『健康全書タクイヌム・サニターティス』をめぐる多角的研究
【研究分野】西洋史
【研究キーワード】
中世ヨーロッパ / tacuinum sanitatis / 写本研究 / 中世イタリア / 健康全書 / 養生訓 / 生活史 / 宮廷文化 / Tacuinum Sanitatis / 国際ゴシック芸術 / タクイヌム・サニターティス / 養生論 / ファッション / 食文化 / 装飾写本 / イタリア / ボローニャ
【研究成果の概要】
本研究は、中世後期ヨーロッパの健康マニュアルTacuinum Sanitatis 『タクイヌム・サニターティス(健康全書)』を多角的に考察するため、世界各地の図書館、文書館に所蔵されている未刊行史料とファクシミリ版、刊行本として公刊されている史料を比較分析し、イタリアを中心として宮廷文化を支える人々が古典古代、イスラーム医学を受け入れるとともに、自分たちの世界を合うものにしていき、さらにそれを表象文化としたことを示した。
【研究代表者】