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研究分野別サイレントキーワード
「量子もつれ」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:離散幾何量子もつれを含む研究件
❏ナノテクCADとナノテク計算の結晶格子アルゴリズム解析による統合研究(22650002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子計算理論 / ナノテクノロジー / 量子もつれ / 量子情報組合せ論 / 計算幾何 (他10件)
【概要】ナノテクにおける所望の原子配置をAFMを用いて実現する技術による表面結晶格子と、ナノテクを用いた量子計算での格子グラフ活用について、共通する結晶格子構造をアルゴリズム解析することによって、原子配置実現動作を構築するCADと新しい計算モデルの能力解析を行い、統合的研究に取り組むことにより、動作計画法を確立して結晶格子を扱う数理を明らかにするとともに、量子計算への新たな展開について調べた。 ...
❏量子情報組合せ論に基づく最適化とその量子情報科学基礎拡張の研究(17300001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子情報理論 / Bell不等式 / 組合せ的凸多面体理論 / 最適化 / 量子通信路容量 (他15件)
【概要】本研究では、量子非局所性解析のための組合せ論と量子非局所性の最大破れに関する研究を最適化のアプローチから進め、量子情報幾何空間での計算幾何を展開してこの空間での近接構造を解明し、量子通信路容量計算という最適化問題への適用を行った。また関連する最適化問題に関する代数幾何的研究も進めた。 量子非局所性の解明を進め、古典力学系では表現できない量子的相関について精緻に解析し、量子情報の真の量子性を示すため...
【情報学】情報基礎学:量子計算理論量子もつれを含む研究件
❏量子最適化計算の拡張定式化による新基軸確立とその古典・量子計算両面での問題解決(15H01677)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子計算 / 量子最適化 / 量子回路設計 / 量子グラフ状態 / エクスパンダグラフ (他30件)
【概要】量子計算の優位性をBell不等式の破れの周辺で理論・実験的に検証することに取り組んだ。一般化Bell不等式とカット多面体の関係を踏まえ、量子グラフ状態に対するスケーラブルな不等式を、近似量子コンピュータで実験して破れを検証した。足切り横断マトロイドの多面体の拡張定式化の直接的な多項式オーダの記述法を与えた、最大カット問題を近似的に解く古典・量子の近似最適化法を解析した。エクスパンダグラフを用い量子...
❏ナノテクCADとナノテク計算の結晶格子アルゴリズム解析による統合研究(22650002)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子計算理論 / ナノテクノロジー / 量子もつれ / 量子情報組合せ論 / 計算幾何 (他10件)
【概要】ナノテクにおける所望の原子配置をAFMを用いて実現する技術による表面結晶格子と、ナノテクを用いた量子計算での格子グラフ活用について、共通する結晶格子構造をアルゴリズム解析することによって、原子配置実現動作を構築するCADと新しい計算モデルの能力解析を行い、統合的研究に取り組むことにより、動作計画法を確立して結晶格子を扱う数理を明らかにするとともに、量子計算への新たな展開について調べた。 ...
【情報学】情報基礎学:ベル不等式量子もつれを含む研究件
❏量子情報組合せ論に基づく最適化とその量子情報科学基礎拡張の研究(17300001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子情報理論 / Bell不等式 / 組合せ的凸多面体理論 / 最適化 / 量子通信路容量 (他15件)
【概要】本研究では、量子非局所性解析のための組合せ論と量子非局所性の最大破れに関する研究を最適化のアプローチから進め、量子情報幾何空間での計算幾何を展開してこの空間での近接構造を解明し、量子通信路容量計算という最適化問題への適用を行った。また関連する最適化問題に関する代数幾何的研究も進めた。 量子非局所性の解明を進め、古典力学系では表現できない量子的相関について精緻に解析し、量子情報の真の量子性を示すため...
❏高次量子もつれによる情報共有と代数計算に関する新方式の研究(15650001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子エンタングルメント / Bell不等式 / 凸多面体理論 / カット凸面体 / Holevo容量 (他13件)
【概要】量子情報科学について新しい情報処理パラダイムとして研究展開が図られているが、これまでの日本における量子計算・量子暗号の研究は、Shorの素因数分解とGroverの探索といった典型的量子アルゴリズムやBB84量子暗号といった典型的暗号に集中してきたきらいがある。より根本に立ち戻って量子力学原理に基づく情報処理を考えたとき、典型例が逆に研究の発展を阻害しているともいえる。本研究では、量子情報と量子計算...
【情報学】計算基盤:量子通信路容量量子もつれを含む研究件
❏量子情報組合せ論に基づく最適化とその量子情報科学基礎拡張の研究(17300001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子情報理論 / Bell不等式 / 組合せ的凸多面体理論 / 最適化 / 量子通信路容量 (他15件)
【概要】本研究では、量子非局所性解析のための組合せ論と量子非局所性の最大破れに関する研究を最適化のアプローチから進め、量子情報幾何空間での計算幾何を展開してこの空間での近接構造を解明し、量子通信路容量計算という最適化問題への適用を行った。また関連する最適化問題に関する代数幾何的研究も進めた。 量子非局所性の解明を進め、古典力学系では表現できない量子的相関について精緻に解析し、量子情報の真の量子性を示すため...
❏高次量子もつれによる情報共有と代数計算に関する新方式の研究(15650001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子エンタングルメント / Bell不等式 / 凸多面体理論 / カット凸面体 / Holevo容量 (他13件)
【概要】量子情報科学について新しい情報処理パラダイムとして研究展開が図られているが、これまでの日本における量子計算・量子暗号の研究は、Shorの素因数分解とGroverの探索といった典型的量子アルゴリズムやBB84量子暗号といった典型的暗号に集中してきたきらいがある。より根本に立ち戻って量子力学原理に基づく情報処理を考えたとき、典型例が逆に研究の発展を阻害しているともいえる。本研究では、量子情報と量子計算...
【情報学】情報学フロンティア:量子計算量子もつれを含む研究件
❏量子最適化計算の拡張定式化による新基軸確立とその古典・量子計算両面での問題解決(15H01677)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子計算 / 量子最適化 / 量子回路設計 / 量子グラフ状態 / エクスパンダグラフ (他30件)
【概要】量子計算の優位性をBell不等式の破れの周辺で理論・実験的に検証することに取り組んだ。一般化Bell不等式とカット多面体の関係を踏まえ、量子グラフ状態に対するスケーラブルな不等式を、近似量子コンピュータで実験して破れを検証した。足切り横断マトロイドの多面体の拡張定式化の直接的な多項式オーダの記述法を与えた、最大カット問題を近似的に解く古典・量子の近似最適化法を解析した。エクスパンダグラフを用い量子...
❏スピンチャンネルから量子ドットへのスピンブロッケードとその量子ビットへの応用(20241033)
【研究テーマ】マイクロ・ナノデバイス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】陽 完治 北海道大学, 量子集積エレクトロニクス研究センター, 教授 (60220539)
【キーワード】スピントランジスタ / スピン注入 / スピントロニクス / 量子計算 / 量子ドット (他13件)
【概要】インジウム砒素系化合物半導体と鉄電極界面における界面反応により生成される化合物がスピン注入効率をブロックしていることを界面の相図を調べることにより探索した。鉄系のスピン源を用いて観測されたスピントランジスタの電流振動が理論計算とよく一致していることを確認した。金コロイドを用いるインジウム砒素ナノワイヤの結晶成長の最適化を応用してナノワイヤスピントランジスタを作製し、スピン軌道相互作用に起因すると思...
❏量子情報組合せ論に基づく最適化とその量子情報科学基礎拡張の研究(17300001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子情報理論 / Bell不等式 / 組合せ的凸多面体理論 / 最適化 / 量子通信路容量 (他15件)
【概要】本研究では、量子非局所性解析のための組合せ論と量子非局所性の最大破れに関する研究を最適化のアプローチから進め、量子情報幾何空間での計算幾何を展開してこの空間での近接構造を解明し、量子通信路容量計算という最適化問題への適用を行った。また関連する最適化問題に関する代数幾何的研究も進めた。 量子非局所性の解明を進め、古典力学系では表現できない量子的相関について精緻に解析し、量子情報の真の量子性を示すため...
【情報学】情報学フロンティア:最適化量子もつれを含む研究件
❏量子最適化計算の拡張定式化による新基軸確立とその古典・量子計算両面での問題解決(15H01677)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子計算 / 量子最適化 / 量子回路設計 / 量子グラフ状態 / エクスパンダグラフ (他30件)
【概要】量子計算の優位性をBell不等式の破れの周辺で理論・実験的に検証することに取り組んだ。一般化Bell不等式とカット多面体の関係を踏まえ、量子グラフ状態に対するスケーラブルな不等式を、近似量子コンピュータで実験して破れを検証した。足切り横断マトロイドの多面体の拡張定式化の直接的な多項式オーダの記述法を与えた、最大カット問題を近似的に解く古典・量子の近似最適化法を解析した。エクスパンダグラフを用い量子...
❏量子情報組合せ論に基づく最適化とその量子情報科学基礎拡張の研究(17300001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子情報理論 / Bell不等式 / 組合せ的凸多面体理論 / 最適化 / 量子通信路容量 (他15件)
【概要】本研究では、量子非局所性解析のための組合せ論と量子非局所性の最大破れに関する研究を最適化のアプローチから進め、量子情報幾何空間での計算幾何を展開してこの空間での近接構造を解明し、量子通信路容量計算という最適化問題への適用を行った。また関連する最適化問題に関する代数幾何的研究も進めた。 量子非局所性の解明を進め、古典力学系では表現できない量子的相関について精緻に解析し、量子情報の真の量子性を示すため...
【数物系科学】物理学:量子輸送量子もつれを含む研究件
❏メゾスコピック複合系を利用した多体効果による量子状態の制御と観測の理論研究(21K03415)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】量子多体効果 / 局所フェルミ流体 / 量子ドット / 近藤効果 / 輸送現象 (他10件)
【概要】極低温で量子多体効果の起こっているカーボンナノチューブで作成された量子ドットの電流特性を、実験グループと協力し明らかにした。特に量子ドットに局所フェルミ流体状態が形成されるときの、電流のバイアス電圧に対する非線形特性も注目した。その結果、磁場やドット準位の変動に対する応答中に、既存の局所フェルミ流体論を超えた、フェルミ流体補正効果の実験観測において初めて成功した。フェルミ流体補正項は3体相関の寄与...
❏非平衡電子相関による電流揺らぎの解明とその解析手法の開発(16K17723)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】近藤効果 / 量子ドット / 非局所相関 / 量子輸送 / 量子相関 (他14件)
【概要】半導体ナノスケール素子によって組み上げられた人工量子系中で観測される、量子多体効果の性質を電流ゆらぎを用いて明らかにした。特に制御された素子の持つ対称性の効果と、多体効果によって形成された量子もつれ状態の特性を明らかにした。具体的にはカーボンナノチューブ量子ドットの近藤効果を磁場やゲート電圧、電極の接合を変化させることにより非線形電流や電流ゆらぎに現れる、フェルミ流体特性を超えた補正項の性質を実験...
【数物系科学】物理学:量子鍵配送量子もつれを含む研究件
❏有限資源を用いた連続変数の量子鍵配布(12F02793)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村尾 美緒 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (30322671)
【キーワード】量子暗号 / 連続変数 / 不確定性原理 / 安全性証明 / 量子相関 (他11件)
【概要】今年度は、昨年度までの研究によって得られた量子メモリー効果を考慮した不確定性関係を応用することによって、サイズ効果・量子メモリー効果が存在するより厳しい状況においても安全な連続変数の量子鍵配布を保証する量子鍵の生成レートを求めるための研究を行った。特に現在のテクノロジーにおいて15km以上の距離における安全な量子鍵配布を保証する、という現実的な設定の解析を行った。統計的解析の改善と、実験設定に対応...
❏量子力学の相補性を利用した量子情報処理の研究(20540389)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小芦 雅斗 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (90322099)
【キーワード】相補性 / 量子暗号 / 量子鍵配送 / 量子もつれ / DPS-QKD (他12件)
【概要】量子力学の相補性に基づいた量子鍵配送方式のセキュリティ理論を構築した。この方法は、原理的には、あらゆる量子鍵配送方式に適用することができる。現実的な装置を用いたいくつかの量子暗号方式について、セキュリティの証明を行った。また、異なる視点から量子相関の大きさを操作的に定義し、相互の普遍的な関係式を導くことで、量子もつれ、秘匿通信、および相補性という相異なる量子性の発現の定量的な関係を明らかにした。...
【数物系科学】物理学:近藤効果量子もつれを含む研究件
❏メゾスコピック複合系を利用した多体効果による量子状態の制御と観測の理論研究(21K03415)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】量子多体効果 / 局所フェルミ流体 / 量子ドット / 近藤効果 / 輸送現象 (他10件)
【概要】極低温で量子多体効果の起こっているカーボンナノチューブで作成された量子ドットの電流特性を、実験グループと協力し明らかにした。特に量子ドットに局所フェルミ流体状態が形成されるときの、電流のバイアス電圧に対する非線形特性も注目した。その結果、磁場やドット準位の変動に対する応答中に、既存の局所フェルミ流体論を超えた、フェルミ流体補正効果の実験観測において初めて成功した。フェルミ流体補正項は3体相関の寄与...
❏非平衡電子相関による電流揺らぎの解明とその解析手法の開発(16K17723)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】近藤効果 / 量子ドット / 非局所相関 / 量子輸送 / 量子相関 (他14件)
【概要】半導体ナノスケール素子によって組み上げられた人工量子系中で観測される、量子多体効果の性質を電流ゆらぎを用いて明らかにした。特に制御された素子の持つ対称性の効果と、多体効果によって形成された量子もつれ状態の特性を明らかにした。具体的にはカーボンナノチューブ量子ドットの近藤効果を磁場やゲート電圧、電極の接合を変化させることにより非線形電流や電流ゆらぎに現れる、フェルミ流体特性を超えた補正項の性質を実験...
【数物系科学】物理学:物性理論量子もつれを含む研究件
❏対称性で多様化したトポロジカル相の基礎理論の構築と実現法の提案(18K03446)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】古川 俊輔 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (50647716)
【キーワード】物性理論 / トポロジカル秩序 / 冷却原子系 / 人工ゲージ場 / 量子ホール効果 (他8件)
【概要】本研究課題は、対称性により多様化したトポロジカル相(symmetry enriched topological相; SET相)について、具体例の構築、実現法の提案、情報論的・操作論的特徴づけを行うことを目的としている。その舞台として、冷却原子系を中心に理論的研究を進めている。2021年度の成果は以下の2点である。 [1] 磁場中の第二種超伝導体と同様に、人工磁場中のボース・アインシュタイン凝縮体(...
❏非平衡電子相関による電流揺らぎの解明とその解析手法の開発(16K17723)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】近藤効果 / 量子ドット / 非局所相関 / 量子輸送 / 量子相関 (他14件)
【概要】半導体ナノスケール素子によって組み上げられた人工量子系中で観測される、量子多体効果の性質を電流ゆらぎを用いて明らかにした。特に制御された素子の持つ対称性の効果と、多体効果によって形成された量子もつれ状態の特性を明らかにした。具体的にはカーボンナノチューブ量子ドットの近藤効果を磁場やゲート電圧、電極の接合を変化させることにより非線形電流や電流ゆらぎに現れる、フェルミ流体特性を超えた補正項の性質を実験...
【数物系科学】物理学:量子テレポーテーション量子もつれを含む研究件
❏導波路型の光パラメトリック増幅器を用いた連続波スクイーズド光の高レベル化の研究(22760044)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】政田 元太 玉川大学, 量子情報科学研究所, 准教授 (80439538)
【キーワード】パラメトリック過程 / 量子エンタングルメント / 導波路 / スクイーズド光 / 量子テレポーテーション
【概要】スクイーズド光を使った量子テレポーテーションの演算回路の光集積化を実現するための要素技術を研究した。光集積化のためには導波路素子を使いこなす技術の開発が重要である。本研究では導波路型のスクイーザーを用いることにより、連続波スクイーズド光の生成に成功した。また導波路型のビームスプリッターをいた手法によりEPRビームを生成し、量子エンタングルメントの検証を行った。 ...
❏光を基軸とした多キュビット量子制御(21102008)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】新学術領域研究(研究領域提案型)
【研究期間】2009-07-23 - 2014-03-31
【研究代表者】小芦 雅斗 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90322099)
【キーワード】量子インターフェース / 波長変換 / 量子もつれ / デコヒーレンスフリー部分空間 / W状態 (他15件)
【概要】様々な物理系の中で、光は、遠く離れた二地点間で量子情報をやりとりするための通信媒体として使える唯一の物理系である、という独特の役割を担っている。我々は、光の量子的な特性や、その光に載せた量子情報を保存したまま光子の波長を変える量子インターフェースを開発し、変換時の忠実度90%以上を達成した。これは、様々な物質系の量子情報を、通信用光ファイバーを用いて遠くへ伝送する際に重要となる技術である。また、我...
❏スーパーデンスコーディングの研究(14340118)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】古澤 明 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90332569)
【キーワード】スーパーデンスコーディング / 量子エンタングルメント / 量子テレポーテーション / 量子光学 / EPRビーム
【概要】本研究では、スクイーズド光を用いて、連続量の量子エンタングルメントを生成し、その制御さらにスーパーデンスコーディング実験を行うことを目的とした。 具体的な成果としては、 1.連続量量子エンタングルメントの制御を目的として、マルチパータイトエンタングルド状態を生成し、それを用いて量子テレポーテーションネットワーク実験を行った。結果は任意の2者間で量子テレポーテーションに成功した。(CLEO/QELS...
【数物系科学】物理学:量子暗号量子もつれを含む研究件
❏有限資源を用いた連続変数の量子鍵配布(12F02793)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村尾 美緒 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (30322671)
【キーワード】量子暗号 / 連続変数 / 不確定性原理 / 安全性証明 / 量子相関 (他11件)
【概要】今年度は、昨年度までの研究によって得られた量子メモリー効果を考慮した不確定性関係を応用することによって、サイズ効果・量子メモリー効果が存在するより厳しい状況においても安全な連続変数の量子鍵配布を保証する量子鍵の生成レートを求めるための研究を行った。特に現在のテクノロジーにおいて15km以上の距離における安全な量子鍵配布を保証する、という現実的な設定の解析を行った。統計的解析の改善と、実験設定に対応...
❏量子力学の相補性を利用した量子情報処理の研究(20540389)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】小芦 雅斗 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (90322099)
【キーワード】相補性 / 量子暗号 / 量子鍵配送 / 量子もつれ / DPS-QKD (他12件)
【概要】量子力学の相補性に基づいた量子鍵配送方式のセキュリティ理論を構築した。この方法は、原理的には、あらゆる量子鍵配送方式に適用することができる。現実的な装置を用いたいくつかの量子暗号方式について、セキュリティの証明を行った。また、異なる視点から量子相関の大きさを操作的に定義し、相互の普遍的な関係式を導くことで、量子もつれ、秘匿通信、および相補性という相異なる量子性の発現の定量的な関係を明らかにした。...
【数物系科学】物理学:量子光学量子もつれを含む研究件
❏局所ドーピング構造半導体による量子相関光子の生成および制御(24360004)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】矢口 裕之 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (50239737)
【キーワード】半導体 / 光物性 / エピタキシャル成長 / 量子光学 / 単一光子 (他13件)
【概要】原子層ドーピングを利用して、窒素原子およびエルビウム原子局所ドーピング構造半導体を作製し、量子情報通信において重要な役割を担う完全ランダム偏光かつ優れた波長再現性を有する単一光子および量子もつれ光子対の高効率生成を目指した。窒素原子局所ドーピング構造半導体を用いて、量子もつれ光子対生成に応用できるランダム偏光の励起子分子および励起子発光の観測に成功した。エピタキシャル成長中のエルビウム原子の表面偏...
❏シリコンフォトニクス技術を用いた光子量子回路の集積化の研究(22360034)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】武居 弘樹 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 主幹研究員 (60393790)
【キーワード】シリコンフォトニクス / シリコン細線導波路 / フォトニック結晶 / 量子もつれ / 量子光学 (他8件)
【概要】シリコンフォトニクス技術を用いて、光子を用いた大規模な量子情報処理を行うために必要な「集積化量子光回路」を実現するための基盤技術を確立した。具体的には、ワンチップ集積化シリコン細線導波路による偏波もつれ光子対発生源、シリコンフォトニック結晶結合共振器光導波路中のスローライト効果を用いた高効率量子相関光子対発生源および量子バッファなどを実現した。 ...
❏スーパーデンスコーディングの研究(14340118)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】古澤 明 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90332569)
【キーワード】スーパーデンスコーディング / 量子エンタングルメント / 量子テレポーテーション / 量子光学 / EPRビーム
【概要】本研究では、スクイーズド光を用いて、連続量の量子エンタングルメントを生成し、その制御さらにスーパーデンスコーディング実験を行うことを目的とした。 具体的な成果としては、 1.連続量量子エンタングルメントの制御を目的として、マルチパータイトエンタングルド状態を生成し、それを用いて量子テレポーテーションネットワーク実験を行った。結果は任意の2者間で量子テレポーテーションに成功した。(CLEO/QELS...
【数物系科学】物理学:量子情報量子もつれを含む研究件
❏量子最適化計算の拡張定式化による新基軸確立とその古典・量子計算両面での問題解決(15H01677)
【研究テーマ】情報学基礎理論
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子計算 / 量子最適化 / 量子回路設計 / 量子グラフ状態 / エクスパンダグラフ (他30件)
【概要】量子計算の優位性をBell不等式の破れの周辺で理論・実験的に検証することに取り組んだ。一般化Bell不等式とカット多面体の関係を踏まえ、量子グラフ状態に対するスケーラブルな不等式を、近似量子コンピュータで実験して破れを検証した。足切り横断マトロイドの多面体の拡張定式化の直接的な多項式オーダの記述法を与えた、最大カット問題を近似的に解く古典・量子の近似最適化法を解析した。エクスパンダグラフを用い量子...
❏量子情報組合せ論に基づく最適化とその量子情報科学基礎拡張の研究(17300001)
【研究テーマ】情報学基礎
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】今井 浩 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
【キーワード】量子情報理論 / Bell不等式 / 組合せ的凸多面体理論 / 最適化 / 量子通信路容量 (他15件)
【概要】本研究では、量子非局所性解析のための組合せ論と量子非局所性の最大破れに関する研究を最適化のアプローチから進め、量子情報幾何空間での計算幾何を展開してこの空間での近接構造を解明し、量子通信路容量計算という最適化問題への適用を行った。また関連する最適化問題に関する代数幾何的研究も進めた。 量子非局所性の解明を進め、古典力学系では表現できない量子的相関について精緻に解析し、量子情報の真の量子性を示すため...
❏半導体レーザーを用いた多者間量子テレポーテーションの研究(15740251)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】青木 隆朗 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (10343146)
【キーワード】量子情報 / 量子エンタングルメント / 直交位相成分スクイーズド光
【概要】前年度において生成に成功した連続量3者間量子エンタングルメントを用いて、3者間の量子テレポーテーション・ネットワークを構築した。連続量3者間量子エンタングルメントをアリス、ボブ、クレアの3者に分配し、この3者の間で任意の送信者・受信者の組み合わせにおいて量子テレポーテーションに成功すれば、3者間の量子テレポーテーション・ネットワークの構築に成功したといえる。ただし、2者間の量子テレポーテーションの...
【数物系科学】物理学:量子相関量子もつれを含む研究件
❏非平衡電子相関による電流揺らぎの解明とその解析手法の開発(16K17723)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】近藤効果 / 量子ドット / 非局所相関 / 量子輸送 / 量子相関 (他14件)
【概要】半導体ナノスケール素子によって組み上げられた人工量子系中で観測される、量子多体効果の性質を電流ゆらぎを用いて明らかにした。特に制御された素子の持つ対称性の効果と、多体効果によって形成された量子もつれ状態の特性を明らかにした。具体的にはカーボンナノチューブ量子ドットの近藤効果を磁場やゲート電圧、電極の接合を変化させることにより非線形電流や電流ゆらぎに現れる、フェルミ流体特性を超えた補正項の性質を実験...
❏有限資源を用いた連続変数の量子鍵配布(12F02793)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】村尾 美緒 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (30322671)
【キーワード】量子暗号 / 連続変数 / 不確定性原理 / 安全性証明 / 量子相関 (他11件)
【概要】今年度は、昨年度までの研究によって得られた量子メモリー効果を考慮した不確定性関係を応用することによって、サイズ効果・量子メモリー効果が存在するより厳しい状況においても安全な連続変数の量子鍵配布を保証する量子鍵の生成レートを求めるための研究を行った。特に現在のテクノロジーにおいて15km以上の距離における安全な量子鍵配布を保証する、という現実的な設定の解析を行った。統計的解析の改善と、実験設定に対応...
【工学】電気電子工学:スクイーズド光量子もつれを含む研究件
❏導波路型の光パラメトリック増幅器を用いた連続波スクイーズド光の高レベル化の研究(22760044)
【研究テーマ】応用光学・量子光工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】政田 元太 玉川大学, 量子情報科学研究所, 准教授 (80439538)
【キーワード】パラメトリック過程 / 量子エンタングルメント / 導波路 / スクイーズド光 / 量子テレポーテーション
【概要】スクイーズド光を使った量子テレポーテーションの演算回路の光集積化を実現するための要素技術を研究した。光集積化のためには導波路素子を使いこなす技術の開発が重要である。本研究では導波路型のスクイーザーを用いることにより、連続波スクイーズド光の生成に成功した。また導波路型のビームスプリッターをいた手法によりEPRビームを生成し、量子エンタングルメントの検証を行った。 ...
❏測定フィードフォワードを用いた量子非破壊測定の研究(18340117)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】古澤 明 東京大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90332569)
【キーワード】量子非破壊測定 / スクイーザー / 量子エンタングルメント / スクイーズド光 / ユニバーサルスクイーザー (他8件)
【概要】本研究では、高レベルスクイーズド光の生成とそれによる高レベル量子エンタングルメントの生成、測定およびフィードフォワードを用いたユニバーサルスクイーザー、量子非破壊測定(量子非破壊相互作用)の実現を目的としている。具体的な研究成果は以下のようなものである。(1)周期分極反転KTiOPO_4(PPKTP)疑似位相整合結晶を非線形媒体とした光パラメトリック発振器(OPO)を作製し、高レベルスクイーズド光...
【工学】電気電子工学:単一光子量子もつれを含む研究件
❏LED等インコヒーレント光による高純度・大容量のエンタングルメント光子対発生器(18K19029)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】深津 晋 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60199164)
【キーワード】インコヒーレント光源 / LED励起 / 自発的パラメトリック下方変換 / 伝令付き単一光子発生 / Hong-Ou-Mandel2光子干渉 (他13件)
【概要】量子エンタングルメント(量子もつれ)は、量子物理・量子情報の根幹をなす概念であり、古典限界を打破する技術体系構築への鍵を握っている。エンタングルした光子対の生成には、非線形光学効果の一種である自発的パラメトリック下方変換が広く用いられてきたが、光子対の純度と生成レート間のトレードオフのために励起光源はレーザーなど高コヒーレンス光源に限定されてきた。本研究では、LEDなど安価にハイパワーが得られる低...
❏電流注入型量子もつれダイオードの研究(26420320)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中岡 俊裕 上智大学, 理工学部, 准教授 (20345143)
【キーワード】量子ドット / 発光ダイオード / サイドゲート / ナノコラム / 単一光子 (他9件)
【概要】本研究では、まず、研究蓄積の深いInAs自己量子ドットを用いて、コンパクトな実装に不可欠であるだけでなく、光の回折限界を超えた集積化、量子もつれを用いる集積化に重要な電流注入型サイドゲート素子の開発を行った。素子の作製プロセスおよびゲート制御に必要なフリップチップ型の実装及び測定手法の確立に成功した。達成したエネルギー変化量0.3meVは、これまでに量子もつれ状態作製に用いられている光励起型と同等...
❏局所ドーピング構造半導体による量子相関光子の生成および制御(24360004)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】矢口 裕之 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (50239737)
【キーワード】半導体 / 光物性 / エピタキシャル成長 / 量子光学 / 単一光子 (他13件)
【概要】原子層ドーピングを利用して、窒素原子およびエルビウム原子局所ドーピング構造半導体を作製し、量子情報通信において重要な役割を担う完全ランダム偏光かつ優れた波長再現性を有する単一光子および量子もつれ光子対の高効率生成を目指した。窒素原子局所ドーピング構造半導体を用いて、量子もつれ光子対生成に応用できるランダム偏光の励起子分子および励起子発光の観測に成功した。エピタキシャル成長中のエルビウム原子の表面偏...
【工学】土木工学:量子ドット量子もつれを含む研究件
❏メゾスコピック複合系を利用した多体効果による量子状態の制御と観測の理論研究(21K03415)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】量子多体効果 / 局所フェルミ流体 / 量子ドット / 近藤効果 / 輸送現象 (他10件)
【概要】極低温で量子多体効果の起こっているカーボンナノチューブで作成された量子ドットの電流特性を、実験グループと協力し明らかにした。特に量子ドットに局所フェルミ流体状態が形成されるときの、電流のバイアス電圧に対する非線形特性も注目した。その結果、磁場やドット準位の変動に対する応答中に、既存の局所フェルミ流体論を超えた、フェルミ流体補正効果の実験観測において初めて成功した。フェルミ流体補正項は3体相関の寄与...
❏非平衡電子相関による電流揺らぎの解明とその解析手法の開発(16K17723)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】阪野 塁 東京大学, 物性研究所, 助教 (00625022)
【キーワード】近藤効果 / 量子ドット / 非局所相関 / 量子輸送 / 量子相関 (他14件)
【概要】半導体ナノスケール素子によって組み上げられた人工量子系中で観測される、量子多体効果の性質を電流ゆらぎを用いて明らかにした。特に制御された素子の持つ対称性の効果と、多体効果によって形成された量子もつれ状態の特性を明らかにした。具体的にはカーボンナノチューブ量子ドットの近藤効果を磁場やゲート電圧、電極の接合を変化させることにより非線形電流や電流ゆらぎに現れる、フェルミ流体特性を超えた補正項の性質を実験...
❏電流注入型量子もつれダイオードの研究(26420320)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中岡 俊裕 上智大学, 理工学部, 准教授 (20345143)
【キーワード】量子ドット / 発光ダイオード / サイドゲート / ナノコラム / 単一光子 (他9件)
【概要】本研究では、まず、研究蓄積の深いInAs自己量子ドットを用いて、コンパクトな実装に不可欠であるだけでなく、光の回折限界を超えた集積化、量子もつれを用いる集積化に重要な電流注入型サイドゲート素子の開発を行った。素子の作製プロセスおよびゲート制御に必要なフリップチップ型の実装及び測定手法の確立に成功した。達成したエネルギー変化量0.3meVは、これまでに量子もつれ状態作製に用いられている光励起型と同等...
【工学】土木工学:発光ダイオード(LED)量子もつれを含む研究件
❏LED等インコヒーレント光による高純度・大容量のエンタングルメント光子対発生器(18K19029)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【研究代表者】深津 晋 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60199164)
【キーワード】インコヒーレント光源 / LED励起 / 自発的パラメトリック下方変換 / 伝令付き単一光子発生 / Hong-Ou-Mandel2光子干渉 (他13件)
【概要】量子エンタングルメント(量子もつれ)は、量子物理・量子情報の根幹をなす概念であり、古典限界を打破する技術体系構築への鍵を握っている。エンタングルした光子対の生成には、非線形光学効果の一種である自発的パラメトリック下方変換が広く用いられてきたが、光子対の純度と生成レート間のトレードオフのために励起光源はレーザーなど高コヒーレンス光源に限定されてきた。本研究では、LEDなど安価にハイパワーが得られる低...
❏電流注入型量子もつれダイオードの研究(26420320)
【研究テーマ】電子デバイス・電子機器
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】中岡 俊裕 上智大学, 理工学部, 准教授 (20345143)
【キーワード】量子ドット / 発光ダイオード / サイドゲート / ナノコラム / 単一光子 (他9件)
【概要】本研究では、まず、研究蓄積の深いInAs自己量子ドットを用いて、コンパクトな実装に不可欠であるだけでなく、光の回折限界を超えた集積化、量子もつれを用いる集積化に重要な電流注入型サイドゲート素子の開発を行った。素子の作製プロセスおよびゲート制御に必要なフリップチップ型の実装及び測定手法の確立に成功した。達成したエネルギー変化量0.3meVは、これまでに量子もつれ状態作製に用いられている光励起型と同等...