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研究分野別サイレントキーワード
「社会調査」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】計算基盤:投票行動社会調査を含む研究件
❏実験的世論調査による政治信頼質問の改善(15730077)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】前田 幸男 東京都立大学, 法学部, 助教授 (30347257)
【キーワード】社会調査 / 測定 / 政治信頼 / 政治参加 / 男女共同参画 (他11件)
【概要】本研究のデータ収集計画の過程で、従来とは異なる角度から政党支持・内閣支持の意味につき理論的に検討する必要を感じ、集計された世論調査データの推移を実際の国政の変化と対比させつつ検討する作業を行った。1993年以来の政党の離合集散は、政党支持の測定について、いわゆる五五年体制下では必ずしも明確に意識されなかった諸問題を認識する絶好の機会を提供していると考えたからである。その成果は、後掲の「中央調査報」...
❏支持政党を持たない有権者に関する実証的研究(02802007)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】田中 愛治 東洋英和女学院大学, 人文学部, 助教授 (40188280)
【キーワード】政党支持態度 / 投票行動 / 政治意識 / 無党派 / 政党支持なし (他10件)
【概要】本研究は、政治的に無関心ではない積極的な「政党支持なし」層を実証的に把握することを目的とした平成2〜3年度の萌芽的研究で、横浜市緑区の有権者を対象に郵送法による意識調査を行なったものである。当初の計画では、平成3年度は15名程度に深層面接を行なう予定であったが、計画の見直しを行い、平成3年度に平成2年度調査の回答者を対象とするパネル調査を実施した。平成2年度の第1次調査は平成3年4月の統一地方選挙...
【情報学】人間情報学:確信度社会調査を含む研究件
❏社会調査の基盤を提供する自動コーディングシステムのWeb提供:その国際化と汎用化(25380640)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高橋 和子 敬愛大学, 国際学部, 教授 (30211337)
【キーワード】社会調査 / 自由回答 / 職業/産業コーディング自動化システム / SSM/ISCO(他19件)
【概要】社会調査において自由回答で収集された職業データを自然言語処理や機械学習の適用により国内/国際標準コードに自動的に変換し、その結果に人間が見直す必要性を確信度として付与するシステムを開発した。本研究ではこれをさらに発展させ、産業データの国内/国際標準コードへの自動変換、国内標準コード付きの事例に国際標準コード付与、システムメンテナンスの自動化機能を追加した。平成25年秋以降、東大社会科学研究所(CS...
❏社会調査の基盤を提供する自由回答の自動コーディングシステムの開発と公開(22530516)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】高橋 和子 敬愛大学, 国際学部, 教授 (30211337)
【キーワード】社会調査法 / 自由回答 / 自動コーディング / SSM 職業コーディング / ISCO コーディング (他19件)
【概要】社会調査では回答者の職業や産業は重要で、正確さを期するために自由回答で収集する場合が多い。しかし、統計処理のために収集後にコード化する作業が必須で、最近では国内標準コードに加えて国際標準コードの要請も生じており、コーダの負担が増大している。本研究では、自然言語処理や機械学習など人工知能における最新の成果を適用してコーディング作業を自動化し、結果を Web により入手できるシステムを開発した。その際...
【情報学】人間情報学:描画社会調査を含む研究件
❏イメージ描画と風景構成図の統計的画像処理による社会的認知研究(24653168)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会心理学 / 臨床心理学 / 投影法 / 画像解析 / 描画 (他12件)
【概要】これまで描画や風景構成法は、解釈における客観性が乏しいという問題ががあったため、本研究では、社会的認知を測定するための投影的方法ついての統計的画像解析技法を提案した。本研究では、(1)画像の走査と分割、(2)濃度ヒストグラム法(GLHM)、空間濃度レベル依存法(SGLDM)、濃度レベル差分法GLDM)などのテクスチャー解析、(3)特異値分解、(4)フーリエ解析、(5)風景構成画や描画の心理的解釈と...
❏描画と言語プロトコルの統一的分析法の開発とそれに基づく臨床社会心理学的研究(21653061)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】描画 / 言語プロトコル / 面接 / 社会調査 / 画像解析 (他16件)
【概要】心理学や精神医学では、投影的描画や言語プロトコルが人格や行動の全体的理解や査定のために用いられている。我々は、描画や言語プロトコルデータの客観性の不足を補うために統計的画像解析と特異値分解の手法を用いることを提案した。我々は、大学生や患者の心理過程を解釈するために樹木の描画と言語プロトコルを分析する新しい提案手法を用いた。我々は、大学生と精神疾患患者の描画と言語プロトコルを分析し、特性不安、状態不...
❏新しい描画調査の開発とその画像解析による社会心理学的応用(18653063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】描画 / 画像解析 / 社会調査 / 投影法 / 社会心理学 (他6件)
【概要】本研究では、描画から社会心理学的解釈を行う方法論と研究知見を見出すことを目的とした。具体的には、まず第1に、調査から得られた描画を幾つかの領域に分割し、各領域で濃度ヒストグラムによる空間レベル依存法を用いた定量的特徴の分析、及び色彩の配色に関する定量的分析を行う。本年は、国内での精神病院、大学でのデータ収集、ロシア、スウェーデンでの描画収集を行った。第2に、描画調査と質問紙調査を併用し、描画の特徴...
【情報学】人間情報学:方法論社会調査を含む研究件
❏歴史社会学の理論・実証の蓄積の再構築と新しい研究教育法の開発に関する総合研究(16H02040)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 健二 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50162425)
【キーワード】歴史社会学 / 社会調査史 / 社会学方法論 / 社会調査 / 方法論 (他7件)
【概要】歴史社会学の研究領域の厚みをあきらかにし、その存在形態の多様性や、方法の特質を共同研究として発掘し検討した。対象のなかに存在する歴史性を方法として使いこなす「メチエ(職人的の方法知)」として次世代を育成する基礎を、データベースの構築、ハンドブックの制作、先駆的な研究者のテクスト空間のフィールドワークなどを通じて、共有地としてつくりあげることが目指された。主要概念と事物に焦点をあわせた『文化資源学講...
❏社会調査史の多次元的な構築に関する総合研究(22330145)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐藤 健二 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (50162425)
【キーワード】社会調査 / 歴史社会学 / 社会認識 / 方法論 / アーカイブス (他9件)
【概要】本研究の目的は日本の社会学の調査史における従来の方法を再検討し、新たな方法論的枠組みを提出することにある。社会学史は伝統的に近代社会に対する理論を寄せ集めたものに過ぎず、フィールドワークや質問紙調査などを通じた経験的な観察がどんな社会認識を生みだしてきたかは無視されてきた。この研究は、ことばだけでなくモノや空間やメディアによって認識される社会を含む、新たな理論的・方法論的枠組みを提出する。さらに、...
【情報学】人間情報学:社会的認知社会調査を含む研究件
❏イメージ描画と風景構成図の統計的画像処理による社会的認知研究(24653168)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会心理学 / 臨床心理学 / 投影法 / 画像解析 / 描画 (他12件)
【概要】これまで描画や風景構成法は、解釈における客観性が乏しいという問題ががあったため、本研究では、社会的認知を測定するための投影的方法ついての統計的画像解析技法を提案した。本研究では、(1)画像の走査と分割、(2)濃度ヒストグラム法(GLHM)、空間濃度レベル依存法(SGLDM)、濃度レベル差分法GLDM)などのテクスチャー解析、(3)特異値分解、(4)フーリエ解析、(5)風景構成画や描画の心理的解釈と...
❏社会的判断の新しい分析手法の開発と社会政策への応用(19330144)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会的判断 / 認知判断 / 意思決定 / ファジィ理論 / 社会問題 (他12件)
【概要】本研究は、人々の社会的判断の新しい分析方法を、心理計量的手法、社会的認知研究手法や生理的手法などの諸方法を用いて提案した。また、提案した方法を、社会的、経済的意思決定状況でどのように用いるかを、心理実験や社会調査を用いて、例示した。本研究では、社会的状況における人間の社会的判断のいくつかの性質を明らかにし、この得られた知見の実務的な意義についての検討を行った。研究の成果として、いくつかのセミナーを...
【情報学】情報学フロンティア:インターネット社会調査を含む研究件
❏クラウドコンピューティングによる汎用医学研究データ収集システム(22249014)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】木内 貴弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (10260481)
【キーワード】医療情報学 / インターネット / クラウド / 臨床研究 / 疫学研究 (他7件)
【概要】本研究では、クラウドコンピューティングの活用により、様々な医学研究目的のために研究者自らがWeb調査票システムを無料で作成できる汎用医学研究データ収集システムの構築・運用・評価を行った。本研究の成果により、年間数千件の医学研究プロジェクトについて研究データのオンライン収集が効率的かつ安全に実施できるようになり、医療社会調査、疫学研究、臨床研究データ収集の情報インフラとして多大な貢献が期待できる。...
❏メディア環境の変容が世論過程に及ぼす影響に関する研究(19330113)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】三上 俊治 東洋大学, 社会学部, 教授 (00114661)
【キーワード】社会学 / メディア / 世論 / マスコミュニケーション / インターネット (他22件)
【概要】本研究は、近年の情報技術の発達に伴うメディア環境の変容が、世論形成過程にどのような影響を及ぼしつつあるかを探究した。より具体的には、(a)人々のメディア利用の仕方はどうパターン化できるか、(b)人々が公共的争点を認知するやり方は、メディア利用パターンによってどう異なるか、(c)メディア利用の多様化は、マスメディアの議題設定機能にどう影響するか、(d)メディアの多様化は人々の政治的疎外意識とどう関連...
【情報学】情報学フロンティア:ウエブ調査社会調査を含む研究件
❏中区分8:社会学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2018
【研究種目】社会ネットワーク
【研究期間】負の社会ネットワーク
【研究代表者】インターネット調査
【キーワード】サポート・ネットワーク
【概要】
❏オンラインパネルモニタ構築による社会科学的研究(21K18131)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2025-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】ウェブ調査 / 無作為抽出 / 公募 / 調査モニタ / 社会調査 (他9件)
【概要】本申請の目的は,無作為抽出による社会調査のオンラインモニタを構築し,公募された質問をベースとした調査から,共同研究を促進するものである.2021年度は調査票の作成,ベース調査のサンプリングと実査を行った.調査対象は日本に在住する21-40歳の男女個人であり,層化二段無作為抽出法を適用した.全国を地域ごとに11地域に分類した上で,各地域を人口規模別に層化し,各層の規模に応じて調査地点を配分した.第一...
❏「負の社会ネットワーク論」の構想と実証研究の展開可能性に関する調査研究(18K18593)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 賢示 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60734647)
【キーワード】社会ネットワーク / 負の社会ネットワーク / インターネット調査 / サポート・ネットワーク / 相互行為 (他9件)
【概要】本研究では、これまでの実証的な社会科学研究ではほとんど検証されてこなかった、「負の社会ネットワーク」について、社会調査研究のなかでどのように応用可能であるかを検討することが目的である。負のネットワークとは自分自身から見て関係維持を忌避したり、実際に葛藤や衝突が生じたりするような人間関係からなる社会ネットワークを意味している。実証研究への応用可能性を検討するため、本研究では社会調査を実施し、先行研究...
【情報学】情報学フロンティア:アーカイブ社会調査を含む研究件
❏生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築(21H04406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】立岩 真也 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (30222110)
【キーワード】アーカイブ / 現代史 / 社会調査 / 病・障害 / 性的差異 (他12件)
【概要】◇本研究費を用い大学院生他がオンラインで行ったものを含め、今まで蓄積されたものも含め、インタビュー調査・講演等の記録を整理・点検し、掲載・公開した。史料的な価値のある動画についても調べ、そのURLも掲載→累計388。各主題別にも分類し、各々の頁にも掲載。◇永村実子氏・寺嶋正吾氏・窪田好恵氏より書籍機関紙等の寄贈を受け、整理を始めた。2021年度以前の寄贈・取得分についても整理・配架を継続した。◇人...
❏社会調査史の多次元的な構築に関する総合研究(22330145)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐藤 健二 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (50162425)
【キーワード】社会調査 / 歴史社会学 / 社会認識 / 方法論 / アーカイブス (他9件)
【概要】本研究の目的は日本の社会学の調査史における従来の方法を再検討し、新たな方法論的枠組みを提出することにある。社会学史は伝統的に近代社会に対する理論を寄せ集めたものに過ぎず、フィールドワークや質問紙調査などを通じた経験的な観察がどんな社会認識を生みだしてきたかは無視されてきた。この研究は、ことばだけでなくモノや空間やメディアによって認識される社会を含む、新たな理論的・方法論的枠組みを提出する。さらに、...
【情報学】情報学フロンティア:機械学習社会調査を含む研究件
❏社会調査の基盤を提供する自動コーディングシステムのWeb提供:その国際化と汎用化(25380640)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高橋 和子 敬愛大学, 国際学部, 教授 (30211337)
【キーワード】社会調査 / 自由回答 / 職業/産業コーディング自動化システム / SSM/ISCO(他19件)
【概要】社会調査において自由回答で収集された職業データを自然言語処理や機械学習の適用により国内/国際標準コードに自動的に変換し、その結果に人間が見直す必要性を確信度として付与するシステムを開発した。本研究ではこれをさらに発展させ、産業データの国内/国際標準コードへの自動変換、国内標準コード付きの事例に国際標準コード付与、システムメンテナンスの自動化機能を追加した。平成25年秋以降、東大社会科学研究所(CS...
❏社会調査の基盤を提供する自由回答の自動コーディングシステムの開発と公開(22530516)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】高橋 和子 敬愛大学, 国際学部, 教授 (30211337)
【キーワード】社会調査法 / 自由回答 / 自動コーディング / SSM 職業コーディング / ISCO コーディング (他19件)
【概要】社会調査では回答者の職業や産業は重要で、正確さを期するために自由回答で収集する場合が多い。しかし、統計処理のために収集後にコード化する作業が必須で、最近では国内標準コードに加えて国際標準コードの要請も生じており、コーダの負担が増大している。本研究では、自然言語処理や機械学習など人工知能における最新の成果を適用してコーディング作業を自動化し、結果を Web により入手できるシステムを開発した。その際...
【複合領域】科学教育・教育工学:開発援助社会調査を含む研究件
❏開発援助プロジェクト評価のための社会調査手法に関する社会学的研究(21330112)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
【キーワード】貧困削減 / プロジェクト評価 / 開発援助 / 社会学 / 社会調査法 (他13件)
【概要】開発援助では様々な社会調査が実施され評価に利用されている。参加型調査、民族誌作成、フォーカスグループディスカッションなど標準的な調査法以外の手法も使われている。JICAの評価システムは構造上、広汎な長期的インパクトの把握が難しい。また、質の高い調査データが必ずしも得られていないため、評価団がポジティブな現状追認型評価を行なった例も見られた。調査の倫理をしっかりと踏まえた評価調査法の開発と普及が望ま...
❏貧困削減を目的とする開発援助プロジェクトにおける社会調査の貢献(18330099)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
【キーワード】社会調査 / 貧困削減 / 開発援助 / 国際協力 / 村落開発 (他12件)
【概要】貧困削減を目的とする開発援助プロジェクト支援に対する社会調査のニーズが高まっている。援助プラン策定の基盤となる情報の収集分析のための社会調査と、事後評価に役立つ情報の収集分析のための社会調査に大きな貢献の可能性がある。実務者に対する社会調査の教育訓練も必要である。急速に発展する途上国社会の分析に適した社会調査法の開発が急務である。社会学における社会変動論と制度化論が理論的基盤として有効である ...
【複合領域】生活科学:社会階層社会調査を含む研究件
❏オンラインパネルモニタ構築による社会科学的研究(21K18131)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2025-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】ウェブ調査 / 無作為抽出 / 公募 / 調査モニタ / 社会調査 (他9件)
【概要】本申請の目的は,無作為抽出による社会調査のオンラインモニタを構築し,公募された質問をベースとした調査から,共同研究を促進するものである.2021年度は調査票の作成,ベース調査のサンプリングと実査を行った.調査対象は日本に在住する21-40歳の男女個人であり,層化二段無作為抽出法を適用した.全国を地域ごとに11地域に分類した上で,各地域を人口規模別に層化し,各層の規模に応じて調査地点を配分した.第一...
❏中学時からの親子パネル調査を活用した格差・不平等に関する領域横断的研究(19H01637)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】パネル調査 / 高校階層構造 / COVID-19(新型コロナウイルス) / 教育格差 / 社会調査 (他20件)
【概要】本研究は2015年,2017年,2019年の第3波まで子どもと母親を対象に調査を行ってきたが,2020年12月には第4波を子どものみに対して行った.なお,COVID-19が若者に与える影響を調べるために,2019年2月,2020年7月,2021年7月には臨時の調査を行ってきた.そして,本年度の2021年12月には第5波の調査を実施した.そして,(1)仕事・アルバイト・就職への影響,(2)学校生活へ...
❏日本の報酬格差とその正当化メカニズムの比較実証研究(16H03688)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】有田 伸 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (30345061)
【キーワード】社会階層 / 正当化 / 報酬格差 / ヴィネット調査 / 要因実験 (他10件)
【概要】本研究は,日本社会における就業者間の報酬格差が,どの程度ひとびとに受容され,またどのように正当化されているのかを,格差の実態それ自体とともに,国際比較の観点から解明することを目的としている.このために行った架空就業者の適正所得水準に関する国際比較ヴィネット調査のデータ分析を通じ,米国では性別や雇用形態に伴う適正所得の格差が認められないのに対し,日本や韓国ではそれが認められ,さらに日本では本来不利な...
【環境学】環境創成学:貧困削減社会調査を含む研究件
❏開発援助プロジェクト評価のための社会調査手法に関する社会学的研究(21330112)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
【キーワード】貧困削減 / プロジェクト評価 / 開発援助 / 社会学 / 社会調査法 (他13件)
【概要】開発援助では様々な社会調査が実施され評価に利用されている。参加型調査、民族誌作成、フォーカスグループディスカッションなど標準的な調査法以外の手法も使われている。JICAの評価システムは構造上、広汎な長期的インパクトの把握が難しい。また、質の高い調査データが必ずしも得られていないため、評価団がポジティブな現状追認型評価を行なった例も見られた。調査の倫理をしっかりと踏まえた評価調査法の開発と普及が望ま...
❏貧困削減を目的とする開発援助プロジェクトにおける社会調査の貢献(18330099)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
【キーワード】社会調査 / 貧困削減 / 開発援助 / 国際協力 / 村落開発 (他12件)
【概要】貧困削減を目的とする開発援助プロジェクト支援に対する社会調査のニーズが高まっている。援助プラン策定の基盤となる情報の収集分析のための社会調査と、事後評価に役立つ情報の収集分析のための社会調査に大きな貢献の可能性がある。実務者に対する社会調査の教育訓練も必要である。急速に発展する途上国社会の分析に適した社会調査法の開発が急務である。社会学における社会変動論と制度化論が理論的基盤として有効である ...
【環境学】環境保全学:インターネット調査社会調査を含む研究件
❏「負の社会ネットワーク論」の構想と実証研究の展開可能性に関する調査研究(18K18593)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】石田 賢示 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60734647)
【キーワード】社会ネットワーク / 負の社会ネットワーク / インターネット調査 / サポート・ネットワーク / 相互行為 (他9件)
【概要】本研究では、これまでの実証的な社会科学研究ではほとんど検証されてこなかった、「負の社会ネットワーク」について、社会調査研究のなかでどのように応用可能であるかを検討することが目的である。負のネットワークとは自分自身から見て関係維持を忌避したり、実際に葛藤や衝突が生じたりするような人間関係からなる社会ネットワークを意味している。実証研究への応用可能性を検討するため、本研究では社会調査を実施し、先行研究...
❏地理的マルチレベル現象の解明に向けた基盤的データの構築(17H00947)
【研究テーマ】人文地理学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】埴淵 知哉 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (40460589)
【キーワード】インターネット調査 / 社会調査 / マルチレベルデータ / 大都市 / 国勢調査 (他11件)
【概要】人々の意識や行動は、その人が暮らす地域の影響を受ける。本研究では、こういった個人と地域の関係性を定量的に捉える目的で、両者の情報を併せもつ地理的マルチレベルデータを構築し、そのデータの分析および公開を行った。本調査では日本の大都市居住者3万人のデータを収集し、詳細住所情報に基づく分析から、人々の意識・行動にみられる多様な地域差や、そういった差を生み出す地域環境との関係を明らかにした。また、関連する...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流社会調査を含む研究件
❏東アジアにおけるワークライフバランスと社会の持続可能性に関する総合的研究(26245060)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岩井 紀子 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (90223362)
【キーワード】ワークライフバランス / 持続可能性 / 東アジア / 日本版総合的社会調査 / 国際研究者交流 (他11件)
【概要】本研究では、東アジア社会調査プロジェクトで「仕事と生活」モジュールを作成し、各々の全国調査から国際統合データを作成し、女性の就業、雇用慣行、ワークライフバランスを分析する。回答数は日本2079、中国1743、台湾2031(韓国は実施できず)。台湾・中国では女性は育児期にもフルタイムで働くが、日本ではパートが多い。日本では採用をはじめ男女の扱いが平等でないと、男女ともに考えており、台湾・中国と大きく...
❏中国共産党に関する政治社会学的実証研究ーー中南海研究(Ⅱ)(23252004)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菱田 雅晴 法政大学, 法学部, 教授 (00199001)
【キーワード】中国研究 / 中国共産党 / 中南海研究 / 党のサバイバル戦略 / 強靱性と脆弱性 (他16件)
【概要】中国共産党を組織集団として捉えようとの目的から、中国側カウンターパートの協力の下、党および党員に関する認識をめぐる広範なインデプス・インタビューおよびアンケート調査を実施した。 国家社会論フレームに基づくクロス解析結果から、「党政関係」、すなわち,党・国家体制の揺らぎおよび「党群関係」、すなわち,党に対する公信力の低下が観察された。だが、その一方で、政府、とりわけ中央政府に対する信任は依然として高...
❏討論型世論調査による民主主義における「世代を超える問題」の解決策の模索(22243014)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】曽根 泰教 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 教授 (10051905)
【キーワード】政治学 / 政策研究 / 年金 / 討論型世論調査 / 社会調査 (他15件)
【概要】本研究は、「討論型世論調査」という社会実験を実施することにより、民主主義において解決が難しいとされている「世代を超える問題」(将来世代と現世代との関係をめぐる問題)を解決できるのかについて検討するものである。全国の有権者3,000人を対象とする世論調査を実施し、その回答者のうち、さまざまな世代の男女127名が、2泊3日の討論フォーラムに参加した。参加者は、各3回の小グループ討論と全体会議で議論し、...
【数物系科学】天文学:国際情報交換社会調査を含む研究件
❏東アジアにおけるワークライフバランスと社会の持続可能性に関する総合的研究(26245060)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岩井 紀子 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (90223362)
【キーワード】ワークライフバランス / 持続可能性 / 東アジア / 日本版総合的社会調査 / 国際研究者交流 (他11件)
【概要】本研究では、東アジア社会調査プロジェクトで「仕事と生活」モジュールを作成し、各々の全国調査から国際統合データを作成し、女性の就業、雇用慣行、ワークライフバランスを分析する。回答数は日本2079、中国1743、台湾2031(韓国は実施できず)。台湾・中国では女性は育児期にもフルタイムで働くが、日本ではパートが多い。日本では採用をはじめ男女の扱いが平等でないと、男女ともに考えており、台湾・中国と大きく...
❏気候変動脆弱性の総合評価と都市での応用(13F03776)
【研究テーマ】経営学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】厳 網林 慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (10255573)
【キーワード】国際情報交換 / 中国 / 震災復興 / 核汚染 / 南相馬市 (他9件)
【概要】The Great Eastern Japan Earthquake and subsequent tsunami that occurred in March 2011 resulted in a nuclear accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (FDNPP), which is affiliated with the ...
❏中国共産党に関する政治社会学的実証研究ーー中南海研究(Ⅱ)(23252004)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菱田 雅晴 法政大学, 法学部, 教授 (00199001)
【キーワード】中国研究 / 中国共産党 / 中南海研究 / 党のサバイバル戦略 / 強靱性と脆弱性 (他16件)
【概要】中国共産党を組織集団として捉えようとの目的から、中国側カウンターパートの協力の下、党および党員に関する認識をめぐる広範なインデプス・インタビューおよびアンケート調査を実施した。 国家社会論フレームに基づくクロス解析結果から、「党政関係」、すなわち,党・国家体制の揺らぎおよび「党群関係」、すなわち,党に対する公信力の低下が観察された。だが、その一方で、政府、とりわけ中央政府に対する信任は依然として高...
【生物学】基礎生物学:世代社会調査を含む研究件
❏現代日本の社会意識の構成にみる共生/分断への志向性と学校教育経験との関わりの分析(20K02571)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岡本 智周 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60318863)
【キーワード】共生 / 分断 / 社会意識 / 世代 / 学校教育経験 (他10件)
【概要】本研究は、社会意識調査を通して、現在の日本社会に「共生」および「分断」への志向性がどのように構造化しているのか、そこに学校教育での経験と得られた知識・認識がいかに関わるのかを探索している。学校教育は社会化の装置であるという点において社会の統合や凝集性を促すものであるが、他方で教育大衆化以降の日本の教育空間はより顕著な選別の場となり、人びとの社会意識の懸隔を広める場ともなってきた。「共生」と「分断」...
❏現代日本人の歴史認識の構成にみる国民意識と共生意識の接続および歴史学習経験の寄与(16K04597)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岡本 智周 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60318863)
【キーワード】歴史認識 / 社会意識 / 歴史教科書 / カリキュラム政策 / 学校知 (他14件)
【概要】本研究は、学校教育が全体社会の統合に果たしている役割を検討するものである。教科書内容をはじめ、学校で扱われる教育的知識が表現する社会統合の論理と、それを受容した人々がもつ世界観や社会像の内容を、分析の対象とした。 具体的には、2010年代の日本社会に生きる人々の歴史認識のなかで、国民意識と共生意識がいかに関連付けられ表現されるのか、そこに学校教育その他の場での歴史学習経験はどう関わるのかを探索する...
【工学】建築学:公共性社会調査を含む研究件
❏歴史社会学の理論・実証の蓄積の再構築と新しい研究教育法の開発に関する総合研究(16H02040)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 健二 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50162425)
【キーワード】歴史社会学 / 社会調査史 / 社会学方法論 / 社会調査 / 方法論 (他7件)
【概要】歴史社会学の研究領域の厚みをあきらかにし、その存在形態の多様性や、方法の特質を共同研究として発掘し検討した。対象のなかに存在する歴史性を方法として使いこなす「メチエ(職人的の方法知)」として次世代を育成する基礎を、データベースの構築、ハンドブックの制作、先駆的な研究者のテクスト空間のフィールドワークなどを通じて、共有地としてつくりあげることが目指された。主要概念と事物に焦点をあわせた『文化資源学講...
❏少子高齢社会の階層格差の解明と公共性の構築に関する総合的実証研究(20223004)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】白波瀬 佐和子 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (00361303)
【キーワード】階級・階層 / 社会移動 / 少子高齢社会 / 階層格差 / 中高年大規模調査 (他11件)
【概要】本研究の目的は、日本の急激な人口高齢化が社会の階層構造に及ぼす影響を、社会調査データによって実証的に明らかにすることにあった。そこで本研究では、2010年に50~84歳を対象にした「中高年者の生活実態に関する全国調査」(有効サンプル6,442ケース)を実施し、2年後にはその3,193ケースについて追跡調査を行った。高齢期の階層は、所得や仕事内容、資産といった経済的要因のみならず、だれと暮らすか(世...
【工学】土木工学:社会実験社会調査を含む研究件
❏サイレント層・非サイレント層の位置づけを明確にした実践的交通計画論の構築(24360204)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保田 尚 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80205145)
【キーワード】交通計画 / サイレント層 / 社会調査 / パーソントリップ調査 / 物語 (他8件)
【概要】本研究は、計画論と調査手法論の両面から、サイレント層と非サイレント層について交通計画における位置付けを明確にした、円滑かつ効率的な実践的計画策定プロセスの構築を目的とし、具体的には、(1)交通計画における合意形成プロセス論の構築、(2)ソーシャルキャピタルを基盤とした「発言」支援策に関する研究、(3)交通政策における「物語」活用の実践的研究、(4)交通調査精度を維持する調査手法論の構築、を行った。...
❏討論型世論調査による民主主義における「世代を超える問題」の解決策の模索(22243014)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】曽根 泰教 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 教授 (10051905)
【キーワード】政治学 / 政策研究 / 年金 / 討論型世論調査 / 社会調査 (他15件)
【概要】本研究は、「討論型世論調査」という社会実験を実施することにより、民主主義において解決が難しいとされている「世代を超える問題」(将来世代と現世代との関係をめぐる問題)を解決できるのかについて検討するものである。全国の有権者3,000人を対象とする世論調査を実施し、その回答者のうち、さまざまな世代の男女127名が、2泊3日の討論フォーラムに参加した。参加者は、各3回の小グループ討論と全体会議で議論し、...
【工学】総合工学:実験・観察社会調査を含む研究件
❏オンラインパネルモニタ構築による社会科学的研究(21K18131)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2021-07-09 - 2025-03-31
【研究代表者】藤原 翔 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (60609676)
【キーワード】ウェブ調査 / 無作為抽出 / 公募 / 調査モニタ / 社会調査 (他9件)
【概要】本申請の目的は,無作為抽出による社会調査のオンラインモニタを構築し,公募された質問をベースとした調査から,共同研究を促進するものである.2021年度は調査票の作成,ベース調査のサンプリングと実査を行った.調査対象は日本に在住する21-40歳の男女個人であり,層化二段無作為抽出法を適用した.全国を地域ごとに11地域に分類した上で,各地域を人口規模別に層化し,各層の規模に応じて調査地点を配分した.第一...
❏仮想将来世代による新しい市民討議手法の開発と効果測定-将来人の思考プロセスは何か(18K18570)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2023-03-31
【研究代表者】西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
【キーワード】フューチャー・デザイン / 市民討議 / 経済実験 / 時間選好 / リスク選好 (他10件)
【概要】本研究は、「仮想将来世代」を政策形成・合意過程に導入する(=フューチャー・デザイン,以下FD)ことで、未来を視野に入れた長期的かつ俯瞰的な視点に基づく合意形成の具体的手法を領域横断的に開発し、その効果を科学的に検証することを目的とする。持続可能性に関わる地域課題の特徴は,個人(短期)と社会(長期)が利益相反するため政策合意形成に至らず停滞することが多い。その問題に、FD思考に焦点を合わせ解決の突破...
❏実験的世論調査による政治信頼質問の改善(15730077)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】前田 幸男 東京都立大学, 法学部, 助教授 (30347257)
【キーワード】社会調査 / 測定 / 政治信頼 / 政治参加 / 男女共同参画 (他11件)
【概要】本研究のデータ収集計画の過程で、従来とは異なる角度から政党支持・内閣支持の意味につき理論的に検討する必要を感じ、集計された世論調査データの推移を実際の国政の変化と対比させつつ検討する作業を行った。1993年以来の政党の離合集散は、政党支持の測定について、いわゆる五五年体制下では必ずしも明確に意識されなかった諸問題を認識する絶好の機会を提供していると考えたからである。その成果は、後掲の「中央調査報」...
【工学】総合工学:投影法社会調査を含む研究件
❏イメージ描画と風景構成図の統計的画像処理による社会的認知研究(24653168)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会心理学 / 臨床心理学 / 投影法 / 画像解析 / 描画 (他12件)
【概要】これまで描画や風景構成法は、解釈における客観性が乏しいという問題ががあったため、本研究では、社会的認知を測定するための投影的方法ついての統計的画像解析技法を提案した。本研究では、(1)画像の走査と分割、(2)濃度ヒストグラム法(GLHM)、空間濃度レベル依存法(SGLDM)、濃度レベル差分法GLDM)などのテクスチャー解析、(3)特異値分解、(4)フーリエ解析、(5)風景構成画や描画の心理的解釈と...
❏新しい描画調査の開発とその画像解析による社会心理学的応用(18653063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】描画 / 画像解析 / 社会調査 / 投影法 / 社会心理学 (他6件)
【概要】本研究では、描画から社会心理学的解釈を行う方法論と研究知見を見出すことを目的とした。具体的には、まず第1に、調査から得られた描画を幾つかの領域に分割し、各領域で濃度ヒストグラムによる空間レベル依存法を用いた定量的特徴の分析、及び色彩の配色に関する定量的分析を行う。本年は、国内での精神病院、大学でのデータ収集、ロシア、スウェーデンでの描画収集を行った。第2に、描画調査と質問紙調査を併用し、描画の特徴...
【工学】総合工学:アンケート調査社会調査を含む研究件
❏突発的な遅延・欠航発生時の航空旅客の対応行動を考慮した損失便益推計手法の構築(17K06607)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高田 和幸 東京電機大学, 理工学部, 教授 (30282867)
【キーワード】突発的キャンセル / 選択行動モデル / 支払い意志額 / 社会調査 / フライトキャンセル (他20件)
【概要】突発的なフライトキャンセルにより,移動に制約を強いられた旅客の行動等に関するデータを収集した. フライトがキャンセルとなった後の旅客の対応を体系的に整理した.また行動意図に関するモデルを推定し,当日に移動する意向を高める要因を特定した.また旅行継続の意図通りに,移動できたか否かを説明するモデルを推定し,成否の要因を特定した. また欠航を削減するための整備に対する支払い意志額についても調査し,比例ハ...
❏社会学教育の課題と現状(08301018)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】西山 茂 東洋大学, 社会学部, 教授 (00092528)
【キーワード】社会学教育 / 大学教育 / 社会調査 / 社会調査士 / 資格 (他10件)
【概要】本研究における基本的焦点は、(1)社会学教育における資格の問題、(2)社会学教育と近年の「大学改革」や高等教育の大衆化・国際化・情報化との関連、(3)社会学教育の担当者と受け手(学生・院生)の意識と実態、の3点である。 この3点を解明するために、1996年度には、国内外の理論的成果の吸収、文献資料の整理・分析や関連組織関係者への予備的ヒヤリングなどを行ない、これを基礎に、研究費、研究プロジェクト、...
【工学】総合工学:東日本大震災社会調査を含む研究件
❏大規模社会調査における欄外記入文のデータ化と分析手法の探究(19K21720)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】橋本 摂子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (70323813)
【キーワード】東日本大震災 / 被災避難住民 / 大規模社会調査 / デジタルアーカイブ / 個人情報保護 (他13件)
【概要】本年度は電子化作業を終えた13,000票の原票について、引き続き欄外記入のある調査票のリストアップをおこない、欄外記入のタイプ分けをおこなった。欄外記入のタイプとしては、おおまかに①設問の後に置かれた選択肢の不備によるもの、②回答ルールに沿っていないもの、③誤記入、非該当(若者票への書き込み)、④設問自体の妥当性を問うもの、引いては調査全体への批判の4つに分類されることがわかった。 また、データア...
❏東アジアにおけるワークライフバランスと社会の持続可能性に関する総合的研究(26245060)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】岩井 紀子 大阪商業大学, 総合経営学部, 教授 (90223362)
【キーワード】ワークライフバランス / 持続可能性 / 東アジア / 日本版総合的社会調査 / 国際研究者交流 (他11件)
【概要】本研究では、東アジア社会調査プロジェクトで「仕事と生活」モジュールを作成し、各々の全国調査から国際統合データを作成し、女性の就業、雇用慣行、ワークライフバランスを分析する。回答数は日本2079、中国1743、台湾2031(韓国は実施できず)。台湾・中国では女性は育児期にもフルタイムで働くが、日本ではパートが多い。日本では採用をはじめ男女の扱いが平等でないと、男女ともに考えており、台湾・中国と大きく...
❏風評被害の低減・抑止策の検討―福島第一原子力発電所事故の社会経済的被害の量的検討(25700035)
【研究テーマ】図書館情報学・人文社会情報学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】関谷 直也 東京大学, 大学院情報学環, 特任准教授 (30422405)
【キーワード】風評被害 / 東日本大震災 / 原子力事故 / 安全 / 社会調査 (他6件)
【概要】本研究は東京電力福島第一原子力発電所事故の社会経済的被害の実態と原因を実証的に検討した。福島県産の農産物にいまだ不安を抱えている理由は、検査体制と検査結果を知らないからであった。農産物の放射性物質モニタリングといった検査体制、全量全袋検査、検査結果としてほとんどNDであることを知らないからであった。農産物の安全性に対する人々の不安を減らすには、検査体制と検査結果を周知することが広報戦略として重要で...
【工学】総合工学:政策研究社会調査を含む研究件
❏デュアルユース概念の科学技術社会論的検討(16K01157)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-10-21 - 2020-03-31
【研究代表者】川本 思心 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90593046)
【キーワード】デュアルユース / 軍事研究 / 科学技術の両義性 / 専門家の社会的責任 / 科学技術技術史 (他15件)
【概要】文献・インタビュー・質問紙調査等によって、日本におけるデュアルユース概念の特徴は以下のように概括された。1)用途両義性と軍民両用性の連続性がない。2)軍民両用研究ではなく軍事研究に着目している。3)資金出資組織によって軍事研究か否かを判断する「入口議論」に傾いている。4)「両義性がある」ことが、軍民両用研究を肯定(追認)する根拠にも、否定する論拠にもなっている。5)核兵器や化学兵器、バイオテロとい...
❏討論型世論調査による民主主義における「世代を超える問題」の解決策の模索(22243014)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】曽根 泰教 慶應義塾大学, 政策・メディア研究科, 教授 (10051905)
【キーワード】政治学 / 政策研究 / 年金 / 討論型世論調査 / 社会調査 (他15件)
【概要】本研究は、「討論型世論調査」という社会実験を実施することにより、民主主義において解決が難しいとされている「世代を超える問題」(将来世代と現世代との関係をめぐる問題)を解決できるのかについて検討するものである。全国の有権者3,000人を対象とする世論調査を実施し、その回答者のうち、さまざまな世代の男女127名が、2泊3日の討論フォーラムに参加した。参加者は、各3回の小グループ討論と全体会議で議論し、...
【農学】農業工学:市民社会社会調査を含む研究件
❏中国共産党に関する政治社会学的実証研究ーー中南海研究(Ⅱ)(23252004)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】菱田 雅晴 法政大学, 法学部, 教授 (00199001)
【キーワード】中国研究 / 中国共産党 / 中南海研究 / 党のサバイバル戦略 / 強靱性と脆弱性 (他16件)
【概要】中国共産党を組織集団として捉えようとの目的から、中国側カウンターパートの協力の下、党および党員に関する認識をめぐる広範なインデプス・インタビューおよびアンケート調査を実施した。 国家社会論フレームに基づくクロス解析結果から、「党政関係」、すなわち,党・国家体制の揺らぎおよび「党群関係」、すなわち,党に対する公信力の低下が観察された。だが、その一方で、政府、とりわけ中央政府に対する信任は依然として高...
❏現代中国を中心とした利益団体および市民社会組織の比較実証的研究(12372001)
【研究テーマ】政治学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2000 - 2003
【研究代表者】辻中 豊 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70145944)
【キーワード】中国 / 社会団体 / 利益団体 / 市民社会 / 比較政治 (他17件)
【概要】本プロジェクトでは、北京市・浙江省・黒竜江省の各級政府民政部門に登記された社団を対象に、郵送によるアンケート調査を実施した(有効回答数2858サンプル、有効回答率32.1%)。調査票は、社団の設立の経緯・人事・財政・活動等多岐にわたる計65問から成る長大なものであった。本調査をつうじ、以下の点が明らかとなった。 第一に、団体種類別にみると、自発的に結成されながらも財政面で政府への依存度が高い学術団...
【農学】社会経済農学:社会政策社会調査を含む研究件
❏生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築(21H04406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】立岩 真也 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (30222110)
【キーワード】アーカイブ / 現代史 / 社会調査 / 病・障害 / 性的差異 (他12件)
【概要】◇本研究費を用い大学院生他がオンラインで行ったものを含め、今まで蓄積されたものも含め、インタビュー調査・講演等の記録を整理・点検し、掲載・公開した。史料的な価値のある動画についても調べ、そのURLも掲載→累計388。各主題別にも分類し、各々の頁にも掲載。◇永村実子氏・寺嶋正吾氏・窪田好恵氏より書籍機関紙等の寄贈を受け、整理を始めた。2021年度以前の寄贈・取得分についても整理・配架を継続した。◇人...
❏社会的判断の新しい分析手法の開発と社会政策への応用(19330144)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会的判断 / 認知判断 / 意思決定 / ファジィ理論 / 社会問題 (他12件)
【概要】本研究は、人々の社会的判断の新しい分析方法を、心理計量的手法、社会的認知研究手法や生理的手法などの諸方法を用いて提案した。また、提案した方法を、社会的、経済的意思決定状況でどのように用いるかを、心理実験や社会調査を用いて、例示した。本研究では、社会的状況における人間の社会的判断のいくつかの性質を明らかにし、この得られた知見の実務的な意義についての検討を行った。研究の成果として、いくつかのセミナーを...
【農学】森林圏科学:共生社会調査を含む研究件
❏現代日本の社会意識の構成にみる共生/分断への志向性と学校教育経験との関わりの分析(20K02571)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】岡本 智周 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60318863)
【キーワード】共生 / 分断 / 社会意識 / 世代 / 学校教育経験 (他10件)
【概要】本研究は、社会意識調査を通して、現在の日本社会に「共生」および「分断」への志向性がどのように構造化しているのか、そこに学校教育での経験と得られた知識・認識がいかに関わるのかを探索している。学校教育は社会化の装置であるという点において社会の統合や凝集性を促すものであるが、他方で教育大衆化以降の日本の教育空間はより顕著な選別の場となり、人びとの社会意識の懸隔を広める場ともなってきた。「共生」と「分断」...
❏現代日本人の歴史認識の構成にみる国民意識と共生意識の接続および歴史学習経験の寄与(16K04597)
【研究テーマ】教育社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】岡本 智周 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (60318863)
【キーワード】歴史認識 / 社会意識 / 歴史教科書 / カリキュラム政策 / 学校知 (他14件)
【概要】本研究は、学校教育が全体社会の統合に果たしている役割を検討するものである。教科書内容をはじめ、学校で扱われる教育的知識が表現する社会統合の論理と、それを受容した人々がもつ世界観や社会像の内容を、分析の対象とした。 具体的には、2010年代の日本社会に生きる人々の歴史認識のなかで、国民意識と共生意識がいかに関連付けられ表現されるのか、そこに学校教育その他の場での歴史学習経験はどう関わるのかを探索する...
【農学】水圏応用科学:社会心理学社会調査を含む研究件
❏イメージ描画と風景構成図の統計的画像処理による社会的認知研究(24653168)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会心理学 / 臨床心理学 / 投影法 / 画像解析 / 描画 (他12件)
【概要】これまで描画や風景構成法は、解釈における客観性が乏しいという問題ががあったため、本研究では、社会的認知を測定するための投影的方法ついての統計的画像解析技法を提案した。本研究では、(1)画像の走査と分割、(2)濃度ヒストグラム法(GLHM)、空間濃度レベル依存法(SGLDM)、濃度レベル差分法GLDM)などのテクスチャー解析、(3)特異値分解、(4)フーリエ解析、(5)風景構成画や描画の心理的解釈と...
❏メディア環境の変容が世論過程に及ぼす影響に関する研究(19330113)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】三上 俊治 東洋大学, 社会学部, 教授 (00114661)
【キーワード】社会学 / メディア / 世論 / マスコミュニケーション / インターネット (他22件)
【概要】本研究は、近年の情報技術の発達に伴うメディア環境の変容が、世論形成過程にどのような影響を及ぼしつつあるかを探究した。より具体的には、(a)人々のメディア利用の仕方はどうパターン化できるか、(b)人々が公共的争点を認知するやり方は、メディア利用パターンによってどう異なるか、(c)メディア利用の多様化は、マスメディアの議題設定機能にどう影響するか、(d)メディアの多様化は人々の政治的疎外意識とどう関連...
❏新しい描画調査の開発とその画像解析による社会心理学的応用(18653063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】描画 / 画像解析 / 社会調査 / 投影法 / 社会心理学 (他6件)
【概要】本研究では、描画から社会心理学的解釈を行う方法論と研究知見を見出すことを目的とした。具体的には、まず第1に、調査から得られた描画を幾つかの領域に分割し、各領域で濃度ヒストグラムによる空間レベル依存法を用いた定量的特徴の分析、及び色彩の配色に関する定量的分析を行う。本年は、国内での精神病院、大学でのデータ収集、ロシア、スウェーデンでの描画収集を行った。第2に、描画調査と質問紙調査を併用し、描画の特徴...
【医歯薬学】社会医学:歴史社会学社会調査を含む研究件
❏歴史社会学の理論・実証の蓄積の再構築と新しい研究教育法の開発に関する総合研究(16H02040)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】佐藤 健二 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (50162425)
【キーワード】歴史社会学 / 社会調査史 / 社会学方法論 / 社会調査 / 方法論 (他7件)
【概要】歴史社会学の研究領域の厚みをあきらかにし、その存在形態の多様性や、方法の特質を共同研究として発掘し検討した。対象のなかに存在する歴史性を方法として使いこなす「メチエ(職人的の方法知)」として次世代を育成する基礎を、データベースの構築、ハンドブックの制作、先駆的な研究者のテクスト空間のフィールドワークなどを通じて、共有地としてつくりあげることが目指された。主要概念と事物に焦点をあわせた『文化資源学講...
❏社会調査史の多次元的な構築に関する総合研究(22330145)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】佐藤 健二 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (50162425)
【キーワード】社会調査 / 歴史社会学 / 社会認識 / 方法論 / アーカイブス (他9件)
【概要】本研究の目的は日本の社会学の調査史における従来の方法を再検討し、新たな方法論的枠組みを提出することにある。社会学史は伝統的に近代社会に対する理論を寄せ集めたものに過ぎず、フィールドワークや質問紙調査などを通じた経験的な観察がどんな社会認識を生みだしてきたかは無視されてきた。この研究は、ことばだけでなくモノや空間やメディアによって認識される社会を含む、新たな理論的・方法論的枠組みを提出する。さらに、...
❏歴史社会学の理論と研究方法に関する総合的研究(16330096)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】佐藤 健二 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 教授 (50162425)
【キーワード】歴史社会学 / 社会調査 / テクノロジー / データベースの構築 / テクスト (他6件)
【概要】最終年度として、これまでの研究会活動を通じて浮かび上がってきた問題を整理すると同時に、資料の共有の方法の模索を通じて、あるいはデータベースの構築に関わる問題点の検討を通じて、明らかになってきた情報と問題について、それぞれの立場から研究を進めた。 第一に、歴史社会学の理論と方法の問題の焦点が、広い意味での資料論およびデータ論の構築のしかたにあることがしだいに明らかになってきた。歴史学と社会学の深い断...
【医歯薬学】社会医学:国際協力社会調査を含む研究件
❏開発援助プロジェクト評価のための社会調査手法に関する社会学的研究(21330112)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
【キーワード】貧困削減 / プロジェクト評価 / 開発援助 / 社会学 / 社会調査法 (他13件)
【概要】開発援助では様々な社会調査が実施され評価に利用されている。参加型調査、民族誌作成、フォーカスグループディスカッションなど標準的な調査法以外の手法も使われている。JICAの評価システムは構造上、広汎な長期的インパクトの把握が難しい。また、質の高い調査データが必ずしも得られていないため、評価団がポジティブな現状追認型評価を行なった例も見られた。調査の倫理をしっかりと踏まえた評価調査法の開発と普及が望ま...
❏貧困削減を目的とする開発援助プロジェクトにおける社会調査の貢献(18330099)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】宇田川 拓雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30142764)
【キーワード】社会調査 / 貧困削減 / 開発援助 / 国際協力 / 村落開発 (他12件)
【概要】貧困削減を目的とする開発援助プロジェクト支援に対する社会調査のニーズが高まっている。援助プラン策定の基盤となる情報の収集分析のための社会調査と、事後評価に役立つ情報の収集分析のための社会調査に大きな貢献の可能性がある。実務者に対する社会調査の教育訓練も必要である。急速に発展する途上国社会の分析に適した社会調査法の開発が急務である。社会学における社会変動論と制度化論が理論的基盤として有効である ...
【医歯薬学】社会医学:社会学社会調査を含む研究件
❏生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築(21H04406)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】立岩 真也 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (30222110)
【キーワード】アーカイブ / 現代史 / 社会調査 / 病・障害 / 性的差異 (他12件)
【概要】◇本研究費を用い大学院生他がオンラインで行ったものを含め、今まで蓄積されたものも含め、インタビュー調査・講演等の記録を整理・点検し、掲載・公開した。史料的な価値のある動画についても調べ、そのURLも掲載→累計388。各主題別にも分類し、各々の頁にも掲載。◇永村実子氏・寺嶋正吾氏・窪田好恵氏より書籍機関紙等の寄贈を受け、整理を始めた。2021年度以前の寄贈・取得分についても整理・配架を継続した。◇人...
❏日本の報酬格差とその正当化メカニズムの比較実証研究(16H03688)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】有田 伸 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (30345061)
【キーワード】社会階層 / 正当化 / 報酬格差 / ヴィネット調査 / 要因実験 (他10件)
【概要】本研究は,日本社会における就業者間の報酬格差が,どの程度ひとびとに受容され,またどのように正当化されているのかを,格差の実態それ自体とともに,国際比較の観点から解明することを目的としている.このために行った架空就業者の適正所得水準に関する国際比較ヴィネット調査のデータ分析を通じ,米国では性別や雇用形態に伴う適正所得の格差が認められないのに対し,日本や韓国ではそれが認められ,さらに日本では本来不利な...
❏体験談の国際比較研究-物語の構造化を用いた計量的アプローチ-(23330159)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】川端 亮 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00214677)
【キーワード】宗教社会学 / 体験談 / 国際比較 / 質問紙調査 / 社会学 (他10件)
【概要】本研究においては、5段階からなる体験談のモデルを設定し、それぞれ異なる要因を含む16の体験談を調査対象者に提示して、それぞれの体験談を受け入れられるかどうかを尋ねた。日本においては郵送法で、アメリカ合衆国においてはインターネット調査で、それぞれ調査会社のパネルを用いて、実施した。重要な結果は、倫理的教えの体験談は受け入れやすい一方で、超越的な信念を含む体験談は受け入れがたく、レトリックのある体験談...
【医歯薬学】薬学:臨床心理学社会調査を含む研究件
❏イメージ描画と風景構成図の統計的画像処理による社会的認知研究(24653168)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会心理学 / 臨床心理学 / 投影法 / 画像解析 / 描画 (他12件)
【概要】これまで描画や風景構成法は、解釈における客観性が乏しいという問題ががあったため、本研究では、社会的認知を測定するための投影的方法ついての統計的画像解析技法を提案した。本研究では、(1)画像の走査と分割、(2)濃度ヒストグラム法(GLHM)、空間濃度レベル依存法(SGLDM)、濃度レベル差分法GLDM)などのテクスチャー解析、(3)特異値分解、(4)フーリエ解析、(5)風景構成画や描画の心理的解釈と...
❏新しい描画調査の開発とその画像解析による社会心理学的応用(18653063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】描画 / 画像解析 / 社会調査 / 投影法 / 社会心理学 (他6件)
【概要】本研究では、描画から社会心理学的解釈を行う方法論と研究知見を見出すことを目的とした。具体的には、まず第1に、調査から得られた描画を幾つかの領域に分割し、各領域で濃度ヒストグラムによる空間レベル依存法を用いた定量的特徴の分析、及び色彩の配色に関する定量的分析を行う。本年は、国内での精神病院、大学でのデータ収集、ロシア、スウェーデンでの描画収集を行った。第2に、描画調査と質問紙調査を併用し、描画の特徴...
【医歯薬学】看護学:データベース社会調査を含む研究件
❏政治的及び地理的に隔離された少数民族独自生存圏での植物遺伝資源及び伝統知の賦存(17H01682)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渡邉 和男 筑波大学, 生命環境系, 教授 (90291806)
【キーワード】在来遺伝資源 / 生物多様性 / 持続的利用 / 民俗学 / 作物 (他26件)
【概要】紛争漸近地帯である政治的・地理的に隔離された山岳地・照葉樹林・少数民族地帯と相関の高い国境を越えた独自性高い民族活動のある地帯にての農業食料遺伝資源の賦存と利用調査が主体であった. ミャンマーと隣国国境を主体に, 2021年3月まで調査した. 紛争や現代化があるにかかわらず高い民族や文化意識による作物遺伝資源の保存と利用が見られたが, 今後は不明である. 収集遺伝資源は適正な手続きを経て日本に導入...
❏社会調査における映像地図・文字データの統合的処理システムの開発研究(05551004)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】山中 速人 東京経済大学, 経済学部, 教授 (80191360)
【キーワード】社会調査 / データベース / 映像 / 動画 / 地図 (他9件)
【概要】本研究の目的は、地域社会調査の一環として撮影された在日韓国・朝鮮人の民族コミュニティのビデオ映像を対象として、その社会学的な分析を行なう際に必要な「動画と地図と従来型の文字情報を等号笛に処理できるシステム」の開発を行なうものである。 今年度の研究課題は、対象地域の映像による調査データと、さらに新たに補足された映像データをあわせて、CD-ROM化を行なうと同時に、昨年度試作したコンピュータ制御の自映...
【医歯薬学】看護学:画像解析社会調査を含む研究件
❏イメージ描画と風景構成図の統計的画像処理による社会的認知研究(24653168)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】社会心理学 / 臨床心理学 / 投影法 / 画像解析 / 描画 (他12件)
【概要】これまで描画や風景構成法は、解釈における客観性が乏しいという問題ががあったため、本研究では、社会的認知を測定するための投影的方法ついての統計的画像解析技法を提案した。本研究では、(1)画像の走査と分割、(2)濃度ヒストグラム法(GLHM)、空間濃度レベル依存法(SGLDM)、濃度レベル差分法GLDM)などのテクスチャー解析、(3)特異値分解、(4)フーリエ解析、(5)風景構成画や描画の心理的解釈と...
❏描画と言語プロトコルの統一的分析法の開発とそれに基づく臨床社会心理学的研究(21653061)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】描画 / 言語プロトコル / 面接 / 社会調査 / 画像解析 (他16件)
【概要】心理学や精神医学では、投影的描画や言語プロトコルが人格や行動の全体的理解や査定のために用いられている。我々は、描画や言語プロトコルデータの客観性の不足を補うために統計的画像解析と特異値分解の手法を用いることを提案した。我々は、大学生や患者の心理過程を解釈するために樹木の描画と言語プロトコルを分析する新しい提案手法を用いた。我々は、大学生と精神疾患患者の描画と言語プロトコルを分析し、特性不安、状態不...
❏新しい描画調査の開発とその画像解析による社会心理学的応用(18653063)
【研究テーマ】社会心理学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】竹村 和久 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10212028)
【キーワード】描画 / 画像解析 / 社会調査 / 投影法 / 社会心理学 (他6件)
【概要】本研究では、描画から社会心理学的解釈を行う方法論と研究知見を見出すことを目的とした。具体的には、まず第1に、調査から得られた描画を幾つかの領域に分割し、各領域で濃度ヒストグラムによる空間レベル依存法を用いた定量的特徴の分析、及び色彩の配色に関する定量的分析を行う。本年は、国内での精神病院、大学でのデータ収集、ロシア、スウェーデンでの描画収集を行った。第2に、描画調査と質問紙調査を併用し、描画の特徴...
【医歯薬学】看護学:ソーシャルキャピタル社会調査を含む研究件
❏少子化社会における家族形成格差の調査研究─ソーシャル・キャピタル論アプローチ(24330160)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小林 盾 成蹊大学, 文学部, 教授 (90407601)
【キーワード】社会階層 / 家族 / 社会調査 / 少子化 / ソーシャル・キャピタル
【概要】この研究は,「人びとがどのように恋愛から結婚へ,さらに出産へと進むのか」を量的調査によってデータ収集し,家族形成における格差を解明することを目的としている.そのために,「人びとのつながりが強いほど,家族形成を促進するのではないか」という仮説をたてた. 第一年度に「2013年家族形成とキャリア形成についての全国調査」をパイロット調査として(対象者は全国20~69歳4993人),第二年度に「2014年...
❏サイレント層・非サイレント層の位置づけを明確にした実践的交通計画論の構築(24360204)
【研究テーマ】土木計画学・交通工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】久保田 尚 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80205145)
【キーワード】交通計画 / サイレント層 / 社会調査 / パーソントリップ調査 / 物語 (他8件)
【概要】本研究は、計画論と調査手法論の両面から、サイレント層と非サイレント層について交通計画における位置付けを明確にした、円滑かつ効率的な実践的計画策定プロセスの構築を目的とし、具体的には、(1)交通計画における合意形成プロセス論の構築、(2)ソーシャルキャピタルを基盤とした「発言」支援策に関する研究、(3)交通政策における「物語」活用の実践的研究、(4)交通調査精度を維持する調査手法論の構築、を行った。...
❏地域間格差と個人間格差の調査研究:ソーシャルキャピタル論的 アプローチ(22330149)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】辻 竜平 信州大学, 人文学部, 准教授 (40323563)
【キーワード】ソーシャル・キャピタル / 地域間格差 / 個人間格差 / 地域政策 / 社会調査 (他8件)
【概要】地域間格差を構成する,自治体の経済的・政策的諸要因と,地域のソーシャルキャピタルが,個人間格差に及ぼす影響について検討した.本調査では,その影響を特に自治体の健康政策と個人の健康格差に注目して検討した.その結果,趣味・娯楽活動への参加は,自治体の財政力にかかわらず,人々の健康サービス利用を促進させる効果を持っている.また,地縁活動組織への参加は,健康サービス利用を促進させるが,その効果は,財政力の...
【医歯薬学】看護学:疫学研究社会調査を含む研究件
❏Positive Devianceによる課題解決手法を通じた栄養改善への効果(15K15163)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】神馬 征峰 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70196674)
【キーワード】学校保健 / 栄養改善 / 介入研究 / 疫学研究 / 社会調査 (他7件)
【概要】本研究では、ネパールにおいて学童を対象にPositive Deviance(PD)手法を用いた栄養改善活動が学童の栄養・発育状態や摂食状況に及ぼす影響について、クラスター化ランダム比較試験を用いた介入研究を実施した。介入群の12校では、有志の学童による子どもグループを作成し、PDを学校保健栄養活動を通して共有した。教員が適宜助言を行えるようファシリテーター・トレーニングを実施した。プログラム評価の...
❏クラウドコンピューティングによる汎用医学研究データ収集システム(22249014)
【研究テーマ】医療社会学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】木内 貴弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (10260481)
【キーワード】医療情報学 / インターネット / クラウド / 臨床研究 / 疫学研究 (他7件)
【概要】本研究では、クラウドコンピューティングの活用により、様々な医学研究目的のために研究者自らがWeb調査票システムを無料で作成できる汎用医学研究データ収集システムの構築・運用・評価を行った。本研究の成果により、年間数千件の医学研究プロジェクトについて研究データのオンライン収集が効率的かつ安全に実施できるようになり、医療社会調査、疫学研究、臨床研究データ収集の情報インフラとして多大な貢献が期待できる。...
【医歯薬学】看護学:国際比較社会調査を含む研究件
❏日本の報酬格差とその正当化メカニズムの比較実証研究(16H03688)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】有田 伸 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (30345061)
【キーワード】社会階層 / 正当化 / 報酬格差 / ヴィネット調査 / 要因実験 (他10件)
【概要】本研究は,日本社会における就業者間の報酬格差が,どの程度ひとびとに受容され,またどのように正当化されているのかを,格差の実態それ自体とともに,国際比較の観点から解明することを目的としている.このために行った架空就業者の適正所得水準に関する国際比較ヴィネット調査のデータ分析を通じ,米国では性別や雇用形態に伴う適正所得の格差が認められないのに対し,日本や韓国ではそれが認められ,さらに日本では本来不利な...
❏体験談の国際比較研究-物語の構造化を用いた計量的アプローチ-(23330159)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】川端 亮 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00214677)
【キーワード】宗教社会学 / 体験談 / 国際比較 / 質問紙調査 / 社会学 (他10件)
【概要】本研究においては、5段階からなる体験談のモデルを設定し、それぞれ異なる要因を含む16の体験談を調査対象者に提示して、それぞれの体験談を受け入れられるかどうかを尋ねた。日本においては郵送法で、アメリカ合衆国においてはインターネット調査で、それぞれ調査会社のパネルを用いて、実施した。重要な結果は、倫理的教えの体験談は受け入れやすい一方で、超越的な信念を含む体験談は受け入れがたく、レトリックのある体験談...
❏環境配慮行動の規定因に関する日独比較調査-社会文化的影響に関する環境心理学的研究-(14402048)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】広瀬 幸雄 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (10117921)
【キーワード】環境配慮行動 / 国際比較 / 市民参加 / 罪と恥の意識 / 交通利用行動 (他13件)
【概要】3年間の主な研究成果は以下の2つである。 1)環境配慮行動の日独比較調査 平成14年度には日独の大学生を対象とした予備調査を実施し、平成15年度にケルン市と名古屋市の一般市民を対象に本調査を実施した。調査結果によると、個人的規範は日独ともに環境配慮行動に影響を及ぼしていたが、主観的規範はドイツよりも日本の方が行動への影響が大きかった。さらに、日本では恥の意識が行動意図に影響し、ドイツでは罪悪感から...
【医歯薬学】看護学:質問紙調査社会調査を含む研究件
❏デュアルユース概念の科学技術社会論的検討(16K01157)
【研究テーマ】科学社会学・科学技術史
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-10-21 - 2020-03-31
【研究代表者】川本 思心 北海道大学, 理学研究院, 准教授 (90593046)
【キーワード】デュアルユース / 軍事研究 / 科学技術の両義性 / 専門家の社会的責任 / 科学技術技術史 (他15件)
【概要】文献・インタビュー・質問紙調査等によって、日本におけるデュアルユース概念の特徴は以下のように概括された。1)用途両義性と軍民両用性の連続性がない。2)軍民両用研究ではなく軍事研究に着目している。3)資金出資組織によって軍事研究か否かを判断する「入口議論」に傾いている。4)「両義性がある」ことが、軍民両用研究を肯定(追認)する根拠にも、否定する論拠にもなっている。5)核兵器や化学兵器、バイオテロとい...
❏体験談の国際比較研究-物語の構造化を用いた計量的アプローチ-(23330159)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】川端 亮 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00214677)
【キーワード】宗教社会学 / 体験談 / 国際比較 / 質問紙調査 / 社会学 (他10件)
【概要】本研究においては、5段階からなる体験談のモデルを設定し、それぞれ異なる要因を含む16の体験談を調査対象者に提示して、それぞれの体験談を受け入れられるかどうかを尋ねた。日本においては郵送法で、アメリカ合衆国においてはインターネット調査で、それぞれ調査会社のパネルを用いて、実施した。重要な結果は、倫理的教えの体験談は受け入れやすい一方で、超越的な信念を含む体験談は受け入れがたく、レトリックのある体験談...
【医歯薬学】看護学:女性社会調査を含む研究件
❏都市における中間層の変容過程と社会調査:格差社会分析の国際比較のための実証研究(21530557)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】武田 尚子 武蔵大学, 社会学部, 教授 (30339527)
【キーワード】地域社会学 / 都市社会学 / 社会調査 / 質的調査 / 貧困研究 (他21件)
【概要】「中間層」概念の形成・変容をめぐる国際比較を行い、イギリスにおけるベンジャミン・シーボーム・ロウントリーの社会調査と社会実践の関連について解明を試みた。また、日本の地域社会における「中間層」の形成・変容過程を調査し、都市空間、都市中間層の形成過程が密接に関連していることなどを明らかにした。 ...
❏中国・沿海地域における女性出稼ぎ労働者の就労と生活(11691096)
【研究テーマ】社会学(含社会福祉関係)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】田嶋 淳子 淑徳大学, 社会学部, 教授 (20255152)
【キーワード】中国 / ジェンダー / 移住労働者 / 日系企業 / 台湾系企業 (他12件)
【概要】本研究の目的は中国沿海地域における女性出稼ぎ労働者の就労と生活の実態を、経営主体の異なる企業間において比較することである。本研究では特に広東省の電子産業関連企業3社を取り上げ、女性出稼ぎ労働者の就労と生活実態の比較・検討を試みた。その結果以下のことが明らかとなった。 1.経営管理面からみると、深〓所在のA社は安定志向型経営で日本的な要素を多く持ち、社内の分層化と中間管理職の安定的な確保が可能な体制...
【医歯薬学】看護学:家族社会調査を含む研究件
❏性的指向と性自認の人口学-日本における研究基盤の構築(16H03709)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】釜野 さおり 国立社会保障・人口問題研究所, 人口動向研究部, 第2室長 (20270415)
【キーワード】SOGI / 社会調査 / 無作為抽出調査 / 性的マイノリティ / LGBTA (他24件)
【概要】性的指向と性自認に関しての学術的に信頼性のある情報が必要だが、日本では量的データに基づく知見の蓄積が乏しい。本研究では調査で性的指向と性自認のあり方(シスジェンダーかトランスジェンダーか)を捉える設問をフォーカス・グループ等を経て考案し、SOGI設問と、働き方、経済状況、心身の健康、自殺念慮、ジェンダー、家族、SOGI施策についての意識、いじめ被害や見聞き経験等を含む調査票を用いて、2019年に大...
❏ライフコースの多様化による家族概念の再検討(15K03873)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】永井 暁子 日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (10401267)
【キーワード】家族 / 社会調査 / NFRJ / 家族形成 / ライフコース (他6件)
【概要】第1 回全国家族調査(National Family Research of Japan)から20年たち、少子化、未婚化や離婚や再婚の増加など、家族は著しく変化した。第4 回調査企画の為、多様化するライフコースに応じた家族概念を再検討し、調査の手法を提案することが、本研究の目的である。 3つのタイプの調査(個別面接法による全国調査、郵送調査、半構造化面接調査)を実施した結果、性別役割分業意識は根強...
❏少子化社会における家族形成格差の調査研究─ソーシャル・キャピタル論アプローチ(24330160)
【研究テーマ】社会学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小林 盾 成蹊大学, 文学部, 教授 (90407601)
【キーワード】社会階層 / 家族 / 社会調査 / 少子化 / ソーシャル・キャピタル
【概要】この研究は,「人びとがどのように恋愛から結婚へ,さらに出産へと進むのか」を量的調査によってデータ収集し,家族形成における格差を解明することを目的としている.そのために,「人びとのつながりが強いほど,家族形成を促進するのではないか」という仮説をたてた. 第一年度に「2013年家族形成とキャリア形成についての全国調査」をパイロット調査として(対象者は全国20~69歳4993人),第二年度に「2014年...