体験談の国際比較研究-物語の構造化を用いた計量的アプローチ-
【研究分野】社会学
【研究キーワード】
宗教社会学 / 体験談 / 国際比較 / 質問紙調査 / 社会学 / 宗教学 / 社会調査法 / 信念の受容 / 国際比較調査 / 社会調査
【研究成果の概要】
本研究においては、5段階からなる体験談のモデルを設定し、それぞれ異なる要因を含む16の体験談を調査対象者に提示して、それぞれの体験談を受け入れられるかどうかを尋ねた。日本においては郵送法で、アメリカ合衆国においてはインターネット調査で、それぞれ調査会社のパネルを用いて、実施した。重要な結果は、倫理的教えの体験談は受け入れやすい一方で、超越的な信念を含む体験談は受け入れがたく、レトリックのある体験談は受け入れられ、レトリックのないものは受け入れられにくい。また、属性的な要因はどれも体験談の受容に影響がないことがわかった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
弓山 達也 | 大正大学 | 人間学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
黒崎 浩行 | 國學院大學 | 神道文化学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)