ケミカルバイオロジーによるアルツハイマー病治療薬創製を目指した分子基盤解明
【研究分野】生物系薬学
【研究キーワード】
脳神経疾患 / 薬学 / 酵素 / 生理活性 / アルツハイマー / セクレターゼ / アミロイド / ケミカルバイオロジー / 構造解析
【研究成果の概要】
γセクレターゼはアルツハイマー病発症に決定的な役割を果たすAβペプチドの産生を担う膜内配列切断プロテアーゼであり、その活性制御法は根本的治療法に結び付くことが期待されている。申請者は低分子化合物を用いたケミカルバイオロジー・構造生物学的研究を駆使し、その活性を制御する新たな分子機構を見出し、阻害薬のラショナルデザインに成功した。本研究成果は、将来的に新規アルツハイマー病治療薬の創薬の礎となることが期待される。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【配分額】115,180千円 (直接経費: 88,600千円、間接経費: 26,580千円)