膜タンパク質の膜組み込み過程の解明
【研究分野】機能生物化学
【研究キーワード】
タンパク質 / トランスロコン / 膜組み込み / 膜透過 / YidC / Sec / 膜タンパク質 / 構造生物学 / 蛋白質 / 膜蛋白質 / 構造解析 / 膜組込み / 機能発現 / 機能解析
【研究成果の概要】
細胞におけるタンパク質の膜組み込み過程は,すべての生物に共通した必須の機構である。本研究では膜タンパク質の機能発現システムを詳細に理解する為に,真正細菌のタンパク質の膜組み込みに関わる膜タンパク質YidC(内膜の膜組み込みに関与)の構造を2.4オングストローム分解能で決定し,構造情報に基づく機能解析を進めた。最終的に,YidCは電気的な相互作用で基質タンパク質を一旦親水的な凹みにキャプチャーした後,膜へと組み込む新しいモデルを提唱した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
濡木 理 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
熊崎 薫 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 大学院生 |
千葉 志信 | 京都産業大学 | 総合生命科学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】27,950千円 (直接経費: 21,500千円、間接経費: 6,450千円)