Positive Devianceによる課題解決手法を通じた栄養改善への効果
【研究分野】医療社会学
【研究キーワード】
学校保健 / 栄養改善 / 介入研究 / 疫学研究 / 社会調査 / ネパール / 参加型開発
【研究成果の概要】
本研究では、ネパールにおいて学童を対象にPositive Deviance(PD)手法を用いた栄養改善活動が学童の栄養・発育状態や摂食状況に及ぼす影響について、クラスター化ランダム比較試験を用いた介入研究を実施した。介入群の12校では、有志の学童による子どもグループを作成し、PDを学校保健栄養活動を通して共有した。教員が適宜助言を行えるようファシリテーター・トレーニングを実施した。プログラム評価の際の結果、栄養に関する知識は増加した。またPD研修を実施した学校では昼食を持ちよる学童数が増加した。また栄養に関する教師の意識も変化し、積極的に栄養改善活動を実施していた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
柴沼 晃 | 東京大学 | 大学院医学系研究科(医学部) | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
宮口 萌 | 東京大学 | 大学院医学系研究科 |
ラム チャンダラ シルワル | NGO Green Tara Nepal |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)