電圧印加ナノインプリントを用いたガラス表面組成パターニングと機能性付与
【研究分野】ナノ材料工学
【研究キーワード】
ナノインプリント / 微細周期構造 / コロナ放電 / ガラス / アルカリイオン / 酸化物ガラス / 微細構造 / 応力腐食
【研究成果の概要】
アルミノシリケートガラス表面への電圧印加インプリントと湿式エッチングによって、特異な形状が形成される現象を発見し、その形成メカニズムを解明した。電圧印加インプリント後のガラス表面には、高さ55 nmの凹凸構造が形成された。この試料を30分間エッチングすると、突起先端が選択的にエッチングされ、モールド形状とは異なる構造に変化した。特異構造は、Naの欠乏による体積収縮あるいは残留応力などに起因した化学的耐久性の変化が関係していると推察された。本成果は、OPTICAL MATERIALS EXPRESS (doi.org/10.1364/OME.7.001438)に掲載された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
海住 英生 | 北海道大学 | 電子科学研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)