北の地域個体群間でそれら...
【農学】水圏応用科学:休眠生活史を含む研究件
❏休眠形質の種内変異から探る沿岸性カイアシ類の生活史進化(22K05780)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】西部 裕一郎 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50403861)
【キーワード】休眠 / 生活史 / 種内地理的変異 / カイアシ類 / 沿岸域
【概要】
❏沿岸性カイアシ類における卵休眠の地理的変異:個体群比較によるアプローチ(18K05779)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】西部 裕一郎 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (50403861)
【キーワード】動物プランクトン / カイアシ類 / 休眠 / 地理的変異 / 沿岸域 (他6件)
【概要】沿岸性カイアシ類の卵休眠における地理的変異を明らかにするために、舞鶴湾(京都府)においてAcartia hudsonicaの産卵実験を行い、休眠卵の生理学的特性について大槌湾(岩手県)から得られた結果と比較した。舞鶴湾では、A. hudsonicaは5月中旬から6月下旬にかけて休眠卵を産むことが確認され、6月下旬には実験に供した全ての雌が休眠卵を産み、産下された全卵数に占める休眠卵の割合が99%に...
❏シルビアシジミを指標としたシバ型草地性絶滅危惧種の生活史と遺伝的多様性の解明(15K06934)
【研究テーマ】生物資源保全学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305655)
【キーワード】遺伝的多様性 / マイクロサテライト / 草原性 / チョウ類 / 昆虫 (他13件)
【概要】シルビアシジミは、生息地や食草の衰退によってレッドリストの最も高いランクに入っている。本研究では、15座のマイクロサテライトマーカーを開発し、13個体群について遺伝的多様性を解析した。遺伝的多様性は伊丹空港個体群で最も高く、安定した個体数が長年維持されてきたと推定された。石川と栃木の個体群は遺伝的多様性が低く、生息地の分断や孤立が進行していると考えられた。Fstに基づいてPrincipal Coo...
【農学】水圏応用科学:回遊生活史を含む研究件
❏河川性魚類の行動と生活史の統合戦略:PITタグシステムを駆使した探索的研究(20K21439)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2022-03-31
【研究代表者】岸田 治 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (00545626)
【キーワード】回遊 / サケ科魚類 / 生活史 / 多型 / サイズ (他13件)
【概要】動物個体の移動は,動物の生き様や生態を研究するうえで不可欠である. 本研究では,移動中の動物はいかなる死亡圧にさらされているのか,死亡圧を逃れるためにどのような行動や生活史の戦術があるのかについて, PITタグを用いたサクラマスの個体追跡研究により探索的に調べた. その結果,降海型サクラマスは降河中に下流で小さな個体ほど死にやすいサイズ依存の死亡圧にさらされることが明らかになるとともに,河川下流や...
❏アオメエソ属魚類をモデル分類群とした、小型底魚類の生活史に関する研究(21580219)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】猿渡 敏郎 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (00215899)
【キーワード】魚類生態学 / 底魚 / 生活史 / 水産資源 / メヒカリ (他9件)
【概要】近年、小型底魚類が未利用水産資源として注目されている。メヒカリ(アオメエソ属魚類)モデル分類群とし、小型底魚類の生活史の解明を図った。マルアオメエソがアオメエソの異名であることが判明した。世界で初めてアオメエソの発光観察と撮影に成功した。アオメエソは、仔稚魚が黒潮に乗り?方海域から輸送され、10-11月ごろ駿河湾内に加入・着底し、翌年湾外へと移動する。本種が、大回遊を行う小型底魚であることが判明し...
【農学】水圏応用科学:サケ科魚類生活史を含む研究件
❏河川性魚類の行動と生活史の統合戦略:PITタグシステムを駆使した探索的研究(20K21439)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2022-03-31
【研究代表者】岸田 治 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (00545626)
【キーワード】回遊 / サケ科魚類 / 生活史 / 多型 / サイズ (他13件)
【概要】動物個体の移動は,動物の生き様や生態を研究するうえで不可欠である. 本研究では,移動中の動物はいかなる死亡圧にさらされているのか,死亡圧を逃れるためにどのような行動や生活史の戦術があるのかについて, PITタグを用いたサクラマスの個体追跡研究により探索的に調べた. その結果,降海型サクラマスは降河中に下流で小さな個体ほど死にやすいサイズ依存の死亡圧にさらされることが明らかになるとともに,河川下流や...
❏地球温暖化とサケ科魚類:水温上昇に伴う生活史変化を介した個体群過程への影響(22780187)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】森田 健太郎 独立行政法人水産総合研究センター, 北海道区水産研究所さけます資源部, 主任研究員 (30373468)
【キーワード】サケ科魚類 / 温暖化 / 水温 / 生活史 / 個体群過程 (他7件)
【概要】水温は変温動物である魚類の生理現象を左右する環境因子であるため,地球温暖化に伴う温度上昇は,生活史(成熟年齢,回遊行動など)の変化,ひいては個体群過程に影響すると考えられる。本研究では,(i) サケ科魚類の海洋生活期における適水温帯の選択行動,(ii) サクラマスを例として河川生活期の水温上昇に伴う生活史形質の変化と資源変動への影響について分析した。その結果,海洋生活期においては能動的に適水温帯を...
【農学】水圏応用科学:成長生活史を含む研究件
❏個体の生活史から群集動態まで:体サイズを軸とする水圏生態系モデルの新たな体系化(19K06203)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山川 卓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10345184)
【キーワード】水圏生態系 / ベキ乗則 / サイズスケーリング / サイズスペクトル / 成長式 (他14件)
【概要】水圏生態系では「小さな個体を大きな個体が喰う」ことの連鎖によって食物網が構成され,その経路に沿って物質・エネルギーのフローが生じる。一般に,水圏生物群集を構成する個体のサイズと個体数・バイオマスの関係や,捕食者-被食者の体サイズ比は,サイズスケーリング則に従う簡単なベキ乗式で表される。本研究では,体サイズやバイオマスに関するベキ乗式を軸に,水圏生態系内での個体レベル(成長,繁殖等)から個体群レベル...
❏数理モデルを用いた古人類の生活史の推定(16K07510)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】中橋 渉 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 専任講師 (60553021)
【キーワード】生活史 / 出産間隔 / 人類進化 / 数理モデル / 子育て (他11件)
【概要】類人猿や狩猟採集民の生活史データと古人類化石の推定年齢データを用いて古人類の出産間隔を推定し、それが非常に短かったことを示した。また、化石証拠と数理モデルを用いて、高い死亡率と負傷率が原因でネアンデルタール人の文化発展が阻害されていたことを明らかにするとともに、言語能力が古人類の文化に与えた影響について分析した。さらに、古人類の社会構造や個体間の協力関係、繁殖戦略などの進化についても数理モデルを用...
【医歯薬学】内科系臨床医学:行動生活史を含む研究件
❏河川性魚類の行動と生活史の統合戦略:PITタグシステムを駆使した探索的研究(20K21439)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2020-07-30 - 2022-03-31
【研究代表者】岸田 治 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (00545626)
【キーワード】回遊 / サケ科魚類 / 生活史 / 多型 / サイズ (他13件)
【概要】動物個体の移動は,動物の生き様や生態を研究するうえで不可欠である. 本研究では,移動中の動物はいかなる死亡圧にさらされているのか,死亡圧を逃れるためにどのような行動や生活史の戦術があるのかについて, PITタグを用いたサクラマスの個体追跡研究により探索的に調べた. その結果,降海型サクラマスは降河中に下流で小さな個体ほど死にやすいサイズ依存の死亡圧にさらされることが明らかになるとともに,河川下流や...
❏魚類成長-回遊モデルを用いたカタクチイワシの生活史戦略の解明(18H03956)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 進一 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (00371790)
【キーワード】水産動物 / 生態 / 行動 / 水圏環境 / 生物環境 (他7件)
【概要】スタミナトンネル水槽(閉鎖型循環水槽)を用いて、瀬戸内海系群および太平洋系群のカタクチイワシの遊泳に伴う呼吸代謝量を直接測定し、呼吸代謝の水温依存性、体重依存性、遊泳速度依存性を精査した。その結果、瀬戸内海系群、北太平洋系群の両者において呼吸代謝の水温依存性、体重依存性、遊泳速度依存性を求めることに成功した。カタクチイワシ属は取り扱いが難しく、これらの特性をすべて求めた例は他になく、貴重なデータを...