フェミニスト経済学の可能性-理論・思想・射程
【研究分野】ジェンダー
【研究キーワード】
合理的経済人仮説批判 / フェミニスト経済学 / 非市場経済 / グローバル化 / 再生産労働 / ケアリング / ケア労働の国際移動 / 合理的経済人批判 / グローバル金融危機以降 / 中国・アジア新興国シフト / ケア・エコノミー / マクロ経済政策のジェンダー分析 / 経済理論 / グローバル金融危機 / マクロ経済政策 / 経済政策 / 国際関係 / ケア / 生殖医療技術
【研究成果の概要】
当研究成果は、(1)経済学の新分野として成立したフェミニスト経済学が、金融、生産に加えて、経済分野としての再生産領域を可視化した、(2)社会的再生産に焦点をあて、利己的個人の合理性のみではない、コミットメントによる行動の、経済理論的根拠を明確化した、(3)フェミニスト経済学の最も基盤的な成果が、生活基本財の調達・備給・循環を第一義的目的合理性とする経済の概念化と、ケアリングのもつ相互依存性を経済に組み入れたこと、を理論的に検証したことである。
【研究代表者】