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研究分野別サイレントキーワード
「カラス」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】人間情報学:中距離秩序カラスを含む研究件
❏情報科学・理論・実験の融合によるネットワークガラスの高次多体相関解析(20H04241)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】志賀 元紀 岐阜大学, 工学部, 准教授 (20437263)
【キーワード】ガラス / 中距離秩序 / 機械学習 / 量子化学 / 大規模系計算
【概要】非晶質材料に内在する秩序の記述および効率的な計算法の開発のために、理論計算による大規模な構造モデルの構築、量子ビームによる計測データから秩序を同定する方法の開発、また、実験データに適合する構造モデルから中距離秩序を抽出する試みを行った。 大規模な構造モデル構築の課題において、構造エネルギーや原子にかかる力を高速に計算するために機械学習モデルの開発に取り組んだ。訓練データとして、DC-DFTB法を用...
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
【情報学】人間情報学:利他性カラスを含む研究件
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
❏一夫一妻鳥類をモデルとした利他性の進化起源に関する比較認知研究(25330175)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (10433731)
【キーワード】利他性 / カラス / 一夫一妻 / 互恵性 / 比較認知 (他7件)
【概要】本研究では、ヒトに際立ってみられる利他行動の進化起源を知るために、メスが子育て協力者としてのオスの質を評価することで進化してきたという「利他性の性淘汰仮説」を立て、長期的一夫一妻であるカラスをモデルとして検討した。つがい形成前の若鳥の群れを飼育し、利他行動である他個体への羽づくろいについて調べた結果、2つの発見があった。1つは、若鳥の相互羽づくろいは、優位オスから劣位オスへと一方的に生じた。もう1...
【情報学】人間情報学:個体認知カラスを含む研究件
❏鳥類を用いた関係性認知の進化的起源に関する研究(23700319)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (10433731)
【キーワード】カラス / 順位 / 島皮質 / 運動野 / 利他行動 (他8件)
【概要】私たちが序数を理解する上で不可欠な「推移則(A < BかつB< Cならば,A < C)」の理解能力が,群れの仲間の序列順位を理解するために進化したと仮説を立て,ヒトとは系統的に離れた鳥類カラスを用い,その認知神経基盤の解明を試みた。屋外飼育群の観察,実験室での行動実験,脳の組織学的分析の結果,カラスが仲間の声と姿を結びつけた個体認知をもとに推移性順位を形成し,その形成・維持に「大...
❏鳥類の個体認知における視覚-聴覚統合の認知基盤と神経基盤に関する研究(19700248)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (10433731)
【キーワード】比較認知心理学 / 比較脳科学 / 個体認知 / カラス / 優劣関係 (他6件)
【概要】本研究では,行動と脳科学の融合的手法を用い,カラスの高い知性を支える個体認知のメカニズム解明を試みた。行動研究では,カラスの視・聴覚,双方における個体認知を見出した。脳解剖学研究では,カラス脳地図を作成し,脳の全容を世界で初めて描出した。他個体との対面時に活性化する脳部位を同定し,外套-海馬-中隔系が関与していること見出した。この成果は,霊長類とは独立に進化した鳥の知性について,行動・脳の融合的理...
【情報学】人間情報学:比較認知カラスを含む研究件
❏個体間の宥和関係形成を支える脳-内臓回路の比較認知神経科学研究(20H01787)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 比較認知 / 自律神経系 / 情動 / 痛み (他13件)
【概要】哺乳類において雌雄のつがい形成・維持に関わることが知られている神経ペプチド「オキシトシン」に着目し,カラスを対象とし,同性間(オス間)の宥和関係の形成・維持に関わる生理メカニズムを検討した。オス間の宥和関係はこれまで社会性哺乳類において報告されていたがそれが形成促進される環境要因は明らかではなかった。2021年度,本研究ではオス3個体を約2週間同居飼育することで,次第に2対1の社会交渉に落ち着き,...
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
❏鳥の道具使用における視覚機能の解明に向けた眼球運動の非侵襲計測法の開発(16K13509)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 道具使用 / 到達運動 / オンライン制御 / 比較認知 (他11件)
【概要】本研究では、カラスの道具使用の運動要素である頭部到達運動の感覚運動メカニズムの解明を3つの点で行った。①頭部到達運動の高速撮影画像から眼球運動の計測を試みた。到達運動中の眼球運動は示唆されたが、高精度計測には至らなかった。②整形樹脂でクチバシを人工延長し、ついばみ運動をカラスとハトで比較した。カラスは直ちについばみ運動を調整したが、ハトはできなかった。③プリズムを用いて視野をずらし、ついばみ運動を...
【情報学】人間情報学:優劣関係カラスを含む研究件
❏個体間の宥和関係形成を支える脳-内臓回路の比較認知神経科学研究(20H01787)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 比較認知 / 自律神経系 / 情動 / 痛み (他13件)
【概要】哺乳類において雌雄のつがい形成・維持に関わることが知られている神経ペプチド「オキシトシン」に着目し,カラスを対象とし,同性間(オス間)の宥和関係の形成・維持に関わる生理メカニズムを検討した。オス間の宥和関係はこれまで社会性哺乳類において報告されていたがそれが形成促進される環境要因は明らかではなかった。2021年度,本研究ではオス3個体を約2週間同居飼育することで,次第に2対1の社会交渉に落ち着き,...
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
❏鳥類の個体認知における視覚-聴覚統合の認知基盤と神経基盤に関する研究(19700248)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (10433731)
【キーワード】比較認知心理学 / 比較脳科学 / 個体認知 / カラス / 優劣関係 (他6件)
【概要】本研究では,行動と脳科学の融合的手法を用い,カラスの高い知性を支える個体認知のメカニズム解明を試みた。行動研究では,カラスの視・聴覚,双方における個体認知を見出した。脳解剖学研究では,カラス脳地図を作成し,脳の全容を世界で初めて描出した。他個体との対面時に活性化する脳部位を同定し,外套-海馬-中隔系が関与していること見出した。この成果は,霊長類とは独立に進化した鳥の知性について,行動・脳の融合的理...
【数物系科学】物理学:動的不均一性カラスを含む研究件
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
❏ガラス化の起源とメソスコピック輸送:ソフトマター物理の視点から(24740284)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス化 / ソフトマター / メソスコピック / 流体輸送 / 動的スケーリング (他10件)
【概要】本研究プロジェクトにおいて、私は過冷却液体の"流体"輸送異常における非局所なメソスコピック性と、その協同運動との関わりについて研究を行った。一連の研究では、波数に依存した流体輸送係数の直接的な解析によって、流体輸送そのものが有する時空階層性とそのスケーリング特性を数値的に明らかにした。さらに、これらのシミュレーション結果に基づいて、動的スケーリング理論を構築した。そこでは、過冷却液...
【数物系科学】物理学:中距離構造カラスを含む研究件
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
【数物系科学】物理学:ソフトマターカラスを含む研究件
❏ガラス化の起源とメソスコピック輸送:ソフトマター物理の視点から(24740284)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス化 / ソフトマター / メソスコピック / 流体輸送 / 動的スケーリング (他10件)
【概要】本研究プロジェクトにおいて、私は過冷却液体の"流体"輸送異常における非局所なメソスコピック性と、その協同運動との関わりについて研究を行った。一連の研究では、波数に依存した流体輸送係数の直接的な解析によって、流体輸送そのものが有する時空階層性とそのスケーリング特性を数値的に明らかにした。さらに、これらのシミュレーション結果に基づいて、動的スケーリング理論を構築した。そこでは、過冷却液...
❏ガラス形成物質のレオロジー(21740309)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス / 過冷却液体 / レオロジー / 粘弾性 / ソフトマター (他7件)
【概要】ガラス形成物質の非線形輸送現象(特にそのレオロジー挙動)について理論的に研究を行った。主な成果は以下のとおりである。(i)分子動力学シミュレーションにより、過冷却液体の異常粘性輸送および粘弾性特性のメソスコピック性を初めて明らかにした。この発見は動的不均一性に伴う相関構造がスローダイナミクスにおいて本質的に重要であることを強く示唆するものである。(ii)アモルファス物質の破壊現象を記述する新しい粘...
【数物系科学】物理学:液体・ガラス転移カラスを含む研究件
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
【数物系科学】物理学:局在振動モードカラスを含む研究件
❏ガラスにおける局在振動モードの非調和性(19K14670)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】水野 英如 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (00776875)
【キーワード】ガラス / アモルファス / 非調和性 / 分子の再配置 / 音波伝搬特性 (他12件)
【概要】前年度は、ガラスの振動モードがフォノン様モードであれ、局在化振動モードであれ、粒子の配置換えを伴う非調和性を有することを示した。当年度は、ガラスに熱を与えたときに、このような非調和性がどのように出現するかを明らかにした。 有限温度のガラス固体の分子動力学シミュレーションを実施し、分子の熱振動運動を詳細に解析した。その結果、ガラス転移温度よりもオーダー低い温度においても、分子は再配置運動を行いながら...
❏ガラスの熱振動特性と弾性不均一性(17K14369)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】水野 英如 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (00776875)
【キーワード】ガラス / アモルファス / 弾性不均一性 / 振動特性 / 弾性波 (他12件)
【概要】本研究はマクロスケール(連続体極限)においても、ガラスは均質な弾性体として振る舞うことはなく、欠陥がある弾性体として振る舞うことを明らかにした。そのため、ガラスには弾性波に加えて、欠陥に付随した局在振動モードが生じることが分かった。また、局在振動モードではある領域の分子が極めて大きく振動するが、その領域の振動は座屈的な不安定なものであることを明らかにした。さらに、弾性不均一性を導入した弾性体理論に...
【数物系科学】物理学:過冷却液体カラスを含む研究件
❏ガラス化の起源とメソスコピック輸送:ソフトマター物理の視点から(24740284)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス化 / ソフトマター / メソスコピック / 流体輸送 / 動的スケーリング (他10件)
【概要】本研究プロジェクトにおいて、私は過冷却液体の"流体"輸送異常における非局所なメソスコピック性と、その協同運動との関わりについて研究を行った。一連の研究では、波数に依存した流体輸送係数の直接的な解析によって、流体輸送そのものが有する時空階層性とそのスケーリング特性を数値的に明らかにした。さらに、これらのシミュレーション結果に基づいて、動的スケーリング理論を構築した。そこでは、過冷却液...
❏ガラス形成物質のレオロジー(21740309)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス / 過冷却液体 / レオロジー / 粘弾性 / ソフトマター (他7件)
【概要】ガラス形成物質の非線形輸送現象(特にそのレオロジー挙動)について理論的に研究を行った。主な成果は以下のとおりである。(i)分子動力学シミュレーションにより、過冷却液体の異常粘性輸送および粘弾性特性のメソスコピック性を初めて明らかにした。この発見は動的不均一性に伴う相関構造がスローダイナミクスにおいて本質的に重要であることを強く示唆するものである。(ii)アモルファス物質の破壊現象を記述する新しい粘...
【数物系科学】物理学:中性子散乱カラスを含む研究件
❏蒸着水溶液ガラスの構造とダイナミクス(13640382)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】山室 修 大阪大学, 大学院・理学研究科, 講師 (20200777)
【キーワード】ガラス / 水溶液 / 低エネルギー励起 / 中性子散乱 / 水素結合 (他9件)
【概要】不規則系物理の未解明問題の一つであるガラスの低エネルギー励起の起源を明らかにするため,水および水溶液ガラスの中性子散乱と低温熱容量を測定した。溶質には水に良く溶けるCD_3OHとほとんど溶けない非極性気体のXeおよびSF_6をとりあげた。CD_3OHは水素が1個足りないのでネットワークを壊す働きを,XeおよびSF_6は疎水性水和効果により水が籠状の水素結合ネットワークを形成するのを促進することが期...
❏部分的重水素置換による分子性ガラスのダイナミクスの研究(10640369)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】山室 修 大阪大学, 大学院・理学研究科, 講師 (20200777)
【キーワード】中性子散乱 / ガラス / ボゾンピーク / アルコール / 水素結合 (他8件)
【概要】水素結合分子ガラスのボゾンピークの起源を明らかにするため,(部分的に)重水素置換したアルコールガラスの中性子非弾性散乱実験を行った。試料としては,水酸基のみ,アルキル鎖のみ,およびすべて重水素置換したプロパノールとグリセロールを測定した。この実験では,水素原子の非干渉性散乱が他の原子からの全散乱の10倍以上あることから,水素が結合した部位の振動を選択的に見ることができる。実験には東大物性研のAGN...
【数物系科学】物理学:熱測定カラスを含む研究件
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
【数物系科学】物理学:ボソンピークカラスを含む研究件
❏ガラスの熱振動特性と弾性不均一性(17K14369)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】水野 英如 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (00776875)
【キーワード】ガラス / アモルファス / 弾性不均一性 / 振動特性 / 弾性波 (他12件)
【概要】本研究はマクロスケール(連続体極限)においても、ガラスは均質な弾性体として振る舞うことはなく、欠陥がある弾性体として振る舞うことを明らかにした。そのため、ガラスには弾性波に加えて、欠陥に付随した局在振動モードが生じることが分かった。また、局在振動モードではある領域の分子が極めて大きく振動するが、その領域の振動は座屈的な不安定なものであることを明らかにした。さらに、弾性不均一性を導入した弾性体理論に...
❏部分的重水素置換による分子性ガラスのダイナミクスの研究(10640369)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】山室 修 大阪大学, 大学院・理学研究科, 講師 (20200777)
【キーワード】中性子散乱 / ガラス / ボゾンピーク / アルコール / 水素結合 (他8件)
【概要】水素結合分子ガラスのボゾンピークの起源を明らかにするため,(部分的に)重水素置換したアルコールガラスの中性子非弾性散乱実験を行った。試料としては,水酸基のみ,アルキル鎖のみ,およびすべて重水素置換したプロパノールとグリセロールを測定した。この実験では,水素原子の非干渉性散乱が他の原子からの全散乱の10倍以上あることから,水素が結合した部位の振動を選択的に見ることができる。実験には東大物性研のAGN...
【数物系科学】地球惑星科学:ガラス転移カラスを含む研究件
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
❏ガラス化の起源とメソスコピック輸送:ソフトマター物理の視点から(24740284)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス化 / ソフトマター / メソスコピック / 流体輸送 / 動的スケーリング (他10件)
【概要】本研究プロジェクトにおいて、私は過冷却液体の"流体"輸送異常における非局所なメソスコピック性と、その協同運動との関わりについて研究を行った。一連の研究では、波数に依存した流体輸送係数の直接的な解析によって、流体輸送そのものが有する時空階層性とそのスケーリング特性を数値的に明らかにした。さらに、これらのシミュレーション結果に基づいて、動的スケーリング理論を構築した。そこでは、過冷却液...
【生物学】人類学:進化カラスを含む研究件
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
❏一夫一妻鳥類をモデルとした利他性の進化起源に関する比較認知研究(25330175)
【研究テーマ】認知科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (10433731)
【キーワード】利他性 / カラス / 一夫一妻 / 互恵性 / 比較認知 (他7件)
【概要】本研究では、ヒトに際立ってみられる利他行動の進化起源を知るために、メスが子育て協力者としてのオスの質を評価することで進化してきたという「利他性の性淘汰仮説」を立て、長期的一夫一妻であるカラスをモデルとして検討した。つがい形成前の若鳥の群れを飼育し、利他行動である他個体への羽づくろいについて調べた結果、2つの発見があった。1つは、若鳥の相互羽づくろいは、優位オスから劣位オスへと一方的に生じた。もう1...
【総合理工】ナノ・マイクロ科学:アルカリイオンカラスを含む研究件
❏希土類元素含有ガラス中のプロトンキャリアの超安定化;中温域燃料電池の新展開(17H03381)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】西井 準治 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (60357697)
【キーワード】酸化物 / ガラス / イオン / イオン伝導 / プロトン (他11件)
【概要】250~500℃の中温域で作動する燃料電池(中温域 FC)に搭載可能な高いプロトン伝導度を示す電解質の開発を目指した。ガラス中のアルカリイオンをプロトンに置換する独自の手法(APS法)を用い、これまで検討してきた希土類元素含有リン酸塩ガラスの組成の絞り込みと、高いプロトン伝導度の長時間維持の2つの課題に取り組んだ。その結果、310℃で0.002S/cmの伝導度を500時間維持できたが、その後は分相...
❏電圧印加ナノインプリントを用いたガラス表面組成パターニングと機能性付与(15K13297)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西井 準治 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (60357697)
【キーワード】ナノインプリント / 微細周期構造 / コロナ放電 / ガラス / アルカリイオン (他8件)
【概要】アルミノシリケートガラス表面への電圧印加インプリントと湿式エッチングによって、特異な形状が形成される現象を発見し、その形成メカニズムを解明した。電圧印加インプリント後のガラス表面には、高さ55 nmの凹凸構造が形成された。この試料を30分間エッチングすると、突起先端が選択的にエッチングされ、モールド形状とは異なる構造に変化した。特異構造は、Naの欠乏による体積収縮あるいは残留応力などに起因した化学...
【総合理工】ナノ・マイクロ科学:酸化物ガラスカラスを含む研究件
❏電圧印加ナノインプリントを用いたガラス表面組成パターニングと機能性付与(15K13297)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西井 準治 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (60357697)
【キーワード】ナノインプリント / 微細周期構造 / コロナ放電 / ガラス / アルカリイオン (他8件)
【概要】アルミノシリケートガラス表面への電圧印加インプリントと湿式エッチングによって、特異な形状が形成される現象を発見し、その形成メカニズムを解明した。電圧印加インプリント後のガラス表面には、高さ55 nmの凹凸構造が形成された。この試料を30分間エッチングすると、突起先端が選択的にエッチングされ、モールド形状とは異なる構造に変化した。特異構造は、Naの欠乏による体積収縮あるいは残留応力などに起因した化学...
❏ガラス材料設計支援エキスパートシステムの高精度化と拡充に関する研究(04453065)
【研究テーマ】無機工業化学・無機材料工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】牧島 亮男 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00016578)
【キーワード】ガラス材料設計 / エキスパートシステム / ワークステーション / KBMS / LISP (他12件)
【概要】申請者らの構築したガラス材料設計支援エキスパートシステムは、コンピュータの画面上、対話形式で周期律表の60元素の酸化物よりガラス組成を選択し、そのガラス組成の示す物性値を基にガラス材料の物性・組成設計を実現するものである。本研究では、このエキスパートシステムをさらに高精度化し、拡充することを目的としている。 1)いままでのシステムは、パソコン上で稼働していたが、将来のデータベース、知識ベースの拡大...
【工学】機械工学:無欠陥加工カラスを含む研究件
❏高静水圧環境下における硬脆機能材料の微細切削加工特性(14550095)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】吉野 雅彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (40201032)
【キーワード】硬脆材料 / 精密切削加工 / 無欠陥加工 / 高静水圧 / 割れ (他11件)
【概要】本研究の目的は、形状自由度が高くかつ高能率な微細加工を実現するために高静水圧環境を利用した硬脆材料の無欠陥切削加工方法を検討することである。 そこで本研究では高静水圧環境切削加工実験装置を開発し、その切削加工特性を検討した。本装置は圧力チャンバー、4000気圧を発生する油圧システム、高圧チャンバー内に組み込む切削実験装置、コントローラからなる。精密な切削実験が行えるように高精度な工具ステージを新た...
❏硬脆材料の超微細加工に及ぼす雰囲気の影響(09750134)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】吉野 雅彦 東京工業大学, 工学部, 助教授 (40201032)
【キーワード】機械加工 / 硬脆材料 / 無欠陥加工 / 高静水圧環境 / シリコンウェファー (他11件)
【概要】本研究は、近年、高機能材料としてその用途が拡大している種々の硬脆材料(シリコン、水晶、セラミックス等)を高能率に無欠陥加工を実現する方法を検討することを目的として、特に加工環境が加工状況に及ぼす影響を検討したものである。本研究は、当初、加工雰囲気の影響を検討したが、幾つかの予備的検討を行っていくうちに、雰囲気の効果より静水圧の効果の方が顕著であることに気が付いた。そこで高静水圧環境内で機械加工を行...
【工学】機械工学:硬脆材料カラスを含む研究件
❏高静水圧環境下における硬脆機能材料の微細切削加工特性(14550095)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】吉野 雅彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (40201032)
【キーワード】硬脆材料 / 精密切削加工 / 無欠陥加工 / 高静水圧 / 割れ (他11件)
【概要】本研究の目的は、形状自由度が高くかつ高能率な微細加工を実現するために高静水圧環境を利用した硬脆材料の無欠陥切削加工方法を検討することである。 そこで本研究では高静水圧環境切削加工実験装置を開発し、その切削加工特性を検討した。本装置は圧力チャンバー、4000気圧を発生する油圧システム、高圧チャンバー内に組み込む切削実験装置、コントローラからなる。精密な切削実験が行えるように高精度な工具ステージを新た...
❏硬脆材料の超微細加工に及ぼす雰囲気の影響(09750134)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】吉野 雅彦 東京工業大学, 工学部, 助教授 (40201032)
【キーワード】機械加工 / 硬脆材料 / 無欠陥加工 / 高静水圧環境 / シリコンウェファー (他11件)
【概要】本研究は、近年、高機能材料としてその用途が拡大している種々の硬脆材料(シリコン、水晶、セラミックス等)を高能率に無欠陥加工を実現する方法を検討することを目的として、特に加工環境が加工状況に及ぼす影響を検討したものである。本研究は、当初、加工雰囲気の影響を検討したが、幾つかの予備的検討を行っていくうちに、雰囲気の効果より静水圧の効果の方が顕著であることに気が付いた。そこで高静水圧環境内で機械加工を行...
【工学】機械工学:自律神経系カラスを含む研究件
❏個体間の宥和関係形成を支える脳-内臓回路の比較認知神経科学研究(20H01787)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 比較認知 / 自律神経系 / 情動 / 痛み (他13件)
【概要】哺乳類において雌雄のつがい形成・維持に関わることが知られている神経ペプチド「オキシトシン」に着目し,カラスを対象とし,同性間(オス間)の宥和関係の形成・維持に関わる生理メカニズムを検討した。オス間の宥和関係はこれまで社会性哺乳類において報告されていたがそれが形成促進される環境要因は明らかではなかった。2021年度,本研究ではオス3個体を約2週間同居飼育することで,次第に2対1の社会交渉に落ち着き,...
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
【工学】材料工学:シリコンウエハカラスを含む研究件
❏静電気力を用いた超クリーン非接触搬送システム(10555078)
【研究テーマ】知能機械学・機械システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】樋口 俊郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10111569)
【キーワード】非接触浮上 / ハンドリング / 搬送 / シリコンウェハ / ガラス (他10件)
【概要】半導体製造工程や,液晶ディスプレイ等の製造工程においては,ウェハ・ガラス板等の接触支持に起因する傷付きや塵埃微粒子の付着が,電極パターンの微細化に伴い,より大きな問題となってきている.また,特に液晶ディスプレイ等の薄型ディスプレイの分野においては,基板の大型化と薄型化に伴い,基板のたわみの問題から,従来方法よるハンドリングは困難になる一方である.そこで,本研究では,上記の問題を解決すべく,液晶ガラ...
❏硬脆材料の超微細加工に及ぼす雰囲気の影響(09750134)
【研究テーマ】機械工作・生産工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】吉野 雅彦 東京工業大学, 工学部, 助教授 (40201032)
【キーワード】機械加工 / 硬脆材料 / 無欠陥加工 / 高静水圧環境 / シリコンウェファー (他11件)
【概要】本研究は、近年、高機能材料としてその用途が拡大している種々の硬脆材料(シリコン、水晶、セラミックス等)を高能率に無欠陥加工を実現する方法を検討することを目的として、特に加工環境が加工状況に及ぼす影響を検討したものである。本研究は、当初、加工雰囲気の影響を検討したが、幾つかの予備的検討を行っていくうちに、雰囲気の効果より静水圧の効果の方が顕著であることに気が付いた。そこで高静水圧環境内で機械加工を行...
【工学】構造・機能材料:アモルファスカラスを含む研究件
❏ガラスにおける局在振動モードの非調和性(19K14670)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】水野 英如 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (00776875)
【キーワード】ガラス / アモルファス / 非調和性 / 分子の再配置 / 音波伝搬特性 (他12件)
【概要】前年度は、ガラスの振動モードがフォノン様モードであれ、局在化振動モードであれ、粒子の配置換えを伴う非調和性を有することを示した。当年度は、ガラスに熱を与えたときに、このような非調和性がどのように出現するかを明らかにした。 有限温度のガラス固体の分子動力学シミュレーションを実施し、分子の熱振動運動を詳細に解析した。その結果、ガラス転移温度よりもオーダー低い温度においても、分子は再配置運動を行いながら...
❏ガラスの熱振動特性と弾性不均一性(17K14369)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】水野 英如 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (00776875)
【キーワード】ガラス / アモルファス / 弾性不均一性 / 振動特性 / 弾性波 (他12件)
【概要】本研究はマクロスケール(連続体極限)においても、ガラスは均質な弾性体として振る舞うことはなく、欠陥がある弾性体として振る舞うことを明らかにした。そのため、ガラスには弾性波に加えて、欠陥に付随した局在振動モードが生じることが分かった。また、局在振動モードではある領域の分子が極めて大きく振動するが、その領域の振動は座屈的な不安定なものであることを明らかにした。さらに、弾性不均一性を導入した弾性体理論に...
【工学】構造・機能材料:材料設計カラスを含む研究件
❏原子分解能計測による非晶質物質設計(26630302)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70422334)
【キーワード】非晶質材料 / ガラス / ドーパント / 収差補正透過型電子顕微鏡 / 原子分解能計測 (他7件)
【概要】本申請研究ではナノ計測と理論計算を複合利用して,非晶質材料ガラス内におけるドーパントの分布や,分相を高い分解能で明らかにすることを目的としている.研究期間初期においては,ガラス中の種々のドーパントの構造解析とHAADF像シミュレーションを行い,ガラス中のドーパントを可視化するための観察条件を系統的に解析した.さらに,同手法を溶融塩や蛍光体材料に適用した.また,種々のガラスの原子分解能STEM観察を...
❏ガラス材料設計支援エキスパートシステムの高精度化と拡充に関する研究(04453065)
【研究テーマ】無機工業化学・無機材料工学
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1992 - 1994
【研究代表者】牧島 亮男 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00016578)
【キーワード】ガラス材料設計 / エキスパートシステム / ワークステーション / KBMS / LISP (他12件)
【概要】申請者らの構築したガラス材料設計支援エキスパートシステムは、コンピュータの画面上、対話形式で周期律表の60元素の酸化物よりガラス組成を選択し、そのガラス組成の示す物性値を基にガラス材料の物性・組成設計を実現するものである。本研究では、このエキスパートシステムをさらに高精度化し、拡充することを目的としている。 1)いままでのシステムは、パソコン上で稼働していたが、将来のデータベース、知識ベースの拡大...
【工学】総合工学:フェムト秒レーザーカラスを含む研究件
❏応力場の高速時空間制御による超精密フェムト秒レーザ加工技術基盤の創出(21H01224)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ加工 / 応力計測 / 応力制御 / 超高速イメージング / 透明材料 (他11件)
【概要】透明材料を微細に加工する手法としてフェムト秒レーザが注目されている.しかし,フェムト秒レーザ加工時にはクラックが生成されるため,精密加工が困難である.本研究では,フェムト秒レーザ加工時に過渡的に出現する巨大応力場を時間的かつ空間的に制御することにより,透明硬脆材料の超精密加工を実現する.従来の電気的・機械的なセンシング・アクチュエーションで,ピコ秒の時間スケールを計測・制御することは極めて困難であ...
❏応力波キャンセリングによるガラスの精密フェムト秒レーザ加工技術の開発(19K23477)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ / レーザ加工 / ガラス / 応力波 / 超高速イメージング (他8件)
【概要】本研究では,ガラスのフェムト秒レーザ加工時のクラック形成の要因となる応力波伝搬を制御するための技術基盤を構築することを見据え,高速で変化する応力分布の計測技術を開発した.高速で変動する圧力分布の実測とシミュレーションを複合することにより,応力分布を実験的に推測した.圧力分布は材料内部の密度変化として観測されることから,マッハツェンダー干渉計を構築した.さらに,マッハツェンダー干渉計と時間分解撮影法...
【工学】総合工学:フェムト秒レーザー加工カラスを含む研究件
❏応力場の高速時空間制御による超精密フェムト秒レーザ加工技術基盤の創出(21H01224)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ加工 / 応力計測 / 応力制御 / 超高速イメージング / 透明材料 (他11件)
【概要】透明材料を微細に加工する手法としてフェムト秒レーザが注目されている.しかし,フェムト秒レーザ加工時にはクラックが生成されるため,精密加工が困難である.本研究では,フェムト秒レーザ加工時に過渡的に出現する巨大応力場を時間的かつ空間的に制御することにより,透明硬脆材料の超精密加工を実現する.従来の電気的・機械的なセンシング・アクチュエーションで,ピコ秒の時間スケールを計測・制御することは極めて困難であ...
❏フェムト秒レーザーによる3次元金属ドーピング(20656118)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】伊東 一良 大阪大学, 工学研究科, 教授 (80113520)
【キーワード】フェムト秒レーザー加工 / ガラス / 金属 / ドーピング / ナノ粒子
【概要】フェムト秒レーザーパルスの集光照射によるマイクロ加工法は,ガラス等の透明材料内部を空間選択的に改質できる優れた手法であり,3次元微細光学素子等への応用が期待されている.昨年度はガラス金属間マイクロ接合における接合界面観察を行い,界面近傍のガラス内に金属ナノ粒子が作製されることを見出した.さらに,金属薄膜をガラスで挟み,その領域にレーザーパルスを集光照射することで,金属ナノ粒子が含まれた透明領域をガ...
【工学】総合工学:超高速イメージングカラスを含む研究件
❏応力場の高速時空間制御による超精密フェムト秒レーザ加工技術基盤の創出(21H01224)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ加工 / 応力計測 / 応力制御 / 超高速イメージング / 透明材料 (他11件)
【概要】透明材料を微細に加工する手法としてフェムト秒レーザが注目されている.しかし,フェムト秒レーザ加工時にはクラックが生成されるため,精密加工が困難である.本研究では,フェムト秒レーザ加工時に過渡的に出現する巨大応力場を時間的かつ空間的に制御することにより,透明硬脆材料の超精密加工を実現する.従来の電気的・機械的なセンシング・アクチュエーションで,ピコ秒の時間スケールを計測・制御することは極めて困難であ...
❏応力波キャンセリングによるガラスの精密フェムト秒レーザ加工技術の開発(19K23477)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ / レーザ加工 / ガラス / 応力波 / 超高速イメージング (他8件)
【概要】本研究では,ガラスのフェムト秒レーザ加工時のクラック形成の要因となる応力波伝搬を制御するための技術基盤を構築することを見据え,高速で変化する応力分布の計測技術を開発した.高速で変動する圧力分布の実測とシミュレーションを複合することにより,応力分布を実験的に推測した.圧力分布は材料内部の密度変化として観測されることから,マッハツェンダー干渉計を構築した.さらに,マッハツェンダー干渉計と時間分解撮影法...
【工学】総合工学:ドープカラスを含む研究件
❏レーザ誘起熱勾配を活用したガラス中でのソレー効果の解明とガラスの組成制御への応用(22H01371)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】レーザ / ガラス / ソレー効果 / ドープ / 組成制御
【概要】
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
【工学】総合工学:応力波カラスを含む研究件
❏応力場の高速時空間制御による超精密フェムト秒レーザ加工技術基盤の創出(21H01224)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ加工 / 応力計測 / 応力制御 / 超高速イメージング / 透明材料 (他11件)
【概要】透明材料を微細に加工する手法としてフェムト秒レーザが注目されている.しかし,フェムト秒レーザ加工時にはクラックが生成されるため,精密加工が困難である.本研究では,フェムト秒レーザ加工時に過渡的に出現する巨大応力場を時間的かつ空間的に制御することにより,透明硬脆材料の超精密加工を実現する.従来の電気的・機械的なセンシング・アクチュエーションで,ピコ秒の時間スケールを計測・制御することは極めて困難であ...
❏応力波キャンセリングによるガラスの精密フェムト秒レーザ加工技術の開発(19K23477)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-08-30 - 2021-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ / レーザ加工 / ガラス / 応力波 / 超高速イメージング (他8件)
【概要】本研究では,ガラスのフェムト秒レーザ加工時のクラック形成の要因となる応力波伝搬を制御するための技術基盤を構築することを見据え,高速で変化する応力分布の計測技術を開発した.高速で変動する圧力分布の実測とシミュレーションを複合することにより,応力分布を実験的に推測した.圧力分布は材料内部の密度変化として観測されることから,マッハツェンダー干渉計を構築した.さらに,マッハツェンダー干渉計と時間分解撮影法...
【工学】総合工学:透明材料カラスを含む研究件
❏応力場の高速時空間制御による超精密フェムト秒レーザ加工技術基盤の創出(21H01224)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】伊藤 佑介 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90843227)
【キーワード】フェムト秒レーザ加工 / 応力計測 / 応力制御 / 超高速イメージング / 透明材料 (他11件)
【概要】透明材料を微細に加工する手法としてフェムト秒レーザが注目されている.しかし,フェムト秒レーザ加工時にはクラックが生成されるため,精密加工が困難である.本研究では,フェムト秒レーザ加工時に過渡的に出現する巨大応力場を時間的かつ空間的に制御することにより,透明硬脆材料の超精密加工を実現する.従来の電気的・機械的なセンシング・アクチュエーションで,ピコ秒の時間スケールを計測・制御することは極めて困難であ...
❏透明材料の破壊過程の学理解明とそのためのオプティカルアナリシスベースの構築(18H03749)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】森田 昇 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (30239660)
【キーワード】透明材料 / ガラス / 割断 / 光弾性 / 特殊加工 (他6件)
【概要】本年は主に解明段階として以下の項目を実施した. [1]オプティカルアナリシスベース内での加工:昨年に引き続きガラスの割断をオプティカルアナリシスベース内で行い,各種データを取得した.本年度は雰囲気を変え,その影響について評価した.雰囲気の種類によって,挙動が異なることを確認した. [2]加工プロセス中の内部応力推定:光弾性によって得られる画像には,位相差情報も取得しているため,これを利用し応力推定...
【工学】総合工学:電子顕微鏡カラスを含む研究件
❏酸化物ガラスにおける第一回折ピークFSDPの実空間マッピング(15K14116)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】平田 秋彦 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 准教授 (90350488)
【キーワード】ガラス / 局所構造 / 電子顕微鏡 / 電子回折 / 解析・評価 (他6件)
【概要】本研究では我々が手掛けてきたオングストロームビーム電子回折(ABED)法を酸化物ガラス(あるいはアモルファス酸化物)に適用し、特に中範囲秩序構造を特徴づけると言われている第一シャープ回折ピーク(FSDP)に注目した解析を行い、空間的に分離した局所構造情報を得ることに成功した。アモルファスSiOに対して行った解析では、局所構造情報を反映させた構造モデリングにより、不均一構造の詳細を明らかにした。 ...
❏全構造・全元素・全吸収端内殻励起スペクトル計算法の確立による物質計測の新展開(26249092)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70422334)
【キーワード】電池 / ガラス / 磁性体 / ELNES / XANES (他17件)
【概要】「究極の分析法」とも称されてきたELNES/XANESスペクトルは十分に解釈されてこなかった.特に,電池や磁性体,ガラスといった先進材料への適用は困難であった.本研究課題は3つの目標,つまり,1)粒子間相互作用の定量的理解,2)XMCD/EMCD計算法の確立,3)1,000原子ELNES/XANES計算の達成,を目指して行われてきた.3年間の研究において,1)~3)の研究目標を十分に達成することが...
【工学】総合工学:第一原理計算カラスを含む研究件
❏原子分解能計測による非晶質物質設計(26630302)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70422334)
【キーワード】非晶質材料 / ガラス / ドーパント / 収差補正透過型電子顕微鏡 / 原子分解能計測 (他7件)
【概要】本申請研究ではナノ計測と理論計算を複合利用して,非晶質材料ガラス内におけるドーパントの分布や,分相を高い分解能で明らかにすることを目的としている.研究期間初期においては,ガラス中の種々のドーパントの構造解析とHAADF像シミュレーションを行い,ガラス中のドーパントを可視化するための観察条件を系統的に解析した.さらに,同手法を溶融塩や蛍光体材料に適用した.また,種々のガラスの原子分解能STEM観察を...
❏全構造・全元素・全吸収端内殻励起スペクトル計算法の確立による物質計測の新展開(26249092)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-06-27 - 2017-03-31
【研究代表者】溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70422334)
【キーワード】電池 / ガラス / 磁性体 / ELNES / XANES (他17件)
【概要】「究極の分析法」とも称されてきたELNES/XANESスペクトルは十分に解釈されてこなかった.特に,電池や磁性体,ガラスといった先進材料への適用は困難であった.本研究課題は3つの目標,つまり,1)粒子間相互作用の定量的理解,2)XMCD/EMCD計算法の確立,3)1,000原子ELNES/XANES計算の達成,を目指して行われてきた.3年間の研究において,1)~3)の研究目標を十分に達成することが...
【工学】総合工学:液体カラスを含む研究件
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
【工学】総合工学:ナノインプリントカラスを含む研究件
❏電圧印加ナノインプリントを用いたガラス表面組成パターニングと機能性付与(15K13297)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西井 準治 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (60357697)
【キーワード】ナノインプリント / 微細周期構造 / コロナ放電 / ガラス / アルカリイオン (他8件)
【概要】アルミノシリケートガラス表面への電圧印加インプリントと湿式エッチングによって、特異な形状が形成される現象を発見し、その形成メカニズムを解明した。電圧印加インプリント後のガラス表面には、高さ55 nmの凹凸構造が形成された。この試料を30分間エッチングすると、突起先端が選択的にエッチングされ、モールド形状とは異なる構造に変化した。特異構造は、Naの欠乏による体積収縮あるいは残留応力などに起因した化学...
❏非晶質材料表面への天然素材ナノパターンの原子レベルでの超精密転写(24655188)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】吉本 護 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (20174998)
【キーワード】原子パターン / ナノインプリント / 天然素材 / 非晶質 / ガラス (他12件)
【概要】本研究では熱ナノインプリントを利用して、天然物表面ナノ構造の原子レベル転写を検討した。酸化物ガラスやアクリルなどの有機系非晶質基板を加熱しながら、サファイア単結晶鉱物の原子ステップ形状や雲母劈開面における六角形状の原子レベル天然ナノ構造パタ-ンを有する鋳型を、基板表面上に適当な圧力で押し付けた。その結果、石英ガラス基板およびアクリル、ポリカーボネート、ポリイミドなどの樹脂基板上に、0.3nm程度の...
【工学】総合工学:原子間力顕微鏡カラスを含む研究件
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
【工学】総合工学:レオロジーカラスを含む研究件
❏ガラス化の起源とメソスコピック輸送:ソフトマター物理の視点から(24740284)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス化 / ソフトマター / メソスコピック / 流体輸送 / 動的スケーリング (他10件)
【概要】本研究プロジェクトにおいて、私は過冷却液体の"流体"輸送異常における非局所なメソスコピック性と、その協同運動との関わりについて研究を行った。一連の研究では、波数に依存した流体輸送係数の直接的な解析によって、流体輸送そのものが有する時空階層性とそのスケーリング特性を数値的に明らかにした。さらに、これらのシミュレーション結果に基づいて、動的スケーリング理論を構築した。そこでは、過冷却液...
❏ガラス形成物質のレオロジー(21740309)
【研究テーマ】生物物理・化学物理
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】古川 亮 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20508139)
【キーワード】ガラス / 過冷却液体 / レオロジー / 粘弾性 / ソフトマター (他7件)
【概要】ガラス形成物質の非線形輸送現象(特にそのレオロジー挙動)について理論的に研究を行った。主な成果は以下のとおりである。(i)分子動力学シミュレーションにより、過冷却液体の異常粘性輸送および粘弾性特性のメソスコピック性を初めて明らかにした。この発見は動的不均一性に伴う相関構造がスローダイナミクスにおいて本質的に重要であることを強く示唆するものである。(ii)アモルファス物質の破壊現象を記述する新しい粘...
【工学】総合工学:イオン交換カラスを含む研究件
❏ナノイオン交換リソグラフィ法の開発と応用(21360320)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】矢野 哲司 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90221647)
【キーワード】イオン交換 / ガラス / リソグラフィ / Ag細線
【概要】ガラスの表面および表面近傍内部にナノメートルオーダーの屈折率分布および構造体を形成する「ナノイオン交換リソグラフィ法」の開発を行った。本手法に最適な新ガラス組成を開発し、ナノメートルオーダーのリソグラフを可能とするNH^+_4/Ag^+/Na^+を複層ガラスの作製に成功した。このガラスを用い、ガラス内部のコア層よりAgイオンを表面に引き出し、最小線幅270nmのAg細線を正確に描画することに成功し...
❏多電極電界印加型イオン交換による低損失光導波路の作製(14550664)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】矢野 哲司 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (90221647)
【キーワード】電界印加イオン交換 / ガラス / 多電極 / 光導波路 / 濃度プロファイル (他8件)
【概要】本研究は,多電極を配置した電界印加型イオン交換法をもちいて,ガラス内部に電場勾配を形成させることでガラス中を移動するイオンの動きを制御し,通常とは異なる形状を有するイオンのプロファイルを形成させることを目的として行った.前年度までの研究で,スパッタ法とフォトリソグラフィをもちいて形成したAg金属細線を主極とし,それより1mm離れたところに形成したAu電極をバイアス極として,電界印加を行ったところ,...
【工学】総合工学:ナノ粒子カラスを含む研究件
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
❏フェムト秒レーザーによる3次元金属ドーピング(20656118)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】伊東 一良 大阪大学, 工学研究科, 教授 (80113520)
【キーワード】フェムト秒レーザー加工 / ガラス / 金属 / ドーピング / ナノ粒子
【概要】フェムト秒レーザーパルスの集光照射によるマイクロ加工法は,ガラス等の透明材料内部を空間選択的に改質できる優れた手法であり,3次元微細光学素子等への応用が期待されている.昨年度はガラス金属間マイクロ接合における接合界面観察を行い,界面近傍のガラス内に金属ナノ粒子が作製されることを見出した.さらに,金属薄膜をガラスで挟み,その領域にレーザーパルスを集光照射することで,金属ナノ粒子が含まれた透明領域をガ...
【工学】総合工学:レーザーカラスを含む研究件
❏レーザ誘起熱勾配を活用したガラス中でのソレー効果の解明とガラスの組成制御への応用(22H01371)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】レーザ / ガラス / ソレー効果 / ドープ / 組成制御
【概要】
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
❏レーザを用いたガラス・樹脂へのナノ構造の超高速転写技術の開発(24656099)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012
【研究代表者】長藤 圭介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (50546231)
【キーワード】レーザ / 転写 / マイクロ・ナノデバイス / 省エネルギー / ガラス
【概要】高速でナノ構造をガラスまたは樹脂表面に転写する方法としてレーザ加熱成形を提案した.レーザは型表面を直接加熱し,転写後型および基板内部に熱伝導で冷却される.本研究では転写速度のレーザパワー密度と照射速度の影響を具体的に調査した.さらに,Ni電鋳型をロールに巻きつけ,押付用ガラスロールおよび樹脂フィルムの裏面からレーザを照射するロール装置を実際に作製し,樹脂表面への微細構造連続転写に成功した.また,フ...
【工学】総合工学:破壊カラスを含む研究件
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
❏き裂の伝播挙動を支配する法則の解明(正弦波状き裂、らせん状き裂を例として)(14350051)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】藤本 浩司 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (40182993)
【キーワード】き裂 / 破壊 / き裂伝播 / ガラス / 正弦波状き裂 (他10件)
【概要】本研究では、破壊現象を材料の切断・割断加工に応用するために、き裂の伝播径路を自由にコントロールできるよう、「き裂の伝播径路を支配する法則」を解明することを最終目的としている。今回はこの研究の一環として、古くから知られた、(I)一様に熱したガラス平板(円管)を冷水中に徐々に沈下させる際に生ずる正弦波状き裂(らせん状き裂)、(II)ガス輸送管が破壊する際に観察される正弦波状き裂に着目し、その伝播挙動を...
【農学】生産環境農学:鳥類カラスを含む研究件
❏個体間の宥和関係形成を支える脳-内臓回路の比較認知神経科学研究(20H01787)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 比較認知 / 自律神経系 / 情動 / 痛み (他13件)
【概要】哺乳類において雌雄のつがい形成・維持に関わることが知られている神経ペプチド「オキシトシン」に着目し,カラスを対象とし,同性間(オス間)の宥和関係の形成・維持に関わる生理メカニズムを検討した。オス間の宥和関係はこれまで社会性哺乳類において報告されていたがそれが形成促進される環境要因は明らかではなかった。2021年度,本研究ではオス3個体を約2週間同居飼育することで,次第に2対1の社会交渉に落ち着き,...
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
❏鳥の道具使用における視覚機能の解明に向けた眼球運動の非侵襲計測法の開発(16K13509)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 准教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 道具使用 / 到達運動 / オンライン制御 / 比較認知 (他11件)
【概要】本研究では、カラスの道具使用の運動要素である頭部到達運動の感覚運動メカニズムの解明を3つの点で行った。①頭部到達運動の高速撮影画像から眼球運動の計測を試みた。到達運動中の眼球運動は示唆されたが、高精度計測には至らなかった。②整形樹脂でクチバシを人工延長し、ついばみ運動をカラスとハトで比較した。カラスは直ちについばみ運動を調整したが、ハトはできなかった。③プリズムを用いて視野をずらし、ついばみ運動を...
【医歯薬学】外科系臨床医学:エイジングカラスを含む研究件
❏液体の中距離秩序とガラス転移(19K03763)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・ガラス転移 / 中距離秩序 / エイジング / 熱測定 (他9件)
【概要】ガラス形成物質において、ガラス転移温度以下で、系の特徴的時間スケールが発散するか、それとも、有限の値に収束するかの議論が続いているが、低温での時間スケールの増大にともない、実験的に直接観測することが難しくなるため、未だ決着していない。 本研究では、ガラス状態にある系の平衡化過程を、熱測定を用いて観測している。示差走査熱量測定法で得られるガラス転移曲線に現れるエンタルピー緩和のピークは、ガラス転移温...
❏ガラス転移における結晶的中距離構造の発達とその役割(16K05510)
【研究テーマ】生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 美加 東京大学, 生産技術研究所, 特任助教 (00610867)
【キーワード】液体 / 液体・液体転移 / ガラス転移 / 熱測定 / ガラス (他18件)
【概要】液体の中距離構造が重要な役割を果たすと考えられる液体・液体転移について、これまでのところ、その存在が示唆されている物質は数多くあるものの、反論も多く、その存在が証明された例はほとんどなかった。分子性液体の亜リン酸トリフェニルにおいて観測された第二のアモルファス状態についても、それが液体・液体転移であるかどうか長年論争が続けられてきたが、本研究により、これが液体・液体転移であることを実験的に証明する...
【医歯薬学】社会医学:情動カラスを含む研究件
❏個体間の宥和関係形成を支える脳-内臓回路の比較認知神経科学研究(20H01787)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 比較認知 / 自律神経系 / 情動 / 痛み (他13件)
【概要】哺乳類において雌雄のつがい形成・維持に関わることが知られている神経ペプチド「オキシトシン」に着目し,カラスを対象とし,同性間(オス間)の宥和関係の形成・維持に関わる生理メカニズムを検討した。オス間の宥和関係はこれまで社会性哺乳類において報告されていたがそれが形成促進される環境要因は明らかではなかった。2021年度,本研究ではオス3個体を約2週間同居飼育することで,次第に2対1の社会交渉に落ち着き,...
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
【医歯薬学】薬学:カラスを含む研究件
❏個体間の宥和関係形成を支える脳-内臓回路の比較認知神経科学研究(20H01787)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 比較認知 / 自律神経系 / 情動 / 痛み (他13件)
【概要】哺乳類において雌雄のつがい形成・維持に関わることが知られている神経ペプチド「オキシトシン」に着目し,カラスを対象とし,同性間(オス間)の宥和関係の形成・維持に関わる生理メカニズムを検討した。オス間の宥和関係はこれまで社会性哺乳類において報告されていたがそれが形成促進される環境要因は明らかではなかった。2021年度,本研究ではオス3個体を約2週間同居飼育することで,次第に2対1の社会交渉に落ち着き,...
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...
【医歯薬学】薬学:転写カラスを含む研究件
❏非晶質材料表面への天然素材ナノパターンの原子レベルでの超精密転写(24655188)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】吉本 護 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (20174998)
【キーワード】原子パターン / ナノインプリント / 天然素材 / 非晶質 / ガラス (他12件)
【概要】本研究では熱ナノインプリントを利用して、天然物表面ナノ構造の原子レベル転写を検討した。酸化物ガラスやアクリルなどの有機系非晶質基板を加熱しながら、サファイア単結晶鉱物の原子ステップ形状や雲母劈開面における六角形状の原子レベル天然ナノ構造パタ-ンを有する鋳型を、基板表面上に適当な圧力で押し付けた。その結果、石英ガラス基板およびアクリル、ポリカーボネート、ポリイミドなどの樹脂基板上に、0.3nm程度の...
❏レーザを用いたガラス・樹脂へのナノ構造の超高速転写技術の開発(24656099)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012
【研究代表者】長藤 圭介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (50546231)
【キーワード】レーザ / 転写 / マイクロ・ナノデバイス / 省エネルギー / ガラス
【概要】高速でナノ構造をガラスまたは樹脂表面に転写する方法としてレーザ加熱成形を提案した.レーザは型表面を直接加熱し,転写後型および基板内部に熱伝導で冷却される.本研究では転写速度のレーザパワー密度と照射速度の影響を具体的に調査した.さらに,Ni電鋳型をロールに巻きつけ,押付用ガラスロールおよび樹脂フィルムの裏面からレーザを照射するロール装置を実際に作製し,樹脂表面への微細構造連続転写に成功した.また,フ...
【医歯薬学】薬学:水素結合カラスを含む研究件
❏蒸着水溶液ガラスの構造とダイナミクス(13640382)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】山室 修 大阪大学, 大学院・理学研究科, 講師 (20200777)
【キーワード】ガラス / 水溶液 / 低エネルギー励起 / 中性子散乱 / 水素結合 (他9件)
【概要】不規則系物理の未解明問題の一つであるガラスの低エネルギー励起の起源を明らかにするため,水および水溶液ガラスの中性子散乱と低温熱容量を測定した。溶質には水に良く溶けるCD_3OHとほとんど溶けない非極性気体のXeおよびSF_6をとりあげた。CD_3OHは水素が1個足りないのでネットワークを壊す働きを,XeおよびSF_6は疎水性水和効果により水が籠状の水素結合ネットワークを形成するのを促進することが期...
❏部分的重水素置換による分子性ガラスのダイナミクスの研究(10640369)
【研究テーマ】物性一般(含基礎論)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】山室 修 大阪大学, 大学院・理学研究科, 講師 (20200777)
【キーワード】中性子散乱 / ガラス / ボゾンピーク / アルコール / 水素結合 (他8件)
【概要】水素結合分子ガラスのボゾンピークの起源を明らかにするため,(部分的に)重水素置換したアルコールガラスの中性子非弾性散乱実験を行った。試料としては,水酸基のみ,アルキル鎖のみ,およびすべて重水素置換したプロパノールとグリセロールを測定した。この実験では,水素原子の非干渉性散乱が他の原子からの全散乱の10倍以上あることから,水素が結合した部位の振動を選択的に見ることができる。実験には東大物性研のAGN...
【医歯薬学】看護学:自律神経カラスを含む研究件
❏個体間の宥和関係形成を支える脳-内臓回路の比較認知神経科学研究(20H01787)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】鳥類 / 比較認知 / 自律神経系 / 情動 / 痛み (他13件)
【概要】哺乳類において雌雄のつがい形成・維持に関わることが知られている神経ペプチド「オキシトシン」に着目し,カラスを対象とし,同性間(オス間)の宥和関係の形成・維持に関わる生理メカニズムを検討した。オス間の宥和関係はこれまで社会性哺乳類において報告されていたがそれが形成促進される環境要因は明らかではなかった。2021年度,本研究ではオス3個体を約2週間同居飼育することで,次第に2対1の社会交渉に落ち着き,...
❏情動をうみだす脳と身体の協働システムの比較認知神経科学研究(17H02653)
【研究テーマ】実験心理学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊澤 栄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (10433731)
【キーワード】情動 / 進化 / 利他性 / 脳 / 自律神経系 (他11件)
【概要】本研究では,複雑な社会行動が進化している鳥類カラスを対象に,情動が介在する社会行動機能と生理機構の解明を行った.カラスの飼育群れ内および2個体間で生じる競合・宥和行動について,(1)行動機能,(2)行動調節機構,(3)自律神経系の関与を調べた.(1)では,飼育群れの社会行動の長期データから,同性個体間の利他的羽繕いが,優位性誇示の機能を持つことを発見した.(2)では,3個体同時交渉における個体間距...