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研究分野別サイレントキーワード
「国際関係」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:国際関係論国際関係を含む研究件
❏対中関係のアジア間比較:4要因モデルからのアプローチ(16H02004)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高原 明生 東京大学, 大学院公共政策学連携研究部・教育部, 教授 (80240993)
【キーワード】政治学 / 現代中国研究 / 地域研究 / 政策過程 / 国際関係論 (他8件)
【概要】1)国内政治、2)経済利益、3)国際環境および安全保障、そして4)国民の感情、認識、アイデンティティという四つの要因から、アジア諸国の対中二国間関係を分析し、比較することを通して、それぞれの対中関係の特徴のみならず、対象国の政治経済社会と外交に関する理解を深めることができた。 国内政治や経済については、それぞれの国における華僑華人の果たす役割が一つのポイントになる。また、安全保障をめぐる対中摩擦の...
❏グローバル・ガバナンスの変容と国家政策の政治経済分析(26245020)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 公共政策連携研究部, 教授 (00278780)
【キーワード】国際政治経済学 / 国際関係論 / グローバルガバナンス / ゲーム理論 / グローバル・ガバナンス (他14件)
【概要】本研究の代表者および分担者は、主要な成果として英語論文、合計11部を作成し、平成29年3月に、シュプリンガー社からGames of Conflict and Cooperation in Asiaという題目の編著書籍を公刊した。本編著書では、グローバル・ガバナンスを基調に分析枠組みを構築し、アジアにおいてはその多様性から域内のみで政策協調を確保することは難しいため、域外の国々やグローバル制度と連携...
❏国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計の政治経済分析(23330053)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00278780)
【キーワード】国際関係論 / 国際政治経済論 / 国際協力論 / 国際関係 / 国際協力 (他15件)
【概要】本研究は、貿易、通貨、平和維持、温暖化防止等のグローバル問題を扱う国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計という課題の実相を分析し、改善策を探求した。国々の提携を大規模にすれば、グローバル問題の解決を図る上で好都合だが、多種多様の国家の参加を募ることによって緩やかな行動規範しか採択できない。反対に、小さな提携はその相似性から強力な規範を採択できるが、問題解決には規模の面で不十分となる。本研究は、権...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット国際関係を含む研究件
❏情報環境の多様化が国際関係にもたらす影響:観衆費用・陽動理論の社会心理学的再検討(17H02628)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】稲増 一憲 関西学院大学, 社会学部, 教授 (10582041)
【キーワード】メディア / 国際関係 / 政治 / 外交 / インターネット (他16件)
【概要】本研究は「人々のメディア接触が国際関係についての態度に及ぼす影響を検討する」という基本的な枠組みを持つが、メディア接触の測定法については、調査ごとにまちまちであり、どのような測定項目が適切であるかは検証されていなかった。そこでまずは、人々とメディアとの関わりについて測定法の違いがもたらす影響の検証と、その違いによる影響を事後的に補正する手法の開発を行った。また、上記の研究を踏まえた上で、韓国海軍レ...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【情報学】情報学フロンティア:中東国際関係を含む研究件
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏クロノロジカル・データの相互引用による国際情勢分析システムの作成-日本をめぐる国際関係を用いた実証研究-(07552002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】山影 進 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10115959)
【キーワード】国際情勢 / 検索ソフト / データ・ベース / ASEAN / 国際関係 (他10件)
【概要】最終年度にあたる今年度は、実用に耐えるデータ・ベース作成とその利用ソフトの開発を重点的に進めた。本共同研究で実用化試験のために用いた「クロノロジカル・データ」は東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心とした東南アジア国際関係のデータに限定し、ASEAN合意文書、ASEAN会議年表、ASEAN重要人物プロファイルの3種類のデータ・ベース化を進めた。利用ソフトに関しては、構造計画研究所の協力を得て、「相...
【情報学】情報学フロンティア:ネットワーク分析国際関係を含む研究件
❏関係価値と和解のミクロ・マクロ・ダイナミックスに関する研究(21H00931)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】大坪 庸介 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80322775)
【キーワード】関係価値 / 和解 / 国際関係 / 計算論モデル / マイクロ=マクロ (他8件)
【概要】2021年度は、本研究課題のテーマである関係価値と和解に関する研究を進めるマテリアル作成も兼ねて、謝罪と赦しに関するシナリオ実験とコミットメント・シグナルに関するシナリオ実験をいずれもオンラインで行った。 謝罪と赦しに関するシナリオ実験では、シナリオ作成に加えて、関係価値が十分に高く将来の裏切りが考えにくい関係では、謝罪は最小限のもので済む可能性(逆に言えば、コストのかかる手の込んだ謝罪が必要とさ...
❏ビッグデータで切り拓く国際関係学(18H03627)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】栗崎 周平 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70708099)
【キーワード】株式保有ネットワーク / ビッグデータ / 資本支配関係 / 国際政治経済 / パブリックディプロマシー (他32件)
【概要】株式保有ネットワークを分析する理論モデルのベースライン版(NPI)を拡張し一般化版(NPF)したモデルを用いて、ESG投資のダイナミクスを分析した。この論文を査読誌(PLOS One)に出版した。またこの論文は日本人工知能学会の全国大会優秀賞を受賞した。なおこの論文では、具体例として、日銀のETF購入に関して、ESG投資上のリスクの有無を検証し、その結果、日銀によるETF購入は、投資ファンドを通し...
【複合領域】社会・安全システム科学:紛争解決国際関係を含む研究件
❏東アジアにおける歴史和解のための総合的研究(15H01933)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】梅森 直之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80213502)
【キーワード】歴史和解 / グローバルヒストリー / 移行期正義 / 紛争解決学 / 記憶研究 (他15件)
【概要】東アジア諸国間の対話と交流は、歴史に由来する論争により妨げられており、そのため東アジアの歴史和解の試みは「失敗」であると総括されることが多い。しかしながら、東アジアにおける歴史認識には、単に戦争責任だけでなく植民地責任をめぐる問題が主題化されており、世界的に重要な先駆的実践として評価されるべきものがある。東アジアの各地域は、民主化と経済発展を、異なる時期に異なるプロセスとして経験し、そのため現在の...
❏変革期のイスラーム社会における宗教の新たな課題と役割に関する調査・研究(24251008)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩尻 和子 東京国際大学, 国際交流研究所, 教授 (40312780)
【キーワード】イスラーム社会 / イスラーム理解 / 宗教と社会 / 市民宗教 / 紛争解決 (他20件)
【概要】本プロジェクトは、「変革期のイスラーム社会における宗教の新たな課題と役割に関する調査・研究」の課題のもとで、研究者が各自の専門領域を踏まえて海外調査を実施し、変革期のただなかにある今日のイスラーム社会の実像を明らかにして、宗教の新たな役割と課題を考察するという共同研究であった。15名による研究は、共著『変革期イスラーム社会の宗教と紛争』(塩尻和子編著、明石書店、2016年、410頁)に結実した。ま...
【複合領域】社会・安全システム科学:社会運動国際関係を含む研究件
❏空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較(21H04387)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2024-03-31
【研究代表者】酒井 啓子 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (40401442)
【キーワード】社会運動 / 地域研究 / 国際関係 / 国民意識 / 暴力 (他6件)
【概要】
❏90年代日韓歴史認識問題に関わるオーラルヒストリー調査研究(16H03587)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】歴史認識問題 / ナショナリズム / 市民団体 / 韓国 / 日韓関係 (他20件)
【概要】令和元年度の本研究は予定以上のペースで進行した。とりわけ重要なのは、研究成果のとりまとめが近づいた4年目に入り、書籍の出版計画が確定し、その編集作業が順調に進んだことである。これにより、研究最終年度内に研究成果が書籍として出版される事が確実となっている。 また、このような研究成果のとりまとめの段階における、補足的調査としての関係者からの聞き取りも順調に推移している。令和元年度において重要だったのは...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【複合領域】科学教育・教育工学:冷戦国際関係を含む研究件
❏戦後北東アジアにおける歴史的分岐点のマルチアーカイブ分析(19H00575)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】Wolff David 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (60435948)
【キーワード】Northeast Asia / International Relations / Conflict / Foreign Policy / Japan (他14件)
【概要】On October 15-18, 2021 a workshop on “Japan and the Korean Peninsula in the Cold War” was sponsored by Kaken A and held at the Graduate School of Asia-Pacific Studies of Waseda University. Papers wer...
❏日本外交と核兵器-岸信介政権における核実験反対政策および原子力開発政策(13620084)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】田中 孝彦 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10236599)
【キーワード】日本外交 / 岸信介 / 冷戦 / 核兵器 / 原子力 (他11件)
【概要】本研究では、科学研究費補助金によって購入および入手が可能になった米国国務省資料に加え、英国外務省および原子力開発庁の機密資料、さらには日本外務省によって部分的にではあるが公開された資料に基づいて、日本政府が核兵器に対しどのような態度をとっていたかについての実証史研究を試みた。本研究で得られた知見は、大きく以下の三点である。 (1)岸政権の核実験反対および原子力関連政策は、岸信介の「独立の完成」とい...
【複合領域】文化財科学・博物館学:博物館国際関係を含む研究件
❏地域研究に立脚した戦争と記憶をめぐる社会史・文化史(26570008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岡田 泰平 静岡大学, 情報学部, 准教授 (70585190)
【キーワード】アジア太平洋戦争 / 朝鮮戦争 / 記憶 / 忘却 / 想起 (他23件)
【概要】フィリピン、韓国、日本における戦争と記憶をめぐる共同研究を行った。20世紀史は日本の戦争の50年とアジア諸戦争の30年から構成されているが、この二つの戦争を架橋することを意図するとともに、そのような記憶を構成し強調する「記憶の活動家」に注目した。①想起という側面においては、誤解やその他の記憶の忘却を具体的に論じた。②特定の碑や地域において、相反する記憶が並存している様相を明らかにした。③20世紀の...
❏日本の技術革新の特性に関する研究 -産業技術の個別分野の発達史に基づいて-(25242021)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2017-03-31
【研究代表者】亀井 修 独立行政法人国立科学博物館, 産業技術史資料情報センター, 副センター長 (40415609)
【キーワード】技術史 / 産業技術史 / 技術開発 / イノベーション / 技術革新 (他18件)
【概要】日本の技術革新の特性を記述するため,いくつかの典型的な産業分野の技術開発の時系列的動向,各技術分野及び関連技術内部での進展,背景となる社会的事象との関係,自然史環境との関連の4つの視点からの分析を行った。そのための具体的方策として,個別の技術分野の技術革新の構造分析と類型化,技術革新プロセスのグラフ分析,技術革新の時系列的整理を行った。あわせて,技術開発の動向を規定する自然環境を自然史の視点から総...
【複合領域】子ども学:人間の安全保障国際関係を含む研究件
❏ビッグデータで切り拓く国際関係学(18H03627)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】栗崎 周平 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70708099)
【キーワード】株式保有ネットワーク / ビッグデータ / 資本支配関係 / 国際政治経済 / パブリックディプロマシー (他32件)
【概要】株式保有ネットワークを分析する理論モデルのベースライン版(NPI)を拡張し一般化版(NPF)したモデルを用いて、ESG投資のダイナミクスを分析した。この論文を査読誌(PLOS One)に出版した。またこの論文は日本人工知能学会の全国大会優秀賞を受賞した。なおこの論文では、具体例として、日銀のETF購入に関して、ESG投資上のリスクの有無を検証し、その結果、日銀によるETF購入は、投資ファンドを通し...
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
【複合領域】一般理論:ゲーム理論国際関係を含む研究件
❏グローバル・ガバナンスの変容と国家政策の政治経済分析(26245020)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 公共政策連携研究部, 教授 (00278780)
【キーワード】国際政治経済学 / 国際関係論 / グローバルガバナンス / ゲーム理論 / グローバル・ガバナンス (他14件)
【概要】本研究の代表者および分担者は、主要な成果として英語論文、合計11部を作成し、平成29年3月に、シュプリンガー社からGames of Conflict and Cooperation in Asiaという題目の編著書籍を公刊した。本編著書では、グローバル・ガバナンスを基調に分析枠組みを構築し、アジアにおいてはその多様性から域内のみで政策協調を確保することは難しいため、域外の国々やグローバル制度と連携...
❏国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計の政治経済分析(23330053)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00278780)
【キーワード】国際関係論 / 国際政治経済論 / 国際協力論 / 国際関係 / 国際協力 (他15件)
【概要】本研究は、貿易、通貨、平和維持、温暖化防止等のグローバル問題を扱う国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計という課題の実相を分析し、改善策を探求した。国々の提携を大規模にすれば、グローバル問題の解決を図る上で好都合だが、多種多様の国家の参加を募ることによって緩やかな行動規範しか採択できない。反対に、小さな提携はその相似性から強力な規範を採択できるが、問題解決には規模の面で不十分となる。本研究は、権...
【複合領域】一般理論:安全保障国際関係を含む研究件
❏経済的相互依存と脅威認識(19K01511)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】植木 千可子 (川勝千可子) 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (50460043)
【キーワード】安全保障 / 脅威認識 / 経済相互依存 / 国際関係 / 経済的相互依存
【概要】本研究は、経済アクター及び経済的要因が安全保障上の脅威認識の形成に与える影響を明 らかにすることを目指している。これまで脅威認識の研究は、主に外交・安全保障アクターが安全保障の認識 を中心に分析されてきた。その際、もっぱら分析の対象となったのは、安全保障に関係の深い軍事能力や出来事であった。経済相互依存関係が脅威認識に影響を与えることは推測されてはきたが、経済アクターが脅威認識の形成に与える影響を...
❏ビッグデータで切り拓く国際関係学(18H03627)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】栗崎 周平 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70708099)
【キーワード】株式保有ネットワーク / ビッグデータ / 資本支配関係 / 国際政治経済 / パブリックディプロマシー (他32件)
【概要】株式保有ネットワークを分析する理論モデルのベースライン版(NPI)を拡張し一般化版(NPF)したモデルを用いて、ESG投資のダイナミクスを分析した。この論文を査読誌(PLOS One)に出版した。またこの論文は日本人工知能学会の全国大会優秀賞を受賞した。なおこの論文では、具体例として、日銀のETF購入に関して、ESG投資上のリスクの有無を検証し、その結果、日銀によるETF購入は、投資ファンドを通し...
❏コンステレーション理論に基づくウクライナ危機とエネルギー安全保障の総合的研究(16KT0044)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】蓮見 雄 立教大学, 経済学部, 教授 (80247189)
【キーワード】多角化 / 多極化 / EU / ロシア / 欧州近隣政策 (他23件)
【概要】本研究は、3つの要素-制度(NATO、EU)、国家(欧州各国、ロシア)の立ち位置の選択(positioning)、及び経済主体の利害-の相互作用という視角から、ウクライナ危機とエネルギー安全保障の相関について研究した。 この結果、この絡み合った2つの問題を同時に解決していく上で、国際協力及びエネルギー供給源・エネルギーミックスの「多角化」が有効であることが明らかとなった。これは、日本の外交とエネル...
【複合領域】一般理論:倭寇国際関係を含む研究件
❏東アジアの国際環境と中国・ロシア所在日本関係史料の総合的研究(19202020)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】保谷 徹 東京大学, 史料編纂所, 教授 (60195518)
【キーワード】日本史 / 史料 / 対外関係史 / 国際関係史 / 19世紀 (他14件)
【概要】19世紀を中心とする中国・ロシア所在日本関係史料の体系的収集と分析を進め、当該史料をめぐる国際共同研究を推進して7回にわたる国際研究集会を開催するなど、東アジアの国際環境の変容と日本近代化の位相を中国・ロシア所在の一次史料に基づいて論じた。また、3冊の史料目録を刊行するなど、収集史料および目録情報等の学術資源化・公開利用をはかった。 ...
❏朝鮮書籍から見た中世の日本と国際関係(16320089)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】佐伯 弘次 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (70167419)
【キーワード】中世日朝関係 / 海東諸国紀 / 韓国文集叢刊 / 国際関係史 / 偽使 (他16件)
【概要】中世日朝関係史の基本史料である『海東諸国紀』に関しては、約200名の日本人通交者の日本側史料による個別的検討を共同で行った。その結果、日本人通交者の中には多くの偽使が存在することを確認し、研究成果を発表した。15世紀の日朝関係は、朝鮮への通交者が、従来考えられていたような西日本全体ではなく、対馬・壱岐・北部九州地域にほとんど限定されることを明らかにした。 この他、『韓国文集叢刊』という朝鮮知識人の...
【複合領域】一般理論:移民政策国際関係を含む研究件
❏移民・難民選別システムの重層的再編成――9ヶ国の国際比較と越境的構造分析(16H02042)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小井土 彰宏 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)
【キーワード】国際移民 / 移民政策 / 国際社会学 / 移民受入れ / 移民送出し (他13件)
【概要】国民国家の境界管理イメージを超えて、欧州では共通外部国境管理機関により、超国家的地域統合の国境管理が集権化する傾向がある。米国では連邦で移民規制の集権化が追求される一方、地域で移民規制に対しての例外措置を堅持する聖域都市sanctuary cityとの間に厳しい緊張が生まれている。境界維持のメカニズムがスケールにより分化する一方、国境における捜索活動が難民の救難のものか、検挙と排除のためのものかと...
❏選別的移民政策の国際比較――新自由主義/新保守主義と国民国家の境界再編成(24252008)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小井土 彰宏 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)
【キーワード】移民政策 / 国際移民 / 国際社会学 / 外国人労働者 / 労働市場 (他10件)
【概要】選別移民政策を単なる高度技能移民の移民の積極的誘致としてではなく、移民の受け入れと排除の両面を統合的に捉える視点を打ち出し、これにより主要受け入れ7カ国の1990年代末以降の諸政策を比較検討し、移民政策に内在する両要素を相互補完的なものとしてその傾向を横断的に俯瞰した。この結果、1)デジタル化したIDカード・生体認証が作り出す技術インフラが両目的の統合的に追求する傾向の存在、2)排斥されたはずの非...
【複合領域】一般理論:カバナンス国際関係を含む研究件
❏東アジアにおけるサブリージョナル・ガバナンスの研究:拡大メコン圏形成過程を事例に(25301012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】多賀 秀敏 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30143746)
【キーワード】GMS / 非国家行為体 / 越境地域協力 / 国家戦略 / 自治体 (他15件)
【概要】本研究は、冷戦後の国際秩序において広域越境地域協力(サブリージョン)の果たす役割の重要性に着目してきた。その一つ、拡大メコン圏(Greater Mekong Subregion)では、当事国・周辺国の国家戦略と結びつき、緊張的あるいは協調的なフィールドとなりうる事実が観察された。研究調査を通じてさらに明らかとなったのは、拡大メコン圏発展に伴う中国、タイ、ベトナム等における中央・地方関係の変化と多様...
❏国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計の政治経済分析(23330053)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00278780)
【キーワード】国際関係論 / 国際政治経済論 / 国際協力論 / 国際関係 / 国際協力 (他15件)
【概要】本研究は、貿易、通貨、平和維持、温暖化防止等のグローバル問題を扱う国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計という課題の実相を分析し、改善策を探求した。国々の提携を大規模にすれば、グローバル問題の解決を図る上で好都合だが、多種多様の国家の参加を募ることによって緩やかな行動規範しか採択できない。反対に、小さな提携はその相似性から強力な規範を採択できるが、問題解決には規模の面で不十分となる。本研究は、権...
❏対外政策の日独比較研究(10044022)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】大芝 亮 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50168910)
【キーワード】対外政策 / 同盟政策 / 対外経済政策 / ODA政策 / 日独関係 (他20件)
【概要】平成10年度において、日独の研究者はそれぞれの国の国の対外政策の担当分野について日本およびドイツ国内で研究調査を行い、ドイツ・チュービンゲン大学での日独合同会議(9月21日-23日)において、報告・討論を行った。「対外政策の日独比較」を全体テーマとし、マルチラテラリズムとバイラテラリズムをキー概念として、安全保障政策、通商政策、地域統合・協力、対米政策、対アジア政策、対国連政策などの比較検討を行っ...
【複合領域】一般理論:民主化国際関係を含む研究件
❏東アジアにおける歴史和解のための総合的研究(15H01933)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】梅森 直之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80213502)
【キーワード】歴史和解 / グローバルヒストリー / 移行期正義 / 紛争解決学 / 記憶研究 (他15件)
【概要】東アジア諸国間の対話と交流は、歴史に由来する論争により妨げられており、そのため東アジアの歴史和解の試みは「失敗」であると総括されることが多い。しかしながら、東アジアにおける歴史認識には、単に戦争責任だけでなく植民地責任をめぐる問題が主題化されており、世界的に重要な先駆的実践として評価されるべきものがある。東アジアの各地域は、民主化と経済発展を、異なる時期に異なるプロセスとして経験し、そのため現在の...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏アラブ革命と中東政治の構造変動に関する基礎研究(24241079)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】長澤 榮治 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00272493)
【キーワード】アラブ / 革命 / イスラーム / 民主化 / 社会運動 (他8件)
【概要】2011年1月に始まるアラブ革命の各国ごとの多様な展開を、憲法改正などの政治改革に成功した事例から、軍事クーデターや運動弾圧による内戦の勃発とその長期化による大量の難民発生の事例まで、実証的に検討し、その背景となるイスラーム運動など地域の基軸的な諸問題との関係を考察した。また、パレスチナ問題の展開や域内の非アラブ国や域外大国の介入など中東域内政治の構造変容についても分析を進めた。以上の研究の成果を...
【複合領域】一般理論:ナショナリズム国際関係を含む研究件
❏90年代日韓歴史認識問題に関わるオーラルヒストリー調査研究(16H03587)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】歴史認識問題 / ナショナリズム / 市民団体 / 韓国 / 日韓関係 (他20件)
【概要】令和元年度の本研究は予定以上のペースで進行した。とりわけ重要なのは、研究成果のとりまとめが近づいた4年目に入り、書籍の出版計画が確定し、その編集作業が順調に進んだことである。これにより、研究最終年度内に研究成果が書籍として出版される事が確実となっている。 また、このような研究成果のとりまとめの段階における、補足的調査としての関係者からの聞き取りも順調に推移している。令和元年度において重要だったのは...
❏拒否的抑止が成立する条件-相互依存とナショナリズムが併存する国際社会の紛争回避(15KT0135)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-07-10 - 2019-03-31
【研究代表者】植木 千可子 (川勝千可子) 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (50460043)
【キーワード】抑止 / 安全保障 / 国際政治学 / 国際関係 / 抑止論 (他9件)
【概要】紛争研究において、抑止の成立条件の特定は、紛争回避の上で重要である。抑止研究は冷戦時代の米ソの対立を背景に理論化が進んだが、現在の世界は当時と大きく異なる。核保有大国間の相互依存が進み核戦争勃発の危険が低下した一方、小規模紛争の発生の蓋然性は増している。本研究においては、現状に照らして抑止について概念整理をするとともに、抑止をめぐる当事者の認識などの調査を行った。その結果、日米の安全保障担当者の間...
【環境学】環境解析学:国際制度国際関係を含む研究件
❏グローバル・ガバナンスの変容と国家政策の政治経済分析(26245020)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 公共政策連携研究部, 教授 (00278780)
【キーワード】国際政治経済学 / 国際関係論 / グローバルガバナンス / ゲーム理論 / グローバル・ガバナンス (他14件)
【概要】本研究の代表者および分担者は、主要な成果として英語論文、合計11部を作成し、平成29年3月に、シュプリンガー社からGames of Conflict and Cooperation in Asiaという題目の編著書籍を公刊した。本編著書では、グローバル・ガバナンスを基調に分析枠組みを構築し、アジアにおいてはその多様性から域内のみで政策協調を確保することは難しいため、域外の国々やグローバル制度と連携...
❏国際関係理論の日本的特徴に関する再検討―「輸入」と「独創」の観点から―(24330058)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
【キーワード】国際関係 / 理論 / 国際比較 / 日本的特徴 / リアリズム (他12件)
【概要】日本の国際関係理論は海外の諸理論の輸入に依存し、独自性に乏しいとされる。本研究は、過去の主要な理論に関して、その輸入の態様を洗い直し、そこに「執拗低音」(丸山真男)のようにみられる独自の問題関心や分析上の傾向を検出した。 日本では、先行する歴史・地域研究を背景に、理論研究に必然的に伴う単純化や体系化よりも、現象の両義性・複合性を捉えようとする傾向が強く、また新たな現象と分析方法の中に、平和的変更の...
❏国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計の政治経済分析(23330053)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00278780)
【キーワード】国際関係論 / 国際政治経済論 / 国際協力論 / 国際関係 / 国際協力 (他15件)
【概要】本研究は、貿易、通貨、平和維持、温暖化防止等のグローバル問題を扱う国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計という課題の実相を分析し、改善策を探求した。国々の提携を大規模にすれば、グローバル問題の解決を図る上で好都合だが、多種多様の国家の参加を募ることによって緩やかな行動規範しか採択できない。反対に、小さな提携はその相似性から強力な規範を採択できるが、問題解決には規模の面で不十分となる。本研究は、権...
【環境学】環境解析学:英国国際関係を含む研究件
❏脅威と依存―脅威認識の形成に依存関係が与える影響とそのメカニズム(23530199)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】植木 千可子(川勝千可子) (植木 千可子 / 川勝 千可子) 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (50460043)
【キーワード】脅威認識 / 国際政治学 / 国際関係理論 / 安全保障論 / 米国 (他14件)
【概要】本研究は、依存関係の有無が脅威認識の形成にどのような変化を及ばすのかを明らかにすることを目指した。 事例としては、1980年代から現在に至るまでの日米中3カ国間の相互の脅威認識を中心に考察した。 依存関係の有無は、とくに意図に関する認識に対する影響が認められた。米中関係を例にとると、1)米国が中国に依存していた場合、2)中国が米国に依存していた場合、3)相互依存の関係が存在していた場合の3分類のう...
❏日本外交と核兵器-岸信介政権における核実験反対政策および原子力開発政策(13620084)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】田中 孝彦 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10236599)
【キーワード】日本外交 / 岸信介 / 冷戦 / 核兵器 / 原子力 (他11件)
【概要】本研究では、科学研究費補助金によって購入および入手が可能になった米国国務省資料に加え、英国外務省および原子力開発庁の機密資料、さらには日本外務省によって部分的にではあるが公開された資料に基づいて、日本政府が核兵器に対しどのような態度をとっていたかについての実証史研究を試みた。本研究で得られた知見は、大きく以下の三点である。 (1)岸政権の核実験反対および原子力関連政策は、岸信介の「独立の完成」とい...
【環境学】環境創成学:ASEAN国際関係を含む研究件
❏中国と周辺の多国間戦略-新たな均衡の形成-(19330036)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】三船 恵美 駒澤大学, 法学部, 教授 (40312110)
【キーワード】中国 / 周辺 / 台頭 / 多国間 / 均衡 (他19件)
【概要】中国と、東南アジアから南アジア・中央アジア・西アジアにかけての中国の周辺地域との関係構造と戦略に関する体系的な分析を行い、3年間の研究成果として、全メンバーの執筆による、天児慧・三船恵美編著『膨張する中国の対外関係-パクス・シニカと周辺国』頸草書房、2010年、を出版する。また、国際シンポジウムの成果として、Srikanth Kondapalli and Emi Mifune (eds.), Ch...
❏アジア太平洋地域ネットワークの構築とINGO-その過去と現在、将来への展望(11691107)
【研究テーマ】広領域
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】山岡 道男 早稲田大学, アジア太平洋研究センター, 教授 (90220235)
【キーワード】INGO / 太平洋問題調査会 / IPR / PECC / ASEAN (他12件)
【概要】1925年に本格的な国際的非政府組織(INGO)として誕生した太平洋問題調査会(IPR)は、その後に創設されたPBEC、PAFTAD、PECC、ASEAN、APECの先駆的組織として位置づけることができる。本研究の目的は、IPRの歴史性と今日的意義を考察することにより、今日のINGOとの連続的視点から今後のアジア太平洋地域における地域主義発展の可能性や方向性、問題点を探ることにあった。 当該研究期...
❏クロノロジカル・データの相互引用による国際情勢分析システムの作成-日本をめぐる国際関係を用いた実証研究-(07552002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】山影 進 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10115959)
【キーワード】国際情勢 / 検索ソフト / データ・ベース / ASEAN / 国際関係 (他10件)
【概要】最終年度にあたる今年度は、実用に耐えるデータ・ベース作成とその利用ソフトの開発を重点的に進めた。本共同研究で実用化試験のために用いた「クロノロジカル・データ」は東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心とした東南アジア国際関係のデータに限定し、ASEAN合意文書、ASEAN会議年表、ASEAN重要人物プロファイルの3種類のデータ・ベース化を進めた。利用ソフトに関しては、構造計画研究所の協力を得て、「相...
【環境学】環境創成学:市民運動国際関係を含む研究件
❏90年代日韓歴史認識問題に関わるオーラルヒストリー調査研究(16H03587)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】歴史認識問題 / ナショナリズム / 市民団体 / 韓国 / 日韓関係 (他20件)
【概要】令和元年度の本研究は予定以上のペースで進行した。とりわけ重要なのは、研究成果のとりまとめが近づいた4年目に入り、書籍の出版計画が確定し、その編集作業が順調に進んだことである。これにより、研究最終年度内に研究成果が書籍として出版される事が確実となっている。 また、このような研究成果のとりまとめの段階における、補足的調査としての関係者からの聞き取りも順調に推移している。令和元年度において重要だったのは...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【数物系科学】地球惑星科学:アメリカ国際関係を含む研究件
❏サーベイ実験による政治情報伝達現象の国際協働研究(18KK0040)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2024-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】見えない危機 / 国際組織の授権 / サーベイ実験 / 政治学 / 心理学 (他10件)
【概要】本研究は「サーベイ実験による政治情報伝達現象の国際協働研究」という大きなテーマ設定の下で、①国際組織の授権による対世論説得効果の分析、②見えない危機における政府声明の対世論情報効果の分析という二つの研究を行い、社会科学引用インデックス(SSCI)で評判の高い雑誌よりから複数の論文を刊行しようとするものである。 ①と②について、PIの多湖淳が統括をし、北海道大学の小濵祥子、神戸大学の松村尚子がそれぞ...
❏冷戦期米国の対日ソフトパワー戦略の実証的研究(23530195)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】有馬 哲夫 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (10168023)
【キーワード】ソフトパワー / メディア / テレビ / マスコミ / 原子力平和利用 (他13件)
【概要】二〇〇四年の著書『ソフトパワー』でジョゼフ・ナイは非軍事的・非強制的手段としてソフトパワーの重要性を強調したがアメリカが対日政策においてどのようなソフトパワー戦略をとったのか具体的事例を示さなかった。 本研究は冷戦期(占領期を含む)において、アメリカがどのような対日ソフトパワー戦略をとったのか、具体的事例について研究した。その結果、テレビの導入を含む占領期の日本のメディア改造によってアメリカのソフ...
❏日本外交と核兵器-岸信介政権における核実験反対政策および原子力開発政策(13620084)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】田中 孝彦 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10236599)
【キーワード】日本外交 / 岸信介 / 冷戦 / 核兵器 / 原子力 (他11件)
【概要】本研究では、科学研究費補助金によって購入および入手が可能になった米国国務省資料に加え、英国外務省および原子力開発庁の機密資料、さらには日本外務省によって部分的にではあるが公開された資料に基づいて、日本政府が核兵器に対しどのような態度をとっていたかについての実証史研究を試みた。本研究で得られた知見は、大きく以下の三点である。 (1)岸政権の核実験反対および原子力関連政策は、岸信介の「独立の完成」とい...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流国際関係を含む研究件
❏地域研究に立脚した戦争と記憶をめぐる社会史・文化史(26570008)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岡田 泰平 静岡大学, 情報学部, 准教授 (70585190)
【キーワード】アジア太平洋戦争 / 朝鮮戦争 / 記憶 / 忘却 / 想起 (他23件)
【概要】フィリピン、韓国、日本における戦争と記憶をめぐる共同研究を行った。20世紀史は日本の戦争の50年とアジア諸戦争の30年から構成されているが、この二つの戦争を架橋することを意図するとともに、そのような記憶を構成し強調する「記憶の活動家」に注目した。①想起という側面においては、誤解やその他の記憶の忘却を具体的に論じた。②特定の碑や地域において、相反する記憶が並存している様相を明らかにした。③20世紀の...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏脅威と依存―脅威認識の形成に依存関係が与える影響とそのメカニズム(23530199)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】植木 千可子(川勝千可子) (植木 千可子 / 川勝 千可子) 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (50460043)
【キーワード】脅威認識 / 国際政治学 / 国際関係理論 / 安全保障論 / 米国 (他14件)
【概要】本研究は、依存関係の有無が脅威認識の形成にどのような変化を及ばすのかを明らかにすることを目指した。 事例としては、1980年代から現在に至るまでの日米中3カ国間の相互の脅威認識を中心に考察した。 依存関係の有無は、とくに意図に関する認識に対する影響が認められた。米中関係を例にとると、1)米国が中国に依存していた場合、2)中国が米国に依存していた場合、3)相互依存の関係が存在していた場合の3分類のう...
【数物系科学】天文学:国際情報交換国際関係を含む研究件
❏国際協調・国家利益・ナショナリズム―国内・国際リンケージの中の中国外交(24530183)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】青山 瑠妙 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (20329022)
【キーワード】中国 / 地域研究 / 国際関係 / 太平洋島嶼国 / 国際情報交換
【概要】中国の台頭に伴い、中国の影響力は太平洋島嶼国にも浸透するようになった。太平洋島嶼国への接近は比較的最近の動向であり、アメリカ、日本、あるいはオーストラリアなど西側諸国が懸念しているほど、太平洋島嶼国に対する中国の影響力は極めて限定的であるといえよう。 政治的、経済的、軍事的な考慮から、中国は太平洋島嶼国との関係強化に動いた。台湾問題、地球温暖化問題、経済関係は中国と太平洋島嶼国の関係を左右する重要...
❏脅威と依存―脅威認識の形成に依存関係が与える影響とそのメカニズム(23530199)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】植木 千可子(川勝千可子) (植木 千可子 / 川勝 千可子) 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (50460043)
【キーワード】脅威認識 / 国際政治学 / 国際関係理論 / 安全保障論 / 米国 (他14件)
【概要】本研究は、依存関係の有無が脅威認識の形成にどのような変化を及ばすのかを明らかにすることを目指した。 事例としては、1980年代から現在に至るまでの日米中3カ国間の相互の脅威認識を中心に考察した。 依存関係の有無は、とくに意図に関する認識に対する影響が認められた。米中関係を例にとると、1)米国が中国に依存していた場合、2)中国が米国に依存していた場合、3)相互依存の関係が存在していた場合の3分類のう...
【生物学】基礎生物学:理論国際関係を含む研究件
❏国際関係理論と日本外交史の対話―歴史的知見の理論化と理論的知見の歴史研究応用―(15H03325)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
【キーワード】国際関係 / 理論 / 日本外交史 / 国際関係理論
【概要】日本の国際関係研究においては理論・歴史間の対話が欠けており、相互刺激に基づく研究上の新たな展開は稀薄である。本研究では、過去および海外の対話状況を検討し、今日可能な理論・歴史対話の条件や方法を考察した。 国際関係のマクロ理論の論争や合理的選択論の普及を背景に、理論・歴史対話は困難になっている。しかし日本やアメリカなどでは、理論を換骨奪胎しながらも利用し、歴史研究の対象や観念を転換した例がある。今日...
❏国際関係理論の日本的特徴に関する再検討―「輸入」と「独創」の観点から―(24330058)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
【キーワード】国際関係 / 理論 / 国際比較 / 日本的特徴 / リアリズム (他12件)
【概要】日本の国際関係理論は海外の諸理論の輸入に依存し、独自性に乏しいとされる。本研究は、過去の主要な理論に関して、その輸入の態様を洗い直し、そこに「執拗低音」(丸山真男)のようにみられる独自の問題関心や分析上の傾向を検出した。 日本では、先行する歴史・地域研究を背景に、理論研究に必然的に伴う単純化や体系化よりも、現象の両義性・複合性を捉えようとする傾向が強く、また新たな現象と分析方法の中に、平和的変更の...
【生物学】人類学:琉球国際関係を含む研究件
❏権力と海洋―十六~十七世紀の船舶管理―(23720318)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】黒嶋 敏 東京大学, 史料編纂所, 助教 (90323659)
【キーワード】琉球 / 島津氏 / 戦国期 / 国際関係 / 古文書 (他9件)
【概要】戦国期から近世初期にかけて、薩摩の大名島津義久が対琉球交易を統制するために用いたとされる「琉球渡海朱印状」について調査研究を進めた。原本で現存しているもの全てを各所蔵機関に赴いて調査し、検討を加えた。 また、「琉球渡海朱印状」の特性を明らかにするため、島津義久の発給文書全体について情報を収集し、約800通の島津義久文書を収集するに至った。あわせて、南九州における関連港湾についても現地調査を行った。...
❏近世琉球の自意識と中国・日本(23720354)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】渡辺 美季 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (60548642)
【キーワード】琉球 / 自意識 / 国際関係 / 東アジア / 中国 (他7件)
【概要】本研究は、近世期(1609~1879年)の琉球が、中国・日本へ二重に臣従しながらも、王国としての自意識を強化したことに着目し、この時期の琉球王国の自意識の在り方と中国・日本との国際関係との相関性を検討しようと試みるものである。この目的に沿って、王府および家臣団による王国の自意識に関する記録を分析し、この自意識に<中国・日本への臣従>の動向がどのような影響を及ぼしたのかを考察した。 ...
❏家譜から見た近世琉球の国際関係と東アジア(21820011)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】渡辺 美季 東京大学, 外国語学部, 助教 (60548642)
【キーワード】琉球 / 家譜 / 個人史 / 国際関係 / 東アジア
【概要】本研究は、16世紀末から19世紀後半にわたる琉球王国の国際関係を、この時代(以下「近世」と呼ぶ)の琉球に生きた人々の家譜(系譜)を主な史料として考察し、その特質を明らかにするとともに、その特質自体の歴史的意義を東アジア諸地域との比較検討の中から考察しようと試みるものである。この目的に沿って家譜史料の基礎的研究と家譜に記された人物群の概要把握を行い、そこから抽出された人物や事績を用いて、個人史と国際...
【工学】建築学:EU(欧州連合)国際関係を含む研究件
❏コンステレーション理論に基づくウクライナ危機とエネルギー安全保障の総合的研究(16KT0044)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】蓮見 雄 立教大学, 経済学部, 教授 (80247189)
【キーワード】多角化 / 多極化 / EU / ロシア / 欧州近隣政策 (他23件)
【概要】本研究は、3つの要素-制度(NATO、EU)、国家(欧州各国、ロシア)の立ち位置の選択(positioning)、及び経済主体の利害-の相互作用という視角から、ウクライナ危機とエネルギー安全保障の相関について研究した。 この結果、この絡み合った2つの問題を同時に解決していく上で、国際協力及びエネルギー供給源・エネルギーミックスの「多角化」が有効であることが明らかとなった。これは、日本の外交とエネル...
❏東アジアにおけるサブリージョナル・ガバナンスの研究:拡大メコン圏形成過程を事例に(25301012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】多賀 秀敏 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30143746)
【キーワード】GMS / 非国家行為体 / 越境地域協力 / 国家戦略 / 自治体 (他15件)
【概要】本研究は、冷戦後の国際秩序において広域越境地域協力(サブリージョン)の果たす役割の重要性に着目してきた。その一つ、拡大メコン圏(Greater Mekong Subregion)では、当事国・周辺国の国家戦略と結びつき、緊張的あるいは協調的なフィールドとなりうる事実が観察された。研究調査を通じてさらに明らかとなったのは、拡大メコン圏発展に伴う中国、タイ、ベトナム等における中央・地方関係の変化と多様...
❏ユーゴ後継諸国の対外政策と国際関係に関する研究(24330057)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】月村 太郎 同志社大学, 政策学部, 教授 (70163780)
【キーワード】ユーゴ後継諸国 / 政治変動 / 対外政策 / 国際関係 / バルカン (他15件)
【概要】ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国(ユーゴ)は、4回の内戦を通じて7か国に分裂した。ユーゴが消滅した1992年4月以来、既に20年以上が経過し、7カ国が置かれている立場は様々である。スロヴェニア、クロアチアはEU加盟を果たし、それぞれ内政上の課題はあるが、政治的安定性を有している。EU加盟候補国のセルビアはコソヴォの独立承認、モンテネグロにとってはセルビアとの距離の置き方、マケドニアにはギリシャと...
【工学】建築学:東北アジア国際関係を含む研究件
❏東アジアにおける重層的サブリージョンと新たな安全保障アーキテクチャ(16H05700)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】多賀 秀敏 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30143746)
【キーワード】東アジア / 重層的サブリージョン / 地域アーキテクチャ / 新しい地域主義 / 非伝統的安全保障 (他18件)
【概要】本研究は、東アジアで重層的に展開するサブリージョンの地域国際秩序への影響を、多様な主体の相互関係から国際秩序を捉え直す「新国際社会単位アプローチ」を用いて検討した。ボトムアップ局面での中央・地方関係の変容と地方独自の志向性の獲得、国家戦略・国家間関係への変更機能と主導する行為体の交代現象、国境の相対化と非制度的な領域性の再構築といった視点やマルチ・スケール分析という課題を抽出した。The New ...
❏ロシア帝国と「東北アジア」の成立-国際関係史の視点から-(19330035)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中見 立夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20134752)
【キーワード】外交 / 国際関係史 / 東北アジア / 帝国 / 地域 (他12件)
【概要】本研究課題は、1850年代からロシア帝国が崩壊する1910年代までの時期を対象として、ロシア帝国の東アジアに対する外交政策、これに対する清朝、朝鮮、そして日本の対応をみながら、その過程で"東北アジア"とよばれる地域が、どのように形成されたかについて、実地調査と史料・文献研究の両面から考証することを目的とした。ロシア連邦、モンゴル、中国において実地調査をおこなったほか、ヨーロッパ、米...
【工学】土木工学:イスラーム国際関係を含む研究件
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
❏アラブ革命と中東政治の構造変動に関する基礎研究(24241079)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】長澤 榮治 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00272493)
【キーワード】アラブ / 革命 / イスラーム / 民主化 / 社会運動 (他8件)
【概要】2011年1月に始まるアラブ革命の各国ごとの多様な展開を、憲法改正などの政治改革に成功した事例から、軍事クーデターや運動弾圧による内戦の勃発とその長期化による大量の難民発生の事例まで、実証的に検討し、その背景となるイスラーム運動など地域の基軸的な諸問題との関係を考察した。また、パレスチナ問題の展開や域内の非アラブ国や域外大国の介入など中東域内政治の構造変容についても分析を進めた。以上の研究の成果を...
❏変革期のイスラーム社会における宗教の新たな課題と役割に関する調査・研究(24251008)
【研究テーマ】宗教学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】塩尻 和子 東京国際大学, 国際交流研究所, 教授 (40312780)
【キーワード】イスラーム社会 / イスラーム理解 / 宗教と社会 / 市民宗教 / 紛争解決 (他20件)
【概要】本プロジェクトは、「変革期のイスラーム社会における宗教の新たな課題と役割に関する調査・研究」の課題のもとで、研究者が各自の専門領域を踏まえて海外調査を実施し、変革期のただなかにある今日のイスラーム社会の実像を明らかにして、宗教の新たな役割と課題を考察するという共同研究であった。15名による研究は、共著『変革期イスラーム社会の宗教と紛争』(塩尻和子編著、明石書店、2016年、410頁)に結実した。ま...
【工学】総合工学:ロシア国際関係を含む研究件
❏コンステレーション理論に基づくウクライナ危機とエネルギー安全保障の総合的研究(16KT0044)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】蓮見 雄 立教大学, 経済学部, 教授 (80247189)
【キーワード】多角化 / 多極化 / EU / ロシア / 欧州近隣政策 (他23件)
【概要】本研究は、3つの要素-制度(NATO、EU)、国家(欧州各国、ロシア)の立ち位置の選択(positioning)、及び経済主体の利害-の相互作用という視角から、ウクライナ危機とエネルギー安全保障の相関について研究した。 この結果、この絡み合った2つの問題を同時に解決していく上で、国際協力及びエネルギー供給源・エネルギーミックスの「多角化」が有効であることが明らかとなった。これは、日本の外交とエネル...
❏東アジアの国際環境と中国・ロシア所在日本関係史料の総合的研究(19202020)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】保谷 徹 東京大学, 史料編纂所, 教授 (60195518)
【キーワード】日本史 / 史料 / 対外関係史 / 国際関係史 / 19世紀 (他14件)
【概要】19世紀を中心とする中国・ロシア所在日本関係史料の体系的収集と分析を進め、当該史料をめぐる国際共同研究を推進して7回にわたる国際研究集会を開催するなど、東アジアの国際環境の変容と日本近代化の位相を中国・ロシア所在の一次史料に基づいて論じた。また、3冊の史料目録を刊行するなど、収集史料および目録情報等の学術資源化・公開利用をはかった。 ...
❏ロシア帝国と「東北アジア」の成立-国際関係史の視点から-(19330035)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】中見 立夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20134752)
【キーワード】外交 / 国際関係史 / 東北アジア / 帝国 / 地域 (他12件)
【概要】本研究課題は、1850年代からロシア帝国が崩壊する1910年代までの時期を対象として、ロシア帝国の東アジアに対する外交政策、これに対する清朝、朝鮮、そして日本の対応をみながら、その過程で"東北アジア"とよばれる地域が、どのように形成されたかについて、実地調査と史料・文献研究の両面から考証することを目的とした。ロシア連邦、モンゴル、中国において実地調査をおこなったほか、ヨーロッパ、米...
【工学】総合工学:シミュレーション国際関係を含む研究件
❏実証的マルチエージェントモデルによる国際関係分析法の開発(24243023)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-10-31 - 2016-03-31
【研究代表者】山影 進 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (10115959)
【キーワード】国際関係 / 政治学 / 社会科学方法論 / シミュレーション / マルチエージェントモデル (他13件)
【概要】マルチエージェントモデルを用いた研究手法を国際関係研究のひとつとして確立するため、国際関係のさまざまなレベルにおける事象について、実証的なマルチエージェントモデルを構築し、それらのモデルを用いた実証分析を行った。国内の諸主体間関係や国家間関係について諸事例の再現を目指したモデルを構築することが可能であることを示した。構築されたマルチエージェントモデルは、具体的事象についての高い再現性を示し、モデル...
❏エネルギーと環境をめぐるグローバルシナリオ(10044036)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】鵜野 公郎 慶応義塾大学, 政策・メディア研究科, 教授 (20095582)
【キーワード】エネルギーモデル / 地球環境 / 地球温暖化 / 排出権取引 / 世界経済 (他21件)
【概要】二酸化炭素排出は地球温暖化を招く要因であり、国際的には排出権取引を導入することによりエネルギー価格に環境コストを上乗せするスキームに合意ができている(京都プロトコル)。しかし実施についてはCOP6において合意ができず、COP6.5において継続審議が予定されている。COMPASSはこの面の分析に適した構造を有する。COMPASSは経済、エネルギー、環境をリンクしている点に特徴がある。特に経済を多部門...
【農学】農業工学:NGO国際関係を含む研究件
❏東アジアにおけるサブリージョナル・ガバナンスの研究:拡大メコン圏形成過程を事例に(25301012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】多賀 秀敏 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30143746)
【キーワード】GMS / 非国家行為体 / 越境地域協力 / 国家戦略 / 自治体 (他15件)
【概要】本研究は、冷戦後の国際秩序において広域越境地域協力(サブリージョン)の果たす役割の重要性に着目してきた。その一つ、拡大メコン圏(Greater Mekong Subregion)では、当事国・周辺国の国家戦略と結びつき、緊張的あるいは協調的なフィールドとなりうる事実が観察された。研究調査を通じてさらに明らかとなったのは、拡大メコン圏発展に伴う中国、タイ、ベトナム等における中央・地方関係の変化と多様...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【農学】農業工学:市民社会国際関係を含む研究件
❏変貌する大国間関係・グローバル市民社会の交錯とグローバル・ガバナンス(18KT0003)
【研究テーマ】グローバル・スタディーズ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-07-18 - 2023-03-31
【研究代表者】渡邊 啓貴 帝京大学, 法学部, 教授 (80150100)
【キーワード】グローバルガバナンス / 多極世界 / SDGs / 市民社会 / パワーポリティックス (他11件)
【概要】本年度は前年度に引き続いてコロナ禍の中、海外渡航ができず、全体的に研究活動に昨年に引き続いて大いに支障があった。しかしグローバルガバナン学会や防衛学会をベースにしたzoomでの研究会及び国際会議は実現した。 たとえば、2011年9月4日に、日本防衛学会と共催して、 第1回オンライン研究分科会「米中対立とその展望」を実施した。本科研主査の渡邊が出席し、欧州安全保障体制について報告を行った。また20...
❏イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜と、その政治化に際しての諸問題の検討(24310190)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 教授 (50272480)
【キーワード】イラン / ネットワーク / グローバル / 市民運動 / 国際関係 (他21件)
【概要】その地政学的な条件により国際政治の厳しい局面に巻き込まれることを余儀なくされてきたイラン人の間では、ペルシア語を用いる知識人、エスニック集団や軍人らによる国境を越えた人脈、在外イラン人との密な連絡など国境を越えて活発なネットワーキングが見られる。都市化・交通インフラの整備と通信情報技術ICTの発達・経済政策などにより、遊牧民社会の変容、NGOの展開、若者の疎外感と選挙活動、などの新しいネットワーキ...
【農学】社会経済農学:グローバル化国際関係を含む研究件
❏ビッグデータで切り拓く国際関係学(18H03627)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】栗崎 周平 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70708099)
【キーワード】株式保有ネットワーク / ビッグデータ / 資本支配関係 / 国際政治経済 / パブリックディプロマシー (他32件)
【概要】株式保有ネットワークを分析する理論モデルのベースライン版(NPI)を拡張し一般化版(NPF)したモデルを用いて、ESG投資のダイナミクスを分析した。この論文を査読誌(PLOS One)に出版した。またこの論文は日本人工知能学会の全国大会優秀賞を受賞した。なおこの論文では、具体例として、日銀のETF購入に関して、ESG投資上のリスクの有無を検証し、その結果、日銀によるETF購入は、投資ファンドを通し...
❏20世紀アジアの国際関係とインドネシア華人の移動(24310183)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】北村 由美 京都大学, その他部局等, 准教授 (70335214)
【キーワード】インドネシア / 華僑・華人 / 国際移動 / 脱植民地化 / 権威主義体制 (他12件)
【概要】本研究は、インドネシア華人とその再移住の調査を通じて、脱植民地化、国民国家形成、冷戦といった20 世紀のアジアの国際関係をとらえなおすことを目的とし、オランダ、中国、香港、台湾、マレーシア、日本などインドネシア華人の移動先において調査を行った。本研究によって、第二次世界大戦後から21世紀初頭にいたるインドネシア華人の国際移動をめぐる複雑な実態が明らかになるとともに、インドネシアが民主化とグローバル...
❏フェミニスト経済学の可能性-理論・思想・射程(20310154)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】足立 眞理子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (10347479)
【キーワード】合理的経済人仮説批判 / フェミニスト経済学 / 非市場経済 / グローバル化 / 再生産労働 (他19件)
【概要】当研究成果は、(1)経済学の新分野として成立したフェミニスト経済学が、金融、生産に加えて、経済分野としての再生産領域を可視化した、(2)社会的再生産に焦点をあて、利己的個人の合理性のみではない、コミットメントによる行動の、経済理論的根拠を明確化した、(3)フェミニスト経済学の最も基盤的な成果が、生活基本財の調達・備給・循環を第一義的目的合理性とする経済の概念化と、ケアリングのもつ相互依存性を経済に...
【医歯薬学】境界医学:人権国際関係を含む研究件
❏ビッグデータで切り拓く国際関係学(18H03627)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】栗崎 周平 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (70708099)
【キーワード】株式保有ネットワーク / ビッグデータ / 資本支配関係 / 国際政治経済 / パブリックディプロマシー (他32件)
【概要】株式保有ネットワークを分析する理論モデルのベースライン版(NPI)を拡張し一般化版(NPF)したモデルを用いて、ESG投資のダイナミクスを分析した。この論文を査読誌(PLOS One)に出版した。またこの論文は日本人工知能学会の全国大会優秀賞を受賞した。なおこの論文では、具体例として、日銀のETF購入に関して、ESG投資上のリスクの有無を検証し、その結果、日銀によるETF購入は、投資ファンドを通し...
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
【医歯薬学】社会医学:アフリカ国際関係を含む研究件
❏人間の安全保障から考える難民保護と帰還の課題:世界に拡散したルワンダ難民の事例(16H05699)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】米川 正子 立教大学, 21世紀社会デザイン研究科, 特定課題研究員 (80626474)
【キーワード】難民 / 帰還 / 保護 / 人権 / ルワンダ (他19件)
【概要】本研究はルワンダ難民の事例を通して、本国帰還が時折、難民や帰還した元難民を支配・弱体化するという政治的な意図で実施されていることが明らかになった。帰還者の中に国外に2度目以上の再避難を強いられた人も多く、最悪の場合、帰還が失踪や死に至るケースもある。帰還の促進と難民地位の終了という国連と政府の政策が難民の恐怖心を高め、難民は国籍を偽装してまで「自身で保護」している実態は十分に認識されていない。これ...
❏クロノロジカル・データの相互引用による国際情勢分析システムの作成-日本をめぐる国際関係を用いた実証研究-(07552002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】山影 進 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10115959)
【キーワード】国際情勢 / 検索ソフト / データ・ベース / ASEAN / 国際関係 (他10件)
【概要】最終年度にあたる今年度は、実用に耐えるデータ・ベース作成とその利用ソフトの開発を重点的に進めた。本共同研究で実用化試験のために用いた「クロノロジカル・データ」は東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心とした東南アジア国際関係のデータに限定し、ASEAN合意文書、ASEAN会議年表、ASEAN重要人物プロファイルの3種類のデータ・ベース化を進めた。利用ソフトに関しては、構造計画研究所の協力を得て、「相...
【医歯薬学】社会医学:日本史国際関係を含む研究件
❏90年代日韓歴史認識問題に関わるオーラルヒストリー調査研究(16H03587)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】歴史認識問題 / ナショナリズム / 市民団体 / 韓国 / 日韓関係 (他20件)
【概要】令和元年度の本研究は予定以上のペースで進行した。とりわけ重要なのは、研究成果のとりまとめが近づいた4年目に入り、書籍の出版計画が確定し、その編集作業が順調に進んだことである。これにより、研究最終年度内に研究成果が書籍として出版される事が確実となっている。 また、このような研究成果のとりまとめの段階における、補足的調査としての関係者からの聞き取りも順調に推移している。令和元年度において重要だったのは...
❏東アジアの国際環境と中国・ロシア所在日本関係史料の総合的研究(19202020)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】保谷 徹 東京大学, 史料編纂所, 教授 (60195518)
【キーワード】日本史 / 史料 / 対外関係史 / 国際関係史 / 19世紀 (他14件)
【概要】19世紀を中心とする中国・ロシア所在日本関係史料の体系的収集と分析を進め、当該史料をめぐる国際共同研究を推進して7回にわたる国際研究集会を開催するなど、東アジアの国際環境の変容と日本近代化の位相を中国・ロシア所在の一次史料に基づいて論じた。また、3冊の史料目録を刊行するなど、収集史料および目録情報等の学術資源化・公開利用をはかった。 ...
【医歯薬学】社会医学:民主主義国際関係を含む研究件
❏日本人の外交に関する選好形成メカニズムの研究(23243030)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】河野 勝 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70306489)
【キーワード】安全保障 / 民主主義 / 世論調査 / 実験 / 外交 (他6件)
【概要】本研究は、外交についての民意形成のメカニズムを解明すべく、独自の世論調査を平成23年10月から平成25年9月まで毎月ウェブを通じて実施した。各月の調査の集計結果は、簡潔な分析とともに研究代表者がつとめる研究所のホームページで迅速に公開した。また、研究期間中に大きな関心を呼んだTPP、北朝鮮の政権変化、尖閣・竹島問題などの重要なイシューをめぐる民意の短期的変化についての分析は、国内外の学会やセミナー...
❏対外政策の日独比較研究(10044022)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】大芝 亮 一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50168910)
【キーワード】対外政策 / 同盟政策 / 対外経済政策 / ODA政策 / 日独関係 (他20件)
【概要】平成10年度において、日独の研究者はそれぞれの国の国の対外政策の担当分野について日本およびドイツ国内で研究調査を行い、ドイツ・チュービンゲン大学での日独合同会議(9月21日-23日)において、報告・討論を行った。「対外政策の日独比較」を全体テーマとし、マルチラテラリズムとバイラテラリズムをキー概念として、安全保障政策、通商政策、地域統合・協力、対米政策、対アジア政策、対国連政策などの比較検討を行っ...
【医歯薬学】社会医学:トランスナショナル国際関係を含む研究件
❏国際関係理論の日本的特徴に関する再検討―「輸入」と「独創」の観点から―(24330058)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】大矢根 聡 同志社大学, 法学部, 教授 (40213889)
【キーワード】国際関係 / 理論 / 国際比較 / 日本的特徴 / リアリズム (他12件)
【概要】日本の国際関係理論は海外の諸理論の輸入に依存し、独自性に乏しいとされる。本研究は、過去の主要な理論に関して、その輸入の態様を洗い直し、そこに「執拗低音」(丸山真男)のようにみられる独自の問題関心や分析上の傾向を検出した。 日本では、先行する歴史・地域研究を背景に、理論研究に必然的に伴う単純化や体系化よりも、現象の両義性・複合性を捉えようとする傾向が強く、また新たな現象と分析方法の中に、平和的変更の...
❏中国の台頭と東南アジア政治社会的変容-国際関係、トランスナショナル、社会-(21401011)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】ハウ カロラインエスワイ (HAU Caroline Sy / HAU CarolineSy / HAU CalolineSy) 京都大学, 東南アジア研究所, 准教授 (70314268)
【キーワード】中国の台頭 / 東南アジア / 国際関係 / トランスナショナル / 華人社会 (他8件)
【概要】中国の経済的台頭によって世界的にも地域的にも富と力の分布が大きく、かつ急速に変化しつつある。では、その効果をいかに理解すればよいのか。本研究はこれをinternational, national, transnationalの三つの観点から、特に東アジア地域秩序、東南アジア諸国の行動、中国の経済協力による東南アジアの政治経済の変容に焦点を合わせて分析したものである。 ...
【医歯薬学】社会医学:メデイア国際関係を含む研究件
❏情報環境の多様化が国際関係にもたらす影響:観衆費用・陽動理論の社会心理学的再検討(17H02628)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】稲増 一憲 関西学院大学, 社会学部, 教授 (10582041)
【キーワード】メディア / 国際関係 / 政治 / 外交 / インターネット (他16件)
【概要】本研究は「人々のメディア接触が国際関係についての態度に及ぼす影響を検討する」という基本的な枠組みを持つが、メディア接触の測定法については、調査ごとにまちまちであり、どのような測定項目が適切であるかは検証されていなかった。そこでまずは、人々とメディアとの関わりについて測定法の違いがもたらす影響の検証と、その違いによる影響を事後的に補正する手法の開発を行った。また、上記の研究を踏まえた上で、韓国海軍レ...
❏アラブ革命と中東政治の構造変動に関する基礎研究(24241079)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】長澤 榮治 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00272493)
【キーワード】アラブ / 革命 / イスラーム / 民主化 / 社会運動 (他8件)
【概要】2011年1月に始まるアラブ革命の各国ごとの多様な展開を、憲法改正などの政治改革に成功した事例から、軍事クーデターや運動弾圧による内戦の勃発とその長期化による大量の難民発生の事例まで、実証的に検討し、その背景となるイスラーム運動など地域の基軸的な諸問題との関係を考察した。また、パレスチナ問題の展開や域内の非アラブ国や域外大国の介入など中東域内政治の構造変容についても分析を進めた。以上の研究の成果を...
❏冷戦期米国の対日ソフトパワー戦略の実証的研究(23530195)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】有馬 哲夫 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (10168023)
【キーワード】ソフトパワー / メディア / テレビ / マスコミ / 原子力平和利用 (他13件)
【概要】二〇〇四年の著書『ソフトパワー』でジョゼフ・ナイは非軍事的・非強制的手段としてソフトパワーの重要性を強調したがアメリカが対日政策においてどのようなソフトパワー戦略をとったのか具体的事例を示さなかった。 本研究は冷戦期(占領期を含む)において、アメリカがどのような対日ソフトパワー戦略をとったのか、具体的事例について研究した。その結果、テレビの導入を含む占領期の日本のメディア改造によってアメリカのソフ...
【医歯薬学】社会医学:国際協力国際関係を含む研究件
❏国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計の政治経済分析(23330053)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】鈴木 基史 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00278780)
【キーワード】国際関係論 / 国際政治経済論 / 国際協力論 / 国際関係 / 国際協力 (他15件)
【概要】本研究は、貿易、通貨、平和維持、温暖化防止等のグローバル問題を扱う国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計という課題の実相を分析し、改善策を探求した。国々の提携を大規模にすれば、グローバル問題の解決を図る上で好都合だが、多種多様の国家の参加を募ることによって緩やかな行動規範しか採択できない。反対に、小さな提携はその相似性から強力な規範を採択できるが、問題解決には規模の面で不十分となる。本研究は、権...
❏東南アジア諸国における高等教育改革の国際的相互作用に関する比較研究(14651057)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】黒田 一雄 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 助教授 (70294600)
【キーワード】東南アジア / 高等教育 / 国際協力 / 国際研究者交流 / 高等教育改革 (他7件)
【概要】本年度は研究プロジェクトの最終年度目にあたり、以下のことを行なった。 1.ユネスコアジア太平洋教育事務局のモリー・リー教授との共同研究打ち合わせ アジアにおける高等教育研究の第一人者であるモリー・リー教授と本研究プロジェクト終了後の方向性について協議を行った。 2.タイにおける現地調査 昨年度に引き続き、タイ・バンコクにおいて現地調査を行い、ユネスコアジア太平洋教育事務局で資料収集・聞き取り調査を...
【医歯薬学】社会医学:経済政策国際関係を含む研究件
❏コンステレーション理論に基づくウクライナ危機とエネルギー安全保障の総合的研究(16KT0044)
【研究テーマ】紛争研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2020-03-31
【研究代表者】蓮見 雄 立教大学, 経済学部, 教授 (80247189)
【キーワード】多角化 / 多極化 / EU / ロシア / 欧州近隣政策 (他23件)
【概要】本研究は、3つの要素-制度(NATO、EU)、国家(欧州各国、ロシア)の立ち位置の選択(positioning)、及び経済主体の利害-の相互作用という視角から、ウクライナ危機とエネルギー安全保障の相関について研究した。 この結果、この絡み合った2つの問題を同時に解決していく上で、国際協力及びエネルギー供給源・エネルギーミックスの「多角化」が有効であることが明らかとなった。これは、日本の外交とエネル...
❏フェミニスト経済学の可能性-理論・思想・射程(20310154)
【研究テーマ】ジェンダー
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】足立 眞理子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (10347479)
【キーワード】合理的経済人仮説批判 / フェミニスト経済学 / 非市場経済 / グローバル化 / 再生産労働 (他19件)
【概要】当研究成果は、(1)経済学の新分野として成立したフェミニスト経済学が、金融、生産に加えて、経済分野としての再生産領域を可視化した、(2)社会的再生産に焦点をあて、利己的個人の合理性のみではない、コミットメントによる行動の、経済理論的根拠を明確化した、(3)フェミニスト経済学の最も基盤的な成果が、生活基本財の調達・備給・循環を第一義的目的合理性とする経済の概念化と、ケアリングのもつ相互依存性を経済に...
【医歯薬学】社会医学:東南アジア国際関係を含む研究件
❏20世紀アジアの国際関係とインドネシア華人の移動(24310183)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】北村 由美 京都大学, その他部局等, 准教授 (70335214)
【キーワード】インドネシア / 華僑・華人 / 国際移動 / 脱植民地化 / 権威主義体制 (他12件)
【概要】本研究は、インドネシア華人とその再移住の調査を通じて、脱植民地化、国民国家形成、冷戦といった20 世紀のアジアの国際関係をとらえなおすことを目的とし、オランダ、中国、香港、台湾、マレーシア、日本などインドネシア華人の移動先において調査を行った。本研究によって、第二次世界大戦後から21世紀初頭にいたるインドネシア華人の国際移動をめぐる複雑な実態が明らかになるとともに、インドネシアが民主化とグローバル...
❏中国の台頭と東南アジア政治社会的変容-国際関係、トランスナショナル、社会-(21401011)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】ハウ カロラインエスワイ (HAU Caroline Sy / HAU CarolineSy / HAU CalolineSy) 京都大学, 東南アジア研究所, 准教授 (70314268)
【キーワード】中国の台頭 / 東南アジア / 国際関係 / トランスナショナル / 華人社会 (他8件)
【概要】中国の経済的台頭によって世界的にも地域的にも富と力の分布が大きく、かつ急速に変化しつつある。では、その効果をいかに理解すればよいのか。本研究はこれをinternational, national, transnationalの三つの観点から、特に東アジア地域秩序、東南アジア諸国の行動、中国の経済協力による東南アジアの政治経済の変容に焦点を合わせて分析したものである。 ...
❏東南アジア諸国における高等教育改革の国際的相互作用に関する比較研究(14651057)
【研究テーマ】教育学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】黒田 一雄 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 助教授 (70294600)
【キーワード】東南アジア / 高等教育 / 国際協力 / 国際研究者交流 / 高等教育改革 (他7件)
【概要】本年度は研究プロジェクトの最終年度目にあたり、以下のことを行なった。 1.ユネスコアジア太平洋教育事務局のモリー・リー教授との共同研究打ち合わせ アジアにおける高等教育研究の第一人者であるモリー・リー教授と本研究プロジェクト終了後の方向性について協議を行った。 2.タイにおける現地調査 昨年度に引き続き、タイ・バンコクにおいて現地調査を行い、ユネスコアジア太平洋教育事務局で資料収集・聞き取り調査を...
【医歯薬学】社会医学:社会学国際関係を含む研究件
❏中国農民工の組織化をめぐるガバナンスの変容―中華全国総工会と労働NGOとの関係性(20H00065)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】石井 知章 明治大学, 商学部, 専任教授 (90350264)
【キーワード】労使関係 / 国際関係 / 政治学 / 経済学 / 社会学 (他8件)
【概要】
❏移民・難民選別システムの重層的再編成――9ヶ国の国際比較と越境的構造分析(16H02042)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小井土 彰宏 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)
【キーワード】国際移民 / 移民政策 / 国際社会学 / 移民受入れ / 移民送出し (他13件)
【概要】国民国家の境界管理イメージを超えて、欧州では共通外部国境管理機関により、超国家的地域統合の国境管理が集権化する傾向がある。米国では連邦で移民規制の集権化が追求される一方、地域で移民規制に対しての例外措置を堅持する聖域都市sanctuary cityとの間に厳しい緊張が生まれている。境界維持のメカニズムがスケールにより分化する一方、国境における捜索活動が難民の救難のものか、検挙と排除のためのものかと...
【医歯薬学】看護学:データベース国際関係を含む研究件
❏エネルギーと環境をめぐるグローバルシナリオ(10044036)
【研究テーマ】経済政策(含経済事情)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】鵜野 公郎 慶応義塾大学, 政策・メディア研究科, 教授 (20095582)
【キーワード】エネルギーモデル / 地球環境 / 地球温暖化 / 排出権取引 / 世界経済 (他21件)
【概要】二酸化炭素排出は地球温暖化を招く要因であり、国際的には排出権取引を導入することによりエネルギー価格に環境コストを上乗せするスキームに合意ができている(京都プロトコル)。しかし実施についてはCOP6において合意ができず、COP6.5において継続審議が予定されている。COMPASSはこの面の分析に適した構造を有する。COMPASSは経済、エネルギー、環境をリンクしている点に特徴がある。特に経済を多部門...
❏クロノロジカル・データの相互引用による国際情勢分析システムの作成-日本をめぐる国際関係を用いた実証研究-(07552002)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】山影 進 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10115959)
【キーワード】国際情勢 / 検索ソフト / データ・ベース / ASEAN / 国際関係 (他10件)
【概要】最終年度にあたる今年度は、実用に耐えるデータ・ベース作成とその利用ソフトの開発を重点的に進めた。本共同研究で実用化試験のために用いた「クロノロジカル・データ」は東南アジア諸国連合(ASEAN)を中心とした東南アジア国際関係のデータに限定し、ASEAN合意文書、ASEAN会議年表、ASEAN重要人物プロファイルの3種類のデータ・ベース化を進めた。利用ソフトに関しては、構造計画研究所の協力を得て、「相...
【医歯薬学】看護学:国境国際関係を含む研究件
❏東アジアにおける重層的サブリージョンと新たな安全保障アーキテクチャ(16H05700)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】多賀 秀敏 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (30143746)
【キーワード】東アジア / 重層的サブリージョン / 地域アーキテクチャ / 新しい地域主義 / 非伝統的安全保障 (他18件)
【概要】本研究は、東アジアで重層的に展開するサブリージョンの地域国際秩序への影響を、多様な主体の相互関係から国際秩序を捉え直す「新国際社会単位アプローチ」を用いて検討した。ボトムアップ局面での中央・地方関係の変容と地方独自の志向性の獲得、国家戦略・国家間関係への変更機能と主導する行為体の交代現象、国境の相対化と非制度的な領域性の再構築といった視点やマルチ・スケール分析という課題を抽出した。The New ...
❏朝鮮書籍から見た中世の日本と国際関係(16320089)
【研究テーマ】日本史
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2007
【研究代表者】佐伯 弘次 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (70167419)
【キーワード】中世日朝関係 / 海東諸国紀 / 韓国文集叢刊 / 国際関係史 / 偽使 (他16件)
【概要】中世日朝関係史の基本史料である『海東諸国紀』に関しては、約200名の日本人通交者の日本側史料による個別的検討を共同で行った。その結果、日本人通交者の中には多くの偽使が存在することを確認し、研究成果を発表した。15世紀の日朝関係は、朝鮮への通交者が、従来考えられていたような西日本全体ではなく、対馬・壱岐・北部九州地域にほとんど限定されることを明らかにした。 この他、『韓国文集叢刊』という朝鮮知識人の...
【医歯薬学】看護学:地域研究国際関係を含む研究件
❏空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較(21H04387)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2024-03-31
【研究代表者】酒井 啓子 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (40401442)
【キーワード】社会運動 / 地域研究 / 国際関係 / 国民意識 / 暴力 (他6件)
【概要】
❏中国の「パートナーシップ・ネットワーク」戦略(21K01356)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】青山 瑠妙 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (20329022)
【キーワード】中国外交 / パートナーシップ外交 / 同盟 / 国際関係 / 地域研究
【概要】今年度は中国の「パートナーシップ」戦略の変遷プロセスとその特徴を明らかにした。 1990年代初頭、中国で「パートナーシップ外交」の概念が芽生え、2000年代後半から中国政府は積極的に「パートナーシップ・ネットワーク」の構築を推し進めるようになった。さらに習近平体制の下では「グローバルパートナー関係ネットワーク」の概念が提起された。 中国の「パートナーシップ外交」の内容は時代とともに変貌を遂げている...
❏中国対外政策決定の構造的特徴ーー「回転ドア」を手掛かりに(17K03598)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】青山 瑠妙 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (20329022)
【キーワード】政策決定 / 地域研究 / 国際関係 / 中国の外交 / 中国 (他7件)
【概要】本研究は「回転ドア」を切口に、中国の対外政策決定プロセスにおける構造的な特徴を明らかにした。中国建国から現在に至るまで、対外政策にかかわる組織間の「回転ドア」は主に以下の三つにおいて観察される。①党(中聨部)ー政府(外交部);②地方政府ー国有企業;③党・政府・軍・国有企業・地方政府ー学者。 本研究を遂行する上で、まず中国の主な外交組織、そして主な外交官のデータベースを構築した。そして対外政策の人的...
【医歯薬学】看護学:政治学国際関係を含む研究件
❏中国農民工の組織化をめぐるガバナンスの変容―中華全国総工会と労働NGOとの関係性(20H00065)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】石井 知章 明治大学, 商学部, 専任教授 (90350264)
【キーワード】労使関係 / 国際関係 / 政治学 / 経済学 / 社会学 (他8件)
【概要】
❏サーベイ実験による政治情報伝達現象の国際協働研究(18KK0040)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2024-03-31
【研究代表者】多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
【キーワード】見えない危機 / 国際組織の授権 / サーベイ実験 / 政治学 / 心理学 (他10件)
【概要】本研究は「サーベイ実験による政治情報伝達現象の国際協働研究」という大きなテーマ設定の下で、①国際組織の授権による対世論説得効果の分析、②見えない危機における政府声明の対世論情報効果の分析という二つの研究を行い、社会科学引用インデックス(SSCI)で評判の高い雑誌よりから複数の論文を刊行しようとするものである。 ①と②について、PIの多湖淳が統括をし、北海道大学の小濵祥子、神戸大学の松村尚子がそれぞ...
❏情報環境の多様化が国際関係にもたらす影響:観衆費用・陽動理論の社会心理学的再検討(17H02628)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】稲増 一憲 関西学院大学, 社会学部, 教授 (10582041)
【キーワード】メディア / 国際関係 / 政治 / 外交 / インターネット (他16件)
【概要】本研究は「人々のメディア接触が国際関係についての態度に及ぼす影響を検討する」という基本的な枠組みを持つが、メディア接触の測定法については、調査ごとにまちまちであり、どのような測定項目が適切であるかは検証されていなかった。そこでまずは、人々とメディアとの関わりについて測定法の違いがもたらす影響の検証と、その違いによる影響を事後的に補正する手法の開発を行った。また、上記の研究を踏まえた上で、韓国海軍レ...
【医歯薬学】看護学:国際比較国際関係を含む研究件
❏帝国日本をめぐる鉄道経営の国際移転: 経営管理と人的資源を中心に(20H01521)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】中村 尚史 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (60262086)
【キーワード】日本帝国圏鉄道 / 鉄道経営の国際移転 / 人的資源形成 / 国際関係 / 国際比較 (他15件)
【概要】本研究の目的は、帝国日本における鉄道経営システムの発展の過程を、国際比較と国際関係という2つの研究視角から考察することにある。ただ本年度は、コロナ禍によって海外調査などが制約されたこともあり、この共通のテーマを掲げつつ、基本的には参加者各自が個別に調査・研究をすすめた。その上で、年間3回、オンラインによる集中研究会を開催し、研究進捗状況の相互確認を行った。 今年度の研究成果は以下の通りである。研究...
❏移民・難民選別システムの重層的再編成――9ヶ国の国際比較と越境的構造分析(16H02042)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小井土 彰宏 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)
【キーワード】国際移民 / 移民政策 / 国際社会学 / 移民受入れ / 移民送出し (他13件)
【概要】国民国家の境界管理イメージを超えて、欧州では共通外部国境管理機関により、超国家的地域統合の国境管理が集権化する傾向がある。米国では連邦で移民規制の集権化が追求される一方、地域で移民規制に対しての例外措置を堅持する聖域都市sanctuary cityとの間に厳しい緊張が生まれている。境界維持のメカニズムがスケールにより分化する一方、国境における捜索活動が難民の救難のものか、検挙と排除のためのものかと...
❏選別的移民政策の国際比較――新自由主義/新保守主義と国民国家の境界再編成(24252008)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小井土 彰宏 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)
【キーワード】移民政策 / 国際移民 / 国際社会学 / 外国人労働者 / 労働市場 (他10件)
【概要】選別移民政策を単なる高度技能移民の移民の積極的誘致としてではなく、移民の受け入れと排除の両面を統合的に捉える視点を打ち出し、これにより主要受け入れ7カ国の1990年代末以降の諸政策を比較検討し、移民政策に内在する両要素を相互補完的なものとしてその傾向を横断的に俯瞰した。この結果、1)デジタル化したIDカード・生体認証が作り出す技術インフラが両目的の統合的に追求する傾向の存在、2)排斥されたはずの非...
【医歯薬学】看護学:外国人労働者国際関係を含む研究件
❏移民・難民選別システムの重層的再編成――9ヶ国の国際比較と越境的構造分析(16H02042)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小井土 彰宏 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)
【キーワード】国際移民 / 移民政策 / 国際社会学 / 移民受入れ / 移民送出し (他13件)
【概要】国民国家の境界管理イメージを超えて、欧州では共通外部国境管理機関により、超国家的地域統合の国境管理が集権化する傾向がある。米国では連邦で移民規制の集権化が追求される一方、地域で移民規制に対しての例外措置を堅持する聖域都市sanctuary cityとの間に厳しい緊張が生まれている。境界維持のメカニズムがスケールにより分化する一方、国境における捜索活動が難民の救難のものか、検挙と排除のためのものかと...
❏選別的移民政策の国際比較――新自由主義/新保守主義と国民国家の境界再編成(24252008)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小井土 彰宏 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (60250396)
【キーワード】移民政策 / 国際移民 / 国際社会学 / 外国人労働者 / 労働市場 (他10件)
【概要】選別移民政策を単なる高度技能移民の移民の積極的誘致としてではなく、移民の受け入れと排除の両面を統合的に捉える視点を打ち出し、これにより主要受け入れ7カ国の1990年代末以降の諸政策を比較検討し、移民政策に内在する両要素を相互補完的なものとしてその傾向を横断的に俯瞰した。この結果、1)デジタル化したIDカード・生体認証が作り出す技術インフラが両目的の統合的に追求する傾向の存在、2)排斥されたはずの非...
【医歯薬学】看護学:日本国際関係を含む研究件
❏戦後北東アジアにおける歴史的分岐点のマルチアーカイブ分析(19H00575)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2019-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】Wolff David 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (60435948)
【キーワード】Northeast Asia / International Relations / Conflict / Foreign Policy / Japan (他14件)
【概要】On October 15-18, 2021 a workshop on “Japan and the Korean Peninsula in the Cold War” was sponsored by Kaken A and held at the Graduate School of Asia-Pacific Studies of Waseda University. Papers wer...
❏90年代日韓歴史認識問題に関わるオーラルヒストリー調査研究(16H03587)
【研究テーマ】国際関係論
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】木村 幹 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (50253290)
【キーワード】歴史認識問題 / ナショナリズム / 市民団体 / 韓国 / 日韓関係 (他20件)
【概要】令和元年度の本研究は予定以上のペースで進行した。とりわけ重要なのは、研究成果のとりまとめが近づいた4年目に入り、書籍の出版計画が確定し、その編集作業が順調に進んだことである。これにより、研究最終年度内に研究成果が書籍として出版される事が確実となっている。 また、このような研究成果のとりまとめの段階における、補足的調査としての関係者からの聞き取りも順調に推移している。令和元年度において重要だったのは...
❏近世琉球の自意識と中国・日本(23720354)
【研究テーマ】東洋史
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【研究代表者】渡辺 美季 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (60548642)
【キーワード】琉球 / 自意識 / 国際関係 / 東アジア / 中国 (他7件)
【概要】本研究は、近世期(1609~1879年)の琉球が、中国・日本へ二重に臣従しながらも、王国としての自意識を強化したことに着目し、この時期の琉球王国の自意識の在り方と中国・日本との国際関係との相関性を検討しようと試みるものである。この目的に沿って、王府および家臣団による王国の自意識に関する記録を分析し、この自意識に<中国・日本への臣従>の動向がどのような影響を及ぼしたのかを考察した。 ...