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研究分野別サイレントキーワード
「構造解析」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:オブジェクト指向構造解析を含む研究件
❏技術の共有化のための建築構造解析プラットフォーム(20760369)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】伊山 潤 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (30282495)
【キーワード】構造解析 / オブジェクト指向 / プログラム / ライブラリ / 建築構造・材料 (他8件)
【概要】新構造方式の提案を行うためには、新しい解析手法を常に開発していく必要がある。このような新しい解析手法を、共同して開発し、技術を共有・継承することに重点を置いた、建築構造解析のプラットフォームの構築を提案、実装した。チュートリアル、ドキュメントの作成もあわせて行い、大学講義で用いることにより利用性の確認を行った。また、これを利用して、部材破壊を考慮した建築構造物の応答性状について解析的研究を行った。...
❏フリーメッシュ法による発展型CAE基盤ソフトウェアの開発(13355005)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】関東 康祐 豊橋技術科学大学, 機械システム工学系(工学部), 助教授 (60177764)
【キーワード】フリーメッシュ法 / 有限要素法 / オブジェクト指向 / 3次元解析 / 構造解析 (他16件)
【概要】本研究では、領域分散並列型フリーメッシュ法に基づくCAEソフトウェアを生成するためのプラットフォーム的ソフトウェアを開発し、これをフリーソフトとして公開した。本ソフトの機能は,構造解析機能および,独自のプレーポスト機能を有するほか,スペインカタルニア工科大学の国際計算工学センターで開発されたプレーポストプロセッサであるGiDとの接続機能を持つ。本研究で得られた成果は以下のようにまとめられる。 ・機...
【情報学】情報学フロンティア:最適化構造解析を含む研究件
❏深層機械学習理論の深化とその構造解析への応用(18H03201)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】鈴木 大慈 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 准教授 (60551372)
【キーワード】深層学習 / カーネル法 / 汎化誤差解析 / ノンパラメトリック統計 / モデル圧縮 (他14件)
【概要】深層学習は現在機械学習でも中心的な役割を果たしており,多くのタスクで高い性能を示している.一方で,その原理への理論的理解は進んでおらず,ブラックボックス化しているのが研究開始当初の状況であった.その状況を改善するために,本研究では深層学習の原理解明に関して以下の研究成果を得た.(1) カーネル法的視点による深層学習の圧縮型汎化誤差解析,(2) 統計自由度による最適なモデル構造の探索とモデル圧縮への...
❏双対性がもたらす多視点モデル化:数学原理からシステム設計へ(19656103)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】システム理論 / 双対性 / モデル化 / 分野横断性 / 最適化 (他11件)
【概要】前年度に得られた双対性の横断的な理解を受け,本年度は次の4つに大別される成果をあげた. (1)「変位と力」「ひずみと応力」という共役関係は,応用力学における双対性概念の代表例である.本研究では,この概念を自己双対錐と呼ばれる集合の上での共役関係に拡張することにより,「ギャップと反力」「膜に生じるしわと許容応力」などのより複雑な関係が双対性を通じて統一的にモデル化できることを明らかにした.このモデル...
【数物系科学】物理学:電子線回折構造解析を含む研究件
❏蛋白質結晶の電子線回折データ収集システムの開発(10558106)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】電子線回折 / 結晶解析 / 構造解析 / クライオ電子顕微鏡 / 低温試料ホルダー (他7件)
【概要】本研究では、X線結晶解析にかからないような薄い結晶からでも蛋白質の構造決定を行えるよう、電子線回折用回転カメラとその関連技術の開発を目標とした。生物学的に重要な膜蛋白質では特に数層しかない結晶が得られることも多いからである。この目的のために、(i)既存の電子顕微鏡の大幅な改造、(ii)コンピューター制御ソフトウェアの開発、(iii)高傾斜角低温試料ホルダーの開発を行った。また、同時に、電子線回折パ...
❏電子顕微鏡による蛋白質結晶の三次元構造解析技術の開発(05508004)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】試験研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】電子顕微鏡 / 蛋白質結晶 / 電子線回折 / 氷包埋法 / 構造解析 (他13件)
【概要】本年度は、昨年度の結果をふまえて、電子顕微鏡の仕様を決定し、数多い改造を含め、実際に電子顕微鏡の製作を行った。実験としては、低電子線量法の改良と、クライオトランスファーの最適化のための真空系の見直しに特に重点を置いた。 実際の蛋白質結晶の観察にあたっては、氷包埋試料を用いるため、電子線損傷の最小化と、試料の汚染を防止することが極めて重要になる。低電子線量法では、電子線回折との有機的結合をはかるとと...
【数物系科学】地球惑星科学:X線回折構造解析を含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏高分子の圧力誘起液液相転移の探索(24684032)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】千葉 文野 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (20424195)
【キーワード】液体液体転移 / 高分子 / 高圧力 / 圧力誘起相転移 / 多孔性物質 (他14件)
【概要】結晶構造間の相転移は良く知られ、構造の変化に伴う物性の変化は良く研究されている。近年、液体状態においても複数の構造をとりえて、構造間で相転移が存在することが提唱され、液液相転移と呼ばれている。本研究は、高分子溶融体においても液液相転移が存在することを実験的に明らかにする目的で行った。高分子P4MP1を始めとするいくつかの高分子で圧力誘起で溶融体から溶融体への構造変化を発見することができた。また、1...
❏X線回折・非弾性散乱と粘弾性周波数解析による金属ガラス不均一構造の発達過程(21246094)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】松原 英一郎 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90173864)
【キーワード】拡散 / 相変態 / 状態図 / 金属ガラス / アモルファス構造 (他13件)
【概要】アモルファス金属や金属ガラスなど金属非晶質固体の構造を、特徴的な3種類の基本構造 [P(アモルファス相から晶出する結晶相の構造に似た原子配列を示す多面体) 、I(金属のガラス相を安定化させる充填原子配列を示す20面体的多面体)、W(I、P 以外の原子配列を示す多面体)] に分割し、系統的に調べ整理する「基本構造(P、I、W)の概念」によって、ガラス相の構造安定化の機構、緩和、ガラス転移、粘性(フラ...
【数物系科学】地球惑星科学:ガラス転移構造解析を含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏X線回折・非弾性散乱と粘弾性周波数解析による金属ガラス不均一構造の発達過程(21246094)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】松原 英一郎 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90173864)
【キーワード】拡散 / 相変態 / 状態図 / 金属ガラス / アモルファス構造 (他13件)
【概要】アモルファス金属や金属ガラスなど金属非晶質固体の構造を、特徴的な3種類の基本構造 [P(アモルファス相から晶出する結晶相の構造に似た原子配列を示す多面体) 、I(金属のガラス相を安定化させる充填原子配列を示す20面体的多面体)、W(I、P 以外の原子配列を示す多面体)] に分割し、系統的に調べ整理する「基本構造(P、I、W)の概念」によって、ガラス相の構造安定化の機構、緩和、ガラス転移、粘性(フラ...
【数物系科学】地球惑星科学:放射光構造解析を含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏放射光白色X線による薄片試料中ミクロン領域のエネルギー分散型回折法の開発(08554018)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996
【研究代表者】大隅 一政 高エネルギー物理学研究所, 放射光, 教授 (70011715)
【キーワード】放射光 / マイクロビーム / 微小領域 / 回折 / エネルギー分散法 (他6件)
【概要】放射光白色X線を用いたラウエ法による微小領域回折実験によって結晶性物質のミクロン領域から得られるラウエ像の中から目的とするラウエ斑点を対象としてエネルギー分散法による解析を可能とする装置の開発を行った。 エネルギー分散法が可能な固定検出器には既存の回折計への組み込みが可能な軽量小型のものを採用した。回折装置の赤道面(放射光の偏光特性により鉛直面)上を試料位置を回転中心として走査する軸を製作し、その...
【化学】材料化学:高分子多糖類構造解析を含む研究件
❏生分解開始機能を有し、生分解速度も制御された高性能バイオマスプラスチックの創製(19H00908)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】生分解性プラスチック / 分解開始スイッチ機能 / 生分解速度制御 / 繊維 / BOD生分解試験 (他22件)
【概要】現在、非生分解プラスチックによるごみ問題が解決すべき課題として取り上げられている。生分解性プラスチックは解決策の一つとして取り上げられているが、耐熱性や強度などの物性に乏しいことから真の実用化には至っていない。また、使っているときは分解せず、使用後、環境中に流出したら分解が始まる生分解開始機能の付与や、目的の速度で分解する生分解速度制御技術の開発が望まれている。 本年度は、微生物が糖や植物油から生...
❏非可食系原料からの新規バイオマスプラスチックの創製と構造制御による高機能化(26248044)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】バイオマスプラスチック / グルカル酸 / フェルラ酸 / 微生物産生ポリエステル / 物性 (他28件)
【概要】本研究では、非可食系バイオマスから新規で高性能なバイオマスプラスチックの合成と基礎物性評価を目的とした。木材抽出成分のキシランからポリ乳酸ステレオコンプレックス用の結晶核剤の開発に成功した。バイオマスベース基幹物質の一つであるグルカル酸を出発原料として、結晶性を有するグルカル酸エステルとグルカル酸アミドの合成に成功した。さらに、米ぬかから抽出されるフェルラ酸から2種類の共重合体の合成にも成功した。...
【化学】材料化学:繊維構造解析を含む研究件
❏生分解開始機能を有し、生分解速度も制御された高性能バイオマスプラスチックの創製(19H00908)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】生分解性プラスチック / 分解開始スイッチ機能 / 生分解速度制御 / 繊維 / BOD生分解試験 (他22件)
【概要】現在、非生分解プラスチックによるごみ問題が解決すべき課題として取り上げられている。生分解性プラスチックは解決策の一つとして取り上げられているが、耐熱性や強度などの物性に乏しいことから真の実用化には至っていない。また、使っているときは分解せず、使用後、環境中に流出したら分解が始まる生分解開始機能の付与や、目的の速度で分解する生分解速度制御技術の開発が望まれている。 本年度は、微生物が糖や植物油から生...
❏非可食系原料からの新規バイオマスプラスチックの創製と構造制御による高機能化(26248044)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】バイオマスプラスチック / グルカル酸 / フェルラ酸 / 微生物産生ポリエステル / 物性 (他28件)
【概要】本研究では、非可食系バイオマスから新規で高性能なバイオマスプラスチックの合成と基礎物性評価を目的とした。木材抽出成分のキシランからポリ乳酸ステレオコンプレックス用の結晶核剤の開発に成功した。バイオマスベース基幹物質の一つであるグルカル酸を出発原料として、結晶性を有するグルカル酸エステルとグルカル酸アミドの合成に成功した。さらに、米ぬかから抽出されるフェルラ酸から2種類の共重合体の合成にも成功した。...
【化学】複合化学:生分解性プラスチック構造解析を含む研究件
❏生分解開始機能を有し、生分解速度も制御された高性能バイオマスプラスチックの創製(19H00908)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】生分解性プラスチック / 分解開始スイッチ機能 / 生分解速度制御 / 繊維 / BOD生分解試験 (他22件)
【概要】現在、非生分解プラスチックによるごみ問題が解決すべき課題として取り上げられている。生分解性プラスチックは解決策の一つとして取り上げられているが、耐熱性や強度などの物性に乏しいことから真の実用化には至っていない。また、使っているときは分解せず、使用後、環境中に流出したら分解が始まる生分解開始機能の付与や、目的の速度で分解する生分解速度制御技術の開発が望まれている。 本年度は、微生物が糖や植物油から生...
❏非可食系原料からの新規バイオマスプラスチックの創製と構造制御による高機能化(26248044)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】バイオマスプラスチック / グルカル酸 / フェルラ酸 / 微生物産生ポリエステル / 物性 (他28件)
【概要】本研究では、非可食系バイオマスから新規で高性能なバイオマスプラスチックの合成と基礎物性評価を目的とした。木材抽出成分のキシランからポリ乳酸ステレオコンプレックス用の結晶核剤の開発に成功した。バイオマスベース基幹物質の一つであるグルカル酸を出発原料として、結晶性を有するグルカル酸エステルとグルカル酸アミドの合成に成功した。さらに、米ぬかから抽出されるフェルラ酸から2種類の共重合体の合成にも成功した。...
【化学】複合化学:フィルム構造解析を含む研究件
❏生分解開始機能を有し、生分解速度も制御された高性能バイオマスプラスチックの創製(19H00908)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】生分解性プラスチック / 分解開始スイッチ機能 / 生分解速度制御 / 繊維 / BOD生分解試験 (他22件)
【概要】現在、非生分解プラスチックによるごみ問題が解決すべき課題として取り上げられている。生分解性プラスチックは解決策の一つとして取り上げられているが、耐熱性や強度などの物性に乏しいことから真の実用化には至っていない。また、使っているときは分解せず、使用後、環境中に流出したら分解が始まる生分解開始機能の付与や、目的の速度で分解する生分解速度制御技術の開発が望まれている。 本年度は、微生物が糖や植物油から生...
❏非可食系原料からの新規バイオマスプラスチックの創製と構造制御による高機能化(26248044)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】バイオマスプラスチック / グルカル酸 / フェルラ酸 / 微生物産生ポリエステル / 物性 (他28件)
【概要】本研究では、非可食系バイオマスから新規で高性能なバイオマスプラスチックの合成と基礎物性評価を目的とした。木材抽出成分のキシランからポリ乳酸ステレオコンプレックス用の結晶核剤の開発に成功した。バイオマスベース基幹物質の一つであるグルカル酸を出発原料として、結晶性を有するグルカル酸エステルとグルカル酸アミドの合成に成功した。さらに、米ぬかから抽出されるフェルラ酸から2種類の共重合体の合成にも成功した。...
【化学】複合化学:微生物産生ポリエステル構造解析を含む研究件
❏生分解開始機能を有し、生分解速度も制御された高性能バイオマスプラスチックの創製(19H00908)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】生分解性プラスチック / 分解開始スイッチ機能 / 生分解速度制御 / 繊維 / BOD生分解試験 (他22件)
【概要】現在、非生分解プラスチックによるごみ問題が解決すべき課題として取り上げられている。生分解性プラスチックは解決策の一つとして取り上げられているが、耐熱性や強度などの物性に乏しいことから真の実用化には至っていない。また、使っているときは分解せず、使用後、環境中に流出したら分解が始まる生分解開始機能の付与や、目的の速度で分解する生分解速度制御技術の開発が望まれている。 本年度は、微生物が糖や植物油から生...
❏非可食系原料からの新規バイオマスプラスチックの創製と構造制御による高機能化(26248044)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】バイオマスプラスチック / グルカル酸 / フェルラ酸 / 微生物産生ポリエステル / 物性 (他28件)
【概要】本研究では、非可食系バイオマスから新規で高性能なバイオマスプラスチックの合成と基礎物性評価を目的とした。木材抽出成分のキシランからポリ乳酸ステレオコンプレックス用の結晶核剤の開発に成功した。バイオマスベース基幹物質の一つであるグルカル酸を出発原料として、結晶性を有するグルカル酸エステルとグルカル酸アミドの合成に成功した。さらに、米ぬかから抽出されるフェルラ酸から2種類の共重合体の合成にも成功した。...
【化学】複合化学:反応機構構造解析を含む研究件
❏RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤(26251009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造 / 反応機構 / 反応分子機構 / ヌクレオチド転移酵素 (他13件)
【概要】本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
【生物学】生物学:結晶解析構造解析を含む研究件
❏蛋白質結晶の電子線回折データ収集システムの開発(10558106)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】電子線回折 / 結晶解析 / 構造解析 / クライオ電子顕微鏡 / 低温試料ホルダー (他7件)
【概要】本研究では、X線結晶解析にかからないような薄い結晶からでも蛋白質の構造決定を行えるよう、電子線回折用回転カメラとその関連技術の開発を目標とした。生物学的に重要な膜蛋白質では特に数層しかない結晶が得られることも多いからである。この目的のために、(i)既存の電子顕微鏡の大幅な改造、(ii)コンピューター制御ソフトウェアの開発、(iii)高傾斜角低温試料ホルダーの開発を行った。また、同時に、電子線回折パ...
❏電子顕微鏡による蛋白質結晶の三次元構造解析技術の開発(05508004)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】試験研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】電子顕微鏡 / 蛋白質結晶 / 電子線回折 / 氷包埋法 / 構造解析 (他13件)
【概要】本年度は、昨年度の結果をふまえて、電子顕微鏡の仕様を決定し、数多い改造を含め、実際に電子顕微鏡の製作を行った。実験としては、低電子線量法の改良と、クライオトランスファーの最適化のための真空系の見直しに特に重点を置いた。 実際の蛋白質結晶の観察にあたっては、氷包埋試料を用いるため、電子線損傷の最小化と、試料の汚染を防止することが極めて重要になる。低電子線量法では、電子線回折との有機的結合をはかるとと...
【生物学】生物学:X線結晶解析構造解析を含む研究件
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏筋小胞体カルシムイオンポンプの結晶構造解析(09480171)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / 筋小胞体 / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他8件)
【概要】本研究では能動輸送の構造的基盤を解明するために、P型イオンポンプを代表する筋小胞体カルシウムATPaseを対象として、電子線・X線構造解析を行った。この膜蛋白質は本研究を開始した時点で、電子線で解析可能な2つの形態の結晶を作ることが知られていた。すなわち、カルシウムイオン非存在下小胞体膜そのものが変形してつくるチューブ状結晶と高濃度カルシウムイオン存在下で再構成膜がつくる三次元微結晶である。チュー...
【生物学】生物学:バクテリオファージ構造解析を含む研究件
❏病原性細菌特異的ファージの宿主認識と収縮性ファージ尾繊維構成蛋白質の構造生物学(25440066)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金丸 周司 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (50376951)
【キーワード】バクテリオファージ / ウイルス / 構造蛋白質 / 繊維状蛋白質 / X線結晶構造解析 (他14件)
【概要】T4ファージの近位尾繊維蛋白質gp34のC末端564残基を可溶性3量体として発現し精製・結晶化を行った。結晶構造解析により、gp34のC末端744-1289の立体構造を決定した。その構造は、全長18nmの繊維状であった。細部は、3本鎖β-へリックスやβ-プリズム構造などを含めファージ尾部蛋白質共通のドメイン構造であり、ファージの尾部構造蛋白質の進化はパーツとなるドメインの組み合わせにより、感染に必...
❏病原菌の新規「タイプ6分泌装置」蛋白質群にみられる収縮性ファージと共通の立体構造(21770164)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】金丸 周司 東京工業大学, 生命理工学研究科, 助教 (50376951)
【キーワード】グラム陰性菌 / 分泌装置 / バクテリオファージ / 構造解析 / T6SS (他7件)
【概要】結晶構造解析をめざし、大腸菌O157ならびに大腸菌CFT073のタイプ6分泌装置構成蛋白質VgrG蛋白質6種の全長蛋白質ならびにC末端ドメインに関して、蛋白質の大量発現系を構築した。そのうち、大腸菌O157のVgrG1において、精製法を確立し、安定なドメインを得るため種々のプロテアーゼ消化を行い、トリプシンによりVgrG1^M467-hisを得た。さらに、このVgrG1^M467-hisにおいて結...
【生物学】基礎生物学:tRNA構造解析を含む研究件
❏RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤(26251009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造 / 反応機構 / 反応分子機構 / ヌクレオチド転移酵素 (他13件)
【概要】本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA...
❏RNA成熟マシナリーの構造的基盤と機能進化(23350081)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / タンパク質 / RNA / RNA (他12件)
【概要】本研究は、「RNA成熟システムの全体像を物理・化学的手法で包括的に理解する」ことを目標とした。申請は、3年間の短期申請で、生命の3つのドメイン(真正細菌、古細菌、真核生物)で起源生物に近い単細胞生物のRNA成熟システムを中心に調べた。RNA成熟に関わるtRNA修飾酵素、tRNAスプライシングエンドヌクレアーゼなどについて、X線結晶構造解析、生化学的解析を併用して、その性質を明らかにした。また、遺伝...
【生物学】基礎生物学:結晶構造解析構造解析を含む研究件
❏機能性タンパク質結晶の細胞内合成(19H02830)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】上野 隆史 東京工業大学, 生命理工学院, 教授 (70332179)
【キーワード】タンパク質結晶 / タンパク質集合体 / 細胞内結晶化 / タンパク質工学 / 結晶構造解析 (他8件)
【概要】結晶化機構の解明には、結晶を構成する蛋白質単量体間の相互作用の理解が重要である。異なる種の多角体結晶構造の比較から申請者はいくつかの領域が多角体ウイルスの内包に関わる領域であり、結晶化に必須の相互作用を有する領域ではないと考えた。研究代表者は各領域を遺伝子工学的に欠損させた変異多角体を作成し、単量体あたり8残基から50残基の欠損部位を有する変異多角体を作成し、その機能を設計した。 ...
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏アミノ基キャリアタンパク質を介する生合成機構の解明と二次代謝産物構造多様性の拡張(17H06168)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】西山 真 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00208240)
【キーワード】微生物 / 放線菌 / 生合成 / 二次代謝 / 構造生物学 (他13件)
【概要】アミノ基キャリアタンパク質(AmCP)は、自身のC末端にアミノ基を介して結合した基質を生合成酵素に運ぶ新しいタンパク質である。本研究では、放線菌を主たる研究対象として各生合成酵素の立体構造及びAmCP認識機構を解明すると共に、AmCPを介して二次代謝産物を生合成するシステムによる天然化合物の構造多様性を創出・拡張機構を解明することを目指したものであり、いくつかの新規かつユニークな機構の発見・解明に...
【生物学】基礎生物学:X線結晶構造解析構造解析を含む研究件
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏病原性細菌特異的ファージの宿主認識と収縮性ファージ尾繊維構成蛋白質の構造生物学(25440066)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】金丸 周司 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (50376951)
【キーワード】バクテリオファージ / ウイルス / 構造蛋白質 / 繊維状蛋白質 / X線結晶構造解析 (他14件)
【概要】T4ファージの近位尾繊維蛋白質gp34のC末端564残基を可溶性3量体として発現し精製・結晶化を行った。結晶構造解析により、gp34のC末端744-1289の立体構造を決定した。その構造は、全長18nmの繊維状であった。細部は、3本鎖β-へリックスやβ-プリズム構造などを含めファージ尾部蛋白質共通のドメイン構造であり、ファージの尾部構造蛋白質の進化はパーツとなるドメインの組み合わせにより、感染に必...
❏RND型トランスポーターの結晶構造に基づく機能解析(19207009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】村上 聡 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (30300966)
【キーワード】多剤排出トランスポーター / 結晶化 / X線結晶構造解析 / 多剤耐性 / 膜輸送 (他11件)
【概要】院内感染などに見られる多剤耐性化の主要な原因の一つであるRND型多剤排出トランスポーターの作動メカニズムの本質的理解を目指し、立体構造情報の高解像度化を進めるとともに、得られた結晶構造に基づく機能解析を進めた。得られた結晶構造に基づく蛋白質工学的解析を行い、基質透過経路のなかほどに基質選択性に関わるフィルター様の働きを持つ部位を見いだした。また、これまで極めて困難であったRND型トランスポーターの...
【総合理工】環境化学:酵素分解性構造解析を含む研究件
❏生分解開始機能を有し、生分解速度も制御された高性能バイオマスプラスチックの創製(19H00908)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】生分解性プラスチック / 分解開始スイッチ機能 / 生分解速度制御 / 繊維 / BOD生分解試験 (他22件)
【概要】現在、非生分解プラスチックによるごみ問題が解決すべき課題として取り上げられている。生分解性プラスチックは解決策の一つとして取り上げられているが、耐熱性や強度などの物性に乏しいことから真の実用化には至っていない。また、使っているときは分解せず、使用後、環境中に流出したら分解が始まる生分解開始機能の付与や、目的の速度で分解する生分解速度制御技術の開発が望まれている。 本年度は、微生物が糖や植物油から生...
❏非可食系原料からの新規バイオマスプラスチックの創製と構造制御による高機能化(26248044)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】バイオマスプラスチック / グルカル酸 / フェルラ酸 / 微生物産生ポリエステル / 物性 (他28件)
【概要】本研究では、非可食系バイオマスから新規で高性能なバイオマスプラスチックの合成と基礎物性評価を目的とした。木材抽出成分のキシランからポリ乳酸ステレオコンプレックス用の結晶核剤の開発に成功した。バイオマスベース基幹物質の一つであるグルカル酸を出発原料として、結晶性を有するグルカル酸エステルとグルカル酸アミドの合成に成功した。さらに、米ぬかから抽出されるフェルラ酸から2種類の共重合体の合成にも成功した。...
【総合理工】環境化学:バイオマスプラスチック構造解析を含む研究件
❏生分解開始機能を有し、生分解速度も制御された高性能バイオマスプラスチックの創製(19H00908)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】生分解性プラスチック / 分解開始スイッチ機能 / 生分解速度制御 / 繊維 / BOD生分解試験 (他22件)
【概要】現在、非生分解プラスチックによるごみ問題が解決すべき課題として取り上げられている。生分解性プラスチックは解決策の一つとして取り上げられているが、耐熱性や強度などの物性に乏しいことから真の実用化には至っていない。また、使っているときは分解せず、使用後、環境中に流出したら分解が始まる生分解開始機能の付与や、目的の速度で分解する生分解速度制御技術の開発が望まれている。 本年度は、微生物が糖や植物油から生...
❏非可食系原料からの新規バイオマスプラスチックの創製と構造制御による高機能化(26248044)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岩田 忠久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (30281661)
【キーワード】バイオマスプラスチック / グルカル酸 / フェルラ酸 / 微生物産生ポリエステル / 物性 (他28件)
【概要】本研究では、非可食系バイオマスから新規で高性能なバイオマスプラスチックの合成と基礎物性評価を目的とした。木材抽出成分のキシランからポリ乳酸ステレオコンプレックス用の結晶核剤の開発に成功した。バイオマスベース基幹物質の一つであるグルカル酸を出発原料として、結晶性を有するグルカル酸エステルとグルカル酸アミドの合成に成功した。さらに、米ぬかから抽出されるフェルラ酸から2種類の共重合体の合成にも成功した。...
【工学】構造・機能材料:局所構造構造解析を含む研究件
❏アモルファス系電池用材料の局所原子配列と充放電機構(17H01325)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平田 秋彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授(任期付) (90350488)
【キーワード】電子回折 / 電池用負極材料 / アモルファス / リバースモンテカルロ / 電池用負極材 (他16件)
【概要】本研究では、従来手掛けてきたオングストロームビーム電子回折実験に関連した新たな解析技術の開発を行い、リチウムイオン電池のアモルファス負極材の解析にこれらの技術も応用することで、これまでに得られなかったアモルファス電池材の局所構造の情報を得られるようになった。さらに、実際に充放電を行ったアモルファス材についても解析を行い、充放電過程における局所構造の情報を得られるようになった。今後、リチウムイオン電...
❏X線回折・非弾性散乱と粘弾性周波数解析による金属ガラス不均一構造の発達過程(21246094)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】松原 英一郎 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90173864)
【キーワード】拡散 / 相変態 / 状態図 / 金属ガラス / アモルファス構造 (他13件)
【概要】アモルファス金属や金属ガラスなど金属非晶質固体の構造を、特徴的な3種類の基本構造 [P(アモルファス相から晶出する結晶相の構造に似た原子配列を示す多面体) 、I(金属のガラス相を安定化させる充填原子配列を示す20面体的多面体)、W(I、P 以外の原子配列を示す多面体)] に分割し、系統的に調べ整理する「基本構造(P、I、W)の概念」によって、ガラス相の構造安定化の機構、緩和、ガラス転移、粘性(フラ...
【工学】総合工学:結晶化構造解析を含む研究件
❏プラズマ援用生体物質結晶化(23651218)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】伊藤 剛仁 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70452472)
【キーワード】プラズマ / 結晶化 / 構造解析
【概要】本研究は、「プラズマ援用生体物質結晶化」といった新技術の確立を目的としたものである。卵白由来リゾチームを用いた実験において、プラズマ照射による結晶化促進が報告された。そのメカニズム解明のため、構造が比較的簡単であることや、脱色の過程から反応速度を見積もることができる色素を対象とし、プラズマ照射が与える影響を観察した。各種 pH における実験から、色素ごとに異なる pH 依存性が見られた。結果として...
❏RND型トランスポーターの結晶構造に基づく機能解析(19207009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】村上 聡 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (30300966)
【キーワード】多剤排出トランスポーター / 結晶化 / X線結晶構造解析 / 多剤耐性 / 膜輸送 (他11件)
【概要】院内感染などに見られる多剤耐性化の主要な原因の一つであるRND型多剤排出トランスポーターの作動メカニズムの本質的理解を目指し、立体構造情報の高解像度化を進めるとともに、得られた結晶構造に基づく機能解析を進めた。得られた結晶構造に基づく蛋白質工学的解析を行い、基質透過経路のなかほどに基質選択性に関わるフィルター様の働きを持つ部位を見いだした。また、これまで極めて困難であったRND型トランスポーターの...
【工学】総合工学:電子顕微鏡構造解析を含む研究件
❏巨大な内部空間を持つ蛋白質会合体を用いた電子顕微鏡解析用包摂材料の開発(19H02519)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田中 良和 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (20374225)
【キーワード】ヘモシアニン / 電子顕微鏡 / 構造解析 / クライオ電子顕微鏡 / タンパク質包摂
【概要】種々のリンカーを介してゲストタンパク質をヘモシアニン内部に結合させることができた。また、リンカーの違いにより、ゲストの結合がホストの10量体構造の維持に及ぼす影響が異なることがわかった。これは、ゲストがホスト内部に結合する強さに起因することが示唆された。電子顕微鏡観察からも、条件を整備することで、内部にゲストを包摂したまま安定な10量体構造を維持できることがわかった。金ナノ粒子を用いた評価からは、...
❏アモルファス系電池用材料の局所原子配列と充放電機構(17H01325)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平田 秋彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授(任期付) (90350488)
【キーワード】電子回折 / 電池用負極材料 / アモルファス / リバースモンテカルロ / 電池用負極材 (他16件)
【概要】本研究では、従来手掛けてきたオングストロームビーム電子回折実験に関連した新たな解析技術の開発を行い、リチウムイオン電池のアモルファス負極材の解析にこれらの技術も応用することで、これまでに得られなかったアモルファス電池材の局所構造の情報を得られるようになった。さらに、実際に充放電を行ったアモルファス材についても解析を行い、充放電過程における局所構造の情報を得られるようになった。今後、リチウムイオン電...
❏透過型電子顕微鏡による、セラミックス粒界構造解析(12F02783)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】幾原 雄一 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 教授 (70192474)
【キーワード】grain boundary / electron microscopy / ceramics / 走査透過型電子顕微鏡 / セラミックス (他7件)
【概要】In this study, we fabricated a bicrystal, possessing bi-crystallographic relations of (310)[001]||(310)[001] between upper and lower crystals. Analysis of diffraction patterns confirms these orientati...
【工学】総合工学:クラスター構造解析を含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【工学】総合工学:不確かさ構造解析を含む研究件
❏高速マルチスケール動的解析法の開発とパワーMEMS設計への応用・検証(20360059)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】高野 直樹 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10206782)
【キーワード】動的解析 / モデル縮約法 / マルチスケール解析 / MEMS / 不確かさ (他19件)
【概要】基本構造の多数繰返しからなる構造体の高速動的手法の開発と、マイクロガスタービンエンジンMEMS燃焼器の設計・加工・燃焼実験を目的としている。モデル縮約によりPCで並列高速計算が行える上に、荷重条件の不確かさを考慮して低確率でしか起きない事象も逃さずに予測できる実用的手法と、保炎器の約1, 000個ものノズルの整列不整の影響を予測する確率均質化法などを開発した。燃焼実験において約1150K~1350...
❏双対性がもたらす多視点モデル化:数学原理からシステム設計へ(19656103)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】システム理論 / 双対性 / モデル化 / 分野横断性 / 最適化 (他11件)
【概要】前年度に得られた双対性の横断的な理解を受け,本年度は次の4つに大別される成果をあげた. (1)「変位と力」「ひずみと応力」という共役関係は,応用力学における双対性概念の代表例である.本研究では,この概念を自己双対錐と呼ばれる集合の上での共役関係に拡張することにより,「ギャップと反力」「膜に生じるしわと許容応力」などのより複雑な関係が双対性を通じて統一的にモデル化できることを明らかにした.このモデル...
【工学】総合工学:3次元構造構造解析を含む研究件
❏筋小胞体カルシムイオンポンプの結晶構造解析(09480171)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / 筋小胞体 / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他8件)
【概要】本研究では能動輸送の構造的基盤を解明するために、P型イオンポンプを代表する筋小胞体カルシウムATPaseを対象として、電子線・X線構造解析を行った。この膜蛋白質は本研究を開始した時点で、電子線で解析可能な2つの形態の結晶を作ることが知られていた。すなわち、カルシウムイオン非存在下小胞体膜そのものが変形してつくるチューブ状結晶と高濃度カルシウムイオン存在下で再構成膜がつくる三次元微結晶である。チュー...
❏イオンポンプによる能動輸送の構造的基礎(08044195)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / カルシウムポンプ / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究は、イオンポンプの輸送サイクルの幾つかの状態での三次元構造を電子線構造解析によって可視化する事により、イオンの能動輸送の構造的実体を明らかにしようとするものである。対象とした筋小胞体カルシウムATPaseは、筋肉の弛緩時にカルシウムイオンを汲み出すポンプである。能動輸送の実体の解明には生理的に異なった状態の構造を解明することが必須であるが、本研究では特に、カルシウムが存在しない時にできるチュ...
【工学】総合工学:分子動力学構造解析を含む研究件
❏生命科学・創薬科学を指向した分子ダイナミクス分類理論の構築(15KT0103)
【研究テーマ】連携探索型数理科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2020-03-31
【研究代表者】山下 雄史 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任准教授 (50615622)
【キーワード】分子動力学シミュレーション / 分子生物学 / 数理科学 / 計算幾何学 / 時系列解析 (他17件)
【概要】計算機が進歩したことで、近年、生体分子の分子動力学シミュレーションを大規模におこなうことができるようになった。本研究では、分子動力学シミュレーションから数理科学的手法でダイナミクスの様々な特徴を抽出する手法を考案した。例えば、skeletal coreの概念を使うことで、解析の中で見かけの運動が現れてしまう効果を抑えることができるようになった。また、特異スペクトル変換法をおこなうことで運動の変化を...
❏数千程度の分子量を有する分子の構造解析に関する研究(01303013)
【研究テーマ】結晶学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】藤原 隆二 島根大学, 理学部, 教授 (10028847)
【キーワード】中分子のX線構造解析 / X線解析法 / 結晶構造解析 / 分子力学計算 / 分子動力学計算 (他16件)
【概要】芦田,安岡,甲斐,竹中博士はタンパク質のX線構造解析の手法を数千程度の分子量を有する分子に適用し,低分解能フ-リエ図の改良法を確立し,シンクロトロン放射光を用いた多波長異常分散法の有効性,分子置換法プログラム"MERLOT"の有効性を示した。藤井博士はオリゴヌクレオチドのX線解析における"MERLOT"の有効性と,構造精密化における分子動力学計算プログラム"...
【工学】総合工学:流体解析構造解析を含む研究件
❏航空推進電動ファンの駆動モータ形態を考慮した流体・構造評価と不安定性抑制制御(26420809)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】岡井 敬一 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 航空技術部門, 主任研究開発員 (00358516)
【キーワード】電動推進 / 外周駆動電動ファン / 構造解析 / 流体解析 / 翼変形 (他16件)
【概要】環境適合性を飛躍的に向上させることが期待される航空電動推進向けに考案された外周駆動モータ形態において、推進ファンの空気力学的・構造力学的制約要件を数値解析によって調べた。空気力学的観点では、翼端漏れ流れがない流れ場のため、ベースライン形状に比べ性能低下がみられることがわかった。構造力学的には、翼端部に結合されるシェル厚みが及ぼす影響が明らかとなった。外周部を着力点に持つ電磁デバイスには、不安定挙動...
❏フリーメッシュ法による発展型CAE基盤ソフトウェアの開発(13355005)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】関東 康祐 豊橋技術科学大学, 機械システム工学系(工学部), 助教授 (60177764)
【キーワード】フリーメッシュ法 / 有限要素法 / オブジェクト指向 / 3次元解析 / 構造解析 (他16件)
【概要】本研究では、領域分散並列型フリーメッシュ法に基づくCAEソフトウェアを生成するためのプラットフォーム的ソフトウェアを開発し、これをフリーソフトとして公開した。本ソフトの機能は,構造解析機能および,独自のプレーポスト機能を有するほか,スペインカタルニア工科大学の国際計算工学センターで開発されたプレーポストプロセッサであるGiDとの接続機能を持つ。本研究で得られた成果は以下のようにまとめられる。 ・機...
【工学】総合工学:CAE構造解析を含む研究件
❏フリーメッシュ法による発展型CAE基盤ソフトウェアの開発(13355005)
【研究テーマ】工学基礎
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】関東 康祐 豊橋技術科学大学, 機械システム工学系(工学部), 助教授 (60177764)
【キーワード】フリーメッシュ法 / 有限要素法 / オブジェクト指向 / 3次元解析 / 構造解析 (他16件)
【概要】本研究では、領域分散並列型フリーメッシュ法に基づくCAEソフトウェアを生成するためのプラットフォーム的ソフトウェアを開発し、これをフリーソフトとして公開した。本ソフトの機能は,構造解析機能および,独自のプレーポスト機能を有するほか,スペインカタルニア工科大学の国際計算工学センターで開発されたプレーポストプロセッサであるGiDとの接続機能を持つ。本研究で得られた成果は以下のようにまとめられる。 ・機...
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
【工学】総合工学:ダイナミクス構造解析を含む研究件
❏高耐衝撃性とガラス転移ダイナミクスの精密設計を実現するポリロタキサンガラスの創成(16H06050)
【研究テーマ】高分子・繊維材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 和明 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (80570069)
【キーワード】ポリロタキサン / ガラス転移 / シクロデキストリン / 幾何学的拘束 / X線散乱 (他27件)
【概要】高分子と環状分子が幾何学的に拘束されたポリロタキサンのみからなる新規硬質材料「ポリロタキサンガラス」について、様々な誘導体からなる材料物性の系統的な研究を行った。その結果、1)環状成分の運動が凍結したガラス状態にも残っている主鎖高分子の大運動、2)力学的タフネスを生み出す主鎖高分子と環状成分の伸長誘起相分離、3)各成分間の幾何学的拘束によるガラス転移の大幅な遅延とその分子設計による制御、4)ガラス...
❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
【工学】総合工学:モデル化構造解析を含む研究件
❏技術の共有化のための建築構造解析プラットフォーム(20760369)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】伊山 潤 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (30282495)
【キーワード】構造解析 / オブジェクト指向 / プログラム / ライブラリ / 建築構造・材料 (他8件)
【概要】新構造方式の提案を行うためには、新しい解析手法を常に開発していく必要がある。このような新しい解析手法を、共同して開発し、技術を共有・継承することに重点を置いた、建築構造解析のプラットフォームの構築を提案、実装した。チュートリアル、ドキュメントの作成もあわせて行い、大学講義で用いることにより利用性の確認を行った。また、これを利用して、部材破壊を考慮した建築構造物の応答性状について解析的研究を行った。...
❏双対性がもたらす多視点モデル化:数学原理からシステム設計へ(19656103)
【研究テーマ】制御工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】室田 一雄 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (50134466)
【キーワード】システム理論 / 双対性 / モデル化 / 分野横断性 / 最適化 (他11件)
【概要】前年度に得られた双対性の横断的な理解を受け,本年度は次の4つに大別される成果をあげた. (1)「変位と力」「ひずみと応力」という共役関係は,応用力学における双対性概念の代表例である.本研究では,この概念を自己双対錐と呼ばれる集合の上での共役関係に拡張することにより,「ギャップと反力」「膜に生じるしわと許容応力」などのより複雑な関係が双対性を通じて統一的にモデル化できることを明らかにした.このモデル...
【工学】総合工学:シミュレーション構造解析を含む研究件
❏漏斗胸患者に対して、最適な手術計画を「オーダーメイド」するシステムの開発(15K01292)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション外科 / 先天変形 / 漏斗胸 / 有限要素法 (他14件)
【概要】胸郭の陥没を主徴とする先天性疾患である漏斗胸に対しては、金属バーを装着して陥没部分を挙上する手術が行われている。胸郭の形態は個体差が存在する。ゆえに良好な形態を得るためには単純にバーを装着するのみでは不十分であり、個々の胸郭の形態を観察しながら、一部の骨を離断したり、バーを装着する位置を変化したりする工夫が必要である。このように個々の患者の胸郭の特性にかんがみ、異なった手術計画をとる必要がある。そ...
❏腹部大動脈瘤内挿後ステントグラフトの経時的変化のシミュレーション研究(24591866)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】岡本 宏之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究医 (60348266)
【キーワード】simulation / modeling system / stent graft / migration / aortic aneurysm (他13件)
【概要】腹部大動脈瘤内に留置されたステントグラフトは、機種によって異なった振る舞いをする。また、屈曲やねじれなどの因子は留置後に徐々に変化をすることがわかった。その数値化と視覚化に、独自のモデルを用いて成功した。それによりmigrationして破裂に至るリスクが明らかにされ、臨床への一助となると考えられた。 ...
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
【工学】総合工学:構造設計構造解析を含む研究件
❏Wavelet変換を用いたリアルタイム残余耐震性能判定装置の開発(19560566)
【研究テーマ】建築構造・材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】楠 浩一 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (00292748)
【キーワード】構造解析 / 構造設計 / 保全技術 / 地震防災 / 応急危険度判定 (他10件)
【概要】本研究では,高次モードが卓越するような中・高層建物を対象に,加速度計を建物に配して,計測結果から地震直後に建物の残余耐震性能を判定する手法を開発した。本手法では,計測結果にWavelet変換を適用し,計測結果のモード分解を試みるものであり,建物の実観測記録および鉄骨フレームを用いた振動台実験で有用性を確認した。また,建物の性能評価においては,建物のロッキング振動を分離する必要があることが分かった。...
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
【工学】総合工学:有限要素解析(FEM)構造解析を含む研究件
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
❏線状加熱による板曲げ加工シミュレータの開発(04402036)
【研究テーマ】船舶構造・建造
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】線状加熱 / 板曲げ加工 / シミュレーション / 構造解析 / FEM (他20件)
【概要】造船業では、船体の独特な曲がり形状を実現するために、ガスバーナーを用いて鋼鈑を曲げ加工する技術が不可欠である。この曲げ加工技術は撓鉄(ぎょうてつ)作業と呼ばれ、造船業における固有技能の一つである。本研究では、この撓鉄作業に着目し、計算機を利用したシミュレータを作成することによって、撓鉄作業の技術の伝承、さらに装置化や自動化を実現可能とすることを目的とする基礎研究である。 線上加状は熱加工であるから...
【工学】総合工学:有限要素法構造解析を含む研究件
❏漏斗胸患者に対して、最適な手術計画を「オーダーメイド」するシステムの開発(15K01292)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永竿 智久 香川大学, 医学部, 教授 (20245541)
【キーワード】バイオメカニクス / シミュレーション外科 / 先天変形 / 漏斗胸 / 有限要素法 (他14件)
【概要】胸郭の陥没を主徴とする先天性疾患である漏斗胸に対しては、金属バーを装着して陥没部分を挙上する手術が行われている。胸郭の形態は個体差が存在する。ゆえに良好な形態を得るためには単純にバーを装着するのみでは不十分であり、個々の胸郭の形態を観察しながら、一部の骨を離断したり、バーを装着する位置を変化したりする工夫が必要である。このように個々の患者の胸郭の特性にかんがみ、異なった手術計画をとる必要がある。そ...
❏次世代宇宙ゴサマー構造のための設計探査法に関する研究(22760623)
【研究テーマ】航空宇宙工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】坂本 啓 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (40516001)
【キーワード】不確定性 / 宇宙工学 / 宇宙構造物 / 設計工学 / 設計支援 (他9件)
【概要】宇宙システムの概念設計の段階で,不確定性や制御系との連成を考慮して,設計者のために設計空間を可視化し,迅速な設計トレードオフ評価を補助するツールがあれば,性能・信頼性の高い宇宙膜・ケーブル構造(ゴサマー構造)システムの実現に貢献する.本研究では幾何学的非線形有限要素法を主に用い,そのような設計支援ツールの開発を目指した.具体的には以下の3つの例について,設計空間の可視化を可能にした.すなわち,(1...
❏構造物の内部における力の伝達経路に関する新しい指標の開発(19560099)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】高橋 邦弘 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60095619)
【キーワード】構造解析 / 有限要素法 / 荷重伝達 / 荷重経路 / U* (他11件)
【概要】構造物の内部における荷重伝達を表現するため,U*なる指標を提案してきたが,この指標は分布荷重に対しては適用できない.これと相補的な概念であるU**なる指標を新たに提案した.この指標は慣性力による分布荷重にも適用できるため,乗用車車体の曲げ1次振動モードにおける荷重伝達の様子を表現することができた.しかし計算時間が膨大となる欠点があるが,新たに高速化計算アルゴリズムを提案し,計算時間を約400分の1...
【工学】総合工学:コンピュータ統合生産(CIM)構造解析を含む研究件
❏鋼構造物のFEM構造解析モデラ-に関する研究(05302053)
【研究テーマ】船舶工学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1993 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】FEM / 製品モデル / シミュレーション / 構造解析 / 構造設計 (他16件)
【概要】汎用の有限要素解析用システムの周辺システムとして,既に多くのソフトウェアが開発されているが,それらは解析に必要な解析データ生成用のプリ・プロセッサや解析結果を可視化するポスト・プロセッサなどが殆どである。これらのプリ/ポスト・プロセッサは,単なるインターフェースのみに重点が置かれており,情報の共有という観点からの研究が不足している。 本研究では,著者らが既に開発している「造船CIM」用製品定義シス...
❏線状加熱による板曲げ加工シミュレータの開発(04402036)
【研究テーマ】船舶構造・建造
【研究種目】一般研究(A)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】野本 敏治 東京大学, 工学部, 教授 (80011170)
【キーワード】線状加熱 / 板曲げ加工 / シミュレーション / 構造解析 / FEM (他20件)
【概要】造船業では、船体の独特な曲がり形状を実現するために、ガスバーナーを用いて鋼鈑を曲げ加工する技術が不可欠である。この曲げ加工技術は撓鉄(ぎょうてつ)作業と呼ばれ、造船業における固有技能の一つである。本研究では、この撓鉄作業に着目し、計算機を利用したシミュレータを作成することによって、撓鉄作業の技術の伝承、さらに装置化や自動化を実現可能とすることを目的とする基礎研究である。 線上加状は熱加工であるから...
【総合生物】生体分子化学:タンパク質結晶構造解析を含む研究件
❏In situ実時間追跡による細胞内タンパク質結晶化メカニズムの解明(22K19266)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2024-03-31
【研究代表者】安部 聡 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (40508595)
【キーワード】タンパク質結晶 / 構造解析 / 小角散乱 / 結晶化機構
【概要】
❏機能性タンパク質結晶の細胞内合成(19H02830)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】上野 隆史 東京工業大学, 生命理工学院, 教授 (70332179)
【キーワード】タンパク質結晶 / タンパク質集合体 / 細胞内結晶化 / タンパク質工学 / 結晶構造解析 (他8件)
【概要】結晶化機構の解明には、結晶を構成する蛋白質単量体間の相互作用の理解が重要である。異なる種の多角体結晶構造の比較から申請者はいくつかの領域が多角体ウイルスの内包に関わる領域であり、結晶化に必須の相互作用を有する領域ではないと考えた。研究代表者は各領域を遺伝子工学的に欠損させた変異多角体を作成し、単量体あたり8残基から50残基の欠損部位を有する変異多角体を作成し、その機能を設計した。 ...
❏蛋白質結晶の電子線回折データ収集システムの開発(10558106)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】電子線回折 / 結晶解析 / 構造解析 / クライオ電子顕微鏡 / 低温試料ホルダー (他7件)
【概要】本研究では、X線結晶解析にかからないような薄い結晶からでも蛋白質の構造決定を行えるよう、電子線回折用回転カメラとその関連技術の開発を目標とした。生物学的に重要な膜蛋白質では特に数層しかない結晶が得られることも多いからである。この目的のために、(i)既存の電子顕微鏡の大幅な改造、(ii)コンピューター制御ソフトウェアの開発、(iii)高傾斜角低温試料ホルダーの開発を行った。また、同時に、電子線回折パ...
【総合生物】生体分子化学:RNA・タンパク質複合体構造解析を含む研究件
❏試行錯誤を伴わないRNA-蛋白質複合体のクライオ電子顕微鏡構造解析手法の開発(21K19201)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】田中 良和 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (20374225)
【キーワード】RNA-タンパク質複合体 / クライオ電顕 / 構造解析 / RNA / タンパク質
【概要】RNAは多岐にわたる重要な役割を担う生体高分子化合物である。多くの場合、RNAはパートナー蛋白質と複合体を形成することにより複雑な生体反応を実現している。そのため、RNAの機能を理解するにはRNAと蛋白質の複合体の構造を原子レベルで明らかにすることが鍵となる。本研究では、RNA配列をリボソームRNAに挿入して表面に露出させ、ここに結合するタンパク質を結合させることにより、「RNA-蛋白質複合体」を...
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
【総合生物】生体分子化学:X線構造解析構造解析を含む研究件
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏ナノテクノロジー材料としての希土類ポリ酸を用いたメゾスコピック構造の構築と光物性(10304055)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2001
【研究代表者】山瀬 利博 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80016576)
【キーワード】ポリ酸 / ヘテロポリ酸 / 希土類イオン / 結晶構造解 / エネルギー移動 (他22件)
【概要】1.Eu^<3+>のSquare-antiprism型8水和イオンをもつ[Eu(H_2O)_8]_2[V_<10>O_<28>]・8H_2Oが初めて合成され,結晶構造とD_<4d>対称場におけるEu^<3+>の発光挙動が議論された。この化合物が水溶液中のEu^<3+>の水和モデルとして有効であることが示された。 2.希土類金属...
【農学】農芸化学:複合体構造解析を含む研究件
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
【農学】生産環境農学:海綿構造解析を含む研究件
❏漁業混獲物の高度利用:深海海綿からの医薬素材の探索(14360119)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】伏谷 伸宏 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70012010)
【キーワード】深海 / 海綿 / 医薬素材 / 生物活性 / 細胞毒性 (他15件)
【概要】先ず、深海海綿が医薬素材として有用なことを確かめるために、奄美大島沖の大島新曽根の水深150mの海域においてドレッジにより78種類の海綿採集して、医薬として重要な生物活性を調べたところ、ほぼ全ての種類に細胞毒性が認められたのをはじめ、70%以上の種類になんらかの抗菌・抗カビ、あるいは酵素阻害活性が認められた。したがって、深海海綿が医薬資源として有望なことが示された。活性を示した海綿から以下の化合物...
❏海洋無脊椎動物からの抗トロンビンリード化合物の探索(10760123)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】中尾 洋一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (60282696)
【キーワード】海洋無脊椎動物 / トロンビン / 海綿 / 酸素阻害 / 構造解析 (他9件)
【概要】伊豆半島,伊豆諸島,九州沿岸,および南西諸島などで採集した海洋無脊椎動物サンプル計342検体(海綿239,腔腸78,原索18,および外肛7検体)について,動物試料20gをアルコールおよびアセトンで抽出し,水とクロロフォルムで二層分配して,水溶性および脂溶性画分を調製した.それぞれの画分について,トロンビンに対する阻害活性スクリーニングを行ったところ,海綿46,腔腸12,原索4,および外肛動物1検体...
【農学】生産環境農学:構造決定構造解析を含む研究件
❏国内で被害未確認の神経毒生産渦鞭毛藻の検出法開発と有毒成分の解明(22404006)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐竹 真幸 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90261495)
【キーワード】構造決定 / 定量法開発 / ポリエーテル化合物 / 渦鞭毛藻 / 神経毒 (他13件)
【概要】ニュージーランドで大規模被害を発生させた赤潮渦鞭毛藻から、ポリ環状エーテル化合物を単離した。有毒成分は、マウスに対する強力な毒性を示した。酸性画分からは、梯子状ポリエーテル化合物を単離し、神経芽細胞に対して毒性を示す事を明らかとした。ニュージーランドの研究チームとの共同研究により、これらの成分の定量法を開発し、今後の中毒事件を未然に防ぐことが可能となった。 アメリカ西海岸で採集された発ガンプロモー...
❏漁業混獲物の高度利用:深海海綿からの医薬素材の探索(14360119)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】伏谷 伸宏 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70012010)
【キーワード】深海 / 海綿 / 医薬素材 / 生物活性 / 細胞毒性 (他15件)
【概要】先ず、深海海綿が医薬素材として有用なことを確かめるために、奄美大島沖の大島新曽根の水深150mの海域においてドレッジにより78種類の海綿採集して、医薬として重要な生物活性を調べたところ、ほぼ全ての種類に細胞毒性が認められたのをはじめ、70%以上の種類になんらかの抗菌・抗カビ、あるいは酵素阻害活性が認められた。したがって、深海海綿が医薬資源として有望なことが示された。活性を示した海綿から以下の化合物...
【医歯薬学】基礎医学:RNA合成構造解析を含む研究件
❏RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤(26251009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造 / 反応機構 / 反応分子機構 / ヌクレオチド転移酵素 (他13件)
【概要】本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA...
❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
【医歯薬学】基礎医学:能動輸送構造解析を含む研究件
❏筋小胞体カルシムイオンポンプの結晶構造解析(09480171)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / 筋小胞体 / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他8件)
【概要】本研究では能動輸送の構造的基盤を解明するために、P型イオンポンプを代表する筋小胞体カルシウムATPaseを対象として、電子線・X線構造解析を行った。この膜蛋白質は本研究を開始した時点で、電子線で解析可能な2つの形態の結晶を作ることが知られていた。すなわち、カルシウムイオン非存在下小胞体膜そのものが変形してつくるチューブ状結晶と高濃度カルシウムイオン存在下で再構成膜がつくる三次元微結晶である。チュー...
❏イオンポンプによる能動輸送の構造的基礎(08044195)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / カルシウムポンプ / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究は、イオンポンプの輸送サイクルの幾つかの状態での三次元構造を電子線構造解析によって可視化する事により、イオンの能動輸送の構造的実体を明らかにしようとするものである。対象とした筋小胞体カルシウムATPaseは、筋肉の弛緩時にカルシウムイオンを汲み出すポンプである。能動輸送の実体の解明には生理的に異なった状態の構造を解明することが必須であるが、本研究では特に、カルシウムが存在しない時にできるチュ...
【医歯薬学】基礎医学:イオンポンプ (イオントランスポーター)構造解析を含む研究件
❏筋小胞体カルシムイオンポンプの結晶構造解析(09480171)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / 筋小胞体 / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他8件)
【概要】本研究では能動輸送の構造的基盤を解明するために、P型イオンポンプを代表する筋小胞体カルシウムATPaseを対象として、電子線・X線構造解析を行った。この膜蛋白質は本研究を開始した時点で、電子線で解析可能な2つの形態の結晶を作ることが知られていた。すなわち、カルシウムイオン非存在下小胞体膜そのものが変形してつくるチューブ状結晶と高濃度カルシウムイオン存在下で再構成膜がつくる三次元微結晶である。チュー...
❏イオンポンプによる能動輸送の構造的基礎(08044195)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / カルシウムポンプ / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究は、イオンポンプの輸送サイクルの幾つかの状態での三次元構造を電子線構造解析によって可視化する事により、イオンの能動輸送の構造的実体を明らかにしようとするものである。対象とした筋小胞体カルシウムATPaseは、筋肉の弛緩時にカルシウムイオンを汲み出すポンプである。能動輸送の実体の解明には生理的に異なった状態の構造を解明することが必須であるが、本研究では特に、カルシウムが存在しない時にできるチュ...
【医歯薬学】基礎医学:クライオ電子顕微鏡構造解析を含む研究件
❏小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】ヘモシアニン
【研究期間】電子顕微鏡
【研究代表者】構造解析
【キーワード】クライオ電子顕微鏡
【概要】RNAは多岐にわたる重要な役割を担う生体高分子化合物である。多くの場合、RNAはパートナー蛋白質と複合体を形成することにより複雑な生体反応を実現している。そのため、RNAの機能を理解するにはRNAと蛋白質の複合体の構造を原子レベルで明らかにすることが鍵となる。本研究では、RNA配列をリボソームRNAに挿入して表面に露出させ、ここに結合するタンパク質を結合させることにより、「RNA-蛋白質複合体」を...
❏多階層解析による脂質二重膜中でのToll様受容体の活性化機構の全貌解明(19H03164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大戸 梅治 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 准教授 (90451856)
【キーワード】自然免疫 / TLR受容体 / クライオ電子顕微鏡 / タンパク質 / 構造解析 (他7件)
【概要】自然免疫受容体のTLR全長に関して構造生物学的研究を進めた。TLR3全長をナノディスクに再構成した試料についてクライオ電子顕微鏡構造解析に成功した。細胞外ドメインの密度は明瞭に観察されたが、膜貫通領域および細胞内のTIRドメインは解像されなかった。核酸認識TLRの局在を制御するUNC93B1とTLR3およびTLR7の複合体の構造解析に成功し、UNC93B1による核酸認識TLRの局在制御機構の構造基...
❏巨大な内部空間を持つ蛋白質会合体を用いた電子顕微鏡解析用包摂材料の開発(19H02519)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】田中 良和 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (20374225)
【キーワード】ヘモシアニン / 電子顕微鏡 / 構造解析 / クライオ電子顕微鏡 / タンパク質包摂
【概要】種々のリンカーを介してゲストタンパク質をヘモシアニン内部に結合させることができた。また、リンカーの違いにより、ゲストの結合がホストの10量体構造の維持に及ぼす影響が異なることがわかった。これは、ゲストがホスト内部に結合する強さに起因することが示唆された。電子顕微鏡観察からも、条件を整備することで、内部にゲストを包摂したまま安定な10量体構造を維持できることがわかった。金ナノ粒子を用いた評価からは、...
【医歯薬学】内科系臨床医学:機能解析構造解析を含む研究件
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤(26251009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造 / 反応機構 / 反応分子機構 / ヌクレオチド転移酵素 (他13件)
【概要】本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA...
❏膜タンパク質の膜組み込み過程の解明(24687016)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】塚崎 智也 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (80436716)
【キーワード】タンパク質 / トランスロコン / 膜組み込み / 膜透過 / YidC (他14件)
【概要】細胞におけるタンパク質の膜組み込み過程は,すべての生物に共通した必須の機構である。本研究では膜タンパク質の機能発現システムを詳細に理解する為に,真正細菌のタンパク質の膜組み込みに関わる膜タンパク質YidC(内膜の膜組み込みに関与)の構造を2.4オングストローム分解能で決定し,構造情報に基づく機能解析を進めた。最終的に,YidCは電気的な相互作用で基質タンパク質を一旦親水的な凹みにキャプチャーした後...
【医歯薬学】外科系臨床医学:細胞毒性構造解析を含む研究件
❏国内で被害未確認の神経毒生産渦鞭毛藻の検出法開発と有毒成分の解明(22404006)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐竹 真幸 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90261495)
【キーワード】構造決定 / 定量法開発 / ポリエーテル化合物 / 渦鞭毛藻 / 神経毒 (他13件)
【概要】ニュージーランドで大規模被害を発生させた赤潮渦鞭毛藻から、ポリ環状エーテル化合物を単離した。有毒成分は、マウスに対する強力な毒性を示した。酸性画分からは、梯子状ポリエーテル化合物を単離し、神経芽細胞に対して毒性を示す事を明らかとした。ニュージーランドの研究チームとの共同研究により、これらの成分の定量法を開発し、今後の中毒事件を未然に防ぐことが可能となった。 アメリカ西海岸で採集された発ガンプロモー...
❏ゲルセジン型ゲルセミウム塩基を基盤とした新規抗腫瘍薬リード化合物の創製研究(19510211)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】北島 満里子 千葉大学, 大学院・薬学研究院, 准教授 (60195261)
【キーワード】天然物化学 / アルカロイド / 構造解析 / 化学変換 / 細胞毒性 (他13件)
【概要】植物塩基由来の新規抗腫瘍薬開発のためのリード化合物の創製のため、ゲルセミウム属植物含有アルカロイドの探索、生物活性評価を行った。その結果、ゲルセミウム属植物より特異な構造を有する新規アルカロイド類を見出すとともに、Humantenine型アルカロイドからGelsedine型アルカロイドへの効率的な供給法を確立した。ヒト腫瘍細胞に対する細胞毒性評価を行った結果、Yohimbane型アルカロイドに顕著...
❏漁業混獲物の高度利用:深海海綿からの医薬素材の探索(14360119)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】伏谷 伸宏 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70012010)
【キーワード】深海 / 海綿 / 医薬素材 / 生物活性 / 細胞毒性 (他15件)
【概要】先ず、深海海綿が医薬素材として有用なことを確かめるために、奄美大島沖の大島新曽根の水深150mの海域においてドレッジにより78種類の海綿採集して、医薬として重要な生物活性を調べたところ、ほぼ全ての種類に細胞毒性が認められたのをはじめ、70%以上の種類になんらかの抗菌・抗カビ、あるいは酵素阻害活性が認められた。したがって、深海海綿が医薬資源として有望なことが示された。活性を示した海綿から以下の化合物...
【医歯薬学】外科系臨床医学:酵素反応構造解析を含む研究件
❏RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤(26251009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造 / 反応機構 / 反応分子機構 / ヌクレオチド転移酵素 (他13件)
【概要】本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA...
❏鋳型非依存性RNA合成酵素の分子機構、進化の分子的基盤研究(17687010)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】富田 耕造 産業技術総合研究所, 生物機能工学研究部門, 研究グループ長 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造解析 / 反応機構 / 鋳型非依存的 / 複合体 (他10件)
【概要】鋳型非依存的RNA合成酵素であるCCA付加酵素は核酸性の鋳型を用いることなく,定まった配列を定まったRNAプライマーに付加/合成するという点で非常にユニークな酵素である。我々は,昨年度,古細菌由来のCCA付加酵素がCCA配列を合成する過程,すなはち,合成開始,伸長,終結にいたるすべての状態のスナップショットのX線結晶構造解析,生化学的解析を行ない,世界に先駆けてCCA付加酵素によるCCA付加反応の...
【医歯薬学】薬学:生理活性構造解析を含む研究件
❏細胞内タンパク質の阻害剤創出を指向したN置換型ベータペプチドの研究(17K13265)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】森本 淳平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70754935)
【キーワード】ペプチド / N置換βペプチド / 配座制御 / 構造解析 / 固相合成法 (他16件)
【概要】生体膜透過性の低さなどペプチドが抱える課題を克服する中分子として、ペプトイドが新たな創薬の種として注目されている。 本研究では、一般的に用いられているN置換グリシン型のペプトイドの主鎖を拡張したN置換βペプチドに着目し、新規合成法の開発と主鎖炭素上への置換基の導入に基づく配座制御を実現する分子設計に取り組んだ。その結果、特定の二次構造を安定に形成する新規N置換βペプチドの開発に成功した。 今後、こ...
❏ケミカルバイオロジーによるアルツハイマー病治療薬創製を目指した分子基盤解明(19679001)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】富田 泰輔 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30292957)
【キーワード】脳神経疾患 / 薬学 / 酵素 / 生理活性 / アルツハイマー (他9件)
【概要】γセクレターゼはアルツハイマー病発症に決定的な役割を果たすAβペプチドの産生を担う膜内配列切断プロテアーゼであり、その活性制御法は根本的治療法に結び付くことが期待されている。申請者は低分子化合物を用いたケミカルバイオロジー・構造生物学的研究を駆使し、その活性を制御する新たな分子機構を見出し、阻害薬のラショナルデザインに成功した。本研究成果は、将来的に新規アルツハイマー病治療薬の創薬の礎となることが...
【医歯薬学】薬学:核磁気共鳴(NMR)構造解析を含む研究件
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
❏国内で被害未確認の神経毒生産渦鞭毛藻の検出法開発と有毒成分の解明(22404006)
【研究テーマ】生物分子科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐竹 真幸 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90261495)
【キーワード】構造決定 / 定量法開発 / ポリエーテル化合物 / 渦鞭毛藻 / 神経毒 (他13件)
【概要】ニュージーランドで大規模被害を発生させた赤潮渦鞭毛藻から、ポリ環状エーテル化合物を単離した。有毒成分は、マウスに対する強力な毒性を示した。酸性画分からは、梯子状ポリエーテル化合物を単離し、神経芽細胞に対して毒性を示す事を明らかとした。ニュージーランドの研究チームとの共同研究により、これらの成分の定量法を開発し、今後の中毒事件を未然に防ぐことが可能となった。 アメリカ西海岸で採集された発ガンプロモー...
【医歯薬学】薬学:分子動力学計算構造解析を含む研究件
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
❏数千程度の分子量を有する分子の構造解析に関する研究(01303013)
【研究テーマ】結晶学
【研究種目】総合研究(A)
【研究期間】1989 - 1991
【研究代表者】藤原 隆二 島根大学, 理学部, 教授 (10028847)
【キーワード】中分子のX線構造解析 / X線解析法 / 結晶構造解析 / 分子力学計算 / 分子動力学計算 (他16件)
【概要】芦田,安岡,甲斐,竹中博士はタンパク質のX線構造解析の手法を数千程度の分子量を有する分子に適用し,低分解能フ-リエ図の改良法を確立し,シンクロトロン放射光を用いた多波長異常分散法の有効性,分子置換法プログラム"MERLOT"の有効性を示した。藤井博士はオリゴヌクレオチドのX線解析における"MERLOT"の有効性と,構造精密化における分子動力学計算プログラム"...
【医歯薬学】薬学:膜タンパク質構造解析を含む研究件
❏膜タンパク質の膜組み込み過程の解明(24687016)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】塚崎 智也 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (80436716)
【キーワード】タンパク質 / トランスロコン / 膜組み込み / 膜透過 / YidC (他14件)
【概要】細胞におけるタンパク質の膜組み込み過程は,すべての生物に共通した必須の機構である。本研究では膜タンパク質の機能発現システムを詳細に理解する為に,真正細菌のタンパク質の膜組み込みに関わる膜タンパク質YidC(内膜の膜組み込みに関与)の構造を2.4オングストローム分解能で決定し,構造情報に基づく機能解析を進めた。最終的に,YidCは電気的な相互作用で基質タンパク質を一旦親水的な凹みにキャプチャーした後...
❏筋小胞体カルシムイオンポンプの結晶構造解析(09480171)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / 筋小胞体 / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他8件)
【概要】本研究では能動輸送の構造的基盤を解明するために、P型イオンポンプを代表する筋小胞体カルシウムATPaseを対象として、電子線・X線構造解析を行った。この膜蛋白質は本研究を開始した時点で、電子線で解析可能な2つの形態の結晶を作ることが知られていた。すなわち、カルシウムイオン非存在下小胞体膜そのものが変形してつくるチューブ状結晶と高濃度カルシウムイオン存在下で再構成膜がつくる三次元微結晶である。チュー...
❏イオンポンプによる能動輸送の構造的基礎(08044195)
【研究テーマ】生物物理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】豊島 近 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70172210)
【キーワード】イオンポンプ / カルシウムポンプ / 能動輸送 / 三次元構造 / 電子顕微鏡 (他7件)
【概要】本研究は、イオンポンプの輸送サイクルの幾つかの状態での三次元構造を電子線構造解析によって可視化する事により、イオンの能動輸送の構造的実体を明らかにしようとするものである。対象とした筋小胞体カルシウムATPaseは、筋肉の弛緩時にカルシウムイオンを汲み出すポンプである。能動輸送の実体の解明には生理的に異なった状態の構造を解明することが必須であるが、本研究では特に、カルシウムが存在しない時にできるチュ...
【医歯薬学】薬学:酵素構造解析を含む研究件
❏RNA成熟マシナリーの構造的基盤と機能進化(23350081)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / タンパク質 / RNA / RNA (他12件)
【概要】本研究は、「RNA成熟システムの全体像を物理・化学的手法で包括的に理解する」ことを目標とした。申請は、3年間の短期申請で、生命の3つのドメイン(真正細菌、古細菌、真核生物)で起源生物に近い単細胞生物のRNA成熟システムを中心に調べた。RNA成熟に関わるtRNA修飾酵素、tRNAスプライシングエンドヌクレアーゼなどについて、X線結晶構造解析、生化学的解析を併用して、その性質を明らかにした。また、遺伝...
❏ケミカルバイオロジーによるアルツハイマー病治療薬創製を目指した分子基盤解明(19679001)
【研究テーマ】生物系薬学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【研究代表者】富田 泰輔 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (30292957)
【キーワード】脳神経疾患 / 薬学 / 酵素 / 生理活性 / アルツハイマー (他9件)
【概要】γセクレターゼはアルツハイマー病発症に決定的な役割を果たすAβペプチドの産生を担う膜内配列切断プロテアーゼであり、その活性制御法は根本的治療法に結び付くことが期待されている。申請者は低分子化合物を用いたケミカルバイオロジー・構造生物学的研究を駆使し、その活性を制御する新たな分子機構を見出し、阻害薬のラショナルデザインに成功した。本研究成果は、将来的に新規アルツハイマー病治療薬の創薬の礎となることが...
【医歯薬学】薬学:アミノ酸構造解析を含む研究件
❏アミノ基キャリアタンパク質を介する生合成機構の解明と二次代謝産物構造多様性の拡張(17H06168)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】西山 真 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00208240)
【キーワード】微生物 / 放線菌 / 生合成 / 二次代謝 / 構造生物学 (他13件)
【概要】アミノ基キャリアタンパク質(AmCP)は、自身のC末端にアミノ基を介して結合した基質を生合成酵素に運ぶ新しいタンパク質である。本研究では、放線菌を主たる研究対象として各生合成酵素の立体構造及びAmCP認識機構を解明すると共に、AmCPを介して二次代謝産物を生合成するシステムによる天然化合物の構造多様性を創出・拡張機構を解明することを目指したものであり、いくつかの新規かつユニークな機構の発見・解明に...
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
【医歯薬学】薬学:核酸構造解析を含む研究件
❏RNA成熟マシナリーの構造的基盤と機能進化(23350081)
【研究テーマ】生体関連化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】堀 弘幸 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20256960)
【キーワード】核酸 / 酵素 / タンパク質 / RNA / RNA (他12件)
【概要】本研究は、「RNA成熟システムの全体像を物理・化学的手法で包括的に理解する」ことを目標とした。申請は、3年間の短期申請で、生命の3つのドメイン(真正細菌、古細菌、真核生物)で起源生物に近い単細胞生物のRNA成熟システムを中心に調べた。RNA成熟に関わるtRNA修飾酵素、tRNAスプライシングエンドヌクレアーゼなどについて、X線結晶構造解析、生化学的解析を併用して、その性質を明らかにした。また、遺伝...
❏核酸塩基認識能を有する水素結合性希土類錯体の創製と核酸配列・構造解析への応用(20750055)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】吉本 敬太郎 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 講師 (60392172)
【キーワード】核酸 / 分子認識 / ランタノイド錯体 / 遺伝子診断・解析 / 蛍光識別 (他10件)
【概要】水素結合性核酸塩基認識試薬であるAMNDの機能化を試みるため、ランタノイド形成部位であるDOTAをコンジュゲートした新規化合物AMND-DOTAの合成を試みた。その結果、(1)AMNDがエネルギー移動発光用のアンテナ蛍光団として利用可能、(2)ピリミジン塩基選択性を示すAMNDの核酸塩基選択性が保持されたまま、DOTA骨格の導入が可能、(3)DOTA骨格へTbイオンを配位させることでピリミジン塩基...
【医歯薬学】薬学:分子認識構造解析を含む研究件
❏π共役巨大クラスターの機能と界面アーキテクチャーの創製(25288031)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】阿部 正明 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (90260033)
【キーワード】金属錯体 / ルテニウム / 多核錯体 / 超分子 / 大環状クラスター (他17件)
【概要】オキソ架橋ルテニウム三核クラスターを用い、新規な大環状クラスターを合成し、構造決定することに成功した。ピラジン(pz)架橋クラスターでは、ユニットの1電子還元に帰属される過程が多段階波として観測され、分子内相互作用を示すことが分かった。この分子内相互作用の程度は大環状クラスターの核数と架橋配位子内のπ共役鎖の有無や長さに大きく依存した。メソ位に四つのは配位性官能基を有するポルフィリンを四座配位子に...
❏核酸塩基認識能を有する水素結合性希土類錯体の創製と核酸配列・構造解析への応用(20750055)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】吉本 敬太郎 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 講師 (60392172)
【キーワード】核酸 / 分子認識 / ランタノイド錯体 / 遺伝子診断・解析 / 蛍光識別 (他10件)
【概要】水素結合性核酸塩基認識試薬であるAMNDの機能化を試みるため、ランタノイド形成部位であるDOTAをコンジュゲートした新規化合物AMND-DOTAの合成を試みた。その結果、(1)AMNDがエネルギー移動発光用のアンテナ蛍光団として利用可能、(2)ピリミジン塩基選択性を示すAMNDの核酸塩基選択性が保持されたまま、DOTA骨格の導入が可能、(3)DOTA骨格へTbイオンを配位させることでピリミジン塩基...
❏バイオインターフェイス構築への蛋白質工学的展開(16106011)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】熊谷 泉 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10161689)
【キーワード】バイオインターフェイス / ペプチド移植 / マテリアル認識抗体 / 酸化亜鉛認識抗体 / 金表面特異的抗体 (他25件)
【概要】本研究では、医薬開発、ナノ材料への応用の著しい加速を可能にする技術基盤の構築を目的に、特に生体免疫系では特異的抗原性が発現し難い、細胞表面抗原、工学材料表面に焦点を絞り、特異的抗体分子の人工選択とその機能評価を進めた。結果、新たに取得した抗体の人工組換えや精密機能解析に基づき、医用への展開が期待できる複数の非天然型抗体分子の構築や、蛋白質間、あるいは蛋白質と工学材料間のバイオインターフェイスとして...
【医歯薬学】薬学:ぺプチド構造解析を含む研究件
❏細胞内タンパク質の阻害剤創出を指向したN置換型ベータペプチドの研究(17K13265)
【研究テーマ】ケミカルバイオロジー
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】森本 淳平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70754935)
【キーワード】ペプチド / N置換βペプチド / 配座制御 / 構造解析 / 固相合成法 (他16件)
【概要】生体膜透過性の低さなどペプチドが抱える課題を克服する中分子として、ペプトイドが新たな創薬の種として注目されている。 本研究では、一般的に用いられているN置換グリシン型のペプトイドの主鎖を拡張したN置換βペプチドに着目し、新規合成法の開発と主鎖炭素上への置換基の導入に基づく配座制御を実現する分子設計に取り組んだ。その結果、特定の二次構造を安定に形成する新規N置換βペプチドの開発に成功した。 今後、こ...
❏α/β-ヘテロペプチドを基盤とした新規構造と機能の創出(16K08157)
【研究テーマ】化学系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】尾谷 優子 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 講師 (60451853)
【キーワード】非天然アミノ酸 / 二環性βープロリン / タンパク質ータンパク質相互作用 / 構造解析 / 分子動力学計算 (他20件)
【概要】コンホメーションを制限した二環性β-アミノ酸Ah2c誘導体を様々な天然のαアミノ酸に連結させ、近傍のαアミノ酸に対する構造効果を調べた。Ah2cのN末側に結合したαーアミノ酸は対応するαーアミノ酸ジペプチドに比べて取りうるコンホメーションが制限され、伸張型のβー構造を取りやすくなることを明らかにした。αーアラニンとAh2c誘導体を交互に連結させたα/βーハイブリッドペプチドを8残基ペプチドの長さま...
❏海洋無脊椎動物からの抗トロンビンリード化合物の探索(10760123)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】中尾 洋一 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (60282696)
【キーワード】海洋無脊椎動物 / トロンビン / 海綿 / 酸素阻害 / 構造解析 (他9件)
【概要】伊豆半島,伊豆諸島,九州沿岸,および南西諸島などで採集した海洋無脊椎動物サンプル計342検体(海綿239,腔腸78,原索18,および外肛7検体)について,動物試料20gをアルコールおよびアセトンで抽出し,水とクロロフォルムで二層分配して,水溶性および脂溶性画分を調製した.それぞれの画分について,トロンビンに対する阻害活性スクリーニングを行ったところ,海綿46,腔腸12,原索4,および外肛動物1検体...
【医歯薬学】薬学:タンパク質構造解析を含む研究件
❏中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】X線結晶構造解析
【研究期間】タンパク質
【研究代表者】RNA
【キーワード】複合体
【概要】RNAは多岐にわたる重要な役割を担う生体高分子化合物である。多くの場合、RNAはパートナー蛋白質と複合体を形成することにより複雑な生体反応を実現している。そのため、RNAの機能を理解するにはRNAと蛋白質の複合体の構造を原子レベルで明らかにすることが鍵となる。本研究では、RNA配列をリボソームRNAに挿入して表面に露出させ、ここに結合するタンパク質を結合させることにより、「RNA-蛋白質複合体」を...
❏多階層解析による脂質二重膜中でのToll様受容体の活性化機構の全貌解明(19H03164)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】大戸 梅治 東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 准教授 (90451856)
【キーワード】自然免疫 / TLR受容体 / クライオ電子顕微鏡 / タンパク質 / 構造解析 (他7件)
【概要】自然免疫受容体のTLR全長に関して構造生物学的研究を進めた。TLR3全長をナノディスクに再構成した試料についてクライオ電子顕微鏡構造解析に成功した。細胞外ドメインの密度は明瞭に観察されたが、膜貫通領域および細胞内のTIRドメインは解像されなかった。核酸認識TLRの局在を制御するUNC93B1とTLR3およびTLR7の複合体の構造解析に成功し、UNC93B1による核酸認識TLRの局在制御機構の構造基...
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
【医歯薬学】薬学:RNA構造解析を含む研究件
❏試行錯誤を伴わないRNA-蛋白質複合体のクライオ電子顕微鏡構造解析手法の開発(21K19201)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】田中 良和 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (20374225)
【キーワード】RNA-タンパク質複合体 / クライオ電顕 / 構造解析 / RNA / タンパク質
【概要】RNAは多岐にわたる重要な役割を担う生体高分子化合物である。多くの場合、RNAはパートナー蛋白質と複合体を形成することにより複雑な生体反応を実現している。そのため、RNAの機能を理解するにはRNAと蛋白質の複合体の構造を原子レベルで明らかにすることが鍵となる。本研究では、RNA配列をリボソームRNAに挿入して表面に露出させ、ここに結合するタンパク質を結合させることにより、「RNA-蛋白質複合体」を...
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤(26251009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造 / 反応機構 / 反応分子機構 / ヌクレオチド転移酵素 (他13件)
【概要】本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA...
【医歯薬学】薬学:構造生物学構造解析を含む研究件
❏光遺伝学による光活性化アデニル酸シクラーゼ合成酵素(PAC)の創成(18H02413)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】朴 三用 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 教授 (20291932)
【キーワード】光活性化アデニル酸シクラーゼ / 光反応酵素 / 光遺伝学 / 構造解析 / アデニル酸シクラーゼ (他6件)
【概要】PACは、最初にミドリムシから発見され以後、複数の原核生物からも相同遺伝子が見出されていたが、いずれも原子レベルでの構造・機能解明までには至ってない。本研究では解明されたOaPAC光活性化メカニズムの構造科学的解明を基に、細胞内でのセカンドメッセンジャー光制御への光遺伝学の展開や、PACの酵素ドメイン改変によるcGMP光産生酵素の創出による光制御医学ツールとして基礎医学的研究で、反応機構解明を向け...
❏アミノ基キャリアタンパク質を介する生合成機構の解明と二次代謝産物構造多様性の拡張(17H06168)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2017-05-31 - 2022-03-31
【研究代表者】西山 真 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00208240)
【キーワード】微生物 / 放線菌 / 生合成 / 二次代謝 / 構造生物学 (他13件)
【概要】アミノ基キャリアタンパク質(AmCP)は、自身のC末端にアミノ基を介して結合した基質を生合成酵素に運ぶ新しいタンパク質である。本研究では、放線菌を主たる研究対象として各生合成酵素の立体構造及びAmCP認識機構を解明すると共に、AmCPを介して二次代謝産物を生合成するシステムによる天然化合物の構造多様性を創出・拡張機構を解明することを目指したものであり、いくつかの新規かつユニークな機構の発見・解明に...
❏膜タンパク質の膜組み込み過程の解明(24687016)
【研究テーマ】機能生物化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】塚崎 智也 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 准教授 (80436716)
【キーワード】タンパク質 / トランスロコン / 膜組み込み / 膜透過 / YidC (他14件)
【概要】細胞におけるタンパク質の膜組み込み過程は,すべての生物に共通した必須の機構である。本研究では膜タンパク質の機能発現システムを詳細に理解する為に,真正細菌のタンパク質の膜組み込みに関わる膜タンパク質YidC(内膜の膜組み込みに関与)の構造を2.4オングストローム分解能で決定し,構造情報に基づく機能解析を進めた。最終的に,YidCは電気的な相互作用で基質タンパク質を一旦親水的な凹みにキャプチャーした後...
【医歯薬学】看護学:構造構造解析を含む研究件
❏高次生命現象を制御する鋳型非依存的RNA合成酵素の構造と機能(18H03980)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】X線結晶構造解析 / タンパク質 / RNA / 複合体 / 分子機構 (他21件)
【概要】本研究では、高次生命現象を支配する鋳型非依存的RNA合成酵素のうち、let7 miRNAの発現を制御するTUT4/7によるポリU付加の分子機構をLin28と相互作用するTUT4/7の領域の構造解析、生化学的解析より明らかにした。また、U6 snRNAの成熟化に関わるTUT1によるポリU付加の分子機構をTUT1とU6 snRNAの複合体構造解析、生化学的解析より明らかにした。RNAのポリA鎖にA/G...
❏RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤(26251009)
【研究テーマ】構造生物化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】富田 耕造 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)
【キーワード】RNA / 構造 / 反応機構 / 反応分子機構 / ヌクレオチド転移酵素 (他13件)
【概要】本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA...