情報環境の多様化が国際関係にもたらす影響:観衆費用・陽動理論の社会心理学的再検討
【研究分野】社会心理学
【研究キーワード】
メディア / 国際関係 / 政治 / 外交 / インターネット / マスメディア / 情報環境 / メディア効果論 / メディア・コミュニケーション / マス・メディア / 陽動理論 / 観衆費用 / 議題設定 / 世論 / 社会心理学 / 政治学
【研究成果の概要】
本研究は「人々のメディア接触が国際関係についての態度に及ぼす影響を検討する」という基本的な枠組みを持つが、メディア接触の測定法については、調査ごとにまちまちであり、どのような測定項目が適切であるかは検証されていなかった。そこでまずは、人々とメディアとの関わりについて測定法の違いがもたらす影響の検証と、その違いによる影響を事後的に補正する手法の開発を行った。また、上記の研究を踏まえた上で、韓国海軍レーダー照射事件、国会議員の靖国神社参拝などの事例を扱い、メディア接触と人々の国際関係に対する意見の関連について検証を行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
三浦 麻子 | 大阪大学 | 人間科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
多湖 淳 | 早稲田大学 | 政治経済学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【配分額】15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)